おやじのおやつ (朝日文庫 た 53-1) (詳細)
田沢 竜次(著)
きみのくちでメガネをたたえよ (B’s LOG Comics) (詳細)
須田 さぎり(著)
「世代を越えて継承されるべきもの」
マリア様がみてる卒業前小景 (コバルト文庫 こ 7-59) (詳細)
今野 緒雪(著)
「卒業前のリリアン模様」「お姉さまからのメッセージ」「季節は違えど、寂しい卒業。」「ああ・・・涙で字が読めない・・・」「別れは人を成長させる、って言いますね。」
図書館戦争SPITFIRE! (1) (詳細)
有川 浩(著), ふる鳥 弥生(イラスト)
「買ってよかった」「二種のコミックとの比較評価」「軍配はどちらに?」「男子軍が好きになれないかなぁ… 」「コミック版「図書館戦争」」
SKET DANCE 5 (5) (ジャンプコミックス) (詳細)
篠原 健太(著)
「凄く重い話があるけど必見」「動揺」「完成度が非常に高い」「それ却下デース☆」「ヤバイ」
Baby Vol.7 無機物推奨擬人化特集 (7) (POE BACKS) (詳細)
ふゅーじょんぷろだくと
ささめきこと2 (MFコミックス アライブシリーズ) (詳細)
いけだたかし(著)
「予定調和的に進行中」「キャラクターのあっけらかんとした笑顔」「百合好きならみるべし!」「本当の気持ちに気付き始めた?」
ささめきこと3 (MFコミックス アライブシリーズ) (詳細)
いけだたかし(著)
「おだやかな時間と2人の思い」「恋に生きる乙女、絶好調。」「待ちきれない」「優れたデザインの表紙の、その突き抜けた空気。」
キノの旅 12―the Beautiful World (12) (詳細)
時雨沢 恵一(著)
「ページ数の割に」「終わらない話」「いつもよりちょっと物足りなかったかな」「キノワールド」「旅人とそれぞれの国」
火村英生に捧げる犯罪 (詳細)
有栖川 有栖(著)
「楽しめる構成」「久々で、ライトに読めます。」「准教授」「短編集の醍醐味」
女子高生=山本五十六 (ワニの本―ワニノベルス) (詳細)
志真 元(著)
「初心者から「分かってる」人まで、オススメ」
● オススメラノベ
●きみのくちでメガネをたたえよ (B’s LOG Comics)
・「世代を越えて継承されるべきもの」
【ひざまずいてメガネをかけろ】【メガギフト】この二つに続く須田さぎりのメガネ漫画です。
【ひざまずいてメガネをかけろ】がメガネ入門編【メガギフト】がメガネ崇拝編とするならば今回の【きみのくちでメガネをたたえよ】はメガネ適当編です。全編4コマです。
ひざまずいて〜に登場した超テキトーな和泉幸壱(兄)が主人公。登場キャラはほぼメガネ着用。キャラ達の『のほほん』としたやり取りが見られます。テキトー感を前面に押し出し、尚且つさり気なくメガネで洗脳しようとしているのは作者のメガネ愛があるからこそです。
友人達のダメッぷり、和泉幸弥(弟)の純粋さ、作者のメガネ愛・・・そして、和泉幸壱(兄)のテキトーさ。それがこの作品。
メガネを讃える為に必要なものはメガネを愛する心とテキトーさ。
さぁ、今すぐきみのくちでメガネをたたえよ。
●マリア様がみてる卒業前小景 (コバルト文庫 こ 7-59)
・「卒業前のリリアン模様」
それぞれが、それぞれのやりかたで卒業前の清算を果たしていく一冊です。ちょっと”意外な人”が”主演”もしていて、すごく嬉しかったです。
結構、サラリと去年と違う祐巳の成長が語られていたりして、いろんな意味で、手のかからない主人公になったと思いますが、ここは作品の視野が広くなったなと好意的に解釈しています。マリみては、本当にいろいろなものを積み重ねてきた感じがします。(昔は昔で良いものですが)
あまり意表をつかれるような展開もないのですが、それぞれの心情を推測できる、キャラクターの思考が理解できる、というのが心地良い読書感となっています。10代の読者も、大きなお友達も、おもいっきり感情移入しながら読むのが正解だと思います!^^
今刊だけでは消化されていない部分もあって、次刊への伏線もいろいろ見え隠れしています。少し気になったのは、祥子様の記憶力に対するフォローで、これはもしや・・?など。次刊、ものすごく期待しています!!
・「お姉さまからのメッセージ」
卒業式の前日、薔薇の館では恒例(?)の「薔薇様方の忘れモノ」探し。そこで見つけたのは、大分前に片方だけなった祐巳の黒っぽいリボンだけ。リボン込められたお姉さまからのメッセージに気付いた祐巳と祥子様のラストが秀逸です。
1年前を知っている人も、知らない人も楽しめるないようでした。
・「季節は違えど、寂しい卒業。」
すっかり秋になったこのシーズンに読むには、少し早い卒業式前日のエピソードですが、物寂しい今にピッタリ。いよいよ、ついに祥子様・令様の「卒業」です。
間に「お釈迦様」が入った為か、かなり久し振りの間隔な気が。とにかくこれ程長くずっと読み貯めてきた小説作品は、十代以来無かったもので、既刊を本棚に眺めて、「ここまで来たか…」と感慨深い気持ちでいっぱい。
いつもながら時間軸を絶妙に操りながら読者を引きずりこむ文章力の卓越さには圧倒されます。卒業する薔薇様、見送る蕾、その妹達…それぞれの色彩違う花を最後までどう魅せてくれるか…楽しみでありながら、切ない。そんな新刊です。意外な組み合わせの薔薇達の会話や、相変わらず美味なところ独占の先代白薔薇様の登場も本当に嬉しい。表紙の祐己が、とても大人びて見えます。とにかく、マリみファンならば今更買うほか無いでしょう。
・「ああ・・・涙で字が読めない・・・」
ラスト付近、祐巳ちゃんのオーバーラップに伴い、涙が止まりません。祥子様と祐巳ちゃんの長い長い旅もついにここまで来たのですね。第一巻での二人の運命的な出会いから始まり、マリア像前のロザリオ授受バレンタインの喧嘩。レイニーブルー騒動。運動会でパンダを抱きしめる祥子さま。(その後の瞳子騒動で、祥子様の存在感は薄くなりましたが)ふたりのこれまでを思い返すだけで、胸にこみあげるものがあります。そして、ついに別れのときがやってきたのだと、嫌でも思い知らされます。
あぁ・・・涙で字が滲んで読めない・・・
個人事で恐縮ですが、自分も高校時代、心から好きな先輩がいました。(恋愛感情の「好き」ではないです。あえていうなら憧れです。)卒業時、さすがに泣きはしませんでしたが、結構寂しかったです。まあ・・・今でもたま〜に連絡を取り合うので、実はそんなに寂しくないんですけどね。笑
まあ、そういうことだと思います。祥子様と祐巳ちゃんも別れはつらいでしょうけど本当に心から通じあっていれば大丈夫だと思います。
ていうか、祥子様リリアン女子大だし。また、ちょくちょく出てきますよね。笑
・「別れは人を成長させる、って言いますね。」
いよいよ明日は卒業式。 準備に余念のない祐巳たち在校生に対して、卒業生は手持ち無沙汰な一日なはずなのだが、いよいよ最後となると思い出やら未練やらやり残したこと、やらねばならないことなどが一挙に押し寄せて、結局なんとなく気忙しい。
写真部の蔦子さん、新聞部の三奈子さん、美術部の美礼さんなどの(蔦子さんは在校生だけど)、卒業前のささやかな儀式の点描。 それは、それぞれがこころを残さないため。 そして、クールなはずの祥子さまも祐巳との別れを前にして思わず激情がほとばしる。 春まだ早い陽だまりに、ぽつんと咲くタンポポのような掌編。
・「買ってよかった」
本屋を探し回って、やっと手に入れました。もっと少年誌色の強い絵柄なのかと(失礼ですが)少々不安を抱いていたのですが、デッサンがしっかりしていて女の子は可愛く美人に、男性はかっこよく(一部ワイルドに(笑))描かれていました。一コマ一コマが丁寧に描かれており見せ方もとても上手いです。内容も、通常小説→漫画の流れで読んだ場合私はどうしても話の端々に違和感を感じてしまうのですが、この作品はとても丁寧に作られているおかげでとても楽しみながら読むことができました。原作と違うところを見つけてもそれが全くムリな流れになっていないので「なるほどー、こうしたかー!」と納得。戦闘シーンはスピーディで迫力があり、それ以外のシーンも雰囲気が出ていると思います。
ただ、少女マンガや線の細い絵が好みの方にはLove&Warの方が読みやすいかもしれません。(特に堂上・小牧・玄田のビジュアルに賛否両論ありそうです(笑))(私はかっこいいと思うのですが^^)
・「二種のコミックとの比較評価」
ふる鳥氏のほうのコミックは表紙の時点で間違いなしと判断し、購入。やはり画力がある方なので安心して読めるし、原作を壊していない描き方なので好感が持てます。私としてはキャラも合っているかな、と思います。(手塚が若干若すぎる気もしますが。←比較:アニメ版)対してLaLa連載版は画力が低い事で有名だったため立ち読み。こちらは購入お勧めしません。絵がヘタなので読む事に集中できません。原作を読んで、マンガ版も読みたいけどどっちにしよう、と迷っている方はふる鳥氏の作品をお勧め致します。(ただし少女漫画特有の画力の低い絵でもOKという方は読んでも平気、かな?)LaLa版は堂上と手塚の区別も付かないので頑張って読んでください。
・「軍配はどちらに?」
小説図書館戦争のコミカライズです。先行しているLove&Warに続きこちらSPITFIREも遂に発売されました。同じ原作から出発しているのにも関わらず両マンガとも雰囲気が違うのは良く捉えれば二つの醍醐味が味わえて面白いです。Love&Warの方はそちらの商品のレビューを見ていただいてわかるように、絵が綺麗で安定したテンポのもと物語が進んでいきます。一方でSPITFIREはくっきりとしたラインを用いて描かれており、コマ振りも大胆に勢い良く進みます。やはりそれぞれ掲載誌の性格を受けているのでしょう。
これは僕の主観ですが、純粋にLoveの要素とSPITFIRE(熱血)の要素がそれぞれ強調されていると思います。僕自身はLove&Warがより好みですが、SPITFIREの方が世界観を上手く伝えていたりもするので、原作未読でも十二分に楽しめる出来であることも踏まえ、図書館戦争ファンにはやはり両方とも読んで欲しいです!
・「男子軍が好きになれないかなぁ… 」
堂上教官と玄田隊長がぁ手塚と小牧教官は良いんですけど…。 稲嶺さんもちょっと…?個人的にキャラはLOVE&WARのが良かったかなぁ。納得できる感じ? でも内容は良かったっ!!
すいません…。個人的な意見なんで、聞き逃しても。
・「コミック版「図書館戦争」」
さて、コミックである 実は二種類あって
「図書館戦争LOVE&WAR」弓きいろ 「図書館戦争SPITFIRE」ふる鳥弥生
正直、両方ともいまいち。 LOVE&WARは、全体にもう少し線の太いキャラクターにして欲しかった。 いわゆる少女マンガで終わっている。
SPITFIREは女性キャラ(といっても二人だけ)は、いい線いっていると思うのだが、男性キャラがちょと絵柄が粗いというかキタナイというか。描線がうざく感じる。とくに玄田さんがぁ・・・汚い。
キャラクターのデッサン等はSPITFIREのほうが上かな
もっとも、続けては買わないだろうなぁ・・って二冊、買っちゃったよ(苦笑)。
なお個人的には、パトレイバーあたりのキャラがこの作品には合っている気がする。 笠原郁=泉野明 堂上篤=大神一郎(サクラ大戦・・ゴメン、ここだけ) 小牧=松井刑事(をもう少し、やせて、若くした感じ) 手塚光=手塚(テニプリ・・あ、あれ?) 玄田=太田 柴崎=香貫花クランシー
だめ?
・「凄く重い話があるけど必見」
ダンテとかおばあにゃんとかチビヒメコ&モモカ等が出てくる非常に「濃い」巻です。他の漫画と比べると演出面や取り上げるテーマが地味ですが、話の運びが凄く上手だと思います。フツーに電車の中で吹き出しました。
その一方で、スイッチの過去を描いた表題作「スイッチ・オフ」は非常に重い話です。スイッチが喋りたがらない理由が判明するのですが、後味はとても苦い。その過去に対する解決編「スイッチ・オン(仮称)」は現在もまだ描かれていません。きっとボッスンやヒメコといった大切な仲間によって助けられる心温まるストーリーを描いてくれるに違いないと思ってます。
スイッチの本当の意味での救済は(PCでしか喋れないことから)まだなのでしょう。しかし、普段のギャグテイストの話からでも、スケット団や周りの人たちの繋がりの強さが所々で表されています。彼らに支えられて自分の力で力強く歩いていけるようになるのだろうな、とそんな風に思える「安心できる漫画」といった感想です。
どうでもいいですが、1巻から皆勤賞だったヤバ沢さんが今回はいない…なんか寂しいですね(笑)
・「動揺」
「SKET DANCE」の5巻。読み終えててから深く動揺してしまう緊迫の1巻である。
まず「過ちのエンジェル」からして、思いっきり笑える。ビジュアル系のいじりネタは多数あるけどこの作者にこそやって欲しいネタだったので。モモカとヒメコの幼児化ネタもそうだけど、本当にいじり回すのが巧いな、と。それだけで話が終わってしまい、尚且つ満足できるほど面白い話をこうやってポンポン作ることが出来るのは正直もう少し評価されてもいいと思う部分だ。ダンテこと「伊達」くんのキャラなんか一発で強烈に立ってしまった。この人は素の部分がまだ深く明かれていないので、これからの掘り下げにも大いに期待できる。
昔話を改変する話や生意気な子供と遊ぶ話などは篠原健太にとって最もこなれた話という感じで安定して楽しめる。ハートフルな展開への持っていきかたも、自然に描かれている。
だからこそ、「スイッチ・オフ」でのあまりの落差には衝撃を受ける。正直ショッキングだし、怖いし、なによりこの漫画の特性や雰囲気からはあまりにかけ離れた重い、重苦しい話に仕上がっている。 スイッチの知られざる過去・・・なのだがこの漫画の読切時を思わせるトリッキーな構成とシリアスな雰囲気が存分に描かれていて、ある種懐かしくもあった。が、読みきりでもここまではやってなかった。人の心を抉るような、無力感に苛まれるほどこの話は、ただただ重い。この時点では「救い」も描かれていないので余計にこう感じると思うのだが。
しかし、ここまで読み手を揺さぶるというのは作られた暗さではなく、本気の悲しみが伝わるから。普段のほのぼのと笑えるスケット団が好きな人にはやや不可解に感じられるかもしれない。唯一ついえるのはこの話は簡単にスルーすることができないくらい、強烈なインパクトを読み手に与える、ということ。 少しでもこの漫画が好きな人ならなんらかの感慨は受けた筈。
安定したコメディセンスを見せ付けた前半と、ドロッとした負の部分をさらけ出した後半。かつてないほど、感情が揺さぶられる最新刊。賛美両論であるべき。
・「完成度が非常に高い」
この巻は、ギャグものとシリアスものの割合がちょうど良く、非常に完成度の高い巻に仕上がっています。
この巻のメインは、「スイッチがなぜパソコンで会話するようになったのか」がわかるスイッチの過去を描いた話、スイッチ・オフです。
本当にSKET DANCE?と思うほど、かなり重く悲しい話になっています。
スイッチ・オフは、篠原先生は本当に新人の漫画家かよ?と疑ってしまうほど、すばらしい話の構成です。
また、ここまで考えてキャラクターを創る漫画家もそういないんじゃないかなと思う。
その他では特に、ギャグものに少し人情ものを混ぜてある吉彦の話がよかった!
連載が始まった当初は、すぐ打ち切られるんではないかと心配したSKET DANCEも一周年を突破しました。これからも二周年、三周年と続いていって欲しい漫画です。
・「それ却下デース☆」
最初は食わず嫌いしてジャンプでは飛ばしてたが、偶々読んでみたら見事に1〜5巻まで一括買いすることになりました。
ホントに、このボッスンやスイッチ他周りのキャラがボケ倒すのをヒメコが突っ込むというテンポがすんごい好き(^o^)ギャグだけじゃないのもポイントだが、今巻では桃太郎の話しには特にツボッた。笑えた!兎に角笑えた!!特におばあにゃんと川上との人間的なドラマなやり取りが何とも…にしてもこの作者は2人はナーバスといい、鬱な表情の女キャラが魅力的に見えてしまうorz...
個々には好みはあるから、こういうギャグで笑えない人は駄目かもしれないが、逆に言えばツボ人はとことんハマルと思う。
個人的には銀魂より断然好き
・「ヤバイ」
ジャンプでも十分面白かったのですが、それから結構間隔があいているせいなのかダンテとかリトルプリンセスは爆笑でした。なんだろう、ジャンプのときより笑った。そしてオタクオカルトも良かったですね。レイコはあのままでレイコだとは思いますが。そうそう、チュウさんがとても面白い。自分で時間が経つとヤバイとか言っているのに明日にしてもいいかとか(笑
しかしスイッチの話は重いです。画風もなんとなく違う。これは少年たちには少し厳しいかもしれない。担当も予想の5倍暗かったと発言したらしいです。でもコミックスになってから改めて読んで、僕はようやくスイッチが喋らなくなったのがわかりました。理由が。(気づかなくてすいません) ただ今声は出していないけれど人と会話できるようになったのでそこはここからボッスンによって救われたということでしょうね。この後どのように救われていくのか是非書いてほしいですね。奇しくも連載ではヒメの過去編が描かれていますね、現在。
・「予定調和的に進行中」
ある意味では、もっとも安心してみていられる巻。起承転結でいう承の部分で占められているため、ただただのろけ話に浸りたい人には、終始和やかに読みきれるだろう。
1巻ではまだ世間一般の常識として、主人公の純夏も色々自重していたのだが、前巻で登場した「女子部」の暗躍もあってか、純夏の制御も段々できなくなっているかのようにみえる。演出上の意図があるとすれば、報われないと思っていたはずの純夏の熱狂的とも言える想いが、少しずつ風間に伝播している伏線なのかもしれない。
このまま続くとマンネリになる危険はあるものの、どう“転”を持ってくるか、非常に楽しみな作品。今回は巻末に広告も載せてしまったため、作者の人生初第3巻も、必ず達成できるはず。
それにしても脇役一辺倒だったキョリちゃんのプールの回での大活躍はグッジョブの一言である。是非今後も子供チームリーダーとして頑張ってもらいたい。
・「キャラクターのあっけらかんとした笑顔」
キャラクターのあっけらかんとした笑顔と、シリアスなシーンに入ったときの真剣な表情と、空気感。
2巻登場の眼鏡の子の同人活動のシーンは、とてもよかったです。恋愛未満だけど切ない感じ。
そこは最高に良いんですけど、ギャグシーンが少々雑い気がして、そこだけが難しい。
ギャグも絵は上手いんですけど、コマ割りと、展開が、雑な気がします。無理矢理感です。
表紙のデザインは毎回好きです。題名のセンスもすごく良いと思います。
・「百合好きならみるべし!」
展開としては最高ですね!(百合的に)ただ・・・1巻からの流れだと汐の気持ちの変化が少々強引の様な感じがするので、もう少し丁寧に描いて欲しかったですね。新キャラも出てきましたし、3巻が今から楽しみです。
・「本当の気持ちに気付き始めた?」
一巻と違って風間があの子が可愛い、この子が好きといった様子がなく、村雨だけを見てるのがポイントでしょうか百合に憧れを抱いてる新キャラの蒼井の登場により、風間の村雨に対する感情に大きな変化が現れた(本当の気持ちに気付き始めた?)感じの二巻です個人的に巻頭カラー、一話丸々朱宮君ってのが非常に残念なので−1
・「おだやかな時間と2人の思い」
おだやかで,楽しい小ネタがちりばめられた世界で,純夏の思いも,それなりの落ち着きを得て,楽しく読みすすめていきましたが,後半では,少しの切っ掛けから,純夏の凄く強い汐への思いが堰を切ったようにあふれ出し,それを受けた汐の込み上がる思いや葛藤,その様に涙が溢れてきました。最後の絵から,どんな物語につながるのか,2人の思いはどうなるのか,待てない感じです。絵も,いつものごとく,表紙は,切り取った写真のような美しさですばらしく,中身も,究極超人あ〜る時代のゆうきまさみを彷彿とさせるすっきりしつつ手抜きでない絵で,大切な場面での美しい一枚絵は,表情から思いが溢れてくるような綺麗さです。これまで読んだ百合作品の中で一番好きです。百合好きでない人でも,ぜひご一読をお勧めします。
・「恋に生きる乙女、絶好調。」
お気づきの方も多いと思うが、1巻は桜を背景にした春、2巻は青空を背景にした夏、そして3巻は鰯雲という秋らしい風景で季節柄にも合い、個人的には今まででいちばん素晴らしい表紙のように思う。そして、風間の心の動きは1巻から3巻を経てどのように変わっているか、読み返した後でまた表紙を見れば、実にニクい演出であることもわかる。
前巻は起承転結でいうところの「承」で、ある意味で安心して読めたが今後、このペースで進めばマンネリやグダグダになる懸念もあった。しかし、それもまったくの杞憂。この巻は純夏がこれでもかというくらい大活躍。喜怒哀楽すべての感情を爆発させているこの巻は主役面目躍起ともいうべきで、実に生き生きと描かれている。
それもあってか、巻末で作者も述べているとおり蒼井さん、朱宮君、図書委員の先輩はじめ、魅力的な脇役はキーパーソンとなったロッテを除いて少々控えめ。
その代わりと言っては何だが、風間と純夏の出会いのシーンから、今まで積もっていた純夏の感情が一気に爆発した作中最大のクライマックスシーンを、ぜひ見届けてほしい。
百合漫画とあなどるなかれ。断然お勧め。
・「待ちきれない」
この終わり方は、ずるい早くも次が待ちきれない風間の葛藤がわかる好きだとバレても友達でいてくれるか不安。自分の気持ちに気づいた風間は全然ハッピーじゃないらしいそれに比べて純ちゃんは前向きだなぁ…早くくっついてしまえ
・「優れたデザインの表紙の、その突き抜けた空気。」
快活でスッキリした笑顔が描かれてる漫画。
女性同士の恋愛ものなんです。繊細な心情が描かれていて、そこが魅力。
唯一の問題は、ギャグシーン。ドイツ人の新キャラは、本当に作品に必要なのだろうか。
全体を通して、40%ほどギャグシーンがあるけど、少々微妙。シリアスなシーンのクオリティが高すぎてギャップありですね。
とはいえ、シリアスシーンの絵柄や、優れたデザインの表紙の、その突き抜けた空気は、
作品をそのまま現してます。
おすすめはおすすめです。ただ……ギャグんとこだけが。
●キノの旅 12―the Beautiful World (12)
・「ページ数の割に」
今回はページ数の割にお高いなと思いました。が、ふたを開けてみればカラーページが多かったり、毎巻恒例のあとがきが…………だったりして、いろいろ楽しませてもらったので値段分の価値はあったかなと思います。折り込みカラーページ小説は広げる必要があって若干読みにくいのでできれば普通の見開きにしてほしいなとは思ったものの。
表紙のキノがいつになく男前なのですが、口絵のキノがかなり女の子女の子していたのでそのギャップがなんともいえなかったです。黒星先生が今回もすごくいい仕事してました。もちろん時雨沢先生も。時雨沢先生のすっきりとシンプルな文章は定期的に読みたくなります。
・「終わらない話」
時雨沢さんは3の倍数を作品の一区切りと考えている。映画などの3部作然り。キノも当初3巻で終わったつもりだったそうな(『終わってしまった話』が象徴的)。そしてそんなキノもこれで12巻、3の倍数すなわち最終巻。
だった可能性もあったねー、という話。さて、今回は長編なしの短編16本。緊迫感漂う話─早い話がキノがパースエイダーを抜かなければならないような冒険─もなし。久しぶりに機転や狡猾さ、立ち回りの良さを見せるキノのアクションも見たかったので少し残念。比較的静かで穏やかに、短い話がサクサクと。心温まるエピソードよりも、この作品の顔とも言える皮肉の効いたエピソードが多いです。
そして16本とエピソード数も多いので、ひとつやふたつは必ずお気に入りのものが見つかるのではないでしょうか。個人的には『手紙の話』で目頭が熱くなり(オチが酷いですがw)、『日時計の国』(もしくは『正義の国』あるいは『続・寄付の話』…って、多いな)で皮肉を堪能させてもらいました。『賭けの話』もオチは読め易いですが、面白いです。更に初めてエルメス以外のモトラド(無論、しゃべる)まで登場し・・・。これだけの歳月と巻数を経てもまだまだ褪せない面白さがあります。
ちなみに今回はあとがきは普通。ちょっとページ数が多いですが。内容は11巻同様、普段本を読むだけの人にとってはあまり知りえない内側の話。プロット→執筆と始まり、脱稿→完成までの経緯が紹介されており、興味深い。
尚、あとがきの代わりにエピソードがひとつ妙な箇所に収録されています。普通に読んでいると15本しかありません。前がないのにいきなり『続・〜〜の話』というエピソードが出てきますから気が付くかとは思いますが、残りひとつはカバー裏にありますのでご注意意を。(カバー下ではありません。外したカバーを裏返してください。)
・「いつもよりちょっと物足りなかったかな」
「キノの旅」の最新刊です。 ここんとこ、「学園キノ」という番外編が入っていたので刊行ペースが落ちていましたが、これで通常サイクルに戻ったのではないかと思います。 さて、今作ですが、、ちょっといつもと感じが違って切れ味が悪かった様に思います。いつもが素晴らしいだけに、一般論でいえば及第点に達してはいるんですが、少し物足りないというかキレが悪いというか何かが足りない感じがします。 いつもと同じように、キノとモトラドのエルメスのコンビが世界各地のいろいろな国を回り、その国でいろいろな事件を見たり、巻き込まれたり、傍観したりするシリーズ構成はいつもと同じで、積極的に事件に関与しないスタンスも変わりませんし、どちらかというとシニカルな設定が多い中でちょっと感動するネタを入れてくるのも変わりません(←ただし、今回はその感動ものは最後にひねりを聞かせて感動になりませんでしたが)。 しかし、どことなくキレが悪かったです。ディーとシズなどのサブキャラの回や、売られた奴隷の話などが結構長かったりしたのもあるでしょうし、ひょっとしたら、キノのガンマンとしての腕や旅人としてのスキルを活かしたアクションシーンとかがなかったのが原因かも知れません。個人的には、キノが巻き込まれながらも事件を解決する話や、腕を買われて戦うような話もたまに読みたいです。 さて。キノの旅シリーズといえば、毎度毎度あとがきが予定外なところにのっていたり、変則的なものだったりというのが読者の恒例のお楽しみなんですが,今回もいつもとは一風変わったあとがきになっています。ある意味で正当派といえば正当派なんですが、今回は長さが違うし、意外な発表(?)もありますよ。
・「キノワールド」
今回はちょっと怖い話が多かったです。いつもなら怖いながらもクスッと笑える場面があったのですが、現実にあるニュースと似たような描写があって「これ大丈夫!?」と思ったり。そして今回はバトルシーンがなく、キノ、シズ、師匠が誰も殺しません。あくまで「国」の中で起こる出来事を淡々と眺めているような感じです。「あとがき」には時雨沢さんのお仕事が書かれていて作家さんの生活を垣間見ることが出来ます。あ、あとカラーページは面白かった^^
・「旅人とそれぞれの国」
今回は特に主人公格の人々(キノ・師匠・シズ)たちが戦いません。国があって、あるいは国の外で、そこに居る人たちの横を通り過ぎる「旅人さん」の位置づけです。
「3の倍数は節目の数」とあとがきで書いてある通り、ある意味原点回帰のような印象を受けました。作者さん、はっちゃけるのは「学園キノ」で満足されたんでしょうか(笑)文庫にしてはちょっと高めなのは変なところに印刷してる話のせい…?
・「楽しめる構成」
火村准教授&作家アリスの短編集。間に携帯サイト用のショートショートがはさみこまれたためか、メリハリの利いた印象。表題作は、火村センセイに捧げるにしては、犯人があまりに小物。まあ、「火村vs稀代のシリアルキラー」にしないところが、有栖川さんらしいかも...大阪府警の海坊主こと船曳警部の執念が感じられる「長い影」、叙述ミステリを書かない作者が叙述トリックと戯れているような「あるいは四風荘殺人事件」、珍しく犯人に同情してしまった「雷雨の庭で」、ゴールドベルク変奏曲を歌うオウムが印象的な「鸚鵡返し」など、楽しめる短編集です。
・「久々で、ライトに読めます。」
火村シリーズの短編集。 久々。 ホントに、短編ってのもあり、 切れのよさより、 企画モノのおもしろさ、 という気がしました。
いつもより、 有栖が活躍(?)しているのが、 なんだか嬉しかったり。 表題作は、タイトルが秀逸でしたが、 動機とか、オチ(?)が物足りなかったかな。
それでも、 味のある作品が並び、 楽しめました。
・「准教授」
教育法の改正?のせいで助教授から准教授という呼称になった火村先生。何が変わるというわけではありませんが…本当に短い短編も入っており、堅苦しさのない本になっていると思います。名探偵・有栖川有栖もいたり(笑)、なんだかかわいそうというか間抜けというか、な犯人がいたり。探偵役と二人三脚、とまではいけませんが、探偵役があんまり独走しないからアリスも読者も置いていかれずにすむのでは?ただ『トリック!!』ってかんじのトリックは…あまり期待しないほうがいいかも。
・「短編集の醍醐味」
短編集って難しいと思う。限られた字数の中にすべてを盛り込まなければならないから。「アリス」シリーズの短編集は、ストーリーに意外性も納得性もあって、読んでいて飽きない。よくできていると思う。それでも、もう少し長い作品が読みたい、と思う。
・「初心者から「分かってる」人まで、オススメ」
巨大ネットワークゲームの形を借りた歴史改変物ですが、双方が「史実」を知っているため、一筋縄ではいかない展開に。主人公たる女子高生「高山五十美(紹介文の「山本」五十美は誤り)」のキャラともあいまって、実にワクワクできるライトノベル調の仕上がりになっています。出てくる登場人物や小道具にニヤニヤするも良し、仕込まれた濃いネタに同感するも良し。肩肘はらずに読める良作です。
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