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▼おとなのアニメ劇場:セレクト商品

AKIRA DTS sound editionAKIRA DTS sound edition (詳細)
大友克洋(監督), 岩田光央(俳優), 佐々木望(俳優), 小山菜美(俳優), 橋本以蔵(脚本)

「他のアニメDVDメーカーも見習ってほしい」「音楽がいいので高音質版は嬉しいです」「俺のバイブル」「未だに最高傑作アニメ映画」「傑作」


王立宇宙軍~オネアミスの翼~王立宇宙軍~オネアミスの翼~ (詳細)
山賀博之(監督), 森本レオ(俳優), 弥生みつき(俳優)

「世界観がたまらない」「何度となく見た作品です」「本作の存在意義は大きい」「歴史に残る、将来子供に見せたい作品です。」「ある意味アニメっぽくないアニメ?おすすめです!」


機動警察パトレイバー 劇場版機動警察パトレイバー 劇場版 (詳細)
押井守(監督), 冨永みーな(俳優), 古川登志夫(俳優), 池永通洋(俳優), 二又一成(俳優), 榊原良子(俳優), 大林隆之介(俳優), 阪脩(俳優), ヘッドギア(原著)

「誰が観ても面白い傑作!」「廉価版・・・。」「80年代後半では最高の映像レベルかも?押井守の代表作」「さすが押井されど押井」「一番初めの劇場版にして、一番好きになれた劇場版かな。」


機動警察パトレイバー2 the Movie機動警察パトレイバー2 the Movie (詳細)
押井守(監督), 冨永みーな(俳優), 古川登志夫(俳優), 竹中直人(俳優), 根津甚八(俳優), 池永通洋(俳優), 二又一成(俳優), ゆうきまさみ(企画・原案), ヘッドギア(原著)

「左右両者からも大きく支持される傑作「戦争」アニメ」「アニメとは思えないシリアスドラマ」「戦後の日本に生きる」「怖い」「「亡国のイージス」を観て」


GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 (詳細)
押井守(俳優), 田中敦子(俳優), 大塚明夫(俳優), 山寺宏一(俳優), 沖浦啓之(俳優), 河森正治(俳優), 竹内敦志(俳優)

「Ghost In The Shell」「衝撃的だった」「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!」「やっぱり一押し!この作品」「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界」


イノセンス スタンダード版イノセンス スタンダード版 (詳細)
押井守(俳優), 大塚明夫(俳優), 田中敦子(俳優), 山寺宏一(俳優), 大木民夫(俳優), 沖浦啓之(俳優), 竹内敦志(俳優), 士郎正宗(俳優)

「孤独に歩め。悪をなさず、求めるところは少なく。林の中の象のように。」「現実と虚構、人間と人形が倒錯する押井守の知的迷宮」「「イノセンス」とは、何か。」「臭う(におう)体と冷たい体」「肉体を喪失した時代における「人間性」」


APPLESEEDAPPLESEED (詳細)
荒牧伸志(監督), 小林愛(俳優), 小杉十郎太(俳優), 松岡由貴(俳優), 士郎正宗(原著)

「なんというか」「初めて原作を読んだ時を思い出しました」「買うべし!(自分も)」「良い映画」「とにかくかっこいい」


エクスマキナ -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディションエクスマキナ -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディション (詳細)
荒牧伸志(監督), 岸祐二(俳優), 沢城みゆき(俳優), 五十嵐麗(俳優), 山寺宏一(俳優), 小林愛(俳優)

「まずは、頭を空にして楽しんで観ましょう」「今、観終わりました」「素晴らしい」「世界に向けての娯楽映画」「これが最先端のCGアニメ」


劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に (詳細)
庵野秀明(監督), 緒方恵美(俳優), 三石琴乃(俳優), 山口由里子(俳優), 林原めぐみ(俳優), 宮村優子(俳優), GAINAX(原著)

「いまさらながら見ました」「この劇場版は人を選びます」「解説サイトを読んだら救われました」「およそ世界の終末は失恋ほどの重みも無い」「巨大綾波に押し潰されて死にたい」


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 (詳細)
総監督:庵野秀明;監督:摩砂雪;監督:鶴巻和哉(監督), 三石琴乃(俳優), 林原めぐみ(俳優), 緒方恵美(俳優), 山口由里子(俳優), 立木文彦(俳優)

「想定外のデキ」「期待を裏切らない名作」「最初のシ者」「あれとは…」「大人にしか分からない子ども」


うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (詳細)
押井守(監督), 平野文(俳優), 古川登志夫(俳優), 神谷明(俳優), 島津冴子(俳優), 杉山佳寿子(俳優), 高橋留美子(原著)

「我が青春の一ページ」「押井守「の」うる星やつら」「みんなカメに乗ったら」「不朽の名作」「「永遠の夢?」」


映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 (詳細)
矢島晶子(俳優), ならはしみき(俳優), 藤原啓治(俳優), こおろぎさとみ(俳優), 真柴摩利(俳優), 林玉緒(俳優), 佐藤智恵(俳優), 一龍斎貞友(俳優), 臼井儀人(原著)

「子供時代に見ても」「年齢や経験などこえて」「涙がこらえ切れない」「オトナ帝国、それは現在への失望が生み出したモノ…」「予想以上に深い」


▼クチコミ情報

AKIRA DTS sound edition

・「他のアニメDVDメーカーも見習ってほしい


今回のパイオニアLDCの[AKIRA]は、こうでなくてはいけないと言える適価と内容で発売した事にまず拍手を送りたいです。絵的にはバンダイのAKIRAと同レベルといった印象であるものの、音声というより音楽の再現力は数段上を行き、芸能山城組独特の肉声が実にリアルに響いてきます。

しかし、こういった良質な内容と\3000台というプライスを伴ったアニメソフトがひとにぎりというのは少々寂しい気がしますし、アニメDVDが異様に高いという日本独特の習慣は、いいかげん打破していかなくては今回の様に購入するという所まではなかなか行きません。

・「音楽がいいので高音質版は嬉しいです
忘れた頃になんとなく見たくなるAKIRAですが,このバージョンは嬉しいですね.

個人的には音楽がすばらしい効果をあげていると思っているので...

様々な抜群の要素が絡まり合ってAKIRAという傑作が完成したと思います.

ちなみにAKIRAの音楽を担当した芸能山城組は実はとんでもない集団です.彼らは芸術家であり, 研究者であり, しかも科学者だったりします...

・「俺のバイブル
ありきたりの言葉で申し訳ないですけど、このアニメ、80年代に製作されたのが信じられないぐらいのクオリテイーです。もう何度も見ましたが、見るたびにそう思わされます。まったく古さを感じない、もう2005年になったというのに、凄すぎます。時代設定、キャラ設定も当時からしてみれば、かなり先を行った設定で、金田のキャラも正義の味方と言う感じではなく、悪なんだけど、どこか憎めないキャラで、勧善懲悪じゃないところがよいです。ああ、俺も金田のように生きたい。

・「未だに最高傑作アニメ映画
日本が誇る世界最高のアニメ映画。この評価は20年近く経った今でも崩れていないし、今後も当面は続くだろう。全く古さを感じさせない映像のクオリティは圧巻。効果音的な音楽も非常に効果的。登場人物も個性的で、全く飽きることなく見ることが出来る。単なるSF、バイオレンスではなく、人間の本質的な部分に迫るテーマもあり、異常なほどに完成度の高い作品である。

・「傑作
確かに万人受けはしないかもしれませんが、20年近くも前の作品なのに、このハイクオリティさ。作者でもあり監督でもある大友先生はまさに天才。細かいところまで妥協を全くしておらず、何度も何度も観ているのに飽きが全くありません。新鮮さすら覚えます。そこらのハリウッド映画よりも見応えあり。何処からこんなアイデアが生まれるのか・・・。ため息ものです。ストーリーは多少難解かもしれませんが、是非とも観て頂きたい一品です。セル画でここまで出来るとは・・・。セル画だからこそいいのかもしれませんけど・・・。主人公、金田が乗るバイクが思わず欲しくなってしまいました。金田と鉄雄の対立しながらもお互いを思う友情、ラストは切なかったです。

AKIRA DTS sound edition (詳細)

王立宇宙軍~オネアミスの翼~

・「世界観がたまらない
オープニングの森本レオの「語り」、坂本龍一のセンスのいい音楽、そして、なんともいえない世界観・・・。いろんな要素が絶妙に絡んでいてたまらない作品。

特に、オープニングに流れる坂本龍一の音楽は私が小学生の時に聞いて以来忘れられず、このDVDを買うきっかけにもなっている。

この映画は興行的には失敗に終わっているものの、それは「風の谷のナウシカ」も同様で、興行収入のいい映画が必ずしも「いい映画」ではないことを示している。

この作品はいい意味で地味であり、観れば観るほど良さが出る作品。独特な世界観を楽しんでほしい。

・「何度となく見た作品です
この作品は、何かに行き詰まり自分の心が汚れていると感じた時に必ず見ています。今回は3年ぶりでしたかもう10年になりますか何回も見ています。覇気のない主人公が、動機は不純であれ、何かに打ち込み変わっていく様子が自分にも覇気を与えてくれるような気がします。特に宗教には興味はないのですが、神という存在は

本当は、無いのでは?本当の神は自分の中に正しく生きる生きようとするモラルの中に存在するのでは?と毎回見る度に思ってしまいます。もしこの作品を見て共感できる方が居れば幸いに思います。ストーリーだけではなく、終わった後も考えさせられる作品です。(音楽は坂本龍一のファンだけに大好きです^^;)

・「本作の存在意義は大きい
当時、好景気だったからかもしれないが製作出来ただけでも奇跡的な作品。

現在も各方面で活躍する多くの、そして若いクリエイターたちが劇中の王立宇宙軍の若者さながら全力を賭して完成させた力作。

特筆すべきはその世界設定の細やかさ。アニメにありがちな細部にばかり気を取られた中途半端なSF世界ではなく、ひとつの独立した世界観を造り上げることに成功している。

確かに興行的には振るわなかったかもしれない。しかし現在に連なる多くの作品を生んだ揺籠的な作品として本作の存在意義は大きい。

・「歴史に残る、将来子供に見せたい作品です。
”オネアミスの翼”のすごい所は、現在の地球に良く似た、それでいてめちゃくちゃエキゾチックな異世界で繰り広げられる、コミカルな展開ながら随所に人類の発明の歩みとそれによって得られた便益、そしてまたその恩恵に預かることよりもむしろその痛みを見つめる人々を描くことによって一つの世界観を見事に構築している所にあると思います。そして圧巻は最後のシロツグの台詞、それに引き続き、液化水素によって結露した大気の結晶を舞わせながら圧倒的な存在感で発射されるロケット。そして人類初の宇宙飛行士として地球の外に飛び立ったシロツグが人類に向けて発したメッセージは・・・    是非見てください

・「ある意味アニメっぽくないアニメ?おすすめです!
世界観も、とても奥行きがあって厚い。たとえば、登場する生活小物やマシン等のデザインを、別々のデザイナに依頼する、などは序の口。坂本龍一氏による音楽も、まったく異次元の世界を実在させるために、街なかやラジオで流れるポップスまで作曲したという凝りようです。

もちろん作画の重量感や、淡々としたストーリーや「笑い」もナイスでした。

センスのいい作品だと思います。終盤部はかなり感動&絵に感嘆のタメイキだと思いますよ。

王立宇宙軍~オネアミスの翼~ (詳細)

機動警察パトレイバー 劇場版

・「誰が観ても面白い傑作!
 日本が世界に誇る鬼才、押井守監督の劇場版アニメーション第3作。押井作品というと、難解な印象を持つ方も多いと思いますが、この「パトレイバー劇場版」は子供から大人まで誰が観ても楽しめる作品に仕上がっています。ビデオ発売当時、普段はアニメなど見もしなかった還暦の亡父が「これはおもしろいな」と嬉しそうに言ったのが記憶に残っています。ただし、楽しむと言っても、派手なアクションと言うよりは、しっかりと練り込まれた脚本(後に平成ガメラシリーズを手がける伊藤和典による)や、ロケハンをもとに「東京」という都市の光と陰を見事に描き出した美術などをじっくりと味わうといった、言わば知的エンターテイメントとして捉えた方が、その良さが際立つかも知れません。畳敷きの下宿で展開する、戦慄のコンピュータシミュレーション、また、薄暮の隊長室で交わされる、聖書と関連づけられた犯罪計画についての会話など、一見地味ながら思わず高揚させられてしまう素晴らしいシークエンスが満載。単なるロボット活劇と侮るなかれ。必見です!

・「廉価版・・・。
作品内容は素晴らしく、これぞアニメーションといった感じで楽しめます。ただ、数年前に発売されたときが9800円で今回の廉価版が税込み6090円とは・・・。廉価版を謳うならもう少し価格設定は何とかならなかったのでしょうか?少しでも手の出しやすい価格にしていただいて、多くの人にこの名作を楽しんで欲しいものです。

・「80年代後半では最高の映像レベルかも?押井守の代表作
押井守監督の作品としては、かなり分かりやすい内容の作品。全ての面で虚構化していく宿命にある都市、そこに生きる人間もまた、生身でありながら虚構化していくという奇妙な絶望感が作品の底流にあるものの、そう言った思想性を前面に押し出さなかった点が、成功の秘訣だろう。実は本質的な問題の解決はなく、都市の虚構化は人類文明全体が抱えた問題なのだ、ということを綴った2作目は非常に暗い映画だったが、本作に関して言えば、そこをぐっと抑えて、晴れやかな気持ちにさせてくれる娯楽作として仕上がっている。

この作品は特に構成が特に優れている。アクションシーンからはいる導入部分、隊長室内での渋みのある会話、若い隊員達のハツラツとした生活と遊馬の行動力溢れる捜査、それとは対照的な松井刑事達の地道で地味な捜査、そして警視庁や警察庁上層部との取引場面の緊張感…静と動を上手く切り替えながら物語が動いている。それを盛り上げる川井憲次の音楽も素晴らしかった。

押井監督には、またこういう作品を作って欲しいのですが、もうそういう気はないのでしょうかね。ロボットアニメという範疇を明らかに超えた、高いテーマ性と娯楽性の双方を備えた良作。

・「さすが押井されど押井
あいも変わらすさすが押井。その執拗なまでに完全に構成された世界観、思考回路はやはり常人のそれを超越している。鋭く抉り、しかし傷跡を残さないようなストーリー展開はさすが。昔のアニメとは思えない…… ただ、押井さんでいっつも思うのだが、登場キャラクターがもうむちゃくちゃになってる。たぶん気に入った奴以外は適当になるんだろうね……後藤隊長、あすま以外は皆話を進めるだけの駒になってたよ。パトレイバーはキャラクターもいいから売れたと思うから、そこは若干閉口してしまう。まぁ、とはいえ押井さんのいいとこはそこかもしれない。と言うかそこを犠牲にして押し出して来るメッセージ性か。味がある。とにかく見て損はない。十分満足できる作品。

・「一番初めの劇場版にして、一番好きになれた劇場版かな。
パトレイバーの劇場版は現在3作目まで作られていますが、2作目と3作目は、キャラクターの絵もリアルタッチになり、レイバーの活躍シーンもほとんど無く、娯楽性はほとんど無い、非常に大人テイストな作品になっています。2、3作目を否定しているワケではないのですが、好きになれなかったのも事実。(イノセンスが大好き、という方にはオススメです)

その点、この劇場版1作目は、原作の持つ雰囲気を壊すことなく、しかし様々な人間達が生み出す混沌をしっかりと提示し、かつエンターテイメント性をきちんと持たせた傑作であると思います。

とりあえず、『説教臭い映画は勘弁』という方には、この1作目が一番のオススメであると思います。

機動警察パトレイバー 劇場版 (詳細)

機動警察パトレイバー2 the Movie

・「左右両者からも大きく支持される傑作「戦争」アニメ
押井守の先見性が垣間見れる作品。視聴したヒトの半分は「パトレイバーの名を冠する意味が無い」と言います。個人的には、別にパトレイバーだろうが無かろうがどっちだっていいと思いますが。(ただラストのレイバーバトルはもっと長くしてくれても問題ないのでは、とも思いましたが)

とにかく緻密な近未来シミュレーションを刻々と流し、見るものに不安と緊迫を与える描写は素晴らしい。PKOの自衛隊全滅、自衛隊の基地篭城、派遣、テロの発生、警察の混乱、国内のライフラインのストップ・・・。全ては今の時代にとって絵空事とは言い切れなくなったものばかり。放映当事の93年では「そんな馬鹿な、アッハッハ」と一笑に伏されてしまったでしょうけども、それから10年たった今にとっては、そのシミュレーションが現実にならないことを祈る人のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

こういった社会を鋭く指摘するアニメーションこそが、世界に誇るジャパニメーションの名を冠することができるのではないでしょうか。

・「アニメとは思えないシリアスドラマ
初期OVAシリーズでもテーマになっていた、自衛隊によるクーデター。本作ではより大規模かつシリアスに描かれる。作中の時代設定を越えてしまっているが、製作10年以上を経るにも関らず全く古びていないどころか、レイバーを除けばほとんど通用しそうな極めてリアリスティックな描写・設定など見事しかいいようがない。

2003年を舞台にし、F16によるベイブリッジ爆撃に始まる事件。本作の白眉とも言うべき三沢飛行隊の幻のスクランブルの緊迫感のある描写、自衛隊の治安出動、戒厳令下の雪の東京を謎の武装ヘリコプター部隊が襲う・・・。全編クライマックスの連続のような、緊張感のある展開は何度見ても見飽きることはない。

第1作が夏を舞台に台風直下の東京湾をクライマックスにしていたが、本作の季節は冬。暗い色をした東京湾や東京の描写、治安出動した冬の東京、冬独特の澄んだ空気、そして雪・・・(2.26事件からクーデターと言えば雪の降りしきる冬が通り相場か?)、季節描写が見事。

自衛隊調査部の荒川という謎の男の暗躍に、特車二課の後藤が対抗する。南雲課長代理のストイックな恋愛も大人の雰囲気たっぷり。川井憲次の音楽も印象的。アニメ史上に名を残す名作と断言できる。必見!

・「戦後の日本に生きる
戦後半世紀以上過ぎました。先の大戦以来日本は戦争を経験していません。おそらくこの先もそうであると多くの日本人は信じています。信じるというよりそれが日本では家の中では靴を脱ぐのが当たり前なのと同じように日本が平和なのは当たり前と思っていると言うのが適当でしょうか。この映画は海外派遣で現地の武装組織と交戦し部下を失った自衛官が日本で反乱を起こす物語です。

戦争がテレビの中で起こるフィクションと思い込んでいる日本人達に戦争という状況を与える首謀者の柘植行人。政府や警察の幹部が責任の擦り付け合いをやっている間もどんどん“戦況”は変わっていく。幹部達と衝突しつつも事態を解決しようと動く後藤隊長を中心とした特車二課の面々達。都心で小銃を持って立つ兵士や道路に立つ戦車という非日常的なこの描写だけでも、日本の平和に疑問を少しでも持ち、第三者的な視点で戦争を見ずもっと正面から戦争に向き合えという首謀者の柘植行人のメッセージが込められているように思え、まさに東京中を包んだ戦争という状況そのものが柘植のメッセージと言える。

本当にアニメとは思えないハードでシリアスな作品です。アニメだからと敬遠しないで色んな人に見て欲しいです。ただし、第二小隊のその後的な部分もあるので原作の知識が無いと見れないかもしれないというのが少し惜しいというかしょうがないところ。そういった面はこれの前の劇場版パトレイバーで十分補完できると思われます。こちらの作品も十二分におもしろいので見ていただきたい。同じようなテーマを扱った作品に福井敏晴氏の小説「亡国のイージス」といものがあるので活字もあるので活字もOKな人はそちらの方もお勧めです。

・「怖い
 むしろ現代にこそ見るべき作品か。僕たちはもはや戦争のリアルを感じられなくなってしまった。日本は戦争を放棄しながらも、自衛隊という武力を持っている。アメリカに莫大な金を払って国を守ってもらっているのにも関わらず、だ。もちろん、自衛隊は戦争をするための力ではなく、自衛のための戦力(あえて、戦力と言いたい)だ。 だが、テロが起こった東京を自衛隊が闊歩する姿を見るのは寒気がする。それが現代でこそおきえる問題であると思えるからだ。押井守はまるで東京を占拠したのでは思わせるほどの、街中の自衛隊の姿を執拗に描く。それはやや冗長とも取れるほどの過剰な演出で、そんな言葉で表せないところに押井のメッセージ性が光る。 一歩間違えれば戦争はすぐに始まる。戦争はいつだってリアルじゃないという言葉、まるで幻のような東京という町の姿に、現代の抱える本当の戦争に対する恐怖があるのではないだろうか。

・「「亡国のイージス」を観て
映画「亡国のイージス」を観て、改めてパトレイバー2のすごさを痛感した。「亡国のイージス」も面白かったが、パトレイバー2には及ばない。10年も前にこんな映画が作れるなんてほんとにすごい。

機動警察パトレイバー2 the Movie (詳細)

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

・「Ghost In The Shell
文句なしの☆5です。これほどまでに見応えのある映画は中々お目にかけない。

何が凄いのかというと映像や音楽はもちろんの事ですが、やはり的確に計算された近未来のリアリティではないでしょうか。基本となるのは「ネット」であり、実に巧みに具現化されています。1988年頃の時点でネットの台頭を予測し、その性質を完璧に表現した原作者に加え、その世界観をありのままに映像化する事に成功した製作者側も見事です。

この映画が存在する限り、世界各国はアニメにおいて日本を越える事は難しいでしょう。

・「衝撃的だった
この映画を見た当時、ネットのことを詳しく知らなかったので(ネット自体の普及率もまだまだだったと思う)何度も何度も見た思い出がある。それほど衝撃的だったし、それほど理解したいと思った世界観だった。時が経って見ても、なんてすごい作品なんだろうと改めて思う。各方面に多大なる影響を与えたのは周知の事実だが、作品自体が全く色褪せない輝きがある。時代がまだ追いついてないからだろう。原作と映画のエッセンスは微妙に違うが、それはそれで楽しめるし、どちらの世界でもとにかくキャラクターが魅力的だ。個人的には英語版(日本語字幕)がおすすめ。日本語の方は意味はよくわかるが、聞き取りづらいところが何箇所かある。

・「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!
士郎正宗の原作は、所々に細かいギャグを盛り込み、素晴らしいものですが、この劇場版は、コンパクトにまとめるため、原作を元に、押井ワールドにアレンジした作品。dtsではないのですが、BGMの音質も良く、低音まで響き、素晴らしい出来です。皆さんご存じのように、この作品は海外でも上映され、「MATRIX」3部作の製作ををウォシャウォスキーに決断させた、有名な作品です。以前9800円で発売されていたものを購入しましたが、こんなに安くなり、ファンは買いやすくなりました。アニメファンならずとも、これは買いでしょう。最後は原作通り、草薙少佐のゴーストが電脳ワールドに入り込むエンディングになっています。原作は第2作と最近、第1.5作(?)が発表されていますが、2作目は「機動隊」ではなく、草薙素子のみの活躍となっています。しかも1作目のエンディングでは少女の擬体にゴーストが移されているのですが、最初の姿で登場するので、別物と言っていいでしょう。現在「イノセンス」が公開されていますが、この作品も合わせて見てみると、一層深く理解できるのではないでしょうか。ところで、メーカーさん、アニメのDVDをもっと安くして下さい。財布が空になっちゃうよ!

・「やっぱり一押し!この作品
攻殻機動隊の原点とも言えるこの作品。DVD作品は今もなお、最新作が出ています。もし最近この作品に興味が出た人も、興味があり『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を見ていない人も、この廉価版は買って見るのもいいと思います。限定版もありますが、見るだけでしたらこちらでも言いと思いますよ!

・「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界
『GHOST IN THE SHELL』―アーサー・ケストラーの『機械の中の幽霊』を彷彿させるタイトルである。作品のテーマはやはり「真実と虚構」。ネットが世界を覆い、人体のサイボーグ(義体)化もありふれる近未来。ヒロイン・素子は自分が自分であることを証明する確かな<真実>を見出すことができず懊悩していた。そんな時起こる不可解な事件。事件の黒幕である、外務省の秘密プロジェクトの予期しない結果としてネットの海に誕生した、<ゴースト>を宿したプログラム<人形使い>は自らを「生命体」だと宣言し、より完全な生命体となるために行動を開始する。全身サイボーグ化も珍しくない世界で、人間と機械を別けるものとは一体何なのか、生命体と非生命体の境界は何なのか―<人形使い>の存在はわれわれにそう問い続ける。

別にこの種のテーマは決して珍しいものではないし、この作品の魅力の全てでもない。本作の魅力はこの哲学的テーマとディテールにまで凝りに凝った映像美・アンニュイかつ詩的でどこか儚さを感じさせる表現美が一体となって織り出す怪しいまでの作品世界の美しさである。雅楽的旋律を背景に大和言葉で綴られる主題歌も、近未来世界との良い意味でのギャップを形成し、はまっている。

この作品が万人向けではないことは事実である。しかし、好きな人には堪らない作品だろう。『イノセンス』を観る前に必ず観ておくことをお勧める。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 (詳細)

イノセンス スタンダード版

・「孤独に歩め。悪をなさず、求めるところは少なく。林の中の象のように。
この映画のメインテーマは「人形」ですが、もう一つ、「バトーの孤独」も描かれています。

95年の攻殻が素子の孤独を描いた映画なら、これはバトーの孤独を描いた映画でしょう。徹底的な情報化、管理化社会の中で自らのアイデンティティを失っていく素子…

素子「私みたいに全身を義体化したサイボーグなら誰でも考えるわ。もしかしたら自分はとっくに死んじゃってて今の自分は電脳と義体で構成された模擬人格なんじゃないかって。いえそもそも初めから<私>なんてものは存在しなかったんじゃないかって。」(95年の攻殻の台詞より)

同じ様な孤独感、疎外感を素子と同じく全身義体のサイボーグであるバトーも抱き始めます。

荒巻「最近のあいつ(バトー)を見ていると失踪する前の少佐を思い出す…」

バトーは素子のように直接「寂しい」みたいなことは言いませんが、生身で家族持ちの相棒トグサとの対比によりバトーの内面は実にさりげなく描き出されます。ヤクザ事務所に行く時も保身を考えるトグサは…

トグサ「俺は家族持ちなんだ。話を聞きに行くだけだよな?」

一方バトーは全身義体であるが故にかあまり保身を考えず向こう見ずです。

冒頭登場する刑事「9課のサイボーグ野郎だ。あんなのと関わってちゃ命がいくつあっても足りゃしねえ。」トグサ「(ヤクザ事務所でのバトーの暴れっぷりに怒り)あんたと組んでると命がいくつあっても足りゃしないってことだけは確かだ」

二人の違いは次の台詞で決定的となります。

荒巻「お前は家族持ちだったな。今の自分を幸福だと感じるか?」トグサ「ええ、まあ…」バトー「(再会した素子に対し)一つ聞かせてくれ、今の自分を幸福だと感じるか?」

自分でこんなことを人に聞くということは、バトーはトグサと違って幸福を感じていないということでしょう。そして次の瞬間荒巻と素子は同じ台詞を口にするのです。

荒巻、素子「孤独に歩め。悪をなさず、求めるところは少なく。林の中の象のように。」(ブッダ「真理のことば感興のことば」からの引用)

この映画の台詞は大半が引用ですが、2回以上繰り返されるのはこの台詞と「生死去来 棚頭傀儡 一線断時 落々磊々」(世阿弥「花鏡」からの引用)だけです。前者が「バトーの孤独」というテーマの象徴であり、後者が「人形」というテーマの象徴でしょう。

「人形」をめぐる哲学的な議論についていけなくてもバトーに感情移入できれば心に残る映画となるでしょう

・「現実と虚構、人間と人形が倒錯する押井守の知的迷宮
犬、鳥、魚、天使というモチーフ、宗教性、格調高い長セリフとロングショット、銃器に対するフェティシズム、はき捨てるような乾いたセリフ回し、引用…ありとあらゆる押井的要素が詰まっている。次々と襲ってくるガイノイドは「劇場版レイバー1」のクライマックスを、大人のラブストーリーとひたすらモノローグで喋り倒す竹中直人は「劇場版レイバー2」を、キムの館での夢と現の錯綜は「ビューティフルドリーマー」をそれぞれ髣髴とさせる。更に「アヴァロン」同様Dominoという画調調整ソフトを使ったルックの調整等、正に押井守の集大成と呼ぶべき映画である。IGにとっても一つの到達点だろう。

「アニメの技術で実写を撮る」ことを標榜した「GRM」が資金不足で潰れ、そうこうしている内に「マトリックス」に先を越されてしまい、「GRM」の低予算版である「アヴァロン」も二番煎じに終わってしまった押井だが、今回は逆に「実写の技術でアニメを撮る」ことを標榜。背景の殆どを3D化することで自在なカメラワークを生み出すことに成功している。またプロダクションデザインには「不夜城」「スワロウテイル」で美術監督を務めた種田陽平を起用。実写の美術経験者がアニメの世界観デザインをするのは勿論初めてのことだ。

そしてそのコンセプトは<チャイニーズゴシック>。その一番の見せ場である中盤の択捉の街の情景は正に圧巻。しかもこれが映画の丁度真ん中に、蝶番のように位置することで、美しいシンメトリーの構成の、まるで一冊の哲学書のような作品となっている。

押井が95年の「攻殻」にあまり力を入れなかったことは「ユリイカ05年10月号」68ページの神山健治の発言から明らかだが、今作は押井特有の衒学趣味と澁澤系ゴスロリが融合したかなりマニアックな作品なので敷居は高い。普段あまり本を読まない様な人にはキツいだろう。しかし一度ハマれば抜け出せなくなることは必至。

…人間と人形と動物を区別するものは何か?ゴーストか?ではゴーストとは何か?生命か?では生命とは何か?…

さああなたも七宝細工を散りばめた様な映像と言葉のコラージュが織りなす知的迷宮へと迷い込んでみませんか?

・「「イノセンス」とは、何か。
「イノセンス」とは何か。

衝撃の問題作の異名にふさわしいのか、初めて自分が劇場で見た時、観客は自分一人でした。そして、何をする為に劇場に行ったのか、一回目の鑑賞では満足度が納得出来ず、劇場版「攻殻機動隊」を視聴し、再度、映画館に足を運びました。

劇場には3週間の間で4度行き、品川へも行きました。

それは誰に言われたわけでもなく、「見たい」と自分の意志で選んだ作品だから、という答えに他ならなかったからでしょう。

近年、日本国内や海外作品でも

「作品の質よりも著名芸能人が多く出ればいい。数学的な収入成績だけがよければ良作だと思われる」

傾向の物ばかり出回っていた事に酷く否定的だったので、

「同じ時間で視聴するならこういう作品があってもいい」と、私は肯定派です。

自分は何故この作品を見たいのか?

「誰々がこう言っているから」「世間が話題として取り上げているから」「黙って座っていれば誰か著名芸能人が何かをしてくれるから」という視点を捨て、自分にそう問いかける事。自分から視点を合わせて行く事で、紐をほどくように何か、自分の見たい物が見えてくる。

きっと、そんな作品ではないかと考えています。

スタンダード版が初めから用意されている個人的に嬉しいですね。IGのDVDはこれまでマ二ア向きで値段が高めの物が多かったそうなので価格面でも満足です。

・「臭う(におう)体と冷たい体
作品そのものの重さに耐えかねて、瓦解してしまったアニメ史上に残る壮大な失敗作。予算、参加した天才アニメーターたち、前評判、全てが桁外れではあったが、その期待は空しく空を切り、押井守自身の名声にも多大なダメージをもたらした。「押井が単独で脚本を担当すると危ない」という言葉は、今後、声低く囁かれ続けることになるだろう。

この作品のモチーフとして押井守が提示したのは「臭う体と冷たい体」だった。押井は未来の人間は、必ず「冷たい体」を選ぶだろうと予言した。もし、この魅力的なモチーフが、作品の中で的確に表現されていたならば、「臭う体」と「冷たい体」の間で、引き裂かれる「人間」の苦悩を、人間の置かれた実存的な状況の中で、想像的に描き出すことに成功した、唯一無二の傑作として、前作を超えることも可能だったろう。

「臭う体」を象徴する「犬」が見事に表現されていたのに比べ、「冷たい体」を代替する「セクサロイド」や「素子」は明らかに失敗している。「冷たい体」を表象するはずの素子は、OVAシリーズの素子と全くかわらない気安さで、広大なネットの知性と融合し、全く新たな存在へと止揚された素子の超越的な側面が欠落してしまっているため、バトーが素子の後を追って「冷たい体」に移行することをためらう、内的必然性が成立しない。また、前作にあった、脳裏に焼きつくようなビジュアルインパクトも映像の官能性もなく、豪華だが魂のない作品になってしまった。いい加減、伊藤和典を呼び戻すべきだろう、と私は思う。

全く皮肉なことに、特典でついているビートたけしのオールナイトニッポンのようなノリの、押井守と西久保俊彦のオーディオコメンタリーのほうが、本編より面白い。また、その場にいない宮崎駿を真ん中にはさんでの、押井守と鈴木プロデューサーの「ボディーブロー」の応酬も、なかなか意地悪で楽しめる。

・「肉体を喪失した時代における「人間性」
肉体が容易に人工物に置き換え可能な時代において、自分はどこまで自分なのかという葛藤が、この攻殻シリーズのひとつのテーマとなっている。

押井監督は、「失ってしまった肉体は取り戻せない。でも宮崎アニメのように、昔に戻ろうという物語はウサン臭い。現状をありのまま認めてしまったうえで、新たな人間像を描きたい」といった内容の言葉を残している。

肉体を喪失した時代の人間の姿を、「男と女」という生臭いドラマで描いた作品が、この「イノセンス」である。人間と人形(ロボットやアンドロイド)との境界が、「ゴースト(魂)」の存在でしか語れなくなってしまった世界を舞台に繰り広げられる、魂と魂の愛の物語。それはもう、まさに「プラトニック・ラブ」としかいいようがない。

ところで、パトレイバー2でもそうだった(後藤と南雲)が、押井さんは近年、「大人の恋愛」を物語に大きく取り入れることが多いように感じる。状況は複雑でも、結局、男は男であり、女は女である。でもやっぱり状況は複雑だっていうあたりが、リアリティ溢れる大人のドラマという感じで良い。この辺が読み解けると、本作も決して難解では無いだろう。

ちなみに、押井映画をひもとく鍵として有名なものは…。

1.鳥…「死」「賢者」「確信犯」の象徴。2.魚3.犬…犬の視点のカメラワーク。被写体としての犬そのもの。今作では、人間の対極に人形と犬(動物)を据えているらしい。4.反復…繰り返しの表現は、一種の「とりつかれ」、ハッキングされている状況を表している。5.子ども…確立した自我を持たない存在として、人間(成人)とは別の描かれ方をすることが多い。

この辺に注目して、映画を見てみましょう。

イノセンス スタンダード版 (詳細)

APPLESEED

・「なんというか
士郎正宗さんの原作のまんま映画にすると難しすぎるし、逆にまったく話を変えすぎても駄目だろう。この映画を作った監督は凄いと思う。誰にでも入り込める話作りをしている。「ファンにだけ媚びる」作品作りではない。確かにファンからしたら、言う事はたくさんある事だろう。しかし、ファンにだけに作られた映画ではない。多くの人が楽しめるように作られた映画なんだろうと感じた。そうやってこの映画を観ると、やはり凄い!!そして娯楽映画としても一級品だと感じた!最近映画でハラハラしなかったし、こりゃあ良いですよ。音楽も良いよ。

・「初めて原作を読んだ時を思い出しました
映画館で見ました。その前に公開された某映画と比べてしまうと、内容が浅いのが気になりましたが、それよりも、緻密に描き込まれた背景や、これでもかと動きまくるメカ、クールなBGMに釘付けで、見終わった時が爽快で、純粋に「もう1度見たい!」と思いました。

DVDになって、何度も見直しています。好きなシーンだけ繰り返したり、コマ送りして鑑賞してます。どこを見ても隙がありません。とくにラストのダイビング~多脚砲台は見るたびに「ここまで描いてたのかー!」と驚くばかりです。子供の頃に初めて原作を読んだ時、今までにないコミックで、アクションの描き込みに驚きながらも、ストーリーがよくわからないまま面白くて何度も読み直したのを思い出しました。

キャラの画が気になるとか、映画用にコンパクトになったストーリーが気になるとか、いろいろ不満もありますが、それ以上に惹きつけられる何かがあります。一度見て下さい。私は大好きです。

・「買うべし!(自分も)
士郎正宗作品の映像化では、ファンはいつもいくらかの欲求不満を抱いていたんじゃないでしょうか。『ゴーストインザシェル』、『イノセンス』はあくまで押井作品だったし。でも、今までのそんな不満を一気に吹き飛ばしてくれる作品です。

トゥーンシェーディングと言われるレンダリング方式を使ったCGは、人物では少し気持ち悪い感じがするのは否めません。特にヒトミなんかは、妙にリアルな感じがしてしまいます。デュナンだけは気持ち悪くならないよう、注意深く作られているんですけどね。

でも、ギュゲスやブリアレオスがリアルに、しかもスピーディにアクションします!銃、撃ちまくります!多脚砲台なんてスノーウォーカー(スターウォーズ)の100倍迫力ありです!ストーリー的には難解だった原作をうまくアレンジしていると言えます。

デュナンはキーマンとしての役割を持っていますが、利用されようとしていることや、秘密を明かそうとしないブリアレオスに苛立ちがつのります。しかし、クライマックスに向けて一気に明かされる謎、固まるデュナンの決心、ブリアレオス再登場シーンのかっこ良いこと!買いです。

ちなみにCMにあった「戦いが終わったら母になりたい」って台詞は本編にはありません。

・「良い映画
あまり期待しないで観たのですが私は 楽しめましたレンタルで借りてから買いました 画はアニメ的で原作を読んでいても違和感在りませんでした 

 

・「とにかくかっこいい
~冒頭、廃墟と化した都市の瓦礫の中でのデュナンとアーム・スーツの兵士達との戦闘シーンにまず目を奪われる。モーション・キャプチャーを使用した動きの滑らかさとアニメ独特の派手なアクションがみごとにマッチしており、日本のアニメもついにここまできたかと思わせる。キャラクターの表情もCGにしてはとても豊かで、過去にフルCGで挑戦したファイナル~~・ファンタジーの無表情さとは比べるべくもない。観客も素直に感情移入ができる。ただし、解説にもあるように、原作の描かれた時代と現代の空気の違いからか、設定やストーリーの流れに若干の古くささを感じるかも知れないのはやむをえないのかも知れない。話しの展開があまりにまとも(ストレート)すぎる点が、物足りないと思った人も少なからずいると思う~~。それらはさておき、DVDがでたらまっさきに買うつもりだ。とにかく、「攻殻シリーズ」とはまた違った意味でかっこいいアニメだ。~

APPLESEED (詳細)

エクスマキナ -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディション

・「まずは、頭を空にして楽しんで観ましょう
エクスマキナ。この作品について、ひとそれぞれの評価に対しての、先入観などあるかとは思います。しかし、ここはぐっとこらえて、それらにとらわれず、あえて頭を空にして観てみましょう。案外楽しんで観ることが出来ます。士郎正宗氏の難解な原作を理解しなければ楽しめないとか、あえてそういう所は、今作には当てはまらないと思います。映画館で、ブリアレオスとデュナンの微笑ましいやりとりを見ていて、サイボーグだろうと生身の身体だろうと、心を通い合わせた恋人同士って、良いなぁ〜っと、私は何だかとても暖かな気持ちになりました。もちろん、スピード感あふれるアクションシーンや、メカニカル、美術設定デザインはもはや神レベルです。迫力抜群のゴージャスな画像の連続で、アニメーションでここまで細部にこだわって美しく仕上げた映像には圧倒されました。音楽は細野晴臣氏サウンド炸裂でノリノリ!どうせ観るなら、一つの娯楽映画として、とことん楽しみましょう!話はそれますが、メカニック担当の義経くんが、かなりのイケメンになっていて、原作と比べるとかっこ良すぎ! 気になった方は、是非とも見て下さい。

・「今、観終わりました
「いや〜っ、面白かった。」観終わった素直な感想です。

前作から、よりデュナンやブリアレオスの魅力がさらに引き出され、物語にさらに陰影を与えてます。カメラワークも良くなり、アクションシーンの迫力をよく映し出してますし、シナリオもよくって最後までグイグイ引き込まれます。CG作品だと、メカデザインなどに気を取られて映画としての完成度がイマイチってのがありますが、本作は違います。CGかどうかなんて気にならないほど、作品としてのすばらしさが際立ってます。ホント、隙のない出来映えです。

わたしは前作を観ましたが、前作を観ないと楽しめないって作品じゃありません。前作を観ておくとさらに理解が深まるとは思いますが、本作でも十分に『APPLESEED』の面白さは伝わると思います。

劇場で見れなかった焦りから、メイキングのDVDを間違って買って凹んだのは内緒です。

・「素晴らしい
プロデューサーがジョン・ウーだが日本の作品だと思う。台詞は陳腐に感じたりもした。優等生な台詞というか在り来たりな感じで、もっと捻っても良いのにと思った。しかし、ここまで映像的にハイクオリティーな作品は日本の実写映画にはない。娯楽アクション映画として素晴らしい。もっと観たい。

・「世界に向けての娯楽映画
日本のオタクだけが楽しめる映画ではなく普段はアニメなどを観ないような方でも十二分に楽しめる娯楽作品だと思いますラストはラピュタみたいでした(笑)

・「これが最先端のCGアニメ
うーん前作をさらに上回る映像美に感嘆。イノセンスのコンビニシーンでなぜあんなに騒いだのかというぐらい圧倒的な物量で攻めてくる映像美。間違いなく現時点でここまでのレベルで完成されたCG映画は他に存在しないでしょう。オリンポスや最後のラピュタ島の崩壊シーンなど素晴らしいの一言。

あと数年で顔の表情に関してもアニメを越せるんじゃないか?というレベルに来ています。ストーリー?キャラクター?んなもんどうでもいいですwとにかく日本の技術力はここまで来たんだと、これならハリウッド映画とも戦えると思った作品。

エクスマキナ -APPLESEED SAGA- スタンダード・エディション (詳細)

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に

・「いまさらながら見ました
物凄くへこみましたけど、それが狙いなんでしょうね・・・人は真に他人とわかりあいたいと思うけどそれには、他人と融合するしかないそうなってしまえば、人も他人もなくなってしまう。自分が自分でいられなくなる。他人には自分に理解できない気持ち悪い部分があり自分には他人に理解してもらえない気持ち悪い部分がある。わかってほしいと思いながら、わかるわけないだろと思い知られたくないとすら思う。結局人と人とは分かり合えない。「気持ち悪い」でもその中で生きるしかない。みたいなこと言ってんのかなーって。思いました。

TV版での賛否両論、というより大多数からのブーイングうけながらさらにこの映画で「こうなんだよ!」とTVシリーズのラストでの内容をTV版よりリアルにエグく強調・補足するという、この度胸。満点です。

ネルフ職員が虐殺されるシーンはかなり残酷で、人によってはトラウマになりかねません。(無抵抗で手を上げた職員を射殺、部屋の外から火炎放射器で中の職員を焼き殺し、悲鳴が聞こえるなど)まさに阿鼻叫喚の地獄絵図で、しかも表現の仕方がリアルなのでかなりキツイです。苦手な方は決してご覧にならないことをお勧めします。個人的にはここが一番ショッキングだった。

・「この劇場版は人を選びます
生きる事に何の疑問もない人や生まれてきて良かったと感じている人にはむしろ逆効果の気持ち悪い作品だと思います。別のサイトの映画レビューで書かれていましたが、この作品(特に26話まごころを、君に)に共感できる人というのは何かしら心が病んでいる人だと思います。「死にたい、でも生きたい」「消えたい、でも存在したい」「誰とも関わりあいたくない、でも独りは寂しい」というアンビヴァレンスな感情を持つ人にはオススメです。

「希望なのよ、ヒトは互いに分かり合えるかもしれない、ということの」「好きだ、という言葉と共にね」もちろん人は完全に互いに分かり合うことは不可能です。しかし私がこの言葉とこの作品に救われたのも事実です。この映画には、強烈な「死」に対する甘美な誘惑と、それを打ち消す「生」に対するまっすぐな希望があるからです。つまりハッピーエンドなんです。もし今、何らかの事情により自殺や失踪を考えている人がいたらこの作品を観てください。ひょっとしたら何かを感じることができるかもしれません。ひょっとしたらですけど。

・「解説サイトを読んだら救われました
最後のシーンの意味のわからなさに、この作品を自分の中でなかったことにしてたんですが、解説サイトを読んだらなんかもうハッピーエンドにまで思えちゃうようになりました。

・「およそ世界の終末は失恋ほどの重みも無い
大ブームを起こした同名アニメを2時間半に凝縮/収束した劇場版です。一連の"エヴァスタイル"を駆使しつつTV放映時の物語上の謎はほぼ全て解けます。が「まごころ~」パートが往年のATGを彷彿させる作風なので、当時劇場でさらに困惑したものです。今となって複数のスタッフの方から製作当時の情報が漏れ聞くことを総合しますと、超話題作に祭り上げられた劇場版製作に対する重圧と、(野暮な話になりますが)監督ご自身のあるスタッフへの横恋慕の苦しみをプライベートフィルムの手法でアニメ映画化、というのが事の顛末だったようです。観客総じて唖然とした終劇直前のあのセリフは実は台本には無く、彼女自らの(監督に対する?)言葉だったとNHKのとある番組でご自身語っておられました。あれを言ってしまう彼女も凄いですが、それを要求し且つ実際何の伏線も無く使用、作品を取巻く全ての狂騒に見事終止符を打った監督はなお凄い。ちなみに他にも唐突な実写パートの撮影、実際に首を締めて締められてのアフレコ等の話などこれだけでもう一本映画が出来そうです。難解だ観念的だともてはやされたこの作品、そういう裏事情を鑑みて見直せば本当に差し迫る"孤独への恐怖"、劇中の言葉でいう"心の壁”がナマで描かれている傑作だと思います。皮肉でも何でもなく、恋愛至上主義の現世日本において、悲しいかなこれがリアルな"世界の終末"なのかもしれません。

・「巨大綾波に押し潰されて死にたい
作品を見て不快な思いをした人は多いと思う。ただ、旧約聖書以前の神話やキリスト教、近代以降の哲学などの知識によって少し理解できます。伝承によるとアダムは獣との結合に飽きてリリスを妻に迎えたが、リリスが男性上位の結合を嫌がって逃げた。神は天使を使いリリスを連れ戻そうととするがリリスは拒否して紅海のほとりに住み、デーモンと交わって毎日100人の子供を生んだ。そこで神はリリスより従順なイブを創造したとか冥界の扉は性交によって開かれる等この時代は不徳という概念が明確になかった。それとその後のキリスト教道徳が与えた世界、哲学による真実の探求。近代哲学による真実への疑問、自分と他者、社会等の関係がちりばめられ、現代の哲学でも理解不能だと語ってます(衒学術的になるしかない)。それと、ラストシーンの首絞めと気持ち悪いですが、いろいろと解釈できるのですが、ニーチェのツァラトゥストラに「人間に対する大いなる嫌気、それが私を窒息させ(中略)永遠に回帰するということ!ああ、吐き気!吐き気!吐き気!」とあるようにニーチェの神や真実への否定と生命の肯定を表してます。ニーチェはこの映画では他にもゼーレのキール議長にも使われているので監督の中には重要な思想だったと思われます。この映画の世界観はキリスト教以前の世界とニーチェが芸術の最も重要な要素としていた性欲、陶酔、残酷を衒学術的に表した結果だと思います。(シンジの自慰やアスカの残酷な戦闘シーンやエバシリーズの性的な陶酔、全裸で女性上位の綾波、赤い血の海等)この映画をみて芸術的と思った人はニーチェの言う美、生命の肯定の力を感じたのかもしれません。他にも真実の探求者である加持、キリスト伝道者のミサトなど考え始めると深みにはまります。それがこの映画の面白さなのだと思います。

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に (詳細)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版

・「想定外のデキ
やはり良い物は良い。

もう10年目ともあり、すっかりEVA熱も冷めて、どうせパチンコで流行ってるからコレを機に〜みたいな、一度監督に裏切られてますのでそういう邪推をしていましたが想定外に良くできています

買うにあたっての見所

・非常に加筆、描き込みが多い、使いまわしの場面も加筆してあるため新しいフィルムに見えてしまうから不思議。・第三使徒が第四使徒になっていたり使徒の数が違ったりしょっぱなからえっ!?と思わせてくれる。・どうやらオリジナルとはかなりストーリーが変わってくる模様。・いるべきところにいるものがいなかったりと驚かされる。・オリジナルとここが違うなぁというポイント探しが楽しい・ヤシマ作戦の盛り上がりっぷりは異常。・使徒が3DCGで描き直されている・第三新東京市が3DCGで描き直されている・EVAの拘束具のカラーリングやLCLが赤かったり使徒の死に様が違ったりと新しい設定になっている。・新しいBGMだらけで良い、細かい環境音(綾波の部屋)などまで変わっていて良い。・綾波の登場シーンは少ない、しかし綾波のカットだけ原画、背景の時点から逐一描き直されてて非常に宜しい。・アスカはまだ出ません。

一番良いと感じたのは使いまわしの場面も以前のままで使うのでは無くCG彩色で塗りなおしている所かと思います、よって新規追加シーンとの違和感が感じられず「今の技術でEVAを作ったらこういう風になります」というのが開発の一番見せたい所じゃないでしょうか?リメイクではなくリビルドと書いてあったのがよくわかりました。

よってこのアニメを一番楽しめるのは旧作から見ていたファンこそ楽しめるかと。このDVDからイキナリ新規で観ても楽しめないと思います。旧作見てらっしゃらない方は一度レンタル等でご覧になってからこの作品を観られる事をオススメします。

以前デスエンドリバースなどを見てポカーンとなってしまった方にはオススメですね。次回の新劇場版:破が楽しみです

・「期待を裏切らない名作
期待と少しの不安が渦巻く中、公開された「序」は最高の出来栄えでした。同時に芽生えた「破」への期待が高まる中、遂にDVDの登場です。

特装版は期間限定販売ということですが、こちらより少し値がはります。「特典はいいから、本編を楽しみたい」という方はこちらがお奨めです。非常に良心的な価格ですので、購入してまず損はないと思います。まだご覧になっていない方は、大いに期待して大丈夫です。この作品は決して裏切りません。

・「最初のシ者
「:序」なのでわりと静かな感じがしますが、ヤシマ作戦の辺りからどんどん盛り上がっていき「もっと見たい!!」と思ったところで「つづく」…そして「予告」やっぱり面白いですな。と私は思います。とにかく、次作ですよ!!早よう公開スケジュールとかわからんもんかねぇ…通常版でも問題なし。って言うか、特装版が再プレスになるとか…通常版の存在って何?本当のこと言うと、特装版の方が良いけど(笑)…

・「あれとは…
あの、新訳Zガンダムとは比べ物にならない。どうせならZガンダムもエヴァくらいの完成度が欲しかった(泣)

・「大人にしか分からない子ども
私はもともとのアニメを熱心に観ていたわけではなくて、 ストーリーも断片的にしか知らなかったせいで、 この「リメイク作品」を一応観ておくか、というような気持ちで見た。 物語を忠実に再現した結果、いささか性急過ぎる展開に、 ただ開いた口がふさがらない場面もあった。

けれど中学生のころに、どうしても違和感を感じた、 自分の「さあここらで息継ぎしよう」という決意の一瞬前に場面が切り替わる、 あのエヴァンゲリオンに感じた特有のシークエンスの終わり方がすごく心地よく感じられた。 大人になったんだと思う。

アニメなのに人のぬくもりとか、背中の質感とかがやけにリアルで、 たぶん庵野英明という人はそもそもそういうことを描きたいんだろうなと思った、 エヴァンゲリオンという、 機械(と言い切ってしまうと一部の人たちからはどうのこうの言われてしまいそうだけど) の戦いを描いているシーンでも、 痛い、優しい、と思えてしまうのだから。

ミサトさんの 「今の時代の男はすべからく自分のことしか考えられないものなのよ」 という台詞は、現代じゃないと出てこない言葉で、 だからかシンジ君の優しさが、際立ってくる。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 (詳細)

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

・「我が青春の一ページ
中学二年の時だろうか?後追いで映画の絵を使った漫画でこの作品を知る。読み終わった後になんとも言えないジーンとした感覚が残り母に「なんだか不思議な漫画だよ」と言った覚えがある後にビデオで映画を観たけども一緒の感覚だった

夢から覚めては現実との闘いに戻る

「それは夢だよ、ラム」

最後のあたるの台詞が妙に感動を誘う映画を一個の作品として見るならば本作は一つの芸術だと思う

・「押井守「の」うる星やつら
1984年に公開され大ヒットした劇場版・第2作目のDVD化。公開当時まんまの「縮小版パンフレット」が封入されているのが嬉しい!載っていた広告までそのまんまです。

この作品はその後の劇場版『うる星』の流れを変えてしまった罪作りな作品であると同時に、うる星の…いや、アニメの傑作であります。予測不能の引き込まれるストリー、幻想的な画面、深みのある音楽、その全てが上手く結合して、今や「世界の押井守」の唯一無二の世界感タップリの作品に仕上がってます。20年経った今観ても、決して色あせない映画です。たかがアニメと言わずに観てください。されどアニメですよ!!

・「みんなカメに乗ったら
 作品の中で何回も繰り返される、画面の外の僕たちには非日常的な登場キャラの日常。その繰り返しの日常に疑問を持ったキャラクターがまだ疑問を持っていないキャラクターに対し、その繰り返しを比喩してこんなようなことを言います。「もし竜宮城に行ったのが浦島太郎だけでなく村人全員だったら、帰ってきたときに人々は時がたったことを感じられるのだろうか。」この物語は全編このテーマで語られます。  人間「このまま時が止まってしまえばいいのに」と考えるときが誰にでもあると思います。このまま学生でいたいとか、日曜が終わって欲しくないとか。

 この映画は登場人物は非日常的な集まりですが、その願望が実現されたらどうするかとか、どう思うかとか自分に当てはめてみたらどうなるのかを考えさせられます。映画が終わるまでの2時間弱、そのどうすんのを考え続けるのがまた心地いいのです。登場人物はすごく考えているのか何も考えていないのか、独自の考えを魅力的に発揮します。その結論の出し方にこれまた心地よさを受けます。

 見る人によって結論の出し方はたぶん十人十色。でもどんな結論を出しても、この映画を見たら非常に快感を受けること間違い無しです。

・「不朽の名作
辛いとき、悲しいとき、これを観ると心が安らぎます。この作品の夢に中に私も行ってみたいと思ったことも何度かあります。それだけ素晴らしい、私の心に残った最高の作品なんでしょうね・・・ラストの「責任とってね♪」があまりに印象に残った。押井監督が素晴らしいのは言うまでもなく、これがシリーズ中で一番好きな作品。

この作品を観て私もTVシリーズ全220話とさらに他の劇場版全てとOVAも、原作のコミックまでもうる星やつらの全てを観てしまいました。どうしても観たくなってしまったのです。そして観てよかった、とても面白かったと思っています。「うる星やつら」全体がまさに不朽の名作である。

・「「永遠の夢?」
押井守監督はこの作品で「うる星」を去った。序盤は少しホラー映画を見ているような緊張感を感じ、少々「うる星」らしくない気もするが、これは素晴らしい作品だと思う。

「この時間がずーっと続けばいいのに」自分でも知らないうちに、そう考えてしまう事はあるんだと思う。でもそれは叶わないことで、夢にしか過ぎないという事。楽しいときが永遠に続くなんて、それは望んでもありえないということ。この作品は、それを物語っている。そんな気がした。

永遠に「夢」を見続けるのは出来ない、きっとあってはならないのであろう。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (詳細)

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

・「子供時代に見ても
2001年といえば同じアニメの『千と千尋の神隠し』が大ヒットを記録した年だが両方見た自分としては、どう考えてもこちらの方が名作であると思った。クレヨンしんちゃんという媒体を通じて伝えられるメッセージはそれこそドラマや実写映画でこれをやられるとウザったく感じるものかもしれない。だけどあの無責任でいて本当は賢い五歳児の口から伝えられるとホロリとしてしまうのだろう。はじめて見た時は子供時代だがケンやチャコの言葉には共感できた。そしてそれを覆すしんちゃんの言葉にも。作品中誰かが死ぬわけでも理不尽な戦争があるわけでもない。なのにこれだけ涙を流せる作品は悲しいかな今の時代にはほとんどないであろう。子供向けアニメという偏見でこの作品を手にしないのは実にもったいないことだと思う。

・「年齢や経験などこえて
ひろしの回想シーンでボロボロ泣いてしまうのに理由はいらないようです。十代の時父が家を出、その後倒れた母の介護に多くの年月がかかった自分にとっても、ヒロシの学生時代から上京、就職、恋愛、結婚、そして家族…の人生がただ流れる音楽と映像で映し出されていくとき、鑑賞するたびに、何かこみあげてきます。それは暖かさだったり寂しさだったり。

前半で、大人たちがいっせいに子育てを放棄し街から消える場面にはゾッとします。皆が本当にそれをやりはじめたら世界はこんなふうになってしまうのかと。

「オラのことわかる?」というしんのすけを泣きながら抱きしめるひろし。彼がみさえと一緒に全力で築いてきたもの。それを守るために死にもの狂いでタワーを疾走していくしんのすけ。コケるたびに傷が増え、立ち上がり、また走り、何度もコケて立ち上がる…思わず手を握り潤んでいく眼。彼の輪郭もゆがんでいく。このしんのすけのアップとスピード感には最初びっくりしました。これほどまでに胸をしめつけられる描写もそうないです。クレヨンしんちゃんでなければ出来なかったビジュアルですね。

観てよかった、というより、出会えて良かった、と思う映画でした。

・「涙がこらえ切れない
多くの映画の中で、人前で号泣した数少ない作品。そして劇場版クレヨンしんちゃんに目覚めた作品でもある。途中までは少し考えさせられながらも、クスクス笑いながら見ていられた。昭和の懐かしい光景も、胸がジーンとしつつもまだ平静を保っていられた。しかし、ラスト手前の、ひろしが半生を振り返るシーンで完全に涙腺が崩壊した。まだ私は若い。28歳だ。なのに、ひろしが歩んできた人生へのオーバーラップが止まらない。そしてしんのすけの呼びかけに対して、愛する家族を思い出すひろし。他のどんな感動系映画を見るよりも涙が止まらない。だめだ。鼻水まで止まらなくなってきやがる。そして怒涛のラストシーンへ。本当にもうだめだ。声が出せないほど号泣。20代の私でもこのザマである。30代以上の昭和を長く生きた人はもとより、10代の方が見ても後悔の無い完成度である。

・「オトナ帝国、それは現在への失望が生み出したモノ…
映画は万博の会場を周遊するみさえ、しんのすけとひまわりの3人の前に、怪獣が。ひろしがウルトラマン風に現れて怪獣退治、という奇妙なシチュエーションから始まる。そこから家族の会話だけで「20世紀博」を観客に分からせる脚本が実にうまい。高度成長期の昭和のノスタルジーを描いた、と評価されているけれど、この作品がユニークなのは、単にノスタルジックな世界を描写したからではなく、昔を懐かしむ心情のウラに潜む、現在に対する失望をも余さず描ききっていることだ。TVでクレヨンしんちゃんを見ている年齢層でなく、むしろその親の世代にフォーカスを当てた脚本で、日本の映画史に残る名作となった。

・「予想以上に深い
初めて観た時は泣いた。例のヒロシの回想シーン。すべての同世代の人に薦めたい気がした。その後DVDで観るたび、子育て態度をプチ反省。すべての親にも薦めたい。で、今。三丁目の夕日を絶賛する人すべてに、この作品を薦めたい。

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 (詳細)
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