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▼サイケ ベスト、子供たちの子供たちへ:セレクト商品

Revolver [FROM US] [IMPORT]Revolver [FROM US] [IMPORT] (詳細)
The Beatles(アーティスト)

「ジャケ&サウンド見事な傑作。」「分岐点」「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」「ジョン・レノンの先見性に脱帽」「現代のリスナーにはこれを薦めます」


The Piper at the Gates of DawnThe Piper at the Gates of Dawn (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)


Axis: Bold as LoveAxis: Bold as Love (詳細)
The Jimi Hendrix Experience(アーティスト)

「初めてのジミにも最適!」「一番好きなアルバム」「ジミヘン初のコンセプトアルバム」「不朽の名盤」「Little Wingでしょう」


Smiley Smile/Wild HoneySmiley Smile/Wild Honey (詳細)
The Beach Boys(アーティスト)

「革命の時代」「ブライアンが「スマイル」を放棄して出来たアルバム」「ブライアン、きみは大変だったんだよねェ。」「落差の激しい2イン1」「スマイリースマイル~不思議なアルバム」


Odessey and OracleOdessey and Oracle (詳細)
The Zombies(アーティスト)

「数ある復刻CD、選ぶなら今作で決まり!!」「まったく」「」「「ふたりのシーズン」を含むサイケ・ポップな名盤」「岡本信人の驚異の盆栽」


Vols. 1 & 2Vols. 1 & 2 (詳細)
Soft Machine(アーティスト)

「30年後の今でも新しい音楽的発想の豊かさ」「シーンを覚醒する音」


After Bathing at Baxter'sAfter Bathing at Baxter's (詳細)
Jefferson Airplane(アーティスト)

「よく出来ているとは思いますが」


Ash Ra TempelAsh Ra Tempel (詳細)
Ash Ra Tempel(アーティスト)

「ジャーマンサイケの代表作:長い、空間的、重たい、シャレてない」「なんというサイケ」「ドラッギー」


BirthdayBirthday (詳細)
The Association(アーティスト)

「60年代末期、こんな音楽がありました。」「思わずのけぞってしまいます。」「美しいロックスタイル」


Song CycleSong Cycle (詳細)
Van Dyke Parks(アーティスト)

「甘ったるくて、シニカルで」


The MoveThe Move (詳細)
The Move(アーティスト)

「マージー・ビート風のギター・ポップでまとめられた作品」


Freak Out!Freak Out! (詳細)
The Mothers of Invention(アーティスト)

「最初の一歩」「完璧に計算された確信犯的作品」「Learn english」「自信を持って「期待はずれ」(「駄作」ではない、念のため)」


ButterflyButterfly (詳細)
The Hollies(アーティスト)

「サイケ・ポップ全開」「Butterfly」「どうしても、」


Deserter's SongsDeserter's Songs (詳細)
Mercury Rev(アーティスト)

「見捨てられた者の歌。」


Their Satanic Majesties RequestTheir Satanic Majesties Request (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)

「初めてのセルフプロデュースで力を入れすぎて血迷ったストーンズが楽しい」「時々聴きたくなる曲が入ってます。」「ストーンズ史上 最も賛否両論わかれる作品」「やってシマッタ」


Fifth DimensionFifth Dimension (詳細)
The Byrds(アーティスト)

「霧と飛行機の雰囲気」「最高傑作ではないかもしれないが・・・」「4次元ではなくて5次元」


The Kinks Are The Village Green Preservation SocietyThe Kinks Are The Village Green Preservation Society (詳細)
The Kinks(アーティスト)


The DoorsThe Doors (詳細)
The Doors(アーティスト)


Mr. FantasyMr. Fantasy (詳細)
Traffic(アーティスト)

「ロックの名盤ここにあり!」「トラフィックデビューアルバム」「トラフィックのサイケな異色作」


The Book of TaliesynThe Book of Taliesyn (詳細)
Deep Purple(アーティスト)

「華麗なる世界」


Trout Mask ReplicaTrout Mask Replica (詳細)
Captain Beefheart and the Magic Band(アーティスト)

「歴史的名盤。でも初めての人は注意!」「ヘイヘイヘーイ」「刺激的な彼の音楽の中でも、もっとも刺激的な作品」「妥協なきロック」「笑ってしまいました」


ライヴ/デッドライヴ/デッド (詳細)
グレイトフル・デッド(アーティスト)

「傑作ライヴアルバム~ジャンルを問わず音楽好きは必聴!」「亀はデッドの音楽姿勢か。」「《私にとって衝撃の1枚です》」「んーデッド!」「リッチなサウンドで聞きやすいスタジオ盤」


Knight of the Blue CommunionKnight of the Blue Communion (詳細)
Peter Ivers' Band(アーティスト)


Joy UnlimitedJoy Unlimited (詳細)
Joy Unlimited(アーティスト)


Kick Out the JamsKick Out the Jams (詳細)
MC5(アーティスト)

「リアル・パンク」「ハイエナジー。ロックンロール。」「アンビリーバブル」「音の衝撃でjはなく。」「マザーファッカ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~な一枚」


▼クチコミ情報

Revolver [FROM US] [IMPORT]

・「ジャケ&サウンド見事な傑作。
ビートルズは前作の「ラバーソウル」から音楽が変わりつつある、トップの「タックスマン」はジョージの名作です、見逃せないのがポールのベースです。タイトで非常に格好いいフレーズになっている、「I'm Only Sleeping」ではテープの逆回転を用いた曲になっており。

カセットデッキを再生中にリバースを押し続けると。これと似た音源が実感出来ます。

「Eleanor Rigby」バイオリン、「Got to Get You into My Life」グラスなど、この時代にして、この音楽性はまさに驚きの一言につきます。

サウンド1つをとっても実にビートルズの才能が光る!楽器のプレイもさることながらボーカルも素晴らしくよく完成度の高い名盤です。

中期のアルバムでは、欠かせない最高アルバムですから買っておきたい一品でしょう。

・「分岐点
 あまり自分のことを書くのはどうかと思うのですが、Beatlesの日本公演に行ったこともあるのが生涯の自慢である私としては、このアルバムは、ある面、Beatlesとの関係の分岐点になったものです。上手く説明できないけれど、Beatlesがなければ夜も日も空けぬ時代から、彼らがこうやって変わるもしくは成長するのなら、自分だって、彼らと距離を置いてもいいのではと、中学生の分際で思ったものです。今、古いブルースに凝ってますが、このアルバムをきっかけに全く別の音楽を探してみようと思い、たどり着いたわけです。

 ちょいとわかりにくいかもしれませんが、それくらい、このアルバムは、インパクトがあって、その後のBeatlesとの関わりを変えたことは確かです。 それを肯定的に見るか、否定的に見るかは、それぞれの感性でしょうが、少なくとも私もここで議論されている論点にそっていうなら、最初から順番に聴いてきて、このアルバムで、「理解」を超えて、他に手を出したクチです。 そのことは、今となっては感謝していますけど。

 ちなみに、1967年当時の雑誌を見ると、多くの音楽評論家が、このアルバムの評価に悩み、表現は悪いけど、人気絶頂のBeatlesには逆らえないから、「壮大な実験」とか「時代の先取り」とか、無理して書いてるなあ・・・という感じですね。

・「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ
 もし、あなたが、これから初めてビートルズをきちんと聴いてみようと思ってどのCDを買おうか参考にこのレビューを読んでいらっしゃるのならば、「リボルバー」から始めるのはあまりお勧めできません。 もし、ビートルズの全楽曲を集める覚悟が出来ていらっしゃるのあれば、ファースト・アルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」から年代順にビートルズの音楽的軌跡を追体験することをお勧めします。ビートルズのアルバムはそれぞれに持ち味があり、「イエロー・サブマリン」を除くどのアルバムも代表盤に成り得ますから。オリジナル・アルバムからもれたシングル曲は「パスト・マスターズvol.1&vol.2」でフォローしましょう。 そこまでの覚悟がない方にお勧めなのは、ジョージ・ハリスンが選曲した通称赤盤「1962-1966」と青盤「1967-1970」です。ビートルズの数ある編集盤の中ではこれがベストです。ただし、ビートルズは古典的教養として全曲脳に刷り込んでおいても損は無いということだけは付け加えておきます。コスト対効果を考えるなら「イエロー・サブマリン」は外しても構わないかも知れません。 本題の「リボルバー」ですが、私がビートルズが初めての方にお勧めしない理由は、①先に紹介したジョージ選曲のベスト盤に「リボルバー」からは「エリナー・リグビー」と「イエロー・サブマリン」の2曲しか選ばれていない。②しかも、この2曲は「リボルバー」の全体的コンセプトを代表する曲ではない。 すなわち、このアルバムはビートルズの中でもどちらかと言うと特殊なアルバムだと思うのです。19世紀のシューベルトと比肩しうる20世紀最高のメロディーメーカーとしてポール・マッカートニーが才能をいかんなく発揮した「エリナー・リグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「フォー・ノー・ワン」が収録されているとは言え、やはり、このアルバムの真骨頂はジョン・レノンとジョージ・ハリスンが実践したサイケデリック・ロックであると思うのです。 歌われている歌詞の内容がサイケデリックであるか否かはともかく、ジョージの「タックスマン」とジョンの「シー・セッド・シー・セッド」の2曲はポップスという形式にかろうじて留まりつつサイケデリックな感覚を音楽的表現にまで昇華した奇跡的な作品です。サイケデリック・ロックに分類される数多くのミュージシャンの残した作品群の中にも「リボルバー」のように真にサイケデリックな音楽的表現に到達しえた作品を私は知りません。アルバムの冒頭の曲に入る前の「one,two,three,four,・・・」という掛け声からすでに衝撃的な音が展開されます。彼らの音楽的アイデアを商品としての音に仕上げたジョージ・マーティンのエンジニアとしての手腕にも注目して頂きたい。

・「ジョン・レノンの先見性に脱帽
アルバム最終トラックの「トゥモロー・ネバー・ノーズ」で使われたサンプリングという手法をいちはやく導入したジョンの先見性には脱帽だ。考えてみればビートルズほど先進的なバンドがいただろうか?プログレ(前衛的、先進的)って意味だが、本当はピンク・フロイドやキング・クリムゾンが出てくる前にビートルズが全てをやりつくしていたのかもしれないなぁ。このサイケデリックな作品にはジョージの曲も3曲収録されているけど彼の曲に耳を澄ましていると彼もまた先見性があったように思えてくる。そして何気なくつぶやくだけで曲のタイトルを決めてしまうリンゴ・スターもある意味先見性があるように思える。ビートルズは芸術性(ジョン、ジョージ、リンゴ)と大衆性(ポール)を高い次元で融合した金字塔だ。

・「現代のリスナーにはこれを薦めます
 66年生まれでBEATLESにのめりこんだのも母がなんとなく買った赤盤がきっかけだった後追い世代の私には、「ついていけなかった」という気分とは少し違いますが、小学生の時初めて聞いた「リボルバー」は確かに理解できませんでした。 20年くらい前の話になりますが、雑誌FMファンの創刊20周年記念号の特集がBEATLESで、武満徹と村上龍の対談が掲載されていました。武満の言葉から、彼が同時代に無理なく理解していたことがわかります。武満による評価は今読んでも違和感がありません。やはり、聴く人が聴くと違うのでしょう。 私も成長するにつれて、はじめはポールのスローテンポの曲が好きでしたが、中学生の頃は「And Your Bird Can Sing」のツイン・ギターがとてもカッコ良く思えたり、高校生の頃は「イエロー・サブマリン」もやっぱりいいなと思えたり、それから、理解不能だったジョンやジョージの曲に完全にはまってしまった時期もありました。 もし、多種多様な音楽を聞き込んでいる現代のリスナーからベスト盤以外で何か1枚薦めて欲しいと言われれば、私は自信を持ってこの「リボルバー」を薦めます。

Revolver [FROM US] [IMPORT] (詳細)

Axis: Bold as Love

・「初めてのジミにも最適!
このアルバムの内容の素晴らしさについては多くを語るまでもないでしょう。できれば星10個付けたいくらいです。

さてそれはおいといて、ジミのベストアルバムというと3rdのElectric Ladylandを挙げる人が非常に多いです。あちらはブルース色の濃い仕上がりになっていて、1曲が10分以上ある聞かせる曲も多いです。それに対して2ndのAxis: bold as loveは多彩でメロディアスな名曲揃いで、1曲5分くらいで潔く終わるのが特徴です。このアルバムからは世界中の多くのアーチストによって実にたくさんの曲がカバーされています。もしかしたらあなたの聞いたことのある有名な曲が入っているかもしれません。ですからブルースやファンク好きな人だけでなくロックやポップスから入って来た人、初めてジミを聞く人にもElectric Ladylandよりきっと取り付きやすいでしょう。

というわけでジミのファーストチョイスにはこのアルバムを強くお勧めします。

・「一番好きなアルバム
個人的にはジミのアルバムの中でもフェイバリットです。このアルバムはバラード調の曲が多く、voodoo childやfire等のうるさめな音はやや控えめです。ソウル色が強いといえるでしょう。内容はかなり濃厚ですが、それでいて聞きやすいです。

little wing、castle made of sand、axis bold as love始め言葉で表現するのが馬鹿らしくなるほどエモーショナルな曲が目白押しです。

どの曲もライブで再現するのは不可能と思うほど繊細綿密な作りです。いくつかライブでもやっている曲もありますが、本作でのバージョン以上のものにはまだ巡り合えていません。

・「ジミヘン初のコンセプトアルバム
意外に知られていませんがジミ・ヘンドリックスのオリジナルスタジオアルバムは、わずか3枚しか存在しません。衝撃のデビュー作「Are You Experienced?」とロックギターの傑作「Electric Ladyland」、そしてこのアルバムです。たくさんアルバムがあるように思えますが、ほとんどが死後発表された編集盤です。

1967年にわずか16日間という制作期間でレコーディングされたこのアルバムは、ジミヘンとしては初のコンセプトアルバム。1曲目の「EXP」を聴いてわかるように、サウンドエフェクトを大胆に導入するとともに彼のトレードマークとも言えるワウワウ(クライベイビー)を盛んに使っている点が特筆されます。また不朽の名曲「Little Wing」(エリック・クラプトンがデレク&ドミノスでカバーしたことはあまりに有名です)、「Spanish Castle Magic」(イングヴェイ・マルムスティーンの十八番で有名ですね)、そしてジェットサウンドの極致「Bold As Love」などを生み出し、傑出したギタリストとしてだけではなく、優れたコンポーザーとしても知られるようになった作品です。

前後をはさむ2作が強烈な個性を放っているせいか、このアルバムは作品としてまとまっているせいか、やや地味な印象がありますが、ジミヘンの本質というか彼が目指す音楽性を知るうえでは、最高のテキストになるはずだと確信します。

・「不朽の名盤
 そのアグレッシヴかつ斬新な音楽スタイルにより数々の傑作を発表し、天才の名を欲しいままにしたジミヘンドリクス。ギタリストとして無類の評価を受けているが、彼はロック史上最もクリエイティヴな音楽家であり、偉大なヴォーカリストの1人である。

 「Hey Joe」,「Foxy Lady」のあの猥雑で危険な匂い、「If 6 Was 9」,「Little Miss Lover」(いずれも本盤収録)に感じる強靭なファンクネス、「Wind Cries Mary」,「Angel」の妖しいまでの美しさ等、数々の傑作は、いずれも彼のヴォーカルなくしては成立しえない。彼のヴォーカルはスモーキーではあるが、艶かしく、黒っぽい。その力強い歌声こそが、彼の音楽をこの上なく肉感的に、そして強靭かつ官能的なものにしている。ソウルという言葉の定義が聴き手の魂を揺さぶる歌声ということであるならば、彼は私にとって最高のソウルシンガーである。

 「ボールドアズラヴ」は、そうした彼のヴォーカリストとしての魅力と、類まれなるソングライティングの才能が光る名盤である。度重なるリマスタリングにより音質の改善も著しく、ジミを最も身近に、そしてリアルに聴けるアルバムとしても貴重。前述した2曲はジミの作品の中でも特筆すべき傑作。重心の低いグルーヴ感がたまらない。また、ため息がでる程美しい「Little Wing」や「Catsle Made Of Sand」、小粋なJAZZ風の「Up From The Skies」等、他のアルバムでは聴けない品位溢れる曲がとても印象的な作品である。

 時代の象徴でありながらも、時代に流されることのない不朽の名盤。お薦めである。

・「Little Wingでしょう
『Good evening ladies and gentlemen , welcome to radio station EXP.』と言うとぼけた早口のアナウンスで始まるジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのセカンド・アルバム。1967年11月発表。ジミ・ヘンドリックスことジェイムズ・マーシャル・ヘンドリックスは、イギリスの音楽評論家クリス・ウェルチの説によれば1945年、ロバート・ソマの説によれば1942年の11月27日にアメリカ、ワシントン州、シアトルに生まれている。父は庭師、祖母はインディアンのチェロキー族の人間だった。12才からギターを始める。ガー・フィールド・ハイ・スクールを最終学年で中退、父の仕事を手伝っていたが興味がわかず、まもなく南部の101空輸部隊へ入隊、落下傘部隊として働く。14ヶ月後怪我で除隊。ナッシュビルへいってプロのギタリストとしてスタートする。さて、本作はジャケット(作成したのはデヴィッド・キシングとロシャー・ロウ)からして『サイケ』一色である。1967年の登場後、6月18日の第一回モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバルでは最終日にザ・フーの後を受け登場。フィードバック奏法→ギターにオイル注ぎ発火→ギターをぶっ壊すというアクトで観客を完全に圧倒した元気さそのままに爆発している。閑話休題。僕にとってはこのアルバムは『Little Wing』である。ご存知、エリック・クラプトンが『レイラ』の中でカバーしているが、逆立ちしてもこのオリジナルにはかなわない。ジミ・ヘンドリックスは圧倒的である。

Axis: Bold as Love (詳細)

Smiley Smile/Wild Honey

・「革命の時代
この2つは、今では様々なビーチボーイズ体験者が聞くことを想定すると、評価がかなり拡散すると思います。ここはひとつ、ブライアン・ウィルソンの「スマイル」をじっくり聞き込んでから、このCD1枚(実は当時のレコード2枚)を聞きますと、普通の聞き方では味わえなかった感動を得ることが出来ます。そこらじゅうで聞き覚えのある歌(ではなく音ですね)が出てきます。実は「スマイル」の断片を何とかまとめて、それに何とか手を加えて当時2枚のレコードを出したのですね。ブライアンだけでなくほかのメンバーの葛藤、人生が垣間見れる、ちょっと普通ではない貴重なCDです。「英雄と悪漢」と「グッド・バイブレーションズ」は、どれを聞いても新しい発見があります。

・「ブライアンが「スマイル」を放棄して出来たアルバム
「Today」以降、ブライアンは、ビーチボーイズのアルバムのプロダクトを行うようになった。その最大傑作は「ペットサウンズ」であるのは、有名ですが、その後、「Smile」の製作に取りかかったが、完成を急がせるため、キャピトルが先にレコードジャケット(曲名入り)を印刷してしまったり、ビートルズが「ペットサウンズ」に触発された「サージャント・ペパーズ」を発表したり(ビートルズはレノン、マッカートニー、敏腕プロデューサーの3人が協力し、対してブライアンは孤軍奮闘)などでドラッグ漬けとなり、「Smile」は放棄された。ブートレッグやボックスセットで片鱗を聴く事ができるが、完成したらどうなっていたか、興味深い。結局、ブライアンの作品をベースとして、作られたのが「Smiley Smile」である。「英雄と悪漢」は聴く限りでは、オリジナルよりポップで名曲に仕上がっています。「グッドバイブレーション」はヒットしたので、有名。もう1枚のアルバム「Wild Honey」も表題曲をはじめ、良い仕上がりで、かのバーンスタイン(指揮者)が名作と賞賛した作品。この2枚と、貴重なボーナストラック(グッドバイブレーションの製作過程など)も付いてこのお値段。買いでしょう。

・「ブライアン、きみは大変だったんだよねェ。
ビーチボーイズマニアにとって「SMILE」とは、若き日に突然逝った美しい婚約者みたいなもんでしょう。遠く失われたものは永遠の輝きを約束される、でも、出来ることならその輝きを蘇らせ至福にひたりたい、それが無理なら、その輝きのカケラでもいいから拝んでみたいと思うのは人情であります。でも、こと「SMILE」に関していえば、やはり、世に出なくて良かったんじゃないでしょうか。私もそのカケラを追い集めてみたものの、正直な話「ブライアン、きみは大変だったんだよねェ」と同情ひとしきりです。だから、この「Smiley Smile」は「SMILE」の断片ではあるものの、もっとも良質な断片であり、2曲目「Vegetables」はその最たるものと云えるのです。

・「落差の激しい2イン1
”Smiley Smile”このアルバムが生まれた経緯は、専門書がたくさん書いてくれています。よって、聞いてどんな音楽なのか興味のある方々のためのレビューにします。まず、ロックバンドのサウンドではありません。アルバムを通していえるのは、ひたすら内側に向かって響く音楽という事。脈絡の無い「夢の断片」をつなぎ合わせたような曲が詰め込まれています。たまにあることですが、人が見た夢なんて話して聞かされても、普通は楽しくないですよね。だからこのアルバムも皆で聴きいて楽しい音楽ではありません。簡単にいえばサイケデリックなコラージュをまぶしたポップスです。この一つ前のペットサウンズよりも、ぐっと敷居が低くて取っ付きやすいから、若い頃は「こっちのほうがイイ」と好んで聞いてました。一人でヘッドフォンをして聞くのが一番効きます。スケールの大きな曲「英雄と悪漢」(広がり系)と「グッドバイブレーション」(弾み系)も入っていますが、それら以外はものすごく小さい、一人遊びのような曲ばかりです。コレに対して、カップリングの”Wild Honey”はカールのハイトーンシャウトが炸裂する外に向かった(一般リスナーには届いていないけど…)アルバムで、この正反対の2枚が1枚に収まっていることが不思議。

・「スマイリースマイル~不思議なアルバム
「グッドバイブレーション」と「英雄と悪漢」は既にベスト盤で聴いていた。これらが入っているからという理由で他の曲も期待した。ん? なんだこれは? 野菜をかじる音、鳴り響く効果音、薄暗いムードがただようボーカル・・・。聴いていて寒くなってくる。あの華麗なハーモニーはどこへ行った?。

これはビーチボーイズの音楽ではない。一度聴いて、押入れにしまいこんだ。すぐに「サーファーガール」を聴く。「サマーデイズ」を聴く。やっぱりビーチボーイズは最高だ・・・。

しばらくして、いわゆる「スマイル伝説」を知る。そうだったのか・・・。 押入れから取り出してもう一度聴く。ううむ。これはこれで新しい形の音楽なのかもしれないな、と思ったりする。不思議だ。

Smiley Smile/Wild Honey (詳細)

Odessey and Oracle

・「数ある復刻CD、選ぶなら今作で決まり!!
60年代ROCKを代表する名盤『オデッセイ&オラクル』も、国内、輸入を問わず、各社から数種類もの復刻CDが発売されています。紙ジャケやデジパック仕様盤、ボーナストラック入り等。しかし、選ぶならこの30周年記念盤です。他の復刻CDでは未収録の「ふたりのシーズン」の別テイクが素晴らしい。終始クールな演奏のドラミングが、サビの部分ではタイトなリズムを刻んでいて、私はこちらのヴァージョンの方が好きなほどです。オリジナル・アルバム全曲もステレオ&モノ・ミックスで収録とヴォリューム十分。今作をリリースしたBIG BEATは、97年のBOX『ZOMBIE HEAVEN』でも実証済みのとおり、ゾンビーズに対する愛情が伝わってくるレーベル。

・「まったく
まったく知識のないまま、なんとなく買ってみたのですが。すごいですね。こんなセンスの塊のようなCDは初めて聴きました。何十回リピートしたかわからないくらいです。

・「
ぶっちぎりで大名盤。ビート、サイケ、ソフトロック… あらゆるカテゴリーを超越したポップ・ロックの決定的一枚。あまりにも美しいメロディと優れた演奏力、そしてジャケットのアートワーク、「あぁ」とため息が漏れてしまう。全てのポップ・アルバムはこの作品の前にひれ伏すしかない。同時代のビートルズやローリングストーンズの影に隠れてしまい陽の目を見る事は無かったが、ここ数年ロック愛好家の間で急激に再評価が進んだ。日産の車のCMでお茶の間でも聴かれるようになったが、ロック・ファンのみならず、全ての音楽ファンが手にすべき1枚。マスターピース!!!!!

・「「ふたりのシーズン」を含むサイケ・ポップな名盤
68年発表。当初はビート・ポップ的な要素の強いグループだったが、ラスト・アルバムとなった本作ではサイケ・ポップ色の強いメロディアスな作風を押し進め、「ふたりのシーズン」の大ヒット(全米3位) も生み出した。良く知られているようにこのヒットはグループが解散状態になってからのものであり多少のゴタゴタを生み出したものの、その後の彼らの新たな活動の自信に繋がったことは間違いないだろう。メロトロン、パープシコード、オルガンなどの各種キーボードを駆使したサウンドとメロディアスな楽曲はどれもが一級品だが、この作品はレコード会社の要望によってロッド・アージェントとクリス・ホワイトが既に録音されていたマテリアルの中から選んだ寄せ集め的なものである。にも関わらずここまで統一感があって優れた楽曲が揃っているのは彼らの音楽が既に一つの到達点に辿り着いていたことの証。紛れもない名盤だと思う。1.はサイケなアレンジにビーチボーイズ風のコーラスを加えたフラワーな佳曲。8.はポール・ベヴォア風・・・というよりもマッカートニー風の佳曲。全部佳曲が付いてしまいそう。

・「岡本信人の驚異の盆栽
地味な奴等が凄い作品を作っても、案外無視されがちなのである。仮に異常な奴等がまぁまぁのものでも作れば、ええっ! ってな意外性で周囲の関心事になるものだ。例えばアホの坂田が割りに上手に盆栽を育てていれば、「おおっ、凄い!」ってなもんで、テレビなんかでもワイワイ騒がれるだろうが、岡本信人が玄人はだしな素晴らしい盆栽を育てても、なんだかワイワイ騒ぐのも面倒だし、馬鹿馬鹿しい。このゾンビーズの名作はそんな岡本信人の玄人はだしの盆栽のような儚さがある。『ペット・サウンズ』や『サージェント…』と並ぶとはいえなくとも、ストーンズの『アフターマス』と十分にタメを張れる60年代の重要なアルバムなのだ。しかし当時も今もどうにも存在が薄いのはゾンビーズの持つ岡本信人性だろう。このアルバムを聴き、その素晴らしさを十分に理解できたら、今後は岡本信人も暖かく見守られる目を持つことができるようになるだろう。つまり人に優しくなることができる作品なのだ。

Odessey and Oracle (詳細)

Vols. 1 & 2

・「30年後の今でも新しい音楽的発想の豊かさ
ソフトマシーンの第1/2作のカップリング。3枚目以降のjazz-rock路線とは全く異なるアヴァンギャルド・ポップであり、それはケヴィン・エアーズ/ロバート・ワイアットのカラーに負うところのものと思われる。とにかく多彩な(ある意味では雑多な)音作りの試みが詰め込まれており、その発想の豊かさに驚かされる。ただし、録音は69年と古いため音質の点である程度の遜色があるのは否めないが、それもLPに比べCD化されてかなり良くなった。自分で、バンドなり自宅多重録音なり音楽をやっている人たちに参考になる作品と思う。

・「シーンを覚醒する音
当時の白黒映像にブっ飛び、即LPを購入してから何年も経つ。BBC音源CD化を期に、いろんな意味で輪郭がはっきりとしてきた初期ソフツ。当時の彼等はパリ五月革命に呼応して英国にも派生した思想的トレンドとしての、音楽を演奏出来る先鋭思想集団であり、前出の映像のアシッドなサイケ感覚とは別に、彼等の音楽自体は音楽的素養のある真っ当なものであったのが印象的だった。アメリカの所謂サイケと異なる点は、ヒッピー的な共同幻想とは違い彼等が個人主義から出発している点だ。メンバーの個としての思想の素粒子を明確に一つの作品に収めるという点で、録音技術の限界であるこのスカスカした音は「成功」している。この辺りまでが現代思想と音楽が関連していた時期の頂点であり、また彼等はそこに咲いた花!として当時のシーンでは異色の存在だった。その後急激に音楽に於ける「フレンチ・リブラ」のモードは衰退していき、ソフツにおいてもメッセージ性は薄れ、純粋に音の追及へと変化する。.....と歴史的にみればここまでだが、単に音として聴けば昨今のサンプリング使用にも堪える超・歴史性をしっかり兼ね備えている。そこが後期ソフツより古くて新しい所であり、この3人の頃の特異な点かもしれない。日本のファンはその点を多くで音楽的特異さと混同してはいないか。それを再考する為にもこの1st&2ndのカップリングはいい素材とおもう。

Vols. 1 & 2 (詳細)

After Bathing at Baxter's

・「よく出来ているとは思いますが
よく出来たアルバムだとは思いますが、結局Grace Slickの硬質な声になじめなかった私は好きになれなかった。3人のボーカルとギターの絡みがスリリングであることは認めます。それから、彼らが標榜していた音楽の社会性云々は太古の昔のことになってしまった。甘ちゃんのガキががなってみても世の中何も変わりゃしない。ま、あたりまえか。

After Bathing at Baxter's (詳細)

Ash Ra Tempel

・「ジャーマンサイケの代表作:長い、空間的、重たい、シャレてない
冗長、実験的、宇宙的、無骨、ジャーマンサイケの特徴はほぼ併せ持ってます。ロッカーなら一度はやってみたいサイケセッションです。

追記:ジャーマンサイケも色々ありますがアモンデュールなどのドコスカ即興でもなくカンなどの知能犯でも無いのですが、何か浮き出たジャーマン名盤でもあります。やはりマニュエルゲッチンクのジミヘンの影響もろ出しながら、どっかはみ出した超空間的なギタープレイ、シュルツのバス連打が醸し出す妙なノリの、決して適当ではないがロッキンなドラムプレイがやはりこの音楽の核になってるでしょう。この二人は後の活動の見てももちろん天才ですが、その間に挟まれたベースのエンケのプレイもなかなか暗黒風味のサイケなベースプレイでいい味出してます。エンジニアはコニープランクであるし、B級には出せない、やっぱ名盤の味です(多分)。

・「なんというサイケ
ドラッグを決めてだらだら好き勝手にやっている。この動と静の二曲はドラッグなんてやったことのない人間にさえ、トリップ感を味わせてくれる。ただ好きなことをやったら気持ち良かった、それ以上の音楽はない。シュルツのどこどこドラム、エンケの何やってんのかわかんないベース、そして十八歳の天才ゴッチングのギター。トリオというロック最小構成の真髄を感じましょう。

・「ドラッギー
カフェイン飲んでブッ飛んだこと書いてる僕はダメですか。 そうですか。

でもこれは、酒やら薬やらを併せて聴くことで ブッ飛んじゃってる人がいっぱい居そうなイメージの一枚。 1971年発表のAsh Ra Tempel最初のアルバム。収録曲数は2曲。

邪悪で不気味なイントロダクションから、 α波が出てそうな懐深そう低音安定ドラム +ひたすらギュインギュインなフリーダムギターソロ、 そして最後の爆発。 この、インプロの渦中からサイケデリックを練りだしていく その過程を表現したかのような1曲目は ヒッピー文化の賜物なのかも知れぬ。

2曲目は聴覚映画体験。 何だか、知らない言語・知らない国の、 全く前情報の無い映画を観ていて、 その中の壮大な宮殿の中に入っていくシーンに ひどく胸を躍らせた時の気持ち。 怪しい物を、厚い扉一つ開けて見てしまったかの様な ドキドキした気持ちを持てる。

両者、酔って聴け、聴いて酔え。

Ash Ra Tempel (詳細)

Birthday

・「60年代末期、こんな音楽がありました。
日本で言われている「ソフトロック」というくくりでいうと、このアソシエイションの4thアルバムは間違いなく、その五本の指に入ってくるでしょう。カートベッチャーの卒業生と聞いて、少し敬遠する人がいるかもしれませんが、このアルバムは大丈夫。しっかりポップに仕上がってます。60年代のポップスのきらびやかさ、サイケ風味、緻密なコーラスワーク。これらがほどよく交わって、まるで万華鏡の中にいるかのような錯覚に陥ります。

また、トータルアルバムとしての完成度の高さも見逃してはいけません。

「Come on in」の滝のように流れるコーラスで聞く者を圧倒したかと思えば、「Like Always」ではさりげないジャズコーラスで手招きしてみる。そして「Everything that touches you」で桃源郷にトリップさせて、「Time for livin'」で時間も忘れるほどの楽しいおもてなし。それから「The bus song」で一度はぐらかせて、最後に「Birthday morning」でキッチリお祝い。

このアルバムにはフィフスディメンションで有名なボーンズハウが全面プロデュースしています。当然彼の持ち味であるベースラインがこのアルバム全体をリードしているので、前衛的なことをしながら非常に安定したサウンドを作り上げることに成功しています。

一人で夜中にヘッドフォンをしても、一度聴いただけでは決してすべてを把握することができない緻密なコーラスアレンジ。すぐ気を抜くと目の前が真っ白になることもしばしば。そう、忘れては行けません。これが1968年に発表された音楽だということを。

・「思わずのけぞってしまいます。
♪美しいハーモニーです。

これは、68年3月に発表されたアソシェーションの4枚目。デビュー時のカート・ベッチャー、ジェリー・イエスターに続いて、エンジニア出身のボーンズ・ハウがプロデュースを担当。詳細は解説を読んでいただくとして、彼は、フィフス・ディメンション、タートルズ、サンドパイパーズ、カーニバル、セルジオ・メンデスなど、ソフトロックの名盤を数多く手がけています。

個人的なおススメは、ボーカル・ハーモニーのせつなさに思わず泣けてくる『Rose Petals』。コーラスのリフレインを思わず口ずさみたくなる『恋にタッチは御用心』。ミディアム・テンポのリズムリフに思わず体が揺れる『Toymaker』、美しいサビの連続に思わず胸が熱くなる『Birthday Morning 』かな。

ほかにもいい曲があります。思わず、の連続です。

特に、彼らの専売特許でもある、美しいハーモニーの『Toymaker』。サウンドアレンジの技もさえています。私はいつも「スゲェー」と、のけぞってしまうわけです。楽曲の素晴らしさに加え、ボーンズ・ハウの手腕も見逃せません。

みなさんも、思わずのけぞってください。

・「美しいロックスタイル
アソシエーションのジャンルがソフトロックとなっていた。ロックほど重くなく、ポップスほど軽くなくって感じなのかな?野郎どもが六人もいたら鬱陶しいハズが、六人が女性のような柔らかいハーモニーで聴いてる人の心をわしづかみに…。サウンド的にも美しいし、メロディーラインもかなり美しい!でも、パンチの利いたリズミカルなドラムもすごくよいし。60年代にしては音質が上品デス!サイケな感じのジャケットもお気に入り

Birthday (詳細)

Song Cycle

・「甘ったるくて、シニカルで
メロディーは甘ったるいが、言葉はキツイ。1曲目Vine Streetの作者Randy Newman同様Popな英国系音楽といえますが、音はやはりアメリカンですね。後にBrian Wilsonとのコラボレーションもありますが、Beach Boysファンは気に入るのでは?10CCが好きな人にも良いかも。でも、一番近いのはやっぱりRandyかな?2ndの「Discover America」ではがらっと変わってカリプソですが、1973年には両アルバムとも良く聴きました。歌詞を気にせずにメロディーだけ流しておけば、両方とも良いBGMになりますよ。

Song Cycle (詳細)

The Move

・「マージー・ビート風のギター・ポップでまとめられた作品
ロイ・ウッド率いるムーヴの68年発表の1stアルバム。全編が60年テイストに溢れるマージー・ビート風のギター・ポップで通されたロイの原点とも言うべき内容の作品である。微妙にサイケな薬味を効かせつつもその耳当りはやはりポップ。この時代のギター・ポップの代表的なグループとしてお薦めできる作品だと思う。簡単に言ってしまえばサージェントペパーズ風のギター・ポップ・・・ってことになるだろうか?随所に弦や木管などが美しく絡む。シンプルで一曲の時間も普通のポップ曲程度に押さえられたこのアルバムは、よく考えてみるとロイの関わった作品の中でも異色であり、その瑞々しさは本当に眩しいくらいだ。プロデュースはプロコル・ハルム等の仕事で知られるデニー・コーデルだが、6.と13.の共同プロデュースと弦のアレンジはトニー・ヴィスコティとなっている。3.はジェフ・リン率いるアイドル・レースも取り上げた激甘ポップな一曲。弦の響きが素晴しい。6.は木管の響きが美しい曲で初期ムーヴの代表曲の一つ。全体としてはややアレンジ、演奏が荒いものの、メロディの美しさは特筆もの。英国ロック・ファンでこれを外す人はまずいないでしょう。

The Move (詳細)

Freak Out!

・「最初の一歩
 ザッパとオリジナルマザーズのファーストアルバム。文句なしの傑作。ロック畑の人がザッパの迷宮に入る上では一番聞きやすいアルバムだと思う。3曲目は,日本の頭脳警察の名前の由来になった曲。 12曲目も古さを感じさせないかっこよさ。13,15曲目は,長尺の前衛音楽風。ひたすら明るい7曲目(つづりは違うが,同音のPavementのアルバムに影響を与えた)など,バラエティーに富んでいるので聞きやすい。 マッドリブのQuasimotoの新作アルバムでも,ジャケットでリスペクトされるなど,その後に与えた影響も絶大なものがあります。

・「完璧に計算された確信犯的作品
このアルバムが当時のロック界にどれだけの影響を与えたかを考えると、絶対に外せないアルバムといえるだろう。もちろん私はよくあるシンコーミュージック系の『ロック名盤100』みたいな感覚でこれを書いているのではない。このアルバムはその手の本でロックを知ろうとする人間には、どうでもいいアルバムになるだろう。レッド・ツェッペリンの二宮金次郎をジャケットにしたようなアルバムと同一線上に並べられるものではないので。このアルバムはその後のザッパのやりたい放題路線よりも、より細やかなアルバム作りがなされている。ポップと脱ポップのボーダーを微妙なバランス感覚で進んでいる。それは偶然にできるものではなく、完璧に計算された上での確信犯的な作風なのだ。そしてこれを聴き、今まで自分がコレクションをしてきた当時のグループにどれほど影を落としているかをその耳でしっかり確認して欲しい。

・「Learn english
This album is supposed to be a “humorous” album, and a lot of the songs present in this album are making fun of the types of music that were popular at the time. Being a classical composer, Zappa probably did not think very highly of “pop” music, so this album was probably his way of making fun of the art form. I would say that 2/3 of the humor present in this album comes from the sarcastic lyrics. If you have a tenuous grasp on the English language, though, the joke would fly right part your head and this would sound like an "average pop album". You would have not any idea that “wowwie zowwie” is about a lover who is so enthralled with his finance that he's willing to overlook her hygiene, with lyrics like “I don't care if you brush you teeth, I don't care if you shave you legs”. The social commentary on the American education system in “hungry freaks daddy” would also fly right over your head. If you are fluent in English, you will realize that the lyrics in many of these songs are extremely sarcastic. I speak fluent English, so I get the joke.

・「自信を持って「期待はずれ」(「駄作」ではない、念のため)
Zappaのヘンテコな(以外に氏の音楽を形容する言葉が思い浮かばない)アルバムを色々と聞いた後で「最初はどんなことをやってのかしら??」とワクワクしながら聴き出したのですが、、、さて、Zappa的なビートルズの解釈をみんな聴きたいどろうか?演者間のスリリングな駆け引きのないヘンテコじゃないZappaなんか聴く価値があるだろうか?このアルバムは「最初の一歩」といった易しい評価をするのではなく、本来、Frank Zappaのアルバムとして世の中に出してはいけなかったのだ。確かに、Zappaが若手でこのアルバムが出た頃は、レコード会社の意見を無視して好き勝手なアルバムを作れるだけのキャリアはなかったのだろう。でも後年のLive in N.Y,や甘アマのLatherにすら漂う緊張感が本作には全くない。Zappaという枕をはずしたとしても、この手の音楽についてはBeatlesのRevolverがある種の道しるべを提示しており、その後で、彼らが同じような音楽をやる意味があるとは個人的には思えない。Zappaのアルバムとしては一番最後に購入するアルバムでいいと書くとZappa信者から総スカンを喰らうか??でも、このアルバム購入に際して要注意であることは伝えておきたい。これを聴く時間があれば、Sheik YboutierやThe Best Band You Never heard in Your Life、One Size Fits All、Zappa in New York、死後に発表されたベスト盤、Latherとか繰り返して聴きたい作品は他に幾らでもある。お金に余裕のある30代以上は別にして、お小遣い、バイト代をやり繰りしている10代、2O代は、このアルバムを買う前に他のZappaを聴くことをお勧めします。後になって人の仕事にケチを付けることぐらい簡単なことはないことは分かっていても言ってしまいたくなる、そんなアルバムです。

Freak Out! (詳細)

Butterfly

・「サイケ・ポップ全開
 特別なファンでもない限り、ホリーズというとBUS STOPのイメージが強いけど、これはサイケデリック色を強めてからの1枚。たぶん、ホリーズのアルバム中、1、2位を争う出来栄えでは?(全部聴いた訳ではないけど…) 軽快なメロディーでつい口ずさみたくなるDEAR ELOISEから幻想的なBUTTERFLYまで、曲調や楽器編成、コーラス・ワークなどサイケ色あふれるアレンジ。まさにサイケ・ポップを代表する1枚だ。 ただ、何となく欲求不満が残る1枚でもある。EVOLUTIONあたりでも感じるけど、ホリーズの音楽は妙に軽いというか、もう一つ心にズシンと来るものがない。その辺が、星5つにできない原因かなあ。  

・「Butterfly
ホリーズは勿論、このアルバムではないアルバムというかシングルに代表曲がある。けれどもこのアルバムは素晴らしい。ホリーズが得意とする湿り気を帯びたメロディーもこのアルバムではメジャーコードに合わせて歌われる。そこが良い。トレモロ、フルート、シタール、タブラ、ストリングス、コーラス、少々複雑なブリッジ。サイケデリックポップの洗練された要素のようなものを上手く取り込んで、優しいメロディーに包んだ上質な浮遊感。どの曲もどの曲も、おおよそ全曲がそういう雰囲気を持ち合わせている。意図的であったとしても、ここまで意図的にメジャーコードで美しくサイケデリックポップを作り出せるというのはスゴい。何度となく繰り返し聴いてしまう1枚。

・「どうしても、
同時期に発売された、ミレ二ウムの「ビギン」と比較対照してしまいます。ビギンは、「レコード会社の意向」というもので売れなかったけど、音楽的発想は、40年経った今でもとても輝いている。このアルバムは、いい曲が収録されているし、凝った音作りもされているけど、なぜか「感動する」ことができない。

Butterfly (詳細)

Deserter's Songs

・「見捨てられた者の歌。
結構é...·è©•にè¿'い事書かれていた某音楽é›'誌のレãƒ'ューや、もろバニーメンなサウンドに、今æ›'ネオ・サイケかよ、とちょっとがっかりã-たグラスホッãƒ'ーのソロ作å"ã‚'è'いて個人的にはちょっとã-た不安があったのですが、やっぱりかなり大好きなバンドだからなぁ、という事で買わずにはいられず、思わず発売æ-¥å‰æ-¥ã«è³¼å...¥ã-まã-た。一è'ã-ての一言は「何だã"れ、めちゃくちゃええやã‚"か!」でã-た。確かに以前の彼らのスタイルであったサウンドé"...ノイジーに炸裂するヘãƒ'ィーなサウンド(ï¼'ï¼³ï¼')奇妙な音の上å¡-りサウンド(ï¼'ND)ジャジーで幻想的なサウンド(ï¼"RD)に感じられたサイケデリアはã"ã"にはありませã‚"が、狂æš'かつç²-é›'+浮遊感+スペイシーであるã"とがサイケデリックの真の要ç' ã§ã¯ãªã„ä!º‹ãŒç¢ºèªã§ãã‚‹ä¸€æžšã§ã‚ります。おç'„束になってã-まっているロックのæ-‡è„ˆã‹ã‚‰å®Œå...¨ã«é€¸è„±ã-た、壮厳なまでに美ã-く、メロディックで悲ã-いサウンド。ã"れほどの現実逃避音楽ã‚'ä»-でä½"é¨"する事なã‚"てできませã‚"よ。サイケデリックなã‚"てカテã‚'リは完å...¨ã«è¶...越ã-た、いや、ロックなã‚"て概念ã‚'もè¶...越ã-てã-まった恐るべき曲の数ã€...。絶望的なまでに悲ã-ã'で深遠なサウンドに、時折è¦-くå...‰ã®æ§˜ã«è¼ãæ³£ã'てくるくらいに美ã-いメロディ。本å½"に大å‚'作アルバムでã-た。とã"ろで、タイトルの「見捨てたè€...」って、誰なのでã-ょう。ï¼"RDã‚'é...·è©•ã-た人ã€...か、バンドã‚'去ったデãƒ'ィッド(現SHADY)の事なのか。色ã€...辛い事もあるのでã-ょう。言っときますã'ど、僕は見捨てませã‚"よ。絶対にね!

Deserter's Songs (詳細)

Their Satanic Majesties Request

・「初めてのセルフプロデュースで力を入れすぎて血迷ったストーンズが楽しい
ジャケットã‚'見てわかるようにストーンズの最もストーンズらã-くないアルバム。ãƒ"ートルズのサージェントペッãƒ'ーズへの対æŠ-作とã-て作られたらã-いがどã"まで本æ°-だかわかったものではない。ã"ていねいにジャケット写真までサージェントペッãƒ'ーズと同じマイケル・クーãƒ'ーã‚'èµ·ç"¨ã™ã‚‹ã¨ã„う念のいれようで、ã-かã-あまり深い意å'³ã¯ãªãã€å˜ã«æ™‚代のムードにあわせていた程度なのだろう。ã"れまでのアメリカ中心のR&Bバンドとã-てのレコーディングã‚'やめ、å½"時のロンドンのハヤリに積極的に同åŒ-ã-ようとã-た結果と言える。ãƒ-ロデュースもローリングストーンズ。

初めてのセルフãƒ-ロデュースの中でå†...容も混沌とã-ていて、混沌のドサクサにストーズのアルバムでå"¯ä¸€ãƒ"ル・ワイマンの自作曲が発表され!ã!!¦ã„る。ストーンズのアルバムでは後にもå...ˆã«ãƒ"ル・ワイマンの曲はã"の一曲である。ã-かã-マイナーなアルバムかと言えば違ってて、“She's a Rainbow”など今もCMに使われる有名すぎる曲もå...¥ã£ã¦ã„ã‚‹ã-、ラストの“On With The Snow”などもè'きやすいいい曲である。ストーンズのアルバムというより、ストーンズã‚'通ã-てå½"時のロンドンの雰囲æ°-がよくわかる作å"ã¨ã„うべきか。ã"ã"で行き着くとã"ろまで行った彼らは次の“Beggars Banquet”で一æ°-に逆のæ-¹å'へ突進ã-、ストーンズの進むべきæ-¹å'ã‚'確立するã"とになる。

・「時々聴きたくなる曲が入ってます。
シングルの寄せ集めがアルバムと言う感じだった当時のアルバム感からすると、ある意味では意欲作だったのかな?ビートルズのパロディーぽっいけど、それぞれの楽曲のクオリティーは高いです。

・「ストーンズ史上 最も賛否両論わかれる作品
発売当時、シングル志向からコンセプト性をもったアルバムを発表するロックバンドが増え始めた。時代はベトナム戦争など混沌とした時代でロックにも社会問題に対する意義や思想を求める時代でもあった。ストーンズもサイケデリックなこのコンセプトアルバムを発表した。ここにはパワフルなロックを発するストーンズは存在しない。フォーキーでサイケデリックな楽曲が並ぶ。ストーンズ史上、最も賛否両論わかれる作品である。ビートルズの「サージェント~」やビーチボーイズの「ペットサウンズ」のようなロック史上に残る評価は後になってもされなかった。しかしながら、「6.She's A Rainbow」のような名曲もある。この作品のあと彼らは原点回帰し自らのロック道を歩む事になる。

・「やってシマッタ
ストーンズにもこんな時代があったてこと。周りの甘言にまんまとノセラレテシマッタ。あのR&Rのストーンズはここには居ない。まあ、若かりし頃の失敗。誰にでもあることさ!やつらの凄いところは、これで終わらなかったこと。

Their Satanic Majesties Request (詳細)

Fifth Dimension

・「霧と飛行機の雰囲気
タイトル曲である「霧の5次元」とアナログ盤ならおそらくB面の一曲目になる「霧の8マイル」をフィーチャーしたアルバム。ロジャー・マッギンのリッケンバーガーのエレクトリック12弦のインプロビゼーションが炸裂する霧の8マイルは数あるフォークロックの中でも最高の演奏だし、最後の「ジェットソング」まで昔憧れたアメリカや飛行場の雰囲気と

ドラッグの雰囲気に満ちている。「霧の5次元」は4分の3拍子のシンプルな曲だが、メンバーのコーラスが60年代のテイストで今でもいっしょに歌いたくなってしまいます。

・「最高傑作ではないかもしれないが・・・
私はこのアルバムが好きである。フォーク・ロックの音が聞きたいのならVol.1~2の方がそれだと言えるものなのだが,それにここからやたらとSF趣味傾向が出始めるんだけど,それでもM2、M10辺りを聞くとこれぞアマチュア的で飾り気なしのフォ-ク・ロックだと愛しく感動してしまうのである。

勿論ヒット曲「霧の8マイル」は放送禁止になってから好きになった。

このアルバムから彼等は明らかにトラッドを離れて自分達の推進力で飛び立とうとしている姿が見て取れる。それだけに,上記二曲のフォーク・ソングがやたらと心に引っかかるのだ。彼等がオリジナリティにおいて最も充実するのはこの後の2枚のアルバムになるのだが,独立前夜の混沌のような音の並びが印象に残る。バランスの悪いアルバムなのだが,好きになってしまった。

・「4次元ではなくて5次元
奥行きが増したbyrdsサウンド、味わいのあるアルバムです。

それまでの雰囲気とは違って「何かを知ってる人」の音になりました。磨きのかかったコーラスは彼等特有の憂いをリスナーに伝えてくれます。ジャケットも含めて素晴らしいアルバムです。

Fifth Dimension (詳細)

Mr. Fantasy

・「ロックの名盤ここにあり!
このCDはとてもお得だ。ボーナストラックが5曲付いている。何と言っても[Paper Sun][Hole In My Shoe][Smiling Phases]が聴ける事だ。このトラフィックはとても不思議なグループで何とも言えない世界へ導いてくれる。イギリス独特な雰囲気で特に郊外の民族音楽的な要素が十分に含まれている。またウインウッドとメイソンのバランスがいい。我が侭メイソンをどう操るかもこのグループの面白さのひとつだ。全体的楽曲の良さが光る正に名盤ここにあり!

・「トラフィックデビューアルバム
'67年作、時代が時代だけに一言でいえばサイケデリックロックなのですが、元スペンサーデイヴィスグループのスティーブウィンウッドのボーカルだけはどうしようもなく真っ黒で圧倒されてしまいます。そしてこのアルバム、'67年英国当時のどのアルバムよりも音がいいんではないでしょうか?特にベースとバスドラムの音質、バランス、一体感の良さは冒頭の曲から感じ取れます。アイランドレーベル製作(ロンドン、オリンピックスタジオ録音)のレコードって'67年以降は、最新機材の導入によるものなのか、とにかく音がいいです。楽曲はバラエティに富んでいてヴォードヴィル調(同時期のキンクスのような)あり、ラテン調あり、ジャズロックありの楽しめる内容となっています。そしてボーナス(11~15)のヒット曲両面も、名曲揃いです。15は映画「茂みの中の欲望」のサントラテーマ曲で凝った曲構成が素晴らしいです。2の途中と最後でスタジオに居合わせたスティーブマリオットのかけ声や笑い声が入っていてなんとも心なごみます。特徴のある声なのでファンならすぐわかるでしょう。ああ、この時英国最大のソウルボーカリストが二人揃ったんだからゲストでデュエットでもしてもらってそれも収録してほしかったなあ・・・

・「トラフィックのサイケな異色作
トラフィックのファースト。セカンド以降の音楽からすると、これは異色だ。しかしサイケファンにはたまらない1枚。テープ逆回転やメロトロン、7のUtterley Simpleではデイブ・メイスンのシタール演奏(チカリが中心だが)が聴ける。6のDealer、はじめはおとなしいカウベルだが最後はうるさいぐらいに複雑なリズムをとる。8のColoured Rainはアル・クーパーがカヴァーしてます。

Mr. Fantasy (詳細)

The Book of Taliesyn

・「華麗なる世界
パープルの第1期、ロッド・エヴァンスとニック・シンパー在籍時、リッチーよりもジョンの頑張ってた時代。まず、オープニングの. Listen, Learn, Read Onにドギモを抜かれます。サイケで、スペーシーで、なんと言ってもロッドの『語り』にぐぐっと来ます。ライブ定番のHard Road (Wring That Neck)、ヒット曲のKentucky Woman、 ものすごいアレンジのティナ・タナーのカヴァー・River Deep, Mountain High、ここまでやったぞビートルズ・We Can Work It Out、また、隠れた(でもないか?)オーケスト・レーションを含んだ最大の聞きものAnthemなどなど、息つく暇もないパフォーマンスの数々、この頃からリッチー、ジョン&ペイスはやっぱり、タダ者ではなかったと実感できます。素晴らしい!!

The Book of Taliesyn (詳細)

Trout Mask Replica

・「歴史的名盤。でも初めての人は注意!
初めての人に…・とわざわざことわらなくても、知ってる人はすでに何十年も前から死ぬほど知ってて、いまさらこれ読んでるなどということはないですね。

これは押しも押されもせぬ、本当の意味でのプログレッシブなロックの歴史的名盤です。でも「いわゆるプログレ」ではありません。4強とか5強とかいわれるグループの音を想像すると、これ以上ないというぐらいはずれますので注意のこと。

たくさん試聴がついているので、しっかりどんな音か確かめてからにしてくださいね。しかしこれ、69年のアルバムです。69年といえばプログレ暦でいうと宮殿元年ですね。ロックにクラシックをもちこんだ!などとさわいでいたときにすでにここまで「なんでもあり」の世界に到達していました。ザッパ、マッツ&!モ!ルガン、Xレッグドサリー、サムラ、90年代の日本、北欧あたりでぼこぼこでてきた「なんでもあり」の元祖。音が似ていると言う意味ではないですよ。万博より前にすでにここまで来てる奴がおったという話です。言葉の真の意味で、「プログレッシブ」なものをと思う若い方、十分に試聴の上、どうでしょうか。

・「ヘイヘイヘーイ
世紀の奇盤とかロックの極北とかわーわー言われてますが、確かにビーフハートの印象はそんな感じだと思う。でもこのアルバムに関しては違う。巷の評判ではこのアルバムこそビーフハート一番の謎であり最強のアヴァンギャルドロックだというのが有名なところだが、実際聴いてみればなんとやわらかくさわやかなことか。この頃の彼らは山奥にこもって毎日血のにじむ練習に励んでたハズだけど、そんな世界から隔絶された生活が逆にこの不思議な雰囲気を作ったんでしょうか他のアルバムに見られるキリキリと尖った神経症的なアヴァンギャルドさはなく、そこはかとなく流れるヒッピー的な余裕を感じる。だからこのアルバムはアヴァアンギャルド~ノイズ的なものじゃなく、ゴングとかのヒッピー系フリーミュージックの最高峰と言えます。名盤!

・「刺激的な彼の音楽の中でも、もっとも刺激的な作品
 強烈な毒を含む音楽だ。Beefheart がフリーフォームの Jazz をもっとも積極的に取り入れたアルバムであるため、彼の他の作品とはかなり印象の違う仕上がりになっている。Beefheart は好きだがこれは受け入れられない、というひとが少なからずいることだろう。  4曲目の Ella Guru はアルバム中でもっとも知られた曲であり、かつこのアルバムの性格をもっとも良く表し、その特徴を凝縮した曲だと言って良い。一見、各メンバーが自分勝手に楽器をかき鳴らしているだけのように聞こえるのだが、よくよく聴いてみると緻密なアンサンブルが形成されていることがわかってくる。  Ella Guru は試聴できるようになっているので30回ぐらい繰り返して聴いてみてほしい。混沌とした音像の中から、確乎とした秩序が突然浮かび上がる時の驚きを是非味わっていただきたい。

・「妥協なきロック
一聴した印象は、おそらく適当な即興演奏にすぎないというものだろう。だがよくよく何度も聴くことによって、どれほどに作りこまれているのかということに愕然とするし、8時間で作ったなどという伝説が心から疑わしく思える作品だ。

所謂デルタブルース、フリージャズの融合というキャプテンビーフハートであるが、多くのブルースが今では色あせたように思える中、この楽曲たちは今なお新しく輝き続けている。すべての曲が「ぶっ飛んで」いるので、聞き飽きるということもほとんどないのではないか。フリージャズの良い意味で適当な部分を計算づくでやってしまう逆説的な適当さこそが、ザッパには無いキャプテンビーフハートの良さであるし、へろへろに思える演奏も芯がしっかりしていて非常に聴き応えがある。だが、正直言って聞きにくいのも事実である。これを聴く人は、それなりの覚悟を持って聴いてほしい。

・「笑ってしまいました


一曲目からテンション高くて、思わず「うわぁカッコええなぁ」と笑ってしまいました。このおじさんすごいイカす人ですね。これはフリージャズがどうだとかブルースだとか、なんかそういうカッコつけた聴き方で聴くものじゃないでしょう。素直に面白くカッコいい音楽だと思います。こういうどんがらがっしゃーんって音楽大好きです。声の渋さも素晴らしいです。発音もわかりやすい。全曲好きです。

Trout Mask Replica (詳細)

ライヴ/デッド

・「傑作ライヴアルバム~ジャンルを問わず音楽好きは必聴!
 ロックのライヴアルバムといえばいくつか名盤といわれている作品がある。 ディープパープルの「ライヴ・イン・ジャパン」、イエスの「イエスソングス」、ザ・フーの「ライヴ・アット・リーズ」等々・・・。 このアルバムもこれら名盤といわれる作品群のひとつといえると思う。素晴らしい楽曲。そしてジェリーガルシアの繊細なギターサウンドから繰り出される多彩なフレージング。果てしなく続く聴き手をトリップさせるインプロヴィゼーション・・・。何もかもが素晴らしい。 それと私がいつも耳を奪われるのが、フィルレッシュのベースギターである。ジェリーのギターのバックでメロディックに動き回るアドリブプレイ。まさに湧き出る泉の如く次から次へとメロディアスなフレーズを奏でる。しかもこんなに弾きまくっているのに全く耳障りではない。またギターとの絡みも非常に心地よいのだ。私はクリームのライヴ音源も好きである。しかしデッドのこのアルバムは、クリームとは違う独特の「浮遊感」のようなものがあり、それが心地よくてデッドを聴く頻度の方が高いのだ。演奏もサウンドも文句の付けようがない。 私は仕事から帰るといつもこのアルバムをプレーヤーにセットする。音のうねりが心地よく響き、俗世間のしがらみに打ちのめされた心と体を癒してくれる。もちろんベースフレーズをコピーする楽しみもあるが、ここは思い切りリスナーに徹してこの作品に身をゆだねるべきではないだろうか。間違いなく心地よい時間を提供してくれるはずだから・・・。 余談ですが、初期ソフトマシーンが好きな人にもお薦めかと・・・。

・「亀はデッドの音楽姿勢か。
なめらかな一曲目からタイトルチューンまで一気に聴いてしまった、しかしドナゴッドショウのサンライズはなんか古めかしい60s後期の感じが?あとキースオールセンの売れ線にしたい考えが見え見えですね。ともあれ私は大好きです。

・「《私にとって衝撃の1枚です》
このアルバムを初めて聞いたのは1970年代の後半だったと思います。もちろん、当時はLPで、片面2曲などというのはジャズやクラシック以外知りませんでした。ひとつひとつの曲の演奏時間はとても長かったという印象がありますが、今になって思うと彼らはあの当時からずぅーと同じスタイルの演奏をしていたという事になります。'Dark Star' 'St. Stephen' 'Turn on Your Love Light' などの曲は、その後も彼らのライブでは欠かせない曲として残っていきます。

2003年の The Dead サマーツアーに行きました。Jerry Garciaは存在しませんが、彼のスピリッツは今も生き続けています。

・「んーデッド!
最初から23分以上の大作!ライブには定評があった彼らの初(と思う)公式ライブアルバム!これだけでも十分でしょう。プレイ面や精神面でとりあげられることが多いが歌のメロディーも素晴らしい。ライブが見てみたかったバンド。

・「リッチなサウンドで聞きやすいスタジオ盤
1977年リリースのスタジオ作。プロデューサーに絶頂期のフリートウッドマックなどを手がけたキース・オルセンを迎えただけあって、同時期のスタジオアルバムの中では、今聞いても時代を感じさせない厚みのあるバランスの良いサウンドが印象的だ。大作のタイトル曲、ライヴで定番のEstimated Prophetのファンキーさ、Samson & Delilahの力強さなどが聞き所だろう。

ライヴ/デッド (詳細)

Kick Out the Jams

・「リアル・パンク
MC5を語るときよくリアル・パンクと言う。パンクといえばピストルズだけど、このアルバムを聴くとピストルズはただ何かに反抗していただけだが、MC5は本気で怒っていて本気でアメリカをひっくり返そうとしていたことがわかる。だからリアル・パンクなんだと思う。あとは最近の自称パンクス達がどんなTATTOO入れるかしか考えてなくてまったく中身が無いのもこういう言葉を生んだ原因だと思う。何かに反抗してるだけじゃガキでもできる。今までもこれからも世界一のバンドの、最も熱かった瞬間。

・「ハイエナジー。ロックンロール。
これを聴くたび、ただただヴォリュームを上げたくなる。MC5は気持ちをどこまでもハイに、ムチャクチャ盛り上げてくれる。圧倒的に荒々しいフィードバックノイズ、うねるグルーヴ。<5秒で決断せよ!5秒でなぜこの地球上でお前が存在しているのかに気付け!さあ、証言せよ!>(アルバム冒頭部抜粋)たしかに、これはたかだかロックンロールだ。だがこれは俺にとっては革命そのものだ。

・「アンビリーバブル
ライブアルバムの決定的な一枚であると共に、全ロックンロールファン必聴の唯一無二のアルバム。これを聴くと時代性という壁が実にチンケなものに感じてしまう。流行りを追いかけるのは悪い事じゃない。しかし、時々立ち止まってこのアルバムに収められている音を聴いてみて欲しい。

気付くはず。流行っていう言葉の陳腐さに。現代のロックシーンの不毛さに。そして単純にギターっていう楽器のカッコ良さに。

・「音の衝撃でjはなく。
彼らのサウンドはとても難しい。ガイド本にある評価は、彼らがどれくらい政治的なバンドだったか、これに尽きる。”Kick Out the Jams”最初のMC,かの4文字言葉が当時与えた衝撃をどれくらい書かれても、当時の時代の空気を知らないものには、ライブの息遣いから伝わる生々しさ以外は分からない。しかし、である。ここにある衝撃は、単に当時のサウンドの新しさや、政治的発言の過激さではない。彼らがガレージの元祖であることをどれだけ書かれても、その後のガレージを知っている人には、趣味的な関心しか惹き起こせない。はっきりと書けば、ここにあるのはガレージの雛形だったり、言葉の衝撃ではない。それは、怒りなのである。私はここまで怒って怒って怒りまくっている音を知らない。そして、それを感じた瞬間に彼らの音はまるで違って聞こえてくるのだ。私が彼らに惹かれるのは、音の新しさや衝撃ではない。ここにある怒りの生々しさこそが、彼らの音が今でも色褪せない最大の理由である。

・「マザーファッカ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~な一枚
イントロの『バンド紹介』に完全に死にましたね~~。気合い一撃です。MCが『すでにハイテンション』なのです。猪木のはりてどこの話じゃありませんよ。こここっここれは~~~~

『ファイヤー』=(クレージーワールドオブアーサーブラウン)以来の『衝撃』であります。これはライブ盤でありまして。平和ぼけの国ここ日本でこれを聴いていると、なんだか、パンクっつうううのは『社会の摩擦』がないと生まれいんだな、なんて思っちゃいますね~~。

来日したプライマルスクリームがこいつらの曲をやったという。やっぱり『このアルバムに込められている=異様なまでの緊迫感+エスタブリッシュメントに対する過激なまでの怒り+パンクの起源とまでいわれるハイエナジーでアナーキーな妥協しない強固な姿勢』が世界中の音楽家にとって不変なものであるからにほかならない。

60年代と言えば『流血事件が当たり前のように』起こっていた時期である。常に『ロック的な』ものは『アンチ』なのであり。怒りが底辺にあったりする。そう言う意味においてはこれはまさに『ロック』そのものだ。

これは日本のように『うわっつらだけの=ファッションパンクではなくて』=骨の随までパンクスピリッツという珍しいライブ盤である。これを聴かなければ『パンク』は語れないぜ。  んぢゃ

Kick Out the Jams (詳細)
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