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▼はっぴいえんど(細野晴臣、松本隆、大滝詠一、鈴木茂)とその後:セレクト商品

風街ろまん風街ろまん (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「日本語、そして日本の日常の美しさ」「聴きどころが満載」「聴きどころが満載」「今も流れる風街ろまん」「骨太日本」


はっぴいえんどはっぴいえんど (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「『風街ろまん』より粗いぶんだけこっちのほうが断然ロックンロールしてます」「お正月といえば、炬燵を囲んで」「通称「ゆでめん」」「古典の意味が、「本質的に新しいことを初めてやった」。ということであるならば、まさに古」「キロクとキオク」


はっぴいえんどBOX (CD-EXTRA仕様)はっぴいえんどBOX (CD-EXTRA仕様) (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト), 大瀧詠一とココナツ・パンク(アーティスト), 西岡恭蔵(アーティスト), バレンタイン・ブルー(アーティスト), 大瀧詠一(アーティスト), 岡林信康(アーティスト), 遠藤賢司(アーティスト), 高田渡(アーティスト), 加川良(アーティスト), 友部正人(アーティスト), 小坂忠(アーティスト)

「初めて買ったBOX」「好きなら聞かなきゃ」「今日まで知らずにごめんなさい。」「迷っている方、こいつは買いです。大丈夫です!」「はっぴいえんどBOX」


CITY ベストヒッツCITY ベストヒッツ (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「ベルウッド・ベスト」「古いCDが傷ついたのでこれを買います。」「City Pops」「残念な音源」


ライブオンステージライブオンステージ (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)

「十分楽しめるライヴ演奏」「ライブバンドとしての魅力をうまく捕らえたライブ」「とことんラフなライヴアルバム」「そうそうたる顔ぶれ」「あくまでもファン向け」


グレーテスト・ライヴ ! オン・ステージグレーテスト・ライヴ ! オン・ステージ (詳細)
はっぴいえんど(アーティスト)


ユリイカ 2004年9月号 特集 はっぴいえんど 35年目の夏なんですユリイカ 2004年9月号 特集 はっぴいえんど 35年目の夏なんです (詳細)
青土社

「音楽業界も人材難なんですね。」


バンドスコア はっぴいえんど/はっぴいえんどバンドスコア はっぴいえんど/はっぴいえんど (詳細)
シンコーミュージック

「こちらも拡大コピーが必要です。」


バンドスコア はっぴいえんど ベスト 『はっぴいえんど』~『風街ろまん』~『HAPPY END』 (バンド・スコア)バンドスコア はっぴいえんど ベスト 『はっぴいえんど』~『風街ろまん』~『HAPPY END』 (バンド・スコア) (詳細)
シンコーミュージック


はっぴいえんど コンプリートはっぴいえんど コンプリート (詳細)
木村 ユタカ(監修)


HOSONO HOUSEHOSONO HOUSE (詳細)
細野晴臣(アーティスト)

「30年の時を越えて」「フォーキーな細野音楽」「傑作!」「邦楽で一番好きなアルバム。」「日本人アーティストによる名作中の名作」


松本隆WORKSコンピレーション「風街少年」松本隆WORKSコンピレーション「風街少年」 (詳細)
オムニバス(アーティスト), はっぴいえんど(アーティスト), ラッツ&スター(アーティスト), 渋谷哲平(アーティスト), 少年隊(アーティスト), 吉田拓郎(アーティスト), 山下達郎(アーティスト), KinKi Kids(アーティスト), 冨田ラボ feat.ハナレグミ(アーティスト), 寺尾聰(アーティスト), C-C-B(アーティスト)

「時間に統一感を持たせるということ」「聴き入ってしまいました」「音がいまひとつ」


細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~ (詳細)
オムニバス(俳優), 細野晴臣(俳優), ハリー細野&ワールド・シャイネス(俳優), ヴァン・ダイク・パークス(俳優), 坂本龍一(俳優), 高橋幸宏(俳優), 小山田圭吾(俳優)

「買おうかどうしようか・・・」「60歳になったらいいよ、みんなもはやくなんなよ。」「残念すぎます」


松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』 (詳細)
松本 隆(著)

「はっぴいえんどファン、松本隆ファンには欠かせぬ一冊」「ずっしり満たされる有益な本」「「KAZEMACHI」とは「風街」と「風待ち」」


松本隆WORKSコンピレーション「風街少女」松本隆WORKSコンピレーション「風街少女」 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 斉藤由貴(アーティスト), 神田広美(アーティスト), 松たか子(アーティスト), アグネス・チャン(アーティスト), 高田みづえ(アーティスト), 中谷美紀(アーティスト), 太田裕美(アーティスト), やまがたすみこ(アーティスト), 松田聖子(アーティスト), 中森明菜(アーティスト)

「ジャケ以外は」「素敵な企画です」「いい曲揃い…しかし」


風街クロニクル~another side of happy end~風街クロニクル~another side of happy end~ (詳細)
オムニバス(Adapter), 松本隆(アーティスト), 大滝詠一(アーティスト), YELLOW MAGIC ORCHESTRA(アーティスト), イモ欽トリオ(アーティスト), 細野晴臣(アーティスト), 松田聖子(アーティスト), 山下久美子(アーティスト), 大村憲司(アーティスト), 薬師丸ひろ子(アーティスト), 井上鑑(アーティスト)

「直球勝負の歌謡曲スタイルに圧倒されっぱなし!!」「大滝サウンド♪っていいですね。」「もうひとつのはっぴいえんどというおもしい企画。」「通勤時に欠かせません」「松本伊代「月下美人」」


はっぴいえんどに捧ぐはっぴいえんどに捧ぐ (詳細)
オムニバス(アーティスト), ズビズバンズ(アーティスト), チャカ(アーティスト), 楠瀬誠志郎(アーティスト), THE 真心ブラザーズ(アーティスト), 区麗情(アーティスト), 塚本晃(アーティスト), 種ともこ(アーティスト), SCANCH(アーティスト), 渡辺満里奈(アーティスト), ガーデン(アーティスト)

「買いのがしちゃダメですよ」「隠れた名盤です。」


細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付) (詳細)
オムニバス(アーティスト), 鈴木慶一(アーティスト), HANNO + FUMIYA + AOKI(アーティスト), セニョール・ココナッツ(アーティスト), ハース・マルティネス with ヴァン・ダイク・パークス(アーティスト), 大貫妙子(アーティスト), キセル(アーティスト), ドクター・ジョン(アーティスト), 鈴木茂 + 青山陽一(アーティスト), 林立夫 + ハミングキッチン(アーティスト), 小平市立上宿小学校 音楽委員会・音楽クラブ(演奏)

「こころぉはニルヴァ〜ナよ!」「ふたつのナウシカ」「大盛りホソノさん」


A LONG VACATION 20th Anniversary EditionA LONG VACATION 20th Anniversary Edition (詳細)
大滝詠一(アーティスト), 松本隆(その他), 大瀧詠一(その他)

「想い出一杯」「名盤中の名盤です!!」「星6つ★★★★★★」「■[史上空前の大滝詠一のAlbumは21世紀の恋人達にも聴いてほしい…]」「「選書盤」との違い、こっそり教えます・・・。」


EACH TIME 20th Annniversary EditionEACH TIME 20th Annniversary Edition (詳細)
大滝詠一(アーティスト), 多羅尾伴内(アーティスト), 松本隆(アーティスト), 伊藤アキラ(アーティスト)

「これでオシマイにしないよね。〈次〉を期待!」「ようやく落ち着きをみた、節目の決定版」「もう決して実現しない、夢のセッション」「これぞまさしくコンプリート」「いとおしい!せつない!」


大瀧詠一大瀧詠一 (詳細)
大瀧詠一(アーティスト), 松本隆(アーティスト), 細野晴臣(アーティスト), 鈴木茂(アーティスト), 江戸門弾鉄(アーティスト), 多羅尾伴内(アーティスト), 中田佳彦(アーティスト), ちぇるしい(アーティスト)

「大瀧”バンドサウンド”聴き納め」「ウ~ンたまりません」「「指切り」と「あつさのせい」の二大名曲!」「入門がA LONGVACATION だとすると登龍門的アルバム」「ウ~ンたまりません」


バンドワゴンバンドワゴン (詳細)
鈴木茂(アーティスト), 松本隆(その他)

「いやー!嬉しかったっす!」「鈴木茂1stソロ。曲・演奏とも最高!歴史的名盤!」「優れたソングアルバムとして評価すべきだろう」「やっと出た本気のリマスター」「ソウル?ボッサ?ロック?」


LAGOON and SUMMER BREEZELAGOON and SUMMER BREEZE (詳細)
鈴木茂(アーティスト), ティン・パン・アレー(アーティスト), 松本隆(その他), 坂本龍一(その他)

「涼しげな好企画」「内容100点、スタッフの仕事0点。」


セレクションセレクション (詳細)
鈴木茂(アーティスト), 松本隆(その他)


YMO PERSONAL WORKSYMO PERSONAL WORKS (詳細)
YMO(アーティスト), 坂本龍一(アーティスト), 高橋幸宏(アーティスト), 細野晴臣(アーティスト)

「音質向上して二枚組」


▼クチコミ情報

風街ろまん

・「日本語、そして日本の日常の美しさ
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。

今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。

けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。

声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。

曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。

尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、

はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。

全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

・「聴きどころが満載
 はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。

 まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。

 鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。

 さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。

 最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。

・「今も流れる風街ろまん
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。

・「骨太日本
 今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。

風街ろまん (詳細)

はっぴいえんど

・「『風街ろまん』より粗いぶんだけこっちのほうが断然ロックンロールしてます
個人的には、はっぴいえんどの三枚のオリジナル・アルバムのなかでいちばん好きなアルバムです。

サイケな面もあるものの、かなり温厚な詞とロック、上達した演奏、録音技術で、失われた東京の原風景を復活させようとする『風街ろまん』。それと比べ、この『はっぴいえんど』は、サイケデリックなロック、「何処で間違えたのか」(「春よ来い」)、「はっぴ“いいえ”んど」(「続はっぴーいいえーんど」)という否定性に満ちた詞、荒々しい演奏で、東京の原風景を失わせた自分や他人への怒り、幸福に帰還できる故郷を喪失した痛みを表現しているようにきこえる。この点がぼくの心をグラッと揺さぶったのです。ロックンロール(揺れて転がる)ということばの意味に従うと、『風街ろまん』より統一感、熟練はなくても、その分『はっぴいえんど』のほうが断然ロックンロールしています。

ぼくはリアルタイムではっぴいえんどを聴いた世代ではないので、音楽誌などの後世によるといちばん評価の高い『風街ろまん』から聴こうかとも思ったのです。でも、あいにく入手に時間がかかりそうだったので、この『はっぴいえんど』から聴き始めました。それが幸運でした。なぜなら、もし『風街ろまん』から聴き始めていたなら『風街ろまん』だけで「こういう感じなのね」と納得してほかのアルバムに手を伸ばさなかっただろうけど、『はっぴいえんど』に衝撃を受けて、オリジナル・アルバムだけでなく、シングル集、ライヴ盤、ベスト盤までを買おうと思えたからです。

・「お正月といえば、炬燵を囲んで
高校の時にきいた曲です。

今も、お正月といえば、炬燵を囲んでお雑煮を食べています。

そう、ちょうど、今日がお正月なので、このReviewを書いています。

車にはこのCDがチェンジャに入っています。

30年以上聞いていても、いまだに飽きることがありません。

チャレンジ精神旺盛な若者の意志を持ち続けるために聞き続けている曲です。

最近は、テレビのCMにもはっぴいえんどの曲が使われているのは少し嬉しいです。

・「通称「ゆでめん」
通称「ゆでめん」と言われているアルバムです。何のことはない、ジャケットに描かれているイラストの店の看板が「ゆでめん」だから。

はっぴいえんどは、この「はっぴいえんど」「風街ろまん」「HAPPY END」と3枚のアルバムを残し解散してしまいましたが、この通称「ゆでめん」は、「はっぴいえんど」と言う日本語で唄うロックバンドの登場、それも、並の言葉ではなく、非常に水準の高い表現の日本語、美しい日本語で唄われる全くの和製オリジナルロックバンドの出現として、海外のロックに向けられていた目を、日本にもこんなバンドがいたんだ・・と振返えさせるのに充分な力があり、マニアの間でも、かなりの評価を得た物でした。笑っちゃうのですが、このアルバムの帯に当時「日本語のロック誕生!」とあるんです。きっと、今の4人が見たら、爆笑ものですね。

ファンキーな「春よ来い」ブルースの雰囲気「かくれんぼ」、過激な歌詞「飛べない空」、親しみやすいメロディラインの「十二月の雨の日」、泣きたくなるほど美しく、優しい「朝」、ロックバンドはっぴいの本領発揮とも言える「いらいら」等。どの曲も、他に無い個性溢れるものです。そして、ライナーノートの最後に書かれた順不同の今で言う「スペシャルサンクス」の面々は、「はっぴいえんどの根源見たり」の感があり、其の頃、まるではっぴいの秘密を知ったような、ファンにはたまらないものがありました。

今や幻のロックバンドとしての神話が先走った感のある「はっぴいえんど」ですが、確かにあの時代、同じ空気を吸い、同じ「時代」を生きてきたのだと、熱狂的ファンを自負する者には、この復刻盤はたまらなく嬉しい一枚です。そして、今や和製ロックバンドが乱立する中、和製ロックで育った人達も、充分、充実感、聞いて良かった・・を味わえる一枚だといえるでしょう。

・「古典の意味が、「本質的に新しいことを初めてやった」。ということであるならば、まさに古
称「ゆでめん」。

過去、URC音源はあちら、こちらに権利が移動したりして、そのたびに、いつでもCDが売っているという状態を充分に継続できなかった時期もあったろうが、当面、これで安定的に供給されそう。というのはめでたいことである。

意欲作である。一曲、一曲。その歌自体が実験であったのであろうし、レコーディング、トラックダウン、マスタリング・・それも実験であったのであろう。日本語のロック。

日本の東京の敏感で微妙なみずみずしき感性あふれる詩。大胆でありながら、しかし、効果を計算つくされた音。

今、日本の音楽状況地図は塗り替えられてしまったような感がある。それは日本社会の人の感性ががらっと、しかし、さりげなく変わったということでもあるかもしれない。

その大!変!!化の本格的な始まり。それがこの1枚であった。

古典の意味が、「本質的に新しいことを初めてやった」。ということであるならば、まさに古典的な日本語のロックの創始。

特に・・と考えると。やはり1曲目。「春よ来い」ファズのかかったギター。「除夜の鐘」を思わせるような空間エフェクトのギター。不思議な味わいのある大滝さんの歌。ドラムとベースの音場における位置。歌が描き出させる光景、情景。そして伝わってくる若き挑戦者の決意。

実に意欲的な一作。

・「キロクとキオク
 僕は2nd「風街ろまん」の統一感が好きだった。だが、その全ての始まりはこのアルバムにあると思う。  

 どこかへ忘れ去られつつある昭和の風景が、このアルバムには色褪せることなく記録(レコード)されている。それは僕たちが忘れてはいけない記憶(メモリー)でもあるのではないだろうか。懐かしく感じる音の中にも、決して色褪せず今なお革新的なメロディは、きっと僕たちの心に残るはずだ。

 僕は「風街」のレヴューに“夕立前の曇った風景を思わせる…”と書いたが、この1stは“冬の風景”を思わせる。そう、冬に咲く椿の花のように「見た者の心に、色鮮やかに映し出される」そんなアルバムなのである。 

はっぴいえんど (詳細)

はっぴいえんどBOX (CD-EXTRA仕様)

・「初めて買ったBOX
僕は『HAPPY END』しか持ってなかった。3rdを気に入っていたのでいずれ他の音源も欲しくなると思い、思い切って買った。とても満足している。『HAPPY END』は、それぞれの曲はいいんだけどまとまりが無くてアルバムっぽくないな、と感じていたので『ゆでめん』のバンドっぽさに驚き、『風街』の進化にまた驚き…そして3rdのバラバラ感の理由も解った。

他の方も書いているように、僕もブックレットの充実が購入の大きな理由だったが、それは期待に違わないモノだった。写真、インタヴュー、ファミリートゥリー、ディスコグラフィー(はっぴいえんど、コンピレーション、プロダクション・ワークス)等、マジで網羅している。楽譜集には写真やイラスト、コラムも収録されている。CDも手書き歌詞カード含め再現されているのが嬉しい。

本当は全部聴いてからレビューしようと思ったが、未だにオリジナル部分ばかり反芻している。このBOXには何年何十年と付き合うことになりそうだ。

・「好きなら聞かなきゃ
このBOX売りはもちろん5,6,7,8枚目と楽譜。今ではなかなか手に入りにくい音源が満載。今まで高いお金を出してたった一曲のためにCDを買ってたのが馬鹿みたい。というお得なBOXです。しかも未発表音源までついて本当にうれしいBOXです。日本の音楽に、日本語ロックを築き上げた男たちの熱いCDです。限定ものなのできっと手に入らなくなる気がします。

・「今日まで知らずにごめんなさい。
地元のFM局などには、はっぴいえんどのリクエストをして、CDがないのでかけられないという返事があったときは、局までCDを持っていったほど、はっぴいえんどのファンだと思っていました。しかし、発売されてから4年たった今まで、このBOXを知りませんでした。早速購入しようと思います。

FM局のアナウンサが、はっぴいえんどを知らないというので、4人の名前をあげていったら、半数以上の人の名前を知っているのには驚きました。はずかしながら、はっぴいえんど以降、4人の局を陽には聞いてきませんでした。(はっぴいえんどにいた人だと知らずに聞いていました)

2つの点を反省しています。

・「迷っている方、こいつは買いです。大丈夫です!
個人的には、日本のロックが好きな方であるならば、教養として是非持っていてもらいたいBOXです。とはいえ、この価格帯は、「はっぴいえんど」コアファンで無いとなかなか手を出しにくい商品かと思います。でも、もし未だ購入を迷われている方がいたら、大丈夫です!是非買いましょう!他の皆さんが書かれているように、ブックレットは、装丁、印刷、紙質から、もちろん内容まで大満足です。メンバーの序文、はっぴいえんど論、メンバー・スタッフインタビュー、各種資料、ディスクガイド、どれも読み応えがあります。かつての資料を転載したものもありますが、コンパクトなCDサイズブックレットは、携帯しやすく何度も読み返してしまいます。何よりファンには、メンバー4人が揃ってひとつの仕事をしてくれたことが、感動です。CD収録内容も、資料的価値の大きさを感じます。たとえば「風をあつめて」のデモなど聞くと、全く別の曲です。名曲誕生の裏側を見るようでゾクゾクします。また、個人的な感想かもしれませんが、このBOXリリース直前は手に入らなくなっていた、再結成ライブ時(85年)のミニAL「THE HAPPY END」(ソニー)も収録。中学生のときに買ったLPを聞けなくなっていた私は、ものすごく嬉しかった収録です。ソニーさん、ありがとう!ちなみに音は、85年と言う時代を反映して「YMO+はっぴいえんど」な音。YMOも好きな方には、聞いてもらいたいです。逆に大瀧の「ロンバケ」が好きな方には向かないかもしれません。DISC-6と7のライヴヒストリーは、すでに入手できる音源を避けた収録。細野さんもブックレットに書いているが、従来ライヴの評判が悪いといわれてていたのが、嘘のような好演奏です。ちなみにDISC-6、7とバッキング演奏集のDISC-8と、この3枚にはそれぞれのディスク内にも佐野史郎さんを初めとした解説が入っており、更に聞きながら楽しめます。特典の「はっぴいえんど」譜面の復刻も、嬉しい限りです。発売当時のファンは、この譜面を参考にコピーをしたそうです。「はっぴいえんど」を特集した雑誌の年表には必ず発売が記載されている、あの譜面の復刻です。ただ今の楽譜のようなTAB譜などがついたものではなく、コード譜ですので、TAB譜を期待しているギタリストの方は注意です。とにかく、何度も楽しめる充実したBOXです。エイベックス・イオさん本当に素晴らしくいい仕事してます(笑)買って後悔はしませんが、買わなかったら後悔します。お勧めです。

・「はっぴいえんどBOX
高校二年のころ友人のすすめで買った「風街ろまん」という一枚のアルバム。半信半疑だったが、レコードに針を落としたその瞬間から私と「はっぴいえんど」の長い歴史が始まった。あれからどのくらい経っただろう…。中年の域に達した今でも事あるごとに、繰り返し繰り返し聞いている。今回のBOXはまた私のマニア心に火をつけたようだ。なんと言っても圧巻なのは二枚のライブ音源集。当時、彼らのライブ演奏はあまり評価されていなかったと聞くが、今聞いてみると間違った評価であった事がよくわかる。非常に完成度が高いのだ。第二回フォークジャンボリーの映像で数少ない彼らの「動画」が確認できるなど話題満載の内容である。

はっぴいえんどBOX (CD-EXTRA仕様) (詳細)

CITY ベストヒッツ

・「ベルウッド・ベスト
オリジナルは1973年発売のベルウッドからのベスト盤。はっぴいえんどを初体験のリスナーには、3枚のオリジナル・アルバムから満遍なく選曲されているので、もってこいであるし、3枚とも聴いたヘビーリスナーにも、M1が小坂忠をコーラスにフィーチャーした別バージョンであるし、M12は71年のフォーク・ジャンボリー時の録音で、充分に楽しめる内容となっている。そもそも、3枚出したオリジナルが、全て日本の新しいロックを切り拓いた名盤であるわけだから、当然のことながら、このベストは素晴らしい。どちらかというと、歯切れの良いはっぴいえんどの世界を中心に編集されているので、小難しさもまるでない。70年頭に、早くもこういうことをやっていたバンドがあったということを知ることで、音楽の聴き方に広がりが持てるようになるのではないだろうか。ここからつながっていった素晴らしい音楽は、本当にたくさんある。

・「古いCDが傷ついたのでこれを買います。
はっぴいえんどのファンです。

古い2枚のCDが傷ついたので、この1枚を買い直します。

はっぴいえんどの好きな曲が全部入っています。

・「City Pops
音楽を深い部分で演奏しているメンバーで構成されてたバンド。ニューオーリアンズ音楽にも近いダウントウアースなソングライティングセンスを見せる細野氏。まるでスティーリーダンライクなアレンジもあり、早すぎたバンドであったことがわかる。先鋭的な感性を持つメンバーが集結していたのがよくわかるアルバム。アメリカンルーツミュージック類をよく吟味して消化していたのがわかりその包丁さばきは相当に高いレベル。日本と言う土壌にアメリカンポップスを移植するということがいったいどういう作業なのかを客観的にわかっていた。相当に音楽おたく指数は高い。いま聴いても込めたソウルは熱い。10点中9点

・「残念な音源
å½"時、ã"のアルバムジャケットと同じイラストレーター矢吹伸彦が描いた「CITY」のソングãƒ-ックが出版され購å...¥ã-たのだが、本編であるã"のアルバムは聞いていなかった。感想は、残されたマスターテーãƒ-からの音源だからだろうか、残されたï¼"枚のアルバムの音より、なにかã-ら落ちてã-まう感がある。

ただフォージョハーフ(小阪忠のバンド)が参加ã-た「はいからはくち」は、解散一å¹'後に行われた「CITY」コンサートライãƒ-のæ¼"奏にè¿'いアレンジで、良い。最後の「かくれã‚"ぼ」は、æ¼"奏の技è¡"、録音状æ...‹ã¯åˆ¥ã«ã-、大瀧のボーカル、力の抜ã'たæ¼"奏å...±ã«ã€ŒCITY」ライãƒ-の勝ちだ。

どうのような理ç"±ã§ã"のような選曲になったのか、分らないが通称「ゆでめã‚"」(一枚目)からは「朝」「いらいら」ã‚'å...¥ã‚Œã¦æ¬²ã-か!ã!£ãŸã€‚ã"の二曲は、ã-ゃれではないが「二極」だから。「風è¡-ろまã‚"」からは正ç›'「選ぶ事は無謀とã-か言いようがない」というのが本音だ。そã-て「はっã'いえã‚"ど」からは「ç"°èˆŽé"」「相合傘」「明æ-¥ã‚たりはきっと春」ã‚'・・・・と書いて行くと、結局、å...¨éƒ¨ã«ãªã£ã¦ã-まうのだ。つまり、はっã'いえã‚"どにé-¢ã-て、ベストã‚'作る事自ä½"、無謀なのである。ただ、熱狂的ファンã‚'自負するè€...にとってå"¯ä¸€è¨±ã•れる「ベスト」は、å...¨ãã‚¢ãƒ«ãƒãƒ ã«å...¥ã‚Œã¦ã„ない音源ã‚'å...ƒã«ã-た「ベスト」だ。別のæ¼"奏の各曲ã‚'è'きたいと思っているファンは、多いはずだ。

最もï¼"0å¹'も前に別の音源が、今æ-¥æ®‹ã£ã¦ã„る可能性は「0」であるからã-て、それは、正に「夢」だろう。その点から「かくれã‚"ぼ」と「はいからはくち」は嬉ã-ã!„!復刻だった。最も、ã"の音源のアルバムã‚'お持ちのæ-¹ã«ã¯ã€ä¸è¦ã‹ã‚‚ã-れないアルバムだが。

æ-¥æœ¬èªžã«ã‚ˆã‚‹ã€æ-¥æœ¬äººã«ã‚ˆã‚‹ç‹¬è‡ªã®ãƒ­ãƒƒã‚¯ã‚'発ã-たバンド「はっã'えã‚"ど」ã‚'ほã‚"のさわりだã'でも知るには、良いかも知れないが・・・。

CITY ベストヒッツ (詳細)

ライブオンステージ

・「十分楽しめるライヴ演奏
はっぴいえんどというと、斬新なレコーディング力が先行して、ライヴでの演奏・再現能力が追いついていなかった、との悪しき定評があります。でも、このライヴ盤を聴き、ライヴ録音の日付と『風街ろまん』リリースの日付を見ると、そんなことはなく、着実なライヴ活動での試行錯誤のなかで、『風街ろまん』というスタジオ・レコーディングの名盤を作り上げていったらしいことがわかります。大瀧さんのヴォーカルがところどころ音割れしているなど、録音状態は悪いのですが、『はっぴいえんど』(通称『ゆでめん』)や『風街ろまん』を興味深く聴いた方々にとっては一聴の価値があります。いずれにしろ、日本語ロックのライヴをリアルに記録した名盤でしょう。

・「ライブバンドとしての魅力をうまく捕らえたライブ
素晴らしいライブアルバムだと思う。スタジオ録音と全然違うアプローチが楽しい。音質がとっても良くて、ナチュラルなサウンドにラフでルーズなプレイがとっても心地よい。まず凄かったのは松本隆のドラムス。輪郭のハッキリしたステック捌きが印象的だ。まるで覚悟を決めたかのように何の躊躇もなく、もう思いっきり叩いている。豪快でファンキーなプレイでフロントをガンガン煽りまくる。次に驚いたののが鈴木茂のギター。大胆なスクイーズに超テクでつまびくソウルフルなメロディ。歌心も素晴らしい。完全にノックアウトされました。この二人がライブにおけるバンドのダイナモだ。ベースの細野晴臣はあまり目立たない。どちらかというと縁の下の力持ちという感じだ。リードボーカルもとらずにコーラスをところどころつけるだけ。その分大滝詠一が歌で頑張る。全曲で独特のシブイボーカルを利かせる。大滝詠一とはっぴいえんど言う感じだ。アレンジも即興でかなり変えて歌っているが、バンドはそれにしっかりついている。はっぴいえんどのバンドとしてテクニックやジャズ的なアプローチを垣間見せる興味深いライブアルバムだ。僕はこのライブにブルーススピリットを強く感じる。憂歌団の源流みたいな演奏だ。

・「とことんラフなライヴアルバム
いろいろな音源から集められたライブ・コンピレーションである。とことんラフにレコーディングされ、音源もあまりよくないが、はっぴいえんどのライヴ音源としてはとても貴重。ビギナーには向かないが、ファーストと、「風街ろまん」にハマった人は必聴。というのは、まったく飾りっ気の無い録音がされているので、はっぴいえんどのライヴがありのままに楽しめる。このライヴ盤を聞くと、はっぴいえんどの曲がライヴ映えすることが分かる。曲目もベスト的内容。ちなみに、大滝詠一によると、観客の声には佐野史郎や篠原章といった著名人の声もあるとのこと。CCCDじゃないし、リマスタされてるので、ぜひ聴いてみて欲しい。

・「そうそうたる顔ぶれ
1973年9月21日、東京文京公会堂で行われた「CITY」コンサートのライヴである。この日のチケットは前売り1000円だった。

大瀧詠一はその後、ナイアガラレーベルを立ち上げ、かの有名な「三つ矢サイダー」などのCMソングを次々生み出し音遊びの面白さを見せてくれるが、その第一歩であるココナツバンクを引き連れ登場、また、細野晴臣は、その後「イエローマジックオーケストラ」を坂本龍一らと立ち上げ世界に飛び出すが、一枚の単独アルバムを出す事なく解散した幻のバンド、キャラメルママを鈴木茂と共に引きつれ登場、そして、今や作詞家としての頂点を極めた松本隆は、ムーンライダーズとして。それぞれのゆかりの、あるいは育てたアーティスト、南佳孝、吉田美奈子、西岡恭蔵 それに山下達郎、大貫妙子、伊藤銀次らを輩出したシュガーベイブなどが演奏の後、一年前1972年、12月に事実上の解散をしたはっぴいえんどが登場した。実際、其の演奏を目の当たりにして、アレンジの違ったはっぴいサウンドに驚きを感じずにはいられなかった・・というのが、まずの感想。一年もそれぞれの道を歩いてきた彼らが、再び、はっぴいの歌を唄っている・・・と言う感動とは別に、何とファンキーで素敵なのだろう、何と自然なのだろう、何とフレンドリーなのだろうと感じずにはいられない。

攻撃的な感も有った曲も、この日は、実に自然な力の抜けた素敵な曲に変わっていた。少々のトチリなどはあるが、はっぴいえんどを知りたい方は、是非是非聞いて欲しいアルバムである。

細野と大瀧の音楽性の違う、元々解散の理由だったし、その後の彼らの音楽を聞けば、なるほど頷ける事だったのだが、だからこそ、このライヴにその音楽性の違いが、すべてプラスになって出て来ているのを、聞き逃さないで欲しい。3枚のアルバムを残し解散し、今や幻とまで言われたはっぴいえんどは、確かにあの時代、私達の前に常に新鮮な「街」の風を送りこんでくれていたのだ。

・「あくまでもファン向け
 1969年から1972年の年末という僅かな活動期間で、スタジオ・アルバムとしては「はっぴいえんど(通称「ゆでめん」、1970年)」、「風街ろまん(1971年)」、「HAPPY END(1973年)」のわずか3枚しか残さなかった日本のロック黎明期の伝説のバンド、はっぴいえんどによる唯一のライヴ盤。1970年8月から1971年8月までの演奏を集めたもので、1989年にリリースされました。オトのバランスは極めて悪く演奏も雑で、スタジオ作品での素晴らしい内容に慣れてその再現を期待すると面食らうような内容です。ただ、全くアルバムと異なるアレンジでの曲も多く、はっぴいえんどの音楽を辿る上では興味深い内容とも言えます。要するにオリジナル3作では飽き足りないファン向け、でしょう。

ライブオンステージ (詳細)

ユリイカ 2004年9月号 特集 はっぴいえんど 35年目の夏なんです

・「音楽業界も人材難なんですね。
 35年前懐古されても、いまどき何がロックか、ロック論争しても、それ自体が、古ぼけていて、ロックではないと思いますが、本物のロッカーは、こんな懐古的な物一番嫌うと思いますけど? 大滝詠一が、構造主義系譜学の日本における最良の実験例?学的なおふざけだと思いますが。

ユリイカ 2004年9月号 特集 はっぴいえんど 35年目の夏なんです (詳細)

バンドスコア はっぴいえんど/はっぴいえんど

・「こちらも拡大コピーが必要です。
はっぴいえんどのバンドスコア。採譜も丁寧で、大変嬉しくて風街ろまんと併せてすぐに購入。しかしながら、こちらも譜面が小さいので音符が良くわからない。年配者は拡大コピーが必要かも。私はスキャナーで読んでA3に拡大拡大して利用。

バンドスコア はっぴいえんど/はっぴいえんど (詳細)

HOSONO HOUSE

・「30年の時を越えて
先週、BSフジで昨年、狭山での、ハイドパークミュージックフェスティバルを見ていたら、最後に細野晴臣が恋は桃色を歌っていました。さすがに懐かしくなり、LPを引っ張り出し、聞きましたが、それなりに良いのですが、今回、CDで再発しているということを知って、早速購入しました、さすがにデジタルリマスターした音に全く別の作品のように思えました。まさに30年の時空を超えて生まれ変わったような印象を受けました。ウエストコーストへの憧れ、リトルフィートへの尊敬が感じられるすばらしい作品です。特に恋は桃色の曲、演奏は素晴らしい、駒沢裕城のペダルスティールが冴え渡っています。

・「フォーキーな細野音楽
この作品は単なるフォークアルバムはなく細野晴臣の今後のための布石となりそうな曲もいくつかあるので細野音楽の原石と呼べそうな内容です。とはいってもはっぴいえんどの頃のフォーキーな部分が主体で、メロディが素晴らしい名曲ぞろいですのでこれはお薦めできる名盤です。

・「傑作!
この作品はあまり他人に教えたくない。自分だけのものにしておきたい。独占したい。そんな気分にさせられる程イイ!しかし、同時にどうしても他人に聴かせたいという矛盾した気持ちを抱いてしまう。細野さん自身の存在が、音楽から滲み出ているようで、このアルバムを聴いていると、まるで細野さんと親しい友人であるような、そんな錯覚を抱いてしまう。おそらく細野さん自身もそんな魅力的な人物なのだろう。私はhosono loverです。あなたも仲間になりましょ。

・「邦楽で一番好きなアルバム。
 このアルバムは本当にいいメロディー、いい歌が詰まった名盤です。もともとYMOやその他のユニークなサウンドで自分には細野さんの音楽は向いていないだろうと先入観を持っていたんですが、このアルバムを聴いて「こんな音楽も作れる人なんだ!」とビックリすると同時に、自分が求めていたメロディーはここにあったんだ、という感動に打ちひしがれた記憶があります。トッド・ラングレンじゃメロディーは美しいけど、どこか物足り部分があり、ボブ・ディランだと、好きな曲はあるが、古いフォークなどの引用が多く、いなたい感じが強過ぎて、すぐには馴染めないなど、自分の中で最良のメロディーメーカーはどこにいるのだろうと、長年追い求めていたのですが、この『HOSONO HOUSE』でやっと自分が求めていたものに出会えた気がします。70年代のシンガーソングライターが持っているようなプライヴェートな質感を持った、心の琴線に触れる名曲、名演の詰まった名盤です。是非お勧めです。最近また細野さんが歌もののアルバムを作っているそうですが、このアルバム同様の感動を期待しております。今この時代に作る歌中心のポップス、それにどんなサウンドプロダクションでくるのか、とても楽しみです。

・「日本人アーティストによる名作中の名作
 どんな音楽が流行っていようが、自分がどんな状況にいようが、定期的に何ヶ月かに一度は必ず聴きたくなるアルバムです。世に出てから30年以上経っていても決して色あせることなく、いつ聴いてもいいなと思える名曲揃いのアルバムですよ。

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松本隆WORKSコンピレーション「風街少年」

・「時間に統一感を持たせるということ
内容に関しては何もいうことはありません。「松本隆のセレクション」という冠の前にコンプリートはあり得ませんし、だからこその掘り下げる(こういった形で掘り下げてもらう)楽しみがあるのだと思っています。したがって、その内容に対する一喜一憂もまた喜びの一つ。

ただ一つ、疑問が。

今回のコンパイルはその選者の存在とコメントを前面にプッシュした企画でありながらも、コメント対象とされていない選出楽曲に対する基準が表記されていないこと。

それこそ瑕を探すような意見ではありますが、ライナー上でそれら楽曲に対するフォローがなされていれば選曲対象曲を鑑賞する楽しみがより増したのではないだろうかという、「惜しい」と思わせる点が残念でした。(各選者のライナー本文で述べられているされている楽曲と、「全選曲」とされているピックアップに統一がなされていないのも、同様に気になるポイントでした)。

※プラスアルファ今回のリマスタリングの主点は「歌詞」に置かれているように思えます。ボーカルを押し出しすぎず、かつ、最近のリマスターワークスに多く見受けられる「力業」に頼らないことで、空間に説得力を与えているように受け取れました。

幅広い意味においてレンジが広いアイテムを集め、そこに最大公約数としての調整を行ったという意味では、本作のリマスタは十分に「楽しめる」対象にあると思います。

「歌詞の」キラキラ感とセピア感、その両立を愉しみましょう。

・「聴き入ってしまいました
最初に収録曲を見たときに、これも松本隆さんだったんだって、そんな驚きがありました。CM等で、一部聞いたことがある曲など、初めてフルコーラスを聴く曲も多かったです。松本隆さんのファッショナブルで洗練された歌詞は、音楽と溶け合って、胸に届いてきます。哀しいフレーズでさえ、透明感があり、あまりに素晴らしくて、CDをかけはじめると、スピーカーの前で身動きせず、聴き入ってしまいます。歌詞の描き出すイメージが頭の中に広がり、そして心に染みこんでいく。そんな松本隆さんの詞を堪能できるCDでした!

・「音がいまひとつ
音が期待したほど良くなかったのが残念です。往年の「歌謡曲大好きっ子」としては、「ハイスクールララバイ」や「Tシャツに口紅」が現代の音で聴けるというだけでわくわくしたのですが、思ったほど音に広がりや厚みを感じられませんでした。大滝詠一なども、ソニー音源のキラキラ感が失われた感じです。小坂忠やはっぴいえんどなどの古い音源に質感を合わせた結果なのでしょうが…最近の音楽ファンはこういう音質のほうが好みなのでしょうか?選曲は、まあ、これだけ多作&偉大な方のコンピですから誰がどう選ぼうと異論が出るのは致し方ないでしょうね。でも氷室とC-C-Bが2曲ずつというのは少々アンバランスでは?とはいえ渋谷哲平「DEEP」はいろんな意味で衝撃的でした。この曲がフルコーラス聴けただけでとりあえず満足です。

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細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~

・「買おうかどうしようか・・・
はっぴぃえんどの時分から大瀧氏と細野氏のレコードは買い続けています。YMOを除いては。最近は細野氏の映像物もよく買ってます。大瀧氏の動く映像はドラマくらいしか無いけど。ヴァン・ダイク・パークスのウルトラ名盤「ディスカバー・アメリカ」からの"Four Mills Brothers"も、YouTubeで観る限り、ライブとしては大変よいオーケストレーションだし。"Flynig Sourcer" で取り上げた曲のライブ演奏もあるみたいだし。でも本DVDは、何か購入をためらうものがあるなあ。

・「60歳になったらいいよ、みんなもはやくなんなよ。
細野さんの還暦!?を祝うパーティだから、あんまり難しいこと言わずに観てました。豪華ゲスト!がよいです。

まず、前説?でYMOの3人がでてきておぉ!となり、その後のヴァン・ダイク・パークス、そしてジム・オルークの演奏。ある意味、アメリカの音楽シーンにおける2人の巨人が細野氏をトリビュートする、というサプライズ!映像で観れるなんて幸せだな、なんて思いました。Disc1の後半、小池光子がでてきたあたりから、お祭り騒ぎから雰囲気がかわってきて、コーネリアス、高橋幸宏、坂本龍一3人のガチンコ勝負は見もの。

Disc2で細野さんは、「早くやめよう。」なんて言ってますが、1980年のYMO全盛期に雑誌「写楽」のイベントで、3人でアコーステックセットのフォークをやり、客をドン引きさせた事件が、頭をよぎったのかな?なんておもいました。だいたい、なんで円盤で「タントラタントラ」なのか、さっぱりわかんない!と言うのは野暮なんしょう?こうしたぶっとんだジョークも許されるのもキャリアのうちなのかな。

後半でまたヴァンが出てくるんですが、ヴァンは細野氏の才能に嫉妬し、「HOSONOをアメリカに入れるな!」と言っていたことを有名な話。お二人は長い付き合いですが、そんなこんなで微妙な距離をとり、ギクシャクしていたんです。そんなご両人がおんなじステージでにっこり笑いあう。 齢をとることはある意味いいことですね(笑)。

・「残念すぎます
音と映像がずれてしまっているところがあります。せっかくのお祭りの記録がこんなんだととても残念です。HAS / YMO DVD ‾ HASYMOでもそういうところがあるようなので、エイベックスはホント残念です。

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松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』

・「はっぴいえんどファン、松本隆ファンには欠かせぬ一冊
様々な切り口の対談の中から、はっぴいえんどの在り様が、松本隆さんの視点が、まなざしが、くっきりと浮かんでくるのです。この一冊はファンとしては圧倒的に魅了されるでしょう。そして、これまで知らなかったはっぴいえんどの側面、松本隆さんの側面を新たに知ることになるのです。

ファンとしては常備し、何度も読み、そして、そのたびに何か発見する。そんな一生ものの素敵な対談集です。

・「ずっしり満たされる有益な本
松田聖子世代の私は、「松本隆」の女性観を、図らずも色濃く受け継いだ1人だ。本当は彼の描く乙女の感性なん、ほとんど持ち合わせていないのに、「ブリッコ」ブームの煽りも受けて、いじらしい乙女心を演じてみたりした「こっぱずかしい過去」を持つ。

だから、松本隆には少なからず「恨み」がある。もちろん、彼を恨むなんて筋違いも甚だしいのだが、彼の詞に自分の心情を重ねてしまい、しなくていい「苦しい恋心」を経験させられたのだから、恨みの1つも言いたくなる。だから、私はこの本で「ヴァーサス松本隆」を果たしてみることにした。

16人との対談だから、松本隆の16面が明らかになる。こう多角的に彼に触れると、影響力のある作詞家として私の中で虚構化されていた人物が、実在する人物として感じられるようにはなった。しかし、感じられるようにはなったものの、実はどこまでも彼の素性や本心は明らかにならなかった。大きな防波堤で自分を囲っていると言うのだろうか。決して他人を内面に近づけない周到な人物像が浮かび上がった。

16人の人々との対談はそれぞれ、たいへん有意義である。16人はそれぞれに優れたアーティストたちだ。日本文化を愛する人ならば、必読だとも言えよう。個人的には桜井淑敏氏と、是枝裕和氏との対談が興味深かった。

・「「KAZEMACHI」とは「風街」と「風待ち」
 本書は、著者の音楽関係の友人たちを中心に、詩人、F1監督、漫画家、建築家など多彩な友人が登場して、リラックスした会話を聞かせてくれる対談集です。

 曲を作るとき、歌詞を先に作ってからメロディーを詞に合わせて作っていく方法(詞先)と、先に曲を作ってからメロディーに合わせて歌詞を作っていく方法(曲先)があります。どっちが歌謡界で多用されているか知っていますか? 筒美京平氏は、「もう99%曲が先だし、詞先なんてやらないよね」と言っています。これは、何も筒美京平氏が大御所だからではなく、松本隆によると「やらないんじゃなくて、やれないんだよ。そんなスキルがないもの」と、力不足の作曲家たちをバッサリ。 ユーミン(松任谷由美)との対談でも「あの頃は曲先だったけど、一曲だけ『秘密の花園』が詞先だったんだよね」と言っています。

 かといって相手に合わせてばかりいるわけではなく、自分の感性が許さないとテコでも動かない頑固者でもあるようです。 コメディアンの藤井隆のCDアルバム作りをしたとき、藤井隆が歌詞の一部に対して「この言葉はイヤです」と言ったことがありました。その時は松本隆自身も「この言葉はメロディーに合わないな」と思い返し、一部だけ変えるのが納得できずに、結局、全く新しい歌詞を作りました。 藤井隆が「(あの時は)本当にすみません」と対談で謝ったところ、松本隆は「僕はキレたら本当にキレちゃう人だから。そうなると、そのときはプロジェクト自体がなかったことになるから」と言っています。 やっぱり著者は自分の作った歌詞に絶対の自信を持っているし、仕事を途中で放り出すことのできる大御所なんですね。

 他に、俳優の佐野史郎が「はっぴいえんど」の熱烈ファンとして登場したり、詩人の谷川俊太郎と「詩」「詞」「歌」について語り合ったり。けっこう満腹する一冊でした。

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松本隆WORKSコンピレーション「風街少女」

・「ジャケ以外は
このジャケはどうかと思いますが、内容は実に素晴らしい。作曲者コンピでなく、作詞家コンピなので、曲調や時代ごとのアレンジなどは実にバラバラではあります。ただそこを松本隆特有のセンチメタリズムとかストーリー性のうまさなどにより、楽曲の流れに一本筋が通っています。選者もピエール瀧やしょこたん、松本大洋と本当に造詣の深い方たちでおもしろいです。そして何より、楽曲それぞれが輝いていて、特に僕は中森明菜の「愛撫」や薬師丸ひろ子の「WOMAN」、原日出子の「約束」に特にグッときました。本当に名曲だと思います。余談ですが「愛撫」は小室哲哉です。やはり小室節っておもしろい。そしてこんなにインパクトのある良い曲を書ける人だったよなあなどと、懐かしく思いました。

・「素敵な企画です
神田広美の「ドン・ファン」と桜田淳子の「リップ・スティック」、この2曲を聴きたいが為に購入。 他の曲たちも聴きどころのある素敵なナンバーで、けっこう美味しかったです。 男性ヴォーカル盤もありますので、そちらもチェックしてみてね。

・「いい曲揃い…しかし
コアな松本隆ファンからすると疑問。隠れた名曲が少ない。たとえば明菜なら「愛撫」より「落下流水」や「黒薔薇」の方が松本隆らしいし。もう少し掘り下げて、なおかつ4枚組くらいなら完璧なのに。まだまだいい曲名歌詞多し。あぁ、本田美奈子「Temptation」よりは芳本美代子「雨のハイスクール」なんだよなあ…。

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風街クロニクル~another side of happy end~

・「直球勝負の歌謡曲スタイルに圧倒されっぱなし!!
“歌謡曲”という言い回しが現役だった最後の頃--'80年代--のヒット路線の持つ直球でパワフルなポップさが全編に満ち満ちたアルバムである。しかし古臭さは感じられず、何と曲がイキイキしていることか!『風街図鑑~街編~』は聴いていて若干中だるみしてしまう曲の並びだったのに比べ、本アルバムは、耳にグイグイと食い込んでくるオシのきいた大瀧節の曲と、サラリと都会的な佇まいを見せる細野さん作の曲が絶妙に配置されており、聴き飽きない。ピチカート・ファイヴや槇原敬之、ケミストリー、東京スカパラダイスオーケストラfeat.小沢健二らによるカヴァーも、アルバム全体に新鮮味を加えていて聴きもの。

・「大滝サウンド♪っていいですね。
大滝ナイアガラファンにとっては・・たまらなくイイ1枚です。大滝さん自身で歌っている曲。また他のシンガーに提供している曲。みんないいですね。こういうの待ってました!!

・「もうひとつのはっぴいえんどというおもしい企画。
BOXなど旧盤が復刻したりとはっぴえんどの魅力や今の音楽に与えた影響が再評価されている今。メンバーだった大滝詠一さん、細野晴臣さん、鈴木茂さん、松本隆さんのコラボレーションから生まれた楽曲をはっぴいえんど以降のはっぴいえんどとして捉え、編集するという興味ある企画です。松本さんなどは名作詞家ですから単独では数え切れない作品群ですがメンバーとのコラボとなると限られています。名作「A LONG VACATION」を飾った「君は天然色」、バラエティーからヒットする先駆けとなったYMOニュージック満載だった「ハイールララバイ」、松田聖子さんに大滝さんが楽曲提供し話題になった「風立ちぬ」、宮崎アニメの主題歌で印象深い(歌唱も含め)「風の谷のナウシカ」、YMOの最もPOPな「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」今回は槇原敬之さんのカバーバージョン。東京スカとオザケンがジョイントした「しらけちまうぜ」、森進一さんに楽曲提供し、異色コラボで大ヒットした「冬のリヴィエラ」、ナイアガラトライアングル2のシングル曲「 A 面で恋をして 」などなど名曲、レアな曲など満載。このもうひとつのはっぴいえんどという企画は、とても興味深いとらえ方だと思います。

・「通勤時に欠かせません
「この曲もはっぴいえんどのメンバーが書いていたの?」そんな風に思う曲がいっぱいあります。特定のアーティストのカバーアルバムはいくつもありますが、「風街クロニクル」はちょっと違います。メンバー本人が歌っているオリジナルもあり、他の歌手に提供した楽曲あり、カバーあり。盛り沢山でバラエティー豊かですが、やっぱりはっぴいえんどワールドなんですね。買ってからずっと、朝夜の通勤電車の中で聞いています。音楽の「セントジョーンズワート」っていうところでしょうか。

・「松本伊代「月下美人」
普通、コンピ盤にはまず入らないこの曲、聖子の作詞から手を引いた松本隆のストック?と思うくらいの完成度。透明感としっとり感…夜バージョンの「ピンクのモーツァルト」みたいで最高。このような小ヒットも入ってるのは素敵です。

風街クロニクル~another side of happy end~ (詳細)

はっぴいえんどに捧ぐ

・「買いのがしちゃダメですよ
このページにたどり着いた方、躊躇しちゃダメです。希代の名盤です。「HAPPY END PARADE」に満足できなかった方も、ぜひこちらを。はっぴいえんどのカバーはたくさんありますが、たぶん、このアルバムがベストです。

・「隠れた名盤です。
これは良いですぞ。何が良いかというと、マリナさんの‘空いろのくれよん’が入っていることです。私はこれ一曲がこのアルバムを支えていると思います。なんてカキコするとまたここに入っている他のアーティストのファンからしかられちゃいますか?でも私にとってマリナさんのこの曲はものすごくインパクトがありました。かしこ。ちなみにマリナさんとは渡辺‘元おにゃん子でもないだろう’満里奈さんです。

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細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)

・「こころぉはニルヴァ〜ナよ!
私は細野晴臣氏のことを、いつのまにか勝手に「オルタナ」に分類してしまっている。

ニール・ヤングや、バッファローズ・スプリングフィールドから始まる音楽性。ビートニクや、ネイティブ・アメリカンの思想に根ざす反文明、自然主義的な態度、そしてオカルト的な視点。ワールドミュージックや、エロクトロを経てなおも探し続けるネクスト・ステージ。Alternative.まさにその言葉の通り、次の、代わりとなる新しいシーンを常に求め続けているのだ。

このトリビュートを聴くと、さらにその思いを強めた。サーストン・ムーアや、バッファロー・ドーター、ドクター・ジョンという人達が、まさに細野氏の「オルタナな」精神性を引き継いで、その楽曲を楽しげにぶっ壊しにかかっている。

以前のトリビュートに比べ、このアルバムの参加メンバーはさらに多彩!冒頭の小平市立上宿小学校のみなさんをはじめ、古くから親交のある、鈴木慶一、鈴木茂、久保田真琴、吉田美奈子といった人々をはじめ、エロクトロから田中フミヤ、それからさきに述べたオルタナ勢に、聞いたこともない若い?バンド。みんなそれぞれに、自分の個性で、楽しげに演奏し、オリジナルの楽曲に忠実なものはひとつもない!といっても過言ではない。そのなかで、坂本龍一が、リスペクトをこめて、細野氏がわざわざ自分の曲調(ピアノの指運びまで、)真似て作曲している「ノルマンディア」を演奏しているのがおもしろい。むかしのラジオ番組で、この曲を聞いた坂本氏が笑い出し、最後には絶句したことを覚えている。

全体的な印象として極楽、涅槃、あの世、はらいそ(パラダイス)。まさに究極なネクスト・ステージを感じさせる一枚です。

・「ふたつのナウシカ
トリビュート第一弾と第二弾との間で重複している曲が(勘違いでなければ)3曲ある.トリビュートゆえにまったく違う作品と捉えられるが,これらはつまるところ細野さんの代表的な曲と言っていいのだろう.「ろっかばいまいべいびい」,「風をあつめて」,そして「風の谷のナウシカ」である.

・「大盛りホソノさん
ジャケットの絵がほんとうにしっくりとくる一枚です。参加している人たちが、みんな楽しく心地よく演奏しているようで、聴いているこちらも楽しく心地よいです。

現時点での個人的お気に入りは、キセル「四面道歌」:キセル特有のほにゃほにゃした音と歌詞が、絶妙のまざりぐあい。鈴木慶一「東京シャイネス・ボーイ」:シャイネスボーイ本人による、まさにシャイネスな仕上がり。

しかしながらボリューム満点の作品なので、今後また違った発見が続出しそうでわくわくします。

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付) (詳細)

A LONG VACATION 20th Anniversary Edition

・「想い出一杯
80年代に青春を過ごした人には忘れられない名盤。リラックスした雰囲気に満ちたアルバムはそこでまるで時間が止まっているような錯覚を覚えます。今聴くと松本隆の詞がホントに素敵だと思います。「薄く切ったオレンジをアイスティーに浮かべて、・・・」なんて視覚的で素敵な詞は他の誰にも書けないなあと思います。それとボーカル・・・。希有なアルバムです。

・「名盤中の名盤です!!
早いもので、この作品が発表されてから20年になる。しかし、松本隆の素敵な詩と大滝詠一のコラボレーションは今も全く色あせてはいない。そんな名曲ばかりが収められているこの作品が、なんと大滝詠一自身によってリマスターされ、再発売されたのでさっそく購入し聴いてみたが、うれしくなるくらいの音質の良さだ。音圧もすごく高い。

しかもインストナンバー9曲が追加された超お徳用CDに仕上がっているから驚きだ。いままでの作品を聴きなじんでいた方ならば、ぜひともこの「20世紀記念盤」をもう一度耳にしてほしい。あのせつない夏の思い出が再び甦って来るだろう。ちなみに9曲目の「散歩しない?」と歌っている女性の声は太田裕美さんです。

・「星6つ★★★★★★
ビートルズの“サージェント・ペパーズ”を意識した(パロディか?)、コンサートを再現したような構成(最初にチューニング音、ラストナンバーの前に聴衆の拍手と声、ラストナンバーをアンコール曲とする、など)。詞・曲・ボーカル・アレンジ・ジャケット…どれをとってもパーフェクトな日本最高のトータル・コンセプト・アルバム(この言葉もすでに死語ですね)。どの曲もシングルカットできる魅力を兼ね備えながら、アルバムを構成する不可欠なピースとして存在する完璧なアルバム。輝ける'80年代の幕開けを飾る永遠の記念碑。……もう、百万の言葉を尽くしても語り尽くせぬ、音楽の偉大さを味わわせてくれる名アルバムであります。いっとき「ロンバケ」がドラマのタイトルとして語られた時期がありましたが、大瀧ファンには哀しかった。「ロンバケ」といっていいのは大瀧のLPのみなのです。ファンの間で議論のあった、音がクリアになった点については、大瀧御大の好みなのですからと納得するほかないでしょう。唯一の難点は、アンコールナンバーの「さらばシベリア鉄道」がフェードアウトしていって、余韻に浸りかけたまさにその瞬間に「君は天然色」のインストが始まってしまうことくらいです。2枚組にしてほしかったというのは贅沢な悩みでしょうか。

・「■[史上空前の大滝詠一のAlbumは21世紀の恋人達にも聴いてほしい…]
A LONG VACATIONは♪(音符)が色になって時代にペイントした、1981年正に時代に求められた傑作中の傑作!!その20周年2001/03/22に発売の21世紀版大滝詠一からの刻印がこのAlbum。松本隆の作詞と、大滝詠一の曲がこれほどバランス良く聴けるのは、時代を超えた永遠の恋人達のサウンド・トラックだからなのかもしれません。あえてOriginalを1枚+αにしなかったのは、価格を抑えるため…そしてCD選書からも解るように大滝詠一氏の音楽に対する姿勢からと考えます。サービス精神満載、priceも感無量。素晴らしい記憶に価格がつかないように…このAlbumに定価はないのかもしれません。…Thank You大滝詠一&松本隆&このAlbumに関わった全ての人達!!だから僕らは永遠にPOPSに恋をする。…

・「「選書盤」との違い、こっそり教えます・・・。
内容は言うまでもないので、「選書盤」との音質の違いを述べたいと思う。まず「選書盤」の方が残響が多くムーディーです。『ロンバケ』のジャケットみたいな音がします。ロマンテックで、感傷的で、まさに「ええ『ロンバケ』ですから…」って感じ。

んで「20th盤」は、残響が減って、声が前に飛び出して、全体的にソリッドな音質になっています。こーれに、俺は最初戸惑った。でも、おかげで大滝氏の歌が腹にたまる。埋もれがちだったオケもクッキリと聞こえる。いわゆる『ロンバケ』的な音ではなくなったけど、これはこれですごく魅力的。

彼女を口説くなら「選書盤」。大滝氏のあの鼻声に酔うなら「20th盤」ってとこでしょうかねぇ。

A LONG VACATION 20th Anniversary Edition (詳細)

EACH TIME 20th Annniversary Edition

・「これでオシマイにしないよね。〈次〉を期待!
Review:やっぱり出ました、Each Time 20th~。きっと、たくさんの人達に、発売当時の様々な思い出を、それぞれに思い起こさせるんでしょうね。個人的な思い入れは省くとして、20年もの間〈次〉のアルバムが出ていない訳で・・・、これでとりあえず〈オシマイ〉と思いたくはないですが・・・。楽しみなボーナストラックは何が入るのかな?と期待していましたが、「サイダー’83(CMスペシャルのと同じ?)」と「マルチスコープ(ゆらりろと同じ?)」、そして、「恋のナックルボール(1stレコーディンググバージョン)!! 当時、発売延期前に録音したスローテンポのもの?」の予定みたいです。だいたい、予想されたとおりで納得です。ほぼ同時期の録音だし・・・ただ、当時、渋谷陽一氏のラジオ番組のみでオンエアーした、いわゆる〈未発表曲〉が入らないのは残念ですが。それから、〈オリジナル〉と〈コンプリート〉とも違う形で、曲順が変わるのはなぜなんでしょうか。「魔法の瞳」も〈オリジナル〉なのか〈長尺版〉なのか、「夏のペーパーバック」や「木の葉のスケッチ」や「恋のナックルボール」にしてもいくつかバージョン違いがあるし、「レイクサイドストーリー」にしても〈大エンディング〉それとも〈フェイドアウト〉なのか・・・。とにかく、どんな『Each Time』になっているのか楽しみです。手元にはまだ、当時5号まで出た《Each Times》が全部残っているので、20年前と同じように記事でも読みながら発売の日まで待ちたいと思います。

・「ようやく落ち着きをみた、節目の決定版
84年のリリース以降、再発ごとに紆余曲折を経た本作も、この20周年盤でようやく落ち着いた。曲順の一部(『魔法の瞳』の位置)に違和感はあるが、とりあえず入るべき曲は全て収まったので安堵した。アルバムからひと足遅れの85年に発表された「バチェラー・ガール」「フィヨルドの少女」の2曲も、今では本作の一部としてそれぞれ重要な位置に置かれている。これらが入ると「イーチ・タイム」特有のカラーは見事に失われ、良くも悪くも五目味になるのだが、どちらも良い曲なので素直に喜びたい。特に「レイクサイド…」がフェイドアウトしてから「フィヨルド…」のイントロに入るまでの展開は、何回聞いても素晴らしい。「イーチ・タイム」本来の曲に話を移すと、最大の聴き所はやはり「ペパーミント・ブルー」だろう。80年代ナイアガラの少なくとも1つの頂点がここにある。複雑な転調で微妙にとっつきにくいのも逆に魅力かもしれない。それから、あまり目立つ曲ではないが「ガラス壜の中の船」も見逃せない。歌もストリングスも伸びやかで、切なくもスケールの大きな名曲。「イーチ・タイム」の色合いは案外、この曲や「木の葉のスケッチ」といった地味めの曲から醸し出されているのかもしれない。そして「1969年のドラッグレース」。これがないと本作は締まらない。昔、聴き始めの頃は必ずしも好きではなかったが、詞と曲の相乗効果でじわじわと気に入った覚えがある。ボーナスは3曲と少ないがどれも必聴だ。特に「サイダー’83」と「マルチスコープ」は絶対外せない作品。後者のインパクトは並大抵ではなく、1枚通して聴く場合、これが最後に出てくると、それまで聴いてきた曲も吹っ飛んでしまう。できればこの後の耳直しに「フィヨルドの少女」ギター・インスト版が入れば、なお良かったのだが。ともあれ、今後30周年盤があるかどうかはさておき、腰を据えて聴ける決定版と言って良いだろう。

・「もう決して実現しない、夢のセッション
~前作「A LONG~~ VACATION」の大ヒットを受けて、じっくりと作り込まれた続編であり、ナイアガラ・サウンドの最高峰。当時、「大滝さんがレコーディングを始めるとスタジオ・ミュージシャンが出払ってしまう」と言われたように、アコースティックギターだけで4人が同時にプレイするなど、大編成で緻密にレコーディングされた。時は流れ、レコーディングはプロツールス全盛。コン~~ピューターによる波形編集が作業の大半を占めるようになった。本作のような人海戦術によるレコーディングは、予算面からももう実現することはあるまい。今回のリマスターでは、低音の輪郭がはっきりしてサウンドの躍動感が増している。松本隆による詞も素晴らしい。~

・「これぞまさしくコンプリート
「レコードコレクターズ」に大滝御大の「EACHTIME」製作時の状況が記されていた。いろいろな状況が重なって、氏の思うようなアルバムにはなっていなかったんですね。確かに「ロンバケ」に比べて何か物足りなさを感じていたこの作品が、「フィヨルドの少女」と「バチェラーガール」が収録されたことによって、

すごく聴き所の多い、まとまりのあるアルバムになりました。「ゆらりろ」がリマスタリングされて収録されたのもうれしい。今回の再発売は氏の判断が正しかったといえるでしょう。それにしても新しいアルバムが出ないかなあ…。

・「いとおしい!せつない!
大瀧さんは中性的なイメージ(自分で歌ってもアイドルに歌わせても変わらないニュートラルさ)があるのですが、このアルバムはなぜかすごく男っぽさを感じます。「ペパーミントブルー」当時も今も、泣けます。アーティスティックな面と古典職人的な面を兼ね備えた、まさに御大です。

EACH TIME 20th Annniversary Edition (詳細)

大瀧詠一

・「大瀧”バンドサウンド”聴き納め
”ロンバケ”が親戚のお姉さんたちの音楽だった、いわゆる”後追い世代の僕にとっては、当1STソロアルバムのほうが断然好みです。初めて聴いた時、時代はすでに90年代半ばであり、録音されてから20年以上経っていたにもかかわらず自分が大学生だったことも手伝ってか、このアルバムの普段着っぽさが、とても身近な音楽に感じたものです。(安っぽいのではなくて、必要以上に着飾っていないって事ね!)本人もライナーで書いていますが、確固としたソロ意識のもとで作られた訳ではないことが、その後のナイアガラ作品との違いになって表れているようです。サウンドもバンド寄りです。特にバラード「乱れ髪」は甘いだけでなく、影があり、やや重い情緒も漂わせて最高。「五月雨」「びんぼう」などロックナンバーは鈴木茂のギターがファンキーで初期ドゥービーズも顔負けなほどノリノリです。お勧めします。特に若者には生活のサウンドトラックにぜひ。

・「ウ~ンたまりません
アルバム全体の統一感は乏しいのですが、1つ1つの曲の質が高く粒ぞろいで次作の『ナイアガラムーン』と並んで大瀧の音博物館的大名盤だと思います。「橙いろの空の光~」とはじまる大瀧のヴォーカルとギターのみによるシンプルな名曲♯5、駒沢裕城のゆる~いペダルスティールに松本隆の詞がのったまるで日だまりの中にいるような温かさに満ちた♯6、ファンキーなギターソロからはじまるノベルティーソングの名曲♯8、けだる~い朝の憂鬱な気分を歌ったジャズイーな♯12、松本隆独特の詞世界がしっとりと展開する♯14など全曲捨て曲なし。これから大瀧を聴こうとするならまずこのアルバムからがお勧めです。

・「「指切り」と「あつさのせい」の二大名曲!
「指切り」が素晴らしい。多くの大物アーティストがリスペクトしているようでカバーしているけど、本歌には到底及んでない。大瀧さんのけだるいセクシーなボーカル(これをやると右に出る者いないんだ)と細野さんのベースラインもいい。「あつさのせい」も素晴らしい。日常語で押しまくる日本語歌詞をエルビスが歌ったらどうなるかみたいな想像力をたくましくさせてくれるのが一興。にしても、やはり、巧いんだ、大瀧さんは歌唱は。聞いたところによると、大瀧さんはプロになる以前に社員旅行(?)でビートルズの「ガール」を歌ったところ、上司から「アンタ、歌うまいね。歌手になれるよ」とほめられたらしいです。

・「入門がA LONGVACATION だとすると登龍門的アルバム
はっぴいえんど在籍当時、発売されたソロアルバムである。と同時にのちのナイアガラレーベルの発足前の貴重な音源がボーナストラックとして追加してある。タイトルからもわかるとおり「はっぴいえんど」から枝葉していく(いった)一員、大滝氏の「俺はこの路線でいくぜ」的な作品がいくつかある「びんぼう」「いかすぜ、この恋」など・・・。とくに鈴木茂氏のギターは絶品。匿名でほかのメンバーも参加しているところがなんともいい。

・「ウ~ンたまりません
アルバム全体の統一感は乏しいのですが、1つ1つの曲の質が高く粒ぞろいで次作の『ナイアガラムーン』と並んで大瀧の音博物館的大名盤だと思います。「橙いろの空の光~」とはじまる大瀧のヴォーカルとギターのみによるシンプルな名曲♯5、駒沢裕城のゆる~いペダルスティールに松本隆の詞がのったまるで日だまりの中にいるような温かさに満ちた♯6、ファンキーなギターソロからはじまるノベルティーソングの名曲♯8、けだる~い朝の憂鬱な気分を歌ったジャズイーな♯12、松本隆独特の詞世界がしっとりと展開する♯14など全曲捨て曲なし。これから大瀧を聴こうとするならまずこのアルバムからがお勧めです。

大瀧詠一 (詳細)

バンドワゴン

・「いやー!嬉しかったっす!
CD化されてすぐ購入、聞いてきましたが、これは別モンですね。奥行き感、低域ともいい感じに増しています。さすがご本人がちゃんと深く関わってリマスターされただけのことはありますね。特典のDVDもよかったです!(内容は買ってのお楽しみに!)

・「鈴木茂1stソロ。曲・演奏とも最高!歴史的名盤!
はっぴいえんど解散後鈴木茂が単身渡米し徒手空拳で作り上げた奇跡的アルバム。録音のために自らかき集めたウェスト・コーストの腕利きミュージシャンは、リトル・フィートからケニー・グラッドニー、リッチー・ヘイワード、ビル・ペイン、サム・クレイトン、そしてサンタナのダグ・ローチ、タワー・オブ・パワーのデビッド・ガリバルディ、スライ&ファミリー・ストーンのグレッグ・エリコ等々。75年リリース当時まずリズムにやられた。リトル・フィートをまだ聴いたことが無かったので、こういうリズム・スタイルが驚きだった。ものすごく気持ちよい。それからギターもバックとソロとくっきり分かれていなくて曲中でなんとなくいい感じに鳴っている。それがまたカッコいい。それから松本隆による詞が秀逸。説明っぽくない短い言葉でイマジネーションを膨らませてくれる。とにかく今まで聴いたことの無い音楽体験だった。結局それから30年、洋モノ・和モノ、LP・CDを通じて「バンド・ワゴン」が最も聴いた回数の多いアルバムだと思う。しかも曲を飛ばさないで頭から最後まで聴くことが多い。じっくり聴くときは、一つの楽器を追いかけて聴いたり、アンサンブルの妙を楽しんだり、歌をメインで聴いて情景を想像したりできる。部屋や野外で流し聴きするときにもうるさくなくて自分の周りに独特の空気感が漂う。当初言われていたボーカルの弱さも、歌詞のついたサウンドの一つとして聴こえるのが逆に良かったのかもしれない。歌詞の世界も青臭い声の鈴木茂が歌ってこそという感じ。やっぱり鈴木茂のボーカルで正解なのだ!何回聴いても飽きることが無く聴くたびに小さな発見があり、どんなシチュエーションでも聴ける・・・こりゃやっぱり名盤だ!

・「優れたソングアルバムとして評価すべきだろう
「微熱少年」の何処までも昇っていくスライドギターとともに、空を飛んでいけた思春期の部屋の風景がフラッシュバックのように記憶のページをめくっていく。

このアルバムは鈴木茂の1stソロであると同時に、『作詞家』松本隆と『プロデュース集団』ティン・パン・アレイの実質的1stでもある。(実際にはティン・パンは直接関わっていはいないけれど…)

今このアルバムを聴き帰すと、楽曲・アレンジ・演奏・アルバムプロデュースが凄まじく高いレベルでバランスをとっていることに気付かされる。松本隆は「少年」のコンセプトで切り取った風景を自由自在に目の前に提示して見せるし、それを再現するメロディ・演奏も秀逸だ。そして何より、コアになっている詞と曲の見事な調和に驚かされる。ポピュラーミュージックという語法が、ロック世代以降の日本で見事に成熟した瞬間がこのアルバムに詰め込まれていると言えるのではないか?

「名盤である」と断言することに何の迷いもない1枚。

・「やっと出た本気のリマスター
鈴木茂の最高傑作は誰もが認めるところのこのアルバム「BAND WAGON」でしょう。後にもこれを超えるアルバムは出来ていないと僕は思う。本人が本気でリマスターを行ったと言うことで、買わないわけにはいかないのです。おまけのDVDがまた初めて目にする映像が2曲、内容は苦しいところが無いわけではないが、やはり見られることがうれしいし感動。本人のインタビューがまたとっても興味深い、誰もが聞きたくても聞けなかった話がたくさん出てくる。これは買うしかない。欲を言えば未発表音源のボーナストラックが1曲でもあれば最高なんだけど、ローエルジョージが入った曲とかね。まあこれは無理か。

・「ソウル?ボッサ?ロック?
 はっぴいえんどとは一味違った持ち味の鈴木茂の1STアルバム。明らかに彼のソウルやボサノヴァへの接近とも取れるアプローチの数々は、当時としてはかなりの異端児であったと思われます。以降、アシッドジャズやフリーソウル的なサウンドを聴かせるハックルバックとの共演作、そして、ボサノヴァへの傾倒を感じさせる「LAGOON」へと彼の冒険は進む。が、80年代以降のアレンジャーとしてのソングライティングやアレンジは、初期のファンとしては散漫に感じるのも否めません。 安部公房の著作「砂の女」からヒントを得たと思われる一曲目から、松本隆の文学青年ぶりがうかがえます。バックバンドを固めるのもリトルフィートやタワー・オブ・パワーのメンバーという事で、音が日本人離れしているのも頷ける所です。かっこいいっす。 渋谷系が台頭してきた90年代以降の、オシャレなサウンドを求める方々にもオススメしたい作品です。 

バンドワゴン (詳細)

LAGOON and SUMMER BREEZE

・「涼しげな好企画
76年のアルバム「LAGOON」の30周年記念盤。Disc1が「LAGOON」で、Disc2はその後の70年代のソロやティン・パン・アレーからのベスト盤的な内容である。その意味では「BAND WAGON」30周年盤のようなドキュメンタリー性はないものの、Disc2の選曲がたいへん素晴らしく、心地よいコンピレーションとなっている。中でも「ソバカスのある少女」は南佳孝氏と共演のオリジナル版で、とぼけたアレンジと終盤のハモリが何とも味わい深い。「LAGOON」共々音質も向上しており、聴く機会が増えそうな、なかなかの好企画である。

・「内容100点、スタッフの仕事0点。
元『はっぴいえんど』なんて言い方もいまさら意味がない、日本が誇るべきギタリスト、鈴木茂のソフト&メロウなトロピカル・ソロアルバム『Lagoon』 (1976年発表)の本人によるリマスタリング盤に、『Lagoon』前後からそれ以降の、彼の代表曲をコンパイルしたベスト『SUMMER BREEZE』のカップリング2枚組。これで、歴史的にはギタリストというより、コンポーザーとしての才能が露わになっていく時代の、鈴木茂の音世界を手軽にフォローできます。センス・オブ・ワンダー。大人の贅沢なリゾート・ミュージック。いい意味でFMが似合う音楽やね。これも鈴木茂のあるべき世界。『BAND WAGON』が全てじゃないさ。が...しかし、ホント鈴木さんのリマスター盤は2枚目がダメですね。『BAND WAGON』の2枚目特典DVDの時にも言ったけど、愛がないよスタッフに。今回も本人選曲とはいえ、ベストじゃなくてなんか企画はなかったのかいな。その時期のライブとかさぁ、セッションとかさぁ...デモは鈴木さんがイヤがるのかもしれないけど、なんか、なんかあるでしょうに。

LAGOON and SUMMER BREEZE (詳細)

YMO PERSONAL WORKS

・「音質向上して二枚組
アルバムの名称は「YMO PERSONAL WORKS」(ALCA-5201/5202)。サイトにあるタイトルはアルファミュージックの「TWINS SUPER BEST OF」というシリーズを取り違えたと思われる。極私的にアルバム中もっとも注目すべきは坂本龍一の「ウォー・ヘッド」がDISC1に納められている点。坂本のデビュー曲だと記憶しているが、この曲を初めて聴いたとき凄い奴がいるもんだなあ、とびっくりした。長い間探していたのだが、やっと巡り会えた。聴く人によって三人の中で誰にシンパシーを感じているかが読みとれて踏み絵のようなアルバムでもある。解説文は歌詞のみで素っ気ない。音質はメリハリ方向で細野春臣のアルバム「はらいそ」(ALCA-9068)と聴き比べると向上している。

YMO PERSONAL WORKS (詳細)
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