アリオン デラックス版 [DVD] (詳細)
中原茂(俳優), 高橋美紀(俳優), 田中真弓(俳優), 安彦良和(原著)
「生まれて初めて親抜きで劇場で見た映画なんです」「ギリシャ神話ファンにも安彦ファンにも」「今年中(2006)に再販されます。」「時間足らないかも」「大人に見て欲しいアニメ」
空飛ぶゆうれい船 [DVD] (詳細)
池田宏(監督), 野沢雅子(俳優), 田中明夫(俳優), 石ノ森章太郎(原著)
「漫画映画」
ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD] (詳細)
山田康雄(俳優), モンキー・パンチ(原著)
「子供時代の楽しみ事のひとつ」「ルパン三世の醍醐味」「宮崎駿のナイト願望炸裂!」「掛け値無し!アニメの金字塔」「切なさ溢れるラストシーンは必見です。」
風の谷のナウシカ [DVD] (詳細)
宮崎駿(監督), 島本須美(俳優), 納谷悟郎(俳優), 松田洋治(俳優), 久石譲(その他), 高畑勲(俳優), 辻村真人(俳優), 京田尚子(俳優)
「宮崎監督の地位を固めた一作」「いまでもナウシカに理想をみる」「全てに通ずる道を照らした名作。」「もうひとつのナウシカを知らない人へ」「This is the best of all!」
天空の城ラピュタ [DVD] (詳細)
田中真弓(俳優), 横沢啓子(俳優), 初井言榮(俳優), 寺田農(俳優), 常田富士男(俳優), 宮崎駿(原著)
「上映当時の酷評を知ってますか?」「雲の峰の向こうに」「今の人間に欠けていること」「緩急が素晴らしい」「早く欲しくてたまらない!」
うる星やつら オンリーユー(ノーカット版)【劇場版】 [DVD] (詳細)
平野文(俳優), 高橋留美子(俳優), 古川登志夫(俳優), 押井守(俳優)
「個人的には一番好きな作品」「うる星映画第一弾!」「最後に」「原作破壊」
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD] (詳細)
押井守(監督), 平野文(俳優), 古川登志夫(俳優), 神谷明(俳優), 島津冴子(俳優), 杉山佳寿子(俳優), 高橋留美子(原著)
「我が青春の一ページ」「押井守「の」うる星やつら」「みんなカメに乗ったら」「不朽の名作」「「永遠の夢?」」
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD] (詳細)
押井守(俳優), 田中敦子(俳優), 大塚明夫(俳優), 山寺宏一(俳優), 沖浦啓之(俳優), 河森正治(俳優), 竹内敦志(俳優)
「Ghost In The Shell」「衝撃的だった」「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!」「やっぱり一押し!この作品」「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界」
機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD] (詳細)
押井守(監督), 冨永みーな(俳優), 古川登志夫(俳優), 池永通洋(俳優), 二又一成(俳優), 榊原良子(俳優), 大林隆之介(俳優), 阪脩(俳優), ヘッドギア(原著)
「誰が観ても面白い傑作!」「廉価版・・・。」「80年代後半では最高の映像レベルかも?押井守の代表作」「さすが押井されど押井」「一番初めの劇場版にして、一番好きになれた劇場版かな。」
人狼 JIN-ROH [DVD] (詳細)
藤木義勝(俳優), 武藤寿美(俳優), 木下浩之(俳優), 押井守(原著)
「これこそ、大人の映画です。」「意欲作。」「これを知らずに、死ねない一作ですよね。」「美しくも哀しい愛の物語」「すごすぎる」
バンパイアハンターD(劇場公開バージョン) [DVD] (詳細)
菊地秀行(原著)
「D の声優さんの声がセクシーでたまらない」「今年度オススメNo.1の作品です!!」「よかったっす。」「文句なしに美しい「D」の姿!!」「素晴らしい映像」
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屋良有作(俳優), 藤田淑子(俳優), 永井一郎(俳優), 菊地秀行(原著)
「テンポの良いアクションアニメの傑作」「今もなお(及川・・じゃないよっ。)」「アニメの古典」
● 好きな映画
● dts
● 〓★BEST◆パニック/アクション◆〓映画温泉300選より〓
● 面白いアニメ
● 人生も半ばを過ぎた。好きな映画を残しておこう。(日本映画編・公開順)
● なかなか良い邦画
● 好きな映画
・「生まれて初めて親抜きで劇場で見た映画なんです」
もう記憶が朽ち果ててしまうぐらい昔に観た映画で、ストーリーもほとんど忘れていたのだけど、なぜか時々フラッシュバックのように各シーンを思い出しては、懐かしさを感じていました。DVDで出たと知ったのも、そうして思い出して何となく検索してみた結果なんですが、見つけてから注文するまでの間に一切躊躇はありませんでした。
そして、ずっと覚えていた理由が何となく判った気がしました。ギリシャ神話の一解釈と云うスタンスで作られたこの作品には、強く惹き付ける何かがあったのです。今では使い古されたような常套的ストーリー展開の集積とも云えるのですが、それは当時の作品としてはむしろ当たり前なのだろうと思うし、なによりそのストーリー展開がピッタリ嵌まるような舞台装置がそこにはあるのです。観ていてとても気持ちが良いぐらいです。今の冒険活劇が持つ様々な要素の原点が、ここにはそのまま封入されているかのような印象を受けます。 佳い作品と云うのは長い年月を経ても変わらずその佳さを保っているのだなと、感心してしまいました。
・「ギリシャ神話ファンにも安彦ファンにも」
かつて映画館で観たそのまま美しい映像が再現されています。安彦先生のイラストや設定資料はおろか、当時の予告編まで収録されており、本当に感激しました。欲を言えば、TV用のCMも収録して欲しかった。アポロンの「ほざけアリオン!人の子の分際で」が聞きたかった~!安彦先生のファンなら勿論買って損はありません。
原作のストーリーの奥深さにはかないませんが、そのかわり美しい映像と久石さんの曲のベストマッチが味わえるのですから。またギリシャ神話のファンにもお勧めです。細かいことを言ったらキリがありませんが、神々はほとんどイメージ通りに描かれていました。ギリシャ神話の予備知識があれば、問題なくストーリーに入り込めると思います。
ちなみにヒロインのレスフィーナはデスポイナ(ペルセポネ)を可愛らしく変名したものだそうです。
・「今年中(2006)に再販されます。」
原作漫画をはしょりすぎですが、飽くまで漫画と比べての話で内容は素晴らしい。2006年中に再度販売されます。コレクターではない人はちょっと待ったほうが絶対お得です。
・「時間足らないかも」
2時間のいう制約のせいか物語が駆け足で進んでしまうのが残念ですが、それでも上手くまとまっていると思います。足りない部分はマンガの方で補完できます。マンガも何度か再出版されているので、今でも何とか手に入れる事が出来るのでないでしょうか。見た目や設定が違ったりするキャラもいるので、比べてみると面白いです。この作品の見所はギリシャ神の性格付でしょう。ギリシャ神話の訳本などを読んだ方なら、この作品の設定には満足いく出来だと思います。特に私はゼウスと地母神ガイアの設定が想像通りだったので大変満足してます。逆になさけないゼウスに失望した方は、この機会にギリシャ神話関連の本を読んでみると、アリオン版ゼウスに納得できるのはずです。
・「大人に見て欲しいアニメ」
ストーリーが難しく、封入されている解説書を読まないと理解出来ないと思います。でも、スケールが大きく見るたびに新しい発見があるような何度でも見れる奥の深いストーリーだと思います。何も知らないアリオンがまわりの大人たちにふりまわされながらも、精神的にたくましく成長していく姿がいいですね。これは完璧に大人向けのアニメです。
・「漫画映画」
空飛ぶゆうれい船、ホルス、わんわん忠臣蔵、西遊記、長靴をはいた猫80日間世界一周の5作品を低価格と懐かしいさで購入しました!小学生当時夏休み冬休みになると繰り返しテレビで放送されてました。当時の雰囲気を思い出しながら鑑賞したいと思います。2002年〜2003年発売当時マスターなので画質は余り良くないです。
・「子供時代の楽しみ事のひとつ」
DVDはもちろん、ビデオデッキすら存在しなかった私の小・中学生時代において、テレビで好きな映画を見られることは、年間を通じてとても楽しみな事のひとつでした。
この「ルパン三世 カリオストロの城」がテレビ放映される日なんぞ、テレビの前で準備万端で楽しみに待っていました。
宮崎駿監督が演出していることは知らなかったのですが、本映画は、当時のアニメとしては、スケールの大きさ、ヒロインの美しさ、ストーリーの面白さなど言うことなしでした。
まだ、見たことの無い方がいたら、是非見てください!
・「ルパン三世の醍醐味」
飛んで、跳ねて、走りまくる!このスピード感がルパン三世の魅力だと私は勝手に思っています。いろいろなクリエーターが「ルパン三世」を作り、いろいろなルパン像を作ってきました。どれも魅力的ですが、本作の優しい「おじさま」ルパンはみんなに愛されるルパン三世を作ったといっても過言ではないと思います。最後の銭形警部のセリフは有名ですが、園丁(クラリスの傍にいる老人)の「何と気持ちのいい連中だろう」というセリフがこの作品を形容している様で個人的には一番好きです。
・「宮崎駿のナイト願望炸裂!」
宮崎駿の作品は、かわいい女を守りたいという男のナイト願望がその根底にあると思います。この作品は、「天空の城ラピュタ」同様、そのナイト願望がはっきりと表面に表れ、まさに炸裂しています。
そのため宮崎ルパンにはモンキーパンチが生み出したハードボイルド的なニヒルな性格はほとんどなく、熱心なルパンファンからは、「こんなのはルパンではない」という批判も受けたようです。しかし、単純にエンターテイメントとして見た場合、この作品はもう名作中の名作と言ってもいいでしょう。面白いです。
ストーリーは簡単に言えば、悪いおじさんからかわいい女の子を助け出す。いや、盗み出す。そう、今回のルパンははじめはお宝を狙っていましたが、結局盗み出すのは塔に幽閉されたクラリスという女の子。そしてそれが、あの有名なとっつあんの名セリフへとつながるのです。
とにかく命を懸けてクラリスを守るルパンの描写がかっこいいです。そして最後は彼女の心だけを持ち去っていく…。まさに理想のナイトですね。
・「掛け値無し!アニメの金字塔」
日本が誇る、エンタテイメント・アニメの最高峰!
人物や背景等の描写は写実的でありながら、到底アニメでしかありえない表現を散りばめて一大エンターテイメントに仕上げた、まさにアニメの理想型がここにあります。
CGを多用した現代アニメの迫力とリアルさも凄いですが、初期ディズニーに代表される様なアニメ本来のコミカルさと、起伏に跳んだストーリーを創る為の程良いリアルな描写、その2つがバランス良く実を結んだこの作品を越えるモノは、残念ながら今はまだ無い様に思います。そして何より、これほどハラハラドキドキと、登場人物に感情移入しながら、時に大笑いしながらも、最後には誰の胸をもアツく切なくさせてしまう、そのストーリーの心憎さ。。。こんな映画、他にはなかなかありません。
人によって評価はまちまちだとは思いますが、今や世界中の多くの人に愛される『宮崎アニメ』の中でも、そういう意味でやはり最高傑作だと思うのです。
皆に愛され後に数ある作品を生んだ『ルパン』シリーズ。その魅力の本来は青ジャケットの『TVファースト』にあるのでしょうが、でもやはり、皆の心を惹きつけてやまないアニメそしてヒーローの理想型、それが本作『カリオストロの城』に詰まっています。どんなピンチもケタケタと笑い飛ばしながら、仲間と共に『空を飛び、湖の水を飲み干して』しまうルパン。名場面・名ゼリフに満ちたこの作品を観てしまうと、もう誰もが彼のトリコ。やはりルパンは世紀の大泥棒なのです。
これが無ければ今の日本のアニメは無かったはず。良くも悪くも。そう断言出来る、珠玉の金字塔です。
・「切なさ溢れるラストシーンは必見です。」
後ろ髪を引かれつつもヒロインの元を去るルパン、何度見ても感情溢れます。ラストシーンは、ルパンの優しさだけでなく、怪盗という闇の世界でしか生きていく事の切なさを感じさせます。
必死に守ってきた少女ですが、お互い住むべき世界が違いすぎます。しかし泥棒になってでもついていきたいという彼女の想いを知って心揺れるルパン。欲と優しさの間で葛藤しますが、最後は自分の進む闇の道に引き込むことなく日の当たる世界へと解き放ちます。ルパンのもつ正義感や優しさといった人間味が溢れており、この作品の中で最も印象深いシーンの一つです。
宮崎駿の描く義賊チックなルパンは、テレビシリーズで描かれる本来のルパンとは一風違い、情に厚く正義感に溢れています。クールなルパンも良いですが、人間味の溢れるルパンの男らしさも心を熱くさせてくれます。
・「宮崎監督の地位を固めた一作」
宮崎監督は,この作品で社会的評価を高め,この後も多くの作品を作っていき,その美術の質などは限りなく高くなっていきます.今から見ると,ナウシカは技術的には色褪せている面が多く見られます.原作と比べても,原作の途中をぶった切ったような中途半端な印象も受けますし.
さて,皆さんは正直言って最近の宮崎監督の作品は売れていても本当に面白いと思われますか?私には過去の作品を知っているゆえに悲しさを覚えさせるものが多いです.上で技術的には~と書きましたが,このナウシカには,そういうものを全て吹き飛ばす輝きがあります.まだ,年をそれほどとっていなかった,その代わりそれほど社会的に有名でもなかった宮崎監督の珠玉の作品です.もののけ姫も良いかもしれない,千と千尋も良いかも知れない.ですが,これらの作品がごちゃごちゃとした装飾を付けて重たく見えるが故に,これらの作品で宮崎監督を知った新しいファンの方々にも素朴なこのナウシカを見て,そこにある新鮮な輝きを見て欲しいし,宮崎監督本人にも,この頃持っていたものを取り戻して欲しいと思っています.風を感じられたら楽しいだろうな.メーヴェで飛んでみたいな.風の谷に住んでみたいな.そんな感じに率直に思える.そういうものが良い作品なんだと思います.
・「いまでもナウシカに理想をみる」
この映画が世に出た80年代前半は、米国とソ連の超大国の対立を軸とする冷戦から、核戦争の危機が、より身近に感じられた時代である。監督の宮崎駿はこの頃、適者生存というダーウィニズム的な思想と、環境問題や国際情勢の緊迫に見られる、地球規模での生存環境の悪化を自ら招いた、人類の存在に対するジレンマに悩んでいた。このテーマに彼なりの解答を見つけ出すのには、劇画の「風の谷のナウシカ」の完結や、後の「もののけ姫」の完成という、長い歳月を要した。(だが、「もののけ姫」は饒舌に説教臭くて、個人的に好みでは無い。ちなみに劇画バージョンの「ナウシカ」も、ある意味で映画版とは全く違った作品として、お薦め。)
「ナウシカ」後の宮崎駿の大活躍は、今さら述べるまでもない。アニメや映画としての、技術的な点や娯楽性を含めたトータルな完成度では、後の「トトロ」や「千と千尋の神隠し」などの方が、全く優れていると思う。しかし、「ナウシカ」ほどの、強烈な印象を心に焼きつけるアニメには、いまだに出会えていないと、個人的には思う。
人々の忌み嫌う腐海奥深くにまで入り込み、そこから持ち帰った生物を自ら育て、研究に勤む探求心をもつ、ナウシカ。まるで自然と戯れるように、生まれた自然への深い理解や愛情を育む様子に、自然を凌駕するための対象としてではない、理解し、語り合う相手として捉える、真の科学者の姿を見る思いがする。アスベルを追い、迷い込んだ腐海の底で知った、大自然のサイクルが生み出す自己治癒のメカニズムに、感動し涙する姿は、長いこと自然科学を学んできた自分としては、森羅万象を学ぶという事の、原点を思い起こさせてくれる。
この作品に個人的に感じる魅力は、他にも色々あげられるのだが、延々と続いてしまいそうで、割愛。全編を通して、主人公ナウシカの見た物、感じたことなどを中心にストーリーが急ピッチで進んでいくので、彼女の感情の起伏を細かく追いつつ観賞するのがお薦め。ナウシカを演じる声優島本須美による、涼やかながら真の強いヒロインの演技も、絶品だ。
「ナウシカ」誕生時から時代は変化し、人類の近未来像はシンプルな構図では、理解できなくなっている。あまりに聖人君子の様に描かれるナウシカに、文字どおりの「理想」を見続けてしまうのは、将来的には結局、「腐海」を生み出す事になる人間でしかないからなのだろうか。もしそうだとしても、心優しいナウシカと、彼女が行動で示す普遍的なメッセージに、これからも、より多くの人が希望を見出し続けることを、願わずにいられない。
・「全てに通ずる道を照らした名作。」
私は劇場公開当時、本作品を観るために劇場へ5回通い、トータルで13回も観た。当時のアニメの風潮は、どちらかと言えば画に贅を凝らした作品が多かった時代だ。しかし、本作は画も素晴らしかったが他の作品とは確実に一線を画したものがあった。写実的かつ幻想的な背景。壮大な音楽。自然と人間のありかた。争いの愚かさ。
そう。娯楽性と芸術性に、社会派的なエッセンスがふんだんに盛り込まれていたのである。このことが当時の私を釘付けにし、大きなショックを与えてくれた。何が正しいのか。そんなことよりも先に、全てのものの存在する意味、生きることの意味さえ問題提起されている。これほどまでに哲学に徹したアニメは、手塚治虫先生の作品以外には見当たらない。
しかし、重箱の隅をつつくのならば、手塚アニメはもっとファンタジックな技法にあふれている反面、ナウシカの場合はやや説教臭さが窺い知れる。まだスタジオジブリが確立していない時期の作品であるから、宮崎監督の良い意味での若さだったのだろう。
TVアニメ[未来少年コナン]は、善と悪とがハッキリと分かれ、小学生でも判りやすいが、ナウシカの場合は善悪の判断以前の問題に焦点を合わせているため、ある程度の年齢に達していないと宮崎監督の狙いから外れてしまうこともあるため、きちんと観るには最低でも中学生以上になってから観たいものだ。
未来と現代。そして、フィクションと現実の対比。言葉では表しきれない哲学を孕んだ普及の名作は、今後もアニメ界の巨星として、長きに亘り語り継がれることであろう。
・「もうひとつのナウシカを知らない人へ」
知らない人がいるかもしれない。何も知らない人は本屋で風の谷のナウシカの本を見ても映画のマンガ化だと思うでしょう。しかし、それは違います。映画とまったく違います。ここで多くのことを書くとネタバレになってしまうので多くのことは言いませんが原作のナウシカは宮崎駿が17年間をかけて作った大作です。映画のナウシカは全7巻中2巻目を書いていた頃にに作られたものです。だったら、マンガのナウシカは映画の続編なのかと云うとそれは違います。マンガのナウシカと映画のナウシカは違う。もちろん映画に出ていた登場人物ナウシカもユパもクシャナもアスベルも全員出てきますし役柄も同じです。でも違う。だけれどもどちらもすごくいい作品です。どちらも良くまとまっています。そこが宮崎駿のすごさだと思います。だから映画のナウシカしか知らない人はぜひぜひ見てください。映画とはまったく違う腐海の本当の意味が分かるはずです。
・「This is the best of all!」
『ナウシカ』は、小学校の頃私が初めて見た宮崎作品です。今思うと『トトロ』や『魔女宅』に比べてテーマは重く、ストーリーも難しく、子供だった私は100%理解できていなかったと思います。しかし、腐海の幻想的な雰囲気、主人公のかっこよさ、洗練された台詞回し、全てが幼い私の心を捉えました。それ以来どんなに優れた宮崎作品が世に送り出されても、私の中で『ナウシカ』が1位の座を明渡したことはありません。宮崎監督のクリエイティビティーの全てがこの作品に集結していると個人的には信じています。彼の空への憧れ、メカに対する情熱、そして生き物への興味をここまで感じられる作品は『ナウシカ』をおいて他にありません。ちなみに小さい頃の私の夢はメーヴェを持つことでした。今でもどこかで望みを持っているのですが・・・。
・「上映当時の酷評を知ってますか?」
映画館でリアルタイムで見ました(年がバレるな笑)あまりの面白さに超超感動して、映画館でそのままずーーと上映終了まで何度も見続けてしまいました。こんな経験は後にも先にもありません。僕的には星5個どころか10個でも20個でもあげたいです。
でも知ってますか?この映画、上映当時は評論家から酷評されたんですよ。絶賛されてるだろうと、帰宅の途中で色々な雑誌を広げてみてガッカリ。同時に「お前の目は節穴か?」と強烈に叫びました。(笑これほど童心を思い出させてくれる作品は空前絶後なのに。この作品が当時興行的に失敗したのは多分それが原因です。
あれ以来、映画評論家は信頼してません。今でもそれでいいと思ってます(笑この映画を当時酷評してた評論家達は、今でも評論家やってるんでしょうか?w
・「雲の峰の向こうに」
小学校4年の夏休み、田舎のじっちゃんの家で従兄弟みんなでTVの前に集まって初めて観た。冒頭シーン、少女が暗い夜の海に落ちていった瞬間、皆が小さな叫び声を挙げた。「一体どうなっちゃうんだ?!」みんな少女の事を心配していた。オープニングシーンの後、少女のペンダントが光りゆっくりと落ちていった時、皆ホッと胸を撫で下ろした。と同時に、今まで味わった事の無い様な何か素敵な物語が始まったんだと思った。皆、パズーと同じ様にドキドキしていた。追いかけるオートモービルが線路の上を爆走し始めた瞬間、だれかが「すげぇ!!」と興奮して言った。シータ救出のシーンが終わった後、握り締めていたコブシを緩めてふと隣を見ると、同じように興奮している従兄弟がいた。お互い顔を見合わせて何かを確かめるように笑顔で頷いた。龍の巣の中で幻影を観た時の僕の鳥肌。そして、ラストシーン。離れていくラピュタを万感の想いで見つめ続ける二人の表情の中にすべてがある。この冒険活劇は、今は30になった僕をいつでもあの懐かしい少年の日々に帰してくれる。雲の峰の向こうに夢を見続けたあの暑い夏の日に。
・「今の人間に欠けていること」
この映画を見ての感想は、すばらしいの一言です。個人的に一番好きなシーンは、ドーラが、見張りをしている二人の会話をこっそり聞いているシーンです。口では厳しいことを言っているけど、本心では常に気にかけている姿に感動しました。 そして、この映画の(僕なりに理解した)テーマは、自然との共生にあると思います。かつて、ラピュタはその絶大な科学技術を以ってして、空から世界を支配していました。しかし、そのラピュタは滅びました。なぜ、滅んだのか?それはシータが言っていた「土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられない」という言葉の中に答えがあると思います。 つまり、いくら科学技術が進歩して人々の生活がよくなっても、自然の営みの範疇を越えたとき、滅亡に向かうということです。今の地球環境問題に通じるところがあります。そしてこれからの化学のあり方は、ラピュタで自然と共生するあのロボットが示しているのではないでしょうか?
・「緩急が素晴らしい」
皆さんが書いておられるように、いつ観ても、ワクワクドキドキそして美しくせつなくて、最高やわ…と思わずにいられません。素人なので、難しいことはわかりませんが、何度観ても、こんなにラピュタは美しかったんだ、と驚嘆してしまいます。そして、私がこの作品が特に好きな理由は、どの登場人物も集中力高いところ。。。真剣で、物語が横に逸れない、割れない、そんな感覚です。それと、ときどき、かなり長い「沈黙」のシーンがあるんですよね。それこそが、芸術的にも美しい景色を観賞でき、そして登場人物の内面を感じれる、大事な時間なんですね。わたしは、そういう「間」がちゃんと取れているものが、良い作品には絶対あるなあと思うのですが、如何でしょう。
・「早く欲しくてたまらない!」
ジブリはすべて見てきましたが、ラピュタは1,2位を争うくらいすばらしいとおもいます。大空かける大冒険は何度見てもワクワクするし、天空の城はとても美しくて、すごく切ない。こんなにすばらしいファンタジーはもうないだろうと思うくらいの傑作だと思います。
●うる星やつら オンリーユー(ノーカット版)【劇場版】 [DVD]
・「個人的には一番好きな作品」
押井氏は悔恨し、原作者である高橋留美子女史は絶賛した劇場版第一作目。
押井氏は次作で鬱憤をはらしビューティフルドリーマーを作り上げる。
しかし、高橋女史は渋面の面持ちだった。 本作品とビューティフルドリーマーは二人の性質の違いをよく現している。
うる星に対する二人の想いがすれ違う形ではあるが、2作品共に傑作である事は間違いない。
しかし、判り易さで言えば断然に本作に軍配が上がるだろう。
うる星やつら入門編として最適なアイテム。
・「うる星映画第一弾!」
うる星映画第一弾!ラムちゃんの一途な気持ちが特に良く出ている作品です。あたるがラムのもとを去りエル星へ向かった後、一度はあたるを忘れようとするラムですがやはり忘れる事が出来ない。切ない恋心を表した作品だと思います。絵自体は初期のキャラですが当時うる星ファンだった人なら絶対に見た作品ですよね。
・「最後に」
「あたるはラムを嫌がってるようでやっぱり好きなんだな」っと思わせる作品です!ラムが危なかった時も思わず「ラム!」と叫んで泣きそうになってたし、あたるが捕まった時にあたるはラムのことを思い泣いてました(←こんな感動のシーンでもさりげない笑いがあるのもグッド!!)
「やっぱりあたるとラムは愛し合ってるんだな」と確認させる一品です!笑いもあります!
・「原作破壊」
この映画には原作のほのぼのさも全くなく「ビューティフルドリーマー」のような映画ならではのスケールもない。原作では有り得ない行動をあたるがするししのぶも変だし面堂も変…一番あたるが変だぞ?!しかもエルって女も高橋先生は絶対かかないようなとんでもない女だし…。画も普段のアニメと違って汚い。もう文句だらけの映画だ。
・「我が青春の一ページ」
中学二年の時だろうか?後追いで映画の絵を使った漫画でこの作品を知る。読み終わった後になんとも言えないジーンとした感覚が残り母に「なんだか不思議な漫画だよ」と言った覚えがある後にビデオで映画を観たけども一緒の感覚だった
夢から覚めては現実との闘いに戻る
「それは夢だよ、ラム」
最後のあたるの台詞が妙に感動を誘う映画を一個の作品として見るならば本作は一つの芸術だと思う
・「押井守「の」うる星やつら」
1984年に公開され大ヒットした劇場版・第2作目のDVD化。公開当時まんまの「縮小版パンフレット」が封入されているのが嬉しい!載っていた広告までそのまんまです。
この作品はその後の劇場版『うる星』の流れを変えてしまった罪作りな作品であると同時に、うる星の…いや、アニメの傑作であります。予測不能の引き込まれるストリー、幻想的な画面、深みのある音楽、その全てが上手く結合して、今や「世界の押井守」の唯一無二の世界感タップリの作品に仕上がってます。20年経った今観ても、決して色あせない映画です。たかがアニメと言わずに観てください。されどアニメですよ!!
・「みんなカメに乗ったら」
作品の中で何回も繰り返される、画面の外の僕たちには非日常的な登場キャラの日常。その繰り返しの日常に疑問を持ったキャラクターがまだ疑問を持っていないキャラクターに対し、その繰り返しを比喩してこんなようなことを言います。「もし竜宮城に行ったのが浦島太郎だけでなく村人全員だったら、帰ってきたときに人々は時がたったことを感じられるのだろうか。」この物語は全編このテーマで語られます。 人間「このまま時が止まってしまえばいいのに」と考えるときが誰にでもあると思います。このまま学生でいたいとか、日曜が終わって欲しくないとか。
この映画は登場人物は非日常的な集まりですが、その願望が実現されたらどうするかとか、どう思うかとか自分に当てはめてみたらどうなるのかを考えさせられます。映画が終わるまでの2時間弱、そのどうすんのを考え続けるのがまた心地いいのです。登場人物はすごく考えているのか何も考えていないのか、独自の考えを魅力的に発揮します。その結論の出し方にこれまた心地よさを受けます。
見る人によって結論の出し方はたぶん十人十色。でもどんな結論を出しても、この映画を見たら非常に快感を受けること間違い無しです。
・「不朽の名作」
辛いとき、悲しいとき、これを観ると心が安らぎます。この作品の夢に中に私も行ってみたいと思ったことも何度かあります。それだけ素晴らしい、私の心に残った最高の作品なんでしょうね・・・ラストの「責任とってね♪」があまりに印象に残った。押井監督が素晴らしいのは言うまでもなく、これがシリーズ中で一番好きな作品。
この作品を観て私もTVシリーズ全220話とさらに他の劇場版全てとOVAも、原作のコミックまでもうる星やつらの全てを観てしまいました。どうしても観たくなってしまったのです。そして観てよかった、とても面白かったと思っています。「うる星やつら」全体がまさに不朽の名作である。
・「「永遠の夢?」」
押井守監督はこの作品で「うる星」を去った。序盤は少しホラー映画を見ているような緊張感を感じ、少々「うる星」らしくない気もするが、これは素晴らしい作品だと思う。
「この時間がずーっと続けばいいのに」自分でも知らないうちに、そう考えてしまう事はあるんだと思う。でもそれは叶わないことで、夢にしか過ぎないという事。楽しいときが永遠に続くなんて、それは望んでもありえないということ。この作品は、それを物語っている。そんな気がした。
永遠に「夢」を見続けるのは出来ない、きっとあってはならないのであろう。
●GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]
・「Ghost In The Shell」
文句なしの☆5です。これほどまでに見応えのある映画は中々お目にかけない。
何が凄いのかというと映像や音楽はもちろんの事ですが、やはり的確に計算された近未来のリアリティではないでしょうか。基本となるのは「ネット」であり、実に巧みに具現化されています。1988年頃の時点でネットの台頭を予測し、その性質を完璧に表現した原作者に加え、その世界観をありのままに映像化する事に成功した製作者側も見事です。
この映画が存在する限り、世界各国はアニメにおいて日本を越える事は難しいでしょう。
・「衝撃的だった」
この映画を見た当時、ネットのことを詳しく知らなかったので(ネット自体の普及率もまだまだだったと思う)何度も何度も見た思い出がある。それほど衝撃的だったし、それほど理解したいと思った世界観だった。時が経って見ても、なんてすごい作品なんだろうと改めて思う。各方面に多大なる影響を与えたのは周知の事実だが、作品自体が全く色褪せない輝きがある。時代がまだ追いついてないからだろう。原作と映画のエッセンスは微妙に違うが、それはそれで楽しめるし、どちらの世界でもとにかくキャラクターが魅力的だ。個人的には英語版(日本語字幕)がおすすめ。日本語の方は意味はよくわかるが、聞き取りづらいところが何箇所かある。
・「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!」
士郎正宗の原作は、所々に細かいギャグを盛り込み、素晴らしいものですが、この劇場版は、コンパクトにまとめるため、原作を元に、押井ワールドにアレンジした作品。dtsではないのですが、BGMの音質も良く、低音まで響き、素晴らしい出来です。皆さんご存じのように、この作品は海外でも上映され、「MATRIX」3部作の製作ををウォシャウォスキーに決断させた、有名な作品です。以前9800円で発売されていたものを購入しましたが、こんなに安くなり、ファンは買いやすくなりました。アニメファンならずとも、これは買いでしょう。最後は原作通り、草薙少佐のゴーストが電脳ワールドに入り込むエンディングになっています。原作は第2作と最近、第1.5作(?)が発表されていますが、2作目は「機動隊」ではなく、草薙素子のみの活躍となっています。しかも1作目のエンディングでは少女の擬体にゴーストが移されているのですが、最初の姿で登場するので、別物と言っていいでしょう。現在「イノセンス」が公開されていますが、この作品も合わせて見てみると、一層深く理解できるのではないでしょうか。ところで、メーカーさん、アニメのDVDをもっと安くして下さい。財布が空になっちゃうよ!
・「やっぱり一押し!この作品」
攻殻機動隊の原点とも言えるこの作品。DVD作品は今もなお、最新作が出ています。もし最近この作品に興味が出た人も、興味があり『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を見ていない人も、この廉価版は買って見るのもいいと思います。限定版もありますが、見るだけでしたらこちらでも言いと思いますよ!
・「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界」
『GHOST IN THE SHELL』―アーサー・ケストラーの『機械の中の幽霊』を彷彿させるタイトルである。作品のテーマはやはり「真実と虚構」。ネットが世界を覆い、人体のサイボーグ(義体)化もありふれる近未来。ヒロイン・素子は自分が自分であることを証明する確かな<真実>を見出すことができず懊悩していた。そんな時起こる不可解な事件。事件の黒幕である、外務省の秘密プロジェクトの予期しない結果としてネットの海に誕生した、<ゴースト>を宿したプログラム<人形使い>は自らを「生命体」だと宣言し、より完全な生命体となるために行動を開始する。全身サイボーグ化も珍しくない世界で、人間と機械を別けるものとは一体何なのか、生命体と非生命体の境界は何なのか―<人形使い>の存在はわれわれにそう問い続ける。
別にこの種のテーマは決して珍しいものではないし、この作品の魅力の全てでもない。本作の魅力はこの哲学的テーマとディテールにまで凝りに凝った映像美・アンニュイかつ詩的でどこか儚さを感じさせる表現美が一体となって織り出す怪しいまでの作品世界の美しさである。雅楽的旋律を背景に大和言葉で綴られる主題歌も、近未来世界との良い意味でのギャップを形成し、はまっている。
この作品が万人向けではないことは事実である。しかし、好きな人には堪らない作品だろう。『イノセンス』を観る前に必ず観ておくことをお勧める。
・「誰が観ても面白い傑作!」
日本が世界に誇る鬼才、押井守監督の劇場版アニメーション第3作。押井作品というと、難解な印象を持つ方も多いと思いますが、この「パトレイバー劇場版」は子供から大人まで誰が観ても楽しめる作品に仕上がっています。ビデオ発売当時、普段はアニメなど見もしなかった還暦の亡父が「これはおもしろいな」と嬉しそうに言ったのが記憶に残っています。ただし、楽しむと言っても、派手なアクションと言うよりは、しっかりと練り込まれた脚本(後に平成ガメラシリーズを手がける伊藤和典による)や、ロケハンをもとに「東京」という都市の光と陰を見事に描き出した美術などをじっくりと味わうといった、言わば知的エンターテイメントとして捉えた方が、その良さが際立つかも知れません。畳敷きの下宿で展開する、戦慄のコンピュータシミュレーション、また、薄暮の隊長室で交わされる、聖書と関連づけられた犯罪計画についての会話など、一見地味ながら思わず高揚させられてしまう素晴らしいシークエンスが満載。単なるロボット活劇と侮るなかれ。必見です!
・「廉価版・・・。」
作品内容は素晴らしく、これぞアニメーションといった感じで楽しめます。ただ、数年前に発売されたときが9800円で今回の廉価版が税込み6090円とは・・・。廉価版を謳うならもう少し価格設定は何とかならなかったのでしょうか?少しでも手の出しやすい価格にしていただいて、多くの人にこの名作を楽しんで欲しいものです。
・「80年代後半では最高の映像レベルかも?押井守の代表作」
押井守監督の作品としては、かなり分かりやすい内容の作品。全ての面で虚構化していく宿命にある都市、そこに生きる人間もまた、生身でありながら虚構化していくという奇妙な絶望感が作品の底流にあるものの、そう言った思想性を前面に押し出さなかった点が、成功の秘訣だろう。実は本質的な問題の解決はなく、都市の虚構化は人類文明全体が抱えた問題なのだ、ということを綴った2作目は非常に暗い映画だったが、本作に関して言えば、そこをぐっと抑えて、晴れやかな気持ちにさせてくれる娯楽作として仕上がっている。
この作品は特に構成が特に優れている。アクションシーンからはいる導入部分、隊長室内での渋みのある会話、若い隊員達のハツラツとした生活と遊馬の行動力溢れる捜査、それとは対照的な松井刑事達の地道で地味な捜査、そして警視庁や警察庁上層部との取引場面の緊張感…静と動を上手く切り替えながら物語が動いている。それを盛り上げる川井憲次の音楽も素晴らしかった。
押井監督には、またこういう作品を作って欲しいのですが、もうそういう気はないのでしょうかね。ロボットアニメという範疇を明らかに超えた、高いテーマ性と娯楽性の双方を備えた良作。
・「さすが押井されど押井」
あいも変わらすさすが押井。その執拗なまでに完全に構成された世界観、思考回路はやはり常人のそれを超越している。鋭く抉り、しかし傷跡を残さないようなストーリー展開はさすが。昔のアニメとは思えない…… ただ、押井さんでいっつも思うのだが、登場キャラクターがもうむちゃくちゃになってる。たぶん気に入った奴以外は適当になるんだろうね……後藤隊長、あすま以外は皆話を進めるだけの駒になってたよ。パトレイバーはキャラクターもいいから売れたと思うから、そこは若干閉口してしまう。まぁ、とはいえ押井さんのいいとこはそこかもしれない。と言うかそこを犠牲にして押し出して来るメッセージ性か。味がある。とにかく見て損はない。十分満足できる作品。
・「一番初めの劇場版にして、一番好きになれた劇場版かな。」
パトレイバーの劇場版は現在3作目まで作られていますが、2作目と3作目は、キャラクターの絵もリアルタッチになり、レイバーの活躍シーンもほとんど無く、娯楽性はほとんど無い、非常に大人テイストな作品になっています。2、3作目を否定しているワケではないのですが、好きになれなかったのも事実。(イノセンスが大好き、という方にはオススメです)
その点、この劇場版1作目は、原作の持つ雰囲気を壊すことなく、しかし様々な人間達が生み出す混沌をしっかりと提示し、かつエンターテイメント性をきちんと持たせた傑作であると思います。
とりあえず、『説教臭い映画は勘弁』という方には、この1作目が一番のオススメであると思います。
・「これこそ、大人の映画です。」
「けもの」として生きて行く宿命を選んだ男と、かなわぬと知りつつも夢を抱いた女の悲しい物語。私は押井守氏のケルベロスシリーズには予備知識がありませんでしたが、十分に堪能できました。
穏やかに展開する男女の交流と、地下水路に響きわたるMG機関銃の轟音が醸し出す、強烈なコントラスト。そして、要所要所に挿入される「赤ずきん」の物語の巧妙さ。アニメだからこそ実現できた、架空の戦後世界のディテールが、この物語に十分なリアリティを与えていることもポイントです。
これは、いわゆるアクション映画ではありません。また、「かっこいい」アニメとして楽しむつもりで期待されると失望する方もいるでしょう。「人狼」は、表現手法としてアニメと言う形を選択した、一流の映像作品です。何の先入観も持たず、「ケルベロス」シリーズを知らない方にこそ見て欲しいと思います。
・「意欲作。」
もっと解かりやすく、台詞も自然に、もっと観る者の心を煽るようなストーリー展開も、出来たはずなのですが、敢えてそこをはずして、出来すぎな映画にしなかったのを、強く評価したいと思います。ハリウッド的快楽原則に背を向けた、なんて言うと大げさかもしれませんが、観た人の殆どが感じるであろう、数々の引っかかりも、確信犯かと思うと、いっそカッコイイくらいです。
言うまでもありませんが、映像がとにかく素晴らしい。キャラクターの表情の自然さには、目を見張るものがあります。まさに登場人物が「芝居」をしているのです。カゲ色を極力廃し、シンプルな描線と色彩のみで、ここまで人物を表現しきれたのは、卓抜した技術力のゆえでしょう。派手さはありませんが、いかにも注意深く作られた映像からは、むせ返るほどの官能性が漂っています。
どなたにでもお勧めできるとは言えませんが、アニメファンのみならず、映画が好きならば、一度は観ておくべき作品だと思います。
・「これを知らずに、死ねない一作ですよね。」
手塚治虫さんや黒澤明さんに並ぶぐらい凄い作品。天才の作品ですね。汗のかき方がリアル。人物の顔(目)が左右で対象ではない、アニメなんて、初めて。凄いですよ。ストーリーも、格別。引き込まれます。映像が、フランス映画なみにきれい。絵コンテは、誰が考えたんでしょう。1カット1カットが、絵になります。
・「美しくも哀しい愛の物語」
特機隊隊員とセクト(今で言うところのテロリストかな)に属する女性。結ばれるはずの無い二人の愛の物語。
押井守原作・脚本ですが沖浦監督のテイストでしょう、甘く切ないラブストーリーになっていると思います。アニメーションと言うことで、見るのに抵抗のある方もおられるかと思いますが、実写では再現不可能な昭和30年代の風景も素晴らしいです。そして登場人物のあまりにも自然でリアルな演技。アニメーションとして一つの頂点を極めたのではないでしょうか。
非情なスパイ小説好きにもお勧めです。
押井守作品だと、どうしてもマニア受けのする作品になりがちですが、本作は誰が見ても楽しめる作品だと思います。
・「すごすぎる」
大人向けラブストーリーといいましょうか、きっちり距離を取った設定なので、かなりクールに見られる。退廃的な色使いも特徴的で、最初から最後まで渋い。 赤頭巾ちゃんの話をモチーフにしたものだが、昭和の日本のフィクションのリアルさと、昔の寓話の融合のされ方がうますぎてしゃれになれない。 電車の中で滔々と、改良版赤頭巾ちゃんの話をするシーンの演出がすごすぎて、鳥肌がだつ。ビターな感触の映画ですが、とりあえず押井守ファンにとって期待を裏ぎらない映画だろう。
・「D の声優さんの声がセクシーでたまらない」
日本語版がまた見なかったので、よくわかりませんが、英語版の声優さん達もなかなかよくできただと思いますよ。Dさんの声は沈静に透明的でとてもじゃなくすーごくセクシーでかっこういいです。訳も綺麗でかなり自然的な英語で好きです。
英語を喋る友人もみんなDの声が好きなんですが(だって、塩沢さんの感じに似てますのに)、どうして日本のみんなさんにはちょっと不評だそうで不思議だと思う今ごろです。
・「今年度オススメNo.1の作品です!!」
初めてこの作品を観た時は、まだ原作を読んだことがなかったのですが、とても楽しむことができました。この作品がきっかけとなって原作の方も読み始めたのですが、原作を読んでから観ると、原作の持つ独特な雰囲気とキャラクターの雰囲気が壊さず描かれているのがよく分かり、また違った楽しみ方をすることができます。
原作を読んだことがある方にも、また読んだことがない方にもオススメしたい一品です!
・「よかったっす。」
「D」二度目の映像化。すごくよかったっす。原作の雰囲気がよくでてたし、さすが川尻監督!っテ思いました。10何年か前に芦田豊男監督(字間違ってるかも)で一度映像化されたけど(原作第一巻)、ストーリー、演出はともかく絵的にちょっと雰囲気違ってたようなきしたので、今回のは満足です。でも吹き替えバージョンが収録されてないのは惜しい!レンタルで見た田中秀行さんの声、なかなかよかったのに・・・。一作目の故塩沢兼人さんもよかったけどね。そういえば「左手」の声。昔も今も永井一郎さん。がんばってはります。
・「文句なしに美しい「D」の姿!!」
アニメ嫌いの原作者が大絶賛した、表題作のアニメーションです。
日本のアニメーションの白眉と言える素晴らしい映像美、叙情的な情景とキャラクターの活き活きとした動き、そして原作の「D」の雰囲気を完璧に再現し、なおかつアニメーションとして完成させた手腕は見事!!
「D」の見せ場のあらゆるシーンが完璧に美しいのですが、中でもラストの「微笑」は、小説の世界だけだと思っていたものを、完全にアニメ化しています。暗く、翳りがあり、だけどどこか優しく、いつまでも心に残るようなあの微笑・・・。
文句なしの傑作です。
・「素晴らしい映像」
映像も音楽も素晴らしいです!その分物語は原作の持つ皮肉さもなく平坦に終わってしまいましたが
それも映像のもつ美しさを損なうことはありませんでしたから上映時間を考慮したらこれはこれですっきりして良いと思います。
・「テンポの良いアクションアニメの傑作」
川尻監督の真骨頂が発揮されている傑作です非常にテンポが良いので途中でだれる事も無く物語に引き込まれる事請け合い
映像、演出も素晴らしくアクション物ではかなりの高レベルの作品です。菊池秀行ファン、川尻喜昭監督ファンなら大満足そうでない人も満足できる作品です。
・「今もなお(及川・・じゃないよっ。)」
こまかい矛盾点やご都合主義は多少有るにせよ、間違いなく日本アニメの傑作!とにかく全編にわたり絵が丁寧に描かれていて、いつ視ても話に飲まれてしまいます。・・・藤田さん(もう「様」つけてもいい!)「やってくれるよな」と思わずにはいられないすばらしい名演技ですっ、たまりませんっ。男なら一度は視ておくべき隠れ名作(美エロ)アニメですっ!ロマンスもあるにょっ。
・「アニメの古典」
滝の空港での戦闘シーンがむっちゃカッコいい!原作に比べるとオッサンくさいデザインですけど、強さや素朴なキャラは健在です。麻紀絵さんは綺麗だし。テーマ曲も良かった。
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