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▼「朝日のようにさわやかに」:セレクト商品

コンコルドコンコルド (詳細)
M.J.Q.(アーティスト)

「Cool Jazz」「緻密なアンサンブル」


ラスト・コンサート(完全盤)ラスト・コンサート(完全盤) (詳細)
M.J.Q.(アーティスト)

「深い思い入れのある好演」


ソニー・クラーク・トリオソニー・クラーク・トリオ (詳細)
ソニー・クラーク(アーティスト), ポール・チェンバース(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)

「ピアノトリオ」「珍しいピアノ・トリオの美しさ」「ハード・バップ・ピアノトリオの定番 哀愁をたたえたピアノタッチ 」「何度も繰り返して聴いてしまう」


トリオ・コンセプショントリオ・コンセプション (詳細)
ヤン・ハイツ・トリオ(アーティスト), ヤン・ハイツ(演奏), ピーター・トランク(演奏), ジョー・ネイ(演奏)

「トリオ・アルバムの秀作」


ケリー・ブルー+2ケリー・ブルー+2 (詳細)
ウィントン・ケリー(アーティスト), ナット・アダレイ(演奏), ポール・チェンバース(演奏), ベニー・ゴルソン(演奏), ジミー・コブ(演奏), ボビー・ジャスパー(演奏)

「ブルージーで官能的な彼のピアノの真骨頂」「冒頭の「ケリー・ブルー」を聴け」「冒頭の「ケリー・ブルー」を聴け」「ノリのよさとジャズの粋を感じさせるケリーの魂」「ノリのよさとジャズの粋を感じさせるケリーの魂」


ピープル・タイムピープル・タイム (詳細)
スタン・ゲッツ=ケニー・バロン(アーティスト), スタン・ゲッツ(演奏), ケニー・バロン(演奏)

「最後までゲッツ・サウンド」「20世紀を疾風のように駆け抜けた」「このアルバムは一生聞き続けていきます」「たおやかなゲッツのプレイ」「最高にピュアなサックスと包み込むピアノのやさしさ」


ヴィレッジ・ヴァンガードの夜ヴィレッジ・ヴァンガードの夜 (詳細)
ソニー・ロリンズ(アーティスト), ウィルバー・ウェア(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏), ドナルド・ベイリー(演奏), ピート・ラロカ(演奏)

「50年代のロリンズがいかに凄かったのか」「ライブとは」「ロリンズのピアノレスカルテット」「village vanguard」「ドン・ニューカムって知ってる?」


アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガードアット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), エリック・ドルフィー(演奏), マッコイ・タイナー(演奏), レジー・ワークマン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)

「若い方に是非聴いていただきたいCD。」「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」「熱気」「これぞ、コルトレーンの最高傑作」


伝説のイリノイ・コンサート伝説のイリノイ・コンサート (詳細)
エリック・ドルフィー&ハービー・ハンコック(アーティスト), エリック・ドルフィー(演奏), ハービー・ハンコック(演奏), エディ・カーン(演奏), J.C.モーゼス(演奏)

「エリック・ドルフィーとハービー・ハンコック」「不思議なソロ」


バド・シャンク・カルテット+1(紙)バド・シャンク・カルテット+1(紙) (詳細)
バド・シャンク(アーティスト), クロード・ウィリアムソン(演奏), ドン・プレル(演奏), チャック・フローレス(演奏)


Jazz Band BallJazz Band Ball (詳細)
Terry Gibbs(アーティスト)

「ヴァイブ奏者3人の競演」


サニー・サイド・アップサニー・サイド・アップ (詳細)
ルー・ドナルドソン(アーティスト), ビル・ハードマン(演奏), ホレス・パーラン(演奏), レイモン・ジャクソン(演奏), サム・ジョーンズ(演奏), アル・ヘアウッド(演奏)


ユニティユニティ (詳細)
ラリー・ヤング(アーティスト), ウディ・ショウ(演奏), ジョー・ヘンダーソン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)

「オルガン・ジャズの一頂点」「何も言わずに・・・」「60年代の白眉」「オルガンジャズの真骨頂」「オルガン・ジャズの金字塔!」


refined…refined… (詳細)
城戸夕果(アーティスト)


アルフィーのテーマアルフィーのテーマ (詳細)
アンディ・スニッツァー(アーティスト), アラン・マレット(演奏), ジェームス・ジナス(演奏), クラレンス・ペン(演奏)


ジョージ・ウォーリントン・ライヴ・アット・カフェ・ボヘミアジョージ・ウォーリントン・ライヴ・アット・カフェ・ボヘミア (詳細)
ジョージ・ウォーリントン(アーティスト), ドナルド・バード(演奏), ジャッキー・マクリーン(演奏), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)

「演奏・音質ともに極上の満点盤」「マクリーン版『バードランドの夜』」


ザ・ゴールデン・エイトザ・ゴールデン・エイト (詳細)
ケニー・クラーク(アーティスト), ダスコ・ゴイコヴィッチ(演奏), レイモンド・ドロズ(演奏), クリス・ケレンズ(演奏), デレク・ハンブル(演奏), カール・ドレヴォ(演奏), フランシー・ボーラン(演奏), ジミー・ウッド(演奏)


ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ (詳細)
ホレス・シルヴァー(アーティスト), ダグ・ワトキンス(演奏), ケニー・ドーハム(演奏), ハンク・モブレー(演奏), アート・ブレイキー(演奏)

「ジャズ・メッセンジャーズの代表作」「ジャズ初めての方にお薦め」「シルバー名義のメッセンジャーズ」


Strange BluesStrange Blues (詳細)
Jackie McLean(アーティスト)


イッツ・ザ・タイムイッツ・ザ・タイム (詳細)
ロン・カーター(アーティスト), マルグリュー・ミラー(演奏), ラッセル・マローン(演奏)


ノー・モア・ノー・レスノー・モア・ノー・レス (詳細)
グィード・マヌサルディ・トリオ(アーティスト)


Performs Satin DollPerforms Satin Doll (詳細)
Knud Jorgensen(アーティスト), Dielemans(アーティスト), Akerberg(アーティスト)


Jazz Tones - Roger Tilton Trio feat. Henry Franklin[Import]Jazz Tones - Roger Tilton Trio feat. Henry Franklin[Import] (詳細)
Roger Tilton (p);Henry Franklin (b);Dick Weller (ds)(アーティスト)


India Looking WestIndia Looking West (詳細)
The Sai Ghose Trio(アーティスト)


▼クチコミ情報

コンコルド

・「Cool Jazz
1955年リリースすか、まだ生まれてねええっす。漢文の授業のような古典ですな。がしかしこのグループはメンバーに『クラッシックコンプレックス』重症な人がいるのでなんだか『優雅&お上品なジャズ』でやんすな。その人はジョンルイス。ミルトジャクスンのビブラフォンもおさえにおさえた演奏でやけに『宮廷音楽=サロンミュージック』みたいね。ドラムのコニーとミルトジャクスンの相性はかなりいいかも。のんびり、ゆったり、ひねもすゆたりゆたりかな。なんだか寝てしまいそう。ピロージャズにもいいかも。ミルトジャクスンはやはりうまいっす。                10点中8点

・「緻密なアンサンブル
パリはコンコルド広場をテーマにしたMJQの最高傑作。楽団の中心となるヴァイブは、ジャズではマイナーな楽器である。そのヴァイヴを入れたカルテットで一世を風靡したMJQのベストの一枚。ピアノのジョン・ルイスはヨーロッパへのあこがれが強かったようで、この盤以外にもヴァンドーム広場やベニスをテーマに据えたアルバムを制作している。それまで、ジャズに必須とされたアドリブ、インプロヴィゼーションを廃し、緻密なアンサンブルを聴かせるという手法は、クラシックの室内楽の伝統が強いヨーロッパで熱狂的に支持された。アンサンブルと透明な美しさあふれるミルト・ジャクソンのヴァイヴにうっとりする。しかし、ヴァイヴを入れたグループは、むずかしいようで、MJQに追従するジャズメンはいなかった。特異にして、唯一無比の音楽。(松本敏之)

コンコルド (詳細)

ラスト・コンサート(完全盤)

・「深い思い入れのある好演
MJQのライブ盤といえば「ヨーロピアン・コンサート」ということになろうが、この「ラスト・コンサート」も充実したできである。MJQはこの「解散」以後も何度も再結成されたが、残念ながら全盛時の緊張感を失っていた。しかしここでは「ラスト」というシチュエーションが緊張感を生み、深い思い入れのある演奏を導き出している。

トップの「朝日のようにさわやかに」、そして「人知れず」「サマー・タイム」辺りが聴きもの。CD化の際追加された曲も、それそれ聴き所を持つ。

ラスト・コンサート(完全盤) (詳細)

ソニー・クラーク・トリオ

・「ピアノトリオ
ソニー・クラークは1957年,26歳でブルーノートレーベルから初リーダー作 "DIAL "S" FOR SONNY" をリリースしています。彼はその後,たった半年で矢継ぎ早に数枚のアルバムを録音しています。3管編成の "SONNY'S CRIB",本作 "sonny clark",そしてジャズ史に残るベストセラー "COOL STRUTTIN'" など…。

彼は,このアルバム "sonny clark" 録音の2ヵ月後に,同じメンバーに2管を加えて,"COOL STRUTTIN'" を録音しています。そんな,まさしく当時の最高のレーベル,最高のメンバー,しかも最高に乗りに乗った時期に録音されたこのアルバムが,最もピアノトリオらしいピアノトリオのアルバムの一枚であるといわれているのも納得できます。

それがこの価格で聞けるのですから,ピアノトリオが好きな人は,コレクションに一枚入れてみてはいかがでしょうか。曲は,どれも素敵です。特に名演といわれている「朝日の…」もですが,他のどれも心地よく聴く事ができます。

・「珍しいピアノ・トリオの美しさ
1963年にドラッグのやりすぎで、わずか31歳の若さで他界したソニー・クラークが超名盤「クール・ストラッティン」吹き込みの直前に制作した一枚。ポール・チェンバース(ベース)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)とのピアノ・トリオだが、当時は地味すぎて全く売れなかったという。名演奏と名高い「朝日のようにさわやかに」のスイングする演奏もいいが、「アイル・リメンバー・エプリル」の静かな美しさも格別。「クール・ストラッティン」もいいけど、1957年当時は珍しかったピアノ・トリオの美しい演奏も聴いて欲しい。(松本敏之)

・「ハード・バップ・ピアノトリオの定番 哀愁をたたえたピアノタッチ 
日本で特異な人気を博しているソニー・クラーク。その一番の要因はクールストラッティンの哀愁をたたえたサウンドにある。しかし、トリオでのこの演奏もそれに勝るとも劣らずクラークのマイナー調の美しいソロで多くのファンの支持を得ている名盤である。ホレス・シルバーやバリー・ハリス、ウイントン・ケリー、ボビー・ティモンズなどハード・バップ・ピアニストにも才人が多いが、クラークのピアノタッチとフレーズの潤湿な音色の個性は類を見ない独自性をもっている。「朝日のようにさわやかに」は特に人気のあるトラックだが、「時さえ忘れて」のアタックの効いたフィリー・ジョーのドラムスにあおられながら豊かな歌心でドライブするクラークが印象的だ。同じベースとドラムスでも、レッド・ガーランドの入ったマイルスの「ザ・リズムセクション」トリオとの違いにクラークの強烈な色彩を感じる。夭折した才能あるピアニストが残したハード・バップ・ピアノトリオの定番として、これからも色あせることなく聴き継がれることだろう。

・「何度も繰り返して聴いてしまう
ピアノトリオには何となく近寄りがたい雰囲気があってあまり積極的に聴いていなかったのだが、これを聴いてイメージが一新。

アップテンポの曲でも、緊張感よりも親しみのある空気感が勝り何度も繰り返し聴いてしまう。ピアノソロによる「四月の思い出」が静かに終わると、また1曲目の「ビバップ」のスピーディーな演奏を聴きたくなる。

名演との誉高い「朝日のようにさわやかに」はクラークの湿り気を帯びた演奏もさることながら曲自体がマイナー調で日本人好みだし、途中でテンポアップする瞬間は何度聴いても心躍ってしまう。もちろんそのスイング感は、名盤「クールストラッティン」でも共演した名手ポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズに負う面が大きい。

でもこんな風にピアノトリオに対する抵抗感がなくなってしまうと、必然的に買いたいCDが増えるわけであって、それはそれで悩みのひとつだな。

ソニー・クラーク・トリオ (詳細)

トリオ・コンセプション

・「トリオ・アルバムの秀作
オランダのジャズ・メンというとミシャ・メンゲルベルクくらいã-か知らなかったが、本作ã‚'è'き、オランダ恐るべã-の念ã‚'強くã-た。本作はï¼'9ï¼-ï¼"å¹'のベルリン・ãƒ-ルーノートでのライãƒ-録音だが、初é¡"合わせとは思えないほどの優れたæ¼"奏ã‚'展é-‹ã-ている。

ヤン・ハイツはオスカー・ãƒ"ーターソンのようなç²'のç'°ã‹ã„音で、ãƒ"ル・エãƒ'ァンスばりのアドリãƒ-ã‚'è'かせ、それã‚'ã-っかりとãƒ"ーター・トランクが骨太のベースでæ"¯ãˆã‚‹ã€‚ドラムがややカスカスã-た感じなのが残念だが、ã"れも完å...¨ã«åŠç¬¬ç‚¹ã‚'脱ã-ている。

不思議なã"とはハイツの線のç'°ã„ãƒ"アノが、リズム・セクションとäº'è§'に渡り合うã"とである。特にè¶...有名曲「枯è'‰ã€ã€Œæœæ-¥ã®ã‚ˆã†ã«ã•わやかに」などは彼の創意に満ちたアドリãƒ-が満載で、その独!ç‰!!¹ã®éŸ³ã®ã¤ãã‚ŠãŒå¼·çƒˆãªãƒ™ãƒ¼ã‚¹ã‚'å'うに何ともè'かせるのだ。

ã"くå°'数のマニアにのみ評価されているらã-いが、実にもったいない話だ。有名盤にまったく引ã'ã‚'å-らない一枚である。

トリオ・コンセプション (詳細)

ケリー・ブルー+2

・「ブルージーで官能的な彼のピアノの真骨頂
このアルバムはケリー先生を紹介する雑誌などで必ずといっていいほど紹介される超名盤。

聞いてみると確かに非の打ち所のない素晴しい演奏が目白押し。文句なく星5つあげられるレビュー簡単アルバム!

ジャズピアノでブルースの美しさを楽しむには、このアルバムがもっとも優れているアルバムの一つ。

基本的にジャズピアノはテクニックに走るか、変わった響きを追求してしまう方向性も否定できず、その中でこのアルバムのように歌心のみをブルースの視点でここまで見事に追求されると感動すら覚える。

文句なく推薦できるアルバムです。

・「冒頭の「ケリー・ブルー」を聴け
「ケリー・グレイト」「ケリー・アット・ミッドナイト」「枯葉」などの名盤がウイントン・ケリーにはあるが、やはりケリーの愁眉はこのアルバムだどう。まず冒頭の「ケリー・ブルー」。この美しい一曲だけを聴くためにこのアルバムを買ってもいい。思わず口笛でもふきたくなる。軽快だけどブルージーで、これぞジャズ・ナンバーというような名曲。ナット・アダレイ(コルネット)ベニー・ゴルソン(テナーサックス)ポール・チェンバース(ベース)など最高のミュージシャンとのコラボレーション。秋の夜長によく似合う一枚。(松本敏之)

・「冒頭の「ケリー・ブルー」を聴け
「ケリー・グレイト」「ケリー・アット・ミッドナイト」「枯葉」などの名盤がウイントン・ケリーにはあるが、やはりケリーの愁眉はこのアルバムだろう。まず冒頭の「ケリー・ブルー」。この美しい一曲だけを聴くためにこのアルバムを買ってもいい。思わず口笛でもふきたくなる。軽快だけどブルージーで、これぞジャズ・ナンバーというような名曲。ナット・アダレイ(コルネット)ベニー・ゴルソン(テナーサックス)ポール・チェンバース(ベース)など最高のミュージシャンとのコラボレーション。秋の夜長によく似合う一枚。(松本敏之)

・「ノリのよさとジャズの粋を感じさせるケリーの魂
ピアニストとしての実力はビル・エバンスやトミー・フラナガンには及ばないにしても、その個性やノリのよさでウイントン・ケリーは愛すべきピアニストとして忘れられない存在である。このアルバムはジャズ喫茶の人気盤として、またウイントン・ケリーの代表作としてあまりにも有名だが、とりわけ標題曲の「ケリー・ブルー」はファンキーな味付けと軽快なテーマで一度聴いたら忘れられない。ボビー・ジャスパーのフルートとポール・チェンバースのベースがいい。続いては名演「朝日のようにさわやかに」。ピアノトリオとしては、ソニー・クラークの演奏と比較すると興味深いが、ケリーはシングル・トーンでソウルフルに攻める。オン・グリーン・ドルフィン・ストリート、「柳よ泣いておくれ」といったスタンダードでもケリー節ともいえる独特のソロを聴かせてくれる。マイルス・デイビスをして、ウイントン・ケリーのピアノを「タバコに火をつけるのに不可欠」な存在と形容したのはあまりにも有名な話だが、レッド・ガーランド、ビル・エバンス、ハービー・ハンコックらとならぶマイルスの重要なイマジネーションの触媒であったのだろう。僕のイメージとしては、真夜中よりも午後のひと時か、夕方に聴くアルバムのように思える。

・「ノリのよさとジャズの粋を感じさせるケリーの魂
ピアニストとしての実力はビル・エバンスやトミー・フラナガンには及ばないにしても、その個性やノリのよさでウイントン・ケリーは愛すべきピアニストとして忘れられない存在である。このアルバムはジャズ喫茶の人気盤として、またウイントン・ケリーの代表作としてあまりにも有名だが、とりわけ標題曲の「ケリー・ブルー」はファンキーな味付けと軽快なテーマで一度聴いたら忘れられない。ボビー・ジャスパーのフルートとポール・チェンバースのベースがいい。続いては名演「朝日のようにさわやかに」。ピアノトリオとしては、ソニー・クラークの演奏と比較すると興味深いが、ケリーはシングル・トーンでソウルフルに攻める。オン・グリーン・ドルフィン・ストリート、「柳よ泣いておくれ」といったスタンダードでもケリー節ともいえる独特のソロを聴かせてくれる。マイルス・デイビスをして、ウイントン・ケリーのピアノを「タバコに火をつけるのに不可欠」な存在と形容したのはあまりにも有名な話だが、レッド・ガーランド、ビル・エバンス、ハービー・ハンコックらとならぶマイルスの重要なイマジネーションの触媒であったのだろう。僕のイメージとしては、真夜中よりも午後のひと時か、夕方に聴くアルバムのように思える。

ケリー・ブルー+2 (詳細)

ピープル・タイム

・「最後までゲッツ・サウンド
5,60å¹'代のæ¼"奏ã-か聞いたã"との無かった僕ですが、CDã‚'かã'て驚いたのは、å½"たり前なのかもã-れませã‚"が、その音は、ç'›ã‚Œã‚‚なく「ゲッツ・サウンド」だったã"とです。æŸ"らかく、åŒ...み込むような音、そã‚"な中に、確固たる、信念が感じられる。そã-てç' æ™'らã-い音、フレーズがあふれてきまã-た。

あぁ、彼は最後まで、自分の音ã‚'出ã-続ã'られたã‚"だなぁ。僕は趣å'³ã§ã‚®ã‚¿ãƒ¼ã‚'やりますが、彼のように、最後まで、ギターã‚'弾いていã'たらと思います。

とã"ろで、連れ添っているãƒ"アノのケニー・バロンさã‚"もç' æ™'らã-い

透明感のある音(最è¿'の録音だから、と言うのもあるでã-ょうが)そã-て、ドュオというã"とã‚'忘れさせるほどの存在感のある、ソロ、バッキング。コンテンポラリーなのに、難解さã‚'感じさせなã!„流れるような、フレージング。ç' æ™'らã-い、ãƒ"アニストですね。

そã-て、最後に、ã"のライãƒ-アルバムの曲のソロãƒ'ートã"とにæ¼"奏è€...へæš-かい拍手ã‚'送る観客にも感動ã-まã-た。é-"違いなく、彼らもã"の名æ¼"ã‚'作り上ã'るのに一役買ったといえるでã-ょう。

・「20世紀を疾風のように駆け抜けた
1991年3月、死の3ヶ月前にコペンハーゲンのジャズクラブ「カフェ・モンマルトル」での、ピアニストのケニー・バロンとのデュオのライブ盤。1927年に生まれ、弱冠19歳で初レコーディング。生涯を通じて発表されたアルバムは100枚近くとマイルス・デイビス並み。北欧の美人と結婚するが、離婚、生涯莫大な慰謝料を搾り取られ、「ゲッツ/ジルベルト」などの大ヒットがあるのに、金に困ってピストル強盗をしたという伝説もある。性格は、まるで子供がそのまま大人になったようだ、と言われる。全盛期ならともかく、ガンの痛みをこらえながら演奏した1枚が生涯のベスト盤の1枚になった。鬼気せまる演奏というより、達観した人生の「哀しみ」を吹く。8曲目の「ファースト・ソング」を聴くと、涙をこらえ切れなくなる。テナー・サックスの巨人がジョン・コルトレーンとソニーロリンズなら、ゲッツはテナーの粋人。ゲッツは20世紀を疾風のように駆け抜けた。(松本敏之)

・「このアルバムは一生聞き続けていきます
このアルバムはきっと一生聞き続けていくと思います。録音から幾分年月が過ぎていますが、その美しさは全く色あせないです。このライブでの2人の集中力はすごい。またテナーとピアノのデュオゆえの緊迫感があります。とはいえそこから出てくる音は本当に美しい。音楽に接していてピープル・タイムを聴いたときほど感動したことはないです。本当の美しさの意味が分かります。初心者やプレゼントにもお薦めです。Night And Dayのテーマをゲッツが吹くと、カフェ・モンマルトルのお客さんがわっと拍手をするのが感動的です。Gone With The Windでもそうですね。1枚目の1曲目の始まり方からして最高ですし。始まりだけで涙してしまいます。バロンのイントロはいいですね。

このアルバムを聞くと、生きてきて良かったなぁと感じます。とくにNight And Dayのゲッツのテーマの崩しとバロンの驚異的なソロを聴くと。East Of The SunやGone With The Windではよく涙を流します。Like Someone In Loveのバロンのソロは美しいです。タイトル曲ではシンプルな演奏ですが、何故か心を打たれます。古くからの十八番のスタンダードだけでなくFirst Songもやっていて、いかにゲッツが柔軟に音楽の美しさだけを追求してきたか分かりますね。尊敬します。 

並のデュオ盤ではここまでの集中力を感じることはないですね。やはりゲッツが生前最後に息絶え絶えながらも魂を注ぎ込み、バロンも懸命にそれを支えたからこそ、ここまでの感動を誘えたのでしょう。バロンはこのアルバムによって、歴史に残る敬愛されるジャズマンになったことは間違いありません。ライナーノートではバロンの温かい文章に心を打たれます。CDのジャケットも心温かくていいですね。タイトルも。いやー、ゲッツの音楽って本当に美しいですね!

・「たおやかなゲッツのプレイ
ピープル・タイムはスタン・ゲッツの死生観を投影したアルバムだと思う。そして、それは人生の素晴らしさをサックスの響きに重ねた美しい音色となって、私達の心を打つ。また、ケニー・バロンの繊細でメロディアスなピアノタッチが、ゲッツのサックスを見事にバックアップして、彩りを添えている。

「ナイト・アンド・デイ」、「ライク・サムワン・イン・ラブ」「ゴーン・ウィズ・ザ・ウインド」のたおやかなプレイは、ゲッツならではである。このアルバムに出会えて良かった。ジャズってやっぱり素晴らしい!

・「最高にピュアなサックスと包み込むピアノのやさしさ
スタンゲッツとともに歩んできたケニ―バロンのやさしさがたまりません。特にディスク2の1曲目と4曲目には泣かされます。スタンゲッツのブレスまでよく聴こえ震えます。

ピープル・タイム (詳細)

ヴィレッジ・ヴァンガードの夜

・「50年代のロリンズがいかに凄かったのか
ジョン・コルトレーンとソニー・ロリンズはともに50~60年代を代表するテナーの巨人であり、異なった個性ゆえ何かと比較される事が多い。コルトレーンがどちらかというと未熟だった時期から段階的にステップ・アップして自己の音楽を究極まで高めていったのに対し、ロリンズは初期においてすでに天才的なアドリブの才能を披露し、時として停滞しながらも、カムバックしては飛躍的な素晴らしい演奏を聞かせる。努力型のトレーンと天才肌のロリンズといってしまえばそれまでだが、ロリンズにはケース・バイ・ケースにおいてとんでもない能力を発揮するつぼのようなものがあるようだ。このアルバムはピアノレスでシンプルな野性味に満ちているが、複合的リズムをたたき出すエルビン・ジョーンズの参加によって自然発生的なロリンズのソロはスリルに満ちている。オールド・デヴィル・ムーン、朝日のようにさわやかに、ストライヴァーズ・ロウと続くライブの緊張感はロリンズの即興者としての実力を遺憾なく感じることが出来る。

・「ライブとは
このアルバムでライブの凄さ、良さに引きづりこまれたのはきっと私だけではないでしょう。ジャケットのロリンズの顔の写真からしてこのアルバムは際立っていてとにかく「早く聴け!俺の音を聴け!」と押しまくられそうです。聴いてびっくりドラムの音、ベースの音サックスの音がすばらしい音で降りかかってくる。ピアノレスで甘さを抑えた辛口の素晴らしい出来。

・「ロリンズのピアノレスカルテット
ロリンズには珍しいピアノレストリオ。ピアノが入らないことで、ロリンズはかえってのびのび演奏している。「チュニジアの夜」「朝日のようにさわやかに」などの名曲は今聴いても新しい。当時、新鋭ドラマーだったエルビン・ジョーンズの演奏も素晴らしい。1957年のモノラル録音で、ニューヨークの有名ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライヴだが、24ビット盤なので音は抜群。これで1500円はお買い得というもの。(松本敏之)

・「village vanguard
名門ジャズクラブでのライブ音源。ライブの臨場感がたまらない。野太いテナーサックスの音。blue note 1581

・「ドン・ニューカムって知ってる?
一曲目が終わってロリンズが自己紹介をする。(彼は良くライブで喋るほうだ)「みなさんこんばんは。よいこのみんな、ドンおじさんだよ」これで客席は結構沸く。このドンというのは、その頃大変有名だった野球選手ドン・ニューカムのこと。引退後日本の中日ドラゴンズでプレーしたこの名選手にロリンズが良く似ていた、というのは有名な話。そしてロリンズは「ニュークス・タイム」という、これまたニューカムの名前をもじったタイトルのアルバムまで作っているのだ。というわけで、ここでドンおじさんはいつものようにホームランをガンガン・・ではなく、ピアノレストリオでガンガン豪快なフレーズを連発する。ヴィレッジヴァンガードがヤンキースタジアムになった一夜。

ヴィレッジ・ヴァンガードの夜 (詳細)

アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

・「若い方に是非聴いていただきたいCD。
個人的なことで申し訳ないが、今をさること30ん年前、このレコード(今はCDですが)に出会わなければ、今の僕の財布はもっと重かっただろうし、僕の人生はその重さの分、きっと味気ないものになっていたに違いない。「至上の愛」が最高だという方が多いが、僕にとってはインパルス時代の一番おいしいトレーンがここにいる。最初から最後まで、とにかく熱い! 若い方に是非聴いていただきたいCDである。

・「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける
1961年11月2日(2・3)、3日(1)ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。マックス・ゴードンが経営する『ヴィレッジ・ヴァンガード』は数々の名盤を残してきたライヴのメッカとも言うべき場所である。検索で『ヴィレッジ・ヴァンガード』と入れれば数多くの有名作がずらりと並ぶ。J・Cトーマス著『コルトレーンの生涯』にはこの夜の店内の様子が見事に描かれている。

クラブ・オーナーのマックス・ゴードンはいつの間にか後方のテーブルに腰を下ろし、音楽を聴きながら頭をうなずくように振っている。アドリブがクライマックスに達すると、今にも折れそうなくらい首を振り、コルトレーンが死ぬまでずっとコンビを組み続けたプロデューサー、ボブ・シールは激しく床を踏みならすとともに煙幕のようにパイプをふかし続けていた。そして、録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーはマイクをテナーから数インチの位置に支えながら、動き回って吹くコルトレーンを追いかけていた。そのため客の足を踏んだり、乗り越えたりするはめになった。

このアルバムの3曲目『チェイシン・ザ・トレーン』はそうしたルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける様を曲名にしたものである。当時のライヴ録音の有り様もうかがい知れて、なおさら面白い。

・「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける
1961年11月2日(2・3)、3日(1)ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。マックス・ゴードンが経営する『ヴィレッジ・ヴァンガード』は数々の名盤を残してきたライヴのメッカとも言うべき場所である。検索で『ヴィレッジ・ヴァンガード』と入れれば数多くの有名作がずらりと並ぶ。J・Cトーマス著『コルトレーンの生涯』にはこの夜の店内の様子が見事に描かれている。

クラブ・オーナーのマックス・ゴードンはいつの間にか後方のテーブルに腰を下ろし、音楽を聴きながら頭をうなずくように振っている。アドリブがクライマックスに達すると、今にも折れそうなくらい首を振り、コルトレーンが死ぬまでずっとコンビを組み続けたプロデューサー、ボブ・シールは激しく床を踏みならすとともに煙幕のようにパイプをふかし続けていた。そして、録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーはマイクをテナーから数インチの位置に支えながら、動き回って吹くコルトレーンを追いかけていた。そのため客の足を踏んだり、乗り越えたりするはめになった。

このアルバムの3曲目『チェイシン・ザ・トレーン』はそうしたルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける様を曲名にしたものである。当時のライヴ録音の有り様もうかがい知れて、なおさら面白い。

・「熱気
 ã"のアルバムã‚'è³¼å...¥ã-て暫くのé-"は、å...Žã«è§'ã"ればっかりè'いていた様な記憶があります。まあ、実際はä»-の作å"ã‚‚è'いていまã-たã-、四å...­æ™‚中部屋に音楽が流れていた訳でもないのですが、然ã-ã"のアルバムがãƒ-レーヤーにセットされる率が、ある時期非常に高かった事は確かです。

 å...¨ã¦ã®éŸ³ãŒé©šç•°çš„ですが、中でも圧巻なのは矢張り「チェイシン・ザ・トレーン」でã-ょうか。ã"れã‚'è'いてると、「ã"の音楽に浸る」以å¤-のå...¨ã¦ã®è¡Œå‹•が停止ã-、æ-¥å¸¸ãŒé ã-かり、ç'"粋な観念のä¸-界に飛ã‚"で行くような浮遊感ã‚'å'³ã‚ã†ã®ã§ã™ã€‚何より抜群に格好良いã-。

 コルトレーンのスãƒ"リチュアリティ(曲名でなく)に持って行かれ過ぎたくはない、ç'"粋に音楽ã‚'音楽とã-て楽ã-みたい、という人にもお奨めできる作å"ã€‚圧巻ã!€‚

・「これぞ、コルトレーンの最高傑作
ジョニー・ハートマンとのデュオ、"My Fovourite Things", "Ballad", "Blue Train" 等々、コルトレーンの代表作はたくさんあるけれど(ジャイアントステップ以降はいけません)これが間違いなく最高です。なぜか、それはドルフィーの存在。他に類を見ない彼の天才に触発されて、コルトレーンが本当に言い意味での「入魂」の演奏をしています。「チェイシンザトレーン」にあふれる音に浸っていると、うわぁ、終わらないでくれぇ、と思ってしまいます。ちなみに僕にとってこれがコルトレーンの最高作だけど、ドルフィーの最高作ではない。なぜか。それはドルフィーは生前(そして死後40年以上たった今でも)他のどんなプレイヤーよりも他の次元にいたから。ドルフィーの残された演奏を聴くたびにいつも新しさを、そしてこの後どうなるのかという不安にも似た期待を持ってしまう。そう、ドルフィーの最高作は「次の作品」なのです。

アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (詳細)

伝説のイリノイ・コンサート

・「エリック・ドルフィーとハービー・ハンコック
”朝日のようにさわやかに”のイントロ,ドルフィーサウンドに内臓をひっくり返されて,ハンコックの端整なピアノで我にかえる。あたかもジェットコースターに乗せられているような演奏だとおもいました。ドルフィーの情念と若きハービー・ハンコックの理性の対比が,すばらしい名演奏を生んだのではないかと思います。

こんなスリリングな演奏を生で聴けたらなーと思わせるCDだと思います。

・「不思議なソロ
「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」は最後までまったくのソロ。アルトサックスらしき音だが音質もきれいなのに、かすかに息がもれるような…コルトレーンともスタン・ゲッツともポール・デズモンドともちがう。メロディも穏やかだがスリリングで8分47秒耳を澄ましてしまう。最後は演奏後10秒の静寂とおもむろな拍手10秒ですが。

コルトレーンのI Want To About Youで後半やはりまったくのソロになってしまうのも初めて聴いたときは感動して泣きそうになったが、これもまた別の、深みのある、たぶん何十回も聴くことになるだろう1曲。

伝説のイリノイ・コンサート (詳細)

Jazz Band Ball

・「ヴァイブ奏者3人の競演
同種楽器の組合せは珍しくないが、これはテリー・ギブス、ヴィクター・フェルドマン、ラリー・バンカーというヴァイヴ奏者3人の競演だ。あとはルー・レヴィのピアノ、マックス・ベネットのベース、メル・ルイスのドラムス。1957年ステレオ録音。

デンジル・ベストの作品(10)以外、丁々発止というより和気あいあいの楽しげな演奏。とくに凝ったアレンジや仕掛けはなく、自由でのびのびした感じ。ただ曲目に関してはMJQやベニー・グッドマンのレパートリーも選ばれているから、「俺たちがやったらこうなるぜ」という主張なのだろう。

また曲によってマリンバやシロフォンが使われていて、これが音色的に面白い。余韻がないから連打せざるを得ないわけで、これが楽想に影響を及ぼす。慣れていないせいか、ヴァイブのときとは勝手が違うようだ。編成が編成だけに全体に涼しい響き。しかし名手ばかり並べただけあって、聴き応えは充分ある。珍品だと思って敬遠したらもったいない。

Jazz Band Ball (詳細)

ユニティ

・「オルガン・ジャズの一頂点
 ヤング、ジョー・ヘンダーソン、ウディ・ショウ、エルヴィン・ジョーンズ。何という凄いメンバーでしょうか。ショウなんてまだ20歳そこそこなのに、尖がったソロを突きまくってます。ヘンダーソンは「Softly~」でのソロが最高ですね。ラストの曲では全員が燃え上がっています。オルガンでモード・ジャズを追求したヤングの一頂点といえるでしょう。

・「何も言わずに・・・
オルガンでモードJAZZ・・・って、想像つきますか?つかないでしょう。。。

・「60年代の白眉
ラリー.ヤングは、「オルガンのコルトレーン」と形容されるが、ホントにそうか?恐らくは、非ジミー.スミス的というか、オルガン=コテコテのソウルジャズというイメージからまったく離れたところにいることからそう表現されるのではないか。もしくは本作のドラムがエルヴィンだから?

そういうことは抜きにして、本作は名盤です。知的なラリーと野性味溢れるエルヴィンの相性が抜群。Monk's Dreamはオルガン-ドラムのデュオとしては屈指の好演。当時ホレス.シルバーのフロントでもあった、ウディ.ショウとジョー.ヘンダーソンのコンビも強力。ウディは3曲提供しているが、彼の作風が音楽の雰囲気を握っているようにも見えるし、moontraneの浮遊感はカッコいい。オルガンジャズというフォーマットでの60年代本流の音楽として、お勧めです。

・「オルガンジャズの真骨頂
オルガンのジャズといえばジミースミスが有名だが、ラリーヤングはより新目の音を出していた人。このセッションではベース奏者はおらず、ヤングのペダルベースがドライブしまくっている。何と言ってもこのアルバムの音を作り上げいてるのはドラムのエルビンだと思う。なんだ、このビートのうねりは!!こんなドラムは間違いなく二度と出てこないだろう。ウディーのプレイはまだ途上段階だが、その分、ヘンダーソンのプレイが素晴らしい。しかし凄い顔ぶれだなぁ。

・「オルガン・ジャズの金字塔!
 コテコテ系とは一線を画すが、これは間違いなくオルガン・ジャズの金字塔です。ホレス・シルヴァー・グループのフロント二人、ジョー・ヘンとウディ・ショウをフロントに据え、エルヴィン・ジョーンズのパルスを受け4人が何かに取り憑かれたような演奏を繰り広げまています。フロントの二人がでウネウネ、アウトフレーズを注入し、ラリー・ヤングも鬼のようなベースラインとハーモニーで呼応する、新時代のオルガン・ジャズの形だったのではないでしょうか?手垢のついたスタンダード、ソフトリーをここまでモーダルに演奏しているアルバムはなかなかありません。オルガンが苦手という方にもオススメっす!

ユニティ (詳細)

ジョージ・ウォーリントン・ライヴ・アット・カフェ・ボヘミア

・「演奏・音質ともに極上の満点盤
モダンジャズ史上屈指の名ライブ盤(1955年9月9日録音)。内容の素晴らしさは勿論、半世紀前の収録とは到底思えぬ臨場感溢れる音質も、本盤を名作足らしめる要因と言い切ろう。全く全世界のジャズマニアは、録音エンジニアを務めたルディ・ヴァン・ゲルダー翁に足を向けて寝られない。傘寿を過ぎて今もなおブルーノート、プレスティッジ等の名盤リマスタリングに精を出すこの偉人に、改めて最敬礼せねばなるまい。

先ず幕開けの、アトランティック時代のクリス・コナーの名唱も懐かしいロジャース=ハート作におけるクインテット全員の躍動感が凄い。特に無酸素運動さながらに吹きまくりながらも若きジャッキー・マクリーンとドナルド・バードの奏でる音色は、何処までもリリカルで魅力的だ。ポール・チェンバースはいつものようにノコギリアルコを全開。好みが分かれるところであるが、当時弱冠二十歳の卓越した技量にただただ恐れ入る。音楽監督ウォーリントンのセンスを垣間見れる一曲と言えよう。

ビバップ・マナーの2はスイング感覚が素晴らしい。フロント陣とリーダーは控え目なのでチェンバースの弾く重低音とアート・テイラーの安定感を堪能したい。テーマ部分のタイム感覚が洒脱なマクリーン作の名曲3では、再び各人がきらびやかなソロを展開。スピードを上げた4ではテイラーが活火山さながらに爆発、一気に主役に躍り出る。さらに愁嘆的な「朝日のようにさわやかに」を元ネタとした5、「Love Me Or Leave Me」を改作した収録先「カフェ・ボヘミア」テーマ曲として名高い6、おまけの終演曲「The Peck」まで聴き手は怒涛の勢いに脱帽するほかない。何百回聴いても飽きることのない、問答無用の傑作である。

最後に抜群に印象的なジャケットについて一言。演奏終了後の朝6時に家路を急ぐクインテットが撮影用に駆り出された行き先は、果たしてジョージ・ワシントン大統領就任100年を記念して建造された大理石アーチの聳える、グリニッチ・ヴィレッジ近くのワシントン広場であった。米国初代大統領さながらの「ジョージ・ウォーリントン」の類まれなる統率力への賞賛を暗示する、何とジャズ的な隠喩であろう!

・「マクリーン版『バードランドの夜』
カフェ・ボヘミアというライブ・ハウスでのライブで、チェコ遠征の記録ではない。素晴らしいジャケ写はワシントン広場でのスナップ。内容はドナルド・バードとマクリーンのフロントで『バードランドの夜』を演ったらこうなる、というもの。これがあの地味なアート・テイラーかと驚くような前ノリのシンバルに乗せて、ツッコミ気味のソロが展開される。私は苦手だが(タメの効いていないマクリーンなんて)、『バードランドの夜』の好きな人には同じようにエキサイティングなんだろうとは思う。チェンバースのノコギリアルコが聴けるので1点減点。

ジョージ・ウォーリントン・ライヴ・アット・カフェ・ボヘミア (詳細)

ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ

・「ジャズ・メッセンジャーズの代表作
シルヴァー名義のアルバムだが、リーダーが代わっても、本作がメッセンジャーズの代表作であることに変わりはない。全編にシルヴァーのカラーが溢れているのは当然のこととしても、ここは、素直に彼の作編曲能力を褒め称えたい。6.8.などは彼の生涯の傑作と申して良い。ただし、ゴロゴロいう彼のピアノソロには、好き嫌いがあるかもしれない。メッセンジャーズの名前と引き替えに、ほとんどのメンバーを引き連れて脱退したシルヴァーだが、意外にもその後の彼のグループは、傑出した作品を余り多くは生み出していない。逆にブレイキーの方はタレント発掘能力を発揮して、若いミュージシャンに活躍の場を提供して大成功した。リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ウェイン・ショーターなど、ブレイキーの元から巣立った個性豊かな才能は、枚挙にいとまがない。本作のようなアルバムが好きな人には、同時期のブレイキー名義の「バードランド」や「カフェ・ボヘミア」も絶対の推薦作だ。

・「ジャズ初めての方にお薦め
ジャズを聴きたいけど、どのアルバムを買えばいいのか分からないそこのあなた。このアルバムをお買いなさい。そして2曲目の「クリーピン・イン」6曲目の「ザ・プリーチャー」8曲目の「ドゥードリン」を、何も考えずに、何度も何度もお聴きなさい。この3曲のうちのいずれかはあなたの心を掴むはずです。なぜならこんなに親しみやすいメロディーのジャズは他にはないからです。こんなに楽しいメロディーを聴いてなんとも思わないのであればジャズを聴くのは諦めた方がいいと思います。それくらい楽しい曲が満載の明るいアルバム。名盤です。

・「シルバー名義のメッセンジャーズ
結成当初はいろいろと取りざたされていたジャズ・メッセンジャーズの動向ではあるが、結局のところブレイキーとシルバーの間に何かがあった訳ではなさそうだ。単純に親分肌のブレイキーと学究肌のシルバーの間で音楽的なかみ合いが気迫だったのだろう。それは、この後数年の間の彼らの諸作を聴けばわかる事だ。さて本作はブルーノートで唯一のシルバー名義のジャズ・メッセンジャーズで録音されたものだ。フロントはもちろんドーハムとモブレー、文句なしの快演が聴かれる。

ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ (詳細)
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