バッハ:マタイ受難曲 (詳細)
エクビルツ(クルト)(アーティスト), ノートル・ダム・ド・シオン教会少年聖歌隊(アーティスト), ローザンヌ声楽アンサンブル(アーティスト), マーシャル(マーガレット)(アーティスト), ワトキンソン(キャロライン)(アーティスト), フッテンロッハー(フィリップ)(アーティスト), ファウルシュティヒ(ゲルハルト)(アーティスト), ジョンソン(アントニー・ロルフ)(アーティスト), バッハ(作曲), ローザンヌ室内管弦楽団(演奏)
マーラー:交響曲第2番 (詳細)
アバド(クラウディオ)(アーティスト), ドビュッシー(作曲), マーラー(作曲), ルツェルン祝祭管弦楽団(演奏)
「まいりました。」「圧巻!!」「アバド、4度目のマーラー2番「復活」」「燃える「復活」ではあるんですが・・・」
マーラー:交響曲第2番(紙ジャケット仕様) (詳細)
アバド(クラウディオ)(アーティスト), ネブレット(キャロル)(アーティスト), ホーン(マリリン)(アーティスト), シカゴ交響合唱団(アーティスト), マーラー(作曲), シカゴ交響楽団(演奏)
「復活といえば、このCDは必聴」
ベルリン・フィルと大指揮者達I (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), リスト(作曲), ベルリオーズ(作曲), ニキシュ(アルトゥール)(指揮)
ホルスト:惑星 (詳細)
カラヤン(ヘルベルト・フォン)(アーティスト), RIAS室内合唱団(アーティスト), ホルスト(作曲), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「賛否両論激しいこのCDですが」「最高!」「機能美をフルに発揮の演奏」「圧倒されるような大迫力!」「これは名演!」
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」・第4番他 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(俳優), ベートーヴェン(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)
「とにかく凄まじい演奏。」「かっこいい」
シューマン:詩人の恋 (詳細)
フィッシャー=ディースカウ(ディートリッヒ)(アーティスト), シューマン(作曲), デムス(イェルク)(演奏), ヴァイセンボルン(ギュンター)(演奏)
シューベルト:即興曲/ピアノ・ソナタ第13番・第21番 (詳細)
ケンプ(ヴィルヘルム)(アーティスト), シューベルト(作曲)
「まさに “ロマンチック”」
フォーレ:レクイエム (詳細)
クレマン(アラン)(アーティスト), サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊(アーティスト), フッテンロッハー(フィリップ)(アーティスト), フォーレ(作曲), コルボ(ミシェル)(指揮), コルボ(アンドレ)(指揮), ベルン交響楽団(演奏), コルボ(フィリップ)(演奏)
「穏やかな鎮魂歌」「天上のコーラスとはまさにこういう楽曲!」「清楚で、ピュアな魅力にあふれた演奏です」「天国はこのようなところ....」「涙が出た」
歌劇「フィガロの結婚」全曲 (詳細)
フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ)(俳優), ウィーン国立歌劇場合唱団(アーティスト), モーツァルト(作曲), ベーム(カール)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「正確に言えば私が持っているのはこの公演のビデオですが」「超豪華メンバーの伝説」
Mozart: Le Nozze Di Figaro (詳細)
Wolfgang Amadeus Mozart(作曲), Karl Böhm(指揮), Berlin State Opera Orchestra(オーケストラ), Edith Mathis(Soprano), Barbara Vogel(Vocals), Christa Doll(Vocals), Dietrich Fischer-Dieskau(Vocals), Erwin Wohlfahrt(Vocals), Gundula Janowitz(Vocals), Hermann Prey(Vocals), Klaus Hirte(Vocals), Margarethe Giehse(Vocals), Martin Vantin(Vocals), Patricia Johnson(Vocals), Peter Lagger(Vocals), Tatiana Troyanos(Vocals)
「人類史上の偉業」
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスターシンガー」第1幕への前奏曲 (詳細)
フルトヴェングラー(ヴィルヘルム)(アーティスト), ワーグナー(作曲), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
ブラームス:交響曲第3番 (詳細)
フルトヴェングラー(ヴィルヘルム)(アーティスト), ブラームス(作曲), シューベルト(作曲), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
シューベルト:交響曲第9番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), シューベルト(作曲), ウェーバー(作曲), フルトヴェングラー(ウィルヘルム)(指揮)
「蘇る第三帝国の夢魔。」「これは・・・!!」「強い感銘を受けるが音質の悪さは致命的●●●」
ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 「幽霊」 (詳細)
ケンプ(ウィルヘルム)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), シェリング(ヘンリック)(演奏), フルニエ(ピエール)(演奏)
ベートーヴェン : 大公トリオ、シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番 (詳細)
カザルス・トリオ(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), シューベルト(作曲), カザルス(パブロ)(演奏), コルトー(アルフレッド)(演奏), ティボー(ジャック)(演奏)
「カザルスの醍醐味」「個性の融合」「なんというリラクセーション効果」
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (詳細)
カザルス(パブロ)(アーティスト), バッハ(作曲)
「素晴らしき哉、人生!」「音楽を愛する全ての人に」「会えて良かったと思える一枚です」「カザルスがチェロで描く人間バッハ」「つい手に取るCDが本当の名盤」
バッハ/無伴奏チェロのための6つの組曲 (詳細)
フルニエ(ピエール)(アーティスト), バッハ(作曲)
「何を聴こうか迷った時は迷わずこれをトレーに!」「夜中に静かに」「金字塔」
バッハ:トッカータとフーガ (詳細)
ヴァルヒャ(ヘルムート)(アーティスト), バッハ(作曲)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 (詳細)
ケンプ(ヴィルヘルム)(アーティスト), バッハ(作曲)
「ケンプのバッハ」「愛らしく、穏やかなゴルトベルク」
オルフ:カルミナ・ブラーナ (詳細)
ヨッフム(オイゲン)(アーティスト), ヤノヴィッツ(グンドゥラ)(アーティスト), シュトルツェ(ゲルハルト)(アーティスト), フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)(アーティスト), シェーネベルク少年合唱団(アーティスト), ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(アーティスト), オルフ(作曲), ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(演奏)
「未だに後発の名盤を寄せ付けない圧倒的な存在感を誇る、この曲の決定的名盤」「才気煥発、豊かな音楽の豊穣を表現して、これは空前絶後の名演っすね!」「爆発的な生の謳歌!!」「オルフ畢生の名作」「優秀な録音による歴史的名演奏」
マーラー:交響曲第2番《復活》 (詳細)
大野和士(アーティスト), シルコット(スーザン)(アーティスト), ウルマーナ(ヴィオレッタ)(アーティスト), ベルギー王立歌劇場合唱団(アーティスト), マーラー(作曲), ベルギー王立歌劇場管弦楽団(演奏)
「素晴らしく美しい演奏です」「ぞくぞくしました」「後は、」
ミュージック>クラシック>器楽>オーケストラ>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>サ・タ行の作曲家>ドビュッシー
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>マーラー
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>タ行>ドビュッシー
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>マ行>マーラー
Custom Stores>By Artists>クラシック>指揮者別>アバド
Custom Stores>By Formats>限定盤>クラシック(器楽)
Custom Stores>By Formats>紙ジャケット>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>シカゴ交響楽団
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>ナ・ハ行の作曲家>ベルリオーズ
・「まいりました。」
マーラーの2番は好きで、ワルター、バーンスタイン、シノーポリ、レバイン、テンシュテット、スラットキン、ベルティーニと20年来愛聴(?)してます。アバドのを聴くまでは自分の心の動きに一番シンクロしていたのがテラークから出ているのスラットキンでしたが、さらに一枚上を行っていると思います。私は、マーラーの音楽で、現実世界にありがちな至高のものと俗悪なものの同時進行がなんの矛盾もなく行われ、それが心を動かしていくところを好んでます。アバドの演奏は、各旋律、リズムが混濁せず、非常に自然に流れるため、マーラー独特のポリフォニーに心行くまで浸ることができます。シカゴとの2番も良いですが、このルツェルンとの2番の方が力みや濁りがなく、より音楽が清冽に響いてきます。マーラーの複雑なテクスチュアをここまで音楽にできるのは、ルツェルンの力量もさることながら、アバドにつきると思います。
・「圧巻!!」
ずっと前、NHK教育テレビでの放送を観て、第5楽章の凄さに圧巻し、いつかCDが出ないものかと思っていたら、かなり前に発売されてたとは...自分はアバドや他の指揮者によるマーラーは全く知らないのですが、この交響曲第2番は何度聴いても素晴らしいと思います。自分にとっては宝物となる1枚です。
また、この演奏は「アバド指揮の他のマーラーも聴いてみたい」と思うキッカケにもなりました。
・「アバド、4度目のマーラー2番「復活」」
アバドとマーラーの「復活」は縁が深い。
カラヤンに認められ、ザルツブルクで振ったのが、マラ2。この演奏会が評判となり、アバドは世界的に有名になっていった。実は、このザルツブルクでのライヴをアバド自身は「うまくいかなかった」と思っているらしいが、アルカディアレーベルから出ている録音を聴く限り、素晴らしい演奏であることは間違いない。
その後もシカゴ響との名高い録音(DG)ウィーンフィルとのライヴ録音(DG)と「復活」の録音は重ねられ、ベルリンフィル時代も幾度となく演奏会でとりあげられていたようである。
今回のルツェルン祝祭管とのライヴ録音。この録音こそが、アバドのマーラー2番「復活」の集大成であることは間違いない。シカゴ響時代のような勢いは、あまり前面に押し出されず、安定した演奏である。安定した、とか、落ち着いた、とか言ってしまうとつまらなそうに聞こえるかもしれないが、最後まで聴けばわかる。最高の「復活」である。
特筆すべきは、第5楽章。ものすごい圧力で、合唱とオルガンが押し寄せてくる。
この録音を、誰の演奏か明かさずに世界中の人に聴かせてみたい。最高のマーラーが聴けた!と圧倒される人が続出するであろう!!
・「燃える「復活」ではあるんですが・・・」
アバドの「復活」については、3番目の録音になったわけなのですが、もちろん円熟の境地の大指揮者クラウディオ・アバドの真骨頂の演奏です。しかし、シカゴ響とのCDを100回以上聴いている私には星5つ点けられないです。もし、シカゴ盤が今日の優秀な録音でとられていたら、私はシカゴ響をとります。どうも寄せ集めオケの弱点が露呈された気がしてなりません。それに、独唱者の荒さが目立ちます。出来の順はシカゴ>ルツェルン>ウィーンです。
・「復活といえば、このCDは必聴」
アバドとシカゴ響の「復活」といえば、当時メータ指揮ウィーンフィル盤と人気を二分した名盤。ショルティの振るシカゴとアバドの振るシカゴでは湿度が違う。筋肉質の響きは同じだがよりウェットさとしなやかさがアバドの音にはある。当時、英デッカにウィーンフィルとの録音をメータに先を越されたので仕方なく客演指揮者であるほうのシカゴ響を仕方なく選んだとの憶測が飛んだが、「復活」においては、彼自身ウィーンフィルと後に再録音しているがこちらのほうが荘厳という言葉が当てはまる。さらにルツェルン祝祭管弦楽団との新盤を比べても、シカゴ響に軍配が上がる。ベルリンフィルとの全集が進行中で、すでに8番も出ているので2番もベルリンフィルの演奏を聴きたいと思う。
・「賛否両論激しいこのCDですが」
これほどまで賛否が分かれるのは珍しいですが、私は良い演奏だと思います。カラヤン、ベルリンフィルのパワーが十分に伝わってきて、迫力も十分に出ていると思います。金星も美しい演奏ですし。デュトワ、ガーディナー、レヴァイン、カラヤンでもウィーンフィル時代のものが良いなど、これだけたくさんの意見があると、もはや自分の耳で確かめるしかありませんね。これだけの人気曲なので、意見が分かれるのもやむをえないということでしょうか。おそらくカラヤン、ベルリンフィルが好きな人ならすんなり楽しめるとは思います。個人的にはお勧めです。
・「最高!」
若いときのカラヤンが指揮した、ウィーンの惑星は全然ダメでした。演奏があまりにも速すぎて、全く曲の雰囲気が出ていない。若さゆえの、はしゃぎすぎた演奏でした。
ところが、このベルリンのカラヤンには、そんなところが一切感じられない。円熟した指揮は、本当にあのウィーンのと同一人物か?と思うほど。
同じ人間でも、こんなに違うんですね。びっくりしました。惑星はいろいろ聴いてきましたが、今のところ、これが最高です。
・「機能美をフルに発揮の演奏」
カラヤン指揮ウィーン・フィルの名演もあるが、こちらは、ベルリン・フィルの機能美をより発揮しているものとなっている。音色は濃厚であるにもかかわらず、しつこくなく、流れも美しいのは、さすがカラヤン!「惑星」は、6種類の演奏で持っているが、その中の最高峰と言える。
・「圧倒されるような大迫力!」
カラヤン&BPOwithRIAS室内合唱団で1981年に録音された作品。
1961年にカラヤンはウイーン・フィルで演奏しており、20年振りに、しかもベルリン・フィルでデジタル録音したもの。音質が向上したことに加え、カラヤンとBPOの熟成醗酵したような関係から生まれたこの演奏は、ホルストが音楽で描いた宇宙の夢幻的な世界を甦らせたと言っても大袈裟でないように感じる。雄大なスケールと一音一音の緻密さは、まさに”圧倒的”。凄い演奏です!
・「これは名演!」
カラヤンとしては二度目の録音となる<惑星>ですがいや~本当にすごい!火星なんかは特にド迫力の演奏でパワー全快といったところでしょうか?(録音もいいです!)一時期、このCDと同じ内容のゴールドCDを発売していましたがこちらの普通のグラモフォンのレーベルのほうでも十分すぎる音質だと思いますよ?
・「とにかく凄まじい演奏。」
4番にしろ5番にしろいったんカラヤンの手にかかったBPOの鋭敏な反応が凄いと思う。中でも72-73年版のこのライブは(90%がライブでクロ-ズアップは後取り)出色の出来栄え。見て欲しい。カラヤンも「どうだ俺って凄いだろ?」と言っているほどのかっこよさ。その格調高さにそのまま答えるBPOも最高だ。
・「かっこいい」
なんかこの時期の、カラヤンのDVDに関して「かっこいい」ばかり書いてますが、事実なので仕方がない。第5は、宇野功芳氏などが「かっこよくすっ飛ばすスポーツカーみたいでかっこいいだろうが、深みがない」と評しそうな疾走演奏。フルトヴェングラーの重厚鈍足演奏とは対極かな?あまり演奏論を語れるほど音楽的素養がないのでここらへんでやめときましょう。 「コリオラン序曲」と「エグモント序曲」も入っているのでお得。映像はニューDVDマスターででた物に比べるとたしかにやや鮮明度を欠くが極端な違いはないです。5.1chもないけれど、序曲2曲のDVD版はこれだけ。
・「まさに “ロマンチック”」
ケンプの演奏を聴いたのはこれが初めてなので偉そうなことはいえないのですが、少なくともこのCDは素晴らしい内容だという事は言えます。 ベートーヴェンの堅牢で重厚な構成、モーツァルトの精緻にして華麗な高揚感に比べて、どこか夢見がちで、自己の外側ではなく内面の深みへ沈んでいくような感覚―というシューベルトの個性が素人にもはっきりと伝わってくる演奏が多いと思います。 森の中を一人歩いていくと、いつの間にやら深い青さをたたえた湖の前に立っていたーというイメージが聴きながら何度か湧いてきました。 シューベルトの音楽世界がそうなのか、ケンプの資質がそうなのかー恐らくその両方なのだと思われますが、曲と演奏家の資質が無理なく合致した時にのみ現れる自然な幸福感というものがそこには聴き取れます。
2枚組なので値段が少し高いのですが、CD1には珠玉のピアノ・ソナタ13番と21番、有名な“楽興の時”全曲、CD2にはこれまた有名な2つの即興曲が収録されており、録音も60年代のものとしては素晴らしくいいので、お買い得だと思います。
・「穏やかな鎮魂歌」
レクイエムというものを私が最初に聴いたのが、このフォーレのレクイエムです。レクイエムと言えば有名なのはモーツアルトですが、フォーレのレクイエムはモーツアルトと比べると、ずっと慎ましやかで、聴いていて心が穏やかに静かになります。私は気持ちを落ち着かせたい時(特に夜寝る前が多いのですが)これをBGMにすると、すーっと肩から力が抜けていきます。
私が好きなのは3番の「サンクトゥス」(聖なるかな)と最終曲の「イン・パラディズム」(天国にて)です。特に「イン・パラディズム」は私のお気に入りです。
美しい分散和音のオルガンの演奏から始まって~♪イン・パラディズム~♪と天からの声のように美しいソプラノが歌いだします。何度聴いても心が休まります。私はこの曲を「(自分の)葬式の時にかけてね」と友達に言っています。この曲でこの世から送られるなら、間違いなく祝福されながら天国に行けるだろうな、と思っています。
ミシェル・コルボの演奏もとても良いです。そっとあなたに寄り添うようなフォーレのレクイエム、お勧めします。
・「天上のコーラスとはまさにこういう楽曲!」
透明な歌声、静かに気持ちを落ち着けてこの楽曲に身を任せてください。そうするとあなたは、フォーレと共に天国に在ります。
楽曲解説など必要ないでしょう? むしろ他の指揮者との違いを挙げることによって、このコルボ版がいかに衝撃的かをお話します。
①ゆっくりめのテンポ。これはクリュイタンス版もそうですが、そのテンポのレベルが違います。まさに「祈り」です。心に染み入る祈りがあってこそ、死者の魂も慰められます。
②透明な歌声。カイヤール合唱団もこれには参ったでしょう。まさに一直線に歌声があの世に響くという感じ。他の版のように、変なところでヴィヴラートがかかったり、ポルタメントがかかったら、この楽曲は一挙にパーです。
③慰められる。他の版を聞くとわかります。ハラハラします。これは私のように10枚近くのこの曲を聴いているからでしょうが、この版ほど聴いて慰められた版はありませんでした。
死者のためのミサ曲と言うよりも、我々のための慰めの音楽です。他版はいかにも「ほら、聞け、レクイエムだ」と言わんばかりの装飾を施しますが、この版には一切のそれがありません。買って損はしません。私はこれと共にあの世に行っても後悔しません。それほどの感動と安心と衝撃です。
・「清楚で、ピュアな魅力にあふれた演奏です」
ゆったりとしたテンポで進んでいく、ピュアな清らかさにあふれた演奏ですね。殊に、ボーイ・ソプラノのコーラスになるのでしょうか、聖歌隊の合唱と、バリトンのフッテンロッハーのやわらかな声に惹かれました。
この曲の演奏、わたしは長く、クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団のレコードで親しんできました。オケの響き、特に金管楽器の響きのやわらかさという点では、こちらスイスのベルン交響楽団はパリ音楽院管のそれと、かなり似ている印象を受けました。 逆に、違っているなあと感じたのは、クリュイタンス盤は大柄で、ドラマティックな趣が強かったのに比べて、こちらコルボ盤は、宗教的な透明感とリリカルなやわらかさにあふれていたところ、そこが魅力的でしたね。
なかでも、バリトンのソロが活躍する第2曲「オッフェルトリウム」と第6曲「リベラ・メ」、花の冠がくるくると回る夢のような美しさに満ちた終曲「イン・パラディズム」の演奏が格別、素敵だったな。
1972年5月、スイスの首都ベルン、カジノ・ド・ベルンでの録音。 カヴァーの絵は、ジョージ・フレデリック・ワッツの「Hope(Sunset)」。
・「天国はこのようなところ....」
いとしい人と生死を隔てて分かれなければならない。引き裂かれる悲しみを、フォーレは深く自らの胸に押し込めて、この曲を書いたのではないでしょうか。
第一楽章のかなしみは、純粋でステンドグラスの光に照らされた聖堂で一人もう話をすることの無い人のために祈る心を映し出していると思います。そして、一つ一つの言葉と音を重ねて、In paradisum では、魂がいる天国をこころに映し出させます。
他の演奏ではない、清らかさを感じる演奏です。
・「涙が出た」
フォーレのレクイエムを初めて聴いたとき、この世にこんなに壮麗で優しくて美しい鎮魂歌があるんだと、心から感動し、涙が出ました。荘厳ですべてを赦す何かに包まれるような感覚がたまりません。
数あるレクイエムの中でも一番好きなレクイエムです。
自分のお葬式のときにかけて欲しい一曲。
・「正確に言えば私が持っているのはこの公演のビデオですが」
キャストが最高です。ヘルマン・プライのフィガロ、フレーニのスザンナはもちろんのこと、なんといってもフィッシャーディースカウのいかにもスケベそうな伯爵ぶりがいい!そしてそれ以上に、ああどうして誰もこのことを強く主張しないんだろうと思ってしまうのですが、この公演はキリ・テ・カナワの伯爵夫人が何よりも素晴らしいのです。
もともと「フィガロ」の伯爵夫人はキリの当り役だと言われてはいますが、これを見ると本当に「キリ以上の伯爵夫人はないだろうな」と思います。声も姿も美しく気品あふれる伯爵夫人です。
・「超豪華メンバーの伝説」
プライのフィガロ、フィッシャー=ディースカウの伯爵、フレーニのスザンナなど70年代のベストメンバーとベーム指揮ウィーン・フィルという、もうこんなキャストのフィガロは二度と聴けないでしょう。
映画(ドラマ)として作られており、ステージでは絶対に見られない演出が随所に登場します。伯爵が歌う場面なのに映像ではディースカウが口をへの字に閉じて、心の中で悩んでいる情景を描写したり、フィガロがスザンナを疑う場面ではフィガロが二人登場したりします。最近、こんな映画仕立ての作品があまり見られませんが、これはライブとは別な魅力でドラマと圧倒的な演奏を両方楽しめる名盤です。
・「人類史上の偉業」
モーツァルトとダ・ポンテが成し遂げた、人類史上最大の偉業のひとつ。序曲が始まった瞬間から、4時間の上演時間も時が経つのを忘れるくらいの(お尻は痛いけど)最高のエンターテイメント。愛、嫉妬、驚き、喜び、悲しみ、慈愛、ここには彼の他のオペラが茶番に思えるくらいの人間の「真実」が描き出されている(ベート
ーヴェンも第9で、このフィナーレを意識していたんでしょうね)。
これは当作品の、言わずと知れた銘盤。出演者にイタリア人が一人もいないというのが笑える(基本的にはドイツ・オペラなんでしょうね)。ベームの指揮も、みずみずしく生き生きとしており(残念ながらこの輝きは6年後のコジ~ではみられない)。
ディースカウのアルマヴィーヴァは、完璧なイタリア語とイントネーション。(実際に喋れたのでしょうか?)プライ、マティス、ジョンソン等、歌手も粒ぞろいのなか、伯爵夫人ヤノヴィッツがやや残念か。いままで、舞台でも録音でも、残念ながら会心のロジーナには未だお目にかかっていません。
哀しみと慈愛の象徴、彼女はやはり「永遠の憧れ」なのでしょうか・・・
・「蘇る第三帝国の夢魔。」
ナチス時代、ドイツの帝都ベルリンでのライブ録音。
ドイツ・ロマン主義が現実に行き着いた、あの恐るべき世界を体現したかのような、戦慄的な演奏。
殊に、戦争末期の演奏である「魔弾の射手」序曲は、ロマン主義芸術が野蛮に堕する一歩手前、栄光と幻想に彩られたゲルマン帝国の最後の輝きの如き、鬼気迫る録音。
フルトヴェングラーに象徴される、当時のドイツ市民の内部に巣食った矛盾と葛藤が、閉塞した特殊状況において、夢魔のように増幅し、轟音となって降り掛かってくる、そんな妄想を抱かせられる。
ナチスによる人類史上空前の蛮行を背景にして、これ程の「美」があり得た、と言う事を考えるにつけ、「芸術」なるものの不可解と、業の深さを思い知らされた。
・「これは・・・!!」
何と凄い演奏だ!カラヤンやベームなどの昇天させるような「美しい」ザ・グレートはどこにもない。ただ奔流のように流れ落ちてゆく。50分があっという間である。フルトヴェングラーの録音は、1950年代の円熟した演奏も言うまでもなく素晴らしいが、大戦中のこのような荒々しい、誰も真似できない演奏もまた、フルトヴェングラーという偉大な指揮者の偉大さを証明している。
・「強い感銘を受けるが音質の悪さは致命的●●●」
いわば、荒削りに目的対象の核心に迫る塑像のような演奏。運慶や快慶がどうやったかしらんが、瞬発的なパッションに従い、一気呵成に造形し尽くすが如き演奏。基本主題はいずれももの凄い遅く入るが、またある意味、不揃いに奏される。不揃いさがかえって来るべきドラマの爆発を暗示させ、デモーニッシュさを感じさせはっとる。コーダは嵐のように加速、暴力的にさえ感じるほど。シューベルトの溢れ出る馥郁たる楽想を強調しておらず、全体の構築美、ドラマ性に重点を置いた演奏といえますがな。対戦中とか全体主義政党支配とかいうのは忘れて(同様の非人道的行為は当時のわが国にもあり、どちらかといえばそれを未だに隠匿する傾向が否定し切れないこともありますから)、シューベルトやベートーヴェンのお膝元の老舗の音楽ドラマを堪能したい。魔弾の射手のラストのトゥッティ直前の無音状態は圧巻。思わずにやりとするほどのテンポの揺れで、クライバー盤もかくやと想起させられた。なお、こうした感銘はおそらく、ジュリーニ盤やクライバー盤でリスナーの脳に刻まれた楽譜を基に、この致命的な音質のCD(テープで再生しても同じ音やろうが)のデータを脳の中で補正しながら聴いての話。特に管の音は全域に亘って潰れとりますし、客席のかなり低い位置で捉えた録音らしく、客の咳は妙に正確に録音されとります。繰返し聴くのはわてはちと辛い
●ベートーヴェン : 大公トリオ、シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番
・「カザルスの醍醐味」
星を四つにしたのは、やはり残念なことに録音レベルが悪い。でも、録音が悪いにしても星を四つつけるだけの良さがある。あまり、クラシックに詳しくなかったけれど、これを聞いたときに一つの感動があり、他のカザルスの演奏も聞きたいと思わせる作品です。
・「個性の融合」
軽やかに螺旋階段を駆け上がりながら、舞い落ちる羽を見るような音。三人の調和が織り成す優雅な仕上がりです。体を覚醒させるルービンシュタインの”大公”と聞きくらべてみるのも悪くは無い。
・「なんというリラクセーション効果」
演奏の良し悪しを言う以前に、音が悪い。ところどころのノイズも気になるし、最初ははっきりと「買う価値なし」といいたくなった。ところが、この酷い音と感じたヴァイオリンの、眠気を誘う心地よさはいかばかりか。音が悪いことでかえって生み出される、なんともいえぬ雰囲気。いや、その音の悪さを通り抜けてくる演奏者の技量も、おそらく関係してくるのだろう。
・「素晴らしき哉、人生!」
数あるバッハ作曲の中でも、無伴奏チェロ組曲はもっとも神々しい作品ように思う。聴くたびに新しい発見があり、感動がある。チェロの神様カザルスの演奏によるものは音楽の深みにおいて随一。ゆるやかな音楽の中にスケールの大きさを感じる演奏を耳にする。1番から6番までの旋律に描かれているものは時に喜び、時に哀しみ、時に打ちひしがれ、時に涙する「人生」そのもの。この音楽こそ魂の叫びではないかと年を経るごとに痛切に感ずる。
・「音楽を愛する全ての人に」
10年以上前に5000円位で私が買ったものと同じソースだと思います。ジャンルを問わず、録音された音楽の中で希有の作品です。パブロ・ピカソの「ゲルニカ」などと並んで、20世紀を代表する芸術作品の一つといっても過言ではないでしょう。
価格も手頃になりましたので、「クラシックなんて学校の授業でしか聴いたことがない」という方にも敢えて奨めたいと思います。
ただし、録音が古いので音質は「かなり悪い」と思っておいて下さい。
・「会えて良かったと思える一枚です」
私自身チェロという楽器にあまり馴染みがなくどれを聴いてもそれほど感じるものもなかったのですが、このCDを聴いてからチェロという楽器に対してだけでなく自分の中の音楽そのものに対する認識が徐々に変わってきているのが感じられます。だってそれはチェロといった範疇を越え、刺激的でそれでいて素朴な一種の芸術として独立しているのだから。
はっきり言って古い録音なので音質は決して良いとはいえませんが、なにかしらありふれた音楽に対して不満を持っている方には最適なものだと言えます。是非一度聴いてみてください。
・「カザルスがチェロで描く人間バッハ」
かつてE.グリーグは、カザルスの演奏するこの無伴奏組曲を聴き、バッハを復活させたと語った。いまや古典的な名盤とされているが、実際は、カザルスの後に続く名チェリストによる数々のバッハ演奏がよりロマンティックな傾向になっていることを考えると、これが均整のとれたより現代的な演奏解釈であることに驚きを感じる。
・「つい手に取るCDが本当の名盤」
数ある盤のうち、この名曲を誰の演奏で聞こうかな、みんなそう迷うでしょう。そして無意識に手に取るとそれがカザルス盤だったりするのです。録音が古く音質も悪いのになぜ選ぶのでしょう。やはりこの曲に対する真摯な思い入れが他の追随を許していませんよね。演奏技術に関しては他にロストロポーヴィチや
小学館バッハ全集にもあるマイスキー盤もいいですよ。ヨーヨー・マは私にはちょっとくどいかな。
・「何を聴こうか迷った時は迷わずこれをトレーに!」
フルニエのチェロを初めて聴いたのはピアノのケンプとのデュオだったと思う。滋味深い演奏に買って良かったとしみじみ思ったものだった。それから時を経て、村上春樹氏の小説「海辺のカフカ」の中でクラシックをこよなく愛する喫茶店主が「フルニエ先生」と呼んで敬愛しているエピソードが出てきたりして、彼の小説のファンの人々にも聴いてみたいと思われた方が多いようだ。同じようにエピソードに盛られたルービンシュタインのトリオ(ベートーベン「大公」)など、わざわざCDで再発されていた。
チェロの音色はただでさえ深みがあり、時に内省を促したり心の憂さを洗い流してくれたりするが、ここで聴ける演奏は更に深いところまで沁みてきて、まるで雨水が何層もの岩や砂を通じて清水になり泉として再び湧き出すかのような、そんな清澄な心象をもたらしてくれる。フルニエ先生と呼びたくなる気持ちも判る気がするというもの。孤高に屹立する演奏ではなく万人の情に語り掛けるひとつの普遍的な演奏だと思う。
・「夜中に静かに」
フルニエによる演奏で、録音は1960年とかなり古いです。しかし、フルニエの技術は138分間聴く人を飽きさせません。私は本来ならば派手な演奏、華やかな曲を好むタイプなのですが、このフルニエのバッハにはかなり参りました。チェロということもあり、夜などに静かな時に楽しむことがふさわしい作品だと思います。まさに歴史的名盤といえるでしょう。
・「金字塔」
巨匠フルニエによる永遠不滅の名演。無伴奏チェロ組曲の決定版。他の作品を聴く場合にもこの作品が一つの基準になると思う。
・「ケンプのバッハ」
こんな優しく、かつ自然なバッハの演奏は、初めて聴いた。チェンバロで弾くべきという意見もあるが、この演奏のまえでは些細な事に感じる。グールドのバッハを好きな人も、一度聴いてみてほしい。
・「愛らしく、穏やかなゴルトベルク」
まず感じたのは冒頭アリアの装飾音が普通とかなり違って聞こえたことです。その後も全体的に装飾音が珍しいように思いました。
それはさておき、全体的に可愛らしく、柔らかく、穏やかな雰囲気の演奏。攻め立てるような今風(?)のゴルトベルクを聞き疲れた方にはもってこいの一枚ではないでしょうか。これほど柔らかい感じのゴルトベルクを聴いたことは、今のところ記憶にないです。強いて言えば Maria Tipo の1986年の録音に女性らしい優しい印象を受けましたが、こちらのほうがより色彩豊かで楽しい。
また、高橋悠治のゴルトベルクの"軽さ"に惹かれる方も非常に楽しめるのでは? (・・・あっ、高橋悠治も装飾音が独特だったなぁ・・・)
音質は1969年の音源なんでそれなりですが、この価格はお買い得だと思います。
・「未だに後発の名盤を寄せ付けない圧倒的な存在感を誇る、この曲の決定的名盤」
最初に白状しなければならないのだが、実は、私は、この「カルミナ・ブラーナ」については、近現代の声楽付き大曲に抜群の冴えを見せる、我が国を代表するマエストロ、小澤指揮ベルリン・フィル盤のレビューを書くつもりだったのである。小澤の「カルミナ・ブラーナ」については、たしか、このベルリンでの演奏だったと思うのだが、当時、NHKで放送された鮮烈な演奏の記憶が今でも鮮明に残っており、「この名曲のレビューを書くのなら、この演奏」と思い、CDを買って、聴いてみたのだ。
ところが、比較のつもりで久し振りに聴いてみた、以前から所有しているこのヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団盤の方が、我が小澤盤より、どう聴いても、明らかに出来が良いのだ。そこで、急遽、予定変更、このヨッフム盤の方のレビューを書く破目になってしまったというわけなのである。
ヨッフム盤と小澤盤は、出だしの合唱の処理からして、全く異なっている。小澤盤が音をレガート気味に延ばしてくるのに対し、ヨッフム盤は、音を一音一音、明確に区切って発音させているのだ。この辺までは、合唱指揮者の範囲なのかもしれず、また、どちらが良いという問題でもないのだが、ヨッフム盤は、原始的で野性味に溢れており、小澤盤より全体で4分7秒も速く、荒々しく駆け抜けるようなドライブ感は、この曲の持つ魅力を余すところなく表現しており、やはり、この曲を代表する決定的名盤の評価にたがわぬ快演と認めざるを得ないのだ。
ちなみに、ヨッフムは、この1967年10月の演奏当時、まだ、64歳。私にとって、ヨッフムは、朴訥とした風貌同様、晩年のブルックナーの交響曲での、質朴とした演奏をする指揮者というイメージが強かったのだが、この「カルミナ・ブラーナ」でのエネルギーに満ち溢れた熱い演奏を耳にすると、「ヨッフムは、こんな演奏もするのか!」と、新鮮な驚きを禁じ得ない。
・「才気煥発、豊かな音楽の豊穣を表現して、これは空前絶後の名演っすね!」
フィッシャー=ディースカウ(バリトン)の表現力の多彩なこと。シュトルツェ(テノール)のファルセット・ヴォイスのユニークなこと。ヤノヴィッツ(ソプラノ)のみずみずしい声と歌い回しの美しかったこと。 彼ら独唱陣も見事でしたが、ヴァルター・ハーゲン=グロル指揮するベルリン・ドイツ・オペラ合唱団のダイナミック、力感みなぎる合唱の素晴らしさには、もう脱帽するしかなかったです。実に生き生きとした、変幻自在なコーラスの活力たるや、圧倒的でした。凄かったなあ。
さらに、ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の爽快、パンチの利いたオーケストラの威力がバツグンで、こりゃもう、快哉の声を上げるしかないっすね。恐れ入谷の鬼子母神、てなもんです(笑)
全56分の音楽の何という愉悦、何という痛快さ、そして何というダイナミズム! 十三世紀から十四世紀にかけて、匿名の流浪僧や吟遊詩人たちの歌と詩を集めた写本を編纂した歌集『カルミナ・ブラーナ』に、天啓と言えるほどの衝撃を受けた作曲家のあふれんばかりの感興が、かき立てられた創作意欲が、全編にみなぎっている合唱音楽の至宝。その才気煥発、豊かな音楽の豊穣を表現して、これは空前絶後の名演ではないでしょうか。
余談ですが、この音楽の魅力を語ったエッセイに、村田喜代子の「カルミナ・ブラーナの日」(『異界飛行』所収)があります。本CDのわくわくと心弾む名演を聴けば、そのエッセイの文章が、すとんと胸に落ちることでしょう。
・「爆発的な生の謳歌!!」
中世ヨーロッパ、その猥雑で生命力に溢れた世界を、20世紀に甦らせたオルフの大傑作。
ヨッフムの演奏は、愚かなほど率直で、武骨で、真に民衆的で、土俗的で、しかも官能的。ことにヤノヴィッツのソプラノの無垢な可憐さは、痛ましい程。
最後には、生の謳歌を爆発させて、殆ど気味が悪いほど(!)完全に、作品世界に同化している。
その迫力は圧倒的!!
・「オルフ畢生の名作」
「カルミナ・ブラーナ」は作曲家本人が「それまでの曲は破棄して欲しい」と出版先に頼んだほど、自信のあった世俗カンタータ=【歌われる曲】です。
重く迫力のあるイントロからは指揮者ヨッフムの気合がびしびしと感じられ、そして一挙に興奮を最高潮へと導くその曲調は見事としかいいようがありません。
オルフが人類に残した芸術遺産がいかに素晴らしいものかを感じずに入られない名作です。
また、この曲は映画の中でもよく使われることが多いのでも有名です。大作の予告編に使われたりすると、すごい名作なのでは!、と錯覚させるくらい力のある音楽です。非常に親しまれている曲ですが、最高のものを求めるのならヨッフムの指揮した当盤がベストです。
・「優秀な録音による歴史的名演奏」
かなり幅の広いダイナミックレンジ。出だしの男声合唱団の歌声が右から小音量で聴こえる。ボリュームを少し上げると直ちに部屋に響き渡る大音量に変わる。女性合唱団、少年合唱団、トライアングル、フルート、ティンパニー、管楽器などそれぞれのパートが定位に聴こえる。見事なセパレーション。これが1967年に演奏されたものというから驚き。100数十人からなる合唱団から発生される子音が激音となって気になっていたが、生のコンサートでは同じであり意図されたものなのだろう。バリトンのフィッシャー・ディスカウのリート歌手ならではの美声、テノールのゲルハルト・シュトルツェの豊かな表現力、ソプラノのグンドゥラ・ヤノヴィッツの感受性豊かな歌声、特に第21曲には心ときめくものを感じさせられる。
作曲者自身からお墨付きのあるこの演奏は、まさにベスト盤に間違いない。
・「素晴らしく美しい演奏です」
緻密で繊細な感覚に満ちており素晴らしく美しい演奏です。第3楽章の中間部は特に美しいです。また、終楽章の前半部は冗長な印象になりがちな危険なところですが神経の行き届いた堂々とした表現で、後半から素晴らしいエンディングに見事に導いています。あるサイトに載っていた批評を読んだら、小澤&サイトウキネン以上と評してありました。ラトル&VPO(CDでなくNHK−FMで以前放送されたもの、1999年8月29日 ザルツブルグでの演奏)クラスと私は思っています。大野さんの今後の活躍が非常に楽しみです。
・「ぞくぞくしました」
マーラーの2番「復活」が好きで、色んな演奏を聴いてきた。さて、大野和士がどんな指揮をするか?非常に楽しみであった。第1楽章のぞくぞくするような始まり。一気に引き込まれてしまう。静かに、力強く。2楽章・3楽章は普通かな。第4楽章の「原光」は一番のお勧め。人の世の悲しみを切々と表現している。そしてフィナーレへ。全てのものは意味がある。そして復活する。苦しくても前を向いて歩こう。生きる意味はある。そんな、思いが聞こえるかのような演奏。前を向いていこうとメッセージを送っているかのような演奏。今後はこのCDを聞き続けるであろう。
・「後は、」
大編成のオケ、合唱相手に、とても見通しのいい演奏になってるというのが第1印象。テンポも、時には大胆に揺らして、指揮者のこの曲に対する思い入れみたいなものを感じます。後はその思い入れが演奏者に伝わってるかどうかですが、さて・・・。
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