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▼某シナリオ・ライター おすすめの映画:セレクト商品

ぼくの伯父さんぼくの伯父さん (詳細)
ジャック・タチ(監督), ジャン=ピエール・ゾラ(俳優), アドリアンヌ・セルヴァンティ(俳優)

「最高作かと」「出てくる野良犬は撮影後愛犬家に引き取られたそうです」「めっちゃいい!」「ムッシュ・ユロー!」「小粋で軽~いほんわか感」


ミクロの決死圏ミクロの決死圏 (詳細)
リチャード・フライシャー(監督), スティーブン・ボイド(俳優), ラクウェル・ウェルチ(俳優), エドモンド・オブライエン(俳優), ドナルド・プリーゼンス(俳優), アイザック・アシモフ(原著)

「ダリは無関係です」「SF映画の金字塔」「シュールレアリズムの芸術家ダリのデザインした潜行艇」「特撮が古めかしいのは我慢しましょう」


女だけの都女だけの都 (詳細)
ジャック・フェデー(監督), フランソワーズ・ロゼー(俳優)

「古き良き時代のフランスにー。」「ルイ・ジューヴェに注目!」


白雪姫 デラックス版白雪姫 デラックス版 (詳細)
デヴィッド・ハンド(監督), フランク・チャーチル(アーティスト), リー・ハーライン(アーティスト), ポール・J.スミス(アーティスト), アドリアナ・カセロッティ(出演・声の出演), ハリー・ストックウェル(出演・声の出演), ルシール・ラバーン(出演・声の出演), ロイ・アットウェル(出演・声の出演), オーティス・ハーラン(出演・声の出演), ピント・コルビグ(出演・声の出演), ビリー・ギルバート(出演・声の出演), スコッティ・マットロウ(出演・声の出演), 小鳩くるみ(出演・声の出演), 三林輝夫(出演・声の出演), 里見京子(出演・声の出演), 熊倉一雄(出演・声の出演), 滝口順平(出演・声の出演), 北村弘一(出演・声の出演), 槐柳二(出演・声の出演), 千葉順二(出演・声の出演), 二見忠男(出演・声の出演)

「DVDの魅力」「さすが!ディズ二ー!!」「ほんとにすばらしい!これが第二次大戦の前の作品!!」「これを作ったディズニーは掛け値なしにエライと思う」「ほんとに夢のある作品」


突然炎のごとく〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選9〕突然炎のごとく〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選9〕 (詳細)
フランソワ・トリュフォー(監督), ジャンヌ・モロー(俳優), オスカー・ウェルナー(俳優), アンリ・セール(俳優), アンリ・ピエール・ロシェ(原著), ジャン・グリュオー(脚本)

「フランソワ・トリュフォー監督の代表作」「トリュフォーの最高作でしょう」「ジャンヌ・モローは伝説だ!」「トリュフォー映画のスタイルの原点」「色恋沙汰について」


忘れられた人々忘れられた人々 (詳細)
ルイス・ブニュエル(監督), エステラ・インダ(俳優), ミゲル・インクラン(俳優), アルフォンソ・メヒーア(俳優), ルイス・アルコリサ(脚本)

「メキシコの不良少年を描いた映画だけれど・・・」


嘆きのテレーズ嘆きのテレーズ (詳細)
マンセル・カルネ(監督), シモーヌ・シニョレ(俳優), ラフ・ヴァローネ(俳優), ジャック・デュビイ(俳優), エミール・ゾラ(原著)

「S.シニョレの貫禄、名演に尽きる作品」「シモーヌ最高!」


情婦情婦 (詳細)
ビリー・ワイルダー(監督), タイロン・パワー(俳優), マレーネ・ディートリッヒ(俳優), チャールズ・ロートン(俳優)

「法廷ものの最高傑作」「衝撃」「マルレーネ・ディートリッヒがかっこいい」「見るべし!」「法廷映画屈指の傑作」


恐怖の報酬 [DVD]恐怖の報酬 [DVD] (詳細)
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー(監督), イヴ・モンタン(俳優), シャルル・ヴァネル(俳優), ペーター・ヴァン・アイク(俳優), ヴェラ・クルーゾー(俳優), オーリック(原著)

「タフな奴ら」「今でも古くならない傑作サスペンス」「名作のひとつ」「爆風が吹きぬけた」「支払った金額以上の見返り(報酬)がある映画」


テキサスの五人の仲間テキサスの五人の仲間 (詳細)
フィルダー・クック(監督), ヘンリー・フォンダ(俳優)

「素晴らしい、最高の脚本」「面白いです」「この種のどんでん返しは好きです。」


探偵物語探偵物語 (詳細)
ウィリアム・ワイラー(監督), カーク・ダグラス(俳優), エリノア・パーカー(俳優), リー・グラント(俳優)

「ウィリアムワイラー監督の傑作」


レベッカレベッカ (詳細)
ローレンス・オリウ゛ィエ(監督), ローレンス・オリウ゛ィエ/ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー/ジュディス・アンダーソン/ジョージ・サンダース/ジョーン・フォンティン/ローレンス・オリヴィエ(俳優), ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー(俳優), ローレンス・オリヴィエ|アルフレッド・ヒッチコック|アルフレッド・ヒッチコック(俳優), ジョージ・サンダース(俳優), ジョーン・フォンティン(俳優), ジュディス・アンダーソン(俳優)

「見ていない人、是非」「レベッカ」「時間を超えて一級品です」「原作と決定的に違う点が不満です」「面白い推理小説のよう」


危険な情事 スペシャル・コレクターズ・エディション危険な情事 スペシャル・コレクターズ・エディション (詳細)
エイドリアン・ライン(監督), マイケル・ダグラス(俳優), グレン・クローズ(俳優), アン・アーチャー(俳優)

「アン・アーチャーの行方」「情熱的になる前に、皆さんに観てもらいたい犯罪防止映画の名作。」「ホラーよりも 恐ろしい・・・女の情念(;'Д`)ハァハァ」「ホラー映画より怖いです。」


悪魔のような女悪魔のような女 (詳細)
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー(監督), シモーヌ・シニョレ(俳優), ヴェラ・クルーゾー(俳優), ポール・ムーリッス(俳優), ピエール・ボワロー(原著)

「驚愕のラスト。」「ハリウッド映画とは一味違う面白さ」「今観ても無茶苦茶怖いサスペンス」「怖い!」「こわーい犯罪映画」


ローズマリーの赤ちゃんローズマリーの赤ちゃん (詳細)
ロマン・ポランスキー(監督), ミア・ファロー(俳優), ジョン・カサベテス(俳優), ルース・ゴードン(俳優), シドニー・ブラックマー(俳優), アイラ・レヴィン(原著)

「名作です」


浪花の恋の物語浪花の恋の物語 (詳細)
内田吐夢(監督), 中村錦之助(俳優), 近松門左衛門(原著)


破れ太鼓破れ太鼓 (詳細)
阪東妻三郎(俳優), 森雅之(俳優), 桂木洋子(俳優), 宇野重吉(俳優), 小沢栄太郎(俳優), 木下惠介(脚本), 小林正樹(脚本)

「懐かしの「破れ太鼓 」」


赤い殺意赤い殺意 (詳細)
今村昌平(監督), 春川ますみ(俳優), 西村晃(俳優), 楠侑子(俳優), 露口茂(俳優)

「見事!」


心中天網島心中天網島 (詳細)
篠田正浩(監督), 岩下志麻(俳優), 中村吉右衛門(俳優), 左時枝(俳優), 藤原釜足(俳優), 近松門左衛門(原著)

「DVD化を待ち焦がれた日本映画の傑作」「そこに到る因果−女の義理」「一見の価値アリ」


白昼の通り魔白昼の通り魔 (詳細)
大島渚(監督), 川口小枝(俳優), 小山明子(俳優), 佐藤慶(俳優), 戸浦六宏(俳優), 林光(その他), 田村孟(脚本)

「ええぞ!」「大島渚はいつでも生真面目に社会の不正義やドロドロした人間の深層と格闘してきたのです」「タイトルで敬遠していたけれど」


さらば夏の光さらば夏の光 (詳細)
吉田喜重(監督), 岡田茉莉子(俳優), 横内正(俳優), 山田正弘(脚本), 長谷川竜生(脚本)

「粒子の粗い光が眩い、各国の町並みが美しい、なぜか忘れられない小品」


暁の脱走暁の脱走 (詳細)
谷口千吉(監督), 池部良(俳優), 小沢栄(俳優), 山口淑子(俳優)

「感動の大作」「戦火の恋」


憲法はまだか (角川文庫)憲法はまだか (角川文庫) (詳細)
ジェームス三木(著)

「憲法成り立ちの事実経緯が良く分かる」「どのようにして新憲法が成立したのかよくわかる」


八代将軍吉宗〈上〉八代将軍吉宗〈上〉 (詳細)
ジェームス三木(著)


葵―徳川三代〈上〉葵―徳川三代〈上〉 (詳細)
ジェームス三木(著)

「原作ではなく、その逆。」


▼クチコミ情報

ぼくの伯父さん

・「最高作かと
モノクロからカラーへの移行期に製作されたカラー作品です。フランソワトリュフォーやゴダールから敬愛されるジャックタチの最高作と思います。ストーリーが云々よりもマイペースの主人公を中心に淡々と日常生活を描いていますが、映像からは当時のフランスの庶民生活がしのばれ、いたずら盛りの子供達が遊びながら砂糖菓子を食べるシーンなんてつい微笑んでしまいます。こういったほのぼの感とフランスの小洒落た雰囲気が、この監督の最大の魅力と思いますが、そういった部分が本作で最大限に発揮されています。また近年過熱流行感もあったイームズ等のモダンインテリアが、登場するリッチな家で使われており、そのあたりも楽しめるのでは。

・「出てくる野良犬は撮影後愛犬家に引き取られたそうです
 テレビ放映で出会った作品。最初ぼんやりと見るともなくみていたが、だんだんヤヤヤという感じになってきた。半世紀近く前の映画、これが?!なるほどよくみれば箒を手に路上を掃除する(ようなしてないような)男とか、少年たちの遊びとか、水溜りとか、確かに昔っぽさはある。だがこういった日常をこういった切り口で描くという感覚の新しさよ。新しいといえば、アルベル社長の家は、今みても新しい。当時の感覚ではまるでスペースシャトル内部のようにすら見えたろう。だが魅力という点ではユロ伯父サンのいったりきたりアナログハウスにはまるでかなわない。伯父サンはカナリア鳴かせの名手だし、犬もやたらついて歩くし、だからジェラールも伯父さんに惹かれるんだね。ジェラールの母親(伯父さんの妹)は職の世話やら、結婚相手探しやら、忙しい。なぜって「兄には人生の目標が必要だから」いやだ、分からないのかな。伯父サンにはもう目標はあるんだよ、生活自体が(カナリア含む)伯父サンの目標なんだよ、と画面に向かって叫んだりして・・。  この映画はいろんな風に楽しめる。ほんわか見てもいいし、2度みてあれこれ細かいとこを見なおしてもいいし、もっとみて人生について考えてもいい。タチ監督はこう御覧なさい、とは押しつけてないようだ。凄い人だ。追伸:野良たちを「映画スター」として広告に出したらしい。

・「めっちゃいい!
水とヒールの音がとてもここちよいかわいい映画です。

無機的な建築物やイームズチェアーなどのモダンインテリア、車、ファッションに至るまでとてもステキ。

工場やキッチンや玄関、庭や家のあちこちにみられるからくりもおもしろいです。

あたしの大好きな映画のひとつになりました。これはオススメ!!!

・「ムッシュ・ユロー!
ステキなテーマ音楽に乗って始まるちょっとトボけたおとぎ話。のどかな過去と奇妙な未来が同居しており、その二つを自転車に乗った「ぼくの伯父さん」ムッシュ・ユローが楽しく結びつける。フランスの伝統芸能であるパントマイム的な映画で、実際の台詞は殆んど符号的な意味しか持っていない。それにしても通行人にイタズラを仕掛ける子供たちの楽しげなこと!

・「小粋で軽~いほんわか感
「さすがな小粋な、おフランス!」と手をたたきたくなるような観映感。幸せな日常の中のちょっとしたコメディ。独身でなんとなく好きな伯父さんの日常。インテリアも小道具も街もこじゃれてる。白黒で音楽もなんかイイ。なんかイイという言葉であらわしたくなる・・・。好きですねー。

ぼくの伯父さん (詳細)

ミクロの決死圏

・「ダリは無関係です
SF映画のSがサイエンスであれ、スペキュレイティブであれ、本作は両方の意味で傑作です。製作の経緯から米国内で放映されたアニメ『鉄腕アトム』の1エピソードがヒントになっていることは明白であり、その原作は縮小された人間が人体内で白血球と共に結核菌と戦う、手塚治虫の『吸血魔団』です。この作品は劇場公開時に見ましたが、その前後からサルバドル・ダリがデザインに関わっているという噂が根強く流布しています。しかし、海外の映画資料では全く触れられていない。『ダリ全集1~3』も同様。長い間、不思議でしたが、比較的最近になってダリが宣伝用のポスターを担当する話があったが結局、不採用になったことを知りました。SFMやキネ旬特別号の大伴昌司、中子真治『超SF映画』の記述は、これを拡大解釈したもののようです。

・「SF映画の金字塔
 人間の内部を探検するという抜群のアイデア 医学的からだけではなくダリの美術的な体内世界のデザイン 巧みに織り込んだサスペンスといいまさにてんこもりの面白さです オーランドのディズニーワールドにはこの映画をモチーフにしたアトラクションがあり結構激しかったです ちなみに本当にあの中にいたらものすごい船酔いになること間違いないです

・「シュールレアリズムの芸術家ダリのデザインした潜行艇
これを見たのは、初公開時、私が小学生の時でした。物をミクロ化する技術を持つ科学者がアメリカに逃亡する際、敵国(当時のソ連?)の妨害に遭い、脳内出血を起こしてしまう。人体外部からの手術が無理なため、アメリカが持っているミクロ化技術(60分しか保たない)により、特殊潜行艇をミクロ化し、脳内の患部をレーザーで焼き切るという設定。当時のSF映画としては、赤血球や白血球などを再現する最新の技術が使われ、映画のオープニングから、画面に引き込まれます。SF映画の歴史に残る傑作です!リチャード・フライシャーの映像効果が素晴らしい。「I Robot」のアシモフがノベライズしています。ただ、ミクロ化する際に、何故床や部屋が小さくならないのか、未だに不思議です。当時、潜行艇のプラモデルが発売されており、作った思い出があります。あれがダリのデザインだった事は後に知りました。

・「特撮が古めかしいのは我慢しましょう
まあ、懐かしい映画です。公開は1960年代だったとおもいます、人間をミクロ化して人体内に病気の治療にために送るというアイデアが秀逸。人体内の白血球、赤血球などが明らかに模型というか、、、CGが使えなかった時代なのでこれはご愛嬌でしょう。いつまでたっても価値のある一本だと思います。

ミクロの決死圏 (詳細)

女だけの都

・「古き良き時代のフランスにー。
映画の開幕後、約10分間ほど見ただけで相当な予算を投入した大作であることがすぐに見て取れます。 しかしながらこの作品には、大作にありがちなわざとらしい重々しさ、というものがまったくありません。どことなくシェイクスピアの喜劇を思わせる、カラッと陽性のさわやかな大作です。ここら辺が古き良き時代のフランス映画の本領というべきなのか、ニクイですね。

  構成の上ですごいと思ったのは、スペイン軍の侵略から街をどう守るか、というメインの筋書きの中に、主人公の家庭の問題をどう解決するか、というもう一つのストーリーが絡まっていることで、これにはほとほと感心しました。見事です。 古い映画なのにけっこうエッチな描写が(エッチな映像は出てきませんが)多く、公開当時(昭和12年)日本の観客にどのように受け止められていたのか興味をそそられます。  気のあった友人同士で、昔の映画でも見てみようか、という時にぜひお勧めの作品です。このような良質の娯楽大作というのは近年めったに作られません。現代の方が社会は豊かなのにナゼー?

・「ルイ・ジューヴェに注目!
 この作品、やはりルイ・ジューヴェでしょう。ジューヴェといえば名優、名優といえばジューヴェですけれど、この作品での印象があまりにも強烈のせいか、他の作品での印象がどうも薄くなってしまいます。コストパフォーマンスがよくないので★★★。

女だけの都 (詳細)

白雪姫 デラックス版

・「DVDの魅力
白雪姫をじっくり見たのは、何年ぶりでしょう・・・。あまりにも有名すぎる白雪姫だけれど、こうして改めて見てみると、なんと素晴らしい芸術作品なのだろうと頭の下がる思いがします。

ディズニーランドが大人も子供も楽しめる大型エンターテイメントであるように、その基盤ともいえるこのような一つ一つの作品も、老若男女問わず、家族みんなでワイワイ、あるいは一人でゆっくり癒されて・・・と楽しめるものであると再認識します。

何十年も前に作られたとは思えないこの完成度の高さ、触れたら柔らかそうな白雪姫や、ちょこまか愛らしく動き回る動物たちや、個性豊かな小人たち。そして欲の権化ともいえる恐ろしい魔女・・・。私たち人間の人生の縮図でもあるのかしら・・・。

そして、なんと言!ってもDVDは劣化を気にしなくて良いし、好きな場面へ簡単にジャンプしたり戻ったりできるし、その時の好みに合わせて日本語版と英語版を自由自在に切り替えられる!さらにはお得感のある楽しい映像特典も♪裏ワザとして(?)ディズニーストアでディズニー作品のビデオやDVDを予約すると、いつもレア物っぽいオマケがもらえるのでオススメです。シンデレラ2だったらシースルーのかわいい巾着に入ったオリジナルの鏡、美女と野獣だったらフレーム付きのピンバッチ、プーさんだったらミニバッグ付きのハチミツポット型マグカップ・・・というように。いろいろ集めてみるのも楽しいですね。

・「さすが!ディズ二ー!!
ほんとにすばらしい!妻と子供がディズ二-大好きでいろいろみていますが、この白雪姫に関しては、なんというか、、、第2次世界大戦の前に生まれたアニメとは思えません。その音楽、そして本物の人間が動いているようなあのすばらしい描写は感激しました。今ではDVDも入手困難となっていますが、中古品でも

お金を出して買う価値があります。一生持っておきたい作品です。ぜひ!ぜひ!かうべし!

・「ほんとにすばらしい!これが第二次大戦の前の作品!!
60年以上前に作られたとは思えないすごい技術ですし、音楽も必ず耳にしたことがある有名な曲です。ディズ二-ファンだけでなくアニメファンの方、見たらその完成度の高さにびっくりしますよ!一生持っておきたい作品です。ただただ感動!!!

・「これを作ったディズニーは掛け値なしにエライと思う
 ディズニーの白雪姫は,手塚治虫が50回以上観たとやら。それならきっといいアニメに違いないと,買ってみまã-た。 なるほど驚く出来映えでã-た。

 まず絵がキレイです。永いå¹'月で劣åŒ-ã-てã-まったå...ƒã®ãƒ•ィルムそのものã‚'大修æ•'ã-て本来の色ã‚'再現ã-たそうです。動きもæ»'らかで,適度なデフォルメが表æƒ...ã‚'豊かにã-ています。

 もちろã‚",ストーリーもã-っかりã-ています。「白雪姫」のような,広く親ã-まれたお話には,おそらく手掛ã'たè€...の数だã'展é-‹ã®ãƒãƒªã‚¨ãƒ¼ã‚·ãƒ§ãƒ³ãŒã‚るのでã-ょうã'れど,ã"のディズニー版はうまく運ã‚"でいます。「そã‚"なはずないだろう」という部分が,とてもå°'ないと思いまã-た。スタッフé"がああでもないã"うでもないとかなり多くの議è«-ã‚'ã-て,脚本が出来上がったの!ã!!§ã¯ãªã„でã-ょうか。 そã-て音楽ã‚'上手に使っています。登å '人物の心境ã‚'å...ˆå-りã-たり余韻ã‚'残ã-たり,次の展é-‹ã‚'予å'Šã-たり,急なå '面展é-‹ã«ã‚‚ãƒ"タリãƒ"タリと合わせた音楽で臨å '感ã‚'盛り上ã'ています。 いずれも,映ç"»ã®åŸºæœ¬ã¨ã„えば基本ですが,その基本ã‚'ã-っかりと押さえるã"とがいかに大事か,逆によく分かりまã-た。

 白雪姫が森にå...¥ã‚Šè¾¼ã‚€ã¨ã"ろ,リンã‚'売りにåŒ-ã'た女王ã‚',駆ã'戻ってきたドゥワーフé"が追い詰めるとã"ろ,一転ã-て,永遠の眠りについた白雪姫ã‚'囲ã‚"でドゥワーフé"が無言でうなだれるとã"ろ。どのå '面ã‚'とっても,説明に多くの言è'‰ã‚'費やã-たりはせず観ているだã'で人ã‚'そらさない,映ç"»ã®çŽ‹é"ã‚'行く語り口です。

 本編に感心ã-たら,付録で製作過程やå½"時の宣伝などã‚'見ã‚!‹ã!!¨ï¼Œèˆˆå'³ã‚‚ひとã-おです。

・「ほんとに夢のある作品
子供にと思って購入しました。自分では昔に見たことはあるものの、単なるおとぎ話としか記憶になかったんですが、改めてこの作品に魅せられました。美しい映像と優雅な白雪姫、子供に大ウケの小人たちの愉快なシーン、音楽、なにもかも本当に夢があって素敵です。忙しい大人にはゆったりロマンチックな世界を、子供にはコミカルなシーンを、ディズニーはきちんと考えて与えてくれていますね。日本語の歌もいいですよ。素直に浸って観ると心から楽しめます!

白雪姫 デラックス版 (詳細)

突然炎のごとく〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選9〕

・「フランソワ・トリュフォー監督の代表作
1961年のモノクロ作品です。1971年の「恋のエチュード」と共に、フランソワ・トリュフォー監督の男女の三角関係を描いた傑作です。原作のアンリ=ピエール・ロシェの小説の美しいフレーズをナレーターが朗読するという独特の語り口で、仲の良い二人の男性と、二人に同時に愛される女の心の動きを描いています。音楽はトリュフォー作品の常連、ジョルジュ・ドルリューですが、劇中でジャンヌ・モローによって歌われる「つむじ風」は、アルベール役のボリス・バシアクの作詞作曲です。

・「トリュフォーの最高作でしょう
 個人的には一番好きなトリュフォーの作品。この映画を作ったとき彼は28歳だった!ナレーションを交えて、素晴らしいテンポで物語は進んでいく。ドミノのシーンのストップモーション、戦場シーンのリアリズム、ドレスに火がつくシーン、インチキのかけっこのシーン、美しいシーンが次から次へと頭の中に浮かんでくる。ただし映像的な技巧を凝らすことは、この作品を境に影をひそめていく。歳をとるにつれてヌーベルバーグ的表現から離れていくのは当然としても、後の作品に本作の輝きが見られないのは、やっぱり残念。しかもトリュフォー本人も、これから円熟期を迎えるであろうと思われた五十代前半で亡くなってしまうのが痛恨の極み。

・「ジャンヌ・モローは伝説だ!
時々映画を見て感動してしまう女優がいる。ゴダールの気狂いピエロのアンナ・カリーナ、アント二オーニの太陽は一人ぼっちのモニカ・ビッティ。そしてこのトリュフォーのジャンヌ・モローである。綺麗な女優はたくさんいるが、美しい女優はそうはいない。ジャンヌ・モローの魅力をこれ以上に引き出した作品は他にない。

・「トリュフォー映画のスタイルの原点
まず「突然炎のごとく」という邦題の付け方がうまい。ジュールとジムという主人公2人の名前だけの平凡な題名から、2人の男を翻弄する女カトリーヌの激しく、きまぐれで、悪魔的とも言える魅力の様をよく表現している。トリュフォーの残した映画群は、いくつかの系譜があって、これは、男女の情念の悲劇を描いた第1作であり、その後の「柔らかい肌」や「恋のエチュード」、そして晩年の傑作のひとつである「隣の女」へと引き継がれていく。饒舌とも言えるナレーションが全編に流れ、観客はあたかも、書籍をこよなく愛したトリュフォーに挿絵入りの恋愛小説を読み聞かせてもらっているような錯覚に陥る。

・「色恋沙汰について
「・・今までに私がスクリーンで観たなかで一番的確に現代のフランス社会を表現しているように思えるということをあなたに申し上げたく、ペンを執りました。-中略-色恋沙汰は、円卓の騎士たちにとってはとんだお笑いぐさで、ロマン派の作家たちにとっては、涙をこぼす口実です。『突然炎のごとく』の登場人物たちにとってそれはまた別のもので、あなたの作品はその別のものとは何なのかを我々が理解するのに役立ちます。・・自分たちが女たちとどういう段階にいるのかを知るのはとても大切ですし、女たちにとっても、自分たちが男たちとどういう段階にいるのかを知るのは大切です。あなたはその問題の本質を覆っているもやを晴らすのを助けてくれているのです。そのことと、他にもたくさんの理由から、心からお礼を申し上げます」

ジャン・ルノワールの手紙を読み、色恋沙汰について語るにも日本人であることの限界さえ感じる。次の手紙が素晴らしいので、この映画について沈黙したい。

「私は七十五歳で、『ジュールとジム』の恐るべきヒロイン、カートの成れの果てです。-中略-むりやり似せてあるのではないか、多少なりとも腹立たしいなぞらえかたがされているのではないかと恐れていましたが、たちまち我を忘れ、盲目的に経験したことをよみがえらせる、あなたとジャンヌ・モローの魔力にとらえられました。一連の出来事のすぐ近くにいたピエール・ロシェが私たち三人の愛の物語を語りえたことには、奇跡的なことはなにもありません。でもあなたにはどんな才能があって、どんな類似性があって、私たちの内奥の感情の核心を感じとるほどに事情がわかったのでしょう?この筋書きに関しては、私はあなたにとって唯一真の判定を下せる人間です。他のふたりの証人、ピエールとフランツはもういませんからあなたに「はい」とは言えないのです。愛情をこめて、親愛なるトリュフォー様へ」

突然炎のごとく〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選9〕 (詳細)

忘れられた人々

・「メキシコの不良少年を描いた映画だけれど・・・
 この映画はメキシコの悪の限りを尽くす不良少年を描いた映画だけれど、決して不良少年よりも、不良少年を作ってしまう社会に真正面から、珍しく(?)ルイス・ブニュエル監督が描いている。親の愛情を受けれれない不良少年達に対して、これでもかと絶望への道を走らすこの映画は素晴らしい。そして、僕にとっては一生忘れられない最後のラストシーンは、まさに社会が引き起こした原因に他ならない。戦後の日本もこんな感じだったのかもしれないが、今の日本の様々な問題がこの映画にも描かれているようで、僕にはただ事では済まない映画になりました

忘れられた人々 (詳細)

嘆きのテレーズ

・「S.シニョレの貫禄、名演に尽きる作品
ただの犯罪メロドラマ的な内容も、S.シニョレの圧倒的な存在感により作品そのもののの質が上がって、サスペンスに満ちた佳作に仕上がっていると感じました。彼女は、悲しみ、陰のある女性を演じれば天下一品で、本作でも超然的な女性そのものの魅力を発揮し、作品の質を上げていることを実感しました。

・「シモーヌ最高!
 ある商店に病弱な夫とその母親と暮らす美貌の女性。彼女は幼いころよりその家の世話になり、そのままその家の男と結婚することに。まだ、女性の自立がむずかしかった時代です。家の中で彼女だけがまともな働き手にもかかわらず、肩身の狭い生活でした。

 そんな彼女の前に、トラックの運転手が現れます。こんな暮らしはやめて、おれと一緒に来いと男は言うのですが、育ててというか食べさせてもらっている恩から、彼女は今一歩踏み出せません。そこで、二人は彼女の夫を列車転落事故に見せかけて殺すことを計画します。しかし、それをある男に知られてゆすられることに。。。 シモーヌの代表作です。

嘆きのテレーズ (詳細)

情婦

・「法廷ものの最高傑作
原作同様に邦題も『検察側の証人』としてほしかった(今からでも!)。『情婦』(なぜだ?)というタイトルのために、見逃した人も多いと思う。私にとっては、まさしく「法廷もの」の最高傑作。英国法廷でのやりとり(とても美しい英語)は本当に楽しめる。結末もすごいが、何度みても飽きることのない秀作である。絶対に観てほしい。

・「衝撃
アガサ・クリスティ、そしてビリー・ワイルダーの作品を全く見たことのなかった僕にとって、この作品は衝撃的でした。最初は「情婦」というタイトルだったから、なんか男と情婦の恋を面白おかしく描くのかなぁと思ってたら、まさか法廷劇だったとは!ここでまず第一の衝撃がありました。

しかもその法廷のシーンが凄い。堅いイメージのある法廷にもユーモアを取り込み、それでいてクライマックスにはあんなにも緊迫したムードを生み出すとは!ここに第二の衝撃があります。

第三はあのラストシーン。二転三転なんてもんじゃない。そのため少し無理があるかなとも思うけど、やっぱり衝撃だよね。最後には「シックスセンス」みたく「オチを言うな」って注意書きがでるけど、こっちはホントに言っちゃい!けないね。もちろん俳優陣の演技も素晴らしいです。最初に見たワイルダーの作品がこれでホントによかったと思ってます。

・「マルレーネ・ディートリッヒがかっこいい
ビリー・ワイルダーの監督作品の中で「アパートの鍵貸します」の次に好きなのがこの「情婦」。アガサ・クリスティの「検察側の証人」をもとに作られているが、原作にさらにプラスして「どんでん返し」があって最後まで気が抜けない。ユーモア、品のいいジョークが効いていて、ワイルダーらしい映画だ。主演の弁護士役チャールズ・ロートンと看護婦(この二人は実生活では夫婦)役の女優のかけあいが楽しい。しかし何といってもいいのがディートリッヒのかっこよさ。正直言って「恐い」とまで感じたが、大人の女のすごみのようなものを感じた。

・「見るべし!
アガサ・クリスティの戯曲の映画化作品だが、これは必見。

余りにも意外なストーリー展開(実際に見たとき驚いて貰いたいので、ここでは敢えて触れない)は、ラストで「この結末は決して他言しないでください」とのスーパーが流されたほど(以後、このフレーズはサスペンス映画の常套句となるが、元祖はこの「情婦」)。マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートンら俳優陣の余りに達者な演技。サスペンスとユーモアが渾然一体となった、ビリー・ワイルダーの演出。これこそ、娯楽としての映画の頂点。騙されたと思ってみるべし!借金してでも見るべし!

・「法廷映画屈指の傑作
法廷映画として「12人の怒れる男」「ニュールンベルグ裁判」と並び称されるほどの傑作。同年のキネマ旬報ベスト10でも第9位にランクされております。

その出来栄えは最近のグリシャムものの法廷映画が裸足で逃げだすほど。「すごい映画のDVD買ったんだけど・・・」と友人に自慢できまっせ。

情婦 (詳細)

恐怖の報酬 [DVD]

・「タフな奴ら
前置きは多少ながいが、歴史の勉強にはなる。そしていざニトロを運びはじめると、もう目がはなせない。特に登場人物は全員魅力的で、ニトロを運ぶという性質上いやがおうでも彼らの身を案ぜずにはいられない。 まぁ古さを感じさせないとはいえ人を選ぶところもある。だが逆を言えばこの作品をわかる奴っちゃ映画のわかる奴やね。 あー、あとルイジっちゆうのが出とるけど、スーパーマリオそっくり。イブ・モンタンの役名もマリオやし、任天堂のねた元やね。

・「今でも古くならない傑作サスペンス
南米の油田で発生した大火災を消火するため、イヴ・モンタンを含む4人の男達がニトログリセリンをトラックで運ぶというストーリーはすごく簡単です。しかし、積荷がニトログリセリンであり、当時のトラックはとてもクッションが良いとは言えない。まして山道あり沼ありと道路は最悪。もう危険がいっぱいの臭いが整いましたね。いやー、人物模写もしっかりしているし見事なサスペンス作品です。今は他界した映画好きだった私の父親が好きな作品ベスト3に入ると言っていたことを思い出します。

・「名作のひとつ
モノクロの映画が好きだ。和洋を問わず名作が多い。前半は、ある街の一角を中心に金と仕事のない人々の様子を描く。泥の道、珍しいタクシー、バー?、など、灼熱の下での日常がよく描かれている。汗に照り輝く男たちの中で、ヴェラ・クルーゾーという女性が花を添えている。40代で殺害?されたようだが、この映画では若くて魅力的な女性を演じている。

・「爆風が吹きぬけた
 後半、ハラハラドキドキの連続だが、一番凄いシーンはどうということない場面だった。 

 後続の車中で、助手席の相棒が巻きタバコを作っている。巻紙の上のタバコが突然、吹き飛ぶ。思わず"キャ〜"と悲鳴を上げ、両手で顔を覆い、顔をテレビの画面からそむけてしまった。ありえないことだが、本当に突風を肌で感じたような気がした。 その時点では、頭は何が起こったか認知してなかったが、本能的には理解して防衛反応が働いたようだ。 その直後、先行車の爆発に続き、爆音が。

 実際にその場にいるような臨場感あふれる演出というのは、この作品と"Uボート"くらいか。

 後で知ったことだが、この作品は某ミステリ映画の人気投票では"第三の男"に続いて第2位、そしてカンヌグランプリ受賞作に輝いているのも頷ける。

  

 

 

 

・「支払った金額以上の見返り(報酬)がある映画
1953年のフランス映画です。自分は知人に勧められて最近この映画を初めてみました。

まずもって、イヴ・モンタン(マリオ役)がかっこいいです。自分は歌手として当時「枯葉」が大ヒットしたことくらいしか知らず、ただのシャンソン歌手だろうくらいの認識だったのですが、こんなにかっこよく俳優として演じる人だとは知りませんでした。

筋としては、4人でニトログリセリンを輸送するという話ですが、とにかく目が離せないという感じで、140分以上の時間があっという間でした。少々漫画チックな感じもしましたが、エンターテイメントという点では間違いなく最高レベルの作品であると言えます。終わり方などは何となくですが、ヒッチコックを彷彿とさせるような感じがしました。

まだ見ていないという方で、とにかく最後まで楽しんで映画を見たいという方にはお勧めです。500円以下の廉価盤は自分は見つけられなかったのですが、2000円以上払っても、全然損をした感じはしませんでした。それ以上の見返り(報酬)があったと思います。

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テキサスの五人の仲間

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完全に騙されました。ギャンブルを題材にしたミステリーとしては、名作『スティング』がありますが、個人的には本作『テキサスの五人の仲間』の方がよかった。最高に面白かった、というか、騙される快感とラストに全てが判明する「どんでん返し」の衝撃が心地よかった。キャストの演技や演出もスゴイのは当たり前ですが、この映画で何よりスゴイのは脚本に尽きると思います。本当に素晴らしい脚本。緻密に構築されたミステリー。タイトルがすでに伏線となっているとは…。

最近のミステリー映画やホラー、サスペンスなどのジャンルには「どんでん返し」や「衝撃のラスト」を仕掛けたものが多いですが、そのどれもが「ラストのためのラスト」であったり、「ただたんに驚きをもたらそう」とするものばかりで辟易しているところに、『情婦』や『探偵スルース』、そして本作『テキサスの五人の仲間』などを見直すと、それだけ優れているかということがハッキリ分かります。

日本が世界に誇る映画監督の一人である黒沢明監督がこんなことを言ったことがあるそうです。「映画を撮りたいという者は、まず脚本を書け」黒沢監督自身も下積み時代と呼ばれる頃は寝る間も惜しんでたくさんの脚本を執筆したそうです。映画の核の一つとして「脚本」の存在が希薄化しているこの時代に、この映画の脚本の素晴らしさを見直し、映画界を盛り上げていってほしいです。

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内容についての言及は避けますが、面白いです。西部を舞台にした賭け(ギャンブル)の話。

20年ほど前の「私の好きなミステリー映画、サスペンス映画ランキング」的な本の上位にランクされていました。といってもそのランキングをした映画関係者、芸能人は当時でほとんど40歳以上なので(水野晴男氏、淀川長治氏など)、20年ほど前でさえ古い映画が多いという印象でしたが、、。

第一位が「第三の男」、第二位が「恐怖の報酬」だったと思います。そして、「情婦(もちろんビリー・ワイルダー)」、「悪魔のような女(もちろん古い方)」に続いてこのテキサスの五人の仲間が、、、。

これだけの情報で見てみたい!と思う人と、そうでない人は別れるでしょう。

隠れた名作です。

・「この種のどんでん返しは好きです。
どこがコメディ?と思いつつみていると、最後には見事などんでん返し、それまでの、出演者のそれぞれの行動を思い返すたび、『にやり』としてしまいます。いったい誰と誰が『五人の仲間』だったのか。見終わった後に『やられた!』と思いました。何度も見たくなる作品です。是非、廉価版が出てほしいものです。

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探偵物語

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はるか昔にテレビで見て、ずっと探していた作品。今まで「探偵物語」で検索すると松田優作しか出てこず困っていた。「ローマの休日」のウィリアムワイラー監督の傑作の一つと思う。ビリーワィルダー監督の「アパートの鍵貸します」と共にこの時代のニューヨークを舞台又は主題にした映画として見ている。その意味で「グッバイガール」、「ワーキングガール」、「ゴースト」などを続けて見ると時代の移り変わりを感じる。最近カークダグラスがロシア系アメリカ人だと知るまでずっとこの映画からイタリア系アメリカ人だと思っていた。今回見て、「刑事コジャック」がこの作品をベースに作られている事を再認識した。エレノアパーカーが本当にきれい。

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レベッカ

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コレが、DVDで出ていたなんて。ジョン・フォンティンという女優さんが、始終狐につままれたような悩ましい表情で翻弄されます。かつ、美しい。観客は最後まで騙されたまま、この女優さんと一緒にあれやコレやと気をもまされます。話としては良く出来ていて、薄暗い海辺の邸宅は、推理小説の王道を歩くものです。なにか面白いモノないかなー、って探しておられる方、モノクロですが絶対オススメ。

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この作品は、ヒチコック監督の代表作の1つであるが、映画のタッチは、むしろ製作者のセルズニックの色彩が濃く、「風と共に去りぬ」的なロマンティックな大作に感じられた。最も優れていると感じたのはアカデミー賞をとったジョージバーンズによる撮影の素晴らしさだ。冒頭の廃墟となったマンダレーのシーンから、モンテカルロの断崖、ホテルへの進行のうまさ。ところどころに挿入される海のシーン。原作の雰囲気を壊さず、スピーディーにこの映画を進行させ2時間の映画に終わらせたのは、撮影の絶妙さが欠かせないと思う。もちろん、1年前に若く無骨なヒースクリフを演じながら、今度は、正反対とも言える、偏屈な大富豪マクシムを演じきったオリビエ、新人でありながら、そのつたなさが主人公のキャラクターに見事に一致したフォンテーン、ワーグナーのライトモティーフのようににマンダレーや主人公、レベッカの暗示に使われる音楽の見事さなど、あらゆる要素が、この作品では、最高峰のレヴェルで発揮されてはいる。しかし今でもレベッカと言うと、マンダレーの屋敷を取り囲み込み、レベッカを死においやった海のシーンや、雨の中から登場する屋敷、最後に、Rの文字と共に燃えていく屋敷の場面が印象的な作品である。

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研究社の『英語青年』という主に英語英米文学の研究者やそれに関心のある人向けの専門誌に『レベッカ』とデュ・モーリアを特集した号がありました。そこで映画版の『レベッカ』が取り上げられていて,興味を持ち購入しました。原書でも読んでみようとは思っていますが,ローレンス・オリビエ,ジョーン・フォンティン,そしてヒッチコックによる映画版『レベッカ』はそれ独自の世界を築き,60年以上の時間を超えて一級品の作品になっています。ジョーンはとても美しくもどことなくおどおどしている演技で,一度も名前が出てこないヒロインをしっかりと表現しています。レベッカは彼女以上に美しい女性だったというのですから,どれほど美人だったのでしょう。オリビエも喪失の苦悩の深さを表情や仕草ににじみ出る演技で,役者としてのうまさを見せてくれています。一番特色が薄かったのは監督のヒッチコックでしょうか。彼らしさが抑えられているところがよさでもあり,悪い点でもあるかもしれません。いたるところに残るRの刺繍が白黒画像なのに,私には赤い色のイメージに映りました。他の方にはどのような色にイメージされるでしょうか。

・「原作と決定的に違う点が不満です
ヒッチコックの代表作の一つです。トリュフォーとヒッチコックの対談「映画術」も是非合わせて読みましょう。

ただ、映画としてはとてもおもしろいのですが、デュモーリアの原作を先に読んでしまった者としては、ストーリーにむちゃくちゃ無理があると思うのです。まあ、セルズニックの映画ですから、どうしたって原作のままというわけにはいかなかったし、ご都合主義的にならざるをえないのでしょうが。。。

しかし、映画ではレベッカの死因がなんだかわからないし、後半のレベッカの元愛人のジョージ・サンダースが出てきて一気にハラハラドキドキとなるはずが、映画では今ひとつ迫力不足です。

先の「映画術」の中ではヒッチコックは原作を読んでいないか、読んだとしても忘れてしまっているようで、脚本がヘンだというようなことをちょっと認めるような発言をしていたと記憶しています。

もし原作をまだお読みでなく、この映画をご覧になった方は是非原作もお読みください。どちらも楽しめると思います。

配役はローレンス・オリビエはまさにはまり役。ジョーン・フォンテーンはオーソン・ウエルズの「ジェーン・エア」でも似たような役柄を演じていますが、これまたピッタリではないでしょうか。

・「面白い推理小説のよう
作品全体が、マキシムと亡き妻レベッカの複雑だった関係から起こった事件を解明する、という、推理小説仕立てになっている。途中までは少々退屈なストーリーだったのだが、真相が暴かれていく段階になるとスリルがあり面白い。さすが、ヒッチコック映画、とも言えるだろう。この作品の中で、亡き妻レベッカと、女使用人の関係というものがかなり密接だったことがわかる。病院で使った偽名もメイドの名前、というのがそれを物語っていた。最後のシーンでもそれが強く感じられた。

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・「アン・アーチャーの行方
欲しかったDVDですが初リリースの際はグッとこらえたかいがありました。価格についてはきりがないのですが半額近くの価格に素直に嬉しいです。見所はやはり特典映像の「もう一つのエンディング」でしょう。ボツになったのも納得の場面。マイケル・ダグラスの妻役のアン・アーチャーがとても気になる存在。最近はブルース・ウィリスの妻役で有名なボニー・ベデリアともども活躍が心配な人です。

・「情熱的になる前に、皆さんに観てもらいたい犯罪防止映画の名作。
男はひと時の情愛と感じた、女は運命の恋と感じた、、これは公開当時のキャッチコピーです、アメリカを震撼させた現実味のある人間ドラマでした。特にアメリカ男性にはかなりこたえた作品だった様で、映画(めぐり合えたら)で俳優トム ハンクスは自分の子供にこの映画の怖さを熱く語るシーンがある程でした、共演は女優メグ ライアン。実はこうした一方的な恋で相手を殺してしまう作品は古くからハリウット映画で多く製作をされていました、マレーネ ディートリッヒ、ジャン ギャバン共演の(狂恋)などがあります。私も経験があります、こうならなかったのはある意味、幸運でした。

・「ホラーよりも 恐ろしい・・・女の情念(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ 妻子もちの親父に のめりこんだ女が、これでもかって程、尾けまわす・・・お話・・・・?!親父の家に勝手に入り込んだり・・・子供を連れ去ったり飼っていたペットなんかを鍋で煮てやったりする(笑)とにかく・・・女の情念・・・恐るべし・・・。って話。

・「ホラー映画より怖いです。
ひょっとして、本当は、ホラー映画だったのかと、ラストシーンで思いました。アメリカでは、女性が、恋人や夫を誘って、一緒に観たらしいです。浮気防止映画としては最強だと思われたんじゃないでしょうか?

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悪魔のような女

・「驚愕のラスト。
仏監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが贈る「密告」、「恐怖の報酬」と並ぶ、サスペンス映画の傑作です。ラストのどんでん返しは驚愕の一言。シャロン・ストーン主演でリメイクされていますが、このオリジナルはあんな作品とは比べ物にならないほど素晴らしいです。内容はホラーに近く、ラストは、映像や音楽に頼らず、少年のさりげない台詞で暗示するだけで、観る者の感性に訴えている演出が実に見事な出来です。

なお、後日談として、出演のヴェラ・クルーゾーがこの映画の数年後、パリのホテルの浴室で謎の死を遂げています…(怖)。

・「ハリウッド映画とは一味違う面白さ
S.シニョレの存在感が光る映画。写真では結構特徴ある顔立ちで綺麗というタイプではないなと思っていたが、作品の中では知性が感じ、役柄と一体となった卓越した演技で周りを圧倒していた。確かにフランスを代表する女優さんと感じた。かのヒッチコックも映画化したかった作品のようだが、フランス映画独特の憂鬱さ、モノクロが限られた空間とマッチし、雰囲気がでており、俳優陣もハリウッドとは一味違う面白さがあった。

・「今観ても無茶苦茶怖いサスペンス
この作品始まって1分もしないうちに緊迫感の世界に引き込まれ、一気に最後まで観入ってしまう。冒頭2人の女(シモーヌ・シニョレとヴェラ・クルーゾー)の会話をみて他の学校の教師が「正妻が愛人をいたわっているぞ」と言うくだりで、観る者に2人の奇妙な関係に興味をと緊張感を感じさせる。それから2人が共謀して2人の女共通の男を殺害し、死体を隠すところまでは風呂に注ぎ込まれる音、配水管を流れる水の音、車の後部に付着した水の跡、壊れるかごの留め金等細かなアイテムが活かされ、観る者があたかも共謀者であるかのような錯覚と緊張感を感じさせる。そして、ラストに正妻であるヴェラ・クルーゾーに迫り来る恐怖は今観ても動けなくなるほど無茶苦茶怖く、観る者にヴェラ・クルーゾーと同一の恐怖を感じさせてくれる。余分な音楽を一切配したドラマ展開は「恐怖の報酬」と同様の手法で、それが一層恐怖感を募らせている。当時、ヒッチコックも映画化権を狙っていたというサスペンス・スリラーを「恐怖の報酬」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督が自分の妻と「恐怖の報酬」のイブ・モンタンの妻を競演させて撮った超一級のサスペンスドラマだ。

96年にシャロン・ストーンとイザベル・アジャーニの2人でリメイクされているし、この作品にヒントを得たのか似たような展開のサスペンス映画「悪魔のくちづけ(原題:GAMES)」がシモーヌ・シニョレ(この映画を意識しての配役か)とキャサリン・ロス、ジェームズ・カーンで67年に作られているが、両作ともこの作品を超えるものではない。

・「怖い!
僕はヒッチコックの映画を結構観ていて、それからこの映画を観たのですが、この監督の人はヒッチコックさんみたいに職人してないというか、いい意味で真面目に映画を撮る人だなと思いました。

冒頭のいろんなシーン、例えば水たまりの上をタイヤが行くとか、そんな小さなシーンがいろいろ降り積もって、連鎖反応のようにあとあとの重要なシーンに繋がっているようで、観ていて感動しました。

それにしても他のレビューの方も触れている通り、ラストの緊張感は凄まじいものがあります。僕はヒッチコック映画とかで慣れていたのか、"もしかしてこういうことかな?"というのはある程度予測はできていたのですが、それでもさすがにあれは怖かったですね。

そしてなんだか不思議な雰囲気を醸し出すラスト。あの終わり方はとてもいいなと思いました。

・「こわーい犯罪映画
 女はこわい、なんて口にすることがあるが、もちろん戯れ言である。こわいのは男も女もおなじ。この作品は犯罪映画にして恐怖映画だ。原作がボワロ・ナルスジャックであってみれば、人の殺し方も一筋縄ではいかない。 妻と情婦の女がふたりして亭主を殺してしまうというお話だが、この亭主がまた殺されて当然みたいな悪党である。はじめて見たときは想像もつかない結末におどろく。仕掛けがわかってから二度目に見ると、またちがう角度から見ることができる。 現実にもこんな恐ろしい話はあるかもしれないが、犯罪映画はフィクションとして、一種の遊びとおもっているから、安心してというより、奇抜であればあるほどおもしろがって見ているわけだ。

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ローズマリーの赤ちゃん

・「名作です
おせっかい隣人老夫婦ふたりの演技抜群、ゴシック建築のいかにも古いNY風なアパートメントで起こるリアルに不気味な展開、70年代雰囲気抜群、オカルトちっく、オーメン風画質、ミアファローの当時のキュートなファッションとベリーショート、細かい演出!全部素晴らしい〜。ポランスキ凄い〜。百度みても飽きない個人的ジャンル越え一位作品です。

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破れ太鼓

・「懐かしの「破れ太鼓 」
 木下恵介の『破れ太鼓』はモノクロながら、なかなか往時を懐かしく覚えさせる名作です。壮年期を迎えた阪妻がいい味わいを出して居ますし、大泉晃の若いことったらありませんヨ。 後年、進藤栄太郎や小夜福子らの配役でテレビ・ドラマ化された「おやじ太鼓」を想い出す方々も多いのではないでしょうか。

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赤い殺意

・「見事!
今だに私は「赤い殺意」が、今村昌平の最高傑作だと自負する。名シーンは数々あるが、中でも圧巻なのは春川ますみと露口茂が列車に乗り込み、今はもう無い、列車のデッキでの絡み合う映画の手本となるシーン。スクリーンプロセス(今は死語)を上手く使用し、手に汗握る最高の映像を作りあげた。現在はCGを多用しクオリティは上がったが、見る我々があっ!と思う作品が皆無になったのは寂しい。やはりCGからは、手作りのアイデアを感じない。

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心中天網島

・「DVD化を待ち焦がれた日本映画の傑作
 『心中天網島』は低予算のため、モノクロで、セットは舞台の書割、少ない出演者と見るからに貧弱なのですが、篠田正浩監督の描き出した映像の美しさはモノクロ世界の極致、前衛的なまでに絞り込んだセットは日本の様式美の極限と言っても決して言い過ぎではなく、岩下志麻は日本女性の美しさを妖艶さ、可憐さ、脆弱さ、手強さなどを織り交ぜながら様々な角度から見事に表現しています。その演技力には改めて驚かされるでしょう。

 大作ではなくそっと心の隅に残しておきたい珠玉の名品、一粒の黒真珠のような輝きを放つ映画です。テレビの画面ではモノクロ画面の地味さゆえに映像の美しさが半減してしまいます。できればこうした映画だからこそ大きなスクリーンで見たいと思うのですが、それは叶わないでしょう。  DVDで『心中天網島』を鑑賞するときには可能な限りにその情念の世界にどっぷりと浸れる環境を作って意を決して見てください。

・「そこに到る因果−女の義理
心中物はそこに到る因果が難しい。それが甘いとうそ臭く、感情移入ができない。本作品は、「義理」がテーマだが、世間体ではなく「女の義理」に視点を向けることで新鮮さが増した。黒子も最初は単なる黒子だが、義理が重くなる度、段々それを見つめる影になっていくのである。

おさんは、自分の夫が入揚げる遊女小春に手紙を書いた。「二人の子供に夫を返して」と書いてあれば、小春は応じなかった。ところが「治兵衛を死なせないで」と書いてあった為、愛する男を死なせたくないという共通の想いが一致した。そこに女の義理が生まれたのだ。

近松門左衛門の有名な「名残の橋づくし」から道行の場面、冒頭タイトルのバックで流れる篠田監督と脚本の富岡多恵子が電話で打ち合わせている墓場で、二人は最後の愛欲を交わす。その後ろの墓石には、「紙屋治兵衛」の銘が暗示のように既に刻まれていた。

・「一見の価値アリ
これを映画と呼ぶのか?という疑問はありますが、篠田監督のチャレンジ精神溢れる衝撃的作品です。だって画面に黒子が出てくるんですよ・・・それも存在感たっぷりに。どの位変わってるのか私の貧しいボキャブラリでは説明出来ないので少しでも興味があるなら見てほしい、極道とは違う岩下志麻のもうひとつの顔も見れる。

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白昼の通り魔

・「ええぞ!
大島渚の作家性を充分堪能できる作品である。闘う反体制映像作家が久しぶりに前衛的な作品に挑戦した。冒頭からカットの連続、死人の前で女を犯すと言うセンセーショナルな題材ながら、後半はどんどん主題からずれ、観念的な世界に引きずり込まれてしまうのである。賛否両論あるだろうが、私は大島渚の傑作だと確信する。戦後の女性の立場、地位考えさせられる作品だ。

・「大島渚はいつでも生真面目に社会の不正義やドロドロした人間の深層と格闘してきたのです
 凄い映画がDVD化されましたね。今日あまり見ることの出来なくなっている日本映画の傑作・問題作は数多くありますが、この大島渚DVD-BOX発売で最後の関門が開いたかのような感慨を受けます。ビデオ店を血眼で捜しても置いてなかった作品が勢揃いしました。 そしてこの『白昼の通り魔』です。武田泰淳の原作は土俗的な生命力を持つシノに思いを仮託しているように読めるのですが、映画では明らかにマツ子先生と源治という「屈折したインテリ」の無惨な顛末に照準があるように見えます。現実の前に砕け散った理想。農村は民主主義の高邁な理想などどこ吹く風で、生き抜いていくリアリズムにべっとり塗り固められています(これは『飼育』から引き継がれたテーマ)。「恋愛とは無償の行為です」というマツ子先生の言葉は英助のどす黒い欲望の前では何の力も持たず、もはや最後には哀れにも自らの情欲を糊塗する言葉に堕するのです。それはいみじくも第1次安保世代であり京都大出身の大島監督が自らに突きつけた告発の刃のようにも思えるのです。 難解と言われる大島作品ですが、実は映画のテーマ的発展を続き物として見ていけば、監督が常に誠実にその答えを出そうと格闘してきたことが分かるのです。この作品は『日本の夜と霧』で糾弾しあったセクトの人物達のもう一つの悪夢のパラレルワールドになっていますし、青年がなぜ強姦魔になったのかを描いたのが『日本春歌考』、故あってそうなった人間を国家の名の下に抹殺していくことの是非を問うたのが『絞死刑』な訳です。 非常に細かいカット割りで出来たこの作品、せき立てられるような高いテンションの中で矛盾だらけの登場人物の行動・存在の意味が問われていきます。それは初めから袋小路に陥ると知りながらやり出した難事業。その苦闘の痕跡が全編横溢しています。この様なもの凄い邦画が撮られ、今DVDで手にすることが出来る日本の文化に私は誇りを感じます。

・「タイトルで敬遠していたけれど
ただの犯罪者の話じゃあもちろんない。民主主義の挫折って言うのかな、小山明子の教師役に妙な共感を抱いた。理想主義者の挫折。しかしそんな悲哀が前面に出ないのが大島かな。最後に生き残るのは生理の強いものだからね。この作品はなんともいえない気分になる。カットの異常な多さもこの作品にはフィットしている。

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さらば夏の光

・「粒子の粗い光が眩い、各国の町並みが美しい、なぜか忘れられない小品
吉田喜重監督といえば松竹ヌーベルバーグ。個人的には、吉田喜重監督が一番好きで、作品の出来不出来の波が少ないように思います。よい意味で、どれを見ても一見して吉田印の緊張感は維持されています。

この作品は、BOXでは「性と政治の季節」と名づけられ、一連の名作群「エロス+虐殺」「煉獄エロイカ」「告白的女優論」に発展していく直前の時期のもの。他が余りに傑作の名をほしいままにしている一方、この作品だけはスルーされている感じです。

製作される経緯は、某有名航空会社が旅行のアピールを目的に、世界各国を移動して回ることを条件に、吉田監督に依頼したのだそうです。クルーも数名、俳優は2名という、極めて小編成で作られています。脚本も、行った先々で吉田監督が即興で考えていたようです。見てみると、作りこまれた完成度の高さは感じません。ですが、いい意味で吉田監督の他の作品にはないリアルさというか、勢いみたいなものが感じられて気に入っています。

吉田監督といえば、グルグル回るカメラ、無機質な映像、熟語重視の台詞、美しい逆光が印象的です。ですが、あのモノクロ映画で極められた映像的な特質を、カラーで再現できている作品があるかといえばちょっと思い出せません。個人的には、この映画の光の粒子の粗さや、世界各国の町並みのとらえ方が唯一うまくいっているものではないかと感じています。

全然見当違いかもしれませんが、吉田監督の醒めた映像を見るたびに、コルビュジエの白の時代とアントニオーニ監督の愛の不毛の時期を思い出します。この映画もアントニオーニ監督の映画のように男女が彷徨うんですが。

この作品、有名作品ではありませんが、なんとなく忘れられない小品です。肩肘を張って「煉獄エロイカ」あたりを見た後に、少々肩の力を抜いて味わうといいかもしれません。

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暁の脱走

・「感動の大作
昔、キスシーンが長いとの宣伝で見に行った。しかしその割にはあまり印象は残ってなくて、ただ田村泰次郎の原作とちがうことだけ覚えていた。この度DVDで見て主演の3人の熱演と過酷な戦場の描写に改めて感動。涙が止まらなかった。終戦ま近の中国戦線の兵士と取り残された女性たち。燃え上がる若い男女の恋愛と上官の嫉妬。殺された女性の部屋に干されたワンピースのはためきが胸を打ち、虚しさと哀れさが強烈だ。NHKでも放送されたらと思う。主演で上等兵を見事に演じた池部良が、実際は陸軍中尉だったことを最近知って驚く。山口淑子と小沢栄太郎いうことなし。

・「戦火の恋
田村泰次郎の原作『春婦伝』はもともと李香蘭を念頭において書かれたそうで、ぴったりの配役になってます。 GHQの検閲のため、原作では従軍慰安婦の春美は従軍歌手に変えられていますが、すべてを捨てて命がけの恋に生きようとする女が生き生きと描かれます。山口淑子が大熱演で、女優としてのステップアップを果たしたといえましょう。 極限状況での激しい人間関係は今見ても印象的で、心に強く訴えるものがあります。

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憲法はまだか (角川文庫)

・「憲法成り立ちの事実経緯が良く分かる
珍しく一字一句を精読した。一つひとつの事実が重く、読み流しが出来ない作品だった。その意味で、心に留まる良い作品だと思う。言うまでもなくこの小説は、96年放送のNHK土曜TVドラマ「憲法はまだか」の小説版であり、どうも小説よりもNHKドラマの脚本の方が先に出来たらしい。結果として、筆者は護憲論者であると最後に述懐しているが、最後まで中立の立場で客観的に書いており、改憲派・護憲派それぞれの臭さが無く、気持ちよく読めた。また会話はフィクションにしても、一つひとつの事実関係は、まさに事実であるので勉強にもなった。この小説は「人はみな歴史の中継ランナーである。祖先から受け継いだ大事なバトンを、子孫に渡さなければならない。・・・」という書き出しで始まり、「・・・人はみな歴史の中継ランナーである。」で終わっている。まさにこの言葉が、この小説の中心線だ。憲法が成り立つ経緯が非常に良く分かる良い本だ。

・「どのようにして新憲法が成立したのかよくわかる
新憲法が成立するまで、日本の政治家とGHQとの間でかなりの乖離を埋めなければならなかったということは知っていましたが、それを小説仕立てで仕上げている秀作です。他の方のレビューで、本書より先にNHKでドラマになっていたということを知り、そういえば読みながら頭の中に映像が浮かんでいたように思いました。またマッカーサー元帥に対し、政治家が卑屈にならざるを得ない理由として食料供給を頼っていたことがあることは、現代の視点では気付かずにいた自分にとって驚きでした。

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葵―徳川三代〈上〉

・「原作ではなく、その逆。
「八代将軍吉宗」もそうでしたが、この本もNHK大河ドラマ原作ではなくドラマの小説化。それだけに描写は簡略化され、テンポのよい筋運び、あっという間に読み終わってしまいます。台詞ばかりで脚本みたいになっている部分も多々有ります。肩の凝らない読み物を探している人や、ドラマを追体験したい人にはお勧めできます。本格時代小説を探している人にはX。

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