宇宙 日本 世田谷 (詳細)
フィッシュマンズ(アーティスト), 佐藤伸治(アーティスト)
「気持ちいいですよ」「個人的にお気に入りのアルバム」「フィッシュマンズのオリジナルラストアルバムにして最高傑作」「奇跡」「雲に包まれるような感覚」
ギヤ・ブルーズ (詳細)
Thee michelle gun elephant(アーティスト), チバユウスケ(その他)
「生涯最高傑作」「私の青春かっさらった男」「世界の終わり」「最高傑作」「自分に喝を入れたい時に。」
名前をつけてやる (詳細)
スピッツ(アーティスト), 草野正宗(その他)
「何だか……」「5万年生きた猫」「」「心が溶けていきそうな・・・。」「初期の大傑作」
C.B.Jim (詳細)
BLANKEY JET CITY(アーティスト), 土屋昌巳(その他)
「透き通ったペンで書いた手紙」「Blankey Jet City will rock forever in your heart」「90年代の日本のロックの名盤」「ロカビリーmeetsレッド・ツェッペリン」「期待どおり!!!」
犬は吠えるがキャラバンは進む (詳細)
小沢健二(アーティスト)
「悲しいこともあってしまう日々を、小沢健二君と」「「dogs」と「犬は吠えるがキャラバンは進む」の違い。」「点数なんてつけられない・・・それほどの魔力を持ったアルバム」「両方買おう!」「ライナーノーツ」
FANTASMA (詳細)
コーネリアス(アーティスト), 小山田圭吾(その他), Robert(その他)
「音のおもちゃ箱」「磁場」「分岐点」「コーネリアス。」「音楽たるゆえん」
ヘッド博士の世界塔 (詳細)
Flipper's Guitar(アーティスト)
「ラストにして最高傑作」「発売当時は吐くほど聴きました」「小沢も小山田も、いまだにこのアルバムを超えていないと思う。」「天才が一生に一度だけ作る事のできる名盤・・・」「憧れのオシャレさんでした。」
クロスブリード・パーク (通常盤) (詳細)
NEWEST MODEL(アーティスト)
「「日常」の中にあるラジカリズム」「Best of 1990」「音がブ厚い!」「いろんなやつがいるのもいいじゃないかって気分さ」
ELECTRO AGYL-BOP (詳細)
ソウル・フラワー・ユニオン(アーティスト), 伊丹英子(その他), 中川敬(その他), ビクトル・ハラ(その他)
「マスターピース!!」「今こそ再評価を」「おもしろいひとたち」
STILLING STILL DREAMING (詳細)
BLUE HERB(アーティスト)
「まるで剣豪のよう」「彼らの登場で偽物は死滅する」「明らかに次元が違います」「距離感」「傑作」
旅路ニ季節ガ燃エ落チル (詳細)
eastern youth(アーティスト)
「メジャーデビューアルバム」「う~ん」「歌は、夜空に・・・。」「日常の風景がザックリと」「夏の日の午後」
「価値あるリイシュー」「瞬間に凝縮されたエネルギーの屈折した輝き」「カーネーション最高」「90年代初頭3大傑作の1つ」
「天才の一言に尽きる。」「最高傑作」「祝復活!岡村ちゃん」「愛情もって、教育されたい!」「文句なしの最高傑作!」
「何度聴いても飽きない。」「歴史に残って欲しい」「昆虫ロック」「最高傑作!」「出た、傑作」
「聞く人を極端に選ぶアルバム」「宮本の鬼才がここにあります」「最高か最低か、問題作」「ずんどこ人生賛歌」「愚劣で無能でそれでも生きている」
5th ホイール 2 ザ・コーチ (詳細)
スチャダラパー(アーティスト)
「蛇足」「みんなそそのかされちまう。。」「J-RAP」「良い流れ。」「久々に...」
Super Are (詳細)
BOREDOMS(アーティスト)
「Best of 1998」「スーパー」「90年代最高のオルタナロック」「super are」「頂点」
無罪モラトリアム (詳細)
椎名林檎(アーティスト), 亀田誠治(その他), 川村“キリスト”智康係長(演奏), 森“グリッサンド”俊之本部長(演奏)
「最高」「斬新でありながら懐かしい」「すごいアルバム」「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」「不朽の名作」
サニーデイ・サービス (詳細)
サニーデイ・サービス(アーティスト), 曽我部恵一(その他)
「浸りたいとき、どうぞ。」「彼等なりの勢い」「彼らの最高傑作」「嗚呼切なくて素晴らし過ぎる」「感動しました」
シブヤROCKTRANSFORMED状態 (詳細)
NUMBER GIRL(アーティスト), 向井秀徳(その他)
「炎上する」「ライブこそ彼等の真髄である」「酔っぱらって爆音で聴くとさらにいい」「ライブ盤」「ガールを歌うナンバー・ガール」
スリーアウトチェンジ (詳細)
スーパーカー(アーティスト), 石渡淳治(その他)
「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」「直球勝負。」「Best of Them!」「いつまでも褪せる事の無いアルバム」「リアルな青春」
VUOY (詳細)
想い出波止場(アーティスト), 山本精一(演奏), 津山篤(演奏), 大串崇(演奏), 一楽儀光(演奏), 大友良英(演奏), 勝井祐二(演奏), JEFF BELL(演奏)
「最高傑作です。」
金字塔 (詳細)
中村一義(アーティスト), 山田とも子(その他), 井上鑑(その他)
「金字塔」「夜は明けた」「金字塔」「まさに金字塔」「普遍」
「衝撃でした」「太っ腹でよし」「この表現方法・・・!」「名作集」「まるで映画」
空中キャンプ (詳細)
フィッシュマンズ(アーティスト), 佐藤伸治(その他)
「“ライフ=ミュージック”」「いい声聞こえそうさ」「音楽の力」「音楽的な変化を、素直に受け入れられた一枚」「人は孤独だけど・・・」
・「気持ちいいですよ」
内容的には、3人編成になってダブ寄りのアプローチを見せた前作からの延長線上にあります。ただ、ボーカリストであり、ほとんどの作詞作曲を手掛けていた佐藤伸治が「前作の曲よりも長めにしたい」と語っていたように、1曲1曲は少し長めになっています。そのお陰で、彼らの覚醒しながら沈み込むような曲の雰囲気を更に楽しめるようになっています。や、はっきり言って気持ち良いですね。
この作品を発表してから1年8ヵ月後にボーカリストの佐藤は33歳の若さで亡くなり、これが最終的に彼らの最終オリジナル・アルバムとなりました。亡くなった時には新しい作品のために幾つかの曲を作り始めていたと聞いています。実際に、このアルバム以降に1枚のシングルを発表しています。これらの作品で聞けるような素晴らしい音楽を作りだせる若い音楽家を我々が失くしてしまったことは残念でなりません。
全般的に彼らの音楽はセンチメンタルな感情に溢れていると思います。センチメンタルといっても、お涙頂戴の感傷的な恋愛絡みの悲しさとは無縁です。彼らが抱くセンチメンタリズムとは、(たとえ愛する人と一緒でも)一人で居ることのどうしようもなさ、といったものに近いと感じます。この感情は、彼らのアップテンポな歌の中にも潜んでいるような気がします。しかし、彼らの姿勢はネガティブ一辺倒ではありません。彼らの音楽は、この「どうしようもなさ」を認めながらも生きていくことを受け入れているように響きます。ここに彼らの作品が今でも根強く支持されている理由があると私は考えています。
遺作と呼べるこの作品でも、彼らの姿勢は変わりません。この続きを聞くことができないことは本当に残念でなりません。
・「個人的にお気に入りのアルバム」
個人的にフィッシュマンズのアルバムの中で最もよく聴く一枚です。前作の「空中キャンプ」は、素晴らしいアルバムではあるのですが、「何かを求めている感」があまりにも強すぎるために、軽い気分では聴くことができず、いたたまれない気持ちになり再生ボタンを止めてしまうことがあります。それに対しこのアルバムでは、それを超越したような、存在の軽さ、浮遊感のようなものがあり、情景描写に中に溶け込ませることができるのです。ただしこれは表現者の想いの強さによるものではなく、表現の仕方の違いによるものでしょう。音楽的に見れば初期のレゲエなどのフォーマットを用いた音楽から、今作では完全にフィッシュマンズオリジナルの音楽性を確立していると思います。
・「フィッシュマンズのオリジナルラストアルバムにして最高傑作」
もう1000回は確実に聞いています(もっとかも・・・)いつ、どんな感情の時に聞いても心地よい、そんな音楽です。クラブミュージックのサウンドアプローチと、日本語歌詞のバンドサウンドの可能性を完璧な形でミックスできたこの作品は、間違い無く日本音楽史に残る傑作です!!!佐藤伸治さん亡き後ですが彼らの音楽は永遠にどこかで流れ続けるでしょう。少なくとも僕は死ぬまで聞き続けると思います。。。。
・「奇跡」
フィッシュマンズの作品には、奇跡としか言いようのないくらい、輝く音が詰まっている。音楽を聴いたときの楽しいとか悲しいとか、そんな感情も全てぶっ飛んだ先にある感覚。まるで魂が満たされていくかのような音。浮遊感を持ちながらも確かな力強さを持つ音作り。このアルバムは、本当に全ての人間に聴いてほしい。
そして、ただの一音も聴きのがして欲しくない。音楽のマジックとかそんな言葉が陳腐に思えるほどの奇跡です。
・「雲に包まれるような感覚」
車の中で聴いても、電車の中で聴いても、自転車乗りながら聴いても、周りの風景が音楽の為の風景になってしまう。いったん再生してしまうと、停止を押すことをためらってしまいます。終わるまで流しておきたい。『完結』という意味の深い言葉が似合うそんなアルバムです。
佐藤さんの空気より少し軽いような声と、柏原さんの地に足が着いたベースが化学反応をおこして、大変奥行きのある作品に仕上がってます。
名盤中の名盤です。
ちなみに、柏原さんは現在Polarisのベースを、茂木さんは、スカパラでドラムを担当してます。
・「生涯最高傑作」
ドロドロした音の塊の中を突き抜けていくような感じ(表現が下手ですいません。)とにかく余りに凄い音圧に圧倒されっぱなし。そして最期に流れる「ダニー・ゴー」で泣きそうになる。360度どこを見渡してもそこにあるのはただ「ロックンロール」。バンドのテンションが最高潮かつメンバーの向いてる方向ががっちり噛み合った時にのみ出せる魔法の音が全編を貫く最高傑作。音の統一性があり、ここまでメリハリをつけたチバのメロディーラインも神がかっている。暴力性、スピード感、メロディーの美しさ、バンドのGROOVE力・・・このアルバムで俺はミッシェルと永遠の契りを交わした気がする。
・「私の青春かっさらった男」
突如、ラジオから流れたチバの声とアベのギターに耳をつんざかれ、衝撃と興奮でバンド名も曲名も分からんまま友だちとCD屋にすっ飛んでって、歌って聞かせて見つけてもらった思い出の一枚。今もこの一枚だけは色褪せない傑作。本当に今更かもしれないが、ブライアン・ダウンは私の名曲中の名曲だ。迷わずカートにぶち込んだらいい。
・「世界の終わり」
日本のROCKアルバムの最高傑作。終始、張り詰めた空気と鬩ぎあう音が、これでもかというくらいに聞き手に襲い掛かる。世界レベルで見ても素晴らしい出来栄え。退屈な音楽が多いこの国で、ミッシェルだけは唯一無二の道を歩いている。前作より遥かにクオリティが上がっているのは勿論、メンバー個々人の
個性にも磨きがかかっている。ベースはより野太くしなやかに。ドラムはよりタイトに複雑に、ギターはより激しく美しく、ヴォーカルはより叫んで世界を破壊しようとする。4人のメンバーの息がピタリ合い、一つの世界を共有形成しながら自己破壊と自己生成を繰り返している!壊れながら死ぬ恐怖を存分に味わえるし、最終曲「ダニーゴー」の美しさは
半端じゃないです!サタニックブンブンヘッドという曲がお薦めです。とにかくこんなカッコいいアルバムはそうあるもんじゃありません。是非きけ!!!!!!
・「最高傑作」
いきなり出だしから強烈な衝撃を受けるヘヴィナンバー『ウェストキャバレードライヴ』にはじまるミッシェルの最高傑作。前作までに突き詰めた小気味良いノリとヘヴィネスの融合。ドロドロと粘りつくような楽曲は、不思議と同時に爽快感も獲得している。
終始、粘りつくような重さとカラッと乾いたような同居した不思議でカッコイイロックンロールナンバーを繰り出し、最後に『世界の終り』を彷彿とさせる名曲『ダニーゴー』で解き放たれる開放感。アルバム全体の流れも出色のデキだ。
90年代の日本のロックシーンは数多くの傑作を、人知れず発表してきたが、その中でもかなり売れた部類であり、良い意味でわかり易い作品だ。
・「自分に喝を入れたい時に。」
例えばくだらない音楽を聴いた時。例えばクソみたいなライブを見た時。この55分は全てをリセットして、俺に喝を入れてくれる。tmgeがこの世から消えてもう何年も経つけれど、この奇跡のようなアルバムは絶対に消えることなく俺を導いてくれる。
このアルバムの価値は他のレビュアーが書いているとおり。とにかく自分の耳で確かめることだ。ここまで4人の男たちがぎりぎりのところで闘いながら完成させた作品はそうはないんじゃないか?
tmgeに出会って本当に良かった。
・「何だか……」
何だか……スピッツのレビューってどれも同じ様な言葉が並んでしまうので違いや魅力を十分に伝えられないのが歯痒く、残念なのだが、例によってこのアルバムも素敵な曲たちのオンパレードで是非とも聴いて欲しい一枚である。 それ位スピッツのテーマみたいなものが明確で、それでいて曲たちが活き活きとしているという証だろう。同じ様な曲が並んでいるのではない、それぞれは全く違った味を持っているのにそれでいてテーマがある、そんな芸術性があって好きだ。 このアルバムの魅力を初めてのリスナーに伝えるならば、第一に癖のある曲が少なくどれも心地良く置け止められる素敵な曲である点、次にメディアで取り上げられる様な大ヒット曲が収録されていない為、比較的新鮮味を持って聴ける点、最後にジャケットの猫が又癒し系である点(笑)であろうか。他のアルバムの曲たちを見ていても、どうもスピッツは猫が好きらしい。
・「5万年生きた猫」
「ショーユのしみも落ちたよ ほら」マサムネ氏の裏ワザがそこいらじゅうに光る1枚。猫の顔でうたう君の声に安らぎを覚えます。
スピッツに会えた、ドロドロになった。
・「」
スピッツには、ポップで甘美なメロディーと、胸を暖め、時に抉るような鋭く優しい歌詞を書くポップバンドとしての側面と、裏側に隠し持った変態的な狂気が同居してる。ヒット曲『チェリー』や、『ロビンソン』などでは姿を潜めている変態性。スピッツの初期の作品は、そんな変態性を隠しきれないポップソングとなっている。
バカテクベーシストと、手数の多い凄腕ドラマーが生み出す日本屈指のグルーヴはまだまだ荒削りといった感じだし、アレンジがアマチュアっぽいところがあることも否めない。しかし、それを補ってあまりある楽曲の良さ。
スピッツはコアなロックファンも納得させるクオリティーで、ライトリスナーにも訴えかける普遍的な楽曲を書ける日本有数のロックバンドだと思う。
・「心が溶けていきそうな・・・。」
気持ちが晴れないときにセレクトしても大丈夫なアルバムです。草野さんの詞は、抽象的なものが多いですがこのアルバムは特にそんな感じです。ある意味それは、どんな人にもどんな場面にも当てはまるので各々の解釈の中で、心のよりどころになると思います。最後の「魔女旅に出る」は、オーケストラ仕立てですがスピッツ色を損なわず、ステキな曲になっています。
・「初期の大傑作」
スピッツの初期3作はどれも傑作なのだが、特に第2作である今作は完成度的に図抜けている印象がある。しかしレコーディングがあまりに順調だったため、当のメンバーにはあまり制作過程の記憶がないらしい。それもそのはず、本作は前作から僅か8ヶ月でリリースされている。
初期スピッツ特有の一癖あるメロディーと、ロックバンドとしてのタフさと、シュゲイザー的な微かに霞がかったサウンドとがうまく共存している。一方詩は幻想的、空想的で力みというものと全く無縁である。そしてそれらが奇跡的なまでに、絶妙に解け合っている。そういった11曲が織りなすこのマスターピースは、聴く者を魅了する独特の色彩を放っている。
1曲目、川の流れのようなアルペジオのイントロを聴いた途端に理論や方法論は意味をなくし、終始美しい旋律に身を委ねることになる。アルバムとしての流れも良い。抑え目な1曲目から一気にアッパーな2曲目に突き抜け、かと思うとメロディーの立った名曲が2曲続き、いきなりパンク調の曲に。そのまま名作「プール」になだれ込む。何度聴いてもここまでの流れは完璧である。後半は後半で気の抜けた、どこかクセと毒気を孕んだ楽曲が続く。そしてラスト「魔女旅に出る」でハッピー、かつ切なく幕を閉じる。収録時間は38分台と短く、何度も繰り返し聴きたくなる。まるでそれが意図されているかのようでもある。
本作が人知れず世に放たれるのは、ヒット作を量産する態勢に入る5年も前のことだ。若さで乗り切っている面もあるし、バンドサウンドもなんとなく拙い。しかしながら、彼らが以後このような淡い空気感を持った作品を発表できていないのも事実である。それゆえ本作を聴く意義は未だに大きいのである。
・「透き通ったペンで書いた手紙」
BJCを語る時、世界がどうのとか、そういうことはどうでもいいように思うけれど、ただ1つ言える事は、彼らの音楽を聴いてから、洋楽が物足りなくなったということだ。歌詞だけを重要視するなら、詩集でも読んでいればいいし、別に歌詞なんてどうでもいいなら、外国語で歌われている歌で昇天もするだろう。BJCの曲が、心に突き刺さるのは、浅井健一氏の言葉があるからだろうし、同時に、彼の独特な表現が、楽曲をただのクサくて自己満な、小っ恥ずかしいメッセージソングにしてしまわないのは、そこにBJCの音楽があるからだろう。この音楽は「良心」である。人間という生き物の。適当に聞き流しているだけなら、いつまでも気付かないだろうほどの控え目さで、その「美しさ」は、歌詞に織り込まれている。初めてBJCに出会ってからもう10年は経つが、今でも冬に一人で歩いていると、私の中では「ライラック」が流れてきて、その”嬉しすぎる”気持ちが伝染するし、”がりがり君”を食べれば、「ICE CANDY」の世界が広がる。BJCに触れて、彼らを哀した人間は、多分死ぬまで、その音楽から逃れられないと思う。
・「Blankey Jet City will rock forever in your heart」
いつまでも輝くロックンロール。ライラックを聴くと、エンジニアブーツを履いて友達と歩いた冬のにおいを思い出す。このアルバムには疾走するようなスピード感はそれほどないが、一曲一曲が極限まで研ぎ澄まされていて、もはやこの世のものとは思えないような様相を呈して迫ってくる。「死神のサングラス」や「僕はヤンキー」(このアルバムではないが)など、いまタイトルだけ聞くと、なんだかかっこいいんだか悪いんだか、スレスレのセンスのような感じもするけれど、彼らの音楽を聴くと、その音楽が、気迫が凄すぎて、本当に「そういう世界」として具現化されていることに驚く。うまく言えないが、ブランキー以外が同じようなことをしたら半分くらいギャグみたいになってしまうのではないだろうか。そんなスレスレの世界観を本当の意味でかっこいいものとして表現し切っていたブランキーの凄さは奇跡としか言いようがない。
最近多くの人がi Podにたくさんの音楽を持ち歩き、気軽に楽しんでいる、という感じで聴くには程遠く、その世界に圧倒され、呑み込まれてしまうような感覚に襲われる。
自分は思春期にブランキーと出会い、完全に行き方の方向付けがなされた(精神的にということ)。いまどれくらいの人が、そのくらい強烈な音楽との出会いかたをしているだろうか。リアルタイムで彼らの音楽が聴ける時代に生きられたことをただただ嬉しく思う。
・「90年代の日本のロックの名盤」
最近、昔聞きまくったアルバムを暇をぬってきいているのですが、その1つが、このアルバムです。6年ぶりぐらいに聞いたのですが、いいですね。ライラックと12月は、やっぱり名曲ですね。でも、驚いたのが、このアルバムが、生産終了というのには少し、不満です。もっと若い人にこういう名盤を聞いて育っていってもらいたいです。
・「ロカビリーmeetsレッド・ツェッペリン」
大人気バンドであるがために「逆聞かず嫌い」な人も多いかもしれないが、このアルバムは聞く価値が十分ある。まず音の作り方が変わった。ソリッド一辺倒の音から、土屋正己がプロデューサーとなったことでハードロック的な音の厚みが各楽器に出ることになり、ひいては楽曲の説得力が増している。その影響なのか「これってツェッペリンぢゃん」な曲も。当時はまさかブランキーとツェッペリンの接点があるとは思っても見なかっただけに衝撃は大きかったのだ。更に歌詞の無意味さ紙一重な饒舌さも増しており、フレーズ単位で意味を追うのではなく、歌詞全体でイメージをつかみ取るような作詞法になっている。「悪いひとたち」はその典型的な例である。
初期衝動の勢い完全パックな「BANG!」をとるか、プロデュースが最高の結果を生んだ本作をとるかは非常に難しいところだろう。しかし、本作でプロデュースされた経験が無かったら、更に土屋氏のプロデュースが続きそこから独立していく過程というものが無かったら、その後のブランキーは自立したものにはなり得なかったであろう。
このアルバムを聞いた渋谷陽一氏の名言「これがロックだ。もう絶対に売れん!」
・「期待どおり!!!」
前作が最高傑作だったため、楽しみにしていたアルバムでした。(もう随分前のことですが)その非常に高い期待を裏切らなかったBJCはやっぱりすごい!
リズム隊が激しく刻むリズムにベンジーの声とギターが絡み、それぞれがぶつかり合っているようで、調和がとれている、まさしくこの三人が同じバンドで演奏すること自体が奇跡だと思わせるくらい素晴らしい。
またベンジーの詩も、純粋ですべての雑念を取り除き、頭に浮かんだ映像をそのまま取り出したように感じられ、妙に感動してしまう。
まさにBJCは最高のロックバンドだと感じる1枚です。
・「悲しいこともあってしまう日々を、小沢健二君と」
自分のやっていることがなぜが周囲とかみあわず、わずかながら意思疎通もずれたりして結局大きく空回りしてしまうような日や、やらなければならないことがあるのに手をつけることができないでいて先延ばしにしてしまい、夜には自分を責めながら一日を終えてしまったような日、苦しいのに何で明日が来るのか?と思ってとにかくただなきたいような日なんかに、このCDは貴方の助けになるかもしれません。 最近、毎日がつらくてよわっている人こそ聴いてほしいと思いました。 ああ、かんぜんにだめだわたしは、なんて風に、とてつもなく悲しくなってしまって、真夜中になるまで眠れないでいたときに、とにかくおちつきたくて何か聴こうと、ぐうぜん小沢健二「犬は吠えるがキャラバンは進む」を、CD棚から久々に取り出してかけてみたのです。目を通したライナーノーツの彼の言葉に触れて最後、なんだなんだこれは、囲まれてしまった!と思ったときには涙が止まりませんでした。今、元気な方は、これからくるかもしれないつらいときのためにとっといたほうがいいかもしれません。悲しいこともあってしまう日々を、暮らしてゆくための常備薬に。小沢健二君、本当にどうもありがとう。カセットテープに落として(!)車でかけてます。
・「「dogs」と「犬は吠えるがキャラバンは進む」の違い。」
小沢健二のソロデビューアルバム。今現在出回っているのはもっぱら「dogs」(収録曲は全く同じ)の方で、「犬は吠えるがキャラバンは進む」の方は滅多に見かけないが、買うのなら絶対に「犬は吠えるがキャラバンは進む」の方を薦める。この二作品の決定的な違いは、小沢健二氏自身の書いた「セルフライナーノーツ」にある。あえて引用はしないが、「dogs」を既に購入している方も是非、この「セルフライナーノーツ」を読んだ上で、13分半の「天使たちのシーン」を聴いてほしい。それだけの価値は保証する。
「神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬようににぎやかな場所でかかりつづける音楽に 僕はずっと耳を傾けている」…「天使たちのシーン」
この曲は大槻ケンヂ氏がカバーしているが、大槻氏のエッセイによると、小沢氏は自身のライブで、「ギムラさん(東京スカパラダイスオーケストラのクリーンヘッドギムラさん。95年に死去)に捧げます」と言った後に、スカパラのメンバーによるサポートの前でこの曲を歌っている。
「アンコールではメンバー紹介の時、スカパラの方が小沢に『どうもありがとう』と静かに、だけどハッキリと言った。」…「オーケンののほほん日記 1995年5月8日(月)」
ところで、この「犬は吠えるがキャラバンは進む」という諺、実は三原順さんの「Sons」にも登場するのだけど、これは単なる偶然の一致なのだろうか?
・「点数なんてつけられない・・・それほどの魔力を持ったアルバム」
フリッパーズ解散から約2年後、ひっそりと(世間の反応としてはそのようなものだったと思う)届けられたファースト・アルバム。熱心なファンの間ではベスト作として挙げられることも多いアルバムである。実際、個人的な感想を言わせてもらうならば、迷いに迷いながらも最終的にはこのアルバムを挙げると思う。ここで描かれる、未来に対する少々の不安とちょっとした期待感が微妙に入り混じったような感覚、お世辞にもうまいとはいえない初々しさの残るヴォーカルは抗し難いほど魅力的だ。一曲一曲はそれほどインパクトに満ちているわけではないのだけれど、聞けば聞くほど深みのある世界のように思えてくるところがまた、このアルバムを特別なものにしている。もう何十回と聞いているのに何度聞いても不思議と飽きがこない。聞けば聞くほど、その底知れぬ味わい深さの虜になってしまうのだ。それぞれの楽曲に関して説明するにはスペースがいくらあっても足りないので、代表して一曲挙げるならば、彼自身によるあまりにも魅惑的なライナーノーツに触れられている通り「天使たちのシーン」ということになるだろうか。どこにでもある一人の人間の様々な感情の揺らめきを13分半に凝縮したこの作品の価値は計り知れないものがあると思う。この曲を聞き、勇気付けられたことが一体何度あったことか・・・。彼自身のありったけのソウルが込められた永遠に古びる事がない名作だと断言します!ちなみにこのアルバムは他の方も書かれている通り、彼自身によるライナー・ノーツがないと味わいが半減してしまうので、「Dogs」ではなく、こちらのほうを買うことをオススメします。
・「両方買おう!」
音数が少ないんです。ホントに少ないんです。それは音楽に隙間を作りました。その隙間は、グルーブを生み出しました。そしてアナログマニアな匂いをプンプンさせた等身大の小沢健二の音楽が聴こえてくるでしょう。どうせ皆、「Dogsじゃなくて、犬キャラを買え」とか言うんだろうな~と思ったのであえて言います。同じものですが両方買いましょう。
・「ライナーノーツ」
1st今から買うなら絶対「dogs」ではなく、こちらをオススメします。だって、このタイトル。こっち買わないと「dogs」って意味不明。噂のライナーノーツが入っているのはこっちだけです。デビューしたての青い若々しい小沢君の芸術に対する真摯な言葉が載ってます。雑誌やテレビで語るのとは違う生の声だと思うから。小沢君がどんな気持ちで歌を作り、歌っているのか垣間見ることができます。これを読んでから、このアルバム、そして「Life」~と聴いて欲しいです。きっと100倍胸に届くことでしょう。
・「音のおもちゃ箱」
~スウェディッシュポップ系、ガレージロック、ドラムンベース、サンプリングミュージックなどなど、いろんな音をおもちゃ箱に詰め込んだ感じ。それでいて金太郎あめのようにどこを切ってもコーネリアスの音なのはすばらしいです。(専門的になりすぎずPOPさを維持しています)特殊な録音方法をしていてヘッドホンで聴くと、後ろから聞こえたり~~仮想サラウンドを楽しめます。
音楽の字の如く音を楽しめるアルバムです。~
・「磁場」
90年代に発表された日本人ミュージシャンの作品で、世界中で最も聴かれているであろうアルバム。
例えば、ブラーのデーモンは、この作品に感動して小山田さんに「テンダー」のリミックスを依頼してきたというような話も聞きますし、最近だとアヴァランチーズも、コーネリアスがいたくお気に入りだそうな。他にも、ベックをはじめ、数々の大物からのリミックス依頼が殺到ですよね、小山田さんは。
それはやはり、このアルバムが、ジョンスペやヨ・ラ・テンゴ、キャットパワーなどを擁するマタドール・レーベルから発売されたことで、海外のミュージシャンの耳に入る機会が増えた事に起因しているのでしょう。つまり、ハナからそういうスケールのミュージシャンだったと言える訳です、小山田さん㡊??
「ポップ偏執狂」「玩具箱」「遊園地」といったフレーズが僕は浮かびます。もう楽しくて仕方ないアルバム。この人のレコード棚は、一体どうなっているのでしょう。『ペット・サウンズ』へのオマージュなんて事も言われますね。 ヴォーカルがまた良いですね。こんな声、他で聞いたことありそうでないです。
・「分岐点」
97年に満を持してリリースされたサード・アルバム。このアルバムによってコーネリアスの世界的評価及び、世界進出を決定付けたという点からも彼にとって分岐点となったアルバムである。まあ、前作からこの人の異能振りは嫌というほど思い知らされてきたけど、これはもはや、(色々な意味で)邦人アーティストの作品ではないと思う。というか、フリッパーズ時代からある意味、グローバルな音楽を作り続けてきた鬼才が遂に到達した極地とでもいうべきか?随所で発揮されるトリッキーなアイデア、派手なエフェクト、卓越したセンスなんて古い言葉では片付けられない圧倒的なまでの演出力、楽曲のクオリティーの高さといい海外で絶賛されるのも当然の完成度を持った傑作だと思う。彼の全ディスコグラフィー中最も人気があるのもそれを証明している。全編に溢れる、過剰なまでの音楽に対する愛情とユーモアと遊び心に圧倒される一大感動巨編。
・「コーネリアス。」
日本ではそんなに聞かれていないのが不思議なアーティスト。毎回異なった世界観のアルバムに驚かされます。今回の3rdアルバムは「音」に溢れた作品です。ピコピコした電子音から猫の声まで。色んな音が詰まっていて、そして最後まで曲と曲の切れ目はありません。このアルバムで一つの作品といった感じ。聞いていて楽しくなるアルバムでした。コーネリアスは「ポイント」もお勧めです。他に興味を持った方は「フリッパーズギター」は前身のバンドですのでチェックしてみてください。
・「音楽たるゆえん」
「音を楽しむ」と書いて音楽と読む。音を楽しむとはまさにこのアルバムのテーマそのものであり全てである。音楽の歌詞にばかりこだわってる人にぜひ聴いてもらいたい名盤。
・「ラストにして最高傑作」
フリッパーズ・ギターの3枚目のアルバムにしてラスト・アルバム。これまでのネオアコ路線からうって変わって、全編に渡って大胆な打ち込みとサンプリング音源を使用したアルバムである。それにしても、プライマル・スクリームの「ローデッド」「カム・トゥゲザー」の影響はあるにしても、ここまでの作品を作り上げた彼らには本当に脱帽せざるを得ない。サイケデリックな音の質感もそうだが、このアルバムを特徴づけている要因の一つとして、小山田君の歌い方の変化が挙げられる。あんなに快活でポップな響きを持っていた歌がこれまでに無いダークなトーンで歌われていたり、小沢君の歌詞にしてもこれまで以上に諦念、焦燥といったキーワードを突き詰めた内容となっている。それが最も良く現われているのが「ゴーイング・ゼロ」「奈落のクイズマスター」そして「ヘッド博士の世界塔」の3曲だと思う。詳細は省略するが、この3曲を聞けばこれを最後に彼らが解散してしまったのも残念ながら納得せざるを得ないからだ。80年代に現われた「恐るべき子供たち」が最後に放った最高傑作。ちなみに、「ヘッド博士~」のラスト・パートのアイデアは後にコーネリアス自身が「69/96」「ファンタズマ」でも応用していることからも、このアルバムが彼にとって逃れがたいプロトタイプであったのかも知れない。
・「発売当時は吐くほど聴きました」
自分の青春の一枚。色々とリスペクトしまくりなので当時から賛否両論いわれていたけど、このアルバムで小沢健二の紡ぐ歌詞は今読んでもなおスゴイ。もう発売から10年過ぎたというのに、今でも聞き返すことのできる名盤です。最近の音楽ってなんかブルーハーツまがいのキャッチーなメロコアバンドばっかりでちょっとねぇ...とか思ってる
フリッパーズギターをリアルに聴いたことのない世代の人に是非聴いてもらいたいと思います。
・「小沢も小山田も、いまだにこのアルバムを超えていないと思う。」
ありふれた言い方になるが、10代後半から20歳過ぎあたりの前後数年間だけに、とりわけリアルに感じられる倦怠感や憧憬、スピード感といった相矛盾する感覚を、途方もない密度と完成度で歌い上げてしまったのが、このアルバムだと思う。
前作とはうって変わって、サンプリングを多用しつつ緻密に練り上げた楽曲と、あえてスカしたところに、かえって甘やかさを感じさせる歌詞の双方が素晴らしく、リリースからすでに15年ほどが経った今も、このアルバムに肩を並べる水準のものは、ほとんど出ていないのではないか。
元メンバーである小沢と小山田の2人にしても同様で、ハジけまくっていた短い一時期を経て、内向性を強めつつある小沢と、渋谷系から一転、音色のマエストロ的な方向に突っ走りつつある小山田の、2人ともが、いまだに単独では『世界塔』を超える作品を作り出していないと思う。
どのバンドにしても、その内部の人間関係というのは不思議なもので、今、同じものを作れと言われても作れないだろうし、作りたくもないはずだが、当時はなぜかそれが出来てしまうような条件が揃っていて、それは同じ形では、二度とは戻らないということなのだろう。(なんだか書いているこっちまで、パーフリ調になってきた(笑))
その後の2人に共通するのは、「実は歌が下手」という自覚でもあるのか、歌える歌詞をほとんど、あるいは全く書かなくなってしまったことだが、もうすぐ40代を迎えつつある彼らが、これからどんな展開を見せてくれるのか、また、真に『世界塔』を超えたと言えるような作品を生み出せるのか、それなりに気になる存在であり続けることに変わりはないと思う。
・「天才が一生に一度だけ作る事のできる名盤・・・」
このアルバムが発表されフリッパーズが解散した時、日本のロック/ポップスは終わった、と思った。いや、日本の音楽に夢を持てなくなる、と言った方が正しいかも知れない。まぁ、どっちにしても少なくとも今後10年間これ程までに私を夢中にさせてくれる音楽と出会う事はないだろう、と漠然としながらも確固たる想いが私の胸に湧きおこったのは事実。これが91年当時の私の素直な感想、嘘偽りの無い正直な想いだった。
そして90年代の邦楽は悲惨を極めた。全ては歴史が証明している。
日本のロック/ポップスは「J−POP」という適当で曖昧な名称で一緒くたにされ、輸入盤専門店だったタワレコも資本の波に逆らう事ができずに「J−POP」を店頭に並べるようになり、その「J−POP」はフリッパーズの幻影を追い求める「渋谷系」と、あくまでビジネスライクに徹する「AVEX(&KT)」勢との覇権争いになるも、「渋谷系」は音楽好きを対象に「聴きたい奴だけ聴けばいいさ」と至ってクールな姿勢を崩さなかった代わり、「AVEX」勢は音楽に興味のない一般層をマーケティングの対象として戦略を展開する。その結果、小中高生はおろかイイ年こいたオトナまでもを取り込む事に成功する「AVEX」勢。そんなカネの亡者とも言える「AVEX」勢に、ビジネスライクに徹しきれず音楽に純粋すぎた「渋谷系」が覇権争いで敗れるのは当然と言えば当然。こうして「AVEX」帝国は誕生し一時代を築く事となる。ただ、これは時代を象徴する出来事であって「渋谷系」を責める事は出来ないし、もちろん「AVEX」勢を責める事もできない。時代の波に立ち向かう事のできる救世主を失った後のマーケットが只単に資本の手に委ねられただけ、なのだから。
当時、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃をどう説明すれば良いか・・・。グルーブチューブを録音した際にフリッパーズは「これで天下取った!」と発言したそうだけど、これは奢りでも何でもなく正直な気持ちだったんだろうと思う。だって、この曲を越える曲なんて当時考える事も出来なかったしね。世間的にはどうか知らないけど、このアルバムで間違いなくフリッパーズは「天下を取った」のだと私は確信している。それ程までに、このアルバムには「特別な何か」が孕んでいたのだ。この時、間違いなくフリッパーズの二人は「天才」だったのだと思う。
たまに、フリッパーズは何故解散したのか?と想いを馳せる事がある。そんな事に何の意味もない事は分かっている。でも、もしフリッパーズが解散しなかったら日本の音楽はどうなっていたのか?、歴史はどうなっていたのか?、なんて一人妄想するのも悪くない。だって、多くの音楽リスナーにとって興味深い事だろうし、まぁ、何と言っても単純に楽しい。そして、結論。多分フリッパーズの二人はこのアルバムを越えるモノを作れない、と諦めたんじゃないかな。なんて、そんな結論に落ち着きつつある。えっ?、そんなバカなって?。分かってる分かってる(笑)。だけど、試行錯誤の末に一番納得できた回答がこれだったのだ。そう結論付けた方が気持ちよく全てを納得できると思わない?。フリッパーズギターを愛する一人の人間として。
・「憧れのオシャレさんでした。」
パーフリの心臓は小山田君のヴォーカルで、頭脳は小沢君のワーズと云ってしまうといかにもでどーもスイマセン。「グルーヴ・チューブ」は90年代前半を象徴する楽曲です。
・「「日常」の中にあるラジカリズム」
どんな人間であれ、「自分自身」から逃れる事はできない。
傲慢な権力者、自分に都合の良い価値観の中で安住している人間、に対して、スタイルとしての攻撃性や、上っ面だけの社会批判のロックは、何ら脅威とはなり得ない。
「本当の事」を、「誰にでも分かる言葉」で、「より多くの人に理解できる表現方法」によって示していく事こそ、物事の欺瞞と戦っていく最大の武器ではないだろうか?
このアルバムは、90年代の日本のロックを代表する名盤である。広い音楽性、平易でありながら、深い哲学性を持った歌詞、私の中では、非の打ち所のない作品と言える。
本作以降の彼ら(現在のソウルフラワーユニオン)は、「我々の日常」からは、やや遠い所に行ってしまった感があり、個人的には残念である。
是非はともかくとして、彼らの「音楽的進化」と、「一般大衆の共感」との分岐点と言えるのがこのアルバムではないだろうか?
・「Best of 1990」
ニューエスト・モデルが「知る人ぞ知るバンド」なのは邦楽の大きな痛手だ。彼らのような本当に真摯なミュージシャンの多くはあまり省みられることもない。
ニューエストの持ち味は雑食的アレンジとポップな楽曲である。その真骨頂と言えるのがまさにこのアルバムだ。通常のバンド編成に加え、ホーン・民族楽器まで大々的に持ち出した豪華なサウンドと、聴きやすさを追求したメロディーライン。全体に自由な雰囲気が滲み出ているが、決して無秩序にはならない。重くなりすぎていないから、何度でも何度でも繰り返し聴きたくなる。
加えて中川敬の詩。平易な言葉で綴られるが、実は哲学的。世相を批判的に語ったものが多いという印象を受ける。幼児殺害事件犯を歌った「車といふ名の密室」はその最たるものである。SFUに入り、左翼的不遜さを手に入れる以前だから弱気な内容、ネガティブさを表出させた詩もちらほら見受けられる。
一般にはミクスチャー・ロック(雑種パンク?)の祖とされているらしいが、もし売れていれば90年代の日本のロックの方向性を左右しかねなかったアルバムである。もっと評価されるべきだと思う。実際のところニューエスト以後「ニューエスト・モデルらしい」バンドが現れていないのが現状で、17年前にリリースされた本作が未だ新鮮に聞こえる。断言する。日本のロックが好きなら、本作は絶対に聴かなくてはならないアルバムである。
・「音がブ厚い!」
何チャンネル使っているやら、とにかく音が厚〜いです。
ホーンからシンセから民族楽器から、使える楽器はすべてぶち込んだ、という感じ。
一つ一つの音を追っていくだけで、普通のアルバム5枚聞いたくらいの充実感があります。
この後の「ユニバーサル・インベーダー」では、これがまたさらにもの凄いことに……。
・「いろんなやつがいるのもいいじゃないかって気分さ」
雑種天国。で、いろんなやつがいるのもいいじゃないかって気分さ。って歌ってたから。それまで高校生から大学生にかけてムーンライダーズとあがた一辺倒だった私も、就職したときに友達の紹介でニューエストも面白いなと、一番すきなのはカウンターセンサーシップですが。あれは面白かった。後、世紀の曲芸。底なしのそこも好きですね。やっぱいろんな歌手がいていいと思います。自分はムーンライダーズしか歌わないけど。でも残念だったのがメスカリンのチケット取ったのに、ビブレが残業で、見にいけなかったことです
・「マスターピース!!」
自称「JAPANESE TRADITIONAL CHING-DONG SOUL PUNK」なソウルフラワー(笑)。どの作品も素晴らしいけど、このアルバムを超える作品は今のところ無い。(個人的には、ベスト盤より好きな一枚!!)「エエジャナイカ」「海行かば山行かば踊る屍」「満月の夕」などのライブでも馴染みの代表曲が
多数収録されているのと、当時メンバーだったうつみようこのボーカルが聴けるのも魅力。PUNKと自称するだけあって左翼的だけれど(笑)、理屈抜きに楽しめます!スウィング・オーバー・ニッポン!音楽は国境を越える!!
・「今こそ再評価を」
SFUが90年代に放ったアルバムとしてはもっとも完成度が高く、時にこの時代を代表する作品として語られる傑作。
95年、阪神大震災の跡地で精力的な音楽活動を繰り広げた後のアルバムは、いつになくストレートなメッセージが込められている。「王様どうでもええじゃないか」と謳う一曲目、まさに読んで字の通り「平和に生きる権利」(原曲はチリの歌手、ビクトル・ハラ)などなど。モノノケサミットでは今一歩だったお囃子とチンドン・サウンドは見事にバンドサウンドと同居している。一方朝鮮やアイルランド民謡のカバーもあり、自由な雰囲気でもある。まさに「雑種天国」といった趣だ。
彼らほど一貫してグローバリズム的な活動を行うバンドはいないだろう。しかしこのアルバムで彼らが提示しているのは極左的な反体制ではなくて、無抵抗による抵抗といえる。それは音楽を真に信じている人たちだからこそメッセージとして伝わるのである。そしてそのメッセージは今の時代にこそ最大限に発揮されるのである。
・「おもしろいひとたち」
アイリッシュージャパン混合音楽ー音楽による国家概念の超克の狙い、こういう思想的理想のアプローチは他の分野ではもう昔から色々あるけど、今の時代ロックで正面からくると逆に新鮮。どっかふるいんだけど、今を感じる彼等のイメージそのままだ。68年世代が支持しそうな歌詞が、今だ我が関西の文化風土と思われてもまた疑問はありますが、思いついたらやってしまう、という大阪人感覚とロックが正直に結び付いてると思います。音楽のクオリテイーも決して悪くないです。この感じが密室的なサヨク感覚になっていかず、広がりを保ってほしいですね。それが今作のアイリッシュ風味の本音と解釈したいです。東欧とかにいったらもっといいかもね。
・「まるで剣豪のよう」
すさまじいまでの緊張感。ハッキリと伝わってくる覚悟、意思の堅さ。重苦しいトラックの上から投げかけられる研ぎ澄まされた言葉はまるでギラギラと鈍い光を放つ日本刀のよう。生半可な意識なんてたちまち叩っ斬られてしまう。ヒップホップに限らなくても、これほど強烈な音楽は滅多にないと思います。かなりハードな表現が好きな人にしかすすめません。
・「彼らの登場で偽物は死滅する」
向こうのを猿マネするだけのフェイクはブルーハーブの登場で死滅する。やっと出てきた本当の意味でのジャパニーズヒップホップ。どこまでもドープなbossの哲学、インテリジェンス。o.n.oのトラックもそこいらのものとは格がちがう。
ヒップホップ嫌いも聞くべき。
・「明らかに次元が違います」
初めて聴いたのは、12インチ「知恵の輪/北風」だった。呪術のようなトラックに、訴えかけてくるラップ、怪しげな女性ボーカル。正直、最初は理解できなかった。何の事はない、その頃の私には、この高レベルなヒップホップについていくだけの「知性と経験」「人間としての成長」が、なってなかっただけのことだったと思う。
ボスの独特なリリックに知性を、訴えかけてくるライミングに情熱を感じ、ビートとビートの合間に聞こえてくる、歌詞カードに載らない言葉の端々に、心の叫びを聴き取れる。そして、そのボスを完璧に引き出しているO.N.O.のトラック。耳というより、意識下の脳内に残るような、サブリミナル的な音の連続で、通して何回聴いても、飽きず、疲れず、そして何より美しい。捨て曲が一切なく、全曲が傑作だが、個人的には2・7・10・16・17、特に2は、某映画になぞらえたタイトル通りの、霧のダウンタウンがイメージされ、綴られる言葉が重い。別世界のジャパニーズヒップホップを感じたいのなら、絶対に避けては通れないアルバムだ。
・「距離感」
リスナーに向けるこの絶妙な距離感は素晴らしいという一言につきます。音楽的にも、トラックも素晴らしく、アルバムを通して全くだれる事がありません。限り無くヒップホップでありながら、ヒップホップを全く聴かない人に対しても求心力を持ち合わせる、究極のマスターピース。
・「傑作」
今や日本ヒップホップ史上に燦然と屹立している不朽の名作。怒りに任せて怒涛の言葉の刃をビートに差し込んでゆくボス。それを更に煽るかのようなオノの荒々しい病的なトラック。今の彼らからすれば決して完成度が高い作品とは言えないだろう。この作品の魅力は、荒ぶる感情の赴くままに敵をねじ伏せていこうとする初期衝動だ。対東京に目くじらを立てて怒り、認められない自分達を認めさせようと躍起になり、弱い自分を知りながらそれに屈しようとはしない。ストロングミュージックであるヒップホップへの、彼らの敬意の表象であり、回答でもある。
・「メジャーデビューアルバム」
まず、ジャケットがとてもいいと思う。戦前に描かれた1枚の絵の一部分を引用したそうだが、この絵を選んだジャケットから全10曲まで、あまり言いたくないが神懸っている。良いバンドはほとんど必ずと言っていいほど、1枚や2枚まさに神懸りなアルバムを不思議なことに作ってしまうけれど、イースタンユースの場合はこれになるんだろうか。
正直それぞれ一曲一曲の良さは、次の「雲射抜ケ声」の方が上かもしれないが、アルバムを統一するテンションはこっちの方が明らかに高い。ロック音楽は楽曲の良さも大切だけど、テンションの高さが一番その作品の出来不出来を決めてしまうと思う。
「いずれ暮らしの果てに散る」と、抗いようの無い事実を受け止めながらも、「明日が呼んでいる」と、やはり!それでも生きていこうとする姿勢に、インディーズの頃から不変だった、「自分対世界」の構図が少しこのアルバムで変わったんだなあ、と感じた。
「明日の在りや無しや 知るものか」から、「明日が呼んでいる」への変化。その変化は本当に素晴らしいと思う。
10曲目「歌は夜空に消えてゆく」に歌われる一行の歌詞、
「明日また、陽が昇るなら、笑えるさ。笑ってみせるさ。」
やはりそこに表現が立ち帰ることがイースタンの目標であって本質なんだなあと感じた。
・「う~ん」
吉野氏の男臭くて美しい感性が素敵。確か写真も本人だったような?演奏は・・・ベテランだなあと思うのは私だけでしょうか。一度ライブ見に行ってみたいです。3人でもすごい迫力ありそうだ!
・「歌は、夜空に・・・。」
佐伯祐三の「立てる自画像」のジャケットに肝を抜かれた・・・。「青すぎる空」でメジャーデビューして前作の諦念の中から見上げた希望の光は、清々しい「夏の日の午後」の打ち水のようであり、「徒手空拳」で何れ暮らしの果てに散る事は、知りつつも前進する「淡い影」達だろうか・・・?明日は、晴れるだろうか?きっと暑い夏の日差しの中を歩むに違いない。思い出の彼の地にて、ひと夏ヘビーローテーションで聴きまくったアルバム。
・「日常の風景がザックリと」
ここまでハードなのに、詞的な部分を全く損なわずに両立できるバンドは世界広しと言えどそういないのでは。ディストーションが効いたギターが鼓膜にガツンと響いて、その後、胸の奥底に浸透する全10曲。
旅する人も、そうでない人も、日々を営む糧として是非。
・「夏の日の午後」
夏の日の午後が良すぎる。昔、何回も何回も聴いた。
このアルバムに収録されている曲はどれもよいが、特に夏の日の午後はイースタンユースを代表する凄まじい名曲。
・「価値あるリイシュー」
不遇の徳間時代にカーネーションが残した、キャリア史上屈指の名盤。あまりの先進性と突き詰めすぎた内容から、発売当時は殆どの音楽マスコミから無視されて終わった。ドラマーがいる「バンド」であるにも関わらず、ループが持つグルーヴの有効性に極めて早くから注目し、導入したM1「オートバイ」などからしてもう普通のひねくれ方ではない(本作の発表は92年)のだが、それでも単なるひねくれ実験ポップで終わらないのが彼らの魅力である。音の鳴りはどこまでも誠実で、あくまでポップだ。「突き詰めたらここまで来るしかなかった」と言うような、ある種の諦念すら感じさせる密度の高い詞と演奏は、キャッチーさとマニアックさの両方を見事に兼ね備え、聴く者の魂を揺さぶり、耳を楽しませ、きっと人生の貴顊??な一部へと昇華していくはずだ。特にM12~M14の終盤20分の展開は感動的。夏の焦燥とカタルシスを愛する全ての万年青年に送りたい。また今回のリイシューで2枚組となり、収録曲ほぼ全てのデモバージョンを聴くことが出来るようになった。そんなわけで宅録ロッカーの方も是非。名盤です。
・「瞬間に凝縮されたエネルギーの屈折した輝き」
私は様々のジャンルの音楽を聴く。軸はクラシック音楽であるが、あやうい美しさを持った広義の「ロック」もまた私の心を惹きつけてやまない音楽だ。そんなあらゆる「ロック」の中でも、最高傑作といえるアルバムを1枚挙げよと言われれば、私ならこれだ。カーネーションの「天国と地獄」。この名盤が一時とはいえ店頭から除かれた時期があったのは、音楽フアンにとってまさに不幸な出来事と言うほかはない。直枝のヴォーカルは独特の「怪しい色気」を持っており、それらがこの毒々しい美しさをもつ楽曲へ、ことさら魔術的な魅力を与えている。このアルバムに収録されている2曲のカヴァー曲も興味深い。一つは岡林信康の「いくいくお花ちゃん」だ。カーネーションを聴く人ならご存知だと思うが、「友よ」で知られる岡林の詩の前衛性(「友よ」は違うが)が十全に発揮された作品で、これをカーネーション風に大胆にアレンジした当録音はなかなか聴きがいがある。もう1曲は浜口庫之助の名曲「愛のさざなみ」。これまたキョーレツなアレンジで堂々たるパンクに姿を変えており、実に見事。もちろん他の12曲のオリジナル曲もすべての曲が「何か新しい、今まで感じた事がないもの」を存分に味あわせてくれるのだ。そう、まさにロックの「瞬間に凝縮されたエネルギーの屈折した輝き」がもっとも美しく輝くアルバムなのだ。
・「カーネーション最高」
私にとってこのアルバムは、ほとんど1-3曲目を聴くためにあるが、大好きなカーネーションの中でも一番リピート回数の多いアルバム(曲)。妙にキャッチーで、TMネットワークな異物感と共にミーターズやリトルフィート、スワンピーな大瀧が現れては消えていく・・・愛のさざなみも乙でさぞ当時は特殊だったのだろうなあと思います。
・「90年代初頭3大傑作の1つ」
ニューエストモデル「クロスブリード・パーク」、岡村靖幸「家庭教師」と並ぶ90年代初頭に生まれた傑作。後追いの私は、このアルバムの凄さを知ったのは、最近です。島倉千代子「愛のさざなみ」のカバーの美しさなど、あげ出したら、きりが無い、。必聴のアルバム。まさに、早すぎた傑作。14歳の永遠の夏を、いつまでも、心に持った無時間のパラレル・ミュージック。直枝氏が、後に岡村靖幸の「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」をカバーするのも、このアルバムを聴けば、当然のような、気がする。「天国と地獄」と書いて「永遠」と読む。最高です。
●家庭教師
・「天才の一言に尽きる。」
当時(14,5年前くらい)90%以上洋楽しか聞かなかった私ですが、ある日の深夜テレビで「どぉなっちゃってんだよ」のPVが流れるとそのかっこよさにおもわず釘づけになりました。そのうまいのか、うまくないのかわからないけどかっこいい踊り。そして「マンション、マンション。」と踊り歌う彼に心を奪われました。そしてこのアルバムを購入。彼の魅力は歌、踊り、歌詞、曲作りなどいろいろありますが、ギタープレイにもびっくり。ヘタウマすぎます。ジミ―ペイジ以上でしょう。(それはいいすぎ?)彼がいなかったら今の日本の音楽シーンも私の聞く音楽大きく変わっていたでしょう。ありがとう、岡村靖幸!
・「最高傑作」
変態・奇才・天才、岡村靖幸の最高傑作。いや、もはや90年代の最高傑作かもしれない。プリンスに憧れ、気づけばプリンスを越えていた天才。9曲が20曲くらいに感じさせられる楽曲のクオリティ&密度の濃さ。あの桜井和寿が岡村に憧れていたのはあまりにも有名な話だ。
「カルアミルク」や「あの娘〜」が有名な作品であるが、ここでは敢えてその他の佳作・秀作に注目。ソウル、ジャズフレーヴァーなタイトルトラック、「家庭教師」の独創的な独り芝居や、「ステップUP↑」におけるたたみ掛けるようなフリーフェイクなど、既存J-POPの音楽レベルを完全に凌駕する岡村の独壇場の世界が広がっている。
時代に後押しされたかのような「どぉなっちゃってんだよ」の超絶テンションで一気に加速し、「ペンション」の泣きのメロディで締めるまで待ったなしの43分。サーフボードで波乗りする気分で聴いてほしい。傑作です。
・「祝復活!岡村ちゃん」
主に洋楽しか聴いていなかった僕ですが、最近岡村ちゃんにハマってしまいました。
僕の思う、彼のメロディの特徴は一発で心の琴線に響くキラーメロ的A、Bメロと、ぱっと聴いても良いけど、後々になって歌いたくなってしまうほどのスルメ的サビだと思う。
そして、そのメロディセンスを贅沢に使ったネジレまくった曲構成と、邦楽離れしたファンキーでソウルフルな濃いアレンジ。その上に載る、日本語の限界に挑む物凄い歌詞(笑)
そしてそんな彼の最高傑作がコレ。個々に好きな曲はどのアルバムにも入ってますが、アルバムの総合完成度はコレが一番だと思う。個人的には「どうなっちゃってんだよ」「ステップUP↑」「(E)na」なんかが好き。
・「愛情もって、教育されたい!」
「これだけでアルバムいっちょ作れるんじゃない?」というくらいのアイデアをたった1曲にもりもり盛り込んでいる、そんな中身の濃い作品群です。ここまで凝りまくっていれば寡作なのも頷けます。岡村ちゃんは作詞・作曲・表現力と3拍子そろった天才だと認識していますが、言葉の使い方、特に男言葉の操り方が本当に上手いです。タイトルナンバーでの決め台詞「宿題しな、ベイベー」は、その後のエロ台詞以上にエロティックです。
・「文句なしの最高傑作!」
天才岡村の最高傑作がこれであることは、そりゃあ個人個人で好みの違いもあるでしょうが、大よそ皆同意されることでしょう。これって、所謂一発屋アーティストは別にして、傑作と言われる作品を複数出している場合は、非常に稀なケースと思います。それだけ、この作品の濃度が尋常じゃないことを意味していると僕は思います。プリンスのコピー
などと悪意ある人は言いますが、それだけで聞くのを憚るには、余りに惜しいアルバムです。野郎声のバックコーラスと子供声のサンプリングで頭がやられますが、そこも聞き所の一つです。無意識に変さを撒き散らしているところが、巷の似非個性派と明らかに一線を画しているでしょう。主に洋楽好きを痺れさせるのが、この人の凄さですね。
・「何度聴いても飽きない。」
とても聴きやすい内容になっている。ちょっと懐かしいロックンロール的な楽曲。坂本慎太郎さん独特の言い回しや歌詞にも注目して欲しい。タイトルチューン「3×3×3」はショッキングとも言える内容になっている。「EVIL CAR」ではゆらゆら動く自分がおり、なんともいえない世界へググっとひきずりこまれる。何度聴いても飽きないかっこいいアルバムです。
・「歴史に残って欲しい」
どこぞのロックスターが謳った「ロックは進化しない。変化し続けるんだ」という格言を体現する日本のバンドの一つ、ゆらゆら帝国。似たようなアルバムは一つとしてないし、特に二枚同時発売の「しびれ」「めまい」以降の作品はどれもクセのあるインパクト抜群の逸品ばかりです。しかし今後どのような方向性に進もうと、このデビューアルバムの価値が揺らぐ事は無いでしょう。メジャーデビューに際してドラマーが柴田一郎にチェンジされドロップされたこの作品は、「挨拶がわり」とするにはあまりにも濃密なクオリティの名曲の数々が、然る場所に配置された傑作となりました。再生した途端に爆音、3曲目から9分を超えるなどかなりやりたい放題ですが、曲の流れのセンスは抜群で、耳に畳み掛けるロックチューン4〜7の展開は興奮するし、サイケ・ブギとでも形容したくなるタイトルナンバー8はセリフ調の歌詞も実にトリップできる代物です。お試しあれ。サウンドも独特で、ガレージパンクのようでありながらどことなくレトロ。例えるなら昭和の年号がずっと変わらず今まで続いているかのような。フロントマンの坂本慎太郎の世界観は水木しげるに影響を受けているそうで、自らを「オカルトロック」と称したこともあるそうです。弱者への媚とはまったく違う意味で歌われる諦観は今も歌詞のモチーフとして続く要素ですが、どこか懐かしい気持ちにさせられるのは不思議です。深層心理に眠る本能的快楽をサラリと描いてみせる。キャッチーといってもいいかもしれません。
・「昆虫ロック」
なんかはまりました
・「最高傑作!」
最初にこのアルバムを聴いた時の衝撃は一生忘れないだろう。ささくれ立ったノイジーなギターが鳴り響いた瞬間からぶちのめされ、あとはもう息をつかせぬ名曲、名演の連続だった。それまでのゆらゆらのいい意味でのアングラ臭さから長足の進歩を遂げたといっていいアルバムだと思う。
「わかってほしい」「昆虫ロック」「発光体」「アイツのテーマ」といったポップでへヴィ、かつスピーディーな曲はどれも名曲だし、美しいバラード「ユラユラウゴク」あり、ちょっとT.REXぽいルーズなノリの「ドックンロール」、このアルバムからのゆらゆらを象徴するような怪しげな坂本ワールドが全開のサイケデリック大作「3×3×3」など挙げたらキリがないぐらい楽曲が充実している。 一曲、一曲の完成度の高さ、イ!ンパクトの強さ、構成の見事さ、坂本慎太郎独特の世界観がこれ以上ないぐらいに高められた、全作品中でも屈指といえる永遠の名作。
・「出た、傑作」
こんなにロックと日本語の相性がいいなんて!全部いいけど、発光体~つきぬけた、アイツのテーマへの流れが最高!真夏に爆音で聴くに限る!
●生活
・「聞く人を極端に選ぶアルバム」
このアルバムはエレカシ史上もっとも聴く側の人間のことを考えていないアルバムだと思います。宮本の心情をそのまま表したような音楽と歌詞。「引きこもりたい」だの「死んでしまおうか」などと言ってます。
このアルバムからギターを始めた宮本の下手な演奏がボーカルと一緒に大きな音で録音されていて、バックの音はやや小さめ。上手いのに。
個人的にはエレカシの最高傑作だと思います。曲は正直そんなによく作られているとは思いませんが、聞き手に訴えるとんでもない力をこのアルバムはもっています。
・「宮本の鬼才がここにあります」
デビュー以来宮本の強烈な個性と詩的才能は一部の音楽関係者とファンにしか認められず、宮本自身最悪の状況の中で世に出た作品。暗闇の中から聞こえる苦悩の叫びのようでもあり、諦めの溜息のようでもある。苦悩と諦めに満ちた独白を絶叫する曲はヒットチャートとは無縁の存在。
しかし宮本の鬼才の全てを叩き込んだ「生活」は、誰もが持つ心の弱さや不安、後悔の感情を見事に抉り出し、増幅させる。聞き流すといった安易なスタンスを許さず、正面から対峙し宮本の一言一言を聞き手自身の苦悩として聞くことを強要する。
多くの人がエレカシから距離をおく理由の一つが不快感を感じるということだが、この不快感は触れられたくない自分の暗部をさらけ出されるからであり、「生活」はその究極の作品。!
しかし、ただ不快なだけでなく、それぞれの曲の音楽性は非常に高く、表現力・歌唱力・情景描写は素晴らしい。中でも「月の夜」は、はかなく美しい月光の情景と世捨て人の悲しい心理情景が見事に表現され、エレカシ最高傑作の一つだと思う。誰にでも勧められる一枚ではない。自分の人生と対峙したいと感じた時が、「生活」を聴く時だと思う。
・「最高か最低か、問題作」
「カセットブックならよかったんだけどね」などと言う輩は、いったい何を聴いているのかと思う。が、言わんとしていることはわかる。いわゆる世間で言うロックというカテゴリーには当てはまらない作品である。
このアルバムはまずメロディがすごい。ロック、ポップスのメロディではない。そしてとても美しいメロディだ。次に詩が生々しい。永井荷風に憧れていた当時の宮本の古語文体と、丸っきり引きこもりな内容。そしてサウンドは、宮本のギターと唄以外はあまり聴こえないというバランス。宮本はこれまではそんなにギターは弾いてないので、ほとんど初心者である。一部ピアノも弾いている。
一枚聴き終えると、疲れるのだ。7曲だけど50分ある。しかし、絶望を救っているのはメロディの素晴らしさだ。
ソニーというバリバリのメジャーレーベルから、こんなアルバムを出したということがすごい。発売当時は(というか今日に至るまで)、全く話題にもならなかった作品。僕は「日本で初めてロックが産まれた」と思いました。このグシャグシャにひしゃげたアルバムを最高のロックとするか、最低の音楽とするかは聴き手次第。どちらかでしょう。
このアルバムがでて2年くらいして、ニルヴァーナの「never mind」が出ましたが、「生活」を知っている僕には何のインパクトもありませんでした。
星5つにするには抵抗があるが、このアルバムは23歳の若者の稚拙な情熱と圧倒的なメロディセンスの記録として、類を見ない作品である。
・「ずんどこ人生賛歌」
もはや私は20代ではありませんし、しかも女ですが、 男と女では人生に対して感じる風味というか、感性はそれぞれに違うとは思いますが、根底のところでは同じという気がします。 『どぶ川を夕日が照らし、表面が美しくきらめく、ただそれだけを見るために生きている』と言ったような詩にカタルシス。 というか『それでいいんだ』と思いながら生きていたい、という気持ちが沸々と湧いてきて…。
・「愚劣で無能でそれでも生きている」
この『生活』というアルバム以外にも、素晴らしいアルバムは当然ある。初期の頃に見られるロックンロール全開なカシマシも、レーベル移籍後のシンプルで洗練された曲も勿論大好きではある。でも、よく聞いたアルバムは、この『生活』である。もうどうしようもなく、退廃している『自分』が、自分の中にある人間なら否応無しにこのアルバムには反応してしまう。焦点の合っていない目で絶えず何処かを眺めながらこのアルバムを聞く。ボーっとして聞いていると、本当にあっという間に終ってしまうアルバムだ。
他のどんなものより、自分にとってセンセーショナルだったアルバム。
・「蛇足」
けっこう昔に出たアルバムなのに今聴いても全然面白いユーモア!ぶっといビート、抜群のサンプリングセンスで作られた音数の少ないトラックも最高です。
シリアスでかっこいい「B-BOYブンガク」、マッタリした夏の曲「サマージャム’95」、ノリノリのナンパ曲「ジゴロ7」、それに他の曲も本当に全部おもしろかっこいい。
無駄に肩に力が入ってない、日本人としてすごくリアルなゆるゆるのHIP HOP。
スチャダラで一枚人に勧めるならコレ。
・「みんなそそのかされちまう。。」
1995年にガソリンスタンドでバイトしていた時ラジオから流れ続いていた曲。スタンドの焼けたコンクリートに反射して輝いてたこの曲。「俺はそそのかされちまった」
今でも。。夏になると聞きたくなっちゃう。1995年にこういう曲があった奇跡。今でも十分いける。聞いて見たらそそのかされちまうはず。。
・「J-RAP」
これまではキングギドラみたいな硬派のラップを聴いていて、スチャダラパーみたいなのを「なめてんのか?」とか思ってたのですが、これを聴いて完全に考えが変わりました。「サマージャム'95」みたいないい感じに緩くてカッコイイ曲もあっていいアルバムだと思います。
・「良い流れ。」
全体を通して何かけだるい雰囲気が流れてます、しかしその力の抜けた感じが良い。
・「久々に...」
CDを整理していたら 出てきました。今でこそRAPメインの曲が溢れていますがこの当時、斬新だ!と思いました。
何年も前、私がこのCDを友人に貸したら《マニアック~!》と言われてしまいました(実際結構マニアックなARTIST好きですが)。この適度に脱力した感じのRAP、何とも言えません。力入り過ぎなものは 聴いてて疲れますけどスチャダラはユーモアもあって 楽しく聴けます。久々に聴こう!と思いました。
・「Best of 1998」
全7曲、68分。始めから終わりまで何かの情念に囚われているかのようだ。全ての音に深い意味があるような気さえしてくる。難解かもしれない。しかし聴いていて苦しくはない。なんとなく海外でも評価されたのが分かる気がする。
音楽という音楽をごった煮にした感じ。全ての個性が際立つようであり、無化され無秩序になるようでもある。そこにあるのはロックの枠組みを遥かに越えた「音」の塊だ。容易にカテゴライズなんかできないし、する気も起きないくらい圧倒されるだろう。発表当時の日本の音楽の土壌に、このような先進的な音楽性を持ったグループが現れたのはある意味革命なんだと思う。
一度聴き始めたらストップはあり得ない。曲の頭出しだって必要ないだろう。聴くならきちんと68分間聴き通す。あなたもこの異世界を体感してみませんか?
・「スーパー」
例えば修学旅行の前夜のドキドキ。そんなドキドキがこの一枚につまってます。
・「90年代最高のオルタナロック」
オルタナティブロックの最高傑作。90年代の日本ロックは、ボアダムスとフィッシュマンズを輩出しただけで充分だ。
・「super are」
凄すぎます!特にsuper areは奇跡!トライバルなリズムとシャーマン的な声、ノイズギターがとてつもなく合ってます!私はこの曲で価値観が変わりました。
・「頂点」
このアルバムの②~③の流れ以上のロックがあったら教えて欲しい。
・「最高」
東京事変になってからも色々楽曲は聴きましたが、この無罪モラトリアムの上を行くアルバムはありませんでした。何年たっても私の中で、このアルバムが一番です。
・「斬新でありながら懐かしい」
このアルバムは彼女の作品の中でも名作です♪天性の才能と繊細な感性に かなり衝撃を受けました。かなりのインパクトがあり どの曲も素敵でクセになっちゃいます。とても情緒があるというか、なぜかちょっと切なくなってみたり…個人的には「丸の内サディスティック」は名曲だと思う。これだけ内容が濃く、詰まったアルバムもあまりないですね~
椎名林檎さんは たしかに超個性的でやりたい事を突き進んでいくタイプの 本当の意味でのアーティスティックなミュージシャンなので 万人ウケするタイプではないかもしれません。それだけに一度ハマルと抜けられない程の魅力(魔力?)があります。
最近の作品はこの頃に比べるとあまり聞かないのですがあまり彼女が好きでないという方(ビジュアルとか過激なイメージとか)にもそのイメージは置いといて ひとつの作品として純粋に一度聞いてみて頂きたいアルバムです。なかなか深いですよ。
・「すごいアルバム」
椎名林檎の中ではこのアルバムが一番だと思います。実験性に走りすぎた後期と比べて聴きやすく、衝撃も強いです。
ひとつひとつの曲に区別がつかない、聴いてるうちに飽きてくるなんてことは絶対にありません。個性的なメロディーとアレンジがしっかり頭の中に入ってきます。単純だけど文学的な歌詞も魅力的です。
彼女の派手なパフォーマンスやキャラが嫌いな人も、一度でいいから聴いてみるのをおすすめします。
・「一人でも多くの人に聴いてもらいたい」
椎名林檎は、本当の意味でアーティストだと思う。売り込みをせずにこれだけ世間に認められるということはよっぽどの実力がなければ無理だと思う。「ここでキスして。」 「歌舞伎町の女王」この2曲が特に好きです。けど外の曲もいい曲ばかり。アルバムというものはいつも好きな曲だけきいて後は飛ばしたりする事もあったりする。けど「無罪モラトリアム」はすべて聴き入ってしまうのばかり。ぜひ、聴いてみて下さい。
・「不朽の名作」
CD・DVDの全てを所有しているほどの椎名林檎大好きな自分ですが、無罪モラトリアムは本当に良い作品です。椎名林檎の名前で出した3作のアルバムのうち、一番素直な出来だと感じます。3rdなどは歌詞までちゃんと読み込み、何度も何度も聞いているとトンデモナイ味が出てくるような印象ですが、それに対して1stは初めて聞いたときに衝撃を受けるタイプのものですね。特に「正しい街」「歌舞伎町の女王」「丸の内サディスティック」の流れは秀逸。聞いてるだけで心の奥の方からゾワゾワとした、何か心地よいものが沸いてくる名盤です。
・「浸りたいとき、どうぞ。」
全体的にとても完成度は高い。しかし、難点が・・・
これきくと、鬱っぽくなるのよね・・・私だけでなく友人もそうらしい。全員が全員ってわけではないが暗くなるのは、確かだ。いいアルバムだ。しかし、むちゃくちゃ暗く、切なくなる。
でも、アルバムの最後はちゃんと救いがあるのでご心配なく。とくにその鬱屈を吹き飛ばすようなラスト3曲群、いいです。旅の手帖なんて、一押しです。
「日のあたる丘の木陰には 今日も ぼんやりと夢を見る だれかが」「誰かはずっと上機嫌で 誰かはもっと悲しそうな顔」
どひゃ~!!人生に疲れたら、ちょっと寄り道でもしてそりゃ完璧な人生もないわなとひとり自嘲ぎみな笑いでもしながらまぁ、どうにか続いていくんだわな~などと、哲学的な気分にもなれるアルバムです。
バランスのとり具合がものすごーく秀逸です。音にせよ、詩にせよ。
・「彼等なりの勢い」
またもや傑作。ただ今回は聴きこみを必要とするだろう。前作ほどのポップさはないが、楽曲的に洗練された感じがする。アルバムとして聴いた時に一番コンパクトにまとまっていると思う。感銘を呼ぶ強い曲より、シンプルで前向きな曲を並べてきた。彼ららしさが徐々に現れだして来たのだろうか。「東京」の頃の音はもうないし、「愛と笑いの夜」にも似つかない。この3作を2年以内で発表してきたわけだから、曽我部の作風の急速な変化がうかがえる。サニーデイ・サービスというバンドにとって特に重要な変遷と言える。「NOW」「旅の手帖」「bye bye blackbird」などは当時の集大成的楽曲。彼等なりの「勢い」を誇示したアルバムとなったわけだ。
・「彼らの最高傑作」
ほかのレビューにもあるように、「愛と笑いの夜」と同年に発表された、彼らの全盛期を飾るアルバム。続く「24時」が今ひとつだった(これとくらべて、ね)のもあり、このアルバムがバンドの最高傑作と評されることが多い。(個人的には”LOVE ALBUM”と並んで1位) 個々の曲をについていうと、生々しいボーカルと暗い曲調が、暗然たる印象と強烈なインパクトを残しつつも、感動的であるT01・T12・T06、文句なしの名曲であるT11、切ないメロディが正に”サニーデイ節”なT05・T09など、いずれも素晴らしい出来栄えだ。美しい旋律と、曽我部の声の力はどのトラックにおいても発揮されている。 しかし、このアルバムが彼らの最高傑作とされる所以は、アルバム全体の纏まりだろう。 楽曲一つ一つをみると、確かに名曲ぞろいだが、どちらかというと地味なものが多い。それらがアルバムとして構成されることで全体として暗く悲しいイメージを喚起し、そのイメージがアルバムの主調音をなすことで、各楽曲の力が止揚され、より力強く・感動的なものになっている。 一言で言えば、非常に完成度の高いアルバムである。 十数曲でひとまとまり、という枠組みの存在意義が疑問視されがちな昨今、「アルバム」という音楽の発表形態の魅力を再認識させられる作品だ。サニーデイ聴いたことの無い人も、これを買っておけば間違いないでしょう。
・「嗚呼切なくて素晴らし過ぎる」
リリースされてしばらく経ちますが、聴くたびに心が揺さぶられます。ベイビー・ブルーの必殺ピアノから、バイ・バイ・ブラックバードの切ない歌声にたどり着くまで本当にあっという間です。これこそが最高傑作なんです。購入して確かめてみてください、泣けますから。
・「感動しました」
久々に音楽を聴いて涙が出ました。特に最後の曲で。前々から聴いてみたいと思っていたけど買うチャンスがなかった方、聴いた方がいいですよ!
・「炎上する」
とある雑誌でNUMBERGIRLを知り、初めて耳にしたアルバムでした。ライブ盤とは知らずに購入し、しまった、と少し後悔しましたが、それは聴いて吹っ飛びました。なんちゅうレベルの高い演奏だと驚いたのを覚えています。聴きながら頭ブンブン振り回してました。そしてグラっとします。キます。
・「ライブこそ彼等の真髄である」
このアルバムの音を聴く度に、「何で解散してしもうたんやろう・・・」とか「ライヴに行っときゃよかったなぁ・・・」とか後悔の気持ちが先立ってしまう。それほどまでにこのライヴアルバムの中に収められている「音」は凄まじい。正しく音の暴力である。IGGY POPやPIXIES、SONIC YOUTHやNIRVANAなどの偉大なる先人ロッカー達が鳴らす音が、真っ暗なガレージの中で誰が誰か分からないまんま取っ組み合いのケンカをやってるような感じ。だけど青春の初期衝動に溢れたメロディアスな要素は言うまでもなく。「透明少女」や本編ラストの「OMOIDE IN MY HEAD」を聴きましょう。個人的な印象はとにかくそんな感じ。
これほどまでに凄まじい同郷のバンドを、ほんのちょこっとではあるがリアルタイムで感じることが出来たのはとても誇らしく思える。改めて、ありがとう、ナンバーガール。
・「酔っぱらって爆音で聴くとさらにいい」
俺はナンバーガールを最初に聴いたのがこのアルバムだったんだけど、このライブ盤を聴いてからオリジナルの楽曲を聴くと、どうも物足りなさを感じてしまいました。全曲捨て曲無しの名曲揃いなんですが、ライブならではのアレンジがさらに楽曲のかっこよさを感じさせると思います。
あとこのアルバムで俺が特に好きなのは疾走感溢れるラスト2曲。この2曲は、詩も、曲も、音も、ホントにかっこいい。酔っぱらいながら「いつまでも変わらない僕らです」と叫び、声も絶え絶えに「OMOIDE IN MY HEAD」と叫ぶボーカル向井のなんとかっこいいこと。
ぜひ一度聴いてみてください。個人的にはラストライブが収録されたアルバムよりこっちのほうが全然好きです。
・「ライブ盤」
ナンバーガールの魅力が凝縮されたライブ盤。いかに彼らが素晴らしいバンドなのかを証明しているかのようです。お薦めです。
・「ガールを歌うナンバー・ガール」
ナンバーガール。解散したんですよね。残念。90年代を切り倒した宮台真司の『終わりなき日常を生きろ』とか『制服少女たちの選択』とか、これらの言葉がナンバーガールと吃驚するくらい呼応してる。ナンバーガールも90年代後半を代表するバンドでした。初めて彼らを見たのはRSRロックフェスティバルでしたが、そん時はよう分からんかった。ただ、MCのオモロイ学生ぢゃのお。という感想。じつは学生ではなくオッサンだったのですが…。
ナンバーガールというバンド名からも分かるように彼らは少女の曲ばっかり歌ってます。向井秀徳の少女嗜好はどこから来てるんかのおと思ってましたが、13番の『SUPER YOUNG』っていう曲の中で「お母さんが唐揚げを揚げてました…」みたいな台詞が入るんです。きっと、彼の少女嗜好は母から来てるんじゃないのかなと思いました。だって向井は少女にキラキラ輝きを与えてますし、もう、きっとそうなのです。
僕はサウンドのこと詳しくないですけど、ギターがとても繊細なんですね。ドラムも凄いし。向井の絶叫も凄いんですけど、その網目を縫うように届く繊細なギターがもう悲しくて懐かしくてしょうがない。その音ってのは過剰で繊細な歌詞に結びついて相乗効果を生んでいるのです。このバンドのギターは田淵ひさ子という姫と向井秀徳の分業だと聞いています。とにかくすごいんだって。彼らのライブに立ち会いたかった。
・「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」
今でも購入した時のことを鮮明に覚えている。それまで洋楽がしか聞かなかった僕は、初めて洋楽・邦楽というカテゴリーを越えて、良質な音楽という視点から音楽に接する機会・認識を得た。それがこのアルバムだった。
鮮明に耳に残るギターサウンド、普遍的なメロディとポップセンス。ジャケットの色のごとく、曲はどこまでも青く日常を紡ぎ出す。
アルバムが発売された1998年当時、日本は大不況のトンネルを抜け出せずにいた。そんな時代背景の下、青森からスーパーカー、福岡博多からナンバーガール、京都からくるり、東京の郊外から中村一義が頭角を現し、今日まで日本のミュージックシーンを大きく変えてきた。
音楽は時代から逃れられない。このアルバムは90年代のマスターピースであり、永遠に僕達の歌である。
・「直球勝負。」
自分がやみくもに音楽を聴き始めるきっかけになった一枚。ふとしたことからレンタル屋で借りてきた。たいして期待もせずに再生して、一曲目のイントロを聴いた瞬間、不覚にも立ち上がってしまった(笑)
全曲クオリティが高いか、というとそうでもないと思うが、全体の音の感触は当時とても新鮮だった。ノイズが分厚くて、でもメロディはすごくしっかりしてる。そしてなんといってもデビューアルバムだけあって迷いがない。疾走感あふれる直球勝負。ギターロック好きには間違いなく薦められる一枚。
・「Best of Them!」
何人かの人のレビューにあるように僕にとっても「繰り返し聴き続ける」アルバムのひとつです。こうゆうアルバムは出逢えない恋人達というか(何か例えがヘンですが)自分にとっても多くはありません。ビートルズのサウンドのように、技術的に上手いとか下手とかではなく、何かずっと心から消えることがないような大好きです。
現在の彼らも好きですが、このアルバムが僕にとってはスーパーカー(やっぱりカタカナ!!)のベストアルバムです。このアルバム以上に気に入るアルバムを永遠に期待できるような彼らでありつづけて欲しいな。
・「いつまでも褪せる事の無いアルバム」
1曲目のcream sodaが流れてきた瞬間から彼等の魅力に取り付かれてしまった。何一つ特別な事はやっていないのに、最高にカッコイイ音楽を聴かせてくれるじゃないの!それもアルバム全曲を通して。
可能性に満ちた原石達が等身大のロックを青森から届けてくれたこのデビュー作は、日本のロックシーンの中でも重要な作品であることは間違いない。
・「リアルな青春」
中学生のころ買い、大学に入った今も聞きつづけています。真っ青に晴れた日に外でヘッドフォンで爆音で聴くと、、、ほんとにもう、、、、たまんないです。こんなにシンプルな音楽なのに、心に響くレベルは半端じゃないです。進化を続けるスーパーカーですが、この1stは今でも新鮮です。ほんと名盤。
●VUOY
・「最高傑作です。」
最高傑作だと思う。想い出というか山本さんのボアを含む数多い各種ユニットを含めてもおそらく3本指に入る仕上がりでしょう。想い出波止場というのは山本氏が興味を持つ雑多な音楽性を一つに凝縮したようなユニットであったわけで、活動停止中の今現在、本来なら想い出でやるところをそれぞれのユニット(ROVO,羅針盤,ヤートーイ等)に分散させて行っているような気がするわけです。 このアルバムはそれまでの雑多な音楽性をもう少し整理して分かりやすく表現したアルバムで、取り込むジャンルもテクノやトリップ・ホップなどこれまで以上に広がっているし、様々な仕掛けに凝りまくったディープな音響工作も圧巻な仕上がり。当時広がりつつあった音響派ミュージシャン達への想い出ならではの回答という感!じもする。
とてもポップでありながらひねくれた部分は相変わらず健在だし、これまで同様のワビサビに満ちた独特の歌詞・世界観も堪能できる。 終盤⑪からシングル曲「Sugar Clip」をはさんでラストの⑮までの5曲はこのアルバムの音響的側面がとりわけ鮮やかに表現された曲が連続している最大の見せ場。③もカッコいいブレイクビーツに思わず卒倒してしまう最高のダンス・チューン。ROVOや羅針盤、ボア好きの人にも是非オススメしたい永遠の名作。
●金字塔
・「金字塔」
どこ歩いてるかよくわかんなくなった時とかどうしてここに来たか忘れちゃった時にふと気付いたら口ずさんだりしてて。こっぱずかしい話かもしれないが歌に勇気づけられるという良く聞く体験を30超えて初めてしました。音楽好きだけどこの人についてはうんちくをどうこう言いたくない。これ聞いてわかんなきゃーもうけっこう(笑)皆嫌う荒野を痛みの雨にうたれて一人で歩くことを選べた人にはどうぞ。闘ってるのはあなただけじゃない。私だけでもない。私たち金字塔で待ち合わせよう。
・「夜は明けた」
奇才が、世に放たれた衝撃作。 斬新な音を求めるなら このアルバムが一番ではないだろうか。
私が、この世界に初めて触れたのは、Single『主題歌』(本作、未収録曲) だった。 ハイトーンなボイス、サイケデリックな曲調。 確かにクセはある。 というか クセだらけだ! 今までに聞いたことのないメロディライン。 原色で塗りつぶしたような音色で、キャンバスが染められている。 彼の頭の中には、間違いなく私たちにはない楽譜が入っている!
その世界は、曲だけにとどまらない。 本当に恐ろしいのは詩の中にある。 漠然と聴いていたのでは、言語として理解できない音(失礼^^;)だが、歌詞カードを見ると愕然とする。 感じた疑問をストレートに投げ出し、そして意見を聴いてくる。それは、私たちが今まで生きてきて 考えもしなかったことなのである。 答えは出ない。きっと 口ごもってしまうだろう。 この詩の示す 確信にたどり着くまでには、何年かかるのだろう。 悩みを気付けることで、こんなに心が豊かになれるとは思わなかった。 出会う全てを先回りしてしまいそうだ…完璧すぎて怖い。
耳触りのいいだけの軽い音に どっぷり浸かってしまった人には、受け入れらにくい作品だろう。 ただのポップではない、心の奥を貫く 何かがここにある。
本当に音楽が好きな人。 そして、邦楽の行く末に不安を感じている人。
ぜひ、この 数少なくなってしまった「アーティスト」に触れてみてほしい。
・「金字塔」
僕は彼の才能を羨ましがるほどに、彼のファンであるので、どの作品にもイチャモンを付けるつもりはありませんが、この彼の最初の作品は、この後の素晴らしい作品の数々を作り上げて行くぞ。という気概が