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▼スコット・ラファロの軌跡:セレクト商品

Complete Trio SessionsComplete Trio Sessions (詳細)
Pat Moran(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「ステレオ音源!!Stereo ★★★★★」


The Arrival of Victor FeldmanThe Arrival of Victor Feldman (詳細)
Victor Feldman(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「すばらしい!」


For Real!For Real! (詳細)
Hampton Hawes(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「楽しいです。」


Bird SongBird Song (詳細)
Hampton Hawes(アーティスト)


Generalissmo + Live Date!Generalissmo + Live Date! (詳細)
Buddy DeFranco(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)


West Coast DaysWest Coast Days (詳細)
Joe Gordon(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)


ブロードウェイ・ビット(SHM-CD/紙ジャケットCD)ブロードウェイ・ビット(SHM-CD/紙ジャケットCD) (詳細)
マーティ・ペイチ(アーティスト), アート・ペッパー(演奏), スコット・ラファロ(演奏), ジミー・ジュフリー(演奏), ビル・パーキンス(演奏), メル・ルイス(演奏), フランク・ビーチ(演奏), ステュ・ウイリアムソン(演奏), ボブ・エネヴォルゼン(演奏), ジョージ・ロバーツ(演奏)


At Ukiah 1959At Ukiah 1959 (詳細)
Stan Kenton(アーティスト)


LatinsvilleLatinsville (詳細)
Victor Feldman(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)


Jazz at the Cellar 1958Jazz at the Cellar 1958 (詳細)
Harold Land(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)


ジプシー(紙ジャケット仕様)ジプシー(紙ジャケット仕様) (詳細)
ハーブ・ゲラー(アーティスト), ババーラ・ロング(アーティスト), サド・ジョーンズ(演奏), ハンク・ジョーンズ(演奏), スコット・ラファロ(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏), ビリー・テイラー(演奏)


Sung HeroesSung Heroes (詳細)
Tony Scott(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)


Portrait in JazzPortrait in Jazz (詳細)
Bill Evans(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「私のJAZZの始まり。」「老いた父をも惹きこんだ名盤」「クールなアタックとスリルに満ちたアドリブ」「聞き手を引き込む優しい演奏」「軽やかな枯葉もなかなかです」


ブッカー・リトルブッカー・リトル (詳細)
ブッカー・リトル(アーティスト), トミー・フラナガン(演奏), ウィントン・ケリー(演奏), スコット・ラファロ(演奏), ロイ・ヘインズ(演奏)

「二人の若者の運命」「スコット・ラフォロが・・・」「全然青臭くない!」「音質というよりも・・・」


The Golden Striker/John Lewis Presents Jazz AbstractionsThe Golden Striker/John Lewis Presents Jazz Abstractions (詳細)
John Lewis(アーティスト)


Free Jazz (A Collective Improvisation)Free Jazz (A Collective Improvisation) (詳細)
Ornette Coleman Double Quartet(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「60’s フリージャズオールスターズ」「まさにフリージャズの傑作」「百花繚乱のワンネス」「偉大なる実験」「データです」


Ornette!Ornette! (詳細)
Ornette Coleman(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「オーネットVSラファロ」「リズムの権化」


ExplorationsExplorations (詳細)
Bill Evans Trio(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「「ワルツ・フォー・デビー」に劣らない最高の名盤」「ため息がでるような美しいピアノを聴くことができるアルバムです」「夜が明けたら。」「孤高のジャケ損盤。」「傑作」


Waltz for DebbyWaltz for Debby (詳細)
Bill Evans(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「奇跡のアルバム」「出会えて良かった!」「ビル・エヴァンスの最高傑作の1枚です!」「ピアノの音に恋愛してしまうということ」「WALTZ FOR DEBBY」


Sunday at the Village VanguardSunday at the Village Vanguard (詳細)
Bill Evans Trio(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)

「濃密なエヴァンス空間!」「外せない一枚です」「何度も聴きたいAlice in Wonderland」「身体を潰してピアノが弾けなくなった者にとって」「アメリカではこっちのほうが人気盤」


キューン/ラファロ1960キューン/ラファロ1960 (詳細)
スコット・ラファロ,ピート・ラロカ スティーヴ・キューン(アーティスト), スティーブ・キューン(演奏), スコット・ラファロ(演奏), ピート・ラロカ(演奏)

「ラファロのベースがよく聴こえます」「私はつまんなかった」


スコット・ラファロの思い出:ドン・フリードマンとスコット・ラファロスコット・ラファロの思い出:ドン・フリードマンとスコット・ラファロ (詳細)
スコット・ラファロ ドン・フリードマン(アーティスト), ドン・フリードマン(演奏), チャック・イスラエルズ(演奏), スコット・ラファロ(演奏), ジョー・ハント(演奏), ピート・ラロッカ(演奏)

「微妙な構成・・・疑惑のジャケット・・・」


ワルツ・フォー・デビイ+4ワルツ・フォー・デビイ+4 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(演奏), ポール・モチアン(演奏)

「輸入版のほうが安いですが・・・」「ジャズ史上の至宝とも言える名演」「最高のトリオ」「エヴァンスの最高傑作!」「ワルツをジャズに最初に持ち込んだのはビル・エヴァンス」


サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(アーティスト), ポール・モチアン(アーティスト)

「『ワルツ・フォー・デビー』と双子のアルバム」「この渋さ、」「Featuring Scott La Faro」「聴けば聴くほど愛着がわく」


ポートレイト・イン・ジャズ+1ポートレイト・イン・ジャズ+1 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(演奏), ポール・モチアン(演奏)

「2種類の「枯葉」について」「ポートレートインジャズ」「これが嫌いな人がいるだろうか?僕はあったことない。」「論ずることの意味すら忘れさせる作品」「ジャズピアノトリオの金字塔」


▼クチコミ情報

Complete Trio Sessions

・「ステレオ音源!!Stereo ★★★★★
国内廃盤「ジス・イズ・パット・モラン」「ベヴァリー・ケリー シングス」の2in1CD。前半に収録されている「This Is Pat Moran」が”ステレオ音源”での復刻。

これによりスコット・ラファロの絶倫ベース・ワークがより鮮明に。

尚、後半の「Beverly Kelly Sings With The Pat Moran Trio」は従来通りのモノラル音源。

Complete Trio Sessions (詳細)

The Arrival of Victor Feldman

・「すばらしい!
フェルドマンの最高傑作ではないかと思います(個人的評価)。白人JAZZメンらしい品の良い演奏。ピアノはいうまでもなく、ヴァイブの腕もすばらしい。バックを務めるスコット・ラファロの躍動感あふれる音。ウェストコースト・ジャズの第一級のアルバムといえる一枚でしょう。文句なし。

The Arrival of Victor Feldman (詳細)

For Real!

・「楽しいです。
このアルバム・・・良いです。特にベースのスコット・ラファローのプレイ・・・良いです。

ビル・エヴァンスと一緒に演奏している時は、結構冒険をしているのですが、このアルバムでは力強い演奏でしっかりとピアノを支えています。

時々、トリッキーなベースも聴けますが、全体的にはボトムがしっかりしていてぶっ飛びなプレイは控えめかな?

全体的に明るい印象で、聴いていると楽しくなって来るアルバムです。ぜひ聴いてみてください。

For Real! (詳細)

Portrait in Jazz

・「私のJAZZの始まり。
私がJAZZ好きになったきっかけのアルバムです(当時はLPでした)。正確にはこのアルバムの中の「Someday My Prince Will Come」。この1曲をFMで聞いたのが私のJAZZの始まりです。「いつか王子様が...」と訳されるこの曲はディズニーの白雪姫の中で使われる曲ですが、「JAZZになるとこんなになるんだ!」と感心したものでした。

その後多くのJAZZを聞きましたが、これほど感動した曲には巡り会っていません。「JAZZ黄金の年」1959年の録音です。表向きはやさしい聞きやすい演奏ですが、とても奥が深く、聞くたびに新しい発見があるのがいいですね。JAZZピアノ好きの方でもし聞いたことがないなら絶対に聞いておくべきです。その時は一度聞いただけで判断しないでください。

・「老いた父をも惹きこんだ名盤
CDの内容はすでに皆さん書かれており、上乗せすることも削ることも全くないので、私のエピソードを。

私は中学生の時からジャズが好きでしたが、両親は全く興味がない様子でした。車で同乗しているときにJAZZのCDを流すとラジオに切り替えられることもしばしば。

そんな、私が父に車を貸したある日、帰宅した父はどこか上の空です。私が訊ねると恥ずかしそうに「おまえの車で流れてたCD、いいな」と言い出しました。私と父が音楽について話したはじめての会話です。それから父はJAZZを聞き始めました。

父はもう定年近くで、日ごろ音楽を聴くことも少ないのですが、そんな父の心をも揺さぶったこのアルバム。

ぜひとも皆様にも聞いていただきたいと思います。

・「クールなアタックとスリルに満ちたアドリブ
数あるビル・エバンスの快演のなかでも、最もできのいいアルバムの一つだろう。ベースのスコット・ラファロという天才をパートナーに得て、これまでのピアノ+リズム隊というピアノ・トリオの枠組みから大きく逸脱し、3つの異なった楽器のインタープレイによって曲が展開するスリルはジャズの革命的な出来事といっていい。マイルスのモードやオーネット・コールマンのフリーといった楽想上の革命に比べ一見地味な変革だが、ブロックコード、シンプルトーンのドライブ感、リズムの激しさとどれをとっても過激で強烈なアッタク、霊感に満ちたエバンスのアドリブはその後のジャズピアノのスタイルを決定付けた洗練されたものであった。しかし、マッコイもチック・コリアもキースもやはりこの時期のエバンスの神がかった演奏には及ばない。中でも枯葉はぐいぐいと脳髄にクールかつ鋭く、熱く切り込んでくるピアノのタッチ、ベースの躍動的リズム、ドラムのセンシティブなリズムに圧倒されてしまう。ビル・エバンスのスタンダードはこのアルバムだ。

・「聞き手を引き込む優しい演奏
 彼の奏でる曲は、ガラス細工のような桜のようなある種のはかなさを感じます。 彼のような聞かせ方を弾き方をできる人は聞いたことがありません。 そしてスコット・ラファローとのセッションもこれで最後(この演奏の二週間後にスコット・ラファローは交通事故で亡くなりました)かと思うとよけいに思いいれが強くなります。 

 落ち込んだときや一人でちょっと寂しい時や、寝る前に落ち着きたいとき等に僕は聞いています。 このアルバムは僕の始めてのJAZZでしたが聞いたとき1回で引き込まれてファンになってしまいました。

クラシックのように肩肘を張らず、ロックのように畳み掛けることも無く、ポップスのように底抜けに明るくない、深く懐の広いJAZZの真の意味での芸術家“アーティスト”!の演奏が聴ける名盤だと思います。僕の拙い文章では伝えきれないので、興味を持った方は是非聞いてください

・「軽やかな枯葉もなかなかです
枯葉といえば、曇り空で、せつない秋を感じさせる印象がありました。しかし本作のように、晴れた空に、軽やかな足取りで歩む枯葉もなかなかのものです。

枯葉だけでなく、ピアノトリオの楽しさ満載のCDです。これからジャズを聴きたい人にもお薦めだと思います。

Portrait in Jazz (詳細)

ブッカー・リトル

・「二人の若者の運命
ブッカー・リトルのトランペットの響きは美しくそして切ない。将来有望な若武者であっただけに彼の23歳という若さでの他界は残念である。スコット・ラファロもビル・エバンス・トリオの一角を担った天才ベーシストであるが、彼も若くしてこの世を去ってしまった。リトルの輝かしいロングトーンとラファロのベースラインが絶妙に調和され独創的な雰囲気を醸し出している。二人の天才の共演は今思うと奇跡的な出来事である。更に他にもウィントン・ケリー(p)、トミー・フラナガン(p)、ロイ・ヘインズ(ds)といった大御所が顔を揃えている。特に絶好調ウィントン・ケリーのピアノ・ソロもこのアルバムの隠れた聞き所となっている。1960年当時の最良のサウンド収めた傑作である。

・「スコット・ラフォロが・・・
素晴らしい。 コレはベースを聞くためにある。

・「全然青臭くない!
若くして亡くなってしまう、しかも革新的な路半ばにして・・・なんて伝説のアーティストの作品って、年齢を重ねると聴いてるのが照れくさくなるようなものが多い気がします。(ジョン・レノン、とかダニー・ハサウェイとか・・・)

この人の作品はなんでか聴いてて照れくさくなることがありません。太く、だけど鈍い独特のトーンのなせる業です。

・「音質というよりも・・・
内容は勿論いうまでもなく素晴らしいのですが、音質云々以前の問題としてマスターテープの傷みがひどいのか・・音がぶれています。特にラストの曲など聴くに耐えられないほどの「ぶよぶよ状態」・・※2つのプレイヤーで聴いてみましたが、やはり同じ状態でした。

僕が買ったCDのみが・・そうなのか、どうかはわかりませんがご参考までに書いておきます。

ブッカー・リトル (詳細)

Free Jazz (A Collective Improvisation)

・「60’s フリージャズオールスターズ
フリー・ジャズというタイトルも、今見ると時代を感じます。中身はそれほど激しいフリージャズという印象はありません。むしろオールスターキャストによる集団即興演奏。一人一人の演奏が結構細やかなことに驚きました(これ聞くの本当に久しぶりですから)。こういうCDってついつい真剣に聞いてしまいますね。

歴史的評価も高い作品ですが、そういうことを抜きに楽しめる演奏です。

・「まさにフリージャズの傑作
この豪華なメンバーの顔ぶれはいったいなんなんだ!いちおうオーネット・コールマンがリーダーシップをとっているが、エリック・ドルフィーのソロのなんとすばらしいこと。スコット・ラファロのベースソロもすごい。そして各構成員がひとつになって演奏しているという熱気が伝わってくる。いたるところに繊細な美しさも表現され、ついつい集中して聴いてしまう魔力のようなものがこの演奏にはある。昔のLPではポロックの絵画が効果的に使われたジャケットで衝撃的だったが、CDではその迫力がないのが残念と言えば残念。そのかわり別テイクも聴けるけど。この別テイクでもドルフィーが傑出した演奏している。

・「百花繚乱のワンネス
1960年12月スタジオ録音。一聴、混沌の嵐の中からオーネットのアルトサックスが立ち現れ、グングン加速して皆をリードしてゆく。絶え間ないドラムスが音楽を推し進める火炎のように作用し、これまた絶え間ないベースが音の切れ目を作らせない。従来の社会通念とか規範をはるか後にして、タイトル通りの“自由”の空間へ突き抜けてゆく。何とも強烈で衝撃的だが、やみくもに演奏しているのでなく、オーネットの意識は碧空のごとく鮮明で、聴くほどにすっきりしてくるのは快感だ。各プレヤーも、あっち向きこっち向きしながら、それぞれの演奏に夢中になっているのだが、中でつながり、見事な統一と一体感を醸し出している。これは百花繚乱のワンネスだ。1曲目だけでたっぷり37分間の熱気と爽快感はうれしい限りだ。奇蹟の名盤。

・「偉大なる実験
ませた高校生がいたものだ。BS&Tやシカゴに興味を持っていた僕に、日野皓正というカッコいいトランペッターの存在を教えてくれた同級生がいた。彼もそのころジャズに急に目覚めたらしく、アート・ブレイキーやらジョージ・大塚のアルバムを買い、コルトレーンやロリンズがすごいなどと嘯いていた。日野のスネイク・ヒップを聴きマイルス・イン・東京やスタン・ゲッツなど少しずつアルバムも集めていた僕に、オーネット・コールマンはすごいなどとまたまた新たなネタを提供した彼の部屋で聴いたのがこの「フリー・ジャズ」であった。ジャクソン・ポロックの絵画をあしらったジャケットと左右のスピーカーから別のコンボがそれぞれ音の洪水をこれでもかと浴びせるサウンドに圧倒された。そこに、エリック・ドルフィーやフレディ・ハバード、スコット・ラファロといったおなじみのミュージシャンも参加していたことを知ったのはもっとあとになってからのことであった。当時ませた彼がどこからか探してきたジャズの入門書的な記述にオーネット・コールマンを「10年後でも通用する未来のジャズだ」といったことが書かれていたことが思い出される。それから35年は過ぎていることを考えると、10年どころか30年、いや50年後も立派に通用するジャズのエポックメイキングなアルバムであったことがわかる。演奏の内容も含め、今後とも再検証される偉大なる実験作だといえる。

・「データです
録音は1960,12/21.Orentte Coleman(as),Don Cherry(Pocket t),Scott La Faro(b),Billy Higgins(d),Eric Dolphy(b cle),Freddie Hubbard(t),Charlie Haden(b),Ed Blackwell(d)

Free Jazz (A Collective Improvisation) (詳細)

Ornette!

・「オーネットVSラファロ
オーネットの「フリー・ジャズ」に続くアトランティック・レーベルに於ける5枚目のアルバム。エド・ブラックウェルの「非モダン・ジャズ的」なスネアを中心としたドラミングをフィーチャーした印象の作品。必要不可欠の存在だったベーシスト、チャーリー・へイデンの不在が、演奏の重心を若干高めにしたのかもしれない。ベースのスコット・ラファロは前作に続く競演となるが、最高のポテンシャルでの参加とはいえず、彼の代表作のひとつである「ワルツ・フォー・デビー」のようなインタープレイは聴くことはできない。この後ラファロは夭折してしまうのだが、オーネットとのプレイがこのまま続いたら・・・、と思うと残念でならない。

・「リズムの権化
1961年1月スタジオ録音。短いフレーズを続々と繰り出して行くのだが、これは創作のインスピレーションが次から次へ湧き出ているからのようで、形の上では5曲あるのだが、実質は通しの1曲の感じがする。メロデイーはほとんどなく、激しさといった要素もここでは無関係で、音楽の核の部分であるリズムの権化のようになって、音楽エネルギーの流れだけが捉えられている感じがする。何だかオーネット1人で演奏しているかのようで、ベースのスコット・ラファロに元気がないが、エド・ブラックウエルのドラムスはエネルギッシュで爽快だ。いずれにせよ、オーネットのこのリズム演奏は心地よい。

Ornette! (詳細)

Explorations

・「「ワルツ・フォー・デビー」に劣らない最高の名盤
星を10個与えても惜しくない最高の名盤である。ラファロ、モチアンとの4部作の中で、比較的軽く見られているのは、冴えないジャケットや取っ付きにくいアルバムタイトルのためではないかと思うが、残念なことだ。「ポートレイト・イン・ジャズ」にまだ見られたやや堅い感じが失せ、より完成度の高いアルバムに仕上がっている。

印象的なテーマの「イスラエル」、バラード美の極みというべき「ホーンティッド・ハート」、哀愁の「ビューティフル・ラヴ」、そして「ナルディス」と、これでもかとばかり名曲名演が続く。アドリブのメロディが素晴らしくよく歌い、いつ聴いてもうっとりと聴き惚れてしまう。名盤「ワルツ・フォー・デビー」のように、心地よい甘味と高い芸術性を兼ね備え、初心者にも薦められるエバンスの最高傑作だ。

・「ため息がでるような美しいピアノを聴くことができるアルバムです
ビル・エヴァンスの残した音楽が大好きでよく聴いています。アルバムごとに奏でられる魅力が違っていますので、どれを聴いても慈しみたいような美しい演奏が沢山あります。

「イスラエル」「魅せられし心」「ビューティフル・ラヴ」「エルザ」「ナーディス」という曲の配列がいいですね。緩急の組み合わせと3人の持ち味を生かした演奏がこのアルバムの良さでもあり、高い完成度を誇っています。オリジナルには収録されなかった最後の「ボーイ・ネクスト・ドア」もオススメです。

ビル・エヴァンスの全篇を通じて奏でられる抒情溢れるピアノは、他のアルバムにもましてデリケートですし、研ぎ澄まされた感性が繊細で美しすぎるほどです。ビル・エヴァンスのリリカルなピアノに、雄弁にからむ対位法的なメロディ・ラインを構築していくスコット・ラファロのインタープレイが秀逸です。

音楽的には、一定のコード進行の展開を決めながらも各人がそれぞれの呼吸を読むが如く絡んでいく様は、即興芸術とも言えるアド・リヴの極致とも言えるプレイを随所で聴くことができます。ポール・モチアンもソロ部分になると完成度が落ちますが、トリオでの役割をとても理解しながら巧みなブラッシュワークをいれ、音楽を引き締めています。

スタンダードな曲を、まるでビル・エヴァンス・トリオのオリジナル曲のように自家薬籠中のものとして奏でられたこれらの曲を聴くことができる喜びに浸ってください。ステキなジャズとの幸せな出会いを感じて・・・・。

・「夜が明けたら。
このアルバムを初めて聴いたのは1973年、18才の夏だった。夜が明ける少し前の時間、ターンテーブルに昨日買ったばかりのレコードを載せると、流れてきたのは「イスラエル」だった。まるで、この静けさの時間の為に用意されたかのような演奏・・・。ビル・エバンスの研ぎ澄まされた静謐感漂うピアノの響きと、スコットラファロの躍動する流麗なピチカート、そして、ポール・モチアンの控えめで上品なブラッシュワーク。エバンスとラファロ、モチアンの醸し出す音はこの時代の誰にも似ていない。わずか4枚のアルバムを発表しただけで、ラファロの突然の死によって中断されてしまう奇蹟のピアノ・トリオの名作。マイルスとの共作「ナーディス」が流れる頃には、ようやく辺りが明るくなり始める。濃い蒼に染まる都市の夜明けとその表面を包む鈍い光沢。海に浮かぶ小島のような建物や工場やオレンジの照明に照らされたハイウェイが、ふいに影絵のように立ち上がる。部屋の開け放たれた窓から、夜明けの街へ朝霧のように静かに流れ出していく音群。まるでこのひとときの時間の為に作られたかのようなアルバム・・・。私はかつて、これほどまでに完璧なアンサンプルで統一されたピアノ・トリオを聴いたことがなかった。静謐感に充たされた宝石箱のような怜悧な抒情。甘さとも感傷とも無縁の演奏は、あらゆる音楽の系譜の中でも色褪せることがなく、これからも永遠に語り継がれていくだろう。天才的なコラボレーションを誇る20世紀最高のアルバムだ。

・「孤高のジャケ損盤。
選曲も曲順も考えられてる。序曲「Israel」は只タダ美しく、目を閉じ聴き入ってしまう『何も考えたくない』って感じ。Milesの[Birth of the Cool]では気にも留めなかった曲なのに。

2002年【○○○三世】作曲者である某氏のLiveで初生演奏「Beautiful Love」に感激、翌年も演奏したし氏も好きみたい。続く「Elsa」もイイっ、愛奏曲になるのワカル。

そして必殺「Nardis」。初聴きの時は特に何も感じなかったのに、聴く程好きになる。Miles先生が『Evansの為に』書いたらしく、確かに自作で演ってナイ。

日本人が最も好きな[〜Debby]の様な甘〜い感じとは違う孤高な世界、コレこそBill Evans。4部作の中で地味な位置なのは、ジャケ損してるとしか思えナイ。

・「傑作
ビル・エバンス・トリオのCDで一番好きなCDです.最初の「Israel」,「Beautiful Love」の2つのテイク,「Elsa」と,これだけでも十分お腹一杯になれる.何度聴いても全然飽きがきません.こんな風にインタープレイできたらさぞ気持ちいいだろうにと思わずにはいられない傑作.

Explorations (詳細)

Waltz for Debby

・「奇跡のアルバム
私にとって奇跡のようなアルバムである。ジャズを聴き始めた頃、5枚目のCDとして購入した。初めて聴いた驚きは忘れられない。自分の聴きたかったジャズが、まさにそこにあった。以来20年間、Jazzだけで500枚以上、ビル・エヴァンスだけでも100枚近くを集めて聴いたが、依然として色褪せない。

たまに取り出して1・2曲目を聴く。苦しいとき、集中力を出したいとき、何度も世話になった。くつろぎたい時にも聴いた。たった10分で気持ちが変わる。音にのめり込み、メロディーにのめり込み、すると私の中の何かが変わる。確かに他に好きなアルバムや曲もあるが、この10分は、やはり他には変え難い。

もう何度も名盤として語り古されてきたように、音色のつや、タイミングの絶妙さ、ベースとの相互作用、ジャケットの良さ、全てが確かに良い。何度も分析され、語られ、伝説とさえ言える程であるのは、ファンとして嬉しい反面、つまらなくもある。しかし、どんなに他人に語られようとも、言い古されてしまったことも含めて、このアルバムを愛せるのだ。全て了解した上で、それでも、聴いたときには好きだと明言できる。人間の作る芸術が、すごいものだと実感できる時である。

・「出会えて良かった!
本当に。

JAZZにはまったら遅かれ早かれ絶対に遭遇する一枚なのだろうが・・・。数ヶ月前からジャズにはまり、今日このアルバムに出会い、感動している。

タイトルにもなっている「Waltz for Debby」はBILLの代表作と言われるだけあって、一度聴いたらそのメロディを口ずさんでしまうほどイイ曲だ。トリオの演奏も素晴らしい。ライブ録音なのもまたヨシ!

この出会いでどっぷりジャズにはまっていきそう。

・「ビル・エヴァンスの最高傑作の1枚です!
ジャズをあまり聞いたことがない初心者の人にもおすすめします。ジャズの世界ではあまりにも有名な名盤のひとつです。

ビル・エヴァンスはジャズピアニストで、とても詩的で繊細な音楽を奏でる人です。まるでポロポロと水滴がはね落ちるような、美しい響きです。

表題曲の「ワルツ・フォー・デビー」は、メロディーもとても美しく、親しみやすく、かわいらしく、とても素敵ですよ。

ジャズに慣れていない人は、最初はいまひとつわからないかも知れませんが、何度も聞いているうちに、ほんとうにこの曲が好きになるんじゃないでしょうか。

おすすめです。

・「ピアノの音に恋愛してしまうということ
ビル・エヴァンスが語られるとき、必ず出てくるのがインタープレイという言葉。このアルバムは彼のピアノトリオのキャリアにおける「インタープレイ」の極致と呼べる最良の姿を記録している。なにしろこの収録のわずか11日後に、彼の人生最高のパートナーだったベースのスコットを交通事故で亡くしてしまうのだから。

ビル・エヴァンスの登場以前のピアノトリオと言えばバップスタイルが主流で、ベースとドラムはピアノの単なるリズム隊にすぎず、ピアノに追従していくだけの存在であった。ところが彼が提示したインタープレイとは、ドラムとベースをピアノと対等な立場まで引き上げることによって、お互いの演奏に反応し合い、あたかも3人で対話をしているような自由なやりとりが可能になったのである。これを踏まえてこのアルバムを聴いてもらえれば、インタープレイというのが何か分かってもらえると思う。そしてそれ以降のジャズピアノのあり方ををがらりと変えてしまった。

ここでは彼らが三位一体となって、その最後の喜びを伝えている。ピアノトリオの最良の姿であり、饒舌なベース、爪弾かれる可憐なピアノの音。ピアノの音に対して恋愛してしまうということはつまり、ここにあることを言うのであって、そしてここまで心を奪われてしまっては説明する言葉さえも意味を無くしてしまう。

・「WALTZ FOR DEBBY
彼は、1980年9月20日に来日して、公演する予定でしたが、直前の9月15日に亡くなりました。楽しみにしていたコンサート、とても残念でした。ヴィレッジバンガードでのライヴで、ワルツフォーデビーは名演ですが、マイロマンスもいいです。マイフーリッシュハート(LPの時も同じですが、最初の曲で少し前にNHKラジオでは、「愚かなりし我が心」と呼んでいました。)は、レコード針を置いた時から、曲に引き込まれてしまいます。A面とB面を何度もひっくり返し、聴いたものです。CDになって便利になりましたが、レコードで聴いた時のノイズもたまらなく良かったです。

 ワルツフォーデビーは、当時3歳だったデビー(兄ハリーの娘さん)の為に書き下ろした曲です。マイロマンスも、彼のお気に入りで何度も演奏しています。私も毎日、車の中でCDを聴いています。

 いつも、ピアノにくっつく位前かがみに演奏するスタイルは、独特のものでした。アルバム 「ライヴアットザヴィレッジバンガード」のジャケット写真には、彼の両手が写っていますが、少し浮腫んでいるようにみえます。ドラッグのせいです。とても真面目(打ち解けたりするとそうでもなかったようですが。)な性格で、いつも自分の仕事を完璧にこなそうと考えていました。ライブなどでは、細かい打ち合わせなどせず、カウントもなく、演奏に入っていったそうです。11年もコンビを組んだエディゴメスは、「最初のビートを彼が出すと、次のビートに私が乗っていくんだ。自分が、ベースを弾いている時には、余りにもスウィングが素晴らしくて、我を忘れて至福の時を何度味わったかしれない。」と、語っています。

 日本には、彼のファンが多くて来日の度に、とても歓迎されたので(子供のように)喜んでいたと、プロデューサーのヘレンキーンが、あるジャズ雑誌で話していました。

Waltz for Debby (詳細)

Sunday at the Village Vanguard

・「濃密なエヴァンス空間!
 エバンス道入門者は、大抵、本作の姉妹盤「ワルツ・フォー・デビー」から入る事と思うが、ラファロの追悼盤として先んじて出されたと言う本作の方は、親しみ易さではデビーに一歩譲るが、渋い選曲と言い、濃密なロマンチシズムと言い、総合的な魅力では引けを取らない、ピアノトリオの記念碑的名作である。マイルスが"& Modern Jazz Giants"で演奏した"Solar"など、同じ曲かと思えるほど、曲のメロディーが持つ以上の魅力ある演奏を繰り広げている。 クールな"Solar"と対照的に、"Alice in Wonderland"の優しいメロディーは、本作の親しみやすさに大きく貢献している。最後の"Jade Visions"も同様。

 本作品には多くの別テイクが追加されていて、それはそれ、とってもオイシイけど、オリジナル盤の持つ曲配置に愛着を持つ古いファンとしては、ちとアレである。

・「外せない一枚です
「ワルツ・フォー・デビイ」と同日録音のライヴ版です。当然音質や演奏の雰囲気などは、この2枚は共通しています。ですから、「ワルツ・・・」を気に入った方は当然こちらも違和感無く聞くことが出来ます。ちなみにベースのスコット・ラファロは、この演奏の後まもなくして事故死しています。アルバムの最後の曲はこのラファロの作曲によるもので、

彼にとってこの曲が人生最後の演奏となります。長めの曲が多いので、ラファロやメンバー個々のソロも堪能できます。

エヴァンスがお好きな方には「ワルツ・・」と共にお奨めの一枚です。

・「何度も聴きたいAlice in Wonderland
実はエヴァンスが好きになりはじめた当初、「どうもこのCDは全体的にパッとしない」と思っていた。 だからろくに聴きもせずに、CD棚に収めていました。イスラエルやゴメスとのCDも沢山いいものがあるのでそちらの方をよく聴いていました。むしろ、そちらの方が聴きやすいと思っていた。久しぶりにこのCDをまた聴いてみた。 このCDはかなりすばらしい。特にはじめパッとしないと思っていた Alice in Wonderland は凄いです。 エヴァンスのピアノとラファロのベースが寄り添うようにして奏でている。 おかしな発言ですが、男と女のように感じました。 お客さんはおしゃべりしていて雑音が多く、灰皿を回してしまう音までするのですが、そんなこと一つも気にすることなく心で演奏しています。 あの時、エヴァンスはどんなことを思い、感じ、演奏していたのだろう....。 考えるだけでゾクゾクしてしまいます。 是非、まだ聴いていない方には聞いて欲しいです。出来れば、5回くらい連続して聴いていただきたい。 きっと気に入ると思います。 

・「身体を潰してピアノが弾けなくなった者にとって
このアルバムは神様です。こんなベース・ラインとドラムスの反応を想像しながら脳裏で演奏を続けていけば、二度と鍵盤を触れなくなった絶望からも救われる。

・「アメリカではこっちのほうが人気盤
アメリカではワルツフォーデビーより人気だそうな。スコットラファロが好きな人は大満足のアルバム。ベースをフィーチャーした曲が多く、心なしかベースの音も大きめに聞こえる。陽のワルツフォーデビー、陰のビリッチバンガード。お好きなほうをどうぞ。

Sunday at the Village Vanguard (詳細)

キューン/ラファロ1960

・「ラファロのベースがよく聴こえます
プライベート録音とのことだが、音質的には問題はなし。収録時間が29分と短いのが残念だが、ラファロが聴ける数少ない録音なので仕方あるまい。ベースソロもあるのでファンならそれなりに満足できるでしょう。スティーブ・キューンのプレイはその後の妖艶なイメージはなく、やっぱりエヴァンスの影響が強いような感じのプレイをしている。

・「私はつまんなかった
かなり期待して購入したが、私にはとても退屈だった。単純に、3者による演奏に美しさを感じることができなかった。コレクターズ・アイテムとしての価値は認めるが、LafaroのEvansとの作品と並べてこれを聴く価値はないと思う。ジャケットはそれなりによかった。それなりだけど。

キューン/ラファロ1960 (詳細)

スコット・ラファロの思い出:ドン・フリードマンとスコット・ラファロ

・「微妙な構成・・・疑惑のジャケット・・・
ラファロの思い出なのに、半分がチャック・イスラエルでのトリオとはどういうことでしょう? 音も悪いし。フリードマンのソロはまあいいんですけど。

音源が足りないのでしょうが、他のラファロ関連の音源を入れるか何か出来なかったのでしょうか? これではマニアしか買いませんよ。ジャケットのスナップ写真も変な誤解を生みそうな・・・一緒に住んでたというし・・・いかんいかんいかん。

ラファロの演奏はもちろん言うこと無し!

スコット・ラファロの思い出:ドン・フリードマンとスコット・ラファロ (詳細)

ワルツ・フォー・デビイ+4

・「輸入版のほうが安いですが・・・
輸入版は同じ曲の別テイクが連続する曲順になっていますが、こちらの版は連続しないように曲順が変更されています。その点を考慮して選択すると良いと思いました。演奏の素晴らしさは言うまでも無いです。

・「ジャズ史上の至宝とも言える名演
ジャズ至上最高のトリオによる最高の演奏です。珠玉の名曲集という言葉は、このアルバムのためにあると思います。

代表作とも言える「ワルツ・フォー・デビィ」ですが、特にテイク1でのスコット・ラファロの弾くベースを中心に聴いてみると、この曲の軽やかさと同時に内在する奥深さが伺えます。エヴァンスの音楽を崩すことなく、ラファロは自分の感性の信ずるままに、雄弁で、絶妙のプレイを残しています。ベースをソロ楽器としてここまで自己主張しても崩れない演奏と構成は見事です。斬新な動きと天才の持つ閃きが感じられました。不慮の事故が無くてその後も彼が存命だったならばエヴァンスの音楽がどのように変化したのかが楽しみだったのですが。

ドラムスのポール・モチアンも二人の偉大な奏者の影に隠れていますが、上手いブラッシュさばきで、時にはバラバラな動きをするエヴァンスとラファロの接着剤的な役割を果たしています。三位一体とも言うべきジャズ・トリオの完成です。緊張感も相当ですし、白熱した演奏は名盤の誉れが高いのも頷けます。 ライブですし、録音の良さはと臨場感は特筆すべきものです。もしスタジオ録音だったらここまでのスウィング感と緊張感は生まれなかったように思います。

どの収録曲も慈しみながら愛聴してきました。何十回聴いたか分かりませんが、とにかく素晴らしい音楽なのは間違いないです。その詩的情緒あふれるリリシズムは、他のジャズ・ミュージシャンでは聴くことの出来ない繊細さを保有しています。彼の美意識に貫かれたピアノ・スタイルは、色あせることなく、今も多くのジャズ・ファンに愛され続けています。

・「最高のトリオ
ビル・エヴァンス。スコット・ラファロ。ポール・モチアン。 この三人が集まったのは奇蹟だろう。

聞けば聴くほど味がでる。 まずEvansの完成されたタッチに感動する。そしてLaFaroの雄大なベース音に敬服する。 最後に二人のプレイを最大限に引き立ててる、Motianの器用で繊細なドラミングに唸らされます。結局何回も聴いて行き着く結論は、この三人じゃなきゃ駄目だってことだよな。 ラファロとモチアンは正反対のプレイのようで、完全にとけあっていてどっちが抜けても駄目 なのが、この一枚でよくわかる。ラファロのポワーンって音に、モチアンの器用なシンバルの 響かせかたが合うんだな、これがまたさ。My Romanceのやり取りは最高だね。

そして最後に思うが、Bill Evansという人がもっともやりたかった音楽ってのは 多分、Waltz For Debbyなんだろう。この1曲で、それまでの慣習も全部ぶち壊して 新たな音楽の世界を切り拓いたのは間違いない。これが始まりであり完成でもある。

・「エヴァンスの最高傑作!
エヴァンスのライブ盤。タイトル曲がとても有名です。ピアノ、ベース、ドラムの3人がそれぞれのプレイを聴きながらそれに自分が答えるインタープレイの極地ともいえる演奏ですが、そんな理屈抜きに美しい音楽がそこにはあります。ライブの客はこの演奏をほとんど聴いてはいないでしょうが、そんなのお構いなしの傑出した演奏となっています。

・「ワルツをジャズに最初に持ち込んだのはビル・エヴァンス
1961年6月25日 ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードにて録音。わずか11日後、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになる。

ぼくはワルツをジャズに持ち込んだのはビル・エヴァンスが最初じゃないかな、と思う。ビル・エヴァンスより前のジャズ・プレイヤーでまともにワルツをやった人物を思いつかないのだ。つまりはインター・プレイのことばかりクローズ・アップされているけど、ワルツという3/4拍子の概念をジャズに持ち込んだと言うことが既に画期的だったんだな、と思えてくる。

次に思いつくのがビル・エヴァンスはおそらくショパンのワルツ、中でもディヌ・リパッティのブザンソンや14のワルツの演奏を聴いていたのではないか、ということだ。

おそらく聴いている。心なしかディヌ・リパッティのワルツのタッチとビル・エヴァンスのワルツのタッチは似たものを感じる。言い切ってしまえば、ビル・エヴァンスはディヌ・リパッティのワルツのリリシズムをジャズの世界に見事に導入したのだと思う。そこに稀代のベーシストであるスコット・ラファロのベースが絡む。ポール・モチアンのドラムが包む。もう何処にもない最高のジャズが誕生したのだ。この演奏が気に入っている人は是非ともディヌ・リパッティのワルツを聴いてみることをお勧めしたい。強く。

ワルツ・フォー・デビイ+4 (詳細)

サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5

・「『ワルツ・フォー・デビー』と双子のアルバム
『ワルツ・フォー・デビー』と同日の1961年6月25日 ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードにて録音。わずか11日後、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになる。

言ってみれば双子のアルバムである『ワルツ・フォー・デビー』だが、実際はこちらの『サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』の方が第一集だった。この日はライヴの最終日でもあったらしい。でもよく考えるとTake1からTake3まで存在するライヴということは、実際はヴィレッジ・ヴァンガードでの何日かのテイクをまとめたうち最も良くできた演奏をアルバムにしたものというのが真相なのかも知れない。そうでなければ『All Of You』や『Gloria's Step』を一日に3回も演奏したことになる。

そういった些細なことはともかく。聴き出した瞬間から世界が変わってしまう。ビル・エヴァンスはスコット・ラファロという不世出の天才を得て、ピアノ・トリオを発明したのだ。ひたすら静かに輝くビル・エヴァンスのピアノはこのトリオの持つ計り知れない可能性を確信しているかのようだ。

・「この渋さ、
名盤Waltz For Debbyの存在によって隠れているが、こちらも質の高い双子。

Waltz〜を華やかな桃色で表現すると、こちらは濃い茶色って感じでパッとした華やかさは ないが、なんともいえない温かさと渋さがあります。Featuringとなってるように、LaFaro作曲の「Gloria's Step」と「Jade Visions」が収録されてます。 どちらも地味ながら磨けば輝くって感じで、まさに聞き込むことで良さに気づけるし、感覚 がどんどん研ぎ澄まされような感覚になる曲です。まさにJade(ひすい色)だね。

あとお勧めは何といっても「Solar」だなあ。これでもかってぐらい陶然としたアプローチを していて、何とも妙なリズムになっててひきこまれます。ラファロのベース・ソロも充分すぎるぐらい堪能できます。

一流のベースプレイヤーの軌跡。

・「Featuring Scott La Faro
リバーサイド4部作の中で、最もラファロが活躍しているのが、このライブだ。1曲目のグロリアズステップ(自作)からあいさつ替わりの長尺のソロを取る。やや大きめのベースの音が左チャンネルから聞こえる。つづく2曲目のバラッドで、リーダーはビルエヴァンスだったことに気づく。そのタイトルは、”マイマンズゴーンナウ”。本作録音直後事故死したラファロの追悼だろうか。ジャケ写の不機嫌なエヴァンスはそのことを暗示しているのだろうか。指だけでピアノを弾くポーズは、ラファロの死を意味するのだろうか。とっても繊細で危ういバランスの上の立つ3人のプレイが、前作エクスポラレーションズを彷彿とされるライブだ。ドラムスのモチアンは少し引っ込みで、エヴァンスとラファロのインタープレイが前面に出ていところが良い。ラファロの音程がしっかりした歌うベースとリリカルなエヴァンスのピアノをじっくり聴いて欲しい。リバーサイド4部作は、デビー、ポートレイト、エクスポラレーションズ、ヴィレッジ・ヴァンガードの順に聴くのが一番良い。

・「聴けば聴くほど愛着がわく
ワルツ・フォー・デビーと同日、同じヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤。ジャズ評論家やコアなジャズファンを自認する一部の人たちは、このアルバムのほうが、「ワルツ・・・」より出来がいいと言う。しかし「ワルツ・・・」はあんなに売れているのに、このアルバムの売れ行きはいま一つ。それは「この一曲」と言える曲、「ワルツ・・・」と「マイ・フーリッシュ・ハート」のような曲がないからだ。もちろん「不思議の国のアリス」があるが、旋律を目立たせまいとエヴァンスは弾くので、「この一曲」のインパクトがない。「オール・オブ・ミー」も同じ理由だし、明るい旋律の「オール・・・」はエヴァンスに似合わない。それにジャケットも「ワルツ・・・」ほど上出来じゃない。同じような出来、同じ日、同じ場所の録音で、こんなに評価、売れ行きに差がついてしまう。むずかしいものである。しかし、このアルバムも一聴すると、なんてことはないが、聴けば聴くほど愛着がわいてくる一枚。愛聴盤とは、こんな一枚を言う。(松本敏之)

サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5 (詳細)

ポートレイト・イン・ジャズ+1

・「2種類の「枯葉」について
このアルバムには2種類の「枯葉」が収められていて、録音日は両者とも同じ日付でありながらも、片やモノラル、片やステレオ録音されています。そうなった理由はどうやら、当日の録音機材の故障で、たまたま2種類のテイクが運よく残されることになったということですが、両テイクとも今までに、この上も無いほど絶賛されてきました。

そして、それでも意地悪く、どちらが好きかと聞けば、多くの人は「モノラルだ」と答えるそうです。そのように言われるといささかステレオ盤が可哀想になったりもするのですが、かく言う私も実はモノ派。ではなぜ、どこが違うのか・・・と言われれば理由は少し複雑になります。確かに多くの人が言う、モノラルの方がスリリングだということも言えるでしょう。でも、個人的にはステレオ盤と決定的に違うのがラファロの演奏だという気もします。たとえばモノラルの開始後まもなく(11秒後あたり)、ラファロのベースがプル〜ンと跳ねるような響きをする箇所があるのですが、ステレオ盤にはこのような音色はありません。少し大げさかもしれませんが、私はこの音色にふと魅力を感じるのです。それからのラファロのベースはまるで楽器が生きているかのような響きを続けていくのですが、ステレオ盤ではこの躍動感がほんの少し大人しく感じてしまいます。

私がモノラルに軍配を上げたくなってしまうのはこうした理由があるのです。皆さんはモノラル派?、それともステレオ派でしょうか。

・「ポートレートインジャズ
天才ビルエヴァンスの能力を最大限に見る事ができる音源です。名曲「枯葉」は2テイク収録されていて、両方とも素晴らしい出来になっていると思います。「いつか王子様が」も名曲ですが、エヴァンスの味が非常に良く出ていて、とてもいいです。

・「これが嫌いな人がいるだろうか?僕はあったことない。
Jazz初心者、Bill Evansを初めて聞く人、ジャンル問わず美しいピアノの音色が聴きたい人 すべてにお勧めできる作品。

従来のスタンダードナンバーを、これでもかってぐらいクリアに、これでもかってぐらい洗練 させた音色で表現してる一枚。「Come Rain Or Come Shine」から「Blue In Green」まで、 水の流れのように心地よく、あっという間に流れてしまう。 モチアン、ラファロとの三位一体のバランスの良さに加えて、クラシックの影響を受けてる 印象主義的で、音の余韻が長く残る、エヴァンスの優美なタッチは耳から涼風が吹き込んで 全身にすがすがしい物が伝わっていく感じがする。

リバーサイド四部作はすべて傑作だが、とりわけこの水のように広がる浩然とした音の空間は 他の作品とは一線を引いてると思う。題名通り、一番残るものが多い一枚かもしれないな、 普段何気ない所で、ふとメロディが流れてたりするから、、、

・「論ずることの意味すら忘れさせる作品
1959年12月28日ニューヨークで録音。この不滅のトリオは、「ワルツ・フォー・デビー」および「サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード」の収録からわずか11日後、1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失うことになり、1年に満たないほど実は短命である。

このアルバムは実に静かに時を流す。しかしながらスロット・ラファロのベースもポール・モチアンのドラムもビル・エヴァンスのピアノに挑みかかっていてインター・プレイは青い火花を散らしている。一方でどこか死の影を感じるアルバムである。また、論ずることの意味すら忘れさせる作品でもある。

ピアノを弾くものにとっても、ベースを弾くものにとっても、ドラムを弾くものにとっても、何故彼らがああ表現し得たかを考えさせられる作品である。しかし聴いているうちに考えることすら出来なくなる。ほんとうのチカラを持った演奏というのはこういうものなのかもしれない。ピアニストにとっては永遠の憧れのタッチだ。

・「ジャズピアノトリオの金字塔
約半世紀前の録音でありながらも、古臭さは全く感じられない。スピーカーから飛び出してくる音は、いつ聴いても驚くほど斬新かつエネルギッシュだ。主役ビル・エヴァンスのピアノが音空間を支配し、天衣無縫に飛翔する。そのタッチは透明感に溢れ縦横無尽、音色は知的かつリリカル。演奏は瑞々しく、しなやかで雄弁だ。リスナーのイマジネーションをいたく刺激するプレイぶりに、我が魂も天翔る。凄いのはエヴァンスだけではない。ピアノに的確に反応するスコット・ラファロのベースにも耳を奪われる。ぶっとい音色で低音域を占領する。単なるボトムでのリズムキープだけでなく、ピアノに対峙し雄弁に語り合う。素早いプレイでありながら、音程の狂いもなく、メロデイアスでグルーヴ感覚に溢れる。この二人に絡むのが、ポール・モチアンのドラムスだ。リズムナンバーでは先頭に立ちトリオを引っ張り、バラードでは背後に隠れ、繊細なブラシで曲を演出する。放っておけば拡散していってしまうサウンドに、彼のドラムスがくっきりとした輪郭を与える。この三人プレーヤーがスタンダーズ曲を題材として、お互いを刺激し合いながら、自由な発想でやりあう。あるときは三位一体となったアンサンブルが、あるときは個々の奔放なアドリブ演奏が、リスナーの心に深く浸透してくる。後半のバラード三連発にノックアウトされた方は、是非次作の"Explorations"をお聴き下さい。より深みを増したビル・エヴァンス・トリオのバラードの世界が味わえます。

ポートレイト・イン・ジャズ+1 (詳細)
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