ザ・ベスト・オブ・シカゴ 40周年記念エディション (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「シングル・バージョン満載!」「充実の111分。旧友の元気な活躍を見るような思い。」
「結成35年記念盤」
ラヴ・ソングス (詳細)
シカゴ(アーティスト), ピーター・セテラ(アーティスト), エイミー・グラント(アーティスト)
「アメリカ大衆音楽の神髄」「いい!」「お得です。」
ハート・オブ・シカゴ 1982-1997(完全生産限定スペシャル・プライス) (詳細)
シカゴ(アーティスト)
Christmas: What's It Gonna Be, Santa? (詳細)
Chicago(アーティスト)
「今度のアルバムは・・・」「オール・シーズンOK」「隠された素晴らしいジャケット」
「とうとう」「21世紀にも彼らはまだまだ刺激的!」「産みの苦しみ」「ますますシカゴ!!」「長すぎる…30作目…」
「パワー・バラード路線の極致」
「今聴いても色褪せない魅力。」
「ピーターセテラ在籍最後の大ヒットアルバム」「それがシカゴの全てではない」
ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16) (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「「素直になれなくて」が収録されている」「プロフェッショナル」「プロデューサー/デヴィッド・フォスターの名を轟かせたシカゴの復帰作」
「残念です・・・・私は、反省しています・・・」「シカゴ生き残りの模索が窺える出来、好盤です。」
「メンバーの総合力がバランスよくまとまった一枚!」
VIII(未だ見ぬアメリカ) (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「最初は嫌いだったのですが・・・・」
VII(市俄古への長い道) (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「バンドとしての魅力が溢れるアルバム!」「分岐点、だから・・・好き!!!」「最高の音楽、最高のグループChicago!」
シカゴ25~クリスマス・アルバム~ (詳細)
シカゴ(アーティスト)
シカゴII シカゴと23の誓い~デラックス・エディション (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「当時の空気感いっぱい。でも日本盤タイトル、変えないの?」
II(シカゴと23の誓い) (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「前進のみだった70年代ロックの代表作」「"Chicago Transit Authority"から"Chicago"に改名 第2作目」
・「シングル・バージョン満載!」
1967年2月15日に結成されたシカゴの40周年を記念して纏められたコンピレイション・アルバムが、約1年遅れでの国内盤リリースです。
・「充実の111分。旧友の元気な活躍を見るような思い。」
シカゴの結成から今までの40年の歴史を大きく3つに分けると、ブラスの鮮烈な響きがグループの個性だった初期、ピーター・セテラがグループをリードしたAOR路線の中期(遂にはホーン部隊が全くかすんでしまった)、そしてピーター・セテラ脱退以降の今に至る、新加入のメンバーの参加を得て重厚かつAOR感覚も生かした音作りの後期ということになるだろう。私のように、初期のかっこいい曲(M1、M2、M7等)をしょっちゅうラジオで聴き、ピーター・セテラ中心の時代には彼がヴォーカルのヒット曲群を愛した人間の中には、ヒット曲を追いかけない年齢になったこともあって後期のシカゴから関心が遠のいた人も多くいるのではないだろうか。そういう人に是非お薦めしたいのが本作だ。111分を通して聴くと、個人的には初期の作品には飢えたようにロックを聴きまくった少年時代の思い出が、中期の名曲群には大人になりたての頃の甘酸っぱい思い出が、それぞれ蘇る。そして何よりもシカゴXXXの曲まで含めた後期の充実ぶりを知ることができるのが嬉しい。まるで同窓会で旧友に会い、今の活躍に暖かい気持ちになる、それに似た感慨を持った。古参メンバーが各曲の背景を簡潔に語っているのも見逃せない。ピーター・セテラに対する複雑な思いにもかかわらず、中期の名曲群を評価して、本作でフィーチャーしているのはさすがにプロだ。といったことを言う前に、まずは素直な気持ちで、アルバムを30枚も残したバンド結成40周年を寿ぎ、敬意を表したい。
・「結成35年記念盤」
シカゴの結成35年を記念したベスト盤。初期からのシカゴ・サウンドを俯瞰するのに好適なアルバム。スターのいないビッグ・バンドと言われるシカゴの本領が堪能できる。
長閑な歌詞とサウンドの中に深い意味を持たせて、シカゴを一躍スターダムに押し上げた「Saturday In The Park」。印象的なギター・ソロから始まる、何と言ってもカッコイイ代表作「25 Or 6 To 4」。「Twenty Five Or Six To Four〜」のサビは忘れられない。初期の曲はブラスがメインなのだが、本作はギターのT.キャスの活躍が目立つ。初期の曲では「Does Anybody Really Know What Time It Is ?」を入れて欲しかった。初期には、こうしたノンビリとした曲調の中に深い思索を込めた曲が多かった。スターになってからの「Take Me Back To Chicago」も味わい深い。中期のラブ・ソング路線の「If You Leave Me Now」、「Hard To Say I'm Sorry」、「Little One」もちゃんと入っている。日本ではこの辺の美しいハーモニーを持つ曲で一般的人気を得たのではないか。
シカゴの軌跡を辿るには格好の入門的アルバム。
・「アメリカ大衆音楽の神髄」
シカゴが「最もAORしてた時代」、つまりピーター・セテラが殆どのリードヴォーカルをとり、デヴィッド・フォスターが楽曲提供をしていた時代のヒット曲を中心にセレクトした企画アルバム。結果として、「これぞアメリカ大衆音楽の神髄」とでも呼ぶべき、恐るべき高水準の内容を誇るベスト盤に仕上がった。
最高の楽曲を、最高のバンドと歌手が演奏し、それを最高の録音で収録する、それでいて内容は気軽な愛の歌であるのが如何にも80年代的だが、今となってはそれが都会の喧噪に疲れた耳に心地よく、文字通り「癒し」を与えてくれる。
かと言って別に柔弱でなよなよしい音楽という訳でもなく、リズムセクションは堅実かつパワフルだし、お馴染みのブラス・セクションは時には咆哮もするし、コーラスはソウルフルで分厚い。
人生を謳歌し、諸手を揚げて愛を称揚するこういった音楽は、今の音楽シーンの主流ではないかも知れないが、やはり人間の持つ普遍的な価値観にマッチする。特にかつてのロス五輪前後の「強く美しいアメリカ」を想起させ、洋楽で育った世代にはノスタルジックに聞こえるだろう。
カウンターカルチャーやサブカルチャーも重要だが、アメリカ社会の本流をいくのは、本作のような力強くカラフルで、衒いもなく愛を掲げる、そんな普遍的なポップソングであると思う。
・「いい!」
42歳の厄年の私としては、「素直になれなくて」を耳にすると、ぐっときてしまいます。今年の夏は暑いですが、車でシカゴを聞きながら通勤すると、気持ちが涼しくなります。また、学生時代の思い出がよみがえり、老け込んではいられないと、発憤したりします。若い人にも聞いてもらいたいなあ。素敵ですよ。
・「お得です。」
北米盤、欧州盤の「美味しい所」をチョイスした”有り難い作品”です。既に北米盤を持ってますけど・・・購入しますよ、長年のコレクターですから。
●Christmas: What's It Gonna Be, Santa?
・「今度のアルバムは・・・」
単なる再発CDとは違います。新録音6曲入りで、なんと、CHICAGOの公式アルバムでは初の、KEITHのリードヴォーカルまで聴けるという貴重盤です。買うしかないでしょう。それよりも、全曲新曲のニューアルバムはいつになったら出るのでしょう、ほんとに・・・。
・「オール・シーズンOK」
来春に15年ぶりの”全曲新曲ニューアルバム”を発売するらしいですが・・・。 このアルバムは”クリスマス期間限定品”ですが、それだけに留まらず、素晴らしい内容が詰った「Chicago」の作品集です。独特のホーン・アレンジ、ボーカル・アレンジ等々・・・さすが、王者の貫禄です。特に「Bethlehem」はBILLさんのオリジナル曲ですが、”鬼気迫る驚愕の一押し”の曲です。お試しあれ。
・「隠された素晴らしいジャケット」
1998年に発売された彼等のChristmas Albumに新たに6曲の新録を足して再発された作品。演奏時間や内容も初盤が良かったと思うのだがどうしたんでしょう?何かファン意識したのでしょうが、特別なファン以外には少し冗長すぎると思った。演奏も曲も良いのですけれど同じような感じなので。
更に残念なのはジャケット。皆さん今観ているクリスマスの雰囲気抜群のジャケットは只の厚紙カバーなのです。CDケースに収められているジャケットのほうが素晴らしい。雪原にシュプールで描かれたChicagoの文字なんて最高じゃぁないですか!彼等のアルバムはジャケットのエスプリも作品としての重要な要素なのですからね。クリスマスアルバムを前面にしたかったのは判るけどね・・。
内容は☆3つでしたがジャケットの素晴らしさで☆1個おまけ。
・「とうとう」
日本盤のページも出てきました。全12曲というコンパクトさに、ワーナーという大手に、ここまでシカゴの過去の作品の良質なリマスター盤を出して来たRHINOが連名で絡んでのリリースですから、力の入れようも伝わってきます。ここからの第1弾シングル「Feel」は久しぶりのロバートがリードをとる、感動的なシングルです。この曲にはブラス入りとブラスなしのヴァージョン2つが収録されているそうです。他の曲も「キャロライン」はすでに昨年のライヴで公開されているそうで、ジェイソン・シェフのヴォーカルも好評だったそうです。プロデュースはカントリー畑のバンド/ラスカル・フラッツに所属するジェイ・ディマーカスという人ですが、もともとシカゴのAORでの全盛期のファンでもある、ということなので、そのリスペクト度がシングル「Feel」にそのまま現れていると思います。まさに直球な曲、雨の朝でもこれ聴いてがんばりましょう!という感じの曲です。
・「21世紀にも彼らはまだまだ刺激的!」
シカゴがオリジナル曲でのスタジオ録音盤製作から離れてどれほどの年月が経っただろう。旧譜のリマスター再発やライブ、ベスト、企画盤の発売、そして旺盛なライブ活動で元気なところは見せてくれていたが、真の意味で現役である証であるスタジオ録音盤製作を待っていたファンは私だけではないはずだ。
そして、遂に放たれる30作目、製作ナンバーをタイトルとした久々の新譜が登場する。個人的にはこのところバンド内での存在感を高めつつあるキース・ハウランドを要した現行ラインナップでのフルアルバムというだけで期待感がいやが上にも高まっている。
今耳に出来るのはシングル「Feel」のみだが、この曲がとんでもなくすばらしい。抽象的なコードに淡々とした出だしを見せる曲調がキースのストロークでダイナミックに破壊された瞬間、聴くものの心を鼓舞するあのシカゴの溌剌としたサウンドが横溢する!ロバートのリードボーカルも熱く、ホーンの重厚な壁とジェイソン、キース、ビルによる華麗なコーラスとの相乗効果で感動の域に我々を誘ってくれる。
これだけのダイナミックな楽曲と演奏を誰が予想しただろう。AAAシーンでも十分戦える素晴らしい1曲だ。アルバム全体の出来を創造するだけで楽しい。本当に待ち遠しい。21世紀にも彼らはまだまだ刺激的な存在であり続けるのだ。
・「産みの苦しみ」
曲はいいいです。6曲目まで全部パワーバラード系でどれをシングルカットしても売れるでしょう。7曲目から一転してブラスセクションを前面に出した曲調となりますが、どうもロックとしてのノリは今ひとつ。満を持してのリリースゆえまさかバラード系に回帰するとは思いませんでした。シカゴのやりたい音楽はこんなものじゃないはず。もう1億2千万枚もアルバム売ってるんだから、セールスなど考えず原点回帰(JazzとRockの融合)してほしいかったところ。やりたい音楽と売れる音楽は、シカゴの場合は完全にトレードオフの関係にあるようです。産みの苦しみというところでしょうか。でも曲は本当にいいですよ。
・「ますますシカゴ!!」
シカゴも息の長いバンドですね、これで30作目とは凄すぎる。全体的にはデヴィッド・フォスターのプロデュースでブレイクした「16」より以前の音質に、それ以降で身に付けたセンスの楽曲を散りばめたという印象です。皆けっこう歳を取っており、特にボーカルのジェイソン・シェフなんかは声が少し太くなっていて、ピーター・セテラそっくりの歌声を聞かせてくれます。元々声質が似ている人を選んだから、まあ必然の成り行きですね。期待していた以上の出来映えに満足しました。
・「長すぎる…30作目…」
16以降…、気が付けばラブソングばかり歌い上げるオヤジ集団になっていた。陽気なアメリカンは、ボノのように、いい年して政治的な歌など歌わない。15年ぶりの新作。21を聞いたのは高校生の時…。で、今作、まず1曲目のロバートの野太い声が響く。2〜3曲までの流れも王道パターン。バラード。ジェイソンとピルのハーモニーは世界一美しい。随所のホーンも野暮ったくていい。全体の印象としては19と21の中間位。生まれて初めて好きになった外国のミュージャン。思い入れが深いだけに、この出来映えには複雑。多分、これがラストアルバムになるんだろう、と思うと。よけいに。
・「パワー・バラード路線の極致」
この時期のシカゴは、レコード会社のシングルヒットの狙いもあって、特にアメリカ西海岸の 売れ線サウンドの色が濃かったように思います。
「19」は、当時、バラードライターとして有名のダイアン・ウォーレンなど、外部ライターからの曲が目立ちます。 レコード会社のシングルヒット狙い、という意向が強く働いたか、80年代後半のアメリカの風潮 「パワー・バラード」と呼ばれる商業ロック路線を地でいったような内容です。 ですので、内容は多少甘いラブソング主体ですが、むしろ初めてのリスナーの方が、聴きやすいと思います。 この作品あたりから、AOR/パワーバラード路線で売りたがるレコード会社とバンド側に溝ができますが、 痛手はオリジナル・メンバーだったドラムスのダニー・セラフィンが解雇の形でバンドを去ったことでした。 今作からのシングルカットは何と言っても「ルック・アウェイ」、D・ウォーレン作でビル・チャンプリンの歌が ビルボード1989年度の年間シングルチャート1位を獲得した曲となりました。 ビルは他にもシングル「アイ・ドント・ウォナ・リヴ・ウィズアウト・ユー」のバラードでも活躍、 若手のジェイソンも「ホワット・カインド・オブ・ア・マン」などでヒットを飛ばしていますので、 ビルとジェイソン、82年、86年加入の2人の新メンバーの存在を前面に押し出そうとしてるアルバムに思えます。 中心メンバーのロバート・ラムは、「アイ・スタンド・アップ」と「ヴィクトリアス」で相変わらず我が道を行っています。
往年の硬派なブラス・ロック・バンドだったシカゴからは一番遠いところに位置するアルバムですが、 僕が聴いたのは18歳の頃なので、やはり思い入れもあります。内容は良いと思います。 毎度評判のジャケット・アート、「シカゴ19」は今みると古くて粗いCGで現代社会の混沌を表現しているようですね。
ちなみに今作は06年のシカゴ新作「XXX」発売にともなうリイシュー発売なので、ライノによるリマスターではありません。
・「今聴いても色褪せない魅力。」
ピーター・セテラ脱退の危機を跳ね返した会心の一撃。ボビー・コールドウェル他外部の作曲陣にしてもジェイソン・シェフにしてもオールドメンバーにしても、いい絡み具合で曲作りに参加し、デヴィッド・フォスターがこの上ない仕事をしてます。パンコウ作の「ワン・モア・デイ」のホーンなんてステキ過ぎです。オーバープロデュースと言われようが、AORと言われようが、これが80年代シカゴの最高傑作!「素直になれなくて」よりも「スティル・ラヴ・ミー」が最高のシカゴバラードだ。
・「ピーターセテラ在籍最後の大ヒットアルバム」
70年代後半の低迷期に悩むシカゴだったが、AORサウンド優等生クリエーターのデビッドフォスターの援助があり、82年の「ラブミートモロウ」が大ヒット、世間からものすごい追い風を受けて2年後の1984年にリリースされたのが本作だった。メンバーやレコード会社は「どんな作品を出してもそこそこ売れる」という見方をしていたと推測するが、結果的にはメンバーの「次作は前作以上のビッグヒット作にしてやる」といった気迫が感じられる意欲作となった。ファーストシングルとなった1曲目のステーザナイトはメガヒットには至らなかったが、セカンドシングルの「ハードハビットブレーク」が全米1位を記録、サードシングルの「ユーアーインスピレーション」もメガヒット(この曲は歌詞の意味が分からないと良さが理解できないと思う)4枚目のシングル「アロングウーマン」はマークゴールデンバーグとセテラの共作曲でギタリストのゴールデンバーグの影響が面白い曲(効果的なギターのフレーズが随所に挿入されている)、このアルバムの成功でシカゴの人気は不動のものになったと思われたが、ピーターセテラが脱退し、ファンの印象としてシカゴの実力は50:50に二分されたように思われた。86年にピーターはグローリーオブラブをヒットさせ、アルバムも大ヒット、同時期にリリースされた「シカゴ18」も本作のファンの期待を裏切らない傑作だった。
・「それがシカゴの全てではない」
前作"16"で開花したD.フォスター・プロデュースによる都会派AOR路線+若干のブラス・テイストを継承した"17"('84年作)。'80sシカゴの名作とも言われる本作からも数々のシングルヒットを生み出し、'80sのシカゴのイメージが完全に固定されたようにも思います。数年後の来日時のインタヴューでは(既に、P.セテラは脱退していましたが)、"バラード路線でのヒットとシーンへの復帰に対して否定的な意見は持っていないが、それがシカゴの全てではない事は常々リスナーにはアピールして行きたい"とD.セラフィン(ds)辺りは言っていましたね。そういう点をアーティスト側から発信しなければ、"シカゴ=AORバンド"と納得されてしまう程、過去の彼等のイメージを伴わないリスナーが増えていたという事なのでしょう。それでも、既にアメリカン・バンドの雄として'60sから走り続けてきた彼等の力量はやはり素晴らしいものであり、急ごしらえの商業バンドでも何でもない点だけは"新しいリスナーの方"に対しては一言申しあげておきたいと思った次第です。
・「「素直になれなくて」が収録されている」
1982年5月に発売されたChicagoの16枚目のアルバム。全米No.1となったシングル"HARD TO SAY I'M SORRY"(邦題:素直になれなくて)は、80年代を代表する名曲だと思います。
この曲を歌っているボーカル&ベーシストのピーター・セテラが1985年にChicagoを脱退、しかし、Chicagoの凄いところは、メンバーを入れ替えながらバンドを継続し、2006年までに30枚のアルバムを発表しています。
このアルバム自体はビルボード最高位9位でしたが、私にとってはChicagoで一番好きなアルバムです。
・「プロフェッショナル」
それまで、歌謡曲位しか聴かなかった少年時代の私にとって、いきなり聴いたものですから、衝撃の一枚でした。自分の知っていた音楽の世界がいかに狭かったか、思い知らされました。「素直になれなくて」は、もちろんよいですが、「ゲット・アウェイ」のピアノ、 「フォロー・ミー」の最後のギターソロ、 「ソニー・シンク・トゥワイス」のminimoogのベース等々聞き所は満載です。その完璧さゆえ、プロフェッショナルとはこういうものだと。緊張感とクールさが伝わる一枚です。多感な若者に聴いて欲しいです。
・「プロデューサー/デヴィッド・フォスターの名を轟かせたシカゴの復帰作」
82年発表の16作目。実質的なリーダー格だったテリー・キャスの死亡後、シカゴは没落と言っても良いほどの低迷を続けていたが、プロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えた本アルバムからの5.の大ヒットで見事に復帰した。その5.はデヴィッド・フォスターとピーター・セテラとの共作であり、プロデュースのみならず演奏、曲作りとほとんどシカゴのメンバーと言って良いほどの大活躍をしている。またフォースター人脈としてTOTO周辺のメンバーが参加しているのもヒットの要員だろう。このアルバムのおかけで、音楽専門誌などでは、ちょっとしたフォスター・ブームになっていたことを思い出す。 はっきり言って従来のシカゴとは別物であり、ブラス・ロックの雄としての彼らの姿はここにはない。ブラスと同レベルで80年代のシンセサイザーが重用されているなど無骨なロックを求めると完全に肩透かしを食らうし、シンセ並みの扱いを受けているブラスは完全に添え物になっているためシカゴのファンにとっておそらくこのアルバムは「ゴミ」だろう。しかしながらポップスという枠にシカゴというブランドを変型させてここまでの作品に仕上げたフォスターの力量は現代でも評価できるし、80年代の一つの指標的な作品だとも思う。 ついでになってしまったが、ビル・チャップリンが本作より正式参加したこともグループのパワー・アップに貢献していることは言うまでもない。
・「残念です・・・・私は、反省しています・・・」
色んな意味で、残念です。私自身が、しっかりと、このアルバムに正面から向き合わなかった事、今更ながらに大きな反省点です。レコード会社がしっかりとサポートしかったにせよ、Hot Street 以降のバンドの転身が私自身、好きでなかったにせよ、もう少し向き合うべきだと反省しました。全体を通しての曲も、決して、悪くはない。バンドの低迷期にあたった為と言ってしまえば、それまですが、聞き返すと、それなりに、感慨深いものがあります・・・、このアルバム以降、このバンドは、再び、稼動し、奇跡の復活とも言える活動を開始し、新たなファンを獲得する前の「夜明け」前的のアルバム。もっと、向き合うべきだった・・・ピーター全面に出したものだけれども、悪くはない。これと向き合わないまま、或は、通りすぎてしまったファンの皆様、向き合ってみましょう!私のように・・・
・「シカゴ生き残りの模索が窺える出来、好盤です。」
シカゴとしてはこの次の「シカゴ16」で、サポートメンバーでつぎはぎして来て 空席のままだったギタリストの座にビル・チャンプリンが入り、 その流れでデヴィッド・フォスターのプロデュースによるピーター・セテラの唄う 「素直になれなくて」の大ヒットでバラード・バンドのイメージが成立して 今に至っているのですが、今作はその「16」の前作にあたり (シカゴの通算15枚めは中途半端なグレイテスト・ヒッツ盤でした)、 まだ、バンドにテリー・キャスの亡きあとのシカゴの方向性に迷っているような感じも聴き受けます。 ロバート・ラムは「マニュピレイション」「憧れのリッチマン(I'd rather rich)」の ヴォーカル2曲にピーターと共作の「アポン・アライヴァル」で存在感を見せていますが、 今作は圧倒的に、「ソング・フォー・ユー」や「バースディ・ボーイ」など バラードの名手ピーターの独壇場となり、今作が出た80年当時の、米国西海岸バンドの AORへの移り変わりも多分に感じられます。 レコードで言うM-5までのA面にはしっとり目の曲が並びますが、B面にあたるM-6以降は 新たな試みと言いますか、「オーヴァーナイト・カフェ」「サンダー&ライトニング」 「アメリカン・ドリーム」に象徴されるようなAORサウンドの導入をこの段階から積極的に行っています。 トム・ダウドがプロデュースをしているのですが、とても良くまとめていると思いますし、 硬軟自在な音の取り合わせに思えて、まったく駄作ではありません。 ただ、古きファンからは非難ゴウゴウ、新しいファンにとっては垂涎の「シカゴ16」は、 この「シカゴ14」を聴くと、こうなるべくしてなったのだな、という感想は出てきます。 内容が良いのに売れなかったのは、シカゴという「ブラス・ロック・バンド」の 時代の賞味期限切れだったのか、単にこの指紋のジャケットが地味なせいだったのか。。。
RHINOの良質なリマスター盤、ボーナスにはロバートの曲2曲とジェームズ・パンコウの曲が 収録、こちらも良いです。
・「メンバーの総合力がバランスよくまとまった一枚!」
ジャケットも素晴らしくて・・・甘く、せつなく、ほろ苦い、懐かしい・・まさに、このアルバムの中身をうまく表していると思っています。シカゴの楽しみは、楽曲のバラエティさだけではなく、アルバムデザインもあると思います。そういう意味では、RHINOの今回の再発売は、レコード世代であった私を色んな意味で楽しませ、そして、満足させてくれます。ボーナストラックも、「シカゴ 14」に正式にエントリーされる「憧れのリッチマン」が入っていて、充実ぶりは、言う事なしです。英語の不得手な私の為の全曲の訳も良いです・・・これで、2,400円は、言う事なし!最近、バラードでこのバンドのファンになられた方が購入しても、決して、損と感じない一枚です。お召し上がりください。・・・・
・「最初は嫌いだったのですが・・・・」
最初に出た頃は当然、CDではなく、レコードの頃。なんとなく、手抜きな感じがして好きにはなれなくて、あまり聞いていなかったアルバムです。全体に散漫な感じもし、シングルカットされた曲もOLD DAYS、HARRY TRUMANと日和見的な印象もあいまってあまり好きではなかった。今回のRHINOによるリマスター及びボーナストラックのおまけつけで購入した結果・・・・なかなかです。散漫と感じたのもバラエティに富んでおり、なんと言ってもテリーキャスがいる事を強く感じたので、星は4つ。お勧めは2曲目のBRAND NEW LOVE AFFAIRが特に最高です。やっぱり、バラードバンドでないシカゴが好きだなぁ~!
・「バンドとしての魅力が溢れるアルバム!」
シカゴという偉大なバンドの魅力は、音楽的な方向性が、ブラス・ロックとバラード・ポップス指向の間で揺れにあるように思う。ファンからすれば、両方を愛するものもいれば、片方を愛し片方を毛嫌いする人も出てくるのである。前作で、バラード・ポップスに傾いたシカゴが、このアルバムでは再びブラス・ロック・バンドとしての音楽探求を行ったように感じる。インストゥルメンタルな曲が増え、ラテン的なパーカッションやシンセサイザーが起用され、ロック色が強い”サウンド”となっている。アルバム単位で音楽的指向が大きく変化しているのは、バンド自体に相当な危機感があったのだろう。又、これだけの自在性を持つバンドはほかにいないだろうと思われる。こういった変化は、シカゴを聞きつづける楽しみでもある。5曲目ロバート・ラムの「ハンキー・パンキー」9曲目ジェームズ・パンコウの「モンゴヌークレオシイス」などブラスをフィーチュアした曲がたくさんあって楽しい。シカゴの魅力を伝える作品だと思います。
・「分岐点、だから・・・好き!!!」
バラードバンド?ロック色を堅持?テリー、ロバート?ピーター?というアルバムですね。メンバーも悩み、思考錯誤したと思います。それだけに新しいのでは?と今、聞き返してもそんなふうに感じます。個人的には淡水(ピーター)と海水(テリー)がほどよくまじりあった感じがして好きです。11曲目の思い出のビブロス、10曲目のソング・オブ・エヴァーグリーンが特に好きです。これ以降、だんだん、ピーター色が強くなる前の私にとっては、素晴らしい時間でのアルバムです。ボーナストラックも興味があり、私の好きな曲なので評価は満点です。
・「最高の音楽、最高のグループChicago!」
シカゴが大好きで、全アルバムを持ってますが、このアルバムは特別!!最高です!おそらくこれほど聴いたアルバムもないでしょう!(ライブ イン ジャパンもかなり聴いているが・・・)メンバーもオリジナル。個性豊かな音楽性。とくに「ハッピー・マン」「ビブロス」のアコーステック!ブラスが前面にでる「モンゴヌークレオシイス」そして、そしてテリー・キャスのギターワーク、とくに「鎖のついた自由(song of the Evergreens)」の最後の部分は圧巻!!もっともっと長く聴きたかった!このアルバム15曲すべてが最高の出来です。そして、曲の順番もよく考えられており、ほんとくに何度でも聴き返せるアルバムです!※このころシカゴファンクラブのスタッフやってました。
・「当時の空気感いっぱい。でも日本盤タイトル、変えないの?」
シカゴの全音源がRhinoに移り、34年の全キャリアを俯瞰するベスト盤に続き、遂に待望の初期アルバム群の再発が始まった。本盤は1970発表の第2作である。もともと2枚組で発売された全23曲(これが日本盤タイトル「シカゴと23の誓い」のもと。トホホ)に2曲(Make Me Smile/25 Or 6 To 4)のシングルバージョンを追加して全25曲となっている。リマスターは、一聴した時は音にアタック感が乏しくいまいちに感じたが、聴き込むにつれ、ブラスを強調し過ぎることの無い、音の塊感を活かした好感の持てるものに仕上がったと思う。さすがRhino!80年代に確立されてしまった「バラード」バンドとしての姿は、もちろんここには無い。当時の空気感にあふれるアルバムだ。おやじ達、浴びるように聴いて深呼吸せよ。もちろん、若者も。
・「前進のみだった70年代ロックの代表作」
30年ぶりに聞いたシカゴのセカンド。パワフルで荒削りなデビューアルバムも凄かったが、より洗練されたこのセカンドは本当に見事。余りにも手ごたえがありすぎる。パワフルさを残しつつも、スウィートなハーモニーがとっても素敵。この時代のロックが、既存の色々な音楽のフィールドに侵食していくさまが、手に取るようにわかる。あの時代の夢と幻滅、そこから立ち上がって何かを成し遂げようとする意欲がつめ込められている。シカゴはめちゃくちゃにうまいバンドではなっかたかもしれないが、メンバー全員が、プロデューサーのガルシオと一緒になって、力をあわせ打ち立てた金字塔だ。このあと息の長いグループとなったシカゴの最高傑作に間違いない。一枚目とともに一人でも多くの人に聞いて欲しい作品だ。
・「"Chicago Transit Authority"から"Chicago"に改名 第2作目」
デビュー作"シカゴ・トランジット・オーソリティー"改め"シカゴ"と名乗った2作目にあたる本作です。LP時代には、ファースト同様の2枚組でした。 6や14などはきっと耳にしたことがあるはずです。息の長いグループですが当然メンバーチェンジも有り、もともとトランジットなんだからと言う訳でも無いでしょうが路線も随分変わりました。 このアルバムは、活きの良いオリジナルメンバーの演奏が聴ける、価値ある一枚です。注目して欲しいのは、ドラムスのダニー・セラフィンです。現在のシカゴのように(レコーディングでは)打ち込みなどでは無く、彼の卓越したドラミングが一作目同様堪能できます。どうもいまいち評価されてない彼ですが、オーケストレーションを土台で支え、活かす為に計算さ~~れたこの言わばビッグバンドドラミングは、並大抵の技量ではありません。(クショッ! こんな逸材をクビにちやがってっ! ) 当時のブラスロック創成期の覇気、情熱、挑戦、実験、あらゆるクリエイトスピリッツがここに込められています。今のシカゴとぜひ聴き比べてほしい一枚です。
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