マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】 (詳細)
ガス・ヴァン・サント(監督), キアヌ・リーヴス(俳優), リヴァー・フェニックス(俳優), ジェームス・ルッソ(俳優), ウィリアム・リチャート(俳優), キアラ・カゼッリ(俳優), ウド・キアー(俳優), ローリー・パーカー(プロデュース)
「生き延びた者」「寂しいが妥当な結末」「ずっと」「哀しくなる映画」「キアヌ・リーブスが来日して少し老けたなあと思い、盟友を思い出しました…!」
ラストデイズ (詳細)
ガス・ヴァン・サント(監督), マイケル・ピット(俳優), ルーカス・ハース(俳優)
「「エレファント」以上」「良い意味で「何コレ?」」「あっけらかんとした混沌」「不安だろ?」「コートニー・ラヴ」
ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (詳細)
ジュリアン・テンプル(監督), セックス・ピストルズ(俳優)
「基本的には「ノーフューチャー」のほうをおすすめするが・・・」
ギルバート・グレイプ (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), ジョニー・デップ(俳優), ジュリエット・ルイス(俳優), レオナルド・ディカプリオ(俳優)
「愛に満ち溢れた物語。」「再販して下さい!」「愛とはそこにいること 」「大好きな映画です!!」「壊れかけても直し育めるのが家族愛」
HITOSHI MATSUMOTO VISUALBUM DVDスーパーBOX (詳細)
松本人志(俳優)
「お笑いであり、アート?」「天才・松本人志の世界」「必見」「松本人志、ここにあり」「本物の松本」
トゥルー・ロマンス (詳細)
トニー・スコット(監督), クリスチャン・スレイター(俳優), パトリシア・アークエット(俳優), デニス・ホッパー(俳優), バル・キルマー(俳優), ゲイリー・オールドマン(俳優), ブラッド・ピット(俳優)
「今でも・・・」「最高!!」「You Are So COOL!!」「ファインプレー、トニスコ」「DTS・・・」
ヒート<DTS EDITION> (詳細)
マイケル・マン(監督), アル・パチーノ(俳優), ロバート・デ・ニーロ(俳優), ヴァル・キルマー(俳優), ジョン・ボイト(俳優), トム・サイズモア(俳優)
「心に残るはず。そして何回も拝見したくなる…そんな映画」「これぞ、男の美学!」「漢達の熱い映画です」「メチャメチャカッコイイ」「孤高の男vs孤高の男」
ファイト・クラブ (詳細)
デビッド・フィンチャー(監督), ブラッド・ピット(俳優), エドワード・ノートン(俳優)
「世紀末にふさわしい傑作!」「いやいやいや!興奮しました!」「ケチの付け所がない傑作」「これは芸術である」「骨太で生命力に溢れた傑作」
バットマン ビギンズ 特別版 (詳細)
クリストファー・ノーラン(監督), クリスチャン・ベール(俳優), マイケル・ケイン(俳優), リーアム・ニーソン(俳優), ケイティ・ホームズ(俳優), ゲイリー・オールドマン(俳優), トム・ウィルキンソン(俳優), 渡辺謙(俳優), モーガン・フリーマン(俳優)
「今までとは路線が違います。」「結構難しいのでは?」「バットマンの始まりと「新世代の」バットマンの始まり」「鳥肌モノのかっこよさ」「このスタッフの続編が見たい!」
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 (詳細)
ウォルター・サレス(監督), ガエル・ガルシア・ベルナル(俳優), ロドリゴ・デ・ラ・セルナ(俳優), ミア・マエストロ(俳優), ホセ・リベラ(脚本)
「一見は百聞にしかず」「静かに、心がざわつかされる映画」「ゲバラを知らなくても」「造られた感じがあまりしない、自然な雰囲気です」「南米の悲しいほど美しい星」
ブラウン・バニー (詳細)
ヴィンセント・ギャロ(俳優), クロエ・セヴィニー(俳優)
「空想のようで超リアルな現実」「画竜点睛」「バッファローを越えるか」「放浪」「男の矮小さの中で知らされる真実」
ショーシャンクの空に (詳細)
フランク・ダラボン(監督), ティム・ロビンス(俳優), モーガン・フリーマン(俳優), ウィリアム・サドラー(俳優), ボブ・ガントン(俳優), ジェームズ・ホイットモア(俳優), スティーブン・キング(原著)
「redemption:救出、履行」「★6つの傑作映画!!」「「友」と「希望」」「冤罪という犯罪に」「勇気をもらえる映画」
恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション (詳細)
ミシェル・ゴンドリー(監督), ガエル・ガルシア・ベルナル.シャルロット・ゲンズブール.アラン・シャバ.ミュウ=ミュウ(俳優)
「夢の中へ」「ゴンドリーワールド」「現実と妄想の世界がめまぐるしく交錯する可笑しくも哀しい物語。」「2007年の1番カモ 」「コドモなオトナが楽しむ世界」
コントロール デラックス版 (詳細)
アントン・コービン(監督), サム・ライリー(俳優), サマンサ・モートン(俳優), アレクサンドラ・マリア・ララ(俳優)
ダークナイト 特別版 (詳細)
クリストファー・ノーラン(監督), クリスチャン・ベール(俳優), マイケル・ケイン(俳優), ヒース・レジャー(俳優), ゲーリー・オールドマン(俳優), アーロン・エッカート(俳優)
「最狂」「ヒース・レジャー」「悪があるから正義が存在するのか、正義があるから悪が存在するのか」「既に多くの方が傑作ぶりを伝えていますので簡単に。」「この映画に生きている間に出会えてよかった。」
● 心の旅(映像編)
● 映画館
● 笑脳を刺激する
● 泣ける映画等
● 大好き!
● movie
● 「それが人生の中で一番輝かしい時期だなどとはだれにも言わせない」映画たち
● C
● 恋愛映画のススメ
● ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)が出ている映像ソフト(ソロ以降)
● 面白かった洋画
●マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】
・「生き延びた者」
物語の中で一番ひどい痛手を負ったのは誰なのか、数え切れない程観た今も分かりません。リバーが急死した時に道を彷徨うマイクの映像がTVのニュースで使われたのが忘れられない。冷徹でありながら同時に一種の暖かさも感じさせるG・V・サント独特の世界が凝縮されたあの場面。この映画を愛する人間にとってこの上無く残酷な演出でした。映画と実際の人生が違うとは分かっていても、紆余曲折ありながらも順調にキャリアを確立して緩やかに年を重ねているキアヌを見るといくらか救われた様な気がする。
・「寂しいが妥当な結末」
故リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスの共演作。リバー自身も好きな作品としてあげていたという、演技に開眼した青年期の代表作。 人の心の脆さ、不安定さを体現したかのようなマイク(リバー)は、悲しいくらい綺麗で、ある意味原始的に純粋で、そして刹那的。
人は誰でも過去を持っていて、たどって来た道がある。自分では選択の余地の無かった環境的要因に取り囲まれている。背負いたくない荷物を背負って道に迷うこともある。人は幼児期のトラウマを乗り越えるために、非常に多くの、下手をすると自分の大半のエネルギーを注がねばならないこともあるそうな。でもそれらとどうにかこうにか決着をつけて歩き出すのが大人になるってことかもしれない…。 その作業は、最後は一人でやらないといけないかもしれないですが、心を通わせられた誰かに傍にいて、見ていてもらえたらと思う。 取り留めないですが、そんなことを思わせる作品です。とても、強い余韻が残ります。
・「ずっと」
ずっとこの時を待っていました。以前発売されたものはすでに廃盤になっていて、なかなか手にすることができなかったけど、こうしてまた発売されて本当に嬉しいです。たった1度しか観たことがないけど彼が親友に性を超えた愛を告げるあのシーンは鮮明に覚えています。美しかったリヴァーが、本当に美しいまま映像に残っている大切な映画だと思います。とても楽しみです。
・「哀しくなる映画」
もう2度と観られないキアヌとリヴァーの共演作廃盤になってたので諦めてましたが、デジタルリマスター版になって手に入るなんてラッキー!!!内容的にはとても重いテーマです。今でこそ同性愛の映画がアカデミーにノミネートされるまでになりましたが、この時代にハリウッドでは、まだ敬遠されていたとか・・・私的にはカットされてしまったラストシーンの方がすきです。
・「キアヌ・リーブスが来日して少し老けたなあと思い、盟友を思い出しました…!」
リバー・フェニックス。名作「スタンド・バイ・ミー」でメジャーデビューを飾り…20代の若さで夭折した天才俳優。彼が生きていればキアヌ最大のライバル、そして盟友であったであろうに…と、久しく記憶の外に置かれていた「彼」を思い出し、そして新たにデジタルリマスター版として発売されたばかりのDVDを購入し、涙と共にこの映画を観ました。
…男娼として自虐的に中年男性に身体を売っていたマイク(リバー・フェニックス)。持病を持っていた彼はある日、行方不明の母を探しに同じ男娼仲間のスコット(キアヌ・リーブス)と母探しの旅に故郷アイダホへ向かう…旅の途中でマイクは様々な話をスコットに語りかけてゆく…。
これ以上は書きませんが、この共演をきっかけにキアヌ・リーブスとリバー・フェニックスは親友になりましたが…ジョニー・デップが所有していたナイト・バーで麻薬の過剰摂取により23才の若さでこのカリスマは夭逝しました。あれから15年弱、生きていれば大活躍していたであろう姿を想定すると心が痛みます。
キアヌが観ても多分涙を流すでしょう…。名作です。この機会に観ておいて下さい。
・「「エレファント」以上」
アメリカに、しかも現在のアメリカにこういう映画を作っている監督がいるということが、スゴク頼もしい。退屈だった?それは心が満たされ続けている人間の感想だ。頭がオカシイ奴の日常を描いた映画?頭のオカシイ人間なんて一人もこの映画には出てこない。
カートのLAST数日が実際にどうだったのかは分からないが、詩人や芸術家は「空虚」や「違和感」に対して敏感で、それに素直に反応し、すこしも混乱した一般的な日常に乗じない。それは確かに不器用で痛々しい姿ではあるが、そういう人間心理事態は誰の中にもある。もちろん社会の中でウマクやっていく為には、そんなに素直に人間らしくは生きられないが、じっさいにそうやって生きている人の姿をフォーカスしたガス・ヴァン・サントはとても素直だ。
カート・コバーンといえば、一般に薬中の果てに死んだ典型的なロックバンドのヴォーカルと認識されているが、この映画に描かれている主人公は少なくともドラッグに病んだ人のそれではない(ちなみにコートニーの話では、天使の様に善良な人だったそうです)。彼が終始ブツブツ言っているのも、その行動が一見突飛なのも、まるで言動に生活観がないことも、みな事実ではあるが、生きていれば誰でも少しはそういう状態になったことがあるだろう。一人でブラブラ人気の無い場所をウロついて、ヒタスラ自分自身と対話を続けるその姿、たぶんこの映画を愛するのはそういう素直な人間だ。
これは異常者のナルシズムに酔った男の話でも、心の病んだ悲しい奴の話でもない。ただ素直に「拒絶」を続ける人間のもっともな日常と、それを取り囲む人や物や事を描いた、一種のドキュメンタリーです。
・「良い意味で「何コレ?」」
内容の率直な感想としては・・・カート・コバーンの伝記だと期待して観ると、思いっきり裏切られる作品です。もちろん彼の死をコンセプトにしてることは明白ですが、伝記的な要素はまるで無いと言っていいと思います。全体を通して、カートを彷彿とさせる主人公ブレイクが、非常に不安定な状態で画面の中をうろつきまわり、カメラはひたすらそんな彼を後ろから追う・・・常時そんなかんじです。ただ、こうゆう表現はガス・ヴァン・サント監督特有の“伝え方”であるし、元々彼の撮り方が嫌いで退屈を感じてしまう人は、初めから見ない方がいいでしょう。途中で確実に寝ます(笑)
・「あっけらかんとした混沌」
陰欝な内容であり、暗い題材である。しかし、あっけらかんとしている。瞬時の炸裂に揺さ振られる。音が、世界を覆い尽くす。まるでドラッグのような映画。そんなものは見たくない、という人は見なければいいだけのことだ。しかし、こんなものが存在するということは、実に心強い。
・「不安だろ?」
生きてるって不安だろ みんなは不安じゃないのか?今日死ぬかもしれんし、今日は死なないかもしれない 何をすればいいっていうんだ 死ぬことを選べるっていうことだけが唯一最後の正気を保てる理由なのじゃないのか あとは死のタイミングを待つのみ 辛い 苦しい 不安だ せめて健全な肉体、健康な肉体と交換して欲しい
この映画はカートがインスピレーションのもとだっていうだけで、カートとは関係ない、という気がする ブレイクが走り抜けたあとの草むらを延々と撮ってるのが素晴らしい デジャブを感じさせる映像といい、車のフロントガラスにものすごく森の光が反射して、車内で話している人間の表情なんかが見えたり見えなかったり、一歩間違えればストレスでしかないギリギリのところで、様々な感覚をなぞっている
・「コートニー・ラヴ」
マイケル・ピッドが結構カート・コバーンに似ていてビックリしました。本当にこの作品はカートコバーンの信者的人間にオススメです。さりげない動きなんかも良く考えられています。とことんリアリティーを追求しているので退屈な映像が逆に観ている者を引き込みます。
賛否両論は確実な映画なのですが、自分は観る事をオススメします。
・「基本的には「ノーフューチャー」のほうをおすすめするが・・・」
ピストルズ関係の映像作品としてはノーフューチャーの方が格段に優れている。79年のこの作品はバカバカしくポップに創り込まれてはいるのだが、金をかけている割にどこか映像が薄汚い。なによりマルコム関連のパートが多い。ファンならば心底ムカつく事だろう。ただ、シドが格好つけてベースを振り回す横でノーファンを歌うジョン・ライドンの絶望的な表情。「騙されているのはどんな気分だ」という言葉の破壊力には、☆5つの価値は充分にある。馬鹿馬鹿しいコントのような映像やアニメーション、自己顕示欲丸出しのマルコムの発言の埋もれるようにあるからこそ、それだけの衝撃を持ちえたのかもしれない。
有名なシドのマイウェイ他、シドファンは必見。けなすような事も書いたが、テンポや音楽も良く退屈はしない。曲がパンク風なだけでポジティブな歌詞をのせた今風のバンドは全く受け付けられない人、そんな人はこの映像のもつ絶望感のほうが共感できる事もあると思う。パンクの本質をつかんでいる作品。
・「愛に満ち溢れた物語。」
ラッセ・ハルストレム監督。私のツボを見事に刺激してくれます。「家族」について「人の絆」について静かに深く描かれています。カメラが時折、遠景で彼らをそして家を捉えます。自然が彼らの成長を暖かく見守っているかのようです。重苦しい展開になりがちところも、ユーモアたっぷりの演出によって制御され―例えば、葬儀の途中でハンバーガーの新店舗が乗り込んで来たり、逆に同店舗の開店祝時には、霊柩車が突っ込んできたりと仄かな笑いを誘う―観る者の心に沁みてきます。役者では、レオナルド・ディカプリオが傑出してますが、ジョニー・デップ、ジュリエット・ルイスをはじめ他の出演者も皆、抑えた演技で好感が持てます。別の方も仰られていますが、余韻に浸れる素晴らしいエンディングです。心が洗われるような珠玉の一本です。
・「再販して下さい!」
ジョニーデップの演技力は今更語らずとも、ですがやはり、この映画で魅せる彼の優しさや、切なさに引き込まれてしまいます。殺伐とした世の中で、家族愛さえ薄れ行く現代社会だからこそ、沢山の人に観てもらいたい映画です。偏見や、いじめ問題等、誰しもが持っている心の弱さ脆さを考えさせてくれる映画ではないでしょうか。
・「愛とはそこにいること 」
こんなに愛に溢れた作品を見たのは久しぶりです。ここに描かれているのは、もしかしたら近所からつまはじきにされかねない家族の日常。家族とは自分を育み、癒してくれる存在であると同時に、時に小さな世界の中に縛り付ける存在でもある。でもやはり愛さずにはいられない、だってかけがえのない家族だから。鯨のような母と知的障害を持つ弟の面倒を見る兄という複雑な役どころを、ちょっと疲れたような優しさと、そこはかとなく漂うエロスでデップさんは完璧に演じ切っていましたね。彼の雰囲気がこの映画のトーンを決定ずけたと思います。また弟を演じたデイカプリオ君も凄い。もうデイカプリオという俳優を見ているのか、この少年を見ているのか分からなくなるほどの名演でした。この作品は凄いアクションシーンもないし、場面もとても限られている。でもこれほど静かに、しっかりと人の愛と成長を語る映画はそうはありません。この監督はまさに名手だと感服しました。
・「大好きな映画です!!」
ほんっと〜うに!大好きな映画です!!アメリカの田舎町の映像が美しく、家族愛をテーマにしたストーリーも最高に好きです。淡々とした印象をもつひともいるかもしれませんが、それがまたいい!!
ジョニーディップとデカプリオが演じる兄弟の関わりも最高!ジュリエット・ルイスのさわやかさも好印象ですね!
見ていてあったかい気持ちになる映画です!
・「壊れかけても直し育めるのが家族愛」
家族間のさまざまな葛藤を描きながら、最後は兄弟、姉妹が心をひとつにしてそれぞれの希望に向かって人生を歩んでいこうとする姿に私自身が励まされます。 ともすれば重く暗いものになりがちな物語なのですが、ジョニー・デップ特有のひょうひょうとした雰囲気が映画全体を不思議な感じに仕上げていると思います。 これぞ、ジョニー・マジック!そのジョニー以上の存在感を際立たせているのがレオ君。 ここでの彼は天才的です。 彼と最初に出会った映画、という点でも印象深い作品です。
●HITOSHI MATSUMOTO VISUALBUM DVDスーパーBOX
・「お笑いであり、アート?」
何回も半笑いで見てしまう。
これは凄く面白い。だが、大笑いできるかというと、そうでもなかったりする。苛立ちだったり、恐怖だったり、もの悲しさだったりといった感情と、それらプラス『笑い』みたいな感じ。松本さんの奥の深さっていうのは、それで作品を成立させる変なセンスだと思う。
ふと唐突に、「もういっぺん見よ」と思ってしまう、変な魅力が滲みまくってます。
・「天才・松本人志の世界」
まずこの内容で9800円はお買い得でしょう。ダウンタウン――松ちゃんファンは、必携の一品です。「ごっつ」の時とはまた違った、凝りに凝った演出、リアルなセット、既存のコントへの挑戦など、「本当に松本人志がやりたかったこと」が満載です。出演者のインタビューや、アウトテイク集、松ちゃん自身による作品解説など、VHSを一度みた人でも
充分買って損はないでしょう。
・「必見」
長らく待ち望んだDVD化がやっと実現しましたが、既に観た人も観ていない人も、松本人志を愛する人、大して作品を観たことない人、全ての方に観て欲しい作品です。最近は司会業の多い松本人志のアーティストとしての最高傑作。全てオススメなんですが、「安心」収録の「巨人殺人」は、特に松本自身も最高傑作と位置づけしている作品で、これを観るだけ、または永久に残せるだけでも買う価値はありです。
・「松本人志、ここにあり」
まっちゃんの、笑いがここに詰まっている。
特にオススメは「システムキッチン」そして、「げんこつ」。
「げんこつ」に関しては、最後まであの結末が見えない、そして衝撃の結末が待っている・・・。TVではできない、しない。そんな笑いが見れる。
特典ディスク付きの4枚組なので、お得だと思います。
ぜひ見てみてください
・「本物の松本」
面白いですよホントに。人によって好みがあるから、退屈だなぁと感じるものもあると思うけど。でも、誰もが爆笑してしまうコント一つは絶対あります。松っちゃんの本物の才能がきちんとだされているし、とても素敵な作品。
・「今でも・・・」
この映画に出会ったのは、かなり昔・・・だけど今でも変わりなく大好きな映画です。クラレンスのクールさとアラバマのキュートさ、それから脇を固める俳優も、とにかくすべてが最高ーにカッコイイ!!アラバマが「コールガールだけどあんたが好き」と告白するシーンや「殺したなんて・・・なんてロマンティクなの」なんて、ありえないけどなんかロマンティク。デニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンのシーンも必見です。
・「最高!!」
タランテイーノ脚本の割には、恋愛色が強いと思います。でも、そこがいいんです!!主人公のアラバマが強くて可愛くて、「こんな女の子になりたいっ!」って思えます。バイオレンス好きの女の私には最高の映画です。始めてみてからもう8年近く経つような気がしますが、いまだに私の中ではナンバー1の映画です。
I love this movie!!I like a girl like Alabama,she is so sexy and tough.I saw this movie 8years ago,but I still love this movie so much.
・「You Are So COOL!!」
コールガールのアラバマと結婚した青年クラレンス。妻のヒモだった男をとっちめようと向かった先で「コーク」を手に入れたばかりに、話がおかしな方向へと転がり始める。役者をしている友人を訪ねてハリウッドへ逃走したクラレンスたちをマフィアが執拗に追ってきて…。
開巻一番、ソニー千葉が話題になるあたり、まさに「タランティーノ節」全開。全編を貫く徹底したバイオレンスに圧倒されることしきりなのだけれど、なぜか不快感が後に残らないという不思議な魅力を持った作品です。
パトリシア・アークェット演じるアラバマが、追っ手を返り討ちにする場面が実に圧巻。ライフルを振り上げて激しく泣き叫ぶ彼女の姿を真上からの俯瞰カメラで捉えた短いショットに心揺さぶれます。図らずも人を殺してしまったことへの深く悲しい悔悟。と同時に暴力に対して人間が本能的にもつ野生の快感。そうしたものがない交ぜになったあのショットは何度見ても痺れます。こういう演出が出来るのは、脚本が秀でているのか、役者が一枚も二枚も上手なのか、監督が手練れなのか。おそらくはその三位一体がなせるわざなのでしょう。邦画「ホワイトアウト」で松嶋菜々子が追っ手に向けて淡々と銃を放つあまりにお粗末な姿を目にしたときも、パトリシアの<魂が突き上げるような>あの激しい演技のことを思い出したものです。
主人公二人が将来Cancunへ行きたいと語り合う空港のシーンがありますが、字幕が「キャンクン」となっています。日本語吹き替えでは「カンクン」と言っていますが、そちらが正解。字幕担当者はカンクンという地名を耳にしたことがないようですね。「キャンクン」なんて一体どこのことを指しているのかと一瞬迷いました。ベルリンをバーリンと表記するようなものです。中途半端な字幕では、メキシコへの逃避行がこの空港の会話を受けたものであることが理解されないのではないでしょうか。
・「ファインプレー、トニスコ」
色恋沙汰に理屈はいらない。だから男は女のために人を殺すし、女はそんな男を死ぬ気で愛す。結局そういう映画だ。それ以上でも以下でもない、ただそれだけの映画。暴力は、二人の絆をより強固にしていくための要素に過ぎない。
タラ脚本ではラスト、クラレンスは死ぬ予定だったらしい。でも監督判断で生かし、あえてハッピーエンドで結んだとか。
ファインプレーですよ、監督。そうでなくてはこの映画は傑作たりえなかった。つまりは、頭ではなく体で動け。そこに幸せがあるのだと。そういう映画です。色恋沙汰に頭悩ませる前に、がっつり肉体動かそう。
・「DTS・・・」
映画は文句なしの映画です!!あとは早くDTSエディションを発売してほし~
・「心に残るはず。そして何回も拝見したくなる…そんな映画」
こんな映画と出会えて本当に幸せです。今年の三月に念願のDVDを購入しました。それからもう10回も見ています。アルパチーノ、ロバートデニーロの共演作です。この二人が死ぬほどかっこいいです。もうたまらん!!脇をヴァルキルマー、トムサイズモア、アシュレイ・ジャドなどががっちり固めています。始まりから、頭がキレキレのデニーロ、それを認めつつ、追っていく刑事のパチーノ!敵ながらどこか自分と似ている人間性にお互いひかれながら、対峙する最後のシーンは魂が揺さぶられ、見るたびにのめり込んでしまう名場面です。本当に感動です。また、映画史に残るあの銃撃戦…。まばたきするのを忘れます。すごい!!これはすごい!!この一言につきます。ぜひ、購入をお勧めします!!棚に並べるときに横に何を置いていいか悩みました。それぐらいの名作です。
・「これぞ、男の美学!」
この映画は本当に濃くて、男臭くて、愛憎あり、悲哀のある映画でした。ここには真の男の物語がある。不器用な男二人が会ったとき、未来は決定付けられた。正義のために家庭を顧みない刑事。「普通」の生活が出来ない強盗犯。それぞれの心の闇を抱えながらも、選んだ道を突き進むしかない悲壮感。あまりにも美しい。あまりにも悲しい。あまりにも熱い!終盤で、ニール(デ・ニーロ)がイーディ(ブレネマン)と空港に向かう車中、裏切りの密告を行ったチンピラの居場所がわかり、動揺するニール。無視すれば、イーディと晴れて自由の身になり、幸福を勝ち取る筈だった。しかし、チンピラの裏切りによって仲間であるクリス(キルマー)が負傷し、チェリト(サイズモア)は死んだ。男として、これは許せるものではない。だが、行けば逮捕される危険性がある。しばし葛藤するニール、その刹那、彼の腹は決まった。そして、彼のささやかな幸福への願いは潰えた。
・「漢達の熱い映画です」
デニーロとパチーノの2大演技派俳優の贅沢な競演です。また脇を固める俳優陣もいい仕事してます。脇役の中のトム・サイズモアが個人的に大好きな俳優なんですがこれまたイイです。トムのその他の出演作品の役柄も硬派なものが多く彼の最近の出演作は 「プライベートライアン」「ブラックホークダウン」などですがこれらもかなりいいですw
無論監督はマイケル・マン!さすがにいい仕事してます!
本物のハードボイルドです 最近のハードボイルド系にありがちなヌルさは全くありません。
まだ観てない方は是非とも観ていただきたいと思います。
ただ、一つだけ不満は「日本語字幕」の訳が今一です。はしょりすぎだろ!と思います。吹き替えの方ができがいいですね。
・「メチャメチャカッコイイ」
めっちゃカッコイイ!この言葉しかでてこない。クールな映像と生活観のない部屋。蛍光灯の乾いた光、歴史に残る銃撃シーン。デニーロとパチーノが、強盗と刑事に扮し、冷と熱、合間見えない二人の関係を絶妙に表現している。この二人のみならず、すべての登場人物が適切な仕事をし、作品に重みと深みを加えている。しかし、登場シーンからデニーロ、カッコよかったなぁ・・。ほんとカッコイイしかでてこない。“男”を撮らせたらマイケル・マンの右に出る者はいない。今のところ。
・「孤高の男vs孤高の男」
マイケル・マン監督の代表作のひとつにて、傑作のひとつ。約3時間ありのですが、パチーノ、デ・ニーロの存在感で全編通して緊張感を持続し、巧い具合にポイントポイント見せ場があり、ほとんど時間を感じさせない作り。ただし女性から見るといまいちかもしれませんね。これはまさに男の対決物語なので、女性から見ると「なんでそうなる、そうするの」と理解に苦しむシーンも多々あると思います。逆に男から見るとそこが渋い、たまらない作りなんですけどね(笑)。 やはりこの映画の最大の見せ場は中盤のロス市街での大銃撃戦。スコアはほとんど当てず、銃声に彩られたスクリーンの一大カタルシスは弩迫力の緊張をうみ、まさに映画史にのこるもの。アクション映画ファンなら一度は見ておいたほうが良いですよ。 DTSエディションと言うことなのですが、ほんとにDTS化されただけ。あとはプライスが下がったのもポイント。しかし映像特典がさびしすぎ。競演疑惑説もあるパチーノ、デ・ニーロの撮影風景に興味があったのですけどね。なんかついていてほしかったなあ。予告編だけなんてさびしすぎます。
・「世紀末にふさわしい傑作!」
もう公開されて数年たつ作品ですが、全く色褪せないですね。とにかく色んな意味で「ショッキングな作品」といえるでしょう。そしてこれほど女性が出ない作品もめずらしい。(実質一人!)まあ、暴力がテーマ(表面的には)だから、当然っちゃあ当然ですが。
はっきり言ってすんなり飲み込める映画ではありません。日々楽しく暮らせればいいや、という人には考えさせられる映画かも。
ブラピのワイルドさとノートンの繊細なイメージが役にぴったり合っててすばらしい対比をなしてます。
ちなみに英語力のある方、本編に入る前の細かい字の方の英文を訳してみて下さい。面白い事が書いてある気がするんですが・・・私がちょっと読んだところでは、「お前は他にやることがないのか?」(!)というように読めましたが。。。
・「いやいやいや!興奮しました!」
凄いね。主役の名前がない映画って初めて見ました…。(主人公の名前は「ジャック」ではないです、エンドロールを確認!)一度見終わって、もう一度見ると数々の伏線に気付きます。公開当初は暴力映画のイメージがあり倦厭していましたが、もっと早く見るべきでした…。切ないハッピーエンドも最高。あの数秒だけでも幸せそうな二人に涙。
「僕はジャックの傷ついた心です」このフレーズ使いたくなっちゃいますね。
・「ケチの付け所がない傑作」
モノと情報だけは溢れるほどあるが、反比例するように淡々と過ぎていくだけの人生。そんな世界に、精神の平衡感覚をいつの間にか蝕まれていく主人公。追い詰められた自分が暴力によって解放され、解放された自分による更なる暴力で、再び自分自身が追い詰められていく。
などと、「現代社会の病」とやらについて、難しく考えようと思えばいくらでも考えられるだけの材料を提供してくれるこの作品。でもまあ、あんまりゴチャゴチャ考えずに、主人公と同じ立場になって観てください。暴力的なカリスマ性を持つタイラーに魅了され、惑わされ、悩まされ、そして苦しんだ後に驚いてください。それだけでよく、また、それだけで楽しめる映画です。小難しいことをを考えるのは、鑑賞後の余韻が醒めてから存分にどうぞ^^
・「これは芸術である」
本来、芸術とはその鑑賞者の生き方そのものに影響を与えるだけの何かを内包したものだと思うが、この映画は、この観点に立ったときに間違いなく”芸術”と呼べるものであると考える。
現状に何らかの妥協点を見出し自己実現が達成されている、若しくは抑圧している側や、抑圧されていることにすら気づかない人たちにとって、この映画は不快以外の何者でもないと思う。
対して、合理的であるか否かは置いておいて、自分自身の人生そのものに努力で何とかなるとは思えない不満を抱えているものにとって、主人公たる”僕”(没個性の象徴として役名すら与えられていない)の行動や精神性に対し理解めいたものを抱くだろう。
どちらが正しいとか間違ってるとかの問題ではなく、アンチだろうが肯定だろうが、そこまで考えさせてくれる芸術であり良作である。
公開当時。ラストをハッピーととるかバッドととるか、で友人と寝ないで議論した日が非常に懐かしい。そんな映画です。
・「骨太で生命力に溢れた傑作」
家と会社の往復、コピーのようなライフスタイルを繰り返す我々視聴者側にとって、その現代社会の鬱から人間性を取り戻す方法は、スポーツや芸術鑑賞などいくつかある。
しかし映画で描かれたのは、暴力や傷みというもので、生きていることを実感するということ。そのエキセントリックさに、我々は興奮した。そしてそのビビッド感はブラピとエドワードノートンの狂気でこそ成立したと思う。どちらの演技も「らしさ」が出た作品だった。
そして主人公の衝動的な闇の部分がどんどん肥大していって、やはり最後は儚く散る様子は、さすがデビッドフィンチャー。美しい絵を描いている。「時計仕掛けのオレンジ」でも悪や闇が地に墜ちる印象を、身内が斬られてゆく哀れさや切なさで見させるが、この監督もまたブラピの終り方を、自分の身を斬るような目線で描く。
闇とは常に背中越しにあるものであり、人にとって切っても切れない関係だなと思わせられた。
・「今までとは路線が違います。」
好みもあるのでしょうが、なかなか面白い内容でした。 いままでの作風がダークファンタジー色にちょっとお惚けをミックスして漫画ぽっい作風(最後のミスターフリーズは論外)にしていたのですが、近作は一転、ダーク面を前面に押し出して、とても硬派でシリアスなダークファンタジーに仕上ています。以前の作風が好きという人には意見の分かれるところでしょうが、正直、ここまでシリアスなのも結構面白いですよ。 いかにしてバットマンが誕生したのかをブルース・ウェインの成長物語として描いています。 またキャストが豪華。ただの豪華ではない。リーアム・ニーソンやゲイリー・オールドマンなど、出演作品のセレクトにはうるさい人たちが多く出演しています。彼らが何故出演を決めたかは作品を見ればわかるような気がします。 マイケル・ケインは貫禄満点。ルトガー・ハウアーさんも出てましたが、違う貫禄がついてましたね(おなかに・・。笑)。渡辺兼さんは、「そんなところでしょう」の役どころ。他にも今話題のケイティ・ホームズさんなど、脇がしっかりしてます。 脇が光って見えるのは、主演のクリスチャン・ベールが良いこともポイントになっています。彼はこんなにいい表情が出せる俳優だったかとびっくりです。 やはり監督がいいのもポイント。クリストファー・ノーランはかの「メメント」の監督。いままでにないダークに満ち溢れたゴッサムシティを見せてくれます。 ただ唯一の不満点は、最後にあるキャラクターを暗示するものが出てくるのですか、それならば、あのシーン(ネタバレなので詳しくは・・)の犯人が違うというのは正直がっかりでした。どうせつなげるならあそこでかかわってほしかった、ティム・バートン「バットマン」のファンでもある私の思いでした。
・「結構難しいのでは?」
クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンと俳優を並べただけでも何の映画かというぐらい豪華な布陣。ゴードンを演じたゲイリー・オールドマンが特に素晴らしいと思います。
ところで、今までのバットマン映画で悪役を片っ端から出してしまったために、今回はスケアクロウ。ビギンズということで、ゴードンも細かな説明無しで出てきて、普通の人は分かるのかなと心配してしまいます。アメリカ人にとっては結構常識的なバットマンの知識が日本人にはないため難しい面もあると思います。
そこら辺を全部ひっくるめてもこのバットマン・ビギンズは大変味のあるいい映画だと思います。
映像特典も満載で、裏側を見ると興ざめする映画もありますが、バットマン ビギンズは丁寧な作りをしているということがわかり、ますますこの映画が好きになることと思います。
・「バットマンの始まりと「新世代の」バットマンの始まり」
僕は5歳の頃バートン版を見てからバットマンに憧れ、以来バットマンの映画とともに成長していきました。しかしバートンから監督が変わってからははっきり言って「ダーク」さが無く面白くないしバットマンもかっこよくは見えませんでした。しかしこのビギンズは素晴らしく、バートン版が好きな僕は劇場に2回ほど足を運びました。前半はバットマンが出ないもののブルースの心の闇とも言うべき回想がうまく入り、「ダーク」さを出しています。バットマンになってからは絶え間なくバットマンは登場し、バートンに似ている「ダーク」さがよく出ています。バットモービルも最初は好きではありませんでしたが映画の活躍や設定を見ると納得しましたし、普通に気に入りました。個人的にクリスチャンの演技はとても素晴らしいのですがどうもバットスーツを着ると口周りが膨らんでいるように見えてちょっと変に見えます。僕の憧れたバットマンは「キートン」が演じた「バットマン」であって「クリスチャン」の「バットマン」ではありませんが、それはただ子供の頃に見たという単なる思い入れのため、バートン版が一番好きですがそういう思い入れが無かったら間違いなくトップのバットマン映画であると思います。バットマン&ロビンのひどすぎる内容から見事に立ち直ってくれたバットマン。「ビギンズ」という始まりの映画でありこれが「新世代」のバットマンであると思う。是非僕のようにこれを見てバットマンを好きになってくれる子供たちが出てくれると嬉しいです。スターウォーズと重なり客が取られているように見えましたが僕はスターウォーズの何倍もこちらのほうがいい映画だと思っています。
・「鳥肌モノのかっこよさ」
バットマンが飛翔する姿に心奪われる。 震えが来るほどカッコイィーのだ!!!このシーンだけでも観に来てよかった…と感謝した。(まぁ、もちろんそれだけじゃないのだけれど)
それにしても同じバットマンでありながら、こうも監督の個性が出るものなのか…。今までとはもはや別物と考えていい。
ティム・バートン(『バットマン』『リターンズ』)は得意のダーク・ファンタジーな世界観で創り、ジョエル・シュマッカー(『フォーエバー』『Mr.フリーズ』)は遊園地やサーカスのような派手で豪華で刺激的な(そして中身の無い)バットマンを作った。そして今回、クリストファー・ノーランは、それまでの人間を超越した超人のようなバットマンから一転、「普通の人間」としてのバットマンを創りあげた。普通の人間が体を鍛え、最新テクノロジーで悪と戦うのが本来のバットマン。『ビギンズ』に今までのバットマンには無いリアリティがあるのは、バットマン=ブルース・ウェインが限りなく人間として描かれているからだ。過去のトラウマに苦しみ、悩んで惑って、そして決意して戦う姿に心動かされないわけない。そう、リアル・バットマンの誕生だ。
豪華な出演者も魅力の一つモーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン… そして、われらが渡辺謙
しかし最大の驚きは、ゲイリー・オールドマンなのだ。ゲイリーと聞いて思い出すのは、 ヤク中のパンクス(『シド&ナンシー』)、 悪徳警官(『レオン』)、 化け物みたいな復讐鬼(『ハンニバル』)、 最凶の囚人(『ハリーポッター』)などなど。…全部悪役じゃん!? しかもかなりキてるヤツ。
それなのになんと今回のゲイリーは正義の警官!(今までを考えれば「スケアクロウ」や「デュカード」や「ファルコーネ」系なのに)こんな顔してたっけ?という感じです…。
・「このスタッフの続編が見たい!」
バットマンの誕生秘話を描くストーリー。正直あまり期待せずに見た。原作の縛りがあるから大して目新しい部分は描かれないだろうと思っていたのだ。
しかし、予想に反して細かな所までうまく描かれてる。アクションシーンもズッコケシーンがあったりして笑える。
これを見終わったら続編を見たくなるが、今まで作られた作品でなく、このスタッフで新たに続編を作って欲しいと強く思った。それくらいこの作品は完成度が高い。
このスタッフでリメイクでもリターンズでもいいので作ってもらいたいなあ
・「一見は百聞にしかず」
何事も自分自身で体験しないとすまないタイプであったチェがこの映画を通じて見えてきた。
当時のアメリカと中南米諸国間の政治的、経済的な腐敗と陰謀に対し、チェが求めていたものは何であったのか?現在でいうアメリカイズムが本当に正しいことなのか?
チェは自分の正義を実際に実行しただけであれば、革命家は単なる政府を転覆させるテロリストにすぎない。
このバイクでの南米旅行は彼の思想の正しさを試す試練の旅であったに違いない。
・「静かに、心がざわつかされる映画」
23歳の若きチェ・ゲバラ(エルネスト)は、親友アルベルトと共に南米横断の旅に出る。中古のバイクで大陸を突っ切るつもりなのだ。
突然の雷雨にとまどい、 バイクが故障するも修理する金がない。
砂漠を歩く。 マチュピチュの遺跡を目にする。 アマゾン川を越える。
宿も金もない壮大な旅路で触れ合い、心通わせたのは 常に、貧しさの中で必死に生きる人々だった。 土地を奪われ、夫婦で放浪する炭鉱労働者。 農地を警察に奪われた原住民。 裁縫で生計を立てるインディオの人々。
旅は予想以上にエルネストを変えていった。医者になることが進むべき道なのか?
そしてハンセン病患者を収容する病院で、彼は24歳の誕生日を迎え、スピーチをするが、、、。
若き日のチェ・ゲバラの優しい視線を、情熱と共に感じる事のできる映画だった。 そして、まだ社会を知らぬ大学生が初めて目にする社会の持たざる人々とのふれあいに、観る人は自分の青春期を重ねるのではないだろうか?
ロケは相当大変だったと予想する。 しかし、それだけ丹念に風景と行程が描かれている。その、だんだんに変化する風景と静謐で美しいギターの音が上手く溶け合っている。
清々しさでいっぱいだった。
・「ゲバラを知らなくても」
十分に楽しめる映画だと思います。旅を続けるに連れて、エルネストとアルベルトの進む道が分かれていくのが何ともいいです。お坊ちゃんから強い信念を秘めた表情に変わっていくエルネストと、定職を見つけ落ち着いた表情になるアルベルト。アルベルトの旅はこれで終わり、エルネストはまた新たなる旅、南米社会を変える旅に出ようとする、そんな予感がしました。
・「造られた感じがあまりしない、自然な雰囲気です」
外国の写真を見るだけで、わくわく、うきうきする人は、始めの10分で虜になってしまうほどに、自然な南米の様子が描かれています。 大きな出来事も小さな出来事も、同じテンポで淡々と進行していくので、「ここで感動させよう」という造り手側からの押しつけがなく、自分の頭で考えながら見ることができます。
・「南米の悲しいほど美しい星」
映画の最後に流れた歌「河を渡って木立の中へ」のアンニュイな声とメロディーが頭から離れない。ハンセン病の施設での主人公ゲバラの演説「われわれ南米諸国は一つの混血民族なのです…」にもグッときてしまった。そして、ゲバラとその周辺の人物やキューバや南米諸国がより身近で好ましい感じを伴って立ち上がってきた。 映画を見終わったその夜のうちに私はアマゾンで『オリジナルサウンドトラック盤CD』戸井十月著『チェ・ゲバラのはるかな旅』(集英社文庫)、同著『カストロー銅像なき権力者』(新潮社)を注文していた。 それらが届くと、サウンドトラック盤をBGMに本を一気に読んだ。そして、ますますこの革命家達に引きつけられてしまった。ゲバラやカストロはもちろん、チリのアジェンデ元大統領やベネズエラの現大統領ウゴ・チャベスなど南米には魅力的な政治家が輩出している気がする。彼らの出現は超巨大国家アメリカ合衆国の大量搾取先、大量廃棄先としての宿命を背負った南米各国がアメリカの一国覇権主義の毒から逃れるための必然なのだとしたら、皮肉なことだ。そうであるならば日本にも民衆派の大政治家が出現してもいいはずなのにいっこうにそういう気配はない。やはり日本はとっくの昔に「支配する側」に立ってしまっているのだろう。 もちろん、そんなお硬い話をこの映画に読み取らなければならないわけではない。青年のガラスのように壊れやすく純粋な感情の揺れを追体験する青春映画としても傑作だと思うし、冒頭にも書いたが音楽がいいし、南米の悲しいほど美しい風景や人物の表情を楽しむのだっていい。そう、いろんな方向から楽しめるのだ。『モーターサイクルダイアリーズ』は私の中の最近の映画ベストワンである。
・「空想のようで超リアルな現実」
自分はとても孤独だと感じる時がある。自分の愛の表現は滑稽で複雑でいったい何を求めているのかわからなくなり自己嫌悪に落ちて心の闇の中へ沈んで行きそうになる。
忘れられない恋がドライブする主人公の視点の先と重なり合った。現実と過去を心がさまよい歩いている。かつてこんなに私の魂の奥深い部分が反応(リンク)したことがあっただろうか?妄想、空想、いや生きて行く中では超リアルな現実。そこをあえて映像で表現したことに感動した。
ある程度人生を経験した人じゃないとわけわかんないと思うかもしれないけど、生きるということを教えてもらった。と同時にギャロの感性に共感できた私は慰められた。
・「画竜点睛」
まさに画竜点睛! 後半、っていうか、ラストまで、ギャロが何の絵を描いてるのか、誰も解らない。でも、ラストで、全てが必要不可欠な素材であったことが解り、愕然。単なる映像と音の連なりだったのが、突然、饒舌に語り出す!
淡々としてる、っていうよりは、ただ単にリアル過ぎるだけじゃないのかなぁ、と僕は思います ギャロはこれを孤独だとも寂しいとも思ってないのではないでしょうか というのも、僕は、正直なところ、こういう日々を送ってる気がします。人に会わないわけではないのですが、一人で、風景と音楽だけがある、っていう日常です そして、それを決して孤独だとも寂しいとも思いませんでした。この映画を見て、あ、俺って実は孤独そうだと思われてたのかも、ギクリ…。感はありましたが… だから、寂しくて淡々としてる、というよりは、リアル過ぎて淡々としてるという映画だと思います
・「バッファローを越えるか」
作品中において登場するのはほぼ主人公バドと元恋人デイジーの二人だけ。他はただ幽霊のようにそこにあるだけのような。そしてデイジーに対するバドの想いのみが90分間を支配する。「オープニングナイト」のような語りも無く、「パリ、テキサス」のような救いも無い。これはひどくプライベートで、女々しくて、飾り気の無い退屈な作品でもある。映像美や叙情性で容易く割り切れるものでもない。ただ、無い無い尽しのこの作品以上に胸を抉る作品もまた「無い」のである。
・「放浪」
悲しい人しか何も感じないと思う。悲しい人は見たほうが良いと思います。あと単純に映像と音楽と人間がきれい。
・「男の矮小さの中で知らされる真実」
妻が冒した「罪」に対する嫉妬心とその「とば口」を病理的なまでに捜しだし、静かに暴走しはじめる男が、町全体に「妻」の影を執拗に追い掛けつづけてゆく。ヴィンセントギャロならではの選曲と計算されたカメラアングルでの美しい風景の中で、好き放題に神経質すぎる男の矮小さ、匂いを撒き散らした挙げ句、 晴れて「目的」とするものに辿り着いたおりの赤子じみた蓄積された欝憤のぶつけ方に、一向に成長しない男を見出し、 余りの直球勝負すぎるためか多少なりと嫌気を覚えるのは確かだが、興味本位がこの映画を魅了してやまない仕組みになってい、いつのまにか最後まで観させられてしまう。職業がバイクレーサーながらある時を境に時間が止まっていた「己の核」に辿り着いた時点で、一気に至上の美しきロードムービーとして完結され、魅惑の花が画面上いっぱいに、己の中で咲き始めた刹那ついえてしまう。果たして哀しく非常に印象に残る映画。「バッファロー'66」とともに家宝となった。ヴィンセントギャロは観点が違う。普遍性と凡庸さの違いを時には規模の小さな、砂遊びの中で行われる暴力、弱さの中でも描くことができる鬼才だと云わざるを得ない。
・「redemption:救出、履行」
レッドの生き方が印象的でした。それを演じたモーガン・フリーマンの演技に胸を打たれました。
・「★6つの傑作映画!!」
スティーヴン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」が、フランク・ダラボンによって映画化されたものです。 「えっ、リタ・ヘイワースがどんな関係有るのよ?」って思いますよね。 リタ・ヘイワースは1940年代のアメリカで人気の有った女優さんです。 愛称が「愛の女神」と呼ばれ、男性達のアイドルでした。 リタ・ヘイワースが本作にどんな関係をしてくるのか? これはお楽しみです。
妻の浮気現場で逆上し殺人したとされる容疑で終身刑の判決を受ける銀行マンのアンディ(ティム・ロビンス)が、 無実を訴え続け、刑務所内でも希望を捨てずに明日を信じ続ける姿が描かれます。 どんな逆境にも刑務官からの暴力、仲間からの屈辱を肉体的に受けても、 自分の心の中だけは犯させない。誰も入ることは出来ない。 希望を持ち続けるアンディの長い長い戦いが始まります。 そして、何年もかけて大きな計画を練ります。 気が遠くなるような計画、しかし彼を支えているのは何事にも屈しない希望。 そして迎えるエンディング。 暗い刑務所から一転して、なんて清々しい清涼感の残る映像と余韻でしょうね。 アカデミー賞助演男優賞を受けたモーガン・フリーマンが味のある名優ぶりを発揮します。 これは、私の中では最大にして最高に心に残るベスト作品です。
本作は何度も再販されていますが、ほとんどが完売になります。見つけた時に買っておかないと後悔しますよ。 中古市場にも滅多に出回りません。それだけ、一度見たら手放さない方が多いということです。私は予備を考えて2本持っています。これで安心です。
見終わったあと、すぐにもう一度見たくなる映画ってありますか? 私には、この作品がそうです。
・「「友」と「希望」」
「友」とはなんて素晴らしいのだろう。。。「希望」とはなんて素晴らしいのだろう。。。
映画を見終わったとき、この二つの思いで心がいっぱいになりました。アンディの決して希望を捨てず生きていく姿。そして、レッドの人間性。なによりモーガン・フリーマンの抑えた演技が素晴らしい。最後のあの海辺でのシーンは、ボクは一生忘れることはないと思います。この映画は見終わった後、感動を通り越した「すがすがしさ」を与えてくれます。ぜひ、多くの人々に見て欲しいです。
・「冤罪という犯罪に」
映画の歴史に残る名作だと思う。映画館で観た時と比べたら迫力が違うのは仕方がないが、上映当時は「フォレストガンプ」に食われたような過小評価だった。「グリーンマイル」とともに冤罪という名の公権力の犯罪が描かれていて秀逸である。司法を目指す若い人たちにこれを観せているが、教室で学ぶことにとどまらない多くの問題意識を触発することは間違いない。冤罪を晴らすのではなく、牢獄地獄を脱出して自由を自ら勝ち取ることを描く意味は深く重い。この牢獄の姿は、今日の日本の学校や職場にあまりに似ているが、希望すら失いかねない現実にあらためて観る者は喝を入れられることになる。
・「勇気をもらえる映画」
原題は“THE SHAWSHANK REDEMPTION=ショーシャンクの贖い”。1994年アカデミー候補にあがりながら、同年公開された「フォレストガンプ」にことごとく奪われ、無冠に終わった。劇場公開当初はさほど注目されなかったが、その完成度の高さから次第に評価が高まった珍しい経歴をもつ。ちょうど主人公のアンディのように。
この映画の表向きのメッセージは「人生、希望を持ちあきらめずにやり続ければ、奇跡は起こり得る」ということだろう。アンディは妻と間男殺しの濡れ衣を着せられ、ショーシャンク刑務所に終身刑で収監される。味方は途方もない時間だけ。いや、彼には不屈の精神と、銀行員出身という他の囚人とは違う「特技」、そして生涯の友となるレッドとの出会いがあった。この映画から学べるもう一つのメッセージは「必ずしも正義が勝つとは限らない。」ということ。アンディの冤罪もそうだが、それを晴らせる証人(コソ泥で入所してきた窃盗犯)を刑務所所長が、自分の悪行がばれるのを防ぐため「合法的に殺害」するのはその典型だろう。アンディが脱獄を決意した直接の原因は、刑務所所長のあまりに残忍なやり方に怒ったからだが、彼は収監直後から所長の裏の顔を見抜いていた。抜け目なく20年近い時間をかけ、抜け穴を掘っていた。「必ずしも正義が勝つとは限らない。だから理不尽な扱いを受けたとき、それに対抗するのは決して悪いことではない。」
長い人生では、山あり谷ありである。困難に直面したとき、落ち込んだときにこそ見てほしい。必ず勇気をもらえるだろう。
・「夢の中へ」
主人公は『本当は発明家になりたい』と語る子供の心を残すシャイな青年。奇抜なアイデアを持つのはいいが夢と現実との区別がクローネンバーグ的に怪しくなる妄想癖あり。そんな彼が「分かり合える」と思える女性と出会い、恋愛ならではの高揚と不安(これが実にリアル)に翻弄される。
ヒロインのシャルロット・ゲンズブールはやや浮世離れした飾らない造形が絶品。美人で快活な友人エマ・ド・コーヌ、凄まじく下品で面倒見のいい先輩アラン・シャバをはじめ妙なやつばかりだが、ありがちな鼻につく珍妙さでは全くなく素直に大笑いできる。
夢世界は、思い通りにならないもどかしさといい奇妙な論理といい夢そのものとしか言いようがない。CGを一切使わない完全手作りの映像も驚異だ。夢に限らず映画全体に物づくりのほのぼのとした暖かみがあり音楽も趣味がいい。
同時に、無性に哀しい映画でもある。根底にあるのは世間とズレてしまって自分の居場所が定まらない主人公だからこそ味わう孤独。彼に訪れる共感と拒絶。巣のような寝床に丸くなってまどろむ場面などの、微温的なのに寒々しい空気は類を見ない。
特典映像は映画を一層楽しめる内容。40分のメイキングで監督の個人史とともに映画の構想が練られた経緯が語られ、関係者のコメントも多数収録。夢世界のあれやこれやがこんな創意工夫と文字通り手作業で撮影されたのかと驚く。11分のアイテム紹介では小道具作者に仕事場でインタビューし作品への熱い思い入れを伝える。音声解説は楽しい掛け合いで各人が舞台裏や自身の意図を明かし、作品への解釈をたたかわせる。木訥にぶっちゃけまくりの監督が微笑ましく、本当に主人公が彼の分身だとよくわかる。ビデオクリップは夢の中で猫コスプレの主人公が捧げる求愛歌。他に予告編集。日本語吹き替えはミスキャストか。パッケージも上品な遊び心があって好印象。良い映画を良い形で届けてくれた。星五つ。
・「ゴンドリーワールド」
「ヒューマンネイチャー」「エターナルサンシャイン」に続くミシェル・ゴンドリーの長編映画第3作。このちょっとヘンテコだけど、可愛らしくて愛おしい妄想ラブストリーは、今まで小出しにしてきたゴンドリーらしい遊び心が満載で大満足の仕上がりです。シャルロット・ゲンズブールとガエル・ガエルシア・ベルナルという豪華な主演陣もいつものクールさをかき消して、ゴンドリーの造りだすロマンチックなおたくワールドの住人になりきっています。劇場でみましたが、見所満載で一度では足りない!と思ったのでDVD化を待ち望んでいました。ようやく背景の細かいところや、ゴンドリーの仕掛けたマジックを心ゆくまで楽しめる!!
・「現実と妄想の世界がめまぐるしく交錯する可笑しくも哀しい物語。」
かって、フィリップ・ド・ブロカ監督作に、冴えない作家のJ・P・ベルモンドがパーティで出会った美女J・ビセットに一目惚れしたものの、当然の如く想いを伝えられず、ならば小説世界の中でと、自身が創作した主人公になって007ばりに活躍する新作スパイ小説のヒロインとして彼女を登場させ、フィクションの世界で恋に落ち結ばれるというマンガチックな中で虚と実が交錯する何とも楽しい映画(「おかしなおかしな大冒険」乞う!DVD化)があったが、今作もまた、恋する人に想いを上手く告げられない男性が、夢の世界でそれを成就させてしまう可笑しくも哀しい物語だ。シャイで自意識過剰だが想像力にたけた主人公はアート・デザイナー志望だけあって、彼の妄想するユートピア世界はグラフィックでクレイジー、ストップ・アニメーションとダンボールを効果的に使ったその造形美術は好き嫌いは分かれるだろうが、ビジュアル的には極めて楽しく遊び心に溢れている。まるで一昔前の日比野克彦をちょっと想起させる肌触りだ。ガエル・ガルシア・ベルナルの珍しくもコミカルな演技は見ものだし、「小さな泥棒」から20年、いつも年齢不詳なシャルロット・ゲンズブールも独自の魅力を放っている。ふたりを取り巻く人々も個性派揃い。英語で語られているもののパリが舞台なだけに全編フランス的エスプリを感じさせる今作、必ずしも“現実世界”では幸福とは呼べない結末が、“映画”と言う虚構世界でロマンティックな夢想に思いを馳せた経験がある者なら、ある種の悲しみを共有出来るはずだ。
・「2007年の1番カモ 」
これは見たい!と思い劇場まで見に行きました。期待してた以上に面白かった。そしてまた見たい。何回も見たい映画でもしかしたら今年1番になっちゃうかも。かわいらしい映像+ストーリ-は意外とシビアです。
主人公ステファンは夢で見たことが現実とごっちゃになり隣人の女の子,ステファニーにストーカーまがいや恋するキモチを押さえ切れずだんだんノイローゼ気味にすらなり,最後は現実逃避・・・(まぁあたしの解釈だが,あきらかにあれは脳内ハッピ-サッピーエンディングでしょう)でもまぁ,恋すると暴走してしまう様子は共感してしまう人もいるじゃなかろうか?最初は情けなさすぎるステファンも段々と見てるうちにかわいく見えてきてこっちが恋しちゃいましたよ!!
あ〜早くまた見たい!!
・「コドモなオトナが楽しむ世界」
妄想と現実が目まぐるしく入れ替わり、正直ワケわからないです。が、気持ち悪くも幼稚で可愛らしい妄想世界がクセになる。妄想というものが子供っぽいモノだと思うので『子供な大人』という表現がもの凄くしっくりくる。そういう意味ではガエルがハマり役すぎ。思春期がフラッシュバックするような不思議な感覚に襲われました。
デジタルとアナログの境界線をいくような映像美にも驚愕。
・「最狂」
この作品はクリストファー・ノーラン監督が「同じことは繰り返さない」と言っていた通り、オープニングの部下達を次々と殺す銀行強盗から、人間の心の闇を突き詰めた殺人ゲームを繰り広げるラストまで、どこかで観たようなシーンは1つもなかった。特に終盤にかけては、「たぶんこれがラストだろうな」という推測が(嬉しい意味で)見事に裏切られる。 おそらく、脚本だけでもかなりの出来なのに、それをクリスチャン・ベールとヒース・レジャーというどこか普通じゃない演技派俳優が演じ、ハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードがテーマ曲を作曲し、メメントを作った奇才監督がメガホンを取れば、面白くなるのはある意味必然と言っても過言ではないだろう。 今作でジョーカーはいくつもの罠をバットマンに仕掛け、バットマンもそれに対抗する。バットマンがジョーカーに尋問するシーンも演技派俳優2人が見事な類を見ない緊張感をかもし出している。 しかし、メインの悪役がジョーカーということもあってか、2人の直接的な格闘シーンは思っていたより少なかった気がする。ラストから考えて、もしかすればもう1作ぐらいジョーカーがメインの悪役の作品を作るつもりだったのかもしれない。(作らないにしても、どこかで登場させないと不自然ではないだろうか?)しかし、ジョーカーを演じるのに現在最も相応しい俳優はこの世を去ってしまった。亡くなった俳優がアカデミー賞を受賞するのは、これまでで一度しかないが、どうか彼に受賞してもらいたい。ヒース・レジャーが演じた、あの恐ろしいのにどこかユーモラスな悪役は、ダース・ベイダーやハンニバル・レクターのようにこれからずっと人々を魅了し続けるのは確実だからだ。
・「ヒース・レジャー」
本作はバットマンビギンズの続編であり目には目を、恐怖には恐怖を、というやり方自体が矛盾を抱えているヒーロー、バットマンが自身の限界にブチあたり、さてどうなるでしょう?という映画である。
さてジョーカーの登場である。犯罪者のアンチテーゼ、後だしじゃんけん的発想で生まれたのがバットマンならばジョーカーは、バットマンのアンチとして生まれた、バットマンの天敵といえる。
このジョーカーが最高に狂ってる。
具体的に何を壊すかは実際にみていただくとして、ゴッサムシティが今まで築き上げて来たものをことごとく破壊ししかもそのやり方が一貫して背徳的。希望を潰し、不安を増大させ、もの事の支柱から破壊する。しかも「それ、お前も困らね?」て事も平気でやる。まさに最凶。
ジョーカーに街とバットマンは翻弄され、疲弊を通り越して瀕死状態にすら陥る。希望の芽は断たれ、暴力の果てに辿り着いたのが荒廃であるなら今まで力によって犯罪を制してきたバットマンもまた、その存在を問われる時が来たのだ。そしてその答えは、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。
ジョーカー役のヒース・レジャーはこの難しい役を完璧に演じきり、ヒース版ジョーカーを確立させた。改めて亡くなったのが残念だと思う。
カーチェイスや爆破シーン、バットマンが滑空するカットなど動きのあるシーンもどれも繊細に手が入っており、上質で洗練されている(十分なお金と才能がつぎ込まれている)
必見の一本。
・「悪があるから正義が存在するのか、正義があるから悪が存在するのか」
人間の心理を突いた素晴らしい作品です。
人とは、誰しも善悪の心を持っています。そのバランスを保ちながら日々を過ごしています。もし、そのバランスが崩れてしまった時、どうなってしまうのでしょう。人々にとって、バットマンはどのような存在になるのでしょうか。
恐怖や不安に陥ると、大きな敵ではなく、身近な存在を恨んでしまいます。この作品でも、人々の怒りは、バットマンに向いてしまいます。
それも、ヒース・レジャーの演じるジョーカーが、説得力のある悪役だからこそ。“バットマン”という枠を超えて、多くの人に観てもらいたい作品です。
・「既に多くの方が傑作ぶりを伝えていますので簡単に。」
とにかく、主人公の善悪(表裏?!)2人以外にも、出てくる男が全部魅力的。格好良すぎます。
温かい目をした警官ゲイリー・オールドマンそろそろこの人の時代が来た、と思わせるアーロン・エッカート深い愛とユーモアの執事マイケル・ケイン。
残酷なシーンや流血等は直接映されていません。それでも怖くて緊張して、腕が痺れたり胃がねじれそうになったり…そんなシーンを越えて、「バットマン」がこれほどの深みを湛えた重厚な作品になるとは思いもしませんでした。絶対、観ないと損です。
・「この映画に生きている間に出会えてよかった。」
ダークナイト(クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー出演) 僕は普通の人より映画が好きでそれなりの量を観てきたつもりです。しかし今作の「ダークナイト」は映画好きだけでなく現代に生きる全ての人間に観てほしいと思う作品です。 今年亡くなったヒースレジャー演じるジョーカーは恐怖をばらまきながら笑っています。コミカルなシーンもあったのですが怖すぎて笑えない。もしこんな犯罪者がでたら?多分恐怖することしかできないでしょう。それほどまでにジョーカーはすごかった。この一言で言い表すのは惜しいぐらいです。本当に惜しい俳優を亡くしたと思います・・。 バットマンの存在意義、人間の脆さ、「正義」とはなにか、お金や地位や名誉を求めない絶対悪の存在、この映画を観て考えてください。自分ならどうするか。人は誰でも悪になりえる資質を持っています。そして誰しも正義になりえます。それがあなた1人の正義か人間としての正義かは別として・・。 最後にジョーカー役のヒースレジャーは今作の役作りによって薬物過剰摂取になったのではないかと言われています。前作のジョーカー役のジャックニコルソンも「気をつけろ」と助言していたそうです・・。命を削ってまでジョーカー役を演じたヒースレジャーの勇姿を是非劇場で目に焼き付けて下さい。そしてエンドロールが終わるまで席を立たず、ヒースレジャーというすばらしい俳優がいたことを忘れないで下さい。
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