東京ローカル・ホンク (詳細)
東京ローカル・ホンク(アーティスト), Genji Kinoshita(その他), Tokyou Local Honque(その他), Tokyo Local Honk(アーティスト)
「こだわってもゆったりポップでグッ」「ぼくは好きです、これ」
シングルコレクション ニコパチ (詳細)
菅野よう子(編曲), 坂本真綾(アーティスト), 坂本真綾 feat.steve conte(アーティスト), 岩里祐穂(その他), tim jensen(その他), chris mosdell(その他), troy(その他), 一倉宏(その他), maaya sakamoto(その他)
「圧倒的歌唱力と天使の歌声」「すまなかった!!」「良いですねぇ!」「真綾ちゃん初心者におすすめ☆」「心地良い声なんです」
「これもやっぱり湯川潮音」「ホレボレ。」「心象を綴る不思議な世界観」「大貫妙子の後継的な声質の持ち主。」「イハ!!!」
EXPOSED (詳細)
ブンブンサテライツ(アーティスト), BOOM BOOM SATELLITES(その他)
「軽快かつダンサブルな圭作」「世界に誇るユニット」「完全にロックサウンド」「ごめんなさい・・・今作は私はちょっと・・・・」
「トンネルを抜けたら空洞です」「なんとなく(満足)できない」「まさに「盛岡冷麺」の味わい」「恐怖の一曲」「大人のロック」
パリの夢~ボリス・ビアンに捧ぐ (詳細)
オムニバス(アーティスト), アネット(アーティスト), クリスティアン・ルグラン(アーティスト), ビザ・ビ(アーティスト), ベロニク(アーティスト), エマニュエル(アーティスト), インストゥルメンタル(演奏)
「さいこ~です!」
スーヴェニアーズ~ベスト・オブ・ジャニス・イアン 1972-1981 (詳細)
ジャニス・イアン(アーティスト)
「ジャニスの『You are love』が聞きたいです!」「懐かしい曲ばかり」「傑作」「スーヴェニアーズ~ベスト・オブ・ジャニス・イアン 1972-1981 [BEST OF]」「なんで」
・「こだわってもゆったりポップでグッ」
うずまき名義の前作はコーラスワークと曲の良さが光ったフォークロック。幸せ&ゆったりとした気持ちにさせられました。
今作はそこに新しい要素を詰め込んでおります。製作期間四年(!)だけあって音のひとつひとつ丁寧に吟味・加工したのが伝わってきますよ。ひしひしと。
なかでも④は田舎に帰った歌なのにダブ。しかもヴォコーダー使用(声が裏返ったり…ダフトパンクのやつ)。でも結局、おちる所はゆったりポップ。違和感なしで。久々にやられました。なんかすごいなって。
しっかりした歌モノでこんなゆったり出来る。メロディーもいい感じだし、貴重な存在だと思う。音楽って、いいっすね
・「ぼくは好きです、これ」
個人的であればあるほど、実は普遍的たりえる。もっと云うと、心のド真ん中で鳴ってくれる音楽は、アーティストの心のド真ん中から出て来て、聴き手の人生の中で、実に最良の友人となってくれる。
ぼくが好きだからといって、あなたが好きかどうか分からない。だってそうだよね、何でも。でも、こういうウェブサイトのコメントやレヴュー欄に書き込んだりするってことの意義は、「自分はこれ、好きですよ、あなたも聴いて見ちゃ、どう?」ってことだよね。
たかが音楽、たかがバンド。でも、生涯、一体何人の友だちと出逢えるだろう?同じように、生涯、一体いくつの「友だちになってくれる」音楽作品と一緒に歩いて行けるだろう?
ひとりでも多くの人が、なんてことないぼくの言葉を見て、あれ?これって何だろう、ちょっと、聴いてみちゃおうかな?なんて思うきっかけになってくれたら、嬉しい。ぼくにとっては、このアルバムは最高の友だちのひとり。星の数ほどある同世代の音楽の中で、実に気持ち良く、心のド真ん中で鳴り響いていてくれる、稀有な音楽のひとつ。
ぼくは好きです、これ。
・「圧倒的歌唱力と天使の歌声」
本当にどれも溜息がつくような素敵な曲ばかり。前ベストアルバムの「ハチポチ」がリリースされた時にはこれ以上のアルバムはリリースされまいと(あらゆる音楽で)思ったのですが、そんな予想をはるかに裏切られてしまいました。「ニコパチ」凄すぎ。アルバムのみ収録の「キミドリ」夏の爽快感を見事に表現!シングルで出していい名曲です!クオリティの高い今アルバムですが、いたるところに真綾さんの遊び心が満載で、彼女は本当に音楽が好きなんだなと感じました。
・「すまなかった!!」
あ〜、いや〜・・・。声優さんが歌ってるっていうし、ジャケットのセンスといい、一部のアニオタさん向けの作品だと思っていたが・・・・すまなかったっっ!!(土下座)ほんまごめんなさい。彼女の癖のない澄んだ声にまずやられた。そして、曲もバラエティ豊か。かわいい曲ありぃの、心の琴線刺激するきれいな曲ありぃの、英語の本格的な曲ありぃの・・・おもちゃ箱的なアルバム。聴いてよかった。買ってよかった。かなりのお・き・に・い・り♪今聴いてる音楽に飽きて、なんか知らない人の曲でも聴いてみようかな・・・そう思ったそこのあなた! このアルバムおすすめするアルヨ。ほんと、強烈な癖がないので、万人向けすると思います。
・「良いですねぇ!」
ホーリーなイメージの曲が際立っています。いずれも名曲ぞろいで、どの曲が素晴らしいかはすでにいくつかのレビューで述べられていますね。それらとはちょっと違った曲を推薦したいと思います。
それは10曲目の「キミドリ」! うかつにも「ニコパチ」を買うまでこの曲の存在を知りませんでしたが、あっという間に虜になってしまいました。菅野よう子さんのアップテンポな作曲・編曲もさることながら、坂本真綾さん本人による不思議に力強い作詞と歌唱力が素晴らしい。何度も繰り返し聞いてしまいます。
「ヘミソフィア」や「gravity」が聞きたくて買ったのですが、思わぬ不意打ち! 恐るべし。
・「真綾ちゃん初心者におすすめ☆」
限定盤とは違い、DVDはついておりません。そのぶん価格は2500円とかなりお得なお値段だと思います。わたしも初めて買った真綾ちゃんのCDはハチポチだったので、ベストアルバムから入っていくとすごくいいんじゃないかな?と思います。ニコパチはもちろん、ハチポチもかなりおすすめですよ(^-^)vとにかく一度聴いてみて下さい!
・「心地良い声なんです」
おいら彼女の、話し声も、歌声も大好きなのです。
●湯川潮音
・「これもやっぱり湯川潮音」
とてもシンプルで深い、そしてアコースティックで温かみある歌を聴かせてくれてきた彼女の待ちに待ったメジャー1stアルバム。ところが!である。あまりにも色彩豊かな全体のイメージにまず驚かされる(「かつての彼女はどこに行った?」的な)。確かにメロディラインや意味深い印象的な詞はそのまま彼女らしさが残っているように思う一方、中にはこのアレンジなら別に彼女じゃなくて良いのでは?と思われるようなものや、音のエフェクトにしてもどことなく違和感を感じさせるものさえある。しかし!しかし!彼女を一側面で捉えるということ自体に無理があるということなのか、何回も繰り返して聴き込んでいる内にこれが彼女の「今」なんだなぁと理解出来るようになってくるから不思議。前作以上に強い歌声からは自信が感じられるし、彼女しか成し得ないそのオリジナリティもたくさん積み重ねられた音の波にかき消される事なく充分に感じ取ることが出来る。アコースティックギターからファズのかかったエレキギターに持ち替えたとしても、これもやっぱり彼女のアルバムなんだと徐々に分かってくるにつれ安堵感も漂わせながらこれからも進化していく彼女を聴き続けたいと思った。
・「ホレボレ。」
極上の歌声を聞かせてくださる湯川潮音嬢の、メジャー1st album。 大手東芝emiからのリリースです。
インディーズの頃の声楽的な歌い方じゃなくて、今作では人肌っぽくて体温のある歌い方です(別にどっちがイイ・悪いということではなく)。 編曲で用いられてるアコースティック楽器たちとも相まって、それが非常にオーガニックに響いて、心を震わせるのです。
しかも参加陣がスゴイ。くるりの岸田繁氏、james iha氏、ハナレグミの永積タカシ氏。 プロデューサーの鈴木惣一郎氏も細野春臣氏とも親交があって、かなりの玄人揃いです。 他のplayerの方々はちょっとよく分からないですが、皆が温かい旋律・リズムを紡ぎだして、そこに彼女の声・歌詞がのって、涙を誘うのです。
しかも写真は東野翠れん嬢だというからよけいドキドキします。
・「心象を綴る不思議な世界観」
待望の湯川潮音のメジャーアルバム。全体を聴き通すと幽玄で深い森に迷い込んだような湯川ワールドは健在で、このイメージは彼女自身と重なる部分であると思っています。儚さと静かな力強さが一体となった収録曲全てが、初めて聴く人にも満足してもらえると思います。
・「大貫妙子の後継的な声質の持ち主。」
岸田繁氏の参加で知ったこのアルバム。年齢にそぐわない包容力抜群の歌声はファンタジックな世界観とハープ、ストリングスによるアレンジで慎重に作られたサウンドプロダクションにマッチしている。渡り鳥のトラッドとエデンの園は中でも出来がいいが、全体のトーンが統一されていて完成度はかなり高い。アレンジャーとソングライターの選別が成功しているのもあるが、自身の作曲センスにも非凡なものを感じる。幻想的で優しい聴き心地を残すので、秋から冬にかけてきくのもいい。
・「イハ!!!」
彼女の歌声を前にしたらありふれた形容しか浮かびません。。「天使の歌声」ですよー。。コレはー。。
それに裏面のクレジットがすごい!!楽曲提供...岸田繁(ex.くるり)永積タカシ(ex.ハナレグミ)James IHA (ex.Smashing pumpkins )!
Produced by 鈴木惣一朗 ex.はっぴいえんど(だっけか?) Mixed by Kazuyuki Matsumura a.k.a.ZAK(Fishmansのサウンドアレンジャー)かな?
裏面のメンツみただけで即買い決定ですよね。。
メジャーに移行したせいか以前の作品より歌がはっきりくっきり立ってますね。。僕は潮音ちゃんのもやもやした神秘的な感じが大好きだったのでちょっと残念です。。でもこれも絶対おやすみサウンドの常連になりますね。。
・「軽快かつダンサブルな圭作」
ベルギーでデビュー後、その日本人離れした(かといって洋モノともまた違う)独自のセンスとサウンドを創作し続けているユニットの10周年目にして5枚目のフルアルバム。
前々作Full Of Elevating Pleasuresで活動拠点をロンドンから東京へ移して以降、それまでのサンプリングによるループ、編集を多用したクラブミュージックらしい楽曲構成から、徐々に平唄やサビが明快に区別される唄モノが中心となり、ロック色が濃くなってきました。
そして今作発表の2007年は、UKで生演奏のロックと打ち込み主体のクラブミュージックの融合と言えるニューレイヴがブームとなっていました。(↑少し安易な言い回しですが…)
かつてのニューウェーブやインダストリアルメタル、ビッグビートなど、この手法は周期的に盛り上がりを見せていますが、今回のニューレイヴのスタイルを遥か前から、そして継続的に貫いてきたのは間違いなくこのユニットでした。
そんなオリジネーターとも呼べる彼らは今回、前作同様強いロック色を打ち出しながら、2.What Goes Round Comes Aroundに代表されるような、メロディは一度聴けば口ずさめる程にストレートかつポップ、シンセを使用した強い脈同感を持つベースライン、生ドラムのグルーヴが組み合わされた、非常に軽快かつダンサブルな楽曲をメインにしているようです。(ちなみに、今回ドラムは以前からレコーディング、ライブ等でのサポートメンバーである平井直樹に加え、Supercarの田沢公大が参加しています)
唯一、映画『ベクシル 2077日本鎖国』タイアップの先行シングル10.Easy Actionは、PC上で加工されたというメタリックな質感のギターやロック色の濃いビートにより、サウンドの印象がかなり異なりますが(違和感を埋めるためか、前後の曲は短く、繋ぎのような役割になっています)、本作中最も熱のこもった川島さんのVo.が光る傑作に仕上がっていると思います。
表面的にはバンドサウンドに更に接近しているようで、内容的にはダンスミュージックの真髄にも触れている、非常に完成度の高いアルバムだと思います。
・「世界に誇るユニット」
ブンブンのファンになって10年超...時の流れは早いものです。私がブンブンのファンになったのは当時、ビックビート、ブレイクビーツ、アブストラクトがキていてファットボーイスリム、ケミカル兄弟などをを聴いていたのですがブンブンがそれらをも上回る攻撃力を持ってテクノとロックの融合を完璧な配合で行っていたこと、それがメチャクチャかっこ良くてどストライクで一発でファンになりました。邦楽に半ば諦めを持っていたのに、日本のユニットがこんなにドエライのをつくっていたとはと、驚いたものです。
で、今作を聞いた訳ですが、私の感想は、最近のアルバムでみられるバンド的アプローチ路線の延長線上のものだと感じました。ハット、キックなどのテクノ的手法をバンドで構築していった感じ。初期のアルバムはジャンルのごった煮的な部分がありましたが、今作は良くも悪くも統一性がありすぎる。(構築をシーケンス、エディットからバンドにシフトしていっている)
確かにかっこ良いのですが、初期のアルバムで感じた驚きや攻撃力はそれほど感じません。私の期待値が高すぎることだったり、時代性だったり、ブンブンがビッグになってしまったことだったり、色々な理由があると思います。が、それらをすべて飲み込む器のデカさをブンブンは持っていると思っています。川島さんは歌が巧くなっているし、中野さんはもともと作曲、エディットで天才的な才能を発揮していましたが、さらに録りの分野まで開拓してしまいました。これからも停滞すること無く進化していくことでしょう。
世界に誇るユニットなのは間違いないのですから、もっとぶちかましてほしい。
・「完全にロックサウンド」
ギターとドラム主体の完全なバンドサウンドとなっている。作りこんだ難解な感じの楽曲は今回は一切なしで、ひたすらメロ主体のハードなロックで一気に聴かせるパワーがある。ただあまりにもあっさり一気に聴けるので、一曲くらいは従来の作りこんだ楽曲もあるほうが良かったのではないかとも思う。
・「ごめんなさい・・・今作は私はちょっと・・・・」
前々作のアルバムから、ブンブン大好きで・・・・
●空洞です
・「トンネルを抜けたら空洞です」
空洞です。このアルバムは、質のいい曲を、ただ単に一つのdiscに収めただけではない、と思います。
今までだと、例えば「発光体だけ」「ズックにロックだけ」「ラメパンだけ」、というような聞き方もできました。
『空洞です』はそれができません。まさにアルバム自体が、たった1つのトンネルです。入り口は一つ。出口も一つ。入り口から入ったら、あとはもう出口から出るしかないのです。
トンネルの中は、生暖かい風が…。癒されもせず、傷つきもせず。ただ抵抗することもなく音にやられるのみ。
CDを聞く。1回目、過去の歴史にとらわれない大胆なアプローチにびっくりして、2回目、具体的にどこがいいのかな?と思い、3回目、変な曲たちだなあ、と思っている間に4回目を聞いてしまうのです。
昨今の、i podに代表される、曲単位での視聴スタイル。『そこそこいい曲』の切り売り。着うた。アルバムの売れなくなった日本。
あなたは『たった一度きり、再生ボタンを押せばいい』のです。押せばもう、空洞です。
2、3回聞けば、もう中毒です。トンネルの出口は、入り口につながっているんです。
なんちゃって
・「なんとなく(満足)できない」
無機質なものを想像していましたが、案外スウィートな感じです。歌モノもありますし。が、この作品、何回聴いても満足しません。なんか聴き足りないっていう感じではないですよね…一緒に買ったCDそっちのけで聴いてます。…いつの間にか私も空洞にされてしまったのでしょうか?聴いても聴いてもスーッと通り抜けていってしまう様です。だからいつまでも満足できないんですかね?自分でも不思議な感覚に陥っています。この感じ、坂本氏のねらい通りなのかもしれません(笑)こんなんでレビューどころでは無いのかもしれませんが、ひとりでも多くの人にこの感覚を共有してほしいという気持ちで、この作品を「なんとなく」おすすめします。
・「まさに「盛岡冷麺」の味わい」
「盛岡冷麺」って知ってるかな。岩手・盛岡の名物で、もともとは朝鮮半島の伝統料理。噛み切れないほどのコシのある麺が特徴で、冷たく濃厚なスープが、トッピングの激辛キムチを混ぜると澄み切った味わいになる複雑怪奇なおいしさが格別だ。
「空洞です」のくねくねとコシのあるリズムとホットでクールな感触は、まさに「盛岡冷麺」そのもの。「盛岡冷麺物語」という本がある。この本、「空洞です」を聞きながら書かれたらしい。読みながら、聴くと非常に良い。ついでに冷麺も食べながらね。
・「恐怖の一曲」
「学校へ行ってきます」が凄い。学校行きたくなさそうな、テンション低い感情の無い歌い方。絶対学校までたどり着けなさそうなヤバイ雰囲気が漂ってる、恐怖の一曲。でも、その後の「ひとりぼっちの人工衛星」の穏やかで優しい雰囲気に救われた感じになる。最後の「空洞です」は、聴く前は空虚で寂しい曲(前作の「宇宙人の引越し」みたいな)かと思ってたけど、予想に反してこのアルバムのなかで一番メロディアスで、美しい曲だった。もうこの曲が頭から離れないです(笑。
今回のアルバム、今までで一番気持ち悪いんじゃないかと思う。「できない」の、"できない"連呼するとことか、「やさしい動物」の"叫んでくーれー 歌ってくーれー"のとことか(笑。「なんとなく夢を」と「美しい」は、シングルとは全然別物になってます。特に「美しい」は、全然美しくない!(笑。もともと人を選ぶゆらゆら帝国の音楽ですが、今回のはさらに人を選ぶ内容じゃないかと思う。でも、一度はまるともう抜け出せなくなる。もうこれはただの音楽CDという域を超えて、ある種の芸術作品なんじゃないかと思う。絵画や彫刻のような。わかる人にはわかるっていうか。
うまく言えないけど、とりあえず「空洞です」は最高ですとだけ言っておきます。
・「大人のロック」
肉体と精神をなし崩し的にとろとろにしてしまう傑作が誕生した。これまで彼等の最高傑作だと信じていた「しびれ」「めまい」を超えた。凌駕した。
空洞です、なんてのたまう坂本の言語感覚に脱帽であるが、何よりもそのサウンド構築能力に感嘆の言葉を禁じ得ない。ミニマル・ビートによるサイケ感覚が横溢する音楽だ。坂本はプロ中のプロだな。ゴルゴ13ばりの百発百中のスナイパー。あるいは、ぶれることを許されない明石の天文台の時計。これほどまでに、大人のロックに浸りたい欲望を叶えてくれるバンドはそうはいない。恐らくおっさんだけが味わうことが出来る、失望感、虚脱感、焦燥感、絶望感、そのすべてを表現してくれる。
ソリッドな轟音ロックだけが、ロックのダイナミズムを醸し出せるとは限らない。削ぎ落とされたビートだけが打ち出すことの出来る「凄い音」が歴然として存在するのだ。ダルなパンチがボディーブロー的に身体に効いてきて、もはや五臓六腑を起立させるだけのパワーなど何処にも残存していない。容赦ない。俺は何のためにゆら帝を愛してきたのかちょっと不安になるが、それは、こんな猛獣・珍獣を愛してきた俺が悪いのさ、と変な納得をしてみる。
表題曲のギターリフは素晴らしい。それは決して変な音ではなく、正統派な意味で素晴らしい。ソウルフルな匂いもする。坂本のボーカルも何か和製マービン・ゲイみたいで良い。1曲目と、最後のこの曲は割合非実験的、つまりは伝統的な面持ちで、面の皮が厚くて、空洞の表面の役割をしているのだと勝手に考えている。2曲目から9曲目の、あるようで無い「中身」が、これが実は恐ろしいことになっているから、皆さん聴いてください、と専属プロモーターよろしく言ってみたくなる。
・「さいこ~です!」
アンリ・ルノーがプロデュースで、ボリス・ヴィアンに捧げた一枚。ボリス・ヴィアン、技師、作家、画家、トランぺッター、作詞作曲等々のいろんな顔を持つ"ルネッサンス・マン"。ミシェル・ルグランのお姉様のクリスティアン・ルグランがヴォーカルを、コーラス・グループのヴィザ・ヴィ、ピアノはモーリス・ヴァンデール、ベースがピエール・ユメールで、ドラムスがダニエル・ユメール、そしてトランペットのエリック・ル・ラン等、一言で言ってフレンチ・ジャズをたっぷり味わえます。クリスティアン・ルグランはミシェル・ルグランのレコーディング、映画等でおなじみの歌手ですが、彼女の綺麗な歌がなんとも言えず素敵です。"小さい花"。シドニー・ペシェの有名な曲ですが、エリックの思いっきり味のあるフリューゲルが何とも言えずオシャレ。モーリス・ヴァンデールもスウィング・スウィングで素晴らしいです。エマニュエル・トランテが歌う"パリの空の下"も聴けばたちまち、そこはパリ。。
●スーヴェニアーズ~ベスト・オブ・ジャニス・イアン 1972-1981
・「ジャニスの『You are love』が聞きたいです!」
私が初めてジャニス・イアンの歌を耳にしたのは、坂口良子さん主演の1976年のテレビドラマ「グッドバイ・ママ」の主題歌として使われた『Love is blind』でした。まだ中学生でしたが、ドラマの哀しすぎる程の内容と共にその儚げで繊細な曲と声に大変感動し、すぐにレコードを買いに行ったことを記憶しています。 更に1977年に放映された山田太一さん原作・脚本の名作テレビドラマ「岸辺のアルバム」では、『Will You Dance?』がとても効果的に使われていて、ドラマとしての作品の質をより高いものにしていたと思います。 またこのアルバムは、ベスト版なだけにその他の曲も全てが大変素晴らしく、しかも名曲揃いの作品集です。ただ出来れば、1980年に草刈正雄さん主演で上映された映画「復活の日」の主題歌『You are love』を入れてほしかったです。美しく切ないバラードで大変好きな曲でしたので、久しぶりに聞いてみたいと思っているのですが、現在発売されているどのアルバムにも収められていないようですね・・・たぶん。 メーカー様、『You are love』の再発売をお願い致します!次に発売するジャニスのベスト版には、是非とも入れてくださいよ!
・「懐かしい曲ばかり」
30年程前に聴いた歌ばかりで懐かしい。「At Seventeen」で早熟の天才と騒がれ、「Love Is Blind」がTVの主題歌で使われた事もあって、日本で大ブレーク。当時の世情も思い起こさせてくれる貴重なアルバム。
本作の収録曲では「Will You Dance ?」が革命に敗れた街角の人々の退廃感を歌詞と曲で見事に表現した、一際異彩を放つ名曲。惜しむらくは「Water Colors」を入れて欲しかった。個人的にはJ.イアンの最高傑作と思っているのだが...。
J.イアンの代表曲を一通り俯瞰するには好適のアルバム。
・「傑作」
個人的な話で恐縮だが、聴いていると中学生の頃を思い出す。ある意味懐メロなのだが、例えば「Will You Dance?」などは古典として音楽史に残る名曲なのではないかと思う。
・「スーヴェニアーズ~ベスト・オブ・ジャニス・イアン 1972-1981 [BEST OF]」
とても懐かしい曲、ラブイズブラインド、17歳の頃、その他思い出の曲があってよかった。
・「なんで」
「踊りたいのに」が入っていないのでしょう。あくまで新しいファン向け?もちろん1枚モノのベストであれもこれも言い出したらきりがありませんが、この曲だけは落とせないと思うのですが・・・。2.3曲違うだけですが、ベスト盤でしたら「踊りたいのに」がちゃんと入っている「ザ・グレイテスト・ヒッツ‾アップ・ティル・ナウ」をオススメします。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
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