スリー・オブ・ハーツ (詳細)
ユレク・ボガエヴィッチ(監督), ウィリアム・ボールドウィン(俳優)
「隠れたアカデミー級映画!」
モーリス restored version (詳細)
ジェームズ・アイボリー(監督), ヒュー・グラント(俳優), ジェームズ・ウィルビー(俳優)
「ぜひ、再販を」「繊細で美しい作品」「息をのむ映像美とベストマッチのBGM!」「純粋に生きるとはかくも難しい」「再販を強く希望します。」
君さえいれば 金枝玉葉 (詳細)
ピーター・チャン(監督), レスリー・チャン(俳優), アニタ・ユン(俳優)
「ピアノで演奏シーンがとても好き」「恋愛映画の金字塔」「深夜映画のノリで」「笑えて泣けます。。。」「スターにあこがれる少女」
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ (詳細)
トム・ストッパード(監督), ゲイリー・オールドマン(俳優), ティム・ロス(俳優), リチャード・ドレイファス(俳優)
「着眼点が良い。」「脇役の良さ」「まずはハムレットを観なきゃ」
ゴー・ナウ (詳細)
マイケル・ウィンターボトム(監督), ロバート・カーライル(俳優), ジュリエット・オーブリー(俳優), ジェームス・ネスビット(俳優), ソフィー・オコネド(俳優)
「辛いのに幸せ」「もし、自分の恋人が・・・・。」「サッカーファンには・・・・。」
月夜の願い (詳細)
ピーター・チャン(監督), トニー・レオン(俳優)
「レトロ香港への郷愁が心に染みる」「ちょっぴりせつないトニーのラブコメ」「ほのぼの。」「出演者が全員すばらしい」「単純に好き」
つきせぬ想い (詳細)
イー・トンシン(監督), アニタ・ユン(俳優), ラウ・チンワン(俳優), カリーナ・ラウ(俳優)
「死をのりこえて」「感動します」「愛」「何が違うのか…」「キュートな2人による純愛悲恋モノ」
猫が行方不明 (詳細)
セドリック・クラピッシュ(監督), ギャランス・クラヴェル(俳優)
「サントラも絶対買いです!」「パリの日常・現実」「捜してみれば案外近くにいるかも」「待ってました、DVD☆」「監督を探せ!」
ペダル・ドゥース (詳細)
ガブリエル・アギヨン(監督), ファニー・アルダン(俳優), パトリック・ティムシット(俳優), リシャール・ベリ(俳優), ミシェール・ラロック(俳優), ジャック・ガンブラン(俳優)
「ゲイ!」
ハワーズ・エンド (詳細)
ジェームズ・アイヴォリー(監督), アンソニー・ホプキンス(俳優), ヴァネッサ・レッドグレーヴ(俳優), ヘレナ・ボナム・カーター(俳優), エマ・トンプソン(俳優)
「静かな美しさ、アイヴォリー・ワールド」「一瞬たりとも目が離せません」「イギリス人の家観と翻弄される運命」「文学を映像でみる楽しさを満喫させてくれる傑作」「感激の高画質です」
フランスの女 (詳細)
レジス・ヴァルニエ(監督), エマニュエル・ベアール(俳優), ダニエル・オートゥイユ(俳優), ガブリエル・バリリ(俳優)
「ベアールに乾杯」「異国の女を理解するには」「堂々のフランス女優に。」「賛否両論かも?でもスゴイですよ」「これが「日本の男」なら??」
サブウェイ (詳細)
リュック・ベッソン(監督), クリストファー・ランバート(俳優), イザベル・アジャーニ(俳優), リシャール・ボーランジェ(俳優), ジャン・レノ(俳優)
「all-time favorite!」「ベッソン流ロミオとジュリエット。」「何だ?この感じ。」「広くて狭い世界へ」「☆これぞ フランス流☆」
ラスト・オブ・モヒカン (詳細)
マイケル・マン(監督), ダニエル・デイ=ルイス(俳優)
「DVD作リにもプロ根性見せてくれよ」「拝啓、ポニーキャニオン様」「迫力ある映画」「大恋愛活劇だが、ネイティブ・アメリカン悲史の映画とも言える。」「迫真迫る接近戦 壮絶!」
司祭 (詳細)
アントニオ・バード(監督), ライナス・ローチ(俳優), トム・ウィルキンソン(俳優)
「神様は全てを愛してくれると思う。」「私はクリスチャンですが」「罪なき者は石を投げよ!!!」「切ない・・・」「なぜ?」
鳩の翼 (詳細)
イアン・ソフトリー(監督), ヘレナ・ボナム=カーター(俳優), アリソン・エリオット(俳優), シャーロット・ランプリング(俳優)
「最高クラスの映画です。」「死の匂いの聖母」「地味な作品だけど」「息苦しくなる切なさ。あなたならどうする?」「鳩の翼、あるいは鳩の涙。」
愛と哀しみのボレロ (詳細)
クロード・ルルーシュ(監督), ジェームズ・カーン(俳優), ロベール・オッセン(俳優)
「深い・・・」「音楽とダンスのサーガ」「戦後ヨーロッパの奇跡!」「ボレロは、人間愛の原点を示している!」「愛と哀しみのボレロ」
リトル・ブッダ (詳細)
ベルナルド・ベルトルッチ(監督), キアヌ・リーブス(俳優), アレックス・ヴィーゼンダンガー(俳優), ブリジット・フォンダ(俳優), クリス・アイザック(俳優)
「輝くほどの映像美」「美しい作品です。」「いい作品だった」「青いシアトル、朱のネパール」「チベット仏教の西洋への紹介」
欲望の街~古惑仔 I・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風 (詳細)
イーキン・チェン(俳優), チャウ・シウチェン(俳優), アンドリュー・ラウ(俳優)
「初めて香港明星に・・・」「返還直前の香港を席巻した人気シリーズの第一作目」
わすれな草 (詳細)
イップ・カムハン(監督), エリック・ツァン(俳優), ニコラス・ツェー(俳優), スー・チー(俳優), ケリー・チャン(俳優)
「かなり好きかも」「グランドピアノは盗んじゃイカン」「ありがとう、スティーブン・フォン&サム・リー」
暗殺の森 完全版【ワイド版】 (詳細)
ベルナルド・ベルトルッチ(監督), ジャン・ルイ・トランティニャン(俳優)
「早く再販してください」「映画の美と奥深さを感じさせる傑作」「世界で最高に美しい映画」「人間の光と影・体制順応者(Conformist)」「目の眩むような官能的な映像美」
ブラッド・イン ブラッド・アウト (詳細)
テイラー・ハックフォード(監督), ベンジャミン・ブラット(俳優), エンリケ・カスティロ(俳優), ダミアン・チャパ(俳優), ジェーシー・ボレゴ(俳優)
「買ってよかった!観てよかった!!!」「隠れた最高傑作」「とびきり辛口、とびきり美味。」「男なら共感?」「ギャング映画の最高峰」
ジェイン・エア (詳細)
ウィリアム・ハート(俳優), シャルロット・ゲンスブール(出演・声の出演), フランコ・ゼッフィレッリ(出演・声の出演), シャーロット・ブロンテ(出演・声の出演), アンナ・パキン(出演・声の出演), ジョーン・プロウライト(俳優), ジェラルディン・チャップリン(俳優), マリア・シュナイダー(俳優)
「原作の主人公等身大のジェイン・エアでした。満足。」「ハドンホールに魅せられて」「原作のイメージを良く表現できています」「大作も映画で観るとあっという間。」「面白かったです」
花の影 (詳細)
チェン・カイコー(監督), レスリー・チャン(俳優), コン・リー(俳優), ホウ・サイフェイ(俳優)
「花鳥風月」「気持ちの激しい動きを感じる」「ゆらめく影」「香港映画でも群を抜く美しい映像」「アヘン夢の美」
王妃マルゴ 無修正版 (詳細)
イザベル・アジャーニ(俳優), ジャン=ユーグ・アングラード(俳優), ヴァンサン・ペレーズ(俳優), パスカル・グレゴリー(俳優), パトリス・シェロー(俳優)
「セント・バーソロミューの虐殺」「演劇出身のパトリス・シェローを知ってください。」「美しくて残酷で切ない感動作」「恐ろしく濃厚な映画 好き嫌いが別れると思う」「『仮面の男』とは比較になりません。」
カミーユ・クローデル (詳細)
ブリュノ・ニュイッテン(監督), イザベル・アジャーニ(俳優), ジェラール・ドパルデュー(俳優), マドレーヌ・ロバンソン(俳優), アラン・キュニー(俳優)
「かなしい、物語」「素晴らしい映画」「求めても、求めても、」「泣きたい女性はどうぞ」「情熱」
● 高くてとても手が出ないDVDたち。廃盤にするなら版権を放棄せよ7!!
● ちょっと甘め
● フランス映画
● 1900
● お気に入りの映画
● 〓★BEST◆感じる映画/考える映画◆〓映画温泉300選より〓
● がくりつ映画
● 中國電影院
・「隠れたアカデミー級映画!」
意外と日本では知られていないこの映画。アメリカではかなり高い評価を受けた作品です。3人の男女の複雑な人間ドラマ、恋のかけ引き、揺れる心が鮮明に描かれています。挿入歌として使われているスティングの歌もすばらしい!そしてエンディングは・・・・せつない・・・の一言。おすすめです。
・「ぜひ、再販を」
20年位前にテレビで見ました。眺めのいい部屋が大好きだったので、同じ原作者ということで見てみました。チャイコフスキーの切ない音楽。若き日のとても美しいヒュー・グラント(クライブ)。クライブからの告白、モーリスの戸惑い、そしてクライブからの突然の別れ、別れから立ち直れないモーリス。使用人との恋。イギリスの上流家庭と中流家庭の差。美しい衣装、調度品、屋敷、そしてイギリスの曇り空。何よりも、ヒュー・グラントの美しい顔立ちにほれ込んで今でも大好きです。私にとってはベストワンの作品です。特にヒューの現在のファンには見てほしい作品です。
だからぜひ再販してほしい作品です。
・「繊細で美しい作品」
10数年前、まだ高校生だった頃 友人のひとりがこちらのビデオを持っていたので拝見しました。同性愛というものに興味がなかったというか、どういうものかよく理解もできず軽い気持ちで見始めましたが、壮大で美しい風景や素敵な音楽に引き込まれてしまいました。とにかくすべてが美しく、とても繊細な世界でした。
ラストはちょっと切なく、なんともいえない気持ちになりましたが人を愛することの切なさや素晴らしさ、気持ちを貫き通すことの難しさは同性だろうと異性だろうと、いつの時代でも変わらないものなのだということを一番に感じました。現在は時代背景も変わっており、同性愛というものの捉え方もずいぶん変化している事を感じます。今はDVDでこの作品が楽しめるのでいいですね。観終わってしばらく余韻に浸ってしまう作品です。
・「息をのむ映像美とベストマッチのBGM!」
ジェイムズ・アイボリー監督ならではの、みずみずしさの際立つ美しい映像、切なさが残るストーリー。それを盛り上げる、ドラマチックなBGM。見終わって思わず至福のため息が。イギリス系のピリオド・ドラマ(「時代劇」)としては秀逸。正統派の英国俳優、ヒュー・グラントやルパート・グレイヴス、ジェイムズ・ウィルビィがケンブリッジ大学とイギリス郊外を舞台に繰り広げるドラマは、とかくホモセクシュアリティのトピックが注目されがち。しかし、真のテーマは、他者を、「生涯の友」を求めずにいられない人間の性や、愛を貫く勇気。必見です。ちなみに、ディープな鑑賞が好きな方には原作とサントラもおすすめ。美と感動の世界にひたれます。
・「純粋に生きるとはかくも難しい」
閉塞感の漂うシチュエーションでありながら、僅かな隙間を縫うように出現する自由な感情。抑圧された性はまさに人間社会そのものだと感じます。美しくもはかないとは、この映画の為にあるような言葉ではないでしょうか?プラトニックかセックスか。いずれにせよどちらも愛の表現です。ギリギリの線の上を許されざる愛へ傾きながら歩いていく青年の姿は、観ていて心乱されます。十年近く前に観た映画ですが最近観直し、更に心乱されました。
・「再販を強く希望します。」
きれいな映画でした。隅々まで、気を配られていて、視覚、聴覚すべてにおいて、美しい映画だと思いました。フォースターの原作をキャストも含めて、忠実に描いていると思いました。印象に強く残っているのは、ピクニックの場面と最後のクライブの回想のなかでモーリスが手を振って去っていく姿です。二つの場面とも、二度と戻ることのできない人生の一番幸せなその時が、幸せにふさわしいあふれる光の中に輝やいています。若さも、完全な幸せも、長く続くことがないからこそ、美しいのですね。その美しさを少しでも手元で眺めていたいので、再販を希望します。
・「ピアノで演奏シーンがとても好き」
最初は、なんだかドタバタドタバタと展開していって、呆然、、という感じだったんですが、アニタ・ユンが股間にライトを入れがに股で歩く練習をしたり、トイレの中でずれてしまったライトをなおしてもらったりするあたりからおかしくなってきて笑ってしまいました。 いくら新人だからといって同居する必要まであるのかしらん、、と思わなくもないほどの強引な展開ですが、でもレスリーが段々アニタにひかれてゆき、「自分はゲイなのだろうか」と悩むところになぜか共感? ピアノを弾きながら、アニタに「追:君さえいれば」を歌うシーンは何度見ても涙がでるほどに大好きです。 どうしてなんでしょうね。 最後、カリーナ・ラウがいさぎよく身をひくのも??という感じといえばそうなのですが、まあとにかくハッピーエンド。 深い感銘は受けませんが、でもいいですよ。
・「恋愛映画の金字塔」
これを見たら出演者が皆んな好きになりますよ!ベタじゃない素敵なシーンがいっぱいの本当に幸せな気分になれる作品です。レスリー・チャン演じる音楽プロデューサー・サムとアニタ・ユン演じる男に化けた新人歌手ウィン…なんだか少女漫画みたいな設定ですが実に面白くていい作品になっているところがさすがピーター・チャン監督!ふたりが指人形で似たような価値観を語り合うシーンは珠玉の名シーンだ!と勝手に思っています。サムの恋人で人気歌手を演じるカリーナ・ラウ、ウィンの親友役チャン・シウチョン、ゲイでサムの同僚兼相談相手エリック・ツァン…誰もが素晴らしい作品にしてくれています。でも新しく買うコトが出来ないなんて…再版して下さい!
・「深夜映画のノリで」
レスリーとアニタという安心できる組み合わせで、楽しく魅せてくれます。すぐに読めてくるストーリーの結末を裏切ることない娯楽的電影。アニタのボーイッシュな変装も素敵ですが、この映画で光るのは陳小春。ぜひ、彼にも注目してください。
・「笑えて泣けます。。。」
レスリーチャンの作品の中で個人的にはダントツです!!!演技が~とか。。。細かいこと抜きにしてレスリーのかわいくて、ちょっとダメ男的魅力が満載です。共演のアニタ・ユンが男の子の振りをしてレスリーと出会うのですがエレベータの故障で怖がるレスリーをなだめたり、夢の話に共感してくれたり、一緒に音楽を楽しんでくれるアニタに男だと知りつつ、どんどん惹かれてしまうレスリー。二人の気持ちがどんどん近づいていく描写が甘く、せつないです。続編も出ていますが、私はこの作品がおススメです。
・「スターにあこがれる少女」
泣きじゃくるアニタ ハスキー・ボイスでショートカットで男の子みたいで。目が大きくうるうるととってもキュート♪
レスリーもイナセで色気あるんだよね。手の届かぬスターがひょんなことからお近づきになれてしまった幸運な女の子は実は男の子と思われていて装って…。少女漫画だけど俳優さんの輝きが魅力的だからぐぐっと世界に浸っちゃう。スターがお兄様的に近づき、どきどき感の女の子役を演じるアニタがとにかくかわゆい。
・「着眼点が良い。」
ハムレットに出てくる脇役二人にスポットを当てた、言うならそう番外編。
ハムレットを少なくても二回は観た人、ハムレットについてかなりの予備知識がある人意外は観ない事をお奨めします。
その着眼点と脚本と演出が素晴らしい。演技も良い。私はかなり好きです。この作品。
「ハムレットを知らん人、予備知識の無い人は楽しめない」という以外の欠点らしい欠点ないかな。
★五つ。
・「脇役の良さ」
この映画を観て、電話を発明したベルと言う人と、その発明をベルよりも早くしていたのに、証明するのが一歩遅かった人の話しを思い出しました。この題名にある、ローゼンクランツとギルデンスターンという物凄い名前にも、表舞台にたつ有名な人よりも、凝った名前にわざとしてあるのだと思います。この話しでは、裏側にいる人、みんな何かを常に発見しているけど、素どおりしているといった、もどかしい感じが、たんたんと画かれています。 観て良かったと思う一作でした。
・「まずはハムレットを観なきゃ」
ハムレットに関する知識なく鑑賞するのはまずいね。ゲイリー・オールドマン とティム・ロスが出てるから飽きないかなと思ったんだけど、思いっきり退屈でした。しょうがないと言えば、しょうがないんだけど。
結局、ハムレットを知らないので、何の話か全くわからず進み、早送り対応。分かってる方にはたまらない作品のようだけど、自分にはそもそも場違いのような気がします。今振り返っても、彼ら二人に何が起こっていたのかよくわからん。
・「辛いのに幸せ」
難病と闘うという重いテーマながら、ロバート・カーライルのキャラが最高にいいです。暗すぎない、重すぎない。彼を見守る人達も自然で暖かい。ブリストルの暗い空の下で、それはそれは暖かい物語なのです。音楽もいい。
・「もし、自分の恋人が・・・・。」
サッカー選手が不治の病にかかり、病気を通して恋人との関係を描いている。主体は、彼の病気と恋人の行動。サッカーをしているシーンは、もちろんほとんどない。
病気とは無縁の恋人を持つ人は、少し考えさせられると思う。不治の病に自分のパートナーがかかった時、あなたならどうする?この映画を見るまでで考えたことなかったが、愛と情だけで恋人についていけるのか?と思う。映画の中で、恋人の行動が気になりませんか?考えさせられるストーリーです。
・「サッカーファンには・・・・。」
この映画は、見てて肩がこらない。不治の病を抱えたサッカー選手とその恋人との関係を見ていて切なくなります。サッカー選手が主人公ですが、サッカーをやっているシーンはそれほど多くはない。あくまでも、主人公の病気と人間模様を主体として描かれている。
・「レトロ香港への郷愁が心に染みる」
実はトニー・レオン・カーファイ梁家輝が演じたチョー・ファン楚帆や、春風街(メモリー・レーン)の住人らの名前は、50~70年代の香港映画の名優たちから拝借されている。赤ちゃんをおんぶしている、けなげな坊やの名前は「レイ・シウロン李小龍」。そう、ブルース・リー李小龍の子役時代にオマージュを捧げているのだ。長屋アパートの設定も、セリフを北京語ではなく初めて広東語にして香港映画界の金字塔となった「七十二家房客」という旧作から拝借している。トニーらのコミカル演技に大笑いしながら、どうぞ「ブルース・リーより前から頑張っていた香港映画」にも思いを馳せてください。
・「ちょっぴりせつないトニーのラブコメ」
渋くてせつないトニーもいいけど、この頃の仔犬のような瞳に涙の似合うトニーも格別。王家衛監督の撮るトニーとは一味違うコメディアンぶりを味わって欲しいです。 それにしても、レオン・カーフェイに向かって、ローラ(カリーナ・ラウ)のどこがいい? と聞くなんて… そのうえ、胸の大きいところがいいと答えられた上に、おまえも好きなんだろ? と言われるとは… そう、と答えるあなたが憎い。
・「ほのぼの。」
香港版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って感じなのでしょうか(?)ファンタジー映画ってあんまり見ないのですが・・・。トニー・レオンにつられて見てしまった作品です。常日頃、父親のことを見下していたり、理解できなかったりする息子(トニー・レオン)が過去に行ってしまいます。
若かりし日の父と母と対面し、長屋で一緒に暮らす人々との交流の中でトニーは少ーしずつ変わっていきます。勿論、彼が変わっていくのには色んな事件があるのですが、それは、映画を見てのお楽しみ・・・。ただ、自分の親(特に同性)と『親友』になれたら楽しいだろうなぁ・・・。と思わずにはいられない作品でした。
ノスタルジックで古き良き時代のほのぼの映画だと私は思いました。優しい気持ちになれますよ。
・「出演者が全員すばらしい」
内容が面白いのは当然なのですが、それ以上に出演者の演技がとても楽しめる作品です。自らを「金に執着している」と公言しているトニー・レオンが徐々に人情に目覚めていく過程や、若い頃から自分を曲げずに信念を貫き通すレオン・カーファイ、他にカリーナ・ラウやアニタ・ユンなど・・・。
冒頭から出てくるトニー・レオンの両親役で老けメイクをしたレオン・カーファイとカリーナ・ラウも良い味だしてます。ちなみにレオン・カーファイの英語名も「トニー」なので、実はこれ「Wトニー・レオン」共演作品だったりします。最初のクレジットもそれを強調しています(たぶん)。
・「単純に好き」
トニー・レオンっていろんな顔を持つ役者さんだなーと思います。作品によって全然雰囲気違う。この作品ではなんだかほのぼのした感じで(彼のキャラとしては珍しいと思いますが)、大好きです。彼の歌も味がある!?
・「死をのりこえて」
なぜこの映画が素晴らしいのか?端的に言えばそれは出ている人物がみんな生きているということに他ならない。ヒロインや、彼女を取り巻く家族の描写、香港の裏町の描写は瑞々しく美しく、しかしなによりヒロインの死を受け入れて、皆が変わろうとするその姿が描かれるのがいい。
例えば、終盤のこんなシーン。
ヒロイン一家は街頭楽団で、ヒロインはその歌姫だったのだが、彼女が病に倒れたことで、母親が歌姫として復帰することとなる。
娘にその座を譲って以来、舞台からは退き、家庭を預かる母として捨ててきた『女』。
それが今夜、まさに娘が息を引き取るその晩に、化粧をひき、衣装に身を包んで舞台に上がった彼女の厳しく美しい歌声に、観客は歓声すら上げることができない。
その姿は、娘の死を受け入れるという、ゆるぎない決意の表れだ。
生きることとは変わるということだ。人は変わることで生の証を得る。
・「感動します」
私は男なのですが、タイタニックを観たときより泣いてしまいました。ハンカチの用意を、是非。なんともポジティブでまっすぐな愛を表現しています。人の生きる意味を、人と人とがめぐり逢う意味を、ポジティブに、感じさせてくれます。
・「愛」
ネタバレになるので、内容は書きませんが、人間の上辺だけを見て恋愛をしてしまってる人、邪(よこしま)なこころで恋愛をしちゃった人、必見です。この映画で、こころをリフレッシュして、もう一度純粋だった頃に戻りましょう。普段はうらぶれてる、ラウチンワンが、セッションに参加して演奏をするシーンがとてもカッコよかった。
・「何が違うのか…」
改めて観なおしてみて、邦画・韓国ドラマなど、今年流行った純愛をテーマとした作品のどれよりも内容が充実していると思う。この作品との決定的な違いは、観る人にも出演者にも逆境に耽溺してしまうことを許さず、人生や恋愛に対して前向きな視点を投げかけ続ける点にあるのではなかろうか。
人生の本質とまでは言い切れないが、大きな特質は失敗にある。それに蓋をして後ろ向きの人生を歩みたくなる、そんな時期もあるかもしれない。しかし、互いがその失敗を受容し、寛容さを持ち合うことによって生まれる成長にも、人生の特質があるはずだ。
今年の純愛ブームの裏側には、そんな恋愛における寛容さと成長への渇望があるのだろうが、それを潤すためには、相手に何か求める前に与える必要がある。その第一歩を踏み出すきっかけに、この作品は適しているのではないだろうか。
・「キュートな2人による純愛悲恋モノ」
これは香港版「ある愛の詩」と言える作品。なので物語の新鮮味はそんなにありませんが、命短し乙女役のアニタ・ユンの演技が何と言っても可愛いのです。相手役のラウ・チンワンもお顔がクマさんみたいで可愛かったりしますが。そんな可愛い2人が織りなす泣けるラブストーリー、ご期待ください!
・「サントラも絶対買いです!」
フランス(特にパリ)に対して、オシャレなイメージを抱きがちな私たちですが、この映画に出てくる人はみんな地味で濃いキャラクター。パリの町並みも、きらびやかな夜景やオシャレなカフェなどは一切なく、古さと新しさが入り混じった下町の風景が淡々と映し出されています。ヒロインの女の子、やせっぽちで顔色が悪くて、仕事も恋愛も行き詰って・・・なんだか自分に重ねてしまう人多そうです・・。行方不明になった猫を探す主人公が、いろいろな壁にぶつかりながら自分探しをして、最後はハッピーエンド。観終わったあとはすがすがしい気持ちにさせてくれるそんな映画です。
・「パリの日常・現実」
何回見ても飽きない映画。何気ない日常をコミカルに、魅力的に描くことでは右に出るもののいないクラピッシュ監督。今までのフランス映画に持っていた「アンニュイ→眠くなる」のイメージを見事に打ち破ってくれた作品。ユーモアの点では、どこの国の作品よりピカイチだと思う。
主人公って誰だっけ?と思うほど、出てくる登場人物全員が強烈な個性を持っている。監督はユーモアのツボをよく心得ている。何気ない会話なんだけど笑える・・というシーンが盛りだくさん!しかも音楽も雰囲気もクール。
主人公は猫を探す課程で、なかなかうまくいかない恋愛や仕事に直面していく。あまりにも身近なシチュエーションに、ぐっと感情移入してしまう。恋愛で傷つくことを恐れるあまり、ゲイと生活する主人公。しかしそのルームメイトにもしっかり恋人がいて、さらに孤独を感じざるをえない。何もかも思うようにいかない、そんな渦中にある時のもやもやとした気持ち・・・をラストシーンで爽やかに、そして胸が熱くなるような結末で締めくくってくれる。
パリでの生活を考えている人も、この映画はかなり参考になるのでは?ちなみに、サントラも最高!
・「捜してみれば案外近くにいるかも」
迷い猫(グリグリ)を探しているうちに、なぜ自分には恋人がいないんだろうと考え始めるメーク・アップ・アーティストのクロエが主人公。
クロエは慢性的冴えないオーラを放っているがあまり自覚がない。このことは映画を観る側にはすぐに感じ取れて、(もとはそう悪くはないんだから、もうちょっと)という感覚にとらわれる。そのマイナスオーラをゲイの同居人ミシェルが代弁してくれるが、不慣れなスカート、方向を失った感覚が、孤独なおばあちゃん達、ナンパ男、レズ、ちょっとカンベンしてキャラのジャメルなどを引き寄せてしまう。仕事場でもセンスのないコーディネーターに一方的に負けてしまうクロエ。
クロエが(身近なところで妥協すれば案外・・・)という発想をもったり、みっともないけれど恋人募集の広告を出して、今の恋人を見つけたんだと話す美人モデルに会ったりなど、この映画は幸せをつかんだ人(幸せそうに見える人)がどうやってそれを手に入れたかがすぐ隣に感じられて共感できます。
全体に可愛いので、特に若い女性にお勧めします。
・「待ってました、DVD☆」
パリ11区・バスティーユ界隈。下町の古い建物と、建設中の近代的なビルたちが混在する街。昔かたぎの個性あふれる住人たちと、「おしゃれ」に敏感な若者たち。そんな風景に合わせるかのように、クラシックからロック、サルサまで、様々な年代・ジャンルの音楽が流れてくる。
ヴァカンス後にいなくなった、
かわいい、かわいい愛猫を探す女の子を通して描かれる「素顔の」パリ。ひょっとしたら日本のどこかの街でもみられるような、日常の些細なやり取りにユーモアが感じられる。特に映画の中でもかなりの個性を放つマダム・ルネは最高!
個人的には、女の子が塔の上から愛猫の名前を叫ぶシーンが印象的。
・「監督を探せ!」
監督セドリック・クラピッシュは、全ての作品に本人がチョイ役で出演していて、それがまた静かな笑いを誘います。髪の毛がちょっと少なく不精髭の方を見つけたらそれが監督です。本当に全ての作品に、お見事と言わんばかりの小業が利いているので何度見ても飽きないですが、特にこの作品には心を奪われてしまいます。
・「ゲイ!」
ゲイとノーマルの恋が錯綜。愛を模索するが故のドタバタ騒動が面白い。主役は最近エレガントなオバサマ的雰囲気の役どころが多くなったF・アルダン。この作品では、ゲイバーのオーナー役! さすがに年を感じさせるが、彼女の表現力豊かな表情は、シワもつくるだろうが、観る者の心を和ませる。
・「静かな美しさ、アイヴォリー・ワールド」
オープニングの美しいピアノの調べ…ウィルコックス夫人のドレスの衣擦れの音…ここからすでに画面にひき付けられてしまう。美しい映画である。それにも増して上品。若い頃には静かな内容にこんなに感動しただろうか?人生を積み重ねてみれば、より心に響くように感じる登場人物の台詞の数々。私自身はこの映画でエマ・トンプソンのファンになった。彼女は原作のマーガレット役にぴったりだと思う。夫の過去の不貞を知り、マーガレットが激しく泣き崩れるシーン(このシーンは原作にはなかった様に思うが…?)や駅のシーン、クリの木の話など印象に残る。美しい映像はレナード・バストが迷い歩く森の中の紫色(青?)の「つりがね草」の群生の場面にも現われている。字幕には「つりがね草」とあり、ラベンダーかと思って図鑑でも調べたが違っていた。(どなたかも仰っているように、これはイギリスの森の中で良く見られるブルーベルの群生だった。)ここはいつ観ても美しいシーンである。何度も観たい映画はそうありはしないが、私にとって「ハワーズエンド」はそのナンバーワンに挙げられるかも知れない。
・「一瞬たりとも目が離せません」
一時期、イギリス映画ばかり見ていた。特に、ジェイムズ・アイヴォリー監督作品はどれもすばらしいものばかりである。ブルーベル(野生のヒヤシンスの仲間だと思うのだが)の群生する森を、レナードが彷徨うシーンをもう一度見たくてDVDを買うことにした。そのシーンはもちろん、古いハワーズ・エンド邸とその周りの風景、ウィルコックス家の家具、インテリア、壁一面の絵画、よく手入れされた緑の絨毯や大木に咲き乱れる花、イギリスらしい野の花が所々に織り込まれ、スローモーションで観たいくらい全てが美しく、格調高い映画である。ハワーズ・エンドの呪いとも思える殺人事件が起きてしまうのだが、それほど怖いシーンではなく、穏やかなハッピーエンドとも言えるので、何度でも観たい映画のひとつになった。 映像と同様に音楽もすばらしく、「モーリス」と同じ、リチャード・ロビンスが手がけている。作品中、象徴的にベートーベンの「運命」が流れるのだが、レンの「頭痛」と、汽車の「騒音」と、「運命」とを重ね合わせるテクニックは凄いと思った。こういう良質の作品を観てしまうと、同じテーマ曲を流すだけのTVドラマが安っぽく見えてしまうのが悲しい。
・「イギリス人の家観と翻弄される運命」
イギリス人は自分の家を持ちたがり、家をすごく大事にする、古ければ古いほど価値がある、ということを、イギリス留学中に聴いたことを思い出しました。そういう、イギリス人の家に対する執着というのは、お天気が悪い日が多いイギリスでは、家の中で過ごさねばならない日が多いからかもしれません。家は心地良いようにいろいろと工夫し、改装したり、調度品を置いたりと、手がかけられているのが一般的です。
・「文学を映像でみる楽しさを満喫させてくれる傑作」
複雑でありながらシンプル、崇高にして世俗的、夢みるようでいながら現実的、というイギリス文化の多彩な要素を、かなりコミカルに描いた傑作だと感じます。そして映像の気高いほどの美しさよ!ブルーベルのシーンには、まるで金脈を掘り当てた人のようにぞくぞくしました。 ところがこのお話はそう易々と見る人をほろ酔い加減のままにはしておかない。絶妙なペースでお話は進み、あっ、と思うような展開へと進んでいく。この意外性もまたこの作品の魅力であると思います。 俳優たちのアンサンブルが素晴らしい。ホプキンス、トンプソン、カーターはもちろんですが、早々と姿を消してしまうウイルコックス夫人を演じたヴァネッサ・レッドグレーブの存在感にはため息が出ます。音楽のようなその英語をもっと聞いていたかった。夫人はハワーズ・エンドを自分の分身と考えていたのでしょう。だからいちばん愛してくれる人に残したかった。彼女が書いた書き付けは燃やされてしまったけれど、結局はその思い通りになったのですね。亡くなってからも存在感を感じさせる役どころに、レッドグレーブはぴったりでした。 これは一回見るだけの映画ではないようです。DVDの棚の中でも、特等席において、何度も楽しむ作品だと思います。
・「感激の高画質です」
誰がなんと言おうとジェームズ・アイボリーの最高傑作はこれだと思っている。怠惰に見流していると感じられないかもしれないが、この映画には「映像の美しい息づかい」ともいうべき、繊細なリズムが横溢していて、それが見事にドラマと溶融し合っている。つまり文学作品の映画化なのに、極めて映画的に、映像でドラマを語らせることに成功している数少ない作品になっているのだ。だからもう何回も繰り返し見ているが、一向に飽きることがない不思議な映画だ。その命ともいうべき映像で、これまでに日本でソフト化されたもの(VHS、ワイドLD等)にはまとものな商品がなくて、実はこのDVDも恐る恐る購入したのだが、これは大正解の高画質ソフトになっている。とりわけ、この映画の白眉ともいうべき、主人公姉妹の妹と惹かれ合う青年が夜のラベンダー畑を彷徨うシーンで、暗闇に浮かぶ幻惑的なラベンダー色が復活していることは感激だった。
・「ベアールに乾杯」
実際は恋人で子供も作っているオートゥユとベアールが演じる夫婦でありますが映画の中ではベアールは浮気をする。オートゥユが多くのベアールとの共演作品でベアールに振り回されたり振られ役なのが嫌味なく見れますね。この映画では「真実の愛」に揺れる女が描かれています。夫婦、浮気、不倫・・・愛は形ではないから。映画の最後のほうでベアールが海辺を歩くシーンとその音楽が美しいです。 そしてラストシーンでベアール演じるフランスの女が本当に愛した人はただ一人であり、愛の犠牲になって最後を迎えるのが判る素晴らしい感動の作品です。どうでしょうか。
・「異国の女を理解するには」
この映画は、何故か何度も観てしまうのでス。実際、4~5回観た。エマニュエル・ベアール扮する主人公の気持ちを最後まで追いつづけると、いつの間にやら映画が終わっているからです。エマニュエル・ベアールの、あの美しい顔の下に潜む、”フランスの女”としてのその情熱が例え、その気持ちが理解できなくとも、心を捉えて離さないのです。私は、この映画がハッピー・エンドだとは思えなかった。でも最後のシーンを思い浮かべるといつも、ハッピー・エンドだったのかもしれない、とも思う。エマニュエル・ベアールははまり役だ。妖婦のようでなにより女性であり、強い意志をたたえたあの唇は、”フランスの女”以外何者でもないのだと想う。
・「堂々のフランス女優に。」
ただ一人の男性を愛した。そのために彼女は自分の全てを捧げた。自分の真実を追って、遂に彼女は息絶えた。 30歳になる前のベアールが、観るものに有無を言わせぬ圧倒的な演技を見せ付けて、ヴァルニエ監督が描き出すフランスの女を見事に演じきった。
実生活でもパートナーであるオートイユとの共演はこの作品以前にも数々こなしてきたベアールだったが、この映画での凄まじいまでの大熱演は、名優の彼も適わずだった。
ラスト近くで、彼女が白いドレスを身にまとって、夏の白い太陽の光の中に吸い込まれていきそうなシーンでは、まさに彼女演じるヒロインが、ただ真実の愛のみを追っていることがよく伝わってきた。
・「賛否両論かも?でもスゴイですよ」
これはちょっと凄いですよ~~~~私など、べアールの性描写場面、過剰なまでの大熱演ぶりに話なんか吹っ飛んでしまいました。勿論文学的な作品ですので、下品な見方をしては純粋なファンの方に怒られそうではありますが、、、
あまりの凄さに、ここまで演じてくれて有り難う!!と、感謝の念さえ起きましたよ!!ブラボー!!観た後で何年たっても、その1シーンは忘れられません。思い出そうとするとゾクゾクして来ます。
・「これが「日本の男」なら??」
パッと見だと「ふしだらな女」。突き詰めると「求められることに飢えていて尚且つプライドの高い、不器用な女」。ベアール演じるジャンヌは、男性の目を惹きつけずにはいられない程の魅力の持ち主。そして何か―恐らくは愛―に縋らずには生きていけない脆い女性でもある。そんな彼女にとって"安定"の象徴である夫は、軍人という職業柄いつもいつも傍にはいない。そこへ献身的な愛を捧げてくれる男の登場。恋に落ちる2人。純粋な愛・真実の愛という意味では確かにこの愛人との方でしょうね。しかし夫を失えば、まともな日常を築けなくなる。彼女には両方とも必要だったんだと思います。「家庭と恋の充実」と言えば、日本人の場合男性にありがちというか、あ〜分かるなぁって気になるのかも(笑) 「この人だけは自分を愛し続けてくれる」と高をくくっていたら、「貴女の方から僕のとこには来てくれないから」とシビレを切らした愛人に去られてしまう。しかも罵り倒して離れていった夫とは逆に、「愛してる」の言葉を添えて。今更「イヤ、別れたくない」などと言える筈もなく、未練に等しい想いを心の拠り所と代えて、生きていくジャンヌ。。。余談ですが、ジャンヌは監督のお母さんをモデルに、ベアールをイメージして作られたのだそうです。演じたベアールは精神的に参ってしまい、女優を辞める決意までしたと後に語っております。翻意のきっかけとなるのが「とまどい」の監督ソーテです。
・「all-time favorite!」
個人的にはリュック・ベッソンで一番好きな映画です。さらに言えば、我が人生で見た最高に好きな映画です。
映画の初めの方は全くわけがわからなくて、いったい何?と混乱していたのですが、お話が進むうちにどんどん引き込まれて行きました。ちょうど主人公が深い地下都市に吸い込まれて行く様に。
イザベル・アジャーニがすごくきれい!それにクリストフ・ランベール(フランス語読みのほうが好きです)も魅力的。目が変です。当初、ベッソンはランベールの役にスティングを考えていたそうです。なるほど!
劇中、アジャーニとランベールが踊る場面があって、Rickie Lee Jonesの"Lucky Guy"が流れます。そこからのシークエンスが夢のようで素晴らしいと思いました。
本当は大好きなジャン=ユーグ・アングラードを見たくて見に行った映画なのです。内容は何も知らないで行ったのですが、予想をはるかに超えて素晴らしく、正に”運命的な”出会いでした。
間抜けな刑事コンビ、バットマンとロビンには笑います。本当に笑える場面が多いのですが、最後は悲しい。そういうところも大好きなところです。
きっとこの映画が心に響かない人はいると思います。そんな人たちには、わけのわからない映画、という印象しか残らないでしょう。でもはまる人ははまる、そんな映画です。
・「ベッソン流ロミオとジュリエット。」
リュック・ベッソン監督の'84年作品です。迷宮のように入り組んだ地下鉄の構内を駆け巡るチンピラのフレッドを主人公に、そこに住む様々な人々の姿を切り取った快作です。この作品に魅かれたのは、フレッドのかっこよさであるのは言うまでもないが、実はそれ以上に良いと思ったのは、エレナという女性の純真さかも知れない。
彼女はフレッドに盗まれた書類を彼から返して貰いにやって来る。なんと不自然な設定(!?)と思って観ていると、実はそれはきちんと納得のいく理由があった。彼女は夫との贅沢な生活が厭になり、その生活をフレッドに盗んで貰おうとしていたのだ。彼女はじょじょに野良犬のようなフレッドに魅かれていく自分に気づく。
そして純真がアナーキーへと飲まれていくところが印象的だ。
やがて話の展開はフレッドがロック・バンドを作るという夢を実現させる形で進行していく。そして衝撃のラストシーン。最後に笑うフレッドの姿が今も忘れられない。その後、彼がどうなったのかは判らない。でも、総てが満たされた瞬間に、この映画は終結している。
その一瞬の美学、これこそがこの作品がロックである由縁だと思う。
ps.ジャン・レノのドラムと、ベースを弾くエリック・セラが観れます。
・「何だ?この感じ。」
分かっているけれど、言葉に出せない。いいな、と思うけれど、それを上手く表現できない。端々のセリフに才能が感じられて、チープで、ジャンクな中に、ちゃんと光るものが散りばめられている。主演の男性も決して美男子ではないけれど、なんかくせになる顔。夢に出てきそう。顔でかいけれど、カッコイイ。不思議な映画でした。
・「広くて狭い世界へ」
アンダーグラウンドな奴らだけが地下鉄の中の中を自由に縦横無尽に駆け回っている、広いんだけど排他的な狭さを感じる作品。私たちの知らない世界が身近な地下鉄に広がっているようなあの感じ。。。あまりの人の多さと忙しさに、誰も気がつかないあの世界の感じ。。。たまらないです!!!
また、フレッドとエレナの関係が実にピュアで素敵です。というか、フレッドの思いがピュアです。エレナを見つめる目に愛がある!
何回見ても毎回満足出来る作品ってそうないですよね?『SUBWAY』は正にそんな作品になると思います。1回目より2回目、2回目より3回目・・・長くお付き合いください。
・「☆これぞ フランス流☆」
役者・配役 ともに ものすごく粒揃い!I・アジャーニ,J・レノ,R・ボーランジェ,J・オングラードこれだけでも 真似できない程の役者集団。C・ランベール(当初 スティングを、と考えていたらしい)も、代役が廻ってきて 幸せもの〜。
もちろん ストーリーも 小粋で いけてます。彼も蛍光灯かざして歩き回るメトロの内側。ベッソンの原点とも言える架空都市とリズム感が何回観ても あきません。
邦・英・米映画でも 出せないやっぱり こう言うのが フランス映画よね。と感じます。ディーバ に はまった人なら気にいる事 請合います♪
EU統合前なので どっぷりフランス気分に浸かりましょう。
・「DVD作リにもプロ根性見せてくれよ」
せっかく素晴しい映画なのにノンスクイーズでノンリマスターの最悪な画質…こんないいかげんなDVD作りで商品として棚にならベて恥ずかしくないのか!! とにかくこの映画の大ファンなのでこのDVDの出来の悪さに怒ってます!! 早急にデジタルリマスターのスクィーズ版を出してくれ!!
・「拝啓、ポニーキャニオン様」
この様な良質な作品を最悪の画質で販売するのは、どのような意図があるのでしょうか?また、L.A.コンフィデンシャル同様、廃盤のままほったらかしにするのは、何か理由があるのでしょうか?いい作品の権利をお持ちになられているなら、きちんと販売する責任もあると思います。本当にいい映画だけに残念です。
・「迫力ある映画」
私は主人公の二人の恋の話より、サイドストーリー的な、主人公の弟と軍人の娘の妹の方の、会話を一度も交わさないけれど、徐々にお互いの想いが通じていく過程が好きです(恐怖で震える彼女を無言で抱き寄せる所なんか特に)。悲劇的な運命を辿る人々が容赦なく描かれていて観ていて怖かった所もありましたが、観終った後には、切ないけれども力強いこの作品の感動の余韻に浸りました。荘厳な音楽が素晴らしい。もっとお求めやすい価格で再販していただけると、この映画の良さをもっと広める事ができると思います。
・「大恋愛活劇だが、ネイティブ・アメリカン悲史の映画とも言える。」
19世紀ではなく18世紀独立戦争前の時代。基本的には恋愛映画であるが、別な観点からみると、ネイティブ・アメリカン(インディアンという言い方はもう止めたほうがいい)悲史という見方も出来る。英仏が植民地分割戦争をしていた時代、ダニエル・デイ・ルイス演じるナサニエルは白人の子でありながら、モヒカン族に育てられ、その戦士となる。英国軍の司令官を娘を偶然助けることから、たがいに愛しあうようになるのだが、他の方が言われているように全編を流れる音楽が運命的に感じられ、観る側を感情移入させる。公開時、夫婦で見に行きすっかり気に入り、DVDがでたら即購入した。私がいちばん興味をいだいたのは、ダニエル・デイ・ルイスのカッコ良さと、残虐な敵役を演じ、フランス側についたタの部族のリーダー(名わき役)との確執だった。その背景には白人の植民が進むなかで滅ぼされていくネイティブ。アメリカンの悲しい歴史を感じるからだ。17世紀初め、最初の植民が始まったころ、米国には推定で2000万から3000万のネイティブ・アメリカンいたが、19世紀末には、一時数万人までに激減し、いまは50万人くらいまで増えてきているらしい。そうした民族としての悲しさが悪役のリーダーに凝縮されているような気がした。ただ、単に恋愛アクションものというだけでなく、深みのある映画に感じた。
・「迫真迫る接近戦 壮絶!」
18世紀半ば、北米大陸で日ましに激しくなる植民地戦争を舞台に、イギリス軍とフランス軍の戦いに避けられない原住民族の数奇の運命を描く、1992年製作・「マイケル・マン監督」が小説『モヒカン族の最期』を映画化した歴史ドラマ作品。【父親に会うため令嬢2人は、護衛隊と共に最前線の英軍・ヘンリー砦へと向かっていたがヒューロン族が一行を襲う。危機一髪、モヒカン族の酋長と2人の息子が一行を救うが・・・・・・。】森の中から無気味に狙うヒューロン族の奇襲攻撃と裏切るマグア(主演:ウェス・ステューディ)・砲弾が炸裂し城壁が崩れ落ちる「ヘンリー砦」の壮絶な攻防戦・白人青年ホークアイ(主演:ダニエル・デイ=ルイス)と令嬢コーラ(主演:マデリーン・ストウ)の激しく芽生える恋ドラマ・仏軍の猛攻に降伏するが砦を明け渡した大佐の一行を迫真迫る接近戦で襲うヒューロン族の人海戦術などの展開は圧巻!また、弓矢に代わって銃身の長い前装式ライフル銃(:銃身前方から弾丸と火薬を装填する単発銃)・大砲(大・小)・トマホークなど、年代物の武器の登場と接近戦で「戦う技」なども、見どころと思うが・・・・・・。
●司祭
・「神様は全てを愛してくれると思う。」
僕は、キリスト教信者(プロテスタント)なのですが、未だに、ほとんどの国の、そしてほとんどのデノミネーションの教会で、「同性愛は罪、悔い改めよ」というのを声高に語っていて、「同性愛の性的嗜好性を変えるお祈り会」などを「あなたのことを思ってやってあげているのよ」と真顔で異性愛者の信者が水面下でやっているキリスト教会も、あるのが現実です。でも、僕は、「司祭」を見て、思ったのは「神様(イエス様)は同性愛者だけでなく、世界にいる全てな弱き者たちの苦しみを知ってくださっていて、救ってくださる。」「神様は、全ての人をいつでも、本当に赦し、愛してくださっている」と言うことでした。是非、クリスチャンでないひとも、クリスチャンで「この映画は最悪です。見るべきではありません」と他のクリスチャンから聞かされてきた人も、是非、一度見ていただきたいです。
・「私はクリスチャンですが」
クリスチャンの私は、この映画に描かれている宗教的な問題はよくわかり、とても興味深いものでした。キリスト教で同性愛を大罪とみなすわけは、旧約聖書に「女と寝るように男と寝てはいけない」という戒律が明記されているからです。旧約聖書の教えなので、キリスト教以前のユダヤ教の戒律なんですが、キリスト教もそれを受け継いでいっているわけですね。でも、私はまあ熱心な信者ではありますが、ひとつ疑問に思うのは、神様が同性愛を罪と定められたのなら、なぜ同性しか愛せない人間をも作られたのか?という点です。ゲイの方は、自分で選んでそうなったわけではなく、そういうふうに生まれついたわけで、何の恥じることもないのではないかと思います。殺人や盗みなどの罪は、、ある意味本人の責任ですが、同性愛は本人の責任でしょうか。そもそも、愛する相手が同性であることのどこが悪いのでしょう?
イエス様がこの世に来られた時、当時のユダヤの世界で、一般には罪人と蔑まれていた人々と親しくされ、彼らの友となられました。そんなイエス様が同性愛を罪に定めるとは、私には思えません。戒律を盾にして、人を裁く狭量な信者たちより、自己の愛と信条との板挟みになって苦悩する主人公の司祭や、彼を暖かく励ます先輩の司祭の方が、よほど人の痛みがわかる愛に満ちた人間に見えました。
・「罪なき者は石を投げよ!!!」
他の隣人が意義あるレヴューをしてくれていますが、まず僕もクリスチャンです。本当に大好きな映画で、何度観ても必ず泣きます。是非再販して多くの方に観て戴きたい。「人が人を愛する」。ただそれだけの事。これほど奇跡的な事はないと思うのです。それがどの様な形であっても。そこには「偽善」とゆうものが存在しません。僕がクリスチャンになった一つの大きな要因となった、大切な作品です。何故、バチカンが抗議声明を出すのか・・・全くの疑問です。それは「教会」にとって都合が悪いからに他なりません。イエスなら、きっと全てを受け入れ抱擁したと思いますよ。そこには「真の大きな愛が」描かれています。もしあなたがクリスチャンであるならば、必見です。これを観て「罪だ!」などと思うのであれば、あなたは真にイエス様の教えを理解していない証拠です。ラストに主任司祭が、グレッグ神父に共にミサをしようと言い、ミサをおこないます。でも聖体拝領の時、誰一人グレッグ神父の列に並ばない中、父親から性的暴力を受ける少女が立ち上がり、彼の列に並び、拝領を受けます。そしてグレッグ神父と少女は泣きながら抱き合うシーンには、涙が溢れます。途中とそのラストにミュージカル「回転木馬」からの「人生ひとりではない」(You'll Never Walk Alone)ゆう曲が流れます。非常に意味をなす曲です。♪嵐の中を 歩くとき 顔を上げて歩こう 闇の果ては 輝く空 ひばり達が歌う 雨風を突いて歩こう 夢は消えても 歩こう 歩こう 希望を抱いて ひとりじゃないよ ひとりでは ないよ
・「切ない・・・」
泣かせる映画ではないはずなのに、最後のシーンはなぜか涙が自然に・・・
最近よくある「死にオチ」(良く言えばヒューマニズム)で客を泣かせようという映画ばかりを見ていたので、見終わった後は、とても心がすぅーとするような、真っ白な気持ちになりました。そしてそれと同時に、いろいろなことを考えさせられた気がします。
久し振りにいい涙、流させていただきました。
・「なぜ?」
なぜ、同性愛者が罪人のように感じるのかな?
異性愛者なら正しいのかな?男が男を愛して悪いなんて誰が決めたのかな?自然界にはたくさんの人たちがいるし、決められないことがたくさんあるような気がする。
燃えるような熱情を同性に感じる人だって、この広い世の中ですから、いて当たり前だと思うのですが・・・
圧倒的に多いのが異性愛者だから、同性愛が悪いと決めたのは誰なんでしょう・・・・
私は、当たり前のように男を愛して結婚して子供も持ちました。でもそれだけが人間の道ではないし、人にはそれぞれの自分ではどうにもならない運命を背負って産まれるものです。
だから彼らが同性を愛することも川の流れと同じで自然なことのようです。彼らは好きでそうなったのではないと言うこと・・・決して汚らわしくなく、彼らには、生まれながらにして自然なことなのです。それで、世間から逃れるように生きているのはあまりにも、ひどすぎます。
だからこの映画は、少しだけこの世界が分るような気がする悲しいけど美しい映画です。
●鳩の翼
・「最高クラスの映画です。」
暗そうな映画だと思っていたので、劇場公開時は敬遠したのですが(実際どちらかというと暗い話です)、見終わった今激しく後悔しています。
ロンドン、ベニスの街は言うに及ばず、光と影のコントラスト、雨のシーンなど映像は殊に素晴らしく、建築物や調度品の細部に至るまでしっかり作られている印象を受けました。ストーリー自体は単純ですから、原作を読んでいなくともまったく問題ないと思われます(私は読んでいませんが、読んでみたくなりました)。時代は1910年ごろです。レトロモダンの時代が好きな人、コスチュームプレイファンの方にもお勧めします。俳優陣の演技も素晴らしいです。ヘレナ ボナム カーターの貫録もさることながら、アリソン エリオットには心を奪われました。ライナス ローチも再び煩悶します。最後のシーン、ヘレン(H.B.Carter)の涙と回想シーンは心に響きます。
すべての要素が完全に調和しており、素晴らしい作品です。いつ見ても、古びない映画と思います。
このストーリー、配役、設定を見て心の琴線にきた方は、払う価値があると思われます。このタイプの映画を見たことのない方はボーナス支給直後に購入を。日本語字幕はありませんが、イギリスで購入という手もあります。若い方にも、このような映画を見て勉強して頂ければと思います。
いささか僭越ですが、夜に照明を落として見ることを強くお勧めいたします。
・「死の匂いの聖母」
恋人同士の男女と、その男に思いを寄せる、死期を悟った女。女は、男を横取りし、限りある生の間にその恋を全うすることも可能だった。若さも美しさも財力もあった。だが、彼女は、見守ったまま死ぬ。二人が自分の財産目当てに繰り広げた、恋の狂言を全て許して。
ミリーには、死の匂いが漂う。
色本を見て笑い転げるような、生への渇望を持ちながら、あきらめも持つ。彼女は二人を憎まない。彼には遺産を譲る遺言を遺す。その遺言が、恋人同士を決定的に割いたのだ。
男には、ヴェネツィアは、ミリーの面影そのもの。黄金色の石畳を歩き、はしゃいだ、「生」の象徴であるミリー。女には、ヴェネツィアは、暗闇の街。
恋人をミリーにけしかけながら、嫉妬にもだえ苦しんだ夜の闇。
ラスト、黄金色の、暖かな光のヴェネツィアに迎えられる男。ミリーの思い出とともに、再生する予感。そして女は、あの暗く寒いベッドの上に、一人うち捨てられたまま。彼女の涙は、ミリーに対する悔やみではなく、恋人に去られた絶望である。
・「地味な作品だけど」
ヘレナ・ボナム・カーターが何とも憎たらしい女性を演じている。死期の近い友達が自分の恋人を好きになったと知り、遺産目当てに恋人を彼女にあてがう。その企みを全て見通しているはずなのに黙って受け入れようとするアリソン・エリオット演じる友達・ミリー。
ヘレナはこの映画で大絶賛されたらしいが、ヒロインの感情の起伏が中心に描かれすぎていて、見る人によっては最後までヒロインの悪どさにムカつきを覚えるかもしれない。実は自分もその一人だった。しかし、それが彼女の演技が上手いという証拠だろう。2人の女性に愛される男の愛情のベクトルがどっちに向いているのかが少し分かりにくかったが、それももしかしたら狙いかも。淡々とした愛憎劇の全編に物悲しい曲が流れ、地味な作品だが観おわった後に「愛と生と死」を改めて考えさせられてしまう秀逸な作品だ。
・「息苦しくなる切なさ。あなたならどうする?」
切ない三角関係。死期がそこまで迫った残りの人生を生き抜こうとする女性。愛を貫こうにも、周囲の圧力に放棄した女性。彼女らの間に立ち、傍観者でありながらも、この三角関係の真ん中に立つ男性。どこまで愛しているのか、愛を取り戻さんとするがゆえに、純粋な愛よりも邪悪さがちらついてしまう心。流れゆくヴェニスの川の流れの如く、音楽も流れる。
美しい装束に身を包む人々。ヘレナ・ボナム・カーターが、少女のようでいて、熟成した女性の両面をちらつかせる。あなたがこの映画を見るときは、一体誰の立場になって考えるのでしょうか?きっと、原作も深いものなのだと思います。「鳩の翼」それは、なんでしょう?この世のしがらみや、俗物から自らを解き放つことへの象徴ではないでしょうか。
ラストで、ただ一回、この言葉が、男性の独白の中で出てきます。
・「鳩の翼、あるいは鳩の涙。」
鳩の翼とは、魂の平和を求めて飛ぶ翼だろうか。
恋愛に疲れたとき、行き詰まりを感じたときに観るとより心に響いてくると思います。
・「深い・・・」
意味深で、観る度に、深い。。 胸がいっぱいになった。
日本語の題名があまりにセンスない… フランス語の原題は les uns et les autres 「あっちもこっちも(の人たち)」 「それぞれの(人たち)」 「すべての 人たち」複数の意味を持つようです。これも深い。
緻密に張り巡らされた伏線、選曲の意味深さに、改めてクロード・ルルーシュの凄さを知る。
ときどき首をもたげる 戦争は必要悪?という思い。これを観てキレイに払拭された。実際のところ戦争の犠牲になるのは うちら庶民。そして戦う相手は愛すべき人間。
最後、チャリティコンサートでスーザンとパトリックのコーラスが 何語でもなく、「アー…」だけの理由が今になってわかった。
この映画がこんなに心に沁みるのは、生きとし生ける全ての人へのオマージュであるからだとわかった。
音楽は全ての人が享受でき、色んな想いを乗せて時空を超えて受け継がれていく。人間が発明したものの中で最も素晴らしいものじゃないかな…と思った。
・「音楽とダンスのサーガ」
フランス、アメリカ、ドイツ、ソビエト。音楽やダンスに関わる人々の親子3代にわたる一大サーガ。登場人物たちの幸せな結婚・夫婦生活を冒頭足早に紹介したあと、映画は哀しみの時代へと移行する。
第二次世界大戦の勃発によって、それぞれの夫婦は離ればなれになってしまう。収容所に送られる途中で子供を捨てる親子、楽団指揮者として戦地に派遣される者、そして当然のごとく戦争で夫を失う者。戦争によっていとも簡単に人と人の絆が引き裂かれていく間の音楽やダンスは、哀しみに沈む人々の<癒し>として描かれる。
しかし、この分断の歴史は皮肉なことに戦後も続くことになる。戦争というタガがはずれ自由を求め過ぎた人間は、精神的に分断を自ら深めていってしまうのだ。戦中はあんなにも帰りたがっていたマイ・ホームをまるで敬遠するように、登場人物たちは自殺未遂や離婚を繰り返す。何かを失った人間の<嘆き>が音楽やダンスとなって表現される。
この映画が優れているのは、同じ俳優が親と子を一人の俳優が演じており、登場人物が多いため人物相関がめちゃくちゃになるところを未然に防いでいる点だ。親と子、国と国の分断した人間の絆が、チャリティー・コンサートにおいて再び一つに結ばれていくシーンによって、観客の魂を揺さぶる感動的ラストに仕上がっている。それがたとえ一夜限りの幻想であったとしても。
・「戦後ヨーロッパの奇跡!」
エッフェル塔を背景に、ジョルジュ・ドンが『ボレロ』を踊るラストのシーン。
ゆったりとした三拍子で同じシークエンスを繰り返すこの音楽は、その直前の精神病院の庭のシーンからすでに始まっています。
同じ場所を行ったり来たりしている患者達が、まるで踊っているかのように見え、それは戦争と愛憎の悲喜劇を繰り返す人類の宿業の姿のようでもあります。映画は、その哀れな人間たちの魂を導く。観客と共に、あのラストシーンへと連れていく。
多数の登場人物たちの複雑な人生とジョルジュ・ドンの力強いバレエが、『ボレロ』の繰り返す旋律と相俟って、かつての敵味方の壁を越えて開催された赤十字・ユニセフのチャリティー・イベントの趣旨、その意味を極限にまで拡大してゆく。また、そのテレビ中継を見る人達のカットが素晴らしい!
「テレビを見ている人」をこんな風に撮った映画は他には無いと思う。
ボレロを踊っていた在りし日のソ連の少女は、老いた今も鉄のカーテンを越えられません。まだ冷戦時代でしたから・・。それでも、西側に亡命した息子の踊る姿を衛星生中継で観ることはできたんです!隣で優しい顔をしていたジェラルディン・チャップリンも忘れられない。
やっぱ、傑作は違うよ。
・「ボレロは、人間愛の原点を示している!」
あそこであれがなかったらこれはこうだった、とくよくよ悩むものだが、それらの人生の機微を大きなスケールで描ききった。第二次世界大戦を縦糸に、いくつかの家族の機微を横糸に、よく練られたストーリーだ。それぞれかなり有名な実在のモデルがあり、それを想像しながら見ていくのもまた面白い。
戦争の時代の閉塞感と、解放されたパリの華やかな自由さを対照的に描き、それらを超越した人間愛の原点を、バックに流れるボレロが示している。間違いなく傑作だ。
・「愛と哀しみのボレロ」
今までに見た映画の中でも本当にすばらしい作品です。戦前、戦中、戦後を通して繰り広げられる人間関係のつづれ織り、そして、最後にひとつになって、感動とクライマックスのうちに幕を閉じます。同じ役者さんが二世代を演じたりするのでちょっと、混乱するかもしれませんが、きれいな音楽とともに重みのある映画です。
・「輝くほどの映像美」
輝くばかりのオレンジに近い赤をダンマ(仏教の本質)に、現代のシアトルにおける苦悩を青とした、統一感のある映像は、「シェルタリング・スカイ」とは異なる距離感をもつ美しさがある。最後、ラマ・ノルブ師が亡くなった後、母親が懐妊し、大きく膨らんだセーターの色は赤であり、少年ジェシーのジャケットは赤と青、父親は青とさせるなど、細微にわたって徹底しており、様式美さえ感じさせる。
ヘルマン・ヘッセの作品の内的洞察の1つの頂点である「シッタールダ」を絵にすると、このようになるのでは、と唸らせる作品であった。
絵本「小さなブッダ」の語りをもとに、世代を引き継ぐ師と弟子・親子の垂直軸と、選ばれた子供たち、その親である同世代の夫婦の水平軸から織りなす対話から、ダンマをシンプルに観客に示している。確かに物語としては平凡であるが、ダンマの基本的な概念はきちんと押えられている。
また、美しすぎる映像美に埋もれることなく、主となる俳優はもちろん、エキストラの人物の表情・視線さえも明瞭なアングルで撮られている。坂本龍一によるテーマ曲が最後の最後までリフレインし、エンドロールが終わった直後の最後のワンカットで見せる。監督の美学が完結した瞬間である。この最後を見届けなった方はおられるかと思う。
・「美しい作品です。」
決ã-ã¦åºæ¿çãªã¹ãã¼ãªã¼å±é-ã§ã¯ããã¾ãã"ããã¨ã¦ãå¼·ãå¿ã«æ®ãä½å"ã§ãã
é'ãé'ããæ-¥å¸¸ç"æ'»ã®ä¸ã§èµ·ããéæ-¥å¸¸çãªäºä»¶ãã©ãå§ã®è¨ªåãå°ããªåä¾ãé«å§ã®ç"ã¾ãå¤ããããç¥ããªãã"ã¨ã'å'ã'ããããã®çå½ã'æ±ãã¦ãæãã-ãæ-ããªè²å½©ã®éæ-¥å¸¸ã®ä¸-çã¸ã¨æ-...ç«ã¤ç¶åã®å§¿ããã"ã«ãã·ããã«ã¿ãåºç"ã-ãããã¦æãã'é-ãã¦ã-ããã¨å'¼ã°ããã¾ã§ã®ãã¡ã³ã¿ã¸ã¼ãéãããã¦è¡ãã¾ãã
ã¾ã観ã¦ããã ãããã®ã¯ããã®è²å½©ç¾ã§ãã
å¼·ããã£ã«ã¿ã¼ã'使ã£ãæ åã¨ããã®ã¯ç¹å®ã®è²ã°ããã強調ãããããã観ãå'ã¯èä½"çã»ç²¾ç¥çãªå¿èã'è¦æ±ãããã®ã常ã§ãããã"ã®ä½å"ã¯éãã¾ããå¼·ãè²å½©ã®çµ±ä¸ã¯ãåã·ã¼ã³ã®æ½è±¡çãªæå'³ã'æãããã大å¤å¿å°ãããé...åçãªæ åç¾ã ã¨æãã¾ãã
ãã-ã!¦!!ã鳿¥½ç¾ã
ãå"ã-ãã'ãã©ãæ'ãã®ãã鳿¥½ã'ããã«ãã«ããç£ç£ã¯ãã"ã忬é¾ä¸ãã"ã«æ±ããããã§ããããã®è¦æ±ã«å¿ãã¦ãã¾ããã鳿¥½ã§ãããåæ²ã¯åä½ã®æ¡ä»¶ãã¨ããã"ã¨ã'ãæ"¹ãã¦æãããã¦ããã¾ããæ ç"»ãçµãã£ã¦ããå¿ã®åºæ·±ãã«æ²ã"ã§æ®ãããã³ãã³èã£ã¦ãã¾ãã
ã"ããæ½è±¡çã»è¸è¡"çãªå'é¢ã«æ"¯ããããç©èªã¯ãã®çµç¤ã§ä»æçãªæãã¨æ»ã®è¦³å¿µã«è§¦ãã¾ãã観ãå'ã¯ãå°é£ã-ãã"ã¨ãè§£ããã¨è§£ãã¾ãã¨ãèªãã®å¿ã®ç§å¯ã«è§¦ããéè·ããé-æ"¾ããããã-ã¦ç'ãããã"ã¨ã'å¼·ãæããã§ã-ããã
æ-¥å¸¸ã§æ¶è-ã-ãç-²å'ã-ã¦ããæ-¹ãå¿ããç'ããããã¨æãã¦ããæ-¹ããã-ã¦ãç§ã'æ¢ã-ã¦ã»ã-ããã¨å¿ã®ã©ã"ãã§æãã¦ããæ-¹ã«ããããã§ãã
・「いい作品だった」
ä¿¡ããäºãä¿¡ãããäºãåãã¡åãäºãããã¯ã¨ã'ã«å¡-ããã"ã¨ãªããå·ãããã®ã§ãªããæ-ãããã®ã ãçµå±ã ããé«å§ã®ç"ã¾ãå¤ããã
ããããå½ãè²ã£ãç'°å¢ãéãåä¾ãã¡ã®åæ...ãçµã大åãªã®ã ã¨ããäºãåèªèº«ãããããæ°-æã¡ã'大åã«ã-ãããæ ç"»ã¨ã-ã¦ã®ã¡ãã»ã¼ã¸ã'è¨è'ã§ã¯ãªããæè¦ã§æããäºãã§ãããçµå±ãèå§ã¯ã©ã®åãæ¬å½"ã®ç"ã¾ãå¤ãããçå®ã'è¨è'ã§ã¯ã¤ã'ãªãã£ãã'ãã©ããã«ããªããã®ä½å"ã¨ããäºã§ãè¸è¡"æ§ã大ä½ã®ãã³ãã'è¦æ±ãã人ãããããã-ããªãããã"ã®ä½å"ã¯ã"ãã§ããã£ãã¨æããåä¾ã®é ãæ¯è¦ªãåä¾ã'å¯ãã-ã¤ã'ãçµµæ¬ã'èªãã§ã-ãï¼ã§ãåä¾ã¯éå±ã ããå¯ãã®ã§ã¯ãªãã§ã-ãï¼å¿å°ããã¦ãããã-ãããããããå®å¿ã-ã¦ç ãäºãã§ããã®ã ãæ¡å¤-ãå·¨å! ã!!®åç¹ãªã®ããã-ããªãã
・「青いシアトル、朱のネパール」
とても印象的なのが、映像の色である。現代社会を象徴するシアトルは全体的に青っぽいイメージでとらえられている。主人公の男の子が住む家は特にガラス窓とコンクリート、ステンレスが多用されており、無機質で寒そうな街に見える。反対にネパールは朱色。人々の衣装も、街の煉瓦も暖色である。色だけで現代アメリカ対仏教社会の位置づけをしているわけではないが、色が効果的に(いささか単純すぎるくらいに)使われていて見ていてもとても美しく楽しめる。キアヌ・リーブスもインタビューであくまでも白人がみた仏教であり、ブッダであると思うと言っているが、一つのブッダ像を作り上げていると感じた。
・「チベット仏教の西洋への紹介」
数年前に映画で観て、久しぶりにもう一度見ました。作品自体は、高僧の生まれ変わりを探す中で、子供への語りという形で、ブッダの生涯を紹介していくというものです。その高僧が仏教を西洋へ広めることに関心を持っていたので、アメリカ人が候補者になったというのが、映画の変わった点でした。ただし、全体としては、東洋の神秘性を誇張するきらいがあり、西洋人の目から見た東洋、という印象が残りました。日本で紹介されていないものも含め、アメリカではチベット仏教やダライ・ラマに関する映画が、ここ数年で少なくとも3本は出ていると思います。中国の人権問題には常に反対しているアメリカですから、東洋文化の紹介においても、チベットという、やや特殊な国を採り上げたのだろうか、という感想を持ちました。
・「初めて香港明星に・・・」
惚れた惚れた!!初めて香港のスターに惚れたきっかけの映画でした。優男のように見える主人公ナンがめっちゃめちゃかっこいい!見てくれは意外に細いかんじだが中身はめっちゃ骨太!人間味あふれる黒社会をスタイリッシュにそして痛くせつない映画になっている。これで主人公のイーキン・チェンにはまってしまった。
現在1~6までのシリーズがあるようだけど日本で見ることはシリーズ4まで。先日香港フェスティバルで6を見た!とんでもない展開でおかしかった。
・「返還直前の香港を席巻した人気シリーズの第一作目」
香港の若い古惑仔(チンピラ)たちの友情を描いた人気シリーズの記念すべき第一作です。香港の人気俳優鄭伊健(イーキン・チェン)や陳小春(チャン・シウチョン)の出世作ですが、まだ若い頃の呉鎮宇(フランシス・ン)が敵役で気を吐いているばかりでなく任達華(サイモン・ヤム)も特別出演するなどキャストは非常に豪華です。
クレジットでも明記される様に本作は同名漫画の映像化で原作漫画のカットと実写の映像を重ね合わせる演出が繰り返し出てきます。原作は未見ですが重ねられたカットを見る限りでは、かなり漫画に忠実に実写化したと思われます。俳優たちの演技にも漫画的な軽やかさやケレン味があり、好き嫌いの別れるところでしょうが、はまる人には楽しめます。
長髪の鄭伊健が主役の硬派な青年ナン、坊主頭の陳小春が準主役の好色なサンカイに扮するほか、短髪をポマードで撫で付けた謝天華(マイケル・ツェー)が喧嘩早いイー、やや女性的な風貌の朱永棠(ジェイソン・チュー)誠実なチョウパン、メガネの太った林曉峰(ジェリー・ラム)が滑稽なポウパンを演じており、この五人を中心にドラマは展開します。
冒頭で五人の少年時代をセピア色の映像で示してから青年になった現在を描くカラー映像に切り替え、そこで改めてキャラクター紹介を行っていますが、まず少年期を演じた子供たちと青年になってからの五人があまり似ていないので微妙に混乱が生じます。
また、90分強の短い尺のためか、謝天華のイーと朱永棠のチョウパンに最初のキャラクター紹介で示された様な個性や存在感があまり感じられなかった点も残念です。特に朱永棠のチョウパンは髪型等が主役の鄭伊健と被って紛らわしい上に殆ど見せ場も無いまま中盤で命を落とす展開のため、余計に印象が薄くならざるを得ませんでした。
独立した一本の映画として見るのではなく飽くまで長編シリーズの一部として見るべき作品だと思われます。
・「かなり好きかも」
内容を知らないままニコラスが見たいだけで見た映画です。でも思ったより全然良かった。他の映画では見られなかった色んな表情のニコラスがいます。原色のTシャツが良く似合うんだな、これが(笑)。エリック・ツァンの若い頃がスティーヴ・フォンってのが結構不思議と可笑しくなかったりして。サム・リーも相変わらず良い味だしてます。
・「グランドピアノは盗んじゃイカン」
キャストは地味に無意味に豪華ですが、ニコラスの独壇場が盛り沢山。ファンなら美味しい見所をたくさん堪能できるはず。彼が怒りに震える演技など、よくできました!と褒めてあげましょう。
ストーリーに目新しさはありませんが、アナタの期待を裏切ることなく、しかし決して感動させることもなく。ケリーになら職務質問されたいかも。
・「ありがとう、スティーブン・フォン&サム・リー」
ストーリーは中途半端といえば中途半端だけど、香港的ハッピーといえばハッピーです。そんなことよりも、回想シーンでエリック・ツァンの20年前を演じていたのが、スティーブン・フォン(岡本健一似の人)だったこと、そしてその敵役がサム・リーだったことが、とてもツボで笑えました。
エリック・ツァンの髪型ネタに対する、ニコラス・ツェーのさらっとした受け流しも勉強になりました。タイトルから受ける印象に従わず、ところどころで笑わせてもくれました。「硬いことは言わず期待しすぎず」見るべきタイプの作品だと思います。
・「早く再販してください」
名作中の名作です。まず、映像が素晴らしい!いかにもヨーロッパの濃厚さが画面全体に出てます。シーン一つ一つも絵画のような美しさで、忘れられません。ドミニク・サンダの女同士がタンゴを踊るシーン。森の中の暗殺のシーン。ベルナルド・ベルトリッチのイタリア映画の傑作のひとつといっていいと思います。内容も少年時代に殺人を犯した男が普通の男として生きるために結婚し、時代の波に逆らわずファシズムに身を投じていきます。男の抑えられた不安、凶器が見事に映像化されています。強くDVD化を希望します。
・「映画の美と奥深さを感じさせる傑作」
私にとっての、ベルトリッチの最高傑作です。映像の美しさ、役者陣の個性の豊かさ、全体を流れるゴージャスさ。これは、爛熟し、退廃の際にあるヨーロッパそのものの美しさと言えるかもしれません。ドミニク・サンダとテファニア・サンドレッリの2人の女優の存在感の見事さ。これぞ映画女優!こんな女優さん、最近はとんと見られませんわ。暗殺シーンで、ドミニク・サンダが、助けを求めて自動車の窓を叩くときにはめている革手袋の哀しさと美しさ。もう10回以上見ていますが、見る度にどんな細部のシーンにも刺激と満足感を味わえます。ストーリーだけを追う人には、この映画の本物の素晴らしさはわからないかも。この作品は、映画好きへのチェックシートとしても使わせていただいています。この映画が好きという人とは、きっと話が合うと信じています。
・「世界で最高に美しい映画」
ベルナルド・ベルトルッチとヴィットリオ・ストラーロのコンビが生んだ至高に美しい作品です。ワンカット、ワンカットが芸術写真のようでうっとりしてしまいます。光と影をこれほどまでに映画の雰囲気に合わせてコントロールできた監督と、撮影監督は彼らしかしかいないのではないかと思わせる程、すばらしい!映画ファンのみならず、写真や映像、美術、衣装、ヘアメイク、照明などに興味がある人には必見の作品です。とにかくレベルが違います。本物とはこういう物なんだと、目から鱗が落ちること間違いありません。
・「人間の光と影・体制順応者(Conformist)」
アメリカでは公開時にカットされた視覚不自由者達の結婚祝賀会のシーンの5分間が後に復元された経緯がある。カットバックシーンが錯綜しているので、一度見た時点で全てを理解するのは困難で、二度目を見るなり、ベルトルッチ監督のインタビューを見るなりすると味の出てくる映画。ドミニク・サンダが同性愛の傾向のある教授夫人を演じているが、サンダは監督がデートリッヒやガルボの雰囲気を持つ逸材として採用しただけあって、デートリッヒ風に煙草を吸ったり、女性を誘惑するシーンは男女の性を超越した美しさをみせる。原題はIl Conformista/The Conformist(体制に従う人)。ムッソリーニ時代の同性愛の傾向のあるイタリア人ジャン・ルイ・トランティニャンが主人公で、この場合“体制”はファシズムとheterosexual。主人公は、自らが他人と異なることを嫌い体制に迎合していく。プラトンの“国家”の第7巻の冒頭にある‘洞窟の比喩’が引用されており、光と影、人間の二面性といったことがテーマ。たとえ一時期“体制”であっても、影(偽り)は光(真実・イデア)に直面することで消え去ることの比喩が、見事に光と影を使った映像美で数秒のうちに表現されるシーンは必見。時代背景と舞台がパリということで、自らに当てはめて映画を見る日本人は少ないかもしれないが、日本人は体制に従う傾向があり、事実、日本も戦時中はファシストに組し、特効警察はこの映画に描かれているものに近い。最近では、横綱朝青龍のマスコミ総出の理不尽な非難に、体制に迎合した作家や芸能人が組したことが思い出される。この映画の鑑賞後の後味は重く暗いので、美しいエンタテインメントを映画に期待する人には不向き。ジュリアス・シーザーをイメージした暗殺シーンは陰惨で、サンダとサンドレッリのヌードシーンもあり(性描写はきわめて穏当)、鑑賞は中学生以上が適当(アメリカではR指定)。
・「目の眩むような官能的な映像美」
モラヴィア×ベルトルッチという20世紀のイタリアを代表する作家と映画監督の夢のようなコラボレーション。アルベルト・モラヴィアの作品は『倦怠』『深層生活』『金曜日の別荘』など様々な監督が映画化していますが、性を磁場にした退廃性のせいかポルノグラフィー的な解釈をされたものも多く、唯一原作の品格を損なわずに最高の状態で映画化されたと思うのがこの『暗殺の森』です。流麗なカメラワークにドラマチックでありながら行き過ぎない演出、素晴らしいセットと衣装、そしてフランスを代表する映画音楽家ジョルジュ・ドルリューによるオリジナルスコア・・・一切が手抜きなく、ヨーロッパらしい映像芸術の醍醐味を感じさせてくれます。好対照な魅力で光を放つドミニク・サンダとステファニア・サンドレッリという華やかな女優陣に対し、内省的でインテリジェントなイメージのジャン・ルイ・トラティニアンという配役もいいですね。性倒錯者の役でちらっと顔を出すフランスの個性派俳優ピエール・クレマンティ(『昼顔』『豚小屋』etc.)も素敵!有名なタンゴのシーンの他どこをとってもフォトジェニックで、古いモード雑誌でも眺めるようなお洒落さも感じます。ファシスト政権に弾圧を受けた作家が書いたイタリアの現代史ともダブるストーリーですが、たとえ政治色の強いストーリーに共感できなくとも、映像だけでも十分に楽しめるところは監督の優れた手腕じゃないでしょうか。ベルトルッチは『ラストエンペラー』あたりから個性に乏しくグローバル化し、残念ながら私にはもはや興味のない監督になってしまいましたが、'70年代頃の様式的で耽美で感傷的な作品の数々は彼らしくて大好きです。感情表現の激しさと豊かさはラテンの気質ならでは。ファッションやデコレーションに対する美意識の高さもイタリア人らしいと思います。
・「買ってよかった!観てよかった!!!」
ホントに隠れた名作と言うのはコノ映画のこと。インターネットショッピングはこんな名作に出会えるからやめられません。 血気盛んで友情に厚いパコ、肌の色の違いから疎外感に悩むミクロ、芸術家肌で気の優しいクルス、彼ら三人の複雑に絡み合う運命を見事に描ききっています。この三人が映画の中で”生きている”と言う感じで、ラストシーンのパコとクルスにはそこのアナタも間違いなく爽やかな涙を流すことでしょう。
・「隠れた最高傑作」
知らない人ばかりで悲しい 価値ある映画 映画配給会社にまで、電話したほど 宣伝をうまくすれば、日本中の若者から中年まで観にいき感動する 大ヒット間違いなし、あえて現在、上映するべき 観たことある人は少ないだろうが、もう一度ほとんど観にいくし、友達に薦めたくたる映画 映画関係者の人、一度みてください 僕にお金があったら興行権買いますよ たまったら 夢ですが この映画いくらぐらいか、わかる人いますか 男はみるべし ビデオはでていますので、買っても損しません 観たら、劇場で、感動を共有したくなるでしょう
この位、思い入れの強い映画です、騙されたと思ってみてほしい
・「とびきり辛口、とびきり美味。」
はっきり言って、観客を選ぶ映画だ。「とにかく泣ければ何でもいい」人にはお薦めしない。そんな甘っちょろい映画ではない。「他にもたくさん観たい映画がある」人はこの映画は後回しにした方がいいだろう。『ブラッド・イン、ブラッド・アウト』しか受けつけない体質になりかねないから。料理で言えば辛口。しかも飛び上がるくらい辛い。しかしコクと香りは超A級、一度惚れたら離れられない。そんな映画だ。
荒削りなようで緻密に計算された物語。映像と音楽の完璧な相乗効果。とても演技と思えない迫真の演技。それらが一体となって、チカーノ(メキシコ系アメリカ人)の生きる悲しみと誇り、怒りと喜びをぶつけて来る。そしてそれはやがてあらゆる観客の生きる悲しみと誇り、怒りと喜びにつながる。主人公格の三人も、脇を固めるキャラクターも、どこかで観客自身につながっている。それを実感できた人だけが、ラスト・シーンでパコが流した歓びの涙に共鳴できるだろう。
・「男なら共感?」
結構昔に見ましたが、3時間くらいあるのかな?長い映画ですが、面白くない映画では苦痛ですが、これは一気に見れます。女性の方はわかりませんが、男だったら共感できるのでは?カラーギャング映画では似たようなものでカラーズがありますが、あちらも好きですが、こちらのほうが個人的に好きかも。自分は保存版ではビデオを持っていますが、値段も安いし今回は待ちに待ったDVD版を絶対買います。
・「ギャング映画の最高峰」
数あるギャング映画の中で1番好きな映画です。最後のシーンは泣けます。僕はこの映画を見てアメリカに留学してメキシカンの家庭にホームステイするほど影響を受けた映画です。
・「原作の主人公等身大のジェイン・エアでした。満足。」
文芸作品は大好きです。大抵、高校生の頃に読んだのですが、そういう作品を月日を経て、映像として見れるのは幸せです。余りにも有名なこの作品。何度か映画化されているはずです。記憶の中に、白黒映画も入っています。
原作を読んだ方ならご存知の通り、主人公は「決して美人とは言えない」設定です。でも、彼女の精神力の強さ、生きていく姿勢が彼女を美しい女性にしています。そんな地味なジェインを、実に見事に演じています。原作の世界を忠実に映像としている事にも大満足です。
決して悲劇的ではなくて、「私は生きていくのだ」という、自らの道を切り開こうとする静かな中の強さを感じます。文芸作品が苦手な方には、強くは薦めませんが、こういう映画も見て欲しいです。原作を読んだ事がある方なら、是非、機会があればご覧下さい。この作品を見て、つくづく自分はイギリス映画が好なんだな・・・と、思いました。
・「ハドンホールに魅せられて」
本当に地味な作品であるが、この映画を何度も見たくなるのは、ソーンフィールド館として現れるハドンホールの魅力に負うところが大きいのではないか。中世の面影をそのまま残すホールや中庭、美しい庭園やロングギャラリーなど原作の雰囲気をよく伝えている。小説の後半はかなりカットされているが、一つの映画としてみた場合、要所を押さえたせりふをそのまま使った、まとまりのある作品と言える。心温まるオーボエの音が流れる中、ホールのすぐ下の川原をジェーンが散歩する姿は何度見てもいい。
・「原作のイメージを良く表現できています」
よく出来ていると思います。原作から削られた部分は多いのですが、よくまとまっていて観ていて飽きません。映像がとても美しく、登場する建物もセットではなく本物だそうで、原作の雰囲気をよく表しています。キャストも、主演のシャルロット・ゲンズブールはジェインの個性をよく表しており、過去にジェインを演じた女優の中では一番私の中の原作のイメージに近いと感じました。
・「大作も映画で観るとあっという間。」
1996年イギリス作品、フランコ。ゼフィレッリ。両親が死亡し、孤児とたったジェインは伯母に引き取られ、虐待され、寄宿学校に追い出される。8年間学生。2年間教師。貴族の家の家庭教師。貴族と恋。貴族には狂った妻がいた。この妻の描き方が可愛そう。伯母宅にいき、ぼうだいな伯父の遺産をつぎ大金持ちに。障害者になった貴族と結婚。貴族の妻は死んでいた。二人は仲の良い夫婦であり子どもができた。男の子。一生涯幸せであった。19世紀のお話。「嵐が丘」も「ジェイン・エア」もブロンテ姉妹の作品。「嵐が丘」は4女エミリー、「ジェイン・エア」は3女シャーロットの作品。『ジェーン・エア』はベストセラーになったという。今日、1日でブロンテ姉妹の作品を映画で観たことになる。小説速読には、映画化されている名作は便利である
・「面白かったです」
お恥ずかしいながら、感動してしまいました。もちろん削除された部分も多いのでしょうが、わずか2時間弱のスペースの中に、500ページにも上る原作のエッセンスが現代風の演出がなされることなく、見事に凝縮されています。オープニングのシーンからそしてcharity schoolへの放逐、そしてそこからの新しい世界への旅立ちが、あっという間のうちに描写され、メインプロットへの導入となっています。やはりこれには主人公役のエアの選定がぴったりだったのでしょう。決して恵まれた環境の下に生まれたわけではない主人公の生き様が見事に描かれています。それは、19世紀前半という時代の拘束の下で、いかにして自分の人生を切り開いていくかというテーマです。時代的な背景がいかに変わったにせよ、この作品がいまだに読みつづけられているという事実は・u栫A卑俗的ながらも、このテーマが持つ普遍性の証なのでしょう。音楽もぴったりでした。
●花の影
・「花鳥風月」