ペネロピ (詳細)
マーク・パランスキー(監督), クリスティーナ・リッチ(俳優), ジェームズ・マカヴォイ(俳優), キャサリン・オハラ(俳優), リチャード・E・グラント(俳優), ピーター・ディンクレイジ(俳優)
「スパイスの効いた現代風フェアリーテイル」「言いたい事は、」「なんてファニーでキュートなんだ!」「自分を信じ、前向きに生きる」「女心を“ガッチリ!”掴まれてしまった作品」
ラスト、コーション (詳細)
アン・リー(監督), トニー・レオン(俳優), タン・ウェイ(俳優), ワン・リーホン(俳優)
「禁断の大人の激情ラブストリー」「密かな愛」「アン・リー監督、才気爆発!」「トニー・レオンの魅力」「上海の街の魔力がよく描かれている。」
パリ、恋人たちの2日間 (詳細)
ジュリー・デルピー(監督), アダム・ゴールドバーグ(俳優), ダニエル・ブリュール(俳優)
「女性のホンネ、恋愛のリアル」「正に、女性版ウディ・アレンの面目躍如たる面白さ。」
ガチ☆ボーイ【ガチンコ・エディション】 (詳細)
小泉徳宏(監督), 佐藤隆太(俳優), サエコ(俳優), 向井 理(俳優), 仲 里依紗(俳優), 宮川 大輔(俳優), 泉谷しげる(俳優)
「何を言われてもこの映画は、最高なのです。」「「笑い」じゃなくて感動映画」「家族」「ウディネーゼのスタンディングオーベーション」「奇跡の一本」
つぐない (詳細)
ジョー・ライト(監督), キーラ・ナイトレイ(俳優), ジェームズ・マカヴォイ(俳優), シーアシャ・ローナン(俳優), ロモーラ・ガライ(俳優), ヴァネッサ・レッドグレイヴ(俳優), ブレンダ・ブレッシン(俳優)
「「映画」を堪能できます。」「珠玉の英国映画。ゴールデングローブ作品賞は当然とおもいます。」「贖罪と和解」「衝撃と感動の大河ロマンス」「言葉の重みを感じる」
犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) (詳細)
本木克英(監督), 田中麗奈(俳優), 加瀬亮(俳優), 福田麻由子(俳優), 池脇千鶴(俳優), 布施明(俳優), 高島礼子(俳優), 豊川悦司(俳優)
「「マリと子犬。。。」とはまたちがったメッセージの佳作です」「★4個は犬好きの評価」「まるちーず」「残念だなと」
非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎 デラックス版 (詳細)
ジェシカ・ユー(監督)
「続けてゆくことへの勇気を貰いました」
スルース 【探偵】 (詳細)
ケネス・ブラナー(監督), マイケル・ケイン(俳優), ジュード・ロウ(俳優)
「M・ケイン、偉大なり」「ジュードもかっこいいけれど」「新旧美男俳優対決の妙」
● トニー・レオン主演の禁断の愛の物語 『ラスト、コーション』 DVD/Blu-ray同時発売
● |∀`)つ [これからもず〜っと“親友”と心の底から思える存在=Priceless] (14)
● 2008年 初夏期 (05‾06月)興行収入ランキング 更新中
● 知っていますか?犬たちのほんとの気持ち―犬と少女の成長と絆を描く大ヒット感動作!
● |Д´)ノ [特典の為に本編のダブりが棚に増えてく…。古参ファンを無視したあくどい商売するメーカーは反省せよ] (23)
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●ペネロピ
・「スパイスの効いた現代風フェアリーテイル」
豚の鼻のせいで世間から隠れて暮らすペネロピの姿は、まさに現代人の象徴。容姿に自信を持てず、自分自身を受け入れることができないのである。しかしペネロピは勇気を持って外の世界へ踏み出し、様々な人とのふれあいを通して自分の内面と向き合っていく。そして彼女がありのままの自分を受け入れられたとき、何とも幸福感に満ちたハッピーエンドが訪れる。
見終わっての最初に感じたのは「クリスティーナ・リッチが最高に可愛かった」ということ(笑)何しろ豚の鼻を付けていても可愛らしく見えるのだから。僕としてはやはり『アダムス・ファミリー』のウェンズデー役が印象に残っているが、このペネロピ役はそれに続く当たり役ではないかと思う。演技の面でも、年頃の女の子らしい繊細な感情を見事に演じきっており、女優としての技量が感じられた。
題材はおとぎ話の王道なのだが、現実味のある味付けがされており誰もが共感できる内容となっている。所々にユーモアも散りばめてあるので、ラヴストーリーが嫌いな方でもさらりと見ることができるだろう。こうして総括してみると、非常に良くできた脚本である。
映像も素晴らしかった。全体的に柔らかな色調で統一されており、まるで各ショットが絵本の1ページのように温かみに溢れている。また風景の切り取り方がとても上手で、イギリスの美しい街並みがスクリーンによく映えていた。
見ていてポジティヴになれる作品なので、落ち込んだときや悩みごとをした時にうってつけの作品ではないだろうか。
・「言いたい事は、」
皆様に書き尽された感がありますが、それでもレビューの数を増やしたくて書いてしまいました(笑)。意外と予測の付かない、ファンタジーながらもスパイスの効いた脚本は勿論のこと、美術や音楽に至るまで手抜き無しです! 「アメリ」を思わせる赤と緑を基調にしたお洒落なセットや衣装が、ブラック度限り無く薄めのティム・バートン風味で味付けされています。クリスティーナ・リッチファンの方も安心してご覧下さい(笑)。豚鼻を付けていても彼女は可愛過ぎます!相手役のジェームズ・マカヴォイも何と最新映画であのアンジーと共演したりして今やブレイク必至という感じですが、いい味出まくりです。こんな素敵な映画が公開当時話題にもならなかったのが逆に不思議ですが、DVDレンタルにありがとうと言いたいぐらいです。私は観た翌日購入しました!
・「なんてファニーでキュートなんだ!」
なんてファニーな映画なんだろう!映画の序盤に、マジック・ミラー越しに繰り広げられる主人公ふたりの手探り状態のコミュニケーションの、もどかしくも誠実な様を見ながら、ずっとそう思っていた。これぞ、ウエルメイド。魔法の呪いでブタの鼻と耳を持って生まれてきたペネロピ。名家の若者との生涯の愛が呪いを解く唯一の方法。だが、彼女の莫大な資産目当てに次々と現れ、その醜さに恐れをなしていく男たち、、、。正に大時代的で陳腐なシチュエーションのお伽話なのに、こんなにも爽やかに楽しませてもらえるなんて。最高の功労者は、もちろんクリスティーナ・リッチ。自己の運命を受け入れ、度重なる出会いの中での相手側のリアクションにもめげず、母親の庇護からも自立する毅然さを見よ!。スピード写真に写されたその何とも神妙で落ち着きのない表情のキュートさを見よ!。リース・ウイザースプーン(脇に回っての姉御っぷりの粋さ)に煽られて、ビールをがぶ飲みし酩酊するコメディエンヌぶりを見よ!難を言えば、ブタ鼻のリッチが十分過ぎるほどキュートで、とてもあそこまで嫌われるとは思えない事ぐらいだろうか。共演者では、ジェームズ・マカヴォイは今後ブレイクしそうなイケメンだし、スクープを狙ってペネロピを追い回す探偵役の小人の俳優が儲け役。甘いけど、決して甘すぎない。まるで、映画そのままに、観る者が恋する魔法をかけられたような素敵な思いに浸れる愛すべき作品だ。
・「自分を信じ、前向きに生きる」
ロマンチックなおとぎ話。魔女の呪いで豚の耳と鼻を付けて生まれてきた娘が、葛藤の末、ありのままの自分を肯定し、幸せになるまでを描いている。社会は人を同一化しようとする、個性があり、人と違うことは素晴らしいのに・・・。外見のコンプレックスに悩むより『私はこのままでいいんだ」と受けいれることで克服できることを教えてくれる映画だと思います。自分自身の力で呪いを解いて元の姿に戻る場面は感動します。
・「女心を“ガッチリ!”掴まれてしまった作品」
「可愛い雰囲気の映画だなぁー…」と軽い気持ちで観てみたら、すごく良い映画でした!私は元々、恋愛が主な題材の映画は好きじゃないのですが、この物語には心底ときめいてしまいました!
大昔、先祖が魔女の呪いを買ってしまいその呪いで生まれながら豚の鼻をもって生まれてしまった名家の娘ペネロピ。その性で、家からも一度も出れず家族以外からは誰からも愛されず育ってきた。 呪いを解く唯一の方法が、“名家の者が彼女に永遠の愛を誓う”と言われており、彼女の両親は沢山の名家の息子を連れて来るも、皆、ペネロピの顔を見ると逃げていき両親の優しささえも彼女を傷つけていた。その逃げていく男たちの中1人逃げなかったのが、落ちぶれた名家のマックスだった。
ただ、単純に恋愛間の“好き嫌い”が込められた話ではなく、“コンプレックスとの競り合い”と言う、誰しも1度は葛藤したことがある“若さ”が詰まったお話です。それに苦しみながらも、踏み出していくペネロピの姿には爽快でした! また、主人公ペネロピの周りだけ童話の世界のような空間もお話に凄く“スパイス”として効いててとても引き込まれます!
そして観終わった後は、珍しく「こんな恋してぇー」と心の底から思いました!
自分にコンプレックス感じたことのある女の子には、是非!是非!!おススメです!!!
・「禁断の大人の激情ラブストリー」
激しい時代の流れの中で抗日運動に身を投じ、女スパイとして弾圧側のスパイ組織のボスに色じかけ(?)で接近し成功するが、見せかけであったはずの彼らの恋愛がいつしか本物のそれと見分け難くなる。男は抱え込んだ不信、孤独を逃れ、安息を求め、片や女は、男によって女になっていく...。偽りの世界とリアルな肉体的性愛の対比。
背信(中国にとっては)の男。誰も信じず冷徹で非情な男が、チアチーに溺れていく...。トニー・レオンが無表情だけれど、強烈な存在感を発揮しています。でも、本作はチアチーの物語です。新人のタン・ウェイが想像以上の出来。幼顔で小さな口、それでいて、身長170cmの姿態で凜とした「女」の佇まい。学生時代、舞台で抗日に目覚める少女を演じたことを発端に、タバコも演技のため体験し、現実の世界でも彼女は、スパイのために処女を棄て女の成長を「演じる」こととなる。そういえば、ヒロインも含め彼女の演劇仲間が、過激な抗日運動組織へと変貌する前半の展開もなかなか面白いです。
冒頭から何度も登場する「麻雀」シーン。ブルジョアの振る舞いや、なにげない会話に心理の攻防が見取れて面白い。そんなシーンも含め、重厚感あるセットなど美術、細部にこだわったアン・リーの演出は見応がありました。特に、ラストの見つめ合う"二人"の表情と、その背後で同じ目にあう人物たちのそれとのギャップを見せる演出は鳥肌ものでした。
・「密かな愛」
舞台は、戦時下の上海。中国人でありながら親日派である敵。彼の暗殺をもくろみ、虜にするため、自分を犠牲にして愛人にまでなる主人公タン・ウェイ演じるチアチー。騙されているとも知らず、彼女との密かな愛に溺れるトニー・レオンが演じる特務機関の責任者。この二人の出会いと別れが、この物語の軸であり、全てである。タン・ウェイの濡れた瞳、迫真の演技がドラマを引き締める。トニー・レオンとタン・ウェイの二人が愛を交わすシーンは、誰かに見せる演技ではなく、二人のプライベートな時間を切り取ったかのように錯覚させる。シンプルなストーリーではあるが、感情を押し殺しお互いの制約の中で、激しく愛し合う姿を描ききっており、DVDも是非予約しようと思う。※私は、関東で最終上演となった「下高井戸シネマ」で、最終日に鑑賞しました。
・「アン・リー監督、才気爆発!」
アン・リーは、ハリウッドで頑張っている唯一とも言えるアジア系米国人であり、コンスタントに上質で、ある意味では破綻のない優等生的な映画を作り続ける、職人的な監督だと思っていました。でも「ブロークバック・マウンテン」を観てびっくり!個人的には「見る眼」が変わった。そして、たたみかけるように「ラスト・コーション」。元々、既に実力があり、実績のある監督なので、出来が良いのは当たり前。ただ、この作品は別格。個人的には、現時点では、彼が祖国で撮ったこの作品こそ、ベストだと評価します。かつ、やっと彼が一番撮りたかった映画を撮ることが出来、そして私はそれを観た!でした。特に、あんなに過激で、かつ緊張感ある、「生と死の極限」とも言えるベッド・シーンは異常で、あんなベッド・シーンを初めて映画で見た!衝撃的でした。おそらく一生忘れないと思います。しかも「技術的にあのシーンをどうやって撮ったのか」未だわからない。単純に「本番でした」かもしれないし、そうではない場合は、ますます謎が深まります。そして、なぜ、あのシーンがああいった、過激な表現でなければならなかったのか・・・。おそらく、彼のこの作品に賭けた愛情、怒り、執念などの全ての思いが、あのベッド・シーンに集約されていたのではないでしょうか。当時・第二次世界大戦下の中国の緊迫した状況を象徴したかのように思われます。それに相まって、表面的には非情ながらも、深い虚無感のある、まるで魂の脱け殻のようになった人間の苦悩を演じたトニー・レオンの演技も凄まじく、主題が主題であるが故に、そして日本人であるが故に、ショック!でした。そして、確信しました。アジアの人達は、未だ忘れていないし、決して忘れないだろうと。日本軍が第二次世界中に占領下のアジアでしたことを。ヨーロッパの人達が、未だ、そして決して「ドイツ・ナチス」がしたことを許さないのと同じように。私達は何も教えられていないし、真実を知らない。でも、私は何があったかを想像はできる。世界の私の知人・友人達は私以上に知っていますよ。ちょっと教えてくれたけど。そう言った意味において、最高の「反日劇映画」であり、かつ優れた「人間ドラマ」として評価すると共に、監督アン・リーの才気ある演出力には、改めて圧倒されました。
・「トニー・レオンの魅力」
トニー・レオンの魅力が炸裂の一作。今まで見た彼の演技の中で最高でした。特に瞳の演技が素晴らしい。無口で心が死んだような孤独な軍人。タン・ウェイに関わり、疑いながらも、深く惹かれていく様子を眼で雄弁に表現しています。
特にLastの宝石店で指輪をはめた彼女の指に触れるシーンは秀逸。あんな表情を見たら、誰もがクラクラですよ。答えるタン・ウェイの心も120%伝わります。
アン・リー監督の映画はどれもダメダメなんてのはありませんが、感心なのは新人女優や俳優さんの魅力を引き出すのが上手い事。ワン・リーホンがトニー・レオンと対照的な正義感あふれる真直な青年で出演してますが、とても彼のキャラクターにはまってました。映画に良きスパイスとなっていると思います。
どのシーンの映像も美しく女性がみても十分に感動できる映画だと思います。ぜひオススメ!!
・「上海の街の魔力がよく描かれている。」
ラストとは「色」、コーションとは「戒め」。日中戦争の中、抗日に立ち上がった若者の一団の1人の女性(タン・ウェイ)が、日本への協力者(トニー・レオン)に近づこうとして、成功するものの、思わぬ関係に陥り、微妙に心情も変化していき、2人の運命は果たしてどうなるのか、という作品です。さすがアン・リー監督。日本占領下の中国の様子(有閑マダムの生活等)を丹念に描写しています。特に上海の街の再現が素晴らしい。タン・ウェイはとても映画初出演とは思えぬ大胆さでトニー・レオンとのベッド・シーンを演じ、明日をも知れぬ立場の2人が互いを求め合うことに説得力を与えています。ただし、子供と一緒に本作を鑑賞するのは控えた方が無難でしょう。
私が一番好きな場面は、日本料理店でタン・ウェイがトニー・レオンの前で「天涯歌女」を踊りながら歌う場面。これだけでも一見の価値はあると考えます。
・「女性のホンネ、恋愛のリアル」
話題のセックスアンドザシティ(SATC)とはまた違った切り口で、恋愛や女性のリアルな部分を観られる映画だと思う。主役のマリオン(ジュリー・デルピー)が自由奔放なところがいい。たくさんの元彼がいたり、その中の何人かとは今でも関係していたり、それでいて今の彼とも付き合っていたり…華やかな恋愛生活を女同士で議論するのではなく、ある意味開きなおっているところが潔くて好感を持てます。
会話がウィットに富んでいて、軽妙で洒落ているところもいい。ジュリー・デルピー以外の役者陣もとてもいい味を出しています。
女性だけでなく、男性も同じように楽しめるラブコメではないでしょうか。実際、映画館には男性も多く、一同どっと笑いが起こる場面が少なくなかったです。
・「正に、女性版ウディ・アレンの面目躍如たる面白さ。」
ジュリー・デルビーと言えば、ゴダール、カラックス、キュシロフスキら名監督に登用された女優として知られているが、一方で、NY大学映画学科で学び、何よりその会話の面白さが印象的だった「ビフォアサンライズ」の脚本で、アカデミー賞にノミネートされた才人でもあって、私はその容姿も含めて、フランスのジョディ・フォスターと密かに思ったりしているのだが、それだけに、彼女が、パリを舞台にした恋愛映画、しかもコメディを撮ると知った時は胸が高鳴った。そして映画は、フランス人を恋人に持つアメリカ人男性の、バカンス帰りのパリでの2日間の、カルチャー・ショックなナイトメアならぬ白日夢の数々を、下ネタとブラックな笑いを交えながらシニカルに描いた期待通りの仕上がりになっていた。しかも、各方面で指摘された様に、デルビー自身のモト彼や実の両親を、そのまま劇中のキャラクターとして出演、登場させ、恋愛の妄執や混沌さを自虐的に謳い語らせる辺り、そのセリフの面白さも含め、ウディ・アレンの女性版との評価も十分頷ける。そして、その滑稽さに笑わされながらも、最後の最後に語られる倦怠期の恋愛感情の切なさ、痛さにがつんと打ちのめされるのだ。
・「何を言われてもこの映画は、最高なのです。」
映画について細かい事を気にしないで、娯楽作品として見ていただければ、大感動作品だと思います.評価は分かれますが、私は自信をもって人に勧められます。ラストの試合場面では、体に力が入り涙を流しながら五十嵐を応援している自分がいます。主題歌もいいですが、ウルフルズの暴れだすはピッタリでした。
DVDでまた、五十嵐と仲間に会えるので本当にうれしくて。さあ!みんなでガチボーイワールドへ行きましょう。
・「「笑い」じゃなくて感動映画」
僕は劇場で友達3人と見たけど全員が泣いてしまいました。 なんでこんなにも話題にならないのかが不思議です。チャットモンチーの主題歌もウルフルズの暴れだすも最高でした。 一人でも多くの人にこの作品を見て欲しいです。
・「家族」
仲間もいいけど、この映画の一番の見どころは家族愛です。泉谷さんの演技がとても素晴らしいです。引き込まれてしまいました。お父さんがノートを読んでるとき、ラストの五十嵐の試合でのお父さん・妹の様子…涙こらえきれませんでした。家族っていいですね!
・「ウディネーゼのスタンディングオーベーション」
この映画はイタリアのウディネーゼの映画祭で最優秀作品賞を受賞したそうです。クライマックスのシーンでは観客が立ち上がり握手を送ったそうです。小泉監督の作品は「タイヨウのうたも」いいです。
・「奇跡の一本」
『ALWAYS 三丁目の夕日』『LIMIT OF LOVE 海猿』このうちのどちらか一方でも「いい!」と思えた方は、この『ガチボーイ』、来ます。いいです!
もちろん、ジャンルは異なりますが、現実世界をファンタジーとして描いているという点で共通してます。故に、リアルさを求めると突っ込み所満載なのでご注意を。
話は、学生プロレスというマイナーな世界を舞台にした青春スポ魂ドラマですが、プロレスに興味が無くても全く問題なく気軽に楽しめます。
作品全体の印象はとにかくベタ。『ウォーターボーイズ』などのパターンに近いですが、もっと漫画っぽくした感じ。 何気ないエピソードの一つ一つが、クライマックスのリング上に集約していく様は、分かっていても気持ちがいいです。
そして、演出を手掛ける小泉監督の手腕たるや、もうお見事の一言。学生たちの日常を素朴なタッチで描く一方、ラストの試合では娯楽性を存分に発揮したダイナミックな画面で一気にヒートアップさせてくれます。今後、本広、羽住、両監督のような大ヒットメーカーになりうる才能を十分に感じさせてくれます。
おそらく、劇場でご覧になられた方はそう多くはないでしょう。より多くの“ハマれる方”に知ってもらいたい一本です。
●つぐない
・「「映画」を堪能できます。」
原作はかの「贖罪」ということで、これを2時間に仕上げた監督の手腕は素直に評価できると思います。これでまだ監督二作目って言うからこりゃまたすごい。脚本、構成の評価はマキューアンをみごとにまとめあげたってことで十分でしょう。
効果的かつ印象的なタイプライターの音楽はオスカーも納得ってもん。そしてヴァネッサ・レッドグレイヴ。ほんとにほんとのラストにしか登場しないけどこの重厚なドラマを見事にまとめてくれてた。個人的にはシアーシャに負けず劣らずな印象です。すごく作品全体のアベレージが高いせいか賞はノミネートどまりがほとんどなのが残念ですが前半ブライオニーとセシーリアの対比、ダンケルク、そして美しくも切ないラストシーン。まさに映画みたいな映画です。
・「珠玉の英国映画。ゴールデングローブ作品賞は当然とおもいます。」
多感な少女ブライオニーは家の使用人の息子ロビーに慕情を抱いているが、その想いが実ることはない。ロビーは、彼女の美しい姉セシーリアと深く愛し合っているのだから。ある夜、淡い嫉妬心を抱くブライオニーの取り返しのつかない偽証言で、ロビーは投獄され、やがて彼は凄惨な戦場に発たされることとなる。
・「贖罪と和解」
タイプライターの音が終始鳴るのは単なる効果音ではない。イシグロと並んで現代イギリスの「信頼できない語り手」の小説家と呼べるマキューアンの『贖罪』を映画化するには相応の覚悟が必要だろうが、後半にかけて描写に少しずつ非現実的なシーンが挿入されていくことで、見る者は徐々に「語り手」の存在に気付き始める。特にフランス北部に派兵された主人公の退却途中の描写は夢の中をさまようようでおよそリアリティがない。そこが事実から物語へ語り手の記憶が変容していくで岐路の表現であり、文芸作品の映画化にありがちな映像の貧困さとは違う。少女のあどけない夢想とちょっとした嫉妬で一人の男の人生を狂わせた罪を償うべく、主人公は大学進学を諦め看護師となる。看護した死期に近いフランス兵が、目の前の看護師と記憶とを行き来し、その区分が混濁しながら一つの物語に全人生が溶け込んでいくように死に逝く。その兵士を看取ったことが、記憶と物語への贖罪に向けて彼女を後押しする。誰もが失われた人生を負債のように背負って生きている。だが弁済はできない。失われた人生には贖罪と和解(Atonement)が必要であり、ありえたかもしれない人生との比較は賠償と謝罪しか生まない。
・「衝撃と感動の大河ロマンス」
衝撃と感動の大河ロマンス13歳の少女の嫉妬と勘違いが嘘を生み、その嘘が致命的な悲劇を招くという物語。一見、退屈なクラシックな時代物語に思えますが、次から次にふたりの運命の行方を知りたくなるスリリングな展開で、まるで心理サスペンス映画のよう。
まず、少女プライオニーの視点で窓から、離れた噴水前の光景が描写されます。キーラ・ナイトレイ演じる姉は、ロビーとじゃれ合い、やにわに服を脱いで噴水のなかに入る。水に濡れた下着こしに「裸体」をさらす姉。ふたりのただならぬ関係を見て、ロビーに思い寄せる妹の心は泡立つ。そして、それにいたる前の時間軸から姉とロビーとのいきさつが「近視的構図」で改めて描写される。このあたりの演出が非常に上手い。遠くから見て妄想を抱いた妹、実は姉とロビーに生まれた恋の予感という現実。この現実と妄想が交錯する見せ方。また、映画の中で圧巻なのは、戦場に送られたロビーが、ダンケルクの戦いでたどり着いた海岸の風景。長い海岸線一杯に兵士たちが集められ、ある者は泣き叫び、ある者は酒によってはしゃぎ回り、ある者は聖歌を歌いながら救助の船を待ち続けている。この場面は移動カメラの長回しでロビーの動きを追いながら、この長い長い移動撮影と、音楽、効果音などがピッタリと重なり合って、地獄絵図のような風景ではあるのに、映画ならではの美的空間を作り出している。そして特筆すべきは、ラストの凄さがあります。ネタバレになるので詳細は書きませんが、それまで信じていた物語が、足もとから崩れ去り、消えてゆくような感覚を味わうことに。同じような衝撃は「シックス・センス」や「ユージュアル・サスペクツ」の時にも味わった感じがあります。
本作は何部門かオスカーにノミネートしましたが、残念ながらオスカーに輝いたのは音楽部門のみでした。でも、本作が傑作であることは、間違いありません。
・「言葉の重みを感じる」
言葉の重みを感じる映画でした。
ストーリーは、第二次世界大戦前のイギリスで、政府官僚の長女 セシーリアと使用人の息子ロビーが愛し合うも、同じくロビーに 魅かれていた妹ブライオニーの誤解により引き裂かれてしまう。 その後、ブライオニーは成長し、罪の大きさを自覚するとともに、 罪をつぐなう方法を探す、というもの。
キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイともに、台詞でなく、 表情や視線・仕草で感情を伝えていて、流暢な英語についていけ なかった僕にはとても助かった。また、重苦しい雰囲気になりそう な内容を、少女時代のブライオニーの明るい振舞いが解いていた。
共感したのは、話の中心に居るブライオニーですかね。観る前は 身分差を超えることがどれだけ大変かを考えてロビーに共感するか と思っていましたが、映画の作りがそうはさせてくれなかったな。 見たことを正直に話していたと思ったら、見たいように解釈して 話していたことに気付き、その誤解という罪の意識をどう償うか。 言葉を操り生活を送る僕らにとって、大なり小なりブライオニーの 立場に立つこともあるので、じっくり拝見しておりました。
最後に、役者としては、キーラ・ナイトレイよりもブライオニーの 少女時代を演じたシーアシャ・ローナンが好きですね。 キーラ・ナイトレイより水着が似合っていたし、と、まぁ、これは 体型の問題かもしれないが。演技では明るく元気よく振舞うところ と、重く真剣に演じるところとが分かりやすくてよかった。
・「「マリと子犬。。。」とはまたちがったメッセージの佳作です」
主人公あかりが犬のソックスと暮らした10年間のものがたり。少女時代、あかりにとってソックスは無二の親友。だが、あかりが成人すると、ときに疎ましい存在にさえなり、「ソックスのためにたくさんの事を我慢してきた」などと口にすることも。
ペットからは大切な贈り物をもらうけど、それには日々の世話が必要。そんな両面が目の当たりに。そしてペットを飼うことは、生命を最後までを見守ることでもあるだろう。ソックスとの別れのとき、あかりの心には感謝すべきだったことが次々甦ってくる。取り乱したように泣きながらもらす、「だってこのあいだまで子犬だったじゃない」ということばが胸に響く。ペットだけでなく、家族や親類、同級生、先輩、恩師、友人たち。。。日々何気なく接してきたのに、失うそのときになって、実はとても大切な存在だったのだと気付かされる、誰もが経験するその瞬間が、せつなく表現された感動的な場面でした。
構成上、後半どたばたした部分があり、映画としての完成度では難もある。でも犬たちの演技が素晴らしく、また、あかりのパパを演じる豊川さんの輝きも抜群。そして、あかりの少女時代と成人後を演じる福田麻由子さん→田中麗奈さんへのリレーが本当にお見事、拍手モノでした。ペットを飼う人、飼ってた人だけでなく、暖かいきもちになりたいかたに、おススメです。
・「★4個は犬好きの評価」
あまり劇場で映画鑑賞中に感動して涙を流す事は滅多に無い俺ですが、本編の終盤には涙ボロボロでした。昔、実家で犬を飼っていたのですが、俺は本編にはかなり感情移入しました。よって、犬好き・ペット好きには★3〜4個の評価だと思いますが、それ以外の方が感動できるかどうかはわかりません。それと、1980年代の洋楽ファンとしてはシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」を本編中に効果的に使っているのも気になりますが、メタル・ファンとしてはイングヴェイ・マルムスティーンのアルバム「トリロジー」のCDを何気に紹介しているのが気になります。「トリロジー」の曲が本編中に使われてはいなかったかと思いますが、俺は異常に気になります(笑)。ちなみに、この映画を鑑賞後に「SOYJOY」のCMを見るとまた違う意味でウケます(笑)。
・「まるちーず」
物語の内容は犬との触れ合いを通して主人公が成長してゆく様を描いたものです。
・「残念だなと」
ストーリーは身近なもので『うんうん』と見れた。特に動物さん好きにはうなずけたと思う。残念だったのは田中麗奈さんの演技…田中麗奈さんってあんな風だっけ?とガッカリ。ソックスや豊川悦司さんや高島礼子さんは最高の演技だったのになと。何故ならソックスを邪魔にしたりでは泣いてしまったのにソックスとのお別れ場面を普通に観てた。私は感情移入しやすくかなりの率で涙するのに普通に。自分でも自分が意外だった。あかりの小役さんは抜群の演技力だったのに。個人的意見ですが田中麗奈さんじゃない大人のあかりを見たかったです。
・「続けてゆくことへの勇気を貰いました」
今回、ヘンリー・ダーガーの作品について深く知りたかったこと、挿絵がアニメーションになっているので予約購入しました。
残された作品とダーガー像を交える内容にするには、相当苦労があったのではないでしょうか。
見終わった後、ダーガーをいとおしく思いました。たぶん、アウトサイダーアートとはジャンルが違いますが、なんとなくゴッホを連想してしまいます。きっと両者の作品に人格の「純粋」さを感じるからかもしれません。
今回観たアニメーションは、ダーガーの残した物語や挿絵と同じく相当良かったです。
もし希望を書くなら、ダーガーが残した作品をドキュメンタリーではない、純粋なアニメーションで観たいと思いました。
何かを目指し作ろうとして自信や勇気が必要な方には、何かしら感じる作品だと思います。私はこの作品から、続けることの厳しさ、楽しさを再確認させて貰いました。
・「M・ケイン、偉大なり」
お2方の不満もよくわかりますが、オリジナルを見たことのある者にとって、どれほどこのリメイクに驚かされたことか!そして大好きなM・ケインの、毛1本、しわ1つまで計算されているかと思ってしまうほどの名演!「ダークナイト」あたりでも、相変わらずの巧さを見せてくれましたが、彼がこれだけ堂々と主役を張るのって本当に久しぶりのような気がする。
・「ジュードもかっこいいけれど」
ジュード・ロウのかっこよさ、もちろん予想通り!しかし、サー・マイケル・ケインの色っぽいことにうっとり。大人の魅力です。
ほとんど2人のみの登場人物が積み上げていく緊張感が、見事。特に前半は引き込まれます。それが、中盤から少しだれるのが残念かな。
2人は、登場しないある女性の夫と愛人という関係。しかし、最初は重要に思えるその関係は、次第に2人の自我の衝突のきっかけでしかなかったように思えてくるのです。しかし、最後に…
ケネス・ブラナー監督はシェイクスピアの舞台の映画化にすばらしい手腕を発揮したと思います。舞台には無い広がりが、「から騒ぎ」「ハムレット」にはありました。が、この映画は、とても舞台的。この閉塞感が、ねらいならすごいけど。
・「新旧美男俳優対決の妙」
オリジナルは未見ですが、オリジナルでティンドルを演じたマイケル・ケインが、リメイクではワイクを演っています。こういうのも面白くていいね。30年くらいしたら、今度は、ジュード・ロウがワイクを演じて新人俳優と再リメイクしたりしてね。(笑)
物語は、全体がふたつのパートに別れています。前半は老作家が自分の家に妻の愛人を呼び出し、彼に家に保管してある宝石の強奪を持ちかける話。後半はその数日後、老作家の家で殺人が行われたとして地元の刑事が訪問してくる話。物語はほとんど観客の目の前でリアルタイムに進行していきますが、この前半と後半の間には省略された部分があり、それが刑事の訪問によって大きなサスペンスを生み出すことになります。その省略された部分で何があったのか? 老作家は何を隠しているのか? 刑事はどこまで真相を知っているのか? 物語はここからさらに二転三転していきます。
映画の見どころは男ふたりが互いの意地とプライドを賭けてゲームを仕掛ける部分であり、そこで見られる丁々発止の駆け引きや鍔迫り合い。緊迫したサスペンスで笑いの部分はありませんが、川島雄三の「しとやかな獣」を連想。限定された室内空間の中で、カメラは縦横無尽に動き回る。 先の読めないストーリーで、最初から最後ハラハラし通しでしたが、個人的には終盤の展開が、少々安易かなと感じました。また、ゲームである設定上、無理にハッピーエンドにする必要はないけれど、キッチリした論理的な結末の方がよかったかな。
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