Saint Dominic's Preview (詳細)
Van Morrison(アーティスト)
「I'm in heaven」「Saint Dominic's Preview」
Long Black Veil (詳細)
The Chieftains(アーティスト)
「アイルランド伝承音楽の使者」「充実の一枚」「アイルランド慕情」
Hard Promises (詳細)
Tom Petty & the Heartbreakers(アーティスト)
「男臭さの伝わる一枚~初期の最高作」「LPでいうA面に捨て曲なし」「素晴らしい」「ただのバーズ・フォロワーじゃない4TH」「4名目」
Communication (詳細)
Bobby Womack(アーティスト)
「The Last Soulman!」「名盤!」「That's the Way I Feel about Cha」
ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作 (詳細)
カーティス・メイフィールド(アーティスト)
「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね」「確かに暗いけど・・・」「100年経っても聴けるでしょう」「無人島に1枚持っていくなら」「鏡のような音楽」
Sex Machine (詳細)
James Brown(アーティスト)
「You Stay on the Scene For Long.」「リズム改革」「「good!!!! good!!(笑)」」「元気になりたい人は是非「SEX MACINE」を聴いて欲しい。」「JB最高」
The Wind (詳細)
Warren Zevon(アーティスト)
「父と重なる」「今現在の彼を感じていたい...........」「追悼」
トーク・イズ・チープ (詳細)
キース・リチャーズ(アーティスト)
「大人の男に、極上の味」「聴くほど酔える逸品」「渋すぎロックンロール」「これが本当の」「くるくると踊りたくなります」
Dreams to Remember: The Otis Redding Anthology (詳細)
Otis Redding(アーティスト)
「1枚もので足らなくなったらコレ!!」
Giant Steps (詳細)
John Coltrane(アーティスト)
「ロリンズと肩を並べた日」「コルトレーンの豪快なSAXが楽しめるアルバムです」「聞き易い上に充実したコルトレーン入門最適作品。」「ロリンズと肩を並べた日」「哲人コルトレーン入魂のブロウ」
コンプリート・ロイヤル・ルースト・ライブ・レコーディングス・オン・サヴォイ・イヤーズ VOL.1 (詳細)
チャーリー・パーカー(アーティスト), シンフォニー・シド(アーティスト), アート・フォード(アーティスト), ボブ・ギャリティ(アーティスト), シンフォニー・シド・トリン(アーティスト), マイルス・デイビス(演奏), タッド・ダメロン(演奏), カーリー・ラッセル(演奏), マックス・ローチ(演奏), アル・ヘイグ(演奏), トミー・ポッター(演奏)
ウェスト・サイド・ソウル (詳細)
マジック・サム(アーティスト)
「なぞ」
Question and Answer (詳細)
Pat Metheny with Dave Holland and Roy Haynes(アーティスト)
「ジャズ的要素の強いアルバム」「Pat Methenyが好きな人におすすめ。名盤だと思う。」「素晴らしい音楽で感動します」「パットと言えばこれ。」「表ジャケットもいいが裏ジャケットもいい。」
キー・オブ・ライフ<リマスター・エディション> (詳細)
スティービー・ワンダー(アーティスト)
「スティービー絶頂期」「リマスター」「天才。」「ベスト・アルバムよりもこのアルバムが好き」「美しすぎる原石の宝庫」
Let's Get It on (詳細)
Marvin Gaye(アーティスト)
「愛の名作」「It I Should Die Tonight なんて鳥肌もん」「「What's Going On」のセクシーな続き」「「What's Going On」のセクシーな続き」
Paul Simon (詳細)
Paul Simon(アーティスト)
「ポールの独立宣言」「S&Gを卒業したポール・サイモンの再出発を飾った名作」「シンプルでアコースティックだが、民族的なリズムやジャズ的なフェイクの効いた味わい深い名盤」「S&Gから解放されて本来の自分を取り戻した天才」「才人ポール・サイモンのソロ作」
Any Other Way to Go? (詳細)
Chuck Brown & The Soul Searchers(アーティスト)
「あの心地よさをもう一度」「聴いていると心が温ったかくなります、とっても大切な人です。」「かっこ良過ぎ!!!」
Live at Blues Alley (詳細)
Eva Cassidy(アーティスト)
「Eva Cassidy Live ar Blues Alley」「繊細に、しかも力強く。」「薦められ、今は薦めるほうに」「最高のEvaがここに!」「亡くなってしまいましたが。」
41 Original Hits From The Soundtrack Of American Graffiti (詳細)
Original Soundtrack(アーティスト)
「ロックンロールへの誘い」「最強のサントラ盤」
Funky Kingston (詳細)
Toots & the Maytals(アーティスト)
「ノリノリ」
Scratch (詳細)
The Crusaders(アーティスト)
「ああ、この場にいたかった!」「クルセイダーズのライブの凄さが分かる傑作」「フュージョン名盤の一枚」「言うこと無し。これぞライブ!」「大音量で聴こう。ヘッドホンはいらない。」
「何といっても一曲目」「やはり、高品質です。」「1976年という時代を“ホテル・カリフォルニア”とともに最も良く体現し得た「Steely Dan影の最高傑作」 天辰保文氏の名解説と武内邦愛の名訳に…」「NHK-FM“私の名盤コレクション”より。」「 “AJA”と“GAUCHO”の世紀の名盤の正しく前哨戦!」
Bring the Family (詳細)
John Hiatt(アーティスト)
「おっさんの妻への愛情 素晴らしい!!!!」「これを聞かなきゃ損をする!」「春先に聴きたい男性ボーカル/第3弾!!<ルーツ系、渋め>」「いいですわ〜」「いぶし銀の代表作」
Good Rockin' Tonight: The Legacy of Sun Records (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「伝説のサン・レコードがよみがえる」「みんなのルーツ」
Hymns to the Silence (詳細)
Van Morrison(アーティスト)
「ジャケは渋いが・・・」「透明感がある時期の集大成的な作品」「沈黙への讃歌」「ヴォーカリストとしての集大成!」
● 魂の音楽「VAN MORRISON ゲスト参加作品!!すばらしい!」
● 気になるCD
● 1970年の名盤
● POP!
● JAZZ(ジャズ)名盤 1945〜1965年 個人的に好きなアルバムです。
● 鑑賞日記6
● 夜の散歩をしないかね [Soundtrack vol.3]
● FUSIONなど
ソウル・R&B>アーティスト別>A-E>Curtis Mayfield
ロック>フォーク・ソフトロック・AOR>シンガーソングライター
ブルース・カントリー>アーティスト別>M-O>Magic Sam
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Adult Contemporary>Male Vocalists
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Adult Contemporary>Singer-songwriters
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic British Rock
・「I'm in heaven」
Van Morrisonの作品の中ではあまり目立たない名盤。1曲目のジャッキー・ウィルソン・セッドは私の場合、前回のコステロ公演で知った名曲。明るい曲調ののりのよさは格別。3曲目はスタンダードと聞き間違うべく、オリジナルなジャズナンバー。5曲目のタイトル曲、彼のボーカルの世界に引き込まれる熱い曲。
今作はボーカル(歌のソウルフルさ)を表に出した、聴き応えのある1枚だと思います。
・「Saint Dominic's Preview」
1972年。どのアルバムも決して派手なアルバムではナイし、どのアルバムも丁寧に作られていて、出来/不出来はあなりないような気がするし、いつでも期待通りの歌を届けてくれる(その点はRobert Wyattと似てるなぁとふと思った)。だから当然このアルバムも慎重に選ばれた楽器が素晴らしい音色を奏でている。それなのに比較的地味なポジションのイメージ。
Van Morrisonの軽快な歌とホーンセクションから始まるイントロが最高にカッコいいJackie Wilson Said (I'm In Heavn When You Smile)は、Van Morrison史上最も素敵なオープニングだと思う。こういう軽快なホーンセクションも密かにVan Morrisonの得意分野だと思う。時々しか発揮しないけれど。ジャジィなI Will Be Thereの後は、お約束の長音アレンジが一瞬だけ入り込むListen To The Lion、アコースティックギターの弦の音がとても素晴らしく収録されてるラストの曲までアッパーではないけれど一気に聴かせる誠実なアルバム。
・「アイルランド伝承音楽の使者」
チーフタンズの誕生はダブリナーズと同じく1962年に遡る。ダブリンのイーリアン・パイプ奏者パディー・モロニーがフィドルのマーティン・フェイなどに呼びかけて創設したグループ。クラッダー・レコードのディレクター、ジョン・モンターグが書いた詩 "Death of a Chieftain"(首領の死)にバンド名は由来するという。1963年にLPアルバムを出したが、伝統的なアイルランド音楽に新しいフォークムーブメントのアプローチを取り入れたもので、ピーター・ポール&メアリ、ダブリナーズ、クランシー・ブラザーズなどからの影響が窺える。3枚目のアルバムがリリースされたのは1971年だが、伝承音楽への新しい解釈がピーター・セラー、ミック・ジャガーやマリアンエ・フェイスフルなどに知るしめることになる。この年パディー・モロニーがポール・マッカートニーのソロ・シングル「アイルランドに平和を」に参加している。その後チーフタンズは次第にその名を広めていったが、世界的に知られるようになったのは1988年にリリースされたヴァン・モリスンとの共作 "Irish Heartbeat" だろう。そして1992年にはウィリー・ネルソンやエミルー・ハリスなどのカントリーミュージシャンを迎えての "Another Country" によって、アメリカンルーツ音楽のまさに根っこがアイルランドにあることを再認識させた。そして1995年に発表されたこのアルバムがロックを含めた音楽ファンを驚愕させることになる。オープニングはスティングのゲイル(アイルランド)語による "Mo Ghile Mear (Our Hero)" だ。シニード・オコーナー、ヴァン・モリスン、マーク・ノップラー、ライ・クーダー、マリアンヌ・フェイスフルとビッグが次々と登場する。トム・ジョーンズの熱唱 "Tennessee Waltz" で最高潮に達し、それはローリング・ストーンズとのセッションに引き継がれてゆく。必携の一枚とはこのようなアルバムを指すのだろう。ライナーノーツに挿入されている写真も見逃せない。
・「充実の一枚」
ほぼ1曲ごとにゲストが変わるので、コンピを聴いているような感じ。それにしてもゲストの顔ぶれが濃い。ケルトの旋律を歌うミック・ジャガーなんて戦慄ものです。ライ・クーダーはお洒落。シンニード・オコナーはいつも通りかな。
あるケルトミュージックのガイド本にこのディスクの紹介記事があって、何故「テネシーワルツ」が入っているのか分からないという、プロの音楽ライターの正直な述懐が…。同曲は米国生まれですが、作ったのはP.W.キングとR.スチュワートで、かれらの音楽はカントリースイングと呼ばれていました。ケルト系の、例えばリールなんかのダンス曲がベースになっており、アコーディオンやフィドルが活躍します。チーフタンズはかれらの「ナポレオンの退却」を当盤の以前に録音してました。ケルト音楽の流れを海外にまで視野を広げて紹介しているのです。先ほどのプロの方はクラシックの評論も手がけている人ですが、たまたまカントリーをご存知なかったんでしょう。
・「アイルランド慕情」
チーフタンズの存在は知ってましたが、最近MOBILE FIDELITY SOUND LAB社からゴールドディスクが出たので興味が湧いて買って聴きました。素晴らしい。これが本当に素晴らしいのです。ゲストミュージシャンの活用も大成功で、特に6、7曲目が何度聴いても感激します。民族音楽のエキゾチック性を保ちつつ現代音楽に仕上げる手法。LOS LOBOSにも言えますが、多くの人を惹きつける音楽には古い時代からの良き潮流が脈々と受け継がれて発展してゆくものだとおもいます。BONOやR.PLANTを迎えて新作をレコーディングしてみてほしい。
・「男臭さの伝わる一枚~初期の最高作」
決して大作ではない。傑作でもない。でも高校時代は聞きまくった一枚。バラードには到底向かない不器用そうな歌声。でもスティービー・ニックスとのデュエット「INSIDER」は最高に男臭くてせつないし、「YOU CAN STILL CHANGE YOUR MIND」ってそのタイトルだけで、カッコいい。
軽快あり、泥臭さあり、そして不器用な男臭さがこのアルバムの聞きどころ。間違いなく、FULL MOON FEVER 以前のトム・ぺティの最高作だ。
・「LPでいうA面に捨て曲なし」
"waiting is the hardest part~"と歌われる「The Waiting」始め、なんとなく切ない感じの曲が多いが、後のJeff Lynneプロデュース盤のように変にPopなところはなく、落ち着いて聴ける好盤。恒例となった(?)A面ラストにアップテンポな曲を置くのも健在。「Insider」もいいし、お薦め。
・「素晴らしい」
アメリカンロックの中にハートランドロックというカテゴリーがあり、一般的な定義としては「アメリカの労働者階級の良心的な日常を表現したロックンロール。」などとされている。ペティーはボスやJCメレンキャンプ、ジョンハイアットなどとともにハートランドロックの代表格として四半世紀以上君臨しているが、ペティーのハートランドロックさ加減でも最もアメリカの労働者階級の日常を歌にして(色恋沙汰の歌詞が多いが)のせたのが本作である。工場労働者や自動車修理工場で働く20〜30代の青年が仕事の後でバーに立ち寄って一杯ビールをやるときにジュークボックスから何気なくかかっているのがスティービーニックスとのデュエットも切ないINSIDERであったり、「待っている時間が一番つらいんだよ。」と青年の恋心を歌にしたWAITINGだったりするのである。フルムーンフィーバーやワイルドフラワーズも完成度が高いが、まだMTV黎明期だった時代に音だけで勝負していたペティーが前作「破壊」も凌ぐ勢いでソングライティングの冴えを見せた良作です。是非、お試しあれ!
・「ただのバーズ・フォロワーじゃない4TH」
成功作「破壊」に続くこのアルバムでトム・ペティが提示したのは、勢いに任せた2番煎じではなく、むしろ空間を生かした音作りでした。勿論ギターが、ロジャーマッギンを彷彿とさせるところは相変わらずですが、今作の主役はキーボードのベンモント・テンチです。彼の紡ぎ出すキーボードをメインに据えたアレンジが、いかんせん一本調子に成りがちなトムペティの楽曲に奥行きと豊かな叙情を与えています。しかしながら、一方では、ロックンロールバンドらしい躍動感を奪ってしまった事も事実です。このあたりが、今作の評価を分かつゆえんでしょうか。彼らが次回作で、空間を埋め尽くすようなギターアルバムを作り上げ、「ロック」のダイナミズムを取り戻そうとしたのも当然の帰結のような気がします。
・「4名目」
Tom Petty&Heartbreakers初期の代表作はやはり3枚目「Damn The Torpedoes」となるわけで、実際力強いハードなロックンロールナンバーが並ぶ傑作だと思うし、とっても売れた。オイラも大好き。本作はいきなり落ち着いたスローで暗めの楽曲が多くなり、肩すかしをくらうかもしれないが、どの曲のクオリティも高く、聴けば聴くほど味わい深くなる作品。
・「The Last Soulman!」
このアルバムは今回の購入で3回目になる。それほど入れ込んで、また人生のどんなステージでもこれが必要となったからだ。70年代のボビーはどの作品も質が高く、すべて愛聴盤だがこれはその中でも一番だ。この作品は60年代後期に見せたなディープな感覚と当時隆盛だったニューソウル的なテイストがうまくブレンドされ、ゴスペルが基軸となり昇華されている感がある。いずれの曲もよいが、何と言っても7。About Chaのフレーズはこの作品の発表から30余年経った現在でもリスペクトをうけつつ随所に聞くことができる。アナログも所有したがリマスタリングの音質もそれほど変化なく、低域を若干強調しているように感ずる。
・「名盤!」
3部作というか、"Understanding""Communication""Lookin' for a love"の3連打はまさにどれをとってもサザン・ソウルの名作と言えるでしょう。ボビーのソング・ライティングの力、アレンジャーとしての力量、そしてもちろん歌い手としての素晴らしさをたっぷりと堪能できる作品です。また、バックを支えるマッスル・ショールズのミュージシャンたちのアレンジ力というか、バッキングをしながらもその音色・フレージングで思わず自己主張してしまう渋さが光ります。この時代のセッション・マンって皆いい味だしていますねえ。楽曲的には超名曲"That's the way I feel bout cha""Give it back" はもちろんのこと、個人的にはゴスペル・タッチな2曲目の"Come l'amore"にいつ聴いても泣かされ、そして幸せな気分になれます。末永くお世話になっている作品です。
・「That's the Way I Feel about Cha」
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●ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作
・「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね」
確か山下達郎も生涯のベストに選んでいた本作。ワウワウギター、引きづるようなシンコペイションに彼のファルセットが乗る一曲目。深刻な社会風刺を孕んだタイトルトラックなどファンキーなカーティスが好きな向きはそっぽを向くのかもしれないけど、「SO IN LOVE」など聴くと生きる希望に満ちてくる。そんな奥深い本当の意味での70年代ブラックミュージックのエルドラドである。聴けば聴くほど深く優しい大傑作
・「確かに暗いけど・・・」
元々いきりたったとこの少ない人だから、ストリングスの彩りや鳴り響くホーンズを削れば、これ程沈鬱な印象を与えてしまうのか?ボーカルやメロディーが暗いという訳ではない。むしろ今まで通りのカーティスだ。ただ動きを極力少なくしルート音を大事にするベースライン、タイトに刻むドラムス、ひかえめかつシャープなホーンズ等のミニマムなバッキングからは、いつもの(いわゆるニューソウルらしい)"華やかさ"や"流麗さ"は感じられない。(1)(4)(6)のようなミッドテンポなファンクマナーの曲に、浮ついたところのない重量感を特に感じる。たしかに暗いトーンでアルバムは統一されているが、演奏者の確かな技量に支えられ、気持ちの良いグルーヴが堪能できる。
・「100年経っても聴けるでしょう」
30年前に発表されて、20年前に初めて聴いて、いまでも年に1、2回聴きます。
LPにはストリングスが入っていないけど、CDのカーティス・ベスト盤でこの中の曲を聴いたら、ストリングスがバンバンで、びっくりした記憶があります。どちらがオリジナルバージョンか知りませんが、ないほうが遙かにいいね。
ドラムの人は誰でしたっけ、名前忘れちゃった。「ハードタイムズ」のスネアの音なんて、神がかってるよね。ビルブラッフォードも、リッチヘイワードも、こんな音出せない。すごい。
完成された音なので、100年経っても聞けるでしょう。教会音楽のように、完結した世界の音楽です。
・「無人島に1枚持っていくなら」
無人島にCDを1枚持っていくなら、マーヴィンのレッツ・ゲット・イット・オン、ホワッツ・ゴーイング・オン、スライのフレッシュ、暴動、そしてカーティスのスーパーフライ、そしてそしてこのアルバム、アメリカ・トゥデイの中からどれにしようと迷うだろう。(迷いに迷った末、「中を取って」プリンスのブラックアルバムに
してしまうかもしれないが・・・(笑))カーティスの個人的ベストで、スーパーフライに比べてバンドっぽい音なのでライブ感もあり、つらいとき、悲しいとき、つい聴いてしまう。激辛の社会派アルバムで、それも被害者当事者の立場を隠さないので感情丸出しだが、それでも、この世はひどいところだけど、
それでも生き抜いて行こうという力強さがある。小さな裏声で、振り絞るように歌うから逆に心に響く。昔のアルバムだけど、今聞きたい。問題は全然解決していないし、我々には希望が必要だからだ。
・「鏡のような音楽」
ピーター・バラカン氏もお勧めしていた一枚。この音楽はゆらゆら揺れる水に反射する光のようだ。限りなく弱々しいが、しかし決して消える事はない。太陽が沈んでも月が姿を現すだろう。確実に存在する光。それは、言い変えれば即ちソウルなのだろうか。
・「You Stay on the Scene For Long.」
2006年12月25日、ファンキー大統領、ファンクのゴッドファザー、Mr.ダイナマイト、そして the Sex Machine、James Brown 逝去。74歳。何だか信じられない。
もうJBと言ったら、ピーターパンとか、サザエさんとか、そういうレベルで死ぬのが似合わない人で、本当に伝説の域に入るような人だと思う。JBの音楽は、聞けば体が汗ばんで、熱くなっきて、ぎらぎらしてくる。そういう音楽というのは、例えば、Hip Hop のアーティストが、時に死と隣り合わせの生活を詩的に表現するのとは違っているて、JBのファンクは、死よりも生と性の方としっくりくる。
けどね、JBは、このアルバムの最高にかっこいいタイトル曲で歌っているみたいに、シーンに残り続けると思うし、実際に、JBの蒔いた種がたくさん今のシーンに残っている。本人としては、もうSEX できないのが残念だと思うけど、永遠に Stay On the Scene だぜJBは。
JBありがとう。安らかに。
・「リズム改革」
あまりに有名なタイトル曲。ゲロッパ、と日本では有名になってしまいました。・・が!コリンズ兄弟を迎えての御代J・Bはこの録音をもって【黒人音楽のリズム改革】を迎えるのでありました。ジミ、スライ、マイルス(特別)、J・Bは、この時代、【音楽】に改革をもたらしました!
・「「good!!!! good!!(笑)」」
途中からほとんど漫才みたいな妙な"笑い空気"に包まれるm1は10分バージョン。引き締まりつつ緩む感覚をご堪能ください。
後ろで延々グルーヴキープしてるリズム隊、とにかく凄い。
・「元気になりたい人は是非「SEX MACINE」を聴いて欲しい。」
なんていったって、帝王ジェームスブラウンの名曲を聴いて欲しい。そうすれば、厭でもファンクの大ファンになるから。この曲で彼に夢中になったら、「GRAVITY」を聴いて欲しい。但し、あまりにもおちこんでいたら、帝王のパワーに打ちのめされるだろう。自分の体とよく相談してCDを聴こう。
・「JB最高」
JBの代表アルバムのひとつである。スタジオ録音と故郷オーガスタでのライブ録音となっている。JBの代表的ファンクがぎっしり詰まっている。オススメ
・「父と重なる」
参加アーティストの顔ぶれから、ずっと気になっていたアルバムが、まさかこんなにも重い作品であるとは思いませんでした。私事ながらZevonと同じ病気によって父を亡くし、亡くなる瞬間の最後の1週間を一緒に過ごしたときの情景が、このアルバムを聴くと脳裏に浮かんできます。唯一異なるのは前向きだったかどうか。
Zevonのこの遺作にはまったく「死」への恐怖は感じられず、かえって怖いぐらい。ブルース・スプリングスティーンのギターソロやジョー・ウォルシュのスライドは純粋に音楽を楽しむ姿がありありと見えてきます(この2曲はかなりヘヴィで白眉)。ライ・クーダやデヴィッド・リンドレーのコンビやドン・ヘンリー&ティモシー・B・シュミットのハーモニー、トミー・ショウ&ジョン・ウェイトの意外な顔ぶれなどを聞き分ける楽しさがこのアルバムにはあります。決して感傷的になるアルバムではありません。ロック(フォーク寄り)ファンである喜びを感じさせてくれる名盤です。
・「今現在の彼を感じていたい...........」
周知のとおり、肺癌を告知してこれが遺作になるかもしれない彼の新作である。まだこの段階では発売されていないけど、表紙の、正面から見据えた彼の顔、そして曲のタイトルを見ているだけで、聴く前から涙腺が緩んでしまう。素直に喜べない新作である。表紙の彼と向き合ってWindを感じていたい。
・「追悼」
悲しいことに彼の遺作となってしまいました。「遺作」の場合、その悲しさ故、内容の良し悪しに関わらず「評価」されてしまいがちですが、掛け値なしの秀作です。製作中から、迫りくる「死」を感じていたのとことですが、だからこそ、自分の全てを出し切ったのではないでしょうか。BOB DYLANのカバー「Knockin' On Heaven's Door」などは、死期を悟った彼ならではの切なさで、涙なしには聴けません。
・「大人の男に、極上の味」
魔の間。それがキースだ。数多のギタリストが真似てもモノにできない、本人を超えられない。あのカッティングが生み出す独特の間。本盤では、それが充分に楽しめるのはもちろん、硬軟自在の選曲でリスナーを飽きさせない。
・「聴くほど酔える逸品」
魔の間。それがキースだ。数多のギタリストが真似てもモノにできない、本人を超えられない。あのカッティングが生み出す独特の間。本盤では、それが充分に楽しめるのはもちろん、硬軟自在の選曲でリスナーを飽きさせない。
思わず腰が横に揺れてしまうような 02., 07.,天国のエルヴィスも踊り出すようなオールド・ロックンロール仕様の 04.,女性コーラスが彩りを添えるいなたいバラッド 05.,寂寥感漂う美しいメロディの10. など、名曲がてんこ盛りである。
すべての楽器の音が有機的に絡み合いながら、無駄な音が一切ないアレンジにも、音楽家キースのプライドとポリシーを感じさせる。
枯れた味わいのヴォーカルは相変わらずだが、自身のソロと言うこともあってか、堂々とした歌いっぷりはリリース当時、ストーンズファンの予想を軽く超えたのでは?
極上の・・・ワインか焼酎かスコッチかテキーラのようなアルバム。分別のある大人の男におすすめしたい。
・「渋すぎロックンロール」
かなりのくせものたちを集結させて放ったソロアルバム。主にニューオーリンズのやつらや、若くていきのいいやつらを起用。マルチなやつらが多いのが特色。特にスティーブジョーダン。こいつのリズムでバンドはかなりのグルーブをキープ。キースはいつものかっこいいギターを聞かせています。10点中10点。
・「これが本当の」
ロックンロールなんだと思います。かっこいい!ギターの音色がこんなにシンプルでこんなにかっこいいアルバムが作れるなんてホント信じられません。ストーンズでのキースのソロナンバーが好きでこのアルバムにたどり着いたけど、全曲好きです!ロックナンバーはもちろんのこと、ミディアムバラード「メイク・ノー・ミステイク」にも独特の哀愁を感じます。結局僕の中では洋楽で一番多くオーディオにセットするCDであります。
・「くるくると踊りたくなります」
まさに本作についてはタイトルどうり語れません。キャラクター的にも今後不世出のギタリストです。
●Dreams to Remember: The Otis Redding Anthology
・「1枚もので足らなくなったらコレ!!」
音質も各曲データもバッチリ(型番、発売、チャート等)。曲順もほぼ録音順なので初めての方にも好都合。一見4枚組ボックスを2枚に凝縮したようですが、こちらではラストにモントレーでのライブが全曲入っています(ボックスのほうはモントレーからは2曲)。そこでちょっとだけ歌詞を変えて歌う Try a Little Tenderness、最強です。各曲データの入っていないランダム収録のイギリス編集の2枚組よりこちらがお勧めです(曲数も10曲も多いですし(笑))。
・「ロリンズと肩を並べた日」
モダン・テナー・サックスの第1人者は50年代を通じてロリンズであったというとやや語弊があるかもしれない。50年代他にもはデクスター・ゴードンやスタン・ゲッツ、ワーデル・グレイなどの名手が揃っていたからだ。しかし総合的にみてロリンズの優位はゆるぎないほど豊かな才能を示し、優れた作品を残した。そのロリンズの牙城をついに脅かしたのが、コルトレーンのジャイアント・ステップスだ。ロリンズ節といわれた歌心や変化にとんだアドリブのバリエーションで他を寄せ付けなかったロリンズに対し、節やアドリブのバリアントでなく、モードのシステムと激しくも吹きまくるシーツ・オブ・サウンズの洪水の総量で立ち向かったコルトレーンは、それ以後サックス奏者への影響力においてロリンズをしのぐようになっていった。標題曲Giant Stepsはいうに及ばず、Cousin Mary、Countdown、Spiralと続く切れ目のない音の畳鰯のような音符に圧倒される。なかにはNaimaのようなバラードもあるが、自信に満ちたトレーンのソロは文字通り偉大なるステップを踏み出し、60年代ジャズの嵐へと突き進んでいったのである。コルトレーンの最高傑作といってもいい完成度の高いアルバムだ。
・「コルトレーンの豪快なSAXが楽しめるアルバムです」
マイルスコンボを脱退し、アトランティックと契約したコルトレーンの第一作にあたる59年録音のアルバムで、タイトルもその後のコルトレーンの歩みを象徴するものになっています。
サウンド的にも、コルトレーンの特徴である「シーツオブサウンド」といわれる幅広い音階を凄まじい速さで吹きまくる奏法を聴くことができるアルバムになっており、コルトレーンの数多い作品の中でもコルトレーン入門に適したアルバムになっています。また、激しいSAXのブローあるいは格好いいJAZZが聴きたいという音楽ファンにもお奨めできるアルバムになっています。
・「聞き易い上に充実したコルトレーン入門最適作品。」
多数あるコルトレーン作品で最初に聞くならこれが一番いいと思います。まずカヴァーされる代表曲が3曲も入ってるし、サポートメンバーの演奏は基本的にオーソドックスで、コルトレーンの演奏に集中しやすいです。
これが吹き込まれた時をリアルタイムでは体験していないけど、コルトレーンはMilesの「Kind of blue」に参加して間もない時だったはずで、1950年代後半がいかにジャズにとって充実した、もっともフィットした時代であったかを痛感します。
ここでのコルトレーンはMilesの元を離れて自己のアドリブ、サウンドを確立しつつある時で、その気迫と自分の世界を見出しつつある手ごたえみたいなものび双方がひしひしと伝わってきます。
・「ロリンズと肩を並べた日」
モダン・テナー・サックスの第1人者は50年代を通じてロリンズであったというとやや語弊があるかもしれない。50年代他にもはデクスター・ゴードンやスタン・ゲッツ、ワーデル・グレイなどの名手が揃っていたからだ。しかし総合的にみてロリンズの優位はゆるぎないほど豊かな才能を示し、優れた作品を残した。そのロリンズの牙城をついに脅かしたのが、コルトレーンのジャイアント・ステップスだ。ロリンズ節といわれた歌心や変化にとんだアドリブのバリエーションで他を寄せ付けなかったロリンズに対し、節やアドリブのバリアントでなく、モードのシステムと激しくも吹きまくるシーツ・オブ・サウンズの洪水の総量で立ち向かったコルトレーンは、それ以後サックス奏者への影響力においてロリンズをしのぐようになっていった。標題曲Giant Stepsはいうに及ばず、Cousin Mary、Countdown、Spiralと続く切れ目のない音の畳鰯のような音符に圧倒される。なかにはNaimaのようなバラードもあるが、自信に満ちたトレーンのソロは文字通り偉大なるステップを踏み出し、60年代ジャズの嵐へと突き進んでいったのである。コルトレーンの最高傑作といってもいい完成度の高いアルバムだ。
・「哲人コルトレーン入魂のブロウ」
ジャイアントステップス3テイクが聴き比べられる。私は、最後のテイクが気に入った。アート・テイラーのライドシンバル(多分)の刻み、ほんと、このシンバルワークにはしびれる。プロだから当然かもしれないが、このアップテンポで息切れせず暴走せず、最後まで絶妙なシャッフルでコルトレーンをあおりまくっている。
コルトレーンの演奏も、標題曲を含め、あらゆるキーで自在にスケールを操り、膨大な練習をうかがわせる。手癖フレーズもない。感性のまま吹き倒すのではなく、アヴェイラブルスケールのパッチワークでもない。思索し、単音レベルで音を制御しようという意思が感じ取れる。
本作で形式的には洗練の極みに達した反面、空疎な音が空回りしはじめる危険も内包する。コルトレーンがどうして「至上の愛」に至るのか、本作を聴けばわかる気がする。
コルトレーンについてのウンチクに興味がない人も、理屈抜きで単純にスリリングなジャズアルバムとして楽しめるでしょう。こういうと怒る人もいるかもしれませんが、BGMとしても最適です。
とりあえずコルトレーンを聴いてみたいなら、「ブルートレイン」のほうが、聴きやすいかな、と個人的には思いますが、いずれ2枚とも揃えることになるでしょうから、どっちが先でも同じです。
・「なぞ」
謎が多いアルバムです。まず私はあまりこの時代のブルースは聞いた事はないのであまり参考にならないかもしれませんが、何か『輝き』をもってるいるアルバムだと思います。ただ、真剣に聞いていると疲れてしまうかも、それくらい熱いです。
・「ジャズ的要素の強いアルバム」
パットメセニーと聞くと、超絶技巧を駆使し、前衛的演奏をこなすスーパーギタリストというイメージを抱く人が多いと思う。
彼の長いキャリアの中で、彼の趣向自体も次々と変化を遂げているものと思われるが、この作品はオーソドックスなジャズに割と近い内容と言えるのではないだろうか。もちろん、スイング時代のジャズや、オーセンティックなビバップを想像されても困るのだが・・・。曲目にしても、スタンダードのAll the Things You Areを取り上げるなど、ジャズのフレーバーが強い。
フレージングをよく聞くと、メセニー特有のアウト感覚でインプロバイズがなされているのが分かって頂けるだろう。ジャズファンであり、パットメセニーを初めて聞いてみたい、という方には格好のアルバムであると思う。衝撃を受けること間違いなしだ。
・「Pat Methenyが好きな人におすすめ。名盤だと思う。」
絶対に買って満足すると思います。深夜のFMでいい曲!だと思いチェックしたら、この中の2曲目でした。パットメセニーが好きな人は絶対気に入ると思います。
PMGが好きな方からすると、おとなしい感じ(?)と思うかも。辛口でたとえると全体的にJAZZ!という感じで「ベタ」で「直球」なところもありましょう。
でも私はしみじみと心に伝わって、落ち着いて、いい曲ばかりです。
私のおすすめは2と4曲目です。
秋の深夜に聞くと泣けてきます。
・「素晴らしい音楽で感動します」
デイブ・ホランド+ロイ・ヘインズとのトリオですが、これが素晴らしい。パットの音が澄み切っていて、どんなに疲れている時でも心にすっと入ってくる。また、3人とも強烈にスウィングしている。これは最初に最初に市場に出た時にゲットした時点から今まで僕の愛聴盤です。やってる曲がまず良い。いきなりマイルスから始まっているところもかっこいいし、名曲"Question and answer"もあるしね。ロイ・ヘインズのドラミングっていつ聴いても個性的で包み込むようなシンバルワークが素晴らしいです。デイブのベース・ラインも音楽的でコクがありしかも強力。感動します。"Change of Heart"は、まさしくパット。ファンなら分かるあのキュートな世界。"Three Flights Up"が、めちゃくちゃスリリングなのでぜひともチェック!
・「パットと言えばこれ。」
パットのギタートリオはこれと決めている。all the things you.. old folks等のスタンダードはもちろん、最終曲のthree fligts upはパットの超名曲。パットのギターに愁いのシンセが包みこむ様がすばらしい。最近の新譜のチェックが進んでいないのはこれよりいいものがそのあと出ていないからだ。
・「表ジャケットもいいが裏ジャケットもいい。」
1990年のアルバム1曲目Solarのイントロからかましてくれる疾走するリバーブの効いたギター弦がフレットをブンブンをたたくベース音数の多いドラムどれを取っても色あせないこのアルバムの鍵はRoy Haynes深夜に音量アゲアゲで
・「スティービー絶頂期」
70年代のスティービーはものすごい。「トーキングブック」から始まるアルバムの数々はすべて傑作である。その傑作の中で、最も傑作といったらこのアルバムである。「インナービジョンズ」も捨てがたい傑作であるが、「インナー・・」は題名から連想できるように、内向的な、どちらかというと玄人受けする作品である。
この「キーオブライフ」は、もちろん玄人受けもする。しかし玄人だけでなく万人にとって、聴き易い、しかし飽きのこない、不朽の名作である。スティービーの音楽を聴いたことがない人でも、多分このアルバムを聴けばどこかで聴いたことがある曲がつまっていることに気がつくはず。
・「リマスター」
スピリチャンルでグルーヴィー。激しくも優しく暖かい音楽。とにかく胸をうたれる名盤には変わりないが、リマスターによって、格段に音の輪郭がクリアーになています。このアルバムに関して、レコードを合わせると3回目になるのですが、ほんとに満足できるクオリティの音質で、もっとこのアルバムが好きになりました。試していない人は是非どうぞ。
・「天才。」
この頃「アーティスト」という言葉がよく使われるようになったが、彼こそが芸術家ではないだろうか。2枚組みというのはある意味危険を含んでいる。というのは間延びしてしまう可能性があるからだ。レコード時代のリリースならば、なお更かもしれない。しかし、そんな不安は一切いらない。2枚とも捨て曲がない。レビューで「捨て曲がない」とばかり言うが、実際に捨て曲がないものはそう言うしかない。ただ、実験的なアップ・テンポの曲の賛否はあるかと思う。完成度ー黒人差別が常識の時代に伝説になるには完成度が必要であることをマイケル・ジャクソンに師として否応なおたたきつけた彼の、渾身のアルバム。多少他のアルバムより高いかもしれないが、結果的に「かってよかった~」としか言わないだろう。
もちろん、TVのCMで使われている曲も入っているので、いきなり馴染み深いのも嬉しい。ハープを使った曲もあるが、なぜここまで違和感がないのか。また、今のシンガーと違い、どの曲も気を抜くことがない。変にキラーソングを持ってくるわけでもなく、全体を考慮しつつ各曲が名曲。
カバーされている曲は多すぎる。そりゃどっかで聞いたことのある曲だらけ。でも、S・ワンダーには適わない。時代的な差があるかもしれないが、歌、曲にかける『ソウル』が圧倒的だからだ。
・「ベスト・アルバムよりもこのアルバムが好き」
昔、ウォークマンで聴くために2巻組みのカセット・テープ版を買って擦り切れるほど聞いていました。1年ほど前、スティービー・ワンダーのベスト盤を買ったのですが、どうも納得いかなくて、結局、キー・オブ・ライフのCDまで買ってしまいました。正直言って、ベスト盤よりこのアルバムの方がずっと好きです。その中でも一番好きなのは「歌を唄えば」です。この何語の歌詞だか分からない曲を聴いていると、「音楽っていいな!」と純粋に思います。
・「美しすぎる原石の宝庫」
彼の最高傑作というには、曲自体のまとまり、アルバム自体のまとまりが不完全だ。ほとんどの曲が原石のまま放り出されたという感じを受けるが、その原石自体がとてつもなく美しい。出だしの一人アカペラにローズピアノがかぶさってくるところの美しさはたとえようがない。7分を超えるこの曲でのリズムセクションはあまりにもチープなのにそんなことすらも美点に変えているスティービーのマジックに脱帽。それ以外に1-⑤、⑥、2-①、⑦、⑧あたりは彼の作品の中でもかなり上位に位置する曲でしょう。1-③は全編ヤマハのエレクトーンGX-1をバックで使用しています。アナログ時代のポリフォニックシンセサイザーの最高機種で、今のデジタルシンセとは一味違った太いストリングスの音を聞くことが出来ます。
補足ですが、このアルバムはぜひリマスター盤で聞いてください。音が全然違います。
・「愛の名作」
前作の「WHAT'S GOING ON」が社会問題をテーマにしたのとは対照的に、本作は純粋に「愛」をテーマにしているし、マーヴィンの唄もサウンドも前作より洗練されている。
ところで、余計なお世話ですが「LET'S GET IT ON」って日本語にすると、「セッ○スしようよ」という意味ですね。それを念頭にいれてあらためてタイトルナンバーを聴くと、「COME ON, COME ON」の繰り返しは、あの反復運動をイメージさせるし、ジラシまくった上に最後に爆発するシャウトは、「○精」そのものではありませんか。ホントに凄い唄だなあ。
そしてそんなすごいタイトルの曲が№1ヒットになるのだから、アメリカはエライ!他の曲もタイトルナンバーに負けず劣らずスグレモノばかり。音質も従来の国内盤CDに比べると大幅に向上して、タイトルナンバーのシングルヴァージョン(少し短い。私はこちらが好き)などのボーナストラックがついてこの値段だから、ファンは買い替えても損はしません。
・「It I Should Die Tonight なんて鳥肌もん」
頭でなく体で聴いてください。多重録音でもここまでの完成度はそうお目にかかれません。僕としてはMarvin Gayeの中では1番好きなのがこれです。歌を堪能するならWHAT'S GOIN' ONよりこっちに一票。昔、何故かインフルエンザでダウンしたときこればっかり聴きました。気持ち良くて・・・
・「「What's Going On」のセクシーな続き」
「What's Going On」は社会的なテーマを優しく暖かな音楽で歌い上げました。「Let's Get It On」はここから社会性を取り除き、男のセクシーを追加したようなアルバムになっています。 「What's Going On」では感じることができませんが、このセクシーな部分が加わることにより当アルバムはソウルというよりAORに近くなっています。
有機的に全曲を連続させる点などは前作と同じです。しかしそのつながり方は少し劣る印象を受けます。もし「What's Going On」を気に入ってこの頃の音楽を探しているなら、慌てず他のアーチスト(例えば Al Green )を先に聞いてみるのをお勧めします。 「What's Going On」が素晴らしすぎて、このアルバムは「What's Going On」と比べることができるため飽きが早いと思います。 他のアーチストを聞いていると、ふと Marvin Gaye に戻りたくなります。そのとき、このアルバムがお勧めです。
最後にボーナストラックについてですが。。。殆ど意味ありません。安いので良しとしますが。
・「「What's Going On」のセクシーな続き」
「What's Going On」は社会的なテーマを優しく暖かな音楽で歌い上げました。「Let's Get It On」はここから社会性を取り除き、男のセクシーを追加したようなアルバムになっています。 「What's Going On」では感じることができませんが、このセクシーな部分が加わることにより当アルバムはソウルというよりAORに近くなっています。発売時期を考えるとAORとしてはちょっと早いです。きっと以降のアーチストに影響を与えたのではないでしょうか。
有機的に全曲を連続させる点などは前作と同じです。しかしそのつながり方は少し劣る印象を受けます。もし、あなたが「What's Going On」を気に入ってこの頃の音楽を探すなら、慌てず他のアーチスト(例えば Al Green )を先に聞いてみるのをお勧めします。 「What's Going On」が素晴らしすぎて、このアルバムは「What's Going On」と比べることができるため飽きが早いと思います。 他のアーチストを聞いていると、ふと Marvin Gaye に戻りたくなります。そのとき、このアルバムがお勧めです。
最後にボーナストラックについてですが。。。殆ど意味ありません。安いので良しとしますが。。
・「ポールの独立宣言」
“明日に架ける橋”のあとの初めてのソロアルバム。1曲目がコテコテのレゲエというのも、これからはやりたいことをやるぞ!という意思表明をしてるみたいです。 彼はこの後ず〜と兼高かおるさん?(古くてすみません)のように世界を旅してワールドミュージックを消化していくわけですが、その片鱗がすでに現れています。“明日に…”の“手紙がほしい”を“母と子の絆”で、“コンドルは飛んでいく”を“ダンカン”でと前作で消化不良だった部分をとことんやりきったという感じの曲が含まれています。 全体的にギターとパーカッションに必要最低限のバックを添えたサウンドで、マイク近すぎない?ぐらいにポールのギターのリアルな音が堪能でき、聞けば聞くほど味が出るアルバムです。 今回の紙ジャケット版は帯まで完全再現なのですが、ソニー流の上からはめ込み式帯にワーナーのマークはちょっと違和感があるかも。しかも価格が高めなのはそのデザイン版権の買取料なの?と思うぐらいです。総じてワーナーの紙ジャケシリーズは高めで、せっかくの過去の名盤を若い人に聞いてもらおうというよりもコレクター向けの設定なのかな?このあたりは、ソニーレコードの姿勢を見習ってほしいものです。
・「S&Gを卒業したポール・サイモンの再出発を飾った名作」
本作はS&Gの活動に終止符を打った後、72年1月にリリースされ、ポールのソロ活動の門出を飾った名作。彼の技が冴え渡るアコギを中心とした少ない編成での演奏とアートぬきでもソロでやっていけることを実証した彼の素晴らしいヴォーカル中心の落ち着いた曲、ジャズ風味の曲、それに泥臭い曲が多くを占めるが、後の彼の幾多の傑作アルバムに結実した様々なアイデアに満ちた、楽しい玉手箱のような作品だ。まだ誰も白人ミュージシャンがレゲェにチェレンジしていない時代にジャマイカでレゲェに取り組んだM1、南米音楽を彼のオリジナルの曲に採りいれたM2は、彼の当時のワールド・ミュージックに対するアンテナの感度が如何に鋭いものであったか物語る。その2曲とM6は後のライヴの快作「ライヴ・ライミン」で採り上げられたように、ポール・サイモンの代表曲。これら3曲のためだけでも本作は求める価値がある。S&Gをリアル・タイムで体験できなかった私にとっては、ラジオで初めて聴いたヒット曲M1は特に新鮮だった。その鮮度はまだ落ちていないのが凄い。
ポール・ファンなら必須の上記3曲以外の曲も、味わい深いものばかり。M4ではロン・カーターが参加し、M9ではステファン・グラッペリとのデュエットで楽しいインストゥルメンタルを聴かせてくれるように、彼がジャズへの関心を示していることにも注目すべきだ。後の彼の「スティル・クレイジー〜」に代表される都会的でかつ落ち着いた雰囲気の傑作に至る路線の萌芽は本作で既に見て取れる。
最後に、ポールの発言を多く引用した解説が充実していますね。「母と子の絆」が中華料理店で出たチキンと卵の料理の名前に由来していたとは!
・「シンプルでアコースティックだが、民族的なリズムやジャズ的なフェイクの効いた味わい深い名盤」
S&G最後のアルバム_Bridge over Troubled Water_中の(おそらくロック/ポップス系ミュージシャンとしては初めて)レゲエを取り入れようとした“Why Don't You Write Me”では、当時まだ「レゲエ」があまり知られておらず、スタジオ・ミュージシャンたちが自分たち流にやってしまったため、失敗に終わった。そこで、この作品の“Mother and Child Reunion”という曲では、わざわざジャマイカに行って録音し、レゲエを取り入れたロック/ポップス系音楽として最初のヒット曲を生み出したのだ。
そのほかにも、フォルクローレを見事に取り入れた2曲目、陽気な6曲目などはサイモンの代表曲である。7曲目は、2006年のモントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでサイモンの功績を讃えたトリビュート・コンサート(現在輸入盤で入手可能)が行われた際にエルヴィス・コステロが歌いアラン・トゥーサンがピアノを弾いた、独特の雰囲気を持つ曲。8、9曲目はメドレーのように続いて味のある演奏を聴かせる。9曲目は短いインストゥルメンタルの曲だが、ステファン・グラッペリのヴァイオリンとサイモンのアコースティック・ギターの掛け合いがなんとも言えず良い雰囲気だ。10曲目はステファン・グロスマンのボトルネック・ギターをフィーチャーしていて、サイモンの代表曲の一つである。今回のボーナス・トラックに入っているアレンジの異なるこの曲の未発表ヴァージョンも聴き物。
全体的に、サイモンのアコースティック・ギターと歌を中心にしたシンプルなサウンドだが、いわゆる「フォーク」というよりは、民族的な変わったリズムやジャズ的なフェイクが効いているアルバムで、ここで言及しなかった曲も含めアルバム全体が一つの雰囲気を持っていて、聴き出すとつい最後まで聴いてしまう。個人的にはサイモンの全アルバム中でもトップクラスの愛聴盤だ。
・「S&Gから解放されて本来の自分を取り戻した天才」
特に日本においては過小評価されているソロアーティストとしてのポール・サイモンだが、これを聞いてぜひ認識を改めていただきたい。
アコースティックギターを弾きまくっているが、トラディショナルなフォークの香りはほとんどなし。ジャズ・ブルース・レゲエ(非ジャママイカンとしては初のアプローチ)・フォルクローレと実にさまざまなスタイルを取り入れながら、根本にあるのはあくまでシンプルで力強い「ロックンロール」なのだ。
ヴォーカルもS&Gの頃に比べてぐっと力強く前に出てくる。さりげないファルセットもいい。絶妙にシンプルなアレンジはこの後もサイモンのトレードマークとなっていくことになるが、原点はこのアルバムだ。
名曲揃いのなかでもステファン・グロスマンのスライドギターをフィーチャーした『パラノイア・ブルース』が最大の聴き所。めっちゃかっちょいいですよ。ボーナストラックの別バージョンもこれまたグッド。
・「才人ポール・サイモンのソロ作」
サイモン&ガーファンクル解散後のポールのソロ・アルバム。アイアート・モレイラのブラジリアン・パーカッションが楽しい雰囲気を盛上げる有名な一曲「Me and Julio Down by the Schoolyard(僕とフリオと校庭で)」が収録されている。また、ボーナス・トラックとしてデモなどが追加されたのも嬉しい。
・「あの心地よさをもう一度」
「嘗て、芝浦のFACTORYでチャックの大乗で、ツアラツストラはかく語りき”で始まり、皆時間を忘れ近所からの苦情も”なんのその”店の人がだいぶあせっていたが。気がつくと終電の時間、相当の人間が家に帰れなかった」そんなことがあった。さて、このアナログ版が出た時は8曲目以降の6曲入り。これに、元々アナログ版の”LIVE'87 DOUBLE ALBUM”のside3(CDの1-4)と、4(CDの5-7)を加えたもの。一曲目はチャックのデュークのカバーだが、絶品。是非でかい音で楽しみたい。因みに9-STORMY MONDAYはアナログのside1に入っている。アナログに入っていた「WE NEED SOME MONEY」が入っていない事が残念。最近は、GO-GOのCDはあまり見られなくなったが、流石に大御所のアルバムはこうしてCDで入手できる事がありがたい。チャック及びGO-GOの絶頂期に出されたアルバムで、まだチャックも枯れて来る前(この時だって結構な歳のはずなんだが)でギターのフレーズもつやがあり心地よい。B級ファンク(DCに行くと神様なんだが)から、漸くチャックのやっているサウンドがGO-GOとして定着してきた時期のもの。JBやP-FUNKと違って妙にリラックスでき、気がつくと”チャック流ファンクのサウンドに体を委ねてしまう”そんな心地よさを感じさせてくれる代表作。センスのイイ”オッサン”が、若い連中を引き連れ「こうするとクール(もう死語か)」なんてやっている。12,13はスタジオ録音。これを聞くと11までのプレイが普段通りである事がよくわかる。(ステージでは、JB並にコントロールされ、完成度が求められているなんて気がつかない)
・「聴いていると心が温ったかくなります、とっても大切な人です。」
ともかく①から④までのメドレーを聴いて下さい。ゴーゴー好きじゃなくったって音楽を愛してやまない人だったら至極の時間に浸れます。本当に愛情と思い遣りに満ち溢れた音楽です。 10年ほど前にニューヨークでアンクル・チャックのライブを見る機会があったのですが、聴衆の人々の顔に浮かんでいた満面の笑顔は忘れられません。人種を超えて知らない人同士が微笑みあったり、車椅子の人がいれば皆が気を使って舞台が見やすいよう前を空けたりする姿は素晴らしい光景でした。 本当、音楽が好きでわたしゃ幸せです。 その時のライブの中休みに、私、ブラウンさんに握手してもらっちゃいました~(それもトイレで、チャックおじさんはウイスキーのグラス片手に上機嫌でした。カッコ良かったな、もー)。 ともかくこのアルバム、絶対に買いです。こんな凄いもの聴かなきゃ人生もったいないですよ!
・「かっこ良過ぎ!!!」
最近は80年代が注目されているようで!重いBeatで踊りたい!そんなあなたにGoGoFunkはいかがですか?一時のブームは去りましたが、今聴きなおしても本当にかっこ良い!!特にこのChuck BrownはJazzとGoGoを融合し、他に見れない世界を作り出している。このアルバムと購入リストにはありませんが「Goin' Hard」(こちらのほうがJazzしてます)がお勧めです。
・「Eva Cassidy Live ar Blues Alley」
最近の音楽には疎いJAZZ好き暦35年の熟年ですが仕事先でよく行くBluesAlleyの出口の写真が気に入り、ぜんぜん知らなかった彼女のCD買いました。 それ以来完全にはまった毎日で、ダイアナクラールのCDは完全にケースに眠っています。 やっと最近彼女の死の事や、英国での評価の事を知りましたが、ほんとの歌手とはこうして予備知識なしの人間のハートを捉えるのかとつくづく感じた。 彼女を売れないクラブ歌手、と書いた人がいたが、売れた、売れなかったが頭に残る人は音楽がフィルターされて少しかわいそうですな。
・「繊細に、しかも力強く。」
Eva Cassidyの歌唱を言葉で表すならそれは、遥かな空の高みに向かって上昇し続けていく光の帯。途切れることなく尾を引きながら、下降する気配もなく、あくまでも上に上に昇ろうとする強い意志を感じさせるボーカル。その上昇Gは、英語の歌詞を所々しか理解できない僕の涙腺をも、いたく刺激してくる。せつなさ、という使い古された言葉が表現するもの、まさにそれが耳から脳にささっていく。事実Evaは、まるでイカロスのように燃え尽きてしまった。このCDは、彼女が燃え尽きる寸前の光の束、そのように僕は思う。
・「薦められ、今は薦めるほうに」
彼女は、透明感ある美声の持ち主で、時にパンチ力があり、時に優しく、と言った具合に、一定の型に囚われる事なく熱唱しています。 彼女の歌から受けた感動をどう表現すれば良いのか?言葉で上手く表現できない自分にもどかしさを痛感しています。
試聴できるので、できればヴォリュームを上げて聴いてみてください。彼女の他のCDもお薦めです。
・「最高のEvaがここに!」
ワシントンDCの名門ジャズクラブ「Blues Alley」で、1996年1月に行われたライブから収録されている。この10ヵ月後に、Evaはこの世を去った。唯一のライブ盤に残された歌の数々は、まるで暗闇に射す光のようだ。瑞々しく、優しい力強さに満ちている。
④(ビリー・ホリデイ)⑦(バフィ・セント・メリー)⑪(アル・グリーン)。『Songbird』に収録の4曲も、ぜひこのアルバムで聴きなおして欲しい。中でも⑫は、必聴の5分50秒!
・「亡くなってしまいましたが。」
ほかにも、彼女のすばらしいアルバムはありますが、このアルバムがベストではないでしょうか。
彼女の溌剌さ、声、バック、オーディエンス。すべてにすばらしい。
彼女に興味をもたれたすべての方に、このアルバムをお勧めします。
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●41 Original Hits From The Soundtrack Of American Graffiti
・「ロックンロールへの誘い」
このアルバムを聴いてロックを聴き始めた人が結構いる。小生もその一人。文句無しの名盤。全曲カッコええ。
・「最強のサントラ盤」
言うまでもなく,映画のサントラ盤です。1962年を舞台にした映画ですから,いわばオールディーズのオムニバス版でもありますが,これを流せば映画の中にタイムスリップ。ウルフマン・ジャックのDJも挿入され,思いっきりノスタルジック。このCDに限っては立派なステレオで聴くよりも,CDラジカセで聴きたい。もちろんドライブのお供にもバッチリ。TEACから出ているレトロなCDラジオやアメ車のカー・オーディオで聴けばハマリすぎて涙ちょちょぎれます。
・「ノリノリ」
全曲もうノリノリ全開!!「I can't believe」の「あっ、あ~っ、いっ、い~っ」が大好き。しかし唯一「Daddy's home」では他ののりとはことなり泣かせるようなメロウな詩・曲を聞かせてくれる。またここでの「Redemption song」は、Bob marleyのそれとは同名というだけでカバーではないことに注意!!
・「ああ、この場にいたかった!」
ザ・クルセイダースのピークを捉えた最高傑作であり、数あるライヴ盤の中でも傑出した一枚。70年代初期、ハービー・ハンコックのヘッド・ハンターズやドナルド・バードのブラックバーズなどと並んでブラック・ファンクとかクロスオーバー(今でいうフュージョン)とか呼ばれていた頃で、当初ジャズ・クルセイダースと名乗っていた彼等が頭の「ジャズ」をとって、ギターやエレキベースを導入してファンク色を強めた時期のライヴ。L.A.の有名なクラブROXYでの収録。スティックス・フーパーの独特なグルーヴ感のある「手足ばらばら」ドラムに絡むゲストのマックス・ベネットの「超イナたい」ベース、「ハードバップ色と南部テキサスの香りプンプン」のウィルトン・フェルダーのテナーサックスとウェインヘンダーソンのトロンボーン、ジョー・サンプルの「キラキラした玉をころがしたような」フェンダーローズの音色、そしてもう一人のゲストでまだ売れる前のラリー・カールトンはもうこの頃から最高のバッキングとリードソロを披露している。そして何より最高なのがこの日のオーディエンス。MCのウェインとの絡みや、後半のスロー~ミディアム曲における演奏への反応の良さは、相互作用でバンドを鼓舞し、さらにすばらしい演奏を引き出したに違いない。「ああ、この場にいたかった」と思わせる最高のライヴ・シューティングの一つ。
・「クルセイダーズのライブの凄さが分かる傑作」
この頃のクルセイダーズのスタジオ盤はどれも文句なしですが、ライブの傑作がこの「スクラッチ」です。ライブバンドとしての彼等の実力が存分に発揮され、文句のつけようがありません。ゲストのカールトンとマックス ベネットも良い。特にスティックス フーパーののりといったら。全5曲と短いですが、どれも最高です。とりわけ、③のウィルトン フェルダーのブロウ④のウイルトンとウェインのサックスとトロンボーンの一分間ユニゾン(呼吸しながら吹くという特殊奏法らしい。それと知るまでは、二人は何ていう肺活量の持ち主かと本気で思った)、カールトンのおしゃれなソロとオブリ、⑤のメンバー紹介のカッコ良さ、など本当に聴き所満載です。是非お試しあれ。
・「フュージョン名盤の一枚」
最近また復活したせいもあって、クルセイダーズを聴きまくってます。これは非常の想い出の多いアルバムで、高校3年生の時友人宅でこれを聴きながら酒のんで、青春時代(笑)にふさわしい、受験、将来、恋愛、下ネタと多くを語り合ったのをおもいだします。それはともかく、ライヴの彼等の熱いグルーヴ(特にS・フーパーがすごい)を体感するにはもってこいです。曲数は5曲と少ないですが、名曲揃いです。また「So far away」ではウィルトンとウェインの一分間におよぶ吹き続け(特殊奏法だそうで、初めて聴いたときはこいつらの肺活量はどうなっているんだ、と思いました)、ラリーのしゃれたギターソロが聴けます。また、「Way back home」でのメンバー紹介は最高にカッコ良くて渋いです。クルセイダーズをまだ聴いたことのない方、このアルバムから入ってみては如何でしょうか。フュージョンの名盤です。
・「言うこと無し。これぞライブ!」
これほどのライブ録音は、もう無理かもしれません。客とプレイヤ-が一体になった最高のステ-ジ。スタジオ録音の完璧な音も良いけど、客も一緒にプレイしているこの臨場感は鳥肌もので、震えがきて涙が出てしまいます。音楽に少しでも興味があって、ライブハウスが好きな人は一度聴いて下さい。周りに迷惑をかけない程度の最高の音量で(無理ならヘッドフォンで)!出来れば、お酒を片手にライブハウスにいる気持ちで。もうあなたの目の前でCrusadersの面々がプレイしています。そして、録音されているお客さんと一緒に"Stop!"と叫びましょう。気持ち良いですよ。昔私はジャズ喫茶で、「スクラッチのB面」と即行でリクエストしていました。
・「大音量で聴こう。ヘッドホンはいらない。」
最初に聴いたのは10年以上前。有名なCarole KingのSo far away(カバー)のロングトーンに仰天しました。それから21世紀を迎え、バンドもいろんな変遷があり、このアルバムもメディアはCDに替わったけどいまだに色褪せない、当時の演奏の熱気の伝わり方に聴くたびに驚くばかりです。It's not Jazz, it's not fusion, it's not crossover.IT IS REAL!JUST REAL Texus Funk! A-ha? Oh-Yeah!
・「何といっても一曲目」
作品トータルとしては「エイジャ」の方が優れていると思いますが、このアルバムは、何と言っても一曲目の「滅び行く英雄」が最高にグレート。曲、アレンジ、展開、そしてそしてラリー カールトンの素晴らしいギターソロ。ディーン パークスの渋いサイドギターと、チャック レイニーのグレートなベースも良い。ドラムはパーディーだと思いますが、やはり良い。もちろん、他の曲も良い曲だらけですが、あまりにも一曲目が印象強いもんで、ごめんなさい。あの、スティーブ ルカサーも、このアルバムのカールトンのソロで、ギターに開眼したとか。他ではレゲエ風の「ハイチ式離婚」、「フェズ」とかがお気に入り。フェイゲンのボーカルって、味があってよいですよね。
・「やはり、高品質です。」
スティーリーダンの売りといえば、伝説がひとり歩きしている感もありますが、やはりその精緻な音作りによる高い音楽性ということになるようです。その意味でこの作品は成熟一歩手前ということになるのかもしれませんが、逆に僕は後年ほとんど見えなくなる隙のようなものが微妙に作用している本作が大好きです。もともとアメリカンロックの匂いがしていたスティーリー・ダンが、独自の高みに昇る前の勢いのようなものが感じられます。既に多く語られてますが1曲目をはじめ良い曲が多く、それらが高い演奏能力で奏でられていきます。のちに「都会的サウンド」と安易に形容された、洗練された音です。まだ聴いてない方、AOR周辺が好きな方、大いにオススメします。
・「1976年という時代を“ホテル・カリフォルニア”とともに最も良く体現し得た「Steely Dan影の最高傑作」 天辰保文氏の名解説と武内邦愛の名訳に…」
この度のGWで友人と再会しカラオケでとことん好きな曲を唄ったのですが、その究極がSteely Danでした。カラオケと侮る無かれ。思いの丈を込めてアレンジしたことがまざまざと分かる厚いストリング、精度の高い復元状態は商業用の範疇を越えています。それによほどのファンでも余り注目しない曲が普通に揃っていました。この『幻想の摩天楼』から3曲。もうこれだけでも配給会社の心意気が分かるではないですか。凄い経験でした。 このアルバムは『Aja』や『Gaucho』の高名・完成度の影に隠れて文字通り「影の最高傑作」と評される作品です。曰く「セッションバンドとしての第一歩を記した」、「漂うロック色の残滓とそれとの決別」等々。そしてSteely Dan的摩訶不思議な歌詞世界にはビートニクスの影響が濃いのですが、この『幻想の摩天楼』はハードボイルドな哀愁にまで昇華しています。それは1976年という制作された時代が大きく関係しています。ヒッピー界の英雄「カール大帝」は時代に取り残され、オレゴンで父親を殺した「最後の無法者」はダイナマイトを抱え戦い散っていこうとしています。そして文無しで摩天楼に転がってきた「奴ら」の顛末はニューヨークの厳しい冬。 ウッドストックに象徴される熱い時代は去り、そして祭りの後の寂寞と取り残されたやり場のなさが基底を成します。前述の通り、このアルバムをSteely Danの最高傑作と見なす人が少なくないのはそんな切なさをどこかで感じとっているからだと思うのです。私も70年代的価値観を引きずって生きるものとして、また友人とともに“Don`t Take Me Alive”を芯から噛みしめて唄いたいと思うのです。〈追伸〉“ホテルカリフォルニア”中で「スティーリーナイフ」と用られた呼応で“Everything You Did”中にイーグルスの名前が出たという説があります。単に偶然かも知れませんが、でも時代の空気感をこの2枚のアルバムは実に良く共有していると思うのです。
・「NHK-FM“私の名盤コレクション”より。」
「ディープ・フォレスト」、「テレンス・トレント・ダービー」、邦楽では「宗次郎」等のライナーでお馴染みの、大伴良則氏がゲストのとき、このアルバムを紹介していた。
早速レンタルに行って(買え!!)『彩・エイジャ』と、このアルバムを借りた。ドナルド・フェイゲンは、思春期にソロ・アルバム『ナイト・フライ』がブレイクしていたので知っていたが、
いや‾…。オイラが11歳の頃・約30年前(76年)に製作されたモンとは思えない、新鮮で洗練されたグルーヴを持つアルバムやなあ…と、つくづく感じた。
個人的には『彩・エイジャ』の方が好きやけど、聴き込めば聴き込む程、味の出るアルバム。具体的に、どの曲がどうで、誰々が云々など、そんなモンどーでもいい。そーいうアルバムだと思う。
あと45分起きていたい夜に、どーぞ♪
蛇足。大伴良則氏曰く、5・「トルコ帽もないのに」の、“トルコ帽”とは“コン○ーム”のことだそーな。
・「 “AJA”と“GAUCHO”の世紀の名盤の正しく前哨戦!」
この後の2作で圧倒的なリズムセクションを配することになるBERNARD PARDIE名誉教授が参加、グルーヴもかなり引き締まり、完全にSTEELY DANがバンド形式ではなくD.FAGEN、W.BECKERの完全主義、2人の求める究極の完成度を追求が露骨になってきた作品。 これがなければ、傑作の名高い後発2作が生まれてはいませんし、本作も相当の音楽的水準をキープ!実験的とかそんなレヴェルではありません。 どんどん深くなる本作後の作品に比べればまだ難解度、懲り方は初期段階ということもあり、後発作に入る前に接しておいていい作品だと思います。 とにかく、B.PURDIE名誉教授の貢献が極めて高い、かつ聴きやすい曲調ですので、多数の異論は覚悟で申し上げますが、後期STEELYということではここから入るのも悪くないと重います。 他の方のレヴューにもありましたが、何ともジャケットがカッコイイですよね。ROYAL SCAMというよりも、たまに変な邦題がつく中で、「幻想の摩天楼」はアタリの部類、最先端の音楽を求めていた当時のある意味シヴィアな、コワいN.Y.の状況も表しているようで、以後のトータル的なアプローチの前段にもなった作品だと思います。 聴きやすさ、本物のグルーヴに接することが出来るということでは彼らの作品群の中でもかなりの水準の作品のはず、ここから妥協を排したクリエイターの2人組の様相が強くなっていると思われますので、‘AJA’と‘GAUCHO’にいたる歴史を追う意味でも興味のある方は必聴だと重います。 とにかく、リズムがいいから、乗っかるメロディ、鍵盤もののノリが抜群のコンビネーションです。当時のシーンを考えると、やっぱり凄い作品ではあると重います。捨て曲なし!
・「おっさんの妻への愛情 素晴らしい!!!!」
John Hiattの作品の中で次作の「Slow Turning」とともにアメリカの労働者階級の平凡な暮らしを描写しきった稀有なアルバムです。ハイアットは「Riding with the king」のB面でニック・ロウがプロデュースした数曲の頃から、従来のニューウェーブから本作に繋がるハートランド・ロックへと路線変更しました。ジム・ケルトナー、ニック・ロウ、ライ・クーダー、ハイアットと演奏が唯一無二の素晴らしさということがこのアルバムをハイアット最高のものにしている最大の要因ですが、音楽的な深さはその歌詞にこめられた博愛・家族愛が大きく作用しています。本作代表曲といってもよい「Have a little faith in me」などでは、”Well, I’ve been loving you for such a long time girl, expecting nothing in return. Just for you to have a little faith in me” →「お前のことをずっと愛してきたけど、その見返りなんて何も期待しちゃいないよ。ただおまえが俺を少しだけでも信じてくれれば、それでいい。」とおそらくは平凡な30代の夫婦(本作作成時ハイアットは34,5歳)関係で、夫が妻に不器用ながら愛を伝える姿を描いたりする、平凡なアメリカ人家庭の姿を歌にのせています。ハイアットがこの頃、家庭生活で困難な時期を迎えていた〈らしい〉ことが、歌詞に深みを持たせているとも評されているようですが、なにはともあれ、聞くものをぐいぐい引き付ける歌唱、メロディー、演奏、ロック度合いが掛値なしに素晴らしい、の一言です。次作の「Slow turning」でも同じ面子で録音したいとハイアットがレコード会社に申し出たところ、他の3人とのギャラの折り合いがつかず、別メンバーを誂えて“Goner”が誕生したとの逸話もあります。(結果的にはサンドレスの素晴らしいギターサウンドを生みましたが。)是非是非この素晴らしいアルバムを聴いてください!!!
・「これを聞かなきゃ損をする!」
このアルバムが発表された時は、ジョン・ハイアットの事は、ほとんど知らずジム・ケルトナー(ドラム)、ライ・クーダー(スライド)、ニック・ロウ(ベース」という恐ろしくゴージャスなメンバーに惹かれて即、購入しました。バンドの演奏はこれ以上ないぐらい素晴らしく、文句なしです。そして主役のジョン・ハイアットですが、とにかく曲が大変魅力的な上に、渋い声で表現力豊かに歌いまくっています。(ピアノの弾き語りもシビレます。)このアルバムと出合って、ずいぶんと時が過ぎましたが、今でも色あせることなく、名盤として、わたしのレコード・ラックの中で輝いています。
・「春先に聴きたい男性ボーカル/第3弾!!<ルーツ系、渋め>」
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・「いいですわ〜」
最近、ライクーダーを聞き始めたこともあって、この作品に行き着きました。いやー、最高!ライのスライドも申し分なく素晴らしい(彼の作品群の中でも、最高の部類に入るスライドプレイなんじゃないでしょうか??)が、ジョンハイアットの絞りだすようなボーカルが最高です。R&B、ブルース、カントリーロックなどのルーツミュージック全てを包み込んで、情感豊かに歌い上げてます。バラードも、心に沁みます。
良いアルバムをめっけたモンですわ〜。^^)
・「いぶし銀の代表作」
87年発表の8作目。ゲフィンを移籍してA&Mからの第一弾アルバムである。ジョン・ハイアットと言うとこのアルバムが紹介されることが当たり前になっている名盤である。ジム・ケルトナー、ライ・クーダー、ニック・ロウという最強の、そして歴戦の雄志たちが、ジョンとがっぷり四つに組合った作品だけに、素晴しく息の合った演奏を聞かせる。この演奏だけで名盤に値するのは間違いないと思う。ジョンのヴォーカルも他の作品と比べてちょっぴり楽し気に、頼もしく聞こえる。このアルバム以前と本作ではコクのようなものが明らかに違っおり、ジョンの転機になった作品であることも間違いないだろう。レコーディングは4日で終了しており、このクオリティを考えればほとんど奇跡的なセッションだったと思う。曲も味わい深い苦みばしったものが集まっており、ジョンの作品の中ではかなり渋い部類に入ると思うが、このクオリティを前に言葉が出るとは思えない。このアルバムの後、同じメンバーで製作したのが、リトル・ヴィレッジあり、こちらは更に渋いがお薦めである。
●Good Rockin' Tonight: The Legacy of Sun Records
・「伝説のサン・レコードがよみがえる」
エルヴィス・プレスリーをこの世に送り出したメンフィスに居を構えるサン・レコード。その後もジェリー・リー・ルイス、ロイ・オービソン、など数多くのロック・スターを生み出した。そして、今、そのサン・レコードの偉大なる功績を讃えるべく、米英のスーパー・スターたちが集まり一枚のアルバムを作り出した。中でも今は亡きカール・パーキンスとヴァン・モリソンのデュエットは涙なくしては聞けないだろう。また、ボブ・ディランは非常にマニアックな選曲でファンを驚かせたが、このオリジナルが即座に判った方は、かなりのロカビリー・マニアといってよいだろう。ハンク・ウィリアムス・トリビュート盤と並ぶ本年最高のオムニバス・アルバムである
・「みんなのルーツ」
サン・レコードで録音された歴史的音源のカヴァー集。見ての通りの超豪華なメンツのコンピレーションです。みんな「個性を出す」という努力を最小限にしかしていないけど、嬉々として演奏している姿が目に浮かぶような好盤です。オールディーズを聴くように楽しむ一枚ですかね。でも、それだったら、オリジナルを聴けばいいわけで・・・結局、顔ぶれに惹かれて買う人は買えばよい、ということかな。
・「ジャケは渋いが・・・」
1991年の21曲入りの2枚組。今聴くと現在のVan Morrisonにつながる気持ちよい曲ばかりです。音的にはアメリカンルーツ系のものが多いですが、ジャンルはさておき音にゆっくり浸れる幸せ。。。ジョージーフェームのオルガンが全編に広がり、ケルテッィクな雰囲気のDisc1の7、そして6はチーフタンズも参加して豊潤な世界を描き、
9ではゴスペルも歌い上げ、Disc1の4、Disc2の2の粋なかっこよさ、タイトル曲に代表されるVan Morrison風安らぎに満ちた曲の数々。次作の[Too long in exile]とともに自ら生きてきた音楽人生を振り返る傑作。
・「透明感がある時期の集大成的な作品」
VAN黄金期の一枚(2枚組)。この前後のVANの作る音楽はとても透明感があって、クラッシックロックファンなんかにとっては、ある種近寄りがたさのようなものさえ感じてしまいますが、長年VANを追っかけてきた輩には最高の一枚です。チーフタンズとの共演曲ももちろん楽しいけれど、ジョージ・フェイムほか往年のニッキー・スコット、当時ちょくちょく参加が見られるキャンディー・ダルファーのサイドもばっちり決まって、VANの歌唱を引き立てています。”Hymns to the silence”や”Be thou my vision”や”Why I must always explain”などは決定的な素晴らしさで、まさにVAN’Sワールドの真骨頂でしょう。この作品を機に前作、前々作から続いていた「透明感サウンド」が多少失われはじめ、2,000年代の素晴らしい作品が続出するまで、VANは方向性を模索していくように見受けられます(かといって、サンフランシスコライブなど名作もありますが)。年を追うごとに輝きを増す一枚、是非おためしあれ!
・「沈黙への讃歌」
既に充実期を迎えていた90年代における彼の大作である。例によって音は多彩であるが、根底には前作の「エンライトゥンメント」よりも深められたブルースやソウル等黒人音楽への敬意が満ちている。しかし、暗く沈んだ音作りではなく、サウンドはより煌びやかになっているように聞こえる。それでも、決して浮付いたものではなく、実に充実した大人の歌唱を伴っているために重厚で粋な煌びやかさなのである。レイ・チャールズの名唱「愛さずにはいられない」などは彼の歌唱力を示すと伴にその雰囲気をよく表している。 オリジナルはいつも通り、聞き込めば聞き込むほどに引き込まれる深さを持っていて、この時代の充実感を記録しているものである事が確信できる。いつもながらの作曲能力には脱帽だが、ジャズ、ゴスペル、ソウルと言ったヴァンの基礎をなすものが溢れ出てくる。そういった意味で本作は、一つ一つの歌曲を評するよりも全体的に押し出されてくる充実感をまず語らねばならない、と言う観念を生じさせるだけの力がある。地味に見えるジャケット写真から飛び出してくるのは途方も無いエネルギーを秘めたヴァンの音世界なのである。2枚組みCDでも、これほど聞いた者を高いコストパフォーマンスで満足させてくれる素材は珍しい。「ブロンド・オン・ブロンド」「バードランドの夜」「永遠の絆」「表通りのならず者」等に劣らないポピュラー史の傑作2枚組みのひとつだと思っているのは私一人ではあるまい。
・「ヴォーカリストとしての集大成!」
1991年にリリースされたヴァン・モリソンの2枚組CD。ミック・ジャガーやポール・ロジャース等と比べられていた偉大なロック・ヴォーカリストが、リラックスした雰囲気でじっくりと歌った感じのする好アルバム。あらゆるジャンルの曲が盛り込まれている。ギターも彼自身によるもので、このあたりにも拘りが感じられる。殆んどがヴァン・モリソンによるものだが、一枚目の6曲目レイ・チャールズで有名な「愛さずにいられない」や2枚目5曲目「ビー・ザウ・マイ・ヴィジョン」など彼の音楽的ルーツを感じさせる。ヴォーカル曲がお好きな方にお薦め。
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