High Land, Hard Rain (詳細)
Aztec Camera(アーティスト)
「1980年代の忘れられない思い出・・・」「マスターピース」「いまでも新鮮」「完璧なファーストアルバム」
Exodus (詳細)
Bob Marley & the Wailers(アーティスト)
「心が落ち着くボブ・マーレィ」
MADE IN U.S.A. (詳細)
ビーチ・ボーイズ(アーティスト)
「新曲を含む、キャピトル時代中心のベスト・アルバム」
I Just Can't Stop It (詳細)
The English Beat(アーティスト)
Time Is Tight (詳細)
Booker T. & the MG's(アーティスト)
C'est Chic (詳細)
Chic(アーティスト)
「やっぱりコレ!」「好き好き、大好きなんです!」「踊りませんか?」「想像していた以上によく練られていますね」
Combat Rock (詳細)
The Clash(アーティスト)
「戦い続けたクラッシュ」「ディスコでカスバ。」「個人的には好きです」「848+6」
Lodger (詳細)
David Bowie(アーティスト)
「隠れていてはもったいない」
King of America (詳細)
The Costello Show(アーティスト)
「追加音源には少々物足りなくとも・・・」「マック・マクナマスの『ザ・コステロ・ショー』」「完結しないコステロの再発」
Oil on Canvas (詳細)
Japan(アーティスト)
「幽玄」「メソッズオブダンス」「JAPANのラストライブにしてベスト盤。」「最高の完成度」
Who Knows the Secret of the Master Tape?: Dub Me Crazy Pt. 5 (詳細)
Mad Professor(アーティスト)
Midnight Love (詳細)
Marvin Gaye(アーティスト)
「ヴォーカル・オーケストレーション!」「魂を解放するアルバム」「マルチタレントマービンの最高傑作」「スムーズソウル」
Mississippi Fred Mcdowell (詳細)
Mississippi Fred McDowell(アーティスト)
「ミシシッピ・デルタ・ブルース」「触れてはいけないもの・・・」「悪魔です!」「ブルースの楽しみ方」「Mississippi Fred McDowell」
TWIN BEST (詳細)
ペレス・プラード(アーティスト)
Ron Sexsmith (詳細)
Ron Sexsmith(アーティスト)
「人生の宝」「傑作デビューアルバム」「聴くたびに好きになるアルバムです」「円熟のピュアネス」「しみじみ、良いアルバム。」
Stranded (詳細)
Roxy Music(アーティスト)
「原点」「ヨーロッパ哀歌」「歓迎」「アート、セールス、退廃。すべてが揃ったアルバム」「心を包囲する…サウンド」
Exile on Main St. (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)
「学生時代、大好きだったアルバムです。」「ストーンズの最高傑作」「かわそうなビル…」「「ならず者」たちの永遠の輝き」「凄み」
Cupid & Psyche 85 (詳細)
Scritti Politti(アーティスト)
「とにかくリズムが活きている。80年代「ポップ」でここまで優れたリズム認識のものはそう」「未だに愛聴盤。」「ハイセンスのポップ・ミュージック」「80年代サウンドの一つの到達点」「こいつはいいっスよ。」
トゥ・マッチ・プレッシャー (詳細)
セレクター(アーティスト)
「これだけの名調子はそうそうない出色の出来」「黒っ」
Songs in the Key of Life (詳細)
Stevie Wonder(アーティスト)
「墓場まで持っていくアルバム」「音楽の喜びを知る鍵」「至高のスティーヴィー・ミュージック!!!!」「Stevie Wonderの最高傑作はこの作品でしょう。」「永遠の名作」
The Triplets of Belleville (詳細)
Original Soundtrack(アーティスト)
「Swing!Swing!Swing!」
Van Halen (詳細)
Van Halen(アーティスト)
「3曲目だけが聴きたくて。。」「やっぱり天才」「天才の君臨」「明るいハードロックギタリストVanHalen参上。」「炎の導火線はまた付くのか・・・」
The Smiths (詳細)
The Smiths(アーティスト)
「美しくも散ってしまった彼らの記念碑的作品。」「例えば」
Fantastic! (詳細)
Wham!(アーティスト)
「時代を感じます」「今聞くならこっち」
● ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の落穂拾い・その1(1961〜1992)
● '70s My Best Soul&Funk Albums 20
● 自分の80’s
● UKロック名盤
● 人生を変えた音楽
・「1980年代の忘れられない思い出・・・」
多分、多くの音楽リスナーのリスナー人生を狂わせてしまった金字塔のようなアルバム。もちろん私もその中の一人です。
とにかく収録されている全ての曲が素晴らしいのですが、その中でも1曲って事になれば「Walk Out to Winter 」でしょうか。この曲はアルバム購入当時(85年)から大好きで、別途12インチシングルと7インチシングルも入手しましたが、その両方共バージョンが異なっていて、特に7インチシングルのバージョンはアレンジそのものが異なっていて個人的には一番好きです。現在、この7インチバージョンはCD化されていないようなので(ちょっと自信なし)、運良く中古盤を見つける事が出来たら是非聴いてみて下さい。オススメします。
それから、私にはひとつだけアズテックに纏わる忘れられない思い出があります。 今では伝説のレコ屋と言われる南青山の「パイドパイパーハウス」での出来事です。当時は、たまに寄る程度のレコ屋だったのですが、ここでアズテックのツアーパンフを見つけてえらく感激した事がありました。その頃、アズテックは本当に無名バンドで、とにかく私の周りでも「知っている人がいない」「話のできる人がいない」という非常に寂しい状況だったのですね。で、パイドの店頭でボロボロのパンフを発見した時に、私はドキドキしながらレジにいた井上さんに「このアズテックカメラのパンフ、売り物ですか?」と尋ねた訳ですが、聞いた瞬間に井上さんの目がギラリと光り(ホント)、急にものすごく丁重な態度になって奥から綺麗な新品パンフをワザワザ見つけて持ってきてくれました。「こっちの方が綺麗だからイイでしょ?」って。そして、私は綺麗な方のパンフを売ってもらったのですが、その後ちょっとした会話の感じで井上さんもアズテックが好きなんだ、って直感しました。 井上さんにしてみれば「こんなガキがアズテック聴くのかよ!」という驚きが大きかったのでしょうが、私としては「アズテックカメラの好きな人」と「アズテックについて会話できた」事が、アホみたいですけど本当に、信じられない位に嬉しかったのです。確か1986年1月頃の出来事だったと思います。その日は1日中、ツアーパンフを小脇に抱え寒空の下「Walk Out to Winter 」の歌詞そのままな幸せ気分で渋谷の街を闊歩しました。冷たい空気が妙に心地よかったなぁ。当時、私は未だ10代でした。
1980年代前半に起きた小さな小さなリスナーズ・ムーブメント。だけど、その小さなムーブメントの代表選手の作品は、今でもその当時の空気を伝えてくれる、私にとってとても大事なアルバムの一つとなりました。たまにLPに針を落とすと、何一つ変わっていないロディーの歌声が私の胸に突き刺さり、あの頃の空気が鮮明に蘇ります。幸せ気分一杯で闊歩したあの時の気持ちに包まれるのです。 私はこの音楽を一生大事にしていきたい。私にとっては、かけがえのない唯一無二の音楽なのです。
・「マスターピース」
全曲ソラで唄える数少ないアルバムの1枚(といっても10曲目までですが)。評価の定まった現在、素晴らしい音楽として多くの人が楽しめる作品であることは間違いない。しかし思春期にリアムタイムで聴いた人間にとってこのアルバムは、曲や演奏が素晴らしいという以上の思い入れがある。あの時代、ああいう形で世に出たからこそ価値があった。形骸化、音楽の一スタイルと化しつつあったパンク・オルタナティブミュージックに対抗するパンク・オルタナティブとして、ラフトレードから(日本ではジャパンレコードから)発売された事に大きな意味があった。だからこそこのアルバムの清々しさは当時「衝撃的」でもあった。そして我々はセカンドアルバム『ナイフ』発表直後の初来日公演で、ロディフレイムのパンク精神を目の当たりにすることになる。
とりあえず、音楽にスガスガシサを求めている人は必聴です。
・「いまでも新鮮」
かつて、ネオアコースティックと呼ばれていましたジャンルの、表の代表選手アズテックカメラのデビュー作です。1曲目から炸裂するセミアコギターのフォークじゃない、ロックじゃない、まぎれもないポップスなオシャレな明るさが当時とっても新鮮でした。いまでも私にとっては新鮮です。
・「完璧なファーストアルバム」
私見だが、ロディ・フレイムは最後までここを越えられなかったと思う。早熟の天才の見本といっても良い。神々しく登場し、全てを詰め込んで全ての人を魅了する。ここには音楽で生きていこうだとか、2作目以降の配慮だとか、そういう先を考えたものがほとんどない気がする。だから素晴らしい。その時点での自分を、一瞬を全て遠慮なくつぎ込んだ。そんな感じ。天才がそんな事をすれば当然駄曲はない。曲が良いからアレンジは簡単で良く、疾走感と統一感があり、またその単純なアレンジが曲を際立たせている。完璧なバランスといって良いだろう。青春とは一瞬を永遠にする事である。ロディ・フレイムは自らの一瞬を余りにも鮮やかに切り取ることで、我々に永遠をもたらした。
(などと気取って書いているが、今もって頭のなかで簡単に曲を響かせることができるし、それで胸が掻きむしられてしまうのだ。そのくらい刻み込まれているという事。若いときにこれに出会えて、自分は本当に幸せだったと、つくづくそう思う。)
・「心が落ち着くボブ・マーレィ」
レゲィの神様?ボブの最後のアルバムと呼ばれていたExodus激しさは無いが、ゆっくりと落ち着いた曲が連なります。ボリュームを下げて効けば、寝る前のリラックスに最適!!昼間は、ライブ盤で熱くなり。。夜はExodusでヒーリング
・「新曲を含む、キャピトル時代中心のベスト・アルバム」
ビーチ・ボーイズには多種多様のベスト・アルバムが大量に存在しており、また個人的にはビーチ・ボーイズはベスト・アルバムでお茶を濁さず、“オリジナル・アルバムを全作品聴くべきである”と思っているので、お薦めとは言わないのだけど、多くのベスト・アルバムには良質のレア・トラックが含まれており、結局は外せない場合が多いのも確かな事実であって本当に困る。本作も当然その部類で、このアルバム用に製作された2曲、弾けるディスコ・ポップの24.とママス&パパスの名曲をシャープにカヴァーした25.ははっきり言って素晴しい。25.はオリジナルに敬意を持ってもそれと同格くらいの出来であり、何としても聞いてほしいテイク。22.も本アルバム用の新バージョンか少なくとも大幅なミックス違いであり、21.もミックス違いの可能性が高い。ベスト・アルバムそのものとしては初期の曲が多く、ブラザー/カリブ時代の曲は23.を除いて前記のカヴァー曲が2曲のみ、キャピトル時代も近年では評価の高いワイルド・ハニー以降は20.のみと何とも潔い選曲であり、知ったかのファンには不満かもしれない。しかしいわゆるビーチボーイズの本質を考えるとこの選曲は正しいと思う。CD一枚で全貌を辿ることなんて不可能だし。おそらくは権利の関係があっての結果なんだと思うけど、買って損は無い良質なべすと・アルバムだと思います。
・「やっぱりコレ!」
大御所シックの音は、このアルバム、そして次作の「リスキー」に集約されるんじゃないですか?ベースとギターの絡みはもちろん、ノリのいいドラムが聞かせ所を作ります。当時大ヒットの「le freak」は同フレーズの繰り返しがすこし気になるものの、リズムに合わせて踊ればこれが逆にゴキゲン!これもヒット要因の要ですからネ。そして「I Want Your Love」いいですねぇ。そしてそして、ヒットこそしませんでしたが、「Sometimes You Win」です。おすすめです。当時のディスコサウンドは、メロディがホントキレイ。シックの音は様々なカバーがされているように、永遠に聞きつがれていくことでしょう。
・「好き好き、大好きなんです!」
既に当初メンバーの2人が他界、残るはN.ROGERSだけが何とか気を吐いているCHIC。大出世作が本作、セカンド(なのかな?)。とにかく当時のディスコでは引っ張りダコだったそう。私の体験は大学の頃に発売後10年ほど経ってから。かのDURAN DURANが直接的に影響を受けたバンド、オシャレなフリして結構ゴリゴリのファンクをやっているらしいという情報は入手していたのですが、接してみてビックリ!ちょうどクロいフィールドにハマっていた頃だったので、このヘンなゴリゴリファンク、しかもポップな音作りになっているのにすっかりハマってしまったのでした。その後3人それぞれが大活躍し、シーンの中心に躍り出て'80年代のポップスシーンを正に支えていた事実のとおり、この3人でなければ実現できなかったバンド、グルーヴなんだと思います。何だかアクセントがヘンで特徴的なドラム、当時からすれば全く異端なブリブリ、かつ単独でメロディーを奏でているベース、そしてセンシティヴながらパキパキ音のポリエステルかなんかでできたストラトでのカッティング、もう独特の世界を展開していますが、これがまた3人揃うとそんなに違和感はないのです。当時の3人の音合わせの現場に居合わせたかった、カラダを預けたかったと思わせるノリです。ゴリゴリ、コテコテのファンクチューンから、綺麗なバラードまで、バラエティに富みながら全く散漫な印象はありません。パーティーが終わった後のようなオシャレなジャケットなのにこの音、このギャップ!魅力的です。一時ムーヴメントにもなった伝説的なバンド、女性コーラスのアイディア、オーケストラを大胆に導入するのはP-FUNKの影響もあるのかもしれませんが、親しみやすく仕立てたのはアイディアの勝利なのでしょう。楽器をやる方にはグルーヴ、ノリを追求するには避けて通れないバンドですし、そうでない方にもヘンなノリなのになぜかポップなファンクですので、楽しく聴けるのではないでしょうか。今となっては時代といえば時代の音かもしれませんが、ブラックミュージックに一石を投じ、'80年代ポップスにも大きく影響を与えたクリエイター達のアイディアが満載された作品、私はこの20年すっかりクセになって未だによく聴いています。クルマのトレイの中には必ず入っている一枚です!
・「踊りませんか?」
CHICのC'est CHICのレコードを買ったのは20年も前のことかな?C'est CHICとはフランス語で「格好いい!」とか、当時の「決まっているね!」というような意味。友人に薦められて買ったのだったか。今度、CDになって私の目の前に現れた”C'est CHIC"は、粋なテンポのよいリズムで、相変わらずオシャレな感じ!女性2人、男性3人の黒人ボーカルグループで8曲入っています。グループ名、アルバムタイトルはフランス語ですが、ニューヨークのグループとのこと。1978年リリースのアルバムです。スタイリッシュなソウルの感覚を満喫できます。今聞いてみても懐かしさとともに充分新しいと思えます。鏡の前でスタイルをとって踊ってみたくなるような曲もあり、スローなバラードもあります。1曲目、chic cheer、2曲目le freakはアップテンポなソウル、でカッコイイ!3曲目のsavoir faireはとっても美しいインストゥルメンタル、etc.です。難を言えば、今のソウルに比べて少しメロディが単純かなという感じもしますが、それでもスタイリッシュな魅力は感じられるでしょう。なんとなく、お洒落して外車に乗りたくなってしまいました。
・「想像していた以上によく練られていますね」
'80s洋楽に揉まれて育った(?)私から見ると、B.エドワード(b)とかN.ロジャース(g)といった人たちはプロデューサーとしての表出が大きかった訳で、"時間を遡った形で"CHICというバンドの音を聴いたというのが偽らざる所でした。#T.トンプソン(ds)に至っては、あのパワーステーションで#知ったという具合でしてm(_ _)mともあれ、ディスコ・シーンもかなり煮詰まっていたと思しき頃に、最後の花火を打ち上げるが如く、本作からは[2]の大ヒットを生み出しています。ソウル・ミュージック・シーン自体への根強い人気はあったと思いますが、それにしても'80sの喧騒とはまた違ったスマートな華やかさを感じさせる辺りは、流石に'80sにその力を発揮させるN.ロジャース、B.エドワードのフィーリングなのかと感心します。正直な所、[2]一発でCHICというバンドに対するイメージを持っていたのですが、ダンス・フロア路線、ムーディー路線、軽いブラコン路線と、内容そのものも想像していた以上によく練られていますね。
・「戦い続けたクラッシュ」
パンクとしては驚くほど長生きしたクラッシュ。10年間最後の最後まで戦い続けたクラッシュだがとうとう敗れてしまった。でも彼らの音楽や、音楽に対する姿勢は多くの人に伝わったと思う。後期のクラッシュはパンクじゃないよという人がいるけどチープな音を出せばそれがパンクというんでしょうか。あくまでパンクは生き方だと思います。
・「ディスコでカスバ。」
ザ・クラッシュとの最初の出会いは、ベスト・ヒット・USA。すなわち、『ロック・ザ・カスバ』だ。その頃は、ザ・クラッシュがパンクだって知らなかった。偉大なアーティストやバンドも方向転換をすることがある。D.ボウイにしても、クィーンにしても。ザ・クラッシュもそうだったのだ。ただ、そこでバンドの歴史が閉じることになろうとは・・・。前々作『ロンドンコーリング』は名盤と言われているが、確かにそう思う。全米で成功を収めたこの『コンバットロック』も名盤と言えるのではないか。兎にも角にも、『ロック・ザ・カスバ』に尽きる。
・「個人的には好きです」
実質クラッシュのラストアルバム。確かに1stや3rdのクラッシュが好きなリスナーにとっていささかとっつきづらい印象なのは否めない。
しかし(4)は未だにクラブシーンにおいても人気のある一曲だし個人的にPVもすごくかっこよくて好きだ。(ぜひ一度観てみることをお勧めします。)
(1)のアジテーションはさすがジョーといった熱さだし(6)での詩人ぷりも見逃せない。以外に(11)なんかもミックらしくてなかなか○。
・「848+6」
1. Know Your Rights 4. Rock the Casbah 5. Red Angel Dragnet 10. Ghetto Defendant がお薦め
・「隠れていてはもったいない」
ベルリン3部作と称される作品であるわりに前2作『LOW』『HEROES』が実に“メジャー”な存在なので本作は日陰者のような扱い(?)を受けているように思います。確かに作風が前2作とは違いヨーロッパの陰影、哀愁を映し出す志向とは明らかに違うのですがブライアン・イーノとボーイの作風の集大成という感があって面白いですよ。(ぜひ、ブライアン・イーノのオリジナルアルバムも聴いてみることを推奨します。)次作である『SCARY MONSTERS』が《プッツン切れてる》アルバムなので、その前の準備運動的なというか、橋渡し的というか…ともかく、ベルリン3部作はやはり三位一体という成り立ちでじっくり聴いてみるとボーイの意図が少しだけわかったような気がして楽しめるはずですよ。
・「追加音源には少々物足りなくとも・・・」
オリジナルは19年前に、10年前にはボーナスディスク付きの2枚組で出されたコステロのアメリカン・ルーツ色濃い(あくまでイギリス人としての)アルバム。その2枚組の拡大版と捉えると良い。変更点は ①デモ音源の追加 ②ライヴ音源が6曲から7曲に ③本編とボーナス音源がきっちり2枚に分けられたことの3点。 デモはマニア向けなので、もともと少なかったライヴ音源をもっと増やして、アルバム本編を補完するものとして欲しかった。 ただ本人の手によるライナーが追加音源の物足りなさを補っており、アメリカ音楽の深みを知るきっかけをくれ、興味深く読み応えがある。また音質も良く、音圧も適度に抑え目で聴き易い。 従来版を持っている人にとっても、まだ聴いたことのないアメリカンロック好きな人にとっても良いカタログだと思う。
・「マック・マクナマスの『ザ・コステロ・ショー』」
1986年リリース。追加音源を足して2枚組にしたExpanded盤は2005年4月リリース。最近のコステロの再リリース盤はみんな追加音源を別CDに集めて2枚組のExpanded盤にして売り出すというやり方が徹底している。なかなかだ(●^o^●)。アルバムとしてはエルビス・コステロことマック・マクナマスがアトラクションズを引き従えての『ザ・コステロ・ショー』をやるという筋立てになっているようだ。僕には何故か当時のアルバムより追加音源の方がコステロの曲の作り口みたいのが知れて面白かった。
なお、かのローリング・ストーン誌はこのアルバムを『The Album that fans,critics and Elvis Costello all agree on.』と五つ星で激賞している。僕は四つ星だが(●^o^●)。
・「完結しないコステロの再発」
メイン盤のレビューコンフェデレイツの面子がすごいTボーン・バーネット(Proとしてのピーターケイス1stも名盤)、ミッチェル・フルーム(Pro.としてクラウデッド・ハウス1stも名盤)、ジェリーシェフ、ジムケルトナー、ロンタット、アール・パーマーetcこの面子に不満を漏らし喧嘩したアトラクションズとの競演は一曲だけ直後の来日公演にはコンフェデレイツ+ジョン・ハイアット!!(来日予定だったが来なかった。前座はニック・ロウだった)内容はC&W、ブルース、ロカビリー、ジャズなどなどのアメリカン・ルーツミュージック+コステロ節オールモスト・ブルーとともにアメリカンルーツミュージックへの愛着がひしひしと感じられる個人的には大好きな1枚です+ボーナス盤のレビューデモとライブの音源、ライナーが目玉になるのだが、他の人も触れられているようにこのアルバムを補完するような内容が良かった
このアルバムに関してはLPから通じて5枚買うはめに...もう勘弁してください(涙
・「幽玄」
幽玄なロックバンドのライヴ盤。このアルバムはとても好き。限りなくEric Satieに近いオープニングのタイトルトラック等、スタジオテイクは既にpost-JAPAN。当然にQuiet Life以降のトラックばかりが演奏されているけれど、むしろ1st、2ndの曲を幽玄にやってたらそれはそれで面白いかもなぁと思った。いや実際のライヴではやってたのかもしれないけど。。この時のライヴの映像はとても美しい。優艶なミックカーンと静謐なデビッドシルビアンのバラバラだけど息の合う不思議な二人の組み合わせが眩しい。
Gentleman take polaroidsはほぼスタジオテイク。それがたまらなくクールでカッコいい。これをライヴで再現する力量というか意気込みが素晴らしい(このライヴ版が「ライヴ」なのかどうかは分からないけど)。Ghostsはオリジナル以上に混沌としている。Nightportierはオリジナルのピアノがやや未消化な雰囲気だったのに比べてこのシンセで奏でられるバッキングは馴染んでる。相当試行錯誤したのか。Quiet Lifeはさすがに手馴れた雰囲気。とても好きなアルバム。これをリリースしてきちんとバンドを卒業したデビッドシルビアンは偉い。
・「メソッズオブダンス」
このアルバムのメソッズオブダンスはかっこよすぎ!心拍数が上がっていくようなイントロ、シンセがスタジオ版から変更を行ないややゴージャスに、そして土屋昌巳のギター、この曲はライブによってさらにかっこよくなってます。映像版ではシルヴィアン、カーン、土屋が3人並んでコーラスをかけてますが、土屋昌巳はジャパンに完全に溶け込んで全く違和感がありませんでした。
・「JAPANのラストライブにしてベスト盤。」
パンク・ロックが席巻し、ロックが商業化されて混沌としていた80年代に、デュランデュランのようなビジュアルロッカーとして登場。その後、坂本龍一、ホルガーシューカイ、ロバート・フリップらとの親交を深め、その音楽性を花開かせてゆく。特に「Quiet Life」以降のアルバムは退廃的な雰囲気を漂わせ、ジャンセンのたたき出すポリリズム、シルビアンのエスニックなメロディとロキシーミュージックばりのVo, 奇才パーシー・ジョーズを彷彿とさせるミック・カーンのフレットレスベース、坂本龍一の影響を受けたバルビエリのキーボードがJAPAN独特の音楽へと消化されている。このライブは彼らのラストツアーをおさめたもので、曲は後期の3枚からのみ選曲されていて、ベスト盤ともいえる内容なので、JAPANを知らない方の入門版としてもオススメ.土屋正己がサポートギタリストとして参加しているが、あくまで控えめで、ライブとは思えぬ完璧な演奏と構成力にメンバーの実力の高さを感じた。スタジオ版以上にエスニックなアレンジ、音色を多様しているバルビエリの力によるものが大きいと思われるが、これ以降、アンダーグラウンドな現代音楽へと傾倒してゆくシルビアンの最後のロックライブとしても感慨深い。
・「最高の完成度」
ライブ盤としてはかなりクオリティが高いと思います、映像もあるんですが、シルビィアンが綺麗なのが分かるだけで、つまんないので、音だけのこれがあれば充分だと思います。
・「ヴォーカル・オーケストレーション!」
古巣Motownから移籍後初のアルバムにて、彼の最期の作品となってしまったMidnight Love。この作品の特徴としては、Marvin Gayeの経済的な理由によって、ミュージシャンを雇えなかったため、ほぼ一人でシンプルな打ち込みによる極めてチープなオケである。
が、それを補うかのごとく、Marvin GayeのVocalによるオーケストレーションが緻密なほどに組み合わさり、過去の作品と比べても全く見劣りがしない。特に、"Midnight Lady"、"Rockin' After Midnight"なんかの多彩なコーラスワークは、それだけで圧倒させられるものがある。そして、"Sexual Healing"。何故、こんなに簡素なオケなのに、とてつもなくきらぴやかで素敵なサウンドを出せるのだろう?このアルバムを聴くと、Marvin Gayeの音楽のセンス、そしてVocalistとしての才能を改めて痛感せざるを得ない。
僕は、この作品の中でも"'Til Tomorrow"というバラードが大好き。一見前3曲と比べて地味なナンバーに聴こえるが、セクシーで、繊細な彼の声が心に染みてくる。Marvin Gayeという最高のVocalが聴ける1曲だと思う。
・「魂を解放するアルバム」
このアルバムを聴いていると、日常生活でどんどん降り積もってくる様々な「束縛」や「義務」といったクサリから、魂が解き放たれるような快感を覚えます。いろんなもので窮屈に縛られたひとの心を自由な空間へと解き放ってくれます。「どーせ生きていくならもっとキモチ良く生きちゃいましょうよ」みたいな無言のメッセージを感じてしまいます。イメージはやはり夜ですねえ夏の夜に聴くと味わいもひとしお。楽曲も非常に多彩でマーヴィンのソングライターとしての才能のすごさに驚かされます。捨て曲ナシの高品位ブラックコンテンポラリーアルバム。シングル・カットされマーヴィン久々のスマッシュ・ヒットとなった「セクシャル・ヒーリング」をはじめ、全編にマーヴィンのリラックスした伸びやかでセクシーであたたかな歌声がこだまします。個人的には「’til Tomorrow」にシビれまくりです。大切なひととしっとりとキメたい夜にどうでしょうか?ラストを締め括る「My love is waitin'」もまじサイコーで文句のつけようもありません。
・「マルチタレントマービンの最高傑作」
マービンゲイは単なる素晴らしい歌手ではない。彼は優れたソングライター、プレイヤー兼プロデューサーでもある。この稀代のマルチタレントがその全精力をかけて作ったのがこのMidnight Loveだ。聞き込めば聞き込むほどに味わいがでてくる。セクシャルヒーリングでの多重録音によるマービンのファルセット、テナー、ベースの三音のボーカルの絡みがお見事。本作で彼はキーボード、ドラムスもプレイしている。
全体的にシンプルな音作りであるのが、彼の力量の凄さを指し示す要因になっている。ジャズ・ロック・レゲエへまでクロスオーバーするサウンドは、多くのミュージシャンに影響を与え続けている。住み慣れたモータウンを離れ、彼自身のサウンドを表現する為にCBSに移った。そこからの最初のアルバムが彼の遺作となった。じっくり何度でも聴いて欲しいアルバムだ
・「スムーズソウル」
ワシントンDC生まれのグレートなシンガー(1939~1984)、このアルバムを出して2年後に没。マービンは極めて繊細な人だったらしく、落ち込む時はかなり落ち込んでしまうらしい。天才の特徴かも。このアルバムはビルボードR&Bチャートで長らくナンバーワンをキープした『セクシャルヒーリング』が入っている。楽曲の強さとマービンの確信を持った力強い歌唱+バラードにおける深い説得力がブレンドされてマービンの後期の名作となった。リズミックなナンバーが多く、マービンのソングライティングのすごさを見せつけるものになっている。10点中8点
・「ミシシッピ・デルタ・ブルース」
悪魔苦悩舞い上がる埃痩せた土地灼熱の太陽密造酒ボトルネックスライドギター。。。
これらのキーワードで音楽を探すなら、まさにMississippi Fred McDowellは筆頭に挙げなければならないでしょう。このアルバムは1962年にレコーディングされ、15曲目以降にボーナストラックが追加された再販(1995)となりますが、彼の魂はこのアルバムに凝縮されていると言っていいと思います。一発ライブレコーディングで、フレッドの咳や、おばちゃんの歩く音なんかが聞こえてきますが、それがいっそう彼の魂に近い音楽に触れているようでスリリングです。曲自体は単調ですが、この繰り替えさえるボトルネックのフレーズは、聴くものの魂を抜き取るような錯覚に陥ることでしょう。聴いてはならない一枚なのかもしれません。
・「触れてはいけないもの・・・」
フレッド・マクダウェルっていう人は、特にこのアルバムは非常にヤバイです。一般的な日本人には重たく強烈すぎるかもしれませんが、これを聴いてしまったら最後、ブルーズに取り憑かれます。本人は楽しそうに演奏してるのかもしれないですが、聴いているほうは悪魔が歌ってるように聴こえます。やはり、こういうアーティストは限られた人にだけ聴いて欲しいと思います。
・「悪魔です!」
この人も悪魔でした。すごくアッツイです!son house好きな人なら絶対に好きです。この人独特のフレーズ満載です。味があります。明らかにミストーン!ってのもけっこうあって、それもまた味。曲の最中にゲホゲホっとセキなんかしちゃったりしてそれもまた味!
是非聞いてみてください。どっぷりとはまっちゃって下さい。かなりお勧めです。
・「ブルースの楽しみ方」
ジャズもまあそうですが、とくにミシシッピ・デルタ・ブルースはブルースマンによって同じ曲でも演奏の仕方や歌いまわしがさまざまなので聴き比べるのがとっても楽しいです。SON HOUSEやR.L.BURNSIDEなども同様のオトコっぽいブルースを聴かせてくれますがそれぞれの解釈で演奏しているので同一曲なのに個性が溢れています。ブルースはBGMで聴くのではなくヘッドホンで大音量で聴くほうが息遣いや指が弦を滑る音なども臨場感をもって感じ取ることができます。昨今のデジ化した音楽ではまったく味わうことの出来ない本当の音楽を満喫するにはこの時代のデルタしかないと思います。ボブ・ディランやストーンズが幼稚に聴こえること間違いなし。
・「Mississippi Fred McDowell」
全編、ボトルネックの連続。戦後の録音だけあって録音状態がよろしい。かなりあくがつよいんで、覚悟して聞くべし。焼酎で行ったら泡盛だね。ブッカ・ホワイトあたりが好きな人にはたまらないのでは?
・「人生の宝」
この人こそ正にSSWと言えるでしょう。最初は声に好き嫌いがあるかも知れないが、アルバム全体を通しての楽曲のクウォリティーの高さはハンパじゃないです。個人的にM1,M2あたりいつ聴いても鳥肌たちまくりで泣きそうになってしまいます。音楽好きな人でこの人にめぐり会えた人は幸せだと思います。
・「傑作デビューアルバム」
まるい、穏やかで優しい歌声。曲はどれも3分程度で、コードも構成も単純。だから、一聴すると非常に地味です。でも、繰り返し聴くほどによくなります。
デビュー当時すでに結婚し10歳の子供がいて郵便配達をして生計をたてていた、と聞いて納得しましたが、彼の書く歌詞はどれもごくふつうの家庭人の視線から書かれています。だから、自分の世界と重なり合い、非常に親近感が沸きます。 個人的に好きなのは、ノスタルジックに子供時代とその頃の知人を歌った"Galbraith Street"と、自分の子供について歌った"Speaking With The Angel"です。 辛口のElvis Costelloが「この先20年聴けるアルバム」「友達たちのためにも買ってあげたら」とこのアルバムを絶賛し、自分のコンサートのオープニング・アクトにロンを選んだのも納得!の大名盤です。
・「聴くたびに好きになるアルバムです」
最初聞いた時は、そこまでいいと思えなかった。ただまろやかな優しい声だな。と思った。
ある日、思い出したように聴いてみたら最初の時とは比べられないくらい心に彼の声が染み渡ったので驚いた。音楽と風景が、ある時ぴたりとリンクする時がある。その夜もそうだった。ある夜、バスの車窓に映る丸い月を見ながら聴いた時、泣きそうなくらい心に入ってきたのだ。彼の音楽は晴れた夜の明るい月みたいだ。と思った。底抜けに明るい太陽ではなく、夜の暖かい月みたいに人を包み込む。
人それぞれ、感じ方は違うと思うけれど最初に聞いていいと思えなかったアルバムがある日を境に大切なものに変わることもあるんだ。彼の声に何かを感じた方。最初は地味な印象ですが、聴いているうちに他の誰とも違う彼の声が心に入ってくるかもしれません。
・「円熟のピュアネス」
デビュー盤にして、既に独自のソングライティングが完成されています。円熟のピュアネスとも言いたくなる無垢で等身大の飾らなさがありながら、深く心に響く歌がぎっしり詰まっています。ミッチェル・フルームの素朴でボトムのしっかりしたアレンジも歌の良さを引き立っています。この後のアルバムもずっと高い水準でグッドソングを量産してますので、これにハマッ人はすべて聴くことをお勧めします。
・「しみじみ、良いアルバム。」
'95年、あのElvis Costelloに「この先20年は聴き続けられるアルバムだね。」と大絶賛された、記念すべき1st。(日本盤は'96年。) 基本は、アコースティック・ギター中心にRonのモサッとしたVo.が淡々と歌う、といった感じで、曲も淡々とした叙情的な曲が多いです。 Rod Stewartにもカバーされた名曲①、悲しげな②、割とポップな⑥など、どの曲も心に潤いを与えてくれます。 プロデュースとミックスを手がけたMitchell Froom&Tchad Blakeの、彼ら独特の奥行きのある音作りも、Ronの音楽にフィット、更に魅力的に仕上げてます。(Mitchell&Tchadにしては、結構真面目な音ですが、それだけ彼らがRonの音楽を尊重している証拠だと思います。) 日々の忙しさを忘れ、このゆったりした、物悲しげな“良い曲”に身を委ねたいものです。
・「原点」
ロキシー・ミュージックの3枚目のアルバム。ブライアン・イーノの脱退で、エクスペリメンタルな要素は後退。シャンソンのパロディー的な「ヨーロッパ哀歌」に代表される、(後にブライアン・フェリーの代名詞となる)「ダンディー」な雰囲気が全面に出てくることに。1,7など繰り返し演奏される定番曲も登場している、かれらの原点であり、名作のひとつ。
・「ヨーロッパ哀歌」
here as i sit at this empty cafe thinking of youi remember all those moments lost in wonder that we'll never find again........ ヨーロッパ哀歌のフェリーの声は、悲しい。1曲目の「ストリートライフ」で、喧騒の中にいたフェリーは、なんでこんな悲しい歌を歌うのだろう。そして、次の「マザー・オブ・パール」。喧騒から始まり、安らぎに終わるこの曲で、フェリーは何に出会ったのか。 前期ロキシーの中でも、特に素晴らしいアルバム。
・「歓迎」
本盤は2000年ディジタル・リマスター、ジュエル・ケース仕様の再リリース盤である。これは輸入盤であるが、これに対応した日本盤は丁寧な装丁の紙ジャケット盤にてリリースされた。
他のロクシー・アイテム(デヴューから最終オフィシャル・ライヴまで)も同様の装丁にてリリースされた。
ミキシング、各楽器の位相、各プレイヤーの力量、何より勢い、すべてをもってこれがロクシー必殺の最高傑作である、と断言したい。グレイト・ポール・トムプスンのドタドタするドラムスのフィル・インを聞いた段階でそれは確信する。
本日(2007年7月某日)、ついにロクシー・アイテム及びB・フェリー氏ソロ・アイテムの英国オリジナル・アナログ盤仕様を限りなく再現した紙ジャケット仕様の再リリースが発表された。
どうやら帯や内袋も当時のモノを再現するようだ。
特にロクシー関連は既にリリースはされていたが、B・フェリー氏ソロ・アイテムはジュエル・ケース・ディジタル・リマスタリングは輸入盤のみしかなかったので楽しみ。当時、初版限定で紙ジャケット盤もあったにはあったが・・・。
但し、2000年リマスタリング音源をそのまま採用しているので、あの怒涛のドラミングなどはそのまま。少し残念。
2007年9月26日リリース予定。
グラム・ロック華やかりし頃、当時中学生だった私はこのアナログ盤をわざと小脇に抱えて学校へ行ったものだ。同じロック好きの仲間からも全く理解されず、寂しい思いをしたのを思い出す。
涙を拭いながら、店頭へ行こう。
・「アート、セールス、退廃。すべてが揃ったアルバム」
素晴らしいアルバムだ。今のフェリーが奮起してもこのレベルの作品をクリエイトするのは難しいだろう。この時期のフェリーは画期的だ。彼は他のソングライターやヴォーカリストが無視してきたことをあえて強調する。それは男の弱さでもあり、はかなさでもある。そしてヨーロッパのミュージシャンがいくら必死になってもアメリカンポップスやブラックミュージックには勝てないという事も。本作では既にイーノは不在。それゆえフェリーの思想と歌が強調されています。目玉は⑥のソング・フォー・ヨーロッパ、フェリーにとって「敗北」と「悲しさ」は重要なモチーフ。それが最もわかりやすい形で結晶化しています。⑤のセレナーデも彼の気質が顕著に出ています。古臭い日活映画みたいなラブソングをニューウェーブ風のアレンジで歌ってくれます。このギャップが嬉しい。とにかくこれほど「人工的」で「薄っぺら」で「キッチュ」なアルバムは他にはありません。ヨーロッパでは売れました。(73年発表)
・「心を包囲する…サウンド」
お約束どうりに[ROXY]のジャケは官能シリーズですよね、うねる様なフェリーの歌は時に声ではなく思考の波になるようです、決して温かくはない冷たく無表情なサウンドですけど…繰り返して聞いてしまう、危険な香り…それが[ROXYMUSIC]です。
・「学生時代、大好きだったアルバムです。」
学生時代、大好きだったアルバムです。15年以上も前の話ですが、その時点でも最高傑作という評価だったので、ストーンズのアルバムでは3枚目くらいに聴きましたが、ジワジワとハマった記憶があります。有名な"Tumbling Dice"はライブでも盛り上がる名曲で、このアルバムを聴く前から好きな曲の1つでした。しかし、このアルバムで特に好きなのは、バラードの"Let it Loose"と"Shine a light"、ストーンズっぽい気だるい感じが好きな"Torn & Frayed"の3曲ですね。アルバムとしてかなりの長さで、そのまとまりの無さが、ストーンズのアルバムとしては例外的で、このアルバムを特別な存在にしていると思います。しかし、社会人になってしまった今、このアルバムの世界にドップリ浸る余裕がないのも、残念ながら、事実です。BGMのように聴くアルバムではなく、聴くからにはジックリ聴かないとよく分からないと思われます。ですから、そうした時間的な余裕がない方にはあまりお薦めできません。仕事と育児(の手伝い)に忙殺されている今の私にとっては、学生時代に、自分の部屋に寝そべって、ボケーっとこのアルバムを聴いていたような時間が時々、懐かしい、というような大切なアルバムです。
・「ストーンズの最高傑作」
30年以上前の作品だけど、ストーンズの傑作、オープニングの「ロックスオフ」から、続く「リップディスジョイント」が格好いいったらない、「ダイスを転がせ」はアルバム中一番有名な曲、リフもテンポのユニークでいい、「ハッピー」はキース・リチャーズのボーカル、「レットイットルース」は隠れた名曲で彼らバラードの中でも最高の一曲です。 ミックの歌もキースのリズムギターも、辞めてしまったミックテイラーのギターソロも本当にエネルギッシュで素晴らしいです、それとホーンが沢山入ってるんだけどこれが又いいんだな。 最初はちょっととっつきにくいかもしれないけど、良さがわかると毎日、何回でも聴きたくなる作品です。お奨め!
・「かわそうなビル…」
もはや最高傑作として語りつくされた感がありますが、傑作というのは聴き方によって新しい発見が次々に生まれるものです。んで、あまり言われていないことをひとつ。このアルバム、ビル・ワイマンはほとんどベース弾いてません。当時キースと不仲だったことが原因だと思われますが、正式メンバーなのに酷い扱いをされています。2曲目のように実験的にウッドベースを入れるのはまだしもミックテイラーにまでベースを弾かせる必要はないように思えます。でも、ビルのベースと聞き比べて見るのも一興ですよ。ちなみに、このアルバムリリース後のツアーの音源はブートの定番といえるほど素晴らしい演奏のものが多く、ストーンズが消滅して公式発売されるまで待てない方はさがしてみることをお奨めします。「ゲットヤーヤーヤズアウト」のころより、さらに荒々しく研ぎ澄まされた演奏が聴けますよ。
・「「ならず者」たちの永遠の輝き」
ローリングストーンズ1972年発表の傑作である。 彼らが最も音楽に真摯に取り組み、その音楽性を発展させていたこの時期の最大ともいえる成果がこのアルバムである。
1曲1曲のグレードが極めて高く、Jagger+Richardのソングライティングにおける類まれなる才能が爆発している。2枚組というヴォリュームは、当時の彼らにアイデアが満ち溢れていた証であり、必然であったと言える。また、更にこの作品において特筆すべきは、その完璧ともいえるアレンジとその演奏にある。無駄な音は微塵もなく、全ての音が活きている。ミックのソウルフルなヴォーカルとも絶妙に絡み合い、そこから生み出されるファンクネス溢れる絶妙のグルーヴ感こそがこのアルバムの最大の魅力である。 全曲素晴らしいが、まず冒頭を飾る「ロックスオフ」が何といっても良い。曲はリラックスしたムードで始まるが、徐々に盛り上がりをみせ
、サビの部分でミックのシャウトとバックのブラスが炸裂する。このアルバムが最高にファンキーで強力なロックアルバムであることを何よりも雄弁に物語る名曲名演である。また、それに続く「リップジスジョイント」も凄い。全盛期のリトルリチャードにも匹敵する程のスピード感
と迫力がある。他にもバックの女性コーラスとの絡みが絶妙な「タンブリングダイス」、ミックのブルージーなヴォーカルが最高の「ヴェンチレイターブルース」、ロバートジョンソン作のブルースを自らのオリジナルかというばかりのロックチューンに仕立て上げた「ストップブレイキングダウン」、そしてこのアルバムの最後をこれ以上ない程劇的に飾る「ソウルサヴァイヴァー」等、最初から最後まで息をつかせない。 このアルバムと出会ってから20年、近年はモダンジャズ等にも開眼し、ロックから離れぎみの私であるが、このアルバムだけはいつもそばに置いている。未だにこの「ならず者」たちの輝きに私は今も魅せられ続けている。
・「凄み」
数あるストーンズナアルバムの中でその録音状態を含めて最も凄みのアルバムだと思う。荒削りさ、泥臭さ、粗野さ、野卑さ、こういった最上級の形容詞をいくつ並べてもまだ足りない最高のアルバムである。ロックというものが持っているパワーが詰まっている。改めていわせていただきたい。ストーンズ最高!
・「とにかくリズムが活きている。80年代「ポップ」でここまで優れたリズム認識のものはそう」
た当時から「すごいアルバムだ」と思っていたが、今日的視点から見てもすごい、いやむしろこのすごいアルバムをどうして85年につくりえたのだろうという気にさせられる。何よりもリズム担当のフレッド・メイハーのこだわりに脱帽。コンピュータで打ち込みをしてるであろうに手入力基本でクオンタイズ(音符をそろえること。これをすると打ち込みくさい音になる)を極力しないとか、高音と低音を強調した音色にすれば洗練された感じに聴こえるのに、あえて中音域を前に出した音色にこだわったり(結果ストリート~ヒップホップっぽい仕上がりのリズムトラックに仕上がっている。いまでこそサンプリングが当たり前だから常套的な手段になっているが、当時からすればかなり先鋭的なセンスと言えよう)。ちなみに、たぶんグリーン本人はそのすごさを理解していなかったのではなかったろうか(そうじゃないと次作『プロヴィジョン』で上記の要素が大幅に後退して箱庭みたいにこじんまりとまとまってしまった理由が分からない)。今でこそポップ・ミュージックにおけるリズムの重要さは誰もが認識するところとなったが、当時そこまで尖鋭的なリズム認識を自覚し音楽制作に持ち込んでいたのはピーター・ガブリエル、アインシュトゥルツェンデ・ノイバウテン(および音色を真似したかったデペッシュ・モード)や裏方のスティーブ・リリーホワイト、ヒュー・パッジャムくらいのものだったろう。そういう状況下で、ストリートの黒人達と同じように直感だけを頼りにここまで強く優れたリズムアプローチをメインストリーム・ポップのフィールドに持ち込んだというのは本当にすごいと思うし、もっと評価されていいはずだ。
・「未だに愛聴盤。」
発表当時に衝撃を受け、当時から20年も経っているのを驚きつつも、未だに聴きまくっています。ホントーにカッコイイ!!リズムや旋律に黒人音楽の影響がかなりありますが、音としては渋いというよりは洗練された音という感じ。関係ないけど、グリーンはめちゃめちゃ美青年なので随分と不公平を感じたものです(笑)。スクリティはどのアルバムも好きだけど、これはダントツにいいです。超オススメ!
・「ハイセンスのポップ・ミュージック」
スクリッティ・ポリッティの出現は一種の衝撃だった。このアルバムの中の3枚の先行シングルはレコードが擦り切れるほど聴いた。1984年当時一番新しい音楽だった。 そして全米シングルチャートでベスト10入りした第一弾シングル(6)「PERFECT WAY」のカッコよさにはのけっぞってしまった。
(2)「SMALL TALK」なんかもそうだが、とにかくベースの使い方がうまい。
アメリカでブレイクしたので、ライブをやろうとしたらしいが、レコードの音が再現できないということで断念したようだ。それだけスタジオワークに凝りまくったユニットなのだろう。
このアルバムはレゲエ テクノ ソウルなど色々な要素が入ってるが、意外とワールド・ミュージックっぽいところもあり、あまりのセンスのよさにアフリカのミュージシャンにも注目されることになる。
80年代が誇るべき名盤である。
・「80年代サウンドの一つの到達点」
捨て曲無し、全曲聴けます。'85年発表だというのに、いまだに雑誌なんかでとりあげらることが多いのも納得。80年代の音と言えば、情けない音のシンセにシンベにドラムマシーンって感じがしますが、このアルバムではベースとドラムは生を多用しているので、古臭い感じがしません。究極のエレ・ポップ。
・「こいつはいいっスよ。」
このグループの2ndCDだが、これが本当に大傑作です。当時流行だったホワイトソウルを基調に、ボーカルのグリーンの中性的ヴォイス、ひねりまくりまがらポップな曲調、すべてが個性的でセンスよかったです。個人的は、「the word girl」って曲が、未だにこんなセンスいいレゲェ聞いたことないってことで一番にお気に入りです。
・「これだけの名調子はそうそうない出色の出来」
かつてベストが輸入盤で出ていたが、曲の流れの良さではやはりこのデビュー盤が最高だ。のっけから怒濤のごとく押し寄せるスカの名調子が小気味よい#1「3分間のヒーロー」、こんな脳天気なプレッシャーなら全然問題にならない#9「トゥ・マッチ・プレッシャー」、テーマの重さを微塵も感じさせない#10「マーダー!!」など波長が合えば、こんなにもハイな気分にさせてくれるアルバムはそうはないだろう。ラスト#14「ジェイムズ・ボンドのテーマ」はそのアイデアに驚くとともに笑いさえこみ上げる快作。スピードとユーモアに満ちあふれたアルバムだ。
・「黒っ」
白黒混合とはいえほとんどが黒人なために、ウォーとかワゥー的な例のスカの独特の発声がうまい。いやうまいっつうか、とりあえず黒い。黒いけど、それ以上に、気持ち悪いくらいに濃い2トーン的雰囲気とアートワークとユーモアに満ちています。トゥーマッチ2トーンです。レジロスとかXレイスペックスとかもそうなんだけど、オレ的にこういうのにおいての女性ボーカルっのキラキラ感てあんまし苦手で、そっち系が苦手な人はちょっと注意が必要と思います。とりあえずトゥーマッチプレッシャーは文句なしでカッコいい。大好き。ほとばしる2トーン的世界観ですね。
・「墓場まで持っていくアルバム」
彼の最高傑作というとコレとInnervisionsで意見が分かれるところでしょうが、私はこのアルバムが最高傑作だと信じて疑いません。本人が人間として、またアーティストとして間違いなく絶頂期にあり、その充実感や幸福感がそのまま楽曲に表れています。きっと湯水の如く曲が溢れ出し、厳選しながらも必然的に大作に仕上がったと感じます。尺の長い曲も多いですが、飽きることはありません。
ちなみにLP時代は2枚組+EP1枚という変則でしたが、CDになって2枚に収まりました。Saturn以降の4曲がこのEPにあたります。一時は2曲ずつ各CDに加えるという暴挙がありましたが、この4曲は決してボーナストラックではありません。計算しつくされた見事な曲間や流れを是非味わってみてください。
言い忘れましたが、今回はSHM-CDでの発売です。この音質は驚きです。各パートの音像がはっきりして距離感がきれいに感じます。今までモヤッとした後ろで鳴っているハイハットの音やリムショットの音がここまで鮮明になるのかと感心します。録音技術は日進月歩ですが、まるで現在の最新録音機器でレコーディングされたようです。騙されたと思って買ってみて下さい。損はしませんよ。
・「音楽の喜びを知る鍵」
1976年発表の2枚組作品。収録された各曲は余りに多様で、一言では容易に表現できません。言い方を変えるとそれだけの豊かさが溢れているソウルミュージックだと思います。凝った曲、情緒的な曲、クールな曲、憂いを含んだ曲、人によって推す曲はきっと異なると思います。それは後年、この作品から幾多の引用が見られたことからも明らかです。しかし圧倒的に魅力あるボーカル、メロディ・メイカーとしての才能、そしてそれを最大限に活かす当時としては新しいテクノロジーを用いながらも「あたたかみ」あるサウンド、全編を貫くそうした魅力に異論を唱える人はごく少ないのではないかと信じます。
・「至高のスティーヴィー・ミュージック!!!!」
1976年のグラミー賞最優秀アルバム、単にソウルと言わずポピュラー・ミュージックと言わず、あらゆる音楽の中でも最高の成果のひとつである。
この前年までの4〜5年は最も脂の乗り切っていた時期で、1975年にグラミー最優秀アルバム賞を受賞したポール・サイモンはS.ワンダーに感謝の言葉を述べている、「今年は彼がアルバムを出さなかったから・・・」。
'70年頃にムーグと出会い、また様々な音楽に触発されて、爆発的に創作し続けた時期で、このアルバムはLP2枚+EPという変則的な収録であった。それでもまだ収まりきれないと感じる充実ぶりで、かつその内容はバラエティーに富み、当時聴いた直後に歴史に残る作品であると確信した。それほど途轍もない内容であり、聴きながら「次が出せるのだろうか?」と感じたのを覚えている。実際なかなか発表されなかった。
この2000年リマスター盤は音質がリフレッシュされていて、この芸術を堪能させてくれる。ハービー・ハンコックのエレピのウォーム・トーンが心地よい。
・「Stevie Wonderの最高傑作はこの作品でしょう。」
70年代中盤は正にStevie Wonder全盛の時代。Stevieがアルバムを出すとグラミー賞総ナメで他のミュージシャンに分はなかった。そのStevieの最高峰とも言えるアルバムがSongs in the Key of Life。これを聴けば納得が行く。何しろ曲がいい,とにかくいい。何でこんなにいい曲書けるんだろうと驚愕する程。当時のLPで2枚以上の大型アルバムは評論家には手厳しく批評されたりすることがよくあったが,これには評論家も何と批評するか苦しんだことだろう。私のお気に入りはLove's in need of love today, Have a talk with God,Village ghetto land,I wish,Knocks me off my feet,Pastime paradise,そして続くIsn't she lovely,Joy inside my tears,Black man,Ngiculela - Es una historia -I am singing,If it's magic,As,Another star,もう収録曲の殆どになってしまうが,この時代のStevieが如何に素晴らしかったか否応でも思い知らされる。90年代以降の洋楽しか聴いたことがない方,Stevieを多くいるソウルミュージシャンの一人と勘違いしている方,そして洋楽を全く聴かない方,是非聴いてみて下さい。こんな音楽あったのかと思えるほど素晴らしい作品です。
・「永遠の名作」
これはスティ−ビ−・ワンダ−が76年に発表した作品で、彼が70年代にリリ−スしたアルバムの内、最高傑作であろうと思います。(というか彼の全アルバムの中でも最高傑作)私が音楽の素晴らしさを知ったアルバムです。2枚組の作品なんだけど、ムダな曲なんて一曲も収録されていない、超名曲ぞろいの奇跡的な作品。
特にアルバム1枚目の「VILLAGE GHETTO LAND」や「PASTIME PARADISE」、「SUMMER SOFT」あたりは何十回聴いてもその度に感動してしまいます。
・「Swing!Swing!Swing!」
アカデミー授賞式のパフォーマンスを観て気になりました。フランスのアニメーションはどこか古い(良い意味で!)感じがするのですが、これも昔のアニメーションで「トムとジェリー」とか「ベティ・プー」を思い浮かべます。ノスタルジックな雰囲気があって・・・
アカデミーでノミネートされた本作はとにかくオールド・
ジャズな雰囲気が楽しくって、ビーバップとかスウィングが大好きな人にはたまらなく素敵な内容になっていると思います。大音量で聴くのが正解ですよね!!フレンチヴァージョンも収録されているので、フランス語好きの人にもお薦めかな、って思います。
・「3曲目だけが聴きたくて。。」
私がこのCDに出会ったのは、R34型のスカイラインが出た頃だった。R34のCMで3曲目の「You Really Got Me」が使われていたのです。とにかくギターサウンドがカッコよく、心に残りました。
その当時はギターサウンドのみに心を奪われていましたが、聴けば聴くほど、各パートも秀逸だとわかります。
もちろん、3曲目だけでなく他の曲もしっかりとロックしています。ロックファンの方でしたら、一度は聴いてみることをおすすめしますよ★
3曲目は「キンクス」のカヴァーだと聞きますが、オリジナルの曲も聴いてみたいと思いました。
・「やっぱり天才」
エディはやっぱり天才ということを再確認。つまりこの時点から今に至るまで基本的にやってることはぜんぜん変わってないってこと。センスも技術も姿勢も変わらない。天衣無縫とはこのこと。このアルバムは未だに凄い。そこが大事。
・「天才の君臨」
既に書かれたレビューに「後世に名を残すのはジミヘンとエディ」と書かれたものがあったが、まったく大賛成。ギタリストとしての天才度合いにおいて、ジミヘンことJimi HendrixとエディことEdward Van Halenは突出した存在だ。いずれもその後に「模倣者」を大量生産するほど影響度が高く、どんなに他が真似をしても独特の個性を持ち続けている。
そんなエディの率いるVan Halenのデビューアルバムだが、これが出たときのロックファンの衝撃は、いかほどのものだったろう?私がこのアルバムを始めて聞いたのはリリース後数年経ってからだが、リアルタイムで聞いたロックファンが本当にうらやましい。あのフレーズ、あの音、それまでのエレキギターの常識を完全に覆すもので、「どんな風に弾いているんだ?」と謎解きの楽しみを得られたことだろう。
アルバムの完成度から行くとイマイチかもしれないが、ロック、特にギターの奏法に与えたインパクトでは他に並ぶもののない名盤中の名盤と言える。特に2曲目のインストルメンタル局「Eruption」はロックギターを弾くなら必聴のこと。
・「明るいハードロックギタリストVanHalen参上。」
このアルバムの1番良い聴き方は、まず車の窓を締め切りエアコンを効かせカラッと乾燥させた車内でコカ・コーラを用意し家では聴けない程の音量で郊外をドライヴするとそこにはいつもとは違う世界が広がり(気分はLA)、スピードは出さなくてもストレスが抜けて気持ちの良い時間が過ごせますよ。ぜひお車に1枚どうぞ。(1曲目から最後の曲まで捨て曲無しのアルバムですから編集無しで全部聴けます。)
・「炎の導火線はまた付くのか・・・」
デイヴ、その重たいケツを上げろ・・・と、言ったとか。息子をベースで参加させるなんて・・・マイケルだろ、やっぱり。ハイトーンのコーラスは彼じゃないとねぇ・・・厳しいでしょ。
実体験できた数少ない「超一流」ギタリストの一人、エデー。最近、「象さん」の頃の音源が某サイトで確認できますが「エデーさん!!キレてます!!」と応援したくなる程のキレっぷり。日本人には理解しがたい「馬鹿に成りきる」演奏。この辺が欧米諸国との「差」になって、カリスマ度が変わるような気がする。残念だが、ダイムバック亡き後「こいつだ!!」と言い切れるキッズ受け最高なギタリストは停滞気味だ。
ギターのマイク出力は、弱め。それを、アンプ側でガンガンに歪ませる。最近、そんな感じだと思ってきた。ピッキングも当たりは強くなく、ソフトな感じ・・・アンプで歪ませてるから「十分」鳴る。ただ、住宅街だと厄介な事に・・・(笑)。(車で来るなよ、ビジバイで来い!!注意なら一人で十分だろ?二人で来るな!!)
このバンドのメンバーも「半世紀」生存している。しかも、エデーの病気は「怪しい」感じがする。やっぱ、最後はやりたい事をやるのではないか・・・私の友人の最後もヤリタイ放題だったが・・・。「象さん」の頃の「スウィム」を聴きたい・・・(笑)。解説じゃねぇ・・・申し訳ない。
・「美しくも散ってしまった彼らの記念碑的作品。」
初めて聴いた20年前、最初に針を落とした1曲目(当時はレコードなので)正直ピンとはきませんでした。スローなリズムにアコースティックなギター、少し間延びした感もあるVo、何故に本国英で人気を博したか疑問に思いました。しかし、2曲目からテンポも上がり、M-⑥⑦⑧⑨でもう後戻りできないほど嵌ってしまいました。
アコースティックなギターというと牧歌的イメージを勝手に思い描いていたが、Rockというジャンルの中でこれ程に融合・昇華されたギターサウンドには嘗て触れた事も無く。その美しい旋律は、私にとってはPunkに触れた時よりも新鮮でショックな事でした。今でも「Still Ill」のリフを聴いただけでも泣きそうになります。モリッシーは、人間の弱さ、惨めさ、内なる暴力性等を散文詩的に放ち常に私の心を撃ちます。モリッシー、マーの2人の存在がクローズアップされる中、支えるリズム隊もかなり確りしたモノ。(Drは後にバズコックスへ)
今でもこのアルバムを聴く度にブート映像で見た、モリッシーが花束を抱え、ファンに服をつかまれ脱がされかかりながらも嫌な顔もせず歌い続ける様を思い浮かべます。
是非、ご一聴。
・「例えば」
正直、高校生の時買った当初は全くわからなかった。モリッシーの歌詞がいいとかそんなの全く思えなかった。ジョニー・マーのギターがいいとかそんなのも。当方23歳ですので、このアルバムを買った時はヒップホップのリリックのディスがあったし、ニルヴァーナのニヒリズムがあったし、ブリットポップの素晴らしいギターロックがあったし
ヘヴィロックの激しい破壊性があったから。で、しばらく棚の奥に眠ってたんですが、ここ最近のニューウェーブの盛り上がりを見て、もう一度聴いてみようかなと。
凄かった。4年たち色々な音楽体験を経てきてやっとわかった。スミスのすさまじさ。アルバムトータリティの素晴らしさ。モリッシーの内症的な歌詞から生まれる暴力性。愛。
1984年、マンチェスターから生まれた音楽は2004年、23歳の僕の胸を撃ちぬきました。
・「時代を感じます」
一応イメージはバットボーイズですが、「club tropicana」「nothing looks the same in the light」など、この時点でジョージのポップセンスはすでに光り輝いています。すばらしいです。
・「今聞くならこっち」
80年代のポップシーンを代表するWHAM!ですが、世界的なアイドル・デゥオに押し上げた”Make It Big”よりも1stの”Fantastic”の方が、George Michaelの天才的な音楽センスの奥深さを感じられるんじゃないかな。ヒット曲の”Bad Boys”、”Wham Rap”、”Club Tropicana”、そして”Young Guns”。当時の若者の世相を良く表した退廃的な歌詞がCoolで、いつ聞いても(歌っても)楽しいです。それがまた、当時の(殆ど失業状態の?)イギリス労働者階級の若者達の絶大な支持を得た理由だと思います。ロマンチック(今となっては偽り)路線の”Make It Big”は、そういった意味で物足りないというか、軟弱だという評価を一部のファンから得たように記憶してます。“Wham Rap”のR&Bに乗せて畳み掛けるように韻を踏んだ歌詞は天才的、”Young Guns”等のソウルフルな歌声は(タイプは違いますが)80’sのEric Burdonを目指したといったところか、”Club Tropicana”は永遠の欧州レジャーソングですね。やっぱ、無害な”Make It Big”より断然、挑発的で楽しい。"Wham Rap"(特に歌詞)が一番好きなんですが、”Wham! Bam! I Am! A Man! Job Or No Job, You Can’t Tell Me That I’m Not.”(笑)。George Michaelは天才だ。当時は誰も気がつかなかったが、改めて聞くと、"Bad Boys"と"Young Guns"も違った意味を匂わせている。"Nothing Looks The Same In The Light"に至っては、そうだと思って聞くと気持ち悪い・・・。
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