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▼70年代の美学を学べ!:セレクト商品

頭脳警察セカンド頭脳警察セカンド (詳細)
頭脳警察(アーティスト)

「27年間聞けるか?」「なんで発売禁止になったの???(?o!)」「てつさんおげんきですか」???」「若きパンタ」「アルバムとしては最高」


ジャックスの世界ジャックスの世界 (詳細)
ジャックス(アーティスト)

「今さら言うまでもないかと思いますが」「darkness&beautifull」「かっこ悪いことは、なんてかっこ良いのだろう。」「グループサウンズ絶頂期の後、出現したプログレッシブ作品!」「日本ロックの産声を聴け。」


外道外道 (詳細)
外道(アーティスト)

「文句無し!!」「日本ロック史・夜明けの明星:外道ファーストアルバム」「外道伝説の始まり」「ロック本来の姿、「怒りを爆発させた」名盤」


悲しき夏バテ悲しき夏バテ (詳細)
布谷文夫(アーティスト)

「LPからMDに落としたのを聴きながら・・・」


BANG!BANG! (詳細)
三上寛(アーティスト)

「未だに前衛的な響きを持つ傑作」「背筋を伸ばしてぇー、敬礼!」「日本が生んだスピリチュアル歌謡の金字塔!」「正月の区役所から」「三上さん...」


KenjiKenji (詳細)
遠藤賢司(アーティスト)

「繊細で美しいけれど強い!」


風街ろまん風街ろまん (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「ジャパニーズロックの最高峰」「“はっぴいえんど”ならぬUN“はっぴいえんど”なアルバム」「単純にかっこいいです。」「衝撃」「古いからって敬遠しないでほしい。」


SouthSouth (詳細)
安田南(アーティスト)

「おれのあん子は・・・・(西岡恭蔵の名曲「プカプカ」より)」


走れ熱いなら(紙ジャケット仕様)走れ熱いなら(紙ジャケット仕様) (詳細)
PANTA(アーティスト), 花之木哲(その他), 中村治雄(その他), 三原元(その他)

「パンタWITHスーパー・セッション・バンド」


犬/秋田コンサートライブ犬/秋田コンサートライブ (詳細)
友川かずき(アーティスト)

「このライブ盤は、凄い!!」


回帰線回帰線 (詳細)
南正人(アーティスト)

「幻の名盤」「オンリーワンの凄さ」


大阪へやってきた大阪へやってきた (詳細)
友部正人(アーティスト)

「日常の言葉が突き刺さる歌」「「一本道」は入っていないけれど、いいアルバムです」「僕はやせながら濡れて立つ」


サトリサトリ (詳細)
フラワー・トラベリン・バンド(アーティスト)

「祝・再結成!」「Japanese stoner music」「これはお薦めします。」「日本ロック史の金字塔!」「ハイレベルなロック!!」


悪魔と11人の子供達悪魔と11人の子供達 (詳細)
ブルース・クリエイション(アーティスト)

「悪魔と11人の子供達」「ストーナー・ロック好きは是非」「ロックを模索してた時代の硬質のHR」「やっぱり竹田さん!」「アナタに歌ってほしかった。」


汽車が田舎を通るその時汽車が田舎を通るその時 (詳細)
高田渡(アーティスト)

「いっぱいの油絵の前の水墨画」「隠れた名盤」「フォークソングのおかれた時代を物語る」「もう歌えない歌」


黄昏気分黄昏気分 (詳細)
中川イサト(アーティスト)


泰安洋行(紙ジャケット仕様)泰安洋行(紙ジャケット仕様) (詳細)
細野晴臣(アーティスト), Hoagy Carmichael(その他), Freddy Morgan(その他)

「最先端の音楽」「私はあなたのファンです」「これは、絶対に良い!」「マルチミュージシャン細野晴臣」「早すぎた天才」


ザ・ゴールデン・カップス・アルバムザ・ゴールデン・カップス・アルバム (詳細)
ザ・ゴールデン・カップス(アーティスト)

「金杯」「ザ・ゴールデン・カップス・アルバム」


御意見無用御意見無用 (詳細)
モップス(アーティスト)


アウト・オブ・マインドアウト・オブ・マインド (詳細)
加川良(アーティスト)

「シンガー・ソングライター・加川良」「サウンド志向が強くあらわれたアルバム。」「歌詞に論理性を欠ける……」


PYG!PYG! (詳細)
PYG(アーティスト)

「日本のロック史の、ほんの一瞬を描いた傑作!」「再評価されるべきGSのあだ花が生んだ意欲作」「リマスター盤はないの?」「特撮ファンの皆様へ(笑)」


バンドワゴンバンドワゴン (詳細)
鈴木茂(アーティスト), 松本隆(その他)

「いやー!嬉しかったっす!」「鈴木茂1stソロ。曲・演奏とも最高!歴史的名盤!」「優れたソングアルバムとして評価すべきだろう」「やっと出た本気のリマスター」「ソウル?ボッサ?ロック?」


晩餐晩餐 (詳細)
フード・ブレイン(アーティスト)


1(ファースト)1(ファースト) (詳細)
頭脳警察(アーティスト)

「頭脳警察1」「頭脳警察は不滅です」「世界革命宣言」「歴史的な発禁ファースト・アルバムです」「ブルジョアジー諸君!我々はこのCDを聞く権利がある!」


▼クチコミ情報

頭脳警察セカンド

・「27年間聞けるか?
私は高校時代、頭脳警察を聞き狂っていた。夢にまで見た。当時ふと思ったのは、「40代になったら、まさか頭脳警察は聞いてないだろう」という寂しさだった。しかし、43歳になった今、頭脳警察を聞いている私。セカンドは今あらためて聞くと、完成されたロックスタンダードに聞こえる。

・「なんで発売禁止になったの???(?o!)
皆様の声に押されて「1」を購入、とても気に入り、その後「頭脳警察は過激さは1の方があるが、神髄は”2”を聴くべし。」という意見に押されて、こちらも購入してしまいました。

感想は大満足、この”セカンド(2)”を薦めてくれた、全ての皆さんに、このアルバム,音楽に出会えた事を感謝したいと思います。

たしかに多くの方が仰っている通り、ライブ音源という事もあり、”勢い”とかは「ファースト(1)」の方があると思います。(もちろん、2に勢いが無いという意味では無い。2は2でスゴイ。)ですが、美しい旋律や軽快なリズムにパンチの効いた詩を、”違和感なく”載せてしまう頭脳警察の凄さ、芸術的な懐の深さが詰まっているのは、この「セカンド」だと、私も思いました。私自身大満足、他の方にも超お薦め盤ですっ!

そして、当時の発売禁止は芸術(思想)弾圧以外の何ものでも無いと思います。なぜこれが発売禁止にされたのか、当時の治安当局の思惑を考慮に入れない限り理解できません。また、長らく廃盤だったのも残念な話です。(しかし私はこうして手に入れて聴いているっ!・・・ィイ時代になったっ?!?!)個人的におもしろかったのは「いとこの結婚式」ちょっとフィードバックする個人的体験がありまして、、、久々にCD聴きながらゲタゲタ笑ってしまいました ^^)。(歌詞とは裏腹に、挑発する様にポップな楽想も素晴らしいっ!)

・「てつさんおげんきですか」???
三文役者BANZAI!!

・「若きパンタ
ストレートな表現をする若いパンタの情熱がわかりやすい形でアルバムになっている。私が若い頃には実はヘルマンヘッセの詩に曲をつけた「さよなら世界夫人」が一番影響を受けて真似ようとした。自分も誰か詩人の詩に曲をつけようと詩集を片っ端からあさった。愚かで若い思い出である。

・「アルバムとしては最高
 個人的には「仮面劇のヒーローを告訴せよ」と並んでなかなか入手できなかった作品。やっぱりすごい。作品のクオリティーとしては、最高。1stは、音としてはフォークをひきずっている。セカンドは、はっきりロックという表現手段を手にしている。しかも1stの緊張感を継続している。私としては、頭脳警察のアルバムのベストだと思う。「軍歌の響き」の歌詞は、日本ロックシーンでは二度と表現できないラジカルさを有している。

頭脳警察セカンド (詳細)

ジャックスの世界

・「今さら言うまでもないかと思いますが
言わずと知れたジャックス一枚目のアルバムにして最高傑作。「マリアンヌ」イントロから「♪あぁらしのばぁんが〜すぅきさ〜」と怨念たっぷりにインしてくる早川義夫の声を聞く度に毎回ためいきが洩れます。「ああ、何てかっこいいんだろう」。これぞ日本のオリジナルロックにしてキング・オブ・アンダグラウンド。現代の「ビジュアル系」なんて全然勝負になりません。40年以上経っているのに全く古びて聞こえないのは優れた音楽の証です。これは日本における「Abbey road」だ、と言っても言い過ぎではないでしょう。

・「darkness&beautifull
今から20年前punk.newwaveばかり聞いていた頃友達に早川義夫を聞かせてもらい感動に振るえジャックスを聞くようになりました。完全に逆行聴きです。信じたいためにすべてあらゆる大きなものを疑う、一生忘れられないフレーズです。

・「かっこ悪いことは、なんてかっこ良いのだろう。
友達と聞いても盛り上がらない。昼間のデ-トでは絶対NG。カ-ステで流せば気分が落ち込む。それは保証出来る。早川義夫の歌は上手くない。それは理解出来る。だけど、ジャックスは止められない。真夜中に一人で聞いていると、時代に消費され尽くした歌とは明らかに違う説得力に打ちのめされる。

<からっぽの世界>ばかりが有名だが、早川義夫作の<マリアンヌ>、<われた鏡の中から>、<ラブ・ジェネレ-ション>などは永久に語り継がれるべき名曲である。真実の叫びが聞きたい人には避けて通れない名盤と言える。

・「グループサウンズ絶頂期の後、出現したプログレッシブ作品!
日本中がグループサウンズに酔いしれた後に、忽然と現れた空前絶後の衝撃的作品。歌詞とそのサウンドは、現在聴き直すとプログレッシブの何物でもない。日本最初のプログレッシブグループと言えば言い過ぎだろうか?「所謂プログレッシブロック」は、ジャズやクラシックとの融合を指す事が多いが、歌詞の持つ先進性を言うなら、日本では初のプログレッシブ作品だと思う。出現当時、異端児扱いされたが、時代に迎合しない、早川義夫の曲作りとボーカルの魅力は、時代を超えた凄さがある。メンバーは、リード・ボーカル、サイド・ギターの早川義夫、リード・ギター、サイド・ボーカルの水橋春夫、ベースの谷野ひとし、ドラムス、フルートの木田高介(ジャックス解散後、多方面に活躍、後に自動車事故で死亡)という4人編成。LPの裏ジャケの早川の解説が、一つの作品になっている。例えば「僕らの音楽を聞いて僕らをさぐろうなんてことは、つまらぬことだからおよしなさい。あなたはあなた自身を写し出すために、鏡の底に降りていって下さい。見ている者がいつか見られる者に変わってゆく時の、恐怖を味わっていただきたいのです。(中略)暗やみの中で、まないたに横たわる鯉のよう、美しく死にたいものです。」(以上、原文のまま)という一文を読むだけで、早川義夫の人間性が表れています。日本のレコードのライナー・ノーツにこんな凄い文章を載せたのは、ジャックスだけではないでしょうか?また、これを載せた当時の東芝エキスプレスも勇気があった。各曲解説も彼自身の書いたもので、外国人アーチストのアルバムのライナーを書く人は、是非見習って欲しい。つまらない駄文で読みたくなくなる作家が何人か居るが、そういう人は、是非このライナーを読み、反省し筆を折りなさい!2曲目の「時計をとめて」は名曲ですが、ライナーには、水橋春夫が、お嫁にいってしまった姉に捧げた曲、という事で、歌詞を読むと、一寸恐ろしい姉弟の世界が判ります。このライナーが無ければ、単なるラブソングにしか聞こえないのですが、この一文で、強烈な一撃を聴き手に与えます。シングルにもなった「からっぽの世界」は、まさしくプログレッシブです。歌詞を読む度に、詩の意味を考えてしまう事と、室内楽のような静かな演奏は、クリムゾンのムーン・チャイルドを思わせます(クリムゾンは1969年作品なのだ!)。是非、日本のポップス史に残るこの作品を聴いて下さい。そして、詩の重さに打ち震えて下さい。衝撃的とは、こういう作品のためにある言葉です。

・「日本ロックの産声を聴け。
マリアンヌは男性の矛盾した性衝動、からっぽの世界のニートな気分、ラブゼネレーションにおけるその世代とうゆより思春期における猜疑心、見事なまでにロック・ジャズ・GS・フォークサウンドの中にに昇華しています。かつて「からっぽな世界」が歌詞に問題ありで、再発不可能といわれたものですが、これは断じて封印してはならない作品です。同時代のドアーズやヴェルヴぇットの影響もみえますが、総じてそれらすらも凌駕するオリジナリティとオーラがあります。日本ロックの誕生の産声を聞け。です。早川はこの時点で天才としかいいようありません。忌み嫌われる衝動を普遍性にその詞とサウンドにあらわした芸術家でもあります。

ジャックスの世界 (詳細)

外道

・「文句無し!!
文句無しの1枚。ここにすべての外道があります。何枚かCD化されており、それぞれに味もありますが、それでもこの1枚には、かないません。すばらしいトリオの魅力。難しい事は、ここには何一つありません。あるのは、すばらしい音楽の持つパワーと美しさだけです。現在、廃盤中ですが、見つけたら即買いしましょう!!

・「日本ロック史・夜明けの明星:外道ファーストアルバム
発売当初ファーストアルバムはボール紙ジャケットにすい水性インクの外道スタンプが押されただけという、暴挙(?!)は「己らに自信がある余りの業界への挑戦だった」のか、ハタマタ、「軍資金が不足していただけ問題であった」のかは定かではないが、その後「外道」を確立するのに、強烈なインパクトを史上に残した。いま、オリジナル音源を聞き直してみると、その場の雰囲気は、曲順(メカゴジラ等含む導入部は全くなし(当初会場は至って静か)⇒ おもむろに始まる、逃げるな!⇒外道⇒いつもの・・⇒ロック・・⇒腐った・・⇒香り⇒ビュンビュン⇒ダンス・・⇒やさしい・・)が全く異なっており、ボール紙からうける退廃的イメージを大きく裏切り、「いい加減でズボラな様でいて」、その実、リリースするにあたり「緻密・計画・野心的且つ戦略的に編集されている」のには、恐れのおののくばかりではなく、全く鋭く賢い連中らが企てを計っていたのかと感心する。日本ロックのこけらおとしは、今はなき横浜野外音楽堂における外道ら(ルージュ、南無、東京歌麿、ハリマオ他プロアマ問わず熱き名も無きバンド連・カラスの羽集団他含む関係者・オーディエンス)から始まったといっても過言ではない。30年以上前の熱き横浜におけるロックの黎明期の記録、老若男女よ、胸に手を当てて、心して聴くべし!外道、万歳!平成17年4月19日

・「外道伝説の始まり
これを聞かずして外道ファンとはいえない。(香り)の始まりからしてカッコイイ!ジャケットも外道のスタンプというまるでブートレッグのようなデザインが素晴らしい!このアルバムから数々の外道伝説が始まった。これぞ名盤、何度聞いてもドキドキする本物のロックがここにある。

・「ロック本来の姿、「怒りを爆発させた」名盤
元エムのギタリスト、加納秀人が結成した幻のバンドが外道だ。日本のロック黎明期に様々なスタイルのバンドが乱立した中、外道は間違いなく日本のロックの一端の担っていた。特に、シンプルなロックンロールのバンドとしては矢沢永吉のキャロルや桑名正博のファニー・カンパニーが代表選手だったが、外道はさらにその上を行く暴力性と直線的で攻撃的なロックを展開し、多くのファンをつかんでいた。ギターとベースとドラムだけ…という最小限のトリオ編成から発せられる音は、鬱屈した当時の若者らに大歓迎され熱狂的な親衛隊がライブ会場を陣取っていた。ドラムの中野良一は暴走族の顔役だった事もあり、500台ものバイクがコンサート会場に押し寄せたという逸話もあるほどだ。その親衛隊を引き連れ町田警察署の隣で野外コンサートを開催したりと、常に挑戦的な活動を繰り返していた。加納秀人は着物をアレンジした衣装とハデなメイクでギターを弾くが、ギターの腕前も当時としてはかなりのもので、その扇情的なステージングと相まってたちまちギターヒーローにのし上がった。バンドのアンサンブルなど一切お構いナシと…という潔さを打ち出していたバンドだったが、そもそも鬱屈した怒りやストレス的なものを一気に爆発させる事でファンをつかんだバンドであり、その意味ではロック本来のあるべき姿がこれだったのかも知れない。頭脳警察的な政治的なアジテーションもなく、とにかくシンプルで矢のような音と言葉を投げ続けたバンドだ。このアルバムはその外道の最高傑作と誉高い1stアルバムにしてライブ盤。単調と言えば単調な楽曲が続くのは確かだが、このダイナミックで荒ぶるパワー感は素晴しい。この後外道は業界に馴らされてしまいキレイな音作りに傾いてしまっただけに、この作品で聴かせてくれる臨場感が外道本来の姿なのだ。今の時代、こういう「怒り」を持ったバンドがなくなってしまった。ロックも商業化され商売ベースに乗せられてしまった証だろう。最近加納は、ジョニー吉長らとJFKというトリオバンドで活動中。もうひと暴れしてくれないだろうか。

外道 (詳細)

悲しき夏バテ

・「LPからMDに落としたのを聴きながら・・・
はっきし言って、このVOCALのブロークンさ加減は半端じゃない。しかも弁慶がなー、ぎなたをの図式である。全体を聞き返せればそれもそれとしてグングンBLUESに日本語が生きてくるから不思議だ。

悲しき夏バテ (詳細)

BANG!

・「未だに前衛的な響きを持つ傑作
一時期、私は60年代サイケにはまっていてその周辺の物ばかり聴いていた。その頃はまさか自分が70年代の日本のフォークに大きく転ぶ等とは夢にも思っていなかったわけなのだがサイケ狂だった私を惹きつけたアルバムの一つが、この三上寛の「BANG!」だった。

表題曲の「BANG!」をはじめて聴いた時の衝撃は凄かった。フォークというよりは、明らかにサイケデリック、前衛音楽に分類されるような曲なのだが、ただ革新的なだけではなく三上寛の強烈な個性を持った声と歌い方がサウンドコラージュのようなBGMと相まって、他では味わえない不思議な魅力を出しているのだ。

かと思うと「赤い馬」のような美しい曲もあったり「なんてひどい唄なんだ」のようなほかではお目にかかれないようなフリージャズ+三上寛みたいな曲もある。

これを聴いた当時の私が、70年代の日本はこんなにも先鋭的だったのかと度肝を抜かれたのもムリはないと今聴き返しても思う。

・「背筋を伸ばしてぇー、敬礼!
まずはアルバムジャケットにじっくりと目を向けてみようじゃないか。Bang!である。うーん。衝撃である。脳震盪ものである。っていうか、頭カチ割れてます。そう。このアルバム、実は脳震盪ものなのである。頭カチ割れ級なのだ。

何???

突然ではあるが、今ここにハッキリ言わせてもらう。このアルバムは、高みの見物感覚で聞いているうちは脳震盪ものの冗談くらいにしか感じないだろう。頭カチ割れ級の雑音としか思わないだろう。何故だ。それは三上寛ががむしゃらで本気だから。そして彼の音楽が純度の高い魂音楽だからだ。もっと踏み込もうじゃないか。そこからさらにもう一歩だ。聴こう、もっともっと本気になって。そうすればこのアルバムの破壊力がわかるだろう。ベクトルが向かう先にある物が見えてくるだろう。もう、歌がどうだとか、詩がなんだとか言っている場合ではない。三上が凄いのだ。三上汁垂れ流し。

私は三上寛が絵を描くために使う色とりどりの言葉を母国語として理解できることを本当に幸福に思う。日本の魂音楽、イイトオモウ。

町田町蔵や牛心臓隊長好きは迷わず購入することをお薦めする。

・「日本が生んだスピリチュアル歌謡の金字塔!
ファースト・アルバム「ひらく夢などあるじゃなし」でも私達聴衆を恐怖のるつぼへと落とし込んでくれた三上寛氏だが、とうとうこのアルバムで精神世界の頂点にまで登りつめてしまった。もうここまで行ってしまうと言葉では評せない。思考の宇宙である。「判る」、「判らない」などと言う簡単な判断では決して言い表せない何かがそこにある。それも恐ろしく強烈なパワーが・・・。

三上寛のCDというと佐伯俊男の絵のジャケットを想像する方が多いと思うが、今回のこの「BANG!」は違う。露骨な勧善懲悪もの的のジャケットである。それもヒーローが寛自身!一撃を食らわすとばかりに相手(敵)の頭をブッ叩いているのだが、一体これは何を意味しているのか?最初は解からなかった。が、段々と感づいて来た。そう、この頭脳を破壊されている人形は私達聴衆に他ならないのではないか、と・・・。

抽象的絵画を音楽にしたような音楽が目白押し!岡本太郎にモジリアニ、ダリにピカソの『ゲルニカ』を音楽にしたような、むしろ爆弾である。捨て曲なんてとんでもない。全ての曲が聴く者を異境の地へといざなってくれる。まずは一聴!PLAYボタンを押した時点で、恍惚の世界の幕は開かれる・・・。

・「正月の区役所から
盗んできた住民票をください。その紙の中で人間でいられるかもしれない。その紙の中で日本人でいられるかもしれない。

・「三上さん...
これは、三上寛の最高傑作です。言うても過言では無いでしょう。この後の作品は色物の匂いがフガフガします。差別用語が増えてからのキーワード反応型のワンフ~が増えてから一時再評価されましたが、現時点では評価出来ません。もぅ詩だけでいったら良いのに・・・

BANG! (詳細)

Kenji

・「繊細で美しいけれど強い!
遠藤賢司さんはいろいろにそのときの自分をはき出しながら、前に進むタイプのアーティストですよね。その遠藤さんのKENJI時代の美しくも繊細で、かつかなりの強さを持った、それは今の遠藤さんとまったく変わらない心の叫びの歌がつづられているアルバムだと思います。宇宙観みたいなものも伝わってきて、うれしくなります。今のうたを歌いたい人にはとても参考になるんじゃないかななんて思ったりしています。かわいい曲がたくさんです!!!

Kenji (詳細)

風街ろまん

・「ジャパニーズロックの最高峰
 うなるベース、締まったドラムス、切り裂くギター。グルーブするビートに乗って歌われる日本語の歌詞。ダルなボーカルが恋人の待つ町へ旅する男の熱い思いを吐露する”抱きしめたい”。このオープニングナンバーに聞かれるシュールな日本語の歌詞と、それを支えるタイトなリズムセクションが、はっぴいえんどの最大の魅力だ。

 無骨だがほのぼのとしたボーカルが、適度にレイドバックしたリズムセクションに支えられて、独自の歌世界を作り上げる。松本隆のカラフルなメタファーによる心象描写が印象的な”風をあつめて”。大滝詠一が激しくロックする”はいからはくち”。細野晴臣のアコースティックな世界に浸り子供の頃にトリップする”夏なんです”。鈴木茂のボーカルとギターが鮮烈な”花いちもんめ”。

 全曲に渡り、4人の素晴らしいミュージシャンが各自の個性と力量を充分発揮しつつも、バンドとしての一体感とオリジナリティが全く損なわれていない。これほどまでに完成度の高いアルバムで思い起こされるのは、ビートルズのアビーロードくらいだ。ジャパニーズロックが生み出した文句なしの超一級品。

・「“はっぴいえんど”ならぬUN“はっぴいえんど”なアルバム
 ジャケ色が示すような、まさに曇ったアルバムです。夏の夕暮れ、今にも降り出しそうな雨雲の風景。急いで帰らないと雨に降られてしまう、そう思いながら少し急ぎ足で帰った子どもの頃を思い出させます。あの夏の日の、雨に濡れたアスファルトの臭いを漂わせています。夢や希望を歌い、幸福な気分になれる音楽ではなく、そこには現実と私たちが忘れていた空間が詰め込まれています。このアルバムを聴いて何かを感じたあなたは、風街の住民になれる資格充分です。

・「単純にかっこいいです。
彼らの独特の世界観がとても大好きです。自分が生まれた頃に、こんなにかっこいい音があったんだなと。お薦め作品です。

・「衝撃
まず出だしがかっこいいです。ジャケからロックなアルバムです。静かに強い感じが男前です。

・「古いからって敬遠しないでほしい。
やっぱり「風をあつめて」は有名ですが、「颱風」が1押しです。カッコいいですよ。なんとなく穏やかなイメージがはっぴいえんどにはあると思うんですけど、こういうのもやってたんだなぁ。ってのが。この曲のドラム、ギター、ベース、それに大滝さんのワイルドなヴォーカル。聞き込むといろいろ音を考えて作りこんでるなぁ~と思うアルバムです。

ベースラインも結構どころかイイです。

風街ろまん (詳細)

South

・「おれのあん子は・・・・(西岡恭蔵の名曲「プカプカ」より)
ディラン・セカンドの「プカプカ」は、西岡恭蔵が残した屈指の名曲である。関西フォークの代名詞的なナンバーと言ってもよいだろう。その「プカプカ」で歌われた女性は、このジャズシンガー、やすだ・みなみだと云われている。一日にピース(缶の)を100本吸うというチェーンスモーカー、安田南。その渋い喉から発せられるジャズ! これはライヴをレコード化したアルバムだが、安田南の魅力が十全に詰まっている。CD化を望む往年のファンも多いことだろう。

South (詳細)

走れ熱いなら(紙ジャケット仕様)

・「パンタWITHスーパー・セッション・バンド
頭脳警察の呪縛から離れて、パンタが新たな活動を模索していた当時の一枚。前作同様、山岸潤史やジョニー吉永といった錚々たるメンバーを従えてのロックン・ロールの数々。パンクやニューウェーブがもてはやされつつある時代ではあったが、タイトル曲や「あやつり人形」も良いが、スローなバラード「追憶のスーパースター」、「夜明けはまだ」も秀逸。この後、彼は「バンドの音が恋しくなり」(本人のインタビュー談)、パンタ&HALを結成しバンド活動に入る。HAL初期のライブでは前作及び本作からのナンバーが大半を占めていた。今日の数多あるJ-ロック・バンドに無いもの、忘れ去られたものが、ここには有る!!

走れ熱いなら(紙ジャケット仕様) (詳細)

犬/秋田コンサートライブ

・「このライブ盤は、凄い!!
友川かずきに興味を持ち、数々のCDを聴いてきたが今だここまでの名盤に巡り合っていない。多分友川が出したアルバムの中でも屈指の傑作と言える。キングレコード移籍後第一発目となる本作品、’79年に秋田「田中屋」で開かれたライヴの模様を収録した実況録音盤である。やはり地元で開いている為か、何か一種異様な熱気に満たされている。故郷という安心感と観客の地元性が見事に融合し、絶妙なる雰囲気を醸し出している。人気盤としてよく挙げられる所以が、嫌というほど理解出来るのではないか?

2,4,5,6曲目がスタジオ盤未収録、このアルバムでしか拝む事が出来ない。特に6曲目の「あいうえお狂歌(眠る前にあなた自身のサタンと)」はアルバム中の白眉!聴衆を興奮の坩堝へと落とし込んでくれる。バックには元頭脳警察ドラム・パーカッションに石塚俊明他、ベースも元頭脳の石井正夫ピアノ・キーボード古家恭子と豪華メンバーを配置。この面子でバンド名が「ピップエレキバンド」なるおふざけな名前なのだから・・・。

東北を代表するもう片方の優・三上寛とはまた違った友川ワールド、是非堪能して頂きたい。

犬/秋田コンサートライブ (詳細)

回帰線

・「幻の名盤
南正人は僕にとって唯一絶対の存在である。彼ほど明確にビジョンを持ち、周りの変化にも全く無頓着に活動しているシンガーは彼しかいない 前に南さんの奥さんに聞いたことがあるが、いまだに年に200回ぐらいのライブを行っているということだ。

このアルバムは南正人の名前は決定的にしたアルバムである。収録されいる曲目はいまだに彼の重要なレパートリーであるし、また日本のフォーク、ロックの勃興期から現在に至るまで最大のアルバムであるといっても過言ではない。

・「オンリーワンの凄さ
南正人はオンリーワンです。世界を構築する作業を芸術とするなら、この人は芸術家。肉体の中に存在する音楽とその音楽を作り出す世界観が決定的に普通じゃない。

サウンドが荒い?演奏のタイミングが合っていない?そりゃそうかも知れないけど、そうしたものを飛び越えた世界観とその世界観を押し付けるのではなく、淡々と描きながら、相手を巻き込んでいく、そんなアルバムです。

回帰線 (詳細)

大阪へやってきた

・「日常の言葉が突き刺さる歌
このアルバムはSMSという会社がLPで再発したときに聴いたのが初めです。その吐き出すように歌われる言葉の鋭さとリアリティに、とても強い衝撃を受けました。

日常、何気なく使っている日常の言葉が、友部さんの言葉として放たれると、まったく違う輝きを見せたり、石のように重く沈んでしまったりする。表題曲の「大阪へやって来た」は、今聴いても言葉のリアリティは現在にも通じるものだし、詩として読んでも強烈なイメージが心の中を駆け抜けていく。歌をうたう詩人。

もっと多くの人に聴いてもらいたいシンガーです。とくに「自分探し」に悩んでいる人は友部さんの言葉に、違った世界をのぞくことができるかもしれません。

・「「一本道」は入っていないけれど、いいアルバムです
 彼の傑作であり、初期の代表作として上げられる「一本道」は収録されていませんが、同時期の発売(『大阪へやってきた』(URC)が72年1月、シングル『一本道』(ベルウッド)72年4月)で、同じ勢いと息遣いが感じられる秀作です。当時、このアルバムをレコード店に注文して手に入れたときは嬉しくて、繰り返し繰り返し聴きました。 全8曲、すべての曲に驚かされ、あこがれたものでした。詩人、友部正人さんのみずみずしい感性のあふれる作品ぞろいです。ぜひどうぞ。

・「僕はやせながら濡れて立つ
URCから出てた、友部正人の代表盤。実際、ボブディラン丸出しと言えばもちろんそうなのだけど、この筆圧強そうな、でも弱そうな感じがとても素敵。「僕はやせながら濡れて立つ」って詩は単純に素晴らしいと思う。

大阪へやってきた (詳細)

サトリ

・「祝・再結成!
日本のロックの黎明期を代表する、不滅の金字塔。

サウンドを聴けば、彼らが主に、●ブラック・サバス●レッド・ツェッペリン●キング・クリムゾンに影響を受けているのは分かるが、そこにプラスαでのっけられた、アジアン・テイストがたまらない味わいを醸す。本作はオリジナル・リリースから40年近くになろうとしているが、この風変わりな唯一無二のオリジナル・テイストのおかげで、いまだ新鮮な空気感を保ち、(YouTubeにおけるFTB関連動画への海外のリスナーの反応に明らかだが)新たなファンを世界中で獲得できてもいる。

昔の日本のバンドが、ノスタルジー抜きで海外で支持されているってのは、本当に希有な例であろうね。

・「Japanese stoner music
Do you like Black Sabbath? Do you like Cathedral? Trouble? Kyuss?SUNN? So, why don't you take this? FTB was the REAL stoner rock band in Japan, and this is their masterpiece. When I first listened to this album, I tripped without drugs. I was knocked down. And now, I still keep on tripping in this fantastic musical world.

・「これはお薦めします。
これは凄い1枚だと今聞いても思う。あの時代によくぞこれを作ったものだと。ただ当時は、「やっぱりこういう感じのものしか海外には出れないのか」って自虐的に思ったことも正直ありましたけれど。そういう単純な批判を押しのける深みがこのアルバムにはあります。今となってはこういう音のフォロアーも出なかったことから孤高のバンドの輝く1枚でありますね。

・「日本ロック史の金字塔!
中学の頃ブリティッシュロックにかぶれ、日本のミュージシャンなんて見向きもしなかった私ですが、友人が持っていたこの「サトリ」聞いて、まるで爆弾に吹き飛ばされたような衝撃を受けたのを覚えています。レッドツェッペリンやディープパープル、イエスやピンクフロイドなどと比較しても、決してひけをとらないそのサウンドは、間違いなく世界に通じると思いました。しかも日本人の感性を心底感じることができ、日本のロック史における金字塔を築いたバンド、アルバムだと思います。おそらく一度聞けば忘れる事はないと思います。

・「ハイレベルなロック!!
この音楽に出逢って本当によかった。元ビーバーズの石間ヒデキのラーガ奏法のギターと、ジョー山中の迫力あるヴォーカル。そして、和田ジョージのドラム、上月ジュンのベースと最高のメンバーが揃っていた。皆、元GS出身という事だけあって、レベルが高く、独特の雰囲気が漂っている。このアルバムは、MAKEUPに続いてフラワー・トラヴェリン・バンドの最高傑作だと思います。

サトリ (詳細)

悪魔と11人の子供達

・「悪魔と11人の子供達
サバス、クリーム等のの影響が色濃くいいです!日本語英語のボーカルもいい味です。

・「ストーナー・ロック好きは是非
とにかく、ギターの音が素晴らしい。すぶとくも、どこかチープ感も漂う、最高のストーナー・ロックの音だ。機材も、録音もなにもかもが手探りだったはずの当時の日本で、いったいどうやってこのサウンドを出していたのだろう???

ブラック・サバスともまた違う、破天荒な曲展開も面白いし、ロシア民謡風のメロディーまで飛び出す、スリリング&(当時としては)テクニカルな竹田和夫のギター・ソロもたまらない。ヴォーカルのカタカナ英語がよくないという意見もあるようだが、やけのやんぱちな歌唱が最高にロックしてるから、個人的には全く問題なし。

この方向性のサウンドが、これ1枚限りだったのが本当に悔やまれる。(カルメン・マキとの共作もあることはあるが…)

・「ロックを模索してた時代の硬質のHR
テクニカルなギター。ブンブンと唸るベース。タイトなドラム。まだ、HRが日本に根付く前の驚異のアルバム。ストナー、ドゥームロックが好きなら必聴の価値有り。

・「やっぱり竹田さん!
ん~ 久々にココで購入して聴き直しましたが、一言でいうと やっぱり竹田さん! ”スーナー・オア・レイター”何度聴いてもかっこいい。”悲しみ”のギターも凄い!竹田さんならではのものって。ベースもドラムもイイ迫力です。 で、何度聴いてもヴォーカルは苦しいな~。日本語英語ならばいいんですが歌謡曲ていうか何て言えば・・

でも、そんなのも吹っ飛ばす竹田さんのギターがある!

紙のレコードジャケットよりプラスティックケースのほうがジャケット写真は合うみたいです。

星、マイナス1はヴォーカルです。(ヴォーカルの人、すみません)

「今」買っておいたほうがいいと 僕は思います。

・「アナタに歌ってほしかった。
 70年にこのアルバムを作ったということは、今思えば大変なことだと思う。そしてアナタがロックをこよなく愛していたこと。世の中、商業的GSが壊滅状態に陥っていたころ。この頃から、ニューロックらしきものが一部音楽シーンから聞こえてきたが。その殆んどが海外のバンドのコーピーばかりだった。内田裕也が悲鳴のように日本のロックを聴いてくれ叫んでいた。しかし、このアルバムを今聴いている人は、そんなことまで知らないだろう。 細かいテクニック、日本人向けのサウンド、両方とってもこの時代にしては素晴らしすぎる。ヴォーガルがへたくそだと思うのは当然のことだろう。ブリティシュロックに傾倒するならば、アナタの声ではいけない。(2)のようなブルース系だと後にあなたが見せた真骨頂を思わせる。ブルース、ソウルでもかまわないから、アナタに歌ってほしかった。

悪魔と11人の子供達 (詳細)

汽車が田舎を通るその時

・「いっぱいの油絵の前の水墨画
国が認めない人間国宝、高田渡さんの若き日の2枚目のアルバムだ。その後のベルウッドでの色彩豊かな3作とは違い、物静かに、しかし確実にひとり弾き語る。現在まで続く、大勢の仲間とジャムセッションする高田渡さんが「油絵」ならば、本作は「水墨画」のような趣き。

当時、心ない一部の批評家は、正面を切ってプロテストソングを歌わない渡さんのことを「四畳半フォーク」と批判したという話が残っているけれど、音楽家、詩人の中で、こんなにも確かな眼で、というより、冷めた審理眼で世を見据えていた人は、稀だったのではないだろうか・・。

高田渡は、氷をいっぱい入れた水割りの焼酎のように冷めていた。そして、いまもその達観した魂で、しかし、まったく人間的な魂で、あちこちの街で歌っている。その冷たさは、優しい。ジャケットの絵を描いているのは、渡さんのお兄さん。

・「隠れた名盤
まず一番にこのアルバムはすべて本人が作詞している点に注目してみよう.そこには生活のおもしろさ.つらさをまじいた本人からの視点の詩がおもしろい とにかく飽きないアルバムなのだ 前編ギタ-による弾き語りで進んでいく 次のアルバム(ごあいさつ)にも収録の<日曜日><銭がなけりゃ>など(キャラメルママがバッキングしている)と聞き比べて見るのもおもしろい

・「フォークソングのおかれた時代を物語る
まずいきなりNHK風のおねえさんが「みなさんこんにちは」などと挨拶するので吃驚する(笑)ラジオ番組風というか、司会のいるステージを再現というか、「スタジオで客もいないのにひとりでなんか歌えねえ」という主役への配慮なのか…、とにかくこれが今の感覚からするとずっこけちゃうくらい可笑しいのだ。話もかみ合ってないし。

でも唄はやはりイイのだ。今はその唄い方にも風格が漂う独特の唄い方だが、それがデビュー当時からある程度完成されていたのがわかる。「鉱夫の祈り」なんか20代前半の唄ではない。評価が高まるのは歳を経てからであるのは頷ける。同時代の岡林や高石友也なんかはもっとわかりやすく≪パンク≫だったりするから、高田渡は少しだけ時代とずれていたのだろう。というか高田渡は本質も≪パンク≫であることに変わりは無いんだけど、表現がもっと本質的だったのかもしれない。だから「時代と心中する」ことなく、現代でもリアルタイムの歌を唄い続けていられるのだろう。

・「もう歌えない歌
高田渡という人は、はっきり言って歌が下手なんですが、若い頃は下手なりにうまく歌おうと努力していたようです。最近はそういう気もなくて、それが高田渡のよさということです。あるライブで「ゼニがなけりゃ」をリクエストしたらもう歌えないって答えてました。興味のない人には無価値ですけど、興味のある人には宝です。

汽車が田舎を通るその時 (詳細)

泰安洋行(紙ジャケット仕様)

・「最先端の音楽
他の方同様に最初聴いたときはこの音楽の良さがまったく分からず,奇抜さだけを感じていました.YMOから入ってこのCDにたどり着いたので,坂本氏の音楽の方が耳障りがよく優れているとすら感じていました.

しかし,それが全くの間違いだと分かったのはこの音楽に出会ってから5年後のことでした.

ideaが斬新で,異なるジャンルの音楽をチャンプルにしているにも関わらず構成がまとまって美しく,そして何回聴いても飽きない.

オリジナルは70年代のreleaseですが,これは過去の音楽ではなく,現在に至るまでずっと最先端の音楽であると認識しました.古びないというのは多くの優れた芸術が持つ共通の特徴なのでしょう.

かつて自分がそうであったように,何年後かには必ず色あせる大衆音楽を良いと思っている人にはこの音楽の良さは分かりません.

・「私はあなたのファンです
この音楽、すごいことになってます。売れると思っていたのでしょうか・・・。売れる絵を描く画家や、売れ線の小説を書く人気作家がいますが、細野さんは売れるとか売れないとか言う基準で音楽をやる人じゃないんだな。今の時代、売れれば勝ちというか、拝金主義というか、音楽までそんな時代ですよね。音楽までそうなっちゃだめですよね、皆さん!(細野さんのこのページを見る皆さん、そうですよね!)良いものは良い、(良い意味で)ファンを裏切る音楽、ああ、細野さん、本当に時々でも構わないので、あなたの思う通りに音楽を作ってください。私はあなたのファンです。

・「これは、絶対に良い!
CD版が復刻されていたのですね。昔、テープに録音して聴いていました。最近、箱の中を整理していたら出てきたので、小さなカセットデッキで聴きましたが、しっかり、国籍不明の怪しいムードに再び酔い、直ぐに購入致しました。これは、時代を超えた名盤ですね。「八木康夫」さんの、アートワークも素敵です。

・「マルチミュージシャン細野晴臣
 マスターテーãƒ-がもはや存在ã-ないというのが、大変困った事ではある。ã"のCDもå¾"ってアナログマスターから起ã"されたもので、ã"れ以上音がクリアーにならないã-、REMIXも期å¾...出来ない。

 だと言って、ã"のアルバムのæ­'史的価値はいささかも揺るぎはã-ないだろう。ç'°é‡Žã®é ­ã®ä¸­ã§ã‚¹ãƒ'ークã-た幻想が、一æ°-に完成ã-た作å"ã§ã‚る。ã"ã"に収められた極上のアンサンãƒ-ルは、今è'いても謎とé­...力でギラギラ輝いている。タイトル曲はとてもï¼'人で奏でられたものとは思えない、その前にæ¼"奏テクニックäº'ã€...より、怪ã-ã'な音楽だ。「頭クラクラ」の部分は、æ-¢ã«å®Œæˆã•れていたのだ! だã'ど、å½"時「みã‚"な遠巻きに自分ã‚'見ていた」と本人が述懐するように、ã"れは余りにæ-©éŽãŽãŸã€ã¨ã„うよりモンド過!ã!!ŽãŸï¼ˆï¼Ÿï¼‰ã®ã ã€‚一ä½"å½"時何枚売れたã‚"だろうねぇ???

・「早すぎた天才
あのå½"時、そã-て今でも、英語歌詞ã‚'使ç"¨ã-たロック(もã-くはポッãƒ-ス)ã‚'ã"ã"まで自分のものとã-て表現ã-å¾-たアーティストが果たã-て何人å±...ただろうか?そのé­...力的なボーカルや独特のモンドミュージック的テイスト、æ-¥æœ¬äººé›¢ã‚Œã-たクールなリズム&メロディー等のいずれもが、圧å€'的な説å¾-力ã‚'持ってè'くè€...ã‚'ç'°é‡Žãƒ¯ãƒ¼ãƒ«ãƒ‰ã«å¼•きずり込む。

加えて、æ-¢ã«å®Œæˆå½¢ã‚'見せていた琉球音楽との融合やæ-¥æœ¬èªžãƒ­ãƒƒã‚¯ã®æœ€é«˜å³°ã¨ã‚‚言える8、9曲目、短いがç' æ™'らã-い完成度ã‚'見せる表題曲などなど、彼の音楽的才能があます所なく散りばめられたå‚'作アルバム。

何æ•...彼が、今なお数多の国å†...ミュージシャンの尊敬と羨望のまなã-ã-ã‚'å-ã'続ã'るのか、ã"のアルバムã‚'è'ã'ばå¿...ずやç'å¾-ã-て頂ã'ると思!ã!!†ã€‚

泰安洋行(紙ジャケット仕様) (詳細)

ザ・ゴールデン・カップス・アルバム

・「金杯
1960年代、日本にはとってもおもしろいロックンロールがあった、グループサウンズと呼ばれる音楽だ。 ビートルズ登場以降、全米はもちろん、世界中に広がったブリティッシュ・インヴェイジョンにより日本にも届いた英国ビート・サウンド。それに触発された不良長髪男子達はこぞってエレキを手に取り、騒音を鳴らし始めた!! 「ギュィィィィィィーーーーンッ!!!!!」 そんな中、最もクールに騒音をキめたのがゴールデン・カップスだろう。サイケデリックな世界を創り出し、暗黒ブルースを手に入れ、日本語によるヒットも生み出した。 「ヘイ ジョー」や「陽はまた昇る」はこの時代のサウンドの一つの頂点、サイコー!! ルイズルイス・加部のベースはヴェートーベンの「運命」に似た衝撃弾だ、ガードは効かないぞ!!

・「ザ・ゴールデン・カップス・アルバム
当時グループサウンズの中では一番の実力派で、クリームやポールバターフィールドブルースバンドなどのブルース(3.モジョ・ワーキングやこのアルバムにははいっていないが、絶望の人生等)やロックそしてサム&ディブなどのR&Bを中心としたサウンドかと思うと,ジミヘン・ナンバーを超サイケに演奏したり♪♪、

 特にこの2曲には深い思いいれがありました。この当時のバンドではハマのパワーハウスか祖師ヶ谷大蔵界隈の、実力派のブルースクリエーションかゴールデンカップスかと言われてたぐらいイケテました。本牧のゴールデンカップで観た特の感動は、当時中学生だったわたしには言葉に言い表せないものでした。ベースのルイズルイス・加部

(後にチャーとグループを組んだりした)のベースがマイケル・ブルームフィールドばりのエディ播のギターとみごとにマッチングして、日本にこんなにブルースを演奏出来るやつがいたのかと思った程だった。。R&Bの黒っぽさだけでなく、

マモル・マヌーのバラードもまたよし。ディブ平尾の和製ポップスも良し。ケネス伊藤のボーカルもハートにジーンとくるものがありました。とにかくものすごく入れ込んでいて、私の青春でした。 あるときゴールデンカップで演奏してたときに突然ルイズルイス・加部が突然演奏をやめ、〔海が観たいナー)と言って

演奏を止め出て行ったことがあった。そのときなんてかっこいいやつなんだと、それがすっごく印象に残っていて,他のメンバーも気にもせずに熱くプレイしていたのを思い出します。  こんな熱かった彼らの演奏がもう一度聴けて嬉しいです。まさに名盤復活ですね。

ザ・ゴールデン・カップス・アルバム (詳細)

アウト・オブ・マインド

・「シンガー・ソングライター・加川良
URCにおける1st『教訓』、2nd『親愛なるQに捧ぐ』、ライヴ盤『やぁ』に続く1974年11月発表の3枚目のオリジナル・アルバムで、ベルウッドに残した唯一の作品。彼はURCでのプロテスト・ソング「教訓I」が代表作だが、このアルバムでの彼はいわゆる「シンガー・ソングライター」タイプだ。彼自身も「プロテスト・フォーク歌手」という古いイメージからの脱却に意識的だったようで、「かかしのブルース」という曲では「ベルボトムは大嫌い/ギターケースだって重たけりゃいつだって捨てられるんだよ」という一節があったり、「つれづれなるままに」では「窓から抛り出せるものは/すべて昨日捨てました」と歌われる。音楽的にも鈴木茂とハックルバックとの共演で米国南部風のアレンジを聞かせ、新境地を開いたと言える。もちろん、そればかりではなく、自身の弾き語りや中川イサト(g)との息の合った演奏はさらに磨きがかかっている。「北の果てから南の街へほっつき歩いて~」と歌い出す1曲目「ラブ・ソング」や「あした天気になあれ」、「あの娘と長崎」は、古い汽車に乗って気の向くままに旅をしているような、そんなのどかな雰囲気の曲。しかし、アルバム中で一番すごいのは、ハックルバックを従えてのトーキング・ブルース「2分間のバラッド」だろう。当時、加川の良きライバルだったといわれる吉田拓郎の「金沢事件」を扱ったものだが、この曲の後半の歌詞は歌詞カードにも掲載されず、レコード会社の自主規制(?)で「ピー音」を連発するのだ。過激な詞と相俟って炸裂する鈴木茂のギターが最高に気持ちいい。でも、そんな過激さなんてどこ吹く風、って感じの無人駅をあしらったイラスト・ジャケットが何ともクールだ。

・「サウンド志向が強くあらわれたアルバム。
 URCで発表した3枚のアルバムで、フォークシンガーと呼ばれた加川良が、1974年にベルウッドレコードに残した唯一のアルバム。鈴木茂とハックルバックのサポートを得て、全体としてアメリカンポップス的だ。当初からカントリー・テイストあふれる作品が目立っていたが、鈴木茂のスライドなど、ここではよりファンキーな音作りが楽しめる。「あした天気になあれ」は、その後の『南行きハイウエイ』や『駒沢あたりで』(ともにテイチク・ブラック)を予感させる。

・「歌詞に論理性を欠ける……
加川良の歌は、全体的に論理性に欠けていて何を云っているのか分からない。この点は異論のある方もいるだろうが、何となくボブ=ディランを意識させながらも、ディランのような「詩」ではない。しかしながらメロディーと併せて聞いていると何となく納得してしまうのである。そんな勢いがこの頃の加川良にはあった。

昭和50年代にはいるともはや時代が彼を相手にしなくなる。個人的には「子守唄をうたえない親父達のために」を娘に歌ってやった自分を思い出すので、記憶に残るアルバムだ。

アウト・オブ・マインド (詳細)

PYG!

・「日本のロック史の、ほんの一瞬を描いた傑作!
GSムーブメントの終焉後、タイガース・スパイダース・テンプタースからの選抜メンバー6人で結成されたのがPYGである。ギターの井上尭之を中心に「よりアートなロックをやりたい」とロックイベントなどにも積極的に参加したものの、観客からは「帰れ」コールを浴び石が飛んできた…という事実からもわかる通り、沢田研二と萩原健一というGSの代表選手だった“ツー・トップ”を擁した事が逆に災いし、ロックファンからからは冷たい仕打ちを浴びてしまった。しかしこのアルバムは、60年代の学生運動を背景にした激動期と、それが終り70年代の無力感漂う時代に変わって行くその狭間の宙ぶらりんな時代の不安感・曖昧さを、見事に象徴した作品だと思う。代表曲「花・太陽・雨」はまさにその60年代の敗残者的心象風!景を暗いトーンと哲学的歌詞にて表現しており、ある意味ではこの時代の代表曲と言って良い。この曲の歌詞を担当したのは岸部修三(現・一徳)。タイガース時代のベーシストであり現在は個性派俳優であるが、この岸部の歌詞は鋭くまた文学的で、底力を痛感されられる。この曲は最近、松藤甲斐によってリメイクされている。

・「再評価されるべきGSのあだ花が生んだ意欲作
 ジャケットも含めてとてもいい作品だというのが第一印象。ただし、今聴くと無理やり英語で歌ったり、演奏が長過ぎる曲(それでもベースの演奏は只者ではないが)があったりと滑稽な感じや粗は目立つが、楽曲も演奏も良いのだから方向性を定めた適切なプロデュースさえあればさらにいい作品集になっていたのではないかなと思える。特にツインリードボーカルの醍醐味がほとんどないのが残念。後にジュリーのソロ活動の相棒バンドに発展する萌芽が読みとれるのみで、ショーケンはゲストで参加しただけの感じが否めない。

個人的には沢田研二のやけっぱち一歩手前のボーカルが逆に凄みを感じさせるグルーブするロック1、艶のあるのびやかな祈りの声の奥にジュリー独特の倦怠感を漂わせるバラードの11が気に入っている。特に盛り上がるわけでもなく、シンプルな編曲で観念的な歌詞が淡々と歌われる6は皆さんおっしゃるとおりの名曲で、こういう醒めた感じは今の時代には出し難いように思える。ショーケンのリード2曲のうち7は一歩間違えると演歌になりそうなキワモノだが、寂寥感がうまく表現できている3は彼ならではの味が出ているいい曲だ。10は日本語版の方が断然よいのでこれが収録されたベストも要チェック!!

・「リマスター盤はないの?
アルバム全体のレビューはcymbalineさんのお書きになっているとおりだと思いますので、ちょっと私は「音」について・・。結論から言えばもう少し音が良ければ、もっとこの作品の緊張感やグルーブ感が増したのに残念でなりません。リズムセクション、特にドラムが殆どオフになっており、靴の上から痒い所を掻いているようです。泣きのギターやキーボードが良いだけに・・・。同時代のカップス、モップス、ダイナマイツ等の録音と比較してもかなりしょぼいです。まるでタイガースのような・・・と思ったら案の定、同じポリドールだった!(ミキサー氏の所為か) 最初から短命が予想されたスーパー・グループに相応しいとも言えるけど・・・。

・「特撮ファンの皆様へ(笑)
このアルバムに収録されている「花・太陽・雨」は、このアルバムのためにレコーディングされたバージョンで、あの「帰ってきたウルトラマン/許されざるいのち」でいきなり挿入歌に使われたのとはちと違う歌い方ですね。「花・太陽・雨」はシングルリリースもあったとのことなので、あそこで使われたのはシングルバージョンということでしょうか。

PYG! (詳細)

バンドワゴン

・「いやー!嬉しかったっす!
CD化されてすぐ購入、聞いてきましたが、これは別モンですね。奥行き感、低域ともいい感じに増しています。さすがご本人がちゃんと深く関わってリマスターされただけのことはありますね。特典のDVDもよかったです!(内容は買ってのお楽しみに!)

・「鈴木茂1stソロ。曲・演奏とも最高!歴史的名盤!
はっぴいえんど解散後鈴木茂が単身渡米し徒手空拳で作り上げた奇跡的アルバム。録音のために自らかき集めたウェスト・コーストの腕利きミュージシャンは、リトル・フィートからケニー・グラッドニー、リッチー・ヘイワード、ビル・ペイン、サム・クレイトン、そしてサンタナのダグ・ローチ、タワー・オブ・パワーのデビッド・ガリバルディ、スライ&ファミリー・ストーンのグレッグ・エリコ等々。75年リリース当時まずリズムにやられた。リトル・フィートをまだ聴いたことが無かったので、こういうリズム・スタイルが驚きだった。ものすごく気持ちよい。それからギターもバックとソロとくっきり分かれていなくて曲中でなんとなくいい感じに鳴っている。それがまたカッコいい。それから松本隆による詞が秀逸。説明っぽくない短い言葉でイマジネーションを膨らませてくれる。とにかく今まで聴いたことの無い音楽体験だった。結局それから30年、洋モノ・和モノ、LP・CDを通じて「バンド・ワゴン」が最も聴いた回数の多いアルバムだと思う。しかも曲を飛ばさないで頭から最後まで聴くことが多い。じっくり聴くときは、一つの楽器を追いかけて聴いたり、アンサンブルの妙を楽しんだり、歌をメインで聴いて情景を想像したりできる。部屋や野外で流し聴きするときにもうるさくなくて自分の周りに独特の空気感が漂う。当初言われていたボーカルの弱さも、歌詞のついたサウンドの一つとして聴こえるのが逆に良かったのかもしれない。歌詞の世界も青臭い声の鈴木茂が歌ってこそという感じ。やっぱり鈴木茂のボーカルで正解なのだ!何回聴いても飽きることが無く聴くたびに小さな発見があり、どんなシチュエーションでも聴ける・・・こりゃやっぱり名盤だ!

・「優れたソングアルバムとして評価すべきだろう
「微熱少年」の何処までも昇っていくスライドギターとともに、空を飛んでいけた思春期の部屋の風景がフラッシュバックのように記憶のページをめくっていく。

このアルバムは鈴木茂の1stソロであると同時に、『作詞家』松本隆と『プロデュース集団』ティン・パン・アレイの実質的1stでもある。(実際にはティン・パンは直接関わっていはいないけれど…)

今このアルバムを聴き帰すと、楽曲・アレンジ・演奏・アルバムプロデュースが凄まじく高いレベルでバランスをとっていることに気付かされる。松本隆は「少年」のコンセプトで切り取った風景を自由自在に目の前に提示して見せるし、それを再現するメロディ・演奏も秀逸だ。そして何より、コアになっている詞と曲の見事な調和に驚かされる。ポピュラーミュージックという語法が、ロック世代以降の日本で見事に成熟した瞬間がこのアルバムに詰め込まれていると言えるのではないか?

「名盤である」と断言することに何の迷いもない1枚。

・「やっと出た本気のリマスター
鈴木茂の最高傑作は誰もが認めるところのこのアルバム「BAND WAGON」でしょう。後にもこれを超えるアルバムは出来ていないと僕は思う。本人が本気でリマスターを行ったと言うことで、買わないわけにはいかないのです。おまけのDVDがまた初めて目にする映像が2曲、内容は苦しいところが無いわけではないが、やはり見られることがうれしいし感動。本人のインタビューがまたとっても興味深い、誰もが聞きたくても聞けなかった話がたくさん出てくる。これは買うしかない。欲を言えば未発表音源のボーナストラックが1曲でもあれば最高なんだけど、ローエルジョージが入った曲とかね。まあこれは無理か。

・「ソウル?ボッサ?ロック?
 はっぴいえんどとは一味違った持ち味の鈴木茂の1STアルバム。明らかに彼のソウルやボサノヴァへの接近とも取れるアプローチの数々は、当時としてはかなりの異端児であったと思われます。以降、アシッドジャズやフリーソウル的なサウンドを聴かせるハックルバックとの共演作、そして、ボサノヴァへの傾倒を感じさせる「LAGOON」へと彼の冒険は進む。が、80年代以降のアレンジャーとしてのソングライティングやアレンジは、初期のファンとしては散漫に感じるのも否めません。 安部公房の著作「砂の女」からヒントを得たと思われる一曲目から、松本隆の文学青年ぶりがうかがえます。バックバンドを固めるのもリトルフィートやタワー・オブ・パワーのメンバーという事で、音が日本人離れしているのも頷ける所です。かっこいいっす。 渋谷系が台頭してきた90年代以降の、オシャレなサウンドを求める方々にもオススメしたい作品です。 

バンドワゴン (詳細)

1(ファースト)

・「頭脳警察1
30年間も眠っていたら聞く側から毒気が抜けて再発可能になる国、日本。スタジオ録音の頭脳警察2を聞いて納得していた20年間は何だったのか?素晴らしい演奏と、音質、と空気。

・「頭脳警察は不滅です
学生時代にカセットテープで出回っていたものを先輩に聞かせてもらったのが二十数年前。警察解散後、アナログで自主制作されたものが遂にCD化。それにしても、当時「ロックは日本語で歌うべきか?英語で歌うべきか?」などという論議が喧しかったと記憶するが、パンタ率いる頭脳警察はそんな論議なぞ何処吹く風、極めてレベルの高いオリジナリティ溢れるロックを奏でている。これは今聞いても新鮮だ!昨今モテハヤされるロックバンドの多くが、何と貧弱で軟弱かつ色褪せて見えることか!!!廃盤になっている頭脳のセカンド以下の各作品やパンタのソロCD各作品も再販されることを切望する次第。

・「世界革命宣言
とにかく初めて聞いた時の衝撃は凄かったです。当時の私としては難しい語句やタイトル..日本赤軍や世界革命..TVの中の出来事だった媒体が音楽として出会った衝撃..その後SEX PISTOLSらを聞いても頭脳警察を超える衝撃は無いですね。それだけの衝撃作です。

・「歴史的な発禁ファースト・アルバムです
 「反権力」というパブリック・イメージで有名だった頭脳警察のファースト・アルバムです。1972年1月のライブ音源を編集したもので、同年春に発売される予定だったということですが発売中止の憂き目に会い、結局1975年に自主制作の形でリリースされたとのことです。遠い昔に中古レコード店で十万円以上の値段が付けられ鎮座しているところを見たことがありますが、当時高校生だった自分には届かない値段で、聴くのはまさに「夢」でした。 で、この2001年再発の本盤でようやく耳にしたんですが、正直なところ、多少拍子抜けしました。「アルバムが発禁になった」「ザッパの曲名からバンド名が取られた」「ステージでマスターベーションした」などの伝説だけが一人歩きしていただけのように思います。確かに社会主義について力説する歌詞には非常に強い力があり、この当時は衝撃的であっただろうと想像できます。しかし、当時の社会主義思想・学生運動の思想が選民思想や排他意識に裏打ちされた非常に幼稚なメンタリティの上に成り立っていたというのは、既に「あたりまえ」でしょう。そうした過去のメンタリティの中で作られた歌が、現代人に対してどれだけの力を持つんでしょう? ということで、現在でもこのアルバムを絶賛するヒトが多いのにはビックリしてます。この歌詞がいいとか言う人々は、今でも60-70年代に語られた社会主義を信じているんでしょうか?それともまさか「名盤」という権威を信じているのでしょうか? なので僕はこのアルバムを絶賛する人を信じません。もっと自分の意見を言えるようになったら?って感じですね。このアルバムを今でも絶賛する人々の権威主義や見栄、欺瞞に対して★五つを進呈しましょう。 ちなみに音楽的には歌・演奏いずれも最低レベルで、ご丁寧に音質もかなり悪いです。「歴史を聴く」という以上の意味のないアルバムと思います。

・「ブルジョアジー諸君!我々はこのCDを聞く権利がある!
「ブルジョアジー諸君!我々は世界中で君たちにこのCDを聞かせるためにここに公然と宣戦を布告するものである。君たちに他のミュージシャンのCDを好き勝手に聞く権利があるなら、我々にも君たちにこの頭脳警察1を好き勝手に聞かせる権利がある」...

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