イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ> [DVD] (詳細)
ジャック・ナンス(俳優), シャーロット・スチュワート(俳優), アレン・ジョゼフ(俳優), デヴィッド・リンチ(俳優)
「奇形児ではない」「デヴィッド・リンチの原点」「他の映画へのプロローグ的映画!」「嫌いな人は絶対嫌いであろう…」「もう映画ではないです」
ザ・セル (詳細)
ターセム・シン(監督), ジェニファー・ロペス(俳優), ヴィンス・ヴォーン(俳優), ヴィンセント・ドノフリオ(俳優), マリアンヌ・ジャン=バプティスト(俳優), ジェイク・ウェバー(俳優)
「要注目!!」
π(パイ) [DVD] (詳細)
ダーレン・アロノフスキー(監督), ショーン・ガレット(俳優), マーク・マーゴリス(俳優), スティーヴン・パールマン(俳優), ベン・シェンクマン(俳優), サミア・ショアイブ(俳優)
「テーマは好きです」「万物は数学で解釈しうる、とは」「狂気の世界を垣間見る」「数字ってかっこいい」「フィボナッチ」
レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版 (詳細)
ダーレン・アロノフスキー(監督), ジャレッド・レト(俳優), エレン・バースティン(俳優), ジェニファー・コネリー(俳優), マーロン・ウェイアンズ(俳優)
「強烈・・」「これは衝撃作!」「孤独の恐怖」「衝撃的~」「幻覚症状」
ヴェルクマイスター・ハーモニー [DVD] (詳細)
タル・ベーラ(監督), ラルス・ルドルフ(俳優), ペーター・フィッツ(俳優)
「クジラという悪夢」
エルミタージュ幻想 (詳細)
セルゲイ・ドレイデン(俳優), アレクサンドル・ソクーロフ(俳優), マリア・クヅネツォワ(俳優), レオニード・モズガヴォイ(俳優), ワレリー・ゲルギエフ(俳優)
「我が家でも贅沢な時間が過ごせます。」「ロシア的世界」「素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!」「賭けは為された」「つくりものではない華やかさ」
エレクトリック・ドラゴン 80000V スペシャル・エディション [DVD] (詳細)
石井聰亙(監督), 浅野忠信(俳優), 永瀬正敏(俳優)
「クセのある映画」「アクションの神髄か!?」「パンク映画」「ぶっとび映画です」「エレキギター」
メメント [DVD] (詳細)
クリストファー・ノーラン(監督), ガイ・ピアース(俳優), キャリー=アン・モス(俳優), ジョー・パントリアーノ(俳優)
「人が生きていくには何であれ目的が必要だ。」「我慢しないで購入」「記憶力を試される」「脚本の妙」「繰り返し見ることが要」
CUBE ファイナル・エディション [DVD] (詳細)
ヴィンチェンゾ・ナタリ(監督), モーリス・ディーン・ウィント(俳優), ニコール・デボアー(俳優), デヴィット・ヒューレット(俳優), アンドレ・ビジェリック(脚本), グレーム・マンソン(脚本)
「「何故?」「何のために?」説明ないのが逆に良かった」「立方体の中のサバイバルゲーム」「凄くて凄くて凄い作品」「完璧な映画」「CUBE」
鉄男~TETSUO THE IRON MAN~ [DVD] (詳細)
塚本晋也(監督), 田口トモロヲ(俳優)
「天才的」「一生に一度くらいは観ても良いでしょう。」「痛感盤。」「噂どおり!!!」「無茶苦茶」
ノスタルジア (詳細)
アンドレイ・タルコフスキー(監督), オレーグ・ヤンコフスキー(俳優), エルランド・ヨセフソン(俳優), ドミツィアナ・ジョルダーノ(俳優)
「入眠現象 永遠の作品」「タルコフスキーの中でも別格」「いいですよね、タルコフスキー!」「20世紀の映像遺産を是非観て下さい。」「観るものに新しい世界を与えてくれる幻想詩。」
フリークスも人間も (詳細)
アレクセイ・バラバノフ(監督), セルゲイ・マコヴェツキー(俳優), ディナル・ドルカロワ(俳優), ヴィクトル・スホルコフ(俳優)
「ロシアから一風も二風も変わった美しい映像」
白痴 [DVD] (詳細)
手塚眞(監督), 浅野忠信(俳優), 甲田益也子(俳優), 橋本麗香(俳優), 草刈正雄(俳優), 藤村俊二(俳優), あんじ(俳優), 坂口安吾(原著)
「雰囲気が好み」「最高の出来」「やっぱすごいぞ、手塚眞」「意外にアンゴしていた。」
2001年宇宙の旅 [DVD] (詳細)
スタンリー・キューブリック(監督), キア・デュリア(俳優), ゲーリー・ロックウッド(俳優), ウィリアム・シルベスター(俳優), ダニエル・リクター(俳優), ダグラス・レイン(俳優)
「映画の台詞」「キューブリックの最高作」「”きれい”であり”うつくしい”映画」「映画史上の傑作」「見果てぬ来世紀」
ブレードランナー 最終版 (詳細)
リドリー・スコット(監督), ハリソン・フォード(俳優), ルトガー・ハウアー(俳優)
「ボックスが出るんだって!」「今、誰でも、日本語字幕の入った最新のデジタルリマスター版(もちろん正規版)を購入できます。」「もはや古典的名作と言って良いでしょう。教養として見ておくべきです。」「映像、美術、音楽が一体となり伝える魅力」「劇場版の再発売はないのか?」
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ヴィンセント・ギャロ(監督), アンジェリカ・ヒューストン(俳優), クリスティーナ・リッチ(俳優), ベン・ギャザラ(俳優)
「「生きられない」」「V・ギャロよりも、敢えてC・リッチのファニーさを!」「ビリーが可愛いい」「愛をくれる人を大切にしよう」「こんな作品もアリ」
不思議惑星キン・ザ・ザ [DVD] (詳細)
ゲオルギー・ダネリヤ(監督), スタニスラフ・リュブシン(俳優), エヴゲーニー・レオノフ(俳優), ユーリー・ヤコヴレフ(俳優), レヴァン・ガブリアゼ(俳優)
「ロシア人の友人に薦められました」「クー!(ファン待望の発売!)」「思ったより面白い」「傑作です。」「癒し系SF映画の名作(迷作?)」
ドッグヴィル プレミアム・エディション (詳細)
ラース・フォン・トリアー(監督), ニコール・キッドマン(俳優), ポール・ベタニー(俳優), クロエ・セヴィニー(俳優)
「こういう映画って、得てして理解されづらいもの。」「「興味深い」映画。」「解釈し続けることを強いる力」「名作。」「映像に引き込まれる!!」
エターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディション (詳細)
ミシェル・ゴンドリー(監督), ジム・キャリー(俳優), ケイト・ウィンスレット(俳優), キルステン・ダンスト(俳優), マーク・ラファロ(俳優), イライジャ・ウッド(俳優), トム・ウィルキンソン(俳優), トーマス・ジェイ・ライアン(俳優), チャーリー・カウフマン(脚本)
「斬新」「恋愛って」「愛は本能」「恋の痛みを知るすべての人に」「忘却は前進ではない」
WATARIDORI スタンダード・エディション (詳細)
ジャック・ペラン(監督), ドキュメンタリー映画(俳優)
「壮大なドラマ」「鳥のみるパースペクティブに素直に感動できる作品」「最高、しかし…」「まるで、鳥になったみたい」「ハイビジョンの大画面で楽しむ幸せ」
● 〓★BEST◆カルト&バカ映画◆〓映画温泉300選より〓
● Tojojinbutsu dezain= odishon no haiyu (UGOKI!!)
● ホラー映画名作集
● ちょっと甘め
● 最近のオススメ
●イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ> [DVD]
・「奇形児ではない」
DVDブルーベルベットにある特典で監督や俳優の話を聞き、リンチ監督の映画に興味を持ちました。イレイザーヘッドは、監督の悪夢だと思います。映画紹介には、主人公の彼女が奇形児を産むと紹介されていますが、それは映画に出てくる赤子があまりにも印象的な姿をしているからです。しかし、奇形児という表現は赤子の見た目でしかなく、映画の主旨から外れていると思います。赤子が奇形だ、ということを意味する会話や表現は一切ありません。主人公ヘンリーの、自分の子供だと受け入れたくない心から生まれてしまった妄想の中の姿です。現実逃避が生んだ妄想から赤子殺しに繋がる過程をを監督の感性で映画にしています。
・「デヴィッド・リンチの原点」
近年に見られるアメリカ映画とは全く違うスタイル。少ないセリフと、モノクロ映像でみせる映画本来の撮り方、映像で物語を語るカルト映画である。見る人によっては生理的に嫌悪感を感じる映像とインダストリアルノイズの連続。まさにリンチ映画の原点がここにある。無機質な世界で精子と卵子が受精し子供が生まれる。世話をする主人公の垣間見る狂気の世界と生命を否定するかの様に思われる天使のいる天国。それを外示的表現と共示的表現の繰り返しで見事に映像表現した傑作。見る人の感性に訴えかける映画のひとつである。映画を学びたい人にはお薦めの作品である。この映画を観た後、「エレファントマン」を観ると、単純な感動作品では終わらせてはいけない何かを感じる。それがリンチ監督のテーマなのかも知れない。
・「他の映画へのプロローグ的映画!」
この映画のすばらしさは後の映画作品に見られる、よく言うリンチ節が後の映画に含まれるの以上にふんだんに含まれています。例えば、メアリーの両親やメアリーXの奇怪な行動は「マルホランドドライブ」に登場する不条理キャラ的だし、チャ―リーのマンションのフロアの模様が「ツインピークス」に登場する(これが一番デビッド・リンチの映画で秀逸な設定だと思いますが)赤い部屋のイメージと全く酷似しています。以上で述べた点とこの作品の赤子は若くして(大学を出てすぐ)一児の父になったリンチの不安のメタファーであるということをふまえて見れば更にこの映画の世界にはまれること請け合いです!
・「嫌いな人は絶対嫌いであろう…」
私はこの映画をロンドンのユースホテルで、バックパッカー達と観たが、余りの胸糞悪さに一人減り、二人減り…最後には誰もいなくなっていた。
ズーンと重く、息苦しい…
これぞ前期のリンチ映画。グロテスクな造形に徹底的こだわっており、そのこだわりは次作エレファントマンにも繋がっている。
画面からは、自分の世界観を探究している若き映像作家のエネルギーが、抑圧しながらホトバシっている… という印象を受け、強く心に残る。奇怪な女がステージで踊っているシーン等、後のブルーベルベットや、マルホランド…にも多少形を変え使われる、リンチ独特の奇抜な表現が顔を覗かせており、一見の価値がある。
この強烈な映像を不快に感じる人は多いだろうが、私はリンチ映画の中でも三本の指に入る位好きだ。
余談だが、昔某誌の「私の好きなカルトムービー」特集で、戸田奈津子がこの映画を選んでいたのは意外だった
・「もう映画ではないです」
これはレンタルするんじゃなくて、買って何度も何度もみるべき作品だと思います。僕は毎日爆音でみ続けて、今では相当癒されています。
こういう完全な世界のある映画はそうはないでしょう。もちろんストーリーは難解でいろいろな解釈がなされていますが、物語としてみるのではなくひとつの世界に入り込むといった感じでどうでしょうか?ちょっと危ないですかね。とにかく、はまればエンヤよりはるかに癒されます!
●ザ・セル
・「要注目!!」
インド出身の演出家、ターセム・シンの初劇場公開用作品。主演のジェニファーロペスや石岡瑛子による衣装の存在感もすごいけど、なによりターセムの作り出す世界観が素晴らしい!
見所は異常犯罪者カール・スターガーの精神世界の描写。どの精神世界も負けず劣らず素晴らしい映像を見せてくれるのだが、カールの精神世界に関しては、言葉に表しようがない。
ただ、すこしストーリーが見え見えというかわかりやすすぎるのが残念。
ターセム・シンから目が離せない。
・「テーマは好きです」
ちょっと前まで科学が大好きで科学万能主義だった私は、今でも社会科学に法則を求めるという考えに少しだけ興味を覚える。この映画はそんなことがテーマではないかと思う。科学を究極的に抽象化した概念つまり数学によって森羅万象に隠された法則が解明できるとするのはニュートン以来の決定論であり、線形モデルから複雑系などの非線形モデルに移行してきているとはいえ、未だに多くの自然科学や社会科学において原因と結果を求める法則探しは重要な位置をしめているのではないか?この映画では西洋社会を代表する主人公の数学者と脇役で登場する東洋文化の対比により、自然・社会現象に隠された法則を解明できるのか、もし仮に解明できるとしても、そもそも解明することに意味があるのか、ということに焦点があてられている。ニューエイジ的偏見(過大評価)も少し感じられるが、この映画の監督は自然と共存する東洋社会がお気に入りのようだ。公園で太極拳をする中国人の姿には自然との調和を求める東洋的考えを示しているように感じられるし、単純な法則によって複雑な現象が生じるという複雑系の概念は囲碁によって表現されている。この映画のところどころ(特に後半)はほとんど理解できていないので定かではないが、最後のシーンでは主人公も自然の偉大さに気がついて、法則を求める科学的思考よりも、葉っぱをきれいといいながら数字遊びに興じるアジア系少女のような自然に対して分をわきまえた生き方に共感するようになっているような気がする。と、いうことでテーマは面白いと思う。数学の細かい部分は陳腐というか何が言いたいのかはわからないし、数学者でない私はコメントできるほど数学に精通しているわけでもないので何も言えないが、おそらく数学が専門の人は不満が残るかもしれない。もう一つ見る前に知っておくべきことは、この映画は少し気分を害する映像があるので注意したほうがいいということである。私は昔、体の調子が悪いときにこの映画を見たのだが、体の調子がさらに悪くなった。またご飯を食べながら見たら大抵の人はご飯がまずくなるのではないかと思う。
・「万物は数学で解釈しうる、とは」
全編白黒。毎日金融機関で数字の世界で生きている人間にはとってもインパクトのある作品だった。とってもシュールで妥協がない。こういう作品にであえるところがDVDのいいところだなと思う。万物は数学で解釈しうる、確かにそうなのだろう。数を予知できるという事は、まさに金融工学の究極の世界だ。そしてそれは最強の能力だ。傑作!!
・「狂気の世界を垣間見る」
脳内世界の反映される、映像美を誇る秀作です。
白黒であるのに、強烈なフラッシュバックを感じさせます。印象的な画像の数々と、淡々と語られるストーリー。横に流れていく数字の羅列。つまるところ「π」という割り切れない、永遠的な命題がそのまま、人の脳内の無限な世界を感じさせます。
日常に宿る独特のけだるさを感じさせてくれます。非常に感覚的な映像の連続なのが、異常気質の主人公の張り詰めた感情をこちらに伝えます。効果音の使い方も、本当に独特。観客に「頭痛」を感じさせるような映像がこれまでにあったかというと、この作品以外に知りません。
感情を司る神経に訴える作品です。魅了されます。そして残るのは、強烈なフラッシュバック。
・「数字ってかっこいい」
この映画の見所は映像のすばらしさと、それを盛り上げる奇妙な物語と豪華アーティストの音楽です。画面はモノクロだし、主人公の俳優見たことないし、NYCなのにチャイナタウンだから変な感じがするし、時代もはっきりしないしで自分が見た中で変な映画TOP3に入るくらい強烈でした。必見です。
・「フィボナッチ」
本作品はこの「フィボナッチ」に魅了された”数学者”と”神”をめぐるストーリーだが、予測不可能なストーリー展開と映像手法は逆に見るものを魅了することとになること必至です。モノクロは予算削減のためらしいけどそれが逆に新鮮さを出し、映像にひきつけられる効果を出しています。
・「強烈・・」
強烈の一言。はっきりいうと見終わった後、ものすごく気分が悪かったです。頭痛と吐き気と胸のつかえ・・、そう、知らず知らずに自分もこの世界にはまりきっていたのです。
・「これは衝撃作!」
決して「麻薬をやっているとこんな悲劇が待ってるよ」と謳ってる映画じゃないんだけど・・・。それぞれ、夢、希望へ突っ走っていたつもりだけど、結局、破壊と絶望に突っ走ることになる。心にあいた穴を埋める方法は本当に紙一重。ハリーの恋人なんて麻薬ほしさにあんなこと、こんなこともしちゃうもんねぇ。
登場人物の演出もすごいけれど、全体としてのストーリーをうまくまとめていると思う。視覚効果、効果音の多用がリアルさを助長しているし。人間が普通に抱く夢が悪夢にかわっていくという現代版精神的ホラー映画です。
・「孤独の恐怖」
「π(パイ)」の鬼才ダーレンアロノフスキーが,「ブルックリン最終出口」のヒューバート・セルビー・Jr.の原作を映画化。「鬼才」という呼称は,まさにこの監督のためにあると思わせる傑作。
痛快なまでにシャープな映像感覚で,超高速で突き進む前半部と,孤独と絶望に支配された後半部。その映像表現は,薬物常用者の精神状態の変化を模したようにも思える。
薬物中毒の恐怖,その習慣性や,それのもたらす幻覚や妄想が,ヒリヒリするような皮膚感覚で迫ってくるが,この作品の真の「恐怖」は,むしろ,薬物に染まる人々の,いやしがたい孤独感や喪失感にあるように思えた。 クリント・マンセルとクロノスカルテットによる音楽も素晴らしい。
・「衝撃的~」
すごい映画を見てしまいました・・こんな急激に最後まで追い込んでしまうなんて、並みの監督ではできなかったと思う。キャストもすごい。音楽も結構いいし。とにかく衝撃的なのが好きな人にはおすすめです!!
・「幻覚症状」
~渋谷の映画館で見ました。初めて見た時、何だろう?この感覚は?とても不思議というか、ちょっと不快な感じさえ覚えました。しかし、頭の隅に「レクイエム~」がこびりついている感じが続き、DVDを購入しました。改めてみると映画館で見た時には、感じなかったこの映画の魅力というか、刺激が伝わりすでに数回見ました。~~何度見ても登場人物すべてが、最悪の結末を迎えます。しかし、ここに出ている登場人物は安らかに寝ていくのです。最後の体形は、もしかして「スターチャイルド」? 映像は、斬新で、カット割りがすごく、場面展開が早く、カッコいいです。~
・「クジラという悪夢」
~別世界の中で起こる悪夢という印象。異常に長いワンカット。奥深い森に迷い込んだかのような観ていて不安感 気分がめいってくるなど なんだこの映画はと 叫びそうになりました。それでも 最後まで観てしまうのは やはり監督の魔法にかかったからとしか 思えません。~~日本人のクジラ感は 海からの贈り物 東欧のクジラは 悪魔的な謎めいた生き物にしか 写らないのではないでしょうか。~
・「我が家でも贅沢な時間が過ごせます。」
エルミタージュの中を逍遥する旅人の思いが映像に昇華した夢物語です。ひとりの異国の旅人と同伴するロシアを愛するその知人としてナレーションのみで登場する監督自身、あとの登場人物はすべて夢の世界の住民で、その夢はエルミタージュができてからエカテリーナ2世のとき頂点を極めるヨーロッパ的貴族文化を時代ごとに実話を交えながら表現されるのです。よって、私たちはこの2人と共に美術館(王宮ですね)での数百年にわたる出来事に思いをはせることができるという贅沢な鑑賞ができるのです。すごいですよね。しかし、監督のバイアスとしては特典のインタビューでも言っているように
19世紀のロシアに対する監督自身の郷愁があり、それゆえ、貴族文化すなわち華やかさをエルミタージュ㡊??歴史と共に総合的に映像に表現したものと捉えることができると思います。
ワンカット撮影に関しては美術館を逍遥しているうちに美術館自体がその歴史を話し掛けてくれるようなエルミタージュの特異な空間の総合的表現としての効果がありすごく成功していると思います。シーンが切れないで時代や人が交差することが夢としての表現なんですよ。
最後に特典の館長の言葉「これがこのエルミタージュ始まって以来最初で最後のこと」というのだから、この映像で歩いてみるのも良いでしょう?いかがです?
映画の最後は19世紀へのノスタルジアとの決別ですが、それはエルミタージュ、ロシア、さらには人類がこれからどうなるのか、変化または進歩の過程に過ぎないことも示していると思います。お酒でも呑みながらみるのがいいかなー。贅沢な一時の旅行ですね。こういう贅沢な時間の過ごし方はお勧めです。夢に浸りましょうよ
・「ロシア的世界」
主人公(フランス人外交官となっているが、貴族的で知的ながら常軌を逸したきわめてロシア的な人物)がとても魅力的。ウィーン会議に出席していたといい、作曲家のマイヤベアーが友人で若造のワグナーなんか知らないとうそぶく。その主人公とソクーロフとの会話が全体を貫いている。そのロシア語も美しい。彼は油彩画の額やワニスの臭いを嗅いで、絵を「もの」扱いするかと思えば、エル・グレコの絵の前では跪く。絵のモチーフの象徴的意味なんかには目もくれず、素直に絵を見ている若者を、君は描かれた聖人のことを知っているのか、何も知らないではないかと脅すと思えば、レンブラントの絵の前では、歳老いたバレリーナとゆっくりと踊り、絵と対話する。芸術を「もの」として扱うとともに、そこに神を見るヨーロッパ芸術の根幹が現れている。最後は舞踏会が終わって皆が三々五々階段をゆっくり下りながら帰っていくところを10数分間映すのみ。なかにはプーシキンも居て、皆死者である。しかし皆永遠に生きているというのが、最後のメッセージ。舞踏会での舞曲も最後に流れる室内楽もグリンカで、ノスタルジックでロマンティク。死と生が渾然一体となった、また神と現実が接しているとでも言える極めてロシア的な作品です。ワンカットの映画技術的な意味は、映画史の専門家が話題にされるでしょうが些細なことです。ただ全体の緊張感に貢献しているのだとは思います。
・「素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!」
公開当初は仕事にかまけてこの映画のことを知らなかったのですが、たまたまDVDと同じ写真の映画公開チラシを見つけて稲妻が走り、劇場に駆けつけました。もちろん直感は外れません!映画としては強烈な作品です。映画に強い思い入れのある人ならば金縛り必至です。
・「賭けは為された」
亡霊は冬宮へと導く。凍てつく戸外から入り込んだそこは、あちこちで時間が停滞していた。これは幻だろうか。ひとは一度ならず呟いてみるだろう。そして自分にこう言い聞かせる。すぐに覚める夢ならば暫しそのままでいてみようと。回廊を、階段を、劇場を、大広間を、歩き、登り、踊り、唄い、喋り、笑い、亡霊に案内されるがままにあちこち連れ回されるのだ。その至福。その快感。めくるめく眩暈のような体験。それはさながらマズルカの輪舞のようだ。歓喜するきらびやかな人々。もうここには存在しない人々。彼ら彼女らと共にゆっくりと出口へ向うなかで、わたしたちはこの夢も終わりが近いことを悟るのだ。そして再び戸外。夢の果て寝覚めの間際にたどり着いたそこは暗く冷たいネヴァ河なのだろうか。
・「つくりものではない華やかさ」
正直途中で眠ってしまいました。集中をもたせるのはなかなかしんどい映画かもしれません。でも眠ってしまったにも関わらず満足感が得られたあたりがこの映画のすごさかと思います。何より美しい。美しさだけで感動できます。ソク―ロフという人の映像への情熱が結実していると感じました。
●エレクトリック・ドラゴン 80000V スペシャル・エディション [DVD]
・「クセのある映画」
モノクロに個性派俳優、ギターの爆裂音にストーリーのスピード感。どこを取っても一癖も二癖もある映画なので、この映画を見た感想が人によって全然違うのも、7仕方ないと思います。が、僕は大満足の5点満点。理由は単純。ただただカッコイイ!文句なしに浅野忠信×永瀬正敏はカッコイイです。
また、浅野さんのギターがうるさくて耳障りだったという人もいますが、あれも浅野さんの音楽活動を知っている人なら、カッコイイと思うはずです。ノイズギター、惚れ惚れしちゃいました。
・「アクションの神髄か!?」
『五条霊戦記』の石井監督が贈る電撃ロック映画。五条とは一転してハイテンションな展開とパンクサウンド、超弩級アクションの連続だ。映像もメタリックなモノクロでかっこいい。浅野と永瀬の2人の感電バトルは迫力が凄い。最後の『電気は大切に~!』と『ギター!』・・そして『脳みそボーン!』が頭から離れない。上映時間は約1時間とかなり
短いけど、短時間で壮絶なアクションと展開を楽しみたい人におすすめ。一言で言えば『石井監督のやりたい放題!』
・「パンク映画」
モノクロとパンクロックによるスピード感がたまらない。
・「ぶっとび映画です」
『五条霊戦記』の 石井総互監督ですが、あの作品とはまったく異なり、すっごくぶっとんだ映画です。白黒なのもすごく味がありますよ。DVDならではのおまけも充実です。
・「エレキギター」
この映画で言いたいことといえばまさに『電気は大切に』ってことそれくらいでほんまにロックな映画塚本監督の『鉄男』にかなり近いもんがある浅野さんが言ってた通りほんまに深く考えるほどのもんでもないまさに『電気は大切に』って感じの漏電し放題ハチャメチャ映画
・「人が生きていくには何であれ目的が必要だ。」
目を開けてそこに知っている世界が広がっている幸福。この物語はその幸福に浸れない男の挽歌だ。作中で謳われるは妻を目の前で殺された男の悲しいふくしゅう劇。彼の内に停滞し続け消える事の無いその行動理念は彼の唯一の存在理由。
救いの概念とは個人の解釈の中にのみ内在し共通した観念の存在し得ない限りなく抽象的で流動的なものだ。傍観者は彼の答えに何を思うだろう。
・「我慢しないで購入」
レンタルで借りてからずっと好きな映画のTOP3に入っている映画です。「そうきたか!」って大興奮間違いなしです。何回も観たから購入するべきか考え、我慢を重ねていましたが、結局永久保存版だと購入しました。事件の後遺症で記憶が10分しか持ちません。なので10分後には今話していた人のことでさえ記憶がありません。真剣に「おまえは誰だ?」です。記憶の断片を少しずつ巻き戻して再生。さらにもっと前に巻き戻して再生を繰り返しますが、毎回名前を教えてもらったり、自然すぎてとにかくリアルです。そして少ない記憶の中にたくさんいろいろなことが隠されていて、繋がっているわけです。落ち着いて2回目を観た時には「すごい…」ってうなづいてました。観るべき映画だと思います。
・「記憶力を試される」
1度では見た事にならず、リバース再生して見直し、もう1度普通に見てやっと分かる映画。何しろ手法はかなり斬新。あの時のこのシーンは何を意味していたのかを自分の記憶に頼りながら、あるいはその記憶の曖昧さを自覚しながら見る作品。「マトリックス」で大ブレイクしたキャリー・アン・モスが光った演技で作品を引き締めている。
見た後のインパクトが他の映画と違って凄く強い。傑作。
・「脚本の妙」
本作の構成を「時系列に撮って撮影後に編集した」と信じている人が多くて歯痒い。USを車で移動中、弟が話した前方性記憶障害の男のアイデアを、弟は小説として完成させ、兄・C.ノーランは脚本として仕上げて監督も行った。撮影は時系列ではなく、ラストから、つまり観ている私たちと同じ視点で進めたという。精巧な機械のようなこの脚本にこそ注目したいと思う。
・「繰り返し見ることが要」
何度も見ましょう。主人公と同じ感覚で映画を一回見るだけでは断片の羅列でいまひとつピンと来ない人がほとんどではないでしょうか?記憶なんて幻想かしらん?普遍の真理はそこにあるのか?繰り返し見ながらそんなことを考えてしまう変わった作品です。タランティーノの継ぎはぎの映画構成にちょっと似てますね。でも個人的にこっちが好きです。
・「「何故?」「何のために?」説明ないのが逆に良かった」
「何故ここにいるのか?」「誰が何のために作ったのか?」・・・・ここまで徹底的に、様々な理由を描写していない映画も珍しいかもしれない。
仕掛けられたトラップの謎を解明し脱出する過程のみを描いており、それがかえって極限状態におかれた人間の心理状態を際立たせている。映画の中の人物だけでなく、この映画を観る者までにも予備情報を一切与えない。否応なしに、映画の中の人物と同じ立場・同じ心理状態を味あわさせられる。理由が示されないので、「先が分からない不安」が払拭されないままラストを迎える。その先は観た者それぞれが想像するしかない(と言っても、シリーズ全作みたのである程度は分かるが・・・・・)。改めて観直すと、その奥深さに気がつく作品ではないだろうか。
特典として未公開映像がついているが、その映像とデジタルリマスターされた本映像との画質の違いに驚いた。
・「立方体の中のサバイバルゲーム」
ある日目覚めたら、そこは立方体の部屋だった。部屋はまた立方体の部屋とつながっており、中にはかかったが最後、命を落とす罠が張り巡らされている・・・出口はどこか?自分は何でこんなところにいるのか?
手に汗握る、とはこのことでしょう。緊張しっぱなしで最後まで見せてくれます。映像も凝っているし、安っぽいアクションヒーローものとも違って登場人物も問題を抱えていたりとリアルです。脱出=「生きること」の意味を問いかけてもいますし、警察、政府、公共工事などを強烈に皮肉っていて、立方体という限られた空間の中からいろんなテーマを発信していると思います。
・「凄くて凄くて凄い作品」
久しぶりにこの作品を観直して、蘇った興奮が未だ冷めやらぬため、ネタバレを避けるととてももどかしいですが、少し書かせていただきます。 この映画の舞台である「CUBE」が何を表しているかは、映画の中で何度も説明されるとおりに受け取る狭い意味と、そこからもっと拡大した広い意味の二通りの解釈ができると思います。ただ、狭い意味の方で解釈してしまうと、登場人物が「気が付いたらそこにいた」という設定と矛盾してしまうので、広い方の意味で捉えるのが自然でしょう。 そうすると、「CUBE」が何であるのかという謎と、登場人物がなぜそこにいるのかという謎が、最後まで明かされないことに大きな意味があることが分かります。 さらにそこまで分かれば、あの結末によって表されている、ある意味「それを言っちゃあおしまいだよ」的な、しかし安易に否定することもできない、あの衝撃の結論にも理解が及ぶことと思いますし、また、この作品に続く物語も、ここから続いていく物語もあり得ない(もしあったとしたら、それはこの作品を否定することになってしまう)ことが分かるでしょう。 これほど重くて深い、この世に存在するモノ全てにとっての永遠のテーマを、こんなにクールで斬新な方法で極めて端的に表現しているところがまず凄いし、本心では否定したいのに「本当にそうなのかも知れない」と唸らされる衝撃の結論を叩きつけてくる姿勢が比類なく凄い。 映像の粗さや登場人物の設定の大雑把さや人間ドラマの展開の月並みさなどといった、本来は小さくは無いはずの欠点を全て吹き飛ばして、星5つが妥当だと思います。
・「完璧な映画」
後味の悪い映画を嫌いな人にはあえて勧めませんが・・・・設定、物語の進展・極限状態での人格の変貌の様子、秀逸なオチまで、語り尽くされた通り完璧な映画です。「最後に助かる人間」が示唆的ですね。
しかし、ナタリ監督デビュー短編作『ELEVATED』が併録されたDVDもあったのに、今回はなぜ収録されなかったんでしょう。あれも結構面白かったから、どうせこれを買うなら、探してみてもいいかも。
・「CUBE」
「CUBE」を説明するのは難しそうだし、そんなことしても映画が楽しめなくなるだけだから、見て自分が思ったことだけを書きます。 最初にみたとき、あまり期待せずに見ました。よく面白いとかいって実はただ残酷なだけな低予算ホラーとかあるので、そういうB級物の中のひとつと思ってみたのですが、期待をすごく裏切りました(よい意味で)。 質の悪いホラーよりも全然スリル満点で、そしてなんと撮影セットはキューブの中のみ。想像を超えた世界に、人間の裏切りや怒り、痛み、弱さなど描かれ、最後にあれっ?何だったんだろうと思わせるようにしていきなり終わる。 これをみて、人間なんか曲げられた瞬間にすぐ折れてしまう棒とまったく同じ(変な表現ですみません)だと思いました。 見てない方は、是非いつかみてください。これこそ人生の娯楽というものです。 あ、あと映画に☆5つつけましたが、DVD仕様は、ナタリ監督の初期作『ELEVATED』が入っていたらもっとよくなったと思います。
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・「天才的」
塚本晋也監督が監督だけではなく音楽も編集も全て携わった情熱の自主制作映画。無声にも近いので最初はグロテスクな映像ばかり見せ付けられ映像の青と灰という色にただただ見るだけだが、ストーリーがわかってくるのが終盤。こうなるとまた見なければいけない。見るとまた見たくなる。これをコツコツ自主制作で作ったと知った日には、CGを使いまくる金ばかりかけた映画など情熱が伝わってこなくなる。塚本晋也監督はまさに天才であった。
・「一生に一度くらいは観ても良いでしょう。」
この映画は凄いです。 ガラクタを集めて、身体に貼り付けて、それで撮った映画です。実際の人間を使ってアニメを創ったような、凄まじいノリの映画です。 友人に貸したら、大体は最後まで観ることができずに返されてしまった映画ですが、映像で表現することの面白さの根本があると思います。 ウンチク不要、理屈不用、とにかくご覧あれ。
・「痛感盤。」
指をくわえて観ていて、アルチンボルド という画家を思い出した。その画家の名前を 3音節 に区切ったときの 2音節目 と 3音節目 がこの映画の機会になっている気がした。
この映画が夢に出てきそうで怖いと思う人は多いだろうが、この映画自体が夢の感覚に近いと思ったのは私だけだろうか。思うに、現実では脳が満足しきれないから、人は夢を見るのではないだろうか。同じように、現実では満足しきれないから、人は創作をするのではないだろうか。この映画は 夢のようだ。そして、「痛い」夢で感じる痛さ と 映画を観て感じる痛さ も似ているように思えるのは私だけだろうか。
・「噂どおり!!!」
国内のみならず、海外でも高い評価を得ているこの作品。そのスゴさは前々から噂では聞いてましたが、まさかこれ程とはッ!!!!映像・編集・演出・音楽・演技力……どこを見ても噂どおり、最高に光りまくってる素晴らしい作品でした!!!!
・「無茶苦茶」
何から書いていいのかわからないくらいすごい作品でした。凡人は「これを伝えたいからこう表現しよう」とか考えてしまうんですが、この監督は突き抜けています。下半身のドリルも突き抜けています。私も大概のことには驚かないのですがこれには驚き。
・「入眠現象 永遠の作品」
映画が芸術であるということに対する最も有効な証拠として提出足りうる傑作。水 雨 風 火といった 我々の身の回りにあるものが このような「表情」を見せることが出来るということだけでも驚き。余りにも多くの人が眠りに誘われたことを告白するが それが「退屈だったから」という理由では語られない稀有な作品。眠りを伴う催眠術のような映画かなあ。本当に綺麗。
・「タルコフスキーの中でも別格」
もの思いに耽りながら歩いていると、ふと昔のことを思い出し、振り返った子供の目と、その時その子が言った言葉。一連のフラッシュバックを絶妙のリズムと流れで描いてみせるシーンが映画を見ていない時でも甦ることがあります(病気かもしれませんので今度医者に診てもらいます)。
タルコフスキーは時々鬱陶しくなる位説明的になることがあって、作品によって私にはちょっと苦手なものもあるんですが、「ノスタルジア」は映像の力で見せ切ってしまう凄さがあります。羽が落ちてくるところなんか、もうあんたこりゃまた・・・・
大真面目に、人類の財産と言っては大げさでしょうか・・・・・千年後にも残っているような、残っていて欲しい映画なんです。
・「いいですよね、タルコフスキー!」
首都高速を未来都市としたり(惑星ソラリス)、どっかの田舎を“ここがゾーンだ!”と言い切ったり(ストーカー)、私はタルコフスキーというのは実にB級魂を持った監督なのではないかと思っているのですが、でもとにかく出来上がった映像は例外なく美しい!本当に絵画が動いているような息を呑む描写の連続技で全てが傑作ですよね!実はタルコフスキーは私にはどの映画も例外なく見てる間は微妙に退屈なのですが、見終わるとまたもう一度見たくなるという中毒性があってDVDでいつでも見れるのが本当に有り難い。あのカットをほとんど割らないでじっくり描かれる濃密な画が眠気を誘いますが、それが本当に癖になります。勿論食い入るように見てるファンもいるでしょうから、ちょっと不真面目な鑑賞の仕方かもしれませんけど。でもそんな私でもどっぷり酔いしれるのがこの“ノスタルジア”です。溜息の連続です。まぁ比較的時間が短いということもありますが・・・。
・「20世紀の映像遺産を是非観て下さい。」
80年代は東西冷戦が最も緊張した時期であり、誰もが核戦争の危機を感じていた。タルコフスキーは、あたかも天から人間の所業を憂える神のような視点をもつ狂人と、病的なほど微細で繊細な感性をもち、国々を放浪し、「自分だけの美なんていらない」と嘆く詩人の二人を、自身の分身として登場させ、狂人には焼身自殺を、詩人には世界を救う儀式の後の病死を与え、自身の死をみつめたのだ。この極限の映像美を刻まれた巨大な詩篇といえるフィルムを是非多くの人に堪能して貰いたいと思います。
・「観るものに新しい世界を与えてくれる幻想詩。」
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・「ロシアから一風も二風も変わった美しい映像」
裕福で何不自由なく育てられてきたリーザは、父の死を機に写真家ヨハン(人の出入りのない地下室でのポルノ撮影)の手に委ねられ、その人生は想像だにしないものに…。ポルノ写真は映写機によるポルノ映像へ、ヨハンの助手は被写体をシャム双生児(身体の一部がくっついている)や盲目の婦人へとエスカレートさせる。登場人物全員の人生はものの見事に思いもよらぬ方向へ進んでしまう。
その昔フリークスと呼ばれた者達と五体満足の者達とでは、一体どちらが本当のフリークスなのかと、疑問も湧いてくるこの映画。ストーリーや登場人物は少しくせがあるように感じるかもしれないが、エロティックであり、また思わず吹き出してしまうユーモアのセンスをふんだんに盛り込んだ、全般セピアで撮られたその映!像美たるや、他に類を見ない。そして、勿論のことサウンドトラックは、美と不気味さと奇妙さを倍増させてくれる。これを見ずして映画通を気取っていては、だめじゃん。
・「雰囲気が好み」
とてもいい映画だと思いました。雰囲気や色使いが綺麗だし、話がなんとも表現しがたい・・・「作品」として本当に感動しました。ところどころのCGが現在の技術があったら・・・と見て思ってしまう2005年現在ですが(汗)
難しい言葉を聞き流してしまったので、是非原作も読んで深く知りたくなりました。
・「最高の出来」
映像は凄くいいですかなり綺麗 江戸時代なのか現代なのか明治なのか解らない時代設定も面白かったです これいくらで撮ったのと思うぐらいすごい映像表現の素晴らしさキャストも浅野忠信や草刈正雄と超豪華です 間違いなく最高傑作
・「やっぱすごいぞ、手塚眞」
ビジュアリストを名乗るだけあって、セットや大道具・小道具に見せる手塚眞監督のこだわりはさすがにすごい! この人のホラービデオは怖かったものなぁ。これらも近日DVDになるようなので、結構結構。
さて、戦中になんでTVとカラー放送があるのかというシュールな設定は措いといて、アイドル銀河(橋本麗香)とプロデューサー(原田芳雄)はキレてました。甲田益也子さんのサヨは嵌りすぎ。俳優陣の演技は言うことなしです(TV局の重役役で出ているのは筒井康隆?)。ただ一点、天地真理が気持ち悪かったので(個人的な好みです)、惜しいなぁ、1ランクダウン。
・「意外にアンゴしていた。」
いや、意外にアンゴしていたよ。うん。手塚真ってさぁ、けっこうケレン味のある映像作家でしょ? だから、まあ、この作品に関しても観る前は結構心配していたわけ。「大丈夫なんだろうか?」と。でもまあ、実際に観てみると、それは杞憂だとわかったけどね。アンゴから土着的な部分を抜いて、まではいわないにしろ、かなり薄味にしてかわりにオリジナルでアバンギャルドな世界を背景として設定、話の枠組みやシュチュエーションはきちんと原典を踏んでいる、というアレンジは、細部までを含めてギチギチに原作に忠実であるよりは、かえってアンゴのエッセンスを濃く感じさせて、かなりいい仕上がりになった思う。 それにしても、原田芳雄や藤村俊二がアンゴ的な世界にこんなにハマルとは思わなかっち
・「映画の台詞」
皆さんご存じの通り、最初の映画は無声でした。
ですから、映画に音声が必要なわけではないのです。
「2001年宇宙の旅」は、そうした映画の特性を教えてくれる作品の一つだと思います。
とにかく台詞の少なさは驚異的。そして、そのことが少しも不自然ではないということが、何よりも素晴らしいのでは。決して「前衛的」な映画ではないのです。
ともすればストーリーの難解さ、のみが喧伝されがちですが、少なくとも木星に到着するまでは一級のエンターティメントです。ラスト近くはちょっと驚く人もいるかもしれませんが、ここは無心に映像を楽しみましょう。少なくとも退屈だったり苦痛を感じたりすることはありません。作り手の独りよがりなところは全くない、きちんと観客のことを考えた作りになっています。
日本公開時は、初動の観客動員率は高く、それから激減。しばらくして持ち替えしたと聞きました。多分、楽しいSF映画を期待→予想とは違う映画という口コミが流れ敬遠ムード→本当の面白さが知られ、再び観客戻る というような状況だったのではないでしょうか。やはり、優れた作品の真価は必ず理解されると信じたいです。レンタルビデオのない時代では、世界各国で何度もリバイバル上映され、必ず収益を上げた「ロングセラー」映画です。先入観は捨てて、ぜひぜひ「楽しんで」ください。
・「キューブリックの最高作」
宇宙にはクラシックが良く似合います。スタンリー・キューブリック監督は、それを教えてくれまし。
木星に向けて探査航行をする宇宙船ディスカバリー号が、人間の精子の形をしています。
そして、それを待ち受ける謎のモノリスは、衛星ヤペタスで卵子のように人間が来るのを待っています。
唯一生き残った乗組員デービッド・ボーマンは、謎のモノリスに入り込みます。受精の瞬間でした。
ボーマンは、はるか宇宙を旅して、肉体を脱ぎ捨てていきます。人類を導いた者が、そうであるように。
はるかに広い宇宙と、人間の精神を考えさせてくれる傑作です。
・「”きれい”であり”うつくしい”映画」
先にストーリーに関してスポットあてるとこれがまた奥深い一回ぱっと見ただけではよくわからない部分もあるのだが人間の神秘というかこの世の神秘というかそういったふしぎな力を感じざるおえない。しかしやはりそれにも勝って映像がとにかくすごいSF映画を見ているのにまるバレーや一種の劇を見ているようだった。SF映画としても今なお色あせない技術に目を見張る。キューブリック監督の素晴らしいセンスが所狭しに感じられるまさSF映画の最高峰だと思います。
・「映画史上の傑作」
言わずと知れたスタンリー・キューブリック監督の代表作。世界中の映画史上のベストテンでは必ず上位に入る、まさに歴史的傑作の1本。決して妥協を許さないキューブリック監督だからこそ成し得た快挙。哲学的な命題を包含したあの難解なラストシーンは、何度見ても感動的である。
・「見果てぬ来世紀」
ときどき、最初にすべて完成したものが突然生まれてきてしまうことがある。本格SF映画として、史上初であり、最後かもしれない作品です。すでに30年近い日が流れているが、いまだに古さを感じさせない映像、ボタンの無い服はいまだにはやっていませんが、僕らの未来はこの映画に閉じ込められたままです。2001年は後何年待てば私たちのもとにやってくるのでしょうか。
・「ボックスが出るんだって!」
2007年後半に登場予定「ブレード・ランナー:ファイナル・カット」には 待望の【3ヴァージョン収録】となるらしい。
1:オリジナル・アメリカ劇場公開版2:インターナショナル劇場公開版3:1992年のディレクターズ・カット
ワーナーなので廉価で発売されるだろう。くれぐれもあせって高いものに手を出さないように!
もちろん restored and remastered となるようだ。
・「今、誰でも、日本語字幕の入った最新のデジタルリマスター版(もちろん正規版)を購入できます。」
日本のワーナーの「都合」で、日本ではDVDが廃盤となってしまっている状況は、この偉大な作品に対して申し訳がたちません。しかし、下記のサイトで、最新のデジタルリマスタリングを施したディレクターズカット版(最終版)を購入できます。http://global.yesasia.com/en/PrdDept.aspx/code-w/section-videos/pid-1004537794/・日本語の字幕が付いています。・Region Code:3 と書いてありますがリージョンフリーです。・音声は英語のみです。つまり、香港版ではありますが、日本語字幕で観るのに全く問題ありません。デジタルリマスターで映像(都市・雨・水蒸気・ネオン・・・)も鮮やかになりました。
ものすごく好きな映画なのです。30回くらい観ました。私の胸の奥に突き刺さったままの作品です。 人間とは何か? 人間そっくりでも人間ではないものとは何か? 生きるとは何か? 人間として生きる意味とは何か? 人間ではないものとして生きる意味とは何か?を極限まで追求した稀有な映画だと思います。(これらのテーマを追求する映像作家にとって、 SFとアニメというジャンルしか無くなってしまったように 見えるのは何故???)
是非、このDVDを購入して、この世界を繰り返し堪能しましょう。
・「もはや古典的名作と言って良いでしょう。教養として見ておくべきです。」
(偉そうなタイトルの割りに中身の無いレビューです。)言わずと知れたマニアックな名作。もう20年も前の作品です(絶句)。実は、このDVD「ディレクターズカット最終版」の他に、10年位前に買ったVHSの「ノーカット・ノートリミング完全版」を持っています。初めの方に出てくるウドン屋のオヤジが好きなんです。(このオヤジ、よく似たキャラが、フィフス・エレメントにも「空中屋台のオヤジ」で出てきます。アレは絶対コレをパクッていると思うんだけどなぁ・・・。あ!「インスパイアを受けている」と言った方が良いか(笑))
「完全版」にはデッカードのナレーションが入っていて、「最終版」(これ)には無い。
「完全版」には、ラストに二人で逃避行のドライブシーンがあるけど、「最終版」(これ)は部屋を出てエレベータのドアが閉まるとオシマイ。好き好きは人それぞれだけど、私としては、モノローグのナレーション付きの「完全版」も昔のハードボイルド小説っぽくて好きだったりする。
ヒトによっては、解釈を固定する解説くさいモノローグが嫌いなヒトも居るだろうけど・・・。余韻が残るのは「最終版」(これ)で、「完全版」は「ムリしてハッピーエンドに『持って行った』」感がクサイ。うーーーん、好みが分かれますね。印象がまるで違う。映画って深いなぁ・・・。未見のヒトは是非見てみてください。 DVDとVHSを比べること自体間違いだけど、DVD映像の鮮明度はスゴクて、10年前のVHSは哀しいモノでありました。
・「映像、美術、音楽が一体となり伝える魅力」
この映画、1982年公開当初に観て以来虜になり、映画館やビデオ等で完全版やディレクターズ・カットを問わず何十回と観た。原作も読み、音楽は当時国内では発売されていなかったサウンドトラックを輸入版レコード店で探して買った。それほど大好きな、最高傑作。
公開版、完全版にはハリソン・フォードの独白(ナレーション)が入っており、当初「しゃべりすぎ」が鼻についたが、ディレクターズ・カットではそれが一切なくなり、自分にとってもぴったりフィットした構成に変わってくれた。でも、はじめて観る人には映画の中で使われる小道具の意味するところ、例えばレプリカントが人間同様写真を撮り持っているところなど分かりにくいらしく(実際、ハリソン・フォードのファンでこの映画を未見であった友人にいきなりディレクターズ・カットを観せた感想がそうであった)、ナレーションの入った完全版を観てからディレクターズ・カットを観るのも良いかも。
第一の魅力は何といってもシド・ミードの美術の素晴らしさで、見たこともない未来空間を創造してくれた。それをヴァンゲリスの音楽があるときは幻想的、あるときはノスタルジックに変えて観る者の体と心に伝える。まさに映像と音楽が一体となった映画といえる。
小道具もなかなか粋で、酒、グラス、扇風機等それだけ観ていてもあきない。何故か観終わるといつもお酒を飲みたくなるのは私だけ?勿論、ストーリーも「生命」をテーマとした重みのある内容となっており、観応えは十二分にある。
・「劇場版の再発売はないのか?」
昔、ロードショウを見に行きました。画面のあちこちから湯気がたちこめ、壊れかけの点滅ネオンがリアルでした。強力わかもとの看板とか30年経った今でも再現可能です。キューブリックの2001年以来、SFがエポックメイキングを迎えたのは、この作品で2度目だと思います。悲しくせつない複製人間達が、実はアメリカに強制連行されたアフリカンの隠喩にも思えたし、舞台をアジアンチックに設定した趣旨が、欧州式帝国主義の暗示かも、と考えたりしてましたね。
ハリソン・フォードでお客集めをする必要性は何もなかったように思います。映画そのものが訴える主張で充分に30年を生きて来た感じですね。
・「「生きられない」」
「生きられない。」劇中に、ビリーが言う、この言葉にこの作品は象徴されているような気がする。両親への疎外感、感情表現が未熟なゆえの対人関係のもつれ、過去の恋愛の狂信的な美化とそれに対応するだけの現実の重荷、そういったものが劇中ビリーにのしかかってくるのである。ビリーは自分がどんな存在であるのか気づかないまま、いや気づくことを恐れているまま、その場をしのごうとするのだが、ビリーは問題を解決するだけの強さはなく、ただ打ちのめされるスパイラル的に落ちていく現実が描かれている。しかし作品の後半においては、ビリーはレイラによって解放されていく。レイラはビリーになかば拉致されながらも、ビリーを理解しようとし続けるのである。「こんなマリア様みたいな女の子は絶対にいない!」などと思いながらも、その献身的な姿やビリーとのかみあわないやりとりは、みていて楽しいし、大げさかもしれないが何か希望じみたものを感じさせてくれるし、ラストはホントに「そっか・・・ビリー」といいたくなるような感動があると思う。
・「V・ギャロよりも、敢えてC・リッチのファニーさを!」
ヴィンセント・ギャロの、身を削ぎ落とされるようなひりひりした“恋愛”映画、待望の再販廉価化だ。ムショ帰りで、孤独と寂しさに苛まれ荒んだ心、神経症的で情緒不安定、鬱屈した感情をキレかかってでしか表現できず、肉親や女性からの愛情を渇望しながらも一向に報われないダメ男。このどうにもみっともなくて情けない主人公を、繊細でピュアな一面も描きながら観る者に共感を抱かせる人物として自ら演出、演じきったギャロ。脚本、音楽も手掛け、過分にナルシスティックな部分も見えるが、傑作である事には間違いない。そして、映画をより感動的なモノにしたのが、まるで天から降臨してきたかのようなクリスティーナ・リッチの存在感。半ば誘拐、恫喝されながらも、彼の両親の前で事もなげに幸せな婚約者を演じ切る強靭さと慈母の如く振舞う包容力、そして少女のような可憐さと、最新作「ペネロピ」でもフェアリーテールぶりを見せていた彼女の、ファニーで類稀な表現力を存分に味わえる。あのなんとも切ないスピード写真機の中での、そしてもどかしくも愛しいモーテルでの、フィルムのフレームに収まったふたりの仕種、表情の痛切さと優しさを確認すべく、何度も観たくなる映画だ。
・「ビリーが可愛いい」
ハリウッドの派手な映画に飽きた人にオススメです。
映像が面白くて音楽がめちゃくちゃカッコイいです。
はじめてみた時は主人公のビリーが、トイレを探しまくってイライラして‥なんか変なの観ちゃったなぁ〜 なんて思いました。女性は同じこと考えるんじゃないでしょうか?
でもどんどんみていくうちに、両親を愛しているけど両親は無関心というビリーのかなしさが伝わってきます。途中で出会った優しいレイラに両親からの呪縛に解放されるのです。へなちょことも思える、ビリーの気持ち(たぶんギャロ監督のメッセージ)私もレイラのような女性になれたらなんて思いました。
フットボールにしか興味がない冷たい母役のアンジェリカ・ヒューストンがいい味です。
・「愛をくれる人を大切にしよう」
「求めて得られる愛より、求めないで得られる愛の方が素晴らしい」 シェイクスピアの言葉ですが、この作品からも同じような事が感じとれます。 自分が愛してる人を大切にする事は自然な流れですが、自分を愛してくれる人が居たならそれ以上にその人を大切にしたい、そんな大切な事に気付かせてくれる作品です。
・「こんな作品もアリ」
ヴィンセント・ギャロの初監督作品。斬新な映像手法を用い、とてもアーティスティックな印象の作品。全体的には暗く、冷たいイメージを受ける。ストーリー自体には大きな驚きこそないが、V.ギャロ演じる主人公に不思議と感情移入してしまう。主人公の心の寂しさが、見る側にリアルに伝わってくる。ラストは短絡的なのかもしれないが、あぁ、こんなのもいいかもな、と感じさせる。このラストだから、この作品は生きるのだろう。
また、この作品は選曲のセンスも実にいい。「あえて」キング・クリムゾンでスタン・ゲッツでイエスなのだ。エンドロールでイエスの「スウィートネス」が流れるのにはしびれた。
・「ロシア人の友人に薦められました」
「タルコフスキーのロシア」のイメージを覆すソビエト映画の傑作の1つと言って間違いないでしょう世界が アメリカ発のスターウォーズで沸いていた時に…ソビエト、すごい!クー!(↑ちなみにこの言葉、当時ロシアで大流行だったのだそうです が、今、日本で私が真似するとかなり嫌がられます
日本の『もみじ饅頭ー』を今言うくらいの恥ずかしさのようです)
かなりシュールな世界ですが決して 『バカ』だけの映画でなく機械、建物、砂、花、宇宙、等美術的にも大変美しいです話も結末まで裏切らない 本当に傑作です
・「クー!(ファン待望の発売!)」
とうとうDVDで「キンザザ」が発売です!1987年リオデジャネイロ国際映画祭・特別賞受賞作品であるかどうかは何の関係もなく。ここ数年、地味~に劇場で再上映されていたかどうかも関係なく。今は無いソ連のSFコメディであることも関係なく。その昔バンダイからVHSでのみ\14,830で発売されていた事も関係なく。
とにかくSFコメディの隠れた名作「キンザザ」のDVD化を喜びましょう。 さぁ今すぐ手元のカッツェをかき集めて、あなたのペペラッツにルッツを満タンにし、できればグラビツァーパを搭載してプリュクへの旅に出ましょう。地球人はツァークを付けるのを忘れないようにね。 ジャケットはちょっと気に入りませんが、とにかく発売してくれた事に感謝です。
クー3回してあげます。
・「思ったより面白い」
旧ソ連のSF映画ということで、あまり期待しないで見たら、思ったより結構面白いものでした。未知の惑星を通して異文化に接する楽しさを久々に味わせてくれました。小道具や飛行機?もしっかり作られているので見応えがあります。
・「傑作です。」
ばかばかしいのに、ものすごいお金を使っているのが凄いです。あったかいSFです。アホギャグの洪水ですが、最後はほろっとさせます。そこが好きです。ずっと手元に置いておきたいDVDです。ク~!
・「癒し系SF映画の名作(迷作?)」
このDVDをいろいろな人に見せたところ、腹を抱えて笑う人と、何が面白いのかさっぱり分からないという人にはっきりと2分された。この作品には、熱烈なファンがいて、いくつもホームページを立ち上げているくらいだ。
SF映画といえば、その時点での最高技術を駆使して作製するものだが、ロシアがまだ「ソ連」と呼ばれていた頃に作られたこの作品は、ほとんど、高校生が学園祭のために作ったのではないか、と思われるような、およそ「ハイテク」とは無縁の「ローテクSF映画」である。したがって、「スター・ウォーズ」のスリルも、「エイリアン」の恐怖もない。その代わり、登場するとぼけた宇宙人たちは、どこかその辺で出会いそうな親しみやすいキャラクターを持っており、彼らの不思議な習性(例えば、その星で一番貴重なものはマッチ棒であり、それを見せると目の色が変わる)は、地球人の生き方を照らす鑑になっている。
この作品のファンは(私も含めて)、この作品を誰かにけなされても、少しも腹を立てず「クー」といってニコニコするだけだ。
・「こういう映画って、得てして理解されづらいもの。」
こういう映画って、登場人物たちを自分と置き換えられない人には絶対に理解できない作品ですよね。
『ドッグヴィル』という外界から遮断された村があり、そこに、ギャングに追われているという女、『グレース』が迷い込んでくる。村人は2週間という時間を彼女に与え、その中でグレースは、村人に受け入れられようと必死に努力する。 村人たちは、グレースと過ごす2週間という時間の中で、次第に彼女のことを気に入り始める。そして2週間後。彼女は晴れて、村人に認められることになる。 そんなある日、警察が村を訪ねてきた。『グレース』がなにかの犯罪に関与しているのではないか?そう疑い始めた村人たちの中に、グレースに対する疑心暗鬼がうごめき始め、次第にグレースを取り巻く環境は悪化していく。そしてグレースは、いつしか村人から『奴隷』のような扱いを受けるようになり・・・・・・・・・・・・。
この映画で大切なことは、観ている側がどこに自分たちを重ね合わせるのか・・・・・・・・という部分だと思う。大抵の映画は、主人公と自分をリンクさせて楽しむものだが、この作品は違う。観客がリンクさせるべきは、主人公の『グレース』ではなく、『村人たち』なのだ。 この映画の観客は、次第に豹変していく村人の姿に不快感を抱くだろう。しかし、そんな村人と同じ心を、観客である自分自身も持っていることを再認識していくにつれ、自分自身が、この村の住人になってしまっていることに気づくはず。そこで始めて、この映画の真の狙いに気づくはず。自分がこの村の住人なら、『グレース』とどう接するだろうか?男はグレースを性欲のはけ口とし、女は集団でグレースを除け者にしようとする。『みんなでやれば怖くない』・・・・・・・そんな醜い集団意識の渦巻く村の中で、自分は良心を保ち続けられるのか? そしてラスト。グレースの正体と彼女の決断、そして、村の行く末を見つめる観客は、なにを思い、なにを教訓とするべきなのか。監督はこの映画に、ある一定の回答を出しているように思う。しかしそれは、この作品を映画として成立させなければならないからこそ導き出されたものであって、明確なものではない。答えはそう・・・・・・・・この映画を観た観客の心にあるのではないかと思う。
・「「興味深い」映画。」
映画を見ていく内に、近年観たドイツの映画「es」と似たテーマ性が見えてきた。あの映画では、主に加害者の増長のみを中心に描いているのに対し、ラースのドッグヴィルでは、被害者側も善にしない点が異なる点だと思う。――ヒロインの行動に釈然としない人や、最後でスカッとした自分に嫌悪感を抱いた人は多いだろう。
賛否両論ある作品であることは否めない、特に観客の神経を逆撫でするようなストーリー展開は、「善意の傍観者」に中指を立てて居るようにさえ見える。不快感を感じるのが通常の人間であろう。しかし、この映画に対し、「不快な映画」で済ませてしまう人は結局のところ、現実に「いじめ」のような問題に直面したところで、傍観者、あるいは直接的、間接的な加害者にしかなり得ないんじゃないだろうか。
この映画はそういう意味で、観る者にある一つの皮肉を突きつけていると思う。つまりそれは、「この映画に無関心なあなたは、ドッグヴィルの村人と変わらない」ということである。
僕もこの映画を不快感無しには観ることは出来ない、但し、それは監督の意図した不快感である。良薬口に苦し、というように、この嫌悪感に対し真剣に向き合わねば、この映画の本当の魅力を見つけることは出来ないだろうと思う。
・「解釈し続けることを強いる力」
見終わって最初に来るのは、ラストをどう解釈するかという問い。カタルシスか。確かにそれはある。しかしそれだけでは思考を終わらせないだけの力がこの映画にはある。さらなる解釈を強いるのは、細部に蒔かれた数限りない伏線。キッドマン演じるヒロイン(grace!)の、最初のトムと交わす会話から、総てのシーンでメタフォリカルに表現されるgraceという名を冠したヒロインの存在が象徴するもの。illustrationという言葉が持つ意味に思い至る。傲慢とその実例。あるいは権力とその実例。そこに思い至ると、この映画の制作自体が、傲慢とその実例なのではないかいう気すらしてくる。観客を否応もなく巻き込み、そのことを通じて観客が立っている足下の地面をひっくり返すこと。それが、映画における芸術の定義だとすれば、まさに芸術作品と評価して良いと思う。この映画評における賛否は、芸術を予定調和的な美しさに求めるか否かの違いだと思う。文句なく映画史上最高傑作のひとつ。
・「名作。」
奇抜なセットのことばかりが語られがちの作品だが、このセットはただこの映画の物語にこれが一番ふさわしかったからで、別に何か奇抜さを狙ってのこのセットではない。このセットであるからこそ、ドッグヴィルという場所がどれだけ閉鎖的で猥雑な場所かが見えてくるのである。正直僕はこの映画が人生で一番好きかも知れない。
・「映像に引き込まれる!!」
映画館で観たときは、上映時間が3時間もあったなんて後で知ってびっくりした。それだけ映画に引き込まれていた。セットが舞台装置みたいなので芝居の中継みたいになってもおかしくないのに、凄く映画ならではの面白さが際立っている。映像による表現としての映画に興味のある人、必見です。久々に新しい映画に出会えたようで嬉しい。この感じD・リンチの「マルホランド・ドライブ」以来です。どうやって撮ったのだろうと思わせる撮影テクニックは、特典ディスクで垣間見ることができます。
描かれている内容は、アメリカ批判というよりは人が集まれば何処でも起こりうる普遍的なテーマではないかと思います。身近なところでは、いじめの問題なんかがそのものです。救いがない問題に向き合っている点で不愉快に感じる人もいるかもしれません。監督自身、わざと善意の人の神経を逆撫でする意図のもとに撮っているように思えます。カンヌでの記者会見が結構長尺で収められていて、その種の質問もあるのですが明確には答えていません。
天才・鬼才と呼ばれる監督ですが、この特異な撮影方法による俳優たちの演出にはかなり苦労したようでその辺は「ドッグヴィルの告白」に収められています。
・「斬新」
記憶を消す、という斬新なコンセプトをこれまたスタイリッシュな映像技術で魅せてくれます。新しい記憶から消えていくため、最初は争いばかりの二人がやがて古い記憶へと向かっていくにつれて愛し合っていた日々を思い出していく過程は胸が切なくなります。ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの関係だけに焦点を置かず、キルスティン・ダンストのサイドストーリーも重要な意味をもっていくのもうまい作り。
結局人は一度愛した人を記憶から消去したとしてもやはり再び出会ってしまえば恋に落ちるものだと思います。もしこの映画のようなサービスが現実に可能だったとしても、記憶から辛い思い出を消去できることが幸せなことだというわけではないこと、そして辛い記憶から逃れても人は同じ過ちを繰り返すだけ。そんなことを教えてくれる映画です。
・「恋愛って」
嫌な恋愛の記憶を消しても、また同じ人と出会って同じように恋をする。これは、人は死んで生まれ変わっても、また同じ人と出会うという運命のようなものと同じかなと思った。同じタイプの男(女)とくっついては離れくっついては離れ・・。記憶を消すくらいではこの連環は断ち切れないということだろう。ジム・キャリーはこういうちょっとサエない人をやらせたら抜群。ケイト・ウィンスレットはホントにいい役者だと思う。交錯する時間がまたややこしくていい。何回も見てしまう。この監督の他の作品も見ようと思った。
・「愛は本能」
記憶を失っても、また同じ人に恋をする。その時の状況とか立場とかそうゆう細かい偶然の積み重ねでたまたま人を好きになるのではなく、その人に恋をするのは必然だった。観ていて、何がなんだか解らなくなる場面がありましたが、最終的に伝えたい事にハッとしてしまいました。恋する気持ちが魔法みたいに思えて素敵な気持ちになれました。
・「恋の痛みを知るすべての人に」
2004年リリース。脚本のチャーリー・カウフマンと監督のミシェル・ゴンドリーはこの作品で第77回アカデミー賞脚本賞を受賞した。Directors Labelシリーズで素晴らしい作品を見せてくれたミシェル・ゴンドリーが監督をやり、『マルコヴィッチの穴』の脚本を書いたチャーリー・カウフマンが脚本を書き、ジム・キャリーが主演で『タイタニック』のケイト・ウィンスレットと『スパイダー・マン』の彼女役のキルスティン・ダンストとか、某大作の主演でフロド役のイライジャ・ウッドまで出ていて知った顔が画面を一杯横切る。
色々盛りだくさんだが結論的には脚本が実に素晴らしい。良い作品は脚本が素晴らしいの典型のような作品だ。そしてミシェル・ゴンドリー得意の映像技術が後半に行くほど発揮されていて、主役をはれる俳優たちが不思議に小さく素朴に見えた。
結論。恋の痛みの記憶は残しておくべきなのだ。消そうとしても記憶の方で心の奥へ奥へと逃げていき、決して消えはしない。たとえ消せたとしても逢うべきものは必ずまた逢う。お互いの欠点を挙げ連ねても強く惹かれあう。恋とはそういうものか。
・「忘却は前進ではない」
恋人が自分との記憶を消したと知って、怒り、自分も同じ道をたどる男。けれど、記憶のデリート作業が進む途中で、記憶を消したくない、と思い始め、抵抗する。
付き合っていくうちに、相手のことが嫌になってしまうことってある。でも、記憶をたどっていくうちに、相手の大切さが分かる。共感してしまって、途中から目が話せませんでした。
作品の中で、記憶を消す博士のことを絶賛する女性(メアリー)が、「忘却とは前進だ」といいます。でも、この言葉の意味って、相手との記憶を抹殺することじゃなくて、受け止めて、前の恋を忘れるくらいの素敵な新しい恋をするってことじゃないかなぁと思いました。記憶を消しても、また出会ってしまうだけなんだ、とメアリー自身を見てて思いました笑皮肉な話だなぁって。
色々考えさせられる良い映画です!一回だけじゃなくて、何回も観てみたいと思いました。
・「壮大なドラマ」
「皇帝ペンギン」の監督作ということで、普段そんなに動物モノを好んで見る、ということはないのですが見てみてビックリ。素晴らしい映像です。鳥と一緒に飛んでいる映像を見て、「どうやって撮っているのだろう?」と単純に驚いてしまいました。一緒に見ていた息子が「ウルトラマンが横を飛びながら撮ってるんじゃない?」と言ったのですが、まさにそんな感じの映像です。次から次へといろいろなWATARIDORIが出てきて、ちょっと混乱してしまいますが、どの鳥がどういう時期にとか場所でとかはさておいて、WATARIDORI 全体としての壮大なドラマが見えてくるのが感動的でした。そして人間がこのWATARIDORI たちとどのように接しているのかが、優しく(罠を解いたり)、またとても厳しく(ハンターが打ち落とす映像は単純ですが衝撃的)描かれています。大画面であればあるほど作品の良さを堪能できそうです。
・「鳥のみるパースペクティブに素直に感動できる作品」
渡り鳥を中心にいろいろな鳥類を、群れをなして飛ぶ様を鳥の視点から撮りはってるのが圧巻。生命の荘厳さに圧倒されるばかりとも違うて、モンサンミッシェルやら、パリやら、ニューヨークやら、イエローストーンやら、はてまた東欧の工場を通過してゆく鳥のみるパースペクティブは、跳べない人間には憧れを超えとりますわな。ナレーションが最低限に抑えられているのもええです!ほいで、原題は「Le peuple migrateur」と出とりますがな。フランスらしく、「移動する民衆」とでも洒落てはるんが、何とも素敵。ほれやのに、邦題を「WATARIDORI」とされはるんは、ちょっといかがでしょう?わては最初、「渡り鳥」が「寿司、芸者、歌舞伎、カラオケ」等と並んで、外国語化しているんやなあ、と勘違いして誇らしい気持ちになっとりました。まあ、映像に出てくる、北海道の丹頂鶴の顔に免じて、大目にみますけども・・・
・「最高、しかし…」
期待通りでした。できれば映画館で観たかった。まさに鳥好きにとってはバイブルでしょう。鳥好きでなくても、ハマる人はハマります。が、残念ながら、この手の映画は人を選びます。少しでも興味を持ったなら、鳥と一緒に飛んでいるような、一度でも空を飛びたいと思ったなら、まずはレンタルでもいいですから、観るべきです。最高です。追伸、まったく別の監督、アメリカの製作なのですが、似たような映画で「グース」というのがあります。こちらもおすすめです。ガンの卵を人工的に返して渡りを教えるといった内容で、こちらはアットホームなドラマ仕立てになっています。後半部分が似ているので、こちらを観てから興味をもたれればと思われます。
・「まるで、鳥になったみたい」
子供の頃から、鳥が大好きな私。北半球から南半球まで、様々な渡り鳥を撮影したこのドキュメンタリー・フィルムには、とことん魅了されました。 まず、鳥の視点で捉えた映像が素晴らしい。鳥のカメラマンが仲間たちを撮影したんじゃないかっていうくらい、空を渡る鳥たちの姿が生き生きと、力強く映し出されていきます。ほんと、すごかったなあ。自分も鳥になった感じで、映像の数々に見入っていました。 インディアンの調べを思わせる宗教的、ケルト風(エンヤっぽい印象も受けた)の音楽もよかった。 フランス語のオリジナル音声では、最小限のナレーションが入るだけで、できるだけ映像のじゃまにならない配慮がなされています。べたべたとして饒舌な日本語音声版と比べると、フランス語音声版がいかに洗練されているかがよく分かります。ていうか、日本語音声のナレーションの文章、センスに欠けています。途中まで日本語音声で見ていたのですが、なんかうるさいなあと感じて、最初から原語版で見直しました。これだけで、作品の印象が全く違いましたね。 芸術的な美しさを感じる渡り鳥のドキュメンタリー映画。総監督は、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』でサルヴァトーレを演じたジャック・ペラン。撮影のあまりの見事さに、どきどきしながら画面に見とれていた94分。折に触れて見たいフィルムのひとつになりました。
・「ハイビジョンの大画面で楽しむ幸せ」
鳥たちと一緒に軽飛行機(パラグライダー?)で飛翔して撮影したというだけあって、見たことのない臨場感を楽しむことができた。超高度からの地球サイズの視点は、一瞬CGかな?と思ったけれども、ジャケットには「CGを一切使わず」と表記されている。
総監督のジャック・ペランは、ご存知「ニューシネマ・パラダイス」の成長したトト役の俳優であり、その役柄が映画監督だったため、私はこの「WATARIDORI」を見ながら、これは成長したトトの監督した作品だという感覚になってしまった。
フランスは、ジャック=イヴ・クストーの「沈黙の世界」「太陽のとどかぬ世界」など優れた自然ドキュメンタリーを輩出する国である。この「WATARIDORI」のような作品を、大画面のハイビジョンで見ることの出来る今の時代は、幸せである。
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