ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」 (詳細)
グルダ(フリードリヒ)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), シュタイン(ホルスト)(指揮), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「軽やかな皇帝」「生き生きしてます。」「名録音といってイイのではないでしょうか?」「奇才グルダの堂々とした「皇帝」」「グルダのピアノが素晴らしい」
ラヴェル:ピアノ作品全集 (詳細)
アース(モニク)(アーティスト), ラヴェル(作曲), マリンカ(イナ)(演奏)
「名盤」「ラヴェル・ピアノ曲集の最高傑作(?)」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「心に沁みます」「いいねえ」
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番&パガニーニ狂詩曲 (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ライナー(フリッツ)(指揮), シカゴ交響楽団(演奏)
「ライナーとの完璧な競演」「豪快・流麗・闊達なラフマニノフ」
ぴあのピア Vol.4 ロマン派の誕生~シューベルト編 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), シューベルト(作曲), ヴォロドス(アルカディ)(演奏), タール(ヤアラ)(演奏), インマゼール(ジョス・ファン)(演奏), フライシャー(レオン)(演奏), アントルモン(フィリップ)(演奏), ゼルキン(ルドルフ)(演奏), グロートホイゼン(アンドレアス)(演奏), ビルスマ(アンナー)(演奏), ベス(ヴェラ)(演奏)
ぴあのピア Vol.5 ピアノの詩人~ショパン編 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ショパン(作曲), 横山幸雄(演奏), 中村絋子(演奏), アントルモン(フィリップ)(演奏), ブライロフスキー(アレキサンダー)(演奏), 小山実稚恵(演奏), ギレリス(エミール)(演奏), アックス(エマニュエル)(演奏), フレイレ(ネルソン)(演奏), フィラデルフィア管弦楽団(演奏)
ぴあのピア Vol.6 ドイツ・ロマン派の開花~シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス編 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), 中村紘子(演奏), ヘフリガー(アンドレアス)(演奏), 小山実稚恵(演奏), リカド(セシル)(演奏), 清水和音(演奏), グールド(グレン)(演奏), ヴラダー(シュテファン)(演奏), アックス(エマニュエル)(演奏), アントルモン(フィリップ)(演奏), ゼルキン(ルドルフ)(演奏)
ぴあのピア Vol.7 ピアノの魔術師~リスト編 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), リスト(作曲), 岡崎ゆみ(演奏), 横山幸雄(演奏), ワッツ(アンドレ)(演奏), ヴォロドス(アルカディ)(演奏), フェルツマン(ウラディミール)(演奏), 小山実稚恵(演奏), 清水和音(演奏), アックス(エマニュエル)(演奏), 小菅優(演奏)
ラフマニノフ:作品集 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), トロイツカヤ(ナタリア)(アーティスト), クラウセ(トム)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), マゼール(ロリン)(指揮), ヴィスロツキ(スタニスラフ)(指揮), リヒテル(スヴャトスラフ)(演奏), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), アシュケナージ(ウラディーミル)(演奏), ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ロンドン交響楽団(演奏)
「買ってソンはないですよ」「いい時代になったものです。」「おすすめです」「お値打ち品です」「ピアノ協奏曲第2番の録音が」
ぐっすり眠れるクラシック (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), シモーネ(クラウディオ)(指揮), コルボ(ミシェル)(指揮), デイヴィス(アンドリュー)(指揮), 佐渡裕(指揮), ナガノ(ケント)(指揮), ピリス(マリア=ジョアン)(演奏), イズビン(シャロン)(演奏), ケフェレック(アンヌ)(演奏), エマール(ピエール=ロラン)(演奏), ヘルシンキ・ストリングス(演奏)
「統一されていることが大事」
ピアノ・パッション (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), コチシュ(ゾルタン)(演奏), ケンプ(ヴィルヘルム)(演奏), リル(ジョン)(演奏), フォルデス(アンドール)(演奏), アシュケナージ(ウラディーミル)(演奏), チェルカスキー(シューラ)(演奏), シドン(ロベルト)(演奏), ルイサダ(ジャン=マルク)(演奏), バレンボイム(ダニエル)(演奏), ラローチャ(アリシア・デ)(演奏)
「ヴァラエティ豊かな曲目を一流の演奏家で」「優雅な曲からジャズまで。」
ピアノ・パッション(2) (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), バレンボイム(ダニエル)(演奏), ケンプ(ヴィルヘルム)(演奏), エッシェンバッハ(クリストフ)(演奏), プレトニェフ(ミハイル)(演奏), リヒテル(スビャトスラフ)(演奏), シドン(ロベルト)(演奏), ボレット(ホルヘ)(演奏), ワイセンベルク(アレクシス)(演奏), アルゲリッチ(マルタ)(演奏), キーシン(エフゲニー)(演奏)
「ピアノパッションについて」
ピアノによる「運命,田園」 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), リスト(その他)
「グールドの「田園」は本作のものの方がお薦めでしょう。」「最高の田園」「ピアノだけで「運命」が!」「ピアノソロの良さ」
北の詩情~シベリウス:珠玉のピアノ小品集 (詳細)
ビータサロ(マリタ)(アーティスト), シベリウス(作曲)
「優しいピアノ曲集です」
MOZART TOP20~石田衣良モーツァルト・セレクション (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), イ・ムジチ合奏団(演奏), シフ(アンドラーシュ)(演奏), ゴールドベルク(シモン)(演奏), ハーゲン弦楽四重奏団(演奏), エマーソン弦楽四重奏団(演奏), ブルンナー(エドゥアルト)(演奏), グリュミオー(アルテュール)(演奏), メロス弦楽四重奏団(演奏), ウィーン管楽合奏団(演奏)
C. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ三重奏曲ト短調(ニコローシ/リナルディ) (詳細)
ニコロージ(アーティスト)
「数少ない女性作曲家の秀作」
Rachmaninoff: Piano Concertos Nos. 2 & 3 (詳細)
Sergey Rachmaninov(作曲), Charles Münch(指揮), Michael Tilson Thomas(指揮), Boston Symphony Orchestra(オーケストラ), London Symphony Orchestra(オーケストラ), Barry Douglas(Piano), Byron Janis(Piano)
グリーグ:叙情小曲集 (詳細)
舘野泉(アーティスト), グリーグ(作曲)
「館野さんの若い頃の演奏」
Rachmaninov: Concerto No.2/Rhapsody On A Theme Of Paganini (詳細)
Sergey Rachmaninov(作曲), Graffman Bernstain(指揮), Leonard Bernstein(指揮), New York Philharmonic(合奏), Gary Graffman(Piano)
Rachmaninov: The Complete Piano Concertos (詳細)
Sergey Rachmaninov(作曲), Yuri Akhronovitch(指揮), London Symphony Orchestra(オーケストラ), Tamas Vasary(Piano)
ライヒ:ベスト (詳細)
スティーヴ・ライヒ(アーティスト), ライヒ(作曲), スティーヴ・ライヒ・アンサンブル(演奏), スティーヴ・ライヒ&ミュージシャンズ(演奏), ラス・ハーデンバーガー(演奏), パット・メセニー(演奏), クロノス・クァルテット(演奏), ボブ・ベッカー(演奏), エヴァン・ジポリン(演奏), ネクサスのメンバー(演奏), ジェイムズ・プレイス(演奏)
「イントロダクションとしてのライヒ」「まずはコレ」「これは・・・」「素晴らしいアルバム。」「音楽界のデリダ」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 (詳細)
ヘブラー(イングリット)(アーティスト), モーツァルト(作曲)
「至高のモーツァルト」「安定した演奏」「旧盤に比べて力強い演奏」「正確だけど退屈じゃない」「・・理想・・普遍・・美・・愛・・」
モーツァルト:ピアノソナタ集 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), モーツァルト(作曲)
「グールドのお部屋に「お呼ばれ」する妄想」「我とともに唄え、モーツアルトを!」「「外界を知らない魂は考えることができない」by アリストテレス」「まさに「あいた口がふさがらない」」「買ってください」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番&パガニーニ変奏曲 (詳細)
クライバーン(バン)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), コンドラシン(キリル)(指揮), オーマンディ(ユージン)(指揮), シンフォニー・オブ・ジ・エア(演奏), フィラデルフィア管弦楽団(演奏)
「最高のラフマニノフの3番」「若くして伝説となったピアニストの輝かしい青春の記録。」
ラヴェル:作品集 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ニュー・イングランド音楽院合唱団(アーティスト), ラヴェル(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), ブーレーズ(ピエール)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), アルゲリッチ(マルタ)(演奏), ボストン交響楽団(演奏), ボザール・トリオ(演奏), アッカルド(サルヴァトーレ)(演奏), ロンドン交響楽団(演奏)
「クールな熱狂」「なんて美しいラヴェル・・・」「素晴らしい☆」「亡き王女のためのパヴァーヌ(舞踊)」「ラヴェルの響きを満喫」
シューマン:謝肉祭 (詳細)
フレイレ(ネルソン)(アーティスト), シューマン(作曲)
「会心のシューマン」
ハードロック・ヘヴィーメタル>アーティスト別>E-G>Europe
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>P-R>Pat Metheny
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>ハ行の作曲家>ベートーヴェン
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>ナ・ハ行の作曲家>ベートーヴェン
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ベートーヴェン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ホルスト
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>ラヴェル
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ラ行>ラヴェル
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>ラフマニノフ
クラシック>器楽>協奏曲>演奏者別>ヤ・ラ・ワ行の演奏者>ルビンシュタイン
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>シカゴ交響楽団
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ラ行>ラフマニノフ
●ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
・「軽やかな皇帝」
グルダらしい弾むようなタッチ。バックハウスやギレリスとは全くタイプの違うベートーヴェンではあるものの、これはこれで十分に楽しい演奏です。ホルスト=シュタインのサポートも重々しいものではなく、爽やかなもので、皇帝らしくないと感じる人はいるかもしれませんが、他の皇帝と聞き比べても予算的に大丈夫でしょう。軽やかな皇帝を素直に楽しんでみてください。
・「生き生きしてます。」
ベートーヴェンの「皇帝」というと、ベートーヴェンがカデンツァを許さず、ピアニストにとっては自由度が低い作品と言われています。よって「皇帝」の名に相応しいピアノ演奏が多いのですが、グルダはそんな曲でも瑞々しさを失わせず、また、かといってこの曲に必要な威厳は存分に保たれた素晴らしい演奏をしてくれます。
・「名録音といってイイのではないでしょうか?」
ティンパニーの音が利いてて格好イイです。1000円でこんな好音源が聴けるなんて素晴らしいです。
グルダのピアノはこういった勇壮な曲に合っているように思う、ピアノソナタならワルトシュタインとか。
・「奇才グルダの堂々とした「皇帝」」
グルダはクラシック音楽だけではなくジャズにも造詣が深く、演奏会などでの風変わりな服装や態度などからクラシック界の異端児だとかよく聞く事がある。しかし、彼は元々生粋のウィーン子でウィーン3羽烏などとも呼ばれていた。それが彼の弾くモーツァルトやこのベートーヴェンで特徴として現れている。決して奇を衒ったものでなく正統的な演奏で、それに彼の個性である明るく輝かしい音色と絶妙なリズム感覚が加わって彼のモーツァルトは実に生き生きとして素晴らしい。そしてこの「皇帝」もモーツァルトほど感銘を受けなかったが彼の個性がよく出ており、かつ堂々としたスケールで演奏されている。バックのシュタイン指揮ウィーンフィルも若干精緻さに欠けるが、剛毅朴訥したサポートである。彼はこれ以外にベートーヴェンの協奏曲を全て録音しておりそちらも聴いて欲しい。特に第4番をおすすめする。また余白に収められた「テンペスト」も覇気に満ちた嵐のごとき演奏である。
・「グルダのピアノが素晴らしい」
自由奔放に聴こえるが、非常に素晴らしい解釈のベートーヴェンです。ホルストシュタイン指揮ウィーンフィルは裏役に徹していますが、グルダのピアノを見事にサポートしています。当時名盤と言われていましたが、今聴いてみてほんと改めて素晴らしい演奏だと感じました。これがたった1000円で買えるなんて!「皇帝」を始めて聴く人はぜひこの演奏です。
・「名盤」
初めてコンサートで「水の戯れ」を聴いた衝撃から約2年が経ちますが,私のラヴェル熱は冷めるどころかこの「アース盤」で更に燃え上がってしまいました。笑初めて聴いた印象は,甘い。かといって甘ったるいわけではなく,心地よい音色。テンポの正確さの中に漂うフランスらしさというかアースらしさというか,とにかく音がきれいです。
マ・メール・ロアの第一曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」が音で見ると一番美しいです。
全体的に見ると,「クープランの墓」と「ソナチネ」が個人的にいいなと思います。アース晩年のレコーディングとのこともありミスタッチも結構ありますが,そんなこと気にさせないほど聴き手を引き込みます。
こうやって文章を読むより,聴いたほうが早いかもしれませんね。。
とにかく,アース盤は今まで出会ったラヴェルの中で最良と,私の中で高い地位を誇っています。ラヴェルを初めて聴く人は,絶対アース盤です。
・「ラヴェル・ピアノ曲集の最高傑作(?)」
数年前からラヴェルの大ファンになりました。僕が今までに聞いたラヴェルの演奏の中では、もっとも素晴らしいです。もっとも、まだラヴェル歴が少しですから確かなではありませんが、一番「アース」の演奏が素晴らしいように思います。名盤なのも納得です。
選曲も完璧だと思います。僕自身の、ラヴェル・ピアノ曲ランキングNO・4まで全て収録されています。 あなたの一生の曲に、出会えるのではないでしょうか?
・「亡き王女のためのパヴァーヌ」
まず最初に、自分は元来はハードロック/ヘヴィメタルをこよなく愛するような嗜好の人間であります。しかしながら、このピアノ曲集は時折激しく聴きたくなることのある作品です。ラヴェルは素晴らしいと思わされました!他のピアニストのラヴェル集は聴いていないし、そもそもクラシックの知識がカケラも無いのでそこら辺はなんとも言えませんが。
読書する時や寝る時に聴くと精神が癒されます!!(*^_^*)
・「心に沁みます」
私がラヴェル好きになったきっかけの1枚です。
スルメではありませんが、聞けば聞くほど味が出てきます。
和声や作曲技法などの細かいことはよくわからないのですが、
ラヴェル独特の、ひや〜っとした清涼感のある響きがなんともいえません。
私のお気に入りは「古風なメヌエット」「クープランの墓」ですが、
どの曲も良いです。
ラヴェル自身がオーケストラに編曲している曲もたくさんあるので、
それらとの聞き比べも楽しいと思います。
・「いいねえ」
ラヴェルのピアノのアルバムがあんまり見当たらないような気が・・・自分が探す場所が悪かったのかもしれないですけどね。その中でこのアルバムはやっと見つけた一枚。
亡き王女のためのパヴァーヌと水の戯れしかしらなかった自分にとってけっこうな衝撃だったなぁ。アースは相変わらず無難な弾き方をするけどそこがいいのかもね(あくまで個人的な意見)けどこの人のゆっくりめの曲は好きだぁ
・「ライナーとの完璧な競演」
フリッツ・ライナー率いるシカゴ交響楽団との共演。引き締まったライナーのオケにルービンシュタインが柔らかく叙情的に挑む。長年のベストセラーとなったのもうなずけるすばらしい演奏である。1956年の録音とは思えない鮮明なリヴィング・ステレオの録音にも驚かされる。
・「豪快・流麗・闊達なラフマニノフ」
厳しい音の管弦楽と、自由闊達なピアノのソロの競演する息もつかせぬラフマニノフ。1950年代のアメリカの香りがする。録音も明晰でかなり良いが1956年という年代の古さからか、唐突にモノラルになってしまう瞬間もあり、ヘッドフォンなどで聴いていると気になるところか。しかしそれを差し引いても、かなり楽しめる名盤。カップリングされた「前奏曲」はモノラル録音。
・「買ってソンはないですよ」
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番の聴き比べの過程で購入しました。はじめて聴いたのはカヴリーロフ×ムーティのもので、いたく感動したのですがどこを探しても売っておらず。そののちアシュケナージ演奏のものに出会ったのですが、本当に素晴らしい演奏ではあるものの、ところどころ好みと違うところがあり、じゃあリヒテルはどうだろう?と買ってみました。アシュケナージ×ハイティング(コンセルトヘボウ管弦楽団)はピアノの音の多彩さに負けず、オケは正面から迎えに行く感じで、聴いていると深く濃い海原のなかに包まれているような力強さを覚えます。それに対してこのリヒテル版は、ちょっと聴くとピアノの一人勝ちかと思うのですが、オケはスッと身を引いたり逆に堂々と存在をあらわにしたりしながら、見事に自分とピアノとを引き立てて行く感じで、また全然違う素晴らしい演奏なのだと気づかされます。ちなみに、コンチェルト2番以外の収録曲も大変マルです。『パガニーニ』が特にオススメです。
・「いい時代になったものです。」
私が最初にクラシックに興味を持った学生時代には(十年程前です…)高いわりに録音がマズいものもあったりしてなかなか手が出せなかったクラシック。いまや安くなって録音技術も進歩して…いい時代になったものです。
しかしこちらは遥か昔の録音も入っている訳ですが、それがとても素晴らしい!リヒテル氏のピアノ演奏には酔いしれました。しかも格安!!
好みはあるでしょうがラフマニノフのピアノ協奏曲2番入りのものとしては最高のコストパフォーマンスと思います。
いい買い物でした。
・「おすすめです」
「ピアノ協奏曲第2番」を聴いてラフマニノフに興味をひかれていたところ、この価格で2枚組というお得感もあり、購入しちゃいました。
「ピアノ協奏曲第2番」はリヒテル演奏版です。ほかのピアニストが弾いたものも聴いてみたんですが、個人的にリヒテルが一番好きです。ピアノに存在感がありとても重厚な造りになっているように感じました。
「パガニーニの主題による狂詩曲」は「ピアノ協奏曲第2番」より難解な曲かなあと思いますが、聴けば聴くほどひきこまれます。
・「お値打ち品です」
「ヴォカリーズ」が聴きたくて買ったのですが、初めて耳にしたリヒテルの演奏に圧倒されました。生で聴ければきっと鳥肌ものでしょう。ラフマニノフの曲としては著名な「ピアノconcert.No.2」と「交響曲No.2」が両方入っていて2枚組、しかもこのお値段とくればかなりお買い得ですね♪
・「ピアノ協奏曲第2番の録音が」
Disk-1収録の「ピアノ協奏曲第2番」の録音が良くない。なんといってもリヒテルだからしょうがないのかもしれないが、私は1楽章通して聴くことができなかった。「ヴォーカリーズ」はともかく、「鐘」はあまり好きな曲ではないので、結局このDisk-1を聴かなくなった。
他方、Disk-2の「パガニーニの主題による狂詩曲」と「交響曲第2番」は録音状態、演奏とも悪くない。私はこのDisk-2のみ繰り返し聴いている。こちらだけにお金を払っても良いと思う。「パガニーニの主題による狂詩曲」はコンパクトにまとまった切れの良い演奏で、「交響曲第2番」、特に第三楽章は泣かせる演奏となっている。いろいろなことに嫌になったら、もう一度この第三楽章を聴くことにしたい。
というわけで、あいだを取って(?)☆3とする。
・「統一されていることが大事」
他の眠りのCDも持っていますが、現在はこれを使っています。と言うのも、このCDが一番すべての曲の雰囲気の統一がとれているからです。他のCDと違い曲の雰囲気が統一されているので、曲が変わったときに気になってしまうということがありませんでした。ブックレットによると成人が安静にしている心拍数と同じリズムの曲ばかりで構成されているらしいです。
・「ヴァラエティ豊かな曲目を一流の演奏家で」
チェルカスキーとラローチャの弾くアルベニスに始まり、グールドが唯一評価していたというロザリン・テューレックの弾くバッハ「ゴルトベルク変奏曲」。ゾルターン・コティシュの颯爽としたバルトーク。古典派とロマン派の黄金の均衡を見せるケンプのバッハ・ベートーヴェン・ブラームスは飄々とした「軽み」の境地。テクニックと豊かな詩情が必要なショパンのエチュードは定評のあるアシュケナージだし、変幻自在なリズムを楽しみたかったらルイサダ君のワルツ集で踊れるし、切れ味鋭いショパンのピアニズムを楽しみたかったらアルヘリチの「英雄ポロネーズ」「前奏曲集」で。ドビュッシーは腕達者なワイセンベルクと神業ミケランジェリで。ガーシュイン、グラナードス(ラローチャの決定的名演!)、グリーグ、ヘンデル(これまた素晴らしいラローチャの「調子の良い鍛冶屋」)まで堪能できる魅惑の150分。
・「優雅な曲からジャズまで。」
このCDを買ったのはショパンと他にも色々聞いてみたいという気持ちからでした。演奏家もアシュケナージ、アルゲリッチ、ケンプと有名な面々で(私が知っていたのはこの3人でした)他にも興味のある曲があり、安いので気に入らなくてもいいか、という軽い気持ちで手にしてみた。しかし、これが結構いい。けっこうと言えるほどクラシックに詳しくないのですが、演奏に関して文句なし。そして2枚組みで150分は入っているのにこの値段!録音はホールで行っているようで響いています。ちょっと惜しいのは小さな音で弾かれると聞こえにくいこと・・・ヘッドホンで聞くにはいいのでしょうが、部屋のBGMとして流すとどうも聞こえなくて。しかし解説も載っているしオススメです!お気に入りはショパンはもちろん、バッハ、ブラームス、エリーゼのために、月の光。知らない作曲家の曲もあったのですがどれもいいです。ピアノ・パッションという題なので情熱的な曲ばかりだと勘違いしていたのですが、違いました。色々な曲調があり幅広く扱っていますが、DISC1は優雅なものが、DISC2は明るめの曲が多いようです。あくまで私の感性であり、人によって感じ方は違うので参考程度にしてください。色々聞きたい人で、最近多く出回っている10枚3000円のものは手が出しにくいと思う方(自分がそうでした)はこういうものから入れば入りやすいと思います。あとで知ったのですが、同じシリーズでショパンの作品集がありました。
・「ピアノパッションについて」
1枚のCDの中にたくさんの往年の名ピアニストの演奏が収められており、特にピアノをたしなんでいる人にとってはそれぞれ異なる演奏が非常に興味あり又参考になる。
・「グールドの「田園」は本作のものの方がお薦めでしょう。」
グールドの「田園」にはCD1枚に「田園」の全楽章を収めたものもあるが、そちらはテンポがちょっと遅すぎるので初心者にはお薦めすることをためらう。それに対し、本作のものは第1楽章のみだが、きびきびした演奏で実に壮快。オーケストラとは違った魅力に満ちている。私はグールドの全作品の中で屈指の出来だと思う。この「田園」第1楽章のためにだけでも本作を入手する価値はあると考える。「運命」も華を感じさせて素晴らしい。両方を一度に集められる本作はお得な作品である。
・「最高の田園」
田園は難しい曲だと思う。特にオーケストラでの演奏で、これ!という演奏に出会った事がない。ところが、このグールドの演奏を聴いて今まで考えを改めることになる。この美しく、深みのある田園。グールドの10本の指で奏でる田園はまさに絶品。これこそ最高の田園だと思う。
・「ピアノだけで「運命」が!」
グレン・グールド氏によるリスト編曲のベートーヴェン、交響曲第5番の全曲と、第6番「田園」から第一楽章のみが収録されたディスク。録音は第5番が1967年、「田園」が1968年。交響曲第5番は、運命という名前で親しまれたあのスーパーヒーローだが、そのヒーローから管弦楽という肉体を取り除いた純粋な精神にピアニズムという鋼鉄のボディを着せたような印象だ。単なるピアノへの編曲でなく、リストによる輝かしいアレンジがなされているわけだが、グールドは持ち前のテクニックと独特の間合いでこの難曲を弾ききっている。録音も、いつもの固い音だが、20ビットのリマスタリングでクリアに聴こえるか。もちろん唸り声も健在。「田園」も第一楽章のみだが、シンプルなピアノ曲として演奏されている。
・「ピアノソロの良さ」
グールドは他にワーグナーの序曲をピアノソロに編曲して演奏しており、ピアノソロの良さを訴えていたのだな、と思う。
ベートーヴェンの交響曲をピアノソロにしたとき、やはり物足りなさはあるものの、一人だけであれだけの壮大な曲を演奏できることに私は意義を感じる。他のピアニストにも、こういった挑戦をして欲しいと思う。
・「優しいピアノ曲集です」
シベリウスのピアノ曲集。交響曲や協奏曲とはまた違い、優しさに満ちた音作りになっています。ピアノ奏者は同じフィンランド出身のマリタ・ヴィータサロ。郷愁あふれる曲調を包み込むように演じます。
極寒の地スカンジナビア半島の厳しい自然。美しい針葉樹の森とそこに積もる雪。短い春に咲き誇る美しい花々。そんなフィンランドの原風景を感じさせる一枚です。まずはトラック22.樅の木(作品75-59)と、トラック23.エチュード(作品76-2)を聴いてみてください。
●C. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調/ピアノ三重奏曲ト短調(ニコローシ/リナルディ)
・「数少ない女性作曲家の秀作」
ロベルト=シューマンの妻であり名ピアニストでもある、クララの十代のころに作曲されたこのピアノ協奏曲。とても十代で作曲されたものとは思えない内容である。全体的に哀愁が漂う。
この作曲家のこの曲が演奏されること自体めったにないので、このCDは貴重な存在であるといえる。
・「館野さんの若い頃の演奏」
館野さんの若い頃の演奏である。もちろん、両手が使えた頃の。グルーグ抒情曲は、ギレリス選曲集とポヴウオッカ全曲集も持っていますが、一番素直な、ポヴウオッカ全曲集がお勧めです。グリーグ没100周年記念盤として出ています。ギレリスも、もちろん煌めくような演奏なんだけど、やたらに速い演奏もあったりして。
・「イントロダクションとしてのライヒ」
スティーブライヒ 楽曲のベスト盤 『 ライヒ・ベスト 』 。 ディスク数1枚ということで、収録時間に制限がありながらもミニマル・ミュージック、そしてライヒに初めて触れる上で良いラインナップが揃っていると思います。 ちなみに時系列の収録順ではなく、トラック相互のバランスを考えたものとなっています。 また、30ページに近いブックレットが封入されているため、初めての方にも優しい作り。 それでいて、巻末には詳細なバイオグラフィーがあり(「CDに解説は不要と考えている人向け」:解説書より)、しかも聴き手とライヒの距離感に応じて、2パターンのライナーノーツが用意されているのでコアなファンも楽しめます。 「イントロばかりでいつ始まるんだ?」 クラシックや特にミニマルに馴染みのない人は戸惑うかもしれません。 まずは、Tr.11 からの "18人の音楽家のための音楽" が良いと思います。 もしも、少しでも通じるものを感じたとき、"〜Sectoin2"以降も聴いてみてください。 ここに収録されている曲のほとんどは、タイトルの楽曲の一部のパートです。 本当の ライヒ を知る上ではフル・バージョンを。 きっと新しい音楽に触れることができると思います。
・「まずはコレ」
ライヒをまだ聞いたことのない人やライヒ初心者の方に、うってつけのCDだと思います。2種類あるライナーノーツはかなり読み応えがあります。自分はライヒについてまったく知らなかったのですが、このCDでいろいろ詳しくなれました。
・「これは・・・」
現代のポップやテクノに通じる、ミニマルミュージックの創始者とも言える彼を一度聴いてみたい人は買うべきですね。私が好きな曲をあげていくと、
クラッピング・ミュージックは聴く人が理解できなければどうしようもない曲かと。私は非常に大胆な手法で繊細なリズムを奏でた(?)名曲だと思います。
そして、エレクトリック・カウンターポイント。私自身、ライヒの曲の中では最もポップで美しくて好きです。ミニマル感覚で続いてきたギターの旋律が一番盛り上がるときに、転調して泣かせる手法は、現代のハードハウスやハードトランスの流れに繋がっているような気がします。
砂漠の音楽は言うまでも無いライヒの一番有名な曲ですね。車か何かのCMで使われていた記憶があります。これは一度生で聴いてみたい…私は合唱経験があるのですが、考えてみると、非常に難易度の高い旋律の集まりで作られているんですよね…
ザ・ケイブは、この部分だけ聴いてもよくわからないと思うので割愛します。しかし、聴いてみる価値はあると思います。
ラストの18人の音楽家のための音楽なんですが、これはこれオンリーのCDを買わなきゃしょうがないと思います。
・「素晴らしいアルバム。」
坂本龍一・久石譲も聴いていたライヒ音楽。現代音楽の礎になる素晴らしいアルバム、これは感動モノだった、久しぶりにいい音楽を聴いた気がする。
・「音楽界のデリダ」
これまで古典を愛してきたが、ライヒを知って、現代音楽に多大なる関心を抱いた。尤も、ライヒもj・s・バッハやストラビンスキーに関心を持ち、過去から多くを学んでいるが、ようやく、私も現代に耀く美しい音楽たちを聴く資格を手にしたように感じる。その意味で、ライヒとの出会いは強烈であった。ジャズやロックには興味は無い。私が求めるのはアカデミックな音楽である。ライヒは私の偉大なる芸術アルバムに加わることを許された。彼は現在70歳弱である。
・「至高のモーツァルト」
決して奇をてらうことなく端正で優雅なモーツァルトのピアノソナタ集です。教科書的な演奏でありながら聴けば聴く程味があってなおかつこのお値段!初めてモーツァルトを聴く人も、いろんな演奏家の演奏を聴いて来た人も万人にお勧めできるアルバムです。
・「安定した演奏」
クララ・ハスキルやリリー・クラウスのソナタ全集を持っていますが、それと比べても、劣らない演奏でした。初めて買ったモーツアルトのピアノソナタ全集がこれでしたので、私にとってモーツアルトのピアノソナタはこれが基準になっていますが、全く非の打ち所がないものになっています。ソナタだけでなく、協奏曲も聴けたら嬉しく思います。
・「旧盤に比べて力強い演奏」
旧盤のもつpppの美しさ、優雅なスタイルは若干影を潜め、しっかり打鍵するf寄りの力強いスタイルに移行している。速度もこの新盤が僅かながら速めである。しかし年齢を経て衰えた印象は無く、堂々とした前向きなモーツアルトである。旧盤のような繊細さを期待する人には不向きかもしれない。ヘブラー節はあちこちに聞かれ、軽やかなスタッカート、ノンレガートは聴かせる。
・「正確だけど退屈じゃない」
「のだめ」が「マラドーナコンクール」で弾いたピアノソナタ(イ短調K.310)を聴いてみたいと思ったら,「全集」を買うしかなくって。
で,初めて,イ短調を聴いてみると。端正できらびやかで。いっぺんに気に入りました。
また,トルコ行進曲も,ほかの多くの人がたたきつけるように引くところを,ヘブラーはむしろ控えめに正確さを期して弾いている。勢いに任せないところに大変好感を持ちました。
録音に6年かかったそうですが,それも当然に思えるくらい,珠玉の曲ばかりです。
買ってよかったです。
・「・・理想・・普遍・・美・・愛・・」
幻想曲ハ短調K.475は、数あるモーツァルトのピアノ曲中でも 最も難しい曲の一つだ。
傷ついて飛べなくなった 鳥が、傷を癒すのに愛情を求め、甘えを見せつつも、野生動物としての警戒心、反抗心、プライドetcを見せ、まるで、思春期の人間の気難しさ. そのものの様な 取扱うには「超」難曲であるが、
Ingrid Haeblerは、これを無償の愛で、優しく .「そっ」と抱き上げ .包み .安らぎを与え、自らの手を、嘴(クチバシ)で 激しく突かれようとも、一切動じず、神仏の如き、変らぬ .大きな「愛」で . 包む。
非常に統制が取れており、解説にもあるように、普遍性が持ち得る、「美」「愛」「神聖」…といった レベルに達した、素晴らしい演奏であった。
多くの名立たるピアニストが、この「超」難曲を、大袈裟に扱い、火傷を負ったり、逆に傷だらけになったり、統一感の無いバラけた解釈になったり、滅茶苦茶なテンポになったり、方向性を失ったりしている 事を考えても
このIngrid Haeblerは、本当に素晴らしい演奏だ!。「奇蹟」のような演奏だ!これを聴かずして、モーツァルトを聴いた気持ちになっているのは、余に 「もったいない」 ことである。
・「グールドのお部屋に「お呼ばれ」する妄想」
グールドはモーツァルトがあまり好きではない、とどこかで読みました。で、どう弾いているのかと思いきや…
K310の第一楽章。早い。K331の第一楽章。遅い。どちらも、ちょっと変わっているのですが、弾きたいように弾いてる感がとてもよいです。子供の頃、これらの曲を家でひとりで練習している時、飽きてくると、譜面通りには弾きたくなくなる瞬間があります。で、自分の好きなように、速く弾いたり、遅く弾いたりして遊んでいたことを思い出しました。
天衣無縫にグールドさんが勝手に弾きまくるモーツァルト。うなり声も手伝って、なんだかとてもプライベートな空気濃厚。お部屋によんでもらって、弾いているのをそのへんのソファで聴いているような、なんとも贅沢になれる1枚です。
・「我とともに唄え、モーツアルトを!」
曲想がはっきりと聴き取れるって、他にはまず、ありえない。グールドがモーツアルトと対話して、俺のモーツアルトを聴き給え、と示した名盤。
グールドが辿りついた各曲の解釈と曲想が、彼の歌い、ハミング、鼻歌?でわかる。プロの演奏家も、心の中では歌ってるはず。隠す事なく伝えてしまったのがグールド。
音楽って楽しいでしょ、僕にはこう読み取れるんだよね、皆さんはどうだ?よかったら一緒に歌おうよ、気持ちいいんだよ。機会があれば君が掴み取ったモーツアルトも見せてもらうからね、とグールドが伝えているように思えてならない。
教科書のさらに先にあるモーツアルト、好き嫌いを言っていいのだけれど、好きになってくれる人が増えるとうれしい。
・「「外界を知らない魂は考えることができない」by アリストテレス」
これは只の演奏ではありません。演奏の形を取った批評です。「俺だったらこうする」「この方がいいと思わないか?」というね。そうでなかったら、大嫌いな作曲家の大嫌いな作品を全曲録音しようなんて思わないでしょう。(ちなみに、嫌いな理由は「聴衆に媚びてるから」だそうです)
そもそも音楽を言葉で語ること自体がナンセンスなのですから、これは非常に真っ当なやり方です。ただ、普通の批評家はそれ程の演奏能力を持っておらず、普通の演奏家はそれ程の批評能力を持っていない、というだけのことです。つまり、やらない、のではなく、出来ないのです。
グールドは、人並み外れた演奏技能と高度な知的活動を兼ね備えているという点に於いて、非凡な存在なのです。
ですから、彼がスコア通りに演奏するかしないかなどということは、全く些末なことに過ぎません。重要なのは、スコア通りに演奏するにしても、ただそう指示されているからそうする、というだけなのか、それとも、自らあれこれ考察した上で、「成る程、スコア通りに演奏するのが最良だな」と納得した上でそうするのか、という点です。つまり、演奏家としてのみならず、人間としての主体性の問題なのです。
グールドは、間違っても「演奏マシン」に成り下がらないだけの主体的な批判精神を持った最高度の演奏家、言わば、真の意味での「現代人」の「音楽家」なのです。
そんなグールド相手に、好きだの嫌いだのと子供みたいなことばっかり言っててもしょうがないんです。私達が彼の作品を楽しむ、或いは楽しむことしかできないのは私達の勝手でしょうが、音楽そのものを情緒的な快楽としてだけでなく知的探求として捉えるセンスなしには、彼の演奏の神髄を味わうことは出来ないでしょう。グールドを聴く喜びは、発見の歓びなのです。
音楽を、でなく、音楽「で」思考しなければ!
・「まさに「あいた口がふさがらない」」
モーツァルトのピアノソナタというと、あの美しい旋律の穏やかな曲だぁ。と思っている人がかなりいると思いますが、そのイメージを初っ端からぶち壊してくれます。まず驚くのが8番。あの楽譜からこんな演奏が出てくるなんて!最初に聞いた時は、思いもかけない"奇襲"には正直びっくりしましたが、よく聴いてみると技術的に完璧な演奏だったり、なによりも音楽性に富んだすばらしい演奏だという事が分かると思います。ようするに魅力的なのです。この演奏はグールドにしかできないと思います。できることなら、全集を勧めたいですが、まずはモーツァルトの名曲がぎっしり詰まったこのCDで衝撃を実感してください。
・「買ってください」
モーツァルトがブームになって久しいですが、(アルファ波がでてるから)私はそれほどよいとは思わず過ごしてきました。バッハはやっぱり天才だ~とか、美しさではラヴェルか・・とか、単純だけどハイドンのピアノ曲も素晴らしいとか言ってきたのです。しかし!グールドのバッハを聴いて「弾き手によってこんなに違うのね」と知り、ではモーツァルトは?と思って、このCDも購入してみました。結果は・・・星5つです!!間違いありません。「クラシック嫌いでもグールドは聴く」と言われますが、このCDでもその力が発揮されています。誰もが子供の頃聴いた事がある名曲(ピアノの練習曲)、と簡単に通り過ぎないで下さい。特に最初に収められているの8番!の、1楽章と3楽章は…心臓に突き刺さる演奏です。1楽章は「そうそう!これぞグールド」とニヤリとさせられ、更に3楽章では奇抜さではなく、恐ろしい程のテクニック&それ故の表現力に泣かされます。モーツァルトのピアノ曲をお求めなら、ぜひ買ってください。とにかく聴いてみて下さい。私はグールドのお陰で25年ぶり位にピアノを再び弾き始めました。
・「最高のラフマニノフの3番」
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・「若くして伝説となったピアニストの輝かしい青春の記録。」
リヒテルの話を聞けば、3番を好きと思ったなら、誰だって聴いてみたくなると思いますし、それも相俟って人気がある演奏だと思います。私は、このCDそのものを持っていますが、解説には、こうあります。
「彼がまだ自らの限りのない未来を信じていたであろう頃、チャイコフスキー・コンクール優勝から約1ヶ月後に行われた凱旋公演のライブ録音であり、若くして伝説となったピアニストの、輝かしい青春の記録である」
そう、まだ自らの限りのない未来を信じていたであろう頃・・って何とも切ないです。彼は、録音も1975年が最後、1978年演奏活動を中断し、第一線から遠ざかっています。(数年前復活を果たしたそうですが)
私は、アシュケナージ3種類、ホロヴィッツ3種類などをはじめいろんな3番を持ってたり聴いたりしましたが、この演奏の感想は、コンサバな演奏とは違う、個性的です。現代風とはちょっと違う、1950年代の薫りがします。静かにはじまりますが、ピアノとフォルテの差が激しいです。とてもダイナミックな快演です。ほんとに青春の息吹です。
ライブ録音なので拍手、観客の息づかいもきこえてきます。私の持っている他の3番の演奏家のCDの解説に、ヴァン・クライバーンのようなはた目にも明らかな大仰さやレトリック・・(と批判してその演奏家を誉めている)とありましたが、その解説の人が言うように「大仰」なのかどうかは、是非聴いて確かめてみてください。
私自身は、そうは思ってませんけど。
・「クールな熱狂」
■ラヴェルで最も有名な「ボレロ」はカラヤン指揮ベルリン・フィルの1965年頃の演奏で。カラヤンならではの対旋律の浮沈等興味深いが、サウンドがドイツ的重厚な華美に傾きがち。最後の「初めての転調の驚き」や「輝かしいクライマックスからの崩壊としてのエンディング」も、予定調和的で驚きがない。もっと冷徹でめくるめくしなやかさが欲しい。
・「なんて美しいラヴェル・・・」
のだめを読んでからラヴェルを聞きたくなって手に入れたこの1枚。聞いてびっくり!!!もう今ではすっかりラヴェルのとりこです。いかにもフランスという感じの洒落た楽曲がそろっており、特にブーレーズのこのラ・ヴァルスは僕の知っている(浅はかな知識ですが)管弦楽曲では最高の一曲になりました。入門のつもりで期待もなく買ったのですが、この一枚でしばらくは幸せなひと時を楽しめそうです。
・「素晴らしい☆」
ラベルを聞きたくて、購入しました。
購入決定打は大好きなアルゲリッチの音源も入っているからだったのですが、他の演奏も名演揃いです。慎重に音源が選ばれているし、曲の並びも通しで聴いていて自然です。よくある詰め合わせ的な、手抜き感は全くありません。
1500円で2枚ぐみ。たっぷり聞けます。
・「亡き王女のためのパヴァーヌ(舞踊)」
正直に言えば、普段クラシックはあまり聴かないのですが、ゆったりとした、どこか物悲しい旋律が耳から離れません他の曲も良い曲ですし、どのアルバムにしようか迷っているならぜひ『ラヴェル:作品集』を候補に!
・「ラヴェルの響きを満喫」
「ボレロ」では良くも悪くもカラヤンの個性がそのまま出ている。一方では極端に美しいのに(ここでは特に弦楽器)、他方では疑問符をつけたくなるカラヤン節も全開。ほかでは「ピアノ協奏曲」の緩除部分のオーボエとピアノの寂しさ、「ダフニスとクロエ」の美しさ(特に合唱がよい)あたりが聴き所。アバドは純粋な音響を前面に出した作品を得意としているだけあって、ここではさすがの指揮を見せている。
・「会心のシューマン」
フレイレの「謝肉祭」は今回で3度目の録音となる。場所はスイス・ルガノのイタリア語ラジオテレビ放送局のスタジオ。録音はとても自然でバランスも良い。フレイレの演奏は前回のショパン・ピアノ曲集よりずっとのびのびとしている。最初の「謝肉祭」の録音(1967年、スイス・ヴィンタートゥール)の時の優等生的な、しかし性急になりがちなところ、二度目の録音(1980年、ブラジル・サンパウロでの実況)での荒削りさがまったくなくなり、シューマンの曲の特性を実にうまく引き出して歌わせている。彼特有のリズム感、音の美しさ、切れ味、力強さは36年前とほとんど変わっていない。「謝肉祭」以外の曲も会心の出来である。聞かないと本当にソンですよ!
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