ナイト・トレイン (詳細)
オスカー・ピーターソン・トリオ(アーティスト)
ライト・アズ・ア・フェザー (詳細)
チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエバー(アーティスト), チック・コリア&リターン・トゥ・フォーエヴァー(アーティスト)
スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5 (詳細)
スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス(アーティスト), スタン・ゲッツ(演奏), ビル・エヴァンス(演奏), リチャード・デイヴィス(演奏), ロン・カーター(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)
「ゲッツの傑作アルバム」「異なる個性の一体感」「Stan GetzとBill Evans」「SHM-CDって音いいの?」
夢のカリフォルニア (詳細)
ウェス・モンゴメリー(アーティスト), ハービー・ハンコック(演奏), リチャード・デイビス(演奏), グラディ・テイト(演奏), レイ・バレット(演奏)
「これは、いーい(^^);」「スムーズジャズ=ギター」「なつかしい気分」「なつかしい気分」「なつかしい気分」
ジャズ・サンバ (詳細)
スタン・ゲッツ&チャーリー・バード(アーティスト), スタン・ゲッツ(演奏), チャーリー・バード(演奏)
サキソフォン・コロッサス (詳細)
ソニー・ロリンズ(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ダグ・ワトキンス(演奏), マックス・ローチ(演奏)
「フラナガンの好演が光る」「語り尽くせぬ素晴らしさです」「奇跡的快演」「ロリンズの最高傑作!」「ソニー・ロリンズ最高です」
クッキン (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), レッド・ガーランド(演奏), ポール・チェンバース(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)
「この音がすばらしい」
ソウルトレーン (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), レッド・ガーランド(演奏), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)
「しびれっぱなしです、20年間」
静かなるケニー (詳細)
ケニー・ドーハム(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)
「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」「静かなるケニーの最高傑作!」
ウォーキン (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), J.J.ジョンソン(演奏), デイヴ・シルドクラウト(演奏), ホレス・シルヴァー(演奏), ラッキー・トンプソン(演奏), パーシー・ヒース(演奏), ケニー・クラーク(演奏)
「起死回生の第一弾となったモダン・ブルースの名セッション」「次々と脱皮を繰り返し成長著しいマイルスの歩み」「次々と脱皮を繰り返し成長著しいマイルスの歩み」
ウィ・スリー (詳細)
ロイ・ヘインズ(アーティスト), フィニアス・ニューボーンJr.(演奏), ポール・チェンバース(演奏)
セロニアス・モンク・アンド・ソニー・ロリンズ (詳細)
ソニー・ロリンズ セロニアス・モンク(アーティスト), セロニアス・モンク(演奏), ソニー・ロリンズ(演奏), パーシー・ヒース(演奏), トミー・ポッター(演奏), アート・ブレイキー(演奏), ジュリアス・ワトキンス(演奏), アート・テイラー(演奏), ウィリー・ジョーンズ(演奏)
レッド・ガーランズ・ピアノ (詳細)
レッド・ガーランド(アーティスト), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)
「レッドガーランド最上級の一品」
メイティング・コール (詳細)
タッド・ダメロン・ウィズ・ジョン・コルトレーン(アーティスト), ジョン・シモンズ(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)
ボス・テナー (詳細)
ジーン・アモンズ(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ダグ・ワトキンス(演奏), アート・テイラー(演奏), レイ・バレット(演奏)
「日本で人気のない名テナーの名作」
ジャンゴ (詳細)
モダン・ジャズ・クァルテット(アーティスト)
リラクシン (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), レッド・ガーランド(演奏), ポール・チェンバース(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)
「有名な1956年10月のマラソン・セッション」「マイルスのバンドで聴くロリンズは新鮮」
ラッシュ・ライフ (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), アール・メイ(演奏), ドナルド・バード(演奏), レッド・ガーランド(演奏), アート・テイラー(演奏), ポール・チェンバース(演奏), アルバート・トゥーティー・ヒース(演奏), ルイ・ヘイズ(演奏)
ソニー・ロリンズ・プラス・フォー (詳細)
ソニー・ロリンズ(アーティスト), クリフォード・ブラウン(演奏), リッチー・パウエル(演奏), ジョージ・モロウ(演奏), マックス・ローチ(演奏)
「ソニー・ロリンズの真理」「ワルツならデビーよりこっち」「 ソニー・ロリンズの真理」
ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン (詳細)
ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ポール・チェンバース(演奏), ジミー・コブ(演奏)
セロニアス・モンク・トリオ (詳細)
セロニアス・モンク(アーティスト), ゲイリー・マップ(演奏), パーシー・ヒース(演奏), マックス・ローチ(演奏), アート・ブレイキー(演奏)
アウトワード・バウンド+3 (詳細)
エリック・ドルフィー(アーティスト), フレディ・ハバード(演奏), ジャッキー・バイアード(演奏), ジョージ・タッカー(演奏), ロイ・ヘインズ(演奏)
「夭折の名ジャズプレーヤーを聴け!!」
ソウル・ジャンクション (詳細)
レッド・ガーランド(アーティスト), ドナルド・バード(演奏), ジョン・コルトレーン(演奏), ジョージ・ジョイナー(演奏), アート・テイラー(演奏)
ザ・フリーダム・ブック+1 (詳細)
ブッカー・アーヴィン(アーティスト), ジャッキー・バイアード(演奏), リチャード・デイヴィス(演奏), アラン・ドウソン(演奏)
エル・オンブレ+1 (詳細)
パット・マルティーノ(アーティスト), トゥルーディ・ピッツ(演奏), ダニー・ターナー(演奏), ミッチ・ファイン(演奏), アブドゥー・ジョンソン(演奏), ヴァンス・アンダーソン(演奏)
「キレてます!」「男気ギター!」「パット・マルティーノの初リーダー作。”エル・オンブレ”とはパット本人だ!」「弾丸ギタリストの記念すべきソロデビュー作」「弾丸ギタリストの記念すべきソロデビュー作」
● 甘美な名曲
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Chick Corea
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>G-I>Herbie Hancock
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>John Coltrane
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Clifford Brown
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Blakey
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>D-F>Eric Dolphy
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>P-R>Pat Martino
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Oscar Peterson
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>S-U>Stan Getz
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>V-Z>Wes Montgomery
・「ゲッツの傑作アルバム」
ゲッツのアルバムは色々ありますが、そのなかでもこのCDは出色です。ピアノがエバンスドラムがエルビンとそれぞれ最高の共演者をえて、いつものメロウで流れるようなフレージングで、どの曲も聞きほれる仕上がりになっています。録音も良くゲッツの温かみのあるテナーの音を良く捕らえており、聞いているだけで心地よさに満たされます。
・「異なる個性の一体感」
このアルバムのキーマンは、ドラムのエルビン・ジョーンズだと思います。黒っぽいノリと重くうねるようなグルーヴ、演奏する喜びがあふれ出てきているような感じです。
このバックで稀代のインプロバイザーと呼ばれる主役の二人がのらないはずがありません。
このようなくつろいだ雰囲気のアルバムはいわゆる「名盤紹介」に載ることはめったにありませんが、くつろいだ=だれている、というわけではないと思います。ここには「名盤紹介」にあるような余計なドラマを排した「ジャズを純粋に楽しんでいる」演奏を堪能できるのではないかと思われます。
雰囲気で聴くジャズを卒業してジャズの演奏の楽しさに開眼した人にはうってつけのアルバムではないでしょうか。
ほんのもう少し、、、ベースの音が大きければ個人的にはベストなのですが、大きな問題ではないと思います。
ぜひ大きい音で聴いていただきたい素敵なアルバムだと思います。
・「Stan GetzとBill Evans」
Stan GetzとBill Evansのコラボレーション。最高の共演者でどの曲もある程度ぐっと聞けるし、心地よさを味わえる。でも、どうしても「But Beautiful」の方がいいんじゃないかという気がします。その点を差し引いて星4つ。
・「SHM-CDって音いいの?」
当製品は、SHM-CD(Super High Material CD)としての高音質が「売り」のようですが、本当でしょうか?小生は、所持する米国レギュラー盤CD(Verve 833802-2)の方が、遥かに音が素直だと感じます。
・「これは、いーい(^^);」
探していた音がこんな所に有りました。SUNNY良いですね。この値段でこの演奏(音)ご損は無いと思います。
・「スムーズジャズ=ギター」
現在ブームになっているスムーズジャズ、ギターの原型を作った人物。このアルバムは珍しくドンセベスキーのアレンジでポップなアプローチを見せる。彼のいいところは出ていない。ジャケもさみしい。10点中3点 スムーズジャズのルーツを研究するのに役立つサンプルのうちの一つ。
・「なつかしい気分」
ドン・セベスキー編曲指揮、クリード・テイラーのプロデュース。後のA&Mクリード・テイラーシリーズのウエスのイージーリスニング路線の先駆的作品。オーケストラをバックにウエスが弾くというパターンをこの作品で作り上げた。表題曲以外に、「サニー」「バルセロナの風」「国境の南」などのスタンダードナンバーがぞくぞく。いっと60年代的サウンド。ジャケットも60年代の美女。聴くと気分は10年代にひとっ飛び。なつかしい気分にしてくれる。(松本敏之)
・「なつかしい気分」
ドン・セベスキー編曲指揮、クリード・テイラーのプロデュース。後のA&Mクリード・テイラーシリーズのウエスのイージーリスニング路線の先駆的作品。オーケストラをバックにウエスが弾くというパターンをこの作品で作り上げた。表題曲以外に、「サニー」「バルセロナの風」「国境の南」などのスタンダードナンバーがぞくぞく。いっと60年代的サウンド。ジャケットも60年代の美女。聴くと気分は10年代にひとっ飛び。なつかしい気分にしてくれる。(松本敏之)
・「なつかしい気分」
ドン・セベスキー編曲指揮、クリード・テイラーのプロデュース。後のA&Mクリード・テイラーシリーズのウエスのイージーリスニング路線の先駆的作品。オーケストラをバックにウエスが弾くというパターンをこの作品で作り上げた。表題曲以外に、「サニー」「バルセロナの風」「国境の南」などのスタンダードナンバーがぞくぞく。いっと60年代的サウンド。ジャケットも60年代の美女。聴くと気分は10年代にひとっ飛び。なつかしい気分にしてくれる。(松本敏之)
・「フラナガンの好演が光る」
ロリンズと言えばワン・ホーンではピアノ抜きのトリオが有名だ。しかし、正直言うと、「ウェイ・アウト・ウェスト」や「ヴィレッジ・バンガード」と言ったいわゆる「名盤」はあまり感心しない。このロリンズの超有名盤のピアノは名匠トミー・フラナガン。しっかり手薄にならぬよう和音を補充してくれているだけではなく、小粒で粋なソロも聴かせてくれる。このアルバムが有名になったのは、「セント・トーマス」や「モリタート(マック・ザ・ナイフ)」という名曲の収録や、ロリンズの豪快なテナーのみならず、この縁の下の力持ち、フラナガンの好演あってのことだったのである。
・「語り尽くせぬ素晴らしさです」
JAZZファンなら誰もが知っている、超有名盤の一枚です。
そんな言い方をすると、これからJAZZを聴こうとしている方はしり込みするかもしれませんが、この作品ではそんな心配は必要ありません。
一曲目から、JAZZの素晴らしさや魅力が全開で展開されます。明るい曲が多いので、晴れやかにJAZZを聴きたいとき等には、ぴったりな一枚です。
聴いている人を明るく幸せな気分にしてくれる、最高の作品だと思います。
・「奇跡的快演」
1950年代のイーストコースト・ジャズを代表するだけでなく、モダン・ジャズの最高傑作一つとしてあげられる本作は、ジャズのもつアドリブ芸術の一つの極点ともいえる。早くから、豪快なトーンとイマジネーティブな楽想を発揮していた、ソニー・ロリンズだったが、自らの過剰な才能を疑うかのごとく、数度の一時的引退によって雲隠れすることを繰り返した。この傑作は、復帰したマックス・ローチ=クリフォード・ブラウンのクインテット参加の後吹込みされたものであったが、成熟しつつあったロリンズがブラウンの死によって、一気に完成されたプレイを見せた奇跡的快演である。モリタート、セント・トーマス、ブルーセブンなどどれをとっても、音色、フレージング、リズム感、アドリブの意外性に優れた名演である。まさに50年代ジャズの古きよき時代を現代に伝えるモダン・ジャズの必須アイテムであろう。ワーデル・グレイの死、デクスター・ゴードンの低迷、ジョン・コルトレーンの未完成にあった56年におけるテナー・サックスのずば抜けた金字塔である。
・「ロリンズの最高傑作!」
ロリンズの最高傑作!カリプソ調のセント・トーマスで軽快に歌い、ユー・ドント・ノウ・ホヮット・ラヴ・イズでスロー・バラードを太く吹き、モリタートをリラックスして歌い上げる。ダグ・ワトキンスのベースのギシギシとしたウォーキング・ベースとマックス・ローチの堅実なドラムも最高です。トミー・フラナガンは決してでしゃばらない。傑作です。
・「ソニー・ロリンズ最高です」
数ある、ソニー・ロリンズ作品の中で"Saxophone Colossus"は最高峰の作品です、マイルス・デイビスの絶頂期並みの、アドリブ、スイング感。特に録音時期がソニー・ロリンズ絶頂期を迎えた時期と重なり、今でも受け継がれる作品です。また、マイルス・デイビスもそうですが、絶頂期の音は違うんですよなぜか、この作品のサキソフォンの音も同様で、はめて聞く人には最高の入門作でしょう。
●クッキン
・「この音がすばらしい」
1956年10月26日の有名なプレスティッジのマラソン・セッションで録音された4部作の一つ。 4部作の中でもぼくはこれが一番好き。『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』のペットの音。誰がこれ以上の素晴らしい音を出せるだろう?この音を聴かないで死ななくて良かった。
マイルスは不遇時代にめんどうを見てくれたプレスティッジにこの頃金銭的な不満を持っていて、それが原因でコロンビアと契約することになる。それが1956年のことでこの段階でマイルスはプレスティッジとの間にこの年のおしまいまでにLPにして4枚分作品を創ることを約束していた。これをわずか2日間で25曲、しかもほとんどがワン・テイクでOKという脅威のレコーデイングを行う。これが有名なプレスティッジでのマラソン・セッションで、プレスティッジ最後の4部作(クッキン・ワーキン・スティーミン・リラキシン)だ。
マイルスはプレスティッジに16枚のアルバムを残しているが、この時の充実度は他に例を見ない驚異的なものだったと言えるだろう。
面白いのはプレスティッジのその後の対応だ。これから益々マイルスの人気が上がることを予想したプレスティッジは、その録音を年に1枚という超スローペースで徐々に世に送り出したのだ。まず、『クッキン』を1957年に、次の『リラクシン』を1958年3月に、次の『ワーキン』を1960年2月に、最後の『スティーミン』を1961年9月に出したのだ。この戦略はハード・バップからモードへと移り変わるマイルスの傑作がコロンビアから出される中大成功をおさめたのだ。
マイルスだけでなくジョン・コルトレーンを語る場合においてもこの4部作は一つとして外せない大傑作なことは言うまでも無い。マイルスはこの時のレギュラー・クインテットを結成して約1年。特にジョン・コルトレーンの成長がこの4部作を不動のものとしている。これを聴かずして何を聴くのか、と言える作品だ。
・「しびれっぱなしです、20年間」
1958年2月7日録音。ブレスティッジ時代の最高傑作、自信に充ち満ちたコルトレーンのテナーが爆発している。
もう最初の『グッド・ベイト』のテナーが鳴った瞬間からノックアウトである。コルトレーンの生涯の愛奏曲たった2『アイ・ウォント・トウ・トー・トーク・アバウト・ユー』あたりで無我茫然自失である。レコード時代から録音がより高度になったと聞いては何度となく買い直している。現在聴いているのは20bitK2 HQCD版のCDだが、音の分離もよろしくノイズも無い。音楽技術の進歩がコルトレーンの骨太なテナーをより一層際立たせて最高である。
あわせてカルテットのバックを固める面々も最高である。ジャズ至高の一枚だと思う。
・「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」
無冠の帝王という言葉があるが、ケニー・ドーハムは常にそう呼ばれながら尊敬されていたトランペターだ。派手なテクニックを誇示するわけではなく、マイルスやアート・ファーマーのリリシズムとも一線を画している。しかし実力はビ・バップ時代から認められ、数多くのセッションに参加している。ハード・バップ時代はJMの初代トランペッターという栄誉に輝いたが、後輩のドナルド・バード、リー・モーガン、フレディ・ハバードに先を越され、なんとなく置いてけぼりにされた感もある。しかし、50年代も終わろうとしたときに彼の終生の傑作が生まれた。しかもワンホーンという彼の個性が最大限に生かされたフォーマットである。「蓮の花」は典型的なハード・バップチューンだが、抑制の効いたソロとつややかな音色で、ケニーの好調さがうかがえる。マイ・アイデアルやオールド・フォークスのリリカルな演奏も捨てがたいが、アローン・トゥゲザーの哀愁味を帯びた音色とフレーズはここでの最高の見せ場である。しかしなによりも、「静かなるケニー」というタイトル自体がケニー・ドーハムの本質を的確に捉え、このアルバムを類まれな好感度な作品に仕上げているように思えるのだ。心に染みる演奏である。
・「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」
無冠の帝王という言葉があるが、ケニー・ドーハムは常にそう呼ばれながら尊敬されていたトランペターだ。派手なテクニックを誇示するわけではなく、マイルスやアート・ファーマーのリリシズムとも一線を画している。しかし実力はビ・バップ時代から認められ、数多くのセッションに参加している。ハード・バップ時代はJMの初代トランペッターという栄誉に輝いたが、後輩のドナルド・バード、リー・モーガン、フレディ・ハバードに先を越され、なんとなく置いてけぼりにされた感もある。しかし、50年代も終わろうとしたときに彼の終生の傑作が生まれた。しかもワンホーンという彼の個性が最大限に生かされたフォーマットである。「蓮の花」は典型的なハード・バップチューンだが、抑制の効いたソロとつややかな音色で、ケニーの好調さがうかがえる。マイ・アイデアルやオールド・フォークスのリリカルな演奏も捨てがたいが、アローン・トゥゲザーの哀愁味を帯びた音色とフレーズはここでの最高の見せ場である。しかしなによりも、「静かなるケニー」というタイトル自体がケニー・ドーハムの本質を的確に捉え、このアルバムを類まれな好感度な作品に仕上げているように思えるのだ。心に染みる演奏である。
・「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」
無冠の帝王という言葉があるが、ケニー・ドーハムは常にそう呼ばれながら尊敬されていたトランペターだ。派手なテクニックを誇示するわけではなく、マイルスやアート・ファーマーのリリシズムとも一線を画している。しかし実力はビ・バップ時代から認められ、数多くのセッションに参加している。ハード・バップ時代はJMの初代トランペッターという栄誉に輝いたが、後輩のドナルド・バード、リー・モーガン、フレディ・ハバードに先を越され、なんとなく置いてけぼりにされた感もある。しかし、50年代も終わろうとしたときに彼の終生の傑作が生まれた。しかもワンホーンという彼の個性が最大限に生かされたフォーマットである。「蓮の花」は典型的なハード・バップチューンだが、抑制の効いたソロとつややかな音色で、ケニーの好調さがうかがえる。マイ・アイデアルやオールド・フォークスのリリカルな演奏も捨てがたいが、アローン・トゥゲザーの哀愁味を帯びた音色とフレーズはここでの最高の見せ場である。しかしなによりも、「静かなるケニー」というタイトル自体がケニー・ドーハムの本質を的確に捉え、このアルバムを類まれな好感度な作品に仕上げているように思えるのだ。心に染みる演奏である。
・「ケニーの人柄が伝わってくるようなモデスティで心に染みる演奏」
無冠の帝王という言葉があるが、ケニー・ドーハムは常にそう呼ばれながら尊敬されていたトランペターだ。派手なテクニックを誇示するわけではなく、マイルスやアート・ファーマーのリリシズムとも一線を画している。しかし実力はビ・バップ時代から認められ、数多くのセッションに参加している。ハード・バップ時代はJMの初代トランペッターという栄誉に輝いたが、後輩のドナルド・バード、リー・モーガン、フレディ・ハバードに先を越され、なんとなく置いてけぼりにされた感もある。しかし、50年代も終わろうとしたときに彼の終生の傑作が生まれた。しかもワンホーンという彼の個性が最大限に生かされたフォーマットである。「蓮の花」は典型的なハード・バップチューンだが、抑制の効いたソロとつややかな音色で、ケニーの好調さがうかがえる。マイ・アイデアルやオールド・フォークスのリリカルな演奏も捨てがたいが、アローン・トゥゲザーの哀愁味を帯びた音色とフレーズはここでの最高の見せ場である。しかしなによりも、「静かなるケニー」というタイトル自体がケニー・ドーハムの本質を的確に捉え、このアルバムを類まれな好感度な作品に仕上げているように思えるのだ。心に染みる演奏である。
・「静かなるケニーの最高傑作!」
ケニー・ドーハムの少しくすんだ、やわらかくて暖かいトランペットの音が魅力的な、安心して聴けるワンホーンアルバム。こういうトランペットのワンホーンアルバムってなかなか無いんですよね。ロータス・ブロッサムはフレディ・ハバードがブルー・ノートの「Going Up!」でエイジアティック・レイズという曲名でもやっていますが、作曲者でもあるケニーの方が、演奏の雰囲気全体でフレディを凌駕しています。さすが燻銀ってところですね。僕はリラックスした雰囲気のバラード「マイ・アイディアル」が大好きです。他の曲も佳曲です。JAZZを聴き始めた頃からの愛聴盤です。おすすめ!
・「起死回生の第一弾となったモダン・ブルースの名セッション」
1954年4月3日・29日録音。マイルスは不遇であった1950年代の初めプレスティッジに大変に世話になり、16枚のアルバムを残している。ざっとその16枚をあげてみると、Miles Davis And Horns(Prestige7025)Sony Rollins With The Modern Jazz Quartet(Prestige7029)Lee Konitz & Miles Davis(Prestige8295)Dig(Prestige7012)Collector's Items(Prestige7044)Blue Haze(Prestige7054)Walkin'(Prestige7076)→本作Bag's Groove(Prestige7109)Miles Davis And Modern Jazz Giants(Prestige7150)The Musings Of Miles(Prestige7007)Miles Davis And Milt Jackson(Prestige7034)The New Miles Davis Quintet(Prestige7014)そして有名な4部作Relaxin'(Prestige7129)Workin'(Prestige7166)Steamin'(Prestige7200)Cookin'(Prestige7094)となる。
その中で本作はマイルス自身が過去のどん底の自分から立ち直り、起死回生の第一弾となったモダン・ブルースの名セッションだ。脇を固める面々も素晴らしい。ジャズを聴く上で絶対外せない名盤として推薦したい。
・「次々と脱皮を繰り返し成長著しいマイルスの歩み」
50年代半ばのマイルスはどんどんうまくなっていき、同時に自己の音楽性の成熟度が増していった時期である。53年頃から徐々にスランプから抜け出し、54年には数々のセッションを重ね、レコーディングにも積極的にいそしむようになった。ここに聞かれるオールスターズ・セッションにはオリジナル・クインテット結成前夜のマイルスの自信に満ちた姿が記録されている。Walkin'は60年代のフリーブローイング時代に数多く演奏したブルースだが、スローテンポでじっくりと聞けるところが魅力だ。J.Jジョンソンやラッキー・トンプソン、ケニー・クラーク、ホレス・シルバーといったバップ時代からの名手が脇を固め、マイルスのトランペットは時に力強く、時にリリカルにBlue 'N' Boogie、Solar、You Don't Know What Love Is、Love Me or Leave Meといった名曲をハード・バップの萌芽を感じさせながら演奏している。40年代後半のマイルスを評して、個性はあるがテクニックが不足したトランペッターという烙印を押されてきたのが、まるでうそのような充実した演奏である。次々と脱皮を繰り返し、成長著しいマイルスの歩みを聴いて欲しい。
・「次々と脱皮を繰り返し成長著しいマイルスの歩み」
50年代半ばのマイルスはどんどんうまくなっていき、同時に自己の音楽性の成熟度が増していった時期である。53年頃から徐々にスランプから抜け出し、54年には数々のセッションを重ね、レコーディングにも積極的にいそしむようになった。ここに聞かれるオールスターズ・セッションにはオリジナル・クインテット結成前夜のマイルスの自信に満ちた姿が記録されている。Walkin'は60年代のフリーブローイング時代に数多く演奏したブルースだが、スローテンポでじっくりと聞けるところが魅力だ。J.Jジョンソンやラッキー・トンプソン、ケニー・クラーク、ホレス・シルバーといったバップ時代からの名手が脇を固め、マイルスのトランペットは時に力強く、時にリリカルにBlue 'N' Boogie、Solar、You Don't Know What Love Is、Love Me or Leave Meといった名曲をハード・バップの萌芽を感じさせながら演奏している。40年代後半のマイルスを評して、個性はあるがテクニックが不足したトランペッターという烙印を押されてきたのが、まるでうそのような充実した演奏である。次々と脱皮を繰り返し、成長著しいマイルスの歩みを聴いて欲しい。
・「レッドガーランド最上級の一品」
ピアニストレッドガーランドは、1950年代半ばから60年代の初頭にかけて、マイルスデイビスの第一期黄金カルテットのメンバーとして飛ぶ鳥を落とす勢いだった。当時、リーダーのトランペットの音に続いて人気が高かったのが、ガーランドのピアノだった。まるでボクサーがサンドバッグを叩いているかのような、鐘の音を連想させるシングルトーン。都会的なブルースフィーリングが冴えるバラードプレイ。プレステージからのソロ第2作となる本作も、名作「グルーヴィー」に負けるとも劣らない内容を誇る一枚だ。一曲目のパーシーメイフィールドのR&Bクラシック「プリーズ・センド・ミー・サンワン・ツー・ラブ」がゆっくりとしたブルースで渋い。その後に続くのはスタンダーズの名曲7曲。マイルスがやっていた「イフ・アイ・ワー・ベル」もやっている。テンポを少し早めてガーランド節にアレンジされていて小気味よい。ベースはポールチェンバースで、ドラムスはアートテイラー。彼のブラシは名人級だ。この最新リイシューではルディバンゲルダーがリマスターしていて、音質も格段に向上している。レッド・ガーランドがお好きな方はコレクトしておいて損はないだろう。
・「日本で人気のない名テナーの名作」
ジーン・アモンズの知名度はたぶん日本では大変低いだろう。コルトレーンやロリンズはもちろんのこと、デクスター・ゴードン、ハンク・モブレーといったB級(前者はB級か??)黒人テナーに比べても知名度・人気共に劣ると思われる。その理由は明らかだ。ブルージーでダウン・トゥ・アースな雰囲気をこれでもかと漂わせているからである。 それは冒頭の「ヒッティン・ザ・ジャグ」に最もよく現れている。この、そのまま沈んでいきそうなスロー・テンポ、しかもピアノやドラムスに比べて半拍くらい遅く吹いてゆく、典型的な黒人のリズム感覚に、ロックやポップスの規則正しいビートに慣れた日本人がどのくらいついていけるだろうか。 ジャズを聴くなら、ジャズファンを自称するなら、このテンポについていかなくてはならない。コルトレーンやロリンズといった、白人受けする(すなわち、リズムを正しく守る)テナーを聴いているだけでは、「ジャジーとはどういうことか」を悟ることはできないだろう。
万人向きとは思わないし、そもそもすべての日本人がジャズをわざわざ聴く必要もあるとも思わないから、我こそは、という硬派のファンは是非挑戦してみて欲しい。
・「有名な1956年10月のマラソン・セッション」
1956年10月26日の有名なプレスティッジのマラソン・セッションで録音された4部作の一つ。
マイルスは不遇時代にめんどうを見てくれたプレスティッジにこの頃金銭的な不満を持っていて、それが原因でコロンビアと契約することになる。それが1956年のことでこの段階でマイルスはプレスティッジとの間にこの年のおしまいまでにLPにして4枚分作品を創ることを約束していた。これをわずか2日間で25曲、しかもほとんどがワン・テイクでOKという脅威のレコーデイングを行う。これが有名なプレスティッジでのマラソン・セッションで、プレスティッジ最後の4部作(クッキン・ワーキン・スティーミン・リラキシン)だ。
マイルスはプレスティッジに16枚のアルバムを残しているが、この時の充実度は他に例を見ない驚異的なものだったと言えるだろう。
面白いのはプレスティッジのその後の対応だ。これから益々マイルスの人気が上がることを予想したプレスティッジは、その録音を年に1枚という超スローペースで徐々に世に送り出したのだ。まず、『クッキン』を1957年に、次の『リラクシン』を1958年3月に、次の『ワーキン』を1960年2月に、最後の『スティーミン』を1961年9月に出したのだ。この戦略はハード・バップからモードへと移り変わるマイルスの傑作がコロンビアから出される中大成功をおさめたのだ。
マイルスだけでなくジョン・コルトレーンを語る場合においてもこの4部作は一つとして外せない大傑作なことは言うまでも無い。マイルスはこの時のレギュラー・クインテットを結成して約1年。特にジョン・コルトレーンの成長がこの4部作を不動のものとしている。これを聴かずして何を聴くのか、と言える作品だ。
・「マイルスのバンドで聴くロリンズは新鮮」
ライブでよく演奏されているIf I were a bell、Woody'n youが収録。しかし、私はアメリカで観劇していて、舞台が始まるかのようなI could write a bookのアットホームさ、Oleoの明るく奔放なリズムにより惹かれる。何といっても、マイルスがとても叙情的で、また優しい。一つ残念なのは、マイルスのあと、コルトレーンがソロを取る箇所が多々あるが、急に大音量で抑制のないフレーズを続けてしまっていることだ。Oleoは、作曲者のソニーロリンズの描いている世界をそのまま演奏しているし、また本作全体の明るい雰囲気もロリンズの世界と共通する。マイルスとロリンズは似ても似つかない、と一般的には思われているが、マイルスがロリンズをバンドに入れたがった理由が本作を聴いていると分かるような気がする。
・「ソニー・ロリンズの真理」
ブラウン=ローチ・クインテットと同様のメンバーだが、レーベルの関係からかロリンズがリーダーにクレジットされている。56年といえばブラウン死の年であり、ロリンズはサキ・コロ収録の年でもある。ハード・バップがいよいよ本格化し、東海岸が活気を取り戻した頃でもある。ロリンズはベイズン・ストリートよりものびのびとした演奏を聞かせ、ブラウンと見事な掛け合いを演じている。特にユーモラスなバルス・ホット、キス・アンド・ランでのコンビネーションは爽快感を覚える。「胸に歌があふれ」、「眠れぬ夜は」でも快調なソロを聴かせてくれる。ロリンズが自らの演奏に対する真理を見出し、自信を持って突き進んでいく姿勢を示しつつある。ブラウンの死は多くのものに無常観を与え、そのショックから立ち直るのに多くの時間を費やさざるを得なかった。それだけに、ここに残された貴重な録音は、モダン・ジャズの遺産として生き続けていくのだ。
・「ワルツならデビーよりこっち」
メンバーが誰とか、ジャケットがダサイとか、これまでのレビューにはうんざりだ。おかげでこのアルバムを聴くまでに相当遠回りをしてしまった。「Valse Hot」をまず試聴してみてほしい。メランコリックなメロディーにグっと来るはず。各々のソロを経て、最後は涙の大円団。
大切な人にプレゼントしたい一枚。しかし、ジャケットがダサイから却下!
・「 ソニー・ロリンズの真理」
ブラウン=ローチ・クインテットと同様のメンバーだが、レーベルの関係からかロリンズがリーダーにクレジットされている。56年といえばブラウン死の年であり、ロリンズはサキ・コロ収録の年でもある。ハード・バップがいよいよ本格化し、東海岸が活気を取り戻した頃でもある。ロリンズはベイズン・ストリートよりものびのびとした演奏を聞かせ、ブラウンと見事な掛け合いを演じている。特にユーモラスなバルス・ホット、キス・アンド・ランでのコンビネーションは爽快感を覚える。「胸に歌があふれ」、「眠れぬ夜は」でも快調なソロを聴かせてくれる。ロリンズが自らの演奏に対する真理を見出し、自信を持って突き進んでいく姿勢を示しつつある。ブラウンの死は多くのものに無常観を与え、そのショックから立ち直るのに多くの時間を費やさざるを得なかった。それだけに、ここに残された貴重な録音は、モダン・ジャズの遺産として生き続けていくのだ。
・「夭折の名ジャズプレーヤーを聴け!!」
ドルフィーは長い間、私にとって難解なジャズプレーヤーであった。彼のぶっ飛んだ人生、キャリア、容貌に、何かとってもジャズ的なものを感じ、彼のことが大好きだった。だけど残念なことに、肝心の彼のジャズの音がなかなか理解できなかった。数年間にわたり、彼の色々なCDを買うたびに期待と失望を繰り返してきた。でもドルフィーの初リーダー作であるこのCDを聴いて、彼のことがやっと少し理解できたような気がする。
かなり分かりやすいドルフィーである。言い換えれば、普通のジャズをしているドルフィーがここにいる。やはりあのドルフィーであるので、もちろん彼の個性であるドルフィー語でジャズを語っているが、余り難解には感じられない。ドルフィー流のデフォルメは、その萌芽は感じられるものの、まだ満開ではない。恐らく彼の源流はチャーリー・パーカーにあるのではないかと思させるようなフレーズに溢れている。グリーンドルフィンストリート辺りを聴いていただけると、私の言おうとしている意味が分かってもらえると思う。
トランペットにフレディー・ハバート、ドラムスにロイ・ヘインズ、ピアノのジャッキー・バイアード、ベースにジョージ・タッカーを迎えた本作はドルフィーに苦労した?私から言うに、ドルフィー初心者の方に是非お勧めしたい一枚である。ジャズのすべてを体現した修行僧のようなドルフィーに触れることは、ジャズファンの至上の喜びと言えるのではないだろうか。彼は決して怖くない。やっぱりドルフィーを解さなければ、聴かなければ、一人前のジャズファンと言えないだろう。タイトルのOUTWARD BOUNDについては「外国行き」と訳されていることが多いが、カバーのイラストからすると「大気圏外旅行」、とでも言うほうが雰囲気を捉えているのではないかな。
・「キレてます!」
とにかくキレのいい演奏が楽しめます。勢い余って音飛ばしているところもありますが、ご愛嬌(笑)。女性オルガン奏者のトゥルーディ・ピットの演奏は本人のアルバムより素晴らしいんじゃないでしょうかね。あ、紙ジャケ盤は音もいいです。余韻にウットリ。特に2曲目あたりのボサノバでは音の粒が立ってます。
やはり白眉は“Just Friends”。スタンダードですが、白刃の上を駆け抜けるようなスリリングさ。もしくはスキーのスーパー大回転。ヤミつきになりますよ〜。
・「男気ギター!」
暗闇の底から響いてくるハモンドオルガンのワルツに乗せて、渋すぎるほど渋いセミアコサウンドが唸る。そんな1曲目から圧巻のソロは、正にタイトル通り男らしいギターだ。
聞き所はタイトルチューンの3。世の中ではPe'zを侍ジャズと呼ぶが、本家本元はこちらだろう。ルパン風でもあり、007風でもあり、そして正統派ジャズでもあり。フルートと絡むギター、そして変則的にも聞こえる切れのある3拍子のハモンドのバッキングがニクいほどハマっている。
クラブ系のアシッドジャズとして高く評価されてもよい、そんなお宝系の1枚だ。見つけたら即買いだろう。
・「パット・マルティーノの初リーダー作。”エル・オンブレ”とはパット本人だ!」
EL HOMBRE(エル オンブレ)とは、スペイン語で「その男性」(=The Man)の意味。現在最も素晴らしいジャズギタリストは、パット・マルティノ、’その男’だと私は思う。
パット22歳の初リーダー作は、TRUDY PITTS(org=女性です),DANNY TURNER(flute),MITCH FINE(ds)にコンガ、ボンゴの2人を加えた6人編成。①から良いリズムでスタートする。②はアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲。オクターヴ奏法のテーマからシングルトーンのソロへ、またオクターヴ奏法へとつながって行く。ウェス・モンゴメリーの薫陶を受け、彼を尊敬するパットだけに、既にテクニックを身に着けている。
③のタイトル曲は、2000年12月録音の「Live at Yoshi's」でも演奏しているパットのオリジナル。聴き比べてみるのも楽しい。私はこの曲が大好き。④⑤と軽快なテンポで進み、⑥はパットが父に捧げたブルース曲。パットはブルースも実にうまい。⑦での聴き所は、トルーディー・ピット(org)のソロ。パットとはフィラデルフィア時代からの仲間で息もぴったり。
初リーダー作とは思えない位、リラックスした演奏の中に、キラッと光るソロが満ち溢れている好アルバム!持ってて損はない。
・「弾丸ギタリストの記念すべきソロデビュー作」
ワンノートフレーズでバリバリと弾きまくる正確無比な弾丸ピッキングのジャズギタリスト、パット・マルティーノが1967年に発表したソロデビューアルバムです。メンバーはTrudy Pitts(オルガン)、Danny Turner(フルート)、Mitch Fine(ドラム)、Abdu Johnson(コンガ)、Vance Anderson(ボンゴ)という構成。例によってPrestigeレーベルからリリースされています。
マルティーノのプレイは個人的には70年代に入ってからの「Live!」あたりが好みですが、それでも時おり聴こえてくる正確無比の弾丸ピッキングはまさにマルティーノならではのもの。今の派手なプレイを身上とするギタリストに耳が慣れてしまっていると、この作品は何とも地味で物足りなく感じるかも知れません。それだけここで聴かれる彼のプレイは、オーソドックスなジャズフォーマットの中にあって、実に堅実そのものです。
それでも注意深く耳を凝らしてみると、オーソドックスなプレイの中にキラリと光るものがいくつも発見できるはずです。ギターを愛する人にとっては、まるで宝物を探すようなそんな楽しみが沢山詰まっている佳作です。
・「弾丸ギタリストの記念すべきソロデビュー作」
ワンノートフレーズでバリバリと弾きまくる正確無比な弾丸ピッキングのジャズギタリスト、パット・マルティーノが1967年に発表したソロデビューアルバムです。メンバーはTrudy Pitts(オルガン)、Danny Turner(フルート)、Mitch Fine(ドラム)、Abdu Johnson(コンガ)、Vance Anderson(ボンゴ)という構成。例によってPrestigeレーベルからリリースされています。
マルティーノのプレイは個人的には70年代に入ってからの「Live!」あたりが好みですが、それでも時おり聴こえてくる正確無比の弾丸ピッキングはまさにマルティーノならではのもの。今の派手なプレイを身上とするギタリストに耳が慣れてしまっていると、この作品は何とも地味で物足りなく感じるかも知れません。それだけここで聴かれる彼のプレイは、オーソドックスなジャズフォーマットの中にあって、実に堅実そのものです。
それでも注意深く耳を凝らしてみると、オーソドックスなプレイの中にキラリと光るものがいくつも発見できるはずです。ギターを愛する人にとっては、まるで宝物を探すようなそんな楽しみが沢山詰まっている佳作です。
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