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▼のだめが弾いた曲:セレクト商品

のだめカンタービレ (8)のだめカンタービレ (8) (詳細)
二ノ宮 知子(著)

「この作品を教えてくれた嫁に感謝!!」「千秋の過去が…」「祝・飛翔!!」「野田恵、歌うように、気ままに。」「のだめ大変身!!」


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番&第14番&第23番ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番&第14番&第23番 (詳細)
アシュケナージ(ウラディーミル)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲)

「普遍的な「三大ソナタ」の演奏」「最高の三大ソナタ」「とても良かった」


モーツァルト:2台Pのソナタモーツァルト:2台Pのソナタ (詳細)
ペライア(マレイ)(アーティスト), モーツァルト(作曲), シューベルト(作曲), ルプー(ラドゥ)(演奏)

「最強コンビだね」「言わずと知れた名盤・・・」


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番&第9番ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番&第9番 (詳細)
アシュケナージ(ヴラディーミル) パールマン(イツァーク)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), パールマン(イツァーク)(演奏), アシュケナージ(ヴラディーミル)(演奏)

「文句無しの名曲に文句無しの名演」「におい立つ名演」「名演を約束された組み合わせだけれど」


ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第3番 「英雄」ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第3番 「英雄」 (詳細)
カツァリス(シプリアン)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲)

「素晴らしいに尽きる見事な演奏!」「悲しすぎる「葬送行進曲」」「カツァリスとしては70%」


バルトーク:ピアノ曲集バルトーク:ピアノ曲集 (詳細)
コチシュ(ゾルターン)(アーティスト), バルトーク(作曲)

「緊張感のバランスが最高」「コチシュの世界を堪能!」「ハンガリー魂を日本人の耳に」「野蛮さと若さの結合」「異国の香りのする力強い表現力」


ショパン:幻想即興曲ショパン:幻想即興曲 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)

「笑顔が・・・」「気品あるショパン」「安心して聴けるショパン」「違和感があるかも」


ラプソディ・イン・ブルーラプソディ・イン・ブルー (詳細)
山下洋輔(アーティスト)

「迫力のピアノ、怒濤のピアノ」


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), アシュケナージ(ウラジミール)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。」「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!」「すばらしい!」「暗い森の音楽」「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!」


フランク & エルガー : ヴァイオリン・ソナタフランク & エルガー : ヴァイオリン・ソナタ (詳細)
五嶋みどり(アーティスト), エルガー(作曲), フランク(作曲), マクドナルド(ロバート)(演奏)

「ピアノの旋律にも耳を傾けて」「世界に通用する五嶋みどり」「貴重なCD」「エルガーの「熱さ」」「値段安いですよね、内容の割には」


シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845 (詳細)
内田光子(アーティスト), シューベルト(作曲)

「日本人である私を意識したシューベルトのソナタ16番」


J.S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(ヤンドー)J.S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(ヤンドー) (詳細)
Naxos


ショパン:12の練習曲ショパン:12の練習曲 (詳細)
ポリーニ(マウリツィオ)(アーティスト), ショパン(作曲)

「ショパンのエチュードの演奏の最高峰の1つ」「これ以上なにをお望みですか?」「歴史的名盤」「これ以上のショパンはない断言します」「バイブル」


リスト:超絶技巧練習曲集リスト:超絶技巧練習曲集 (詳細)
小菅優(アーティスト), リスト(作曲)

「バランスのとれた演奏」「紛れもなく人間の奏でる音楽」「バランスの取れた名演」「傑作」「ぜひ生演奏を。」


ドビュッシー : 12の練習曲/仮面/喜びの島ドビュッシー : 12の練習曲/仮面/喜びの島 (詳細)
ルビエ(ジャック)(アーティスト), ドビュッシー(作曲)


モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集2モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集2 (詳細)
ピリス(マリア=ジョアオ)(アーティスト), モーツァルト(作曲)

「名人芸は聴けないけれど、名盤だと思います。」


シューマン:ピアノ・ソナタ第2番/シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番シューマン:ピアノ・ソナタ第2番/シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 (詳細)
ペライア(マレイ)(アーティスト), シューマン(作曲)

「イメージが変わりました。」


ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章 (詳細)
ポリーニ(マウリツィオ)(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), プロコフィエフ(作曲), ブーレーズ(作曲), ヴェーベルン(作曲)

「思い出の名盤。」「歴史的録音!」「LP2枚分を1CDに収録した超お買い得品!」「史上空前の演奏」「ポリーニの偉業」


▼クチコミ情報

のだめカンタービレ (8)

・「この作品を教えてくれた嫁に感謝!!
久々に【漫画】にはまりました。私が音楽好き(主にハードロック)という事で嫁から勧められてはいたのですが【クッラシック】という題材になかなかその一歩を踏み出す事の出来なかった私に訪れた【過労で一週間入院】という臨時休暇・・・有り余る時間を無駄に消費しようと読み始めた本作品第1巻…大部屋で他の患者もいるのもかえりみずの大爆笑!!

私の第一印象は【抜群のセンスを兼ね備えたギャグ漫画】です。当初はのだめの天然ギャグセンスとこれまたチアキの天然っぷり、そして本編に何ら影響を与えることの無いさりげなく書かれたギャグにばかり目が行ってしまったが、何度も読み返すうちに興味は無いのに作品内に登場するクッラシックの名曲の数々を聞きたくなるから不思議です。何だかんだ言っても作品の本質に【クラッシック】が生きているんだなあと感じました。演奏シーンを実際にその曲を聞きながら何度も読み返すと雰囲気を感じる事ができるのでお勧めですよ!私的には退屈だとばかり思っていた【クラッシックミュージック】を興味深く聞く事が出来ました。こんなにメリハリの利いた素晴らしい作品はなかなか有りませんよ。

ビバのだめ!ビバ二ノ宮先生!!な作品です。 

・「千秋の過去が…
千秋の飛行機恐怖症、その本当の原因が明らかに。自分の目標を見据えて一段一段確実に階段を上って行く千秋を見て、のだめにもついに変化が表れます。あののだめちゃんに、的確なアドバイスを与えられる千秋ってほんとすごい。そして、その千秋の一言で演奏ががらりと変わるのだめちゃん、とっても可愛いです。

千秋はのだめが、のだめは千秋が、前に進んで行けるよう、そっと背中を押してあげていて、そんな二人の距離がまた良いです。特にのだめちゃん、引き留めるより憑いて行こうという姿勢が好きです!黙っていれば、千秋は国内から出られないのに…。

のだめと千秋だけでなく、みんながお互いに良い影響を受けあって成長していく姿も、このまんがの魅力の一つかな、と思います。話は盛り上がっていて、この先がほんとに楽しみです!

・「祝・飛翔!!
のだめの変テコ催眠術によりトラウマ克服(?)飛行機に乗れた千秋。とりあえずおめでとう!!でも余計な催眠までかけられて、何故か北海道に・・そして訳わからずカニを大量に買い求める千秋(笑・のだめへの土産)でも、これで海外留学が可能になったわけだ・・RSオーケストラの公演も大成功をおさめ、こちらも順調。これからどうするのか?

のだめは千秋に少しでも追いつくため、ピアノコンクールに挑戦。ハリセン宅に合宿猛特訓。でも振り回されているのはハリセン(笑)やる気になったのだめは今までとちょっと違います。これからますます彼女の才能が花開いていくのでしょう。のだめも千秋も頑張りどころ。これからどうなっていくのか楽しみです。

・「野田恵、歌うように、気ままに。
私は男性で、しかも少女漫画(と言って良いのでしょうか?)は以前読んだ「ちびまる子ちゃん」くらいで、最近読んでいる「ハチミツとクローバー」だけなのですが、この「のだめカンタービレ」(最近やっとカンタービレって言えるようになりました!)にははまっちゃいました。

絵も好みの絵ですし、恋愛まみれじゃない少女漫画ってことで少年漫画育ち(むしろ活字畑の人間ですが)にも十分楽しめる、どころか、超おすすめ!読まなきゃ損すること必至!な作品だと思い、ここに推薦文(になっているか不明)を書かさせていただきました。どうも。

・「のだめ大変身!!
このマンガ ホント面白い。ここまで読んできて買うのをやめる人なんているわけない。レビューを書く意味なんてあるのか?とは思うけど、感想が書きたい。

天才って いったいどうなってるのだろう? ハリセン教師をして教え方がわからないと嘆かせる のだめの異才が恐ろしい。千秋とふたりで演奏するシーンが一番好きな私としては、その点でこの巻は淋しかったけど、世界が広がる予感が期待を膨らませる。今日 新刊が出たばかりだけど、早く続きが読みたいっっ!!

のだめカンタービレ (8) (詳細)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番&第14番&第23番

・「普遍的な「三大ソナタ」の演奏
「悲愴」「月光」「熱情」・・・いわゆるベートーヴェンの三大ソナタである。もっともポピュラーなソナタの組み合わせはベートーヴェン入門としても人気が高く、この組み合わせのCDは相当な数に上るに違いない。そして名演も数多いが消えて行くものも少なくない・・・

中にあって、発売当初から再版が重ねられ、常に高いクオリティーによって支持されてきたのがこのアシュケナージ盤である。録音は80年代に行われおり、このピアニストの一つのスタイルが究極点に達したころの録音と考えていいだろう。まず音色の絶対的な美しさ!これは例え様もない、代え難い美点である。熱情冒頭の情熱的な和音の連打、月光の終楽章の運動的美学を追求したソノリティの完璧さ!どこをとっても申し分ない。逆にその申し分のなさが欠点かもしれないが、それはないものねだりだろう。

私も音楽フアンを続けて様々な音楽を聴くようになったが、「いいものはいいんだ!」と屈服させられる名曲と名演。それがこのアルバムの本質であろう。

・「最高の三大ソナタ
現在はN響の音楽監督であるアシュケナージによるベートーヴェンの三大ソナタ。雑誌などを見るとよくシュナーベル盤やバックハウス盤などが推薦されていますが、私はこのアシュケナージ盤を推薦します。それぞれのピアノソナタの個性をよくとらえていて、特に23番「熱情」は絶品です。特にあの第3楽章は一度聞いたら忘れられなくなるほどのインパクトを与えてくれました。他の2曲ももちろんアシュケナージらしさが出ていて、とてもいいです。若かりしころのアシュケナージの傑作。

・「とても良かった
芸術は人の好みにより評価が分かれてしまうが、このアシュケナージの演奏は非常にオーソドックスな演奏で誰でも好きになるのではないだろうか。とても良かった。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番&第14番&第23番 (詳細)

モーツァルト:2台Pのソナタ

・「最強コンビだね
ペライアもルプーも似たもの同士な気がする。

互いに同じような音を出す。

弱音は両者とも素晴らしいものを持つ。

・「言わずと知れた名盤・・・
とは言え、このモーツァルトを聴くにつけ、人間の頭でこんなに完璧なモノが創り出せること自体が不思議で仕方がない。こいつは本当に人間なのか(だったのか)。

モーツァルト:2台Pのソナタ (詳細)

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番&第9番

・「文句無しの名曲に文句無しの名演
文句無しの名曲に文句無しの名演という組み合わせがある。このアルバムもまさにそんな一枚だ。

ベートーヴェンのクロイツェルとスプリング。これは古今東西のヴァイオリンソナタ中でも名曲中の名曲である。そしてイツァーク・パールマンのヴァイオリン、ウラディーミル・アシュケナージのピアノ。これまた天下一品だ。良くないはずがない。

クロイツェルの冒頭、パールマンのすっとスタイルのよい、しかし豊穣なヴァイオリンは鮮やかに曲を開始する。見事な高揚感と適度な圧力であり、音程も抜群にいい!そしてアシュケナージのピアノが加わる。素晴らしい音色。そして作品との見事の距離感。安定した優しさと、ここぞというときの迫力。大家の演奏とはこいうものだ。

この演奏が出るまでは、オイストラフやスーク、シェリングやティボーといったヴァイオリニストの録音があった。しかしこの演奏は既成の名演とも一線を画している。それまでこの曲は職人芸というか、格調と重みといったものが重宝されていたように思う。しかし、このパールマン・アシュケナージ盤は一切の既成の価値観を意識せず、何度も録音・演奏されてきたこの楽曲にまったく新鮮な薫風を送りこんだ。そしてその演奏の美しく力強いこと!この名演がこの名曲のイメージさえも一新させてしまったと言えるだろう。これは革命的な演奏でもあったのである。

ちなみにスプリングソナタも勿論文句無し!音楽の楽しみここに極まれりといった胸のすく快演だ。

・「におい立つ名演
個人的にはクロイツェルは通常の名演だと思いますが、スプリングは出だしのにおい立つような演奏だけで最高ランクの価値あり!と云ってもLPで聴いた時の話で申し訳ない。

・「名演を約束された組み合わせだけれど
確かにヴァイオリンもピアノも美しい。それは認めるが、それは表面的なこと。その表面を磨き上げた先に見えるものが、いまひとつ見えてこない。ただこの組み合わせで演奏すれば売れるからセッションをしたというだけの気がする。

事実、何の印象も残らない。

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番&第9番 (詳細)

ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第3番 「英雄」

・「素晴らしいに尽きる見事な演奏!
カツァリスのベートーヴェン=リスト編曲の交響曲は、どれも素晴らしい出来映えだと思います。この「英雄」交響曲は、私も22年前にライヴで聞き、大感激した演奏そのものです! あの感動をこのようにCDで、しかもロープライスで聞けるのは、うれしい限り。ピアノファンだけでなく、ベートーヴェンの交響曲が好き〜という人にも、一度は是非お聞きいただきたいカツァリスのベートーヴェンです。

ピアノで管弦楽曲を表現するのは確かに難しいんですけど、リストの譜面を少しいじってますが、シンフォニー的効果を出すため・・・と考えています。

・「悲しすぎる「葬送行進曲」
 この「エロイカ」も、全曲集の中の1枚。こちらも「田園」と同様、原曲のイメージを損ねないように弾かれていて、とてもいい。 「エロイカ」のタイトルどおり、堂々とした曲調をもった両端楽章もいいけど、それ以上に印象的だったのが、第2楽章の葬送行進曲だ。 この楽章は、原曲のオケバージョンだと、速めのテンポで演奏されることが多いのだが、カツァリスは、かなり遅めのテンポで弾いている。 オケバージョンと同じくらい、速いテンポで弾くと、軽薄な印象を受けてしまうが、遅めのテンポで弾くことで、この曲の持つ、沈痛で重苦しい気分が、前面に押し出される。 わたしも、この演奏を聴いていて、気分が沈みこんだほどだった。 心身ともに疲れているときには、聴けないかも・・・。 

・「カツァリスとしては70%
彼の演奏はまず綿密な楽譜検証から始まる。特にリスト編曲はオケをできるだけ再現しようと聞き手を惹く、様々な趣向が施されている。総合的に見れば、第九、第五"運命"に次ぐ出来ばえである。無論、他の編曲シリーズの部類と比較すれば群を抜いており、音響・テンポと共に聴き応えある演奏である。第1楽章の威容ある大胆さ、重厚な葬送行進曲を経て、軽やかだが音は堅固なスケルツォ、なだれ込む勢いの最終楽章。英雄の気高さ、堂々さをピアノ一台で表現した演奏は逞しく、素晴らしい。

ベートーヴェン (リスト編曲) : 交響曲第3番 「英雄」 (詳細)

バルトーク:ピアノ曲集

・「緊張感のバランスが最高
~生命力があふれていて、ひたむきで、テクニックはなんの問題もないんだけどなんとなく危うげな、それも若さのひとつで。ジャケットも録音もすばらしいし、あらゆる要素が"ベスト"というわけではないのかも知れないけど、全体として絶妙なバランスのとれた一枚。これが日本で録られたというところにもなんだか、一期一会を感じます。バルトークはいまひ~~とつ苦手だったのだけど、「組曲」や「杖踊り」など、とても気に入った曲ができて、いくつかは自分でも弾いてみたいと思ってます。しばらくは以前から持ってた他のバルトークのCDも楽しめそうです。今年のピアノアルバムで一枚選ぶとしたら、これです。(ほとんどジャケ写買いでしたが)~

・「コチシュの世界を堪能!
民族色豊かな曲揃いで特に舞曲ではコチシュならではの個性が感じられる。大胆かつ繊細、時に心弾む軽やかな音色は聴くものの心を捉えることであろう。

・「ハンガリー魂を日本人の耳に
私は西紀二十世紀最大の作曲家はバルトークだと思っている。何と言っても私にはポピュラー音楽など、クラシック音楽の芸術性の高さや精神性の深さに較べれば児戯にしか見えないし、そんな私から見ればポピュラー音楽の大スター等評価出来ないからだ。生前彼の最人気曲だったアレグロ・バルバロ、彼のピアノ曲の最高傑作である唯一のピアノ・ソナタ、弦楽合奏用にも編曲されている親しみ易いメロディーのルーマニア民族舞曲。バルトークのピアノ曲入門に此れ以上無い程の選曲だ。奏者はバルトークと同じ祖国で録音当時新進気鋭のゾルタン・コチシュ。録音場所は日本は東京の荒川区民会館。「日本人よ、バルトークをもっと聴いてくれ。」と言わんばかりの内容ではないか。此れを聴かねば日本人音楽ファンとしての名も廃ろうと云う物だ。バルトークが熱い魂でハンガリーを愛した様に、我々も此れを聴きながら祖国日本を愛そうではないか。

・「野蛮さと若さの結合
バルトークとコダーイがフランスで音楽活動を盛んに行っていた頃、とある音楽評論が彼らのことを「ハンガリーの野蛮人バルトークとコダーイ」と書かれたに対し、当てつけのようなタイトルで発表した「アレグロバルバロ」が痛快。当方は4種類所有(コチシェの新旧版、ラーンキ版、シャーンドル版)しているが、この版が最も野蛮なエネルギーを感じさせる演奏。一方で、「民謡による3つのロンド」は夢見るような甘い調べとダンスする音とが心地よい。のだめ漫画版のニナ・ルッツ音楽祭編で、のだめがレッスンを受けられなかった「組曲」も入っており、確かに彼女に演奏させるとさまになりそうな曲。

全体を聞いて感じられることは、微妙なテンポの揺れの心地よさ。このあたりのテンポの緩急は若い時分のコチシェの演奏の方が、再録の本人版やシャーンドル版のある程度、意識的に作ったようなテンポの緩急と比べると実に自然である。曲順も実によく、アレグロバルバロで一気に世界に引き込み、夢見るような民謡調、現代音楽風作品、耳なじみよい舞踏曲で締めるところも素晴らしい構成である。

最後に一つ指摘すべきは録音。会場はスタジオではなくホールを使用し、デンオン(今はデノン)自慢のPCM録音だが、激しい曲については、どう聞いても歪み一歩手前であり(コチシェのタッチも多少つぶれ気味だが)、ホールのエコーも拾ってか、迫力満点。

プログレファンは当然、アレグロバルバロがEL&Pの「未開人」の本歌であることはご承知のことと思うが、このCDはプログレファンにも最も推薦できるバルトークである(値段も安いし)。

・「異国の香りのする力強い表現力
コチシュの演奏するバルトークの世界力強くそして 時には繊細な素晴らしい演奏でした。さすが天才ピアニスト♪ 感動

バルトーク:ピアノ曲集 (詳細)

ショパン:幻想即興曲

・「笑顔が・・・
ピアノの美しさはもちろんですが、裏表紙の写真がとっても印象的でした!晩年のしわしわのルービンシュタインがにこっと目を細めて笑っているのですが、なんだかとっても素敵な笑顔で写真に見入ってしまいました・・・。私が知ってるお顔の中で一番しわしわで一番素敵な笑顔でした。

・「気品あるショパン
幻想即興曲は有名なフォンタナ版ではなく、ルービンシュタインが発見した版によるオリジナルの演奏が聴ける。フォンタナ版に少々食傷気味の方には、新鮮に思われるだろう。

いずれの演奏も、気品高く、正統派のショパンを表現している。音質も充分であるし、価格的にもお手頃である。

・「安心して聴けるショパン
初めてショパンの即興曲CDを手にしようとお考えの方に最適です。

ルービンシュタインの演奏は健全で気品があり、かつ正統な解釈がなされてあるので、良い意味で「基準軸」になり得ると思います。このCDを出発点として、アシュケナージ、ペライア、ホロビッツ、コルトー等と、幅を広げてはいかがでしょうか?

特にお子様に聴かせようとお考えであれば、良い選択になると思います。お薦めです。

・「違和感があるかも
正直言って「最高」とまでは言えないが、ショパンに対して忠実、堅実な、質の高い演奏である。特に幻想即興曲はショパンの自筆譜を使用しており、今世に出回っている楽譜とは異なるため違和感を覚えるかもしれない。作曲家の意思を尊重する気持ちが、ルービンシュタインの曲の解釈を支えているのであろう。

ショパン:幻想即興曲 (詳細)

ラプソディ・イン・ブルー

・「迫力のピアノ、怒濤のピアノ
”センチメンタル”を購入して山下洋輔にハマった私は、続いてこれを購入しました。このアルバムは、ラプソディ・イン・ブルーに尽きると思います。筒井康隆もライナーノートに書いているように、山下洋輔のむこうには何十人のオーケストラが居るのに違いありません。

うちの嫁さんにはイマイチ理解できないところもあるみたいなんですが、、、これから一生、何か一曲しか弾いてはいけない、ということになったらおそらくこの山下洋輔のラプソディ・イン・ブルーを選ぶでしょう。上手く真似できなくても、こういう弾き方をしてみたい、と思うのです。なにものにもとらわれずに、壮大に、自由に。

ラプソディ・イン・ブルー (詳細)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他

・「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。
グリモ-がデビュー当時から特別な感情を抱いていると言うラフマニノフのピアノ協奏曲です。グリモ-が良い。繊細さと優美さがあり、良い意味での若さが良い。ピアノ界の巨星であるアシュケナージが、グリモーを包み込むようにリードする。フィルハーモニア管弦楽団の演奏も良い。グリモーと言えば、幼い時から天才少女として注目を集めて来ましたが、一部のファンからはアイドル的に色眼鏡で見られた時期もありました。しかし、現在は誰も文句の付けようのない独自の世界を創造しています。近年は野生の狼の保護にも力を尽くし、公私ともに充実しているのでしょう。次期巨匠(もはや現在かも)の会心のラフマニノフです。録音も演奏現場の雰囲気を良く捉えており、音楽ファンのみならずオーディオマニアの方にもおすすめです。彼女の唄もしっかりと録音されています!(彼女は演奏中、唄っている事が多いのです)後半に入っているソロは、コンサートで弾く事も多く、コンサートに行かれた方には、感動の思い出となると思います。

・「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!
この可愛らしいジャケットを見てつい買ってしまいましたが(笑)演奏を聴いてビックリしました。とてもこの華奢な女性が弾いていると思えないような、冒頭のアルペジオ。恐ろしいまでにダイナミックなフォルテが聴いた低音でガンガンやるので、良い意味で裏切られました。

また、リリシズム溢れる豊かな表情や激しいパッセージも

難なく弾きこなしており、非常に面白さに富んだアルバムだと感じました。

ピアニストや指揮者、管弦楽団はどちらかというとニューフェイス、若さが溢れているので、やや直情的な印象は否めないと思います。しかしそれと引き換えに新鮮さが、このアルバムを魅力的なものにしているといえるでしょう。

・「すばらしい!
エレーヌ・グリモーのラフマニノフの2番はすばらしいできだと思います。とっても力強く情熱的に弾いてるとともに、この曲のロマンチックな見せ場はリリカルに優しく歌い上げていて他のピアニストに比べてあきらかにいいと思います!さらにコレッリの主題による変奏曲は幻想的で繊細な感じが出ててとっても魅力的な演奏です。絶対におすすめします!

・「暗い森の音楽
家にはラフマニノフ自身が弾いているピアノコンチェルト全曲と、グリモーさんの弾いているこのCDがあります。比べると同じ曲なのに全然違って聞こえるのでとてもびっくりします。わたしはグリモーさんの二番はとても好きです。冒頭の九拍、ダーン、ダーン、ダーン、ダーン、と、弱音から強音にクレッシェンドするところ、音が大きくなっていくだけのはずなのに、何か暗い森の扉が開いて、霧の中からピアノとオーケストラがせり出してくるような、強弱じゃなくて、前後に音が変わっていく立体的な音がします。どうやったらこんな音楽ができるんでしょう。

パパは叙情的な音楽は叙情的に弾いてはいけない、とよくいいます。グリモーさんは全然音を揺らさず、指に鋼鉄が入っているのではないかと思うような強くて濁らない打鍵で音楽をなぞっていきます。硬質な演奏なのにそれがとっても叙情的に聞こえる。わたしはこの演奏がとっても好きです。この世にある美しいものリストに入れています。

・「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!
私は、高校時代からラフマニノフのピアノ協奏曲2番を聴いていました。でも、映画音楽に使われたりしてpopularになり過ぎ、今一つ良いとは思いませんでした。しかし、以前通勤途中の車の中でNHKFMでグリモーのこの曲の演奏を聴いた時は、本当に素晴らしい曲(演奏も)だな(髭もじゃのオッサンピアニストかと思わせるほど、タッチが力強いし、叙情的なところは本当に柔らかく弾いていて…。)と思いました。それで早速CDを買い求め、毎日のように聴いていました。何度聴いても特に第二楽章の叙情性、切望(ラフマニノフの曲にはいつもある「憧憬の念」)が満ち溢れ、目がウルウル。車を運転していたものだから危なかった程。色々この曲のCDを持っていますが私はこれが一押し。後半に入っている曲も素晴らしい。グリモーはラフマニノフに特別の思いを持っているのでしょうね。彼女のデビューもラフマニノフの曲だったとか。是非一聴を!

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)

フランク & エルガー : ヴァイオリン・ソナタ

・「ピアノの旋律にも耳を傾けて
フランクのソナタ、エルガーのソナタ両方とも、ヴァイオリンソナタですが、実は両方ともヴァイオリンとピアノのためのソナタというのが正しい。

ピアノの旋律にもぜひ耳を傾けてください。フランクのソナタ第4楽章は、ピアノから始まり、1小節遅れでヴァイオリンが、ピアノとまったく同じ旋律を奏で、カノンのように追いかけていきます。エルガーのソナタ第1楽章は、ヴァイオリンとピアノが鮮烈に奏で始めます。第2楽章は"森の音楽"にふさわしく、幻想的な空気が流れています。

五嶋みどりがグァルネリの美音をさらに流麗に奏で、ロバート・マクドナルドのピアノと対を為して、美しい旋律を披露しており、聴く者をうっとりとさせてしまうでしょう。

・「世界に通用する五嶋みどり
ヴァイオリンソナタの中でも、もっとも美しく気品にあふれるフランクの晩年の傑作のヴァイオリンソナタ。そして、中庸の美をもって知られる近代イギリスの代表的作曲家エルガーのロマンチックなヴァイオリンソナタ。フランクの高揚した気分、エルガーの深い憂愁が的確に演奏されています。ロバート・マクドナルドのピアノもすばらしく対応しています。持って行って損の無い1枚です。ベストクラシック100での再発売で、価格も安くなっておりお得です。

・「貴重なCD
フランクのヴァイオリン・ソナタは多くの著名なヴァイオリニストが録音を残しているが、なぜかエルガーのヴァイオリン・ソナタは少ない。どことなく威厳を感じる曲で、他の作曲家には無い曲調が印象的だった。

恥ずかしながら、のだめカンタービレを読んで聴いてみたいと思ったのだが、のだめが無ければエルガーのヴァイオリン・ソナタを知ることすらできなかったと思う。のだめにも感謝。

・「エルガーの「熱さ」
のだめカンタービレで一躍有名になった(?)エルガーのヴァイオリンソナタとヴァイオリンソナタで最も美しいとも言われるフランクのカップリング。両A面っていう感じのCDですが、個人的におすすめは断然エルガー。日本ではあまり交響曲、室内楽ともに評価がそんなに高くない作曲家ですが、やはり孤高の芸術家として時代の中に一つの大きな足跡を残したことはまぎれもない事実。そんな彼特有の「熱さ」、魂が伝わる演奏だと思います。

・「値段安いですよね、内容の割には
正直「のだめカンタービレ」を読むまではエルガーにこんな繊細なヴァイオリン・ソナタがあるなんて知らなかった。

それ以上の収穫はフランクのヴァイオリン・ソナタ。言葉通り、本当に美しい。それでこのお値段はお得だ。

フランク & エルガー : ヴァイオリン・ソナタ (詳細)

シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845

・「日本人である私を意識したシューベルトのソナタ16番
シューベルトのソナタは、素晴らしい作品で、世界中のどこでも通用する価値を持っているけれども、同時に非常にローカルで、方言で話されているような感じを抱くことがある。シューベルトのソナタでは、長いことリヒテルの演奏を愛してきた。それは彼の演奏が上記の両方の要素を含み、そしてどちらかというとローカルな、そこの空気を吸い、物を食らった人でないとわからないような味わいを漂わせていたからだ。しかし内田光子の演奏は、ローカルでわかりにくい方言を話すシューベルトという男を磨き上げ、ローカルであると同時に、嬉しいことに日本人の回路で理解できる演奏にしてくれている。シューベルトのソナタ16番は彼自身会心の作と考えていたようだが、まさにその通りの作品である。なおこの作品も二ノ宮知子の音楽漫画「のだめカンタービレ」に登場した(と思う)。こういう演奏を聴くと、自分が日本人であることを意識する。内田さんにとってはこういう評言は不本意かもしれないが、でも素晴らしい演奏であると私は思う。

シューベルト : ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845 (詳細)

ショパン:12の練習曲

・「ショパンのエチュードの演奏の最高峰の1つ
この CDには色々な感想があるようですが、私の感想を書かせてもらいます。

技巧に偏っているという意見を見ますが、もともとこのショパンのエチュードは高度な技巧の上で如何にそのメロディーを歌わせるかの練習曲ですよね。それに曲に題名をつけることを好まなかったショパンはもともとあの有名な「別れの曲」とか「革命」とか「木枯らし」とかも、題名はつけていませんよね。それは、後の人が勝手につけたもので、映画やその他の影響で、その曲の雰囲気をこうだと決めつけるのは良くないように思います。私はむしろこのポリーニの演奏はそういった後から付いてきたもの完全に排し、全く違う次元で彼の完璧な技巧のもとにショパンが真にこのエチュードに求めたであろうメロディーを追求したものであるように思います。

もちろん、他の演奏者のエチュードも良いものがたくさんあります。私も好きな演奏が他にもいくつもあります。それは人の好みもあるでしょう。ケンプとバックハウスのベートーベンのソナタがどちらもすばらしい演奏であるのと同じだと思います。間違いなくこのCDはショパンのエチュードの最高峰の1つだと思います。

・「これ以上なにをお望みですか?
あれは30年以上前、私がまだ貧乏学生の頃、ふらりと寄ったレコード屋の店先で見つけたこのレコードの帯には「これ以上なにをお望みですか?」とひとことだけ書かれていた。その「ひとこと」に惹かれて、生まれて初めて私はクラッシック音楽のLPを買った。

そして聴いてぶったまげた!こんなことが本当に人間にできるのだろうか・・・と。あまりの衝撃に来る日も来る日も聴き続けて、とうとうLPレコードが擦り切れてしまい、半年後には新しく買いなおした。

それ以来私はポリーニにはまり、ショパンにはまり、クラシック音楽の世界に引きずり込まれてしまった。

今では私の書斎には500枚を超えるクラッシック音楽のCDがある。クラッシク音楽は私の心のささえである。ある時は癒され、ある時は叱咤激励され、ある時はあまりの感動に涙し・・・と数え切れないほど多くのことを、たくさんの作曲家の音楽から学んだ。

良い音楽は人生を豊かにしてくれる・・・私にとって全ては「この1枚」から始まった。ポリーニに「ありがとうと」言いたい。あなたのこの演奏は「人類の文化遺産」です。ショパンにも「ありがとう」と言いたい。自分の命を削りながら、心に染み入る良い音楽をいっぱい作曲してくれて。

そしてまだ、このCDを聴いたことのない若い人にこの言葉を送ります。「これ以上なにをお望みですか?」

・「歴史的名盤
1960年ショパン国際ピアノコンクール優勝者。審査委員長のルービンシュタインに「テクニックは此処にいる審査委員の誰よりも巧い」っと言わせたエピソードは余りにも有名。そんなポリーニの1972年の録音。完璧な演奏。テクニック、表現解釈、パワー、スピード、音色、どれをとっても文字通り「完璧」。エチュードの録音は数多くあるが、これが一番! 自信を持って明言できる。間違いなく、歴史に残る名盤である。

・「これ以上のショパンはない断言します
僕が究極のショパン演奏と思っている演奏が二つある。一つが本アルバム。もう一つがディヌ・リパッティのブザンソンである。二つの演奏はショパンの対極にありながらどちらも聴くたびに感動と新発見と驚きを覚えずにはいられない。

10指の完全なコントロール。これこそがポリーニを表現する最も適切な言葉ではないだろうか。これ以上のテクニックを持った練習曲が今後現れるとは僕にはとても思えない。

これ以上のショパンはないと断言します。

・「バイブル
ポリーニの様に、賛否両論の激しいピアニストも珍しい。同じ頃にショパン・コンクールで優勝したアルゲリッチなら、こんなに貶す人はいないだろう。”機械”、”冷徹”、云々。。。でも、じっとこの演奏に耳を傾けて欲しい。ショパンのエチュードの数学的な美しさ、そして歌が溢れているではないか!ミケランジェリの元で研鑽を積んだポリーニのテクニックとニュアンスが、鍵盤に思い切りぶつけられている様を見て、激しく感動せずにはいられない。こんなに正確に、こんなに生き生きとエチュードを弾けるピアニストは、そうはいるまい。一曲目が余りに強烈な印象なので、テクニックだけのピアニストと言われがちだが、他のピアニストのエチュード集等と較べてみると、飛びぬけて速い訳ではない。ミケランジェリの様に、無駄なものをそぎ落とし、かつポリーニ自身の透明な感覚が、これらの曲を鮮やかに浮かび上がらせているのではないだろうか。

ショパン:12の練習曲 (詳細)

リスト:超絶技巧練習曲集

・「バランスのとれた演奏
リストの超絶技巧エチュードは好きで、いろいろな演奏を聴いている。小菅さんは演奏当時、まだ20歳のお嬢さんということで、正直あまり期待せずに聴いたのだが「悪くない。むしろなかなか良い」というのが感想である。下の人も書いていたが、不自然なテンポルバートや自意識過剰な外連味がなく、極めて素直でオーソドックな演奏である。難曲「マゼッパ」も最後までくずれずに弾いているし、名曲「夕べの調べ」は聴かせどころをきちんと盛り上げつつ、感情に流れていない。より技巧的なものなら横山氏の演奏、激しいものを求めるならベルマンの演奏(残念ながら絶版)があるし、リスト超絶技巧のCDで最もお薦めのものと言われて、これを挙げるかと聞かれればちょっと考えるが、何度も言うように「悪くない」水準以上のレベルであり、且つ基本(楽譜)に忠実であると思われるので、この曲の入門者やこれからこの曲を弾いてみようかという人には勉強になるし、一枚持っていていいのではないか。

・「紛れもなく人間の奏でる音楽
超絶技巧練習曲のCDを探していたが、昔LPで聞いたベルマンの演奏は廃盤のようで、どうしたものかと思案していたところ、こんなの音楽ではないという刺激的なフレーズを発見。これは是非聴いてみようと早速購入した。結果、私はこの演奏に大変感銘を受けた。ただいたずらに速く弾き飛ばすことはしていない。テンポの設定が速すぎず遅すぎず、大きな水の流れに身を任せているようでとても心地よい。音の洪水の中で音楽が雑然とすることなく、しっかりメロディーが歌われている。見事なハーモニー。私はガクッガクッと大げさにテンポを変えられたりぶつ切りにされる演奏は好きでないので、これは非常にしっくりくる。特に私の一番好きなマゼッパが満足できたのがよかった。ここにはMIDIのような機械に決して真似のできない、人間の奏でる紛れもない音楽があった。

・「バランスの取れた名演
小菅優の驚くべき才能を実感できる記念碑的名盤。マゼッパをゆとりをもって弾きこなしているのを聞くだけでも驚嘆ものである。唯一残念なのはSONYのマイクの立て方が悪く、本来の分厚い迫力をうまくとらえられていない点である。ショパンの前奏曲集では大いに音質が改善されていただけに、せっかくのリストの名演を万全の音でとらえられなかったことは誠に残念。しかし、そうした悪条件を乗り越えて迫り来る名演であることは間違いない。

・「傑作
このCDは良い出来だと思います。かなり若いピアニストですが、超絶技巧練習曲という難曲にも関わらず見事に弾きこなしており、高い演奏技術が窺えます。しかしそれ以上に素晴らしいのは音楽性というか、表現力でしょうか。うまく書けませんが、聴いていて曲に共感できるような演奏です。このあたりになるとかなり主観が入り、評価も分かれると思いますが、演奏技術や音質などの客観的な視点から見ても良いといえると思うので、この値段で楽しめるのならかなり安い買い物ではないでしょうか。

・「ぜひ生演奏を。
音楽に、正しい考え方、弾き方、感じ方などはないと思います。専門としてそれに携わり、勉強し続けている人でさえ(あるいは人でこそ)とらえ方は無限に自由なのではないでしょうか。まして私は専門的に学んでいない唯の一音楽好きですので、彼女がどれだけ技術面や造詣面に優れているのかはわかりません。ただ、音色がとても素晴らしい。それさえもおそらくは個人個人の感じ方なのでしょうが、私は彼女の音色がとても好きです。CDのレビューで書くことではないのかもしれませんが、CDでしか聴いたことのない方はぜひ生演奏を。もちろんコンサートが一番でしょうが、テレビででも、よりその音の響きが伝わると思います。生演奏が五つ星ということで、CDには4つ星。

リスト:超絶技巧練習曲集 (詳細)

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集2

・「名人芸は聴けないけれど、名盤だと思います。
弱冠5歳でコンサートデビューしたという早熟の天才・ピリス。しかしこのディスクを聴けば分かるように、彼女は圧倒的な技術力で聴衆の度肝を抜くというタイプの奏者ではない。寧ろテンポ設定は控えめだし、音量・音質のコントロールは常に細心を極めている。触れると壊れそうなデリケートさと、新緑を翻して渡る春風のような爽やかさの融合。それは、純真でとても聡明な少女が、部屋でひとり無心に大好きな曲を奏でているような印象を我々に与える。

ディスク中、特に注目すべきはソナタ第9番だろう。ピリスはモーツァルトのかなしみにそっと寄り添うように、この激しく美しい短調の音楽を慎重に紡ぎ上げていく。しかし我々が彼女の音に酔うには最初の1小節で十分だ。とりわけ長めの装飾音符を伴った最初の一音は、左右の瞳から一滴ずつの涙が零れ落ちるような澄んだ切なさをもって響き、聴く人の胸を一瞬で捕えるであろう。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集2 (詳細)

シューマン:ピアノ・ソナタ第2番/シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番

・「イメージが変わりました。
素人シューマンファンの意見です・・・シューマンといえば幻想的でロマンティックなところが好きなのですが、このソナタは情熱的で、初めて聴いたときは「本当にシューマン?」と思ってしまいました。聴いていると、音使いなんかはシューマンぽさが出ていますが。こういうシューマンもいいですね。

シューマン:ピアノ・ソナタ第2番/シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 (詳細)

ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章

・「思い出の名盤。
 まったく個人的なことですけど、私はこのアルバムに衝撃を受けてピアノの先生になりましました。こんな驚異的なアルバムは他には聞いて事がありません。 まず、ペトルーシュカ。この拷問的かつ残酷なテクニックを要求する曲を余裕綽々でポリーニは演奏しています!(しかも随所に遊びさえ入れながら!!)

 さらにすごいのがプロコの第7番。私も弾いたことがありますが、全曲通じてあのような緊張感を持続させることは至難の業です。 ヴェーベルンも構造云々より水晶のようなきらめきを湛えた名演です。 

 そして白眉がブーレーズ先生の第2ソナタ。それまで知的のイメージが強かったポリーニが異常なまでの興奮を引き出しています。(これは人間業ではありません!!!)

・「歴史的録音!
ポリーニの才能が遺憾なく発揮された超名盤です。

特に、「ペトルーシュカからの三楽章」では、この曲の一つの理想を示していると思います。目もくらむような輝かしく色彩豊かな音色。難曲を完璧に弾きこなす驚異的な技巧。これを超える演奏はありえないのでは?

プロコフィエフも、技術的には全く問題なく、余裕で弾いています。しかし、あくまで私の主観的感想ですが、ポリーニの伸びのあるタッチが曲にマッチしていない(特に三楽章)のではないかと感じました。

・「LP2枚分を1CDに収録した超お買い得品!
LP時代は、ストラヴィンスキーとプロコフィエフが片面ずつで1LP、そしてもう1枚はウェーベルンが前菜でブーレーズがメインディッシュとして収録されたもの。どれも若きポリーニが超絶技巧で弾きこなしております。ブーレーズ作品は、師匠メシアンの奥様イヴォンヌ・ロリオが弾く事ができず、悔し涙にくれたという、師匠の恩を仇で返すような若きブーレーズらしさと、いつもの冷徹さを飛び越えた迫力充分な作品。このCDでは、ウェーベルンが最後になっていますが、ポリーニの圧倒的な熱情いっぱいのブーレーズの後、短くも美しいウェーベルンで、聴き手の気持ちを静めてくれる(ポリーニが弾くとウェーベルンも緊張感一杯ですが)という構成か?とにかくこれは、買うしかありません。

・「史上空前の演奏
「ペトルーシュカ」といえば、難曲中の難曲ともいえる曲で、普通の人なら譜面を見ただけで弾くことを断念させられる曲である。だが、ポリーニはあの「ペトルーシュカ」を何事もなかったのようにすらすらと弾く。多少なりともピアノを弾く者なら嫉妬を抱かずにはいられない演奏。ある種のスポーツ的快感すら感じさせる。

・「ポリーニの偉業
ポリーニの(再)デビューアルバムとなった“ペトルーシュカ”と“戦争ソナタ”を含むこのアルバム。躍動感にあふれ、正確な打鍵で濁りのない音が湧き出てくるペトルーシュカ。あまりにも軽快なテンポのため、標題をいつしか忘れてしまいそうな戦争ソナタ。両曲共に相当な難曲ですが、それをまったく感じさせないところにこの演奏の醍醐味があります。後のシェーンベルク・べルク・ノーノなど、聴かず嫌いの人が多い【近代音楽のピアノ曲】の数々をハイクオリティーな演奏によって我々に紹介〜親しみやすくしてくれたという点でも、このアルバムを始めとした数々の活動内容は、地味ながらポリーニの立派な偉業だと思います。

ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章 (詳細)
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