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▼作曲のためのクラシック入門 1 (バロック〜古典派):セレクト商品

バッハ作品集(1):ブランデンブルク協奏曲(全曲)/ヴァイオリン協奏曲第1・2番 他バッハ作品集(1):ブランデンブルク協奏曲(全曲)/ヴァイオリン協奏曲第1・2番 他 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), バッハ(作曲), ゲーベル(ラインハルト)(指揮), ピノック(トレヴァー)(指揮), ムジカ・アンティクワ・ケルン(演奏), イングリッシュ・コンサート(演奏), ギルバート(ケネス)(演奏), モールテンセン(ラルス=ウルリク)(演奏), クレーマー(ニコラス)(演奏), スタンデイジ(サイモン)(演奏)

「活力みなぎる演奏が…」「明快&爽快」


バッハ作品集(2):カンタータ第51・61番/マタイ受難曲バッハ作品集(2):カンタータ第51・61番/マタイ受難曲 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ジョンソン(アントニー・ロルフ)(アーティスト), ベーア(オラフ)(アーティスト), アージェンタ(ナンシー)(アーティスト), モンテヴェルディ合唱団(アーティスト), モノイオス(アン)(アーティスト), クルーク(ハワード)(アーティスト), チャンス(マイケル)(アーティスト), ハウプトマン(コルネリウス)(アーティスト), カークビー(エマ)(アーティスト), オッター(アンネ・ソフィー・フォン)(アーティスト)

「バッハは危険なドラッグである」


バッハ:作品集(3)バッハ:作品集(3) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), バッハ(作曲), ミルシテイン(ナタン)(演奏), シフ(アンドラーシュ)(演奏), プレストン(サイモン)(演奏), ピノック(トレヴァー)(演奏), フルニエ(ピエール)(演奏), ケンプ(ヴィルヘルム)(演奏), ガヴリーロフ(アンドレイ)(演奏), アルゲリッチ(マルタ)(演奏), セルシェル(イェラン)(演奏)


バッハ:マタイ受難曲バッハ:マタイ受難曲 (詳細)
ゼーフリート(イルムガルト)(アーティスト), ミュンヘン・バッハ(合)(アーティスト), テッパー(ヘルタ)(アーティスト), ヘフリガー(エルンスト)(アーティスト), バッハ(作曲), リヒター(カール)(指揮), ミュンヘン・バッハ管弦楽団(演奏)

「リヒターのひたむきな祈りが伝わってくる」「バッハのマタイ受難曲での最高の演奏は、今なお、58年録音のリヒター盤だと思っています。」「聴き手を福音書の世界に引きずり込む」「究極の1曲」「これぞバッハ」


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「この曲のアクシスを変えた」「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」「グールドがこのテンポで弾いた訳」「グールドのバッハ」「毎日聴いても飽きない、クラシック史上の金字塔。」


バッハ:フーガの技法バッハ:フーガの技法 (詳細)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン(アーティスト), バッハ(作曲), ゲーベル(ラインハルト)(指揮)

「飽きずに聴けるフーガの技法」


バッハ:ミサ曲ロ短調(全曲)バッハ:ミサ曲ロ短調(全曲) (詳細)
レオンハルト(グスタフ)(アーティスト), プールナール(イザベル)(アーティスト), ロランス(ギュメット)(アーティスト), ヤーコプス(ルネ)(アーティスト), エルウィス(ジョン)(アーティスト), エグモント(マックス・ファン)(アーティスト), カンプ(ハリー・ファン・デル)(アーティスト), バッハ(作曲), ラ・プティット・バンド(演奏)

「心休まる演奏」「バッハが生きていた頃はこのような「ロ短調ミサ」が演奏されたのではという感覚を持つ演奏でした」「安心の名曲、安心の名盤」「好みの分かれる演奏です」


バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲>バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲> (詳細)
ブリュッヘン(フランス)(アーティスト), バッハ(作曲), レオンハルト(グスタフ)(指揮), ダール(ルシー・バン)(演奏), ビルスマ(アンナー)(演奏), ドンブレヒト(ハウル)(演奏), クイケン(シギスヴァルト)(演奏), クイケン(ビーラント)(演奏), リッパース(クロード)(演奏)

「空前絶後の名演奏」「なんちう演奏」「中欧的ぬくもり」「定番過ぎて気が引けるが、これ以上の演奏なし」「古楽の楽しみ」


バッハ:マタイ受難曲バッハ:マタイ受難曲 (詳細)
クレンペラー(オットー)(アーティスト), フィルハーモニア合唱団(アーティスト), シュワルツコップ(エリザベート)(アーティスト), ルートヴィヒ(クリスタ)(アーティスト), ゲッダ(ニコライ)(アーティスト), ピアーズ(ピーター)(アーティスト), ディースカウ(ディートリヒ・フィッシャー)(アーティスト), バッハ(作曲), ピッツ(ウイルヘルム)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「圧倒的マタイ」「テキストが心にしみる名演」「名曲と名演奏」


ヘンデル:作品集ヘンデル:作品集 (詳細)
ピノック(トレヴァー)(アーティスト), ヘンデル(作曲), イングリッシュ・コンサート(演奏)


ヴィヴァルディ:作品集ヴィヴァルディ:作品集 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), スミス(ジェニファー)(アーティスト), イングリッシュ・コンサート合唱団(アーティスト), ロジャース(キャスリーン・ウィン)(アーティスト), スタンデイジ(サイモン)(演奏), ハンソン(ピーター)(演奏), タイラー(ジェイムズ)(演奏), ライヒェンバーグ(デイヴィッド)(演奏), ベズノシューク(リサ)(演奏), トゥルコヴィチ(ミラン)(演奏), ピケット(フィリップ)(演奏)

「ピノックはどちらかといえば苦手なのですが」


ハイドン:作品集ハイドン:作品集 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ハイドン(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), バウムガルトナー(ルドルフ)(指揮), アバド(クラウディオ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), フルニエ(ピエール)(演奏), ブレンデル(アルフレッド)(演奏), ハーセス(アドルフ)(演奏), ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(演奏), シカゴ交響楽団(演奏)

「かくれたブームになること請け合い」


モーツァルト:作品集(1)モーツァルト:作品集(1) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), リップ(ヴィルマ)(アーティスト), マイダン(ヒルデ=レッセル)(アーティスト), デルモータ(アントン)(アーティスト), ベリー(バルター)(アーティスト), ウィーン楽友協会合唱団(アーティスト), モーツァルト(作曲), ベーム(カール)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ブレンデル(アルフレッド)(演奏), マイヤー(ヴォルフガング)(演奏)


モーツァルト:作品集(2)モーツァルト:作品集(2) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), モーツァルト(作曲), オルフェウス室内管弦楽団(演奏), ブレンデル(アルフレッド)(演奏), パルマ(スーザン)(演奏), エマーソン弦楽四重奏団(演奏), ジョリー(デイヴィッド)(演奏), ナイディッヒ(チャールズ)(演奏), アレン(ナンシー)(演奏)

「選曲良し、演奏者良し、録音良し、価格は破壊的」


モーツァルト:作品集(3)モーツァルト:作品集(3) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ディースカウ(ディートリヒ・フィッシャー)(アーティスト), ヤノヴィッツ(グンドゥラ)(アーティスト), クレッペル(バルター)(アーティスト), モーツァルト(作曲), アンダ(ゲーザ)(演奏), ケンプ(ヴィルヘルム)(演奏), ブランディス(トーマス)(演奏), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(演奏), カッポーネ(ジュスト)(演奏)


モーツァルト:作品集(4)モーツァルト:作品集(4) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ピータース(ロバータ)(アーティスト), リアー(イヴリン)(アーティスト), モーツァルト(作曲), ベーム(カール)(指揮), アンダ(ゲーザ)(演奏), エッシェンバッハ(クリストフ)(演奏), ギレリス(エミール)(演奏), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(演奏), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)


モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、第27番モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、第27番 (詳細)
グルダ(フリードリヒ)(アーティスト), モーツァルト(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「きらめくような25番」「ベルリン風?なウィーン・フィル、グルダのピアノも最高!!」「モーツァルト弾きグルダによる素晴らしい演奏です」「これらの2曲の代表的名盤」「疲れた心をときほぐすブランデー」


ベートーヴェン:作品集(1)ベートーヴェン:作品集(1) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ムター(アンネ=ゾフィー)(演奏), ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ)(演奏), リヒテル(スヴャトスラフ)(演奏)


ベートーヴェン:作品集(2)ベートーヴェン:作品集(2) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), クライバー(カルロス)(指揮), ベーム(カール)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ポリーニ(マウリツィオ)(演奏), エマーソン弦楽四重奏団(演奏)

「クラシック初心者向け」


ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」 (詳細)
ブレンデル(アルフレッド)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲)

「最高峰の演奏、完成度」「模範的なれどイモーショナル」「知らなかったベートーベン」


ベートーヴェン:交響曲第9番ベートーヴェン:交響曲第9番 (詳細)
バーンスタイン(レナード)(アーティスト), ジョーンズ(ギネス)(アーティスト), シュヴァルツ(ハンナ)(アーティスト), コロ(ルネ)(アーティスト), モル(クルト)(アーティスト), ウィーン国立歌劇場合唱団(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), バラッチュ(ノルベルト)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「興奮、興奮、感動!!」「バーンスタインと共に、ウィーンフィルの凄さも感じる演奏」「三拍子そろった傑作」「きけ第九の叫びを!」「ブラーヴォ」


▼クチコミ情報

バッハ作品集(1):ブランデンブルク協奏曲(全曲)/ヴァイオリン協奏曲第1・2番 他

・「活力みなぎる演奏が…
ゲーベルのブラコンを聴いてみたくて買いましたが、ピノックも入っているお買い得盤。 聴いてみれば颯爽、活発、明快で活力みなぎるシャープな演奏。 指揮、奏者によって同じ曲でもこんなに違うものかと驚きました。 ゲーベル盤は好みがあるようですが、表現や説得力はピカイチだと感じます。 パイヤールなどの穏やかな作品もお気に入りですが、このゲーベル盤もかなり頻繁に聴いてます。 ピノックの協奏曲も凄く良かったので、安い価格と相まってとても満足度の高い作品。

・「明快&爽快
Amazonで購入しました。3番の3楽章が・・・恐ろしいほどの早さで?ビックリしました。引き締まった良い演奏と思います。

バッハ作品集(1):ブランデンブルク協奏曲(全曲)/ヴァイオリン協奏曲第1・2番 他 (詳細)

バッハ作品集(2):カンタータ第51・61番/マタイ受難曲

・「バッハは危険なドラッグである
バッハ万歳!ディスクを入れて流れ出た美しい歌声に一瞬、脳天が突き抜けるような刺激が走った。「マタイ受難曲」は抜粋だが、これで十分かな、という質量だ。ディスク2枚目もまたにくい演出だ。出だし勝負をねらっているに違いない。陶酔するのに第2楽章までちょっと待たされるが、美しい旋律にもはやなにも手がつかず、放心の境地に至ってしまう。音楽や絵画の多くがメディテーション効果を付随させているが、バッハの曲は「昇天誘発曲」といってもいいのではないだろうか? 生きている苦難から解放させてくれる危険なドラッグである。

バッハ作品集(2):カンタータ第51・61番/マタイ受難曲 (詳細)

バッハ:マタイ受難曲

・「リヒターのひたむきな祈りが伝わってくる
これは二種類あるリヒターのセッション録音のうち58年に録音した旧盤の方で、今でも同曲の決定盤と謳われているものだ。今では時代考証の成果を踏まえた古楽器による演奏が主流になっているが、演奏スタイルの古さを越えて、訴えかけてくる感動の大きさは他の録音を圧倒している。ヘレヴェッヘ盤など最近の古楽器による録音の洗練された合唱の透明感や、ビブラートを抑制したソリストのくっきりとした歌唱に接した後では、このリヒター盤のミュンヘンバッハ合唱団は素人だなという感は否めないし、ソリストのオペラティックで感情表現の濃厚な歌唱は重たく感じてしまうのも確かだ。しかし、虚飾を排し、しなやかで実直そのものの音色からは、ひたむきな祈りが伝わってくる。もはや演奏スタイルが時代遅れだということだけで、このかけがえの無い名演奏を聴かずに済ましてしまうのは、あまりにも勿体無い。マタイ受難曲がお好きな人には、ぜひ一度は接してもらいたい名盤の一つである。

・「バッハのマタイ受難曲での最高の演奏は、今なお、58年録音のリヒター盤だと思っています。
先日、ヘルンスト・ヘフリガーが87歳で亡くなったという新聞記事を見ましたので、不世出のエヴァンゲリストとしての名声を彼が確立したこのリヒターのマタイを真剣に聴き通しました。生真面目な性格が伺える端正な演奏は、第1級の福音史家と言えましょうし、テノールソロでの劇的な表現力は、リヒターの持っているバッハ観に即したものだと思いました。

オルガニストとして著名だったリヒターが、かくも素晴らしい演奏を31歳の時に残したと思うと、その年代で到達したこれだけの高い精神性に驚かされますし、バッハも42歳という一番円熟した時だからこそこれだけの金字塔とも言える大作を残せたのだと思いました。

アリアとレチタティーヴォがマタイの音楽構造の中心をなすように思えますが、コラールを歌うミュンヘン・バッハ合唱団の素直な発声は、この厳しい受難曲にあって聴くものの救いとなっていますし、その美しい旋律と和声はバッハの残した多くの音楽の中でも輝いている作品群だと思います。

キート・エンゲンは豊かで威厳のある声でイエスに相応しいと思ってきましたが、感情移入する際の音程の揺れ幅が少し気になりました。もっともヘフリガー、ゼーフリート、テッパー、エンゲン、フィシャー=ディースカウ、そしてリヒターと皆30代という若い年齢でこれだけの演奏を残したという功績は忘れてはいけないと思います。

・「聴き手を福音書の世界に引きずり込む
この受難曲では聖書のテキストに加え、詩篇や賛美歌などの外部のテキストからの素材も織り交ぜて歌う。とりわけ長大な導入部で、リフレインのように「どこに?」「誰を?」と繰り返し問い掛ける合唱が印象的。外部からの雑音を遮断して、計三時間半、音楽と正対して打たれてほしい。キリスト教の信仰はこれほどまでに偉大な賛美を生み出すものか。

・「究極の1曲
よく、「無人島にたった1曲のみをもって行くことが許されているとしたら何を持っていくか」といったような想定で一番好きな曲、または一番必要な、かけがえのない曲は何か、というような質問をしますが、そんなときには、私は躊躇ためらいなく、このリヒターのマタイ受難曲を選びます。2曲許されるとしたら、これにやはりリヒターのヨハネ受難曲を加えます。  マタイ受難曲は、人類にとって、また私にとっても、またく特別な曲です。人間の魂の奥深くにこれほど語りかけ、魂を揺るぎ起こさせ、浄化してくれる曲は他にありません。そのマタイ受難曲の中でもこのリヒターの演奏は特別です。

 リヒターはバッハを演奏するために生まれたような人ですが、そのリヒターの全演奏の中でも、このマタイとヨハネは頂点に輝いている存在です。マタイはこの後にも録音しており、それも捨てがたいですが、リヒターの原点となったこちらの演奏を敢えて録ります。

 無人島…云々はありそうもない想定ですが、私は自分が死んだときは、自分がアレンジした“音楽葬”にすることを決めていますが、その中心はもちろんこの曲にしています。

・「これぞバッハ
バッハなんて退屈で古臭い音楽だと思っていた高校生のころ、友人に薦められてこのCDを初めて聴きました。

…圧倒されました。なんという生命力。なんという瑞々しさ。なんという緊張感。自分のバッハに対する無知、先入観を恥じました。

作曲者、演奏者の厚く実直な信仰心に満ち溢れ、それでいて実に暖かく包容力のある名曲、名演奏です。音楽を愛するすべての方に聴いていただきたいと思います。

バッハ:マタイ受難曲 (詳細)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)

・「この曲のアクシスを変えた
販売当初(20年以上昔)のインパクトは凄かった。当時バロック音楽は古楽演奏がメジャーになりだした頃で、世話になっておいて悪いが、イ・ムジチやミュンヒンガーやパイヤールなんかは、全部詰らなく思えてきた頃で、まして、「ピアノで弾くバッハなんか」っていう感じだった。石丸電気の2号館でクラシックの階へ足を運んだ時、耳にしたのがこの演奏。当時何処の誰かも知らないままにすかさず買った。で、やがてCDになってからも買い揃えた。繰り返し部分は省略されているが長大な全曲を、一気呵成に弾き込んで、聴き手に時間を忘れさせ、外に出て歩いても、かすかに頭の中で鳴り出す、という小林秀雄まがいの怪しい体験までしてしまった。幾種類ものチェンバロの演奏を聞いていた筈なのに、それらは、当分聞くことはなくなってしまった。本当の「古楽演奏」とは、グールドの演奏かもしれない。ところで、グールドは何度かこの曲を演奏しているが、55年の最初の録音より、この盤のインパクトは凄かった。というより、この盤が話題になってから、逆に「思い出された」感じ。この盤は55年盤よりポリフォニックな面がかなり強く出ている。凄まじいスピード感と音符の一音一音が浮かび上がるかのような両手の力は神業で、同曲のみならず、ほかの多くのピアノ演奏を、過去のものへと追いやった感じさえした。ほかにザルツブルク音楽祭のライブ盤があるが、それはこの演奏と、55年盤の中間のような気がする。

・「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです
81年録音の、グールド2回目の「ゴールドベルク変奏曲」です。1回目の55年録音のアルバムでデビューし、当アルバム録音の翌年、50歳の若さで急死してしまったことは、何かの因縁でしょうか。当アルバムですが、まるで生き急ぐかのような急テンポの55年盤に比べると、バッハの楽譜を慈しみ、対話するようなテンポになっています。ただ、その1音1音がはっきりと聞こえる滑らかなピアノは、得もいわれぬ安らぎを感じさせてくれます。55年盤と比べ、どちらが良いと云々するよりは、両方を揃え、その時の気分で、盤を変えたい、「バッハ弾きグールド」による名演奏です。

・「グールドがこのテンポで弾いた訳
グレンのゴールドベルク変奏曲は新録音(1981年)が旧録音(1955年)に比べてテンポが遅く、それに文句をつけている人もいるようですが、グレン自身旧録音を気に入ってはいなかったようです。その訳は、グレンの興味は対位法(作曲法の一つ)にあり、それをシッカリ聴かせたいので新録音のテンポを遅くしたと、彼自身が語っています。自分が聴き比べると、やはり新録音の方が落ち着いて聴けるし、バッハの書いた音符の一つ一つをジックリ聴いている気持ちもします。新録音と旧録音の共通点として、グレンのピアノタッチがまったく同じ事が挙げられます。テクニックが衰えたわけではないのです。やはり、ゴールドベルク変奏曲のどちらをまず買えばいいかというと、新録音の方が断然お勧めです。グレンが辿り着いた新境地を堪能できます。

・「グールドのバッハ
グールドのバッハは何か違う。バッハの譜面にのって演奏しているというよりも、グールドのオリジナルに聞こえてくる。神がかり的名演と思います。小生が自分の世界に入り込んで集中したい時に聞く名盤です。

・「毎日聴いても飽きない、クラシック史上の金字塔。
昔は一年中、毎日欠かさず聴いていました。聴くたびに発見があり、どんなに聴いても飽きなかったのです。彼の演奏するフーガは、複数の音の絡み合いを立体的に浮かび上がらせ、初心者にも、それを視覚的にとらえやすいのが特徴です。音を観て形で聴く、という喜びを知ることができたのはグールドのおかげです。

曲全体に一貫した流れを持たせた演奏。慈しむような繊細で優しい音色。是非一度聴いてみてください。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)

バッハ:フーガの技法

・「飽きずに聴けるフーガの技法
「フーガの技法」にはチェンバロ独奏、オルガン独奏、合奏とさまざまなタイプの録音があります。現在の研究では一応「チェンバロ曲」ということになっていますが、合奏による「フーガの技法」も捨てがたい魅力があります。

このゲーベル~MAKによる録音は合奏によるもので、速いテンポで刺激に満ちた演奏を繰り広げています。これなら飽きずに全曲一気に聴けますので、初心者の方にもおすすめです。

バッハ:フーガの技法 (詳細)

バッハ:ミサ曲ロ短調(全曲)

・「心休まる演奏
柔らいしかも深みのある素晴らしい演奏だと思いました。ソリストは勿論、合唱は古楽器の調べと共に祈りや喜び、信仰の世界に引き入れられるようで、素晴らしい。ごく自然にバッハの宗教曲の魅力にとりつかれました。

・「バッハが生きていた頃はこのような「ロ短調ミサ」が演奏されたのではという感覚を持つ演奏でした
オーケストラも合唱も小編成ですので、バッハが描くフーガの輪郭が明確になり、音楽の構造(骨組み)を目の前に立体的に表わしてくれるような演奏です。

オランダ・コレギウム・ムジクム・バッハ合唱団は10数名のメンバーで構成されていますが、ダブル・コーラス(8声)の負担を微塵にも感じさせない名演です。軽やかで、透明感のある声質を持っています。

クイケンをコンサート・マスターとする古楽器で編成されたラ・プティット・バンドは多くの名演を残しているアンサンブルですので、バッハ畢竟の名作といわれるこの「ロ短調ミサ」の演奏の組み合わせとしてはベスト・カップルと言えるでしょう。

指揮者のレオンハルトは、御存知のように高名なチェンバロ奏者であり名オルガニストゆえ、「ロ短調ミサ」の持つ横糸とも言うべき、各合唱パート、各楽器の旋律の流れを浮かび上がらせながら、縦糸とも言えるハーモニーの変化を提示しており、厳しさの中に温かみのあるバッハの宗教曲を再現したと言えるでしょう。

アルト・パートを歌ったカウンターテナーのルネ・ヤーコプスの演奏が素晴らしいと思いました。有名なアリア「父の右に座し給う者よ」を豊かな響きを伴い、敬虔な感情を声にのせています。名歌手の誉れの称号は伊達ではありません。

・「安心の名曲、安心の名盤
 バッハの最高傑作(わたくしはマタイを採らない)である本盤の決定的名演である。人数を極限まで圧縮した合唱団、そして演奏者のひとりひとりの音が聴こえるくらいの少人数のオケ、そして粒ぞろいのソリスト、そこに「現代のバッハ」レオンハルトの名指揮が揃えば、名盤とならないはずがない。 安心して購入できる。しかし、この名曲には名演奏が輩出しているため、どれを選んでもよい、というのが本当のところかもしれない。例えば、アーノンクール盤、ブリュッヘン盤やヘレヴェッヘ盤を選んだところで、本盤と大きく質の異なる印象が得られるとも思えない。間違ってもガーディナー盤などをセレクトしなければ。

・「好みの分かれる演奏です
 通常こういった大曲を演奏するには、合唱団は半年とか一年とかかかって練習し、オケあわせは本番当日を含めて2,3回といったところでしょう。このレオンハルト盤はオケも声楽も互いによく聴きあっているというか、全体で曲を作り上げようという意思が伝わってきます。 ただ、弦楽部の古楽奏法と声楽部の唱法があまりに同化していて、人によっては(特に合唱経験の長い人)違和感のほうが強く出るかもしれません。たとえばキリエを聞き始めたとたん、弦のボウイングと合唱の声の伸ばし方が一致したり、音の減衰するところまで似たりしている。 終曲「我らに平和を与えたまえ」を試聴して満足できない方は、他盤を求められたほうがよろしいでしょう。

バッハ:ミサ曲ロ短調(全曲) (詳細)

バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲>

・「空前絶後の名演奏
録音からかなりの時期が経っていますが、この演奏をしのぐものは今だ現れていません。それと言うのも、オランダにおける古楽復興の中心人物達がメンバーの大部分となっているからで、そこにレオンハルトの指揮が入れば名演奏が出来ないはずがありません。近年はイギリスを中心に新たなブランデンブルクの録音が続出してはいますが、いずれもこの録音と比べるとどうしても引け目を感じてしまいます。それぞれの演奏者の腕前も素晴らしいのですが、作品に対する解釈がずば抜けて秀でています。それはやはりバッハの世界一の専門化と言っていいレオンハルトならではのものでしょう。とにかく、それまでの現代楽器の室内楽による堅苦しい演奏とは一線を隔しています。少人数の編成は軽快で、リズム感に満ちて楽しめます。細かい作品の部分にまで細心の注意を払っての演奏は、もっと評価されていいものと思います。とにかく、ブランデンブルクをこれから聴きたいという方にも、是非ともお勧めできます。

・「なんちう演奏
 やーすごいです。 こんなに生きたブランデンブルグ、他にないのではないですかね。 演奏者の面々もすごすぎます。なんちうテンション・・・。

・「中欧的ぬくもり
瑞々しい、明晰な、幸福なブランデンブルグ。超メジャーな第3番は、わきあがる弦の官能的な響きが、どきどきするほど美しい。第5番のレオンハルトのチェンバロの精緻さと気高さたるや、ほとんど神の御手。チェンバロがすべてを統べ調和させている。この中欧的なぬくもりは、フェルメールの画みたいだなぁと感じます。

・「定番過ぎて気が引けるが、これ以上の演奏なし
 今ではあり得ない、スター勢ぞろいの名演。というのは、もうおのおのが一家をなした現在、共演することはもはや望めないからである。 ソリストの技量が優れているのはもちろんだが(細かいことを書くと、クイケン兄弟の中で技量が若干劣るトラヴェルソのバルトルドが参加せず、ヴィーラントが第一チェロでなくアンナー・ビルスマが参加しているのは見逃せない)、全曲を通じて感じるのは統率するレオンハルトの確乎とした意志である。そういう意味では、やはり有名な第五番の長大なチェンバロ・ソロが全体の白眉だと思われる(欲を言えば、'80後半に新しくコレクションに加えたミートケのコピーか、イタリア協奏曲で使用したツェルのモデルを使ってくれたら本当によかったのに・・・そう、もともとこの曲はベルリンから新しく届いたミートケのお披露目の曲として書かれたことは有名ですよね)。 この演奏を、単に「オリジナル楽器を使って、当時のスタイルを再現した」もの、とだけとらえるのはとんでもない間違いである。レオンハルトをはじめとするフランドル古楽派には、どうして古楽器を使うか、どうして古楽器でなければならないか、という明確な理由があるのだから(つまり、はっきり言えばイギリス古楽派にはそれがない)。

 まあ、この演奏を持っていれば他はいらないでしょう。あえて二枚目を挙げるなら、通人向きのブッシュ/モイーズ/ゼルキン盤を。

・「古楽の楽しみ
 ブリュッヘン、クイケン兄弟、ビルスマそしてレオンハルトら、現在はそれぞれが独立し大家と化している奏者らが一堂に集まっていた頃の録音。ほとんどの楽器が奏者1名づつに配しているために、全曲においてソロやデュオを聴いているようです。スケールの大きな曲ですが、実は奏者も聴き手も楽しみながら耳を傾ける身近な曲だという事を改めて確認できるアルバムです。 特に好きな曲は第6番の第2楽章。これは最近コンタクトレンズのコマーシャルに使われました。しかもその演奏がこのアルバムの演奏を彷彿とさせるような小編成によるものです。

バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲> (詳細)

バッハ:マタイ受難曲

・「圧倒的マタイ
~ 旧スタイルの演奏と一蹴する人がいるかも知れない。きびきびしたピリオド楽器の演奏に慣れている人にはついて行けないほどテンポが遅いかも知れない。それでも、このCD3枚にぎっしり詰まった音楽に耳を傾けてほしい。~~ クレペラーは演奏の対象がバッハであろうと、モーツアルトであろうと、ベートーヴェンであろうと、その他、どんな音楽に対しても、楽譜に向かう姿勢を変えようとはしない。楽譜に書かれた全ての音を、それがあるべき時空間に丁寧に配置するために全精力を傾ける。それが音楽全体を貫く一種異様な緊張感を生み、感覚的にも比類なく美しい響きを生む。~~ このマタイでも、第1曲を聴いただけで、その特質がはっきりと認識できるように思う。合唱が入るまでの助奏部。次第に音の数が増えていく中で、悲劇的な物語への予感が巨大な音塊となって迫ってくるが、それでいて、響きは濁らない。~~ オケも合唱もソリストも、現代の耳からすれば、異常なほど重量級だが、そういった様式上の問題をはるかに凌駕する説得力がある。遅さへの抵抗がやがては快感に代わり、そして圧倒的な感動が押し寄せてくる。~

・「テキストが心にしみる名演
クレンペラーの指揮はテンポが遅いのでテキストの一語一句が心にしみると同時に、ルターとピカンダーのドイツ語が庶民のドイツ語であり、難しくないと思えるのが不思議。

第1曲は重々しいが、そのあとはエヴァンジェリストと合唱が所々激しい表現をするほか、51(60)番のルートヴィヒのレスタティーヴォが盛り上がる以外、全体として淡々とした印象を受ける。

冒頭から自らの死を予告するイエスを歌うフィッシャー=ディースカウは最後まで比較的淡々とした歌唱。リヒター盤におけるロマン的演奏よりも、クレンペラーの解釈の方が18世紀、バッハにより演奏された音楽に近いのではないかと思われる。

歌手陣ではルートヴィヒとワルター・ベリーがいい。65(75)番のベリーのアリア《私はみずから墓となってイエスを迎えよう》は感動的。このアリアでは、事が成就される喜ばしさと平安さえ感じる。イエスの死によって、イエスが地上に降りてきた目的は、やがて成就されるのだから。

・「名曲と名演奏
このCDは新しい録音とは言えませんがリマスターによるデジタル化も完璧に行われており、演奏だけではなく、往年の名歌手の至芸が余すところ無く再現されています。大作ゆえに忙しい人にとっては全曲を聞き通すのは難しいことですが、一部の楽章を抜き出して鑑賞されても十分に堪能できる作品であり、演奏でもあります。名曲、名演奏の条件とはなにか?----クレンペラーのマタイは、再び、あるいは何度も鑑賞したく思わせる名曲、名演奏です。

バッハ:マタイ受難曲 (詳細)

ヴィヴァルディ:作品集

・「ピノックはどちらかといえば苦手なのですが
 パノラマ・シリーズには珍しい1人の指揮者による2枚組みです。録音は1970年後半から1992年まで。実は私が初めて買った古楽奏法のCDがピノックのバッハ管弦楽組曲でした。例の有名なG線上のアリアがなんとも頼りなげに。これって2・3流の学生オーケストラじゃんとまじで涙がでてきたのをおぼえています。 2秒以上音を伸ばさなければ古楽奏法もなかなかのもの。「四季」も「グローリア・ミサ」も新しい発見がある。B面のコンチェルトも、ファゴット協奏曲をはじめメロディ豊かな佳曲ぞろい。なかなか楽しめました。

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ハイドン:作品集

・「かくれたブームになること請け合い
交響曲、室内楽、ソナタなどの器楽の分野で古典派音楽の完成に大きな貢献をしたと言われているこを証明する1枚ではないだろうか。交響曲94番は大変有名で逸話に枚挙が無いとも言われている。また、104番は、ザロモン交響曲12中、いやむしろ全交響曲中最高作であるという大方の説に素直に肯かざるをえない。その他、収録されている楽曲は余りにも有名で、お勧めのアルバムと言える。

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モーツァルト:作品集(2)

・「選曲良し、演奏者良し、録音良し、価格は破壊的
クラリネット協奏曲イ長調K.622は、1791年に作曲されたモーツァルト最後の協奏曲。彼の全作品中最高傑作との評価もある。当時のクラリネットの名手アントン・シュタードラーの為に作曲され、この曲は"秋色"と形容されるような「あくまで澄み切った秋空に染み渡る存在の悲しみ」を感じさせる。オルフェウス室内管弦楽団員はむしろ爽快な「微笑み」を目指しているようだ。

ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331(300i)《トルコ行進曲付き》 は名手アルフレート・ブレンデルの洗練された名盤で。「ピアノソナタの癖にソナタ形式のない変わったソナタ」という点にも注目。

「誰もがみーんな知っている♬(月光仮面のおぢさんではありません)」セレナーデ第13番ト長調 K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》 が爽やかだから、ちょっくら聞き通すのがしんどいかもしれない「セレナーデ第6番ニ長調 K.239《セレナータ・ノットゥルナ》 」もじっくり聞き込めるでしょう。

パルマのフルート、ナンシー・アレンのハープが素敵な「フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(297c) 」は本当に素敵な曲。第1楽章も第2楽章も絶対「聞いたことがある」はず。

モーツァルト晩年の「諦念」が色濃くしかし淡々と語られる地味な傑作「ピアノのためのロンド イ短調 K.511 」を再び名手アルフレッド・ブレンデルで。

中学か高校の音楽鑑賞で必ず聞かされた弦楽四重奏曲の傑作、「弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458《狩り》」は若々しいエマーソン弦楽四重奏団の佳演で。

最後は溌剌とした「ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495 」

選曲良し、演奏者良し、録音良し、価格は破壊的・・・(しかもちゃんとしたブランド品)という夢のような二枚組みだ。

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モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、第27番

・「きらめくような25番
27番はたくさんの名盤があるし、聴く人の好き嫌いもあるだろう。でも25番はこれしかないと自分は思っている。ピアノの音一つ一つが輝いている。これを引き立てるバランス絶妙の伴奏。グルダの軽やかな演奏が聴く者を幸せにさせる。笑顔で泣けるようなしみじみとした曲想が素晴らしい。今後もずっと聴き続けていきたい。

・「ベルリン風?なウィーン・フィル、グルダのピアノも最高!!
アバードの目指しているオーケストラ演奏は室内楽を拡大したような、非常に緻密で親密ものだそうだ。たしかにここでのウィーン・フィルはあの芳醇な響きというよりは、より爽やかな引き締まった響きを得ているように感じるのは私だけだろうか?ただ、今回のこのオーケストラはモーツァルト晩年の2大傑作には、まさにうってつけの響きであり、グルダの心洗われるようなピアノの響きも素晴らしい。別のレヴューで『超一流のオーケストラと演奏家による名演がほどんどない』と指摘したモーツァルトのピアノ協奏曲だが、これは例外!まさにこれら2曲の決定盤といえるのではないか。

・「モーツァルト弾きグルダによる素晴らしい演奏です
モーツァルトのピアノ協奏曲の名作2曲のカップリングですが、作曲された時期は、25番が、彼が栄華を極めていた頃、27番が死の年という対照的な時期に作曲されています。そのせいもあり、楽曲の性格も豪華絢爛たる25番、寂寥感のある27番と分かれています。であれば、やはり、モーツァルト弾きとして定評のあるグルダに、曲を描き分けてもらいたくなります。グルダは、25番では、はねるようなリズム感あるピアノ、そして27番では、流れるようなタッチで、この対照的な楽曲を描いてくれています。アバド率いるウィーンフィルも、素晴らしい響きで、グルダのピアノに応えており、素晴らしい協奏曲になっています。モーツァルトの名曲2曲が、この値段・演奏で楽しめるお得なアルバムではないでしょうか。

・「これらの2曲の代表的名盤
モーツァルトのピアノ協奏曲というジャンルの中で、晩年の−−と言っても、わずか35歳の若さで世を去ったした早世の天才モーツァルトにとって、それはまだ30歳と35歳のときのことだが−−代表的作品である第25番K.503と第27番K.595のカップリング盤。ハ長調のK.503は、彼の代表的オペラである『フィガロの結婚』の直後に、これも晩年の作品群のひとつである交響曲第38番『プラーハ(プラハ)』と前後して作曲された作品で、モーツァルトのピアノ協奏曲の中では、まるで交響曲のような、もっとも構成の堅固な作品として知られる。また変ロ長調K.595のほうは、モーツァルトの夭折の年である1791年の作品として有名で、よく言われるように、澄み渡った秋空のように清々としている底に深い悲しみの感情が垣間見られる、モーツァルトの現世への“決別の歌”である。グルダのピアノ演奏は、この2曲の特徴を鮮やかに弾き分け、第25番K.503は端正な表現の中に強い意志を、第27番K.595のほうは晴れやかな演奏の中に透明な悲しみを浮き立たせる好対照の名演であるが、曲の特徴を過度に強調するような押しの強いところはなく、抑制の効いた表現で曲の特徴を際立たせている。これは特にK.595において効果的で、不遇だった晩年のモーツァルトの悲しみが強く胸に響く。アバドの指揮によるウィーンフィルの演奏も、あくまで正確なフレージングの中に瑞々しさをたたえた名演。往年の、ジョージ・セルの指揮するクリーブランド管弦楽団の演奏を思い出す。これらの2曲の代表的名盤として広くお勧めできる。

なお、第27番・変ロ長調K.595の第3楽章(フィナーレ)の主旋律は、この曲の数日後に作曲された子供向けの歌曲(童謡?)“春への憧れ”K.596という愛らしい作品のメロディーにも使われたという小さなエピソードもある。

・「疲れた心をときほぐすブランデー
疲れ果ててしまった時、このCDを聴いて心癒されています。ウィーンフィルの清らかな響きとモーツァルトの快活な波長の相乗効果で素敵な”気”をもらっています。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、第27番 (詳細)

ベートーヴェン:作品集(2)

・「クラシック初心者向け
ベートーヴェンの作品の中から「傑作の森」と呼ばれる作品群を中心に6曲が選ばれている。往年のウィーンフィルで楽しめるピアノ協奏曲第4番は、哲学的リリシズムの漂う傑作である。また、作品解釈に妥協をまったく許さない天才カルロス・クライバーがウィーン・フィルを指揮したベートーヴェンは筆舌に尽くしがたい。ポリーニのロマンティシズムあふれるピアノソナタも逸品である。

ベートーヴェン:作品集(2) (詳細)

ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」

・「最高峰の演奏、完成度
月光、悲愴、熱情。ベートーベンのソナタでもっとも人気のあるこの3曲を収めたCDはこの他にも沢山ある。私は古今東西の色々なピアニストの演奏を聞いてきたが、このブレンデルの演奏が一番しっくりとくる。特に悲愴がお勧めである。ブレンデルの悲愴には何か霊感漂うというか、魂を感じるというか何ともいえない奥深さがあるのだ。このCDはベートーベンファンはもちろん、クラシックファン必聴の一枚といえるだろう。

・「模範的なれどイモーショナル
クラッシックを聴きだして20年、その初めのころ買ったアルバムにこの悲愴があった。当時は古い巨匠の演奏をSP復刻あるいはSPで聴くのが最高という風潮があったが、僕にはとてもそうは思えなかった。その中でブレンデルの悲愴は現代を映し出すイモーショナルな演奏だと思った。NHKホールでシューベルトのソナタも聴いたが、このときレコードで聴いたこの演奏の方がずっと心に残っている。

・「知らなかったベートーベン
ベートーベンの曲って、なんだかジャカジャカしていて、あんまり好きではなかったのですが、この演奏を聴いてベートーベンに対する考えかたが変わりました。演奏者によってはこんなに流れるような音楽にもなるんだなと初めて知りました。その分勢いはなくなるみたいだけど、わたしはこういう演奏好きです。

ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」 (詳細)

ベートーヴェン:交響曲第9番

・「興奮、興奮、感動!!
すばらしいです。頭が真っ白になるぐらい感動します。オーケストラは堂々と揺るがず、合唱も、たとえようもないくらい美しい。ベートーヴェンの第9はかなりもってますが、一番興奮するのはこのCDです。

とくに終楽章の盛り上がりようは半端じゃありません。魂を揺さぶるような大合唱、これでもかというほど強音で伸ばされるフェルマータ。そしてその後に、神のように美しいソロの掛け合いが、幾度も重なり合い、聴いている方は興奮しっぱなしです。

このCDがこの価格!!買わなきゃダメでしょう。

・「バーンスタインと共に、ウィーンフィルの凄さも感じる演奏
バーンスタインとウィーンフィルの第九は、実は1970年にベートーヴェン生誕200周年に演奏しており、映像にも残っている。ただイベントがイベントのためか、バーンスタインが自己流に展開している印象があまりなく、演奏もどこか硬い印象を受けた。それに対して、この第九は違う。真面目さは同じだが、テンポといい解釈といい、明らかにバーンスタイン流で展開している。

他の人と印象が違っているかもしれないが、私が聴いた印象では、全集の他の曲(第1番〜第8番)は、比較的、ウィーンフィルの許容範囲内?で演奏を展開している印象があった。しかし、ウィーンフィルがここまで積極的に指揮者に絡んで演奏するのは珍しく(概して指揮者が強引に引っ張るか、老人に優しいか、マイペースで演奏する傾向がある)、聴いていて非常に面白かった。

しかしこの第九は明らかに違う。最終楽章のテンポといい、ギリギリまでバーンスタインが引っ張っている。しかしそれでも演奏が崩れないのは、それでもなお、ウィーンフィルが蓄積された経験と技術をもって積極的に絡んでいるためである。合唱もそのオケの展開に後押しされ完璧な歌を展開している。

概して、この演奏はウィーンフィルを初めとするメンバーだからこそなし得た演奏だと思う。その結果、バーンスタインの数多くの演奏の中でも名演奏になっており、いつまでも記憶に残ると思う。

・「三拍子そろった傑作
指揮者もオケも独唱者たちも、えらく気合いの入った名演です。と言っても、奇をてらった癖のある演奏では決してありません。第九本来の音を内側から凄まじいエネルギーで再現した、という感じです。第1楽章のチェロの入りから、ただならぬ気配を感じ取れます。カラヤンのようなよそよそしさもありませんし、ベームのような「物足りなさ」もありません。フルトヴェングラーの1951年バイロイト盤とともに永遠の名盤でしょう。

・「きけ第九の叫びを!
レナード・バーンスタインが指揮を執り、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が奏でる、素晴らしきベートーヴェンの第九( 交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》 )。

静寂と軽快さと激しさが感じられる演奏、そして情熱的で美しさが感じられるコーラス、これは極上のものと思われる。

レナードであるからであろうか、明と暗のコントラストがハッキリとしていている独特な雰囲気が感じられる。

何か人の心を揺すぶらせないではおけない衝動に駆られる、歴史的な名演奏だと言える。

・「ブラーヴォ
ライヴでよくもこんな演奏ができたものだ。オケも合唱も素晴らしい出来。重厚なオーケストラの音にはただただ唖然。さすがウィーンフィル。フルトヴェングラーほどのドスの利いた凄みではないが、フルヴェン以来聴いて感動したのはこの演奏。

音質も申し分ない。どちらかと言うと高音がよく伸びてくる感じに聴こえるが気にならない。これが1000円とは考えられない。

ベートーヴェン:交響曲第9番 (詳細)
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