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▼ヤサ男のバラッド、をいい音で:セレクト商品

George HarrisonGeorge Harrison (詳細)
George Harrison(アーティスト)

「まさに「慈愛の輝き」」「まずは一安心」「怪物の影を初めて意識しなくなったジョージがここに居る」「最高傑作の一つ」「男の仲{?!}の男」


Extraction/FootprintExtraction/Footprint (詳細)
Gary Wright(アーティスト)

「美メロ満載!」「ゲイリー・ライトのファーストとセカンドのカップリング」


I'm AliveI'm Alive (詳細)
Garland Jeffreys(アーティスト)


ブルー・ジェイドブルー・ジェイド (詳細)
エディ潘(アーティスト), エディ藩(アーティスト)

「心ある音楽ファンにこそ。」


Just Me N YouJust Me N You (詳細)
J.R. Bailey(アーティスト)

「素晴らしい」


Running on Empty [CD + DVD Audio]Running on Empty [CD + DVD Audio] (詳細)
Jackson Browne(アーティスト)

「5.1ch DVD−Audioが付いています」「DVDオーディオが再生できない」「なんとCD盤をEDITするなんて!!」


Chicago XiChicago Xi (詳細)
Chicago(アーティスト)

「私の第一次微熱もここまでです・・・」「質的には最高傑作とおもいます」


Alone Together/HeadkeeperAlone Together/Headkeeper (詳細)
Dave Mason(アーティスト)

「『Headkeeper』待望の再発」「洗練された、しかし、軟弱ではないファンキーなヘッドキーパー」


The Gunman and Other StoriesThe Gunman and Other Stories (詳細)
Prefab Sprout(アーティスト)

「プリファブ名義では現時点での最新作」「それでも☆5つ」「これまでで最もリラックスした仕上がり・・・かな」「優しくて」


Dead Bees on a CakeDead Bees on a Cake (詳細)
David Sylvian(アーティスト)

「寡作な詩人の、満を持してのソロ」「新たなる傑作」「漂う幸福感」「あの世とこの世の境目かな..........。」「圧倒的な美しさ...地味だけれど(^_^;)」


High Winds White SkyHigh Winds White Sky (詳細)
Bruce Cockburn(アーティスト)

「アコースティックで幽玄そこはかとなくサイケ」「雪がこれほど似合うアルバムもそうはない」「そこの気になってる人、聴いてみて。」


October RoadOctober Road (詳細)
James Taylor(アーティスト)


ほうろうほうろう (詳細)
小坂忠(アーティスト)

「TinPanAlleyと小坂忠さんのすばらしさ!」「本物の日本発ソウルミュージックはこれだ!」「若い年代の人に」「ルイージ」「渋い・・・」


ゴールデン☆ベスト 原田真二 ポリドール・イヤーズ(1980-1981)ゴールデン☆ベスト 原田真二 ポリドール・イヤーズ(1980-1981) (詳細)
原田真二&クライシス(アーティスト), 原田真二(その他), LOUIS HIGGINS(その他)

「「LIFE」single version1曲だけでも聴いて欲しいなぁ…?世の中良くなると思うんですけれど…」「不当な扱いを受けてしまった技術者集団」「もちっと再評価されてもよいかも…」


Subtlety & PassionSubtlety & Passion (詳細)
Robert Lamm(アーティスト)

「最高です!」「本当にリラックスして聴ける作品」「感謝と畏敬」「2003 フラーコ・アワード」「2003年度最強作品!」


Everybody Loves a Happy EndingEverybody Loves a Happy Ending (詳細)
Tears for Fears(アーティスト)

「僕もハッピーエンドが好きだ。」「天才二人組の復活。」「カートは偉大!」「80年代のあの音、再び」「極上のポップス」


Message for the Mess AgeMessage for the Mess Age (詳細)
NRBQ(アーティスト)


YoyoYoyo (詳細)
Bourgeois Tagg(アーティスト)

「佳作」


アウト・オブ・ザ・ブルー (完全生産限定盤)アウト・オブ・ザ・ブルー (完全生産限定盤) (詳細)
エレクトリック・ライト・オーケストラ(アーティスト)

「鬼才ジェフ・リンの最高傑作が再び...」「あれから30年ですか...」「アウトオブジャケットの紙ジャケを越えた紙ジャケ」「リマスターで改めて感動間違いなし!」「リミックスしてほしい」


Still Feels GoodStill Feels Good (詳細)
Tom Johnston(アーティスト)

「トム・ジョンストンそのものだが、全般に軽めの仕上がり。」「力を感じないけど・・・」


High on a RidgetopHigh on a Ridgetop (詳細)
The Youngbloods(アーティスト)

「後期の頂点を極めたラスト・アルバム」


FramptonFrampton (詳細)
Peter Frampton(アーティスト)

「Pop-Rock」「トーキング・モジュレーターって奴を聴いてみよう」


ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様)ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様) (詳細)
ボズ・スキャッグス(アーティスト)

「BozとTOTO」


タイム・アンド・アゲインタイム・アンド・アゲイン (詳細)
清水靖晃&サキソフォネッツ(アーティスト)


HutsonHutson (詳細)
Leroy Hutson(アーティスト)

「実に気持の良いアルバム」「Leroy Hutsonの傑作」「渋い!」「間違いなく傑作なのですが…」


▼クチコミ情報

George Harrison

・「まさに「慈愛の輝き」
若干抹香くさい70年代前半のアルバムしか発売されていないことが、ずっと残念でした。それにしても、なんと美しく爽やかで優しいアルバムなのでしょうか。愛に恵まれると人間はここまで変われるものなのかと、聞いていて目頭が熱くなる名盤です。原題は「George Harrison」ですが、つけられた邦題が「慈愛の輝き」。これほど内容にふさわしい邦題は珍しいです。知る人ぞ知る名プロデューサー、ラス・タイトルマンのプロフェッショナルな音作りと、曲調にピッタリあった素晴らしいサポートをしたスティーヴ・ウィンウッドの名演も光っています。一気にワーナー時代の作品が再発されましたが、とりあえず一枚買おうかと思っている方に、絶対お奨めなのが本作です。

・「まずは一安心
まさかこのまま永久に廃盤? かと思われていたダークホース時代のジョージのアルバムが、この度待望の復刻を見た。まずはホッと一安心ですね。「George Harrison/慈愛の輝き」はその中でもダントツの傑作、超おススメな一枚。ジョージと言えば、一般的に評価が高いのは(商業的にも)「All Things Must Pass」と「Cloud Nine」の二枚でしょう。でも、「ジョージ大好き!」を自認する人ならおそらく10人中7、8人はこのアルバムをイチ押しするのではないでしょううか。とにかくジョージという人間の優しさがストレートに伝わるし、フィル・スペクターでもジェフ・リンでもない、いかにもジョージ、なアレンジがたまりません。復刻を機に、多くの人から再評価されることを期待します。

・「怪物の影を初めて意識しなくなったジョージがここに居る
このアルバム以前のジョージの作品は「オレはジョージ・ハリソンだ!」と強く主張している気がする。これは暗に「ビートルズの元メンバーのジョージ・ハリソンではなく、ジョージ・ハリソン個人を見てくれ」と言っているのに等しく、結局それははビートルズという怪物の影を凄く意識して(せざるを得ないほどの怪物だが)いる亊になるという或る種の自己矛盾。 多くのミュージシャンがそうであるように、この自己矛盾による葛藤が質の高い芸術作品を生み出したのも事実であるが、、、。 このアルバムで初めてジョージは「そうさ、おれはビートルズの元メンバーさ」と良い意味で開き直れているように思う。「元ビートルズ」というのも含めて自分なのだ、と自分の全てを肯定できている。 今まで喰われそうで怯えていた影を逆に呑み込み、消化しジョージ・ハリソンになる亊に成功した。 このアルバムのキーワードは「受容」である。 自分というものを全面的に受容できたジョージだからこそ、このなんとも温かく、ホッとする、何物かに包み込まれている広くて深い安心感が、このアルバムの隅々まで行き渡っているのだ。 他の皆さんも書いているように捨て曲の無いという意味でも名アルバムであるが、それ以上に、このアルバムを支配する上記の空気感が、これをジョージの最高傑作にしているのだと私は思います。 個人的には、他のアルバムは改めてCDで買い直そうとは思わない(レコードは持っている)が、このアルバムはCDでも買いました。

・「最高傑作の一つ
ノット・ギルティーというビートルズ時代に100テイク以上録音して結局没になった曲を含むジョージの傑作の一つ。ヒア・カムズ・ザ・ムーンという名曲のデモもあります。捨て曲ありません。

・「男の仲{?!}の男
やったー ついにワーナー・ダークホース時代の再発ですね。みんな待っていたはず。国内盤は東芝? これもEMIですかね?ジョージのソロで1番好きなアルバムです。

一曲目「愛は全ての人に」はジョージのやさしさに包まれた名曲の誉れ高い作品。日本でのライヴでも限定的にやっていました。イントロのギターはエリッククラプトン。当時エリックはジョージの奥さんパティと不倫していたんだよね。普通の男なら奥さん寝取る男なんか許さないと思うのに二人には音楽でも兄弟!!だつた。そんなエリックを許したジョージは本当に男の中の男だと思う。「ホワイトアルバム」のお蔵入りナンバーで「アンソロジー3」で公式発売された「ノットギルティー」も入っているよ。その他捨て曲なしの傑作。若い人はこのアルバムから聞くとジョージのやさしさ、強さ、偉大さが判ると思うよ。

George Harrison (詳細)

Extraction/Footprint

・「美メロ満載!
遂にfootprintもめでたくCD化されました!ファーストとのカップリングです。2枚目の方が、メロディが跳ねてます。love to surviveなんか心洗われますよ!大ヒットしたdream weaverの原点はここにあったのです!即ゲットですよ。おっとジョージハリソンファンにもお勧めです。

・「ゲイリー・ライトのファーストとセカンドのカップリング
元スプーキー・トゥースのゲイリー・ライトのファーストとセカンド・ソロ・アルバムがカップリングでCD化されました。さすが英BGO、埋もれた名盤を復刻してくれます。ファーストは独Repertoire からCD化済みですが、セカンドの『Footprint』は初CD化。どちらも米南部音楽に傾倒した作品で、ゲイリー・ライトがスプーキー・トゥースでやりたかった音楽を発展させたものです。71年発売のファースト『Extraction』はまだ目指す方向が中途半端で、スプーキー・トゥースの影を引きずっている感もあって、スプーキー・トゥース時代の曲の再録 (6) もあまり発展的には聴こえません。それに比べ、72年のセカンド『Footprint』はサウンドも随分とこなれてきて楽曲の出来も良く、初期の代表作と言える内容です。ファーストは1本調子な感じでしたが、曲調もヴァラエティに富んできて、エルトン・ジョンあたりを意識したと思われるストリングスが入った名曲 (12) や (16) はいいアクセントになっていますし、最後のゴスペル調もマル。また、ジョージ・ハリソンが (10) (11) (14) に参加、味のあるスライド・ギターで色付けを加えています。両作ともバックにはヒュー・マックラケン (g)、クラウス・ヴアマン (b)、アラン・ホワイト (ds)、ボビー・キーズ (sax) など、腕達者なメンバーが参加しています。なお、ディック・キャベット・ショウを収めた3枚組DVD『ロック・オブ・ワンダー』に、ジョージ・ハリソンも参加したゲイリー・ライトのライヴ (11) が収められているので、興味ある方はどうぞ。

Extraction/Footprint (詳細)

ブルー・ジェイド

・「心ある音楽ファンにこそ。
日本のシティ・ブルース/アーバン・ブルースの名盤が待望のCD再発。82年のオリジナル盤はもとより、90年の再発CDにも凄いプレミアが付いていた作品だけに、今回の再発で多くの音楽ファンの耳に届く事を望みます。多くの人が言うように、60〜70年代におけるエディ藩の「激しさ」はここには無い。しかし、横浜の街を舞台に、大人の悲しみや深みが静かに展開される姿は、<カップスのその先>にある彼の等身大の姿を映し出している気がする。楽曲も唄も演奏も素晴らしい。

内容的にも、再発の貴重さにおいても、★5つは当然なのだが、いかんせん再発クレジットが一切無く(発表年の記載すらない!)、リイシュー盤としては減点対象。音源は宝。レコード会社の真面目な復刻作業を切に願う。

ブルー・ジェイド (詳細)

Just Me N You

・「素晴らしい
ソウル廃盤市場で高騰で入手困難だった一枚が、リイシュされて復活してくれた事は嬉しい事である。DONNY HATHAWAYの名曲「LOVE LOVE LOVE」の作者という事、彼は、ドゥ-ワップ グル-プ 「CADILLACS」のメンバ-であったという芸の長い人、その後は、PHIL SPECTERのバックでアレンジャ-のような事をしていたという。其処で培った作曲のノウハウを活かし、ニュ-ソウル---スウィ-ト ソウルのエッセンスを見事に融合した。本当に素晴らしい作品です。

Just Me N You (詳細)

Running on Empty [CD + DVD Audio]

・「5.1ch DVD−Audioが付いています
仕様の説明が明確ではありませんが、通常CDとDVD-Audioの二枚組です。彼にとって初めての5.1ch作品となりました。この作品はツアー中の出来事を様々な側面から描写したものですが、5.1chの音場設定もステージ、リハーサル、ホテルなど録音場所に合わせたものに構成されていて、録音時の様子がリアルに体験できます。中でもホテルでの録音は、メンバーがぐるりと回りを取り囲み、中央のリスナーのためだけに演奏をしている様な至福の時間を体験できます。音の良さは、楽器の分離も功を奏し、一層クリアで力強い印象を受けます。また、豊富に含まれるツアー中の写真も、曲に合わせた内容で嬉しいです。「Running On Empty」、かむしゃらに突っ走っていたんでしょうね。他の作品のDVD-Audio化も期待します。

・「DVDオーディオが再生できない
素晴らしいアルバムです。音もかなり良くなっています。ただし、DVDオーディオを期待して購入したのですが、私のパイオニアのDVD-AUDIOが再生できるプレーヤーでDVD-AUDIO部分が再生できません。もちろんDVDはOKです。以前もニールヤングのグリーンデイルで同様の事が起こりました。どなたか原因が分かる方は教えて下さい。DVD-Aではリージョンはないはずなのですが・・・。

・「なんとCD盤をEDITするなんて!!
前知識がほとんどなく、DVDが付くので、伝説の「孤独なランナー」のプロモ・ビデオが付いているのかと思ったら、ただ単に音質の良いDVDオーディオ(ちなみに私は再生機は持っていません)で、当時のスナップ・ショットが見れる程度でした。

普通のDVDプレイヤーで再生しても、今まで聴き取れなかった(それとも消されていた?)ジャクソン・ブラウンらのつぶやく声(「孤独なランナー」演奏前に、最初の一章節をつぶやいているなんて知りませんでした!)など、確かに音質が良くなっているのだろうと、なんとなく感心していました。ボーナス・トラック2曲はありがたいのですが、「ステイ」で感動的に終った後に別の曲がすぐ続くのは、少々ありがた迷惑な感じもしました。

肝心のCDは聴いていなかったので、そちらはボーナス・トラックなしなので、さっそく再生すると、なんと、イントロなしでいきなり「孤独なランナー」が始まって驚きました。このアルバムの良いところは、最初は観客のザワメキがあり、メンバーのつまびく楽器の音が聞こえ、そして、カウントと共に、徐々に曲が始まっていくところが大変素晴しいところでした。

ところが、このCD盤はそれらすべてをカットし、シングル・ヴァージョンのようにいきなり「孤独なランナー」が始まってしまうのです。それでは、このCD盤は一体何のために付いているのか分からなくなってしまいます。音質が良くなっているような感じはしますが、多少の音質よりも、ファンはオリジナルを愛しているので、イントロをそっくり削ってしまった、EDITヴァージョンの「ベスト・オブ・孤独なランナー」を望んでいる訳ではないのです。

CDはコピーされてしまうので、音質も良く、コピーもしにくいDVDオーディオ(但し、普通のDVDがコピーできるので、DVDオーディオもコピーできてしまうのだと思いますが)が将来は主流になるのかもしれませんが、この2枚組は、その移行期間に生まれた、なんとも中途半端なシロモノのように感じました。

Running on Empty [CD + DVD Audio] (詳細)

Chicago Xi

・「私の第一次微熱もここまでです・・・
私の第1期シカゴ熱の最後のアルバムです。テリーが参加した最後のアルバムという事でちょっと、感傷的にもなります。個人的に好きな曲は「POLICE MAN」です。反戦・体制批判をくり返していたこのグループが行きついたひとつの結論はこの曲?とも思っています。人の孤独に焦点があたっているこの曲がこのアルバムで私が好きなマイベストです。あと1曲選ぶとすれば、当然に、オープニングの1曲です。なんといっても、カッコイイの一言につきます。アルバムジャケット、内容、テリーの存命中という事で評価は満点です。しかしながら、なんとなく、物悲しさを何処か感じるのは何故でしょうか・・・

・「質的には最高傑作とおもいます
シカゴは、大雑把に言って、デビュー時からの60〜70年代は政治的メッセージソング(ベトナム反戦など)、ジャズ+ブラスロックのイメージ、そして80年代以降のバラード・バンドのイメージが一般的だと思いますが、なぜこの作品がもっと評価されないんだろう?と思いました。ロバート・ラムが全編にわたって活躍の「V(サタディ・イン・ザ・パーク収録)」、攻撃的な音が薄れて優しい内容の「VI(愛のきずな収録)」、一転してフリー・ジャズの硬派な組曲形式中心の「VII(渚に消えた恋収録)」、キャッチーでノスタルジックな「VIII(拝啓トルーマン大統領、追憶の日々収録)」、マイルド路線の「X(愛ある別れ収録)」のあとの一枚ということで、シカゴというバンドのメンバー、ロバートにテリー・キャス、そしてピーター・セテラの低・中・高音ヴォーカリストそれぞれの長所が余すところなく発揮されています。ロバートは「Policeman」、「シカゴへ帰りたい(Take Me Back To Chicago)」ピーターは「朝もやの二人(Baby,What a big surprise)」、テリーはアルバム最後のダニー・セラフィンの曲「愛する我が子へ(Little One)」の熱唱が光ります。この作品リリース後にそのテリーの銃暴発事故死があり、バンドは大きな岐路に立たされて長い低迷期を迎えてしまうために、今回は全盛期メンバーによる最後の傑作と言えます。感傷抜きで、それから28年経ってる今こそ、正当に評価されてほしいです。

Chicago Xi (詳細)

Alone Together/Headkeeper

・「『Headkeeper』待望の再発
デイヴ・メイソンの Blue Thumb 時代の2枚のアルバムが2in1で英BGOより発売されました(スリップ・ケース入り)。名盤誉れ高い『Alone Together』は90年前後に出た米MCA盤が現在でも流通していますが、音質・ジャケの体裁が満足できるものではなく(音質はそんなに悪くないのだが音量レベルが低い)、2in1という形ながら満足できるリマスタリングで再発されたことはファンとしては嬉しい限りです。アルバムの内容に関しては説明はいらないでしょう。それよりもセカンドの『Headkeeper』が併録されたことが価値が高いです(これも米MCA盤が以前に出ていましたが、廃盤になって久しかった)。スタジオ録音とライヴをLP片面ずつ収録したセカンド・アルバムの評価はあまり芳しくありませんが、LAのトルバドールでのライヴ(14〜18曲目)は聴きものです。キーボードにマーク・ジョーダンが入り、『Alone Together』より洗練されたサウンドが楽しめます。特にトラフィック時代の (18) でのファンキーな味わいは最高。5曲だけとは物足りませんが、メイソンが Blue Thumb を離れた後にこのライヴの拡張版『Dave Mason Is Alive』が73年にLPで出ていました。これはまだ未CD化。乞CD化です!

・「洗練された、しかし、軟弱ではないファンキーなヘッドキーパー
全体的な味わいは、下記の方のおっしゃられる通りです。音の感触が、ぬけがよく(アコギやドラムの生楽器が旧企画版にくらべると明らか)そのせいもあり、ヘッドキーパーは特に、曲も南部系参加者が多い前作より、アレンジも垢抜けた印象があります。(ベースはスティーブミラーバンドのロニー・ターナー、あとパーカッショニストが入り、5人編成でスタジオもライブもやっているようです)

Alone Together/Headkeeper (詳細)

The Gunman and Other Stories

・「プリファブ名義では現時点での最新作
 2002年に出された現時点での最新作、リリース当時は音楽雑誌で評論家から絶賛を浴びたが、売り上げは芳しくなく、ヒットには至らなかった。しかし昔ながらのファンには有難い作品で、タイトル曲「ガンマン」のドラマチックな構成はこれまでの作品には無かった重厚感、存在感があり、トニービスコンティのプロデュースによるストリングスが曲をドラマチックに盛り上げている。1曲目のカントリー風な曲はパディなら簡単に作れてしまいそうに聞こえるが、爽やかでキャッチーなメロディーが印象に残る曲、「とうもろこし畑の火事」は非常にキャッチーなナンバーでブラスの使い方が面白く、「ラングレーパーク」や「ヨルダン」あたりの曲調を連想させる。最終曲の「農場の猫」は人をくったような曲でミーミーミャオという猫の鳴き声がかわいい。パディの2004年のソロアルバム以降は音沙汰がなかったプリファブだが、今年になってスティーブマックイーんの限定2枚組みがリリースされた。1枚目はトーマスドルビーのリミックスで2枚目のパディの弾き語りバージョンを収録しているらしい。再始動の伏線として僕はこの動きを注目している。

・「それでも☆5つ
このアルバムはいろんな意味で、万全を期したアルバムとは言い難い。どちらかというと、リハビリ的意味合いの強いアルバムだと言えると思う。というのは、まず既発表曲が多いということがあげられる。M1、M3、M5、M9がジミー・ネイルがやっていたTV番組用に書いた曲であるし、7分以上ある大作のM8はシェールのアルバムのために書かれた曲である(シェールはこの曲をあまり気に入ってなかったようだが)。また、これ以前に未完成のまま制作が頓挫してしまったアルバムが多数あり、パティが心身ともに疲労し、音楽業界に失望していたことも理由のひとつだ。それらの停滞状況からの最もやりやすい脱却の方法として、今作の形式が取られたというふうにも考えることができる。さらに、今作ではついにメンバーが、パティ以外のメンバーは弟のマーティンだけになってしまったことがある。これまで、コーラスのウェンディ・スミスが果たしてきた役割は、非常に大きく、洗練された楽曲にドリーミーな彩りを添えてきた。それがなくなることにより、かなりパーソナルな色合いが強まり、全体のイメージにソロユニットのような印象を与えている。

しかし、それでも各楽曲のクオリティは異常に高い。カントリー&ウエスタンという異色のコンセプトを掲げていても、やはりパティの作る曲は、実に意匠を凝らしたもので、特有のセンチメンタリズムが溢れ出ている。これまでのアルバムよりもドリーミーさは減退した分、今回は男の哀愁みたいなものが増している。

・「これまでで最もリラックスした仕上がり・・・かな
2001年にリリースされた彼らの最新作。プロデューサーはT.Rex、David Bowie等の傑作群を手がけてきた大物トニー・ヴィスコンティが担当。これまで、20年に渡ってバンドの重要なポジションを担っていたウェンディ・スミスが抜け、メンバーはマクアルーン兄弟のみとなっている。今回はパディが他のアーティスト(ジミー・ネイル、シェール等)に提供した楽曲のセルフ・カヴァー作品が多いのが特徴で(①③⑤⑧⑨等)オリジナル・ヴァージョンと比べるのも一興といったところ。カントリー&ウェスタン風味が効いた①や何とヒップホップに挑戦した(笑)④等バラエティに富んだ仕上がり。特に凄いのがシェールに提供した、約8分に及ぶタイトル・ソングである⑧。2分に及ぶ長いイントロに導かれて始まる、恐らくこれまでの彼らの楽曲の中でも最もドラマチックな雰囲気を持った大作で、まるで映画のサウンドトラックのような壮大な曲想に驚かされる。ヴィスコンティによる気合の入ったオーケストレーションも圧巻な、このアルバムきっての大名曲(ウェンディのコーラスがないのはやっぱり寂しいけれど・・・)これ一曲を聴くだけでも買う価値はあると思う。今までの作品よりも少々小粒かな・・・と思う部分もありますが、何はともあれ、買って絶対に損はしない仕上がりになっているので、ファンは絶対に必聴でしょう。

・「優しくて
暖かい(*^o^*)。カントリー調でほのかな哀愁を漂わせ・・癒しになりますょ。

The Gunman and Other Stories (詳細)

Dead Bees on a Cake

・「寡作な詩人の、満を持してのソロ
長い、長かった。88年の大傑作 "Secrets Of The Beehive" から12年。その間色々なプロジェクトで活動はしていたから、久し振りすぎる感じはあんまりしないが、それでもファンとしては待ちわびたソロ作品。

完全主義者デヴィッドの、じっくり、じっくり作り込まれた本作もまた、噛めば噛むほど味がでる傑作でしょう。彼独特の宗教的美的感覚はここに来てキリスト教からヒンドゥー教へ。しかしインドっぽさはまだちょっと小慣れてないかなって気もするが。

一つ苦言を呈するならば、デヴィッドも家族を持ち、年を取り、さすがに丸くなってきたかな、AORっぽい曲が増えてきたような。。。もちろん内省的な美しさはどの曲にも健在だけど。

・「新たなる傑作
デビッド自身が最高傑作と呼ぶ1987年の作品「SECRET OF THE BEEHIVE」から実に12年ぶりのソロ。この長い年月の間暖め続けた音楽がこの1枚に凝縮されている。これまでの彼の作品にはなかった、ほんのり明るく、希望に満ちたような音楽がここにはある。また、ニューヨークジャズのような要素が取り込まれていたり、インドチックな要素が取り込まれていたりと、音楽性の広がった彼の成長ぶりに脱帽。さらにこれまでのキリスト教的な作品からオリエント世界へと誘うような作風に変化している。私的には、これぞ、前最高傑作を凌ぐ新たな最高傑作といえる。これもこの12年間の彼の経験と成長の証がこの1枚に凝縮されているからだろう。

・「漂う幸福感
最初の「アイ・サレンダー」から、違っていた。聴き手を包み込む、この幸福感は、なんだろう。寄せては返す、波のような、穏やかなメロディーの繰り返し。

コクトー、神秘思想、神話と聖書。それらに影響を受けた今までの作品は、もちろん好きだ。静かに火花が散るような、ロックへ戻ったレイン・トゥリー・クロウ、シルヴィアン・フリップ。

様々な十年をえて、ソロで作り出した世界は、よく寝かされた葡萄酒のよう。インド、オリエントの香りを漂わせ、また別の世界へ踏み出した。(彼はヒンドゥーのグルに師事しているらしい。)ライナーに映る、デヴィッドと妻のイングリッド・シャベイズ。愛しあう、どこにでもいるような中年の夫婦だ。彼の精神世界を覗くような、至福の音楽集。

・「あの世とこの世の境目かな..........。
昨年の来日でも素晴らしい世界を聴かしてくれたデビッドの歌声が満載です。インタビューで「沢山の負債を抱えてしまったが僕にとっては素晴らしいじかんだった」と語っているように、素晴らしい楽曲がならんでいます。坂本龍一ビル・フリーゼル、マークリボー、タルビン・シン等が参加しています。藤原新也によるジャケットも素晴らしいです。

・「圧倒的な美しさ...地味だけれど(^_^;)
 å...ƒã‚¸ãƒ£ãƒ'ンの(という前書きはもう不要なのかもã-れませã‚"ね)デãƒ'ィッド・シルãƒ'ィアンのアルバムです。サウンド的には地å'³ã§ã™ã€‚どちらかといえばクラいサウンドかもã-れませã‚"。ã-かã-ながら,その美ã-さは圧å€'的なものがあります。なによりもç' æ™'らã-いのが彼自身の歌声です。決ã-て声量があるわã'でも音域が広いわã'でもありませã‚"が,一度心の中にå...¥ã‚Šè¾¼ã‚"だら心の一番奥底までé"ã-てã-まう,そã‚"なé­...力ã‚'持っているのです。また,å...ˆã«ã‚µã‚¦ãƒ³ãƒ‰ã¯åœ°å'³ã§ã‚ると書きまã-たが,ã"れが良くè'くとジャズからæ°'æ-éŸ³æ¥½ã¾ã§å¹...広い音楽性ã‚'持った実にセンスの良いサウンドであるã"とがわかります。ストリングス・アレンジやãƒ"アノ奏è€...とã-て,æ-§å‹ã®å‚本龍一も参加,そのä»-å...ƒã‚¸ãƒ£ãƒ'ンのメンバーも参加ã-てã!„ます。

Dead Bees on a Cake (詳細)

High Winds White Sky

・「アコースティックで幽玄そこはかとなくサイケ
カナダのミュージシャンズ・ミュージシャンなシンガー・ソングライターで、ボクは大好きなアルバム。シンプルで木訥と語りかけるような楽曲なのですが、どこかサイケな感じもして。ジャケット通りの静かな世界です。ルシンダ・ウィリアムス、アニ・ディフランコなどがフェイバリットにあげている人です。

・「雪がこれほど似合うアルバムもそうはない
冬の澄み切った空気がよく似合うこのアルバムは、71年発表の2枚目である。何故、冬に似合うのか。それは、このジャケット写真のせいだけではなく、彼自身が弾くアコースティック・ギターの音色であろう。このアルバム全編を流れる生ギターの音色は、カナダのピンと張りつめた冷涼な気候を感じさせ、それが作品のカラーを決定付けている。ブルース・コバーンは超一流のギタリストである。決して華麗なテクニックを披露しているわけではない2『Let Us Go Laughing』のタイム感に、そう感じさせられた。1『Happy Good Morning Blues』はこのアルバム随一のギターテクニックを聴かせる曲で、ブルースの声色によるトロンボーンが素敵すぎる!タイトルソングの6『High Winds White Sky』という沈鬱な曲は幻想的とでも形容できる冬の歌である。まさにジャケットの感じそのままの曲である。陰鬱な曇り空から時に一条の光が差し込んだ明るさが一瞬訪れるような7『You Point to The Sky』は大好きな曲だ。このアルバムは寒い冬に、ストーブで温まった部屋でしみじみ聴くのが良い。理想を言えば『J.Michael Henderson』のファースト『To Make The Right Complete』のジャケットの雰囲気で聴ければ最高だ。忘れるところだったが、沈鬱な天気の下で聴いても決して暗い気分にさせないのは、暖炉の火を思わせる暖かな彼のヴォーカルのおかげであろう。トム・ラッシュに取り上げられた出世作4『One Day I Walk』と3『Love Song』は曲そのものが素晴らしくいいのだが、冷涼なギターの音に彼のヴォーカルが加わる事で、冷え切った頬に赤みが差すような変化をもたらす。

多くのSSWファンに支持されているのも、そんなところを感じさせるからではなかろうか。

・「そこの気になってる人、聴いてみて。
まず一曲目のボイストランペットでやられた。素敵過ぎ。そして四曲目の「ワンデイ・アイ・ウォーク」を耳コピして歌詞を日本語に訳してた時に「ベガー」を辞書で引いたら「乞食」と書いてあって愕然としたけど妙に納得した。だってこんなに心に沁みて来る音楽はそうそう創れるもんじゃない。ギターの澄み切った音に心を洗われて優しく包み込むような声に安心して委ねられる。きっと心が綺麗なはず。人間性と環境が滲み出た美しい音楽。ニールヤング、ジョニ・ミッチェル、デビィット・ウィフェン等、カナダ出身のミュージシャンは何でこんなに良いのか。たまたまか?環境は絶対影響しているだろう。それを探りにカナダにも行ってみたくなる。

High Winds White Sky (詳細)

ほうろう

・「TinPanAlleyと小坂忠さんのすばらしさ!
70年代の音楽シーンを支えていたTinPanAlleyが初期の頃に参加した作品だと思うのですが、今聴いても決して古くないレベルの高い演奏が聴けます。特に細野さんのベースは、日本人離れしていてかっこよいです。小坂忠さんもとても歌が巧いですし、それぞれの曲がとても良いです。後にいろいろな人にカバーされた「機関車」は、名曲ですね。

・「本物の日本発ソウルミュージックはこれだ!
フォーキーな音づくりをしていた彼が、いきなりティン・パン・アレイの面々と作り上げた、ジャパニーズ・ソウルミュージックの最高傑作アルバム。全てのソウル、R&B、シティ・ミュージックのエッセンスがいっぱい詰まった、えーっこんなんこの時代にもうやってたんっ!ていうグルーブ感いっぱいの作品です。

最近の氏のゴスペルに傾倒した(牧師さんなので、正当ですよ。教会ももってて、唄ってます)作品も好きだが、今でもこのアルバムは大好きです。演奏も抜群にいいし、唄が胸に響いてきます。今のR&Bシンガーといわれる歌い手たちがいかに偽物か、よくわかりまっせ。

・「若い年代の人に
かっこいいです。いちど聞いてみて少しわかりづらいなと思ったなら、もういちど聞いてみてください。それでもやっぱりわからないなら、もういちど聞いてみてください。このころの音楽に興味がある人は、少しお金をだして聞いてみても損はないと思います。(小坂忠さんのオリジナル曲は少ないですが)

・「ルイージ
洗練された黒いグルーブは時代を感じさせません。絶対買って損はしないと思います。ここで特筆したいのが3曲目のボンボヤージ波止場。メロウで内省的なファンク−フュージョンを感じさせる曲調に、だだっ広い茫漠とした空間を感じさせる歌詞が秀逸。日本語のよさを再確認した次第でございます。この一曲のトリップ感はぜひ体験して欲しいです。

・「渋い・・・
の一言に尽きます。ちょっと押さえ気味だが感情のこもったヴォーカル、シンプルでタイトな演奏。「氷雨月のスケッチ」とか、日本的情緒漂う、でも全く演歌チックじゃない、渋くて素敵な曲揃いです。「和製R&B」なんて表現が陳腐に思えるほどに。

これに比べて、ヴォーカルスタイルやファッションだけ真似た今時の日本人アーティストのR&Bのなんと空虚に響くことか。

ほうろう (詳細)

ゴールデン☆ベスト 原田真二 ポリドール・イヤーズ(1980-1981)

・「「LIFE」single version1曲だけでも聴いて欲しいなぁ…?世の中良くなると思うんですけれど…
1958年12月5日年生まれの原田真二が「LIFE」1981年4月21日リリース時、22歳だなんて…?「そうさ…どんな時にでも夢を…」とエネルギーに溢れた宝石のようなこの1曲は、衰える事なく未だに私の心をKNOCKし続けてくれています。皆さんはどうですか?…MELODYが湯水のように溢れだしているポリドール時代2年間「HUMAN CRISIS」「ENTRANCE」「Merry Christmas」+4枚のsingle=計全34曲の中から厳選されたALBUMがこの1枚です。この計算で行くと1ヶ月に約1.5曲のペースで原田真二はリリースをしていたのだからWRITERとしても油の乗っていた時期と云っても過言ではありませんね。商業ペース時代から本来の自信の音楽への挑戦の時期とも捉える事が出来、ロック、ポップ、クラシカル、ハードロック、プログレ、を通して360度挑戦している2年間は実に濃度の高い曲が多い事多い事。…選曲に疑問が残ったライト・コレクションが廃盤である今、Stevie Wonderが乗り移った『I wanted to stay in love with you』までも聴けるこの1枚はとても貴重な側面も持ち合わせていたりします。元気のない貴方、「LIFE」single version1曲だけでも聴いて欲しいなぁ…?世の中良くなると思うんですけれど…

・「不当な扱いを受けてしまった技術者集団
原田真二&クライシス。このバンドは本当に存続してほしかったバンドだった。この時期の原田はアイドル・ポップス歌手というレッテルを払拭せんがために必死だった時期で、それまでの「シンジバンド」からドラムスとベースをバンドに残し、元スペースサーカスの豊田貴志、当時売り出し中だった豪腕ギタリスト北島健二を率いて結成したのがクライシスだった。この強力なラインナップのもと、T-Rexばりのグラムロックやスペーシーなインスト曲、さらにはUKを思わせるハードプログレ…と、とにかくがむしゃらに我が道を突っ走っていた時期でもあった。ジョン・レノンの悲報が飛び交った夜、TV番組『ミュージック・フェア』で見せた13分にも及ぶ「ストロベリー・ナイト」のロング・バージョンでは、各メンバーのソロに続きナント演奏の途中からメンバーが楽器を持ち替えてプレイし、そして楽曲が終わるという、非常に緊迫したハイ・レベルの演奏が圧巻だった。これは日本のTV番組で初めてプログレッシヴ・ロックが電波に乗った瞬間だったと理解している。このクライシスは、完全主義者・原田の高い要求に対し、各メンバーが見事に対応し消化しきっていた、言わば「絶頂期のミュージシャンの集合体」だったのだ。極限のバンド・アンサンブルでグイグイ押す非常に稀な「技術者集団」だったわけだ。もしこのメンバーのクライシスが3年、4年…と続いていたら、日本のロック界に語り継がれる存在に絶対なっていたはずだ。その意味でもポリドール時代のクライシスを紹介するならば、このようなベスト盤ではなく『Human Crisis』『Entrance』を再発し、そしてこの時期のライブ音源をCD化するべきだ。ベスト盤では焦点がボケてしまい、原田真二&クライシスの「本当の姿」は見えて来ないからである。

・「もちっと再評価されてもよいかも…
初期の曲とこのあとの曲しか聴いたことなかったけど、この時代やばいですねぇ。。才能がバシバシみなぎってる感がすごい!初期も好きだったけど、この時代の曲と比べるとよくも悪くも歌謡曲のフォーマットにまだ収まってる感じ。ここの曲は、洋楽にインスパイヤされた日本人ミュージシャンの曲としては最高峰かも。洋楽マネしてるひとにありがちなダサさはほぼ皆無だし。逆にもっと日本人っぽくベタ〜としたほうが売れたのかもしれないけど。。いや、もったいないですね、ほんと。

ゴールデン☆ベスト 原田真二 ポリドール・イヤーズ(1980-1981) (詳細)

Subtlety & Passion

・「最高です!
4年ぶり、4枚目のソロアルバム。これまでのソロアルバムのなかで最高傑作ではないでしょうか。シカゴのメンバーも多数参加し(故テリー・キャスのギターも)、ホーンもほぼ全曲で聞かれ、シカゴの新作と言っても過言ではないと思います。前作と異なり、ロバート自身の演奏も堪能出来ます。

・「本当にリラックスして聴ける作品
~感情を抑え気味だけれど、表現豊かなボーカルは Robert Lamm ならではだと思います。前作と前々作も演奏はシンセが全面で使われていましたが、今回はリズムとホーン主体のしっとりとした感じで、こちらの方が Robert Lamm のスタイルに合っていると感じます。なので、本当にリラックスして聴ける作品です。参加ミュージシャンは多数で、Chicago~~ 関係では、Billを除く現メンバー全員、それから、Terry Kath に 加えて Chris Pinnick まで。 BL&Wの仲間 Gerry Beckley に元 Eagles の Timithy B. Schmit も。"Intensity" は "Mississippi Delta City Blues" の様な雰囲気があると思ったら、それもそのはず、Terry Kath のギタートラックを元にして新録音した作品とのこと。~~今まで聴いたことがあるようだけれど新しい、不思議な素晴らしいアルバムです。~

・「感謝と畏敬
80年代、何がしかの音楽評に「ロバート・ラムの才能は70年代で枯れた」という文言があったと記憶している。恥ずかしながら私はその評価にうなづいてしまったが、このアルバムを聴いてそれが愚かな誤りだと思い知らされた。シカゴというバンドはハードロックからバラードまでこなす懐の深さがあり、時代とともにスタイルを変えて聴き手が求める音楽を作り続けることが可能であったのだが、その変遷の過程でロバート・ラムが輝きを発する場所から離れていってしまった。それを「才能が枯れた」と誤解してしまったのである。このアルバムはロバート・ラムが自分のグラウンドに立てば今でも強く輝くことを証明した佳作である。初期シカゴのスタイルであるジャズっぽさはJ.W.ガルシオの影響かと思っていたが、これこそがロバート・ラムのホームであったのだ。勝手に才能の限界を見切ってしまったことには素直に陳謝し、このようなすばらしいアルバムを今でも作ることが出来るロバート・ラムには感謝と畏敬の念を贈りたい。70年代(特にシカゴ9以前)のシカゴが好きだと言う人はこのアルバムを買って失敗することはないであろう。個人的には3、5、6がおススメ。

・「2003 フラーコ・アワード
新譜部門第一位受賞作品♪自信を持ってお薦めいたします。

・「2003年度最強作品!
結成以来シカゴを支え続け、特にその草創期においてはヒット曲の殆どを書き下ろしたロバートの衰えを知らぬ創作意欲に脱帽です。日本のレコード会社は何故これほどの作品の国内盤を出さないのか、これほどの秀作をコピーで済ませファンを自認する輩!その見識の低さ!皆さん沢山購入して日本盤の発売とロバートのソロLIVEを実現しましょう。

本当に、数少ない極上のポップスだと思います。

Subtlety & Passion (詳細)

Everybody Loves a Happy Ending

・「僕もハッピーエンドが好きだ。
15年前にShoutやSowingTheSeedsOfLoveを聴いて惹かれた方は、是非聴いてみてください! 透明感がありながら、とても力強い、メロディーの美しい曲が、また創造されています。どこか懐かしさもあります。なんとなく明るい曲調のものは、ビートルズっぽいというか、60年代という雰囲気すらありますが、荘厳な感じの曲調のものは、2004年のTFFらしい、成熟した広がりを感じます。イイです、とても好きです。4曲目のSizeOfSorrowなんて初聴で涙腺の奥の視床下部が 直接ビブラートしています。聴くたびにハマっていきます。30代前後の若き頃にラジオのヒットチャートを駆け上っていくShoutなどを聴き、レンタル・レコードでテープにコピーしてたTFFファンの期待には十分に応えている作品だと思います。初めての方でも、日産のCMでShoutを聴いたりして聴き始めた方でも、Shoutっぽい曲もあり、楽しめると思います。

・「天才二人組の復活。
 このアルバムは期待してた以上に完成度の高い内容で、改めてTFFのアーティストとしての才能を見せつけられたと同時に、カート スミスの存在がいかに大きいものであるかも再認識させられた。彼が再び加わることによって、良い意味で重くなり過ぎずポップな面がぐっと押し出された。ローランド、カート、二人の音楽的バランスが最高の形となってクオリティの高い作品を完成させた!ザ ビートルズの中、後期あたりを好む人にはこのアルバムはおすすめ。ジャケットもいい。

・「カートは偉大!
やはり2人そろって初めてTFFなんだなと改めて実感するアルバムです。美しいメロディラインを中心に見事なアレンジが施されています。ローランドのソロプロジェクト時代も聞き続けていましたがローランドのロックセンスとカートのポップセンスが融合すると斯くも見事な作品に昇華するのかと感動しきりです。買うべし!

・「80年代のあの音、再び
ローランド・オーザバルとカート・スミスによるUKポップの王道ユニット、13年ぶりの復活作。

いささかのブランクも衰えも感じさせないカラフルなUKポップ・ミュージック!

シンセサイザー/シンセ・ベース/シーケンサーなどを駆使したエレクトロ・サウンド+ギター・ピアノ・ドラムなどの生音、そしてオーザバルとスミスのエモーショナルなヴォーカル・ハーモニー。80年代を席巻した、まさにアノ音、サウンドである。

アルバム全体を覆うポジティブな躍動感、みずみずしいソングライティング。コンビ再結成により、水を得た魚のように嬉々としてレコーディングに臨んだ彼らの姿が思い浮かぶようだ。

ビートルズを彷彿とさせるメロディ、磨き上げた繊細なアレンジにも冴えを見せた大傑作!

ポップ・ミュージックを愛するすべてのリスナーに聴いて欲しい良質なPOP作品。

・「極上のポップス
名作「SEEDS OF LOVE」から15年の年月を経てローランド、カートのユニットが復活しました。初期の頃のようなスケール感・緊張感はありませんが、いかにも彼らならではの歌心を大切にした珠玉の名曲がずらりと並べられています。

どこか懐かしさをおぼえさせるメロディはやはりビートルズの流れを汲んだものであろうが、そこに彼らのオリジナリティが加わり見事なまでに極上のポップスになっています。復活作としては非常にいい出来なので、皆さんにお薦めできます。

Everybody Loves a Happy Ending (詳細)

Yoyo

・「佳作
名曲"I Don't Mind At All"を含むアルバム。アルバム全体としてはニューウェーブ風のひねたポップ風味といかにもLA風の心地よいサウンドのブレンドなのが面白い。Mr・ミスターに少しひねりを加えたサウンドといった感じ。

個人的には"I Don't Mind At All"一曲を聴くためだけでも購入したほうがいいと思う。この曲の良さは時代を超越している。

Yoyo (詳細)

アウト・オブ・ザ・ブルー (完全生産限定盤)

・「鬼才ジェフ・リンの最高傑作が再び...
前作『オーロラの救世主』で見事に花開いたロックン・ロールとストリングスの融合が、本作品『アウト・オブ・ザ・ブルー』で頂点を極め完結したと言っても過言ではないだろう。鬼才ジェフ・リンの最高傑作が、更にパワー・アップしてここに蘇った。オリジナルのLPを限りなく忠実に再現したミニLP仕様には、スタッフの方々の心憎い気配りさえ感じ、思わずニヤリとしてしまう。

このアルバムは、2枚組という大作でありながら、完成度の高い曲がこれでもかこれでもかと押し寄せて来て、聴く者を決して飽きさせる事はない。大体どんなにお気に入りのアルバムでも、1、2曲は自分に取ってはハズレの曲があるものだが、この作品に限ってハズレはない。それどころか大当たりの連発なのである。

・「あれから30年ですか...
 半ばこの作品の紙ジャケ仕様は発売されないものと勝手に思っていました。詳しいいきさつは存じませんが、とにかくレコード時代と同じ2枚組みの作品として30年ぶりに蘇ってくれました。封入特典も77年当時の国内盤と同じようなので嬉しいです。

 1曲目の「ターン・トゥ・ストーン」はフェードインで始まります。10CCの人達もやっていたけれどなんかワクワクしてくるんです、今では何でもないことですけど。「ミスター・ブルー・スカイ」などスマッシュヒットも数多く生まれましたが、個人的には「スウィート・イズ・ザ・ナイト」もお気に入りでした。ファンの中には次作のディスカバリーが好きだという方も多いようですが、私はこれと前作にあたるオーロラの救世主に特に親しみを感じています。

 ジェフ・リンは希代のビートルマニアで、ジョージ・ハリスンと親交が深かったことは有名です。彼のアルバムをプロデュースしたり、トラヴェリング・ウィルベリーズの一員として一緒に活動していたこともありました。極めつけはビートルズが90年代に「フリー・アズ・ア・バード」を制作した時にエンジニア、つまり裏方として大活躍したそうです。そんな彼のセンスの良さの一端を垣間見れるのが本作だと思います。

 余談ですが特典の中の円盤組み立てキット、これは作らないほうがいいです。当時中学生だった私は手が不器用にもかかわらずこれを制作しましたが、結局ボロボロの汚いものにしてしまいました。今回のは小さいので制作には向かないと思います。おせっかいならご勘弁を。

・「アウトオブジャケットの紙ジャケを越えた紙ジャケ
1977年に発売されたELOの通算7作目で、多くのファンがこのアルバムを彼らの代表作と見なしています。もちろん、初期が好きなひと、Eldorado最高というひと、Discoveryじゃなくちゃというひと、Timeでなきゃいやだというひと、様々でしょうが、ジェフ・リンがELOのフォーマットでやりたいことを極めたという意味では彼らの到達点といっても過言ではないでしょう。ドラムのベヴ・ベヴァンは「ジェフがいい曲を書き過ぎたから1枚に収まらなかったんだ」と言っており、それは冗談であるにせよ、実際それを信じてしまいそうな曲が並んでいます。しかも、これらをジェフは2週間くらいで書き上げてしまったといいます。

サウンドは、ロック、ポップ、ギター、コーラス、ストリングス、シンセサイザーが絶妙のバランスを保っており、もちろんBeatles的なメロディも健在で、特にLPではC面にあたる「雨の日のコンツェルト」はこのアルバムの白眉です。Turn To Stone、Sweet Talkin' Woman、Mr. Blue Skyなどの代表曲に加え、今回発掘されたLatitude 88 Northもどうしてこれが今まで未発表なのかと思わせるような佳曲です。

今回の紙ジャケでは、雑誌ストレンジデイズ編集部が総力を上げてマニアックな仕上げを加えました。輸入盤では1枚ものをわざわざ2枚組みにし、さらにLPでおまけについてきた宇宙船の組み立て模型やミニポスターもそのまま再現しています。そのあまりのボリュームは、ジャケットに収まりきらず、外にはみ出てしまうくらいです。

・「リマスターで改めて感動間違いなし!
アルバム同様に2枚組CDであらためて、ジェフ自身の渾身のリマスターで音質が既発CDより各段に向上したこの世紀の大傑作アルバムを30周年記念の年に聴けるという喜びをポップス・ファンとして本当に嬉しく思う。

改めて、1枚目のゴッタ煮感満点の多彩なポップスの波状攻撃にはこころを浮き立たせられた。Trk1やTrk3といった超有名曲の勢いある前半をゆるやかに受け継ぎながらTrk9で儚く締めくくる感覚として、アルバムの起伏にも富んでいる。宇宙船のジャケットにSF的なモチーフを過剰に感じがちだが、詩の世界は極めてナイーブな男性の感覚にあふれ、ジェフ自身の好きな「ブルー」という言葉の持つ質感を活かした切なさも溢れる。

そして本作の白眉たる2枚目。「雨の日のコンチェルト」組曲である最初の4曲の流れは完璧。プログレッシブでさえある。雨だれのSEから勇壮な主題に入るあたりのオープニングから、ジェフ渾身の名曲だと思うTrk4の究極のキャッチーさで晴れやかに締めくくられるまで、至福の時が我々に約束される。後半も個人的にELOの曲の中で最も好きで自分の結婚式で流したほど思い入れのあるTrk5から、メロウなパートとワイルドなパートの交錯がまぶしいTrk9まで、これまた最高の楽曲がならぶ。もう途中で聴くのをやめる事ができない。

また本作に収録のボートラで、ファンの間で長らく待たれた「北緯88度」が完成形で納められ、新たな興奮をもたらしてくれる。

ジャケットや付属グッズ類の充実に、詳細なライナーとその対訳など、付属物も素晴らしい。永久保存版として是非手に入れておくべき作品だ。

・「リミックスしてほしい
最新リマスター音源ということですが、思い描いていた音とはほど遠かったです。

オーガニックでありながらもスペイシーな本作。リマスターを施すだけでなく、思い切って21世紀型にリミックスしてくれても良かったのではないでしょうか・・・

アウト・オブ・ザ・ブルー (完全生産限定盤) (詳細)

Still Feels Good

・「トム・ジョンストンそのものだが、全般に軽めの仕上がり。
前期ドゥービー・ブラザーズの看板、トム・ジョンストンのソロ2作目。ドゥービー時代に彼が発揮していた音楽性そのもののキャラクターの楽曲が並びますが、彼本来のパワーからすると控えめで軽く、あっさりした雰囲気。音作りのせいかボーカルも軽くふわっとした感じがします。とはいえ、あの土臭いボーカル、刻むギターは健在ですので、トム・ジョンストンのファンならば入手しておいた方が良いでしょう。

・「力を感じないけど・・・
ソロの中では余り印象はないかな。先ごろ発売されたDBのライブの方が断然イイ感じです。

Still Feels Good (詳細)

High on a Ridgetop

・「後期の頂点を極めたラスト・アルバム
山のてっぺん(Ridge Top)からタマレス湾を見下ろすジャケットからも豊かな自然に囲まれて人間味溢れる温かさが伝わります。10曲中、9曲がヤングブラッズ色に染められたカヴァー曲で、そのセンスとアレンジは見事です。特にボブ・ディランの名曲「I Shall Be Released」は、エリック・クラプトンが音楽の極みと言わしめたバンドの中のバンド、ザ・バンドのとはまた異なった名演奏とジェシ・コリン・ヤングのボーカルで泣かせてくれます。この一曲のみでも掛け値なしの買い物です。名作中の名作。

High on a Ridgetop (詳細)

Frampton

・「Pop-Rock
いやああシンガロングできていいなああ楽しいな。ショーミーザウエーはミッドテンポなメロディアスナンバー。この人の得意技。リリカルなピーターの味が出たアルバム。ミッドテンポの帝王だなああ。やっぱ人柄ですかね。声もサウンドもまろやかです。ロマンチストな側面も味わえます。       10点中8点

・「トーキング・モジュレーターって奴を聴いてみよう
元HERD / HUMBLE PIE のピーター・フランプトンがブレイクするのは76年のソロ名義のライヴ作、フランプトン・カムズ・アライヴで、このアルバムは1,600セット以上を売り上げたモンスター・アルバムですが、その布石となったのがその前作にあたるこのスタジオ・アルバムです。HUMBLE PIE ではアクの強いスティーヴとは対照的な位置付けにありましたが、やはりこのアルバムでもあまりクセのない穏やかな雰囲気の曲が揃っています。若干無骨さが足りない気はしますが、それがこの人の魅力でもあり、汗臭さを感じないロックを好む人には特にお薦め。トーキング・モジュレーターをコミカルに使用したSHOW ME THE WAY は個人的には彼の代表作として押します。これを聴いてトーキング・モジュレーターの使用を辞めたというジェフ・ベックの心境はいかに?(w

Frampton (詳細)

ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様)

・「BozとTOTO
BozとTOTOのコラボでベストなアルバムだ思います。Jeff Porcaroの力強いドラムとBozのボーカルの絡みをお楽しみください。

ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様) (詳細)

Hutson

・「実に気持の良いアルバム
このアルバムは2枚目『The Man!』に続くカートム3枚目のアルバムである。さて、肝心の内容なのだが、全くの私の好みで大正解。もっと早く手に入れておけばよかったと思いました。1曲目から心鷲づかみ。1『All Because You』はイントロのドラムとピアノが印象的で、ギターが入りリロイが歌いだし、ストリングが流れてくると、どこかジョニー・ブリストルを思わせる感じがカッコよい。Lampの染谷君が言っていたけれども、ストリングスの音が素晴らしい。100%私の趣味であります!スイート・ソウル好きの私を唸らせるのは2『I Bless The Day』と6『Can’t Stay Awey』決してソウルフルな感じを表に出しているわけでも、ファルセットを使うわけでもないのに、リロイの抑制されたヴォーカルの素晴らしさ、そしてカートム独特の気持のいい演奏。リロイの語りには身も心も溶けてしまうようだ。素晴らしい。3『It’s Diferent』ではリロイの手によるシンセサイザーの幻想的な響きとセクシーな女性のため息に導かれる絶妙のミディアム。ギタリストが素晴らしいと思ったらフィル・アップチャーチだった。やっぱり。4『Cool Out』は打って変わってジャジーな曲。クロスオーバー・イレブンでかかりそうな雰囲気で途中のホーンとスキャットがなんとも言えないインストゥルメンタルを経て、続く5『Lucky Fellow』はメロウ・グルーブ。どこかリオン・ウェアのような雰囲気も私の好みにぴったりである。このアルバムで、実は、最も気に入っているのが7『So Much Love』である。イントロのアコースティック・ギターから女性コーラスが延々続きリロイの出番は無い。リロイの登場はサビのリフレインのコーラスのみ。ホーンと女性コーラスが主役のようである。リロイの魅力はこのでしゃばらない『引きの美学』と見つけたり。忘れてはいけないのがカートムの演奏の素晴らしさ。特にベースラインとストリングスがいい。

それにしても実に気持の良いいいアルバムです。

・「Leroy Hutsonの傑作
Donny Hathawayの親友であり、Curtis Mayfield脱退後のThe Impressionsのリードシンガーに抜擢される等の経緯を経てソロシンガーとなったLeroy Hutsonのサードアルバム。メジャーシーンに上ることはなかったが、UKを中心としたクラブDJ、そして日本でもフリーソウルムーヴを経て人気を得る事となった彼の一番の名盤と言ってもいい作品。

Curtom色は強いものの、Donny Hathawayのような、音楽の知識や理論を反映させた、緻密で繊細なアレンジで構成されている。また、Leroy Hutsonの中性的なソフトな声とメロウグルーヴが上手く重なり合い、聴き心地はまさに一級品とも言える。彼の他の作品と比べても全体的にポップな楽曲が多く、安心してお薦め出来る一品とも言える。

"All Because Of You"、"Lucky Fellow"など人気の高いナンバーが揃っているが、僕は3曲目に収録されている"It's Different"という曲に非常に心を打たれた。どこか物寂しげで、それでいて優しい。心の中の繊細な部分に訴えかけてくるような優れた名曲だと覆う。

・「渋い!
 数々のミュージシャンに影響を与えた問題アルバム。 アシッドジャズ、レアグルーヴ、ジャズファンク、フリーソウル、ガリアーノ、LTJブケム、スノーボーイ、ロニーリストンスミス、チックコリア、カーティスメイフィールド、4ヒーロー。 この中にひとつでもピンときたら間違い無いです。

・「間違いなく傑作なのですが…
最近はハトソンのCDがなかなか手に入らなくなってきているような気がします。ライナーノーツ付で最近知った方にもわかりやすく、取っつきやすいのですがなにぶん音が悪すぎます。何かの拍子で手に入るような怪しいベスト版に時々良い音源が入っている事もあるので、正規の製品として期待しただけにかなりがっかりしました。

ドラムのシンバル系はつぶれてしまっていますし、ほかの楽器も高音になればなるほど変な音になります。大昔のポータブルレコードプレーヤーのような音を再現したのでしょうか?残念です。

ただ、音の良いハトソンのCD自体がなかなか手に入らない事もあり、買える間にとりあえず確保しておきたいという方にはもちろん即答でお勧めします。いわゆるニューウェイブソウルの楽曲として傑出した曲を多く聴く事が出来ないのは残念ですが、はずれのないアルバムですので是非入手しておきたいところです。

Hutson (詳細)
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