歪んだ王国 (詳細)
谷山浩子(アーティスト), 綾辻行人(その他), 水沢めぐみ(その他), 石井AQ(その他), 倉田信雄(その他), 斎藤ネコ(その他), 渡辺等(その他)
「永遠に閉ざされた王国」「真の意味でのメルヘン」「孤高の名アルバム」「期待通りでした~」「夜の森を歩き、無邪気で残酷な少女を見たような」
「正直度肝抜かれた・・・・・」「揺り震え鳴り動け!」「試聴してみて下さい。」「感動!」「満足」
創世紀~ザ・ベスト・オブ・ザバダック+2 (詳細)
ザバダック(アーティスト)
「震えました。」「聞き入りました。」「初期の名曲」「なつかし」「+2」
Aristocracy (詳細)
ALI PROJECT(アーティスト), 片倉三起也(アーティスト), 宝野アリカ(アーティスト)
「ダークですね…」「文句なし!」「何度聞いても飽きませんvV」「結構好きです★」「ちょっと印象が薄いかもしれないが良盤」
そらの庭 (詳細)
新居昭乃(アーティスト), 菅野よう子(その他), 寺嶋民哉(その他), 保刈久明(その他)
「幸せになる1枚」「一曲一曲が小宇宙。」「これはファンタジーだ」「「悲」の樹香」「頭に残る曲ばかり!!」
浅き夢 (詳細)
矢野絢子(アーティスト), 池マサト(その他)
「まさしく21世紀の奇跡の歌声!!」「懐かしい風景。」「「燐光」の助詞・語尾の中に表れる彼女の丁寧さこそ“和”」「心の底を流れ続ける音色」「矢野絢子」
最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶 (詳細)
黒百合姉妹(アーティスト)
「初期作品の復刻版」
「「蝉時雨」のためだけに買ってもいい!!」「透き通った唄声は「美しい!」の一言に尽きます」
天国狂―高屋未央画集的作品集 (高屋未央画集的作品集) (高屋未央画集的作品集) (詳細)
高屋 未央(著)
「耽美とはこのこと」
KIRA DOLL―大野季楽人形写真集 スタンダード版 (詳細)
大野 季楽(著)
「彼女達に見つめられたら逃れられない」「ビスクの肌の美しさ」「写真のことは良くわかりませんが…」
由貴香織里画集 天使禁猟区〈2〉失墜天使LOST ANGEL (詳細)
由貴 香織里(著)
「由貴さんの魅力ぎっしりの画集です!」「キャラ設定とかのおまけ付き」
「買ってよかったな画集」「肩肘張らずに」
チキタ★GUGU (1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス) (詳細)
Tono(著)
「怖くないのが怖い」「甘くないけど味わい深いファンタジー」「読めてよかった」「おもしろい!」
・「永遠に閉ざされた王国」
谷山浩子のCDの中でもダークで童話的なアルバム。他者を拒絶した少年や少女の空想の世界を、切なく怖い歌詞と透明感のある歌声で美しく歌い上げている。
推理小説家・綾辻行人と少女漫画家・水沢めぐみが作詞に参加しているのも魅力のひとつ(前者は一曲目でバックコーラスにも参加)。
かつて耽美系の少女漫画家・由貴香織里が「読者さんが作品のイメージとしてカセットを送ってくる」と単行本に記していたが、それも頷ける話。
谷山浩子=可愛い曲を歌う人、と思っている人にはハードルが高いが、上記の作家や耽美な世界が好きなら「待ってました!」と思えるアルバムになるだろう。
・「真の意味でのメルヘン」
どの曲も閉塞的で美しかったです。狂おしい思いを硝子に閉じ込めて、それを10の角度から覗き込んだイメージ。この無垢な童話世界だからこそ、より一層静かな狂気が際立つのでしょう。
・「孤高の名アルバム」
王国は浩子さんのダークな曲の代表作であり、時間を超越した不変的傑作ですね。もちろん好きずきですが、この曲以上の曲をつくれる人が国内には思いつきません。超えるのは浩子さんだけでは。30年聞いていますが、浩子さんって凄いなーってますます思う今日この頃です。
・「期待通りでした~」
ふとダークメルヘンな曲がほしい、と思って検索し、買ったCDがこれでした。カスタムレビューを見ただけで買ってしまうなんて安易な…期待するような曲じゃなかったら、と不安や後悔も沢山ありましたが、一曲目の「王国」を聴いた瞬間に、そんな思いは吹き飛びました。まさに私の求めていたダークメルヘンな曲が盛り沢山!!
目には見えない静かな歌声の主が、ゆっくりと童話を歌い聞かせている…。そんなイメージすら湧いてくるCDでした。唯一つ残念なのは、5曲目の「アーク~きみの夢をみた」。ダークメルヘンなCDに一曲だけ、そのCDに似つかわしくない感のある「恋物語」のイメージが否めませんでした…。曲自体は可愛くて良いんですけどね。
どの曲が一番かなんて選べません。是非ともこれは聴くべきです。
・「夜の森を歩き、無邪気で残酷な少女を見たような」
明るい曲や、希望を見出すような歌に疲れてきたため興味をもったアルバムですが、期待通りぴったりでした。ヘビメタやハードロックなどの激しさは決してないけれど、静かな曲、コミカルな曲と一緒に流れる歌のお姉さんのような(当たらずしも遠からずですが)優しげな声は、安らぎや希望を歌っているわけではなく、むしろ底冷えするような静かな狂気を歌っていてそのギャップがまた不気味でいいです。最初の「王国」は狂おしい執着と、それに付随する愛を歌っているのかと思えばそれは偽りだったり、「落ちてきた少年」は楽しげな曲だと思って聴いていると、深読みして見方を変えれば狂気的な妄想の産物だったり。と、派手な演出とグロテスクな画面で圧倒するハリウッドのホラー映画より、シンプルな演出と不気味な雰囲気でひたひた押し寄せる恐怖の、和製ホラー映画のような作品です。他にもCoccoが好きな人は一度聞いてみてはいかがでしょう?ただ歌詞カードの文字が手書きで、しかも文字が小さく読みにくかったため星4つとします。
●RAKA
・「正直度肝抜かれた・・・・・」
まず、いわゆるメジャーなアーティストでないにも関わらずこれほどのレビューの多さと賞賛の嵐がすべてを物語っているのではないだろうか・・・・・もしまったく思い入れの無い人がこのCDを聴いたとしたら、確かに「限りなくエンヤ」や「限りなくアディエマス」な部分を指摘するかもしれない。が、誤解しないで欲しいのはそれでも全体としてしっかり「志方あきこの音楽」になっているところで、むしろ彼女は日本における彼らの正統な後継者として語られても良いだろう。歌い方は特に日本語詞でちょっと元ちとせ的なところもあったりして面白く、また魅せられた。もしあなたが「エンヤやアディエマスやリベラが好きでCD買ったけど日本人としての自分にフィットしないのか聴かなくなるんだよな〜」という人ならもう迷わず買ってください(笑)。にしてもこんなアーティストを紹介しないなんて日本の音楽メディアや評論家は何やってるんだろう・・・・・。
・「揺り震え鳴り動け!」
皆さん言う通り、今回は力強く壮大な曲が目立つ。 以前は静かに幻想的な曲が目立っていたが、こうして聴けばこれもまた。個人的に今までのイメージは水とか森とか迷路のような都市等、少し歪んだり、寂れたりした場所を思い描いていたが、今回はまさに大自然。層々と生え揃う木々や、流れて行く雲が思い浮かぶ。
確かにこれまでのイメージからは若干外れている様に思えるが、それは大衆に合わせた、とか毒にも薬にもならなくした、と言う打算的な物ではなく、新たな箱を開けた、と言う外れ方。
最初に歌詞カードを見たとき、謳う丘がヒュムノスが多いし、歌詞違ってるしで何事?と思ったが、ごんごんと胸に来る重厚な音は思わず感嘆の息が漏れました。
・「試聴してみて下さい。」
前作のアルバム、Navigatoriaがとても良かったので購入しました。一通り聴いてみての感想ですが・・・志方さん節が炸裂といった感じです。Navigatoriaでも民族的な色を感じましたが更にパワーアップしています。半分は外語です。同人時代から聴いている人はこちらのほうがしっくりくるかな、という感じですね。個人的には金環蝕・うたかたの花・謡う丘〜が好きですが、どれも良い曲だとおもいます。あとは、アヴェ・マリアに痺れました。必聴。 普段は流行してる曲ばっか聴いているという人も一度聴いてみてはいかがでしょうか。新たな世界が垣間見えるかもしれません。
・「感動!」
前作のナビガトリアで「あれれ?」と思った方でも、今作は安心して買えます。デビュー前の志方さんが帰ってきました!
初めて志方さんの歌を聞いたときのような感動をもう一度味わいました。RAKAは、やさしく、ときに力強く、心を揺さぶってくれます。(稚拙な私の言葉では、この感動を言葉でうまく伝えられなくて歯がゆいです)ちょっと涙出そうになりました。
ヒーリング・ファンタジア…志方さんにぴったりの言葉ですね。
・「満足」
インディーズ時代の彼女のファンであるが、前作「Navigatoria」はちょっと期待はずれだったという方も、このアルバムには満足できると思います。彼女の感性と声、多重録音によって描かれた幻想的な世界がこのアルバムの中に広がっています。いままで"志方あきこ"を知らなかったという方も、これを機会に手に取ってみてください。後悔はしないはずです。
・「震えました。」
偶然zabadakをテレビで耳にして、ブラウン管にくっついて聞き入った後に購入しました。3曲目「ガラスの森」にて完全にzabadakの世界に引き込まれました。様々な楽器を使った表現も、上野さんの遙か遠くへ透き通るような声も、綺麗なメロディラインも、何もかもが素晴らしすぎて表現力の乏しい自分には他に言う言葉が見つかりません。凄いです。
・「聞き入りました。」
前半(上野さん)と後半(吉良さん)でヴォーカルの別れているアルバムです。中盤ではデュエットしています。
『月』から『蝶』への流れがとても自然でひとつの曲のように聞こえたりしました。お勧めは『ポーランド』(インストロメンタル)ですが、とても引き込まれます。独特の世界観ある歌詞と曲、それを引き立てる歌声に聞き入ります。ベストアルバムですので初めてZABADAKにふれる人にお勧めです。
・「初期の名曲」
「POLAND」はZABADAKのインストゥメンタルの中でも、名曲中の名曲だと思います。小学生の頃に習ったリコーダーの音が、ここまで力強いメッセージ性のあったものなのかと、驚かされます。「オハイオ殺人事件」も面白い曲ですし、ZABADAKの初期のサラサラとした水のきらめきのような名曲が心にひたひたと沁みていきます。ZABADAKを気にかけた方には是非、手にして欲しい一枚です。
・「なつかし」
10年程前に友人が薦めてくれ、大好きになりました。謎めいていて無限の可能性を秘めた音楽。『硝子の森』とか、上野さんの水晶の様に透き通った稀な美声に惹きこまれてしまいます。
・「+2」
昔売っていたアルバムに+2曲されている様です。「遠い音楽」辺りで雰囲気が変わる前のザバの曲が聴きたければまずこのアルバムでしょう。
CMで使われていた曲のフルコーラスや「かわいい」上野さんの声がいろいろ詰め込まれています。
POLANDは「decade」に収録されている物とはまた別で、こちらの方が力強い印象で好きです。一押しは「ラ・フェット」です。こんな歌い方聴いたことありませんでした。
・「ダークですね…」
このCDは、全体的にダークな雰囲気を漂わせております。好きなひとはものすごく好きになれるのですが…苦手なひとは途中で怖くなってしまうかも。
でも、芸術的なバラードがありますので‥わたしはそちらが好きです
ダーク用語に惹かれるひとや、クラシックもしくはバラードに惹かれるひとなどは、是非一度聴いてみてはどうでしょうか‥?きっと損はしないはず。
ぁ。でも、ポップスしか聴かないひとは止めておいた方がいいですよ
・「文句なし!」
私は、ALIPROのアルバムの中で、素晴らしい曲に恵まれたアルバムは「DILETTANTE」だと思う。この「Aristocracy」は、そのDILETTANTEに負けず劣らず、片倉三起也×宝野アリカの才能達が詰められた、輝かしいアルバムだ。
「少女貴族」「コッペリアの柩」「病める薔薇」「MALICE」「Sacrifice」は、ALIPRO歴の浅い、「禁じられた遊び」などで魅了された者でも抵抗なく聴けるだろう。
「a la cuisine」「桂花葬」「閉ざされた画室」「絵画旅行」「闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア」は、ゆったりとした旋律が特徴。ALIPRO歴の長い者にはアリカの歌声は耳に心地よいだろう。
歌詞カードの中で艶やかにたたずむ宝野アリカにも注目だ。もっとALIPROを好きになりたいなら間違いなく買いだ。
・「何度聞いても飽きませんvV」
<少女貴族>と<コッペリアの柩>が頭の中から離れません…はじめはスローテンポの曲は私の好みではなかったのですが何度か聴いているうちに病みつきになってきました☆何度も何度も聞いて欲しい一枚です。
・「結構好きです★」
このアルバムは全体的にダークです。一番好きな曲は少女貴族とコッペリアの柩です。少女貴族は歌詞がダークでゴッシク的でメロディも歌と会っていてとてもいいです。コッペリアの方も少女貴族と同じでダークでゴッシク的です。メロディも最初の部分のバイオリンの音が効いていてすごくインパクトがあります。「コッペリアの柩、地獄の季節、月食グランニギョル」など黒アリカの歌が好きな人はオススメします★素敵なCDです。
・「ちょっと印象が薄いかもしれないが良盤」
一見ダーク寄りだが綺麗な曲も多いアルバム。「a la cuisine」と「桂花葬」では人間椅子の和嶋慎治さんがギターで参加。特に前作の「deep forest」と同系統の「桂花葬」では和嶋氏らしい味のあるギタープレイが味わえる。和風ドロドロ土着的民謡調なメタルバンド人間椅子とアリプロジェクトなんて一見正反対に見えるけど、文学性・倒錯性など芯の部分で通じ合うものがあるのだと思う。「少女貴族」はダークで勇ましい。カリスマ的。「コッペリアの柩」は妖しいバイオリンに彩られたダークで神話的な世界。Bメロの盛り上げ方とサビの美しさが絶品。ただ、このバージョンよりも「月光嗜好症」でのストリングスアレンジの方が好きだ。「病める薔薇」は和と中華のテイストが滲む美しいバラード。どちらかと言うと「神々の黄昏」でのストリングスアレンジの方が好きだが、曲の終わり方はこのバージョンの方がカッコイイと思う。「MALICE」は歪んだ浮遊感。「閉ざされた画室」はもの柔らか、切なく美しい名曲。老画家と少女の物語。このアルバムで一番気に入ってます。「un tableau blanc絵画旅行」は優雅で上品、非常に聞き心地が良い。「闇の翼ですべてをつつむためのアリア」はクラシックのような美・気品に満ちたバラード。ステキです。インスト「プラタナスの葉末に風は眠る」には1st「幻想庭園」の頃から変わらぬアリプロの真髄がよく出ています。「Sacrifice」は「病める薔薇」に似た美しいピアノ旋律が乱れ闇に落ちて始まるのが面白く、ホラーでミステリアスな雰囲気。
●そらの庭
・「幸せになる1枚」
ファン歴の浅い自分ですが、このCDには新居さんにはめずらしい、艶っぽい愛の歌などが入っていて印象的でした。もちろんどれも素晴らしいもので、4番の歌は聴いててちょっぴり切なくなりました。壮大なイメージの1番の歌もよいですが、菅野さんとのタッグが好きな私としては10番の歌がお勧めです。
ちょっとしあわせになれるこのCDは、広く深く暖かい新居さんワールドにゆったりと浸れる、夢の世界のような1枚です。
・「一曲一曲が小宇宙。」
「そらの庭」久々に聴きました。私は楽曲提供から入ったマニアで、他人に提供するような軽い分かりやすいのを期待してたのにそらの庭は全然違っていて(重い、分かりにくい)、発売当初はがっかり。で、降るプラチナ→鉱石ラジオ→RGB→エデン、と枚数を重ねるごとに親しみやすくなり…。けど久々に聴いてみると「そらの庭もすげーな。ていうかこっちの方がすごくない?」という気がしてきました。
・「これはファンタジーだ」
前作よりも、さらに上質のファンタジーです。そう、もうこれは、曲とか詩とかそういうことを超えてファンタジー作品なのです。
メッセージ性の強い作品がいくつかあるのも、昭乃さんのアルバムとしては特徴的だと思う。仔猫の死にゆく瞬間に直面した子供たちを描いた「仔猫の心臓」。
テレビでフランスの被爆実験の放送を目にして作ったという「アトムの光」。いじめられっ子に語りかける「人間の子供」。親友・種ともこさんの赤ちゃんへ“この世界へようこそ”と送ったという「Little Edie」。(ちなみにエディーではなくイーディーらしい)
どれも現実的な話、のはず。けれど、新居昭乃がやるとなぜかそこに、人間の目には映らない何か、または誰かが、現れる。ファンタジーが生まれている。このアルバムを一言で表すならば…『涙が出るほど世界は美しい。』わたしは本当に涙がでた。
・「「悲」の樹香」
ZABADAKの「アジアの花」という曲に提供した詩がとても印象に残っていて、このアーチストのアルバムを聴くきっかけのひとつになりました。この作品にも「仔猫の心臓」、「アトムの光」、「人間の子供」(W.B.Yeats/The Stolen Childの現代版といった趣かな)といった、小さなもの、弱いもの、苦しむものに対するまなざしや、目に見えない微かな気配をすくい取る独特の感性がよく表れていると思います。前作から約11年ぶりのソロ・アルバムということで、サウンドは大きく変貌しています。(わたしと同じように)アンビエント系エフェクト成分が過剰な音はどちらかというと苦手、というリスナーの場合、最初は多少忍耐力がいるかもしれません。でも、繰り返し耳を傾けているうちに、仄暗く霧深い音の森のさらに奥にある、ことばと声によって生み出された「そらの庭」に辿り着くことができるでしょう。
・「頭に残る曲ばかり!!」
このCDはなんて言っても印象の深い音楽が数多く入っています!!私的に2番、4番、10番、の曲がおすすめですね!!とてもかわいらしい曲なのに訴えるものがあります。このCDのジャケット??の絵はこの曲にとってもマッチ!!(古い言葉・・)管野さんの曲も入っているし、その他にもいろんな方が作曲なさっているので1枚でいろいろ楽しめます!!
●浅き夢
・「まさしく21世紀の奇跡の歌声!!」
最後の「燐光」と言う1曲を聴く為だけにも、¥2100だす価値有り。ピアノとストリングスのシンプルなサウンドのこの曲ほど矢野絢子らしさが出ている曲だと思う。21世紀のこんな時代にこの様な詩と歌声があるだけでも奇跡!しかし矢野絢子の才能はこんな物では無い!これらの作品はまだまだ氷山の一角である。ダイヤモンドの原石はどんどん輝きをまして進化する!!
・「懐かしい風景。」
通して聞くと、田舎で夏を過ごしているような感覚になります。
倉の中、闇の本当の暗さ。お祭りの立ち昇るような熱気。老婆の言葉の重み。夜の川の光。
芯の通った強い(でもやわらかい)声と、ピアノと和楽器のバランスの良さ。この中に描かれているのは、紛れもなく日本の夏です。
・「「燐光」の助詞・語尾の中に表れる彼女の丁寧さこそ“和”」
錆付いていた夢がもう一度廻り始めた、或いは夕焼け色の想い出の中にポツンと佇む映像を思い浮かべさせる。余計な感情を排したエモーションとイノセンスな歌声、そして同じ波長で付いてくる第二の歌声・ピアノが、聴き手の心象景色を風のように通り抜けてゆく。想い出の心象なんて十人十色なのに、誰しもに共通する日本的な夢想ノスタルジアの中に歌が息吹いている。そしてそれは常に切ない調子で色づけられていた。一方、黄昏感だけでなく「風の子」などは祭囃子なのに、POPSに少しも違和感なく組み立てられている。「ゾウリムシ」(作詞作曲/池マサト)はピアノのユーモラスさの下、小さなものへの視点の中に、日本人的な独特の慈愛感覚を気付かされる。それは儚さとか、そういう行間の妙に表れるものだった。他方、行間といえば三味線が奏でられる「とうとやつめに」の儚さが凄い。その“間”にピアノ旋律が流れてくる様子は魅せ場。そして徐々に鬼気迫る盛り上りで、和の闇のミステリアスさを醸す。続いてそれを癒すような「燐光」の優しい前奏が流れてくる。名曲だ。丁寧に発音された助詞や語尾と音との関係が素晴らしい。小節中の助詞や語尾の存在はつい音を伸ばしたりする役回りになるのだが、そこにデリカシーを持たないと、そのまま押し広げたり、(「私が」の「が」を)「ガァ!」と汚い音を撒き散らし、最悪日本語を落してしまうのだ。普通POPSではそこまで考えず単にバックビートに韻を乗せればいい。しかし、日本人である我々が感動する曲というのは、細部に宿る儚さだったりするもの。助詞・語尾の意識はその細部にまで儚さを息づかせる。彼女はそれが出来る数少ない歌手。語尾で拍をのばさないといけないこの曲では助詞・語尾の子音はすぐに引き、母音の響き、余韻を上品に鳴らす音を作っている。「て」の歌い方等そうだ。そのため、うたに「和」の力が入っていた。
・「心の底を流れ続ける音色」
初めて聞くはずなの曲なのに、心の底の方を静かに流れる何かが、そっと揺すぶられる。日本という国に生まれて、育って、自然と耳にして体に染みこんでいた何かが、このアルバムを聞いているうちに、目を覚ましていく。聞いた人を、深いところから包み込んでくれるような、名曲たちに満たされた一枚です。
・「矢野絢子」
このような作品を発表してくる彼女の存在は私にとってとても頼もしいものだ。
ここに歌われるは、日本情緒溢るる一つの主題と七つの情景。それらがピアノやピアニカ、アコースティックギターやヴァイオリンといった、CDを媒体にした彼女のパフォーマンスではもう定番ともいえる生楽器の音色で彩られ、更に「風の子」では和太鼓を、そして「とうとやつめに」では三味線も聴くことができ、そういった器楽的な面からこの作品の主題とされる「和」の雰囲気を十分に堪能することができる。
そして何より矢野絢子の声と詩がある。「燐光」という歌が最後に歌われており、私は彼女の音色に耳を澄ませながら歌詞を眺めていたのだが、私はついつい遠い目をして歌詞カードから焦点を失ってしまった。そうして溢れる涙で情景は滲んでしまうのだけれど、滲んだ景色はまた水彩画のように美しいものだ。この歌の一節にはこうある。
―変わり続けて形を変えて 汚れながらきれいになるよ
これは想いが思い出へとなる一連のように私には思えた。人が何かを思い出すということは同時にその何かが今目の前にはないことを思い知らせる。ならば、彼女の歌を聴き容易に懐古趣味にふける現代人の生活の営みを、一方で我々は寂しく感じているのかもしれない。いずれにせよ、この作品がそういった古き良き日本情緒を思い起こさせるだけの力を秘めていることに相違ないだろう。
彼女の歌を聴き我々日本人が知っている何時かの何処かの風景を思い出すように、いつの日かそのような風景を前に彼女の歌が思い出されたとき、きっと私はそれを幸せに思うだろう。
・「初期作品の復刻版」
自己流で作った賛美歌のような音楽。冷たくすみきった美の世界。ふわふわと天上をただようような歌声が魅力的。黒百合姉妹という名前はものすごい感じですが、音そのものにダークさはあまりなく、非常に美しい世界。謎めいた感じはありますが。「深」は陰鬱なメロディー、はかない詩世界、美しいピアノ、意外と力強いベース、あらゆる面で大好きな曲です。磨り減った古レコードから聞こえてくるような「Le Chant De L’etoile」も雰囲気があって良いです。「花」はちょっと歌詞の語呂が悪いですが、進化の過程で淘汰されながらも地下でじっと復讐の時を待っていた怪植物の種が人間のまき散らす汚物によって成長し、高層ビルや高速道路をなぎ倒して地上を埋め尽くすといった雰囲気の詩世界をオルガンとベースに乗せて壮大に歌い上げるという面白い曲。「Under The Moon」は優しいメロディーから中盤で一瞬だけピアノが悲劇的な旋律になり、再びそこから鮮やかに明るい曲調に戻り、スピードアップし登りつめていくピアノ…という一連の展開、その曲調の移り変わりが非常に鮮やかで、とにかくステキです。
・「「蝉時雨」のためだけに買ってもいい!!」
このアルバムの「蝉時雨」は(超個人的)名曲だと思います。
サビで聴ける美しく不思議なハイトーン。 ドラマティックな曲展開。 その他言葉で表現できない物。etc. また、曲の中でのギターという楽器の在り方も考えさせられました。
是非是非聴いて頂きたい曲です。
・「透き通った唄声は「美しい!」の一言に尽きます」
みとせさんの唄声を初めて聴いたのは、クロノクロスのEDが初めてでした。当時小学生だった自分に心にも染み込んできた、美しく優しい歌声。ネット環境が整い、まず私が最初にしたことといえば、その歌声の主を探すことでした。
みとせさんがヴォーカルを勤める、キルシェさんのCDとともに手に入れた「ヨルオトヒョウホン」どきどきしながらCDを聴き始め、最初の1トラック目『綺羅の天蓋』で度肝を抜かれました。「無伴奏多重録音」とでも言えばいいのでしょうか?幾重にも幾重にも重ねられた声はあまりにも美しすぎて、本当に人の声なのだろうか?と考えてしまうほどでした。その後も繰り広げられる素敵すぎる楽曲の数々に、私はすっかり魅了されてしまいました。
kircheやORITAとは違った雰囲気を見せるみとせさんの1枚。こんな名盤が埋もれてしまうなんて惜しすぎます!是非是非、多くの人に聴いてもらいたいです。
●天国狂―高屋未央画集的作品集 (高屋未央画集的作品集) (高屋未央画集的作品集)
・「耽美とはこのこと」
金と黒をテーマにして作られた画集的作品集です。画集的作品集、とはなんだろう?と思われると思いますが、中身は漫画とイラストです。高屋先生の漫画は漫画というより絵本というか・・・1P1Pがイラストのような印象を受けるので、この呼び名がふさわしいと感じました。
装丁が綺麗でとても気に入っています。
最初から最後まで、徹底的に金と黒で作られた世界はほんとうに美しいです。高屋先生の繊細な線にとてもよく合っていると思います。
ただし、読み手を選ぶ作品です。なので星は4つです。好きな人はとことん好きで、苦手な方はきっとだめでしょうね。天使、羽、骸骨・・・など、ゴシックともちょっと違う耽美の世界です。
・「彼女達に見つめられたら逃れられない」
シルクのような質感、完璧なフォルム、生き生きとして、美しく、憂いを帯びた表情。大野氏のビスクドールには感動。特に表紙にもなっている着物姿の黄泉と茜という名のドールは、神秘体験と言えば大袈裟かもしれないが、頁の向こうから私に切々と語りかけてくるように感じた。数あるビスクドール写真集の中でも私のお気に入り。
・「ビスクの肌の美しさ」
大野さんのビスクは凄く透明感があって、いつも美しいのですが、今回のこの写真集はその美しさを十分に伝えれていると思います。値段も適切だと思いますし、買い求めやすいです。あまり写真のことに触れるのは写真家さんに失礼に値するかもしれませんが、あまりにも光で人形が飛んでる写真など見づらいものがありました。いい写真もありますが、人形専門の写真家じゃないのでその辺を考慮して購入を検討したほうがいいかと思います。
・「写真のことは良くわかりませんが…」
正直、ちょっとがっかりしました。季楽ドールの写真集がほしかったのに、開いてみたらカメラマンさんの作品集だった…。という感じです。わたしは大野さんご自身のHPの写真のほうが、人形がいきいきとして見え、写真からも人形への愛情を感じ、好きです。わたしは写真の事はよくわかりませんので、写真を作品として見れる方ならまた違った感想をもたれるかも知れません。全体的にがっかりはしましたが、2枚ほど気に入った写真もありましたので星は3つです。
●由貴香織里画集 天使禁猟区〈2〉失墜天使LOST ANGEL
・「由貴さんの魅力ぎっしりの画集です!」
この画集は由貴さんの6年間にも及ぶ連載『天使禁猟区』の集大成なのでは・・・と思うほど、できのいい画集だと思います。由貴さんの美麗なイラストが満載なのはもちろんのこと、私が驚いたのは後半にあるキャラクターやストーリー紹介、設定資料集等の企画ページです。『天使禁猟区』には多くの人物(天使?)が登場し、混乱しがちですが、この画集ではそれがうまくまとめてあり、それぞれの人物にも詳しい紹介がついています。わずか一回した登場していないキャラにも紹介がついており、これには由貴さんも驚かれたとか(笑)。
私が一番いいと思うのは由貴先生へのインタビューと、初期設定資料集です。アイドル系美少年のミカエルや、深淵のお姫様風ウリエルなどなど、レアなスケッチが見れますよ(笑!)。
画集全体のデザインも素敵だし、『天使禁猟区』ファンなら買って損はありません!!
・「キャラ設定とかのおまけ付き」
実に細かいキャラの資料が…マンガでは理解力がないせいか、良く分かんなかったのですが、コレを見て…も、ちぃっともストーリー分かんなかったです。でも、絵は本当に綺麗で。登場人物多過ぎて、話しが込み入り過ぎてて、良く分かんなくなってしまってても、絵を見るだけでも価値がある様な…
・「買ってよかったな画集」
本の内容も作者特有の淡い色彩で幻想的なイラストが満載、心行くまで堪能できる。本当にお薦めな画集!!!ぜひ、手にとって見ていただきたい。
・「肩肘張らずに」
「画集」と言うと、表紙の紙がが硬くて、美しい憧れの絵が沢山収録されている…というイメージでしたが、これは少々違いました。
まず、表紙は硬くないのです。中身の紙質は良いのですが、表紙も中身に伴って柔らかく反り、気が向いたときにいつでも何度でも、寝転がっても片手でも、この本をめくることができます。
そして作者の
「この画のここが失敗した」というように、弱気な(?)コメントが載っており、作者の描くコミックと同じように親近感と微笑を誘う一冊です。(それでも画はどれも美しいです)
ただ、贅沢を言えば書き下ろしのイラストが欲しかったと思います。
初版購入特典の尾白・尾黒のフィギュアもかわいいです!
しかし当初は「予約特典」だったかと思いましたが「初版購入特典」だったんですね。画集に封入のハガキを送ると送付されるんですが、あまりにも早くフィギュアが送付されたので(ハガキ出してから5日くらいで!)もしや画集の売れ行きが、あまり…!?といらぬ心配をしてしまいました!
●チキタ★GUGU (1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
・「怖くないのが怖い」
「まずい血の人間を100年飼育すると、えもいえぬ美味になる」という話を信じて、大妖怪ラ・ムー・デルは皆殺しにした一家の最後の子供、チキタを育てることにする。人の感情を知らず、人の心のありようを知らないラ・ムー・デルを、『胡散臭い』と思いながらも、生きるためにその力を借りなければならないチキタ。かわいらしいシンプルな絵で描かれる物語の骨子は、意外なほど残酷で凄惨だ。そこに書かれる人のエゴも、願いも、妖怪の欲望も。同じ世界に生きている「別の」生き物である妖怪を生かしているものは何か、とふいと考えてしまうときがある。今回の話は長編を予感させるので、是非続けて読むといいだろうと思う。
・「甘くないけど味わい深いファンタジー」
TONOさんの話は、甘さ100%というわけにはいかないけど、人生の色んな味わいがぎっしり深くこめられてます。自分の両親を食べてしまった、人食い妖怪と同居し、「100年後に美味しく食べるため」親身な世話を受けてる主人公。この不思議で複雑な関係をさらにややこしくするほかの登場人物達。一体どうなるんだろうかとはらはらしたり、ほろりとしながら読み進んでいます。
・「読めてよかった」
人を食べる生き物(人型になったり、熊型になったり)と、それに(はじめは食用として)大事に育てられる主人公と、その他のたくさんの登場人物たちが織り成す物語。やさしい線のかわいい絵で、嬉しい話もいとおしい話も、とてつもなく悲しいお話もあります。それら全てが見せ付けるのでも言い聞かせるのでもなく、物語。この漫画(私は現在7巻まで持っています)を読むことができて本当によかったなと、じんわり思います。
・「おもしろい!」
人間を食べてしまう妖怪たち。そんな中でもちょっといわくありげな妖怪、ラー・ラム・デラルは不味~い少年・チキタを「飼育」することに。不味い人間は百年たつとすごくおいしくなるのだとか。そんなわけで一緒に暮らすことになるラーとチキタ。妖怪だから人間の少年の心なんて理解できないけれど、妖怪なりに気を使っているっぽいので、おもしろい。
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