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▼Grimaud:セレクト商品

BachBach (詳細)
Johann Sebastian Bach(作曲), Bremen Deutsche Kammerphilharmonie(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)

「アルゲリッチをそこに見た」


ブラームス:後期ピアノ小品集ブラームス:後期ピアノ小品集 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ブラームス(作曲)

「すばらしい!」「左利きの孤狼」「おおげさでない、ブラームス」「美しい閃き」「多少荒削りだが、すばらしい」


ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ショパン(作曲), ラフマニノフ(作曲)

「グリモーらしさのよくでたディスク」「グリモーのハミングが聴こえる珍しいCD」「魔術的な力をもったラフマニノフ」「円熟味?」「グリモー最高の名演の一つ。」


クレドクレド (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), スウェーデン放送合唱団(アーティスト), コリリアーノ(作曲), ベートーヴェン(作曲), バッハ(作曲), サロネン(エサ=ペッカ)(指揮), ラーセン(ローネ)(指揮), スウェーデン放送交響楽団(演奏)

「コンセプト合わせ技1本」「不思議な取り合わせの二人。」「ジャケットは安藤美姫で良い」


若き日のエレーヌ・グリモー若き日のエレーヌ・グリモー (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ショパン(作曲), リスト(作曲), シューマン(作曲), ブラームス(作曲), ラヴェル(作曲)

「15歳でデビューしてからのDENONでの全集」「グリモーのラフマニノフ」


ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲)

「グリモーの美質がよく出た一枚」「匂うばかりの若さと爽やかさ」


Chopin: Ballade No. 1; Liszt: Après une lecture de Dante; Schumann: Piano Sonata No. 1Chopin: Ballade No. 1; Liszt: Après une lecture de Dante; Schumann: Piano Sonata No. 1 (詳細)
Frederic Chopin(作曲), Franz Liszt(作曲), Robert Schumann(作曲), Takashi Baba(指揮), Hélène Grimaud(Piano)


Rachmaninov: Concerto for piano in Cm; Ravel: Concerto for piano in GRachmaninov: Concerto for piano in Cm; Ravel: Concerto for piano in G (詳細)
Sergey Rachmaninov(作曲), Maurice Ravel(作曲), Jesús López-Cobos(指揮), Royal Philharmonic Orchestra(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)


エリーヌ・グリモー 名演集(5枚組)エリーヌ・グリモー 名演集(5枚組) (詳細)
ラフマニノフ(作曲), ショパン(作曲), シューマン(作曲), ラヴェル(作曲), ヘスス・ロペス=コボス(指揮), ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団(オーケストラ), エレーヌ・グリモー(Pf)(演奏)


エレーヌ・グリモーの芸術~ワーナー・レコーディングス(6枚組)エレーヌ・グリモーの芸術~ワーナー・レコーディングス(6枚組) (詳細)
ベートーヴェン(作曲), ブラームス(作曲), ガーシュイン(作曲), ラヴェル(作曲), ラフマニノフ(作曲), シューマン(作曲), クルト・マズア(指揮), クルト・ザンデルリンンク(指揮), デイヴィッド・ジンマン(指揮), ウラディーミル・アシュケナージ(指揮), ニューヨーク・フィルハーモニック(オーケストラ), シュターツカペレ・ベルリン(オーケストラ), ボルティモア交響楽団(オーケストラ), フィルハーモニア管弦楽団(オーケストラ), ベルリン・ドイツ交響楽団(オーケストラ)


The Very Best of Hélène GrimaudThe Very Best of Hélène Grimaud (詳細)
Johannes Brahms(作曲), Sergey Rachmaninov(作曲), Robert Schumann(作曲), Hélène Grimaud(Piano)


Robert Schumann/Richard Strauss: Piano Concerto/BurleskeRobert Schumann/Richard Strauss: Piano Concerto/Burleske (詳細)
Robert Schumann(作曲), Richard Strauss(作曲), David Zinman(指揮), Berliner Sinfonie-Orchester(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)


Artist Portrait Helene GrimaudArtist Portrait Helene Grimaud (詳細)
George Gershwin(作曲), Johannes Brahms(作曲), Ludwig van Beethoven(作曲), Robert Schumann(作曲), Kurt Sanderling(指揮), Hélène Grimaud(Piano)


Beethoven: Piano Concerto No. 4; Schumann: Piano ConcertoBeethoven: Piano Concerto No. 4; Schumann: Piano Concerto (詳細)
Ludwig van Beethoven(作曲), Robert Schumann(作曲), Hélène Grimaud(Piano)


Gershwin/Ravel: Piano ConcertosGershwin/Ravel: Piano Concertos (詳細)
George Gershwin(作曲), Maurice Ravel(作曲), David Zinman(指揮), Baltimore Symphony Orchestra(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), アシュケナージ(ウラジミール)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。」「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!」「すばらしい!」「暗い森の音楽」「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!」


ブラームス:P協奏曲第1番ブラームス:P協奏曲第1番 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ブラームス(作曲), ザンデルリンク(クルト)(指揮), ベルリン・シュターツカペレ(演奏)


Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15 (詳細)
Johannes Brahms(作曲), Recorded Sound(作曲), Kurt Sanderling(指揮), Berliner Staatskapelle(オーケストラ), Staatskapelle Berlin(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)

「幸せなグリモー」


Schumann: Kreisleriana; Brahms: Piano Sonata No. 2Schumann: Kreisleriana; Brahms: Piano Sonata No. 2 (詳細)
Johannes Brahms(作曲), Robert Schumann(作曲), Hélène Grimaud(Piano)


Beethoven: Piano Concerto No. 4; Piano Sonatas Opp. 109 & 110Beethoven: Piano Concerto No. 4; Piano Sonatas Opp. 109 & 110 (詳細)
Ludwig van Beethoven(作曲), Kurt Masur(指揮), New York Philharmonic(オーケストラ), Hélène Grimaud(Piano)

「買ってビックリの名演」


▼クチコミ情報

Bach

・「アルゲリッチをそこに見た
ラフマニノフ弾きの印象が強い美人ピアニスト、エレーヌ・グリモー。バッハのCDとあって早速某店の先行発売で入手した。全体的にバッハの演奏手法としてはやや独創的な印象。賛否分かれるところかもしれない。個人的には好きだ。

圧巻は「ピアノ協奏曲」と「シャコンヌ(ブゾーニ編曲版)だろう。特にシャコンヌは鮮烈な印象。そこには次の時代を担う風格が漂っていた。

Bach (詳細)

ブラームス:後期ピアノ小品集

・「すばらしい!
ブラームスというと、女性には手がでない作曲家、などとよく言われますが、エレーヌ・グリモ-にはあてはまらないでしょう。この人のブラームスの演奏は絶品!すばらしいロマンチックな感性と、力強いテクニックでこのCDに録音されている曲集を見事に弾いています。この人の演奏は、幻想的であり、また深い人間性を感じさせられるものです。決して華やかにテクニックを見せびらかすのではなく、まさにブラームスの音楽を心から愛しているという事が感じられる演奏です。ブラームスを聞いたことのない方、またこの後期の曲集を聞き比べたいと思う方もぜひ手にいれるべきCDです!

・「左利きの孤狼
こんなに情熱的野性的で色気のある演奏をできるピアニストは中々いるものではないと思う、左利きのせいか立体的で聞くものをグリモーの世界に引きずり寄せる。ルプーの渋い演奏が好みだったがこれも素晴らしい!ブラームスが生きてたら彼女を抱きしめてブラボーと言うだろう

・「おおげさでない、ブラームス
グリモーは、美人ながら自閉気味なところがあり、現在はアメリカで、狼の多頭飼育をしながら暮らしている、というピアニストである。しかし演奏は、そうしたキャリアから予想される、なにかエキセントリックさのようなものは、まったく感じられず、正統派の繊細でエレガントなブラームスである。六つの小品op118なども、さらりと弾きこなされていて、ともすれば重くなりがちなブラームスオンリーのアルバムが、BGMにもできるほど、流れるような印象に仕上がっている。選曲から受ける印象以上に、しょっちゅう聴ける、手に入れて損がないCDだと思う。

・「美しい閃き
グリモーらしい閃きと美しい叙情に溢れた演奏だと思います。確かに、リヒテルやヴェデルニコフ、バックハウスなどの渋いダンディズムも魅力的ですが、メロディストとしてのブラームスの魅力を若々しく細やかに歌ってくれた名盤としてお薦めします。でも私の隠れた一押し名盤は、イモージェン・クーパー盤。ブラームスのピアノ曲を愛する方は、必聴です。

・「多少荒削りだが、すばらしい
ブラームスを形容する際よく使われる、「重厚かつ甘美」ということばは、演奏するうえでの難しさにも反映する。

ゆっくり深い響きにどっぷりとつかってしまえば重苦しくなってしまい、かといって、あっさり弾いてしまえば、ブラームスの深い精神性が表現できず台無しである。

グリモーの演奏は、そのことをよくわかっているのだと感じさせる。ここに演奏されるブラームス後期の小品は、余計な音を一切そぎ落とした上で、簡潔かつ深遠な世界を提示してくれるものだが、であるがゆえに、演奏は困難を極める。一つ一つの音を大事にしないといけないからといって、躊躇している暇はない。彼女の演奏はそういう意味で、うまくいっているといえるだろう。

そして、何よりもすばらしいのは、渋面のブラームスの前向きな気持ちを感じとっていることである。ブラームスは、ある意味で現実主義的であり、現実を見る透徹した洞察力を持つがゆえに、きちんと前を向いて進んでいく目線の高さを我々に教えてくれるのだ。

そのことをきちんと感じ取らせてくれる演奏なのだから、やはりすばらしい。

ブラームス:後期ピアノ小品集 (詳細)

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番

・「グリモーらしさのよくでたディスク
若手のピアニストは、その切れのあるタッチや新鮮な感覚などで個性を発揮することが多い。グリモー(もう「若手」とはいえないかもしれないが)は、そのような路線で自分を売っていない。一言でいって、もっと「ベタ」なピアニストである。真面目で一本気なピアニスト、とでも言えるかもしれない。そのため、彼女の演奏は、個性的なピアニストが根城押しの昨今のピアノ界で今ひとつ目立たないのかもしれない。(グリモーというと、その美貌や狼保護活動の方が注目されてしまうのである。)しかし彼女の演奏は、直接に作曲家とその楽曲に立ち向かっているという印象を強く受ける。聴き手もピアニストと一緒に、作曲家と楽曲ん直接向かい合わされることになる。これは意外にも新鮮な体験なのである。DG第二弾のグリモーのディスクは、ショパンとラフマニノフのソナタを収めている。添付されたブックレットでのグリモー自身の解説によれば、この二曲のテーマは「死」だそうである。「これらの作品は死について多くを語っています。そのためこれらの作品は我々の中にある永遠性に目を開かせてくれます。我々の不安を希望に変え、悲しみの幻影を変容させ、死との和解のチャンスを与えてくれるのです」。この発言の適否はどうあれ、この大真面目さが演奏にも現れている。グリモーらしい演奏である。

・「グリモーのハミングが聴こえる珍しいCD
 グリモーは演奏中にハミングなどしないと思っていましたが、やはり、ピアニストは気持ちが入ってくると自然と鼻歌が出るのでしょうか? ただ、グリモーはグールドやサイのようなドッパズレのうなり声ではなく、ちょっとハスキーだけれどきれいな女性の声なのでご安心を。ハミングは非常に音量が小さいので、性能の良いヘッドホンを使わないと聴こえないかもしれません。 はっきり聴こえる箇所を示しておきます。ショパン葬送第3楽章1分30秒過ぎ,ラフマニノフ第2楽章2分50秒過ぎ,第3楽章4分20秒過ぎあたりです。そのほかにも「ハーン」とか「フゥーン」という声はところどころで聴かれます。

 ショパンは、メランコリックとかいう言葉なんか全く関係の無い、抒情に流されない構成のしっかりした演奏。葬送なのに、まるでシューマンかラフマニノフを聴いている感じ。高速打鍵の正確さも非の打ち所がありません。逆にメランコリックなら、スカナヴィかなと思います。聴き較べてみると面白いです。スカナヴィは岡城千歳が設立したPro Pianoレーベルから出ています。なお、スカナヴィは出だしがメチャクチャ早いのでびっくりしますが、その後は普通です。 ラフマニノフは、デビュー盤である15歳の時の録音に較べ、正反対のスケールが大きい演奏。特に、第1,第3楽章は、よくこんな力があるなあというくらい、強く打鍵しています。最近の若手にオルガ・カーンという女流がいてやはりラフマニノフの2番を録音したのですが、彼女は流れるような演奏をしています。聴き較べてみると面白いです。でも、個人的には15歳のリストカット(自傷行為)をしていた頃のグリモーの考えすぎというか今にも崩れそうな演奏が好きです。皆さんはいかがでしょうか。

・「魔術的な力をもったラフマニノフ
個人的な感覚かも知れないが、このひとの弾くピアノからは、巫女的な力を感じる。アーティストという人種は、その才能が本物であるほどアンバランスに見えるものだ。それは、彼らのコミュニケーションの中心が、ことばの会話にはないからだ。その代わり、ことばよりはるかに雄弁に、大いなるものの存在を語ってくれる瞬間がある。このディスクで彼女のラフマニノフを聴いたとき、まさにそれを感じた。とくに第2楽章で彼女が引き起こす壮絶な音のうねりには、電撃的な力がある。彼女は、たしかに何かに「弾かされて」いる。その一発で、私はグリモーの虜になった。

それから読んだグリモーのモノローグ的な著書『野生のしらべ』には、まさにアンバランスきわまりない彼女の性格がにじんでいた(元々そんな気はないが、こりゃ友だちにはなれん、と思った)。前半での幼少期からコンセルヴァトワールの学生時代をつづった部分では、ピアノによって開花した早熟な才能と、荒ぶるエゴを彼女自身がもてあましていた様子が伝わってくる。そして、その彼女がようやく世界との調和を見出したのは、人間ではなく、一匹の狼との出会いによってだった。彼女はいま、ステージでの稼ぎを自らが経営する狼保護センターに投じながら、狼たちに囲まれて楽譜を読み、またピアノに向かうという生活をしている。

現在、ピアノを弾くとき、ひとりぼっちだという感覚を抱くことはもう二度とない。「訪れ」の感覚がある。ピアニストが練習によってしているのは、「訪れ」の瞬間を準備することだ。(『野生のしらべ』p.292より)

やはり、あのラフマニノフで経験した信じがたい瞬間は、彼女が意図して招いたのだ。ふつうの人間には、こんな芸当はできない。ところで、「このアルバムの2曲は "死" を連想させる」という彼女の説明は、少なくとも私にはピンとこなかった。しかし、巫女の託宣を論理で理解しようとしても無駄というものだろう。聴きつづけるうちに、いずれ分かるときが来るのかも知れない。いまはただ、人間の意図を超えた大きな力の存在を、彼女の演奏によって感受できたことに感謝している。

・「円熟味?
~難曲で知られるラフマニノフのソナタ2番は彼の作品群のなかでも人気曲の一つ。

泣かせる旋律は、やり過ぎるとしつこくなってしまうけれど、このテイクではセンチメンタル過ぎず、ドライ過ぎず、とても良いバランスを保っています。テクニック的にも落ち着いていて、アクロバティックさを感じさせないですね。控えめに言っても「絶品」です。

それに比~~べてショパンは少々テンポが前のめり気味では?と思えるところがちらほら。でも気にならない程度かな。感傷的な行進曲を期待する人には向きませんけど。

全然ハデさのないプログラムですが、良い意味で枯れた、脂の落ちた1枚。特にラフマニノフは何度も聴き込みたくなります。ドイツグラモフォン第3弾がどう来るか楽しみですね~

・「グリモー最高の名演の一つ。
グリモーが15歳でデビューした時のラフマニノフのソナタ二番とショパンの同じくソナタ二番等々の渋いカップリング。ラフマニノフの方は初めて聴くために何かゴチャゴチャ取り止めの無い曲のような気がするが、このCDは、何度でも聴き直したい不思議な魅力!があります。グリモーのタッチも力強く、また繊細で、正にこれらの曲の魅力を充分弾き出しています!グリモーファンの方なら勿論、そうで無い人も損はしない名盤です。アシュケナージとのラフマニノフピアノ協奏曲二番と共に優れものCDの一つ。お薦めです。聴く時には、出来るだけヴォリュームを上げた方が魅力倍増です。

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 (詳細)

クレド

・「コンセプト合わせ技1本
コリリアーノで意表をつかれ、ジャンヌダルクばりの勇ましさで駆け抜けるテンペストに微笑ましさを感じつつ、滅多に聴かない合唱幻想曲では健闘するグリモーの後ろで爽やかにニヤッとするサロネンの幻影が浮かび、ペルトの深淵に浸った後、不覚にも最後のプレリュードで涙してしまった。清冽な美しさにすっかりやられました。どれもNo.1の名演ではないかもしれないけど、買ってよかった1枚。

・「不思議な取り合わせの二人。
 超知性派のサロネンと大胆な演奏をするグリモーというちょっと変わった顔合わせのアルバムですが、グリモーの自己主張にサロネンが上手く併せて好演を繰り広げています。  ペルトを中心におさめたアルバムですが、グリモーは相変わらず元気いっぱいピアノを弾いていまね。(笑)(サロネンが振っていないとたぶん崩壊していたでしょう。)

 購入する前は躊躇する取り合わせですが、お互いを補い合った理想的な演奏だと思います。このコンビでもっと伝統的なレパートリーを聞いてみたいです。

・「ジャケットは安藤美姫で良い
「クラシックジャーナル」誌の石原某氏に騙されてグリモーの新譜を購入。確かに美人だが、NHK芸術劇場での映像ではやや滋味目の清楚な印象で、個人的に好ましくはあったが、演奏自体はいかがなものか。でこのCDに聴くグリモーは、やはり騙されたとしかいいようがなく、ペルトのクレドは面白かったが(久しぶりのペルトだったので)、「テンペスト」も平均律も合唱幻想曲も所詮は寄せ集め。ジャケットは☆5つ、演奏は☆2つ、総合ではおまけして☆3つというのが妥当なところだろう。丁度同じ頃、タチアナ・ニコラーエワの弾くショスタコヴィッチの「前奏曲とフーガ」を中古屋で購入したが、これはグリモーと正反対。ジャケットはこの巨人お決まりの「おおらかさ」を湛えたビジュアル。しかして演奏は、全く無私な、究極の音楽だけが鳴り響いていたのである。音楽の深みへと行くべきところ、明らかに停滞しているアルゲリッチと比べても、やはりグリモーはアイドル路線以外の何者でもないと思われるが、いかがであろう。

クレド (詳細)

若き日のエレーヌ・グリモー

・「15歳でデビューしてからのDENONでの全集
本CD集のタイトルが「若き日の〜・・・」といっても、今現在、まだ30代です。デビューが15歳ですから、遠い昔のように錯覚してしまいますが。DENONには7年在籍して、続いてワーナー・ミュージックに移って7枚のアルバムをだし、さらに2002年にはドイツ・グラモフォンと専属契約を結んでいます。

本CD集は、DENON在籍中の録音集です。曲目は見て判るように短調のものがほとんどです。ともすれば、暗くなりがちな曲目ですが、美しく繊細なタッチで演奏しています。優雅さで心をとらえるものになっています。

・「グリモーのラフマニノフ
彼女の演奏はオーラが光ります。見えるわけではないんですが、別に彼女がオオカミ保護で有名で、オーラが見えるらしいろいう不思議な話とは別に。彼女のデビューがラフマニノフのピアノコンチェルトだったからでしょうか。あのバレリーナのようなほっそりとした姿からは想像できないほど深いラフマニノフです。今の彼女の演奏も自己主張がありますが、昔の彼女の音楽も素晴らしいのです。

若き日のエレーヌ・グリモー (詳細)

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番

・「グリモーの美質がよく出た一枚
グリモーというピアニストは、深いロマンティックなうねりのある音楽に体当たり的に没入していくようなスタイルを持っている。にもかかわらず、演奏が重たくならず、むしろみずみずしく爽やかな印象すら与えるのは、彼女の独自の持ち味だろうか。しかしあまり音量が大きくないので、実演でコンチェルトなどを聴くと、少し物足りなさも感じた。2004年の来日時にN響とブラームスの一番を演奏したときもそうだった。しかしアンコールで弾いたラフマニノフの「音の絵」からの一曲は見事だった。おそらく彼女の場合、コンチェルトよりも独奏曲のほうが向いているのではないか。このディスクは、その意味で彼女の美質がもっとも発揮される曲目ではないかと思って購入した。期待にたがわぬ演奏だった。十分にロマンチックながら臭みのないラフマニノフである。これがグリモー15歳の時の演奏だというのだから、驚きだ。これから、彼女の録音をもっと聞いてみたいと思う。

・「匂うばかりの若さと爽やかさ
 ラフマニノフのソナタといえば壮絶な技巧を必要とし、ホロヴィッツを代表とする大家ピアニストの薬籠中のもの、という印象が長らくありましたが、そこに当時15歳の少女がさわやかな新風を吹き込みました。 まずは潔癖すぎるぐらいのテクニック。ついで少女らしからぬ力強さと鮮やかさ、そしてそれを嫌味に感じさせないヨーロッパの伝統とも言える思慮深さ。これらが粒だった音としてきちんと表現されているのが好ましいです。 今までのこの曲のイメージとは違うさわやかなラフマニノフであり、違和感のある方も多いと思いますが、この女流が少女の頃からすでに天才であったことを示す、貴重な美しいCDです。おすすめします。

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 (詳細)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他

・「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。
グリモ-がデビュー当時から特別な感情を抱いていると言うラフマニノフのピアノ協奏曲です。グリモ-が良い。繊細さと優美さがあり、良い意味での若さが良い。ピアノ界の巨星であるアシュケナージが、グリモーを包み込むようにリードする。フィルハーモニア管弦楽団の演奏も良い。グリモーと言えば、幼い時から天才少女として注目を集めて来ましたが、一部のファンからはアイドル的に色眼鏡で見られた時期もありました。しかし、現在は誰も文句の付けようのない独自の世界を創造しています。近年は野生の狼の保護にも力を尽くし、公私ともに充実しているのでしょう。次期巨匠(もはや現在かも)の会心のラフマニノフです。録音も演奏現場の雰囲気を良く捉えており、音楽ファンのみならずオーディオマニアの方にもおすすめです。彼女の唄もしっかりと録音されています!(彼女は演奏中、唄っている事が多いのです)後半に入っているソロは、コンサートで弾く事も多く、コンサートに行かれた方には、感動の思い出となると思います。

・「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!
この可愛らしいジャケットを見てつい買ってしまいましたが(笑)演奏を聴いてビックリしました。とてもこの華奢な女性が弾いていると思えないような、冒頭のアルペジオ。恐ろしいまでにダイナミックなフォルテが聴いた低音でガンガンやるので、良い意味で裏切られました。

また、リリシズム溢れる豊かな表情や激しいパッセージも

難なく弾きこなしており、非常に面白さに富んだアルバムだと感じました。

ピアニストや指揮者、管弦楽団はどちらかというとニューフェイス、若さが溢れているので、やや直情的な印象は否めないと思います。しかしそれと引き換えに新鮮さが、このアルバムを魅力的なものにしているといえるでしょう。

・「すばらしい!
エレーヌ・グリモーのラフマニノフの2番はすばらしいできだと思います。とっても力強く情熱的に弾いてるとともに、この曲のロマンチックな見せ場はリリカルに優しく歌い上げていて他のピアニストに比べてあきらかにいいと思います!さらにコレッリの主題による変奏曲は幻想的で繊細な感じが出ててとっても魅力的な演奏です。絶対におすすめします!

・「暗い森の音楽
家にはラフマニノフ自身が弾いているピアノコンチェルト全曲と、グリモーさんの弾いているこのCDがあります。比べると同じ曲なのに全然違って聞こえるのでとてもびっくりします。わたしはグリモーさんの二番はとても好きです。冒頭の九拍、ダーン、ダーン、ダーン、ダーン、と、弱音から強音にクレッシェンドするところ、音が大きくなっていくだけのはずなのに、何か暗い森の扉が開いて、霧の中からピアノとオーケストラがせり出してくるような、強弱じゃなくて、前後に音が変わっていく立体的な音がします。どうやったらこんな音楽ができるんでしょう。

パパは叙情的な音楽は叙情的に弾いてはいけない、とよくいいます。グリモーさんは全然音を揺らさず、指に鋼鉄が入っているのではないかと思うような強くて濁らない打鍵で音楽をなぞっていきます。硬質な演奏なのにそれがとっても叙情的に聞こえる。わたしはこの演奏がとっても好きです。この世にある美しいものリストに入れています。

・「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!
私は、高校時代からラフマニノフのピアノ協奏曲2番を聴いていました。でも、映画音楽に使われたりしてpopularになり過ぎ、今一つ良いとは思いませんでした。しかし、以前通勤途中の車の中でNHKFMでグリモーのこの曲の演奏を聴いた時は、本当に素晴らしい曲(演奏も)だな(髭もじゃのオッサンピアニストかと思わせるほど、タッチが力強いし、叙情的なところは本当に柔らかく弾いていて…。)と思いました。それで早速CDを買い求め、毎日のように聴いていました。何度聴いても特に第二楽章の叙情性、切望(ラフマニノフの曲にはいつもある「憧憬の念」)が満ち溢れ、目がウルウル。車を運転していたものだから危なかった程。色々この曲のCDを持っていますが私はこれが一押し。後半に入っている曲も素晴らしい。グリモーはラフマニノフに特別の思いを持っているのでしょうね。彼女のデビューもラフマニノフの曲だったとか。是非一聴を!

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)

Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15

・「幸せなグリモー
この協奏曲、何と言ってもザンデルリンク指揮ベルリンシュターツカペレのバックが素晴らしい。深々とした古式蒼然な響き、細やかな表現、文句なくベストでしょう。このオケにとって、スウィトナー以後最後の輝きと言っておきましょう。伴奏部を聴くだけでも買いです。こんなパートナーに恵まれたグリモーは幸せ。でも彼女もまけちゃいない。キャリアの差をものともせず、若さと才能を駆使して全力で弾き切っています。ギレリスの迫力、ツィメルマンの交響性、ポリーニの完璧な構築性はなくとも、美しく女性らしい閃きが鮮やかです。

Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15 (詳細)

Beethoven: Piano Concerto No. 4; Piano Sonatas Opp. 109 & 110

・「買ってビックリの名演
ブラームスのP協奏曲1番がいい演奏だったので勢いで買った1枚でしたが、これがまたゾクゾクするようないい演奏。協奏曲の方はマズア指揮というハンデをものともせず、瞬発力のある表現の中に時折のぞくクールなセクシーさが魅力的。ソナタも思いのほか聴き応えのある演奏で、個人的にはこの曲のベストを争っています。

Beethoven: Piano Concerto No. 4; Piano Sonatas Opp. 109 & 110 (詳細)
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