「夢魔」「超必聴盤」「エイティーズの匂い」
「彼女の奥底の音楽」「素晴らしい」「すばらしい!」「ビョークの人間性。」「やっぱりすごい人。」
千年回廊 (詳細)
姫神(アーティスト), 星吉昭(その他)
「千年回廊~原点回帰」「蒼海に響く韻音」「NEW AGE MUSIC,ETHNIC FUSION」「なぜだか懐かしい」「蒼海に響く韻音」
憂愁のノクターン (詳細)
フジ子・ヘミング(アーティスト), ショパン(作曲), シューベルト(作曲), ブラームス(作曲), リスト(作曲), ドビュッシー(作曲)
「最高傑作」「好き好きはあるとして。」「耳に心地よい」「心地よい鐘の音と共に」「ショパンが特にいい!」
戦場のメリー・クリスマス (詳細)
坂本龍一(アーティスト), S.マッカーディー(その他), デビッド・シルビアン(その他), RYUICHI SAKAMOTO(その他)
「教授が目指す無国籍音楽の原点」「情景を飛び越えた」「アナログ時代の終点」「泣ける・・・」「無人島に1枚持って行くなら」
Ambient 2: The Plateaux of Mirror (詳細)
Harold Budd & Brian Eno(アーティスト)
「現代美術館に響かせたい至高の音」「ハロルド・バッドのピアノ(プリペアード?)主体の良作」「こんな音楽が存在するんだな。」
「やっと会えた」「色彩」「新ジャンル」「昇華」「存在がアート」
NOEL (詳細)
THE ECCENTRIC OPERA(アーティスト)
「幻想的な空間...」「クリスマスの名曲が鮮明に輝き出す1枚!」「レベルが高い!」
「空色勾玉の世界へ」「命の鼓動」「凄かったです!」
「深く、静かに、心の奥にいつまでも」「「そらの庭」あたりとはだいぶ変わりましたが」「新しい世界観」「再会」「夢でも現でもない、二律背反の世界」
● 趣味悠々 音楽編
● 私の心にある女声
● いろいろ
● 異世界へ
● Music for the people on the earth
● 棚から一掴み
● 乱雑ですが…
●夢魔
・「夢魔」
イッセー尾形氏の一人芝居の幕間にBGMとして流れていた音楽に魅せられて購入。独自の世界観に包まれていくメレット・ベッカーの声と音楽思わずミンガスを想像させる程の迫力があります。おすすめの一枚です。
・「超必聴盤」
メレット・ベッカーのデビュー盤でもある今作は彼女の歌い手としての才能を知らしめた傑作。特にその耽美的だけども非常に残酷な印象を与える世界観。「黒い森から現れた天使」と帯にあるように”あどけなさと残虐性”とか相反したものを歌詞からも音からも感じることができます。映画で言うと「ロストチルドレン」とかの雰囲気に似ています。こういう世界観で良いものって探しても中々見つからないのでもっと出して欲しいですが、彼女のCDはこれ以降国内では発売されていません。こういうのにはあまり光があたらないのかな。とにかくこれ系が好きな人は必聴盤!
・「エイティーズの匂い」
ピナ・バウシュの「七つの大罪」でブレヒトを歌ったメレット・ベッカーは、澄みきった声をしている。彼女は、女の子の生活に潜むさまざまなオオカミについても歌う。アインシュテルツ・ノイバウテンのミューズである彼女は、メンバーとの「流れ星」というかわいらしいデュエットでも有名だ。一方、ドイツ・プレイボーイ誌にヌードを披露したり、映画「キラー・コンドーム」では家族総出で出演したりと、ナンデモアリなメレット・ベッカー。そんな彼女ののアルバムが面白くないはずがない!
●メダラ
・「彼女の奥底の音楽」
彼女の作品はAll is full of love以降から大きく変化している。音楽的に成熟してきている。熟してきているのだ。それを過去の作品と比べるなんてナンセンスというものだろう。たしかにポップさは薄れてきてはいるが、これはまぎれもなく彼女だ。それは集約すると今作の「声」というものに他ならない。声を持っているアーティストは強い。昔から活躍している今のシーンのアーティストで言うとシルビアンやスコット・ウォーカーもそれにあたる。
女性に使ってよい言葉かわからないが、うーん、渋い。素敵な年のとりかたをしているな。これで歌いまわしに幅が出たら、すごいことになるだろうな。まぁ、それも時間の問題だろう。
・「素晴らしい」
さまざまなエレクトロ楽器・生楽器と自分の声との融合をこころみてきた彼女が原点である人間の声だけで作ったアルバム。もっとも彼女は、はなから自分の声だけで勝負しているわけで他の楽器というのはいわば二義的なとらえ方がされているのだろう。このアルバムがどれだけ凄いかは、他のアーティストでこれができる人間がどれだけいるだろうかと考えてみるとわかりやすい。どんな音楽も創造において全ての音はまず自己内の内的な声として認識されるゆえの究極の原点回帰。本当にすごい。
・「すばらしい!」
買ってからカレコレ一週間だが、毎日二回以上は聞いてます。前衛的だが、ポップ。ノイジーだが、美しい。聞いていると涙ぐんでしまいます。というか心が弱っているときに聞くと泣いてしまうかも。
名曲ぞろいですが、個人的にはRobertWyattとコラボレートしているSubmarineがイイ!
・「ビョークの人間性。」
このアルバムを聞いて感じたことは、音楽の凄味なんかではなくて人間の存在の凄味でした。そんなことを感じさせてしまう何かが、このアルバムにはある。私はとても衝撃を受けました。
こんな楽曲ばかりなら、歌詞カードが読みづらいことにも納得です。「歌詞なんて気にせず、声を聴いて感じて」というメッセージが伝わってくるようです。確かに歌詞なんて気にならない。歌詞の内容が、声で伝わってきます。
不評と高評価とで分かれてしまうのは、私は理解できる。このアルバムを買って、もう1年以上になりますが、本当に芯から心から良さが分かったのはつい最近のことです。
・「やっぱりすごい人。」
待ちに待ったBjork3年振りソロ通産5枚目のオリジナルアルバム。今回も万人ウケはしない内容となっていますが、BjorkがVespertine以降、辿って来た経緯の結晶がこのアルバムにはあると思います。
デビュー、ポスト、ホモジェニック、これらのアルバムにあったPOP性はあまり求めない方が無難。っていうかなかなかカテゴライズできないような音楽になっています、が俺は今回のアルバムは大好きです。誰もが思いつきそうなアイディアで、でもここまでがっつりと聞かせてくれるアーティストって、他にどれだけいるんでしょ。
自分の世界をしっかり作れてるアーティストしか、こういうパフォームってできないと思う。
●千年回廊
・「千年回廊~原点回帰」
近年の姫神のアルバムはニューエイジにとどまらず、ハウス調のものやボイスを多用したものが実に多く、昔からのファンとしては少々戸惑いを感じていた。それまでとは違うダンサンブルなイメージも新鮮だったが、以前のように侘び屋寂びを醸し出した曲が懐かしいとも思っていた。そして発表されたのが今回のアルバムである。感動した。伸びやかなボイスを生かしつつ、切なくも懐かしさを覚えるメロディーがそこにあった。「未来の瞳」を聴いた時、涙がとまらなかった。昔は姫神の曲を聴く度に「帰ってきた」という想いに包まれたものだが、近年の作品は大らかで開放感こそ感じるものの、深い郷愁に満たされる実感はほとんどなかった。このアルバムは現在の姫神と昔から積み重ねられてきた姫神サウンドが見事に融合している。「神々の詩」で確立した姫神ボイス。その声と姫神独特の美しく愁いを帯びたメロディーが、今、一つになった。近年のアルバムは聴いていないという昔の姫神ファンの方、今一度この作品に耳を傾けてはいかがでしょうか。そして近年姫神に魅せられた方、姫神の原点ともいえる旋律にどうぞ酔いしれて下さい。
・「蒼海に響く韻音」
「千年回廊」のタイトルから想像出来るように、ストリングス・ブラス・シンセサイザーなどの音の旋律が幻想的、かつ壮大な空間を創りだします。それに、姫神ボイスも外すことは出来ません。 1曲目の「千年の祈り」から、感傷的になり思わず目が潤んできました。
‥奥深い海の底に横たわたって、たゆとうような感覚を覚えます。ぜひ、聴いてみてください。
・「NEW AGE MUSIC,ETHNIC FUSION」
ますますヤニーや3rd FORCE(ハイヤーオクターブ系)に接近している様子。これはもうすでに=世界レベルで通用する音楽である。エスニックな部分を強調してワールドミュージック風な手法でせまる。魂の平安、心のリラクセーションなどにも役に立ちそう。アメリカでこれをリリースしてもいけるのではないのか。ポップなサウンドで世界中の音楽のエッセンスを吸収して個性を確立。アレンジやソングライティングセンスもますます磨きがかかっている。円熟の一枚。夢の世界の扉を開けてくれそうなアルバム。 10点中10点
・「なぜだか懐かしい」
姫神の音楽を聞いたときのあの衝撃は今でも忘れられません。どれもとても素晴らしいのですが、私はこのアルバムが一番大好きです。 『心に響く』という言葉はこういうことを言うのかとまさに実感しました。始めて聞くのに懐かしく、そして心地よく感じてしまうのはなぜでしょう?心の奥の深い場所に、呼びかけられているようで、私は思わず涙がこぼれました。ヒーリングと言う言葉では収まりきらない、まさに人間の潜在意識を揺さぶる音楽だと思います。ぜひ一度、ヘッドホンで聞いてみてください。
・「蒼海に響く韻音」
「千年回廊」のタイトルから想像出来るように、ストリングス・ブラス・シンセサイザーなどの音の旋律が幻想的、かつ壮大な空間を創りだします。それに、姫神ボイスも外すことは出来ません。 1曲目の「千年の祈り」から、感傷的になり思わず目が潤んできました。 ‥奥深い海の底に横たわたって、たゆとうような感覚を覚えました。
ぜひ、聴いてみてください。
・「最高傑作」
フジ子・ヘミングの演奏はたおやかでやさしいタッチのものが多く、聴く者を大いに魅了する。個人的評価だが、このCDは彼女の作品のなかでも”最高傑作”と位置付けられるほど完成されたものだ。繊細なやさしさのなかに、どこか凛とした強さがある。旋律がこれほど見事に聴く者の胸にしみるのは、技術ではなく
演奏に込められた彼女の生き方や心によるところが大きい。
フジ子・ヘミングファンのみならず、音楽を愛するすべてのひとたちにおすすめしたい作品。
・「好き好きはあるとして。」
“けなす”ほどの欠点とも思えないがなぁ。 この妙齢にしてこの迫力(しかし決して押し付けがましくはない)に圧倒され、瑞々しさには脱帽。 かつて晩年のホロヴィッツが来日した時の演奏に、「ガッカリした、ミスタッチの連続」とボロクソ言ってるピアニストを見たけれど、音楽ってそういうものなのか? と、そのピアニストの感性のほうが心配になったものだった。 見るからにピークを越えた芸術家の、たとえ技巧的でなくともそれでも訴えかける何か。 その背後に感じる何か。 そういうものが連綿と、クラシック音楽を現代まで繋げてきたのではないか?耳が肥えているハズの人が「ヘタクソ」呼ばわりするのはおかしい。 きっかけ(TVね)はどうあれ、多くの人が、素人でもが、感じ取ったものを公共の場で見下すからには、ご自分の耳と感性に相当の責任を持って発言してもらいたいものだ。
いずれにしても、初めてNHKで見たとき、「カンパネラを“必死になって”弾いてない人を初めて見た」と思いました。 弾き終えても当たり前のように平然としていた。“どうだ、弾ききったぞ!”って顔になる人が多い難曲なんですが。
それだけで、伝わるものがあるのが音楽だと思います。彼女の数奇な運命から「聴いてみようかしら」と思い立つ人にも、充分お奨めできる1枚だと思います。
・「耳に心地よい」
とにかく、聞いていて気持ちがいいです。 耳が喜んでいるという感じがします。 また、何度となく耳にしたメロディーなのに まったく違った印象をうけます。 普段、雑音に疲れた耳に この音をプレゼントしてあげてはどうでしょう?
・「心地よい鐘の音と共に」
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・「ショパンが特にいい!」
革命のエチュードが特に好き。
音がまぁるくて、優しい。 元来のイメージの中にある切り立つ崖っぷちに立ってるような悲壮感、絶望感ではなく、押し寄せてくる感情で胸を打たれる。
パリで聞いた生の音は、それこそ一曲ずつが語りかけてくるようで感涙。 いい音だったなぁ・・・。
黒鍵のエチュードもお勧めです。
・「教授が目指す無国籍音楽の原点」
サントラが出た当時、テーマ曲について、教授がラジオでこんなことを言ってたのを覚えている。「東洋人が聴いてもエキゾチック、西洋人が聴いてもエキゾチック、そんな風に思える曲を作りたかった」と。
初めてテーマ曲を聴いたとき、確かに、遠い異国の国の音楽のようだと思った。でも、その中に、なぜか激しい郷愁を感じて、耳に、心に強烈に焼きついてしまった。とにかく、衝撃的な出会いだった。
その後、ずっと教授の音楽活動を見続けているのだが、カテゴリーにとらわれず、どんな音も文化も融合させて新しい音楽を生み出し続けている教授の、一つの原点ともいえる曲なのではないだろうか。
テーマ曲以外の曲も、どれをとってみても、映画の中で、あまりにも印象的に流れている。思わず感傷的になるメロディーの曲も、途中、あるところで「ふっ・・・」と、一歩引いて冷めたような曲調になるところも教授のまさに特徴的なところだ。
このサントラの「欠点」を挙げるとするならば、すべての曲が印象的すぎて、映画を観ている時に映像を飛び越えて、音楽が耳に入ってきてしまうこと・・ではないだろうか。
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・「情景を飛び越えた」
映像を見てからの人もそうでない人も、このアルバムのテーマ曲が、映画のシーンのひとつになってしまっていることを誰も疑わないのでは。この曲の何度も心深く響く音色が、今では、私のひとつのものの見方にまでなっているような気がするときがあります。どんなジャンルの人にも一度は耳にしているはずですが、耳だけでなく心にも触れる曲です。もちろんそれ以外の曲も、当時の坂本氏独特の音色が詰まっていてすばらしい一枚です。
・「アナログ時代の終点」
Prophet5というシンセサイザーのポテンシャルを、ここまで引き出したアルバムは、これから先も登場することはないでしょう。サントラという制約が、全体にストイックな緊張感をもたらしており、教授の数多い作品群の中でも、異色の傑作となったと思います。
・「泣ける・・・」
あまりにも有名なテーマ曲。この曲を弾くためにピアノを習った。当時の教授はまだテクノなのでシンセの曲なんだけど、それが雪じゃなくて、熱帯の雨のような感じがしてなりません。でも個人的には2分弱のthe seedが一番泣けるかと…。セリアズはその死によってヨノイの心に種を植えたんだと、あらためて感じる。
・「無人島に1枚持って行くなら」
この映画のメインテーマを聞いたことが無い人はいないだろう。小学校6年生の時に、映画館でこの曲を聞いて以来、自分の中で、インスト曲のNO1の座を18年も維持している。何度聞いても飽きがこないメロディー。時代を超越したメロディーは、来世紀も響き続けるだろう。私は、小学校6年生の時にこのアルバムをアナログレコードで買った当初、1曲目しか聞かなかった人だが、年を経るとともに、アルバム全体の完成度を実感することができた。無人島に1枚持って行くなら、このアルバムにする。
●Ambient 2: The Plateaux of Mirror
・「現代美術館に響かせたい至高の音」
~この音楽が流れると、その空間は、そこはかとない安らぎに包まれ、時の流れがゆっくりとしたものに変わりはじめます。その効果たるや絶大。いわゆる癒し系の音楽は数々ありますが、この域に及ぶのは難しいと感じます。心に静けさや安らぎ、だけでなく、仕事に集中力が欲しい時にもおすすめします。全く気が散ることなく、本当にやるべきことを淡々と進め~~ることが出来ます。不思議。~
・「ハロルド・バッドのピアノ(プリペアード?)主体の良作」
ハロルド・バッドのピアノ(プリペアードピアノのように聞こえる)主体の優しい音の結晶。DSDマスタリングを施しているが、元のテープ録音の状態がそれ程良くないのか、作品自体が、霞がかかったような音作りをしているので、音質的には、格段に良くなった、とは言えないが、あまり鮮明すぎると、この作品自体の持ち味を殺してしまうので、妥当なマスタリングだと思います。薄いプラケースに包まれていますが、これを保存用のケースにする事は出来ません。本体を取り出せないからです。結局、私は外装のプラケースを壊して(簡単に壊れる)本体を取り出しました。本体は薄いデジパックですので、ご安心を。
・「こんな音楽が存在するんだな。」
私はデザイン業をしておりますが、仕事でWEBサウンドを作ったりもしています。ピアノを主体としたループサウンドを作るときの大変良いインスピレーションになりました。気づいたときに鳴っている音楽が究極のアンビエントミュージックだと聞いたことがありましたが、まさにそんな感じです。
12KやKompaktなどからでているアンビエントも好きで聞いていますがいつも仕事場でエンドレスループさせるのはこのAmbient 2かAmbient 1です。感情が安定するというか不思議なパワーが湧いてきます。
電車の中や会社などストレス発信の場所でこんなサウンドが流れていたら少しは違う世の中になるのかもな(笑。
これからもお世話になり続けます。
・「やっと会えた」
BAROQUEをずっとずっと聴き続けてました。待ち続けてたやっと新譜がやっと届いてから宝物のようにまた毎日聴いてます。「書上さんにやっと会えた!」そんな感じです。男性的な力強いBAROQUEも素敵でしたがPsalmは女性的な色彩が美しいですね。中にあるお写真も曲のイメージと合っててとても綺麗です。弦楽器の豊かな響きがとても好き!しばらくこの世界にどっぷり漬かります。でも4曲目は毎回泣かされちゃいますけど、それが気持ちいい。psalmと秋、冬ってぴったりです。
・「色彩」
彼女の曲を聴くと目の前に映る風景が少しずつ動いていることに気がつく部屋の中で聴いていても 静物が少しずつ形を変え 少しずつ移動していっているように感じる
色彩を感じる曲と詩から描かれる音像世界は彼女以外の何者でもない濃淡の中間色よりさらに細分化された時間軸に存在する超微粒子に味や色を感じるのは彼女の声の中にある揺らぎであろう
・「新ジャンル」
聴き終わり、何か心の琴線に触れたのであろうか、知らずと号泣してしまった。言葉で言い表すのが不可能な感覚に、これが音楽の力なのだろうか?と生まれて初めて感じた。音楽に癒し効果があるというのは嘘ではないとやっとわかった。しかもモーツァルトではなく、バッハでもなく、書上奈朋子という今の人だった。色々聴きやっと辿り着いたという感じだ。クラシッククロスオーバーや、ヒーリングなどという甘いものではなくこんな新しいジャンルがあったことを心から嬉しく思う。
・「昇華」
オリエンタルで大陸と島の色彩を惜しげもなく咲き散らした味わいのある一枚。一作目「baroque」の甘美から続かった この二枚目は神秘と情念とを捉える事が出来る。。一曲目とラスト曲の荘厳なイメージが このアルバムの「書上マジック」ではなかろうか! クラッシックバレエやオペラでの表現手法を 彼女は熟知しているのだろう。 書上のアルバムを聴くとは、 すなわちリスナーでは無く 劇場の「観客」としてなのだと改めて感じた。
・「存在がアート」
彼女自身、アートなのだ。最近軽いものばかりが叛乱している中よくぞここまでやってくれたと、聴き終えて思わず拍手してしまった。自分の奥底の脳みその中身のようなものをかき回され彼女と一体になったかのような快感が走った。もの凄い快感だ。
●NOEL
・「幻想的な空間...」
題名は「ノエル」(フランス語でクリスマス)という意味ですが、クリスマスに限らず一年中聴いてしまうアルバムです。よく知っているはずのクリスマスソングもこの二人の手にかかると、全く新しい曲になってしまうこの不思議さ。とにかく気持ちいーい!目をつぶって聴くと、自分が一体どこにいるのかわからなくなります。買って損はありません!
・「クリスマスの名曲が鮮明に輝き出す1枚!」
上のCDジャーナル、ひどすぎるぞ。エキセントリック・オペラは、色モノじゃないぞ。芸大出のプロの声楽家としての高度な技量をフルレンジで生かし、マルコム・マクラーレン以来のテクノクラシックの路線を、編曲そのものまで手を入れて確立したユニットだ。だから、よく知っている曲が、まったく別様に聞こえる(うたううあも面白いが)。しかし、けっして奇をてらった編曲ではなく、そのメロディに眠っていた力を、最大限に引き出した結果だ。 このCDの中の曲は、CMやテレビ番組などでも耳にした覚えがあるものが多いはず。通ならよく知っている1枚だ。もちろんかけっぱなしにするのもいいが、どうしてこんな編曲ができたのか、それも、その編曲を音域的にも技術的にも歌いこなしているのか、耳をすまして聞いてみてもいい。 クリスマス曲集だが、明るく楽しい曲のハッピーなCD、などではない。クリスマスの冬の底知れぬ闇の深さの中で強く燃え上がる炎のような曲が次々と繰り広げられる。その炎の力を見てみたい人は、ぜひ一度、お試しを。
・「レベルが高い!」
ラストの「キリエ」という曲が最高です。この曲はクラシックのカバーではなくオリジナルですが、異常にクオリティが高い。ミニマムミュージックの技法をうまく利用して、繰り返しの美学を構築してます。あまりの衝撃に、しばらく取り付かれました。
●空ノ色
・「空色勾玉の世界へ」
勾玉三部作のファンです。最近ZABADAKを知りました。その二つがドッキングしているのですからこれは聴くしかない。ただ、原作のイメージがこわれてしまうのは怖い。…幸いにその不安は現実になりませんでした。三部作の導入篇としてとても魅力的な原作の独特の爽快感やダイナミックさを、膨らませこそすれ決して破壊していません。 ミュージカルとしてのダンスシーンを考えるとやっぱりこうなるのだろうな、と納得できる部分の他に、こういうやり方があるのか!と感心する部分もあって、原作のファンもこれなら承認するのではないでしょうか。ミュージカルの劇中音楽を網羅したということで、音楽劇としても十分聴ける構成になっています。聴いていると原作の場面が浮かんできます。…ミュージカルも見てみたかったな。
・「命の鼓動」
原作[空色勾玉]のファンで、ひまわりのミュージカルも観ました。とても面白かったです。 CDも記念に買っとこう程度にしか考えていなかったんですが、次第に耳に馴染んで今では必需品です!きっとどこか温かく懐かしい旋律が、人の心を引き付けるんだと想います。 同じく荻原さん作の[風神秘抄]で糸世御前を演じた方が、主役狭也を熱演してますので、原作ファンはそこも注目してほしい所です!是非おすすめです!
・「凄かったです!」
劇団ひまわりミュージカルの「空色勾玉」に使われたようなのですが、私は空色勾玉は知っていますが、ミュージカルは見ていないんです。しかし、このCDは本当に良いですよ。この声はもしかしたらこの人か?ああ、これはこのヒトだ!そんなものが沢山あります。空色勾玉を読んだ人には、ぜひ聞いて欲しいです。けれど、ちょっと普通のCDと思って買いたいのでしたら、あまりオススメはできません。普通の歌というかんじではありませんので・・・。
まさに、ミュージカルを凝縮したような感じです。歌詞で「このシーンだ」とすぐわかるので、ぜひ聴いてみて下さい!
●エデン
・「深く、静かに、心の奥にいつまでも」
新居昭乃さん久しぶりのアルバム。恐れながらも新しい世界に飛び込もうとしているNew World、午後のひとときのような虹色の惑星、もう戻れない樹海を思いおこさせるRoundaboutDrive、残酷な世界を覆い尽くす白い雪のN.Y。冷たくて柔らかいアイスの感触のバニラ。ただ、祈りを捧げる神様の午後。どれも、きらきらと一曲一曲が輝いています。それは夢の中の景色だったり、自分にとっては残酷な世界だったり、心臓がぎゅうとなる色あせた思い出・・・。その全てがつまっているような気がします。普段は忘れていても、実は大事なこと。名前をつけることができない世界。
・「「そらの庭」あたりとはだいぶ変わりましたが」
いつもの新居昭乃さんの世界です。 ぱっと聞いた感じでは、アルバム「RGB」の続きのようなかんじです。でももっと独自の音楽にできあがっていると思います。聞き始めたら、前より俗っぽくて激しいかな、と思っていたのに、聞き終わったらやっぱり静かだったなあと落ち着いてしまいました。
きれいなことばで、きれいな声で、きれいなアレンジで、それでいてなにかひっかかる。このちょっとひっかかる、銀色のガラスの破片かペガサスの羽の糸くずみたいなものが、私は好きで、やめられません。 私のお気に入りは「虹色の惑星」と「砂の岸辺」です。新居昭乃さん以外には歌えない曲だと思います。おすすめです。
・「新しい世界観」
新居昭乃という人の中には、目に見える現実と、目に見えないものたちの、2つの世界が存在しているように思う。
かつてのアルバム「空の森」は「目に見えない世界」がもっとも前面に押し出された形のアルバムだったと思うが、時を経るごとに彼女の中でそれらは別々の2つの世界としてでなく、日常と非日常の垣根が崩れ、まるで同じもののように存在するようになったという感じだ。そして今回のアルバムでは実にその2つの世界が爽やかに、自由に、行きかっている。宮沢賢治の童話をモチーフにしながら現代の悲劇や祈りを思わせる「N.Y.」はその最たるところだと思う。
目に見えるものは、時に重く暗い。しかし、新居昭乃の現実に確かに存在する目に見えないものがやさしく包み込む。こうしてみると「エデン」というタイトルがこのアルバムによくはまっていることがわかる。
この不思議な重さと透明感のバランスは、「懐かしい未来」からの長い流れの中で培われたものでもあるだろうが、9・11に立ち止まった月日も大きく関係しているのだと思う。
このアーティストに「今までどおり」を期待してはいけないことは、「空の森」「鉱石ラジオ」「RGB」あたりをくらべてみても明らかだろう(Goddes in the morning まで入れるとほんとに多種多様)。それでもどれを聴いても、どこをとっても新居昭乃以外の何者でもないオリジナリティーに溢れているのは、まるで音楽が彼女自身の人格を表しているかのようだ。
さきに細海魚がインストを作り、それに合わせたメロディーを新居昭乃が作ったという「バニラ」や、新居昭乃からのラブコールがきっかけで交流を持った米在住アーティストYuji Onikiの参加曲「レインフォレスト」など音楽的にも注目の内容。
・「再会」
「エデン」のコマーシャルとアニメ「KURAU」で彼女を知りました。が、調べてみると「ぼく地球」「アクマくん」などで昔からおなじみの方だったのでかなり驚きました。
何故分からなかったか? ・・・それは、これまでの作品とこの「エデン」では明らかに雰囲気が違うからです。
この「エデン」では、彼女というフィルターを通して、「現実」がやわらかくそしてやさしく表現されています。確かにファンタジー色は薄いのですが、彼女のもつしなやかさは決して失われていません。彼女のメッセージを含みながらも、決して押しつけがましいことはなく、やっぱり彼女らしい、心が癒されるような曲たちだと思います。
・「夢でも現でもない、二律背反の世界」
実は買ってすぐ一回聴いて半年ぐらいお蔵入りに。しかし、久しぶりに気が向いて流しっぱなしにしていたら見事にハマってしまい、ついには1stから現在に至るまでのアルバムで最も好きなモノになりました。これは聞き込まないとよくわからんですね、ほんと。
今までのアルバムは「死」のイメージが根底に流れていて、良い意味で「生きてない」あの世の音楽だったんですが、今回は生臭くならない(「パンジー」の歌詞はのぞく)ぎりぎりまで、「生」に挑んだ意欲作なんじゃないかな、と私は思いました。
――新居さんの曲を聴いたことが無い人へ:クリアすぎて凍てついたガラスでも、荒すぎて突き刺さる岩でもなく、クリアさとハスキーさが絶妙に絡み合った絹の声触り、ちょっぴり舌足らずで甘く、しかし大人っぽいアンニュイさも感じる。彼女のアンビバレンツな処女母的な声色は未知の快感を耳に届けてくれますよ。技術的にもしっかりとしていて、安心してオススメできます。
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