クリームの素晴らしき世界 (詳細)
クリーム(アーティスト)
「クラプトン敗れたりの図」「クリームの最高傑作かなあ?」「それぞれのクロスロード」「金銀アルバム世代にはバイブル!」「名盤中の名盤!」
ライヴ・アット・ザ・フィルモア (詳細)
デレク・アンド・ドミノス(アーティスト)
「ボ-カル 控えめ」「イン・コンサートを持っていたらこのアルバムの良さが分かりますね。」「歌い始めた 神 クラプトンのライブ」「イン・コンサートを持っていたらこのアルバムの良さが分かりますね!」「南部の風を貴方に・・・」
E.C. Was Here (詳細)
Eric Clapton(アーティスト)
「70年代脂の乗り切ったライブ盤」「リリース中ベストのライブ演奏が満載」「ためて ためて じらしてだす」「珠玉の絶品」「若い頃は・・・」
The Bootleg Series, Vol. 6: Bob Dylan Live 1964 - Concert at Philharmonic Hall (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)
「待望のオフィシャル化」「総てのDylanファン必聴」「ハロウィン」「フォークシンガー時代のベストライブ」「微笑ましいライヴ」
The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live, 1966: The "Royal Albert Hall Concert" (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)
「中身もいいがジャケットもいい」「ロック史に残るライブだよ」「ホンモノ? ニセモノ?」「聴かなきゃ損」「1966年の事件簿」
Bootleg Series 5: Live 1975 (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)
「これを含めてはじめて「Bob Dylan」」「ディランの最高傑作!」「Rolling Thunder Reviewの全貌がいま明らかに」「すごすぎるよ」「ディランの最高傑作ライブ」
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト (詳細)
ザ・ローリング・ストーンズ(アーティスト)
「技術的に最も充実した時期の記録です」「これが大好きなストーンズの音、最高のライブ」「ノリに乗った時期の素晴らしいライブアルバム」「ストーンズライブの中の最高傑作」「Stones最高のライブアルバム」
Love You Live (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)
「いきなりこれを聴いちゃいけません」「邦題のとおりの内容」「最強のRock'n Roll Band」「やっぱり、LIVE BANDです!」「ライブがいちばん!」
Muddy "Mississippi" Waters Live (詳細)
Muddy Waters(アーティスト)
「キャッシュのアメリカン・レコーディングとマディのブルースカイ」「とてもお得な割安感」「これは日本人にはキツイか・・」「ウィンターの愛情が感じられるアルバム」
Live at the Regal (詳細)
B.B. King(アーティスト)
「鮮麗されていてしかも迫力のライブアルバム」「Everyday I have the blues.」「この頃のBB Kingは・・・」「いやーまいりました。」「ブルースの名盤」
Live in Cook County Jail (詳細)
B.B. King(アーティスト)
「ダメなのは冒頭のMCだけ」
Magic Sam Live (詳細)
Magic Sam(アーティスト)
「音が悪くてもなんのその」「マジックサムの絶頂期を捉えたライブ盤」「五指に入るブルース・ライブアルバム」「最高のブルーズ・マンに最悪の音質」
So Many Roads : Live in Concert (詳細)
Otis Rush(アーティスト)
「日本での傑作ライブ」「ラッシュ自身はまぁまぁかな」
Release the Hound (詳細)
Hound Dog Taylor(アーティスト)
「ぜひ、聴くべし!」「やっぱり狂犬のテンションはすごい!」「「憑き」ってなんて読むんだ???」「音質の悪さなんて気になりません」
ラスト・ワルツ〈特別編〉 [DVD] (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), ザ・バンド(俳優), エリック・クラプトン(俳優), ボブ・ディラン(俳優), ニール・ヤング(俳優), ニール・ダイアモンド(俳優), ジョニ・ミッチェル(俳優), ロン・ウッド(俳優), ヴァン・モリソン(俳優), ポール・バターフィールド(俳優)
「安い」「ロック魂、オヤジを泣かす」「食わず嫌いでした」「お得」「音楽映像の鑑です!」
ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (初回限定版) [DVD] (詳細)
ジョージ・ハリスン&フレンズ(俳優), ジョージ・ハリスン(アーティスト), レオン・ラッセル(アーティスト)
「これこそ、オール・スター・バンド!」「ジョージ・ハリスンの最高傑作!」「映画、既発ビデオと変わった点」「OH!ジョージ」「ジョージの晴れ舞台」
The New York Trilogy: City of Glass, Ghosts, the Locked Room (Contemporary American Fiction Series) (詳細)
Paul Auster(著)
「日常に開いた穴」「三部作という名のひとつの作品。」「Trilogyの醍醐味が味わえる」「この本の手触りが好き」「初めて洋書を手にとりました。」
Catcher in the Rye (詳細)
J. D. Salinger(著)
「旧訳と新訳の両方を読んで」「青春小説の傑作」「大人社会に疑問を持っている人へ」「アメリカ社会の幸福幻想に冷や水を浴びせる」「青年文学を超えて」
・「クラプトン敗れたりの図」
後世に与えた影響力の大きさは計り知れないものがあるグループの最高傑作の誉れ高い名盤。ロック史を語るときには絶対に外せない作品である。
でも断言してしまうが、クリームはエリック・クラプトン中心のグループではない。今のリスナーが若きクラプトンの勇姿を求めて聴くにはちょっと無理がある。
スタジオ録音の一枚目を聴けば分かるが、ここでの音楽的コンセプトはジャック・ブルースのものである。例えばM-4にクラプトンは参加していない。レッド・ツェッペリンの「カシミール」を彷彿させるこのモーダルなアコースティック・ギターのストロークはブルース自身によるものだ。他の楽曲にしても、クラプトンはフィーチャリング・ソロイストといった感じである。
そしてライヴ録音の二枚目。言わずと知れたM-1はクラプトン一世一代の名演であり、その完成度の高さゆえ、未だに彼自身が凌駕できていない。凄まじいバトルが展開されるM-2は終盤テーマに戻った後、リズムセクションが16ビートのパターンを始めるが、クラプトンは応じようとしない。まるで燃え尽きてしまったかのようである。
結局勝者は音楽的アイデアの中心であるブルースと暴れるフロント二人を制したジンジャー・ベイカーである。クラプトンは全力を出し切り砕け散ってしまった。
しかし何という美しい敗北であろうか。この命懸けの行動が後進の指標となり、70年代ロックの突破口を開いたのである。この作品は一つのドキュメントである。
・「クリームの最高傑作かなあ?」
このアルバムって有名な曲いっぱい入ってるよね。ホワイトルーム、ボーンアンダーザバッドサイン、クロスロードetc・・・私個人的には、クロスロードが一番すきです、クラプトンのソロのなかでも一番すきです。ドライブ感といいフレージングといい、最高のソロだと思います。私天の邪鬼かもしれないけど、アンプラグド以降のクラプトンって全然好きじゃないのよね。なんかどこでも顔だすし、なんかふぬけになった気がします。そのクラプトンがすっごくストイックで、ものすっごくかっこよかった時代のアルバムです。
・「それぞれのクロスロード」
68年8月発売のサード・アルバム。当時としてはめずらしいスタジオ(A・B面)とライブ(C・D面)で構成された2枚組。スタジオ面では代表曲「ホワイト・ルーム」など前作「カラフル・クリーム」同様、手の込んだアレンジや多彩な曲、古典と先鋭を融合したような実験性の高い曲が充実。ジャズやクラシックの要素をバンドに持ち込んだジャック・ブルースの貢献が非常に高い(音楽評論家などからはクリームはジャック・ブルースのバンドなんていわれたりもするが)。ライブ面(68年3月サンフランシスコでの3回のライブから収録)では「クロスロード」など、後のクラプトンの重要レパートリーとなる曲や、ライブならではの3人によるインプロビゼイションバトル。怒濤のドラムス、ブンブンうねるベース(リード・ベースのよう)、もちろんクラプトンのギターも凄まじくテンションが高い。しかしながら、こういった10分以上ある長いインプロバトルを聴くというのは少々気合いがいる、というか疲れる部分も多分にある。解散間際などクラプトン自身もこういったインプロバトルを続けることに嫌気がさしたとか。全米アルバムチャートトップになった歴史的名盤。
・「金銀アルバム世代にはバイブル!」
日本で発売になった時スタジオ・ライブサイドがそれぞれ金と銀のジャケットになったものをよく聴いたものでした、個人的には大好きなアルバム。スタジオサイドには代表曲やライブの定番のオリジナルがたっぷりだし、よく聴くとクラプトンのソロ活動前半のイメージがつかめたりする。それになんといってもライブサイドには「クロスロード」!まさに三人の最高パフォーマンスが凝縮されている。ギターソロが完全に口ずさめるほど聴いているが聴く度に完成度の高さに感心する(このバージョンをライブで完コピしていたレナード・スキナードの気持ちわかるなあ)。この曲だけは一生聴いていくだろうなと思える曲、そしてアルバムである。絶対のおすすめ盤です!
・「名盤中の名盤!」
クリームの作品の中でも、やはりこれこそが最高傑作と呼ぶに相応しいだろう。スタジオでの実験的精神とライブでの絶頂の演奏が一度に聴けるし、何と言ってもこの両極端において天才であったことの何よりの証明だ。
・・・と言っても、意外に知られていないことであるが、実は本作発表の時点で既にこのバンドは解散を発表していたのである(本作発表の記者会見のような席上でマネージャーがつい口を滑らしてしまったとも言われているが)。それでも本作は見事に全米一位を獲得するに至っているのだから、一番複雑な思いを抱いたのは他ならぬメンバーたちであり、とりわけクラプトンだったに違いない。
しかし、個人的な思い入れがあまりにも深いクラプトンのような人による本作の評価に依拠さえしなければ、間違いなく本作はロック史上における名盤中の名盤であることは疑いない。スタジオテイク、ライブテイク(特に1曲目・2曲目!)ともに、何度聴いても素晴らしい。
・「ボ-カル 控えめ」
イン コンサ-トを高校生の時から ずっと聴いていました。このインコンサ-トの1曲目の 恋は悲しきもの のギタ-ソロは これまで公式に発表されているライブの全曲の中では どのソロより ベストではないでしょうか? この再発CDのソロも またベストテイクです。アンソロジ-2のサンタナとのジョイントの単調で長いだけのバ-ジョンとは 雲泥の差と言ってしまってよいかな? どの曲も ボ-カルは最初に少し、後は ギタ-ソロの応酬、同じギタ-フレ-ズがでてこない。この頃のクラプトンは ステ-ジにあがるまえに楽屋でかなり きめてからのぞんではないのかな。テル.ザ.トル-スでは、途中でレギュラ-チュ-ニングのまま スライドを聞かせてくれます。これが かっこいい。しかし、ギタ-はすごいけど、ボ-カルは うわずっていて高音はなんとか出しているようです。でも若いからいい。現在のようにボ-カリストではないけど、私はこの時代のクラブトンは何回聞いても飽きないです。
・「イン・コンサートを持っていたらこのアルバムの良さが分かりますね。」
すでに「イン・コンサート」を持っている方にはこの「ライヴ・アット・ザ・フィルモア」の違いが分かると思います。まだ持っていない方にはこのCDをオススメします。「イン・コンサート」には収録していない曲があるので絶対にいいです、「イン・コンサート」から追加した5曲を収録しています。デジタルリマスター2CDです。
エリック・クラプトンのギター演奏はマジで素晴らしいです!こちらのライブを聴けば「Got is Eric」と呼ばれた訳も分かるでしょう。クロスロードはクリームほどハードではなくスロー・テンポになっています。
ギタープレイヤーさんやらクラプトンファンなら押さえておきたいアルバムですね。あやは、聴いてギター演奏に度肝を抜きました。
・「歌い始めた 神 クラプトンのライブ」
デレク&ドミノスのフィルモアライブであります。正直言って80年代にロックに目覚めた私の世代ではクラプトンは余裕のブルースナンバーとその後のアンプラグドの演奏が記憶に新しいのですが、このフィルモアライブを聞いてぶっ飛びました、ワウペダルの使い手として有名な神様ですが実際聞いてみると当時ここまで変幻自在な演奏をしていたとは驚きです。まだ歌い始めたちょっと弱いクラプトンの歌と強力な演奏が非常に心地よく最後まで続き飽きさせません、やはり彼は特別なギタリストだと再確認できます。さらにドミノスのメンバーの演奏も新しい音楽を作ろうとする姿勢が感じられ素晴らしいです。ハードロックだけがロックではありません、このアルバムは70年代の幕開けの傑作です。
・「イン・コンサートを持っていたらこのアルバムの良さが分かりますね!」
すでに「イン・コンサート」を持っている方にはこの「ライヴ・アット・ザ・フィルモア」の違いが分かると思います。まだ持っていない方にはこのCDをオススメします。「イン・コンサート」には収録していない曲があるので絶対にいいです、「イン・コンサート」から追加した5曲を収録しています。デジタルリマスター2CDです。
エリック・クラプトンのギター演奏はマジで素晴らしいです!こちらのライブを聴けば「Got is Eric」と呼ばれた訳も分かるでしょう。クロスロードはクリームほどハードではなくスロー・テンポになっています。
ギタープレイヤーさんやらクラプトンファンなら押さえておきたいアルバムですね。あやは、聴いてギター演奏に度肝を抜きました。
・「南部の風を貴方に・・・」
クロニクル・シリーズである。これは「完全」な形ではないけれど、発売したところに意味がある。当時の最高の「箱」でもあるフィルモア・E。そこでのGODと「田舎者」の演奏は名演である。確かに、賛否両論おありの方も多いだろうが世に出た事を高く評価して頂きたいのである。ドミノスだよ、だってGODはあまり触れたくない時期だし・・・この後、彼は一旦リタイアするし大変な頃でしょ?まぁ全編にわたりマッタリとした時間が流れるけど、ここでの演奏が再活動後に生きてくるのだ。クリームでの演奏とは違うテンポのクロスロード。聴衆も意見が分かれたが、ド頭の入りなんかは惹き付けるものがある。やっぱ、レイドバック・サウンド?(笑)GOD弾きまくり!!
・「70年代脂の乗り切ったライブ盤」
全曲すべて内容の良いアルバムだと思います。特に70年代初期のメンバーが最高で、とかく世界ツアーが多かったです。ギター・プレイは申し分ないですジョージ・テリーとの掛け合いを聴けば、クラプトンの腕前が分かると思います。イヴォンヌと歌うCan't Find My Way Homeは素晴らしい出来でアコギのソロも決まっています。Further on up the Roadはライブでは欠かせないナンバーでこの頃は頻繁に演奏しています。その中でも一番決まって格好良くシャッフルしているのがこの「E.C. Was Here」ではないかと思います。
アルバム全体を通して出来は最高の一品です。
・「リリース中ベストのライブ演奏が満載」
ERIC CLAPTONのライブ盤は多くある中で一番ソウルフルで熱いアルバムは?と言う質問にはまずこれ!!本作はしょっぱなBLUESで幕を開ける。フレディキングの名曲HAVE YOU EVER LOVED WOMAN。ソロが凄い!!熱い!!他のライブアルバムやデレクアンドドミノス時代よりもシャープでベストの演奏。そして、BLIND FAITH時代の自作の名曲PRESENCE OF THE LORD。BLINDの時よりもかっこいい。特に女性ボーカリスト起用は大当たり!!それからMY WAY HOME(これも女性ボーカルが気持ちいい!!)をはさむブルースのオンパレード。いい出来ですね!!感動しますね!!わくわくしますね!!ジャケットも◎
・「ためて ためて じらしてだす」
1曲目の フレーズのためかた とてもスローなバンドアレンジ 楽譜が出てたのでよくコピーしたのですが ためきれず勇み足にこちらはなるのですが いざエリックが弦にふれた瞬間から ミスタースローハンド 最高です 大人のフレーズ 勉強になります
・「珠玉の絶品」
クラプトンの数あるライヴの中でも、最も充実した内容の濃いアルバム。ギターソロの見事なまでの歌い方。特に、Drifting Bluesのスライドは圧巻の一言。ちなみにこのスライドの部分はLP時代には収録されておらず、CD化されて始めて世に出たものである。そして、その部分がクラプトンの私の知る限り、一番の演奏なのである。演奏曲目も現在ほど甘ったるくなく(Over the Rainbow勘弁してよ!)、文字通りクラプトンブルーズが炸裂している。
・「若い頃は・・・」
・・・このアルバムのジャケットで十分だった(笑)。みうらじゅんさんではないが、エロジャケで食いつく方々もいると私は信じている。 1曲目の為だけに金をだす。と、言っても過言ではなかろう。ド頭の入りからして、凄みを感じずにはいられない。
何年か前にポイズンというバンドのCCデビルさんが「このアルバムは良い」と語っていたが「本当に聴いてんの?」なんて疑いながらも感心した記憶がある。アンプラグドに彼等ポイズンが出演した時には、思わず失笑してしまったが・・・
ホワイト・ブルーズ症候群の私が、中学生の時ベッドでジャケを見ながら良く聴いた曲「愛の経験(邦題)」。ウチのバンドでやろうとしたけど、テンポがまた難しかった(笑)・・・この感じは歳を重ねないと無理だと悟りましたよ・・・
●The Bootleg Series, Vol. 6: Bob Dylan Live 1964 - Concert at Philharmonic Hall
・「待望のオフィシャル化」
1964年10月31日、NYのフィルハーモニック・ホールで行われ、「ハロウィーン・コンサート」として知られた海賊盤でもおなじみの音源。時期としては4作目の"Another Side Of Bob Dylan"(64年6月9日録音、8月8日発表)の後で、5作目の"Bringing It All Back Home"(65年1月14,15日録音、3月22日発表)の前にあたる。(ちなみにフォーク・ファンからのブーイングを浴びたニューポート・フォーク・フェスティバルは65年7月。) このコンサートはディランの生ギターのみで、歌や演奏も安定している。聴衆との関係は非常に親密で、ディランの語り掛けに対していちいち暖かく大きな反応がある。("I Don't Beleive You"では、延々と歌なしでギターを弾いたかと思うと、ぱたっと演奏をやめて「歌詞が分からない」「1番の歌詞はどうだったっけ?」というと客から答えがあったりする。)ほか、まだ未発表の5作目の曲も3曲歌っているのも興味深い。また最後の方でジョーン・バエズも飛び入りし、盛り上がるのも聴きどころ。
初心者に勧める内容ではないが(当然オリジナル・アルバムから聴くべきなので)、ファンには待望のオフィシャル化。オリジナル・アルバムで歌詞を知っている人は輸入盤でもいいと思うけど、これまでの"Bootleg Series"は日本語の解説・対訳が結構良かったので、日本盤を敢えて勧めます。
・「総てのDylanファン必聴」
「総てのDylanファン必聴」と題名に書いたが私がわざわざ言わなくともファンなら既に買っていますよね、失礼しました。いわゆるフォーク・シンガー時代の超有名ライブのオフィシャル発売なのだが今のDylanと違い、発売前の新曲もがんがん歌ってくれている。(今はBoot対策で新曲は発売まで絶対やらなくなってしまいました)当然ながら今のDylan節とは全然違う若いDylanの歌い方もこうやって聴くと新鮮である。でも、後追いで聴くからだと思うがいろんな曲でロック調な演奏・歌が出てくる。(個人的な思い込みかなあ?)ジャケットもかっこいいし、Dylanの歴史上避けてとおれない傑作。初期4作集めて聴きこんだら、次はこのアルバムにいくのが正当なのかもしれない。
・「ハロウィン」
リヤルタイムでディランを聴いてきた人にとって戸惑いや、驚きはない。むしろ懐かしさを感じるだろう。初期のディランは、今以上にカリスマ性が高く、神格化する者さえいた。それは、その歌詞が「文学的」と呼ばれ、そして確信的で妥協のないメッセージが含まれていたからである。それが公民権運動、あるいは日本のフォークゲリラと呼ばれた亜流の学生運動と結びつき、多くの若者に大きな影響を与えた。 「Another Side Of Bob Dylan」を発表した後、一部のファンや評論家から「変節した」と批判された。批判した人たちは、ディラン自身の内面や恋について語ることさえも許さなかったのである。 このコンサートの翌年「Bringing It All Back Home」が発表されている。従って、フォーク・ロック、ロックに移行しようとする前の微妙な時期でのライブである。「Bringing It All Back Home」からも4曲収録されている。オリジナルと聞き比べてほしい。多くのレビューに書かれているように「聴衆との良好な関係・歌詞を忘れる」など、この時期、ディランがその卓越した演奏で聴衆を圧倒しているのがよくわかる。
ハロウィンの日に開催され、「ハロウィン・コンサート」として、海賊版が出回ったことでよく知られている。そんな関係からコレクターアイテムに過ぎないと思われがちだが、初期のディランを知る上で欠かせないものである。一部マニアの物でないことは本盤を聴けばわかるだろうし、若い人にとってはこれがまさに「Another Side Of Bob Dylan」かも知れない。
・「フォークシンガー時代のベストライブ」
この音源は昔からすこし大型のCD屋さんに行くと安い海賊版といわれているCDで売っていた。申し訳ないとは思いながらも大ファンの自分は買って聞いていた。そのため歌自体は良く知っているのだが、曲間のMCがふんだんに収録されこのアルバム一枚をライブ感覚で味わうことができる。コーヒーハウスでのノリをそのままホールに持ち込んでしまったようですごく親しみやすいディランがいる。流石フォークシンガーという感じです。この頃のライブは必ず最初時代は変わるで始まっている。そこにこの後のメッセージがあったのかは分からないが。
後半にディランはジョーンバエズを呼びいれデュエットを披露する。なんとも楽しげで上手い。この頃は二人はまだ上手くいっていたんだと思う。しかしこのあと数ヶ月で二人には終わりが来るのだけれど。
ブートレッグシリーズもこれで六段目。しかしディランにはまだまだ伝説と呼ばれるブートがたくさんあるのでぜひCD化を期待したいのと同時に、オリジナル作品をがんがん発表してもらいたい。最近ベストやこのシリーズが多いのでなかなか今の現状が伝わってこないのは寂しいので。(ディランが書いてる自伝もいつ出るんだか全然分からないな)
・「微笑ましいライヴ」
原盤を持っているcolumbia(sony)が怠慢にもオフィシャルを出さないために、この時代のライヴはすでに大量に市場に出回っている。そういうのを持っている方ならばいまさら、という感じだろうが、正式リリースの中にフォーク時代のライヴがまとまったかたちではなかったので、そういう意味では歓迎される。音質もオフィシャルだけあってよい。 ただ、この時代のディランはまだカリスマ化する前なので、スタジオ録音と演奏が大きく異なることもなく、安心して聴ける反面、違いがないため物足りなく思う向きも多いだろう。ディランの魅力のひとつには意外性(ライヴでいったい何の曲をやっているのかわからないことも多々・・)があるからである。 しかし、ディラン先生、オーディエンスや恋人から歌詞を教わりつつ歌うのは、呆れると言おうか微笑ましいと言おうか。
●The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live, 1966: The "Royal Albert Hall Concert"
・「中身もいいがジャケットもいい」
僕はディランのヴォーカルが嫌いだった。声も歌い方も変だし、そのヴォーカルを誉める人のことが理解できなかった。 僕が初めて買ったディランのCDは「バイオグラフ」だが、当然ながらすぐに聴かなくなった。でもそれから二年ぐらい経った頃から又徐々に聴くようになり、いつの間にかディランの音楽性やそのヴォーカルに感動している自分に気が付くようになった。そしてそれから僕のCDラックがディランのCDで埋まっていくのに比例して、僕の中でのヴォーカリストとしてのディランの評価もどんどん上がっていき、そしてとうとうこのアルバムを聴いた時、ディランこそが最高のヴォーカリストと確信した。 僕はこのアルバムの全てが大好きだが、中でも最後の「Like A Rolling Stone」で、様々な感情をブチ込んで「How does it feel…」と激しく歌うディランは最高だ。
・「ロック史に残るライブだよ」
かつては海賊版のとんでもない音質でしか聞けないこの伝説のライブがしっかりした音で聴けるだけでも感動です。ただCD1は全然聞いていません。なんかムニャムニャしてくるんで。他の人のコメント読んでください。ですがCD2は本当にすごい!「ロックとはカウンターカルチャー」そのもののような内容。そして「聴衆とアーティストは一体で盛り上がる」などと、そんなことはハナから無視の演奏です。ホークスのロバートソンのギター。そしてドラムも聴衆に向かって殴りつけているような感じです。ディランのボーカルは怒りの罵倒。これこそカウンターミュージック(相手はファンですが)の極み。 このイギリスツアーのドキュメンタリー映画「ドントルックバック」を今の時代になって、見てみるとディランのバランス感覚は正常だし。言っていることも的を得ている。いかれているのはインタビュアーや聴衆。いや60年代の社会全体がズレていたのが良く判ります。その意味でもこのCD2は歴史的音源かと・・。 ひとつだけ難点は7曲目の終わり(=8曲目の始まり)がなんであの部分なのでしょうか? どう聴いても40秒ほど前にすべきと思います。スコセッシ監督の「Noo Direction Home」のサントラではそう編集してあるようです。
・「ホンモノ? ニセモノ?」
「bootleg中のbootleg」として知られていた本ライヴがとうとう本物の(いや、偽物の、というべきか?)bootlegとなって発売された。bootleg時代から(うーん、我ながら妙な表現だ)定評あるライヴだけに、安心して購入してよい。 前半は弾き語り、後半はザ・ホークス、つまり後のザ・バンドを従えてのエレクトリック・ヴァージョン。前半も後半もいいが、やはり最後の「ライク・ア・ローリング・ストーン」が最高の歌唱だろう。これだけゆっくり歌ってダレないとは、さすが全盛期のボブだけある。
この年のライヴはすべて本物の(笑)bootlegとして流れているが、さすがにこれらがオフィシャル・ブートレグとなることはないだろう。ちょっと残念。 しかし、この演奏を「ただのコレクターズ・アイテム」と切って捨てている御仁がおられるとは、ちょっとびっくり。
・「聴かなきゃ損」
アコースティックとハーモニカを存分に聴かせてくれる1枚目は、素晴らしい。特に(2)のFourth Time Aroundと(3)のVisions Of Johannaは、アコースティックだけで、あれだけ聴かせることができるのは、定評のあるディラン歌の上手さを証明するものである。この2曲はアコースティックバージョンで初めて聴いたが、感動的だ。アコースティックなディランが好きな方には、絶対にお勧めである。素晴らしいハーモニカも充分に聞かせてくれる。
問題は2枚目だ。プロテストを聴きたかった聴衆にとっては、1枚目でも不満であったと思う。当時のイギリスの聴衆は、フォーク、ロック、その両方を聴きに来た人たちに分けることが出来る。ロックのオンパレードの2枚目は、拍手と野次が入り混じった混乱した聴衆の雰囲気が伝わってくる。今に始まったことではない。ニューポートでも同じことがあった。この時は、エレキからアコースティックに変わって歌った。(歌わされた)
しかし、今回は支持する者が多かった。最後まで自分を貫き通した。古いファンと完全にお別れしたのだ。本盤はディランの歴史的転換点として捉えることも出来る。
2枚目の秀逸は、古い曲をロック風にアレンジしたOne Too Many Mornings。
・「1966年の事件簿」
ボブ・ディランのブートレグ第4弾としてリリースされた今作は、ライブアルバムとして構成されていますが、アルバムというより、1966年5月に起きた歴史的事件をそのまま音源化した作品となっています。フォークを捨てたディランは観客から「裏切り者!」と罵声を浴びながらロックを演奏します。その観客との壮絶なやりとりが一部始終録音されたのが、この『ロイヤルアルバートホール』です。音は相当悪いですが、それでも当時の壮絶な光景(戦い)が鮮明にイメージでき、心を揺さぶるものがあります。観客が沈黙に陥ってしまうラストも衝撃的です。
・「これを含めてはじめて「Bob Dylan」」
今までスタジオ盤しか聴いたことがありませんでした。「そうか、ファンの人が愛しているBob Dylanは、これだったのか」と思わせる一枚です。ブートレグシリーズはいくつかありますが、これを最初にお薦めいたします。
発売当時のキャッチ・コピーは
伝説?とんでもない。ちゃんと生きてる。
・「ディランの最高傑作!」
AMAZONさん、DVDはちゃんと日本製のプレーヤーでも見られますよ(リージョン・フリー。確認済みですっ!)。「tangled up in blue」「isis」、それにDVDオーディオの「isis」の計3トラック収録です。ファンなら絶対に持っていなくてはいけないアイテムです!!! ちなみに「isis」の2トラックは、どちらも「バイオグラフ」収録のテイクで、本CDとは別のものです。「tangle~」はCDと同じテイクを収録しています(この曲の映像は、ひたすら顔のアップです(^^;)。
もちろん、CDの方もバッチリ。この圧倒的なディランの存在感は、あらゆる全てのものを超越しています。パワフルさと繊細さをここまで兼ね備えた芸術家が、果たして今までいたでしょうか? 彼はまさしく天才です。人類の宝です。ディランは永遠に不滅なのですっ!!!!!!!
・「Rolling Thunder Reviewの全貌がいま明らかに」
これは素晴らしい発掘音源である。おまけにリージョン・フリーのDVDまでついている(収録時間は短いし,"ISIS"はオーディオのみだが...)。往時のライブ盤,"Hard Rain"も強烈なアルバムであったが,これほどパワーに満ちたDylanはそう聞けるものではない。アコースティック・セットを挟みながら,全体的にダイナミックな演奏が展開されており,選曲共に文句のつけようがない。ゲストではジョーン・バエズがDisc1後半で素晴らしい歌を聞かせ,"Knockin' on Heaven's Door"にはロジャー・マッギンまで登場である。70年代のDylanを回顧する上で,不可欠になることは確実なアルバムである。これぞ"Must Buy"である。
・「すごすぎるよ」
すごすぎる。あまりにすごすぎて、3曲目以降に進めない。1曲目の「今宵はきみと」と2曲目の「悲しきベイブ」に圧倒されてそのあとが聴けないのだ。
「今宵はきみと」は、あの『ナッシュヴィル・スカイライン』とほんとに同じ曲かと思うくらい思い切ったアレンジで、『ハードレイン』の「いつもの朝に」のすさまじさを思い出してしまった。かつて、プレイボーイ風の猫なで声で「いいじゃん、今夜は一緒にいようよー」とうたっていたのが、ここでは無頼派パンク野郎が「おまえはすべてを捨てて、今夜おれと一緒にすごすんだー」と叫んでいるようだ。疾走感がたまらなくいい。「悲しきベイブ」はなんといっても、エンディングの(ミック・ロンソンの?)ギターに続いて、ディランがハーモニカを吹きまくるところ。その瞬間、鳥肌が立って歓喜の涙が溢れてしまう。この同じテイクが前に出た『LIVE! 1961-2000』にも入っていたんだけど、ミキシングがまるで違っていて、そのときは何ともなかったんだよね。ミキシング恐るべしともいえるわけだけど、そんなことはともかく、これは映画「アポロ13」でオデッセイが大気圏に入ってくるところ、トム・ハンクスの「 ハロー、ヒューストン。ディス・イズ・オデッセイ」という言葉が聞こえてきたときと同じくらい、何度聴いても感動する。3曲目以降はいずれ落ち着いて聴こうと思ってるんだけど、いつになるやら。いつも思うことだけど、ディランって、すごい。すごすぎる。
・「ディランの最高傑作ライブ」
このライブは当時話題になっていましたが、発売された音源が「激しい雨」というなんとも粗いもので、なかなか本当の姿が見えない状態でした。今回のこのブートレッグシリーズの発売で、その素晴らしさが再認識出来ました。ディランのライブというとバンドとやった復活ライブ「偉大なる復活」がありますが、完成度、そしてなによりディランの歌の素晴らしさという点で、こちらの方が圧倒的に優れた出来です。個人的には彼のフルタイムでの最高傑作と言っても差し支えない内容です。オープニングから4あたりまでの、勢いも捨てがたいんですが、何といってもこのコンサートの白眉はDisc2の7「ハリケーン」でしょう。スタジオ盤より少しテンポは早めなんですが、ボーカルの説得力が、ライブで歌いこんでいく中で格段に上がっています。すごく好きな曲なんですが、このバージョンを聴いてしまうと、スタジオ盤が聞けないのではと思えるくらいの圧倒的な歌唱です。これ以外にもジョン・バエズとの共演2-4など聞き所満載。ぜひより多くの人に聞いてほしいライブです。
・「技術的に最も充実した時期の記録です」
ストーンズの歴史の中で,一番技術的に充実していた時期がテイラーの参加していたこの時期です。この時期のスタジオ盤を聞けば、以降の彼等の音楽がかなりラフに仕上られている事に気付く人も多いでしょう。どちらが良いかは人により,また時代によって評価が分かれるのですが,このアルバムに記録された実況は紛れもなく彼等の歴史上で,演奏力の最も高かった時代である事を証明する記録なのです。「悪魔を・・・」で左右に別れてしのぎを削る二人のソロギターは彼等の音楽には珍しく,心地良ささえ感じる。この時代があったからこそ,彼等は後にステージでやりたいほうだいしても文句を言われる事のない超大物バンドになれたのではないかって思ってしまう。
彼等の実況盤にはそれぞれに色々な特徴が刻まれているのだが,これはテイラーがこの時期彼等に及ぼした影響の大きさを測り知る名演奏ばかりが収められている。映画よりもアルバムの方に価値を感じる。
・「これが大好きなストーンズの音、最高のライブ」
30年来のお付き合いとなるストーンズの音ですが、一番好きなのはこの頃なんです。"Beggars' Banquet"、"Let it Bleed"といった傑作をリリースした後のライブであり、選曲も彼らお得意のナンバーがズラリ。彼ら独特の濁りとうねりを充満させながらもまとまりのあるplayがとても魅力的です。聴き所はどっさりありますが、例えば"Love in Vain"、"Sympathy for the devil"で唸りを上げるKeithのギター、これがストーンズの音だって感じる瞬間。特に後者で聴かれるKeithのソロはストーンズそのものを凝縮したようで戦慄すら憶えます(これに続くMick Taylorのソロもこれがまたいい)。
スタジオワークでの凝った音よりもライブでの音作りを採った彼らの真骨頂として、意気込みと自信がそのまま収められた、ストーンズファンにはタマラナイ作品がこれです。
・「ノリに乗った時期の素晴らしいライブアルバム」
数あるライブの中でもベストと言い切る人が多い傑作アルバム
この時期のストーンズは正にNO1ロックバンドの名に恥じない素晴らしい演奏、雰囲気、存在感。
ブルースを基調にした素晴らしい楽曲は今の時代になっても歴史を超え心に響くのです。チャックベリーの曲も演奏していますが、かっこいいですねぇ♪
・「ストーンズライブの中の最高傑作」
ストーンズにはライブアルバムがかなりあって、順番に聞いているだけで時代の変遷を感じさせてくれる。その中でも他の追従を許さない最高の演奏を聞かせてくれているのがこのアルバム。その原因は腕達者なミュージシャンが活躍していた1969年という時代が一つ。ヒット曲を持っていても演奏力がないと評価されなかった時代であったこと(だから頑張った?)。この時代を乗り切る隠し味がミック・テイラーの加入。特に「悪魔を憐れむ歌」のギターは鳥肌もんです。
・「Stones最高のライブアルバム」
このアルバムは、私がStonesの中で一番好きなものです。Robert Johnsonの曲、Love in VainでMick Taylorの弾いているスライドギターは、鳥肌ものです。
・「いきなりこれを聴いちゃいけません」
ポップスに慣れた人が初めてストーンズを聴くとして、このアルバムだとしたら、「なんじゃこのドヘタなプレイは!」となるに違いありません。もともと「綺麗」とか「流麗な演奏」とかには無縁(表面的な意味の)なので、まずは『スティール・ホイールズ』のような近作か、『レット・イット・ブリード』『メインストリート』のような「名盤」から入って、『女たち』あたりでしっかり慣れて?から、この盤に向かうと良いです。 実にギターというのは「打楽器」だと痛感するアルバムです。この盤での「曲名」というのはもはや単なる記号にすぎず、やりたい放題という感じです。よく言われる演奏の粗さは、リズム中心のインプロヴィゼーションが頂点に達したためで、要は「ノリ」で一気に突っ走ったものではあるが、全体を通して流れるグルーヴを体で感じて欲しいがための無編集なのだと思います。の割りにボーカルはかなり細かく差し替えてあったりして、オイオイこりゃホントにライブかよって感じしますけど、これはミックの趣味なんでしょうね。 名演と言われる「C面」は、逆に言えば本盤中の流れからは実は浮いている部分で、モカンボのテープだけのアルバムにしてもらっても良かった。ただ「マギーがどうしたこうした」ってところは一瞬ストーンズの歴史の断面を見ることができる訳で(当時のスキャンダル)、妖しい魅力を放つ、ナマナマしいストーンズというのはやはりこの辺りが最後だったのかな、という感じです。 やっぱり「悪魔を憐れむ歌」は何度聴いても凄いです。マイルス・デイヴィスの「アガルタ」に匹敵します。
・「邦題のとおりの内容」
このアルバムもリリース当時はテイラー期を崇拝していた時期だったので「B&B」同様スカスカ感がたまらなく嫌でした。またミックも歌い方を変えていて好きになれなかったアルバムでした。(特に♪シザホォンキィトンクホォンキィトンクウィメンと区切った歌い方)評判だった第3面のエル・モカンボ・サイドも分断された感じであまり歓迎できませんでした。がカッコイイです。第3面も含めて今ではもうカッコイイとしか言えない(笑)まさに“感激!偉大なるライヴ”ですすべてを聴きたいものです
・「最強のRock'n Roll Band」
ストーンズが至上最大のロックン・ロール・バンドであることをこのアルバムが証明している。断固このアルバムがストーンズの最高傑作!これを聴き、そしてオーティス・レディングの「ヨーロッパのオーティス」も買いに走れ!
・「やっぱり、LIVE BANDです!」
SEが流れた途端にギターをオープンGに。リアルタイムに体験した訳やないけど、昔を思い出しつつ「ガーッ、ガッガー」と曲に合わせてGをかき鳴らしてしまう。古き良き時代?ノスタルジック?このアルバムを聴いたら、それが「違う」事に気付きますって!このライブ・アルバムを聴いたら最後は「悪魔をあわれむ歌」で「フーッフー」て叫んでる自分に笑いがでますよ。
・「ライブがいちばん!」
高校のときこのLPを買ってストーンズにはまるきっかけになったアルバムです。特にD面は勢い乗りまくりでなんだかわけわからず血が騒ぎ立ててきたのをを思い出します。2002/3の来日に向け、こいつを聞いてテンション上げていこーっ!
●Muddy "Mississippi" Waters Live
・「キャッシュのアメリカン・レコーディングとマディのブルースカイ」
この頃のマディ,もうかなり老境に差し掛かっていましたが,録音として残されたものはどれも素晴らしいものだと思う。J.ウィンターのサポートが献身的だった事もあろうが,彼にとっても近代的なスタジオで,且つ一流のサポート陣を従えての録音活動は晩年でリメイクが多いとは言え、かなり充実していた活動だったのではと思う。
また我々ロックからアプローチしてきたファンにとっても、ブルーズ・ロックの味が在るので聞き易い事もお近付きに成れる助けになった。そんな時期のLIVEが未発表音源を加えてワイドに再発されたこの企画には素直に感謝と評価をしたい。
本質的に,マディのピークは50年代にあったと思っているのだが,それでも道を極めたものの凄さ故か,この時期も捨て難い。そして,やはり実況録音と言う形で残されたこの音源は,ブルーズの貴重な記録の一枚であると思う。あっと,それから音が良いですねこれは。聞いていても飽きが来ないと言うのは凄い事なんです。
・「とてもお得な割安感」
以前出ていた物に、追加曲が11曲!追加の方が多いなんて、それだけで買いです。ギターはほとんど弾いてないみたいだけど、声はやっぱり渋すぎですね。聞いてみて損なし。輸入盤の方が安いし(笑)。
・「これは日本人にはキツイか・・」
白人がアレンジした、毒の中和されたブルースに慣れた向きにはこういうのを聴き続けるのはキツイんじゃないかと想像する。たしかに、「モア・リアル・フォーク・ブルース」なんかは全部同じ曲に聴こえる(苦笑)。個人的には、こういう晩年の枯れて渋い演奏の方が好きだったりする。あの一見下手くそなギターはマディ本人が弾いているのだろうか? ともかく、「泥んこ水」のような真っ黒なブルースは一聴の価値あり。
・「ウィンターの愛情が感じられるアルバム」
ジョニー・ウィンターはマディ親分のことがホントに好きなんだろうと思う。このアルバムのサポート振りを見ていると、まるで自分のオヤジのように親しみを込めた優しさがあふれでている。マディ親分も老境に達しており若い頃の勢いは無くなって来ているが、どうして貫禄十分な歌といつものワンパターン・ギターで存在感は抜群。ブルースもいろいろあるが、この泥臭いヤクザっぽいスケベなブルースも聴いてもらいたい。マディ・ウォーターズはそうした生き様を最後まで実践した大物の一人です。最近は、このマディのようなスケールの大きなオヤジがいなくなって寂しいものです。
・「鮮麗されていてしかも迫力のライブアルバム」
アマゾンのレビューに書いてある通り、BBキングの最高傑作アルバムの一つ。艶があり迫力のボーカルは素晴らしいの一言。この時期のBBはまさにブルースの王様の声!!明るい歌も暗い歌も完璧に表現している。そして、流れるような美しくも悲しいリードギター。数あるBBキングのライブアルバムの中でも特に光る演奏です。
メジャースケールでの泣きのギターは彼の真骨頂。最近のマイナースケール主体泣きメロディを多用するロックギタリストにはお勧めの一品。かなり勉強になります。
・「Everyday I have the blues.」
B.B.Kingを代表するライブアルバムです。ギーターはもちろんのこと、ホーンと野太いボーカルが最高のブレンドで迫ってきます。私も何回聴いたことか・・・?Everyday I have the blues.と言って、毎日Bluesを聴こうと思いましたが、なかなかできるものではありません。B.B.Kingもアルバムが多過ぎるため全部を集めるわけにはいかないと思います。このライブと日本公演のライブ・イン・ジャパンをまず聴いて、それから少しずつ揃えていくのが正解かなと考えます。Bluesは最初にライブを聴くのが良いかなと思います。
・「この頃のBB Kingは・・・」
62年シカゴのリーガルで繰り広げられたライブ音源。ABC移籍後の2枚目であり、確かライブ音源としては初リリースにあたる。まぁファンの間でも名盤として永く愛されてきている作品であり、文句のつけようが無い充実した内容。ジョン・リー・フッカー、メンフィス・スリム、エルモア等当時のヒット曲をBBらしい解釈でプレイしいている。バンドスタッフも素晴らしく個人的にはSonny Freemanのドラムが好き。この後からどんどん大物ブルースマンとしての地位をより強固なものにしていき、若手バンドメンバーが萎縮しているように感じるライブもあるが、この頃の魅力はバンドスタッフとBBが対等にわたりあっていることから生まれるスリリングな掛け合い。最近のリラックスしたBB Kingも好きだけど、この60年代前半のブルースギターリストらしい彼が一番かっこいいと思ってしまう。
・「いやーまいりました。」
30年前、渋谷公会堂で、BBのコンサートを聴いたときの感動がよみがえりました。Every Day I have the bluesが始まったとき、背中に電気が走って身動きができません出した。このあと、体をよじらせながら興奮は最高潮に達しました。ずっとブルースファンでブルースフェステバルやバディガイ、ジュニアウェルズ、ロックウッドと聞きに行きましたが生涯で、最高のコンサートでした。カウンティジュエルのライブがすばらしいけど、これはそれ以上で、彼の最高作の最高でしょう。生の、彼の最盛期のコンサートが聞けたのはしあわせでした。このCDを最高音量で、聞いてください。ちなみにコンサートの時は、彼はほとんどマイクなしの状態でものすごい声量でした、ピッキングの力強さは、ものすごい。こんなパワルなライブは無いと思います。クリームのゴールデンより断然すごい。
・「ブルースの名盤」
クラプトンやブルースをしていた白人はみんなBBのライブ・アット・リーガルをすり切れるまで聞いてコピーしたのですよ。コレクションにどうぞ。
・「ダメなのは冒頭のMCだけ」
「リーガル」ほどは有名じゃありませんが、こちらも文句なしです。リーガルに劣っているのは冒頭のMCくらい。BBというのは不思議な人で、50年代くらから活躍してるんですが、年をとるにつれ、どんどんギターが上手くなる人です(おそらく今も)。ギターだけでいえば、80年代や90年代の方が上でしょう。
しかしボーカルは体力勝負のところもあって、昔のほうが艶もパンチもありますね。というわけで、リーガルやこのアルバムが出た70年前後というのは、BBのギターとボーカルのバランスが最もいい時代なんではないでしょうか。アルバム中盤の、緊張感のある長丁場スローブルースが最高です。
・「音が悪くてもなんのその」
マジック・サムの気合いの入りまくったライブ版。ここまで来ると音が悪くてもどうでもいい感じになってきます。そんなことが気にならなくなるぐらいい凄い演奏。これを聴かずしてブルース語ることなかれ的なアルバムなのでは。ロバジョンのカバーのスウィートホームシカゴこれ以上かっこいい演奏を僕は知りません。是非是非聴いてほしいと思います。
・「マジックサムの絶頂期を捉えたライブ盤」
'69年に32歳の若さで急逝した彼の絶頂期を捉えたライブ盤。(1)から(9)まではシカゴのウエストサイドにあるAlexというクラブで'63年と'64年に録音されたまの。後半は'69年のAnn Arbor Blues Festivalでのライブ。録音状態は良くないが(特に前半のクラブで録音したもの)1曲目を聞いた途端に、そんな事は全く気にならない位、ブル-ズの神髄と彼の残した偉大な遺産に圧倒され最後まで一気に聞いてしまう。'63年録音には5人編成、'64年のもは4人編成だが、Blues FestivalではドラムスにあのSam Layをいれてのトリオ編成となっている。とても3人で演奏しているとは思えない程の音の厚みを感じる。彼の功績は幾つか挙げられるが、一つには当時('60年代初頭)のマディをはじめとするシカゴブル-ズとB.B系のモダンブル-ズとの結合がある。その成果が見事に結実した姿が捉えられたライブ盤である。ただこのDelmark盤は以前P-Vineから出されたものと比べると3曲少ないのが玉に瑕。しかしブル-ズファン必携のアルバムである。
・「五指に入るブルース・ライブアルバム」
~昔から噂になっていたのがアンアーバーでのトリオ演奏。マニアのあいだではひそかにダビングを重ねたテープが流布していた記憶がある。確か正式盤として出たのは日本盤が初ではなかったかな。二枚組LPとして発売され(おまけシングル「キャメル・ウォーク」つき)、たいへん話題になったのを覚えています。確かに音はいいとは言えませんが、オーディオマニ~~ア的な聞き方をしていると本質を見失います。これで悪いとか言ってたら、ヤズーとかのカントリーブルースなんか聞けませんって。ブギに関して言えば、いやあ、もうドライブ感なんてものではなく、これは「ドライブ」そのもの!?~
・「最高のブルーズ・マンに最悪の音質」
Magic Samは60年代後半の秀でた若手ブルーズマンである。「west side soul」(67年)、「black magic」(69年)のスタジオアルバムを発表し、前途洋々のはずだったが、彼は32歳の若さで夭折する。彼のモダン・シカゴ・ブルーズはファンク・ブルーズへと移行期にあり評価がいっそう高まっていた。その夭折したブルーズマンのライブ音源を誰もが期待していた。このライブアルバムはそうした背景の下に発掘された。しかしこのアルバムのカセット録音並みの音質は、Magic Samファンの期待を完全に裏切るものである。ジャズ畑では、古くはE.DolphyやM.Davisの未発表音源の発掘、最近ではJ.Coltraneの未発表ライブの発掘など音源の発掘とリマスター技術をほどこしての発表が続いている。演奏内容はもちろんのこと、CDの音質には目を見張らされるものがある。「Magic Sam Live」は演奏に当時の熱気と勢いが感じられるが、ブートレック並みの音質にはリマスターの技術と経験が活かされていない。これは完全にマニアか、熱心なコレクター向けのアルバムである。
●So Many Roads : Live in Concert
・「日本での傑作ライブ」
'75年の東京でのライブ録音。ホ-ンセクションなしでサイドギタ-にJimmy Johnsonを入れたカルテット。もともと精神的に波のある人で、それが演奏の出来に影響を与えることが多いのだが、これを録音した日は気分が良かったのか申し分の無い仕上がりになっている。superviserとしてあの日暮泰文さんがクレディットされている。Otis Rushと言えばいつもguitarばかりが注目されるが、勿論guitarは素晴らしいのだが小生は彼のvocalも高く評価している。あのハスキ-で且つ繊細な声そのものが非常にBlues向きである。彼には傑作アルバムと呼べる作品がそんなに多くないが、これは間違いなくその1枚に入る。
・「ラッシュ自身はまぁまぁかな」
ラッシュ自身の歌と演奏は良いのですが、バックの演奏がイマイチで全体的にとろいです。ラッシュの孤軍奮闘ぶりが伺えます。ラッシュのアルバムはほとんど聞いていますが、ラッシュのライブ盤はワイズ・フールズ・パブ盤で十分でしょう。
・「ぜひ、聴くべし!」
1回こっきりの人生。貴重な時間です。これを聞けば、貴重な時間を有効に使えます。技あり、この1枚!しかも、未発表ライブの音源。曲もイイですが、演奏の合間の「ウヒャヒャーハ!」というテイラーの笑い声を聴いて、人生は楽しむためにあると思いました。
・「やっぱり狂犬のテンションはすごい!」
ブルース好きなら文句なしに楽しませていただけるすばらしい音源。強烈なブギーブルース全快です。正式なライブ盤は「BEWARE OF THE DOG」だけだったので今回の音源は非常に嬉しい。このアルバムは各地で行われたライブ音源とスタジオ作品の構成となっている。通常、ライブとスタジオ収録曲がごちゃごちゃに組み込まれてしまったら、せっかくの臨場感やテンションといったものが、陰をひそめちゃうのだが本作に限ってはそんな印象は全くない。まぁHDTがスタジオであろうとライブであろうと演奏スタイルやノリが変わらない素晴らしいミュージシャンであることの証明でもあるかもしれない。いつでも強烈なブギーを放つすごい人だ。バリバリに歪ませた激しいHDTのスライドギター、フィリップスのぶっといバッキングギター(曲によってはソロ担当リードギター)、回転の速いテッドのドラム、このたった3つの楽器だけでこれだけ重厚なブギーブルース音を出すんだから絶句。ベースレスのギター2本で恐ろしい程のヘヴィー音を出している。スタジオ録音曲「WALKING THE CEILIING」ではテッド・ハーヴィの長いソロが聴けるのもファンとしては聞き所。また日本盤のみボーナストラックがありちょっと高くなるけど、この曲も最高に良いので、どうせなら日本盤を手に入れることをお奨めしたいです。
・「「憑き」ってなんて読むんだ???」
すごいねこれは。テンション高いです。そそ,8.the dog meets the wolf タイトルから想像できるとおり,ハウリン・ウルフが関係あります。ウルフのHowlin' For My Babyをやっている。ハウリン・ウルフへのリスペクトだ(とおもう)。親父ギャグだったりして。
・「音質の悪さなんて気になりません」
~六本指のブルースパンク親父の未発表ライブ&別テイク集。未発表だったのは、やはりそれなりの内容だったからで、二枚の名盤スタジオ録音や必殺「気をつけろ」ライブには及びません。がしかし、ファンなら絶対持っていたいCDであるのも事実。「気をつけろ」ライブの後につなげて聞くと、ハウンドドックのライブにさらに長く浸れます。あ、それからハウンドドッ~~グって、mp3向きかも。なんたって最初からスカスカのサウンドですから。圧縮しても全然気になりません。~
・「安い」
まずこの値段は非常に安い!CDよりも安いではないか!この映画で初めて動くthe BANDを見ました。それまでの印象は、不鮮明なヒゲ面の写真と渋すぎる音から、相当ベテランと思い込んでいたところ、意外と若くて映像的にも格好いいのに驚いたものです。リヴォン・ヘルムの自伝によると、この企画はロビーとスコセッシだけで進められたもので、やたらとロビーが格好よく映るように編集されていると不満を持っているとのことでしたが、部外者にとっては超豪華な面子とお馴染みの曲、普通のライブ映像とは全然違うスコセッシの演出により非常に完成度が高い作品です。今回特別編ということで、特典映像やDVDならではの臨場感あるサウンドなども追加され、既にビデオ等でもっている方も、もう一回買って保存する価値は十分にあると思います。
・「ロック魂、オヤジを泣かす」
ザ・バンドのほうは安さにつられて「ついでに」買っただけなのだが、『タイガー・ランド』が4つ星だとすればこちらはその上をいく、すばらしいできばえだった。いったい誰がこの映像を撮ったのかと思えば、なんと監督はマーティン・スコーセッシだった。映像中にも髭面で登場する。どうりで・・・。冒頭「この映画は大音響で見てくれ」というメッセージが出る。この指示には従った方がよい。ザ・バンドの演奏のすばらしさは当然として、ゲスト陣の豪華さにも目を疑う。ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、マディー・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン・・・。どういうコネクションなのか理解に苦しむが、ニール・ダイアモンドやヴァン・モリソンまで登場する。それがみんな、いかにも「友情出演です」という感じではなく、それぞれのライブとしても最高のパフォーマンスを披露する。ロック、フォーク、ヒルビリー、カントリー、ブルース、クラッシック、ジャズと音域も広いし、登場するゲストたちの「エスニック」的背景もユダヤ系、アイルランド系、アフロ・アメリカン、カナダ人、イギリス人と多彩だ。ザ・バンド音楽の懐の深さを感じさせる。中でもニール・ヤングの珍しく「明るい」表情と意外に「上手い」コーラスぶりには驚いた。ザ・バンドのメンバーと同じカナダ人同士だという連帯感を感じさせる。特典映像の音声解説も必聴。ラストシーンでザ・バンド演じる可憐な「ワルツ」と、それに続く(なぜか)『グリーン・スリーブス』が流れると、ほとんどの40代50代のオヤジは思わず涙するのではないか。もちろん、登場するミュージシャンたちをはじめて見る(聴く)という若い人たちにもお薦めの一枚だ。
・「食わず嫌いでした」
人生長く生きていれば、相性が悪いとか、食わず嫌いとか、正確な判断を下す前に自分のお気に入りから外れてしまったバンドが出てきますが、まさしくこの「バンド」がそのバンドでした。なんか爺さんの集まりかなと思っておりましたが、皆さん意外と若く、ロビー・ロバートソンなんかは格好よかったですね。ただ、なぜ自分の好みから外れたかを考えたら、実にゲストのジャンルの幅広さと奥行きの深さがまさしくこの「バンド」の凄さであり、このことが私の単純さが付いていけなかった理由ではないか?と判断しました。ただ、今、感激して見てますから、私自身すこしは成長しているようで嬉しいですね。このごった煮の状態がまさしくロックではないかと思います。30年前の映像ですが古さを感じさせないですよ。ただ、今から思えばロビー・ロバートソンの独断で無理やり解散させたように思えて、他の4人は続けたかったような気がしてならないのですが・・・・。
・「お得」
ザバンドのラストコンサートということで、「ザ・ラストワルツ」。これで終わり、と明確に表現し、ゆかりのある数々の著名なミュージシャンとも共演するあまりにも有名な映像作品。(『終わり』と言っても、本来『終わり』にするのはライブ活動だけの予定だったそうである。)名監督マーティンスコセッシが手がけたということもあり、一つの映像・ドキュメントとして第一級の作品に仕上がっている。この特別編では、スコセッシや当時の関係者の大変興味深いインタビューや未公開映像が含まれており、この値段というのは大変お得。ラストワルツはロックの金字塔的作品、60年代から始まって拡大と繁栄を続けてきた、一つの音楽の世代の区切り、等と言われている。が、この企画自体がロビーロバートソンの独断であり、他のメンバーと少なからずの確執があったようである。一部ではロビーがザバンドを『終わり』にした張本人とも。しかし、ほとんどのソングライティングを手がけていたロビーが自らの、そしてバンドの限界を悟り、このように見事な幕切れを用意したのは賞賛されるべきではないか。もし、「ザ・ラストワルツ」自体が存在せず、あのまま活動を継続し、時代とすれ違い、フェードアウトするようにザバンドが終わっていたとしたら。
・「音楽映像の鑑です!」
のっけから大文字で大音量で聞くことと言われると何にも言えなくなり、そのままエンディングまで画面から目が離せない、ベーシックなアメリカンミュージックファンには欠かすことのできない作品だと思います。たぶん流行の音楽を追いかけている人にはピンとこないものかなという気がしますが、この作品がスコセッシ監督の一連のルーツミュージック探求のシリーズの偉大なる出発点であったことが改めて証明されることになったのでは、と確信します。本編もさる事ながら特典映像も実に充実した内容になっています。特に撮影の裏話を聞くとこの映画がいかに容易周到に、かつ念密な計画のもとに作られたかがカメラ位置の設定図面などとともにわかる貴重なものです。未発表ジャムセッョンもまさにカメラの限界をしめす映像です。大量のフォトギャラリーにも圧倒という感じです。当日のコンサートがもしコンプリートに撮ってあればぜひともコンサート完全盤DVDなんてものみてみたいですよね。CDではあるのならありそうなのですがロビーが持ってるのか・・なんて想像したくなります。少しずつ心が離れて行くメンバーを見ているとなんともつらい気持ちになりますが、とくにリック・ダンコがシャングリラスタジオでのインタビューで見せる悲しげな表情に胸をうたれます。エネルギーと悲哀の入り混じったこの作品がぜひ次の世代にも残ることを祈ります。
●ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (初回限定版) [DVD]
・「これこそ、オール・スター・バンド!」
ウッド・ストック、ワイト島等と並んで、大規模ロック・フェスの走りの様に語られる事の多いこのコンサートだが、それらのコンサートと比較すると、決定的に異なる部分がある。 それは、出演者が代わる代わるステージに現われ演奏すると言う形では無く、ジョージ・ハリスンを中心として結成されたスーパー・グループがライヴを行うと言う形式である事である。 それに、ラヴィ・シャンカールが前座、ボブ・ディランがスペシャル・ゲストと言う形も取っている。もし、ジョン・レノンやミック・ジャガーが出演していたら、同じ形を取ったのだろう。この手の形式のライヴと言うのは以外と少ない。 それはともかくとして、ここでのジョージは死ぬ程カッコイイ。ロック・オーケストラとも言えそうな大編成バンドを率いたその姿は、まさに王者の貫禄そのものである。 はっきり言って、これはジョージのソロ・キャリアの中でも、最高潮の瞬間である。この後の彼の経歴を知る者としては、ここでのジョージは最高に眩しい。全盛期のジョージの姿を物の本でしか知らい人達は、その目で確かめて欲しい。 また、ボブ・ディラン、レオン・ラッセル、リンゴ・スターも最高の演奏を聞かせて(見せて)くれる。エリック・クラプトンが、例のドラッグ中毒の時期なので元気がないのが寂しい。ピート・ハムやカール・レイドルの姿が見られるのも貴重である。 個人的には、ジョージによるメンバー紹介の場面が面白い。よくぞこれだけの面子を集めたなと感心してしまう。ジョージの人徳が伺える。リンゴとクラプトンが一番拍手が大きかったな。 このような映像をDVD化して、何時でも、誰もが見れる状況にしておくと言う事は、文化事業に携わった企業の社会的使命であると思う。しかも、未発表映像を納めたボーナス・ディスク付きとは嬉しい限りだ。最新のデジタル・リマスターで蘇るこの映像は、正に必見である。
・「ジョージ・ハリスンの最高傑作!」
まだ全部は観ていませんが、高校生の時、このライブが映画になり、レコードになったときから内容の凄さはさんざん見聞きして知っています。あのころジョージの出すレコードはみんな超豪華版で、値段も高く、当時の私のお小遣いでは到底手が出ないモノばかりでした。35年以上経った今、やっと購入。それも映像付き!待った甲斐あり!ライブDVDの最高傑作「コンサート・フォー・ジョージ」にはひとつだけ不満がありました。それは、ステージ上にジョージがいないと言うことです。こちらの方では存分にジョージ本人が観られます。それも彼のキャリアでもっとも輝いている瞬間を!これは何物にも変えがたい価値があるでしょう。両方揃えてジョージの生き様、残したモノを目に、耳に、胸に焼き付けて欲しい。西洋音楽と東洋思想を結びつけたのもジョージなら、世界情勢に目を向け、ロックスターの知名度をメリットにしてチャリティーライブを始めたのもジョージ。常にラジカルな人でした。周りも「コンサート・フォー・ジョージ」に負けず劣らずスーパースターばかりです。いや〜、それにしても、ラビ・シャンカール、若い!
・「映画、既発ビデオと変わった点」
全般的に歓声がおさえめにしてあります。マイスイートロードの演奏中の聴衆の手拍子はカットされています。またサムシングの間奏のギターソロはツインリードではなくジョージのソロのみになりました。また前から気になっていたメンバー紹介の時のレオンラッセルの時の字幕ですが、映画では「立てよレオン」がビデオでは「サンキュー」となんじゃこりゃだったのですがDVDでは「レオン立って」とまともな訳になりました。映像の綺麗さと音質の向上と言うことなく最高なのですが、、、レオンの曲の字幕が欲しいな~と思うのは贅沢かな。
・「OH!ジョージ」
中学生の時、お年玉をためて三枚組のLPを買いました。大学生の時、三鷹の映画館で見ました。就職してLDを買いました。LDの機械が壊れた今、今度はDVDです。何度買っても後悔しないものの一つです。クラプトン、かっこいいです。ディラン、若いです。レオン・ラッセル、渋いです。ビリー・プレストン、熱いです。リンゴ・スター、相変わらずです。カール・レイドル、合掌です。そしてジョージ、最高にかっこいいです。あの時の、長髪で白いスーツ姿のジョージが、いちばんかっこいいロックミュージシャンだと、今でも思っています。
・「ジョージの晴れ舞台」
ジョージ・ハリソン一世一代の最高ライブ。どちらかといえば寡黙なイメージのジョージがラビ・シャンカールの頼みによってバングラデシュの難民の救済のコンサートを開いた時の極めて価値のあるライブ。次から次へとバンドが替わるのでなく、ジョージを中心としたスーパーバンドがみんなで演奏していくところが出色の出来栄え。ゲストもジョージらしいです。クラプトンにプレストン、リオン・ラッセルに名手ジェシ・エドウィン・デイビス、さらにバッド・フィンガー(ジェシもピート・ハムも亡くなっちゃいましたが(涙))、それに御大ボブ・ディランです。他にもカール・ラドル(この人も既に没)等等、当時のどちらかといえばスワンプ系のミュージシャンがいっぱい。ここまで書いて、ジョージの音楽の傾向を初めて認識したという次第。インド音楽のイメージが先行してましたからね。このときのジョージは格好いいです。
●The New York Trilogy: City of Glass, Ghosts, the Locked Room (Contemporary American Fiction Series)
・「日常に開いた穴」
オースターの作品を読んでいると,どこからか現実がほころび始める.気がついた時にはすでに手遅れで,オースターの垣間見せる闇に足をすくわれてしまう.とくにこのニューヨーク三部作の前半二作である City of Glass と Ghosts では実験的な手法が用いられているため,作品の持つ底知れぬ何かに一度つかまれば,現実から脱線していく自分を見送ることになるだろう. それを快楽ととらえるか,苦痛ととらえるか,そこでこの本の好みは分かれる.映画「スモーク」の原作者だからと読むのではなく,異世界への案内人として身を任すのが正しい気がする.
・「三部作という名のひとつの作品。」
三部作としての完成度はかなり良いですが、この本の評価が高いのは、一方で三部作それぞれが分けて製本化されていることを考慮した場合、このコストパフォーマンスは評価されるべきなのではないかということです。
City of GlassとGhostsの間に関連はほとんどなく、The Locked Roomの最後の部分で、作者はCity of GlassとGhostsについて言及します。つまり前の二つの作品は長い長い伏線であり、すべては輪が閉じられるための言葉だったと、最後の最後で明かされるわけです。それぞれの作品の中、最後の最後で作者が作品の中、言うなればカメラのフレームの内側に顔をのぞかせます。City of GlassとGhostsの時には、それがすごく宙ぶらりんな感覚をもたらすために、この作品は、それぞれひとつずつでは未完成といって差し支えのない読後感を与えます。The Locked Roomでの種明かしがあって、はじめてこの三部作はひとつの作品となるのではと、最後まで読みきり、思いました。
非常に良質な作品です。春雨の日、外に出るのがおっくうな時にでも、是非。
・「Trilogyの醍醐味が味わえる」
真夜中に鳴った一本の謎の電話から物語は始まる―出だしからドキリとするような世界に一歩踏み出せば、オースター特有の世界に入り込んでしまう。舞台そのものはNYであり、ピースになる小さな断片に特に異常なものが数多くあるわけではない。しかし、それらが奇妙な形で入り組み、混じりあうことで一種迷宮とでも呼ぶべき異空間が形成されてゆく。
3つの独立したストーリーを束ねたところでないところが「trilogy」の名に相応しい。一つのストーリーのピースがそのストーリーの中で絡むだけでなく、ストーリーを越えてすれちがいながら交叉することで読み手はますます現実と異空間のはざまに開いた隙間に放り出されてしまったような複雑な気分になる。
Aの話のあの人物がBの話を何気なく通!り過ぎていったり…。普通の物語ならばはっきりする物語と読み手の現実はこのようにして限り無く曖昧になっていく。そしてこの曖昧さから生じる不安定感がtrilogyとしての醍醐味だと感じる。
邦訳は3部に分けられてしまったため、「trilogy」としての面白みが大幅に減じたのが非常に残念。
英語は読みやすいので、邦訳しか読んでいない人には是非原書を読むことをお勧めする。
・「この本の手触りが好き」
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・「初めて洋書を手にとりました。」
洋書なるものに初めて正面からチャレンジしました。 訳の解らないことは何も英字であるからと言うわけでもなく、母国語の文学の中にもあるので、「まあ、いっか。」 と言うくらいの気楽さでチャレンジ。
難易度的には、どうなんでしょう。 英字新聞をざっと把握できるぐらいの英語力は必要でしょうか。 私は、辞書を手元に置いてじっくり読みましたが…。
本人のインタビューなどを聞くと、ポール・オースターは、あらゆる事に真剣であり、ヒジョーに人間味の溢れる熱いピュアな人のようです。 まずはこの人の人間性が面白いのじゃないのでしょうか。 こういう真摯さを持ったおもしろい人は日本の作家の中にも沢山います。
この本においても、オースターのおもしろ感は十分に発揮されています。 一種の思考訓練のような物語でもありました。 人生における奇妙な偶然性だとか、本を読むときにはじっくりと読みつつ、距離を置きつつ読む…なんていう自分の人生においても何かのヒントになりそうなフレーズが多々出てきます。 そういうのが、うれしい。
・「旧訳と新訳の両方を読んで」
旧訳と新訳の両方を読みました。私は村上春樹の作品が大好きで、村上氏がエッセイか何かでこの「ライ麦」に触れていたので、興味を持ち読みました。私は、最初に村上氏の翻訳を読んだのですが、読み始めの方が少し「ぼやっ」としているように感じられ、私的コールフィールドがなかなか確立してくれませんでした。そして、全体を通して、村上春樹作品が大好きな私には、これは村上春樹的世界のコールフィールドだと感じられました。
けれど、作品自体はとても素晴らしいもので、ある一定の年齢になると多くの人が感じるであろう、大人社会に対する「反抗」をとても絶妙に書き表してくれていて驚きました。
村上氏の翻訳を読んでみて、旧訳にも興味を持ち読みました。旧訳は、一度新訳を読んだためかもしれませんが、非常にテンポよく読むことができ、そしてそこには、私のイメージしていたコールフィールドがいました。
この作品は本当に素晴らしい作品です。これから読まれる方は、どちらか片方だけでなく、両方の訳を読んで、比べて、自分に合ったコールフィールドを見つけて欲しいです。
・「青春小説の傑作」
話の展開を一言で言えば、学校の偽善的な人間が嫌になった主人公が家に帰る話だが、今まで読んだ本のどの登場人物よりもホールデンは魅力的。半分大人で、半分こどもの彼が、大人のインチキな世界からこどもを守るライ麦畑の捕まえ役になりたいというところは何度読んでも微笑んでしまう。最後にホールデンが涙を流しながらメリーゴーランドに乗る妹を見守るシーンに限らず、所々で色んな解釈が可能なので、色々考えながら読むのも面白い。大まかに言えば、個人的にはホールデンのアイデンティティーの確立の話だと思う。
・「大人社会に疑問を持っている人へ」
JFK、J.レノンを暗殺した犯人がポケットに入れていたという、いわくつきの小説。 高校を退学させられた少年・ホールデンが、大人社会をラップ調で痛烈に批判する。この作品の特徴は、50‘S米国の汚い若者言葉が連発されているところであり、それが発刊当初、図書館に置いてもらえなかったという理由の一つである。ホールデンの将来の夢は、一面に広がるライ麦畑で、どこを走っているのかわからず崖から落ちそうになる子どもたちをつかまえる役―"the catcher in the rye"――になることだったが、このryeは、嘘の多い大人社会という意味で、lieと韻を踏んでいると考えられないだろうか。あてもなく街を彷徨い、嘘ばかりの大人社会に片足を踏み入れて、誰かにつかまえて欲しいと願ったのは、本当は彼自身だったかも知れない。 物語とは関係ないが、これは本として装丁が非常に良い。外国のペーパーバックサイズで、帯を外すと、ピカソの絵が出てくる。それは落書き風の、泣いているのか笑っているのかわからない表情の顔である。
・「アメリカ社会の幸福幻想に冷や水を浴びせる」
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・「青年文学を超えて」
この本は知的な青年の多くが経験するであろう疎外感を巧みに表現していて、特に最後に近い章では涙を誘う物語である。しかし、ただの青年文学として位置付けられるものでもない。ホールデン少年の感性は、大人になった我々に、今をよりよく変えようという力を与える。いつページを開いても、やさしい気持ちと希望を与えてくれるのである。
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