Same + Materiale Per Tre Ese (詳細)
Dedalus(アーティスト)
「まったく異なった面をもつ2枚のCDが1枚に」
自由への扉(紙ジャケット仕様) (詳細)
バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ(アーティスト)
「1st、2ndと並びイタリアのプログレを代表する名盤」「ハード&リリカルな3rd」「ダーウィンより薄口」
歓喜の時(紙ジャケット仕様) (詳細)
クエラ・ヴェッキア・ロカンダ(アーティスト)
「泣きのストリングス!」「美しいイタリアン・ロックの名盤」
ツァラトゥストラ組曲(紙ジャケット仕様) (詳細)
ムゼオ・ローゼンバッハ(アーティスト)
「クリムゾンファン必聴!」「メイド・イン・イタリアのジャージーな加速感が味わえます。」「イタリアンロックの名盤」「キングクリムゾンファン必聴!」「クリムゾンファン必聴!」
Casablanca Moon/Desperate Straights (詳細)
Slapp Happy(アーティスト)
「損はしません。」「ダグマー・クラウゼの独特の個性が光る一枚!」「衝撃的だったね!」「唯一無二のトリオ」「夢見る約束」
「ユーロロックのひとつの到達点」「聞き応えのあるフレンチプログレのアルバムです」「フランス・ロックの金字塔」「驚愕の1枚」「驚愕の1枚」
ザ・ロッターズ・クラブ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ハットフィールド&ザ・ノース(アーティスト)
「これほど美しい音世界にはめったに耳にできない大傑作」「カンタベリーの最高傑作」「所謂名盤」「さわやかな疾走」「プログレッシブロック、カンタベリーサウンドの傑作」
Par Les Fils De Mandrin (詳細)
Ange(アーティスト)
「演劇ロックの完成形」
1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano! (詳細)
Area(アーティスト)
「あっという間の 40 分間」「ディメトリオヴォイスが堪能できる紙ジャケ版」
Tilt (詳細)
Arti & Mestieri(アーティスト)
「28年前の音楽だけど感動します」「聞かなきゃ損」
On the Shore (詳細)
Trees(アーティスト)
「《英国フォークの幻影》」
Affinity (詳細)
Affinity(アーティスト)
「英国ロックの極み、ここに発見」「キーフのジャケットとサウンドの両方に古き良き英国の香りが漂う佳作」「ちょっと期待しすぎたか・・・」「名盤の一つに数えられてるが」
Brian Auger's Oblivion Express (詳細)
Brian Auger(アーティスト)
Dedicato a Frazz (詳細)
Semiramis(アーティスト)
「伊のへヴィシンフォ」
暗黒の世界へ(紙) (詳細)
グレイヴィー・トレイン(アーティスト)
「イエスサウンドの佳作」「ポップ・ミュ-ジックのお手本のようなアルバム。」「Yes(プログレ)最後の輝き。」「イエスのアルバムの中では断トツに、ストレートで力強いサウンドです 」「「危機」には及ばない」
Bedside Manners Are Extra (詳細)
Greenslade(アーティスト)
「英国キーボード・ロックの傑作」「英国情緒UP! 完成度UP!」「ギター・レスということに全く気が付かない迫力のある演奏」「ギター・レスということに全く気が付かない迫力のある演奏」「英国風メロディアスキーボードロック」
Space Ritual (詳細)
Hawkwind(アーティスト)
「頭おかしくなる」「宇宙」「トばされます!」
「名作・名作・名作」「通称Melt」「人生最高の1枚」「原点」「洋楽にハマルきっかけになったCDです」
「はまればたまらないアルバム。」「古風な味のプログレッシヴ・ロック」「古風な味のプログレッシヴ・ロック」
激昂(紙ジャケット仕様) (詳細)
エンブリオ(アーティスト)
「アメリカ風味のプログレ。名作。」「後世に伝承すべき大傑作」「頂点を迎えたカンサス」「『永遠の序曲』のタイトルで日本でも長らく親しまれている作品」「バランスのとれた傑作」
「これぞ名盤中の名盤 ツインリードギターの聖典」「Gary MooreはThin Lizzyの音楽を理解している。そこが大事。」「ゲイリームーア参加の大名盤!!」「ゲイリー効果」「フィルとゲイリーの相乗効果」
イメージズ・アンド・ワーズ (詳細)
ドリーム・シアター(アーティスト)
「地上最強とも言える生涯の1枚」「若き天才達が作り上げた至上の芸術作品」「何もかもが最高の出来!!」「とても綺麗な音楽」「星5点じゃ足りない!!」
● 雑食
● 甘美な名曲
● 中島美嘉様好きなら是非聞いて(読んで)欲しい音(文字)たち・・・
● ジャズロック
● 英語 Live
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・「まったく異なった面をもつ2枚のCDが1枚に」
イタリア・トリノ出身のアヴァンギャルド系ジャズロックグループ「デダルス」の作品です。1973年に発表されたグループ同名のデビュー作品と、1974年発表のセカンドアルバムを1枚のCDにまとめて再発売されました。
まず、1973年のデビュー作ですが、70年代前半の典型的なジャズロックアルバムという感じで、フリップ系のエレキギターとエレピ、チェロ、サックスとが絶妙なバランスで疾走するというかなりテクニカルな快作。リズム隊も変拍子を多用して、かなり複雑な構成で、この手のジャズロック作品に聴き慣れた人にとっても、聴き応えが感じられるはずです。雰囲気としては、当時のソフトマシーンにかなり似ています。ジャケットに載っているメンバーの写真を見ると、かなりのインテリ風に見えます。前半の5曲目までがデビュー作の音源です。
6曲目からはセカンドアルバムに移りますが、作風が一変。シンセとギターを中心にした実験音楽という感じで、ジャズロックというより完全にアヴァンギャルドの世界へと聴く者を誘います。どうやら「生活音」がこのアルバムでのテーマだったようで、トイレの音、人の話し声、食事の音などを再現した「演奏」が延々と続きます。1作目での鮮烈なイメージを期待して聴いた人は、かなり拍子抜けしたのではないでしょうか。正直に言いますと、退屈してしまい、あまりお勧めできません。このセカンドアルバムに未収録だった音源(音源そのものは1976年の録音とのこと)をボーナストラックとして追加した作品が再発売されたそうですが、ここでの音源がフルサイズなものかは、調査不足のため定かではありません。また、こちらにリストアップされている「デダルス2nd」が未収録の音源を含んでいるかも定かではありません。購入を検討する人は、収録曲に注意してください。
・「1st、2ndと並びイタリアのプログレを代表する名盤」
73年の3rd、前作までと比べて攻撃性・アバンギャルドさはやや抑え気味、洗練された構築美・整合感を重視、ジャコモさんの美しい歌声が際立つ作品。とは言え、基本的にはいつも通りクラシカルなツインキーボードを軸にハードロックの荒々しい勢い・クラシックの伝統美・ジャズ・現代音楽が入り乱れダイナミックに展開。イタリアらしい熱い詩情とともに政治・社会・人生に対する絶望感に満ちた詩世界が激しく突き刺さってくる。「政治反逆者の歌」はみずみずしく美しいボーカルが歌い気品あるピアノがそっと流れる、そんな展開から徐々に熱を帯びスリリングに走り出す演奏・歌…再び落ち着き、切々と歌われるメロディ、特に「io sono nato libero(僕は自由に生まれたんだ)」と切なく訴えかけるような歌声には何度涙したことか。だが、哀愁にひたっている暇など与えずに、目の回るような激しい展開のインスト部分が襲ってくる。現代音楽みたいな不穏な旋律のピアノ、雄大に響きわたるシンセ、民族音楽風のパーカッションなどが印象的だが、特に素晴らしいのはアコースティックギターで、激しくかき鳴らされるエキゾチックな響きからロマンティックな音色へと変化していき強く胸をしめつけてくる。「私を裏切るな」はアコギと歌が中心、優美で牧歌的。「小さな街」はピアノの深く暗い美しさが際立つ。夜の街、暗い路地裏、入り組んだ道、次々と現れる曲がり角…そんな情景を疲れ切って虚ろな目でフラフラさまよっているような気分になる…孤独。「消え去りし真実」は戦争から帰ってきた男の絶望、演劇的な展開が圧巻。ボーカルの演技力・あふれ出す激情、感極まって台詞口調になる所には魂を揺さぶられる。疾走する部分と沈み込む部分が繰り返されるがどちらにも悲壮感が漂う。熱を帯び勇敢に走り出してもそこには悲劇的な響きがあり、熱い涙が飛び散るような感覚。「軌跡2」はエンディングを飾るシンフォニックで雄々しいインスト。
・「ハード&リリカルな3rd」
イタリアを代表するプログレ・バンドの’73年発表の3rd。 相変わらずハードでタイトな演奏だが、前作のキーボード中心の仰々しいまでの作風とはやや異なり、全体的に各パートのバランスが取れて、サウンド的にもシェイプ・アップされ、引き締まった内容になっている。
よってメロディもより明確となり、ヴォーカルもさらに引き立ったような印象を受ける。 また、今作からツイン・ギター編成となったのも大きく影響しており、特に②のアップ・テンポながらアコースティック中心の演奏がされていたりと、曲調にも幅が広がった感じだ。
良い意味で聴きやすくなったという点で、前作より更にステップ・アップしたともいえる好作に仕上がっている。
・「ダーウィンより薄口」
イタリアのプログレバンド、バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソの3rd。1973作
本作「自由の扉」は、のっけから15分の大曲で幕を開ける。アコースティカルな叙情的なメロディと、破天荒な展開を含んだ、なかなかの力作なのだが、どうしてもこの曲のイメージが、このアルバムのやや散漫な印象につながってしまっていたようだ。個人的にバンコといえば、2nd「ダーウィン」なのだ。
全体的にも、1st、2ndよりはやや落ち着いた、バンドとしての余裕のようなものが感じられる。もちろんクラシカルなキーボードにピアノ、ジャコモ氏のヴォーカルが映えるナンバーもあり、バンドの代表作の1つとしては充分な内容である。イタリア臭い濃密な2ndが苦手ならこちらを聴けばいい。
・「泣きのストリングス!」
イタリアンロックの名作、クエラ・ヴェッキア・ロカンダの2nd。邦題「歓喜の時」昔から「泣きのストリングスを聴くにはこの作品ね」、と言われてきたほどの名作だ。イントロのクラシカルなピアノも美しいが、続いて入って来るアコースティックギターと泣きのヴァイオリンの絡みはまさに絶品。そして盛り上がりでの大叙情にはただうっとり。ここまで泣きの叙情を聴かせてくれるヴァイオリン入りロックはそうあるものではない。やや粗削りだった1stに比べ、音自体が洗練されたこのアルバムは、バンドとしてのアンサンブルも見事で、ラストのヘヴィな大曲2曲も聴きどころだ。
・「美しいイタリアン・ロックの名盤」
イタリア出身の6ピースのバンド、クエラ・ヴェッキア・ロカンダが1974年に発表した2nd。
全編、バイオリンやコントラバスといったストリングス、サックスやフルートなどの管楽器、さらにピアノにハープシコードといったキーボードが効果的に散りばめられており、2.のタイトルの通り一種独特の雰囲気を持っている。コーラス、ソロとボーカルも美しい。ほとんどのパートには素人臭さが全く感じられず、完成度は高い。
アコースティックな叙情美をたたえた1.、まさに室内楽のような2.、一転してジャズ的になり、ギターのリフが緊張感を帯びた音を聞かせる3.、今度は各種の弦楽器とリズム・セクションが見事な掛け合いを演じ、後半では朗々としたボーカルがすばらしい、クラシック~ジャズ風の4.と非の打ちどころがない。ここまで充実した時間を過ごせるアルバムは滅多にないと思う。 このアルバムを発表した後でバンドは解散したようで、メンバーの動向は杳として知れないらしいが、そういった点も実にイタリア的。 ただし5.は曲の出来の点で蛇足の感も否めない。 このアルバムの初CD化は本邦で行われている。日本のマニア・パワー万歳。
・「クリムゾンファン必聴!」
なんの予備知識もなしに初めて聴いたときの衝撃といったら!
"クリムゾンキングの宮殿"を彷彿とさせるイントロで一気に引き込まれ、その後は緩急強弱のメリハリの効いたドラマチック&スリリングな展開、分厚く、重厚な音に圧倒されっぱなし!聴き終わった後、虚脱感を感じてしまうぐらいです。
イタリア語のちょっと巻き舌っぽいヴォーカルが
好みの分かれるところかもしれませんがとにかく最上級のプログレであることは間違いありません。
ヘッドホンでもいいので、とにかく大音量で聴いて欲しいアルバムです。
・「メイド・イン・イタリアのジャージーな加速感が味わえます。」
アルバムの曲を聴き返すにつれ、演奏とボーカルで作り出されて行く加速感がたまらなく、づっと聞いていたいと思います。ライブなどアルバムは出ていますが、このアルバムが一番音質が良く聞き易いです。皆様も一度、手に汗握る迫力の加速感を味わって見ませんか。
・「イタリアンロックの名盤」
無駄に大げさで仰々しい、でも、それは悪いことじゃない、いや、むしろそうでなければこれほどまでに崇高で荘厳で壮大で感動的な作品にはならないはず。イタリアンロックどころかプログレ自体ほとんど聞いてなかった頃の私が「題材がツァラトゥストラだから」というただそれだけの理由で興味を引かれて購入し、大ハマリしたCD。この作品をきっかけにプログレ好きになり、イタリア70年代もそれなりにたくさん聞くようになったが、イタリアではやはりムゼオが最強である。美しく儚い旋律が突然凶暴になったかと思えば、今度はヘヴィな音像が急に安らかな旋律に変わる。アグレッシブでハードな音像とクラシカルで美しい旋律がこれでもかとばかりに目まぐるしく入れ代わり、息苦しいほどにドラマチック。動と静が、激しさと穏やかさが、邪悪さと美しさが殴り合っているかのような曲展開に圧倒されっぱなし。暑苦しいほどに情念あふれる歌声、手数の多いバタバタしたドラムが激しく転げ回り、ベースが地を這い、たけり狂うギターが響けば、哀愁に満ちたメロトロンが泣く。魂まで奪われそうな恍惚の世界。歌のメロディーも素晴らしく、なぜか妙に泣けるメロディーだと感じる。演歌の心を隠し持っている日本人の感性には英語よりもイタリア語のメロディーの方が合っているのかもしれない。洋楽にはあまり感情移入できない、英語のメロディーではなぜか感動が薄い…という人は聞いてみると意外と「これだ」と思うものがあるかもしれない(私はそうだった)。
・「キングクリムゾンファン必聴!」
なんの予備知識もなしに初めて聴いたときの衝撃といったら!
"クリムゾンキングの宮殿"を彷彿とさせるイントロで一気に引き込まれ、その後は緩急強弱のメリハリの効いたドラマチック&スリリングな展開、分厚く、重厚な音に圧倒されっぱなし!聴き終わった後、虚脱感を感じてしまうぐらいです。
イタリア語のちょっと巻き舌っぽいヴォーカルが
好みの分かれるところかもしれませんがとにかく最上級のプログレであることは間違いありません。
ヘッドホンでもいいので、とにかく大音量で聴いて欲しいアルバムです。
・「クリムゾンファン必聴!」
なんの予備知識もなしに初めて聴いたときの衝撃といったら!
"クリムゾンキングの宮殿"を彷彿とさせるイントロで一気に引き込まれ、その後は緩急強弱のメリハリの効いたドラマチック&スリリングな展開、分厚く、重厚な音に圧倒されっぱなし!聴き終わった後、虚脱感を感じてしまうぐらいです。
イタリア語のちょっと巻き舌っぽいヴォーカルが
好みの分かれるところかもしれませんがとにかく最上級のプログレであることは間違いありません。
ヘッドホンでもいいので、とにかく大音量で聴いて欲しいアルバムです。
●Casablanca Moon/Desperate Straights
・「損はしません。」
Casablanca Moonアヴァン・ポップの金字塔にして彼等の代表作。実験的な要素を取り入れつつもポップスのフィールドで受け入れられるものを作ろう、というアンソニー・ムーアの目論みが見事に結晶化した作品。アメリカをルーツとするロックという音楽に対するヨーロッパからの真の答えがこのアルバムにある気がします。
プログレや前衛に嫌悪感を持っている方にこそ聴いてもらいたい一枚です。オクラ入りとなってしまった「Acnalbasac Noom」と聴き比べるのも乙なもの。
Desperate Straightsは、Henry Cowの全面的なバックアップというか、両者の共作といった色合いの強い作品。前作より実験色が強いものの、彼等の音楽性の深さがよくでています。この2in1は間違いなく買いです。
・「ダグマー・クラウゼの独特の個性が光る一枚!」
神経質そうで、体にピリピリと感覚が走る「ダグマー・クラウゼ」の緊張感のある声が好き。「ART BEARS」のオカルティックな雰囲気と「Henry COW」の前衛的な音と、少しお洒落なCAFEMUSICを連想させる音がバランス良く入っている個性豊かなCD。一度聴いたらクセになります。
・「衝撃的だったね!」
もう20年以上も前に初めてスラップ・ハッピーの『カサブランカ・ムーンを』を聞いたとき、衝撃が走ったね。それ以来、大ファンになった。クラシックもオペラもこなすダグマー・クラウゼの神経質そうな声がいいね。また、アンソニー・ムーアとピーター・ブレグヴァドの作詞・作曲もバラエティーに富んで最高。
もう1枚のアルバム『Desperate Straights』も入っている。このアルバムは前衛的バンドのヘンリー・カウの影響を受け、かなりアバンギャルドな作品になっていて『カサブランカ・ムーンを』とは対照的だ。なかなか聞き応えのあるアルバムが2枚入ってお得。絶対に損は無い!!
・「唯一無二のトリオ」
クラシック、タンゴ、ニュー・ウェイヴにプログレなどの要素を包含する唯一無二の作品。ダグマー・クラウゼの可憐で表情豊かな声、尋常ではない音の生々しさも含めて、素晴らしいとしか言いようがありません。同時収録されているヘンリー・カウとの共演作の方も、一筋縄ではいかない展開をみせる曲が多く、こちらもまた文句なしに素晴らしいです。
・「夢見る約束」
少し前に、細野晴臣さんとUAの「夢見る約束」がテレビで放映されていましたが、slapp happyのcasablanca moon とサウンドも雰囲気もとても似ていて時間が一気に逆もどりしたかのようです。今ではイギリスの大企業にまでになってしまったvirginがかつてノンジャンルな、不思議音楽ポップスLPをいっぱい発売していました{その魅力に夢見心地に日がな一日贅沢な時間をすごし}、そのなかのひとつがこのSlapp Happy です。ここではないどこか、今ではないいつか、そんな幻想な時間をつむぎだしてくれる、{現代社会のあほな音楽にうんざりしている人にとっても}最高なアルバムです。10年ほど前、来日したダグマーさんとカナダの女性シンガーとのジュェットを某大学の構内で聴いたことを懐かしく思います。
・「ユーロロックのひとつの到達点」
自己満足的であったり、あるいは難解さの衣を着ているが内実はスカスカだったり、ただドロドロしているだけで聴いていると陰鬱になるだけだったりで、リスナーをげんなりさせる事も多いのがユーロロック。そんな中にあって、このアルバムは別格です。
耽美の極致。その幽玄な美しさには誰でもため息が出るでしょう。表面的な美しさだけでなく、陰影と抑揚が明解で音楽の聴かせどころがずば抜けています。アトゥールの中で最高傑作なのは間違いないのはもちろんのこと、多くのユーロロック中でも燦然と輝いて、誰しも認めることができる数少ない名盤だと思います。
フランスのYESというキャッチがありますが正直アトゥールに対して失礼ですね。まったく違う音です。不思議な感覚ですがこの音はフランスのバンドにしか出せないような音な気がします。そういう意味でもアイデンティティを持った素晴らしい個性であると思います。3rd.以降は時代背景も手伝ってアトゥールはこんな音は出さなくなってしまいましたし、希少な遺産です。
5年もすればハードオフやブックオフで40円で売られるようなCDではなく、普遍的な美しさを持ったアルバムです。アナログ盤が再販されるたびにあっという間に入手困難になるし、たいそうなプレミアが付く。それを繰り返しているアルバムです。大量消費型の音楽に食傷気味の方にこそ聴いていただきたいです。
・「聞き応えのあるフレンチプログレのアルバムです」
フレンチプログレの雄アトールの、「サードアルバム」と並び、彼らの代表作といわれることの多いセカンドアルバムです。フランスのイエスと紹介されることの多いアトールですが、このアルバムでのサウンドはJAZZロック路線です。
ただ、卓越したメンバーによるギター、ヴァイオリン、キーボードの掛け合いは聞き応えのあるサウンドを生み出しており、決してブリティッシュプログレに負けない完成度になっています。また、フランス語によるボーカルもミステリアスな雰囲気を生み出すのに貢献しています。
高い演奏力によるドラマチックな曲展開が聞けるアルバムになっていますので、プログレファンは是非一度体験されてはどうでしょうか。
・「フランス・ロックの金字塔」
英国のプログレ、ジャズ・ロックとは雰囲気の違う優雅でしなやかなリズム体に乗ったまったりとしたインプロヴィゼイションや、息遣いが妙に生々しいエッチなボーカル?が印象的。こんなバンドがいたんだ!とは今や使い古されたフレーズだけど、初めて聴かれるリスナーはきっとまたこう言うに違いありません。英米のこの手のバンドと何ら変りないレヴェルの実力というよりそれ以上のプラス・アルファが感じられる傑作。ドラムのA.ゴッゾのプレイが独創的だ。
・「驚愕の1枚」
このページを開いて、このアルバムはどんなものかと考えている貴方。恐らくプログレ入門者、もしくはプログレに興味をもった方かと考えます。(レビュー参照や紙ジャケ買いなおしの方も多しと考えますが・・)このアルバムは迷いなく購入して大丈夫です。プログレの名盤と呼ばれるものは、結構感覚的な要素で名盤と呼ばれることも多く、たまには
どう名盤なのだと頭を悩ませる作品にも時々出会います。その点、このATOLLの最高傑作は演奏力も完璧。Dream Theater程では無いですが、匹敵します。70年代初めの作品だとは信じられない筈です。Dream Theaterの名前を出しましたが、共通点は『プログレ』以外皆無で、それとは全く違う畑の者です。前者はプログレ的ですが、こちらは
バイオリンの絡みもあり、疑うまでもなく100%純潔プログレ?です。よくフランスのYESと言われましたが。これも全く違います。プログレならではの構築美学で作品は統一されているもののカオス感とストリート感も持ち合わせた不思議な魅力があるアルバムです。何よりある種の『ロック』を感じさせてくれます。唯一無二。
人生を本当に変えるほどの曲は無いが、一生聴けるカッコイイ曲満載なアルバムです。
・「驚愕の1枚」
このページを開いて、このアルバムはどんなものかと考えている貴方。恐らくプログレ入門者、もしくはプログレに興味をもった方かと考えます。(レビュー参照や紙ジャケ買いなおしの方も多しと考えますが・・)このアルバムは迷いなく購入して大丈夫です。プログレの名盤と呼ばれるものは、結構感覚的な要素で名盤と呼ばれることも多く、たまにはどう名盤なのだと頭を悩ませる作品にも時々出会います。その点、このATOLLの最高傑作は演奏力も完璧。Dream Theater程では無いですが、匹敵します。70年代初めの作品だとは信じられない筈です。Dream Theaterの名前を出しましたが、共通点は『プログレ』以外皆無で、それとは全く違う畑の者です。前者はプログレ的ですが、こちらはバイオリンの絡みもあり、疑うまでもなく100%純潔プログレ?です。よくフランスのYESと言われましたが。これも全く違います。プログレならではの構築美学で作品は統一されているもののカオス感とストリート感も持ち合わせた不思議な魅力があるアルバムです。何よりある種の『ロック』を感じさせてくれます。唯一無二。人生を本当に変えるほどの曲は無いが、一生聴けるカッコイイ曲満載なアルバムです。
・「これほど美しい音世界にはめったに耳にできない大傑作」
ハットフィールドのセカンドアルバム、先行シングル盤のB面曲がアルバムに収録されるなど曲が足りなかったかったり、急造気味に製作されたのかななどど推測したが、内容は一瞬たりとも気が抜けないような傑作に仕上げられている。その中でも特に、幻想的な雰囲気を醸し出すデイブのキーボードとフィルのテクニカルなギターの超絶ユニゾンが聞けるマンフスは圧巻、とぼけた味のあるシンクレアのボーカルが冴える「シェアイット」やフィルミラーのギターソロ曲もジャケットの色合いにマッチする淡白い雰囲気で優しく包み込まれているようなサウンドが心地よい。前作もすばらしい出来だが、ジャケット通りのおどろおどろしさがあってリラックスしてきけないサウンドなのでこちらに軍配が上がってしまう。ピプのインタビューではこちらの方が前作よりも低予算で早く完成したと話していた。3rdアルバムも計画されたがシンクレアの離婚問題等でバンドは解散したらしい。同時代のグループには見られない知性と高い演奏技術、そして高い作曲能力を持っていた稀有なグループといえるだろう。ボーナストラックのライブは「アフターズ」に収録されたレインボウコンサートホール閉館ライブだが、「リトルレッドレコード」に収録されていたフィルミラーの曲がライブで生き生きと演奏されている。このライブトラックも最高
・「カンタベリーの最高傑作」
カンタベリーミュージックには、数々の名盤がありますが、本作を含むハットフィールドの2枚とナショナルヘルスの2枚は絶対に外せない傑作。ついでにギルガメッシュの1枚目も。本作は、なんと言ってもリチャード・シンクレアのヴォーカルにより、一番、親しみやすいですね。淡々とした演奏の果てにオアシスのように現れる歌は快感です。演奏では、デイブ・スチュワートのキーボードを強調する人が多いですが、ハットフィールドの特徴は、むしろフィル・ミラーのギターとカンタベリー最高のドラマー、ピプ・バイルの演奏にあり、まだあまり聞き込んでいない方は、ぜひパイルのドラムスに気をつけて聞いてほしいですね。
・「所謂名盤」
この作品、聴いたことがある人で好きにならなかった人を見たことがありません。絶対的な名盤というのはこういう作品のことを言うのでしょう。デイブ・スチュワートの印象的な気持ち良く歪んだオルガンとジミー・ヘイスティングスの静と動の対比が鮮やかなフルート、リチャード・シンクレアの朴訥な、少し間の抜けた感じもするヴォーカルが大好きな私も、好きにならないわけが無い、まごう事無き傑作です。牧歌的で美しいメロディとせめぎ合うテンションの高い演奏が交互に顔を出す本作を聞くと、至高の時間を過ごせます。シャープなドラミングも聴き物だし、温かみ溢れる女性コーラスも外せません。良く聴くとちょっと突っかかるような変なフレーズを弾いているギターも、本作の音世界に溶け込んで、見事に構成物の一つとして輝いています。
月並みなフレーズですが、未だ本作を聴いていない人は、幸せです。これからこのサウンドを体験することができるのですから。
・「さわやかな疾走」
美しい疾走感である。一曲目からして、美しいメロディーの上を走る演奏と、シンクレアの歌声に多くの人に魅了されるのではないだろうか。どれもこれも名曲ばかりであり、その完成度は非常に高い。まさにカンタベリを代表するバンドアルバムであることは間違いない。
聴けば健やかな気持ちになれる、純粋で真っ直ぐ美しいアルバム。本作は、まさにその姿そのものだ。ちなみに、このアルバムのライブバージョンもついているので、お得である。案外ヘビーな演奏をしていて、驚く人も多いかも。
・「プログレッシブロック、カンタベリーサウンドの傑作」
プログレッシブロックの中でも、英国のカンタベリー音楽の傑作だと思います。ゴングやキャラバン、そしてソフトマシンの共通したサウンド、そしてミュージシャンたちの活動を総称してカンタベリー音楽と呼ぶとしたら、その典型のような作品で、クールな展開の中に温かみを感じさせます。後半のユアマジ?ステイ・・・のメロデイは
荘厳なイメージがとても印象的。これぞカンタベリーサウンドという感じがします。デイブスチュアートのオルガン、またピプパイ?のシャープなドラミングも聞きごたえ十分です。ヴォーカルはキャラバンのリチャードシンクレア。ぜひお勧めの名盤ですよね。
・「演劇ロックの完成形」
76年の5th。フランスを代表するシアトリカルなバンドANGE。語りかけるような演劇的フランス語ボーカルが前面で活躍、演奏陣は効果音や舞台装置としての機能を重視。もはやジェネシスの影響とかあまり関係ない次元の、ロックテアトルと呼ばれる独自スタイルに到った傑作。英語盤も存在し、代表作とされることが多い。しかし、正直、これを代表作と呼ぶのはどうかと思う。特に、初めてANGEを聞く人には薦められない。フランス語が堪能な人でない限り、いきなりこれを聞いてANGEを好きになれと言ってもかなり厳しいと思う。ANGE最大の特徴「シアトリカル」という面が最も強く出た作品だが、その面のみが前に出すぎて、それ以外のANGEの魅力は遠くに霞んでいるように思う。とは言え、一度はまると抜け出せない奥深い作品。飛んだり跳ねたり、ヘナヘナ座り込んだり、囁いたり、童謡や子守唄を思わす語り口のボーカルが物語を引っ張り、演奏は緻密に背景を埋めていく。熱くハードな演奏も飛び出しくるが、今までのような「迫力・重厚」ではなく、「にぎやか」という印象。また、囁くように歌う場面が淡々と続くことも多く、慣れるまでは退屈に感じる部分もあるか。地中海を感じさせる陽気・明朗さが全体を覆い、祭囃子のような笛の音やハーモニカなど、かなり肩の力の抜けたサウンドが目立つが、その明るさの裏には皮肉や毒、更には達観したような表情すら感じさせる。最終曲「Hymne a la vie」は3部構成、約10分の大作だが、3部構成にした意味が分からないと思うほど緩やかで平明な展開。柔らかな歌声が響き、牧歌的な第1部。第2部はリズミカルに跳ね始め、フルートも舞う。ギターソロが小気味よくうなると、ボーカルは力強く叫び出す。そして第3部で一気に重厚な演奏が爆発!高く高くのぼりつめる。
●1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!
・「あっという間の 40 分間」
冒頭のデメトリオストラトス(Demetrio Stratos)の緊迫感と高揚感が溢れる、ヨーデルのような驚きのぶっ飛びヴォーカルに始まり、息をつかせない展開が最後まで続く。 30 年近くも前なのに、今聴いてもまったく古さを感じさせない。
演奏テク、曲の展開、面白さ、テンション、どれをとっても超一級。いわゆる前衛的ジャズロックであり、民族的色彩も濃いのだが、演奏はどこまでも熱く、緻密で、「前衛的」という言葉から受ける取っ付きの悪い印象からはほど遠い。
デメトリオストラトス。
なんと表現すべきなのだろう。恐ろしいほどに研ぎすまされた声のテクニックと表現力。エレキギターの革新者がジミ・ヘンドリックスなら、声の革新者はこの人以外に考えられない。
・「ディメトリオヴォイスが堪能できる紙ジャケ版」
クランプスレーベルより移籍、P.tofani(G)が脱退し、4人再編成。全体的に中近東民族風メロディ(ディメトリオの出身地ギリシャの古典劇での民族音楽が原点)、軽快なJAZZROCKに加えて、ディメトリオの独自の発声手法が冴え渡る。(反復、1人対話、頬叩き?)アップテンポな曲からポップ、インプロビゼーション等、充実した内容。前作までに比べ、短めの曲が多いが、トータルコンセプトのせいか組曲の様に通して聴ける。2度目の評論家賞受賞。3rd、LIVEと同様、お勧め盤。
●Tilt
・「28年前の音楽だけど感動します」
ユーロプログレに位置するバンド。ジャズロックつう感じですね。かなりいい緊張感があります。メロトロンもじゃかじゃか出てきます。
まだまだかたにはまらない感じのやつですね。欧州の気品と音楽性が色濃く出ています。イタリアのバンドはいいのが多いですね。
たまりません。
・「聞かなきゃ損」
まず、フリオ・キリコのドラミングに驚かされます。この人はたこみたいに手が八本ぐらいあるのではと思うほど、手数、足数がすごいのです。ビル・ブラッフォードがかすむくらいのテクニシャンなのです。曲も良いのですが、演奏がすごいだけにもう少しメロディアスな曲もあれば、もっと長続きしたバンドだったのではないでしょうか。ロックが英米だけのものではなく聞きたい世界が広がります。
・「《英国フォークの幻影》」
グループとしては2枚目となるアルバムで70年暮れにリリースされた。よく云われるように印象的なジャケットはヒプノシスの一員であったストーム・ソージャースンの手によるもの。内容よりジャケットの方が話題先行されて肝心の中身の認識が今ひとつなのが否めない。アルバム中、約半分が自作曲、残りがトラッドで
占め英国田園風景を連想させる芳醇は格別である。また《英国フォーク》必須の女性ヴォーカリスト、セリア・ハンフリーズの存在も大きく幻想的な面をさらに推し進めている。中にはプログレ的な展開曲も含まれるが基本はフォーク/トラッドで7の「ジョディー」などは典型的な例。オリジナル・アナログ盤の異様
な高騰ぶりは周知の通りなだけに、こうやって手軽にCDで聴けるのは有難いことである。
・「英国ロックの極み、ここに発見」
ソウルフルでハスキーでパワフルで時に可憐な変幻自在のヴォーカルを操るリンダ・ホイル嬢(vo)を含むジャズ・ロック・バンド、唯一の作品。他のメンバーはリントン・ネイフ(org)、マイク・ジョップ(g)、モ・フォスター(b)、グラント・サーペル(ds)の男性4人。リンダのヴォーカルと同じくらい、いやそれ以上に要となっているのがハモンド・オルガン。文字通り弾き倒すそのプレイは、聴いているこっちまで気が引き締まる思い。10分を超えるボブ・ディランのカヴァー“見張り塔からずっと”は各人の名人技も堪能できる即興演奏の洪水であり、オルガン・リフがとくに印象に残る。①のブラス・アレンジと③のストリングス・アレンジをレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが担当。この後、リンダはソロを発表、グラントはセイラーへ加入(2作目から)、モはディープ・パープルをクビになったロジャー・グローヴァーのソロなどに参加する。
・「キーフのジャケットとサウンドの両方に古き良き英国の香りが漂う佳作」
本作のジャケットは、ヒプノシス(ツェッペリン、フロイド等)、ロジャーディーン(イエス、エイジア等)と並んでロックのアルバムジャケット史にその名を残すキーフが手がけました。キーフといえばアフィニティの名が挙げられる程に本作の幻想的なジャケットは印象的です(ただLPとCDのリリース時期により写りが著しく異なる)。非常に英国/ヨーロッパ的で、現在では出せない魅力に満ちています。
ジャケットのそんな魅力は本作のサウンドにも表れています。ヒプノシスのジャケットで有名なトゥリーズの2枚目の作品同様、(ブルース)ロックとジャズ、トラッド、フォークを消化したそのサウンドはどこをとっても「あの時代のイギリス」にしか出せないものばかりです(特にハモンドオルガン)。ヴォーカル、リンダホイルの声は「ソウルフル」の1語に尽きます。アフィニティは結局本作だけしか作品を残しませんでしたが、その事が勿体無いと思わせる上手い演奏は1度は聴いてみる価値があります。
本作で注意を引くのが、1と3のブラスとストリングのアレンジをJ.P.ジョーンズが手がけている事、ジャズロック風にアレンジされたディランの7(ハモンドオルガン弾きまくりの熱演)、ビートルズの12、キャロルキングの14でしょう。8から15は未発表曲でどれも非常に質の高い内容です。
惜しまれるのは裏ジャケットの白鳥のいる写真(表ジャケの左半分につながる光景)が文字で邪魔されている事です。ブックレットの裏にそれを使用してくれても良かったのにバンドメンバーの写真が使われてます(ただこれはこれで貴重な写真)。それを相殺するかのように、CDのレーベル面は何とピクチャーレーベルになってます(もちろん表ジャケの写真)。ブックレットではバンドの歴史や当時のアルバム評などの資料が充実してます。ジャケットにだまされたと思って買っても決して損はしない本作は多くのロック/トラッド/ジャズファンにお勧めです。
・「ちょっと期待しすぎたか・・・」
裏名盤的扱いで長年持てはやされていた評判で買ったが聞いてみて何か物足りないというのが正直な感想です。基本的にポップで聞きやすいジャズロック調なのですがただ若干ツメが甘い気も。ハイライトと評判の10分を超える「見張り塔からずっと」も冗長に聞こえてしまう。
しかしそれも自分がこのアルバムに対して期待しすぎたせいかもしれません。「ナイト・フライト」は文句なしに圧倒されますしボーナストラックも充実しています(「リトル・ロンリー・マン」が特に好きです)。リンダ・ホイルの声もハモンドの音もバンドのグルーブも好きです。もう少しアレンジをつめて欲しかったか・・・★3.5個
・「名盤の一つに数えられてるが」
アナログのオリジナルは高価な取引がされているようだが、アルバムを一枚しか残せなかった通り、ボーカルも演奏も曲も今一なものばかりで取り立ててアルバムを名盤入りさせる要素は無い。唯一まともなのはボブディランのカバー。何故このアルバムがそんなに評価されていたのか。恐らくジャケットアートとしては秀逸な事から、ジャケットのイメージとコレクターによってなかなかオリジナルのアナログが手に入らなかった状況が、オリジナルのアルバムの値段が上げてしまい、結果としてそれがこのアルバムを名盤的な扱いまで評価を上げてしまったのだろう。演奏されている曲調もジャズ(もともとリンダホイール加入の前にジャズバンドとして活動していた時代もある)やポップなものなど統一感がなく、統一感が無くてもそれぞれの曲に秀逸な演奏が行われていれば、バンドとしての懐の深さを感じただろうが、如何せんどれも中途半端に終わってしまっている。
・「伊のへヴィシンフォ」
イタリアのプログレバンドSEMIRAMISの73年作。BIGLIETTO PER LINFERNOなどと並び称されるヘヴィシンフォの名盤。オザンナ、ムゼオなどに通じる邪教的なイメージもある。ドラマチックな歌唱、表情豊かなキーボード、ギターがけたたましく暴れ回るパートと素朴で優美なアコギのフォーク風のパートがめまぐるしく入れ代わり、強烈な美と邪悪の対比、破天荒な展開を見せる。曲調の変化は少々強引すぎる所もあるが、それがイタリアらしいとも言える。美しい旋律が散りばめられつつも、それらが奇妙につなぎ合わされ異形の姿で暴走…混沌、それでいて後味は妙にみずみずしく爽やかだったり…何とも不思議な作品。どの曲もちょっと聴いただけでは理解不能。「古物商の家」はトラッド・フォーク調の雰囲気にギターが騒々しく飛び込んできて、動と静が交錯するが、牧歌的で雄大な盛り上がりへと変化していく。「ルナ・パーク」は忙しく変転する激しい曲調だが、クラシカルで哀愁が滲む。ピアノが印象的。「ガラスの動物園」は優雅な趣の冒頭だが、それがオルガンに飲まれギターが暴力的にうねる。再び柔和な表情を取り戻すが、その後はキラキラした奇怪な音の空間に閉じ込められる。「混雑した道を通って」は題名通り喧騒に満ちた街路を走り抜けるようなイメージ。途中のヨーロピアンなロマンあふれるアコギソロにうっとりする。「紙細工の門のうしろに」は前半の美しい歌が印象的。重苦しく邪悪な展開が現れるが最終的にはシンフォニックで壮大な帰結に持っていく。「フラッツ」はアコギ・キーボード・歌の穏やかな展開が急転直下、熱病につかれたような狂乱へ。落ち着きを取り戻すと哀愁ギターが泣き、切ない歌声…かと思えば明るく視界が開けていくようなラスト。非常にドラマチック!「道化師」は明るい冒頭、ハードで熱っぽい展開を経て、後半は叙情的、感動的な終幕へ。
●究極
・「イエスサウンドの佳作」
一曲目からラウンドアバウトにも負けないインパクトを見せてくれたアルバムです。それ以降も独特のイエス特有のポップなプログレサウンドを見せてくれ、リレイヤーや海洋地形学の物語とかよりも聞きやすいサウンドになっていると思います。あと、キーボードのリックウェイクマンが再加入し、再びすぐれたテクニックをこのアルバムで披露してくれました。
・「ポップ・ミュ-ジックのお手本のようなアルバム。」
ファンから愛されている1枚、というのはいいですね。自分はイエスの熱心なファンではありませんが、それでもこのアルバムは今まで聞いてきた中では別格的に好きです。テク二ック的には誰もが認める世界で超一流の技量を持った人たち、が本気でポップなレコ-ドを作るとどうなるか、という見事な成功例ですね。音楽自体が希少価値。他にそういうレコ-ドってあるかな。これにはあのトッドラングレンもかなわないのでは、と聞くたびいつも思います。後の「ロンリ-ハ-ト」と違って商業主義に妥協していないところも良いです。あと、ジョンアンダ-ソンのヴォ-カルも日本人好みのほどよい甘さでいい感じ。
・「Yes(プログレ)最後の輝き。」
パトリック・モラーツは自身のソロアルバムが好評だったことにより脱退、代わりにリック・ウェイクマンが復帰、再びシンフォニックな曲調を取り戻した傑作。70年代後半のプログレアルバムとしては出色の出来であり、Genesisの「静寂の嵐」、Renaissanceの「お伽話」、U.K.の1st等とともにプログレ最後の輝きの一つと言えるでしょう。1曲目「Going For The One」は後のポップ化を予感させ、2曲目「Turn Of The Century」ではハウが、3曲目「Parallels」ではウェイクマンが、4曲目「Wonderous Stories」ではアンダーソンがそれぞれ見せ場を作っています。しかし真に語られるべきは5曲目「Awaken」でしょう。アンダーソン自身が究極のYesと認める大曲で、その完成度の高さは「危機」「錯乱の扉」にも劣りません。ハウのギターソロやウェイクマンのパイプオルガンなど、今までの集大成のような一曲でこの一曲だけでお腹一杯になれるはずです。Yesファンだけでなく、全プログレファンにお薦めの一枚。
・「イエスのアルバムの中では断トツに、ストレートで力強いサウンドです 」
以前は「危機」のほうが好きでしたが今となってはこの「究極」のほうが、素晴らしいと思うようになりました。
演奏が生き生きとしていて素晴らしい。聴いていてとても気持ちよい、珍しいプログレだなあと思います。アラン・ホワイトのスネアドラムも気持ちいいです。
それにしてもスティーヴ・ハウは本当に個性的なギターリストですね。歌の最中でも他のメンバーのソロのときでもずーっと裏メロディーを弾き続けたりして、、、
・「「危機」には及ばない」
「海洋地形学の物語」と「リレイヤー」の実験作を経て、小品というよりも寧ろ堅実なメロディ重視の路線に復帰したアルバム。非常に丁寧に作られている。ドラマーがブラッフォードだったら、もっと充実したサウンドになり、彼等が望んだ「危機」の栄光を取り戻せたかも知れない。ホワイトのドラミングは堅実だが、個性はやはり薄い。ライノからのリマスター盤になり、飛躍的に音質は向上した。特に「世紀の曲がり角」や「不思議なお話し」をのような曲で、リマスターの効果が顕著だと思う。プログレッシブでイエスらしいサウンドと、アンダーソンの美声がいかんなく発揮されたアルバムだと思う。
・「英国キーボード・ロックの傑作」
ツイン・キーボードが売りのGREENSLADEの二作目は優美なポップ・テイストと前作以上に多彩なキーボード・サウンドが楽しめる好作品です。ファンタジックなバラードからスリリングなインストゥルメンタルまでをメロトロン、ピアノ、オルガンに加えてムーグ・シンセもフィーチュアしてまるで午後のまどろみのような暖かみあるタッチで描いてゆきます。
またデイヴ・ロウソンの頼りなげな風情のヴォーカルもこのサウンドにはぴったりです。キーボードを主にしながらもTHE NICE、EL&Pのヘヴィなサウンドとは異なる匂いたつように繊細な幻想美があり、プログレ・ファンのみならずこの時代のポップスのファンにも十分受けそうな内容です。
・「英国情緒UP! 完成度UP!」
英国出身のツイン・キーボードを要するプログレ・バンドの’74年発表の2nd。 まず、1曲目に驚かされる。英国的な上品さとメルヘンチックなムードを持ったバラード調のポップなこの曲は、プログレ・ファンに関わらず耳を引きつられるのではないか。コーラスも美しい。 その次以降は、いかにもプログレらしいテクニカルな演奏が展開される。看板のツイン・キーボードが、幅の広がった楽曲の、更に磨きがかかったメロディを描きながら、自由奔放に駆け回る。 本作でもサウンドの軸となっているのは、ピアノ、オルガン、メロトロンであるが、そのメロトロンによるフルートの音色がフィーチャーされており、よりシンフォニックな、より叙情的な雰囲気を一層強めている。 また、元KING CRIMSONのAndrew McCullochのドラム・プレイも大きな存在感を示しており、演奏全体を引き締めているのに貢献している。迫力のあるドラム・ソロも聴き応え十分だ。 前作ではヴォーカルのやや強かった癖も本作では幾分改善され、表現力も増し、聴きやすくなっている。 ストレートにプログレ、となると前作の方に軍配が上がるかもしれないが、音楽としての楽しさ、親しみやすさという点では、本作の方が上であろう。 自分達の個性をよく把握し、また一段と上に昇華させたと言えよう見事な内容だ。
・「ギター・レスということに全く気が付かない迫力のある演奏」
73年発表の2nd。ギター・レス、ダブル・キーボードという個性的な編成を活かした曲展開が見事に開花したかのような印象を受ける作品。メロトロン、オルガン、ピアノなどが次々に登場する様は鍵盤ファンには涙ものだと思う。歪ませたエレピのソロなど個性的なサウンドも聞かせ、曲の出来も上場、前作よりスケール・アップした感じだ。本作では前作にも増してメロトロンが大活躍しており、メロトロンのファンなら更にお薦めできる。1.はトニー・リーブスのベースから次に美しいコーラスが登場。物憂気なヴォーカルが登場してシンセのリード、そしてメロトロンと展開の妙を活かしきった素晴しい構成を持った名曲。2.はメロトロンのフルートと同じくメロトロンのストリングスの2重奏の後、オルガンがリードをとるインスト曲。メロトロンの美しい音色を満喫出来るように配慮しつつもコラシアム時代のインスト曲を彷佛させる仕上がりだ。3.はトニー・リーブスのブンブン唸るベースが素晴しい曲。4.はオルガンとエレピの早弾きによる曲。ちょっと感触が違うが、こちらもコラシアムのインスト曲を思い起こさせる。グリーンスレイドが曲作りに加わるとコラシアム臭くなるというのはあるのだろう。中盤にはメロトロンのフルードのソロも挿入。5.はフュージョン風味のロック・ヴォーカル曲であり、ギター・レスということを全く感じさせない仕上がりには正直なところかなり驚く。この時代の典型的なロック・ヴォーカル曲になっており、彼らの実力を示す名曲と言って良いと思う。
・「ギター・レスということに全く気が付かない迫力のある演奏」
73年発表の2nd。ギター・レス、ダブル・キーボードという個性的な編成を活かした曲展開が見事に開花したかのような印象を受ける作品。メロトロン、オルガン、ピアノなどが次々に登場する様は鍵盤ファンには涙ものだと思う。歪ませたエレピのソロなど個性的なサウンドも聞かせ、曲の出来も上場、前作よりスケール・アップした感じだ。本作では前作にも増してメロトロンが大活躍しており、メロトロンのファンなら更にお薦めできる。1.はトニー・リーブスのベースから次に美しいコーラスが登場。物憂気なヴォーカルが登場してシンセのリード、そしてメロトロンと展開の妙を活かしきった素晴しい構成を持った名曲。2.はメロトロンのフルートと同じくメロトロンのストリングスの2重奏の後、オルガンがリードをとるインスト曲。メロトロンの美しい音色を満喫出来るように配慮しつつもコラシアム時代のインスト曲を彷佛させる仕上がりだ。3.はトニー・リーブスのブンブン唸るベースが素晴しい曲。4.はオルガンとエレピの早弾きによる曲。ちょっと感触が違うが、こちらもコラシアムのインスト曲を思い起こさせる。グリーンスレイドが曲作りに加わるとコラシアム臭くなるというのはあるのだろう。中盤にはメロトロンのフルードのソロも挿入。5.はフュージョン風味のロック・ヴォーカル曲であり、ギター・レスということを全く感じさせない仕上がりには正直なところかなり驚く。この時代の典型的なロック・ヴォーカル曲になっており、彼らの実力を示す名曲と言って良いと思う。
・「英国風メロディアスキーボードロック」
ブリテイッシュロックの名バンド、グリーンスレイドの2nd。かつてプログレ初心者の頃、ロジャー・ディーンのジャケに惹かれて1stを聴いたがツインキーボードの美しさ以外は、とかにピンとこなかったのを覚えている。評価としては、こちらの2ndの方が完成度は上ということで、聴いてみた。
印象としては、ブリティッシュの香り漂うメロディアスでやわらかみのあるサウンドでデイブ・グリーンスレイドのハモンドオルガンもときにしっとりと美しく、ときにプログレ的に鳴り響く。たおやかなフルートも美しい。
・「頭おかしくなる」
初期HAWKWINDのごり押しグルーヴ炸裂!阿鼻叫喚アルバム。とにかく始めから終わりまで、ズートごり押しごり押し。もちろんかなりのスペーシーサウンド。これだけ長時間やられたら本当に頭がおかしくなりそう。ボーナストラックまでついてかなりおすすめ。
・「宇宙」
GREAT!!完全に宇宙の音です。でも実際は宇宙に音はないので、何故宇宙を感じるのか不思議です。こんなわけのわからない音楽が存在していることに感謝です。一曲目から宇宙空間へ放り込まれます。買う時は、海外からのほうで問題ないと思います。多少時間はかかりましたが、ケースも割れてなく問題なかったです。たまにアマゾンで海外のCDを買うと規格の違いからか音飛びすることがありますが、その心配もないです。
・「トばされます!」
モーターヘッドのレミーも在籍したイギリスのサイケデリックバンド、ホークウインドが1973年に発表したライブ盤。とにかく1曲目からテンションがすさまじいです。大音量で聞けば間違いなくトべます!かつてリリースされていた国内盤のタイトルは、その名も『宇宙の祭典』というのも納得できるドライブ感覚はまさしく唯一無二。スペースメン3とかスピリチュアライズド好きにもオススメの1枚。
●III
・「名作・名作・名作」
彼の音楽の特徴は、気が重くなってくるような、でもいろいろと考えさせられる歌詞、セクシー(?)なハスキー声、独特なそして変わった楽器使い(特にドラムとかリズムもの)。So以降、曲調が変わった気がしますが(最近また暗くなってきた。。。)、私は何と言ってもこのアルバムがいちばん好き!このアルバムは名作です。でも間違っても、元気になりたいときには聴かないで下さい。もっと沈みます。世界の人権平和を考えたいときには、ラストのナンバーを必ず聴いて下さい。
・「通称Melt」
1980年5月発表。ピーター・ガブリエルのソロ第3作。前作・前々作に続きロバート・フィリップが参加している。プロデューサーはスティーブ・リリーホワイト。インパクトの強い名曲ぞろい。特に4『I Don't Remember』、7『Games Without Frontiers』(ケイト・ブッシュがボーカルで参加)、そして圧倒的な10『Biko』がすばらしい。ポール・ウエラーやフィル・コリンズも参加していて『Car』の頃のGenesisで構築してきたものではなく、自分自身の内面を一人見つめようという姿勢から脱却し、ピーター特有の『明るさ(難しい表現だが彼なりの明るさは特別だ)』も出てきて、多くのミュージシャンを受け入れようという気持ちになってきたのを感じられる。とは言え、Genesis脱退の傷を癒すのに13年の月日が必要だったことが分かる。アルバム・ジャケットの『Melt』はかたくなだった彼の氷解が始まった象徴に感じられる。ここから彼は数多くの人々の中へと入って行く。
・「人生最高の1枚」
ピーガブを知ったのは、まさに1980年のこの作品。私にとって、今でもこれ以上の音楽はありません(^^;
「なんだ、この音楽は」ブリティッシュ・ロック好きの私でしたが、正直難解でした。いきなり一曲目が「侵入者」ですからね(笑)ケイト・ブッシュやフィル・コリンズ、ジャムのメンバーも参加してます。
お奨めできるかどうか、不安もありますが
我慢して3度聴くと、引きずり込まれるかも。ものすごい感性。まさにカリスマ。
後の「SO」は言うまでもなく才能の集大成と言ったところ。でも、この独特の世界は…まったくの別物です。
・「原点」
80年発表の三作目。この作品で、現在までに至るピーター・ガブリエル・サウンドの基盤が確立されたといってよい。前作・前々作に感じられたある種の(ロック的な)泥臭さが微塵もない。要するに、何とかロックという範疇に括ることができないピーター・ガブリエル独特の音楽が誕生したのだ。
コンセプトが明確になったのもアルバムのインパクトを強めている。アナログ盤でいうところのA面に相当する前半5曲はアイデンティティー喪失の物語。M-5の衝撃のラストに至るまでの緊迫感は圧倒的。そしてアナログのB面にあたる後半5曲は連帯がテーマ。中でも南アフリカの反人種差別活動家のスティーヴン・ビコを歌ったM-10は名曲中の名曲。
アルバム・コンセプトの完璧さは、ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』に匹敵する。気軽に聴ける作品ではないが、間違いなく80年代を代表する名盤である。
・「洋楽にハマルきっかけになったCDです」
私自身、子供の頃から洋楽を聴く習慣がなかったため本格的に洋楽にはまったことが無いのですが、このCDは何回も聴きまくっています。”音楽はこうでなきゃ、ああでなきゃいけない”…なんてことはない!ということを初めて教えてくれたアルバムだと思います。
・「はまればたまらないアルバム。」
フループは4枚のアルバムを出しているが、やはり最後にして最高傑作アルバムである。イアンマクドナルドのプロデュースがプンプンと香ってくるようだ。とはいえグループの個性であるなんとも英国チックで繊細なサウンドは継承されている。クリムゾンの初期には似ているがどこか違う。メジャーになれなかったのは仕方ないか、、、しかしプログレファンなら持っていて損のないアルバム。特にゴーメンハストはなんとも言えないジャージーな名曲。緩やかにたおやかに心地よい。フループをあまり知らない方には、4枚のアルバムから8割収録した2枚組みCDが出ているのでそちらをお勧めする。
・「古風な味のプログレッシヴ・ロック」
元KING CRIMSONのイアン・マクドナルドのプロデュースでも知られている、’75年発表の作品。
一聴してプログレッシヴ・ロックと分かるサウンドだが、複雑にも派手にも感じられない。その要因は英国の伝統的な、フォーク、トラッド・ミュージックを基盤としており、それを大切にした、素直な手法でプログレッシヴ・ロックのアプローチを施しているからであろう。
ただ、その方法に終始しているあまり、大人し過ぎる嫌いがある。後半の元気な曲も、その単調さの中で浮いてしまっている感がある。 全体的にもっと変化に富ませ、メリハリをつければ、なお良くなったと思う。
・「古風な味のプログレッシヴ・ロック」
英国出身のプログレ・バンドの、’75年発表の作品。 元KING CRIMSONのイアン・マクドナルドのプロデュースでも知られている作品だ。 一聴してプログレッシヴ・ロックと分かるサウンドだが、複雑にも派手にも感じられない。その要因は英国の伝統的な、フォーク、トラッド・ミュージックを基盤としており、それを大切にした、素直な手法でプログレッシヴ・ロックのアプローチを施しているからであろう。 ただ、その方法に終始しているあまり、大人し過ぎる嫌いがある。後半の元気な曲も、その単調さの中で浮いてしまっている感がある。 全体的にもっと変化に富ませ、メリハリをつければ、なお良くなったと思う。
・「アメリカ風味のプログレ。名作。」
アメリカン・ハード・プログレッシブの雄、カンサスの4作目にして出世作。乱暴に言ってしまえばヨーロッパ(特にイギリス)でロック、クラシックをベースに作り上げられたプログレをアメリカ風味にした音楽と言えばよいのか。変拍子のリズム、複雑な構成、バイオリンやオルガンの多用、さらには中世絵画なジャケット。プログレ的には予定調和な感じですが、スカっと抜けるコーラス、シャキシャキのアコギといった端々にアメリカ色が現れます。これがまさしく彼らの個性か。メロディーもキャッチーな部分が多く、アメリカで受け入れられる要素はしっかりつかんでいますし、逆にアメリカ的ユルさはなく、きっちり隙なくまとめていて名盤と言われるのも納得。プログレを親しみやすくした音楽とも言えますのでプログレ初心者にはお勧めです。再結成して初来日ステージ(99年)を見に行きましたが、シンプルなPA構成にびっくりした記憶があります。逆に腕一つで聞かせるぜ的な意気込みを感じました。
・「後世に伝承すべき大傑作」
カンサス4枚目のアルバム。アメリカではヴァイオリンの入ったバンドは成功しないという定説を覆し、プラチナセールスを記録した。このアルバムの一曲目の伝承という曲はライブでも必ず演奏される彼らの代名詞的曲です。この一曲のためにCDを買ってもいいくらいの名曲です。彼らはアメリカンブログレッシヴロックの代表のように扱われることが多いのですが、もちろんそれは間違えではありません。しかしもっと単純に楽しめるアメリカンロックととらえたほうが、よりこのアルバムを楽しめるのではないでしょうか。また、POINT OF KNOW RETURNとMONOLITHの二枚のアルバムも傑作なのでぜひ聴いてみてください。
・「頂点を迎えたカンサス」
間違いなくカンサス絶頂期の作品です。 ドラマティックな楽曲はプログレなんですが、あくまでアメリカのバンドとしての音を出してます。ちょっとパープルっぽくもあるんですが、ヴァイオリンがあるのでやはりカンサス(笑)最後のマグナムオーパスは圧巻です。
・「『永遠の序曲』のタイトルで日本でも長らく親しまれている作品」
76年発表の4作目。1.が全米11位のヒットを記録してグループの出世作となった作品でありアルバム自体も当時だけで300万枚を売り上げた(全米5位)。カンサスはブリティッシュ勢と比べると起承転結がハッキリしていて分かりやすく、神秘性や分けのわからないものを喜ぶ偏屈的なプログレ・マニアには受けが悪そうだが、アメリカ的で屈託のない延び延びとしたサウンドは開放感もあり魅力的だと思う。(一曲目の出だしのコーラスはイーグルスみたい・・・) 演奏、曲ともにクオリティは高く、乾いたアメリカン・サウンドとハイトーンのヴォーカル・ハーモニーも典型的なアメリカン・プログレ・ハードの作品として楽しめると思う。この手のグループの中で曲の素晴しさが抜きん出ており、哀感を漂わせたスローなナンバーからハードな曲へ移行する際の流れのようなものを含めて、テクニック云々より曲良さで勝負しているところが好感が持てる。よって無駄なインタープレイはほとんどない。本作と次作あたりがカンサスの一つのピークであり、曲も演奏もとにかく勢いがある。
・「バランスのとれた傑作」
カンサスの4th。邦題は「永遠の序曲」。1976作1曲目の“Carry On Wayward Son”は誰もが口ずさめるメロディで印象に残る1曲、そして2曲目の“The Wall”は、泣きのヴァイオリンにギターとシンセが合わさり感動的に聴かせる、バンド史上でも美しさの点では最高の名曲だ。ラストの“Magnum Opus”はプログレ的な大曲だが、全体的には明るめのキャッチーさとドラマ性とのバランスがとれたアルバムだ。スタジオアルバムでどれか1枚となると、やはり本作ということになるだろう。リマスター盤にはボーナスにライブ音源を2曲収録。
・「これぞ名盤中の名盤 ツインリードギターの聖典」
ゲイリームーア参加の天下無敵のハードロック史不滅の金字塔。ツインリードギターの醍醐味、此処に極まれり、と思わず叫んでしまいたくなる。「アリバイ」「WITH LOVE」「サラ」「BLACK ROSE」と名曲のオンパレードだし、それぞれの曲のギターワークも兎に角素晴らしい。
ムーアの相棒を務めるスコットゴーハムもシュアな腕前でクールに決めるし、フィルリノットの例のVOCAL と相まってアイリッシュロックという点でも正に白眉。一期一会の名演集だと思います。フィルリノットの逝去の直前に再びゲイリームーアと「Still In Love With You」を出したことからもこの時期のシンリジーはやはり特別な一時代を築き上げた
という認識がフィルリノットにもあったのでしょう。未だに中年になっても時々無性に聴きたくなってしまう大傑作盤です。
・「Gary MooreはThin Lizzyの音楽を理解している。そこが大事。」
このアルバムの最大の勝因は新加入(再加入)のGary MooreがThin Lizzyの音楽の魅力が何であるかちゃんと理解しているところにあると思う。彼の後の活躍からもっとヘビーな作品になってもおかしくないところをちゃんとリジー本来の魅力であるおしゃれなビート、さわやかなメロディはちゃんと残しつつ彼の持ち味でもあるヘビーでガッツィなギターワークをScott Gorhamと一緒にやっているところが良い。彼ほどのギタリストだったらもっと弾き込めるところをリジー本来の魅力を壊すことなく、各パートをグレードアップしている。有名・人気曲のDo Anything You Want To, Waiting For An Alibi, Sarah, Black Roseはもちろん、他の曲も優れており、アルバム全体で飽きさせる事がない。個人的にはToughest Street In Town, Got Give It Up, With Loveはもっと評価されてよい曲だと思う。このラインアップでもう一枚、聴きたかったなー!
・「ゲイリームーア参加の大名盤!!」
1979年発表のシンリジィ大名盤・・・なんと言ってもゲイリームーアの参加がこのアルバムを素晴らしいものにしています。タイトルトラック「ブラックローズ」が凄い・・・ゲイリーのギター炸裂です!!本当にゲイリーがこのアルバム1枚で脱退するとは、もったいない・・・必聴!!
・「ゲイリー効果」
ギタリスト一人変えただけで、こんなにサウンドが向上するものだろうか? ゲイリー加入によって、今までのlizzyでは出来なかったリズムやフレーズが満載のおなかいっぱいアルバム。特に、この当時のノリはオフィシャル盤中最高で、ゲイリーファンでない僕も納得の内容です。(トニー・ビスコンティーのプロデュースも秀逸!)lizzyらしくないけど名盤です。 本当は星5つだけど、スコットがほとんど弾いてないので・・・
・「フィルとゲイリーの相乗効果」
このアルバム以前にもフィルとゲイリーは幾度となく組んでいたが、これがゲイリー最初で最後のフル参加アルバム。これでゲイリーはNEWギターヒーローとなった。楽器をやらない私にとって普段自分の好みの曲がギタリストに左右されることはまず無い。だが、この二人がタッグを組むと妙に切なく心に染みるのだ。ジョンサイクスが入ると、よりハードで音も厚くなるが、それはシンリジ−ではなく,ジョンサイクスに聴こえる。私にとってアイリッシュの象徴、当然二人で出したアウト・イン・ザ・フィールドもお奨め。ドラッグに溺れていくフィルの鼻にかかった呪術にも似たヴォーカルは秀逸なことは言うまでも無いが、ゲイリーの下手だけど伝わる歌も外せない。これを買ったら次はチャイナタウンだ!
・「地上最強とも言える生涯の1枚」
生涯の1枚と言っても過言ではない。 すべてがショッキングなまでのインパクトであるが、何が最大の衝撃かと問われたら、やはり、「Metropolis - Part I "The Miracle And The Sleeper"」と答えるであろう。インストパートには「あんな完璧なパートは無い」と言いようのない戦慄さえも感じた。 4分の3拍子と8分の7拍子を小節ごとに交互に繰り返すという変則リズムをバックにした超高速フル・ピッキング6連系フレーズ(これもユニゾン)が炸裂、そしてそれに続くカオティックなまでの変拍子の連続に、「何じゃこりゃ」と唖然とした。 オーネット・コールマンの「フリー・ジャズ」を基調にメタリックにアレンジして換骨奪胎してしまったような自由さを有しながら、一つの曲として聞いた時、違和感なく9分以上の世界を聞かせてしまうこの曲は最大のハイライトである。 アルバムの流れ方も完璧ならば1曲を切り離したときの質の高さも桁が違う。
・「若き天才達が作り上げた至上の芸術作品」
最高を超えた究極アルバム。一般的な音楽ファンがマイケル・ジャクソンのスリラーを常識的に知っているようにHR/HMのフィールドにおいての常識といえるアルバムがこれである。これほど素晴らしい楽曲や歌や演奏が一部の隙もなく納められたアルバムと出会うのはまずないと誰もが思うことだろう。何百回聞いても飽きることはない。音楽で感動したければこれを聞けばいい。この時代に生まれ、出会って良かったと心底思える数少ないアルバム。
・「何もかもが最高の出来!!」
チャーリーをクビにして、新たにジェイムズ・ラブリエを迎えたDREAM THEATERの転機となるアルバム。このアルバム一枚で”プログレッシブ・メタル”などという言葉すら流行語のようにしてしまったこのバンド、最高です!
1stアルバムに比べ、音にも厚みを増し、より『完璧な』演奏を聴かせてくれます。DREAM THEATERと言えば!な『PULL ME UNDER』や、その後続編だけでまるまる1枚アルバムを作ってしまった『METROPOLIS-PART1』等全曲聴き応えたっぷりです♪個人的には『TAKE THE TIME』が大好きです。あの先の読めないダイナミックな展開がたまらないですね!もちろん携帯の着メロにもギターソロ部を登録済みです(笑)
特に音楽をやっている人に聴いてもらいたいです。僕は「人って才能と努力でここまで完璧な演奏をする事が出来るんだ」って感動すら覚えました。もちろんロックが好きなバンドマンじゃない人にもおすすめですよ~!!
・「とても綺麗な音楽」
ヘヴィメタルファン・プログレッシブロックファン・楽器パフォーマーなどから熱心に支持されているDREAM THEATERであるが、少なくとも本作および『METROPOLIS PART-2』に限って言えば、広義の意味でポピュラー音楽として評価されて然るべきであり、ポピュラー音楽のファンであるならば是非聴いて欲しい。本作はハードでプログレッシブでありながらも「とても綺麗な音楽」だと思う。本作の鑑賞に当たっては、ポピュラー音楽が大好き!ということ以外の前提条件をそれほど必要としないと私は考える。その点では『METROPOLIS PART-2』にいきなり飛び込むより前に本作を聴いたほうがいいであろう。確かに複雑でテクニカルな演奏が素人目にも散見されるが、それらはあくまでもメロディを引き立てるために存在しており、理屈抜きでメロディアスな、綺麗な音楽である。
・「星5点じゃ足りない!!」
今更私が言うまでも無くプログレメタルの最高傑作、超名盤です。メタル好きの人間としてドリームシアターに出会えた事を幸せに感じさせてくれるほど出来の良い作品です。歴史的名盤とはこのことでしょう。とにかく万人の方に聞いていただきたい作品です。メトロポリスなんてイントロの段階でイカレテしまいます。
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