第七の封印 (詳細)
イングマール・ベルイマン(監督), マックス・フォン・シドー(俳優)
「ベルイマンの代表作」「問いかけてくる映画」「very interesting film」「人生の終り」「ファウスト」
奇跡の人 (詳細)
アーサー・ペン(監督), アン・バンクロフト(俳優), パティ・デューク(俳優)
「死闘の末に訪れた奇跡」「パティ・デュークのヘレン・ケラー」「死闘の末に訪れた奇跡」「さよなら私のアン・バンクロフト」
8 1/2 愛蔵版 (詳細)
フェデリコ・フェリーニ(監督), マルチェロ・マストロヤンニ(俳優), アヌーク・エーメ(俳優), サンドラ・ミーロ(俳優), クラウディア・カルディナーレ(俳優)
「ゴダールとの対比」「これが映画だ!!」「懐かしき名作」「それでも共に生きよう!」「「あたし達がいないとダメなんでしょ?・・・・・・」」
失われた週末 (詳細)
ビリー・ワイルダー(監督), レイ・ミランド(俳優), ジェーン・ワイマン(俳優), フィリップ・テリー(俳優), ドリス・ダウリング(俳優)
「なりやすく、脱しがたい依存症の恐ろしさをを描いた傑作」「アル・パチーノ誕生のきっかけ」
12人の優しい日本人 (詳細)
中原俊(監督), 塩見三省(俳優), 豊川悦司(俳優)
「最高の和製コメディー!」「とにかく面白い。そしてほろり。」「人間模様の面白さ」「最高の脚本でした」「日本人の会議そのもの」
羅生門 (詳細)
黒澤明(監督), 三船敏郎(俳優), 京マチ子(俳優), 志村喬(俳優), 森雅之(俳優), 千秋実(俳優)
「雨。」「黒澤伝説はここから始まった」「非常に奥の深い映画」「 人間を買い被るな!自分や自分の周りの奴らを見てみろ!」「音声問題」
ダークナイト 特別版 (詳細)
クリストファー・ノーラン(監督), クリスチャン・ベール(俳優), マイケル・ケイン(俳優), ヒース・レジャー(俳優), ゲーリー・オールドマン(俳優), アーロン・エッカート(俳優)
「最狂」「ヒース・レジャー」「悪があるから正義が存在するのか、正義があるから悪が存在するのか」「既に多くの方が傑作ぶりを伝えていますので簡単に。」「この映画に生きている間に出会えてよかった。」
20世紀少年 第1章 終わりの始まり 通常版 (詳細)
堤 幸彦(監督), 唐沢寿明(俳優), 豊川悦司(俳優), 常盤貴子(俳優), 香川照之(俳優), 石塚英彦(俳優), 宇梶剛士(俳優), 宮迫博之(俳優), 生瀬勝久(俳優), 小日向文世(俳優), 佐々木蔵之介(俳優), 石橋蓮司(俳優), 中村嘉葎雄(俳優), 黒木瞳(俳優)
「面白かった!けど…」「すご〜い!そっくり(驚)」
眼には眼を【字幕版】 (詳細)
アンドレ・カイヤット(監督), クルト・ユルゲンス(俳優)
「「死体が腐るのは目から……?」」「復讐劇」
かくも長き不在 (ちくま文庫) (詳細)
マルグリット・デュラス(著), ジェラール・ジャルロ(著)
「空中撮影と音楽の魅力」
12人の怒れる男 (詳細)
ニキータ・ミハルコフ(監督), セルゲイ・マコヴェツキイ(俳優), セルゲイ・ガルマッシュ(俳優), ヴァレンティン・ガフト(俳優), アレクセイ・ペトレンコ(俳優)
パンダコパンダ (詳細)
杉山佳寿子(俳優), 熊倉一雄(俳優), 太田淑子(俳優), 山田康雄(俳優), 瀬能礼子(俳優), 高畑勲(その他), 宮崎駿(脚本)
「パンダ、パパンダ、コパンダ!!」「宮崎アニメで一番☆」「子供だけでなく、親も夢中になりました」「なぜこの時期にマイナーチェンジで発売?」
動くな、死ね、甦れ!【字幕版】 (詳細)
ビタリー・カネフスキー(監督), パーベル・ナザーロフ(俳優)
「「罪と罰」に次ぐか?の文芸サスペンスの拾い物」「プロレタリア性と映画」「「汚水にイースト菌を入れたのは誰だッ?!」」
カンバセーション…盗聴… (詳細)
フランシス・F・コッポラ(監督), ジーン・ハックマン(俳優), ロバート・デュヴァル(俳優), ジョン・カザール(俳優), フレデリック・フォレスト(俳優), ハリソン・フォード(俳優)
「フランシス・フォード・コッポラが最盛期だった頃手掛けた第1級の心理サスペンス・スリラー。」「壁に耳あり、障子に目あり」「コッポラが作りたかったのはこの作品」「コッポラの思い入れたっぷり」「コッポラはやっぱり天才。」
誤診 (詳細)
ジム・エイブラハムズ(監督), メリル・ストリープ(俳優), フレッド・ウォード(俳優), セス・アドキンス(俳優), アン・ペケット(脚本)
「感動!親の執念」「隠れた秀作」
メイキング オブ 「パコと魔法の絵本」と「いつもワガママガマ王子」 (詳細)
中島哲也(監督), 役所広司(俳優), アヤカ・ウィルソン(俳優), 妻夫木聡(俳優), 土屋アンナ(俳優), 阿部サダヲ(俳優), 加瀬 亮(俳優), 小池栄子(俳優), 劇団ひとり(俳優), 山内圭哉(俳優), 國村 隼(俳優), 上川隆也(俳優)
「取り合えず、DVDでの再会までの繋ぎとしてなら、、、。(本編はモチロン★5つ!)」「注意!! 映画そのもののレビューです」
「聴覚障害者のための字幕あります。」「被爆2世として鑑賞しました。」「原爆という兵器を告発した貴重な映画」「放送局のドキュメンタリーを見慣れた方へも」「必見」
砂の器 デジタルリマスター 2005 (詳細)
野村芳太郎(監督), 丹波哲郎(俳優), 加藤剛(俳優), 森田健作(俳優), 島田陽子(俳優), 山口果林(俳優), 緒形拳(俳優), 松本清張(原著), 橋本忍(脚本), 山田洋次(脚本)
「本家」
自由を我等に (詳細)
ルネ・クレール(監督), アンリ・マルシャン(俳優), レイモン・コルディ(俳優), ポール・オリヴィエ(俳優)
フィオナの海【字幕版】 (詳細)
ジョン・セイルズ(監督), ジェニ・コートニー(俳優), アイリーン・コルガン(俳優)
「美しい」「アイルランドが舞台の映画」「DVD化を!」「アイルランドの」
我輩はカモである (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】 (詳細)
レオ・マッケリー(監督), グルーチョ・マルクス.ハーポ・マルクス.チコ・マルクス.ゼッポ・マルクス.ラクウェル・トレス.ルイス・カルハーン.マーガレット・デュモン(俳優)
「鏡のコントの原点?」「ナンセンスギャグ映画の原点」
ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組) (詳細)
:クリス・ワイツ(監督), ダコタ・ブルー・リチャーズ(西内まりや)(俳優), ニコール・キッドマン(山口智子)(俳優), フレディ・ハイモア(成海璃子)(俳優), イアン・マッケラン(緒形拳)(俳優), &ダニエル・クレイグ(俳優)
「現代の深層を映し出す物語」「原作を読んでいないと」「いい買い物したな‾!」「世界観や物語構成は非常に面白いが、原作を知る方は物足りないかも」「思ったよりはまりました」
クリクリのいた夏 (詳細)
ジャック・ヴィルレ(俳優), ジャック・ガンブラン(俳優), アンドレ・デュソリエ(俳優), ミシェル・セロー(俳優), イザベル・カレ(俳優), エリック・カントナ(俳優), ジャン・ベッケル(俳優), ジョルジュ・モンフォレ(俳優)
「暖かな映画」「一言「いい映画」です。」「美しい沼地の映像とクリクリの可愛らしさ!」「フランスの真田広幸?」「ぺぺの生き方に敬服します。」
● 浦沢直樹によるベストセラーコミック「20世紀少年」第1章、ついにDVD化!
● 評価基準 S‾F
● グッとくる!
● 黒ジャケ2
● 映画ことはじめ
● 民俗映画
● 第七芸術
● あなたの知らない 『奥さまは魔女』 と 『可愛い魔女ジニー』 の世界
● 準備中
・「ベルイマンの代表作」
「チェスをする死神」「死の舞踏」等の宗教画をベルイマンが見てイマジネーションを膨らませ、ヨーロッパ中世の「ペストの大流行」「十字軍」「魔女狩り」等の当時の世相を織り交ぜ、一糸乱れず見事に中世の世界を蘇らせたベルイマンの手腕は神業に近いと思った。全体的に暗く不気味な雰囲気が漂っていたが、軽業師一家の場面になると、平和でほのぼのとした感じとなり良いアクセントを与えていた。城に死神が現れた場面における騎士の部下ヨンスが助けた女の顔の凍りついた表情は、素晴らしい。また、死神が木の上にいる男を殺すため、木を切る場面は、どこかユーモラスで秀逸な場面である。単なる恐怖映画ではなく、「人はどこから来てどこに行ってしまうのか」という哲学的な事を考えてしまうような、とても深い映画です。
・「問いかけてくる映画」
この作品は、エンタテイメント性と、思考的な難解さを兼ね備えた数少ない作品である。
文化も時代も違うクラシック映画を見て感動するという事は、その作品の中に人間の普遍的な本質が含まれているからではないだろうか。本作品はテーマが“生と死”であるだけに、私達はその普遍的な本質を自分の死と重ね合わせながら見る事ができる。そして“生と死の意味”を時代と文化を越え、問いかけられるのである。
・「very interesting film」
なつかしのマツクス・フォン・シドー出演のATG映画。小学生のときにはじめてこの作品を観たときには難解でしたが、今あらたに見直してみてベルイマン監督の映画の良さが味わうことが出来ました。 「第七の封印」という宗教色がかったタイトルはさほど気に懸けるには及びませぬ。どなたも名作が御覧になりたい方は、購入されるとよろしいでしょう。
・「人生の終り」
神を追求する騎士の人生は、10年に及ぶ十字軍従軍を経ても待っていてくれた妻と、教会の偽善を合理的に見抜いた従者、旅芸人夫婦など、人間味あふれる温かい人々に囲まれて、あるいは、その出合いの後に迎えた死で終る。どこか「野いちご」に似たプロットであることを今気付きました。しかし、神の存在について正面から向き合う、中世を舞台にしたこの作品は、娯楽性も含めて、傑作と呼べる逸品である。
・「ファウスト」
ベイルマンは昔から見てみたい映像作家のひとりだった。欧州に多い哲学入りまくりの難解な作家だと覚悟していたが、実にシンプルで古典的に説教ぽくありながらもコミカルで、わかりやすいのに深いという、とても面白い作品だった。そもそも古典とは本来至極シンプルでコミカルでわかりやすいものなのかもしれない。
この映画に答えはない。答えがあるとすれば、この映画を見た人間が自分の脳内の限界でのみ得られた感情が答えだと思う。なので、見てると答えが必ず見つかるハリウッド映画に慣れた人々には、この作品は少々退屈かもしれない。
答えはないがヒントは満載。ベルイマンが提示したヒントをどこまで拾えるか、そうする事でどこまで思索を深めることができるのか、そんな楽しみ方ができる映画でもあると思う。10年後にもう一度見ると、また違った感想を持てるのかもしれない。
ペストに関するエピソードの数々はファンタジックでありながらもリアリティを感じた。ラストシーンは非常に印象的で心に強く残る。せつなくて滑稽で幻想的で美しさを感じた。
そして死神の広いオデコもえらい印象的。わたしはこのシンプルな映画が好きだ。ベルイマンてスゲーと思った。
にしても値段は高いぞー!!
●奇跡の人
・「死闘の末に訪れた奇跡」
暗闇に包まれた階段を手探りでゆっくりとへレンが降りてくる、そんなオープニングの場面からぐいぐいと一気に引き込まれてしまいました。三重苦に侵された故に甘やかされて育った少女へレンと、そんなヘレンと真正面から向き合う若き女性教師サリバン先生との場面は、まさに「死闘」という言葉が相応しいほどの凄まじさです。特に手づかみで食べることをやめないヘレンにサリバン先生がテーブルマナーを教え込もうとする場面は、観ているこちらまでが疲れ果ててしまうほどリアリティがあります。サリバン先生を演じたアン・バンクロフトと、ヘレン役のパティ・デューク、2人の火花がほとばしるような演技には鳥肌が立ちました。闘い、また闘いの連続の中で、少しずつヘレンの中で何かが変わっていく様子が実に丁寧に描かれています。閉ざされていたヘレンの心がだんだんと目覚めていく過程を観ていて、自分のことの様に嬉しくなりました。そして有名な「ウォーター」の場面。へレンが全身全霊で感じる純粋な歓びがこちらにも伝わってきて、涙が止まりませんでした。後に福祉事業に貢献したヘレン・ケラーが初めて世界に触れた瞬間、そしてそんなヘレンの「光」となって導いたサリバン先生。「奇跡」は2人して成しえたものなんだ、と心から思えた瞬間でした。
・「パティ・デュークのヘレン・ケラー」
62年当時映画館で観たが、白黒だった。カラーで見ると重苦しさが少々違う(軽い)ことに気付く。三重苦の少女の存在は、大変大きなショックだった。この作品の中で一番感動的なシーン「water」の場面は一生忘れない。これによりヘレンが初めて「物」と「言葉」を理解し、人間として生きることが出来るようになったのだから。
子供達には一度は見せたい映画だ。「偉人伝ヘレン・ケラー」の本を読ませるよりも何よりも、彼女の苦しみと偉さが直接伝わる。サリバン先生の存在がなければ「偉人ヘレン・ケラー」はなかったことも教えたい。
この作品はパティ・デューク12才のときのもの。直後、彼女主演のテレビドラマ出演などで、一世を風靡。しかしその後「サリバン役の奇跡の人」以外にはこれといった当たり役もなく現在に至る。私個人はこれでよかったと思う。パティのヘレン・ケラーとして長く人々の心の中に生き続けるだろう。パティ以外でのヘレン・ケラーの映像は簡単には出てこないと思う。これは永遠の名作。
・「死闘の末に訪れた奇跡」
暗闇に包まれた階段を手探りでゆっくりとへレンが降りてくる、そんなオープニングの場面からぐいぐいと一気に引き込まれてしまいました。三重苦に侵された故に甘やかされて育った少女へレンと、彼女と真正面から向き合う若き女性教師サリバン先生との場面は、まさに「死闘」という言葉が相応しいほどの凄まじさです。特に手づかみで食べることをやめないヘレンにサリバン先生がテーブルマナーを教え込もうとする場面は、観ているこちらまでが疲れ果ててしまうほどリアリティがあります。サリバン先生を演じたアン・バンクロフトと、ヘレン役のパティ・デューク、2人の火花がほとばしるような演技には鳥肌が立ちました。闘い、また闘いの連続の中で、少しずつヘレンの中で何かが変わっていく様子が実に丁寧に描かれています。閉ざされていたヘレンの心がだんだんと目覚めていく過程を観ていて、自分のことの様に嬉しくなりました。そして有名な「ウォーター」の場面。へレンが全身全霊で感じる純粋な歓びがこちらにも伝わってきて、涙が止まりませんでした。後に福祉事業に貢献したヘレン・ケラーが初めて世界に触れた瞬間、そしてそんなヘレンの「光」となって導いたサリバン先生。「奇跡」は2人して成しえたものなんだ、と心から思えた瞬間でした。
・「さよなら私のアン・バンクロフト」
私の大好きな女優の一人アン・バンクロフト。さしたる美女ではありませんが、知的で鋭くそして優しく包み込むような大きな瞳を忘れるものではありません。A・ペンのこの作品は三重苦のヘレンと熱血教師アニーの死闘が全てですが、ラストの「ウォーター・・・」でいつも涙がとまりません。人間がその存在以前に、自己の認識と自我の確立という困難なプロセスを辿るという重いテーマが背景におかれている。文句なしの名作。惜しくも6月6日他界しましたが、DVDの中のアンにいつでも会えます。
・「ゴダールとの対比」
フランスでヌーヴェルバーグが生まれ、アメリカの資本主義、大作映画に対する批判から、イタリアからは、フェリーニやアントニオーニなどが出現した。映画とは自由である!ゴダールはそれに戦いを挑んだ。だがフェリーニは自由そのものを映画にした。本作品は、最高傑作である。映画の制作過程を映画化したのは、ゴダール「パッション」アッバス・キアロスタミ「桜桃の味」テオ・アンゲロプロス「シテール島への船出」ヴェンダース「ことの次第」トリュフォー「アメリカの夜」などがある。みんな悩んでいたんだ(笑)
・「これが映画だ!!」
まさに待望の、待望のDVD発売です。なんでDVD出ないんだろうと思いながら、ずっとヴィデオテープで鑑賞していました。問答無用、これがフェリーニの、否もしかしたら映画史上の最高傑作。小説でも、演劇でもなく、映画でしか描けない世界、感動。
特典ディスクには「ロスト・エンディング」(当初撮影されていた列車を使ったエンディングシーンに関するインタビューとスチール写真で構成)50分と、オリジナル予告篇が収録されています。できればフランス映画社BOWシリーズでの実に素晴らしい予告篇も収録して欲しかった、、、。
・「懐かしき名作」
学生時代にリバイバル公開だったのを劇場で観て以来の再会。当時はところどころ意識を失ったりしたものの、マストロヤンニのシブさ、映像のカッコよさだけは強烈に印象に残り、「人生は祭りだ」がその後の座右の銘になった次第。DVDになって久々に観てみれば、いつの間にやら自分も主人公グイドと同じ43歳、映画監督みたいなカッコイイ仕事をしてるわけでも、きれいな奥さんや愛人がいるわけでもないが、マストロヤンニのヘタレ感にやけに共感を覚えたりして、ああワシも歳とったわい、と苦笑。
・「それでも共に生きよう!」
夢で見聞きしたことが思い出せないもどかしさも、この作品がDVDになってくれて解消しました。他人の夢なのに既視感があるのは、みんなの夢が地続きで、そこが死か狂気の世界だから? ともかくフェリーニはそれを美しい映画にし「あっち側」に憧れる私たちをあやしつつ、共に生きよう!と言ってくれるのです。初見時は映像の凄みとグイドの色気にしびれるばかりでしたが、繰り返し観るうちに男性というもののどうしようもなさ、それがゆえの放っておけなさのようなものに苦笑させられます。こんな人に「共に生きよう」と言われたら「まあいっか」と答えるしかない。生々しいのにこんなにも美しい夢。大傑作です。
・「「あたし達がいないとダメなんでしょ?・・・・・・」」
映画がマーケティングによって生産される「産業」に成り果てる以前、それは「文化」という領域に属していた。ブニュエルもタルコフスキーも、あるいはキューブリックやギリアムさえ、出発はこの作品だったのでは。
瞬きさえ惜しいほどのシュールでエレガントな映像の連続。静止画にすればそのままデルヴォーやマグリットの絵画になりそうな。フェリーニはそれを決して神経質でない、太い糸でなかば強引に織り上げてゆく。そしてN・ロータの軽快ながら、どこかもの哀しいギャロップに乗ったラストシーンには、この天才監督のその後の全てが詰め込まれている。
・「なりやすく、脱しがたい依存症の恐ろしさをを描いた傑作」
60年前の作品だが、最初に見たのは学生の頃、いわゆる名画座でみたのだが、レイ・ミランドがうまい。同時に、当時はアルコールの依存症の恐ろしさなどリアリティがなかったが、麻薬以上に難しいようだ。日本人はアルコールの分解能力が低いので、ウイスキーをがぶ飲みなんて出来る人は少ないだろうが、毎日、ビールを4本くらい飲んでいればだれでもなるという。結果、依存症に一端なってしまいうと、生涯つきまとうようだ。2~3年止めてても、一度口にすると元の木阿弥。私の若い友人(まだ40前)も若いときになり、いまだに苦しんでいる。そんな依存症の恐ろしさを名匠・ビリー・ワイルダーが描いているが、さすがアカデミー主要部門を独占しただけのことはある作品だ。日本でも近年若い人の間でも依存症になっている人が少なくないと聞いている。その怖さがじつにリアルに表現されており、異色の傑作映画と言える。
・「アル・パチーノ誕生のきっかけ」
私のご贔屓、アル・パチーノの勧めでみた映画。といっても本人がメールをくれたわけではない。ある映画サイトで彼の曰く、「僕は5歳の時、母に連れられて失なわれた週末を見た。その内容、特に酔ったレイ・ミランドがしらふのときに隠した酒瓶のありかを忘れ、鬼気迫る有様で探す演技に深く感銘を受けた。親戚が集まるたびにその場面を演じては、拍手喝さい、大笑い。なぜこんな深刻な場面で笑うのか、全く途方にくれた」とのこと。栴檀は双葉より芳しとはこのことか、と感動。レイ・ミランドの演技にフオーカスして鑑賞した。なるほど、うまい。レイ・ミランドはそれまでは2枚目専門、お世辞にも演技派と呼べるような役者ではなかったはず。この映画で演技開眼したのであろう。その酔った演技には、自暴自棄ながらもどこかしら品があり、さすが2枚目と思ったものだ。内容自体は時代性もあり、ややツッコミ不足、本当の依存症はこんなものではあるまい、と思わせるが、その先駆的意義は大きいと思う。ハッピィエンディングもうれしく、その恋人ともども、頑張って生きていって、と声援を送りたくなる爽やかさがあった。
・「最高の和製コメディー!」
『12人の優しい日本人』は、ぐるぐる急展開、ジェットコースターに乗っているような・・・アクション映画みたいな作品です。しかもそれが、ひとつの部屋で交わされる、12人の会話だけで、ほとんど成り立っているから圧巻です。このアイデアは、本家『12人の怒れる男』のものですが、「外国製品を真似て、より良い製品を生み出す」日本の伝統とも言える得意技は、ここでも発揮されています。内容までそっくり、アメリカ映画を真似ながら、日本独自のものになっているんです。
日本で陪審なんて、まだまだあり得ません。良くも悪くも、変わりつつあることですが、西洋人的論理性は、日本人に浸透しきっていないからです。そんな過渡期にある、今の日本だから、『-怒れる男』とは全く別の意味です。『-優しい日本人』は面白いんです。この映画では、西洋人的論理性を持った新しい日本人と、感性で勝負する古典的日本人の、陪審員対決になっています。制度そのものが、論理的思考の上に成立していますから、現実同様この映画でも、「感性」は圧倒的に不利な立場で、無視されそうなんですが・・・結果は、是非映画を観て欲しいんです。
何と言っても、『-優しい日本人』はコメディーです。三谷幸喜も中原俊も、巧みに、観る人を楽しませようとしています。そして見事に、おもしろ可笑しい映画に仕上がっています。気軽に楽しめて、観れば観るほど味が出る、素晴らしい映画です。
・「とにかく面白い。そしてほろり。」
学生時代、この作品が大好きなあまりに人に勧めまくりましたが、10人に見せたら10人が面白かった!という感想が返ってくる、ある意味、本当に珍しい作品です。騙されたと思って観てみてください!
大好きな映画の3本のうちに入る一つです。映画は何億円もかけてとれば良いってもんじゃないんだ・・・と衝撃を受けた。三谷氏の絶妙且つ緻密な脚本。
どんでん返しにつぐ、どんでんがえし。そして、日本人の人の良さ&優柔不断さが非常にコミカルに描かれています。全ての出演者が主役!”脇役”がいない!これ、まさに、三谷作品の原点ですね。
そして心温まる、最高に素敵な作品です。
・「人間模様の面白さ」
そぉ~っと忍ばせた数々の伏線が後半一気に繋がっていく仕掛けがきっちりスクリーンで再現されてて知らず知らずに引き込まれます
そして何より人間そのものの面白さ謙虚で実直誠実と思われたひとが実はとっても傲慢だったり豊富な経験と高い見識を持った紳士が実はだだっこだったり無気力なお人よしかと思えば土壇場でウルトラC的役割を果たす
こんな人間模様はひとが好きじゃないと作れないよなってつくづく・・
あ~面白かった!!
・「最高の脚本でした」
初めて見たのは一年前と、遅かったのですが、それ以来ハマってしまって月イチで見てしまうようになってしまいました。最初見たときには分からなかったオモシロさが、繰り返し鑑賞すると分かってきました。
結論に導かれるまでに、十二人がそれぞれ重要な役割を果たしていて、ヒントとなる意見を所々で言っています。それがラスト近くで明らかとなっていくワケですが、何のつながりも無さそうなヒントが巧妙につながりあっていく過程は脚本のすばらしさだと思います。スター不在(制作当時)の作品としては、秀逸な出来上がりではないかと思います。
・「日本人の会議そのもの」
「十二人の怒れる男」のパロディー版である。
私の仕事柄、あちらこちらの会議に呼ばれることがあるが、どこの会議に行っても、決めるということを嫌がる。そして、延々と堂々巡りをして疲弊しきったところで、声の大きいわけのわからない意見がとおってしまう。決して誰もリーダーシップを取ることもなく、とろうとしようものなら民主的でないと訳の分からない発言、さらに数字をいじり出す者・・・見てて日常生活と重なり辛くなったが、日本人の思考を良く描き出している。まさにこの映画と同じ状態が再現される。
●羅生門
・「雨。」
朽ちかけた壮大な羅生門に 容赦無く降り付ける豪雨。
この映画を観る度 自分自身の汚れきった心の垢を この映画の豪雨が削ぎ落として行くような不思議な心地にとらわれる。
観る度に 心をニュートラルポジションに戻してくれる 強力な薬のような映画。
こんな素晴らしい映画を創られた黒澤明と同じ日本人として生まれて来た事を 誇りに思わせてくれる 荘厳かつ芳醇な 世界遺産のような映画。
地球人必見。
・「黒澤伝説はここから始まった」
“羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。
同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか?
・「非常に奥の深い映画」
タイトルには「映画」としましたが、映画を超えた、さらに芸術をも超えた、何か崇高な「神」や「仏」のような、そのような作品です。 人間というものは、結局誰一人として、自分のことを真実として語れる者はいない。多かれ少なかれ、自分のことを語る場合には誤魔化し、偽りが含まれている。自分の都合の良いように解釈し、そのように自分に言い聞かせ、納得している。また自分を誤魔化して、それで他人に受け入れられれば、結果オーライである。人間社会というものは、そのように成り立っている。ある意味、人間というものは、そんな悲しい存在なのである。人間が、自分自身の存在を含めて、物事を解釈しようとすれば、絶対的なものは無くなる。全てが相対的評価なのである。しかし、必ず真実は一つなはずである。愚かな人間は、よって永遠に真実を知ることはできない。 おそらく、この作品が映画である以上、ビジュアルな面は客観的にいくらでも評価できるだろうが、その本質に流れる「人間の愚かさ」的なところを解釈できる人は少ないであろう。 何回も見返して、納得いくまでこの作品の本質に浸ると、「人間」という存在を客観視できるようになる。
・「 人間を買い被るな!自分や自分の周りの奴らを見てみろ!」
人間の本質を分かり易く、見せつけてくれる作品です。
・「音声問題」
従来レンタルで借りることのできたもの(パイオニアLDC版?)は、音声が悪く、セリフが聞き取れない箇所が多い。古いフィルムなので仕方がないとも言われているが、現代の技術で修正することはできないのだろうか。この新しいDVDが単に以前のものの廉価版ではなく、音声面で修正を施したものであればたいへんうれしいのであるが。
・「最狂」
この作品はクリストファー・ノーラン監督が「同じことは繰り返さない」と言っていた通り、オープニングの部下達を次々と殺す銀行強盗から、人間の心の闇を突き詰めた殺人ゲームを繰り広げるラストまで、どこかで観たようなシーンは1つもなかった。特に終盤にかけては、「たぶんこれがラストだろうな」という推測が(嬉しい意味で)見事に裏切られる。 おそらく、脚本だけでもかなりの出来なのに、それをクリスチャン・ベールとヒース・レジャーというどこか普通じゃない演技派俳優が演じ、ハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードがテーマ曲を作曲し、メメントを作った奇才監督がメガホンを取れば、面白くなるのはある意味必然と言っても過言ではないだろう。 今作でジョーカーはいくつもの罠をバットマンに仕掛け、バットマンもそれに対抗する。バットマンがジョーカーに尋問するシーンも演技派俳優2人が見事な類を見ない緊張感をかもし出している。 しかし、メインの悪役がジョーカーということもあってか、2人の直接的な格闘シーンは思っていたより少なかった気がする。ラストから考えて、もしかすればもう1作ぐらいジョーカーがメインの悪役の作品を作るつもりだったのかもしれない。(作らないにしても、どこかで登場させないと不自然ではないだろうか?)しかし、ジョーカーを演じるのに現在最も相応しい俳優はこの世を去ってしまった。亡くなった俳優がアカデミー賞を受賞するのは、これまでで一度しかないが、どうか彼に受賞してもらいたい。ヒース・レジャーが演じた、あの恐ろしいのにどこかユーモラスな悪役は、ダース・ベイダーやハンニバル・レクターのようにこれからずっと人々を魅了し続けるのは確実だからだ。
・「ヒース・レジャー」
本作はバットマンビギンズの続編であり目には目を、恐怖には恐怖を、というやり方自体が矛盾を抱えているヒーロー、バットマンが自身の限界にブチあたり、さてどうなるでしょう?という映画である。
さてジョーカーの登場である。犯罪者のアンチテーゼ、後だしじゃんけん的発想で生まれたのがバットマンならばジョーカーは、バットマンのアンチとして生まれた、バットマンの天敵といえる。
このジョーカーが最高に狂ってる。
具体的に何を壊すかは実際にみていただくとして、ゴッサムシティが今まで築き上げて来たものをことごとく破壊ししかもそのやり方が一貫して背徳的。希望を潰し、不安を増大させ、もの事の支柱から破壊する。しかも「それ、お前も困らね?」て事も平気でやる。まさに最凶。
ジョーカーに街とバットマンは翻弄され、疲弊を通り越して瀕死状態にすら陥る。希望の芽は断たれ、暴力の果てに辿り着いたのが荒廃であるなら今まで力によって犯罪を制してきたバットマンもまた、その存在を問われる時が来たのだ。そしてその答えは、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。
ジョーカー役のヒース・レジャーはこの難しい役を完璧に演じきり、ヒース版ジョーカーを確立させた。改めて亡くなったのが残念だと思う。
カーチェイスや爆破シーン、バットマンが滑空するカットなど動きのあるシーンもどれも繊細に手が入っており、上質で洗練されている(十分なお金と才能がつぎ込まれている)
必見の一本。
・「悪があるから正義が存在するのか、正義があるから悪が存在するのか」
人間の心理を突いた素晴らしい作品です。
人とは、誰しも善悪の心を持っています。そのバランスを保ちながら日々を過ごしています。もし、そのバランスが崩れてしまった時、どうなってしまうのでしょう。人々にとって、バットマンはどのような存在になるのでしょうか。
恐怖や不安に陥ると、大きな敵ではなく、身近な存在を恨んでしまいます。この作品でも、人々の怒りは、バットマンに向いてしまいます。
それも、ヒース・レジャーの演じるジョーカーが、説得力のある悪役だからこそ。“バットマン”という枠を超えて、多くの人に観てもらいたい作品です。
・「既に多くの方が傑作ぶりを伝えていますので簡単に。」
とにかく、主人公の善悪(表裏?!)2人以外にも、出てくる男が全部魅力的。格好良すぎます。
温かい目をした警官ゲイリー・オールドマンそろそろこの人の時代が来た、と思わせるアーロン・エッカート深い愛とユーモアの執事マイケル・ケイン。
残酷なシーンや流血等は直接映されていません。それでも怖くて緊張して、腕が痺れたり胃がねじれそうになったり…そんなシーンを越えて、「バットマン」がこれほどの深みを湛えた重厚な作品になるとは思いもしませんでした。絶対、観ないと損です。
・「この映画に生きている間に出会えてよかった。」
ダークナイト(クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー出演) 僕は普通の人より映画が好きでそれなりの量を観てきたつもりです。しかし今作の「ダークナイト」は映画好きだけでなく現代に生きる全ての人間に観てほしいと思う作品です。 今年亡くなったヒースレジャー演じるジョーカーは恐怖をばらまきながら笑っています。コミカルなシーンもあったのですが怖すぎて笑えない。もしこんな犯罪者がでたら?多分恐怖することしかできないでしょう。それほどまでにジョーカーはすごかった。この一言で言い表すのは惜しいぐらいです。本当に惜しい俳優を亡くしたと思います・・。 バットマンの存在意義、人間の脆さ、「正義」とはなにか、お金や地位や名誉を求めない絶対悪の存在、この映画を観て考えてください。自分ならどうするか。人は誰でも悪になりえる資質を持っています。そして誰しも正義になりえます。それがあなた1人の正義か人間としての正義かは別として・・。 最後にジョーカー役のヒースレジャーは今作の役作りによって薬物過剰摂取になったのではないかと言われています。前作のジョーカー役のジャックニコルソンも「気をつけろ」と助言していたそうです・・。命を削ってまでジョーカー役を演じたヒースレジャーの勇姿を是非劇場で目に焼き付けて下さい。そしてエンドロールが終わるまで席を立たず、ヒースレジャーというすばらしい俳優がいたことを忘れないで下さい。
・「面白かった!けど…」
面白い!犯人は誰だ的な展開と、クスッと笑える場面にゾッとする所など、ものすごーくバランスのとれた映画で、ポップコーンを食べながら観る娯楽映画そのもので、楽しかったです!!ちょくちょく出てくる豪華なゲストも、目の保養になり、ますますテンションが上がりました〜。文句を言うならば、話しの展開が早すぎだよ!それに登場人物が多すぎて、このキャラ誰?状態。原作を読んでない自分にも、もっと優しく作ってほしかったです。それでも、二章、三章とつづく話しに今からわくわくしてます!早く観たい♪
・「すご〜い!そっくり(驚)」
映画は、海ほたる刑務所のシーンから、回想の形で始まります。ちょっとショボいCGで期待を削ぎますが、漫画の1巻から順次映像化されていくと、驚愕!そっくり!凄〜い!これ以外のキャスティングは考えられない!っくらい同じで、嬉しくなりました。この映画の漫画化が浦沢直樹の『20世紀少年』じゃないか…と感じる位です。しかし、それ以上には感じるものがありません。映画は、5巻の真ん中位までですが、映画ならではのダイナミックさがなく、平板に筋を追って行くだけになります。最後に、成長した遠藤カンナが出てきますが、外見をそっくりに作っているだけに、劇場内の温度が5度程下がった気がしました。例えば、矢吹ジョーや、サイボーグ009の実写化で、漫画と同じ髪型をされたらどう思いますか?、と言うとこです。そこは、漫画と違ってもいいのではないでしょうか。でも、大好きな漫画なので3部作、最後まで、追いかけます。でも、3作目公開前に、1部、2部テレビでやりそうですね、『デスノート』パターンで(笑)。
・「「死体が腐るのは目から……?」」
「目といえば、お聞きしますが、死体が腐るのは目から……?……ご存じない?まあ、いい……」
作家の筒井康隆氏が、鑑賞後やたらのどが渇いたとおっしゃっておられたが、たしかにそうでした。本作には、プロットやストーリー、撮影等に工夫らしい工夫はとくにされていません。しかし後半ずっと「砂漠」をひたすら見せられます。これでトラウマ決定です。アラブなんて、絶対行きたくはありません。
ちなみに「海」のこわさをひたすら描いた秀作に『オープン・ウォーター』という作品があります。これを観たら「海」がイヤになってダイバーは潜れなくなります。こちらもオススメです。
・「復讐劇」
中東のある国の病院に勤務するフランス人の医師がある夜自宅において現地の人の妻の診察を頼まれたが、自宅では手当てもできないし疲れもあったので、病院へ行くようにと断る。翌日、その妻は死んでしまう。そこから理不尽とも言える復讐が始まる。この男の執念深さは本当に恐ろしい。ラストの希望を完全に断ち切られたようなシーンには愕然としてしまった。
・「空中撮影と音楽の魅力」
この作品を見たのは私が中学生の頃?でした。この作品台詞もほとんど無いのですが、画面を見ていればストーリーも自然に解る様になっているのが特徴だと思います。魅力は空中撮影と音楽の素晴らしさです。ラストの大空に消えていく気球からのカメラアングルも印象的。
・「パンダ、パパンダ、コパンダ!!」
高畑勲・宮崎駿コンビによるトトロの原点とも言える傑作アニメ「パンダコパンダ」のリイシュー版ですね。45歳になったボクですが、今でもナンバーワンアニメだと思っています。何回見ても、感動の涙が溢れます。傑作ですね!!
ところで先日、テーマソングの歌詞でわからないフレーズがあるので調べてみました。水森亜土さんの言葉が聞き取りづらかったそれは、〜さかだちしようよ♪〜の次なんですが、〜はらっぱ にっこにこよ♪〜だとわかってスッキリしました。
で、そのことよりも驚きの事実が判明!!30数年間、出だしの印象的なフレーズは、〜パンダ、“コ”パンダ、コパンダ♪〜だと思っていました〜っ!!が、正しくは、〜パンダ、“パ”パンダ、コパンダ♪〜だったんですねぇ。いやぁ、どんぐり、ころころ、どん“ぐ”りこ♪(正しくは、どん“ぶ”りこ♪)と同じような聞き違いでした。30数年間、水森亜土さんにすっかりやられました…ねぇ。
・「宮崎アニメで一番☆」
妹がDVDをレンタルで借りて来ており『何?パンダコパンダって…』とタイトルに吹き出して笑ってしまいましたがタイトルから可愛くて何か懐かしくて!長い説明は要らない。とにかく老若男女関係なしに見れて心がホッとできる、何度でも繰り返し見たくなるそんな雰囲気のある素敵な作品です。
・「子供だけでなく、親も夢中になりました」
TVのアニメ特番でワンシーンが流れたのを目にして以来、子供が「パンダコ! パンダコ!」と言って見たがるので買いました。
何十年も昔の作品とは思えないぐらい丁寧に作ってあって、絵も音楽も台詞もとても優しい雰囲気で気に入りました。笑える部分がちゃんとあって、心にぐっとくる部分もあって、一緒に見ていた私(親)のほうも楽しくなってしまいました。もちろん、子供は大喜びでした。今度、動物園で本物のパンダを見せてやろうと思います。
・「なぜこの時期にマイナーチェンジで発売?」
そろそろブルーレイで登場かという、何故この時期にマイナーチェンジで発売するのでしょう。どうせ出すなら特典ディスクを付けずに、もっと値下げして欲しかった。 なお、作品としては星5つですよ。トトロやポニョに通じる場面もあるので、未見の方は是非。 ちなみに完全版のサントラCDも発売になったので、ファンの方要チェックです。
・「「罪と罰」に次ぐか?の文芸サスペンスの拾い物」
舞台設定は、スターリン政権下のソビエトの炭鉱町。主人公の少年ワレルカは背伸びして大人びたい年頃で、市場でお茶売りをして金を貯めてスケートを買うが、町の悪童に盗まれてしまう。聡明で世慣れた少女ガリーヤの助力を得てスケートを奪い返す事に成功するが、ここからワレルカの転落人生が始まる。
スケートを盗んだ子供の父親は真相を知らぬままワレルカを袋叩きにする。腹いせに、その父親(鉄道車夫)を困らせようと仕掛けたイタズラで列車は横転し大事故になる。
ワレルカは町を逃亡し強盗団のお先棒担ぎをやることになる。半年に渡るワレルカの逃亡生活を追跡して迎えに来たのはガリーヤだった。口封じに迫る強盗団を巻いて故郷を目指すワレルカとガリーヤだったが。。。。
前半はゆるいプロレタリア文学めいて退屈。だが、ガリーヤの頭の回転の良さに対し、あくまで愚かなワレルカの掛け合いは、クレヨンしんちゃんVSジャリンこチエといった趣がある。
そして列車横転事故から一転してサスペンスタッチの展開になる。ワレルカの逃亡生活の描写は、子供の浅知恵+映画的ご都合主義であってもなお、逃亡者のタフでハードな緊迫感を強く感じさせる。
宝石強盗のシーンでは店主の頭がカチ割られて、返り血がワレルカの頬を濡らす。何が起こったか理解できないままのワレルカはただ頬の血を手で拭うだけなのだ。一人の悪童が、いよいよ抜き差しならない悪の道に踏み込んだか!と思わせる凄みのあるシーンだ。
が、その緊迫感を反故するようにガリーヤの登場から「少年探偵モノ」調のクライマックスを迎える。そして、信じられないラストで物語は閉じる。
本作は日本語のよさこい節や炭坑節が随所で使われる。五木の子ラストで五木の子守唄のハミングが被さるシーンは特に、何とも言えない哀愁が漂う。
余りにショッキングかつリドルストーリーめいたラスト。ミステリ好きにはかなりカルトな映画なんだろうなぁ。
・「プロレタリア性と映画」
ある国の惨状を訴える手段として、政治的な運動やアジテーション、そして革命という手段があるが、芸術という分野がそういう役割を担うべきかどうなのか、それはサルトルが提示した深刻な問題である。私自身、この問題に明確な解答を与えられるわけではないが、ロシアという、当時の時代の悲惨さとカネフスキー自身の不遇さを、彼は結果として映画という媒体を利用して表現した(若い頃、映画監督だったということもあるが)。さて、日本に於いては、プロレタリア文学の位置づけはいまだに定まっていないが、私の考えでは、それを表現するのにその文学媒体である必然性があること、これ以外にない。その意味で、この映画は、完全に成功している。予算の都合か意図的にかは分からないが、白黒映画であり、そして極力音声を排除した作品である。映画という媒体と、カネフスキーの思想との関係については、今後の課題としたいが、何れにせよ、映画に不可欠な娯楽性(単なるドタバタだけでなく、スリル、サスペンス、等々)、を備えつつ、ロシアの惨状を見るものに絡みつくように映像で示し、かつ、極力ミニマムに挿入される音源の効果性、何れをとっても、あらゆる芸術のジャンルで、私のbest5にはいる作品であり、結果としての賛否は別として、是非とも映画ファンならば、目を通して欲しい作品である。私の主観では、文句なく星5つである。
・「「汚水にイースト菌を入れたのは誰だッ?!」」
発酵して、汚水があふれ出てるじゃないかッ……生徒のイタズラだと??」
「日本人は“チャッ”しか言わないぞ茶をくれって“チャッ”」
「サムライめッいつもニヤニヤしてやがる。それも金歯をみせながら。いまいましい!コメなんか食いやがって。クソめが!」
「日本人に働かされるやつはみな言うぞッやつらの下で働くぐらいなら、死んだ方がマシだって」
かっこいい邦題だったので、てっきりノワール映画かと思っていた。子供の視点で描かれた、すぐれた社会劇である。妹尾河童の『少年H』を思い出した。
・「フランシス・フォード・コッポラが最盛期だった頃手掛けた第1級の心理サスペンス・スリラー。」
フランシス・フォード・コッポラが「ゴッドファーザー」の絶大なる成功を下に撮り上げた自身唯一のサスペンス映画にして第1級のスリラー。サンフランシスコのユニオン・スクエア、のどかな休日の午後の公園通りを俯瞰で捉えていたカメラがズームしていくと、何やら訳ありの密会のカップル、それを狙う望遠の照準スコープ、あっ、狙撃か!と思いきや、プロの盗聴屋が2人、3人、4人、、、正に、これほどリアルで周到、緊張感あるオープニングは滅多にないなと思いつつ、以下、序盤は己をプロフェッショナルな技術者とわきまえ、私情を排して“仕事”をこなす盗聴屋の日常が丹念に描かれるが、中盤からは一転、息が詰まるような心理サスペンスへと転換していく。と言っても、決して主人公が生命の危機に晒されたり、周辺で例えば猟奇的殺人が起こる訳ではない。つい深入りをしてしまった仕事に謀略の匂いを感じ、良心の呵責に葛藤しながらそれを追いかけていく内に胸騒ぎは確信に変わり、いつしか自分が関わってしまったことへの“恐怖”と“不安”に苛まれていく様が切実と迫ってきて大層怖いのだ。果たして主人公の胸騒ぎは妄想なのか、それとも、、、。主人公の孤独と絶望を代弁するようなサックスの響きが印象的。ラストの15分にコッポラの才気の凄さが窺えるこれは74年カンヌ映画祭グランプリ受賞作。コッポラとジーン・ハックマンの懐かしいメイキングあり、コッポラ一家のロバート・デュバル、ジョン・カザール、フレデリック・フォレスト、テリー・ガーに「アメ・グラ」のヒロインのシンディ・ウイリアムスと端役時代のハリソン・フォードの顔も見れる。
・「壁に耳あり、障子に目あり」
本作がコッポラ監督作品中で一番良いと言う意見、他のレビュアーに賛成! (「ゴッドファーザー」の一作目ももちろん良いけどね)あらすじに関しては、他のレビューに詳しいので割愛しますが、盗聴のプロという役柄をどこか野暮ったい大男ジーン・ハックマンが好演しており、コッポラ監督のこの起用は、あのラストシーンが大成功だった事を証明してます。ジーン・ハックマンという役者は作品にもよるけれど、良い役者だよねぇ。いかにもその辺に居そうなオッサンぽくて。ラストシーンは確かに地味で渋いのだけれど、プロゆえの自業から自らのテクニックに復讐される皮肉や、疑心暗鬼に駆られた狂態はすざましい。またサキソフォンがこの破滅劇に、何とも空しい響きを演技しております。ロバート・デュバルも良いし、助手役のジョン・カザールが「狼たちの午後」や「ディア・ハンター」「ゴッド・ファーザー」同様に見事なバイプレイヤー振りを見せています。肺ガンで亡くなったそうですが、惜しい役者を亡くしたものです。ストーカー問題や、盗撮・盗聴器機が溢れ暗躍する現代日本で、この作品の怖さは身近な恐怖として感ぜられるのではないでしょうか。壁に耳あり障子に目あり......
・「コッポラが作りたかったのはこの作品」
コッポラと云えば、ゴッドファーザーや地獄の黙示録とパブロフの犬敵に反応される方が多いでしょうが、実はコッポラはこの作品を作りたいがゆえに資金稼ぎのためにゴッドファーザーパート2を作ったと云われている程の傑作です。特にヨーロッパでは評判が高くカンヌ映画祭バロンドールを受賞しています。先日、偶然ポーランドでの劇場用ポスターを京都で見つけましたので、是非コッポラファンでもまだ御覧になられていない方に今回お勧めいたします。ジーンハックマンの今よりもおとなしいが見せる演技は唸らせます。また若き頃のハリソンフォードも出ています。
・「コッポラの思い入れたっぷり」
透けたビニールのレインコート姿のジーン・ハックマン。主役ながら台詞が少ない。何度か登場する「自らのサックスでレコードを相手にジャズセッションをする」シーン、彼の孤独が染み渡る場面だ。彼同様、ストーリーにも派手さは全くない。しかし実にスリリング。盗聴のプロが盗聴される不気味さがよく伝わってくる。若きハリソン・フォード、出番は多くなかったけれど感情の感じられない表情やしゃべり方には、いかにもクセモノという感じが良く出ていた。結局何だったのか、あえて結論を出さずに終わる最後のシーン、実に印象深いラストだった。
万人知るところの「ゴッドファーザー」と「地獄の黙示録」に挟まれた1974年の作品のため、人目に付きにくいが、これはコッポラ個人にとって非常に思い入れの強い作品である事や、彼の個性が満開の作品である事は有名。
・「コッポラはやっぱり天才。」
なぜか知名度が圧倒的に低いコッポラの傑作。(ソフィア・コッポラのことじゃありませんよ、あの人は・・・ノーコメント)個人的にはトイレのシーンが秀逸である。コッポラという監督は常に間の取り方に気を使う、俳優が死なず、プロットが死なず、観客が飽きないギリギリのタイミングまでカットを変えない。それが一種の重厚さと荘厳さを与えるために映画を一瞬にしてクラシックにしてしまう。(特にそれが成功したのがゴッドファーザーである、しかしストーリーに謎を残している点で本作のほうが文学的な後味である)自己崩壊的でペダンチックな方法による表現はそれ以後の映画の行方を変えたかもしれない。名作は常にバッド・エンドだとされているがこれはバッド・エンドでなくて、ノーエンドなのだ、観客も俳優も、映画の中に投げ出され、虚無的にたたずむほかない。
●誤診
・「感動!親の執念」
これに非常に近いストーリーとして「ロレンツォのオイル」がある。実話を基にしている点も、息子の病を医者にまかせっきりには出来ないと判断すると同時に、あらゆる知識を得るために図書館へ通う必死の親の姿、両親自らの壮絶な奮闘と努力によって最適な治療法にたどり着く点などなど、どちらかを見ていれば必ずもう片方を思い出すに違いない。母親役のメリル・ストリープが出色、父親役フレッド・ウォードの物足らなさが残る。しかし、そもそもメリル・ストリープが実話に感動して映画化が決まった作品である事を考えれば当然の結果。両親、姉、兄はもとより、一家を知る友人知人達の葛藤も見事に描かれ、「ロレンツォ・・」とは一味異なる感動を呼ぶ。脇役として登場していた何人かは、この治療で薬漬けの医療から救われた本人そのものであることがエンディングで紹介される。「科学的真実」は必ずしも万能ではないことを思い知らされる。
・「隠れた秀作」
数年間にわたる糖分摂取の禁止という「ケトン食療法」で小児の難病を治療する、母親の物語です。(憶測ですがこのTV作品の関係者に、ご家族がこの治療法にたずさわったといういきさつがあるのでしょう。本作の監督であり製作もおこなったジム・エイブラハムズはおバカ映画専門のかたなので、たぶんそういうことなのでしょう。)
脳内疾患には難病性のモノが多いため、けっして劇的に治癒するということはなかなか期待できません。よって本作で紹介されているような民間療法に希望をたくされる、ご家族の気持ちは容易に想像できます。金銭不払いを理由に退院をせまられたり、治療法がないと冷たくつきはなす病院側に激昴する母親メリル・ストリープの熱演も、アメリカの医療現場の一部を反映させています。
「ひきつけ」を起こした子供の演技が、そこらのホラーより怖い「画」になっていました。難病治療ドラマではスーザン・サランドンの『ロレンツォのオイル/命の詩』もオススメです。
●メイキング オブ 「パコと魔法の絵本」と「いつもワガママガマ王子」
・「取り合えず、DVDでの再会までの繋ぎとしてなら、、、。(本編はモチロン★5つ!)」
「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」と次々にユニークで斬新な傑作を連打した中島哲也がまたしてもやってくれました!本編映画は、その極彩色で人工的な空間の中で展開する奇々怪々な人物たちが繰り広げる可笑しさと優しさが波状攻撃のように襲ってくるグロテスクでピュアなファンタジーで、舞台劇の如き美術、衣装、メイクアップに併せ、アニメーション、CG、超ド級なセットと、極めて映画的な手法が融合した今まで観た事がない日本映画。実写とアニメをシンクロさせたものとしても、例えに出すのは悪いが、今年公開された某ディズニー映画よりもずっと魅力的で作家性が強い。目をみはらされ、笑わされ、しかも、しっかり感動させられてしまうから凄いのだ。今DVDは、メイキングにテレビ東京で放映されたスピンオフ企画のアニメ「わがままガマ王子」が付いたもの。正直メイキングは番宣とおぼしき僅か20分程度のものだが、それでも本編が出来るまでの気の遠くなるような労力が窺い知れ、演劇的な要素にこだわりながらも、その中でどこまで映画的なものを創作出来るかに挑戦したとの中島の思いが聞ける。原作者の後藤ひろひとのインタビューが意外と聞き応えありなのが演劇ファンには嬉しい。これから映画を観る人よりも、映画を観てその作品世界に心惹かれた人に、DVDでの再会までの繋ぎとしてお薦め。
・「注意!! 映画そのもののレビューです」
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」と キワモノではなく新しいCGの使い方を 日本映画界に見せ付けた中島哲也監督の新作であり、
しかも原作は (作)後藤「大王」ひろひと (演出)G2 の演劇(DVDで見ました。)
さらに山内圭哉が映画にもでる!!
と引っかかる点が3つもあれば 見ないわけには行きません。
まずは一応映画のレビューとして書くと やはりCGの使い方は秀逸である。 クライマックスの劇中劇は 実写とCGの融合が見事でさすがと思わせる。
ただ、ストーリー的には個々の人物の描かれ方が浅い。 時間の都合で仕方が無いのであろうが、 期待していた山内圭哉があまり意味がなくなっている。 また、狂言回しの阿部サダヲもよく分からない人にしかなっていない。
ここからは演劇との比較になってしまうが あの狂言回しは「後藤ひろひと」がそういう人物であるという演劇ファンの間では当たり前の約束事があるから成り立つものであり、映画でいきなりあんなのが出てきて違和感は無いのであろうか?(舞台を見ている自分では分からない)
また、時々出てくる「現代」の舞台の小物があざとい。ガンダムとか999とか、エヴァとか・・・・・ あそこまでやることは無いと思う。
個々の人物の描き方は浅いと書いたが、土屋アンナだけは別格であった。やはり彼女は只者ではないと改めて思った。
ちょっと批判的になったが、それは舞台と比較してとの話であって、映画としてはよく出来ている。 まずこれを入り口に演劇と中島監督に興味を持って欲しい入門編といえるのではないであろうか。
・「聴覚障害者のための字幕あります。」
私は、聴覚障害者です。前から、原爆について興味あって、先日の4日に、TSUTAYAレンタルにて「ヒロシマナカサキ」を見つけて字幕があるかなと思いましたら、字幕がついていて興奮しました。レンタルし家に帰って早速鑑賞しました。初めてみる映像ばかりで大変衝撃を受けました。聴覚障害者でも字幕があって、わかりやすい内容でして被爆された被害者たちの気持ちが伝わったと思いました。そして素晴らしい内容だったので、DVDを購入しました。マクザムのDVD制作者のみなさん、心から本当に感謝致します。この件についても、
・「被爆2世として鑑賞しました。」
「夕凪の街 桜の国」でもコメントしましたが、自分は広島の被爆2世です。祖父は全身火傷で死亡、父は黒い雨を浴びつつも無傷で避難しました。実家の町には、胎内被爆による障害者の厚生施設もありました。自分より年下の被爆2世も数多く死亡しました。自分は健康ですが、子供は作らない前提で結婚しました。 この映画は、米国作品ならではの素材を多用した、優れた内容になっています。自分に子供はおりませんが、「夕凪の街 桜の国」とセットで、後世に残したいと思います。
・「原爆という兵器を告発した貴重な映画」
日本の若者たちに「1945年8月6日に何が起こったか?」と問いかけ,「わからない」「知らない」と若者たちが答えるシーンから始まる映画『ヒロシマナガサキ』は,在米日系3世のドキュメント作家,スティーヴン・オカザキ監督が,25年間に500人以上の被爆者に取材し続けたこだわりの作品です。本作は,ナレーションを挟まず,歴史の出来事順に,当時のニュースフィルムや被爆者の調査記録として残されたフィルム,それに14人の被爆者と原爆投下に関与した4人のアメリカ人の証言で物語られていきます。治療のために渡米して“原爆乙女”といわれた女性(証言者の彼女は,救ってくれた国アメリカに移り住む。)や,漫画「はだしのゲン」の作者である中沢啓治たちの証言に,アメリカ側の原爆投下肯定論も入れながら,原爆という兵器を告発した貴重な映画です。
被爆50年の1995年,米スミソニアン協会で開催される予定だった原爆展が,米国内の猛反発で中止となり,上映予定だったオカザキ監督の映画も急遽中止になりました。また,映画の中で「イラクに原爆落とせばいいんだ,と言うバカな奴が必ずいる。核兵器が,何なのかまるで判っちゃいない。判っていたら,言えないことだ。」という証言もあります。原爆投下国のアメリカでさえ考え方は色々あるようですが,原爆は正義か悪かの論議よりも,核兵器の廃絶と恒久平和の実現が最優先課題だと思います。
おまけ:私の住む広島県では,8月6日は“原爆の日”として毎年平和公園で慰霊祭が行われており,幼いときから“平和教育”を徹底されていますので,本作冒頭の街頭インタビューでの質問に対する答えは広島県民なら絶対に返ってこないと思います。県民にとっての“原爆”は絶対悪なのです。これは長崎県でも同じことだと思います。
・「放送局のドキュメンタリーを見慣れた方へも」
収集された映像には限りがあり、夏に日本で放送される映像を切り貼りしたのかと思っていました。映画館で見た時、注意深くメディアで削除されていた映像がふんだんに使われているのに驚きました。ひとの生き死にを、もうブラウン管で見た気がしていた自分を、反省しました。10数年後に渡米した「原爆乙女」を当時のアメリカが取材した映像もあり、新鮮な思いで見ました。加害者は早く事実をなかったことにしてしまいたいのは、どの争いでも同じですね。
映画のメインであるインタビューの数々も、素晴らしいものです。60年前の焼けただれた身体の映像が流れ、直後のカットが現在しゃべるご本人、というシーンもあります。
編集も、世界に紹介できるような、偏りの少ないものです。落とした側の事情/日本のおかした道 も、紹介されています。
通常の映画作品より安価で販売されるのもプラスです。
・「必見」
他の方のレビューでほとんど語りつくされているので、敢えて細かいことは書きません。ただ見るにあたっては、たとえ過去に起きた事実とはいえ、それについて語られる証言とその映像の悲惨さは、真剣に見ようとすればするほど、かなりの精神的ダメージを受けるであろうことを覚悟して下さい。
・「本家」
TVドラマとして何回か設定変えてリメイクされている映画です。リメイクしか見ていない人に見て欲しい。戦後の昭和、戦争なんか忘れて経済成長をとげようとしている時代。差別や偏見がいっぱい残っている時代。今の日本人が忘れた、忘れよう?としている時代。そんな時代での話。上手い俳優さん、美しい映像、若い人に見て欲しい。若い時に映画館で友人達と見て(涙)(涙)でした。若い時に色んな映画いっぱい見て欲しい。
・「美しい」
素朴で爽やかな空気を感じられる映像物語もとても素朴で後味が良い
・「アイルランドが舞台の映画」
ファンタジーなのですが、それでいて素朴な雰囲気が現実的で、随所に挿入されるアイルランドの伝統音楽が魅力です。家族や登場人物の語り口や言い回し、フィオナにおじいちゃんが物語を聞かせるところや、美しくも荒涼とした風景やどんよりした天気がアイルランドの文化や雰囲気を見事に描いているように思えます。
フィオナもかわいいけれど、アザラシのかわいいこと!ボテボテ這って歩く素朴な魅力。このような自然的な描写は現代の先進映画では薄れてしまっていると思いますが、カモメや風景、人々など素朴なものを素朴に描いているこの映画は、手付かずの美しさを感じさせてくれます。
・「DVD化を!」
むかーし、フィリという雑誌で精神世界のフェステイバルをしたことがあって、そこで上映されたそうです。観たかったので、今DVDで探したら・・・ない。VHSも、高い!DVD化を切に望みます。レンタルもね♪
・「アイルランドの」
アイルランドの貧しい一家の叙事詩。
地味な題材がゆえに地味な映画になっているが家族愛を描いた良作。見て損はないかも。
●我輩はカモである (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】
・「鏡のコントの原点?」
一時期(80年代〜90年代前半)、おしゃれなインテリ文化人は世界の黒澤でも、ヌーベルバーグの監督の崇拝する溝口でもなく、小津安二郎を熱狂的に支持していた時がありました。そのころ、同じように喜劇映画ではチャップリンのウェットさを嫌い、キートンやマルクス兄弟の映画がもてはやされました。私自身はその当時は何か安易に流行に乗ってしまうような気がしてマルクス兄弟の映画は見ませんでしたが、数年前、暇つぶしにレンタルビデオ屋で借りたこの作品を見て、あまりの面白さに愕然でした。その後、マルクス兄弟の映画を何本か見ましたが、この作品が最高傑作です。 鏡のシーンは今でも見かけるギャグですが、この映画が最初だったんでしょうか?少しシュールでブラックな笑いが多く、確かにチャップリンの支持層とは合わないかもしれませんが、昔の喜劇映画で今見ても古さを感じさせない名作ですので、1回はご覧になることをお勧めします。
・「ナンセンスギャグ映画の原点」
「チャップリンの独裁者(1940)」の7年前に独裁者の登場を予言したと言われる傑作。字幕だと「フリードニア万歳」と翻訳されているのですが、英語で"Hail,Hail,freedonia!"と言っているので、「ハイル、ハイル、フリードニア」と音訳した方が分かりやすいのではないでしょうか。この映画の公開当時、ヒトラーはまだ首相でした。翌年にヒンデンブルク大統領が死去。そして、ヒトラーは独裁者になるのです。
しかし、強い風刺とは裏腹に本作の内容自体は一見するとただのナンセンスギャグを羅列しているだけにみえますし、実際そうです。意味不明系のギャグが延々と続き、意味不明で終わります。「裸の銃を持つ男」の系統の映画の元祖でしょう。このような映画が74年前に作られていたとは驚きです。いくつかのギャグはドリフターズがよくパクっていました。
とにかく、ナンセンスギャグ映画が好きな人には絶対に見てほしい映画です。
●ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組)
・「現代の深層を映し出す物語」
故河合隼雄先生はファンタジーについて次のように書いている。「ファンタジーというと、すぐに空想への逃避という言葉を連想し、それに低い評価を与えようとする人がいるが、ファンタジーというのは、そんなに生やさしいものではない。それは逃避どころか、現実への挑戦を意味することさえある。」
この「ライラの冒険」というファンタジーはまさに、我々の現実に挑戦する。大袈裟に言ってしまえば、この物語は、現代の深層で起こりつつあることを如実に映し出している。それは、使い古され凝り固まった教義・ルールにしがみつく人たちと真実を追い求める人々の戦いである。個人レベルで考えれば、現状にしがみつき変わろうとしない自分と自分の本質的な部分がそれに対して目覚めを促す戦いである。
もちろん、キリスト教文明圏内ではない日本にいる人にとって、この物語はわかりにくいかもしれないけれど、象徴的に観るならば了解できる部分も増えてくると思う。教権を人々をしばりつけるという意味での教会や魂・自分の本質的な部分(ダイモン)の成長を阻害する社会としてみたり、ジプシャンを自然とつながる知恵の体現者であるネイティブアメリカンやアイヌの人たちとしてみたりすることで、物語の深い意味が伝わってくると思う。
教権に鎧を奪われて、酔っ払って自暴自棄の白クマを戦後以来、抑圧されて歪められた日本人の暴力性と見ることだって出来るだろう。昨今の凶悪な犯罪を考えるまでもなく、日本人は戦後以来、見ないようにしてきた暴力というか「力」をこれ以上、抑圧し続けることは出来ない。日本人は「力」というとすぐに暴力に結び付けてしまうが、この映画が象徴的に映し出しているように、戦争を起こすためだけではなく、平和に辿り着くためにも「力」が必要なのだ。日本人はそろそろ、ライラのように酔っ払った白クマ(歪められた力=暴力)に勇気を持って向かい合い、本来の白クマ(真の平和のための力)を解き放ち、力強き大人への成長へと歩みを進めなければならない。
ここには書ききれないけれども、他にもこの映画から学ぶことは多い。僕は原作を読んでないので何とも言えないけれど、続編にも今作品ほどの深みを期待している。
・「原作を読んでいないと」
確かに分かりにくいかも知れません。特に「ダイモン」については、予備知識がないと映画の中の説明だけでは物足りまりませんね。でも、「羅針盤(アレシオメーター)」を含めて、小道具のデザインは、結構面白く、また「別世界のオックスフォード」も実写とDCGによって、雰囲気が出ていました。 ボルバンガーは、あんな感じかな?少し疑問です。コールター夫人のニコール・キッドマンは、作者プルマンがイメージした俳優だそうですから、あっそうですか!という感じです。ただ、アスリエル卿のダニエル・クレイグは無理じゃないかな。まるで、アクション映画になりそうな雰囲気です。ジェイソン・アイザックスか、スタンリー・トゥッチあたりが嵌りそうな気がします。主人公は、こまっしゃくれていて、いかにもライラ、上手いですね。それとジプシャン(ファーダー・コラムなど)や魔女(セラフィナ・ペカーラ)は良いと思います。イオレクはCGですから、イメージ通りですよね(だいぶ苦労したみたいだけど)。キャバレリーを愛用する気球乗りリー・スコースビーズは、もっとテキサス訛りの英語(ドランキング・イングリシュ)を話して欲しかった。 総じて、原作を読んでいないと「なんですか!これは?の映画」です。原作も『指輪物語』に近いコアな「ハイ・ファンタジー」ですから、やはり「造語」が多くて「何ですか?(笑)」ですが・・・。 この作品、原作の三部作をすべて読んでから、ストリーをどのように縮めたか、登場人物のイメージは、とか比較してみると楽しめます。でも、スパールバルの描写、結構「リキ」が入ってますが、もっと何とかならなかったかなぁ。残念! 「特典ディスク」は、プルマン自信も登場して、創作の裏話に興味深いものがあります。2時間に満たない「映画」にするには無理があるのは分かりきっていたようです。映画にオリジナルの場面を加えたりして、極力「平易」にしたようですが、これが難解さを助長し、さらに軽さを招いたのでしょう。ただ、映像を楽しむ分には、原作を何度か読んだものとして、あまり不満はありません。なお、基本的には「byあきとさん」の評価に同調します。3部作の全てが映像化されてから、作品全体のバランスをどのように創作したかによって、星1か、あるいは、星5かに定まるでしょう。 個人的な興味は、2作目の「シャドウ」と「天使」をどう描くかですね。ここの「天使」は、リルケの『ドウィノの悲歌』第一の「すべての天使は恐ろしい」に通じます。その意味から言って、バチカンがこの作品を禁書(ハイリポタもそうですが)として、亜米利加の福音派(これって藪大統領によって誤解されてますが)の狂信的一部に嫌われているってのは、納得がいきます。だいたい「教権」って「強権」ですよ、「狂信」によるね。3作目の「望遠鏡」の映し出すものがどう映像化されるか?これも、興味ある所です。 『地獄の黙示録』の上映時にカットされた「フランス人移民」のエピソードをDVDに入れたことによって再評価されたようになると良いなとも考えています。本当は、星4つというところなんですが、『指輪』のアニメ版のようにポシャラずに、続篇もきちんと作ってくれることを期待しての星5つです。
・「いい買い物したな‾!」
「ハリーポッター」並の伝説ヒットを跳ばすと信じて劇場で二回観た。勿論DVDも買うつもりでいた、然しある日等サイトの「ハリーポッター不死鳥の騎士団」DVDのカスタマレビューを覗いてみると…、DVDと新規格BDとの差別化の話が大きく取り挙げられていた。「もしや、GAGAもやるかも…」そんな疑惑が頭を巡るなか、遂に発売、この作品のためにBDの乗換えを考えていて、貯金を貯めていたところ…、感動するほど良心的な商品だった。この時代になんとdts-ES収録、凄すぎると思ったのだが其だけではない、音声解説に予告編付きでdisc1、もうノックアウトしたと思ったら、特典discには、パイレーツシリーズ並のサービスが、隠しアイテムは未だ見付けていないが、もう此れだけで財布が死んでます、本来ならば、此は違う、特典本にキャスト・スタッフプロフィールが付いて、なんと3990¥、このサイトなら3000¥をきる、安い!難を言えば字幕と吹き替えである、この字幕、本当にプロが付けたのか?MXで素人が付けた字幕の方が巧かった、パイレーツやクローバーフィールドみたいに作品もロクに観ずに付けたのか?更に解せないのは吹き替えだ、去年の夏にライラの声優を応募為てたが、当たったのは結局既に芸能界入り為ている子役、しかも下手…。ま、此は配給側の問題でしょうよ。因みにパンダライモン役はあのフレディ・ハイモアです。
・「世界観や物語構成は非常に面白いが、原作を知る方は物足りないかも」
パラレルワールドと呼ばれる多重世界があり、それぞれの世界は他の世界とは少しずつ違っている。ライラが住むのは、魂(ダイモン)が体の外に動物の姿として存在する世界。そこでは独裁的な支配が行われていたが、たくさんの世界を行き来するダストの謎が解かれることによって、この世界の支配体制が激変すると考えた政府がその探究を阻止すると同時に、ダストが影響をおよぼすダイモンを子供の体から切り離す実験を行っていた。ただ一つ現存する不思議な力を持つ黄金の羅針盤を手に、ライラは北にある謎を目指す。
背景だけでも複雑にもかかわらず、旅がはじまるまでの時間が短く、かつ旅の途中で鎧グマや魔女との出会いなどが満載で2時間を切る程度の内容であったために、あっという間に終わってしまったという印象で、退屈はしなかった。自分は原作も知らず、しかも吹き替え版で見たので、どちらかと言えば楽しく見られた。しかし、原作は相当厚い内容であるということは容易に推測できるので、原作を読んで映画を見た方は肩すかしに感じるかもしれないし、読んでない方であれば、字幕を見ながら理解するのがたいへんなようにも思う。
先入観なしで見た場合、この作品の世界観や物語構成は非常に面白く、それほど悪いとは感じなかった。ロードオブザリングが劇場版よりも1時間長いディレクターズカット版をDVDにしたように、連続物の劇場版は転けたら後がないだけに時間の制約が大きく、本作品のジレンマは理解できるが、本編が劇場版と変わりないように思うため,ディレクターズカット版が後日発売される可能性の予感もする。個人的にはさほど不満はなく、後で原作を読む楽しみができたので、星4つの評価。
・「思ったよりはまりました」
見終わってまず感じたのは、意外とよかった!皆さんの評価が厳しく低いことに驚くぐらい。 評価が厳しい方のほとんどが原作を読まれているのかしら…ある事情から本を持つということが困難な私は常に映像を楽しんでいるせいか、原作の持つ幅の広さ奥深さその魅力を知らないままに見ているのこともあって、映像で十分楽しめる!でした。 生意気で勝ち気、扱いづらいという印象の主人公の少女が見終わるころには勇気があり、心優しく賢い少女!と私の中で見事に変ぼうを遂げた、そんな感じ。続編が楽しみ。
・「暖かな映画」
第二次大戦前のフランス。のどかな湿地帯に住む人々を巡る、とても心の温まる映画。自然は満ち溢れ、人々はくせはあるけどとてもやさしい。貧しくとも、信念を持って強く生きていく主人公ガリスと、ジャック・ヴィユレ演じる少し間が抜けてるけど憎めないリトンのやりとりが楽しい。また大富豪ながら沼の人々と心を通わせるペペも素敵だ。
今ではなくしてしまいつつあるいろいろな心、そして自然が溢れている。仕事に終われ、ふと心の余裕がなくなったときに見て欲しい映画。きっと緊張した心も緩むと思う。
・「一言「いい映画」です。」
映画を観終わってこんなに暖かい気持ちになったのは、久しぶりです。ゆったりとした時間、暖かい人の心。
観終わってから、なぜか涙がポロポロ流れました。
こんなに素敵な映画に出会えて、凄く嬉しい♪・・・ってチョット臭いコメント?! でも許してください♪今、さっき見終わってつい出てしまいました。
・「美しい沼地の映像とクリクリの可愛らしさ!」
全編、その美しい映像にまず魅了されます。そのうえ、登場人物があたたかい。貧しい上に頼り無い両親のもと一時は、死んじゃうんじゃないかとしんぱいさせられるかわいくおませなクリクリ。彼女の語りで古き良き時代の沼地の生活が魅力的に描かれていて、ラストでなんともいえない幸せな気分にさせてもらえる映画です。
・「フランスの真田広幸?」
美しい背景そしてそこでのびのびと生きる人々。「こういう風に生きられたら最高だろうな」と思わせてくれる映画です。肩の力が抜けますよ♪
そして、くりくりが素直でとってもかわいらしいです!アイアムサムの女の子もかわいいですが。
主人公の演技が真田広幸さんに似ているなと思ったのは私だけでしょうか?是非ご確認を!
・「ぺぺの生き方に敬服します。」
きれいな自然の中で、すてきなおとなに囲まれて、淡い恋もあって、クリクリはとても幸せ者ですね。原題は、LES ENFANTS DU MARAIS (直訳すると「沼地の子ども達」です)と、クリクリだけでなく、子どもの複数形が採用されていますが、邦題では、クリクリの独り占めの形になっています。それでも、それも許せてしまえるほど、クリクリは、かわいく、この映画の鑑賞者までハッピーにさせてくれます。 クリクリのお父さんは、子どもの目にもきっと情けなく写るかもしれない、いささか軽薄な人間ですが、フランスの誇る喜劇役者であるジャック・ヴィルレが演じています。喜劇役者を尊敬する私としては、このジャック・ヴィルレの演技もすばらしいと思います。 ストーリーもすばらしい。財を成した後、生まれ故郷の沼地に戻り、沼地の人達との交流を楽しむぺぺの生き方、亡くなり方は、敬服に値します。 ストーリー、映像ともに、クリクリと同じぐらいの幼稚園、小学校低学年のお子様から、楽しめると思います。
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