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▼試し漫画3:セレクト商品

なるたる―骸なる星珠たる子 (1) (アフタヌーンKC (186))なるたる―骸なる星珠たる子 (1) (アフタヌーンKC (186)) (詳細)
鬼頭 莫宏(著)

「繊細さと......冷たい 恐怖感」「星がその子を導く」「この作品に出逢えた事に、肯定と否定の気持ちをもって感謝します」「ピストルズの如く叫ぶの巻き」「星がその子を導く」


ブラザーズ (1) (角川コミックス・エース)ブラザーズ (1) (角川コミックス・エース) (詳細)
田島 昭宇(著)

「とにかくおもしろい!!」「田島昭宇の違った魅力が味わえる作品です。」


奥 浩哉短編集 1 -赤- (1) (ヤングジャンプコミックス)奥 浩哉短編集 1 -赤- (1) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
奥 浩哉(著)

「異色の恋愛漫画」「3組のカップル(ってことでいいのかな)」


奥 浩哉短編集 2 -黒- (2) (ヤングジャンプコミックス)奥 浩哉短編集 2 -黒- (2) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
奥 浩哉(著)

「仕事に疲れたお父さん、読んでみてほしい。」「GANTZの原点」「読んでいるのだけど、また買ってしまった。」


フラグメンツ (1) (Big spirits comics special―山本直樹著作集)フラグメンツ (1) (Big spirits comics special―山本直樹著作集) (詳細)
山本 直樹(著)

「日常からの離脱」「日本最高峰のまんが」


さくらの唄 (上) (講談社漫画文庫)さくらの唄 (上) (講談社漫画文庫) (詳細)
安達 哲(著)

「苦しくなるけど読みたいの。」「すばらしい作品です」「名作!!!」「自己嫌悪嫌悪嫌悪…されど自己陶酔、それが青春だ」「それは青い春」


家畜人ヤプー 1 (1) (バーズコミックス)家畜人ヤプー 1 (1) (バーズコミックス) (詳細)
沼 正三(著), 江川 達也(著)

「忠実に」「すばらしいコラボレーション。」「江川的「精神史」のひとつ」「この本を読んで得られたこと。」「江川達也氏の作画には、賛成」


東京大学物語 (1) (ビッグコミックス)東京大学物語 (1) (ビッグコミックス) (詳細)
江川 達也(著)

「第一巻」「自分の人生の教科書となった本です」「頭がさえてくる」「無償の愛」「危険な漫画」


攻殻機動隊 (1)    KCデラックス攻殻機動隊 (1) KCデラックス (詳細)
士郎 正宗(著)

「時間をかけてじっくり読みたい漫画」「すごい。」「世界設定を読む本」「情報の海へ」「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作」


幻蔵人形鬼話 1 (1) (アフタヌーンKC)幻蔵人形鬼話 1 (1) (アフタヌーンKC) (詳細)
高田 裕三(著)

「ならば、考え求め続けようぜ!! 俺と君とで一緒に!!」「期待」「化け物の印象」「今回の化け物は?」「高田ファンは読むべし」


センチメントの季節 (1) (Big spirits comics special)センチメントの季節 (1) (Big spirits comics special) (詳細)
榎本 ナリコ(著)

「ただのエロ漫画じゃありませんよ。」「かなり退廃的」「エロくないエロ漫画」


Worlds―藤崎竜短編集 (ジャンプ・コミックス)Worlds―藤崎竜短編集 (ジャンプ・コミックス) (詳細)
藤崎 竜(著)

「面白いです。」「短編こそが藤崎さんの骨頂では」「フジリューの世界」「あまりの凄さに恐ろしくも・・・」「暗いけど」


DRAMATIC IRONY―藤崎竜短編集2 (ジャンプコミックス)DRAMATIC IRONY―藤崎竜短編集2 (ジャンプコミックス) (詳細)
藤崎 竜(著)

「哲学的な」「発想が凄い。」「さすがフジリュー!!」「ふじりゅーワールド」「フジリューワールド超高密度圧縮本」


エマージング 1 (1) (モーニングKC)エマージング 1 (1) (モーニングKC) (詳細)
外薗 昌也(著)

「まさに圧倒的なリアリティ」「こいつは、たまげた」「あまりにリアルなフィクション」「ウイルス天国日本」「わが身に!」


Rozen Maiden 1 新装版 (1) (ヤングジャンプコミックス)Rozen Maiden 1 新装版 (1) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
PEACH-PIT(著)

「これは…」「表紙の水銀燈が綺麗です」「愛が感じられる装丁」「最高です!」「これはいいものだ」


Quiz (上巻) (角川コミックス・エース)Quiz (上巻) (角川コミックス・エース) (詳細)
浅田 寅ヲ, 相内 美生, 飯野 陽子, 関 えり香

「コミック単独でも傑作」「浅田寅ヲの胎動」「renamilk's tea party」


おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) (詳細)
浅野 いにお(著)

「シュルレアリスム」「漫画だからこそ・・」「新たな新感覚」「不可思議というか前衛的?」「不思議感覚」


ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKIドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI (詳細)
林田 球(著)

「オトナのための少年漫画」「すごいゾ!独特な世界観!!」「良い」「謎の一巻」「グロさとギャグの混沌・・・それがドロヘドロ!」


村上かつら短編集 1 (1) (ビッグコミックス)村上かつら短編集 1 (1) (ビッグコミックス) (詳細)
村上 かつら(著)

「青春」「自然体なのに、衝撃。」「標準的大学生&思春期の思い、」


探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース)探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース) (詳細)
清涼院 流水, 大塚 英志, 箸井 地図

「やりたい放題」「ケレン味の三乗!」「ばかばかしくも面白い」「笹山がシブめ。」「「新本格ミステリー」は確かかもしれないけど」


M (Young jump comics)M (Young jump comics) (詳細)
桂 正和(著)

「好きですこういうの。」「究極の愛のカタチとは」「2種の終わり方」「考えさせられる・・」「衝動買いしちゃいました」


八月の鯉/コーリュー―江川達也傑作集 (ヤングジャンプ・コミックス)八月の鯉/コーリュー―江川達也傑作集 (ヤングジャンプ・コミックス) (詳細)
江川 達也(著)


TOKKO 1 (1) (アフタヌーンKC)TOKKO 1 (1) (アフタヌーンKC) (詳細)
藤沢 とおる(著)

「グロい、けれど面白い」「基本的には面白いです」


バジリスク―甲賀忍法帖 (1) (アッパーズKC (197))バジリスク―甲賀忍法帖 (1) (アッパーズKC (197)) (詳細)
山田 風太郎, せがわ まさき

「ぜひ読んでください。」「祝、アニメ化!!」「愛する者よ、死に候へ・・・・・」「これぞスタイリッシュな忍者マンガ」「新たな忍者漫画。」


すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)すべてがFになる (バーズコミックススペシャル) (詳細)
森 博嗣(著), 浅田 寅ヲ(イラスト)

「大胆さの中の繊細さ」「美事」「小説を漫画にすると上手くはいかないというけれど・・・。」「スタイリッシュな絵と理系ストーリィが上手く融合」「「密室」の求道者」


▼クチコミ情報

なるたる―骸なる星珠たる子 (1) (アフタヌーンKC (186))

・「繊細さと......冷たい 恐怖感
この漫画、どのジャンルに入るんでしょうか

アクション? SF? サスペンス?

私が感じるのは、「恐怖」なんです思春期になるかならないかの少年少女が、大人(権力)がどうがんばっても太刀打ちできないほどの ちから(武器・龍の子)を「ふと」持ってしまいます。

その力をある少女は、自由時間さえくれない両親へ

いじめをしていた同姓のクラスメートに使ってしまいます。

またある少年は、「人を殺める」ことの快感におぼれていきます

子供(?)ゆえに「使ってみたい」「どうなるか見てみたい」「使ったらどうにかなるかも」無垢なるがゆえ「そんなこと 簡単よ」とちから を使ってしまい「どうしようもなくなった恐怖(後悔)」が

繊細な線で書かれた登場人物に降り注ぐ

  読んでいる方も内臓に冷たい塊を覚えます。

「復讐」「快感」「大人の道理」「子供の思い」「加害者にも被害者にもならない立場」

感じるところは多々あります。

・「星がその子を導く
アニメでæ"¾é€ä¸­ã®ã€Œãªã‚‹ãŸã‚‹ã€ã®åŽŸä½œã€‚ã€€ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡ã‚'見て興å'³ã‚'持たれたæ-¹ã¯ãœã²èª­ã‚"でみるã"とã‚'おè-¦ã‚ã-ます。 アニメでは割愛されたシーンやセリフ、どうã-ても映像で表現できなかった構成の巧みさ、美ã-さã‚'å'³ã‚ãˆã‚‹ã¯ãšã§ã™ã€‚

 物語は、小学6å¹'ç"Ÿã®å°'女シイナが、夏ä¼'みにç¥-父母のいるç"°èˆŽã®å³¶ã§ã€ç©ºã‚'飛ぶ不可思議なç"Ÿãç‰©ã¨å‡ºä¼šã†ã¨ã"ろから幕ã‚'é-‹ã'ます。シイナはそのç"Ÿç‰©ã«åå‰ã‚'つã'、友é"とã-て家へ連れて帰ります、そã-て、æ-°ã-い友é"と楽ã-いæ-¥ã€...が始まるはずでã-たが・・・

 ほのぼのとã-た導å...¥ã‹ã‚‰ã€å¾ã€...にã"の作å"ã®æœ¬è³ªã§ã‚る、深いテーマ性と、ç-Žç•¥ã«èª­ã‚€ã"とのできない重い意å'³ã‚'持つストーリーへと変わっていきます。 遷移は緩やかに行われ、読è€...は幸せなæ-¥å¸¸ã‹ã‚‰ã€å‡ºå£ã®è¦‹ãˆã!ªã„æš-いæ-...に投ã'出されるのã‚'感じるã"とになるでã-ょう。 ã"の遼遠なストーリーが、ã"の作å"ã®é†é†å'³ã§ã™ã€‚

・「この作品に出逢えた事に、肯定と否定の気持ちをもって感謝します
絵柄からは想像もつかないような重さを持った此の作品。その重いテーマ、凄惨な描写、不明瞭な設定、そして不可思議な結末…賛否両論でしょうが私はこの作品を「賛」の方で評価します。取り敢えずこの第1巻にのみ焦点を絞って記載させて頂きますと、最初の巻という事で主人公・シイナの周辺の日常(とは言え夏休みだが)描写や、ホシ丸、明との出逢い、そして竜や竜の子ないし竜骸と呼ばれる"モノ"の出現等が描かれます。序盤こそほのぼの描写ですが、既にこの巻の後半から死者が出たり、イジメの様子が写されたりと「既存の漫画とはちょっと違うな」的な雰囲気は十二分に醸し出されています。やや駆け足の印象は否めませんが、この作品の大まかなイメージは掴める事と思います。以降の巻を読んでからだと比べ物にならない位マイルドですが…まずはこの巻を読んで、止めるもよし続けるもよし。好き嫌いは別れると思いますが共感できる思想も今後多く登場します。兎に角一線を画した作品である事は疑いようがありません。あまりこの巻に絞れてませんでしたね…反省。

・「ピストルズの如く叫ぶの巻き
まず、レビューではありませんが補足程度に。ここで言われるメルヘンの意味はグリム童話で検索すれば掴めると思います本来本家本元のドイツのメルヘン(グリム童話)とは当時の歴史や現実の出来事にファンタジーの要素を加え作られた物で常に死の描写があり非常に殺伐とした話が多く日本の持つメルヘンのイメージとはちょっと違っています。おそらく本家本元側のメルヘンがなるたるの歌い文句、メルヘンの意味なのでしょう。が、お世辞にも両者共に、明るい話が好きだったり産業音楽に名曲と言える一般の方にはお勧めでる代物じゃありませんのでご注意を。

最後に少し脱線するのですが一言、プロは人の望む物、商業物を生産するだけの機械では無いと思うなのです!

・「星がその子を導く
アニメでæ"¾é€ä¸­ã®ã€Œãªã‚‹ãŸã‚‹ã€ã®åŽŸä½œã€‚ã€€ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡ã‚'見て興å'³ã‚'持たれたæ-¹ã¯ãœã²èª­ã‚"でみるã"とã‚'おè-¦ã‚ã-ます。 アニメでは割愛されたシーンやセリフ、どうã-ても映像で表現できなかった構成の巧みさ、美ã-さã‚'å'³ã‚ãˆã‚‹ã¯ãšã§ã™ã€‚

 物語は、小学6å¹'ç"Ÿã®å°'女シイナが、夏ä¼'みにç¥-父母のいるç"°èˆŽã®å³¶ã§ã€ç©ºã‚'飛ぶ不可思議なç"Ÿãç‰©ã¨å‡ºä¼šã†ã¨ã"ろから幕ã‚'é-‹ã'ます。シイナはそのç"Ÿç‰©ã«åå‰ã‚'つã'、友é"とã-て家へ連れて帰ります、そã-て、æ-°ã-い友é"と楽ã-いæ-¥ã€...が始まるはずでã-たが・・・

 ほのぼのとã-た導å...¥ã‹ã‚‰ã€å¾ã€...にã"の作å"ã®æœ¬è³ªã§ã‚る、深いテーマ性と、ç-Žç•¥ã«èª­ã‚€ã"とのできない重い意å'³ã‚'持つストーリーへと変わっていきます。 遷移は緩やかに行われ、読è€...は幸せなæ-¥å¸¸ã‹ã‚‰ã€å‡ºå£ã®è¦‹ãˆã!ªã„æš-いæ-...に投ã'出されるのã‚'感じるã"とになるでã-ょう。 ã"の遼遠なストーリーが、ã"の作å"ã®é†é†å'³ã§ã™ã€‚

なるたる―骸なる星珠たる子 (1) (アフタヌーンKC (186)) (詳細)

ブラザーズ (1) (角川コミックス・エース)

・「とにかくおもしろい!!
春平・恭平・餡子という3卵生の三つ子が主人公のお話です!!兄二人が妹を好きになってしまうという、一見アヤシそうですが、ぜんぜんそういう感じはなく、コミカルにおもしろおかしく書いてあるので、抵抗なく楽しく読めます♪♪この作品は全3巻と手頃なので、ぜひ読んでほしいと思います☆

・「田島昭宇の違った魅力が味わえる作品です。
現在、ショッキング・サスペンス作品の、「多重人格探偵サイコ」を連載している田島昭宇氏ですが、この「BROTHERS」では、春平・恭平・餡子の中学生の三卵性の三つ子を主人公に、笑いあり、ちょっぴり涙あり、爽やかで、ほのぼのとしたストーリーが展開されます。私自身、「こんな学生時代を過ごしたかったな」という、懐かしく甘酸っぱい感動を味わうことができました。この作品は名作だと思います。田島ファンならずとも、ぜひ、御一読されることをお勧めいたします。

ブラザーズ (1) (角川コミックス・エース) (詳細)

奥 浩哉短編集 1 -赤- (1) (ヤングジャンプコミックス)

・「異色の恋愛漫画
週刊ヤングジャンプで好評連載中の「ガンツ」。その作者である奥浩哉先生の、初期の短編作品が多数掲載されています。

こちらの「赤」はちょっと変わったラブコメ路線です。掲載されている話の中にはテレビでドラマ化されたものもあり、読んでみて「あっ、知ってる」なんて人もいるのではないでしょうか。

今とだいぶ絵のタッチが違いますが、問題無く楽しめますよ。個人的に奥先生の分身である(?)、奥園さんと奥くんのポジションが好きです。

・「3組のカップル(ってことでいいのかな)
「好」山田さんと吉田さんの女の子同士のカップル。「嫌」鈴木君と佐藤君の男の子同士のカップル。どっちも強引に迫られてたいへんなことになってますが。「糸」ふいに見えだした「赤い糸」をたぐって自分の運命の相手を探しに出た受験生の越智君と、やっぱり糸が見えて同じように旅行中の山田さんの話。ケータイのない時代の出会いって素敵かも。「HEN」の新編集版を買ってもいいかと思ってたんだけど、収録作品かぶってたりするのかな。上の2本は「HEN」的には外せない作品な気がするけど。そんな貧乏性心配性で星一個減(しみったれ)

奥 浩哉短編集 1 -赤- (1) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)

奥 浩哉短編集 2 -黒- (2) (ヤングジャンプコミックス)

・「仕事に疲れたお父さん、読んでみてほしい。
これに収録されている、ずっとまじめに生きてきたごく普通のお父さんが突然悲劇に見舞われるお話、これがすごく好きで買いました。仕事に疲れている人、家庭の居場所を感じられない人とかにこのお話を読んで欲しい。

この作者さんらしい、何をしようと何を想おうと「報われない」現実がある、そんな表現の多い短編?集です。

他の漫画みたいに頑張っても救われないけど、それでも絶望の中に垣間見える「何か」が、この人の作品の良さであり中毒性だと思う。

最後ハッピーエンドが見たい人は読まないほうが良い、全編ダークです。ハッピーエンドが見たい人は同作者さんの「変」シリーズなんかほのぼのできてお勧めです。

・「GANTZの原点
週刊ヤングジャンプで好評連載中の「ガンツ」。その作者である奥浩哉先生の、初期の短編作品が多数掲載されています。

こちらの「黒」は残酷描写ありのハード路線です。理不尽さ・不気味さなど、今連載しているガンツに通じるものがあります。この短編集では人間の内に秘める「黒さ」がよく描かれています。

また、奥先生のデビュー作である「変」も掲載されているので、ファンの方は絶対チェックしましょう。

スクリーントーンやベタ塗りの使い方などが特殊で、作者は影の書き方にこだわりがあるようです。

・「読んでいるのだけど、また買ってしまった。
ここに在るのが、奥浩哉の中で最も印象の強い作品群かもしれない。収録作「黒」正しくあろうとしたのに職を妻を最愛の息子を、ついには人間であることすら失い、なにもしてくれない残酷な天使に導かれて(いや、導いてもくれないか。割と見てるだけかも)不条理な迫害を受け続ける男のグロテスクで壮絶な戦い。むごさの中に灯る最後の明かりは胸に刺さった。うまいなぁ。「へん」「変」のリメイク。SEXしたらなんか感染して女になっちゃいました。誰かにうつしたら治るかも(この場合は他の男とSEXして)という話。「宿」かわいい女の子型の宇宙人に寄生されたオタクの男の子がいじめにめげず動画を描き、女の子の命を守るためにがんばる話。「変」どっかに揺れる乳首の残像をトーンで表現したのはこの作品が最初だって作者が描いてたような・・・そ、そうなんですか(としか)作品の意味を変えてしまう最後の1ページは最初の単行本版にはついていなかったかも。「観察日記」中学二年生の主人公のつける観察日記。観察の対象は押し入れの中に閉じ込めてある、誘拐して輪姦した同じクラスの女の子。実際に拉致だの監禁だの暴行だのが頻発している現実、それを一番醜い姿で濃縮したような毒のような一篇。でもね、作品として見ると×××で××××を××××るクライマックスと、エンディングは胸の悪くなるおもしろさ。読むなら根性入れてどうぞ。

奥 浩哉短編集 2 -黒- (2) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)

フラグメンツ (1) (Big spirits comics special―山本直樹著作集)

・「日常からの離脱
鬼才山本直樹の最高傑作が、このフラグメンツであると私は思う。氏の作品を読むとまるで別世界にひきずり込まれる感覚に陥るが、その中でも最たるのがフラグメンツであった。ただの日常で何事もなさそうな町で繰り広げられる話は、読んだ後に嗚咽しそうな気分を味わうだろう。    

同時収録である夕方のおともだちも、とてもエグくて目を覆いたくなるような話である。

話が日常的と言ったが、日常的で在るが故にこの二つの作品の本質的な意味は、日常からの離脱であると私は思っている。

・「日本最高峰のまんが
山本直樹は日本を代表するべき漫画家である。士郎正宗なんかに日本を任せている場合ではない。現状でまんがを進化させ続けている作家は非常に少ない。ワンピースもハンターハンターも発展ではあるが進化ではない。本作は山本の魅力がきっちりつまっており、この本から入っていくのもいいと思う。まんが文化、なんて簡単に言うけれど、まんがの成長は停滞気味じゃないだろうか。まじめなまんが読みは、必読。

フラグメンツ (1) (Big spirits comics special―山本直樹著作集) (詳細)

さくらの唄 (上) (講談社漫画文庫)

・「苦しくなるけど読みたいの。
良い本は、それを読んだ後に必ず眠れなくなる。台風の夜のように、心がザワザワして苦しくてせつなくてどうしようもできないこの気持ちをどうしてくれよう。って。そんな気持ちを呼び起こす「さくらの唄」。とにかく読め。読まずには死ねない。これはそんな本。

・「すばらしい作品です
単行本だった頃は全3巻で、第3巻だけが成人指定でした。もちろん読みましたとも。10年前の学生時代、友人にすごい本だと薦められて、事実そのとおりでした。「主人公は俺か?俺なのか!?」と自問つつ何度も読み直したものです。上巻での爽やかな高校生活は、下巻では侵入者がもたらした大人の現実によって蹂躙されてしまう。逃れられない現実に、金と欲にまみれた現実に流され、自らもどっぷり溺れる主人公。それでも美術の道への現実逃避に、自意識の最後の砦を築く主人公。苦悶の果て、密かに練り上げられた、ささやかな殺人計画。戦友は、いや共犯者はただひとりだけ。そして彼らは勝利した。読後感は驚くほど爽やかでした。

・「名作!!!
「青春漫画」みたいな作品は数多くあれど、後半に進むにつれ、描写の過激さ、暗さ、非現実さなどが災いし、埋もれてしまった名作です。主人公はありがちな、思春期特有の悶々とした想いを持った男の子という設定ですが、その台詞や場面のひとつひとつは、他の売れてる「青春漫画」とは一線を画するものがあります。「青春」を題材にした作品が好きな方に、是非一度見てもらいたい作品です。ただし、青春のさわやかさ、愛の素晴らしさ(笑)を見たいという方にはあまりおすすめできません。人を選ぶ作品ではあると思いますが、私は文句無く☆5つです。

・「自己嫌悪嫌悪嫌悪…されど自己陶酔、それが青春だ
自分に自信が無くて、周りが羨ましくて、好きな人が眩しすぎて、親とか権力とかが大嫌いで。そんな誰もが通る青春の唄。…なのだが、下巻では「流されて生きることの危機感」がかなりハードに描かれる。これはこれで最高に面白いのだけど、上巻・下巻で得られる面白さは別種のものと思います。

・「それは青い春
これぞ青春マンガ。「青春」という語に含まれる何とも言えない若さ、初々しさ、気恥ずかしさ、せつなさ、エロさ。それら全てがこのマンガには込められている。日々をもんもんと過ごす日本中の男子中学生、高校生にこのマンガを捧げたい。逆に言うと、オトナが読んでもあんまりおもしろいものではないかも。「クサイなあ」で終わってしまうかも。

さくらの唄 (上) (講談社漫画文庫) (詳細)

家畜人ヤプー 1 (1) (バーズコミックス)

・「忠実に
 文章を映像化する場合、そこに原作者の意図とは違ったモノを作画者は詰め込んでしまうことが多々ある。 だが、江川達也はそれを拒否した。作画者は絵柄だけで物語は原作をそのまま忠実に再現するといった、己の主張を徹底的に拒絶するという試みを行ったのである。 その良い例が「源氏物語」であり、本書「家畜人ヤプー」である。

 江川達也は、情報量が膨大な本書を漫画化する際に、自分の意思を捨て、ただ原作に忠実に物語を書き進めることにしたのである。

 原作に忠実に漫画にすることは難しいが、本書は成功している。しかもあの「家畜人ヤプー」である。 これは、江川達也最大の挑戦かもしれない。

・「すばらしいコラボレーション。
江川達也は、いままでいくつか読んできて、なんて不快なんだろうか、と敬遠していたが、本書で江川が果たした仕事は文句なしにすばらしい。沼昭三の示した、変態ワールドと江川達也の絵がここまでマッチするとは正直、想像だにしていなかった。二人の組み合わせを考えた人に拍手を送りたい。

・「江川的「精神史」のひとつ
確か、『源氏物語』の巻末であったと思うが、江川氏の描く世界観について一定の方向性があるようなことを述べておられた。それは、「日本人の精神」というテーマであり、『源氏物語』において中世を、『日露戦争物語』において近代を、『東京大学物語』において現代を、という内容であったように記憶している。

その言に照らし合わせてみれば、『家畜人ヤプー』という漫画は、「戦後」という日本の歴史の中でも特筆すべき時代を対象として「選択」された作品であるように思えてならない。

原作者・沼正三氏は、小説や漫画等の表現方法を問わず『家畜人ヤプー』に関わる作品に、戦争や戦後の体験から生まれたものであることを書いておられるが、優れた「サドマゾ文学」であったり「奇書」であることの評価もさることながら、敗戦を起点として変質していった「日本人の精神」を理解することにより、『家畜人ヤプー』の持つ意味を深く知ることができるように思える。

こうして見ていくと『日露戦争物語』『家畜人ヤプー』『東京大学物語』という作品は、全く違うジャンルを扱いながらも、近代以降の「日本人の精神史」を描いていることになり、原作を非常に忠実になぞっていく意図もここにある(変質させないがため)のだろう、と考ることができる。

善し悪しということではないのだが、個人的なことを云えば、『家畜人ヤプー』という作品に対して持っていたイメージ(漠然)が漫画によって、顔や背景や空間に至るまで「固定」されてしまった。「絵」の持つ力は絶大である。

「日本人として」という観点からぜひ読んで欲しい作品ではあるが、しかし、もちろんオススメはしにくい(笑)。

・「この本を読んで得られたこと。
創造を絶する漫画です。衝撃的です。

このエロさは、子供にみせてはいけないレベルです。

大人向けの漫画です。

露骨なセックス描写は、ありませんが、引き込まれるエロティックです。

謎が多くて引き込まれます。

江川漫画、ひさびさのヒット。

・「江川達也氏の作画には、賛成
あの「家畜人ヤプー」がコミックスになったなんて。。。というのは、ちょっとした衝撃でした。まず、一体何巻まで続くんだろうという疑問に加えて、私個人、「家畜人ーー」はその詳細な描写から実際の形を想像して楽しむという読み方をしてきたのに、それが、いきなりあられもなく具現化されるということに、ちょっとした抵抗を感じたことから、買うか買うまいかちょっと迷って、「家畜人」がコミックスになるほど大衆化しつつあることへのお祝儀的意味を込めて買っちゃいました。(昔発禁本になったという話もきいたから、良い時代になったもんだ)

江川氏の絵はなじみがある。絵が可愛い。たしか彼のテーマは「エロスの追究」だとなにかで読んだことがあるとおり、読みも結構しっかりしていると思った㡊??ただ、ヤプーが少し思ってたよりも可愛すぎるというか、舌人形にはしっかりつぶらな目がついているし、。。。第一巻は、もう少し、ただ肉感だけの感じられる、自立移動の出来る家具の一種、で一体これはなんだらう?くらいの想像の余地が残っていてくれたらなあ、。。。というあたりで、星4つ。次号に期待。

家畜人ヤプー 1 (1) (バーズコミックス) (詳細)

東京大学物語 (1) (ビッグコミックス)

・「第一巻
「東京大学物語」は頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群の村上直樹が主人公。とにかくこの村上直樹という人物はある意味、日本漫画史上もっとも「凄い」人物。この漫画の見所はまず、この中村の「思考」そのもの。誰もがみとめる天才だけにプライドも人何倍か高く、神経質なために何事も深く考えずにはいられない。常に他人の目をきにしているからどんどん妄想にはまりこんでいくが、その思考の方向と仕方、スピードが断然常人を飛びぬけていて面白い。どんどん泥沼化して失敗し、同じことを繰り返し、どんどんあらぬ方向でギャグ漫画していく・・・。そして話はどんどん大人向け漫画っぽくなっていき、誰もがどこにこの漫画が向かっているのかわからなくなる・・・そんな不思議で痛快で笑える漫画。その本塊??、村上直樹はある日、悪友の佐野に連れられ、テニスの試合を見に行く。そこで、試合にでていた、同学年の水野遥に一目惚れしてしまう・・・。

・「自分の人生の教科書となった本です
ただのエロ漫画とぼろくそに言う意見が多いことは知っています。だが結局そういう人たちはこの漫画の毒気に正面から向き合うことのできない弱虫な人たちではないのかと思います。いま改めて全巻を読み通してみて、江川達也さんがこの作品にこめた深い意図が感じられました。確かに単純なギャグ・エロ漫画として読む人もいるでしょうが、そんな読み方だけをしていたのではこの作品のメッセージを読み取ることはできません。心を開いて、自分が村上くん、遥ちゃんになったつもりでこの物語を読んでください。きっとみんな、自分の中に、村上君と遥ちゃんが住んでいることに気づくと思います。

・「頭がさえてくる
村上直樹の物語。ヒロインの水野遥も相当変ですが遥の変さはよくある天才がゆえの変り者。頭のイイ人ってこういう人います。でも村上はかなり余分な事にエネルギーをつぎこんでいてこんな単細胞で本当に天才なのか?と不思議になります。まぁ「白鳥麗子でございます」の男版だと思えば漫画としちゃあアリかな!高校時代の村上はまだ普通ぽいけど大学入ってからはもう完璧に異常者です。変態もここまでくると人生楽しいかも!

・「無償の愛
僕がスピリチュアリズムを理解するために、波長を上げるために、必要だった本です。

テーマは、「無償の愛」。

江川達也はスピリチュアリストではないので、スピリチュアリストから見たら、不完全かもしれません。

GOLDEN BOY 1 (1)

・「危険な漫画
主人公に感情移入して読む人や、心が安定していない未成年の方には読むのを勧めない。最初は普通のラブコメ風だが東大受験直前あたりからは正直きつい。それでも一応は面白い。全巻通して色々あるわけだが、最終巻は読まなければ良かったと思える結末。築き上げて来た「何か」を壊してしまった。

東京大学物語 (1) (ビッグコミックス) (詳細)

攻殻機動隊 (1) KCデラックス

・「時間をかけてじっくり読みたい漫画
 映画になった、功殻機動隊 GHOST IN THE SHELL、イノセンス、の原作となった漫画です。欄外に注記が満載されていて、ちょっと読みづらく感じますが、非常に読み応えのある漫画です。最近の漫画は、絵の占める割合が非常に多く、10分ほどで単行本1冊読めてしまうことも多いですが、この本は結構長い時間楽しめます。読み終わった後に、感慨にふけってしまうこともあります。 難解な漫画という評価を受けることが多いですが、それは10年以上前の話で、現在ならばさほど難解とは感じないのではないでしょうか。世の中がやっと士郎正宗氏の感覚を理解できるようになってきたということなのかもしれません。SFが好きな方ならば、楽しめると思います。 話が少し脱線しますが、映画をご覧になった方は、きっと映画は、漫画のこの部分を使ったんだなどと気づく点も多いと思います。個人的な意見ですが、映画を楽しむつもりなら、この原作は映画鑑賞後に読むことをお勧めします。映画のオチがわかってしまうので映画の楽しみが減少します。私は、映画(イノセンス)のはじめの方にオチがわかってしまい、映画が今ひとつと感じてしまいました。

・「すごい。
 映像化によって有名になりましたが、作者の描く緻密で綿密な世界観は他に類を見ません。それでいてエンターテイメント性を失っていないのはやはり驚嘆です。 こった漫画を読んでみたいという方、そしてもちろん映像で存在をしった9課のファンの方、必読です。

・「世界設定を読む本
犯罪を取り締まる公安9課の活躍を描いた漫画。サイバーパンク・サイボーグ活劇といった感じです。

漫画の内容と脚注、最低2回は読まないと完全に理解できません。内容もさることながら、その世界観は圧巻です。緻密な近未来世界の設定は、何年たっても新鮮です。

映画やアニメがありますが、まずは漫画を一読することをオススメします。

・「情報の海へ
ご存知、押井守監督作品「GHOST IN THE SHELL」の原作。

こちらのほうがアニメーション作品よりも明るいノリです。私はどちらかというと原作ファンです。

脳と脊髄以外は全身サイボーグ化した女性、草薙素子(クサナギ・モトコ)の活躍を描くアクション&サイバー漫画。コンピュータ技術が高度に発達した未来の日本を舞台に、犯罪の芽を潰すべく、素子とその仲間たちが電脳ネットワークを駆使して戦います。

やがて凄腕ハッカー、「人形使い」(字が違ったかナ?)が素子の前に現れます。元々はAIというか人間にプログラムされた存在なのですが、なんと「彼」は、自分を「情報の海で生まれた生命体」であると主張します。一度は姿を消した人形使い。しかし彼はあるとき再び素子の前に現れ、ある申し出をします。その申し出とは・・・?

高性能サイボーグであり、高度な情報ネットワークと戦闘能力を持つプロフェッショナルである素子。しかし自信の一方では、アイデンティティの揺らぎを感じることもある彼女。人形使いとの接触は、彼女を新たなるステージへと導きます。

そのうち続編も出版されるようです(時期未定)。ちなみに同じく士郎正宗の代表作「アップルシード」は、時代的には、この「攻殻機動隊」のさらに未来のお話になります。

士郎正宗さんの漫画はウンチクがいっぱい・説明もいっぱい。ガン&アクションの痛快マンガである一方、けっこう社会派だったりもします。読み込むほどに理解の深まる、一粒で何度も美味しい世界!

男性諸氏には、魅力的な女性キャラも嬉しいところでしょう。

・「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作
本作は士郎正宗の代表作の一つですが、テレビアニメシリーズのスタンド・アローン・コンプレックスから攻殻世界に入った人にとってはかなり戸惑うであろう内容でもあります。少佐の「やなこった へへーん」なんて言う80年代的なヒロイン像はアニメ版の少佐とはもはや別人とさえ言えます。(ただしこういったヒロインが士郎作品の特徴でもあるのですが)

しかし、この作品で本当に特筆されるべきはその独特の世界観(宇宙観)でしょう。ネットワークが普遍的になった世界における自我や自己の存在といったテーマはサイバーパンク系にはありがちですが、攻殻においては「ゴースト」という「ケストラー思想 + ある種のオカルティズム」といったまさに士郎節全開の独特の解釈をしています。この生命(開放系)の熱力学に抗う性質や下の階層の量子的揺らぎが上位の動脈硬化を防ぐといった考えは決して科学ではなく、むしろオカルトや疑似科学といったものに近いのですがこれこそこの漫画の肝というべきものです。

この設定を色濃く残し映像化したのが押井監督の劇場版、この設定を薄くして刑事ドラマ色を強めたのが神山監督のテレビシリーズです。

なおこの漫画は非常に解りにくいので、他の方も書かれている様に最低2度は読むことをお勧めします。

攻殻機動隊 (1) KCデラックス (詳細)

幻蔵人形鬼話 1 (1) (アフタヌーンKC)

・「ならば、考え求め続けようぜ!! 俺と君とで一緒に!!
明治十六年。物の怪が跋扈し、因習や迷信がまだ民衆に根強く土着したまま、伝染病コレラが蔓延している帝都東亰。父譲りの科学への探求心と母譲りの護法実(ごほうざね)を一身に受け継いだ倉橋しずめ。幼少の頃より己が化け物と化して暴れ回る眠り(ねぶり)に恐れを抱き、父失踪後、父に救いを求めて消息を追う途中、会津の密偵・乾虎源太(通称トラゲン)と出会う所から物語は始まる。連夜、コレラ呪符を売る祈祷師を狙った帝都殺人事件が起こる中、しずめ自身が「非科学的」と称しながらも恐れていた眠りが……

巨大な九十九神を身に宿しながらも明るく無邪気なしずめと、会津藩士の生き残りトラゲン。九十九神の謎を追って、東方支天衆護神民に次第に深く関わっていく2人の姿−−しずめの成長ぶりやトラゲンさんの包容力が実にカッコいいです。高田先生のヒロインは無邪気で可愛いだけかと思いきや…身を投げ出して他人を助ける心意気が一般のヒロインの枠を越えていて感動します。強い力をたまたま持っているからではなく、しずめが普通の女の子だったとしても泥を食む事も厭わず、救済に走るのでしょうね。二つ柱・鵺様も忘れてはいけないですが、まあ、それはまた次の機会にでも。

第一話のクライマックスは、作中一番好きなシーンです。

・「期待
世界観がしっかりしている為、すんなりと物語に入れます。高田氏が描かれる漫画で、魔物が出てくるのはサザンアイズ以来なので、感慨深いものがありました。まだ一巻なので、当然クライマックスは迎えませんが、今後の展開が実に楽しみです。絵を眺めているだけでも楽しめるものがあります。

・「化け物の印象
以前の作品3×3EYESよりも化け物の迫力がいまいちかも けどこれからの展開が期待できそうな作品とおもいます

・「今回の化け物は?
今回は化け物の感じが前作とはまた違う感じがします個人的には以前の作品3×3EYESの化け物の方が好きかもしかしこれからの展開に期待できるものかと思います

・「高田ファンは読むべし
主人公の幻蔵が3×3EYESのハーンに見える人はぜひ買いましょう。

高田さんって、あのぼこぼこした良くわからない物体が好きなんですね。あと、裸とか(笑)

妖怪とか幻術とか好きな人には好かれると思います。あと、サザンファンにもオススメ

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センチメントの季節 (1) (Big spirits comics special)

・「ただのエロ漫画じゃありませんよ。
赤面してしまうセックスシーンの連発。ついそっちの方に目がいきがちですが、ヒロインや彼女を取り巻く人たちのコトバは考えさせるものが多かったです。コトバにしちゃうと恥ずかしいんだけど、恋愛とは、生きるとは、勉強とは、みたいなこと考えさせられちゃいますよ。こういう漫画だから、その「考えさせられている自分」を知ったときの衝撃はより大きいかと。

・「かなり退廃的
これらの話にどれだけのリアリティがあるのか私にはよくわからない。廃屋で昼寝しているサラリーマンのところにいきなり女子高生が現れて官能的行為に耽ったり、教師やおっさんの目の前にいきなり女子高生が現れて「セックスして」などというシチュエーションは自然なのかな。いずれの人物も自己幻想や対幻想が崩壊して空虚な抜け殻のようになっており、読むたびに暗くなってくる。デカルト(肉体を単なる機械とみなしたあの哲学者です)を出してきたり哲学しているところもあるけれど、「ちさポン」のような青少年向けセックス指南書ではない。全体に漂う退廃的ムードは相当なものだ。あまりお子様向けではないようだ。

・「エロくないエロ漫画
1話完結の話で構成された短編集。メインテーマは性だが、この漫画はエロくない。 性を、愛の行為だとか単純な快楽としてではなく扱っている。全体に漂う物悲しい雰囲気。

私は面白いと思ったが、どうも読後感がよくない話が多い。読後感のいい話もいくつかあって、それは本当に面白いと思った。なんというか、この漫画はむなしい・・・。読んだ後、生きている事が嫌になるほどにむなしい・・・。

それと、やたら大人びた考え方をする女子高生ばっか出てくるのが気になった。援助交際をあたりまえに扱っているところも、なんとなく好きになれない。面白いことは面白いのだが、素直に面白いと言えない漫画。

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Worlds―藤崎竜短編集 (ジャンプ・コミックス)

・「面白いです。
 今読んでも遜色なし。それどころか、その独特の世界は今よりずっと光って見える。ダークでニヒルなストーリー、きれいにまとまろうとしない大胆(?)あるいは緻密な描写。おかげで1ページ1ページががイキイキしているというか躍動感があるというか。最近の藤崎先生の美しいが静止的な作風にはない魅力があります。キャラたちもいい。魅力的でキレイなんだよね。特に女の子。オススメは『ソウル・オブ・ナイト』。騎士道精神がテーマのファンタジーで、マンガらしさを重視したというように大変楽しく読める。あとがきでは収録されている5つの物語のうち3つについて続編予想図なるものをしており、読みたいなあと思ってしまった。短編でいいから続きを書いてくれないものか…。

・「短編こそが藤崎さんの骨頂では
絵は、封神演技くらいから見られた方には少し驚かれるかもしれません。しかし物語はと藤崎さんらしいタッチで進みます。暗い話が多いのですが、それにいつのまにか引きずり込まれます。忘れたくらいに読みたくなる、そんな作品です。短編が終ると、その作品ごとに藤崎さんのあとがきらしいものがありますので、ファンとしては読むのも楽しいです。巻末にはちゃんとしたあとがきもあります。

・「フジリューの世界
藤崎竜先生の実力は短編漫画で最も発揮されると思います。短編を短編としてまとめあげられる素晴らしい構成力の持ち主です。現実と非現実が混同するお話は少年漫画ではありがちというかベタですが、藤崎先生は『どっかで読んだことあるけどなんか新鮮』というお話が多い。ただ、この頃の藤崎作品は、少年漫画という意識からか変なところで大して面白くないギャグをいきなり入れたりしてて、その点があまり好きではありません。シリアスならシリアスで通せばいいのに、妙なところで笑いを取ろうとする。これはまだ封神演義の連載が始まる前で始まってからは慣れてきたのか短編でも連載でもあまり気にならなくなりましたが。全体的に絵に不慣れな点がありますが、根本的な世界観には確固たる信念があり、藤崎竜という漫画屋を不動のものにしていると思います。不思議で怖くてシュールでダーク。星新一さんの作品を漫画化するとしたら藤崎先生に描いてもらいたいですね。笑

・「あまりの凄さに恐ろしくも・・・
我々の想像する異次元の世界が漫画になったとでもいうべきか。とにかく想像以上のストーリーの展開とオチがすごすぎます。まさに世にも奇妙と言うべきか・・・

・「暗いけど
バラエティーは豊か。藤崎さんの独特の価値観が、ひしひしと感じられます。ようは、それと、自分の価値観が合うかどうかで評価が決まっちゃうきもする。

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DRAMATIC IRONY―藤崎竜短編集2 (ジャンプコミックス)

・「哲学的な
あの「封神演義」の藤崎竜先生の、独創的な世界観を見せ付けられる作品集。私達に大きな印象を残してくれる4つの短編が収録されています。

驚くべきはその美麗な絵と、物語の一つ一つにこめられた深いテーマ。特にこの本のタイトルにもなっている「ドラマティック アイロニー」は、両極端な存在「正義」と「悪」について深く考えさせられました。ただの漫画とはいいきれないほどつくりこまれたストーリーです。

藤崎先生の哲学的な思考にどっぷり漬かってみて下さい。

・「発想が凄い。
藤崎先生は深いテーマを軽いギャグとして描く力があります。それが現れているのではないでしょうか。ドラマティックアイロニーでは、トーンの使いこなしが見事です。よく批評される「使いすぎ」においては、くどさを感じさせません。シックなシーンにレースのような模様がたくさん散りばめられていて、センスの良さが表れています。また、この「ドラマティックアイロニー」は、本誌掲載を全て書き直しています。同じ絵ではありません。

内容としては短編集①の方が独創的かつ空想性があるのですが、こちらも読んでいて「はっ」とさせられるものがあります。封神演義のような笑い場所はありませんが、ちょっとズレた面白さがあります。短編集①を読んだ方は是非この②も読んでみてください。フジリューはやっぱり凄い人だ、と思うはずです。私のオススメは「ドラマティックアイロニー」と「ユガミズム」です。

・「さすがフジリュー!!
この短編集には   ドラマティック・アイロニー  ユガミズム  ミルク・ジャンキー  異説・封神演技

の4編が収録されています。どれも綺麗にまとまっていて「さすがフジリュー」といった感じです。フジリューファンなら持っていて損はしません。

・「ふじりゅーワールド
藤崎竜の短編集。このコミックスのアオリにもあるようにこの短編集はすっごい!ふじりゅー独特の暗い、痛い、影がある作品がたくさん収録されている。私はこの短編集を読んであらためてふじりゅーをすごいと感じた。奇才と言う言葉がとても似合うマンガ家だ。

この短編集はふじりゅーの色々なジャンルの作品が読める本だ。

私はこの本がとても好きだ。未来のマンガを描いた「ドラマティック・アイロニー」に絞って考えてみる。とても考え深い作品だと思う。悪と正義、どちらが人間(?)に対して良いのかわからない。そう言うところを考えさせてくれるのもふじりゅーならでわー!といったかんじで私はこの作品をおすすめしたい。

・「フジリューワールド超高密度圧縮本
 この短編集は藤崎先生の作品の特徴である、哲学とギャグが存分に楽しめる一冊になっています。

 ドラマティックアイロニーはまさに藤崎先生の哲学であり、かなり難しい内容となっていますが、読んで考えてみる価値は十分にあります。 異説封神演義は逆にギャグで万人に向けたエンターテイメントです(それでも社会風刺が混じっている感じもしますが)。封神演義本編とのキャラクターや出来事のギャップが面白い面もあるので、少しそちらの知識もあったほうが楽しめます。 ユガミズムは藤崎先生的ラブコメで、これも純粋に楽しめる作品です。これも意外と哲学的かもしれません。 ミルクジャンキーは破壊的、衝動的ギャグと、人の性についての哲学の究極の融合です。起承転結がちょっとだけ不規則で、ギャグともストーリーとも取れる作品ですが、どちらをとっても楽しめる作品です。(少し人を選ぶと思いますが)

 4っつの話が入っているこの本ですが、僕の一押しはミルクジャンキーです。僕が思うには藤崎先生のいい所を全て凝縮した感じです。 ストーリー面においてはギャグ、哲学、話の突飛性が詰まっており、ビジュアル面では封神演義後期で定まってきた驚異的なトーンワークがあり、目が飽きません。とても週刊連載中に描いた作品とは思えません。背景や小物等の遊び心や世界観設定も、藤崎先生独自って感じで先生のファンにはたまらないと思います。

DRAMATIC IRONY―藤崎竜短編集2 (ジャンプコミックス) (詳細)

エマージング 1 (1) (モーニングKC)

・「まさに圧倒的なリアリティ
この本では、ウイルスとの戦いが描かれています。膨らみ、血を噴き出し、そしてまるで死後三日が経過したような遺体。接触感染か?空気感染か?潜伏期間は?初期症状は?そしてこれから何が起きるのか…全てがわからない新興ウイルスいまはただ免疫力に頼るしかない設備があるのに使えない、アメリカに頼るしかない日本で唯一のBL(バイオセーフティーレベル)4研究施設そして感染拡大するウイルス!!決してフィクションで終わらせられないストーリーオススメです。

・「こいつは、たまげた
いや~この世界はね~いつ何時我々に降りかかるかもしれん物語なのよ。すでに、起きてるかもね。知らされないだけで・・・そんな訳で、内容については語りませんが、読んで損しない出来だと思いますよ。

・「あまりにリアルなフィクション
未知のウイルス、なす術無く感染していく人々。混乱の中に医者、国ができることとは。といった感じの日本の危機管理の甘さを抉った衝撃的な1冊です。

もしこうなった日本はいったいどうなってしまうのだろうか。国は何をしてくれるのだろうか。

本当の意味での恐怖がこの一冊にこめられています。

また、作者の画力が高く、様々な場面でうっ、と思うような場面も多々あり、読むときは前後の予定を考えたほうがいいかもしれません(笑)

どこかの専門書で日本が危ないっていうものを読むくらいならコレを呼んだほうがよっぽど危機を感じることができますね。いい作品ではありますが、自身の漫画の趣味、嗜好を考えないと微妙に損をする可能性もあるとおもいます。

・「ウイルス天国日本
これもまた、日本の危機管理の甘さ、医療制度の問題点を題材にした漫画で、東京のど真ん中である日突然エボラ出血熱に酷似した殺人ウイルスが発見され猛威を振るうという話で、日常がある日突然非日常に。しかも戦争や殺人といった誰にでもわかる形ではなく、ウイルスという目に見えない存在によってもたらされる恐怖。抗菌・滅菌製品が当たり前になり、過度に衛生事情の発達した日本。人々の免疫力が退化した日本。一方で税関の目を逃れ密輸される海外からの希少動物は増加してうる。漫画同様この国に果たしてエマージングウイルスが発生する日がこないと言えるだろうか。

・「わが身に!
はじめこのマンガを読んだ時、ものすごく怖くなりました。今まで何も考えずに乗っていた電車や、何も考えずに使っていた飲食店の食器など、私たち人間は、いつこのようなウイルスパニックがおきてもおかしくない状況にいるのだと認識しました。がしかし、どうにもできないのが自然の力で、とくにウイルスなどがまず発生しない環境の日本がこの状況下に置かれたとき、なんの対策もできない日本はきっとどうすることもできず、ウイルスの恐怖に晒されるんだろうな…と、青ざめてしまいました(笑)ほんと考えさせられるマンガです。環境破壊が進む今、いつわが身におこるやも知れない、日本の未来を描いたかのような作品です。圧倒的な画力と未来を書いたかのようなストーリーに、引き込まれること間違いなし!

エマージング 1 (1) (モーニングKC) (詳細)

Rozen Maiden 1 新装版 (1) (ヤングジャンプコミックス)

・「これは…
いやはや、バーズ版を持ってるから買わないでいいかと思っていたのですが、表紙と装飾に負けました(笑)

一巻で銀様が表紙ということは次は金糸雀が表紙かな?きっとドール順なんだろうと全て集め並べたときの感動を早くも想像させられます。

話自体変更は無し。しかし、カラーページと真紅のポストカード付き。これだけで買う価値ありです。お金に余裕がありファンであるなら購入必須だと思います。

・「表紙の水銀燈が綺麗です
序章前篇・後篇、PHASE 1〜4が収録されていますカバー、扉イラストは新規描き下ろし、紅茶カップを持った真紅のポストカードが着いています、またカラー原稿も再現されており、旧版を持っていても買いなおす価値有りと思います

・「愛が感じられる装丁
表紙は沈金と螺鈿を用いた蒔絵のように美しい透かしを利用した凝った扉イラストもユニークそしてなにより今まで見る機会の無かった1話2話のカラーページが8ページ初期の水銀燈のイメージカラーが紫っぽい感じだったのは以外でしたただし幻冬舎版にあった真紅のカラー扉イラストと巻末の真紅のイラストは割愛されていますようするに両方揃えろってことです

・「最高です!
ローゼン、わたしバーズの方も全部持っているのですが、ファンなら両方買うのをオススメいたします!!バーズでは見られなかったカラーページもありますし、真紅のポストカードも素敵ですw銀様大好きなので表紙にも惚れましたw コミックなのにこんなに豪華で!大切に扱わなきゃって思うほどかわいいですww

白鴉さん>ごめんなさい!でも、文句ではありません。そんな風に捕らえてしまうような書き方をしてしまっていたのなら、本当にすみませんでした。

・「これはいいものだ
僕は麻生太郎つながりで名前は知ってましたが(内容は知らなかったんですが)毎週読んでるYJに急に新連載。面食らいました。

新装版も買って読んでみると、これは面白かったです。キャラが可愛すぎますね。普段はあんまり画の可愛いマンガを読まないですから。水銀燈可愛すぎますね。

もちろん全巻購入予定です。

Rozen Maiden 1 新装版 (1) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)

Quiz (上巻) (角川コミックス・エース)

・「コミック単独でも傑作
 原作となったドラマは未見なんだけど、浅田寅ヲが好きなので購入した。 英会話学校の講師としても成功している高野舞のもとに、突然届いた一通の電子メール「あなたのいちばん大切なものなーんだ ひんと すでになくなっています」。それは彼女の一人息子、生の誘拐事件の始まりだった…。

 という冒頭シーンからスタートする誘拐ミステリで、サスペンスとしての骨格だけ見ても、誘拐劇に関係者の思惑が入り乱れて進行するストーリー構成と、人質の生命を巡る緊迫感ある演出で相当レベルが高い。

 さらにこの作品の面白いところは、誘拐事件を通して、人質の家族だけでなく、人質の同級生の家族、小学校の教師、警察官など事件の関係者の闇の部分がどんどん浮かび上がっていく部分にある。この!ダークサイドの描き方は容赦がなく、サイコサスペンス的な色合いをこの作品に与えている。物語のラストも衝撃的だ(下巻巻末の対談によるとドラマ版とはちがうらしい)。 そして物語を描く浅田寅ヲの画力も素晴らしい。独特でスタイリッシュな絵柄には、どこか陰があって、全篇にただよう乾いた狂気と親和性が高い。テレビドラマのコミック化ということで、原作を見てない人が敬遠してしまうのはもったいなさすぎる名作。

・「浅田寅ヲの胎動
 テレビドラマ「QUIZ」のDVDをBOXセットで鑑賞した後、浅田版のこの本を読んだ。ドラマ自体、話題を呼んだ作品だし、内容的にもかなり楽しめるミステリーに仕上がっていたと思うが、ドラマの最大の欠点は結末の安易さ、事勿れ主義だっただろう。無論、テレビと言う媒体ゆえの制約もあり、こう言う結末にした事情は良く分る。スタッフや出演者自身が一番消化不良だったに違いない。 それを受けてのこの浅田版の最大の特徴はテレビ版では描けなかったもう一つのエンディングを採用している点。はっきり言って救いのない結末だが、この方が本当だ。 浅田寅ヲの表現力にまだ未熟さは感じるものの、その後の活動の予兆を見ることができる。氏の他の作品を読まれた方は、これも読まれることをお勧めする。

・「renamilk's tea party
(パイドパイバー・スプーンマンを読んだ後、ドラマQUIZ鑑賞済みでこの作品を読みました。)パイドパイバー・スプーンマンと好作品を発表中の浅田寅ヲさんの商業誌第一作目です。TBSでドラマ放送された『QUIZ』のコミックversionとなっております。基本的にはドラマでのキャストをふまえてのキャラ設定されているようです。

この作品ですが、後の作品群と比べてしまうと見劣りしてしまいます。ストーリーは、ただたんに映像版を平面化した感が否めません。話の盛り上げ方・起伏が乏しく、登場人物の心理的描写が十分ではありません。コマわり、構図に関しましても不満が残る部分はあります。

やはりこの手のサイコ系サスペンスにとって、この部分の未熟さは致命的であると思いました。

ただしかし画力に関してはその非凡さを認めざるを得ません。この作品ではまだ完全に熟成してはおりませんが、パソコン処理という方法が彼女の持つセンスを平面に映し出す事にこれ以上ない武器となっている事は事実です。

作者のこの後の作品に比べてという前提において★3.5

以上の事から、、◆パイドパイバー・スプーンマンを読み、作者自身に興味をお持ちの方ご購入をお勧めします。

◆ドラマQUIZをご覧になった後でこの作品にも興味をお持ちの方ご購入なされても損はございません。

◆浅田寅ヲって結構いいよって友人から紹介された方

パイドパイパーをまずご鑑賞下さい。

※初版時帯有り

Quiz (上巻) (角川コミックス・エース) (詳細)

おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

・「シュルレアリスム
この漫画、今まで僕が読んだ中で一番「面白い」と思いました。ソラニンにもあったような漫画だからこそできる、リアリズムの中にちょっと「クスッ」となるような表現は、さずが浅野いにおって感じです。でも、ソラニンのように若者達の青春を描いてる訳でなく、プンプンとゆう普通なんだけど不思議な生き物が主人公でそのプンプンの成長を描いています。

今までの浅野いにお作品は、全部読みましたが、この作品が一番面白いと思います。つげ義春のねじ式の影響を受けて漫画家になったのも頷けます。

先が全く読めないこの漫画是非買ってみて下さい。

つたない文章で失礼しました。

ちなみにソラニンのドコかにもプンプンが何回か登場しています。気が向いたら探してみて下さい。

・「漫画だからこそ・・
この人の作品を初めて読んだが、素直に驚愕。 こんな作品を作れる人がいるのか、といい意味でショックを受けました。帯にも書かれているように、この作品は悲喜劇。喜劇の中に悲劇があり、悲劇の中には喜劇がある感じ。シリアスな場面なのに、中心から少し外れた部分でクスリとしてしまうような、でもギャグでもない。漫画だからこそ描けること、これが漫画か、と思いました。

・「新たな新感覚
浅野いにお最新作「おやすみプンプン」。ある意味一番衝撃を受けた。不思議な心地という意味での新しい感覚というのはいにお作品からは常に感じていたが、これはもう新しいジャンルといえるほど解りやすく新しいスタイルに挑戦している。過去にリアルで繊細なものをいくつも描いてきているが、今回リアルとファンタジーの境目を狙っているような気がする。今までと違い、ようやくワケのわからなさが客観視できる。

らくがきのような主人公プン山プンプン。絵本みたい。しかしプンプンの家系以外の人は普通の人間の姿をしていて、それ以外の出来事もすべて現実的。いわゆる居候キャラ漫画みたいな感じだが、物語のなかでプンプンは浮かない。それどころか一番普通の男の子だ。なんかシュールだが、この違和感もまた心地いい。

1巻だけでも色んな出来事がプンプンの身に起こる。そしてプンプンは悩みながら成長していく。「虹ヶ原ホログラフ」の反動か、すごく自由に描かれている。漫画らしくなった、と言えばいいだろうか。一喜一憂するプンプンがおもしろく、笑いどころも増えた。くまつとさん神様だし、なんでもアリだな。ただ、カバーを外したときに独特の不安感が蘇ったりもしたけど。

しかしこの漫画、どう終わるのだろうか。着地点がいい意味で見えない。次の展開すら全く読めないもん。一体工場には何が!?そしてプンプンは無事オシッコできるのか!?2巻が気になりすぎます。

・「不可思議というか前衛的?
プンプンという謎の生物の形(鳥っぽい形)をした小学生の話です。このまま小学生の話をずっと続けていくのかと思っていたら、某雑誌のインタビューにおいてプンプンの青年までの話だとおっしゃっている記事をみかけました。これから中学生になり、高校生に成長していくらしいです。小学生の話はまだほんの触りみたいだそうです。これから話がどんどん面白くなっていきそうな感じがしたので、この本の良さと今後の期待を合わせて、星五つをつけました。買っても損はないと思われます。

・「不思議感覚
こんな日常は絶対ない。 でも、どこかにありそうで違和感をかんじさせないとろがすごい。 プンプンのまわりでは様々なことが起こるが誰にでもおこりえることだが、一瞬で崩れてしまいそうな世界観。 その危うさに引き込まれてみませんか?

おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) (詳細)

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

・「オトナのための少年漫画
この漫画は少年漫画的文法を持っており、作者も少年漫画に影響されたことを公言しています。が、ところどころにあるグロテスクな表現がこれを「子供だまし」の領域から大きく引き離しています。これはまさに、謎と血と煙とそれからキノコに包まれた大人向け少年漫画!シリアス・ギャグ、そのどちらにも偏らない展開。緻密に描かれた絵。そして魅力的で残酷でひょうきんなキャラクター。今のジャンプは女性向けになったとお嘆きの皆さん、今のサンデーはマンネリしすぎとお嘆きの皆さん、この不思議でグロテスクで黒煙な世界に飛び込んでみませんか!?

・「すごいゾ!独特な世界観!!
タイトルに惹かれて買ってみた。が、これは本っ当に面白いです。細かい所まで設定がしっかりしているからスラスラ読めちゃいます。あと、普通では考えられないデザインもすごく良かった!ゼヒ多くの方々に読んでほしい漫画ですっ

・「良い
最高。現在漫画の中で1番好きな作品です。グロい描写も多々ありますが、大してグロさを感じさせません。味方も敵も登場人物全てに愛着がわきます。この作品の中では、嫌いなキャラが一人もいません。オマケページも充実しすぎています。

・「謎の一巻
世界観の説明もなく始まり、多数の謎と不明な点を残して終わります。にもかかわらず、人をひきつける魅力が強く、次の巻が読みたくなる作品です。直接語られることはないながらも明らかに作りこまれた世界観、台詞回し、微妙にある間、全部が全部どツボでした。ただ、定価900円の割には結構薄いです。

・「グロさとギャグの混沌・・・それがドロヘドロ!
この漫画は本当に新しいです!どす黒い世界観に本気で笑えるギャグ。戦闘シーンに至ってはキャラクター達には痛覚が無いのかと思えるくらいメタクソにグロいです。でもそんなグロさも吹き飛ばすキャラクター達のカッコ良さ!また、この漫画の中での『魔法』の概念も面白い!単純なファンタジーに飽きた貴方!ぜひこの『ドロヘドロ』をてに取ってください。

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI (詳細)

村上かつら短編集 1 (1) (ビッグコミックス)

・「青春
「そこだけ雑誌から切り取って、捨てられずにいつまでも持っていました」会社員(神奈川県)…と帯にあるように待望の初期?短編(5編)集です。ちょっとイタイ、リアルな青春に今よりも線の細い絵柄がよく合って、趣があります。読後は意識が学生時代にふっとび、懐かしさ・苦々しさ・愛おしさなどを味わえます。巻末にそれぞれの作品について作者のコメントが付いてるのも興味深いですよ。

・「自然体なのに、衝撃。
村上かつら作品を見る時にいつも思い出すのは、芥川賞受賞作「赤ずきんちゃん気をつけて」などの「薫君シリーズ」。(漫画を純文学に例えるのには抵抗がありますが、あえて。)ーー繊細な感性を持つ主人公。自分や他人への冷静な突っ込みを入れつつ経験していく青春の出来事。時代の最先端の感覚を持ちつつ、かまえたりしないで自然体で読者に伝える作者の姿勢ーーそのあたりが似てるというか....同意しかねる人もいるかも知れませんが。とにかくどちらとも、強烈な個性を持った表現者ではありませんが、読後に残るある種の衝撃はみんなが受けたものと思っています。

村上かつらを知らない人は、この短編集一冊読んだだけで、ありふれた日常のなかにあるせつなさやおかしさをここまで引き出せるものなのか、と感心するはず。欲を言えば、完全に読み切りだけを載せてほしかったです。

・「標準的大学生&思春期の思い、
いい意味で、普通で、ちょっとすれている青春期の空気そのままがそこに表現されているような気がする。ふらっと頭をつかわずに読めて、しかしあとあとまで何となく憶えてしまう本。これはこれで非常に心地よかった。

村上かつら短編集 1 (1) (ビッグコミックス) (詳細)

探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース)

・「やりたい放題
この作品はどうなんですか?笹山徹は出てくるし、太田克志までも・・・

挙句の果てには『N月R太郎』っていいんですか?

・・・それって反則じゃん(笑)

・「ケレン味の三乗!
三人によるコラボレーションで、本書からは明確には分からないが、どうやら原案:清涼院流水、原作:大塚英志、作画:箸井地図、というような分担のようだ。

まず面食らうのが、流水大説の記述に則った蓮見桃衣『エキストラ・ジョーカー』などと比べると、キャラデザインだった自体もかなり変改されていること。九十九音夢あたりはかなりそのままといえるが、変な口をつけた竜宮城之介や、ヒゲが跳ね上がった鴉城蒼司などはイメージとはかなりのギャップがある。

それだけでなく、JDCが公設であったり、対抗勢力としてのBDC(ボランティア・ディテクティブ・クラブ)の登場、謎の人物・探偵開祖と、まさに清涼院流水のJDCシリーズは原案にしかなっていない、と言っていいほどの改変ぶりだ。

とはいえ、結果的に面白いんだからしょうがない。物語としてのまとまりなどは、清涼院流水のJDCシリーズにはなかったほどしっかりしている。食玩、ひきこもり、拉致、監禁、差し押さえ物件の立ち退き恐喝など、現代的なキーワードが散りばめられているのも大塚英司らしい。

作画も西川キヌっぽい感じもするが(アシスタントが描いたであろう背景は別にして)、味のあるいい絵だし、デッサンも悪くない。

ハッタリ&大風呂敷&奇抜なアイデアの清涼院、サブカル&サイコ&ロジックの大塚、アニメ&マンガ世代の箸井、というケレン味に染まった3人が見事に調和した、なかなかあなどれない作品だ。

カバーが黒と赤の2色刷りで、中の表紙がフルカラーという装丁も面白い。

・「ばかばかしくも面白い
JDCサーガであり、笹山徹サーガであり、太田克志がでていたりするような作品。

アクの強いキャラクターがコレでもかとばかりに登場しています。まあ、推理モノとしては期待していないので、こういう大風呂敷は好感が持てます。

・「笹山がシブめ。
『多重人格探偵サイコ』、『黒詐欺死体宅急便』に続いて、笹山徹が登場する。『サイコ』よりも登場シーンが多いのでは?・・・と感じるほど普通に出てくる。まだまだ謎が多く、これからどのように展開していくのか先が読めない。清涼院流水、大塚英志、箸井地図という日本を代表するオタク3人の作品だけに、これからどのように話が広がっていくのか楽しみである。

・「「新本格ミステリー」は確かかもしれないけど
~「JDC」「笹山徹」「太田克志」ファンならば文句なく高得点な作品なのでしょう。ただ、それらの作品に触れたことがない人がこの漫画から入るといわゆるこれって「探偵もの?」という印象を受けると思います。登場人物は、個性的な人たちが多く絵もきれいなのでそれなりに楽しめますが、いきなり探偵の一人が変な能力で犯人を言い当てたりと「探偵もの」に~~つきものの推理的なを要素がないので肩すかしを食らいます。ミステリーという意味では、推理的要素は必要ないのかもしれませんが、もうちょっと推理の過程なんかを入れてくれるとよかったと思います。(題名に「探偵」が入っているのでそれらを期待してしまいます。)~

探偵儀式 (1) (角川コミックス・エース) (詳細)

M (Young jump comics)

・「好きですこういうの。
桂さんのファンだったので抵抗なく買ってみましたが、値段がそこそこする割りに、と最初思いましたが短さの中に凝縮してる感じで個人的には良い感じです。長編もいいけど、たまにはこういうのも良いとおもって☆5評価です。桂さんは男性ですから当然かもしれませんが、男性の視点を良く理解しているのは相変わらず素晴らしいですね。

・「究極の愛のカタチとは
このMという作品には何かとても深く考えさせるものがたくさんありました。永遠に消える事の無い記憶の、良くも恐ろしくもある両面性を究極の愛のカタチという形でよく表現できていると思います。登場人物の発言一つ一つに注意しながら読み返していくと新たな発見があり、短いながらとても読みがいがありました。桂先生の作品の恋愛感を理解できる方なら楽しめる作品だと思います。かなりメッセージ性の強い作品です。興味がある方はぜひ手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

・「2種の終わり方
桂氏のエロ本と言っても過言ではない内容です。値段と本の厚さの不釣り合いに驚きましたが、中身にも驚きました。

・「考えさせられる・・
相変わらずこの人は女の子の体をかくのが上手いなぁ・・と思ってじっくり見入ってしまいました。やわらかくてはじけそう、でもデブじゃない、そんな「これぞ女の子」って体が良く見れます。イラスト集かと思って買ったのですが、ストーリーもかなり面白く引き込まれました。究極の愛って何??みたいな・・・。恋人とちょっとマンネリ気味なあなたにお勧めです♪

・「衝動買いしちゃいました
俺も表紙に惹かれて本のデカさとしっかりとした作りからしてイラスト集かと思って買ってしまいました、が!中身は普通のコミックでした。値段の割には内容が少ないのでちょっと物足りなかったです。おまけページがもっとあったらよかったんですが…。ファンなら買ってもいいとおもいます。

M (Young jump comics) (詳細)

TOKKO 1 (1) (アフタヌーンKC)

・「グロい、けれど面白い
このマンガは正直、かなりグロいです。心臓の弱い人、またはそういうのが嫌いな人は読まないほうがいいでしょう。しかし、全体的に話がテンポよく進み、しかも刀などを使った戦闘描写のカッコ良さは一見の価値ありです。キャラもカッコ良く、可愛い。今後に期待大です。

・「基本的には面白いです
絵が巧いので、怖いシーンは怖いし、おっさんはおっさんだし、美人は美人で見易いです。書き分けができてるからイラっとしない。ヤンキー漫画しか描いてないイメージがあったので、びっくりしました。

比較的「見たことのある」感じのホラーファンタジー?アクション?ですが面白いです。話の続きが気になるので、自分は全部そろえるつもりです。

ただ、サブキャラがおおゴマでもったいぶったことを何度も言うのにはちょっとイライラしました。話をもう少しさくさくと進めて欲しいのに流れが滞るところが気になるというか。

TOKKO 1 (1) (アフタヌーンKC) (詳細)

バジリスク―甲賀忍法帖 (1) (アッパーズKC (197))

・「ぜひ読んでください。
 トップに立つ者の迷い・助言者の一言により、もし時代が違えば戦うことの無い甲賀と伊賀という忍法の二大宗家が、表の世界への憧れ、個人のプライド、愛する人の恨みを晴らすためなどいろいろな想いを胸に10人対10人で戦う。 最初は表紙の絵が気にいって読んだのですが、作品のスピード感、各キャラクターの個性や特異な体術のおもしろさなどであっという間に五冊読んでしまうほど、個人的には作者に失礼ですが本年度一番の「あたり」でした。 ただ作品の内容が内容だけにハッピーエンドは期待していませんでしたが、ラストがあまりにも悲しすぎる。 

・「祝、アニメ化!!
バジリスクがアニメ化して1話を見てはまったから購入しました!!私としては☆5つの作品です!確かに、今までにないようなCG加工がされていてびっくりしましたが、すぐになれました(不自然な部分はありましたが…)。雑誌の方でカラーだったのでしょうか?

内容を簡単に言えば、伊賀忍者vs甲賀忍者の忍者対戦物。そして、和風ロミオとジュリエットと言う感じでした。登場キャラがどれも(色んな意味で)印象的で一度見たらもう絶対忘れないようなキャラばかりです。

このマンガは、原作が小説で、小説ファンの方々にはキャラなどがかなり好評だったと聞きます。それに、ジャンプなどでよく用いられる、○○軍団vs××軍団といったチーム戦を最初に発案したのが山田風太郎先生だと聞きました。

とにかく、シリアスの中にもヒロイン達の心温まる話があったり、絵のテンポがスッキリしていて私は大好きな作品です。

・「愛する者よ、死に候へ・・・・・
甲賀と伊賀。剣呑な関係の狭間にありながら愛し合う弦之介と朧。彼らの祝儀こそ里の平和をもたらしてくれると思われたが、ここにて両者の休戦協定破れ、忍法合戦の命が徳川家康から下る。なんたる宿怨、恐ろしき天意。彼らの運命はいかに。

甲賀卍谷十人衆「甲賀弾正、甲賀弦之介、地虫十兵衛、風待将監、霞刑部、鵜殿丈助、如月左衛門、室賀豹馬、陽炎、お胡夷」

伊賀鍔隠れ十人衆「お幻、朧、夜叉丸、小豆蝋斎、薬師寺天膳、雨夜陣五郎、筑摩小四郎、蓑念鬼、蛍火、朱絹」

彼らは全て一騎当千、ただただ己の忍術だけを頼みに闘い抜く。その闘いの凄まじさよ。この山田風太郎氏の「甲賀忍法帖」をせがわ氏が見事にリメイク。通常は大作のリメイクは、その中身が名前!負けしてしまうのだが、せがわ氏の画力は十分期待に応えるものである。忍法帖を読み、頭の中で想像した以上の闘いが絵の中にしたためられている。登場する忍者も名状しがたき者ばかり。また、原作を忠実にたどるのではなく、絵で見せるべき場面を取捨選択しているため、読んでる内にこの世界に惹きこまれるようである。

この作品は連載時から読んでいるのだが、単行本化して線がはっきりした分、絵が見やすくなっている。しかし、連載時の黄昏のような全体的な暗さが無くなっているので、おどろおどろとした忍法帖らしき雰囲気がなくなっているのはちょっと残念である。それにしても雨夜陣五郎は忍法を通り越してクリーチャーと言ってもいいくらいですな。

・「これぞスタイリッシュな忍者マンガ
 山田風太郎の傑作を120%生かしたすごい作品です。忍者マンガはたくさんあるけれども、これほどスタイリッシュなものは初めてです。エロスと純愛、冷酷と愛情、醜さと美しさをという相反するものが渾然一体となった傑作です。とにかくかっこいい!おすすめです。

・「新たな忍者漫画。
 画がすごい!とにかく、この作品の絵に惚れて購入しましたが、内容もすばらしいものでした。

 一昔前の原作を漫画化し、時代劇ジャンルという共通点のある作品である、「バガボンド」がじっくりと描かれ、テンポのゆったりとしたものであるのに対し、この「バジリスク」はとても展開が速く、その一つの話ごとのタイトルで、全体のどのあたりか分かるようになっているので、息をもつかせない話のその先が読みたいと思わせる反面、展開の速さに終わりが近づいてくるのがもったいないような気にさせます。 忍者好きじゃなくても忍者好きにさせる、画とストーリーに脱帽です。

バジリスク―甲賀忍法帖 (1) (アッパーズKC (197)) (詳細)

すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)

・「大胆さの中の繊細さ
ミステリ作家、森博嗣のデビュー作を漫画化した作品。

原作の理系テイストな論理をちりばめたり、バーチャルリアリティの世界を見事にイラストで表現されていて、「あの場面はこうだったのか」と頷きつつ読むのも楽しい。各人物を魅力的なイメージそのままに、作者の持つ個性的な絵柄とセンスが冴える。ダイナミックな構図で展開されるストーリーは、ちゃんと原作に忠実に描かれていると思われるので、人物の心理描写など、大胆さのなかに潜む繊細さみたいなものが、発見できるとよりこの漫画をより楽しむ事が出来ると思います。

ラスト付近では、いないはずの喜多先生もこっそり登場します…?

・「美事
好きな小説が漫画化する、と言うのはかなり複雑な気持ちだが、浅田寅ヲだというのはかなりのプラスポイントである。「すべてがFになる」は、漫画にする必要の無い凄い本だ。読みたければ小説を読めばいい。視覚的な情報を絵にすると固定されてしまう。キャラクタのイメージだって個人個人で違う。つくづく漫画化なんてしなくて良い。だがしかし、面白い。浅田寅ヲお美事。私のイメージとぴったりだった、というわけではない。どちらかというと異なる方が多かった。イメージがどうとかじゃなしに、確かにここに「すべてがFになる」がある、という感触が感じられるから、美事なのである。浅田寅ヲが演出したFということ。同じだが別物、違うけど同一。小説ファンで漫画化したのはちょっと、と敬遠している方もとりあえず飲み込んでから考えてみると良いと思う。

・「小説を漫画にすると上手くはいかないというけれど・・・。
森博嗣と浅田寅ヲ、最高です。森博嗣の世界観を壊すことなくきちんと浅田寅ヲ節が出ている。浅田寅ヲのデジタルを駆使したあの独特の構図がとにかく良い!!!第二弾の「冷たい密室・・・」もよいのですがこちらの作品の方をお進めします。電脳系というかバーチャルなどが強い真賀田四季博士が登場する巻で再度漫画化してほしいです。

・「スタイリッシュな絵と理系ストーリィが上手く融合
浅田寅ヲ作品は『QUIZ』が初めてでしたが、本作も非常〜に面白いです。

孤島のハイテク研究所で起こる連続殺人と、それに挑む(巻き込まれる?)犀川助教授と西野園萌絵!企画モノなのか、森小説を全てコミック化するわけではなさそうですが、これは小説を読む前に手を付けるべき。おかげで、森小説を読むとき、頭に浮かぶのはコミックキャラになります。

・「「密室」の求道者
有栖川有栖氏をして

 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」

と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作。

「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、 「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、 そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、 多くの読者を獲得しました。

その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや 「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、 決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。

本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした 本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。

〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、 ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が 犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。

森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、 肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、 あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。

すべてがFになる (バーズコミックススペシャル) (詳細)
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