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▼ロック漫筆!:セレクト商品

ピントがボケる音―OUT OF FOCUS,OUT OF SOUNDピントがボケる音―OUT OF FOCUS,OUT OF SOUND (詳細)
安田 謙一(著)

「ピチカートファイブ、クレイジーケンバンド、そして」


すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。 (詳細)
安田 謙一(著), 市川 誠(著)

「レコジャケ天国」


CD Journal (ジャーナル) 2008年 11月号 [雑誌]CD Journal (ジャーナル) 2008年 11月号 [雑誌] (詳細)
音楽出版社


MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 11月号 [雑誌]MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2008年 11月号 [雑誌] (詳細)
ミュージックマガジン


レコード・コレクターズ 2008年 12月号 [雑誌]レコード・コレクターズ 2008年 12月号 [雑誌] (詳細)
ミュージックマガジン

「買いです。」


レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100 (詳細)
ミュージックマガジン

「ビートルズLove」


ザ・コレクターズ大頭鑑 (CDジャーナルムック) (CDジャーナルムック)ザ・コレクターズ大頭鑑 (CDジャーナルムック) (CDジャーナルムック) (詳細)
岡村 詩野(監修)

「あくまでもザ・コレクターズ入門用ですね」


Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2008年 12月号 [雑誌]Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2008年 12月号 [雑誌] (詳細)
京阪神エルマガジン


Lmagazine (エルマガジン) 2008年 12月号 [雑誌]Lmagazine (エルマガジン) 2008年 12月号 [雑誌] (詳細)
京阪神エルマガジン


ウラ・ベスト集~ブラジルウラ・ベスト集~ブラジル (詳細)
殿さまキングス(アーティスト)

「殿キンが誘(いざな)う未来世紀。その豊潤な魅力に、もうメロメロ!」


空洞です空洞です (詳細)
ゆらゆら帝国(アーティスト)

「トンネルを抜けたら空洞です」「なんとなく(満足)できない」「まさに「盛岡冷麺」の味わい」「恐怖の一曲」「大人のロック」


レコスケくん COMPLETE EDITIONレコスケくん COMPLETE EDITION (詳細)
本 秀康(著)

「やれやれ」「レコ屋巡りストーリー」


おはようおはよう (詳細)
曽我部恵一ランデヴーバンド(アーティスト)

「街のあかり」「追記」「プレゼント」


PARALYZED! His Vintage Recordings 1968-81PARALYZED! His Vintage Recordings 1968-81 (詳細)
レジェンダリー・スターダスト・カウボーイ(アーティスト)

「カントリーに根を降ろしたC.ビーフハート」


ウォーキン・オン・ア・グルーヴィー・シングウォーキン・オン・ア・グルーヴィー・シング (詳細)
ボラ・セチ(アーティスト)

「タイトルに偽り無しのグルーヴィーなギター・ワーク!真夏の掘り出し物!!」


カブトムシ外伝カブトムシ外伝 (詳細)
王様(アーティスト)

「王様の真骨頂!日本語で味わうビートルズ」「これこそ日本語ロックの魂」「「サージェント」や「ホワイトアルバム」の直訳アルバムを聴きたい」「ジャケットは相変わらず傑作」


チチ、カエル。 (徳間文庫 に 20-1)チチ、カエル。 (徳間文庫 に 20-1) (詳細)
西田 俊也(著)


おしゃれ野球批評おしゃれ野球批評 (詳細)
DAI‐X出版

「“カッコ悪いおしゃれ”とでも言ったおもむき」「装丁を見て、逃げ出すな(笑)。これは、生粋の、熱い野球本だ。」「おしゃれ野球批評 を駄洒落で批評する」「おしゃれじゃなくてもいい」


SINGLES GOING STEADYSINGLES GOING STEADY (詳細)
King Joe(著), 峯岸康隆(編集), 伯井真紀(翻訳)

「この画集は初期衝動のアートだ!」


THE DIG JAPAN Edition ROCKS OFF[ロックス・オフ] Vol.06 (シンコー・ミュージックMOOK)THE DIG JAPAN Edition ROCKS OFF[ロックス・オフ] Vol.06 (シンコー・ミュージックMOOK) (詳細)
シンコーミュージック・エンタテイメント


植草甚一ぼくたちの大好きなおじさん―J・J100th Anniversary Book植草甚一ぼくたちの大好きなおじさん―J・J100th Anniversary Book (詳細)
晶文社編集部(編さん)


半音生活半音生活 (詳細)
チチ松村(アーティスト), アン・サリー(アーティスト), パトリック・ヌジェ(演奏), 田村玄一(演奏), 清水一登(演奏), 早瀬直久(演奏)

「『緑の性格』と共に」「 ふんわり いつのまにか・・・」


ガールガール (詳細)
タイニー・ティム&ブレイブ・コンボ(アーティスト)

「凄すぎる・・・絶句」


R&Bディスコ歌謡コレクション ビクター編 恋のハッスル・ジェットR&Bディスコ歌謡コレクション ビクター編 恋のハッスル・ジェット (詳細)
オムニバス(アーティスト), BIBI(アーティスト), FLOWER KISS(アーティスト), 橋幸夫(アーティスト), 神楽坂かおる(アーティスト), 田中星児(アーティスト), シェリー(アーティスト), アン・ルイス(アーティスト), 原悦子(アーティスト), 原たかし&バットマンズ(アーティスト), Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレ(アーティスト)

「ジンギスカン聞きたさに・・・」「このコンピは絶対買い!」


CKBライヴ 青山246深夜族の夜 ~ Special Guest 野坂昭如CKBライヴ 青山246深夜族の夜 ~ Special Guest 野坂昭如 (詳細)
クレイジー・ケン・バンド(アーティスト), 野坂昭如(アーティスト)

「最初に買うべき一枚」「祝・再発! 「シャリマール」収録!! CKB狂熱のライヴ・レコーディング!!!」「野坂昭如ファンにはたまらない」「DVDは無理か?」「これを見ないと始まらない」


▼クチコミ情報

ピントがボケる音―OUT OF FOCUS,OUT OF SOUND

・「ピチカートファイブ、クレイジーケンバンド、そして
ピチカートファイブを最も的確に評論した音楽評論家の待望の著作集。氏の文章は、主にさまざまな音楽誌に書いたレビューでいくつも読んできていたけれど、それを一同に介するのは感動的。特にピチカードファイブファンにとっては、絶対に読まなくてはならない文章のひとつであるタワーレコードのフリーペーパーbounce誌に掲載された小西康陽に関する論評が収められているのは、感激。僕はその論評が掲載されたbounceを文字通りぼろぼろになるまで読み続けていた。ちょっと高いし、本も電車で読むには重いけど、買う価値のある一冊。そして、この本があの国書刊行会から出ているって事実にも、驚愕。

ピントがボケる音―OUT OF FOCUS,OUT OF SOUND (詳細)

すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。

・「レコジャケ天国
いや~、面白かった。LPきいて育った昭和人間にとってはレコジャケというと、中身と音楽は密接に結びついているものですが、この本ではレコジャケというアートを扱っている、といっていいでしょう。音楽ファンにとっては、面白い本ですが、ぼくが全然知らなかった音楽のジャケにも、面白いアイデアが盛り込まれていることがわかりました。

ていうか誠さんも謙一さんも、文章がとっても上手。アイデア豊富です。

すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。 (詳細)

レコード・コレクターズ 2008年 12月号 [雑誌]

・「買いです。
個人的に「待望の」と言わせてもらいたいムーディーズの特集です。巻頭の小松崎健朗氏の書き出しにグッときましたと言えばすこし大げさでしょうか。全体的に概ね満足できましたが、メンバーのソロ・ワークについて、近年のマイク・ピンダーなんかは追い切れていないので、触れていだたければ申し分なかったのです。次は最近CMや新譜が話題のビージーズ、いきますか?

レコード・コレクターズ 2008年 12月号 [雑誌] (詳細)

レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100

・「ビートルズLove
あなたが選ぶベスト100リストは予想通り。評論家のみなさんのベスト100も予想通り。ビートルズ関連の企画でまだまだ食べていけますね。

レコードコレクターズ増刊 ビートルズ名曲ベスト100 (詳細)

ザ・コレクターズ大頭鑑 (CDジャーナルムック) (CDジャーナルムック)

・「あくまでもザ・コレクターズ入門用ですね
悪かなかったけど、良くもなかった。もっとマニアックな内容(「加藤ひさしの大宇宙」とか)を期待していたから肩すかしをくらった感じでした。

ザ・コレクターズ大頭鑑 (CDジャーナルムック) (CDジャーナルムック) (詳細)

ウラ・ベスト集~ブラジル

・「殿キンが誘(いざな)う未来世紀。その豊潤な魅力に、もうメロメロ!
収録曲目:ごあいさつ(演芸ライブのMCより)/恋は紅いバラ/けい子のマンボ/情熱のルンバ/メロメロ東京/AMANOJAKU あまのじゃく/殿キンの新東京行進曲/港町まっさかさま/殿キンのおめでた音頭/うわさの小唄/気を抜いちゃだめね/鏡よかがみ/新宿ルリ子/殿キンのア、思い出した(未発表)/競馬ソング/天国と地獄/殿キンの赤とんぼ(未発表)/裏町哀歌/ロロ子は18流れ唄/奄美旅情/ハワイ音頭/ブラジル音頭/メロメロしっちゃかめっちゃか東京(ボーナス・トラック)/ロロ子は18メカケのつれ子の東京の銀座の流れ唄(ボーナス・トラック)

超アナクロなド演歌「なみだの操」で大ブレイクしながらも、もともとコミックバンドだったことから来るなんともいえない“軽さ”と“明るさ”。これこそが殿キンの持ち味であった。リーダー・長田あつし氏の尽力もあり、ビクター音源以外にも初期音源(1970年の「競馬ソング/天国と地獄」はクニ河内編曲)、未発表録音など幅広く収められたこのアルバムには、そんな殿キンの、リズムもの、ワールドものなど、一連のヒット曲とはまた違った豊潤な魅力がたっぷりと詰まっている(全員で同時に歌う、ひとりずつ歌うなど、ドリフっぽいアプローチが試みられている楽曲も)。ブックレットには、わかっている範囲での収録楽曲データ、安田謙一・湯浅学両氏による解説、主な収録楽曲のジャケット写真、歌詞(一部除く)を掲載。

なお、「恋は紅いバラ」「けい子のマンボ」「情熱のルンバ」「AMANOJAKU あまのじゃく」「ブラジル音頭」、そしてスチールギターとウクレレとシンセドラムと(たぶん)三線が一度に鳴っている、まさに音のパラダイスとも呼べそうな「ハワイ音頭」の6曲は『エッセンシャル・ベスト』にも収められているので、お急ぎの方はそちらをどうぞ。

ウラ・ベスト集~ブラジル (詳細)

空洞です

・「トンネルを抜けたら空洞です
空洞です。このアルバムは、質のいい曲を、ただ単に一つのdiscに収めただけではない、と思います。

今までだと、例えば「発光体だけ」「ズックにロックだけ」「ラメパンだけ」、というような聞き方もできました。

『空洞です』はそれができません。まさにアルバム自体が、たった1つのトンネルです。入り口は一つ。出口も一つ。入り口から入ったら、あとはもう出口から出るしかないのです。

トンネルの中は、生暖かい風が…。癒されもせず、傷つきもせず。ただ抵抗することもなく音にやられるのみ。

CDを聞く。1回目、過去の歴史にとらわれない大胆なアプローチにびっくりして、2回目、具体的にどこがいいのかな?と思い、3回目、変な曲たちだなあ、と思っている間に4回目を聞いてしまうのです。

昨今の、i podに代表される、曲単位での視聴スタイル。『そこそこいい曲』の切り売り。着うた。アルバムの売れなくなった日本。

あなたは『たった一度きり、再生ボタンを押せばいい』のです。押せばもう、空洞です。

2、3回聞けば、もう中毒です。トンネルの出口は、入り口につながっているんです。

なんちゃって

・「なんとなく(満足)できない
無機質なものを想像していましたが、案外スウィートな感じです。歌モノもありますし。が、この作品、何回聴いても満足しません。なんか聴き足りないっていう感じではないですよね…一緒に買ったCDそっちのけで聴いてます。…いつの間にか私も空洞にされてしまったのでしょうか?聴いても聴いてもスーッと通り抜けていってしまう様です。だからいつまでも満足できないんですかね?自分でも不思議な感覚に陥っています。この感じ、坂本氏のねらい通りなのかもしれません(笑)こんなんでレビューどころでは無いのかもしれませんが、ひとりでも多くの人にこの感覚を共有してほしいという気持ちで、この作品を「なんとなく」おすすめします。

・「まさに「盛岡冷麺」の味わい
「盛岡冷麺」って知ってるかな。岩手・盛岡の名物で、もともとは朝鮮半島の伝統料理。噛み切れないほどのコシのある麺が特徴で、冷たく濃厚なスープが、トッピングの激辛キムチを混ぜると澄み切った味わいになる複雑怪奇なおいしさが格別だ。

「空洞です」のくねくねとコシのあるリズムとホットでクールな感触は、まさに「盛岡冷麺」そのもの。「盛岡冷麺物語」という本がある。この本、「空洞です」を聞きながら書かれたらしい。読みながら、聴くと非常に良い。ついでに冷麺も食べながらね。

・「恐怖の一曲
「学校へ行ってきます」が凄い。学校行きたくなさそうな、テンション低い感情の無い歌い方。絶対学校までたどり着けなさそうなヤバイ雰囲気が漂ってる、恐怖の一曲。でも、その後の「ひとりぼっちの人工衛星」の穏やかで優しい雰囲気に救われた感じになる。最後の「空洞です」は、聴く前は空虚で寂しい曲(前作の「宇宙人の引越し」みたいな)かと思ってたけど、予想に反してこのアルバムのなかで一番メロディアスで、美しい曲だった。もうこの曲が頭から離れないです(笑。

今回のアルバム、今までで一番気持ち悪いんじゃないかと思う。「できない」の、"できない"連呼するとことか、「やさしい動物」の"叫んでくーれー 歌ってくーれー"のとことか(笑。「なんとなく夢を」と「美しい」は、シングルとは全然別物になってます。特に「美しい」は、全然美しくない!(笑。もともと人を選ぶゆらゆら帝国の音楽ですが、今回のはさらに人を選ぶ内容じゃないかと思う。でも、一度はまるともう抜け出せなくなる。もうこれはただの音楽CDという域を超えて、ある種の芸術作品なんじゃないかと思う。絵画や彫刻のような。わかる人にはわかるっていうか。

うまく言えないけど、とりあえず「空洞です」は最高ですとだけ言っておきます。

・「大人のロック
肉体と精神をなし崩し的にとろとろにしてしまう傑作が誕生した。これまで彼等の最高傑作だと信じていた「しびれ」「めまい」を超えた。凌駕した。

空洞です、なんてのたまう坂本の言語感覚に脱帽であるが、何よりもそのサウンド構築能力に感嘆の言葉を禁じ得ない。ミニマル・ビートによるサイケ感覚が横溢する音楽だ。坂本はプロ中のプロだな。ゴルゴ13ばりの百発百中のスナイパー。あるいは、ぶれることを許されない明石の天文台の時計。これほどまでに、大人のロックに浸りたい欲望を叶えてくれるバンドはそうはいない。恐らくおっさんだけが味わうことが出来る、失望感、虚脱感、焦燥感、絶望感、そのすべてを表現してくれる。

ソリッドな轟音ロックだけが、ロックのダイナミズムを醸し出せるとは限らない。削ぎ落とされたビートだけが打ち出すことの出来る「凄い音」が歴然として存在するのだ。ダルなパンチがボディーブロー的に身体に効いてきて、もはや五臓六腑を起立させるだけのパワーなど何処にも残存していない。容赦ない。俺は何のためにゆら帝を愛してきたのかちょっと不安になるが、それは、こんな猛獣・珍獣を愛してきた俺が悪いのさ、と変な納得をしてみる。

表題曲のギターリフは素晴らしい。それは決して変な音ではなく、正統派な意味で素晴らしい。ソウルフルな匂いもする。坂本のボーカルも何か和製マービン・ゲイみたいで良い。1曲目と、最後のこの曲は割合非実験的、つまりは伝統的な面持ちで、面の皮が厚くて、空洞の表面の役割をしているのだと勝手に考えている。2曲目から9曲目の、あるようで無い「中身」が、これが実は恐ろしいことになっているから、皆さん聴いてください、と専属プロモーターよろしく言ってみたくなる。

空洞です (詳細)

レコスケくん COMPLETE EDITION

・「やれやれ
本秀康氏は我が国きってのジョージハリスンフリークであり、ジョージへの愛があふれる作品が満載の本書は、ジョージファン必読の書であることは間違いなし。旧作と外観は全く同じデザインでありながら、価格が500円アップした分、収録作品は大増量で厚みもぐんと増し、さらにビニールケース入り、ポストカード封入、シュリンク包装という超お買い得版。旧作はブックオフにでも売ることにして買い換えようと考えて中を見たら問題発生!なんと、旧作にはあったのに本作では削除された作品があるのです。旧作のボーナストラックにあった、椎名林檎やブリグリに関するエピソードなのです。つまりレコスケに直接関係のないエピソードです。それが不要なら旧作を売って買い換えもよしですが、ブリグリのエピソードが好きな私の書棚には結局そっくりな本が2冊並ぶこととなりました。本作は決定版であって、最終版ではないとのことなので、いつか3冊ならぶ日も来るのか。

・「レコ屋巡りストーリー
レコード・コレクターズにて掲載されていた音楽漫画。作者の本秀康氏は、「爆笑問題のバク天」のキャラクターやスピッツ「メモリーズ」、奥田民生「CUSTOM」、東京事変「Dynamite In/Dynamite Out」、VILLAGE VANGUARD限定コンピ「SLOW?」のジャケを手掛けているので絵を見た事ある人も居るでしょう。

内容は、音楽に精通し(二次性徴的な意味では無い)、あらゆるジャンルを網羅しているのに最愛がジョージ・ハリスンとベイ・シティ・ローラーズ(デレク)という少年のレコ屋巡りストーリー。「ビートルズってのはジョージの音楽的才能を開花させる、それだけのために存在したグループだったと俺は思うんだよ」とは彼の名(迷?)言。レコ好きならば、思わず「あるある」と頷くネタが満載ですよ。レコード裁判とかね。

そんな「レコスケくん」は、ただいま絶版になってるらしい。但し! 装いも新たに「レコスケくんcomplete edition」として生まれ変わったのですよ! 聞いてますか!? 奥さん!前作収録話は勿論、弊社刊行物のみならず、ここ数年の他雑誌/書籍掲載のモノまでも、もれなく収録した、まさに「完全版」更にCDの「〜edition」を模した特製ビニールケースにポストカードまで付いてくるというではないですか!つまり「無人島レコード2」の書き下ろしなんかも読める!……読めるよね?手に取ってムスカのように「読めるッ!読めるぞッ!!」と言いたくもなります。寧ろ、言おう!人前で。堂々と。

レコスケくん COMPLETE EDITION (詳細)

おはよう

・「街のあかり
曽我部恵一ランデヴーバンド名義で発表された本作はAG,EG,Pf,B,AltoSaxのドラムレス編成による、ジャジーでメランコリックなアコースティックアルバムです。レコーディング期間はたった1日、一発録り。CDはモノラル収録されています。そのアナログ感が功を奏し、すべての音が一点へと集約された音像はまるで、夜の闇へと吸い込まれていくかのような不思議な熱を全編に宿しています。宝石のように散りばめられキラキラと紡がれていく一音一音と、綴られていく物語はカウリスマキのフィルム「街のあかり」そのままに、夜の敗者をそっと照らす、かがり火のようなレコードです。

・「追記
他の人たちが書かれたレヴューが良いのであまり書くことはないのですが、このCDには入ってませんがランデブーバンドで歌っているテレホンラブがすごく好きです。いつまでも少年のような曽我部さん、最高です。

・「プレゼント
いつものソロ名義ではなく、「ランデヴーバンド」としての作品の発表。バンド名義でのアルバム発表はサニーデイ以来、ということでかなり久々だ。

とはいえ、そういう視点で聴くべきアルバムではない。これは本人が「自分へのプレゼント」と語るように非常にパーソナルなアルバムである。

まず歌詞カードに注目すると曽我部恵一の娘である「ハルコ」によるイラストが書かれている。更にこの「ハルコ」ちゃんは歌の中でも出てきたりなんと歌ったりする曲まであったり、いよいよもって歌手デビュー(?)までしてしまった。個人的にこの娘の将来が楽しみだなあ。

話はそれたが、つまりはそういうことである。「女たち」ではいろいろな女性のことを歌ってるだけの曲だが歌詞は非常に深く流れも綺麗な曲だ。「彼女は今なんにも持っていない でもそれはすべてを持ってることととてもよく似てる」というリリックが好き。この曲はもしかして今まで出会った女性のことを歌ってるのかな?

また「太陽のある風景」という曲は非常にメロディが素晴らしく、ぽろっと美しいものが流れ落ちてしまったような無垢な曲だ。この曲もそうだが、全体的にアレンジはいたってシンプルであり、ほぼスローテンポの曲で構成されている、ということも含めてやはり「個人的」なアルバムである。

このアルバムに仰々しい言葉は似合わない。日常のなかでゆったりと音楽につかる様な私世界のあつまり。

おはよう (詳細)

PARALYZED! His Vintage Recordings 1968-81

・「カントリーに根を降ろしたC.ビーフハート
カントリーに根を降ろしたCaptain Beefheartといった音楽です。1は非常に強烈なインパクトを与える名曲で、本当に変な人が叫んでいるだけにも聴こえます。こんな音楽が60年代に出たんですから、そりゃ人気者になるでしょう。というか時代を超越してしまうインパクトがありますね。

まぁ、1が飛び抜けているように聴こえてしまうので他がヘボいような感じもありますが、それは全然違います。Captain Beefheartのカントリー版がそこには展開されています。西武劇みたいな音楽です。伝説の星屑カーボーイの名に恥じないすばらしい記録だと思います。

PARALYZED! His Vintage Recordings 1968-81 (詳細)

ウォーキン・オン・ア・グルーヴィー・シング

・「タイトルに偽り無しのグルーヴィーなギター・ワーク!真夏の掘り出し物!!
 ボサノヴァは好きで、長年、いろんなミュージシャンやアルバムを聞きかじってきたが、浅学にも、本作の主人公、ボラ・セチというギタリストのことはほとんど知らなかった。 最初に彼の名前を耳にしたのは、スイングジャーナル社のディスコグラフィーで、ディジー・ガレスピーのあるアルバムに参加している、という情報を読んだときだ。 印象的な名前から、なんとはなしに気になってはいたが、今回、「フィンガー・スナッピン・ミュージック!」シリーズの一環として世界初CD化されたのを機に、さっそく購入してみた。

 結論として、アタリ!である。

 1曲目のニール・セダカのカバーからゴキゲンです。 続いて、ハリー・ニルソンを2曲カバーした後、ジョージ・ベンソンに先駆けて、ビートルズの「ゴールデン・スランバーズ」を取り上げる。 さらに、B面に移ると、ローラ・ニーロ、スティーブン・スティルス、そしてラストはジョーニ・ミッチェルの「青春の光と影」のカバーである。 カバー選曲も絶妙だが、演奏のほうも、ただ曲の良さや有名さ加減に胡坐をかかず、自分の個性を生かしながら軽快かつグルーヴィーに演奏しまくる。 時々ストリングスがかぶさるのを除けば、きわめてシンプルな楽器構成。それが成功の要因だろう。 オリジナルの「ベッティナ」も、なんかマイナーな曲調が、日本の昭和演歌歌謡みたいで、キラー・チューンの称号にふさわしい出来。 オリジナルのライナーはジャズ批評の重鎮、ラルフ・J・グリースンが担当している。

 特に、これから真夏にかけて、大推薦盤です。 ただ、収録時間が30分未満と短いので、できれば、他のリーダー・アルバムと2in1で発売してほしかったで〜す。

ウォーキン・オン・ア・グルーヴィー・シング (詳細)

カブトムシ外伝

・「王様の真骨頂!日本語で味わうビートルズ
 日本語訳ロックの王様が待望のビートルズをカバーしてくれました。詳しい経緯は王様が語っていますが、いずれも馴染み深い曲ばかり。日本語の歌詞に爆笑しながらも、つくづく王様の歌唱力は素晴らしいと思いました。 ビートルズを知らない、ごく若い世代がこのCDをきっかけに本家ビートルズに興味を示すようになり、単なる冗談音楽に留まらず、王様は伝道師の感があります。「言葉の壁」どころか、言語の違いがあるからこそ堪能できる王様の世界。楽しめること請け合いです。 

・「これこそ日本語ロックの魂
 デビュー以来、王様には注目している。即位10周年記念版は以前の録音が大半で、ネタ切れになったかと心配したが、それは全くの杞憂だった。ここでの王様はレノン−マッカートニー以前のロック(ブルース)を絶妙の訳詞で、伸び伸びと歌っている。脱帽です。次は本格的ジョン・レノンアルバムを頼むぜ。

下僕より

・「「サージェント」や「ホワイトアルバム」の直訳アルバムを聴きたい
オタクっぽいアプローチ([Twist and Shout]エンディングの咳きこみ、とか)もあるけど、内容は言葉選びが絶妙でバックもしっかりしている。単なる完コピよりは楽しいと思うけど完コピ主義のファンやガッチガチのビートルズ至上主義のファンにはたまらなく嫌なんだろうなぁ・・・王様って見た目イロモノっぽいし

・「ジャケットは相変わらず傑作
演奏は完コピ、歌いっぷりもオリジナルを再現していていいのですが、今回は直訳の歌詞で笑える所があまりない。「ゼニくれー」くらいでしょうか。王様としては、笑わすのが目的ではなく、直訳の結果笑えてしまうのでしょうから、仕方がないのかも知れませんが、今ひとつ楽しめませんでした。しかし、流石(さすが)王様と思った箇所もあります。たとえば、「Roll over Beethoven」のroll overは転がすという意味のようですから、「ベートーベンを転がす」となる所を原曲に近い歌い方になるように「踊るベートーベン」としています。ただ直訳しているだけではない、王様のセンスの良さがわかります。そして本作の白眉は「米とげ、ざーっと」ですね。これは王様のオリジナルということになっていますが、盗作で訴えられそうなくらい「Come Together」に似ています。米とげはつまり日本語読みしたわけですね。よく思いつくなあ、と感心するやら、内容に笑えるやらで、この歌は王様の真骨頂です。

カブトムシ外伝 (詳細)

おしゃれ野球批評

・「“カッコ悪いおしゃれ”とでも言ったおもむき
 いやあ素晴らしい本が出ました!「週ベ」とも「野球小僧」とも草野進一派の評論とも違う“野球”がここにあります。「おしゃれ野球批評」というタイトルも本の体裁もB級チックで良い。今のオナゴの主流が“カッコかわいい”だとしたら、この本は“おしゃれカッコ悪い”もとい“カッコ悪いおしゃれ”とでも言ったおもむきです。 アチキも横浜ベイを贔屓にハマスタ、神宮に年に何回か足を運ぶのですが、あの外野スタンドの人々とこの本の像はピッタリと重なる。こんな本、なぜか今までありませんでした。これが一連の騒動の副産物だとしたら、あれはあれで多少の意味があったってことでしょうか。 一等感激したのはカープファン杉作J太郎氏のインタビュー。ベイから読売に移籍した時のキャンプで屋鋪選手が、打ち上げられた鯨を助けたというエピソードに触れて、「さすが元ホエールズだ(笑)。あれで横浜の選手は信用していいと思いましたね。やっぱりカープのライバルは横浜の選手ですよ。変な選手が多い(笑)」。やっぱ敵さんからほめられるというのはもーれつに嬉しいものですね。ハマスタでの中根選手の引退試合、レフトスタンドのカープファンから中根コールが沸き起こり、さらに両応援団のエール交換がおこなわれ、目頭が熱くなったことを思い出しました。 常盤響の、おんなの子にユニフォームを着せたグラビア、青い目の日ハムファンBRIANのエッセイなど、ずらし方もおしゃれ。“やったるで!”カネやんの、サウナでのエピソード(内緒)には腹がよじれて破れるくらい笑いました。涙が出るほどおかしい。 一点残念なのはクレケン小野瀬氏のベイファンらしく熱さを感じさせない?エッセイに登場する「野村」、注釈では“野村弘樹”の解説になってるけど、これ明らかに“野村収”と取り違えてます。ファンはこういうの気になるの... 重版はないと思うけど、その際はぜひ修正をお願いします。

・「装丁を見て、逃げ出すな(笑)。これは、生粋の、熱い野球本だ。
 ある程度予想はついたとは言え、今年の日本シリーズでの千葉ロッテの圧倒的な強さは、あの素晴らしく、クランツマン・シップに則った応援と共に、怒涛の開幕ダッシュから、ソフトバンクとの壮絶なプレー・オフまで、改革元年と言われた今年のプロ野球界で、最も光輝いていたチームとして、当然の帰結と思え、プロ野球ファンのひとりとして、嬉しかった。そのプレー・オフの最終戦を地上波放送したTV東京に賛辞の声が数多く挙がり、同時に、マスメディアも、時代の流れを読んで、いい加減、特定球団のみ追いかける事に腐心するのに懐疑心を持ち、独自の視点で、ビジネスとして、何がファンが望んでいるのかを、悟れば良いと思う。今作は、正に、その流れに沿った一冊である(笑)。編者が言う様に、“粋”な趣があるが、決してオシャレではない(笑)。えのきどいちろうから、リリー・フランキーまで、当代の曲者野球バカが投げ込む直球から、チェンジ・アップまでの、多彩な「プロ野球」への耽溺振りが、ぐいぐいと、読む者を熱くさせる。野球映画の傑作で例えるなら、「フィールド・オブ・ドリームズ」や「ナチュラル」と言うより、「ダイナマイトどんどん」や「メジャー・リーグ」の感覚だ。某人気球団から、消えてしまったパのお荷物球団まで、均等に評せられているのが心地良いが、ここでも、セよりも、パのチームを語っている読み物の方が魅力的に感じるのは、私だけであろうか?(ただし、杉作J太郎の「広島カープ」談義は、大爆笑で必読ものだが)。網島理友のアロハ・シャツは、35年来の中日ファンである私も今年購入、愛用してます。ただ、気合を込めて着て行った、千葉ロッテとの交流戦も、8月末の阪神との首位攻防戦も敗れ、二戦二敗。来年も、球場に着て行って良いモノか、思案中(笑)。

・「おしゃれ野球批評 を駄洒落で批評する
おいらはこの本のせいで夜バットを振るのを辞めて首を縦に振ったり横に振ったりしたので腕の筋力じゃなくて首筋と腹筋がつきました。

・「おしゃれじゃなくてもいい
野球バカにはたまらないでしょう。やっぱり野球が好きだ、自分なりに野球を大好きでいよう!と再確認。野球人気が落ちていると風当たりが強い中、ここではかわいい表紙と裏腹にエッセイストからアーティストまでそれぞれ野球への愛情を真剣に、時に天真爛漫に表現されていました。かなり個性的な執筆陣のためか、楽しめたし笑えました。漫画も良かった。

おしゃれ野球批評 (詳細)

SINGLES GOING STEADY

・「この画集は初期衝動のアートだ!
ガレージパンクが初期衝動のロックならこの画集『SINGLES GOING STEADY』は初期衝動のアートだ!

ライブイベントやクラブでDJをする際、レコードの検索がしやすいようにと7inchレコードの内袋に描き始めたのがキッカケだそうだが、まずその発想に脱帽!

キングジョー氏の回すレコードはどれも腰に来るサウンドだけどこの『SINGLES GOING STEADY』に収められたイラストはどれも腰が砕ける破壊力!

レコードジャケットを味のあるタッチで模写したようなマンマのモノもあれば可愛らしいキャラクターやイカツいバンドをイメージしたイラストがあったり、曲のタイトルからイメージしたようなイラストがあったり、ストーリー性(でっち上げ含む)のあるイラストもあったり、果ては『なんじゃこりゃ?』ってなイラストまである!変則パンチの連打を食らいまくって頭がクラクラする画集だ!!

そして、なにより自分で描いてみたくなる…そんな初期衝動アートなのです。

SINGLES GOING STEADY (詳細)

半音生活

・「『緑の性格』と共に
 松村さんの哲学・人生観が織り込められている,ほのぼのとしていて,且つ,切なくかなしい一枚. 歌詞も,曲名も,ふしぎなものが多い. しかし,彼の著作を読んでいて,前作のソロアルバム『ふなのような女』を聴いておれば,違和感無く受け入れられるのではないだろうか. 先ず,このアルバムの題名,曲名が全て日本語であることに,非常に好感が持てた.

 『ふなのような女』では,詩に出てくる登場人物が,「この後,どないなってしもたんやろ!?」と,なんだか気にかかってしまう,全てが語られない詩がいくつかある. そういったものも想像をくすぐって面白いけれど,今回は一応,何れも起承転結があったように思う.個人的には,『くらげの唄』. 松村さんの,やさしいこの唄が,大好きになってしまった.

 著書『緑の性格』で述べておられる,「生きるということは,一歩ずつ死に向かって進むこと」を,いろいろな方向から,観て,感じて,表している. ご本人が,「夕焼音楽」と云われるのも,そういった所以であろう. 死を,扱ったものが多い. 『一人ぼっちの僕』を創った後に,中島らもさんをはじめ,親しい方が亡くなられたそうだ. 『そばにいるから』は,誰かに唄っている唄なのではなく,他でもない松村さんご本人の為に唄われたものだったのだろうか,と,ふっと思った. 

 未だ3回程度しか聴いていないにもかかわらず,作業をしていて,ふと,唄やバンジョーの音色が,頭の中に流れてくる.(音に関する記憶能力が,比較的乏しい私には,稀な事象である) 松村さんがラジオで云われていた,

「生きているだけで,楽しい.そして淋しい」

という言葉が,思い浮かぶ・・・

・「 ふんわり いつのまにか・・・
正直、1回目に聞いてのインパクトは少ないと思います。しかし2度、3度と聞くうちに、その ゆる〜い心地よさが楽しくなり、いつのまにか メロディや歌詞が断片的にココロの中で反芻♪どこか物悲しく せつなく あきらめ的ムードも時々漂わせながらなぜ楽しく軽くなるのでしょう?

個人的には、2の「そばにいるから」、4の「眉毛を描かれた犬」、11の「初恋」あたりが特に好きで、3の「せんちめんたるちゃりじゃあにぃ」は、自転車乗りながら口ずさむのに最適! ちょっと遠回りして はぐれてみたくなります(笑)最後12の「うそつき留吉」は おやすみ前にいいかも。独特の世界的でありながら、だれでも自然に受け入れる優しさがあふれるアルバムだと思います。

半音生活 (詳細)

ガール

・「凄すぎる・・・絶句
ブレイヴ・コンボが好きで買ったのだが・・・何だこのヴォーカルは、凄すぎる!!! 狂ったような裏声と執拗なヴィブラート。とにかく強烈という以外ない。あのブレイヴ・コンボが完全に脇役。ジャズの「天国への階段」チャチャの「ヘイ・ジュード」ほか、「オーバーザレインボウ」「スターダスト」など名曲の数々が、原型をとどめないほどにデフォルメされている。あまりの強烈さに、ただ絶句。

ガール (詳細)

R&Bディスコ歌謡コレクション ビクター編 恋のハッスル・ジェット

・「ジンギスカン聞きたさに・・・
原たかしのジンギスカン聞きたさに買いました入手困難で一年待ったんですが・・・凄い!

田中星児と原たかしの力が抜けるカバー曲から始まりまさに珍曲名曲ごっちゃ混ぜ久しぶりにいい買い物をした感じがします

「ヘイ!ミスター・ヨサク」が好きな人は、同ディスコ歌謡のKING編を買いましょう

・「このコンピは絶対買い!
 いやぁービクター音産のディスコ歌謡はどれも感涙モノだなぁ。ディスコって音楽の中途半端な感じがビクター音産にピッタリ。もちろんホメ言葉ですが。とりあえずお奨めはBIBIかな。ピンクレディー・フォロワーズの中ではキャッツ☆アイと双璧だったBIBIは楽曲がどれも秀逸。穂口雄右、京平先生、馬飼野康二に松本隆、三浦徳子、千家和也ってもうアイドル歌謡の王道です。中でもお気に入りはこのCDに入ってる「一千一秒物語」。まあ、この頃ちょうど稲垣足穂にはまってたので、タイトルが気になったってのもあるんですが。まぁ歌詞は全然タルホとは関係なくって♪カフェ・オレの 美味しい お店を この俺 知っていますとー、ってとこを妙に覚えてる。なんつーか、この頃、少女漫画もよく読んでたんだけど、必ずいるじゃんコーヒーとか紅茶にこだわりのある銀縁メガネの優男風(太刀掛秀子とか田淵由美子とか)。バスケ部のキャプテンだったりして。このカフェ・オレ男もその亜流だよね。“カフェ・オレ”と“俺”を引っ掛けたりなんかしてさ、野暮ったい男が洒落たこと急に言い出して「ぷぅー」みたいな母性本能狙い。酒飲みには理解不能なアプローチである。しかしカフェ・オレって1980年頃トレンディ?だったっけかな? で、曲もいいんだよな。スキマ感のある音ってのかな、言葉と言葉の間が途切れてる感じ。これって明らかに80年代初頭の音だよね。ディスコっていうよりデジタルポップスって感じである。 なんつーか、BIBIみたいな全然チャート的にはブレイクしなかった歌手、楽曲ってのは、いま聴くと、ほんと、いとおしいね。特にこの曲なんて冬の季節にピッタリ。深夜ひっそりと、タルホの世界を描く鴨沢裕仁のコミックをめくりながら、カフェ・オレすすりつつ、聞きましょうね!

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CKBライヴ 青山246深夜族の夜 ~ Special Guest 野坂昭如

・「最初に買うべき一枚
クレイジーケンバンドにハマるなら、まずライヴから。いかにもうさん臭く香ばしいMCと、ときに熱く、ときにヌケた歌唱が渾然一体となった絶妙すぎるステージパフォーマンス。この魅力は、スタジオ録音ではちょっと味わえないと思います。野坂昭如との珍妙きわまりないセッション、ファンとのかけ合いもたまらない。楽曲の過剰な幅広さもみごとにフォロー。必聴&愛聴必至の名盤です。

・「祝・再発! 「シャリマール」収録!! CKB狂熱のライヴ・レコーディング!!!
2000年(CKB的には“昭和75年”)9月2日、東京・青山CAY(カイ。“スパイラル”の中にある)で行なわれた、このアルバムと同タイトルのオールナイト・イベント、そのオープニング部分の「実況録音盤」。一時的に“廃盤”であったが、めでたくこのたび再発とあいなった。「自分がライヴ盤を買っていい思いをしたことがなかったんで猛反対したんですけど、結局は押し切られる形で(笑)」と、横山剣さんは語っておられるが、どうしてどうして、これはかなり、というか“ほぼ”名盤である。のっけからヒート・アップしまくりの聴衆のみなさんを楽しませずにはおかない、CKBのベーシックな編成である6人による、かっちりと築きあげられた“音”の洪水。「せぷてんばぁ」「発光!深夜族」「イカ釣り船」「けむり」等、ライヴの定番となっている名曲の数々(スタジオ録音よりも、グーな出来のものも多い)。そして、このライヴが音盤化されたのはこの人の存在ゆえか、とも思われる“元祖・プレイボーイ(?)”野坂昭如氏による4曲+説法……、と、まぁ、盛りだくさんである。個人的には、何度も聴いていると、この野坂氏の部分がいささか邪魔に思われてきたりもするのだが、それでも☆を減ずるほどのことではない(CKBのみを堪能したければ、スキップ、もしくは編集したものを聴けばいいわけだし)。超人気曲「シャリマール」(今のところ、CDリリースはこのヴァージョンのみ)、そしてスパイダースの「メラ・メラ」(ムッシュかまやつ作曲。間奏における廣石さんのドラミングのはっちゃけっぷりが凄い!)、平山三紀の「真夜中のエンジェル・ベイビー」(筒美京平作曲)の、それぞれストレートなカヴァーも収録。74分間にわたりCKBのコアな魅力がいっぱいに詰まった1枚として、素直におすすめさせていただく。(2006年11月執筆分に、新たに加筆)

・「野坂昭如ファンにはたまらない
横山剣の歌声はいつもどおりステキだけれど、野坂昭如の渋さが際立っている。

黒の舟歌が泣かせる。途中で横山剣が交代するのだが、今回に限ってはその声が邪魔に感じるほど。

・「DVDは無理か?
CKBが現在ほどメジャーになる前の貴重な貴重なライブ版。「シャリマール」は、確かこのライブ版のみ収録のはず。でも、未だにライブでは結構、演奏される名曲です。剣さんと野坂氏という、昭和のプレイボーイ対決も見事。とくに、ご病気後メディアに露出することの無くなった、野坂氏の説法と歌も超貴重で、本当に洞察力鋭い、古くならない説法です。昭和のカウンターカルチャー魂が炸裂しながら、しかも貧乏くさくない。CKBの最高の一枚、何度でも聞けるライブ版です。もっと欲を言えば、どんな状態でもいいから映像が見てみたい。ここ数年のライブは必ずDVDが発売されますが、さすがにこれは無理でしょうか…。

・「これを見ないと始まらない
CKBはやっぱりライブ!と思わせる一枚。中身もかなり濃くて、見ると本当にお腹が一杯になります。食わず嫌いな人も是非一度。

CKBライヴ 青山246深夜族の夜 ~ Special Guest 野坂昭如 (詳細)
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