「ピンクフロイドを神格化した傑作」「じつは王道ポップロック」
ステイション・トゥ・ステイション(紙ジャケット仕様) (詳細)
デヴィッド・ボウイ(アーティスト)
「よすぎ」「これでしょう」「ジギーやロウよりも上か」「私のボウイの入門アルバム」「圧倒的に地味な歴史的名盤」
クリムゾン・キングの宮殿 (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「クリムゾン・キングの宮殿。」「ロック史上絶対に避けて通れない名盤中の名盤」「CDを1枚だけ持っていけるなら…」「ロックが越えるべき壁」
「僕の頭はこわれもの」「YESミュージックの完成形」「「YES最高傑作」」「70年代プログレの最高傑作!」「「たられば」はないとしても…」
悪魔と魔法使い(紙ジャケット仕様) (詳細)
ユーライア・ヒープ(アーティスト)
「最高傑作の呼び声高い名盤」「70's英国HR最強名盤」「ポイントは1曲目!」「プログレではない」
アメリカーナ (輸入盤 帯・ライナー付) (詳細)
レオン・ラッセル(アーティスト)
マシン・ヘッド(SHM-CD 紙ジャケットCD) (詳細)
ディープ・パープル(アーティスト)
「様式美の確立」「ギランって怪獣の名前みたいですよね」「ハード・ロックの古典!」「名演ではないが名曲」「ハードロックの原点」
僕の古い友達 (詳細)
斉藤哲夫(アーティスト), 渡辺勝(その他), 瀬尾一三(その他)
「人柄の良さが滲み出る」
Niagara Moon 30th Anniversary Edition (詳細)
大滝詠一(アーティスト)
「本編を超えたボーナストラック!?」「J-pop の歴史に燦然と輝く名盤!」「果たして謎は解かれたのか?新たな謎の始まり!」「大瀧昇り」「1995年盤をはるかにしのぐデジタル・リマスタリングがすばらしい」
「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「聴きどころが満載」「骨太日本」
「今でもすばらしい。名曲ぞろい!」「たくろうのエッセンスがこの1枚に」「これは日本のサージェント、ペパーズです。」「全ての意味で潔さを感じる快作」「グレート「フォーク」ギターアルバム」
「自己嫌悪、復活!」「オリジナルのアルバム所収の「自己嫌悪」を聴くことができるようになって嬉しく思っています」「若き天才の金字塔」「不朽の名作」「宇宙一」
俺の裡で鳴り止まない詩~中原中也作品集~ (詳細)
友川かずき(アーティスト), 中原中也(その他), J.A.シーザー(その他)
噫無情(レ・ミゼラブル) (詳細)
あがた森魚(アーティスト)
「昭和な感じがいいです」
This is my trial (詳細)
山口百恵(アーティスト), 糸井重里(その他), 谷村新司(その他), 阿木燿子(その他), うさみかつみ(その他), 来生えつこ(その他), 井上陽水(その他), 上田洋(その他), 伊藤強(その他), 大谷和夫(その他), 萩田光雄(その他)
「決意表明。」
ヘヴィー・ウェザー (詳細)
ウェザー・リポート(アーティスト)
「ジャコ全面参加の衝撃作」「ザヴィヌルの音楽的独裁を崩した凄い奴」「ジャコの全面参加により、高みを増したWRの人気アルバムです」「最大風速」「さいこ~です!」
Romantic Warrior (詳細)
Return to Forever(アーティスト)
「これこそクロスオーバー」「あー、鳥肌が立つ。」「イントロにしびれる!」「煌びやかで荘厳」「無碍な世界観」
フューチャー・ショック (詳細)
ハービー・ハンコック(アーティスト), DST(演奏), ビル・ラズウェル(演奏), ピート・コージ(演奏)
「衝撃だった・・・」「時代を読むハービーの1発!」「ヒップホップ、ジャズファンク」
Lee Oskar (詳細)
Lee Oskar(アーティスト)
「女の顔はひとつじゃないよ」「The Promised Land」「これはドラマです」「リーオスカーの名盤」「Lee Oskar」
ナチュラル・イングリーディエンツ (詳細)
リチャード・ティー(アーティスト)
「Tee For You」
ギヴ・ミー・ザ・ナイト (詳細)
ジョージ・ベンソン(アーティスト), パティー・オースチン(アーティスト), ポリーニョ・ダ・コスタ(演奏), ジェリー・ヘイ(演奏), ジョン・ロビンソン(演奏)
「安心して聞ける、何度も聞ける。」「ヒット・メーカー、クインシー・ジョーンズを迎えたアルバム」「ブラック・コンテンポラリーの名作!」「すご~くかっこいい!」「ブリージンより衝撃的」
「今なお輝き続ける名曲」「70'sグルーヴの最高峰」
Little Girl Blue (詳細)
Nina Simone(アーティスト)
「ニーナの最高傑作というよりは」
バラード(デラックス・エディション) (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), マッコイ・タイナー(演奏), ジミー・ギャリソン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)
「これぞ至宝の名盤」「2枚目の曲は、デラックス・エディションならでは収録曲でした」「全編緊張感が漂っている」「くるまれる幸せ」「非常に聞き易いコルトレーンです!」
●狂気
・「ピンクフロイドを神格化した傑作」
リアルタイムで聴いた訳ではありませんが、既にこの作品('73年作)を知ってから20数年以上は経つでしょう。音楽(洋楽)を聴き出した頃、プログレッシヴ・ロックという言葉の持つ響きが自身の中では否応なしに"マニアック"な人向きとカテゴライズされており、事実、現在に至るまでメジャーなGrp.や所謂"名盤"と呼ばれるものについていくらかを聴いたに過ぎません。しかし、自身の音楽観における本作の位置付けはプログレッシヴ云々の前に、非常に緻密さとメンタルへの訴求を見据えた歌詞、拡散するかと思えば実はしっかり収束される音、その結果としてのトータルな完成度、まぁ見事にパーフェクトな一枚として今なお楽しんでいます。特に歌詞については、それ自体が1つの作品として見られる向きもあるかと思います(R.ウォーターズの世界観?は判りやすくはないかも知れませんが、70s初期の来日時には歌詞カードを観客に配ったという逸話も、彼らのアーティスティックな部分が見て取れるかと)。先にも述べましたよに、ピンクフロイドの経歴云々を語れる程の聴き方はしていませんが、もし、プログレッシブ系についてこれから手を伸ばそうかと思われる方が全く先入観無しに、兎に角、騙されたと思って手にとって戴きたい作品の一つと断言できます。昨今はリマスタリングやサラウンド対応など、同じ音源であるにしても昔以上に楽しめる仕掛けを施した品(CD)も入手できる事ですし(^^;
・「じつは王道ポップロック」
少年の頃、プログレなる仰々しい前衛ロックがあって、その代表作がこれだというので聴いてみたら、そんな超絶テクニシャン集団でもないし、多少ギミックが入ってるものの、全体としては普通のロックだったので拍子抜けした記憶がある。
累計売上3000万枚、ビルボード200位に15年間チャートインというモンスターアルバムである。葉巻愛好者がLP盤を擦り切れるまで聴いてまた買っていたという話だが、マニアとジャンキーだけならこんなセールスにならんわけで、この作品はアメリカ人のツボにハマったのであろう。
アメリカ人はフロイドをポップなブルースとして聴いているのだと思う。つまり、70年代のビートルズとして。プロデューサーのクリス・トーマスは、「アビイロード」の音空間を雛型にして、70年代にいくつもの名盤を手がけた。その一つがこのアルバムである。
スノップな歌詞もビートルズぽさに一役買ってるかもしれないが、ロジャー脱退後も関係なく売れ続けてることから言っても、アメリカ人にとってフロイドはギルモア節の聴けるバンドなのであろう。クリムゾンとかあんまし関係ないバンドと結びつけて御三家に数えるより、そういう聴きかたのほうが、僕にとってはよく分かる。
・「よすぎ」
デヴィッド・ボウイのアルバムはどれも個性にあふれ、それぞれが独自の輝きを持ってると思います。このStation to Stationも「最高傑作だ!」と言ってしまいたいくらい、ものすごい出来だと思います。ジギーやロウはもちろん素晴らしいけれど、本作も同じレベルで素晴らしいです!!!!前記の通り、個性にあふれるアルバム郡は、それぞれがボウイのアツいソウルに満ちた“一品”。表現したかったことも一枚一枚違うと思うから、全然比べられないです。だから本作をもってもジギーには劣るとか、そんなことはないはず!聴けばきっとそのよさが伝わると思います。
・「これでしょう」
ボウイーの70年代の名盤を聴き通してきたファンが、ボウイーのベスト・アルバムに挙げる機会が最も多いのがこの作品ではないだろうか。このアルバムに収められた6曲は非の打ちどころがまったく無く、すべてが完璧である。カメレオンと形容される、アルバムごとにアプローチや媒体を変えるボウイーの作風は、特に1974年〜77年の間が特に顕著であり、ボウイーのミュージシャンとしての評価もこの期間に確立されたと言っていい。特に前作では「芸術性」という意味ではそれが皆無であり、アメリカ市場への参戦を果たしはしたが、アーティストとしてのデヴィッド・ボウイーの欲望を満たしてはいなかった。この『ステーション・トゥー・ステーション』の録音以前は、そのような欲求不満への解消意欲と、それまでのボウイーをそのまま投影したような主演映画「地球に落ちてきた男」の撮影などもあり、それらの影響が色濃くかつ良い状態でアルバムに反映されている。このアルバムのすべての曲がボウイーの重要曲であるが、なんといっても目玉なのはD1であろう。10分を超えるこの曲は、2つか3つの別の曲を繋げたような曲であるが、前半のスローでヘビーな展開と後半のテンポアップした切迫感溢れるパートが完全に呼応している。曲自体が素晴らしく完璧であるが、痩せこけた侯爵(ボウイー)が悪魔の如く駅から駅へと疾走(作品ごとに変容)するという一節は70年代ボウイーそのままであり、次作以降のベルリン時代を予兆するかのような意味合いも含めて、偶然の産物とは思えない。代表曲のひとつでもありベスト盤にも必ず収録される「チェンジス」以上に、ボウイーの本質を現しているボウイーの最高傑作である。ボウイー最高のピークはこのアルバムとその後のツアー、そして次作『ロウ』までの1年間と言ってもよい。
・「ジギーやロウよりも上か」
ボウイーの70年代の名盤を聴き通してきたファンが、ボウイーのベスト・アルバムに挙げる機会が最も多いのがこの作品ではないだろうか。このアルバムに収められた6曲は非の打ちどころがまったく無く、すべてが完璧である。 カメレオンと形容される、アルバムごとにアプローチや媒体を変えるボウイーの作風は、特に1974年〜77年の間が特に顕著であり、ボウイーのミュージシャンとしての評価もこの期間に確立されたと言っていい。特に前作では「芸術性」という意味ではそれが皆無であり、アメリカ市場への参戦を果たしはしたが、アーティストとしてのデヴィッド・ボウイーの欲望を満たしてはいなかった。この『ステーション・トゥー・ステーション』の録音以前は、そのような欲求不満への解消意欲と、それまでのボウイーをそのまま投影したような主演映画「地球に落ちてきた男」の撮影などもあり、それらの影響が色濃くかつ良い状態でアルバムに反映されている。 このアルバムのすべての曲がボウイーの重要曲であるが、なんといっても目玉なのはD1であろう。10分を超えるこの曲は、2つか3つの別の曲を繋げたような曲であるが、前半のスローでヘビーな展開と後半のテンポアップした切迫感溢れるパートが完全に呼応している。曲自体が素晴らしく完璧であるが、痩せこけた侯爵(ボウイー)が悪魔の如く駅から駅へと疾走(作品ごとに変容)するという一節は70年代ボウイーそのままであり、次作以降のベルリン時代を予兆するかのような意味合いも含めて、偶然の産物とは思えない。代表曲のひとつでもありベスト盤にも必ず収録される「チェンジス」以上に、ボウイーの本質を現しているボウイーの最高傑作である。 ボウイー最高のピークはこのアルバムとその後のツアー、そして次作『ロウ』までの1年間と言ってもよい。
・「私のボウイの入門アルバム」
はじめて買ったミュージック・ライフでデヴィッド・ボウイを知り、このひとかっこよさそうだなと思いレコード屋に。当時発売されたばかりのステイション・トゥ・ステイションをみる。そのときの帯に<ヒット曲、ゴールデン・イヤーズを収録>と書かれており、今はこの曲がヒットしているのか、これではいかんと思い購入。中学一年の私には、やや重いなあと思いながら聴いていましたが、聴き重ねるごとにそのかっこ良さを認識。6曲しかありませんが、それで十分です。全曲すばらしい。後年、ニーナ・シモンのアルバムでWild is the wind聴いた時は、この曲をカバーしたデヴィッド・ボウイの一流の選曲センスに再脱帽いたしました。(レコードのライナーノーツには書かれていたかもしれませんが・・・覚えていませんでした。)
・「圧倒的に地味な歴史的名盤」
6曲だけである。まあこんな少ない曲数のフルアルバムもめずらしい。まあボウイといえば“ジギ-”か“アラジン”のグラム時代か、“ロウ”“ヒーローズ”のベルリンものが代表作であろう。(レッツダンスは“代表作”から除外です!)、さてこの“ステーション・トゥ・ステーション ”。 それらのちょうど間ぐらいのリリースでこれを代表作に上げる人はあまり聞いたこと無いですね。シングルとしてのヒット曲もチャートアクションは地味。(もともとボウイはヒット曲少ないけどね。)ジャケットはボウイ主演の映画“地球に落ちて来た男”のワンシーンですが、その映画のなかで曲が使われてはいるわけではありません。ボウイの黄金の70’Sの中でもかように地味な位置付けではありますが一度聞いてみてください。アルバムとして圧倒的に素晴らしい。先鋭的なサウンドと、ボウイの汗ばむようなボーカル(この頃が一番渋い声では?)ボウイが自分自身と向き合った結果の掛け値なしの傑作。たった6曲だがホント退屈とは全く無縁である。最近改めて聞き直し、腰を抜かしてしまいました。(30代の、ボウイ歴10年以上の方々の中では、今、このアルバムが一番お気に入りの人が多いのでは?) このアルバムが代表アルバムでないところがボウイの真のスゴさなのだが・・・聞いていない人で興味持ったら聞いて下さい。 因みに僕は携帯アドレスにこのアルバムの中のある曲を使ってます。
・「クリムゾン・キングの宮殿。」
プログレってジャンルを知りたい人、入門したい人には最初の一枚に是非オススメ。1曲目「21世紀の精神異常者」でノックアウトされること間違いなし!実際僕がそうだったから。壮大な中にジャズの軽快さが入ってるこの曲は無条件でノレます。そして2曲目はフルートが美しく日曜の昼下がりにでも聞きたくなる「I Talk To The Wind]。3曲目は哀愁漂う「Epitaph]。4曲目は迷路に迷い込むように世界観に引きずり込まされる「Moonchild]。そしてラストナンバーは一気に心を解放してくれる「クリムゾン・キングの宮殿」。
最高の物語です。
・「ロック史上絶対に避けて通れない名盤中の名盤」
発売されてから40年近く経ちましたが、その燦然と輝く音楽自体の完成度の素晴らしさに一体何をどう評価すれば良いのか、ということに怖気づきながら、書き込む勇気が無かったわけですが、ほぼリアルタイムで聞いてきた音楽ですから、感想を述べたいと思っています。
発売当時の1969年はまさしく激動の年でした。ベトナム戦争は混迷を極めた後、アメリカが辛酸をなめ、日本の大学はロック・アウトされ、東大は入試ができませんでした。時代を反映するかのごとく、音楽は常に革新性と斬新さを求めた時代でした。今から思えば『アビイ・ロード』の完成度の高さとは別の次元の音楽として『クリムゾン・キングの宮殿』が登場したのですが、日本の音楽シーンでは、すぐにはこの偉大なアルバムの評価は定まらなかったと思います。つまり世の中がついていけなかったわけですが、コアなロック・ファンによってこの不朽の名盤は、口コミによって少しずつ支持されていきました。
何十回となくこのアルバムを聴いてきました。今から40年ほど前、このような宇宙的とも言える広がりをもつ音楽と遭遇するという体験は、未曾有の領域へと連れていかれるものに等しく、ただひたすら流れ出る音の洪水の中に身を任せていると、まさしく未知なる遠い地平へと連れて行かれる感覚に襲われました。暗い部屋で大音量の中でこれを聴くことによって恍惚感を得られ、まさに天上の音楽となり得たのでした。
クリームもレッド・ツェッペリンもE.L.P.もそれぞれの音楽を確立し、後のロック・シーンに大きな影響を与えてきましたが、キング・クリムゾンは別格の存在でした。この5曲の構成の妙とそれぞれの水準の高さ、また高貴でありながら狂気の部分を併せ持つという多面性において『クリムゾン・キングの宮殿』を越えるアルバムはない、と言えるでしょう。
・「CDを1枚だけ持っていけるなら…」
もし無人島にCDを1枚だけ持っていけるなら、間違いなくこれを選びます。
初めて聴いたのは1971年でしたが、実はその前にマクドナルド&ジャイルスやEL&Pを聴いていました。 「クリムゾン・キングの宮殿」のメンバーだったイアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルス、そしてグレッグ・レイクが後から録音したLPの方が、日本では先に発売されていたからです。 こんなスゴイLPを2年近く眠らせてしまった理由は何なのか、ぜひ訊いてみたいものです。
初めて聴いたときに鳥肌が立ったのは、"21st Century Schizoid Man"のエンディング、そして一瞬の静寂の後に始まる"I Talk to the Wind"でした。 さらに"Epitaph"の"But I fear tomorrow I'll be crying, yes I fear tomorrow I'll be crying..."では涙が出そうになりました。 その感動は40年近く経ち、恐らく何千回も聴いた今でも、何も変わらないような気がします。
それからクリムゾンのLPが出るという話を聞く度に楽しみにしていたのですが、1974年に「レッド」「U.S.A.」を残して解散してしまったときには完全に虚脱感に襲われました。 1969-1974のキング・クリムゾンのライブはとうとう観る機会がありませんでしたが、確か1982年に、再結成されたキング・クリムゾンを米国で観ることができました。 ただ、もう1969-1974のような感動はありませんでした。 むしろ1978年に観たU.K.(ジョブソン/ウェットン/ホールズワース/ブリュッフォード)のライブの方が夢中になれたように思います。 ウェットン/ブリュッフォードは1974のキング・クリムゾンのメンバーだったからです。
何だか昔話になってしまいました。 その後いろいろな音楽を聴いています(例えば去年はミュージカル"Spring Awakening"に感動しました)が、こちらの感受性が鈍ってしまったこともあって、この「宮殿」を超えるようなものには出会っていないような気がします。
LPのジャケットはジャコ・パストリアスのポートレートの横にいまも飾られています。
・「ロックが越えるべき壁」
ヘヴィ・メタルとジャズが融合してしまった"21st century schizoid man"、詩情豊かな"I talk to the wind"、極めて雄大な"In the court of the crimson king"と今更くだくだ言うのも恥ずかしいくらい名曲揃いのアルバム。
歌詞に着目してみよう。21世紀を迎えたところで我々全員が精神に異常を来たしたわけではないが、人類の運命が愚か者の手にあるのは"Epitaph"に歌われている通りだ。とは言え明日を恐れるからと言って泣き叫んでばかりいられないのが現実であるがゆえに'Confusion will be my epitaph'(混乱が私の墓碑銘)というロック史上恐らく最も有名なフレーズはもはや何の有効性もない。
そんなこともあって、実は私はこの作品、あまり好きではない。あまりに悲観的過ぎて、うっとうしくなってくるのだ。大体このアルバムで一番好きな曲が"I talk to the wind"なのだから多分私にはこのアルバムのファンとしてもキング・クリムゾンのファンとしても何らかの決定的な資質が欠けているのだろうけど。
ロバート・フリップはこのアルバムを越えようと必死になっているようだが(そのせいか「メタル」というテーマに変にこだわっている)ロバート・フリップばかりではない。ロック・ミュージックこそがこの巨大な壁を乗り越え、あるいはぶち壊さなければならないのだ。
・「僕の頭はこわれもの」
1971年リリースのイエスの4作目。トニー・ケイが抜け変わりにリック・ウェイクマンが加入しその理路整然とすら感じる圧倒的な技巧によって大きく変貌する事になりました。元来イエスにあったグルーヴに、スティーヴ・ハウの気宇壮大な浮世離れしたギタースタイルが加味し、更にその演奏面にパズルのピースを埋め込むようにウェイクマンのキーボードが入り絶妙の調和が完成しました。
この一枚は大作3曲と各々のソロ小品で構成されてますが、どれが欠けても成り立たないすばらしい構成で、聴き込んでいくうちにパズルのピースが合わさっていき最終的にはジャケットデザインのような世界観に呑み込まれ包まれるでしょう。
まず「ラウンドアバウト」、「南の空」、「燃える朝焼け」の大曲はまさにピーンと張り詰めたスリリングな展開で度肝を抜かれます。メロディーはわかりやすいのに圧倒的な緊張感で演奏されるその様は、まさに情熱と冷静の間を体感するかのような不思議な体験だ。
そして小品の方は、、リック・ウェイクマンの手腕が光る隙のない「キャンズ・アンド・ブラームス」。アンダーソン作らしい個性的で創意工夫が感じられる「天国への架け橋」。この世のものとは思えないエキセントリックなサウンドのブラッフォード作「無益の5%」。まさに名人芸に艶然と微笑みたくなるようなハウ作の「ムード・フォア・ア・デイ」等等、、どれも1〜3分の短い曲ばかりだが、癖になってリピートしたくなるナンバーが揃ってます。
イエスの金字塔「危機」よりも、個人的に思うイエス最高傑作の「リレイヤー」よりも、、この一枚は中毒性って意味なら高いかもしれません。この一枚の持つ完璧な調和に脳をヤラレたら最後病み付きですね。。今となってはどうしようもないが、そうなっちゃいましたね。。
・「YESミュージックの完成形」
前作THE YES ALBUMで個性的なロックロールを確立したYESが次に挑んだのはロックンロールの解体とオーケストレーションによる再構築。 ロックという名前でイメージされるようなフォーマットを原型とする曲はなく、すべて一つの旋律から和声、リズムと丹念に積み上げて築き上げた作曲重視のアルバムです。
膨大な練習をこなすことによって譜面を体に叩き込みさらにエンタテインメントとしてのライブな躍動感を生み出そうとした彼らの驚異的な活動が目に浮かぶようです。 また大曲をソロ作品でつないでゆくアルバム構成もいかにもこの時代のプログレらしい斬新さです。 「ROUND ABOUT」のイントロダクションに感動しない人はきっといないはず。
・「「YES最高傑作」」
’70年代のプログレ界を先導しつづけた、EL&P、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンと並ぶ大御所。技巧派ギタリストのスティーブ・ハウが前作「サード・アルバム」に加入してからそれまでは、ややロック寄りだったのだが、プログレと言う種をまき始め、このアルバムで、ついに花開く事になり、YES最大の大ヒットとなった。おそらく、日本語タイトルの「こわれもの」で、知ってる方もいるだろう。主に、スティーブのギターテクを中心とした曲作りではあるものの、個々のパートのバランス的な潜在能力が一気にスパークし、YESと言う名を世界中に浸透させた、貴重な一枚である。本来、このアルバムは2枚組になる予定だったのだが、あまりにも大作な為、1枚づつに分けて、その続編の「Close To The Edge(危機)」も大ヒットとなったのだが古くからのYESファンからはこの続編の方が、最高傑作だと言う意見も多い。私的に、当初の2枚組にする予定だったと言う事を考慮して、この2枚を聴いてこそ、ようやく1枚のアルバムとして確立しても良いのではないだろうかと思う。そこで、YESというバンドを、初めて聴いてみようと言う方は、まずこちらを聴いて次のアルバムに移行してみてはどうだろうか。プログレの大御所バンドの中では、まぁ、基本的に局部の構成は、こう言うジャンルらしく凝ってはいるもののそんな事は微塵も感じさせずに、案外さっぱりと聴けるはずだ。まぁ、このスティーブが後に「ASIA」と言うプログレハードポップロックバンドを結成する事になるのだがASIAを好きだと言う方は、迷わず聴いてみると良い。特に、オープニングの曲は、プログレというより、180度キャッチ―で必ず惹き込まれるであろうYESのNo,1な名曲でもある。それと、ラストの⑨の1フレーズに、日本のバラエティ番組にも使われている効果音的なものも聴けるのでよく注意して、聴いてみると良い。おまけに、この最後の曲は洋楽映画「バッファロー’66」の挿入歌としても使われている。
・「70年代プログレの最高傑作!」
キング・クリムゾンと並ぶ英国プログレ界の大御所、YESによる傑作です。1971年リリース。メンバーはJon Anderson、Bill Bruford、Steve Howe、Chris Squire、Rick Wakemanといういわゆる「黄金期」のメンバーです。キーボード奏者が前任のトニー・ケイからウエイクマンに代わったことで、サウンド全体に奥行きと幅が加わり、さらにバンドの志向性がテクニック重視になったことが、この傑作が生まれた背景にあると言えます。
プログレの名曲中の名曲とも言える「Roundabout」から始まり、隠れた名曲「Five Per Cent For Nothing」、そして「Long Distance Runaround」から「The Fish」に移行するときのため息がでるような見事な展開。そして壮大な絵巻物を思わせるラストの「Heart Of The Sunrise」にいたるまで、一分の隙もない的確なテクニックと見事な表現力は、いま改めて聴き直しても色あせてはいません。小曲「Mood For A Day」でのハウのプレイは、多くのギターキッズの格好の教科書になりました。
このとき、最年長のジョン・アンダーソンは27歳。ブラフォードとウエイクマンは何と22歳。このアルバム発表後の彼らの大活躍ぶりは改めて触れるまでもありませんが、ほとばしる才能と完璧とも言えるテクニックと表現力は、時代を超えてゾクゾクとさせてくれるはずです。この稀代の傑作に☆で評価づけするのは、かなり酷な話です。
・「「たられば」はないとしても…」
イエスの真の黄金の五人が揃って作られた二枚のアルバムのうちの一枚。「ラウンドアバウト」「南の空」「遥かなる旅路」「燃える朝焼け」などの名曲がズラリと揃っており、文句なく名盤と言えるだろう。問題なのは間に収録されたメンバーのソロ曲のパート。その中で新加入のリックウェイクマンの曲だけが契約の都合上、オリジナル曲の提供ができずブラームスの曲の多重録音となった。私はこの曲が邪魔だと思う。当初の予定通り「アラゴンのキャサリン」が収録されていれば、緊張感の途切れない名盤になったはず。ちなみに今日日「こわれもの」を買うなら、リマスタリングが素晴らしく、ボーナストラックがとても充実したライノ盤にするべきです。
・「最高傑作の呼び声高い名盤」
72年発表、ユーライア・ヒープの4thアルバム。邦題は『悪魔と魔法使い』。前作『Look At Yourself(対自核)』でメジャーに躍り出た彼らですが、本作は前作を遥かに凌ぐ完成度を誇り、前作を越えるヒットを記録しました。印象的なジャケットのアート・ワークはロジャー・ディーンによるものです。
前作で聴かせたキーボード主体のハードロック・スタイルはそのままに、美しいジャケット・アートも手伝って“幻想世界”という新たな武器を手にした本作は、アルバム通した完成度が非常に高く、バンドの最高傑作に挙げられることの多い作品です。
基本的にはやはりキーボードがメインですが、本作は様々な表情を見せるギターが印象的です。「The Wizard」「Paradise」での意表を突いたアコースティック・ギターや、「Poet's Justice」での鋭いカッティング、「Circle Of Hands」のメロディアスなソロなど、随所にその存在感を見せます。また、バンドの特徴でもあるコーラス・ワークも更に磨きがかかっています。前作では高音重視のコーラスがほとんどでしたが、本作では「All My life」等で美しいハーモニーを聴かせる一方、様々な箇所に中音域を生かしたコーラスがみられ、曲に厚みを加えています。
ジャケット・デザインからも想像がつくように、本作はプログレッシブな作品構成を誇ります。名曲「The Spell」で壮大なラストを迎えるドラマティックな展開はプログレ・ファンも楽しめる内容です。
個人的にはユーライア・ヒープの最高傑作は次回作『The Magician's Birthday』だと思うのですが、アルバム通した完成度や曲構成、コーラス・ワーク、ジャケット・デザイン等、本作はどれを取っても最高傑作と呼ぶに相応しい内容であることは認めざるを得ません。
ハードロック・ファンに限らず、全てのロック・ファンにお薦め出来る名盤です。
・「70's英国HR最強名盤」
uriah heepと言えば“七月の朝”が入ってる『対自核』が名盤であるがこの4thもそれに匹敵...いや凌駕してる名盤である。このアルバムから入ったので思い入れは強いのだが全9曲全く隙がナイ!掴みの一曲目にアコースティックをもってくる時点で参りました。軽快なシャッフルナンバー“Easy Livin'”やラストの幻想的な“The Spell”そしてドラマティックな“Circle Of Hands”ユーライアヒープに興味を持ったら本作からどうぞ。ベース好きな人にもお薦めデス。
・「ポイントは1曲目!」
ユーライアヒープは、当時のブリティッシュハードロックバンドのなかでツェッペリン、パープル、サバスにつぐ4番手のポジションでした。そんなヒープの4枚目のこのアルバム、CDプレイヤーのプレイボタンを押すと聞こえてくるのはなんとアコギ!!ハードロックバンドの、アルバムの顔とも言える1曲目がアコギで始まるなんてよほどアルバムに自信がなければできないことだと思う。後にメタリカもバッテリーで同じことをやるが、時代を考えたらヒープのほうが衝撃度は大きかったであろう。もちろんこの魔法使いという曲はヒープの代表曲のうちの1曲であり、名曲でもある。他にも#2,#3,#5などもファンに人気のある曲だ。アルバムジャケットも幻想的なアルバムの内容にピタリとはまる名作だと思う。ファンにヒープの最高傑作は?と問えば、対自核、魔の饗宴、そして本作の悪魔と魔法使いのどれかを挙げるファンが圧倒的に多い。そのなかでも本作が一番ヒープらしいアルバムだと私は思う。
・「プログレではない」
ユーライアヒープのアルバムを購入する時に注意しなければならないのは、彼らは決してプログレではないという前提で買うことである。レコード・ジャケットのデザインの素晴らしさと怪しげなグループ名だけで判断してはいけない。彼らをプログレと呼んでしまうと、クイーンもプログレと呼ばなければならないかも知れない。最高傑作と評価の高い当アルバムにしても同様。当時の音楽シーン自体がプログレの影響を受けていたという範疇でのプログレっぽさと前置きが必要。ヒープで最もプログレっぽいのは、ケンヘンズレーの存在であり、キーボードの音色がオルガン的でクラシックな奏法を取り入れているからだと思う。メイン・ヴォーカルは完全なハードロックのパターンであり、ドラムやベースの刻み方も典型的なハード・ロックである。プログレのエッセンスとしては、小生は「ソールズベリー」のほうが強いと思う。但し、一曲ごとの完成度の高さは当アルバムが最上位なのかも知れない。1曲目、来日記念でシングル・カットされた「魔法使い」がその後の活躍を予感させてくれる。
・「様式美の確立」
初期のDEEP PURPLEはキーボードのジョンロードが主導権を握っていたと思う。 しかしCREAMに始まりLED ZEPPELINが可能性を広げたブルース・ロック、元々ジャズ上りのリッチー・ブラックモアの確かなテクニックを前面に出し強烈なギターリフとハイスピードのギターソロでたたみ掛ける@HIGHWAY STARやギターソロ以外なら誰でも弾けるDSMOKE ON THE WATER等代表曲を収録し、その他の曲もとても印象的でカッコイイギターリフを聞かせてくれます。 ブルースロックが進化して出来たハードロックというジャンルでハード・ロックとはこうあるべきだ、こうじゃないといけないという様式美をこのDEEP PURPLEのMACINE HEADである種の完成を見る。 ハードロックというジャンルを確立させた歴史に残る一枚
・「ギランって怪獣の名前みたいですよね」
こんな名盤のレビューなんて、恐れ多くてまともに書けないっス(笑)。なので肩の力抜いて書きます。ロック小僧のほとんどが聞くであろうこのアルバム、しょっぱなからハイウェイスターなわけですよ。野球にたとえれば、先発に高津を出してもう一点もやれんぞ、ていう感じなわけですよ! これだけでもこのアルバムは聞かなくちゃいけません。 で、234と渋めな曲が来るんですが、このアルバムの場合、メインの曲が有名すぎて聞き飽きてるんで、かえってこちらのほうが好きになってしまいます(笑)。 そして、いよいよクリンナップに突入!スモークオンザウォ-ターです。その昔、西田ひかるがスターかくし芸大会でプレイしたほどの名曲なわけですよ!西田の鬼気迫るプレイもこの曲があってこそです!よく分かりませんが(笑)。 続いてもレイジー、スペーストラッキンと、ノゲイラ張りの三段締め、もとい三角絞めです。この破壊力ただ事じゃありません! まあ、このアルバムは聞くというより持ってることが重要なので、たとえモーニング娘しか聞かない人でもお金ためて買いましょう。以上です。
・「ハード・ロックの古典!」
ディープ・パープルが全盛期に放った代表作。 ロック小僧を虜にした「ハイウエイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などハード・ロックの名曲が並ぶアルバム。
ディープ・パープルは、取り分け日本ではウケたように思う。覚えやすいリフとストレートなサウンドが受け留めやすかったのだろう。特に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は聴けば、あっあの曲か!と必ず耳にしていると思う。それくらい流行った。 ロック史上の名盤で、ロックが好きな人には不可欠なアルバム。今や古典!
・「名演ではないが名曲」
誤解を恐れずにいうと、非常にポップな作品。
多くの人がこの作品を手にするきっかけとなるのは、おそらくギタリスト・RICHIE BLACKMOREの名前と共にある①「Highway Star」⑤「Smoke On The Water」といった非常に有名な曲ではないか。
しかしながらBLACKMOREというギタリストに焦点をあてて他作品を聴いていくと、決してこの作品が傑出したものではないことがわかる。
しばしば「狂気の」などといった形容詞とともに語られるこのギタリストであるが、それはいくつかの他作品・ライブ音源で聴かれるプレイにはふさわしい言葉ではあるものの、けっしてこの作品でのギタープレイには適していない。
こういった理由から、ハードロックギターを好むリスナーがその入門として聴き始めるが、しかし他の様々な作品やアーティストを聴くにつれ評価が低くなっていってしまうのがこのアルバムではないだろうか。
ならばこれは魅力に乏しい作品であるといってしまってよいのだろうか?それは大きな間違いである。むしろギタリストBLACKMOREが前面に出てきていないことがこのアルバムを魅力ある名盤たらしめている。曲の良さの拠り所がギタープレイではないということで、それが顕著なのはこのバンドの代表曲としては語られることのない②③④といった曲だ。
ギターを中心にこのアルバムを聴いてはいけない。ここで聴けるのは彼らの長い歴史の中における名演ではなく、彼らがこの時期素晴らしいコンポーザーであったことをしめす名曲である。
・「ハードロックの原点」
ディープ・パープルが紆余曲折の上「イン・ロック」というアルバムでハードっぽいロックを指向して、そして確立させたのがこの「マシンヘッド」です。また「ハードロック」はイントロで決まると私に確信に近いものを植えつけてくれたアルバムです。全曲印象に残るイントロで始まっております。特に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「ハイウェイ・スター」はディープ・パープルと無縁の人も知っているほど知らないうちに耳に入っております。ライブ・イン・ジャパンあたりから入ってきた方がこれを聞くと「意外と大人しい」と思われるかもしれません。そうですね、意外とおとなしめでゆったりめのテンポです。ここからスタートして、ライブで徐々に速く、過激になって行ったんだと思います。今のメタル系も含めてヘビィ、ハード的な概念が形成されるようになった原点だと思っております。そういう意味ではロック史においても極めて重要な1枚です。
・「人柄の良さが滲み出る」
小田和正の番組で再評価のチャンスも生まれている斉藤哲夫。CBSソニー時代の3枚を聴けば、過小評価されたミュージシャンの代表に挙げられる理由も納得できるだろう。
この作品は、CBSソニー時代の3枚の中では最後の作品で、「グッドタイム・ミュージック」や「バイバイ・グッバイ・サラバイ」のような強烈なインパクトのある曲はない代わりに、どれも味わいのある捨てがたい曲が並び、平均点は高く、代表作と言っていい。哲学者と言われた頃の堅さはとれ、いっそうポップになっており、格調がなくなったと感じた人もいただろうが、逆に人柄の滲み出る親しみやすい曲と感じる人もいると思う。特に、ベスト盤から漏れた「ワイングラスいっぱい」「すり切れたレコード」「ソー・ダンス・オールナイト」と言ったノスタルジックなナンバーが、聴けば聴くほど味が出る。そういう意味では、ベスト盤を気に入った人も絶対「買い」である。
今回CDで聴き直して、サウンド的にも優れていると感じたが、それもそのはず、バックの演奏は、林立夫のドラムに後藤次利のベース、ギターが大村憲司、キーボードが松任谷正隆、さらに渡辺勝、駒沢裕城、チト河内といった腕利きの面々が名を連ねており、良質のシンガー・ソングライターのアルバムに仕上がっている。音も良い。
●Niagara Moon 30th Anniversary Edition
・「本編を超えたボーナストラック!?」
本編の素晴らしさは言わずもがなで、何度聴いてもカッコよさとユーモアを両立させた大瀧氏のセンスに脱帽させられる。それにしても今回の聴き所は、ボーナストラックに尽きる。中でも、当時屈指のスタジオミュージシャングループでもあったキャラメルママの細野晴臣&林立夫のリズムセクションは完璧であったことを改めて思い知らされる。特に、このコンビによる「三文ソング」の別バージョンや、「朝からゴキゲン」などは、「論寒牛男」や「シャックリママさん」同様、極めて高水準の演奏テクニックに唸らされっ放しだ。
・「J-pop の歴史に燦然と輝く名盤!」
と言うのも陳腐に過ぎる表現だが、作者本人によるデジタルリマスタリングがついに完成!既に多くのレヴューアーの方々が書かれているように、この作品の本当の凄さはボーナストラックのインストにあると言っても過言ではない。ds、guitar、pianoの緊迫感溢れるタイトな演奏は大滝氏のヴォーカル無しでも十二分に楽しめる。30年前にこの音をさりげなく創ってしまった彼らの音楽性の高さに改めて感心するとともに、「こうやってこの曲が出来ていったのか…」という謎解きのような楽しさ溢れる作品だ。
大滝詠一というと、どうしても「ロンバケ」のイメージが強すぎてソフトバラードばかりやっていたような印象があるが、この「ナイアガラムーン」を筆頭に「ゴー!ゴー!ナイアガラ」や「ナイアガラカレンダー」など(彼流に言うと)ノベルティーソングが詰まったアルバム達は再評価されるべき名盤だと思う。ライナーノーツによると、「これから福生スタジオ・マスタリング・シリーズが続く」とあるのでこちらも楽しみ。
とにかくその第一弾でナイアガラムーンがこういう形で聴けるのはJ-popファンのみならず、全てのポピュラーミュージックファンに朗報であるに違いない。何度繰り返して聴いても良い気分になれます。
・「果たして謎は解かれたのか?新たな謎の始まり!」
師曰く「時代が評価を変える」-変わらぬものがここにある!普遍性とは正にこのことです。いつ聞いても最後まで一気に聞いてしまいます。ボーナストラックはどれをとっても随喜の涙です。師曰く「いつまでもあると思うなナイアガラ」-95年盤を持っている人も持っていない人も一家に一枚いや一人一枚の必需品です!老若男女問わず、ここで逃したらきっと後悔すること間違いなし!嗚呼、今後リリースされる福生スタジオ・マスタリング・シリーズが待ち遠しい!BrianのSMilEといい長生きはするものですな!
・「大瀧昇り」
今回のボーナス・トラックのメインはインストです。この時代でしか結集できなかったミュージシャンによる演奏で、インストでしか発見できなかった音が浮き彫りになりました。しばらくは、本盤ではなくインスト演奏をリピートで聞き込みそうです。特に上原裕(ds)細野晴臣(b)鈴木茂(g)佐藤博(p)山下達郎(strings)の面々による演奏は素晴らしすぎる!なので、ボーナスがインストであった事で購買を躊躇している方は考え直したほうが?
・「1995年盤をはるかにしのぐデジタル・リマスタリングがすばらしい」
1995年にリリースされた、ボーナス・トラックつきリマスタリング盤を聴いているだけでは、この作品のよさがぼくにはよくわかりませんでした。でも、今回、この30周年記念盤を聴いてみて、曲や詞以前に、日本のミュージシャンが高度な演奏テクニックで、ファンキーでジャジーなグルーヴを奏でていることがわかって驚きました。最新デジタル・リマスタリングの結果、あきらかにひとつひとつの音の響きが変わっています、もちろんいい方向に。さらに、95年にリリースされた、ボーナス・トラックつきリマスタリング盤には収められていなかった、アルバム用の生々しい全セッションが新ボーナス・トラックとして収められています。おもにインスト。とにかくすごい演奏力ですね。1995年盤はCDラックで眠っていたのですが、この30周年盤はぼくにとって愛聴盤になることまちがいなしです。ブックレットに関しては、95年盤に寄せられた解説が転載されていないのは残念ですが、大瀧氏もしくは彼の分身がアナログ・リリース時に書いたとされるライナー・ノーツと解説文は載っています。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「骨太日本」
今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。
・「今でもすばらしい。名曲ぞろい!」
うれしい。CD選書盤では持っていたけど、やっぱりこの感触はすばらしくうれしい。
リマスタートのこと、早速聴いてみると、音圧がアップし、音質もクリアになっています。
曲は当然、当時大ヒットしただけあって、今聞いても十分堪能できます。
一緒に聞いていた長男が、 「加川良の手紙」に”変な曲” 「馬」に大笑いして”なんて曲なの”と反応を示しています。
自分でギターを持ち出して、最初から最後まで全曲歌ってしまいたくなります。中でも「祭りのあと」は特に秀逸で、何度も繰り返し聞いてしまいました。
過去に聴いたことがある人にも、聞いたことがない人にも拓郎に少しでも興味が出てきたならば、一番のお勧めでしょう。
曲がヒットして色々と批判めいたことを言われていた事に対する思いを、拓郎自身が書いている封入されていた当時の文章を読み返して、また、懐かしくもありました。この時期まだ、ニューミュージックという呼び方は存在しません。フォークと呼ばれていました。フォークは売れてはいけない、商業主義ではいけない、と、そういう時代だったんですね。
・「たくろうのエッセンスがこの1枚に」
私が洋楽一辺倒だった高校生の頃にリリースされたアルバムです。初めて聴いた時も今も感動は変わりません。個々の楽曲の完成度が高いのです。曲の順番もこれ以外は考えられないくらい周到にセッティングされています。1曲目は「春だったね」以外はありえないし、「旅の宿」の絶妙なポジショニングはどうでしょう。あの名盤サージェント・ペパーズにも似て、これはトータルで聞くたくろうの世界です。これまで彼は何枚のアルバムをリリースしたたは知りませんが、私の中では間違いなくベストアルバムです。星10個あげたいね :−)
・「これは日本のサージェント、ペパーズです。」
ビートルズを知らないより知ってた方が絶対に豊かですよね、拓郎に出会えて、出会うことができた人はしあわせですよね、これを手に入れることができたしあわせは・・・どれだけ豊かになれたことか。それは拓郎のファンはこのアルバムに関しては共通した宝物だから、皆でしあわせなんだよね。なんかさ・・・恋人ができたりすると、二人にしか解らないことがあるじゃないですか、外から見てるととてもアホくさとか思うんだけどね、その「アホくさ」ってのがさ・・・この元気ですってのが、ものすげーアルバムだって俺たち皆は解ってるけど、「アホくさ」って思って人が居るってのが、いいよいいよ知らなくて、中途半端に解ったなんて言われたくないし、外に居ていいからって思う訳です。・・・歴史に残る名盤ですよ、宝物なんだからさ、大切にしてもらわないと困りますものね。
これを残せたことで、拓郎さん・・悔いはないでしょう、これは日本のサージェント、ペパーズです。これに出会えてよかった・・・。
・「全ての意味で潔さを感じる快作」
飾り気なし、媚びもなし。 今、自分が思っていること・考えていることを、歌にしてみたらこうなりましたというだけのものなんだろうけど、それが聴き手には格好良かったり気持良かったりも感じる。 ぶっきらぼうな歌い方・字余りの歌詞だって、非難どころか、魅力に思えてしまう。
・「グレート「フォーク」ギターアルバム」
まさにグレート「フォーク」ギターアルバムです。全15曲、とにかくフォークギターの感触が生々しく、素晴らしい。あるときはザクザクとストローク。あるときは、バンジョーも交えて、複数のアルペジオが絶妙にからむ。拓郎氏のぶっきらぼうなボーカルを優しく縁取っています。
●氷の世界
・「自己嫌悪、復活!」
曲目のところに、自己嫌悪が復活していますね。まさか、間違いではないと思われます。これでやっと、全篇が完全復活。音質も、先に発売となっているRemaster同様、クリアになっているでしょうし、紙ジャケも、当時の紙質にまで気を配って再現されているとのことで、とても価値ある再発といえますね。陽水ファンには、たまりませーん!
ポリドール時代は、全盤、(もう一度)買うぞー!
・「オリジナルのアルバム所収の「自己嫌悪」を聴くことができるようになって嬉しく思っています」
1973年3月の発売ですから、日本のフォークブームの絶頂の頃ですね。日本のレコード史上で始めてミリオンセラーを打ちたてたアルバムでした。確かに名曲揃いですね。今聴いても古さを全く感じさせないアルバムです。レコードを必死になって聴いたせいで、収録曲のほとんどを30年経った今でも歌うことができます。若い頃、楽譜を買って一生懸命練習した賜物かもしれません。
7曲目の「自己嫌悪」は、その歌詞に使われている言葉によって、制作会社がひととき自主規制をしたため、聴けなくなっていました。差別を生み出す土壌は問題ですが、芸術作品における「言葉狩り」は、表現の幅を狭くする恐れがあります。このCDでは、発売当初同様、全てを聴くことができるようになって幸いですが・・・。
「白い一日」の小椋佳と陽水の歌いまわしの違いが当時とても新鮮でした。どちらの声も魅力的ですが、内面の淋しさを声にのせられると言う意味で貴重な歌手ですね。その魅力的な声は、30年経ってもちっとも衰えていないのが不思議です。
これだけ個性溢れる曲がつまっているアルバムはないでしょうね。「永遠の名作アルバム」でしょう、特に我々の50歳を越した世代では・・。
・「若き天才の金字塔」
日本フォークの最高傑作だと思います。
「帰れない二人」、「心もよう」、「氷の世界」それに「おやすみ」。若き天才陽水と、当時としてはぶっ飛んだアレンジャー星勝という最高のタッグによる傑作です。このアルバムに特有のムードというのは、狂気じみたテンションの高さがヒリヒリと伝わってくるところです。陽水の絶望と官能を行ったり来たりするヴォーカルは、その後の陽水の甘いヴォーカルスタイルとは別人のよう。心を打つというか、怖い。 当時「これ、フォーク?」と感じたことを思い出します。J-POPをある程度体系的に勉強している方は必聴です。
・「不朽の名作」
日本のレコード史上初のミリオンセラーということで、音楽的な面だけでなく、経済的な面からも注目された大ヒットアルバム。 もちろん大ヒットしただけあって、収録されている曲はどれも皆名曲ばかり。いまだにカラオケのリクエストランキングフォークソング部門でトップを取っている「帰れない二人」や、表題作になっている「氷の世界」はもちろんのこと、一時期自主規制という不可思議な理由で収録されていなかった「自己嫌悪」、つい二年ほど前も若手のミュージシャンによってカバーされた「心もよう」など、並んでいる曲目はどれを取っても隙の無い素晴らしいものばかりです。 また、このアルバムの十曲目に収録されている「桜三月散歩道」では、滅多に聞くことの出来ない陽水の「語り」を聞くことが出来ます。「語り」を聞くことが出来るのは陽水の全ての曲の中でも恐らく、この「桜三月散歩道」と『ユナイテッドカバー』に収録されている「嵐を呼ぶ男」だけでしょう。 いつ聞いても、何度聞いても良い。これこそまさに不朽の名作と呼ぶに相応しいアルバムでしょう。
・「宇宙一」
世の中に音楽アルバムは幾多あるが,井上陽水『氷の世界』こそ,史上最高のアルバムだと断言できる.ほぼ30年前に爆発的に売れた作品であるが,30年たっても,最近の日本の曲よりむしろ斬新なのに驚かされる.
・「昭和な感じがいいです」
モンテカルロ珈琲店(小さな喫茶店)のCDが欲しいがために、探しに探してこのCDにたどり着きました。聞いてみると、この全曲に渡る昭和な感じになんとも言いがたい魅力を感じました。どの曲も好きです。
・「決意表明。」
あの伝説の引退コンサートの直後に発表された、ラスト・オリジナル・アルバム。 引退コンサートのオープニングでも歌われたタイトル・チューンで「私のゴールは数えきれない人達の胸じゃない」と決意表明。マイクを置く姿を思い出さずにはいられません。鮮やか過ぎます。 作家陣も、阿木&竜童夫妻だけでなく、谷村新司、井上陽水、来生たかお、杉真理、芳野藤丸と多彩かつ超豪華で、有終の美を飾るにふさわしく、とてもハイクオリティ。 百恵さんが単なるアイドルの域を超えた、素晴らしいボーカリストであったことがよくわかる作品です。
・「ジャコ全面参加の衝撃作」
創設時の中心メンバー、ミロスラフ・ヴィトウス(b)の脱退後、ジョー・ザヴィヌル(kb)とウェイン・ショーター(ts/ss)の双頭リーダーによるバンドとして、リズムセクションをアルバム毎に入れ替えながらも、他に比肩するバンドがない程のオリジナリティと先進性をもって常にシーンをリードしていたウェザー・リポートだが、ジャコ・パストリアスという驚異のベーシストの参加で、バンド内の勢力図が一気に変わってしまったのがこのアルバムだ。前作では2曲だけの参加であったが、この作品から全面参加、しかもコ・プロデューサーとしてアルバムへの貢献度はショーターより高い。今でこそ多くのフォロワーを生み、耳慣れた感のあるジャコの革新的なベースプレイは、楽曲の構成に影響を与えるほど魅力的かつ新鮮で、どの曲でも思わず耳を奪われてしまう。冒頭曲の”Birdland”がザ・マンハッタン・トランスファーにカバーされ最も有名になったため、一般的にはこのアルバムが代表作とされているが、むしろ「ザヴィヌル=ショーター=ジャコ」という強力トライアングルによる新生ウェザー・リポートの衝撃的第一作である。
・「ザヴィヌルの音楽的独裁を崩した凄い奴」
WRの歴史中もっともポップな曲が目白押しのアルバム。全曲シングルカットしてもよいくらいにキャッチーで格好良い。前作で加入したジャコのテクは今更言うに及ばないが、前任者との違いを比べると、ベースらしくないメロディとしての要素が高いカラフルなベースを弾いてるな~という感じで、確かに「バードランド」「お前のしるし」など、この美しい音色のベースがなければ完成したと思えない曲ばかり。「機械では弾けないベース」を望むザヴィヌルの眼鏡に十分応えている。しかしそれ以上に、全曲にわたって芽生えた中南米っぽい曲調など、彼の功績は、演奏家としてのみにとどまらず、WRに親しみやすさとポピュラリティを持ってきた作曲家としても大きいところにあると思う。ベース演奏をギターやピアノよりも美しく聴かせる作曲能力の高さなんかはほかの奴らと比べ物にならないわけで・・・。この点は文句なしにWR史上最高のベーシスト、いや一番ザヴィヌルの地位を脅かした音楽家として評価したい。いくら頑張っても、ジャコ以外の人間はWR=ザヴィヌルという絶対性を変えられなかったのだから。演奏家としては個人的には前任者(アルフォンソ・ジョンソン)の方が好きだが、総合的な音楽家としてはジャコの偉大さを再認識した。ベースが上手いだけではジャコとはまだ比較できないのね・・・。
なお、彼の中南米音楽の傾向は友人のパットとは少し違い、ちょっと危険な雰囲気に満ちた人間臭さが良く出ていて面白い。彼のコピーはこういう音楽性まで理解する必要があったりするから難しいのだろう。
・「ジャコの全面参加により、高みを増したWRの人気アルバムです」
ジャコパストリアスの全面参加、①のシングルカットによって、ウェザーリポートの代表作ともいわれることの多いアルバムです。
ただ、ジャコに焦点があたりがちなアルバムですが、やはり彼らの真骨頂は、元マイルスグループのジョーザビヌル、ウェインショーターを初めとする抜群の演奏力と、圧倒的な曲の良さではないでしょうか。抜群に美しいバラードの②、ファンキーな③、パーカッション部隊が大暴れする⑤、プログレッシブな⑦等、曲調もバラエティに富んでおり、ショーターのsax、ザビヌルのkey、そしてそれを支えるジャコのbらメンバーのプレーも絶好調であり、まさに名曲・名演のオンパレードになっています。フュージョンファンに是非お奨めしたいアルバムです。
・「最大風速」
ウェザーリポートの音楽エネルギーが爆発した大傑作アルバム。とにかく勢いがある。ノリノリでポップな「バードランド」、ショーターのサックスがこのうえなく美しい「お前のしるし」、ジャコのベースワーク炸裂の「ティーンタウン」と初めの3曲でも多彩な内容だが、後半の「パラディウム」と「ハボナ」も物凄い熱の入れよう。(特にハボナは鬼気迫る感じで全員が狂ったかのように激しい演奏を披露)全体的に、宇宙的な雰囲気からくる神秘性とファンクが見事に「フュージョン」している。ウェザーリポートならではの、先を予想できないスリル、ゾクゾク感が存分に味わえる。
・「さいこ~です!」
アレックス・アクーニャのリズム感が最高で、パーカッショニストとしての彼の持ち味が全開でグッドです。彼のドラムスはやっぱり普通ではないですね。一曲目の叩き方なんか尋常ではなく、バランスの取れたぶれ方が絶妙でひたすら気持ち良い!ジャコの音がそこに加わるので天国ですね。"A remark you made"でのジャコのフェンダーの音が良く伸びてて気持ちいい~。アレックスのシンバルの音が綺麗。僕はもともと耳が若干悪いので、それだけで余計に集中して聴いてしまうのですが、やはり彼らのやっている事はリズム隊が本当に良い音を出していると思うし、グルーブの仕方が野性的でスリルがありますね。"Teen Town"のウェイン・ショーターの吹き方、リズムの間をぬってブッ!とやるところとか、オオッと何回聴いても思ってセンス・オブ・ワンダーがあって良いですね。"Harlequin"も、ウェインの宇宙的なメロディと彼の空間を抉り取るような音が素晴らしい。"Rumba Mama"での、マノロ・バドレーナの雄叫びがこのアルバムの野性味を象徴している感じがします。ここでのアレックスのタイム感がやっぱし凄い。"Palladium"は、やっぱり空想科学小説的展開を見せてウェインの世界ですね。大好きです! ジャコのベースラインと、ジョーさんのキーボードのバッキングがやたらとかっこいい。スティールパンみたいな音(シンセ?)がジャコっぽくて効果的。"The Jugler"はまるっきりジャコの世界で、どこか分りませんが南の島の青い木とココナツ的。最後のず~んというベースの一音。"Havona"のベースラインは、まさしくジャコ。猛烈にスウィングですばらし~! 野性味と構成美がうまくバランスして、天才的。
・「これこそクロスオーバー」
最高です!プログレッシブロックと言ってもいいでしょうEL&P的+JAZZのスパイスを絡めたら、こんな感じになるんでしょうね
マイルスもすごいですが、チックコリアも・・・すごい!ROCKファン・・特にYES・クリムゾン・ELP好きの貴方!
これは、、聴かないと!
・「あー、鳥肌が立つ。」
とにかく、3曲目のRomantic Warriorを聴いてください。チックコリアのピアノがハードロックしてます。いや、メタルと言ってもいいかもしれません。今でも、たまに車の中で聞くのですが6分過ぎのピアノを聴くと思わずアクセルに力が入ります。 だから、車では聴かないようにしましょう。
・「イントロにしびれる!」
あー懐かしい。学生時代にはよく聞いたなー。1曲目のMEDIEVAL OVERTUNEの印象的な透明なイントロは今聞いても新しく感じてしまうのは俺だけ?
前面に透明感・スピード感・ハーモニーがあふれてます。もし聞いていない人がいればぜひお勧め!
・「煌びやかで荘厳」
まず1曲目で引き込まれる。スピード感あふれるナンバーだ。4曲目も物語性があって飽きない。ジャケットもRPGゲームみたいでいい。キッツイフュージョンが大丈夫な人なら気に入っていただけると思う。1STとはだいぶ(てか、かなり)音楽性が変わってしまったが、RTFはなおチック・コリアらしいかっこよさを追求したWRと並ぶスーパーバンドだったと思う。
・「無碍な世界観」
今年、まさかまさかの再々結成をしたReturn to Forever。あまりの懐かしさに引っ張り出して聞いちゃいましたよ。いやぁ〜いいね!!本当に久しぶりに聞いたんだけど1曲目「Medieval Overture」のクリアなイントロ聞いた瞬間一気に脳裏の奥底にあった物語が甦ったねぇ。あとは心地よく身を任せて、脳はドライヴしまくりでした。この1曲目が一番好きだったんだよな〜・・・と何とも懐かしく感慨に耽りました。
それにしても今聞いてもビックリ仰天のサウンドだ。フージョン、プログレなんなのか?ジャンル分けはどうでもいいが凄い。チック・コリアの多彩なキーボードワークに、拍手するしかないアル・ディ・メオラの弾きっぷり、レニー・ホワイトの正確で、スマートかつスピーディーなドラミングに、まさに自由自在、変幻自在のスタンリー・クラークのベースプレイと最高すぎるね。これ以上ないメンバーだ。個々のソロ作品を聞いても、まさに地下水脈でつながってるようなフィーリングがこの四人にあったような気がするね(スタンリー・クラークは少しタイプが違うが)。個人的にはレニー・ホワイトなんかが作るセンスが一番好きなんだがまさにここでは四人の天才的センスのぶつかりあいが素晴らしい世界観を創りあげてる。
一番それがよく顕れてるのはタイトル・トラックの[3]だろう。まさにやれる事を全部やりつくしたかの如く、個々人が持ってる技量を全部最高の形で詰め込んだ贅沢な1曲だ。
アルバムのコンセプトに則って、その他の曲も皆ドラマチックで全然飽きがこないね。
昔ファンだった人も、これから聞いてみようと思う人にもお奨めな一枚ですよ!ジャケットを眺めながら聞いて物語に入ろう!!
・「衝撃だった・・・」
「モンスター」などで以前から取り組んでいたエレキ路線だったが、マテリアルと組んで、とうとうここまできたか!という衝撃を受けた。
この頃の前後で、評論家からは「ハービーは何がしたいのか?」という疑問符付きのコメントが多く語られたが、マイルスもそれまでのジャズを変えてしまったように、ハービーも同じくジャンルの新たな「融合」を模索していたのだろうと思う。
これからも変化しつづけるであろう現代のヒップ・ホップの原点がここにあり、即興を駆使した音楽もジャンルを越えてひろく拡散している。
・「時代を読むハービーの1発!」
もう20年近く前の作品。当時ヒップホップ、スクラッチ、という概念をこのレコードで知った人も多い。ビル・ラズウェルも。 今の比較的若いリスナーには結構普通に聞こえると思うが、当時はほんとに未来音楽だった。ヒットした「Rock It」のビデオクリップで使われてたロボットたちの映像も今みるとしょぼいが当時はえらくカッコよかった。
ではこの音楽に今価値はないのかというと、全然そんなことはない。このジャンルの音のクラシックとして伝えられるべき衝撃とパワーは健在だ。 ジャズ・ピアニストのハービーとは完全に別人だと思って聞くべし。
・「ヒップホップ、ジャズファンク」
コマーシャルなディスコ路線/ヒップホップ路線。あたまでっかちなジャズ屋がストリートミュージックを突然やろうとしても頭の転換はできても肉体の転換はすぐにはできないことを露呈。その証拠にハービーはヒップホップビートなのにモードでソロ=アドリブをとっているこれは明らかに対応できていない証拠。
マルコムマクラーレンみたいなビルラズエルをひっぱりこんでのお仕事10点中5点 ややださいですね
・「女の顔はひとつじゃないよ」
このアルバムをずっと探していました。当時は『Lee Oskar & War』というアーティスト名だったと思います。3曲目は資生堂のCMに使われていました。CMのコピーは確か『女の顔はひとつじゃないよ』だったと思います。僕の記憶が正しければですけどね。このCMコピーのように男と女の恋のかけひきみたいなのが伝わってくるアルバムです。だって、男の足音とドアをノックする音から始まるんですよ。こんなレビューを書くのは僕だけでしょうか?
・「The Promised Land」
1980年頃ずっと好きで聞いていた曲、3部構成になっているこのアルバムを探し続けていました。ハーモニックス、The Best Of Ree Oskarと聞いてやっとこのアルバムにたどり着き、感激しています。哀愁を誘うストーリーを描きながら聞き入っています。ぜひREMEMBER HOME1,2,3と続けて全部聞いて欲しいですね。癒されます。
・「これはドラマです」
近づいてくる靴音が止まり、ドアをノックする音に続いてハーモニカの寂しげな音色が響く1曲目。2曲目以降も船の汽笛や海鳥の声が効果的に使われる。「旅」をイメージした一編のドラマが見えるような構成に驚いた。初めて聞いたのは1983年ごろだったろうか、友人からアルバムを借りて何度も聞いた覚えがある。
ハーモニカの使い手は数あるなかに、これほどまでにドラマチックに歌い上げ、哀愁をかきたてる奏者を知らない。また、リー・オスカーの他のアルバムでも聴いたことがない。まさに異色の傑作。
たった10個の穴の開いた、片手に楽々はいる楽器が、これほど心にしみる音色とメロディーを奏でることができることには驚く他、方法がない。
・「リーオスカーの名盤」
20数年前に友人から借りたレコードがこのアルバムでした それ以来ずーとレコードを探していました 偶然にもこのCDを見つけたときは信じられませんでした まさかCD化されているとは 音質的には繊細さや深みと言う点ではレコードの方が上かもしれませんがスケール感はCDの方がだんぜん上です リーオスカーの名盤中の名盤を気軽に聞けることはすばらしいことです特に1曲目の足音、ドアのノック音、zippoに火をつけたばこを吸う音 とてもリアルです あまり人には教えたくありませんが絶対お買い得な1枚です
・「Lee Oskar」
ハーモニカのメロディーにとても癒されます。やっぱり良いものは何十年経ってもいいですネ。
・「Tee For You」
ンもう1発目からゴキゲンなTee Time。ゴリラなドラム、ベースラインに、この男のヴォーカルとピアノが乗れば、座っていられる筈もございません。いぶし銀のスタジオミュージシャンとして知られている彼ですが、看板モノに敵うわけないでしょう?一発音が出るだけで、Teeとわかる音粒は、これからも永遠に僕たちを楽しませてくれるでしょう。この素晴らしいアルバムに会えた事自体に感謝したいです。1曲目から、最後のスピニング・ソング迄のマジックにあなたも浸ってみませんか?(曲の途中で、歌声やアンサンブルにまじって、”デヘヘヘっ”とか聞こえるのが、更に超Cuteだ・・・)
・「安心して聞ける、何度も聞ける。」
恐らくギターの方が有名なのでしょうが、私はこの人のゆったりした歌が大好きです。甘いんだけど、すっきりしてて、でもリズミカル。とても安心して聞いていられます。<3>は歌詞とかろくに調べないまま、胎教に使ってました。この人のアルバムの中では、これが一番好きです。
・「ヒット・メーカー、クインシー・ジョーンズを迎えたアルバム」
超ヒット・メーカー、クインシー・ジョーンズによるプロデュース。彼のプロデュースの仕方がよく、親しみのあるポップで聴きやすい。加えて多くの有名ミュージシャンを迎えている。
ブラコンのフィーリングも溶け込んだ作品であり、よく洗練されたものだ。年代的なものを感じてしまうのは仕方ないけど、フュージョン好きな人にはかって損するものではないだろう。
タイトル曲#4が一番人気でしょうかね?リー・リトナーに加え、アブラハム・ラボリエル、ハービー・ハンコックにリチャード・ティー。バック・ヴォーカルにパティ・オースティン他を迎えている。強靭なジェリー兵隊の存在も忘れてはいけない。リトナーは#2他にも参加。この時期よりセッションよりソロを重視してくるから、ベンソンとの組み合わせはこの時期でしか聴けないモノだろう。パティ・オースティンをソリストに迎えた#3もメロウで美しいものだ。お得意のスキャットを取り入れた#6、ベンソンはギターを取らない、リトナーのアコギがさらりとした感じに綺麗な#7、キーボードが流麗な#8、ティーにハンコック、更にジョージ・デュークを加えた#9・・・と結構豪勢なメンバーの作品ですな。他気になったアーティストにはルイ・ジョンソン(b)やジョン・ロビンソン(d)、ポリーニョ・ダ・コスタ(per)あたり。
まあ、それだけ有名ミュージシャンを迎えたものだから、ハズレはけっしてないわけで、クインシーだしね。
・「ブラック・コンテンポラリーの名作!」
ジョージ・ベンソンの作品では1番好きなアルバムです。プロデュースをクインシー・ジョーンズが受け持ったことで、作品自体がソフィスケートされたポップな感じで、ジョージ・ベンソンのヴォーカルとギターがさらに魅力が増したように思います。
・「すご~くかっこいい!」
クィンシーのプロデュースで、ジョンロビンソンがタイコだし、ルイスジョンソンはいるは、ジェリヘイだのラリーウィリアムズだのリーリトナーでしょ、ポーリーニョコスタにハービーハンコックでしょ。そして、どこからどう聴いても彼女にしか聴こえないパティオースティンの見事に奥行きのあるバックコーラス。完璧ですねえ。今聴いてもすっごくかっこいいし、楽しいです。最近ファンになった方に特にオススメですね。
・「ブリージンより衝撃的」
その名の如くそよ風のようなマイルドで爽やかなサウンドのBREEZINと違い、クインシーがプロデュースしたこの作品はジョージの新しい顔を見せ付けた。まず、ミキシング面で前作とは著しく変化を見せアレンジではブラスを多用している。次にソリッドなギターサウンド、しかも曲によっては他のギタリストが大きくリードを弾いている。最大の相違はボーカルにスポットが当てられていること。大半がボーカル曲である。サウンド面ではR・テンパートンの比重も大きいが、選曲ではイヴァン・リンスやJ・ムーディの作品が採用され、マイケル・ジャクソンをメガヒット・スターに押し上げたクインシーの手腕が遺憾なく発揮されている。
・「今なお輝き続ける名曲」
このアルバムで特筆すべき点は、2曲だけですがアース・ウインド&ファイアー(EW&F)のリーダー、モーリス・ホワイトがプロデュースし、EW&Fのメンバーが全面的に参加していることです。そのうちタイトル曲でもある「SUN GODDESS(太陽の女神)」は名曲です。モーリス・ホワイトもかなり気に入っていたようで、EW&Fのライブでもひんぱんに演奏しており、ライブアルバム「Gratitude(灼熱の狂宴)」、「暗黒への挑戦~アライヴ・イン’75」で聴くことができます。(アライヴ・イン’75では、ラムゼイルイスがゲスト参加!)他の5曲はいわゆる王道のジャズファンクで、アルバムとしての統一感はありません。それでも★5つでも足りないくらい「SUN GODDESS(太陽の女神)」は素晴らしい曲です。
・「70'sグルーヴの最高峰」
いま尚"グルーヴ"を提供し続けているファンクマスター、R.ルイス '74の傑作と呼ばれるのがこれ。元R.ルイス・バンドのM.ホワイト(E,W & F)がプロデュースで参加していますが、V.ホワイト、P.ベイリー等E,W & Fメンバーも参加しています。そのうちの1曲、タイトル曲の[1]は秀逸。このグルーヴ、気持ちいいとしか言い様がありません(コーラスワークがE,W & Fまんまのような気がしますが、そこはご愛嬌)。[2]ではS.ワンダーを採り上げていたりもします。未だ色褪せない70'sグルーヴものの一品としてどうぞ。
・「ニーナの最高傑作というよりは」
ビリーホリデーのコモドアセッションと肩を並べるジャズボーカルの金字塔的作品だと思います。ジャズというジャンルでくくってしまうのに、チョット違和感がありますが。3日前に買ったのですが、友人達に勧めまくってます。すぐにとは言いませんが、いつか聞いて下さい。
・「これぞ至宝の名盤」
誰もがこのアルバムを「名盤」として推すことに対して否定はしないほどの“名盤中の名盤”。確かに、コルトレーンの中では異彩を放つアルバムだが、本アルバムとビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビィ」をジャズアルバムの双璧としてあげる人は多い。というわけで、ジャズファンもさることながら、すべての人に是非聴いて頂きたいアルバムです。まだ再発版を持っておられないのであれば、未発表テイクを含めたこちらの方もお勧めです。
・「2枚目の曲は、デラックス・エディションならでは収録曲でした」
『バラード』は、ジャズの王道だと思います。1962年秋から1963年春にかけては、本作だけでなく、『デューク・エリントン&コルトレーン』、そして『コルトレーン&ジョニー・ハートマン』という愛聴すべき録音が残された時です。
この情感溢れる作品群が同時期に収録されたことに対して、コルトレーンのマウスピースの調子が悪かったので、激しくブローできなかった、早いパッセージが吹けなかったという話がありますが、たとえそうだとしても、これだけ内なる思いを飾らずストレートに表現し得たということが、コルトレーンの名声を高めていますし、このアルバムが名バラード集として後世に残る所以だと思います。 激しく吹きまくるコルトレーンのイメージに合わない、という評もありますが、何回聞いても飽きがこないだけでなく、どんどん良さが深まっていきます。
求道者とも称えられ、『至上の愛』で聴くことの出来る真面目で直向なコルトレーンが、『バラード』では、少し自分を解放し、リリシズムに酔っているように聞こえるのはリスナーとしてもホッとしますね。 後にフリージャズの代表とも言える『アセンション』の世界に突入するわけですが、音楽を慈しんでいるという雰囲気は何事にも代えがたいものがあります。
少しのフレーズを聴くだけでひき込まれ、名歌手の歌唱同様、奏でられる音の一つ一つをじっくりと味わいたくなります。ヴィブラートも過剰ではなく、曲の良さを最大限に表現しているこのアルバムこそ、ジャズ界に残した金字塔だと言えるでしょう。
・「全編緊張感が漂っている」
何度聞いたか知れません。
タイトルは「バラード」ですが、なぜか聞くたびに緊張感を持って聞いてます。リラックスするのではなく、頭がさえてしまうのです。
疲れているときに聞くとよけい覚醒してしまう、まるで麻薬のようなアルバムです。友人もそんなことを申してました。
飽きの来ないアルバムには不思議な魅力があるものです。
・「くるまれる幸せ」
John Coltrane(tenor sax), McCoy Tyner(piano), Elvin Jones(drums),Jimmy Garrison(bass,[1]-[6],[8]), Reggie Workman(bass,[7])録音:1962年11月13日([1]-[5]), 1962年9月18日([6],[8]), 1961年12月21日([7])
もはや語りつくされてる名盤ですが、これ以上ない「温もり」と「安らぎ」をくれる一枚ですね。肌寒い季節に、あったかい布団にくるまれてるようなそんな幸せです。そうなれば二度寝、三度寝なんてあたりまえですが(笑)、ここでのトレーンの温もりがにじみでるようなテナーの音色も一度聞き始めると、もう何もかも忘れずーっとくるまれていたいんです。マッコイ・タイナー、エルヴィン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソンの真心あふれるサポートがまたあったかい。
全曲、どの演奏も好きですが、個人的に愛聴してるのは[7]の「It's Easy to Remember」だ。もうこれ以上ないメロディー。。聞きすぎて一生頭から離れないと思う。情がにじみ出てるホーンの優しい音色に、ここではレジー・ワークマンがベース奏者ですが、とにかく優しい音だ。エルヴィンのドラムが盛り上げるドラマチックな曲の締め方がまたいいんです。
就寝前に聞いたり、ちょっと一息つきたい時にはピッタリですが、僕個人的には仕事終わり、帰途の車中でかけるこの一枚は最高の贅沢なんです。
・「非常に聞き易いコルトレーンです!」
ジャズ・ファンの方でもちょっとコルトレーンは・・・と言う方が多いのではないでしょうか。 私もその一人です(現在形)。 ただ、このCDだけはお薦めです。 特に、セイ・イットをじっくり聞いて下さい。 涙がこぼれませんか? メンバーも、マッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)そしてあのエルヴィン・ジョーンズ(ドラムス)と超一流です。 是非彼らのプレイを堪能して下さい。 このCDに出会えて良かったと思えますよ、絶対。
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