「絶美」「90年代、英国ロックの名盤」「個人的には90年代最高の一枚。」「ROCKの美」「先にthe tearsを聞くとよくない」
The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD] (詳細)
David Bowie(アーティスト)
「デビット・ボウイ入魂の一作」「驚異の完成度」「無人島レコード」「20世紀の宝物」「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「星100こ」「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
深海 (詳細)
Mr.Children(アーティスト), 桜井和寿(その他), 小林武史(その他)
「ミスチルの全アルバムの中で最高傑作」「先見性」「名盤☆」「暴いてやるぜ」「完璧すぎるコンセプトアルバム」
孤独の太陽 (詳細)
桑田佳祐(アーティスト), 小倉博和(その他), 片山敦夫(その他)
「生身の桑田佳祐」「等身大の桑田佳祐を感じさせてくれる名盤。」「泣ける…」「飾り気なし」「サザンなんてという方に」
OK コンピューター (詳細)
レディオヘッド(アーティスト)
「試験に出るから覚えておいて。」「OK!」「ノイズの騎士」「全ロックファンに聞いてもらいたい大傑作」「ロックってこんなにヤバい音楽だったんだ…」
Nevermind (詳細)
Nirvana(アーティスト)
「俺は大好きだぜ!」「何なんでしょうか、」「仮面の告白」「ニルヴァーナを知らない人たちへ」「We've broken our mirrors」
Second Coming (詳細)
The Stone Roses(アーティスト)
「Stone Roses Second Coming」「90年代の傑作」「この価格は何なんだ!」「今でも聴ける名盤」「間違いなく買い」
ザ・クイーン・イズ・デッド (詳細)
スミス(アーティスト)
「青春憂鬱ポップ」「美しくゆがめられたロック観」「やるだけはやった」「ゼア・イズ・ア・ライト」「美しいメロディーと詞の合体は音楽を120%以上にする」
SWING FOR JOY (詳細)
EGO-WRAPPIN’(アーティスト), 森雅樹(アーティスト), 中納良恵(アーティスト)
「すごく心地よい」「エゴ・ラッピンの入り口」「至高の一枚!」「最高のラブソング」「今までになかった」
「夏に欠かせないCD!」「さりげなくずっしりした音。」
Into the Sun (詳細)
Sean Lennon(アーティスト)
「デビューアルバム」「Son of John Lennon ?????????????????????」
スリーアウトチェンジ (詳細)
スーパーカー(アーティスト), 石渡淳治(その他)
「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」「直球勝負。」「Best of Them!」「いつまでも褪せる事の無いアルバム」「リアルな青春」
無罪モラトリアム (詳細)
椎名林檎(アーティスト), 亀田誠治(その他), 川村“キリスト”智康係長(演奏), 森“グリッサンド”俊之本部長(演奏)
「最高」「斬新でありながら懐かしい」「すごいアルバム」「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」「不朽の名作」
Californication (詳細)
The Red Hot Chili Peppers(アーティスト)
「ジョンフルシアンテのギターワーク」「後期レッチリの幕開け」「レッチリマジック」「全て名曲。感性をくすぐるカッコイイ曲ばかり」「必須アイテム」
「ジャミロクワイって何?」「心地良いサウンドです♪」「Blow Your Mind」「ジャミロク」
ロメオの心臓 (詳細)
BLANKEY JET CITY(アーティスト), 浅井健一(その他)
「☆不良少年に愛されたバンド☆」「映画「ロメオの心臓」」「紙ジャケ好き人間」「ブランキー流レイヴ」「舞台は野球場だった。」
「ブラー思春期の決定的作品」「シニカルでリリカル。これははまる。」「超傑作!!!」「ロンドンパンクの継承者」「PARKLIFE」
「マイベスト☆」「B.L.U.R.」「グレアムのお仕事が光ってます」「gooood」「UKロック、もう1つの雄」
evil and flowers (詳細)
Bonnie Pink(アーティスト), トーレ・ヨハンソン(その他)
「最後に辿りつく、BONNIEの最高傑作。」「この作品ははずせない。」「好き。」「再生への軌跡?」「逸品」
High Time (詳細)
Thee Michelle Gun Elephant(アーティスト)
「不安とアンバランスのロック」「最近どんなCDを買いましたか?」「曲づくりがかなりうまい」「flash silver bus!!」「バラエティに富んだ奥深いアルバム」
マグマ (詳細)
稲葉浩志(アーティスト), KOHSHI INABA(その他), RYOICHI TERASHIMA(その他)
「まさしく衝撃の一枚」「日本が誇る名盤。」「是非」「このよさがわからない方とは仲良くなれないかも。」「処女作にして最高傑作」
ステレオタイプ A (詳細)
チボ・マット(アーティスト), 羽鳥美保(その他), ダギー・バウン(その他), 本田ゆか(その他), ティモ・エリス(その他), Zak(その他), ショーン・レノン(その他), デュマ・ラブ(その他)
「Last album from great duo」「新鮮なメロディに満ちた快楽の音響」「This is Pop Music!!」「☆5つでは足りません」「はやくー。」
Marvin the Album (詳細)
Frente!(アーティスト)
「CUTE!!です」「10年程前」「10年程前」「hitolibochi no yoruni nantonaku kanasikunacda」「Whenever I listen this CD...」
ドロップ・ザ・ルーフ (詳細)
アウト・オブ・マイ・ヘアー(アーティスト)
「独特のかげりと哀愁がたまりません!」「明るいか暗いかじゃなくて」「one hit wonder」
・「絶美」
90年代を代表する、まごうかたなき名盤。すべての楽曲において、独自の世界観が貫徹されており、素晴らしいというほかない。
特に(1)SO YOUNG はスウェードの官能性がゆらめく圧倒的な名曲だ。冒頭の水が滴るような音色のギター。その衝撃も冷めやらぬうちに、ブレット・アンダーソンの粘着質の声、バーナード・バトラーのたゆたうようなギターが絡み付いてくる。そして、後半部分では華麗なピアノが展開される。それらのすべてがスウェードの美学を完璧に体現している。
・「90年代、英国ロックの名盤」
1曲目のソーヤングからして、この張り詰めたイントロ、美しいボーカルにバーナードのギターが妖しくも絡みつくといった具合に中毒のように何度も何度も繰り返し聞いてしまう。アルバム通して冗談やギャグっぽさなんて微塵もない、大真面目なバンド。ボウイのジギースターダストが持ってる張り詰めた緊張感が味わえる貴重な1枚です。最後のネクストライフも時代錯誤もいいとこ。でも美しいです。
・「個人的には90年代最高の一枚。」
グラムロックにインディーギターポップ等の要素を加えて、90年代に新しい形で表現している。耽美的、幻想的なブレット(vo)の歌声には、拒否反応を示す人と、その世界に引きずり込まれる人に分かれる。後者の場合アルバムをコンプリートするはめになるケースが多いので注意が必要。 バーナードの"まるで歌っているかのよう"なギターも凄まじい。 デビューアルバムにありがちな「若さゆえの勢いだけ」でなく、ソングライティングも素晴らしい。
・「ROCKの美」
最初「SO YOUNG」を聴いた瞬間、あ、イエモンのアイディアはこんなとこから来てたのかもと思ってたら、国内盤のレビューを見たらやっぱりその通りだったようで。しかし、今作のグラムロックの官能さが色濃く受け継がれてる世界に、吉井がはまる理由もわかる素晴らしさを自分も感じた。
ヴォーカルがファルセットを使うのも魅力の一つだ。ファルセット手法は、最近様々な所でよく見かけるようになり、エレクトロニカ等でも「美」を作り出す重要なファクターになっていたりする。しかし、それだけではまだ無機質な「美」。そこに耽美的な詞と、それを切なく奏でられるギターが加わり、ロックに、そして人間的で生理的な感覚、エロチシズムを彼らは生んでいる。それがSUEDEの官能さの特徴の一つだと今作から強く感じた。勿論ライティングセンスが甘く激しいラインであることも、ロックの魅力そのもの。衝動とセンチメンタルが燃え上がるSUEDEの迫力がつまっている一枚だ。
・「先にthe tearsを聞くとよくない」
suedeを知ったのがthe tearsにハマッたからだった普通と逆パターンの私には、この音楽は正直受け入れるのが難しかった。ポップテイストの強いthe tearsと違って官能的な音楽のsuedeは同じ歌手が歌ってるとは思えないほど対極的に感じた。もちろん、このアルバムは悪くないと思うし、高評価の人が多いことからもこれは名盤なんだとは思う。ただ、先にどちらに出会っていたかで私の感性がsuedeになじめるかどうかが決まってしまっていたのかもしれない。
●The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD]
・「デビット・ボウイ入魂の一作」
「Five Years」でスタートし、「Rock 'N' Roll Suicide」で幕を閉じるまで、一分の隙も感じさせない感動的なアルバムです。 架空のストーリーにのせて、架空の主人公を演じて見せるという、ボウイお得意のスタイルが効果的に、しかも一番うまく決まっているのではないでしょうか。 その後も色々なスタイルの変遷を見せてくれて、それぞれに楽しませてくれるボウイですが、このキャラクター&アルバムを超えるものはないと思います。 しかし、この時期のボウイはグラムロックという括りでは片付けられない、充実した素晴らしい音楽を聞かせてくれています。
・「驚異の完成度」
初めてこれを聞いたとき、この後が辛いなと正直思った。これを超える作品は出来ないだろう。いくら天才ボウイでも無理だ。「完璧に作りすぎた」と思った。その後あまたの作品を世の中に送り出したボウイであるが、これを超えたものを出したかといえばやはり「NO]と答えざるを得ないと思う。様々なアプローチからさすがはボウイと思わせる名作はいっぱいある。「アラディン・セイン」「レッツ・ダンス」「ロウ」それに私のお気に入り「ピンナップス」そのほかにいっぱいある。ただ最高峰はこの「ジギー・スターダスト」に尽きます。作品としての完成度が極めて高い。初めのかすかな音から「ロックンロールの自殺者」まで構成が見事という他はない名作です。
・「無人島レコード」
ビートルズの大ファンである私はこれまでビートルズから派生して色々なミュージシャン、バンドを聴いてきました。「彼氏になりたい」からはストーンズ、「ホワイルマイギター」からはクラプトン、クリーム、ジョージからはディラン、レオン・ラッセル(もちろんそれらのミュージシャンからも派生していくのですが)デヴィッド・ボウイもそんなミュージシャンの一人(もちろんジョンとのコラボから)。ビートルズが基本であるもののロックアルバムの中で、私が一番好きなアルバムはこれ。ある時は淡々に、ある時はメロディアスに、またある時は狂おしく、そして絶叫する。初めて聴いて四半世紀が経過しても、未だに飽きが来ない一枚。
・「20世紀の宝物」
どれほど賞賛を繰り返そうとも決して充分にはなりえない20世紀大衆音楽の傑作中の傑作のひとつ、
クラシック音楽のような他人による再演を目的とした表現では絶対に到達不可能な、まさにアーティスト本人自身の生身の身体によってのみ達し得る高みをみせるというエルビス・プレスリー以来のロック音楽が本来もっていた機能が最大に発揮された奇蹟の1枚、
もしボウイが本作発表直後、のばしても本作の数年後に早世していたらまちがいなくジギー教という宗教に発展していたのではとおもわせるウルトラ・ハイテンション・アルバムです、歌詞をじっくり読みながら(全曲覚えることがベストです)アルバムの指示通り「最大音量」で繰り返しきくべき作品です、
バンド演奏(特にミック・ロンソンのギター)と録音の素晴らしさをリマスタリングCDで堪能しましょう、
・「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
このアルバムは「火星人ジギーがその特異な性質でスターダムにのし上がり、やがては見捨てられ、自ら命を絶つ」というなんとも馬鹿げたコンセプトのもと作られた名盤というか妖盤である。壮大なコンセプトを持っていながら楽曲のレベルがそれにまったく追いついてないということは多々ある。そんな頭でっかちなアルバムをあざ笑うかのような、異常な楽曲のクオリティーも魅力である。この作品はボウイ自身を「世界最凶の道化・兼・芸術家」という一段上のヒエラルキーに押し上げる原動力となった「rock'n'roll suicide」を聞き終えた後、ボウイのあまりに巨大な才能にいつもため息が出てしまう。同時に「ロウ」を出した直後に逝ってくれたらなあ・・・といつも深いため息が出てしまうのも事実
・「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」
ゲット・バックセッションで崩壊寸前だった4人が最後に奇跡の団結力で放ったアルバム。前半では非常に完成度の高い楽曲に圧倒され、後半のロック・シンフォニーともいえるメドレーで更に圧倒される。ビートルズの構成力はほんとに凄いです。ハードナンバーもありますが、それも含めとにかく美しいのです。さらにこのメドレーの終わりを彼等らしく笑いとばすようなラストナンバーで締めくくっているところもこのアルバムのレベルを逆に高めています。僕の一番好きなアルバムです。これを聴いて感動せずにはいられません!必聴です!
・「映画「Let It Be」を見て。」
GWで久しぶりに帰省し、高校の先生のところに挨拶に行ったときに、彼が学生時代に深夜放送か何かで録画したこの映画を持っているというので、見せてもらいました。 本当にショックでした。Beatlesの最後は、本当にこんなにぎすぎすしていたのでしょうか? 有名な屋上でのセッションを初めて映像で見ましたが、これはかっこよかった。でも、スタジオ内のやり取りは、本当にこの名作を作る状況にあったのか、疑問でした。 やはり、プロデューサーの才覚だったのか、最後のところでは、みんながプロ意識に徹したのかはわかりませんが、この名作が、あの、喧嘩が始まりそうなスタジオで作られたことに驚くとともに、悲しくもなりました。
・「これを聴かないで死んだらもったいない!」
ビートルズの最高傑作は「サージェント・ペパー」ということになっている。が、専門家はいざ知らず、ファンに1番支持されているのはこのアルバムだろう。頭の「カム・トゥゲザー」もカッコイイけど、ジョンはもう一曲、とんでもなく美しい「ビコーズ」をつくってくれた。ジョージ・ハリスンも頑張ってる。でも、このアルバムに1番貢献しているのは、やっぱりポールだろう。どう見ても全く関連性のないジョンと自分の曲をメドレーにして、どうしてもこうでなきゃいけない、と思わせるところまで形にしてしまった。
ジョンと比較して、ポールはどうも、という人がいる。でもそれはジョンと比べるからの話で、ポールだって本当に、凄い! まあ、そもそもジョンとポールは凄さの質が全くちがうから、比較して!!もあんまり意味はないと思うけど。
ジョンとポールの二人の天才が、それぞれの才能を充分以上に発揮している。これを聴かないで死んだりしたら、本当にもったいない!
・「星100こ」
私の人生で最も大切なものがこの一枚のアルバムです。このアルバムと共に人生を歩んできたような気もします。様々な分野で才能溢れるアーティスト達が傑作と言われる作品を世に送り出してきました。どれもこれも良いのですが、このアルバムだけは特別なもののように感じるのです。すべての人に是非味わってもらいたいと思います。何度も聞き返してください。CDになって、レコードの頃のようにA面からB面にひっくり返す時の中断がないので、曲構成の斬新さがより際立ちます。今から30年以上前のものですが、ジャケットも格好良いです。現在の音楽シーンの原点がここにあると思います。ジョン・ジョージやすらかに!ポール&リンゴいつまでもお元気で!
・「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
人生の中で一番感受性が強いのは、おそらく、十代初めから中盤にかけてではないでしょうか?
自分が、これ程音楽が好きになったのは、ビートルズの存在が大きな要因になっています。
「感性を磨く」という事、これは音楽に限らず、創造的な仕事を行うにあたって、非常に重要な事だと思います。
このアルバムは美しいメロディ、躍動感、ユーモア、ヘビーさ、そして様々なアイデアに満ちた素晴らしい作品です。年頃の子供のおられる方は、ぜひ一度聴かせてあげて下さい。
●深海
・「ミスチルの全アルバムの中で最高傑作」
くるみ、君が好き、終わりなき旅、ノットファウンド・・・深海以降の曲でもいい曲は一杯あるんだけど、やはり深海が最高傑作っすw
結構暗めのアルバムっす。だけど、アルバムのストーリー性とか構成とかが最強っす。
この作品を超える作品は20年後ぐらいに出るんじゃないかなあって感じ。
今までのミスチル作品の中で一番リピートして聞いたアルバムっす。
・「先見性」
日本音楽界の頂点にいるミスターチルドレンがこういうアルバムを作ったから「意味」があると僕は思います。 このアルバムを発表したときのミスターチルドレンはシングルを出せばミリオンという状況でした。だからこういうアルバムを逆に発表できたというのもあると思います。 アルバムも前作の「アトミック・ハート」のように、大衆ポップ・ロックの路線でいくと思っていたら、こういうアルバムを「期待」に反してあえて作り発表した、その勇気は計り知れないと思います。この「深海」というアルバムには「シーラカンス」という「キーワード」が出てきます。当時、桜井さんは「あってもなくても、現代社会にはあまり意味のない物の例として「シーラカンス」というものをキーワードにした」と語っていたのをボクは覚えています。ですが、アルバムを聞いているとその「あってもなくてもよいもの」に対して桜井さんは呼びかけて、「答え」を見つけ出そうとしていると感じます。このアルバム1996年発表のアルバムですが、現在(2007年)の社会問題「引きこもり」「ニート」といった人のことに対してのメッセージのようにも聞こえます。桜井さんの先見性の良さを感じるアルバムだと思います。
・「名盤☆」
個々の楽曲を聴いて、飛び抜けているのは、「名もなき詩」と「花」くらいだと思いますし、そういった面では他にいいアルバムがあるでしょう。にも関わらず、多くの人にとってこの作品が特別であるのは、唯一無ニの魅力があるからに他なりません。
ダウナーなアナログサウンド、心の溜まりを吐き出したようなメッセージ性、倦怠感や暴力性の漂よった空気・・・、この音像の中には、まさに心の深海部分をさ迷っているような、深みを含んでいます。
精神性の強い作品でもあるので、それが合わない人にとっては、ひらべったいメロディで、何か叫んでるだけの独りよがりな音楽でしかないかもしれません。そういう好き嫌いはあると思います。
ただこの作品が、圧倒的なパワーを持っていることは確かで、ハマった人に訴えかけるものは、生々しく強烈なものです。一貫して暗いテイストでありながらも、今のミスチルが歌っている作品よりも、本当に深い優しさに通じると思いますし、誰かにとっての確かな光にもなりえるのではないでしょうか。
自分にとっても邦楽ベストのひとつです。
・「暴いてやるぜ」
『アトミックハート』で今までの恋愛路線をぶっこわした彼ら。『深海』では私達の生きてきた中で大切に思いがちな奇麗事や疑わない事に敢えて疑問を投げ掛け真実を見極めよと訴えた彼ら。『ボレロ』で次の新たな方向性を示唆した彼ら。『ディスカバリー』では骨太なまでに泥臭い一面を見せた彼ら…などと沢山の一面を見せた彼らではあるが一つ言えるのは生きるのに誠実な人達ではないか。奇麗事はけして言わないし嘘はつかない。醜さも美しさも全て歌う。どう醜いかどう美しいかを顕微鏡で覗くように緻密に探る。そこが上っ面だけ歌にして肝心の美味しい部分を歌にしない凡百のアーティストと違うとこなんですね。一体何が大事なんだ!と天に吠えるような彼らですね。ひょっとしたら彼らは歌で人の人生をも変えようとしたかったんじゃないですか?お前らが大事だと思ってる全て,ごまかしてる物,暴いてやるぜって悪戯な微笑みが感じます。
・「完璧すぎるコンセプトアルバム」
まずはジャケットが最高である。邦楽ではあまりジャケで勝負するという雰囲気はなんだけどミスチルは比較的アートワークにも力を入れているようで共感できるね。このジャケは彼らの当時の心境を本当に良く表していると思う。そしてアルバム内容。こちらはもう文句の付け所がない。アルバムカラーを重視して不必要だと思ったシングルは収録していないのも潔くていい。そして初期の彼らのように清涼感に溢れたラブソングがまったく収録されていない。『Mirror』なんかは近いがどこか斜めから見ているようなところがあるしね。『ミスチルなんて甘いラブソングばかりだ』なんて思ってる人にもこのアルバムはオススメですよ。
・「生身の桑田佳祐」
いわずと知れた国民的ロックバンド、サザンオールスターズの中心人物である桑田佳祐。熱心なファンであればサザンのポップなメロディや明るく陽気なイメージの裏側には桑田の音楽に対する真摯な思いや繊細な感受性があることを知っている。このソロアルバムにはサザン名義では絶対に表現できない彼個人のリアルで生々しい感情が詰まっている。サザンが商業的でソロアルバムは内省的だと言っているわけではない。どちらの桑田も本物であり、その振幅の大きさがこのように非常にパーソナルなアルバムを生んだのだと思う。一方では若い女の子にキャーキャーいわれ、もう一方ではオヤジもうならせる。凄いことだ。
・「等身大の桑田佳祐を感じさせてくれる名盤。」
このアルバムは、サザンの延長上にあるものではない。桑田佳祐という日本を代表する音楽界の巨星が、「サザンオールスターズの桑田佳祐」という肩書きを一切無視して、等身大の姿でリスナーに対峙したアルバムである。アルバムの楽曲が、現実を皮肉っぽく、少し斜に構えた感じで見ていたり、どこか内省的で寂寥感を感じさせるのは、桑田自身が、このアルバムの製作中と思われる時期に、母親の死去という、人生においての大きなターニングポイントに遭遇したからかもしれない。しかし、その出来事が桑田佳祐に今までにない音楽的世界をもたらしたのだと私は思う。このような肩書きがなくともこのアルバムは大傑作に間違いないのだが、1994年度日本レコード大賞アルバム大賞受賞作品である。
・「泣ける…」
ナンといっても[3]の『月』!!涙が出てくる…。映画でも泣いた事の無い俺がはじめて音楽で泣きました…。[6]飛べないモスキート、これも泣ける…。悲しいです…。[7]僕のお父さん[13]JOURNEY、またまた泣ける…。つらいです…。とにかくこのアルバムは泣ける!哀しい…。辛い…。でも、もう1回、いえ何回でも聴きたくなる…。
そんなアルバムです。と私は思います。
・「飾り気なし」
桑田の思いが詰められた作品。ソロ2枚目だが、社会風刺やら、桑田自身の生い立ち?とか様々なメッセージソングである。
ゆえに、ひょっとしたら聞き入れがたい人もいるかもしれない。しかし、一度はまると離れられない。
・「サザンなんてという方に」
昔の私はサザンオールスターズは大嫌いでした。何か能天気で薄っぺらい感じがして...でも、このアルバムと出会ってから、桑田佳祐が大好きになりました。ひねくれていた私の心には、このアルバムの歌がどんなサザンの歌より刺さってきました。これがあって、さらにサザンがあるのかと...
正直いって、サザンが好きな方はこのアルバムはダメかもしれません。でも、このアルバムにハマってしまったら最後、最低でも一年に一回は聞たくなることになるでしょう。
・「試験に出るから覚えておいて。」
ロックの教科書に、太字で載ること必須の名盤。発表当時、圧倒的な賞賛を得た本作だが、文明論や音楽史の文脈に沿って小難しい理屈をこねくり回すような解説をされることが多かった。事実これ以降、バンド自身が頭でっかちの前衛芸術へと向かってしまったことを考えると、本作における情熱とテクノロジーのバランスは奇跡的ですらある。アルバムを通して聴けば構成のすばらしさに唸らされるが、ちょこちょこっと試聴しただけでは逆に退屈に感じてしまうかも知れない。あえて聴き所をあげるならば、映画「ロミオ&ジュリエット」の主題歌となった「Exit Music」で締め付けられた感覚が、次の「Let Down」で一気に解放されるところ。ヘッドホンで聴いてください。鳥肌が立ちます。本当に背筋がぞくぞくするような音楽に、生涯どれほど出会えるだろうか。英語が分からなくても、ロックの知識がなくても、体が証明してくれる傑作。
・「OK!」
「こんな作品どうやってつくったんだ?」というのが、このCDに星を五個あげた人が持った感想だと思います。発売して5年以上たったのにまた新たに好きな曲が見つかるようなこのアルバムは本当に貴重です。レディオヘッドを初めて聴く人はこの作品から聴いてみると良いと思います。
・「ノイズの騎士」
1997年発売、Radioheadの3rdアルバム。ジョニー・グリーンウッドのロバート・フィリップばりのリードで始まる『Airbag』。トム・ヨークのアコースティック・ギターで蠢き出す『Paranoid Android』。アコースティク・ピアノで始まり、トム・ヨークのファルセット最高潮の『Karma Police』と名曲がめじろ押しだ。コンピューター音声やノイズを随所に織り込み、既存のロックの概念を覆す実験性の高いサウンドは、ブライアン・イーノが作り出した一連のノイズ系・効果音系音楽をはるかに進化させている。それはまるでノイズやコンピューターを子飼いにし、対話しながらサウンドを構築しているノイズの騎士だ。『Fitter Happier』などはまるでビートルズの『レボリューションNo.9』をすら思い出させる。
1990年代を代表する大傑作。
・「全ロックファンに聞いてもらいたい大傑作」
今までに聞いた全てのアルバムの中でベスト10に入る大傑作!10年前の発売当時は狂ったように毎日聞き続けました。今聞いても全く色あせてません。混沌とした、不安につつまれたような音楽なんだけど、ものすごいピュアさとやさしさがあってどんどん引き込まれていきます。英語がわからなくてもアーティストの思いが伝わってくるような気がする、数少ない「体感できる」音楽だと思います(でも歌詞もほんとに最高なので、日本版を購入して対訳を見るのをおすすめします)。このアルバム以降、各方面からの過度の期待とプレッシャー、自己表現との間で揺れていろいろ試行錯誤して、作風もアルバムごとに変わってきた気がする。レディオヘッドは最高のロックアーティストだし、アルバムはどれもすばらしいが、やはりこの「OKコンピューター」が最高傑作だと思う。
・「ロックってこんなにヤバい音楽だったんだ…」
1997年発表。当時田舎の学生だったときに、雑誌でのプッシュとジャケットが心に妙に残ったので、全く彼らに対する予備知識なしに聴いた。そして通して聴いた次の日の朝、ひたすら一日どんよりとした気分になった。それまでJポップとビートルズとHRとへヴィメタしか聴いてこなかった人間に、どれだけ衝撃を与えたかは計り知れない。まさにタイトルの感想のように、ロックの重さと危険性を初めて肌にひりひり来るように教えてくれた作品だった。重いディストーションがかかったギターと単調で規則的なエレピ音が不穏な世界を織り成す「let down」など、ひたすら救いがない歌詞世界が浮かんでは消えていく(それでも徹底的に現実から目をそらさない視点が確立されたため、前作・前々作よりも前向きな姿勢が感じられる、と全て彼らのアルバムを聴いた今から見ると思うのではあるが)。
当時購読していた音楽雑誌のラインナップは、オアシスやブラー、クーラ・シェイカーが人気のトップを飾り、ベックやパール・ジャムが注目され始めたころ(マリリン・マンソンは逆にへヴィロックとしてわかりやすかった)で、本作はブリット・ポップ全盛のUKシーンの中でも異彩を放つ、というか尋常ではない突出した重苦しさが目立っていた。そういう甘いポップ主体の市場に本作は鉄槌を下すかのように突きつけられ、UKギターロックの雄から90年代のピンク・フロイドとでもいうべき巨大な存在になった、まさにフロイドの「狂気」のような記念碑的なアルバムとなった。90年代前半の代表的ロックバンドがニルヴァーナなら、後半はレディオヘッドの本作が代表だろうと「rokkin'on」の言葉を借りなくてもそう思わせるものがある。
・「俺は大好きだぜ!」
私は勿論リアルタイムでニルヴァーナを聴いてましたが、正直言ってグランジという言葉がいまいち馴染めません。単にアメリカンロックとして聴いて気に入っただけのことなもんで。だいたいパンクにしろグランジにしろマスコミが勝手にあおっていただけでしょ?そんなもんに振り回されているような奴は真のファンとは言えないと思うよ。このアルバムはそんなもんとは無関係によく出来たアルバムだと思う。でもいろいろな人が指摘しているように、このアルバムがニルヴァーナのすべてではありません。彼等の魅力のほんの一部分でしかないし、このアルバムだけを聴いてニルヴァーナをかたり尽すことは出来ないと思います。もしこのアルバムを聴いてニルヴァーナが気に入ったら他のアルバムも是非聴いてみてもらいたい。このアルバムとずいぶんと違う感想を持つかもしれないが、それもまたニルヴァーナの魅力の一部分なのです。
・「何なんでしょうか、」
いったい。ロックを分かるというのは。もし、ロックを分かるという事がニルウ゛ァーナを分からなくなるという事なら、その事程哀しい事はないと思いました。
・「仮面の告白」
90年代ロックの伝説となった2ndアルバム。
前作の荒削りなサウンドは一変。磨き上げられた大理石のようにシャープでソリッドな音に仕上がっている。
(1)Smells Like Teen Spiritから(12)Something In The Wayまでの全12曲は、質の高さ、音楽的な幅広さ、緩急の妙、どこを取っても間然とするところがない出来栄えで、まさに名作と呼ぶにふさわしい。
スタジオアルバムとしての完成度は次作『IN UTERO』をも凌ぎ、本作品をもって、NIRVANAの最高傑作と言っても差し支えないだろう。
一方で、この作品で聴かれるNIRVANAは本来の姿とは全く異なるという批判も多い。他の音源を聴けば、その批判が正しいことはすぐにわかるだろう。
しかし、『NEVERMIND』が本来の姿であろうとなかろうと人々は『NEVERMIND』のNIRVANAを求め続けた。このアルバム最大の誤算はまさにこの点にあった。
・「ニルヴァーナを知らない人たちへ」
ニルヴァーナ初めて聞いたのはアメリカ留学中にスイス人の女の子に薦められてだった。最初の感想は「なんだこりゃ?」の一言で、それ以降全く聴かなかった。他の友人(メタリカファン)にニルヴァーナについて尋ねてみると「ああ、あの暗い気持ちになるヤツね」という反応で、私もそんな感想だったので、「自分には縁のない音楽」として、位置づけられてしまい、その後思い出すこともなかった。それから10年ほど経ち、ふとしたキッカケからこのアルバムを聴くことがあった。やっぱり感想は「なんだこりゃ?」なのだが、何かが違った。絶望や葛藤をイメージさせる暗く、狂気に満ちたサウンドの中に独特の浮遊感というか、トランスというか、言葉にできない何かを感じた。今でもそれが何かはよくわからないが、ふと聴きたくなる。初めて聴く多くの人にとって私のように理解の難しいアルバムかも知れない。グランジとかアングラとか難しい音楽論はよく分からない。ただ自分の中でこんな立ち位置のアルバムは他にはないし、色々な音楽が溢れる中で、こんな音があってもいいかなって思う。
・「We've broken our mirrors」
これを聞いたのは、まだクラブ通いをしていた頃。クラブのにいちゃんが、アナログレコードのこれを抱えて、最高です!といっていた。
空間を掻き回すようなギター、どっかで聞いたことのある、夢の中のようなつぶやき。僕はこのアルバムの虜になりました。
毎日聞いていたので、必然的に毎日聞かされるはめになった家内の一言。あれっ!これっておんなじグループなの?そう、彼女は、このアルバムを、様々なアーティストによるオムニパスだと思っていたのです。それだけ、このアルバムの曲は多様。変化に富んでいます。
このアルバムには、もうひとつ特徴があります。それは歌詞。語っている主体、要は、歌っているカートの視点が、くるくるミラーボールのように、変化するのです。
たとえば、”Polly"。拉致され、火あぶりされる女の子の歌なんですが、カートは、その女の子自身になったり、その事件に同情しているカート本人になったり、「やらせろよ。」と言う犯人たちになったり、くるくるくるくる視点が移動します。また、”Breed"。おそらく、カートの祖母のつぶやきが、基となっているだろう歌詞は、これまた、不思議と夢の中のつぶやきのように聞こえ、まったく現実感というものを失い、聞くものを、ホラー映画のワンシーンのような、独特の曲の世界に引き込んでいきます。もちろん、Smell like・・・の、A mulado An albino A mosquito My libito、というリフレインは、妙に色っぽく、思春期の交錯した性衝動をおもいおこさせます。
そう、主体のはっきりしないカートの歌は、いか様にもとれ、聞くものを、ある種のデジャブー(既視感、どこかで体験したことのある光景)感覚に引き込むのです。どこかで、聞いたことのあるつぶやき、夢の中の光景。このまったく、現実感の伴わない感覚は、誰にでもある、記憶の中の光景、子供の頃の記憶を思い起こさせるのです。
”Something in the way"。この曲を聴くたびに、僕は、どこか遠く、河原の草原に放り出され、飢えでひもじい思いをするカートと、いつのまにかいっしょになっているのです。
そう、これは聞けば、聴くほど、恐ろしい魔力をもったアルバムなのです。
・「Stone Roses Second Coming」
ジョン・スクワイアのギターリフはポップなのに全然飽きないよね。まるで無から有を生み出す魔法みたいだ。全曲通してギターが冴え渡る傑作だと思う。1番のダイナミックさもカッコイイけど2番からの流れるように出てくる曲もどれもカッコイイし何より聴いてて心地が良い。
・「90年代の傑作」
リアルタイムで聴いていない僕は1stより本作のほうが断然カッコイイです。ツェッペリン丸出しの一曲目から軽くノックアウトされました。確かに1stとは正反対の内容ですし賛否両論が起こるのも頷けますが、ジョンのギターは必聴ものですし全体的なグルーブも十分存在すると思います。今までツェッペリンの真似をしてきた数々のバンドの中でも最もツェッペリンの高みに近いアルバムだと言えます。90年代のUKロックが好きな人にはオススメできませんが、70年代のロックやHR/HMが好きな方は意外と気に入ると思います。個人的にオアシスやブラーのどのアルバムも超えていると断言できる作品です。
・「この価格は何なんだ!」
リアルタイムだけれど少しロックから遠ざかりつつあった者からコメントさせていただきます。ローゼズの1stは確かにすばらしい。時代とともに語られることももっともだ。しかしながら、音を聴いただけで、1stが達成したもの及びその可能性を感じることができた人は、実はわずかなのではないか。先入観無しで聴いた場合、むしろこのまとまりの無い2edこそが、有無を言わせず、ローゼズの魅力を万人に知らしめるアルバムなのではないか。それがこの値段なんて少し寂しすぎるのではないか。逆に聴いたことが無いならば躊躇する必要はない、あなたのコレクションの王座に鎮座する可能性はかなり高い・・・と私は思う。
・「今でも聴ける名盤」
ジョンのギター、マニのベース、レニのドラムイアンの独特の声、すべてがグルーヴィーで聴いていると踊りたくなってしまうような曲がいくつも。1stよりもこのアルバムを先に聴いたので賛否両論あったということは後から知りました。ローゼズのことを何も知らなった時にこのCDを購入した自分にとっては単純に最高のアルバム。リリースは94年で、ブリットポップ真っ盛りの時期。いくつものバンドが続々と出てきていたけれどそんな最中にリリースされたこのアルバムは異色なくらい密度が高く10年以上経ったいま聴いてもすごくかっこいい。
・「間違いなく買い」
カッコいい曲が満載のアルバム。初期のオアシスはストーンローゼズ風の曲をやっていた程強く影響を受けていた。ベースもドラムもギターも技術力が高く、begging youでは打ち込みか?と思わせる程正確無比なドラミングが圧巻。イアンブラウンの個性的な囁くようなボーカルも相変わらずいい。
・「青春憂鬱ポップ」
モリッシー&マーという、音楽史を代表する二人が在籍したThe Smiths。生粋のsmithsファンには「なんだよおまえ」と思われるかもしれないが、個人的にこの3rdアルバムがやっぱり一番すき。タイトルからもわかるとおり王室批判を行っていて販売拒否などの騒動も起こしたようだが、それほど内容は過激でもないし、むしろそれは単なる王室打倒などを叫んだものではなく、その根底には階級社会への根強い疑問が渦巻いている。(the stone rosesにも通じる反骨精神がここにはある)そういったものはさておき、楽曲がすばらしい、へろへろふにゃふにゃモリッシー。痺れるジョニー・マー。青春憂鬱ポップ。
・「美しくゆがめられたロック観」
ロックらしからぬものをロックに持ち込んだロック、それこそが本当の意味でのロック、スミスはそれを教えてくれる。もう何十年も前から、そして今にいたってもその姿勢は色あせてはいない。
The Queen Is Dead 、タイトル曲は、疾走するドラムと程よく屈曲ったベース、そしてジョニーのギターが作り出す迫るような音の壁、
そこにモリッシーのアグレッシヴながらもヘロヘロなボーカルが乗っかり、6分半という長さにもかかわらず、この曲は聞くものを牽引していく。 後半、オルゴールの様でもあり、何か繊細なものが砕け散るが如く響くジョニー・マーのギターは ただならぬ彼のセンスを感じさせてくれる。
the smiths、ここまでおかしなバンドは他にはないだろう。
陰鬱で暗く良くも悪くも英国的なイメージを持ち、
どこにでもある4ピースのバンド、
なのに世界中どこにもない音を鳴らすスミス。
あらゆる側面で非常に英国的でありながらスミスには
保守的という言葉が思い当たらない。
「パンクの話はしないでくれ、スミスはパンクの何十年先をいったバンドなんだ。」
モリッシーはこう言った。威嚇的な発言だが間違ってはいない。
スミスは恨み節でもルサンチマンではない。彼等はそれを克服している。
自己の捻くれ消化不良の鬱憤した感情が世の中の価値観をひっくり返すなんざある意味パンクの何代も先をいったブっとんだ思想である。
スミスの音から色んな事を感じられる若者に是非。
・「やるだけはやった」
声がひっくり返ったり、バンドがミスってるテイクさえノリ重視で選んでいる処に、当人達の目指した地点が伝わってくる。平均的な地方出身の英国市民、そしてその真面目さゆえの絶望感と崩れ方の凄さ。この作品にあるのは、今も厳然と存在する階級社会への根源的な疑問である。モリッシーという発想の転換によって、彼個人の抱える問題とプライドがそのテーマと合致した奇異な傑作となった。性急なビートと切ないメロデイーは、このバンドにしか出せない音の説得力がある。彼等の芸術は、全くおかしな角度から、ここに英国ポップの普遍性に到達したといえる。
・「ゼア・イズ・ア・ライト」
スミス、最高傑作にして最後のアルバム。(1)で聴けるジョニーマーのギターはシャープなカッティングでドライブ感が最高です。「人生は長い、ひとりぼっちだったらね」とシャウトするモリッシーの歌声もその後のバンドの行方を暗示していたのかもしれませんね...。どのナンバーもついつい口ずさんでしまうくらい、美しいメロディーがたくさん入っています。それは時には自分の痛い思い出と重なってしまったりするのだけれど...。(10)はマーの美しいギターで流れるように幕を閉じます。80年代もっともイギリスのバンドらしいバンドだったザ・スミス。もっと評価されてもいいとおもいますが...。やはり名盤です。
・「美しいメロディーと詞の合体は音楽を120%以上にする」
ジョニーマーの素晴らしいメロディーと、詩人モリッシーの声の色気が合わさると、本当に凄いものを作ってしまったなというアルバムですが、スミスというバンドの頂点であり、その存在価値はここで勝負あったかに見えます。多くのミュージシャンにも影響を与えたに違いありません。
気になるのはSome Girlsのあの美しい旋律に何故、
あのナンセンスだけど歯切れの良い歌詞が乗ってしまったのでしょう?とても好きな曲には違いないですけれど。。。
"幾人かの少女は、他の彼女らより大きい、幾人かの少女の母は、他の彼女らの母より大きい..."うーむ。考えさせられる。
・「すごく心地よい」
エゴの今までのアルバムの中で一番好き!心に沁みます。聞いていて知らず知らず体でリズムを取ってしまうほど。すごく聞きやすく、心の充電ができます。切ないけどかっこいいです!もっとたくさん、いろんなエゴを聞いて見たいと思う事でしょう。a love songと官能漂流おすすめです。
・「エゴ・ラッピンの入り口」
どのCDもすばらしいのですが、一枚を選ぶならこれです。エゴラッピンの音楽の幅広さを知ることができる一枚です。ジャジーな曲から、ロックな曲まで網羅しています。昼下がりの美容院で流れていて、そのままCDを買いに行きまして。こんな事は今まで一度もありませんでした。
・「至高の一枚!」
厚みが有り濃い。スィングのなんたるかを知ればこそ出来る珠玉のリズム。収録曲のa love songでは関西の至宝[デタミネーションズ]とのコラボレイトが絶賛。今後の活動も大いに期待できる予感を大いに感じる。緩く官能的でも何処か懐かしさを感じるそんな一枚です。
・「最高のラブソング」
エゴが好きただそんな理由で買ったCDですがすべて素晴らしい曲なんですけど中でもa love songは最高です。はじめて聴くのに懐かしいそしてかっこいい。エゴを好きになるCDです。最高のラブソング俺の中ではナリヨ
・「今までになかった」
とにかく中身がつまってます。ミニアルバムなのに損した感じは全くありません。
ジャズの名盤にボーナストラックを入れるとマニアの人は怒りますが、それと同じような感じで、少な目の曲数だからこそいいようです。
fingerとa love songが特に好きです。今までになかった、とても上質なポップスだと思います。
・「夏に欠かせないCD!」
私はtahiti80を2回ライブで見てるんですけど、1回目より2回目の方がずっと盛り上がりました。パフォーマンスがうまくなったっていうのもあるんですが、やっぱりファンが増えたからでしょう!みんな歌って踊ってほんと最高のライブでした!
とにかく気持ちがいいヴォーカルのさわやかな声とpeacefulなサウンドで夏をパラダイス化してくれます。メロディーも覚えやすいしでも飽きない、しかも踊れる。夏はぜったいtahitiは欠かせない!では冬はどうするっていうと、もう一枚アルバム(ミニかな?)があるんですが、そっちはこれにくらべたら冬です。あくまでも個人的な感覚ですが…
日本の蒸し暑さを涼めてくれるCDです。
・「さりげなくずっしりした音。」
かゆいとこに手が届きすぎ。キテます。僕はドラマーなんですが、フランスのロックって、昔のバンドではテレフォンとかもそうですが、ドラムや打楽器の音にこだわったものが多い。これはパリのあちこちで太鼓の専門ショップがあるのとも関係あると思います...と、プチ文化論。英語で歌ってるけど、米英ロックとはどこか一味違う。これは流行っていた時期を超えて今もよくプレーヤーにのっけてかけています。
・「デビューアルバム」
ショーン・レノンのデビューアルバムです。多彩なジャンルの曲をまとめたアルバムにしたかったのでしょうが、全体的にパンチのない演奏と歌です。数曲いい楽曲がりますがショーンの音域も狭く、この時点では魅力のある声でもないのでいまいちパッとしません。ビートルズファンの方には父の面影を楽しむなど良いと思いますが、ショーン個人のアルバム評価としては星2といったとこでしょうか!後のセカンドアルバム「フレンドリー・ファイア」は、うって変わって佳曲揃いのアルバムで、こちらをお勧めします
・「Son of John Lennon ?????????????????????」
If I were his dad , I'll ask him to do anything else out of music industry !This album is boring boring boring boring boring boring boring ...................
・「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」
今でも購入した時のことを鮮明に覚えている。それまで洋楽がしか聞かなかった僕は、初めて洋楽・邦楽というカテゴリーを越えて、良質な音楽という視点から音楽に接する機会・認識を得た。それがこのアルバムだった。
鮮明に耳に残るギターサウンド、普遍的なメロディとポップセンス。ジャケットの色のごとく、曲はどこまでも青く日常を紡ぎ出す。
アルバムが発売された1998年当時、日本は大不況のトンネルを抜け出せずにいた。そんな時代背景の下、青森からスーパーカー、福岡博多からナンバーガール、京都からくるり、東京の郊外から中村一義が頭角を現し、今日まで日本のミュージックシーンを大きく変えてきた。
音楽は時代から逃れられない。このアルバムは90年代のマスターピースであり、永遠に僕達の歌である。
・「直球勝負。」
自分がやみくもに音楽を聴き始めるきっかけになった一枚。ふとしたことからレンタル屋で借りてきた。たいして期待もせずに再生して、一曲目のイントロを聴いた瞬間、不覚にも立ち上がってしまった(笑)
全曲クオリティが高いか、というとそうでもないと思うが、全体の音の感触は当時とても新鮮だった。ノイズが分厚くて、でもメロディはすごくしっかりしてる。そしてなんといってもデビューアルバムだけあって迷いがない。疾走感あふれる直球勝負。ギターロック好きには間違いなく薦められる一枚。
・「Best of Them!」
何人かの人のレビューにあるように僕にとっても「繰り返し聴き続ける」アルバムのひとつです。こうゆうアルバムは出逢えない恋人達というか(何か例えがヘンですが)自分にとっても多くはありません。ビートルズのサウンドのように、技術的に上手いとか下手とかではなく、何かずっと心から消えることがないような大好きです。
現在の彼らも好きですが、このアルバムが僕にとってはスーパーカー(やっぱりカタカナ!!)のベストアルバムです。このアルバム以上に気に入るアルバムを永遠に期待できるような彼らでありつづけて欲しいな。
・「いつまでも褪せる事の無いアルバム」
1曲目のcream sodaが流れてきた瞬間から彼等の魅力に取り付かれてしまった。何一つ特別な事はやっていないのに、最高にカッコイイ音楽を聴かせてくれるじゃないの!それもアルバム全曲を通して。
可能性に満ちた原石達が等身大のロックを青森から届けてくれたこのデビュー作は、日本のロックシーンの中でも重要な作品であることは間違いない。
・「リアルな青春」
中学生のころ買い、大学に入った今も聞きつづけています。真っ青に晴れた日に外でヘッドフォンで爆音で聴くと、、、ほんとにもう、、、、たまんないです。こんなにシンプルな音楽なのに、心に響くレベルは半端じゃないです。進化を続けるスーパーカーですが、この1stは今でも新鮮です。ほんと名盤。
・「最高」
東京事変になってからも色々楽曲は聴きましたが、この無罪モラトリアムの上を行くアルバムはありませんでした。何年たっても私の中で、このアルバムが一番です。
・「斬新でありながら懐かしい」
このアルバムは彼女の作品の中でも名作です♪天性の才能と繊細な感性に かなり衝撃を受けました。かなりのインパクトがあり どの曲も素敵でクセになっちゃいます。とても情緒があるというか、なぜかちょっと切なくなってみたり…個人的には「丸の内サディスティック」は名曲だと思う。これだけ内容が濃く、詰まったアルバムもあまりないですね~
椎名林檎さんは たしかに超個性的でやりたい事を突き進んでいくタイプの 本当の意味でのアーティスティックなミュージシャンなので 万人ウケするタイプではないかもしれません。それだけに一度ハマルと抜けられない程の魅力(魔力?)があります。
最近の作品はこの頃に比べるとあまり聞かないのですがあまり彼女が好きでないという方(ビジュアルとか過激なイメージとか)にもそのイメージは置いといて ひとつの作品として純粋に一度聞いてみて頂きたいアルバムです。なかなか深いですよ。
・「すごいアルバム」
椎名林檎の中ではこのアルバムが一番だと思います。実験性に走りすぎた後期と比べて聴きやすく、衝撃も強いです。
ひとつひとつの曲に区別がつかない、聴いてるうちに飽きてくるなんてことは絶対にありません。個性的なメロディーとアレンジがしっかり頭の中に入ってきます。単純だけど文学的な歌詞も魅力的です。
彼女の派手なパフォーマンスやキャラが嫌いな人も、一度でいいから聴いてみるのをおすすめします。
・「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」
椎名林檎は、本当の意味でアーティストだと思う。売り込みをせずにこれだけ世間に認められるということはよっぽどの実力がなければ無理だと思う。「ここでキスして。」 「歌舞伎町の女王」この2曲が特に好きです。けど外の曲もいい曲ばかり。アルバムというものはいつも好きな曲だけきいて後は飛ばしたりする事もあったりする。けど「無罪モラトリアム」はすべて聴き入ってしまうのばかり。ぜひ、聴いてみて下さい。
・「不朽の名作」
CD・DVDの全てを所有しているほどの椎名林檎大好きな自分ですが、無罪モラトリアムは本当に良い作品です。椎名林檎の名前で出した3作のアルバムのうち、一番素直な出来だと感じます。3rdなどは歌詞までちゃんと読み込み、何度も何度も聞いているとトンデモナイ味が出てくるような印象ですが、それに対して1stは初めて聞いたときに衝撃を受けるタイプのものですね。特に「正しい街」「歌舞伎町の女王」「丸の内サディスティック」の流れは秀逸。聞いてるだけで心の奥の方からゾワゾワとした、何か心地よいものが沸いてくる名盤です。
・「ジョンフルシアンテのギターワーク」
ジョンが目指す「曲を活かすギターワーク」というのが、存分に発揮されたアルバムだと思う。ギターソロをガチガチに弾きまくるのでもなく、やたらに歪ませて爆音をかき鳴らすのでもなく、エレキギターからアンプに直結させただけのようなシンプルな音を多用して、曲の完成度を高めている。というか、簡単な話、僕は彼のギタースタイルがとても好きです!
次作の、「BY THE WAY」でも、そのギターワークは聴けますよ
・「後期レッチリの幕開け」
ギタリストのジョン・フルシアンテ復帰作「californication」は新たなチリペッパーズを予感させる一枚であった。「blood sugar sex magik」にみられるようなファンキーな力強さはこのアルバムでは弱まり、逆にメロウなスローバラードが作品の軸になっている。昔と比べてメンバーたちも成長を遂げたのだろう。アンソニーの歌詞は深みとともに、素直なフレーズがみられるようになったし、ジョンは音楽がまたできることを本当に喜んでるみたいだ。個人的に好きなのは2の「parallel universe」そして6の表題曲だ。2は途切れることなく刻まれるベース音がかっこいいと思う。6は歌詞が特に好きだ。
中国からの霊能力者が心の意気を奪おうとするスウェーデンの少女、銀幕の引用を夢見てるそんな夢がみたいなら、それはカリフォルニケーション
世界の果て、そして全西洋文明も太陽は東から昇るかもしれないが、やがて最終地で沈む
最初にうまれたユニコーンハードコアなソフトポルノ
カリフォルニアは彼らの原点であり、アメリカの原点でもある。レッチリにとってこの「californication」が大きな前進であることはたしかだ。
・「レッチリマジック」
blood sugar sex magikはレッチリのファンキネスが前面に押し出されたアルバムだとしたらcalifornicationはグルーヴが前面に押し出されているアルバムだ。今まで突っ走ってきたレッチリがよい意味で大人になったアルバムだと思う。#1に代表されるようなハードな曲も健在であり、#8のような今までなかったサウンドもある。ただ、どの曲もチャドとフリーのリズム隊によるグルーヴはどんなテンポの曲も引き締め、ジョンのギターの生々しく切ないメロディーがのっかりどの曲も「美しい」。聴くべきだ。
・「全て名曲。感性をくすぐるカッコイイ曲ばかり」
レッチリのメロディアスな側面が際立つ名盤。1では、ラップから転調した部分にそのラインを置くので余計に甘美さが引き立ち、所謂泣かせの構造となっていた。その際の高揚感は全体に渡り配されている。スタイリッシュさとエモーションとの交互の点灯の中に、レッチリの魅力をみつけられた。
どの曲もサウンドはシンプルな骨組みに終始する。しかし轟音をつくらずとも、骨に直接響かせるような、突き抜けた力がある。それはヴォーカルの情感こもった歌がぐいぐいひっぱる点、その歌うラインが非常に美しく、燃え上がり疾走するキャッチさがあるから、我々も心を動かされないわけにはゆかない、という点が挙がる。シンプルな中に、揺れ動き続ける核のパワーを感じる音楽だ。その振動に共鳴してしまう。ギターも音だけで全てを語るような存在感を放ち、聴き所が何回も訪れる。
・「必須アイテム」
いまや世界のレッチリとなってしまった彼ら。自分も修学旅行でNYとワシントンDCへいって痛切に感じられたことだが、音楽は全世界共通のものなんだなぁと‥そんな時世界でバカ売れしたこのCDは異文化の人とよりよいコミュニケーションを得るための素晴らしい媒介物となってくれた。ほんとに「Around the World」って感じだった。歌とともに話も弾むこのCDはこれからアメリカやイギリスだけでなく海外へ渡るtravelerなら必携のアイテムなのでは?
・「ジャミロクワイって何?」
Jamiroquaiという不思議な?ヘンテコな?名をしたバンドの1作目。 なんだかよくわからない「メディシンマン」というモノを掲げて登場した彼らは颯爽と世界を駆け抜けた。初めて見たときは「なんじゃこりゃ?」と思ったが曲を聴いて「コレだ!」と確信した。 ファンにはこのアルバムをFavoriteに挙げる人が多い。Digeridooが印象的な1.When You Gonna Learn、今やファンのアンセムの2.Too Young To Die、PVには「緊急」の文字も出た表題曲6.Emergency On Planet Earth、甘いグルーヴが美しい8.Blow Your Mindなどファンなら欠かせないと思う曲が多いからではないだろうか。興味がある方は是非!
・「心地良いサウンドです♪」
聴き込めば聴き込む程に味が出てくる、味わい深いアルバムだと思います。とてもジャジーな感じで、J Kのセンスの良さが溢れています。しかし、2作目以降ではつきものになっているような、聴いた人をすぐにその世界に惹き込んでしまう程のキャッチーな曲(いわゆるキラーチューンですね)はなく、全体的にしっとりとしている印象を受けます。が、BGMにして晴れた日に車で車の少ない道をドライブするのには最適ですよ♪
ファンクとジャズの融合なんてお洒落ですよね~☆別のアルバムを聴いてから是非このファーストに戻って聴いてもらいたいと思います。
・「Blow Your Mind」
Blow Your Mindの4分38秒ぐらいから始まるインストが大好きである。大好きで仕方がない。たまらないよ。聞こう。
・「ジャミロク」
イギリスのアシッドジャズ界に登場したジャミロクワイ。ネイティヴアメリカンにインスパイアされ、民族的な音楽をジャズに取り込んだユニークなメロディ。それに現代社会の問題、疑問についてのリリックを乗せるというスタイルで、ついつい重くなってしまいそうなものだけれど、それをサラっと歌い上げるジェイケイ。彼の歌声はとても気分を良くしてくれます。デビューアルバムなだけに、やや歌声が堅いかな?という感は否めないですが、十分魅力的なCDです
・「☆不良少年に愛されたバンド☆」
横浜ラストダンス@2000年では、終演後アリーナ席のあちらこちらで、こっそり涙をぬぐっている男の子がみられて印象的でした。その晩わたしも友達とイカ天時代のビデオを見て泣きました。このアルバムは変拍子の曲が多く、好きなのでたまりません。VIOLET FIZZとスクラッチは中でもお奨めです。歌詞も退廃的で、切迫した感じがして素敵。
赤いタンバリンとロメオといったヒット曲も入っているので、ブランキー初心者にいいかも。小さな恋のメロディ、幸せな人もいい曲ですよ。
・「映画「ロメオの心臓」」
もともとシンプルで研ぎ澄まされた音作りだったブランキー、ロメオの心臓では様々な効果音、S・E、極めつけは中村達也のドラムを排し打ち込みをサンプリングするまで実験的な手法を取り入れている。一部からは批判が多いがこれはこれで最高だ。もともと歌詞の世界観が映画のワンシーンを思い浮かばせるほど
だからその世界へと具体的に引き込んでくれる。パイナップルサンドのパトカーの音なんて退廃した深夜の街を思わせ、ドブネズミ、ハツカネズミは悲しい。VIOLET FIZZなんかは不思議な世界だ。
このアルバムはサウンドトラックって言われるけどそんな感じでじっくり聞き込んでその世界に浸る、すると本当に一本の映画のようでトータルで聴き終わった後、いい満足感が頭を流れている。
・「紙ジャケ好き人間」
初めて打ち込みを導入したブランキーにしては珍しいアルバム。特に『彼女は死んだ』で顕著。この曲ではコードがDmしか使われておらず、ずっと同じベースリフの上に浅井さんの独特のギターリフをのっけた、見事な展開を見せる歌詞も過激な名曲。君の手のひらにも、サビではいわゆるお決まりのコード進行(レディへのクリープとか)だが、ここまでアレンジできるのはブランキーしかいない。もちろんハードナンバーも健在で、特に古い灯台が1番かっこいい。ビデオクリップでは冒頭で流れ、映像とあわせるとさらによい。『Happy sunday moning』など少し退屈な曲があるのは確かだが、どこか不穏な感じのする『幸せな人』などの名曲や『ハツカネズミ』『ドブネズミ』などの悲しくも美しいアルペジオナンバー、さらにはヒットシングルも収録され星5つに恥じない内容。ただ中村さんのドラムがおとなしいような感じはするけど・・・。
・「ブランキー流レイヴ」
賛否両論ある作品ですが、個人的にサンプリング&ワンコードのM4は超名曲だと思います。ストーンローゼスのベギングユー級のグルーヴだと思います。
ポップな曲からサイケな曲まで幅があり、ある意味SKUNKの正当進化系のようにも思います。
確かに最高のドラマーがいたバンドだけに、打ち込み中心の曲はもったいない気はしますが(笑)
・「舞台は野球場だった。」
ジャケットは野球なのだ。ピッチャー浅井、キャッチャー中村、バッターは照井。格好はジージャンやチェーンなどロッカーのままなのに、広い球場で楽しく3人だけで野球をしてる。「そんなに野球が好きだったのか?ブランキー」と叫びたくなってしまうこのアルバムだが、サウンドは表情豊か。ステージでは定番の『ロメオ』『ぼくはヤンキー』『パイナップルサンド』などスピード感のある曲があるかと思えば、『君の手のひらに』のようにギターが悲しく泣いてるスローな1曲もある。しかし、何と言ってもイチオシは『小さな恋のメロディ』だろうなぁ。曲のタイトルと同名のこの映画を「観たことがないなら早く観たほうがいいぜ」と主張するブランキー。行くあてのない自分の今を語るこの曲、カラオケで歌うと!なぜだか、とてもせつなくなる。ぜひ聴いてみて。
・「ブラー思春期の決定的作品」
ブラーのディスコグラフィの中で、最も知られている3rd。全16曲と、通常のアルバムの常識を越えた密度の高いポップソング集(かなり多作なバンドなので他のアルバムも比較的収録曲数は多い)。主な収録曲紹介↓1.「Girls & Boys」はアレックスのベースラインが最高にノレるディスコチューン。ただ80年代のそれと較べると有機的な感じがする。2.「Tracy Jacks」はグレアムの掛け合うハーモニーが魅力的なキンクス風の曲。3.「End Of A Century」は本作中、個人的に最も好きなナンバーで、シングルカット曲(なんと3分足らず)。4.「Parklife」同じくシングルになったフィル・ダニエルズがナレーションの純イギリスのハッピーな曲(全英2位まで上昇)。6.「Badhead」はグレアムいわく[二日酔いに効く]優しい曲。8.「Far Out」はアレックスが初作曲&ボーカルを披露したいわくつきのナンバー。9.「To The End」はステレオラブのレティシア(フランス語)とデュエットを披露し、デーモンの伸びのあるコーラス部分が印象的なシングル曲。10.「London Loves」はまんまロンドンへの愛情を歌うディスコ。最後の交通情報のSEから流れ込む→11.「Trouble In The Message Centre」はグレアムのギターが滑走するブラーらしいパンクナンバー。15.「This Is A Low」はライブでも最後の方を飾ることの多い壮大なイングランドへのラブソング(シングル以外唯一ベストアルバムに収録)。アレックスからデーモンへのプレゼント(ハンカチ)から歌詞のインスピレーションが生まれた。2nd同様に2曲のインストを挟み相変わらずのブラー流コンセプトアルバムだが全曲飽きることない。これだけアイデアが詰まっているアルバムはそうもない。傑作だ
・「シニカルでリリカル。これははまる。」
ブラーの3枚目で、全英1位の大ヒット・アルバムだけど、実際に売れただけの事はある。 妙に心地よい不協和音や、時としてリリカルなサウンド、そして英国ロックお得意のシニカルな詩。オアシスのどこか生真面目な感じとは違い、ポップで悪ふざけしているような印象を受ける。もしかしたらスミスの影響があるのかな?
それにしても実に「はまる」1枚です。
・「超傑作!!!」
ブリットポップ再興を指してネオネオモッズだのって言葉がありましたが、フー、キンクスあたりからパンク、ネオモッズのイギリス的系譜を踏まえながらもXTCやワイヤー、そしてビートルズ的な、イギリスっぽさ、「イギリス的解決」法を、一つの到達点として示した作品であると思います。内容も無茶苦茶カッコいいですし、モッズ映画「さらば青春の光」のフィルダニエルがセリフで参加する(キースムーンっぽい!)など、思わずニヤリとする要素もたっぷり。今や「WORLD LOVES」なブラーですが、まさに「LONDON LOVES」な今作。歌詞もすごいカッコいいです。
・「ロンドンパンクの継承者」
幼稚な話だが、どう考えても彼らはオアシスよりRockしていた。clashの一連の作品を聞けば、その延長上にブラーが入ることは間違いない。なにより当時のライブを見た事があるなら、彼らが乱発されたブリット・ポップの中で数少ないロックバンドであった事がわかるはずだ。それなのに、出身地やルックスのみでイギリスの糞メディアに面白可笑しくあつかわれてに潰されてしまったバンド。オアシスみたいに、今でものんびり演って小銭を稼いでいる演歌とは訳が違う傑作です。
・「PARKLIFE」
94年に発売された決定的なアルバム。以後、ブリット・ポップと評される言葉の原点とも言えるんじゃないでしょうか?このアルバムによってブラー=ブリット・ポップの確固たる地位を決定付けたと言ってもおかしくないです。この頃のブラーの良質なPOPサウンド、ほんっと好きです。
『Boys&Girls』が翌年のブリット・アワードを受賞したのがきっかけともなり、イギリスでは大ブレークしたアルバムです。アルバム全体が、とにかくポップで、もちろん全英1位を記録してます3曲目のEnd of a Centuryなんかは凄い好きです。Clover over Doverなんかも、Magic Americaも、ブラーの独特のサウンドでお薦めTo the End/London Loves/This Is a Lowなんかも、って言っていくと、きりがないくらい、こちらも3部作にふさわしく、良質なポップサウンドがぎっしりと詰まった完璧なアルバムです!
●Blur
・「マイベスト☆」
いわゆるブリットポップからかけ離れたところへいったブラー作品です。そして自分にとってブラーが特別になった作品でもあります。一般的にも「パークライフ」と別の形での最高傑作となるでしょうか。
何よりグレアムのギターがノイジーに自由自在に駆け巡り、このアルバムに類のない色付けをしています。またベースをはじめ、アレンジは細部まで効果や意図を感じますし、凝った音像には雰囲気が溢れていますね。またデーモンらしい深みのあるポップ性も同時に演出されていると言えるのではないでしょうか。
パンキッシュなものからファンキー、ポップなものまでありますが、全編に渡って漂う暗さ・不穏さがこの作品の魅力でもあり、好き嫌いの別れるポイントかもしれません。個人的にはこの混沌とした空気感がたまらなく好きです。
「Country Sad Ballad Man」「M.O.R」「You're So Great」などベストに収録されていない名曲も多いのでぜひ。
・「B.L.U.R.」
なぜこの5枚目がセルフタイトルなのか…それまであまりに(とゆーか誰もが認めるほどの)イギリス的サウンドで通っていたブラーが、ブリットポップ全盛期を皮肉るように骨太のUSロックサウンドに移行した。この事実こそがブラーの本質を表してるからであろう。「Song 2」は名曲だが、やはり@の「Beetlebum」だろう。あのギターリフほど耳にこびりつく曲はなかなかない。あとは総合的に完成度は高い
・「グレアムのお仕事が光ってます」
ブリットポップの殻から抜け出すぞよ!!!感が大幅に出た作品。
この後に続く『13』の予兆があるといえばあるんですが、『13』のように物凄く暗いわけでもなく、『Parklife』のように物凄く明るいわけでもない、均整の取れたアルバムになってると思いました。(*'∀`)まあ明暗がいい感じにミックスされてて聴きやすいものになったんだと思います。
前作『The Great Escape』がコケただけあってそれから抜け出そうとする感覚もみられるんですけども、だからといったコビコビした楽曲は全然無いですね。
「Blurらしくなってきた」Blurらしいアルバム(*'∀`*)そしてグレアムの仕事がビカビカ光っている作品です。
私は中でも『Chinese Bombs』『Look Inside America』がお気に入りですね。(『Best of』に収録されている楽曲外)『You're So Great』はグレアムの危うい(手馴れてない)歌い方がいい感じで、デーモンとは違う優しいフンワリ感を醸し出してます。(*'∀`)(分かりづらいよ
取り敢えずblur作品中一番好きなアルバムです。(*'∀`人)
・「gooood」
US、UK問わず、多方面のアーティストとのコンタクトによって完成された様々なジャンルが混在したアルバム。それまでのブラーのサウンドを期待していた人にはかなりの変化を感じる作品だと思う。オアシスの影に隠れていたと言われているが、このアルバムによってオアシスとはまた別の土俵に立ってしまったといってよいかもしれない。UKロックの雰囲気よりもUSの色が強く、ブリットポップの色はほぼ消えている。「song2」はアメリカで大人気となり、どこのラジオ局かは忘れたがリクエストランキングで数週間ずっと一位だったとか。そのほか、「beetlebum」「chines bomb」など、その後のブラーを予感させる名曲揃い。
・「UKロック、もう1つの雄」
Oasisの影に隠れ、比較的地味な存在。本国イギリスでの人気は劣るものではないのですが・・・「先生、急患です!」と言いたくなるジャケットが印象的。曲は2曲目の「Song 2」がいい!正統派ブリッド・ポップからパンクっぽいものまで、バリエーションが豊富で楽しめる作品です。(全作品共通したところでもありますが)
・「最後に辿りつく、BONNIEの最高傑作。」
音そのものは全アルバム中最もシンプルだが(実は細かいアレンジにより洗練されている)、それだけに彼女の非凡な才能と内面が開花した最高傑作。 彼女自身の恋愛から生まれた歌詞が、ここではもっと人間として普遍的なものへと昇華する瞬間を体験できる。ヴォーカルの表現力も切なさ・繊細な心情が感じられて素晴しい。 個人的には、「Fallen Sun」が終わり、最後の「evil & Flowers」が始まる瞬間のinterlludeの部分が、苦悩から希望へと通じる光を感じさせて聴くたびに胸を突かれる。 人生の最後の瞬間に一枚だけ聴いていいとしたら、このアルバムを選ぶと思う。
・「この作品ははずせない。」
大変な名盤。当時のJPOPシーンに一石を投じた衝撃作。TVとタイアップして膨らんでいったCDバブルがはじけようとしていた末期に、シーンの底辺ではこんな実力ある作品が生まれていた。
当時ラジオでこれを聴いたとき、TVの煌びやかなビジュアル歌手達は、新世紀に入ってからも認められるだろうか、ブームではない、実力ある歌手たちの時代がそろそろ来るんじゃないのか、そう予感させるに充分なクオリティの高い楽曲が、ここには全編を通して仕上げられている。UKROCK的なクールなサウンド。シンバルのシャーンという音が正統的に心地よく、どっしりしたドラムとベースの安定感が聴いているのに、軽やかさがその上を跳ねてゆく。ドライですみれのように馴染みやすい香りの歌声。また詞の世界も、小説の一場面を切りとったような描写力。そして一曲まるまる英語の発音力。(日本語は3曲目でやっと登場。)高いレベルの音楽を聴くと効用も大きくなるものだ。
どの曲も粒が大きく、シングルにできそうだが、むしろこれはアルバム全体をひとつとして聴くように収斂された傑作だ。一房のぶどうのように、離れても全体でも優れた絵になる一枚といえる。1や2、5、7もいいが、10の「Quiet Life」も染みてきていい。
・「好き。」
赤い髪で流暢な英語で歌うオシャレな女の子、bonnie pinkの3rd albumです。
スウィーデン・ポップの巨匠、tore johanssonとのコラボ作品第二弾てことで、北欧を思わせるヒンヤリとした肌触りのような空気感を醸し出しつつ、スウィーデン・ポップな感じも忘れてないです。 で彼女本人の日本人離れしたグッドメロディセンスが光るナイスコラボレイションって感じです。
こういうアルバムを聞いて思うのは、本当最近のj-popの大袈裟アレンジや大袈裟プロデュースによって、本来のメロディーとか曲の本質の部分が曇ってしまうんじゃないかってこと。 だってこのアルバム、こんなにシンプルでいてとても美しいでしょ〜。 バックの演奏は無駄を削ったことで軽やかなリズムとグルーブを生み出していると思います。
歌詞は恋愛のことが多いようで。女の子の生き方みたいのも歌ってる感じがします。 全曲が素晴らしいねぇ。大好きなアルバム。 ベタボメです。本当名盤だと思うよ。
・「再生への軌跡?」
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・「逸品」
シュールな音楽、というのが一番合う。メロディーも、一つ一つの曲の雰囲気も、これといった固定観念や妙なポリシーに縛られず、自由に音楽を作り出した結果といった感じ。特に表題作「evil and flowers」をはじめ全ての曲が、日本人離れした音楽センスの生み出した逸品といえると思う。日本の曲は好きだけど洋楽のようなセンスを感じない、という人の欲求は、これで見事に満たされるでしょう。
・「不安とアンバランスのロック」
街や人間関係の中に潜む微かな歪みを,チバユウスケのレンズが精緻にとらえ切りとる.それらイメージの断片と,現実に対する違和感の表出を,陳腐なロックにありがちな「僕」「俺」などの一人称表現を一切使わずに,チバは詩に落とし込む.独特の文体の詩が,音声として吐き出される様は,繊細さと無力感,やり切れなさと激情とが複雑に絡み合っており,聴く者に不思議な効果をもたらす.とりわけ"Brand New Stone","シャンデリア"などで,断片的なイメージと比喩とチバの意識が錯綜しながら突き進む様は,聴き手を圧倒せずにはいられないだろう.ミッシェルガンエレファントはこの次のアルバムで,商業的にも大きな一歩を踏み出す事になるが,本アルバムにおける「不安」と「激情」の絶妙な対比(混ざり具合)は,他のアルバムにはない魅力を放っている.長く聴きつづけられること請け合いの,お勧めアルバム.
・「最近どんなCDを買いましたか?」
CDって、自分である程度の枚数買えるようになると、辛いことだけど感動も薄くなっていくことがあって。でもこの作品を買ったときのことははっきり憶えてます。多摩地区のとあるTUTAYAにクルマを停めて店内に入ったときに、1曲目のイントロが流れ出したんです。それはそれは強烈な挨拶状でしたよ、その時は名前さえ知らなかったミッシェルガンエレファントからの。パブロックやパンクからの影響がしっかりと継承された「筋」のいいロックだって一発で判りましたしね。そしてあの声、あの歌詞が乗っかってるでしょう、ほんと脱帽モノで即購入したんです。そのまんまクルマで聴いたんですがやはり最高でしたね、ボリュームもスピードも上がりっぱなしでした。
・「曲づくりがかなりうまい」
パンキッシュなマインドを忘れないすばらしいバンド。ドクターフィールグッドにおそらく影響を受けているバンド。
その影響を見事に日本のマーケットにのせることができている、このバランス感覚は見事。マスターベーションになっていない、ほんもののロック。長くバンドを継続させれば日本のラモーンズ的な存在になれるポテンシャルを持つ輝くバンド。ブリテッシュビートの翻訳精度はかなりすげえ。それらのスピリッツが彼等の血となり肉となっているとこがすごい。10点中9点。
・「flash silver bus!!」
他の作品とはまた違った方向性。「リリィ」や「ブルーナイロンシャツ」「スウィートモナコ」など名曲多数ですが、
特記すべき点は個人的に「Flash Silver Bus」です!!このかっこよさはアルバムの中で完璧に抜き出ています。ハーモニカなども取り入れ、まさにかっこよすぎる、の一言しかでてきません。グルーヴ感がまさに頭に衝撃を与えます。「リリィ」もこのアルバムで初めてききましたが、やばい、ひねくれた展開はさすがミッシェル・・・。
・「バラエティに富んだ奥深いアルバム」
これ以降の作品でひたすらガレージに向かっていく前のミッシェル。1stが無理やりなブリティッシュ路線の線の細いアルバムだっただけにこの変化がすばらしく、完全にミッシェルを確立できた作品。曲調を幅広く展開しているのにもかかわらず非常にまとまりのある作品になっていてミッシェルの作品の中でアルバムとしては最高傑作だと思います。「笑うしかない」がたまらなくかっこいいです。
●マグマ
・「まさしく衝撃の一枚」
高学歴・高収入・ルックス良しとモテる要素すべてを手にしている稲葉浩志。なのになのに、なぜここまでモテない男の心情を表現できるのか(苦笑)好きな女性に対する憧れや嫉妬、あるいは性的な欲望が本当にリアルな言葉で表現されていてその一つ一つが胸に突き刺さる。「女心を知るにはこれ」みたいなCDの薦め方をよく聞くけど、それと同じようにこのアルバムにはじめっとした女々しい男の本心がパンパンに詰まっている。全15曲となかなかのボリュームの割には、ソロならではの世界観できちんとまとまっていて散漫な感じはしない。個人的に「墓場まで持っていくアルバム」のうちの1枚。
惜しむらくは、「稲葉のソロアルバム?B'zと同じでしょ?」と興味のない人に一蹴されること。B'zとはまったくの別の世界が広がっていることを一人でも多くの人に知ってもらいたいがなあ・・・
・「日本が誇る名盤。」
陳腐な表現かもしれないけど、このアルバムは言葉ではこうとしか表現できません。
B'zをやっている時の稲葉さんはポップなかんじ。しかしながらこのアルバムでは恐ろしいほどに暗い。特に詩の世界がとても暗い。B'zをやっている時以上に語りかけてくるものがあります。日本語でしか表現できない、人間が持っている汚らしさ、美しさ、優しさ、もろさ、恐ろしさすべてを見透かしたように語り掛けてくるのです。そしてTAK松本とは一味違うざらっとしたメロディがこの詩に驚くほどマッチしているのです。お勧めは全部です。ぜんぶを一気に聴いて、この詩の世界をじっくり味わって欲しいです。
POP路線をひた走るいまのB'zどうこう言うより、このアルバム聴いたほうがよっぽどいいと思いますよ。
・「是非」
誰かも書いていましたが、「B'zの稲葉のソロ」という先入観で聴かない人がいるだろうことを残念に思います。ドロドロとした感情をそのまま表した歌詞は、確かに暗いです。「Soul Station」の「希望は沈みゆく」という表現が代表的ではないでしょうか。この言葉を読んで「そんなことないよ、希望は常に持ってなきゃ!」と思う方にはお勧めしません。「arizona」の「夢だろう夢でしょう生まれてくること死ぬこと」この歌詞を読んで「いいなぁ」と思った方、ぜひ聴いてみて下さい。このフレーズの後にも素敵な言葉が続いています。
私が「マグマ」を初めて聴いてから約7年経ちました。今では私の知っているすべてのCD中で一番大切な作品です。その中でも特に好きな2曲を取り上げてみました。新たに「マグマ」を聴く人が増えるなら本当に嬉しいです。
・「このよさがわからない方とは仲良くなれないかも。」
それくらい好きです。ソロアルバムを出す初めて聴いた時、「つまらないものだったらどうしよう!」と心配していました。
ですが購入して「冷血」を聴いた瞬間、「一生ついていきます!!」と雄たけびをあげてしまいました。とにかく素晴らしかった。逆説的な詩もたまらなくつぼでした。一見クールですが中は熱いです!まさに「マグマ」です。B'zと比較して「暗い」ということでした。確かに明らかに違いますね。私はこちらのほうが好きです。内省的で皮肉屋な側面が強く出ているように思います。B'zも華やかで悪くないですがね。
参考までに、「志庵」はあまり私の好みではありませんでした。
・「処女作にして最高傑作」
このアルバムだけはソロの稲葉浩志を語る上でも別格なのではないか。ジョンレノンにおける『ジョンの魂』みたいなもので、物理的に名作かどうかではなくて処女作にしてほとばしる狂気がつめこまれている精神的な名作だと思う。楽曲のデキだけを見れば3rd『PIECE OF MIND』の方がいい曲が多いと思うけれど一曲一曲の濃度は間違いなく本作が一番である。『冷血』というB'zでは考えられないような歌詞を持つ曲に始まりアレンジが冴えに冴えている『波』やメロに踊る歌詞が面白い『眠れないのは誰のせい』。さらに稲葉ソロの最高傑作のひとつ『Soul Station』や悟りを開いたかのような『愛なき道』など。決してキャッチーではないが心を揺さぶられる名曲が続く。稲葉曰く『マグマのように湧き出てきたアルバム』はB'zでは決して味わえない名盤である。
・「Last album from great duo」
リリースから4年も経ってしまいましたが、未だに飽きがこないんですよ。1stの「ヴィヴァ・ラ・ウーマン」もとても良かったんだけど、こちらの方がずっとよく感じられるのは前作がもしかしてオーバープロデュースだったからかもしれません(フルームとブレイク色はそれほど濃くないとはいえ)。前作からの間にアレンジャーとしての本田ゆかの才能が格段にパワーアップしている事は一曲目の「ワーキンフォーヴァケイション」からすぐに分かります。全体的にサンプリングが減り、より緻密に音楽的になっていると思います(勿論サンプリング自体が悪いわけではないのですが、前作でモリコーネやレイのことが殊更取り上げられ、ギミックなバンドと取られるような評が多くて「なんか違うよなあ」と感じたので)。
また羽鳥美保の詞はどれも素晴らしく、中でも「サイファイワサビ」が最高です。ヒップホップ好きにも十分楽しいし、「オビワンケノービ・トーミ・インザ・ロビー、テクニカリ・アイムフリー・エン・アイキャン・ファイン・ザ・キー」てとこはホント気持ちいい。またバッファロードーターのザックがアレンジした「クラウズ」は大野由美子とのハーモニーがとても美しいです。この4年の間にショーン・レノンは本田ゆかとは違う道を歩み、羽鳥美保もサンフランシスコに移ってスモーキー&ミホで活動と、チボマットは事実上解散してしまったけど、「ステレオタイプA」がもっとたくさんの人に聞かれると私は嬉しく思います。
・「新鮮なメロディに満ちた快楽の音響」
ニューヨーク在住日本人女子2人組のセカンド・アルバム。今回はバンド編成になっており、ショーン・レノンもメンバーの一人(ベース、他)。ヒップホップ、ボサノバ、ヘビメタ、プログレなど様々な要素が混在していて、ただ聴いて気持ちいい音響としても最高だが、さらにその上、楽曲の良さが際立っている。これほど新鮮なメロディを紡ぎ出す本田ゆかの才能には恐れ入るばかり。羽鳥美保のヴォーカルも力強さの中に微妙な色気があり、これまた良い。
・「This is Pop Music!!」
出たのがこんなに前なのか…、と聴くたびに驚いてしまう圧倒的な聴覚に訴える快感。
1stを支持するファンも多いようですが、いやいや、これこそがCibo Mattoだろ!と強く主張したい。
ヒップホップなんて建前でしかないと形容してしまいたくなるほどの、圧倒的な情報量に満ち満ちた本田ゆかのトラック(単純に「音楽」であり、同時にトラックとしての機能性も抜群なのは、それこそKanye Westなどを引き合いに出したくなるほど)に、これこそが「自由自在」であるのだな、と痛感させられる、カタカナ英語であったり、フックの利きまくったラップであったり、ソウルフルであったり、意図的な下手すぎる歌唱(それがバッチリ嵌っているのだ)であったりと、羽鳥美保のあまりにもフリースタイルなヴォーカリゼーション。こんな2人がニューヨークの地で出会ったこと自体が紛れもない奇跡だろう。
このアルバムより後に出た、このアルバムより「古い」ポップ・ミュージックはあまりに多い。しかしそれは、後続のミュージシャンを責める理由にはなるまい。この2人が規格外なだけなのだろう。
特に「King of Silence」は僕の思う美しい「ポップ・ミュージック」の1つの理想だ。心からオススメしたい大名盤。
・「☆5つでは足りません」
アルバムの中は☆だらけです。
大名盤です。
音楽が生活にそんなに入ってきていない人にも是非。
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