失点・イン・ザ・パーク (詳細)
ECD(著)
「本当に美しい。」「real なラッパーのほんとのところ。」「失いながら生きる」
「いっきによみました」「活きた知性の言葉」「帯によると、「日記と読書と音楽と短編小説と」」
カクトロジー!!:カクタス・コレクション (詳細)
カクタス(アーティスト)
Smash Hits (詳細)
Teengenerate(アーティスト)
「もしティンジェネがいなかったら、90年代は退屈だったはず」「間違いなく日本最高のガレージパンクキング」「カッチョイ~」「唯一無二の存在」「ガレージパンク」
HERE ARE THE SONICS!!! (詳細)
The Sonics(アーティスト)
「ガレージパンクの扉」「BEATLES,STONESの初期より良い」「テンションMAX!!!」「最高!」「サイコー」
Little Richard (詳細)
Little Richard(アーティスト)
虹の戦士 (詳細)
William Willoya(著), Vinson Brown(著)
「虹の天使」「i'm a Rainbow too.」「虹。」「日本人ってインディアンっだたの」
あなたが神様―踊って病気をぶっ飛ばせ! (詳細)
なむ ごんべえ(著)
「恐ろしい本だった」
「脳の深層部に爆弾を落とされた感じ。」「すげえ!」「一気に読める!」「ラジオ」「無音の轟音」
ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫) (詳細)
中島 らも(著)
「「ヒト」を知り尽くしている中島らも」「努力する天才逝く-バナナのキジーツ」「鬼才らもさんの遺した神秘ミステリー長編」「渾身の大作!」「中島らもは天才だった!!」
頭の中がカユいんだ (徳間文庫) (詳細)
中島 らも(著)
「らもファン必読の書」「らもの最高作」「ガツンと一撃」「遺作『ロカ』(これも名作)を読んで思い出すのはやはりこれだ」「頭の中のファンタジー」
BBCライヴ (詳細)
ジミ・ヘンドリックス(アーティスト)
「荒削りなスピード感があるスタジオライブ集」
神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ) (詳細)
ニール・ドナルド ウォルシュ(著), Neale Donald Walsch(原著), 吉田 利子(翻訳)
「観察者」「究極の癒し本!!」「☆☆☆超おすすめ☆☆☆」「出会いに感謝」「驚愕の書です」
「クラフトワークから去った二人組みの傑作」「ロックな現代アートの草分け」
「救われました。」「ノイ!の音楽性」「キラキラ星みーつけたー!」
「ジャケットは、ダグが書いたらしいです」「ロックの系譜を確かに引き継いだ「ポストロック」」「最高峰。」「未来への音楽」「TNT」
Hot Rats (詳細)
Frank Zappa(アーティスト)
「妖しく気持ちいい」「No1.Guitar Zappa Album◎」「メロディアスでジャズテイストの傑作」「なんじゃあこりゃ・・!!」「ザッパ入門」
The Reality of My Surroundings (詳細)
Fishbone(アーティスト)
「FISHBONE史上最高のミクスチャー」「フィッシュ・ボーンはフィッシュ・ボーン」「ベース」「名盤」
駐車場のヨハネ (詳細)
北澤組 町田町蔵(アーティスト), 町田町蔵(アーティスト), 北澤組(その他)
「やった!町蔵!!」「聞け!!」
「なんといっても、メジャー第一弾」「衝撃のデビュー作」「原点」「通称木盤」「朝靄」
Best Sellection (詳細)
THE STALIN(アーティスト)
「ベスト・オブ・ジャパニーズパンク」「完璧なるスターリン」「猥褻でスキャンダラスで過激で・・・と当時は影響大!」「吐き気がするほどよろしく!」「15年ぶりくらいに聞きました」
西暦2000年分の反省 (詳細)
JAGATARA(アーティスト)
「初CD化音源が収穫」
バーストシティ(爆裂都市)オリジナルサウンドトラック (詳細)
サントラ(アーティスト), バトルロッカーズ(アーティスト), 池畑潤二(アーティスト), 井上富雄(アーティスト), 陣内孝則(アーティスト), 花田裕之(アーティスト)
「細菌爆弾」「聴く価値アリ」
Giant Steps (詳細)
John Coltrane(アーティスト)
「ロリンズと肩を並べた日」「コルトレーンの豪快なSAXが楽しめるアルバムです」「聞き易い上に充実したコルトレーン入門最適作品。」「ロリンズと肩を並べた日」「哲人コルトレーン入魂のブロウ」
ビウェアー・オブ・ザ・ドッグ~ライヴ (詳細)
ハウンド・ドッグ・テイラー(アーティスト)
「スライドギター強烈ライヴ」「レッツ・ゲット・ファンキー!」
● わたしの本棚。
● 環境問題について理解深め、必要なことを考えるのに必要な10冊
● 名作は色褪せない
● 好きだ!
● マイベスト
● JAZZ(ジャズ)名盤 1945〜1965年 個人的に好きなアルバムです。
● 本4
● 音の聴こえる本
・「本当に美しい。」
ただの記録・・としては読めませんでした。読んでいて、何故か、心地よかったです。何となくで、曲を聴いていた自分が、CDを繰り返し聴くようになりました。何だか、よく分からない気持ちのまま、本を読み終え、分からないのに、何故だか、「美しい」と思える作品。
・「real なラッパーのほんとのところ。」
ECDのアル中話がリアルに描かれていて面白かった。小難しい小説でなく、読みやすい。
MIC握ってるECDを見る時、ECDの昔の音源を聴く時、何か今までと違った音や言葉が見えてくるような気がした。
和製HIP-HOPを語る上で、はずすことの出来ないアーティストの本。和製hip hop好きは読むべき!
・「失いながら生きる」
アルコール依存症に苦しんでいた時期のECDの記録。失恋、失禁、失業、あまりにも赤裸々だけども、露悪的ではなく淡々と記されている。ECDIARYを読んで共感を得た人は読むべき。
・「いっきによみました」
いつもBBSをのぞき見しているだけだったのでそのBBSで話題になっていることについてECDが考えていることがわかっておもしろかった。身近なことから難しい話まで、たくさんあったけどレコードを奪われそうになったはなしと、いいとも!のはなしとベアーズのライブのはなしが特に好きでした。私も日記をつけようかと思いました。DVDが売り切れでまだ見れてないので残念。
・「活きた知性の言葉」
ラッパー、ECDの日記(2004年2月18日から5月29日までの3カ月分)+自伝的短編小説「迷信」を収録。サウンド・デモへの参加や自身のライヴ・アクト、音楽業界の動向に対するスタンスの取り方、恋愛や友人たちとの付き合いといった日常の中で動きつつ考え、考えつつ動く思考/志向が平易な言葉でしぶとく書き綴られている。けっして長くない日記の記述は、至る所でエリック・ホッファーの如き活きた知性を感じさせるうえに、一気に読ませ、良質のエンタテインメントとしても楽しめる。
思索するという行為が、それぞれの実践の場面で自らの精神を解放するというシンプルな事実を力強く示しているそのことが、本書の何よりの収穫だろう。生活において沈思黙考も必要だが、そのように深く静かに考えることと、自らの想念にがんじがらめにされて実践の契機を見失うこととは全く別のことがらなのだ。物事を真剣に考えることは、その思考が現実の一歩を踏み出すためのジャンピング・ボードにはなりえても、足を竦ませたり、踏み出した一歩を引っ張ったりはしない。
ECDという稀有なイノヴェイターの思索を通じて、日頃忘れがちなこうした思弁の運動を目撃すること。ここには、インディペンデントの最良の精神のひとつがたしかに息づいている。
余談だけれども、カルチュラル・スタディーズ(CS)が大学院生の論文生産装置(いわゆる「カルスタ」)へと換骨奪胎されて久しい。もちろん、そんなものは必要に迫られた「お勉強」以外では読まずに済ませればいいのだけれど、同時にCSというアプローチそのものの有効性をロクに検討することもなく、ひとからげにクズとばかりに批判することもまた似たり寄ったりの愚かしさを露呈するだけだ。CSを云々するのならまずこれを読もう。
・「帯によると、「日記と読書と音楽と短編小説と」」
ご本人はこういう紹介を拒否するでしょうが、コピーコントロール技術施策に反対して、メジャーレーベルから独立したことで知られるラッパーの著作です。『文藝』に発表された小編が加えられたほかは、2004年2月18日から5月29日までの日記が主です。自由な立場で、輸入盤規制問題、イラク人質事件、「2ちゃんねる」など、いろんな話題に、情緒的すぎず、理知的すぎず、個人的すぎず、社会的すぎずに、自分の率直な意見を述べています。勉強になりました。もっとECDの本も読みたく、そしてCDも聴いてみたくなりました。
・「もしティンジェネがいなかったら、90年代は退屈だったはず」
Dictatorsの曲名から付けられたTeengenerateというバンドが結成されたのは93年。メンバーはFifi(guitar &Vocal)、Fink(Vocal & guitar)、Sammy(Base)、Shoe(Drums)。95年の解散まで怒涛のようなシングルリリース、オムニバスへの参加、アメリカツアー、ヨーロッパ・ツアーなど精力的な活動を続けた。客観的に見ても、見なくて、世界規模で重要なバンド。Nervous Eaters、DMZ、Radio BIrdman、Kids等個人的に彼らがカバーしたりリスペクトした事で、知ったアーティストも多く、当時は、目が離せない存在でした。
本アルバムは彼らのシングル集。エッジの効いたギターからはじまる1st「Get Me Back」からはじまり、Zerosの「Wild Weekend」、Guitar Wolfもカバーした「Let's Get Hurt」など。カバーもオリジナルも全てティンジェネ節になるところがすごい。RipoffsやSupercharger、DevilDogs、等パンクのエッセンスがあり、90年代の空気を感じさせるそんなグレイトなロックバンドはたくさん出てきましたが、最後にたどり着くのはこのバンドだと思います。そのあたりのパンクバンドとは次元が違う偉大なパンクバンドです。
・「間違いなく日本最高のガレージパンクキング」
これを聴かずして死ねません。いやーどう贔屓目に見ても海外バンドを凌駕してます。モノホンです。イカしたカバー、秀逸した楽曲、ハイエナジー!どれをとっても国内最強です。
残念ながら解散していますが、当時知るには丁度良いベスト版です。RadioBirdmanのカバー「BurnMyEye」を聴いた時はチビリました。
・「カッチョイ~」
日本にもこういうバンドがいたってこと知らない若い人たちにこそ聞いて欲しいですね。今聞くと普通にロックンロールしてて、ギラついたギターがガツガツ刻まれる曲は文句なしにカッチョイ~!
・「唯一無二の存在」
「ガレージ」なんていうジャンルが今以上に認知されてなかった90年代初頭に,日本人が誰も知らないような曲をカバーし当時の世界のガレージシーンを駆け抜けたガレージバンドの日本代表。日本よりも海外での方が有名だったりする。今でこそガレージパンクを名乗るバンドはたくさんいるが,「リアル」ガレージパンクは彼らだけという気がします。日本にもこんな素晴しいガレージバンドがいたという事で,たくさんの人に聴いてほしいです。
・「ガレージパンク」
ガレージはそのシンプルな音作り故にボーカルがかなり大事だと思う。その点線の細い日本人は圧倒的に不利だと思っていた。この人達はすごい。やはり海外には勝てないが、日本人としたは十分合格であると思います。ブルーハーツよりよっぽどパンクで偉大である。音質が悪いが。
・「ガレージパンクの扉」
現在のガレージバンドをはじめとして数多くのバンドにリスペクトされまくっている、60sガレージパンク・レジェンド!Sonicsの1stにして捨て曲なしの大傑作。ガレージパンクに興味があるならこのアルバムは外せません。ガレージパンクという言葉を耳にしたことをあるけど何を聴けば?と迷ってる人には「まず,このアルバム!」と断言したい。
喜怒哀楽すべての感情をぶつけたような演奏に過剰なまでスクリーミング&シャウトするヴォーカルが絡まり、聴くものを昇天させてくれる。ハマったら抜け出せない底なしガレージパンク地獄の扉はまさにこのSonics!
あわせてリリース元であるNortonレーベルにも注目して欲しい。トラッシュ感覚あふれる50年代のロックンロール~ガレージパンクなどポリシーをもってリリースをしまくってくれている。レーベルの主催はA-Bonesということで納得。
・「BEATLES,STONESの初期より良い」
大体60年代のガレージ・パンクの作品は 水増しのショボイ曲が入ってて 1枚聴き通すのがキツイのが多いけど これは例外の1作。 オリジナルを超えるカヴァー曲、 頭がイカレてるようなオリジナル曲 まったく買って損なしです。 ビートルズ、ストーンズなんかの初期より 絶対良い。 ノスタルジアなんか持ってない後追いの世代には解るハズ。
・「テンションMAX!!!」
ワシントン州タコマで結成されたローカルバンドに過ぎないが、ガレージの元祖として後進から多大なリスペクトを受けるソニックスの1stにして代表作。ブルースなどの黒人音楽をルーツにし、そこに爆音、絶叫、疾走感という解釈で、後のパンクスタイルを表した。
絶叫しっぱなしのヴォーカル、ファズの効いたギター、迫力のあるリズム隊、ノリのいい鍵盤、脳天直撃サックスで、バンド一丸で楽曲を疾走していく様は、とにかく強烈。オリジナルがボートラを除くと4曲しかないのは時代の性だが、カバーもオリジナルに負けず劣らず、痛快。その中でもRoll Over Beethovenのカバーは個人的に一番お気に入り。とにかく聞いて体験して欲しい。ほんとに60年代!?と驚くはずだ。
ちなみに、私はホワイトストライプスのライブ前、会場でこのアルバムを初めて聞いた。そういうことである。
・「最高!」
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・「サイコー」
鬼!! 悪魔!! 死神!! ゴシラ!! 古典R&B、BLACK R&Rを飲み込んだ荒くれ白人によるキラーガレージビート!! PSYCHO!!(最高!!)
●虹の戦士
・「虹の天使」
<虹の戦士>
誰からの指示も命令もうけない自分の好きな社会をつくるために何かを自発的にはじめ行動する人正義と平和と自由を認め、偉大なる精霊の存在を認める存在動物が好き、木が好き、人間が好きな人
<癒しの連鎖>「自己」「社会(共同体)」「地球」「宇宙」
虹の戦士という話を私は「地球村」で知りました。そこでは「虹の戦士」ではなく<虹の天使>という表現をされていました。
「絶望に効く薬9」を読むと<虹の天使>が紹介されています。ご興味があれば読んでみるといいかもしれません。
・「i'm a Rainbow too.」
地球の環境がどんどん悪くなって、動物たちが姿を消し、 森が消えて、川もかれ、人がつまらないことで 争いあうようになった時、東の方から、 人びとに喜びを広める人たちがやってくる・・・☆ そんな希望と、"本当に人間に必要な生きる意味"を 教えてくれる、インディアンに伝わる予言。
このお話しを聞いて、ボブ・マーリィは、
Sun is shining という歌を歌ったと、 La Pazのカフェで出会った画家、レインボーは教えてくれた。
日本に帰って聴いてみると、ボブはその中で、 "i'm a Rainbow too"と歌ってた。
もし、バハ・カリフォルニアにクジラにでも会いに行こうと 旅する人がいたら、ぜひ、La Pazの町の Cafe Gourmetをのぞいてみてほしい。
麦わら帽子に隠れた青い目で、「虹の戦士」のお話しを、 やさしく語ってくれるじっちゃんに会えるかもしれないから。
環境団体グリーン・ピースの立ち上げにも影響を与えたというのは有名なお話し・・・
・「虹。」
虹がすきな方。インディアンがすきな方。スピリチュアリズムに思い入れのある方。
地球がすきな方。
自分になにかできないだろうか、と思っている方。
そんな方には、とてもおすすめです。
・「日本人ってインディアンっだたの」
字が大きめなのでけっこう読みやすい本だと思います。まあ私は読書好きなので一気に読んでしまいました。話の内容はシンプルでも深いというところでしょうか。 いろいろ思うことはあります。 あとがきも良く日本人が元はインディアンとは、私的には驚きです。 「日本人は白人と1番ビジネスのうまいインディアンだな」とは、耳の痛い言葉です。
・「恐ろしい本だった」
非常に危険な言動が至るところにあり戦慄を禁じえなかった。
1)人権意識の著しい欠如彼は自我を捨てることが病を治す唯一の道と説いている。ここでの「自我」とは煩悩に囚われた仏教的宗教観に基づくものだと小生は当初は解釈したが、しかし「奴隷の立場というのは自我が一番つきにくいものものです」(110頁)という一文があり驚愕した。あまつさえダーウィンの「変化し得る者」という考えを都合よく持ち出し、ナチスによるユダヤ人虐待について、強制収容所で「変化」できなかったユダヤ人は生き残れなかったなどと主張している(212頁)。
2)自己の神格化いくつかの章で、著者は自分を神や王として、人々の病気を治したという「神話」や「おとぎ話」、「童話」を捏造している。
3)受講者体験談の危うさ「ヒーリングダンス」の受講者のうち、15名の体験談が一章を割いて語られている。しかしそのうち持病が完治したと言う者は2名に過ぎない。また15名全員とも社会復帰が出来たとは書かれていない。
詳しくは論理的に本書を手にとってもらえばわかると思うが、著者の「なむごんべえ」こと大村雄一氏は果たして信頼するに値するのか、小生には甚だ疑問である。なお「ヒーリングダンス」の見学は「参加者の気に悪影響を及ぼす」との理由で一切拒否している。
・「脳の深層部に爆弾を落とされた感じ。」
劇場アニメ公開ということで、ロビン西さんのサインをいただける機会もあり今回初めて読んでみました。1995年~1996年に「COMICアレ!」で連載されていたものの再販です。絵的に「ガロ」系な感じを受けましたが、1度絶版になったなんて信じられないほどの衝撃を受けました。
主人公をとりまくキャラクターや、大阪弁で綴られるセリフのテンポの良さに加えて、大胆なコマ割りでグイグイと引き込まれていきます。
この1冊で3巻分をまとめてあるので、かなりブ厚いのですが、最後まで突っ走って読めてしまいました。というか、作品自体が突っ走ってる。
時にはバカで、時には哲学的なストーリー。
ロビン西さんの考える「人間」という個体がこの中に詰まっている感じで、自分の中にあるいろんなモヤを取り払えそうな気さえしてきます。ここ何年かで読んだマンガのなかでも、とても秀逸な一冊でした。
ちょっと高いけど、オススメ。
・「すげえ!」
映画の公開がもう終わるので本日先に映画版を見て、猛烈なショックを受け、帰りに本を買って帰りまた激読みしました。「面白い」とか「感動」とかじゃなくて胸の中を掴まれてぐらぐらと揺すられる感じ。映画を先に観たので本の方の最後がちょっと甘い気もしますが、とにかくみなさんに手にとって頂きたい1冊です。
特に若い人。たまらんと思います。本と映画と両方をご覧になることをお薦めします。すげえよ!!
・「一気に読める!」
触れる!広がる!走る!宇宙を感じる!自分が生きていることを実感する!
・「ラジオ」
このアニメのキーワードはラジオにある。断片的な情報が、統合へと向かう過程であるのだ。しかしこれらは全く別物として描かれている。ラジオの情報のみの外界から遮断された世界が複雑さをもって描かれているのに対し、外界がその複雑さの総体であるようには描かれていない。登場人物を社会から切り離す事で、視点の二重性の様なものを、強く抽出した作品だと思う。
・「無音の轟音」
なんだか、倫理的SFみたいな感じですかね。 2001年宇宙の旅のような、、、まぁ、そこまで物凄い作品ではないと思いますが。 「人間は本来こうあるべきなんだ!」というまさに倫理学の根本を訴えているかのようであり、そんなことも考えず、気まぐれにただ、この漫画を作っているようでもある。 正直、この作者のことをあまり知らないので、的外れなレビューを描いているかもしれませんが。 本当にこの漫画は、純粋に面白かったです。
話の流れ、登場人物、そして独特(下手なのかうまいのかわからないのですが、、、)のタッチから描かれる不思議なイラストが全て面白かったです。 そして、ここまで純粋で正直な漫画があっていいのだろうかと、思いました。 ブームも過ぎ去り今頃この漫画を読んだ私ですが、それでもとてつもない感動を覚えました。 命の訴えが、気の抜けた関西弁によって吐き出される。ホントになんともよくわからない、作品です。
ただ、考えさせられる漫画ではあるのですが、考えて読むことが私にはできず、自分の力不足だと思いますが、もう少し隙を見せて欲しかったなと思います。
そういった意味もこめて☆4つです。
・「「ヒト」を知り尽くしている中島らも」
酒に溺れる。新興宗教にのめり込む…と聞くと、暗い暗い悲惨な状況なのだが、まるで喜劇のように描かれているのがこの本。次々登場してくる奇術師、セラピストなどなど、怪しげで興味をそそる人々ばかり。 底なし沼のような人の心の闇を、老若男女問わず楽に読める物語に仕立てる中島らもは、奇才だとしか言いようがない。おそらく人の弱さやもろさをとことん知り尽くしてしまったのだろう。その病的な鋭敏さゆえ、現世では長く生きられなかったのかもしれない。 もっともらしくの給う評論家や学者より、人間を深く理解している。アフリカについて、呪術についての知識も半端でない。 自称中島らもファン、ますますファン度を増しました。
・「努力する天才逝く-バナナのキジーツ」
後世に残る名作である。多くの人に読まれたい本である。中島らもは天才である。努力家である。シャイである。優しい人である。単なるエンタテインメントの域を超え、怪し気なものにひっかからないハウトゥー本でもあり、昭和30-40年代の日本の市井を伝える記録本でもあり、アフリカの生態を伝える本であり、宗教・哲学の入門書でもある。この本を読んだ人は「しりとりえっせい」を改めて読んでみるといい。中島らもの素敵で泥臭い人間像が見えてくる。
・「鬼才らもさんの遺した神秘ミステリー長編」
鬼才中島らもが僕等に遺した長編ミステリー小説。主人公・大生部教授は専門の文化人類学のフィールドワークの費用捻出のため、矜持を捨て、タレント教授の役割を超能力番組のコメンテーターの日々を送る。番組の中で共演するマジシャン、ミラクルは超能力者のトリック性を次々と明かしていく。番組の演出の描写が構成作家が書いた台本のようにリアルだ。一方主人公の妻はなくした娘の傷が癒えぬ事がトラウマとなっていて、友人に誘われた事を契機に自己開発セミナーと超能力を売り物にした新興宗教団体にはまっていく。セミナーの描写もリアリティがあって読みふけってしまう。大生部はミラクルの助けを得て、宗教団体教祖の超能力のいんちきをあばいて、妻の救出を図る。前編は”魔術はない”という一貫した論理でスト-リーが展開するが、後編はそれが一転。逆の論理で急展開していく。さて、その続きは後編で。
・「渾身の大作!」
中島らもはアル中や薬中のネタばかり繰っていると思っていたら、大間違い。「ガダラの豚」は大エンタテインメントです。ジャンルとしては、私は冒険小説だと思いますが、冒険小説は現実離れしていて今更読めないという人も、読み始めたら止まらなくなること請け合いです。題材に使っているアフリカの呪術師や新興宗教に関する取材もバッチリで、今やヨレヨレとなってしまった感もある中島らもさんの姿から考えると、この小説をきちんと仕上げてくれた事は奇跡的なことであったように思います。非常に才能のある人なので、またアル中からも躁鬱病からも立ち直って、この本くらい面白い小説を是非書いて欲しい。中島らもが復活する日のことを考えて、みなさんせめてこの本だけは読みましょう。
・「中島らもは天才だった!!」
生前の中島らも氏のこと、なんか、うさんくさい人だなあと思ってました。無知も甚だしかった、天国のらもさん、ゴメンナサイっ!あなたはほんとの天才でした。であるがゆえに、お酒やクスリの力を借りないと、この世を渡っていくことができなかったのですね。。。この「ガダラの豚」は空前絶後の面白さであること請け合います。小説の愉しみ=この本といってもいいぐらい、ハラハラ、ドキドキ、クスクス、ニヤリ、ホロリ、ジーン、ワクワク、のすべてが詰まってます。宗教的・民俗学的知識もすごい。小説が好きっていう人なら、これを「読まずに死ねるか!」ぐらいな本だと思います。読者に迎合した、中味なしのカッコだけのかるーい小説を書く「エセ作家」が多い中、らもさんこそ本当の「小説家」だった。本当に本当に惜しい人を早くなくしました。。。
・「らもファン必読の書」
中島らものファンで、この作品を読んでいない人を私は信用しない。読んでいてつくづく面白い。そして哀しい。
・「らもの最高作」
一番最初に読んだらもの本。衝撃的だった。その後らもの本は手当たり次第読んだ。どれも面白いが、どれももう一つ。エッセイなんかだと、どの本もよく似たような事を書いてるし、小説になるととたんにエンターテイメントになってしまう。何かの本で、「頭の中がカユいんだ」は自分の為に書いた-それ以降は読者の為に書いてきた-と発言しているのを読んだ事がある。なるほどそうかも知れない。しかし「バンドオブザナイト」ほど破天荒では無い。小説ともエッセイともつかぬスタイルだが、とにかく、らもの告白だ。ドアーズ、ストーンズ、S、村八分、灘校、クスリ、足穂。後のエッセイで登場してくる様々なキーワードが、もっとも鮮烈に描かれている。原酒のもつ荒々しくも華のある香り。酩酊する。
・「ガツンと一撃」
衝撃的に面白い。日本語のセンスと、らもさん独特の笑いの「間」には脱帽した。すべての人(といってもリベラル派向けかな?)にお勧めの本。
・「遺作『ロカ』(これも名作)を読んで思い出すのはやはりこれだ」
らもさんの笑いと少しウェット(そこがいいんだけどさ)がつまった本当に良い作品なんです。読めるときに読んでみてほしいです。
『ロカ』を読んでいたら、これを思い出して、読み返しました。『ロカ』とこれが僕の中ではつながっていて、『ロカ』の続きをこれとリンクしながら楽しんでいます。
・「頭の中のファンタジー」
単語レベルの言葉のシンメトリーが面白い。わさわさと、言葉の洪水にのまれながら、使えるものをすくいあげていく。羊もわさわさ。頭の中はわけのわからぬアイデアのなり損ないがいっぱいいて、まさにカユくなるような生みの辛さなのだろう。
それから、こんなに楽しいセックスを始めて読んだ。ファンタジーを、お金をだしてまで買って楽しもうとする人間の業が、ほろ苦く、愛おしくも思える。
・「荒削りなスピード感があるスタジオライブ集」
BBC内に残っていた貴重な音源を編集したスタジオライブ集。昔、同じ音源が違うアルバム名で発売していたが、更に強力にしてなんと2枚組み!!他では聞けない面白い音源が入っていてマニアは迷わず買ってしまうでしょう。
演奏的にも素晴らしく、荒削りながらスピード感があり、おちゃらけで演奏したようなカバー曲(ビートルズ、エルビスプレスリー、クリーム、マディーウォーターズなど)も最高にかっこよく、思わずニンマリ( ̄ー ̄)してしまった。
自分は荒削りなほうが好きさ!!という人には、スタジオ盤よりもこちらをお勧め。私は他のライブアルバムよりもこちらを何故か聞いてしまいます。
●神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)
・「観察者」
「神との対話」というタイトルに少々落ちつかない感じがしますが、読んでみると、対話という通り、誰かとお話しているような気持ちになります。良い悪いという評価ではなく、実際自分にとって役立っている本のひとつです。 何度も読んで、本がマーカーでいっぱいになっています。
私が好きな著書の言葉は、
「自分を愛していなければ、相手を愛することはできない。」
「最も愛情深い人間とは、最も自己中心的な人間だ。」
「だから、あなたの最初の関係は、自分自身との関係である。まず自分自身を大切にし、慈しみ、愛することを学ばなければならない。」
「あなたが自分のためにすることは、他者のためにすることである。他者のためにすることは、自分のためにすることである。なぜなら、あなたと他者とはひとつだから。」
精神科医の越智啓子先生、山川鉱矢、亜希子さんも推薦しています。
・「究極の癒し本!!」
神との対話。これを読んで人生変わりました。これを読む前、私の人生は辛く、重苦しく、義務感、罪悪感、周囲の期待などで押しつぶされそうになっていました。この本は、私の心の中の規制をどんどん取り去ってくれました。私の心はどんどん前向きに、明るく変わっていきました。「このまんまの私で良かったんだ」そう思えて、私は涙が出るほどの感動を覚えました。この本に出会ってからは、周り状況や人々に翻弄されなくなりました。私の両親は、ある宗教団体の信者であり、私はその宗教の信仰を強制的にさせられ、考え方も行動もコントロールされていました。しかし、それがおかしいことであることに気付き、私は私の意志のもと考え、行動しようと決めてからは、両親にコントロールされる必要がなくなりました。私は私自身の意志を両親に伝え、実家から離れて一人暮らしをすることにしました。両親との関係も良好で、自分の意思どおりに人生を歩めるなんて、私にとってまさに夢のようです。もし購入を考えておりましたら、ご自身の直感を信じて是非読んでみて下さい。きっとあなたにも役に立つ情報が詰まっていることと思います。
・「☆☆☆超おすすめ☆☆☆」
この本に出合えてほんとに良かったと、読み終えて思った!自分の考え方、誰に聞いても解らなかったこと、解決しなかった悩み、すべて理解して、生まれ変わったように前向きになった。何度もつまずくことがある度読みかえしたい本です。世界中の人が読んで理解したら、とっても平和になるんじゃないか?と思ってしまった。神に自分に感動して涙した。とにかく読むべし!!!
・「出会いに感謝」
ある時、表題に惹かれて図書館でふと手にとったのが、 この本との出会いです。 神との対話? まさかね。3部作となる第1冊目は、(私にとって)最も難解であると同時に、最も癒しを与えてくれました。 ほぼ10ヶ月の間、繰り返し読み、泣きました。あらゆる問いへの回答が、そこにあるかもしれません。けれど、神さまは指示を与えてくれるわけではありません。最後にはわたしたちの背中をそっと押して、何を望むのか? 自らの人生を歩みなさい、と言っているように思えます。今、暗闇にいるすべての人に、この本を薦めます。
・「驚愕の書です」
「この本を読まずに生きるリスク」は底なしです。この1冊で救われる人は相当な数になると思います。読後に人生観が天と地ほども変わります。
●Neu!
・「クラフトワークから去った二人組みの傑作」
おそらくにしてジャーマンロックという枠組みでこのあたりのバンドを見るのであるならば避けては通れないバンドクラフトワークから生まれでた、これまた避けては通れないグループ、NEU。
この作品は本当に何かエネルギーに満ちています。クラフトワークよりはファウストよりなサウンドで、捻くれている感情が露です。6曲目など、枯れたような声で無理やり歌っており、聞いててどうしてもあまりの馬鹿馬鹿しさに笑いが漏れてしまうほど。とはいえ、ロックのダイナミズムもあり、ギターの使い方も本当に斬新でかっこいいです。CANやFaustが好きであるのなら、絶対に聞いて損はしません。
・「ロックな現代アートの草分け」
「あいつらはブルジョワだから」とクラフトワークを去ったK.デインガーがM.ローターと組んだノイの音楽には、少々スノッブなクラフトワークの音楽とは角度の違う”人間味のあるロック”が基本にあると感じる。そのデインガーがドラムを叩くからかもしれないが、この作品でのロックのリズムを半ば強制的に反復する手法は、後のS.ピストルズに通じるパンク的批評精神の草分けだろう。ロックなんだけど、どっか醒めてロックをみている音。それがDJ諸氏への神通力となったとみた。スカスカだが濃密。偶然までコントロールしてて、一種東洋的でもある。Radioheadなんかもネタにしてるスタジオ処理に注目。ノイは最初のこれ一枚でいい。CDレヴューでこういうのは何ですが、次はアナログも買って聴いてほしい。全然ちゃいまっせ。聴けば解ります。
・「救われました。」
うつ病で苦しんでいたときにこれを聴いて症状が軽くなりました。と言っても構えて聴く音楽ではありません。目を瞑って、リラックスして、なんとなく流しておく...1stも良いです。
・「ノイ!の音楽性」
1stはロック音楽を第三者が斜に構えて再構成したような感触を持っていたのに対し、この2ndは1stの前半でのバンドサウンドを更に押し進めていき、より完成されたアンサンブルを得ている。その反動か、2nd後半のテープ操作のグチャグチャ(とはいっても心地よく完成度が高い)で意図的にバランスを取っているようにもとれる。音楽作品としてはわかりやすいが、しかし1stの衝撃には届かないのは既に彼等が1stで基本的にノイ!としてやりたいことはすべてやってしまっており、実際の1stでの音楽が大変なマジックを持ち、音にならない周波数をも発散していた事によるとおもう。この2ndにもその片鱗はあるにせよ、この音の確立の過程は同時に観念的にロックを分解しようとした彼等の挑戦の限界でもあったのは察するに難くない。音楽作品としては二重丸、しかしノイ!というプロジェクトとしては1stの続編という感じがするのはしかたないのかもしれない。
・「キラキラ星みーつけたー!」
1曲めだけです。基本的に。だけれども、この1曲めのまばゆさは半端なものではありませんです。はい。圧倒的に開かれた世界。パンパカパッカーンッ!!!!2001年宇宙の旅のラスト近くで見られる、光と色の洪水が自分を包み込んで追い抜いて行くようなイメージ。乱反射し、ハレーションをも起こしながら。走り出したら止まらないとはこのことか。
きん斗雲に乗って、トリプルアーチの虹の下をくぐって、朝日へ向かって飛んで行くーーー。きーーもちEEEEEEE!
ほんとこの時代の若い衆はみんな無邪気にぶっ飛んでてうーらやーまCCCCCCC!
二十歳くらいの時、ヨーロッパを一周貧乏旅行してたとき、アムスからケルンだったかシュツットガルトだかに向かう電車とか、ベルリンの電車の中とかでパンクスやらがヘッドホンからテクノやらユーロビートみたいなのをシャカシャカとみんなきいてて、新鮮だった。
だけどこれを知ってなんか分かった気がした。線路を走るあのガタッゴトッガタッゴトッって音にテクノやら、ドイツのミニマムビートは本当に良く合う!!景色が流れて行くのを見ているのもっ!!!!
そういえば今言ったことをケミカルブラザーズがミシェルゴンドリーと組んでやってましたね。
日本だと電気グルーブが電車の曲(はーしーる〜きーみーをーのーせーてー)歌ってたけど、あのバカと本気が渾然一体となってエナジーを発してる感じ。ノイ、ノイ、ノイ、って曲もあったな。電グル。
晴れた日に高速で聞くときーもちEEEEE!!!
●TNT
・「ジャケットは、ダグが書いたらしいです」
レコーディング中のいたずら書きをそのままアルバムジャケットに。
傑作2ndの後になにを出してくるかと思ったら、上に行くのではなく、斜め25度くらいへの飛び出しで、別次元へ。
・「ロックの系譜を確かに引き継いだ「ポストロック」」
ポストロックと一口に答えても、ただ技術的に進歩したロックをポストロック等と答えるようじゃ駄目だと思う。勿論、ロック史などに結わえられなくても面白く素晴らしい音楽はたくさんある。だが、トータスほど「ポストロック」であり続けるバンドはいないのではないか。
この作品にはオウテカをはじめとするテクノの技術、フリーミュージックによって生まれ出る音のシリアスな面、また、カンやファウストのジャーマンロックから受け継がれたダダとも言える音響的アプローチが存分に盛り込まれている。国内盤ライナーにも書かれているとおり、「いかにもな音を使わない」彼らの音楽は、ポップながら陳腐には陥らないテンションが存在する。この作品はそんな彼らの努力、そしてロックの歴史が結実した一枚のアルバムである。非常に聴きやすい曲も多いので、あまりインストものに聞きなれていない方にもお勧めできる一枚。
・「最高峰。」
ジムオルークと並ぶ、いわゆる”音響派”の双璧、トータスの3rd。自分はこのアルバムが一番好きです。1stのラディカルさ、2ndのドラマチックさが絶妙にブレンドされていて、しかも最もポップだという……まさに奇跡の結晶。
<1>は、自分がトータスを人に初めて聴かせたい時に聴かせる曲です。一番ポップな曲だと思います。あと、国内盤にしか入ってませんが、最後の<1>の竹村延和ミックスもオススメです。ポストロック、というよりかは一級品のポップス。
・「未来への音楽」
一曲目「TNT」から何か新しいことが始まるそんな予感に満ち溢れている、そんなアルバム。
実験的な音楽というとどこか取っ付き難いようなそんなイメージが拭えないけれど、この作品はどこまでもポップ。
奇跡的な作品だという人も多いですが、確かに色々な偶然が重ならない限りこういう音楽は生まれないかもしれません。
僕らに出来ることは一曲一曲に耳を傾け音楽の来るべき未来についてただ再考することだけです。
・「TNT」
いろんなシーンを映し出す映写機のような、どこか儚げでどこか懐かしいような感じがします。
インストに徹する強さみたいなものというよりも、歌モノを作るような開放感もあるので面白味があります。
いい意味で統一感が全く無いので12曲のうち必ずどれかのワンシーンは誰もがリンクすると思います。
・「妖しく気持ちいい」
今はジャズばかり聴いていますが、それ以前はロックを聴いていました。今から思うに、ジャズを聴き始めるキッカケとなったのが、フランク・ザッパの作品だったと思います。ロックなのに緻密なインストゥルメンタル、という事自体が、それまでのロックに対するイメージと大きく異なっていました。個々の高度な技術によるアンサンブル、イアン・アンダーウッドのサキソフォンや、その他マリンバなど、ジャズとクロスしている部分が多いです。初期のザッパ作品に、西海岸のジャズ・ミュージシャンが大挙参加したこととも無縁ではないでしょう。60年代末はジャズとロックが接近した時期でした。ともかく、「Peaches En Regalia」を聴いた時、何て濃密でカラフルな曲なんだろう、とショックを受けました。もちろん、ザッパらしい怪しさも。ジャズを聴いている今も、この妖しく魅惑的なフュージョン・サウンドは新鮮な感動を与えてくれます。
・「No1.Guitar Zappa Album◎」
一番目のPeaches En Regaliaはzappaの最強の曲だ。ありきたりな表現だけど、とにかくカッコいい。派手、煌びやかとかいう言葉が似合うけど、さりげなくzappaという人間の暖かさが伝わってくる。みんなからこの曲が愛される秘密はそこにあるのかもしれない。Willie The Pimpはポン引きのウィリーのことを歌ったもの。キャプテンビーフハートが吠え、バイオリンとギターが暴れまくる。出だしの綺麗でいて踊るようなバイオリンの音色は一度聴いたら頭から離れなくなるかもしれない。Little Umbrellasはスローテンポなジャズで、この曲に聴けば聴くほど味が出る曲だ。サックスが中心のシンプルな演奏だが、Zappaの人間像がここに現れていると思う。最近zappaのことを特集している英国の有名音楽雑誌があって、その中でZappaのギターを聴くならこのアルバムが一番だと評価してた。僕もこの評価に強く共感する。
・「メロディアスでジャズテイストの傑作」
このアルバムはザッパの巧みなメロディセンスがいかされた作品です。あいかわずの陽気なメロディと素晴らしいギターがあらゆる楽曲でいかされ、旧友のビーフハートのボーカルも雰囲気にあっています。一筋縄ではいかない構成に圧倒される、これぞザッパのジャズロックと言っていい傑作。
・「なんじゃあこりゃ・・!!」
世にも恐ろしいアルバムが音楽があったものか!一体どうやってジャンル分けすればいいんだろうか・・・。ジャズのようでも現代音楽のようでも民謡のような、それでいてロックな、ブルージーな、何なのだかもうよくわかりません。お手上げです。ザッパさん、あなたの勝ちです。六十年代にこの音楽は・・何よ!なんなのよ!今の技術でもこんなのつくれっこないし。すさまじい。一見組み合わせの悪そうな楽器をじゃんじゃん組み合わせて独特の音楽空間展開中。ヴァイオリンやらサックスやら鉄琴?ピアノ、エレピやらその他謎な音をだすなんだかわからん楽器もあるし・・。とにかくごちゃごちゃ言っても始まらない。聴いてください。はまったら二度と戻ってこられないかもしれませんが。
・「ザッパ入門」
■その快挙の割に,意外と知られていない話。1970年2月,全英チャート首位だったBEATLESの実質的ラスト・アルバム「ABBEEY ROAD」を抜き,首位となったのがKING CRIMSON「クリムゾン・キングの宮殿」。そしてこの怪物的作品を抜き去って首位となったのが本作「HOT RATS」でした。更に言うと,2位がLED ZEPPELINの「LED ZEPPELIN II」で,3位がSIMON & GARFUNKELの「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」。■ロック,ブルーズ,ジャズ等を基調とし,ザッパ特有の徹底して練りこまれた楽曲がてんこ盛り。感覚的にも無駄を感じさせないその楽曲は,ある種理路整然とした展開を見せるが,M5「THE GUMBO VARIATIONS」等での徐々に溜めつつ一気に爆裂するグルーヴは圧巻。近年では日本の「ROVO」が持つそれに近いかと。「緻密な曲構成」と「圧倒的な技術力」が存分に味わえる1枚。
●The Reality of My Surroundings
・「FISHBONE史上最高のミクスチャー」
FISHBONEがもっともイキオイのあった頃の一枚。かなり当時の世相(?)からかヘヴィ色も強いんですが、このアルバムのFUNKカラーはカンペキです!サウンド面と技術面、メンバーの関係等でも一番の「ミクスチャー」かと思います。 黒人故になかなか恵まれないエピソードも多かった彼らですが、ワタシはレッチリよりも明らかに彼らの方が好きです。 今となってはチッタの柔道着のアンジェロをモッシュの海で担ぎ上げて「THUNAMI(津波)ヲオコセ!」と彼が叫んだのが懐かしいです。
・「フィッシュ・ボーンはフィッシュ・ボーン」
反骨精神、肯定性、健全性、饒舌、罵声、笑い・・・、それらのものが「グランド・ゼロ」から音の塊となって、怒涛のように溢れ出してくる。これは、そんなフィッシュ・ボーンの音楽性が、一番いい状態で結実しているアルバムである。その中でも、彼らのエネルギーを彫琢して出来たダイヤモンドのような曲「エブリディ・サンシャイン」。もう最高です。
・「ベース」
この曲、この演奏、この音、この声、どうなってるんだい、わけわかりません、とんでもない個性だと思うんですが。ホルンも鳴ってますギターと絡み合い愛し合ってます。18曲目SUNLESS SATURDAY、ベースに殺られます。この曲の歌詞にこの音と曲とは。つい考えさせられます。
・「名盤」
如何せんちょっと古くなってるけど、かなりFRESHなFISHが頂けます。ミクスチャーが流行った頃のあの何でもカンデモ感(微違和感)が味わえます。FISHBONEの泥臭さ・安っぽさが抜けたかのような感じもしたけどFUNK系の曲はパーフェクト!!怒涛のギターさえ押さえつけるアンジェロの御声が堪らない!!
・「やった!町蔵!!」
町蔵は俺たちに歌えない歌を平然と歌ってのける!!!!!
そこにシビれる!!!!!!!!!!あこがれるゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・「聞け!!」
町蔵の叫ぶ声、歌う声、かっこよすぎる!!リズムが良い曲が多くて、何度聞いても飽きません。詩とリズムが絶妙で、楽しい気分になります!!なんだかたまに無性に聞きたくなるんだな。
・「なんといっても、メジャー第一弾」
初めてあぶらだこを知った人は、これが聞きやすいのではないでしょうか?
曲のほうは、相当吟味されていますので、どれを聴いても、楽しめます。
そこで、さらに知りたいと思う方は「青盤」に行ってみてください。
いまだにライブで「木盤」の曲が流れるとみんな暴れます。どう見てもライブにいるのは30代の人間ばかりですが、みんなが暴れます。 つまり、それほどいい曲を並べています。これが「ベスト」という人も多いです。
まずは触れてみてください。少しでもあぶらだこファンが増えるといいなと思ってます
・「衝撃のデビュー作」
日本のパンクバンドの中でこれほど文字通り孤高という言葉が似つかわしい存在もないだろう。とにかく1曲目から圧倒される。激しいリズム・チェンジ、ノイジーなギターをバックに哲学的な詩を絶叫するヴォーカル。このアルバムは特に現ルインズの天才ドラマー、吉田達也が在籍時の文字通りの強力盤で、おそらく彼がこのグループの基本的なサウンドを作り上げたのではないか?変幻自在にたたき出す彼のドラミングは本当に天才的。特に生きた午後の中間部の鮮やかなテンポ・チェンジは見事としかいいようがない。楽曲もとにかく粒が揃っているし、構成も完璧。個人的には最も愛聴したアルバム。
・「原点」
ルインズの超絶変拍子ドラマー吉田達也をゲストに迎え、遂にあぶらだこはその異形にして究極のロックバンドとしての全貌を現す。ROW HIDE、生きた午後、BUY、PARANOIA、翌日。1stにして、代表曲を多数収録した今作を最高傑作とする声も少なくない。ここから『亀盤』までの三枚はロックが好きな人全てにぜひ聴いてほしい。
・「通称木盤」
気持ち悪いけど僕は大好きです。
・「朝靄」
我が母校では秋になると、午前0時に山奥に放り出され、40キロ強の道程を走って学校まで戻ってくると言う過酷なマラソン大会(強歩大会)が行われている。僕はこの日のために好きな曲やアルバムを6時間分カセットに収め、走りながら聴いていた(iPodに興味がなかった)。
真っ暗闇からスタートしたランナーの口数は徐々に減り、中盤に差し掛かると誰もが顔を歪ませ、苦言を呈した。僕もその中の一人だった。しかし、そのどうしようもない苦しみの領域を超えた時、よく分からないけれどまるで悟りを開いたかの様に、妙に感情がフラットになる瞬間がやってきた。静寂の中、生き物の声が素直に心の中に入ってくる、あの優しい気持ち。
それは、朝になる瞬間だった。 そしてそれこそがあぶらだこの名曲、「翌日」なのだと分かった。
苦痛の終焉、耳に流れてきたのはこのアルバムだった。ここに収められている全ての曲は、日本の自然の夜明けと鋭く同調し、「PARANOIA」という曲は、夜と朝の境目に訪れる虚ろな気持ちと明け方の森に感じられる冷たく壮大な空気を鮮明に描き出した。そして、「翌日」のベース音が鳴った瞬間、僕は闇を忘れ、この曲の展開と共に、僕の認識する全世界が朝になっていった。その時初めて、僕はこの曲の本当の意味を分かった気がした。
「変拍子」で有名な彼らだけれど、彼らが伝えたいのはそんな小さい技術のひけらかしなんかじゃない。彼らは、日本人が感じられる繊細な味わい、葉の囁く音、夜を食べていく森、そんな美しさを素直に表現しているバンドなんだと思う。
どこをとっても唯一無二で、一聴すると奇っ怪きわまりないのに、やがて自然に身体に入ってくる様になる音楽。なおかつ暴れられるので、これの名盤ぶりには困ってしまった。
・「ベスト・オブ・ジャパニーズパンク」
ザ・スターリンはまさしく日本を代表するパンクバンドだろう。このアルバムはスターリンのパンク過度期の1st、2nd+シングル収録曲を完全網羅したベスト盤。ロマンチスト、ストップジャップ、GOGOスターリン、虫など代表曲も一気に聴けてお得。過激な歌詞にUKハードコアに影響を受けたであろう激しい楽曲、ドロドロとしたサイケな楽曲。
このアルバムを聴かずして日本のパンクは語れないだろう。
・「完璧なるスターリン」
解散ライブ後20年近く経った今も色褪せることなく日本パンクロック界に燦然と輝くスターリン。CD未収録曲がいくつか収録されているというのも魅力ですが、なんといってもSTOP JAPと虫の収録曲全部をノーカットで2枚組CDにまとめたというところが素晴らしい!!特に初期スターリンの曲は後世に語り継がれるべき傑作ぞろいなので、
最近発売されたリマスタースターリンベスト盤よりもこの「Best Sellection」の方が個人的にはオススメです。
・「猥褻でスキャンダラスで過激で・・・と当時は影響大!」
当時、中学生のボクにはINUと並ぶ人生感が変わった1枚です。学生運動を体験しているミチロウの歌詞は、反社会性と文学的な要素を所々に感じボク好みで聴きまくりました。どこか計算されたアジテートはINUの町蔵とは違う本気なユニークさを感じました。「爆裂都市」で映像のTHE STALINを観て郡山にLIVEを観に行ったのがいい思い出です。控え室でぐったりしているミチロウ氏に声を掛けたのですが先程とは180度違うミチロウ氏を知り街談巷説とは違った内面は福島県人らしいと。
・「吐き気がするほどよろしく!」
私はこのアルバムで始めてスターリンにふれました。アルバム「STOPJAP」と「虫」の2つがひとつに、なのでお得盤といえるでしょう。どちらから聴くもお好きなように、普通は「虫」が後にくるのかしらん?私事で恐縮ですが、最初は”ロマンチスト”や”玉ネギ畑”、DOORSのカヴァーなど収録のキャッチー?な「STOPJAP」を良く聴いていましたが、「虫」のダークでへヴィーな粘着質感が癖になって今はこっちの方が好きです。ただ、音圧は絶対的にリマスター盤(それぞれ紙ジャケ)の方がいい(迫力が全然)ので星4つ。とりあえず聴いてみたいという方に入門編的なアルバムとして最適と思います。
・「15年ぶりくらいに聞きました」
中学卒業が迫った頃、友達に誘われていった京大西部講堂のギグはただただ怖かったことしか覚えていません・・・喧嘩してる人がいるわ豚の臓物が飛び交うわ、シンナーでトリプった奴まで・・当時のパンクバンドのライブは今と違い本当に怖かったですはい。ですがミチロウから発せられるえもいわれぬパワーと肉体労働でつちかった筋肉はすごいなと思いました。スターリンに興味がある方からすればエントランスとしては最適だと思います。個人的に好きな「ライトマイファイヤー」ドアーズのカバーですが完全にミチロウの世界にそめています。やはり天才です。
・「初CD化音源が収穫」
この形式でベスト盤を出すことには、やや疑問もある(曲の配列も???)が、何といっても初CD化の貴重な音源を多数含んでいるというだけで許せる。曲の間に入っている江戸のセリフも貴重。じゃがたら初心者の入門盤というより、コアなマニア向けの内容。
・「細菌爆弾」
80年代初期に上映された映画のサントラ盤 THE ROOSTERSの大江慎也と池畑潤二とTHE ROCKERSの陣内孝則と鶴川仁美がバトルロッカーズとして映画に出演している、要するにルースターズとロッカーズの合体バンドです、両方のファンの方にも納得して頂ける出来です。お勧めはAセルナンバー8 BWILD SUPERMARKET J細菌爆弾の三曲です、ルースターズとロッカーズのいいところが上手い具合に混じり合って独特のアンダーグラウンドな世界を醸し出しています
・「聴く価値アリ」
ルースターズ、ロッカーズ混合バンド<バトル・ロッカーズ>唯一の音源。現在も音楽シーンにおいて、絶大な影響力を持つ顔ぶれがスゴイ!(J氏は置いといて・・カッコよかったんだけどねー 笑)「日本のロックも悪くないね。」と言わせる一枚。 #1 セルナンバー8 まず聴いて欲しい!ぶっ飛んでください!! 「買い」のアルバムです。
・「ロリンズと肩を並べた日」
モダン・テナー・サックスの第1人者は50年代を通じてロリンズであったというとやや語弊があるかもしれない。50年代他にもはデクスター・ゴードンやスタン・ゲッツ、ワーデル・グレイなどの名手が揃っていたからだ。しかし総合的にみてロリンズの優位はゆるぎないほど豊かな才能を示し、優れた作品を残した。そのロリンズの牙城をついに脅かしたのが、コルトレーンのジャイアント・ステップスだ。ロリンズ節といわれた歌心や変化にとんだアドリブのバリエーションで他を寄せ付けなかったロリンズに対し、節やアドリブのバリアントでなく、モードのシステムと激しくも吹きまくるシーツ・オブ・サウンズの洪水の総量で立ち向かったコルトレーンは、それ以後サックス奏者への影響力においてロリンズをしのぐようになっていった。標題曲Giant Stepsはいうに及ばず、Cousin Mary、Countdown、Spiralと続く切れ目のない音の畳鰯のような音符に圧倒される。なかにはNaimaのようなバラードもあるが、自信に満ちたトレーンのソロは文字通り偉大なるステップを踏み出し、60年代ジャズの嵐へと突き進んでいったのである。コルトレーンの最高傑作といってもいい完成度の高いアルバムだ。
・「コルトレーンの豪快なSAXが楽しめるアルバムです」
マイルスコンボを脱退し、アトランティックと契約したコルトレーンの第一作にあたる59年録音のアルバムで、タイトルもその後のコルトレーンの歩みを象徴するものになっています。
サウンド的にも、コルトレーンの特徴である「シーツオブサウンド」といわれる幅広い音階を凄まじい速さで吹きまくる奏法を聴くことができるアルバムになっており、コルトレーンの数多い作品の中でもコルトレーン入門に適したアルバムになっています。また、激しいSAXのブローあるいは格好いいJAZZが聴きたいという音楽ファンにもお奨めできるアルバムになっています。
・「聞き易い上に充実したコルトレーン入門最適作品。」
多数あるコルトレーン作品で最初に聞くならこれが一番いいと思います。まずカヴァーされる代表曲が3曲も入ってるし、サポートメンバーの演奏は基本的にオーソドックスで、コルトレーンの演奏に集中しやすいです。
これが吹き込まれた時をリアルタイムでは体験していないけど、コルトレーンはMilesの「Kind of blue」に参加して間もない時だったはずで、1950年代後半がいかにジャズにとって充実した、もっともフィットした時代であったかを痛感します。
ここでのコルトレーンはMilesの元を離れて自己のアドリブ、サウンドを確立しつつある時で、その気迫と自分の世界を見出しつつある手ごたえみたいなものび双方がひしひしと伝わってきます。
・「ロリンズと肩を並べた日」
モダン・テナー・サックスの第1人者は50年代を通じてロリンズであったというとやや語弊があるかもしれない。50年代他にもはデクスター・ゴードンやスタン・ゲッツ、ワーデル・グレイなどの名手が揃っていたからだ。しかし総合的にみてロリンズの優位はゆるぎないほど豊かな才能を示し、優れた作品を残した。そのロリンズの牙城をついに脅かしたのが、コルトレーンのジャイアント・ステップスだ。ロリンズ節といわれた歌心や変化にとんだアドリブのバリエーションで他を寄せ付けなかったロリンズに対し、節やアドリブのバリアントでなく、モードのシステムと激しくも吹きまくるシーツ・オブ・サウンズの洪水の総量で立ち向かったコルトレーンは、それ以後サックス奏者への影響力においてロリンズをしのぐようになっていった。標題曲Giant Stepsはいうに及ばず、Cousin Mary、Countdown、Spiralと続く切れ目のない音の畳鰯のような音符に圧倒される。なかにはNaimaのようなバラードもあるが、自信に満ちたトレーンのソロは文字通り偉大なるステップを踏み出し、60年代ジャズの嵐へと突き進んでいったのである。コルトレーンの最高傑作といってもいい完成度の高いアルバムだ。
・「哲人コルトレーン入魂のブロウ」
ジャイアントステップス3テイクが聴き比べられる。私は、最後のテイクが気に入った。アート・テイラーのライドシンバル(多分)の刻み、ほんと、このシンバルワークにはしびれる。プロだから当然かもしれないが、このアップテンポで息切れせず暴走せず、最後まで絶妙なシャッフルでコルトレーンをあおりまくっている。
コルトレーンの演奏も、標題曲を含め、あらゆるキーで自在にスケールを操り、膨大な練習をうかがわせる。手癖フレーズもない。感性のまま吹き倒すのではなく、アヴェイラブルスケールのパッチワークでもない。思索し、単音レベルで音を制御しようという意思が感じ取れる。
本作で形式的には洗練の極みに達した反面、空疎な音が空回りしはじめる危険も内包する。コルトレーンがどうして「至上の愛」に至るのか、本作を聴けばわかる気がする。
コルトレーンについてのウンチクに興味がない人も、理屈抜きで単純にスリリングなジャズアルバムとして楽しめるでしょう。こういうと怒る人もいるかもしれませんが、BGMとしても最適です。
とりあえずコルトレーンを聴いてみたいなら、「ブルートレイン」のほうが、聴きやすいかな、と個人的には思いますが、いずれ2枚とも揃えることになるでしょうから、どっちが先でも同じです。
・「スライドギター強烈ライヴ」
ブルージーブギ、スライドギターギンギン、彼の晩年1974年ハウスロッカーズを率いてのシカゴの迫力のライヴ。メンバーはもう一人のギタリスト、ブリーワ、ドラマーのテッドの3人編成。ブリューワがベースラインをギターで弾き、時には音を歪ませ、その上にテイラーのスライドが炸裂。③ではブリューワが華麗なソロも弾いています。⑤ではテイラーがスライドでメロディを弾きテクニックを披露。とにかく9曲中①~⑧までミディアム~アップテンポのブギー調ナンバーで飛ばしっぱなし、多少演奏が雑で、声がかすれようと、無修正でそのままプレスしたレアライヴであるという証、迫力満点です。この手のが好きな人はほとんど欲求が満たされます。
・「レッツ・ゲット・ファンキー!」
やれブルースだ、いやロックだパンクだといろいろ言われるが、テイラーが演奏していたのは詰まるところダンスミュージックだと言うことが如実に分かる名作ライヴ。スタジオアルバム2枚も最高だが、ややこもったブルージーさもあったのに比べると、この作品での疾走感、開放感は突出していて何ものにも代えがたい。
音楽からイメージできるとおりのキャラクターがほほえましい曲間の語りや笑い声なんかもその場に居合わせているような気分にさせてくれる。個人的にはこれこそハウンド・ドッグ・テイラーの最高傑作だと思う。
このアルバム録音後、癌が見つかり完成を待つことなく死去。でも「俺が死んだら葬式なんかしないでパーティーをやってくれ」と言っていたそうな。
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