COBALT HOUR (詳細)
荒井由実(アーティスト), 松任谷正隆(その他)
「今でもよく聞きますよ」「ユーミン初期アルバムではベスト」「有名な2曲だけではない!」「1975年、ユーミン21歳の時に作成されたサード・アルバムです。多彩で多才な音楽性を明確に感じることができる素晴らしいCDです。」「ユーミン入門に最適」
RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム) (詳細)
山下達郎(アーティスト), 吉田美奈子(その他)
「すでに同タイトルのCDやLPを持っている人が買い直す理由」「完璧!!!」「ジャケ買いでもOK」「ナイアガラトライアングルを経てソロへ。」「音楽のひきだしが非常に豊富なひと」
Heart Beat (詳細)
佐野元春(アーティスト)
「感動は小さくならない」「ブレイク前の勢いがほとばしる力作!」「アメリカ短編小説のような歌詞世界」「ロックンロールアルバム − 強力な疾走感」「ロックンロール・ハート」
Tinker Bell (詳細)
松田聖子(アーティスト)
「最後の聖子マジック。」「マイベスト・ファンタジーアルバム!!」「松田聖子さんしか描けない世界」「私にとっての最後のSEIKO」「LPでも買った」
「「音楽が好き」って雰囲気がたっぷり!」「車で聴いてるとスピードが遅くなる快作」「いいですよ、これ。」「あの向こうの もと向こうへ」「田舎をドライブしたくなる」
THE HIGH-LOWS (詳細)
THE HIGH-LOWS(アーティスト)
「なんじゃこりゃ→?」「ロックの名盤」「グッドバイ」「THE HIGH LOWSの始まり」「なんか笑えてくるほどのロックンロール」
THE BEST PENNY LANE (詳細)
吉田拓郎(アーティスト), かまやつひろし(アーティスト), 古屋信子(その他), 岡本おさみ(その他), 田口淑子(その他), 松本隆(その他), 中島みゆき(その他), トータス松本(その他), 康珍化(その他), 松任谷正隆(その他), 武部聡志(その他)
「「ペニーレインでバーボン」は未収録なのに、このアルバム・タイトルは・・・・」「酒飲んで聞くにはいいベストです。」「拓郎をこれから聴いてみようという方へ」「拓郎入門に最適ですよ。」「オールタイムベスト!」
サンボマスターは君に語りかける (詳細)
サンボマスター(アーティスト)
「魂の放射!」「時をかけて」「涙がでてしまったものですから」「人は何故サンボを聴いて泣くのか」「最高!!!」
CUP NOODLE CM SONGS COLLECTION (詳細)
オムニバス(アーティスト), THE PLATTERS(アーティスト), 笠井紀美子(アーティスト), ロブバード(アーティスト), 大沢誉志幸(アーティスト), 中村あゆみ(アーティスト), ハウンド・ドッグ(アーティスト), 鈴木雅之(アーティスト), 遊佐未森(アーティスト), CHAGE&ASKA(アーティスト), 布袋寅泰(アーティスト)
「浜省やミスチルはないが。」「買ってしまった」「いい!!とにかくいい!!」「一つの時代と文化…」「ステキな曲ばかりだけど…」
Richmondo High (詳細)
GREAT3(アーティスト), 片寄明人(その他), JAMES SEALS(その他), 高桑圭(その他), DASH CROFTS(その他), 白根賢一(その他)
「始まりのとき。」「音に希望を!」「カラフルな表紙の日記帳に綴られた苦悩の日記」「哀愁あふれる一枚」
「マスターピース!」「女に裏切られた(と思い込んでいる)男の激白集」「シングルマン再発委員会」「甲州街道はもう秋なのさ」「初期RCの最高傑作!」
・「今でもよく聞きますよ」
僕はこの後ユーミンのレコードを買わなくなってしまった。3枚目まで買ったわけですね。今から考えると壮大なユーミンワールドのほんのイントロで手を引いてしまったのですが。意外と回りには同じような連中がかなりいる。いわば「谷町」的感覚でひいきにしていた若手が一本立ちして羽ばたいていった・・という気分です。これを聞いたときはいい感性してるって正直思ったものです。
・「ユーミン初期アルバムではベスト」
ユーミンの初期アルバムは「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」と続く。はじめの2作もなかなかのものだが、粒揃いといえばやはり「コバルトアワー」だろう。ここでの収録曲は、おおかた荒井由実時代のベストアルバムに載っている。「卒業写真」があまりにも有名だが、「ルージュの伝言」「CHINESE SOUP 」「少しだけ片想い」などの明るい曲もなかなかよい。「花紀行」は有名ではないが、ユーミンの別の顔がみられておもしろい。「雨のステーション」も同じタイプだな。バラエティーに富んでいるところが、このアルバムの「売り」だと思う。
・「有名な2曲だけではない!」
有名な「卒業写真」「ルージュの伝言」収録のアルバムだが、アルバム全体に荒井由実時代の魅力が詰まっている。「雨のステイション」は、最初のワンフレーズだけでぐっと来てしまうほどの傑作。
・「1975年、ユーミン21歳の時に作成されたサード・アルバムです。多彩で多才な音楽性を明確に感じることができる素晴らしいCDです。」
J-POPの音楽を牽引していたことが如実に理解できる斬新な「COBALT HOUR」に驚かされます。松任谷正隆のアレンジ、細野晴臣、林立夫、鈴木茂のビッグネームが並ぶティン.パン.アレーの演奏も軽快で、素晴らしいメンバーの力量が伺える演奏です。「J-POPの女王ユーミン」の面目躍如といったサウンドに満ちています。
「卒業写真」、「雨のスティション」は、後にハイ・ファイ・セットによってヒットしましたが、オリジナルのユーミン・サウンドの方がしっとりとした趣をたたえています。こめられたメッセージもリスナーにストレートに飛びこんできます。
「花紀行」、「航海日誌」は、若い女性特有のセンチメンタルで感傷的な心情を美しい旋律で彩っています。それぞれとてもしっとりとした佳曲です。このようなスローナンバーを昭和50年前後のJ-POPでは聴くことがなかったわけですから、彼女の音楽性がいかに突出して優れていたかの証明でもありましょう。
60年代を彷彿とするようなオールディーズ・サウンドもユーミンの特徴です。落着いた「何もきかないで」とポップな「ルージュの伝言」と対照的な曲想を持つナンバーが並びました。後者は宮崎駿作品『魔女の宅急便』に挿入歌として親しまれています。
・「ユーミン入門に最適」
大ヒットの「卒業写真」「ルージュの伝言」を入れて、「コバルト・アワー」「少しだけ片思い」などの珠玉の名作をそろえています。荒井由美時代の最高作品ではないでしょうか。ユーミンの原点と考えられる作品です。ユーミンはいいけど全部そろえるには・・・と思っている貴方、とっておきのアルバムがここにありますよ。
・「すでに同タイトルのCDやLPを持っている人が買い直す理由」
RCA/AIR時代に残した旧譜7タイトル("CIRCUS TOWN","SPACY","IT'S A POPPIN' TIME","GO AHEAD","MOONGLOW","RIDE ON TIME","FOR YOU")の同時再発のひとつである。新しいファンはもちろん、同タイトルのCDやLPをすでに持っている達郎フリークもこれを買うべきである理由は、「デジタル・リマスタリングで音が良くなったこと」、「ボーナストラックが付いていること」以外にも次のような重要な理由がある。
それはライナーに「現在の」山下達郎自身による書き下ろし「解説と曲目解説」が収録されている点である。これは一種、回顧録のような形で語られ、アルバム制作当時の裏事情、山下達郎氏の心境などが証される。当時の音楽界の「時代の雰囲気」を伝える、非常に興味深い読み物になっている。
本作「ライド・オン・タイム」では、ようやく固定のリズム・セクションを得て、また初のヒット曲が生まれた事による環境の変化、心境の変化、芸能メディアの醜悪さについて述べています。
最も感動的なのは、ボーナス・トラック「RIDE ON TIME single version」の解説。自分の作品なのに契約の関係で自由に素材を扱えないジレンマ。そればかりか他人に勝手に素材を扱われる、その悔しさをさらっと匂わせています。読む人が読めば解る!(涙)
・「完璧!!!」
1980年代の作品はとても気に入っている。山下達郎という人物を知らない人はこれを是非聞いてみるべきだ。現代のアーティストにはここまでできる者はまずいないだろう。
・「ジャケ買いでもOK」
達郎さんのCDはどれを買っても損は無いでしょう。 このアルバムも良い曲揃いでオススメです。ライドオンタイム アルバム、シングルバージョンともに収録されていますが一般受けするのはきっとシングルバージョンの方だと思います。 ちょっと聴くだけだと、アルバムバージョンのライドオンタイムはスピード感も無く、間延びした感じに聴こえてしまうかも知れません。 シングルバージョンを繰り返し聴いた後だとなおさらです。 しかし、「私が好きな所」をよろしければ、一読してくださると光栄です。それは、ライドオンタイム アルバムバージョンの♪飛ーびたつ、たまし~いに~♪の箇所です。ここの所、達郎さんらしからぬ? 男らしい声でシビレます。シングルバ!ージョンではなく、あくまでアル!バムバージョンでのこの箇所です。 それともう1つの聴き所は、3曲目のサイレントスクリーマーでの叫びです。これもシビレます。まあ、こんなマニアックなとこ以外に聴き所はたくさんありますので、是非。ジャケットも綺麗なのでジャケ買いでも結果大成功なのでOKです。(^^)
・「ナイアガラトライアングルを経てソロへ。」
今の山下達郎しか知らない方は、初期のオリジナルアルバムを聴いてほしい。そうすれば彼の素晴らしさが分かるはずだ。当時の音源が色褪せることなく聴く方に共感を呼ぶ究極の名盤!!。
・「音楽のひきだしが非常に豊富なひと」
サウンド的には不変、ここはボストンに似てる。楽曲の完成度を磨き上げていくスタイル、ここはドナルドフェイゲンに似てる。さまざまな音楽のエッセンスを取り出して自分のスタイルを作り上げる才能も突出してる。ファンクとメローなAORのブレンドというコンセプトがまさにばちっとパズルのようにはまったアルバム。
メロディー至上主義が徹底されていて、多くのオーディエンスに訴えかけられるもの。日本の数少ないファンクAORの名匠。10点中10点。
・「感動は小さくならない」
佐野元春のセカンドアルバム。自分にとって,このアルバムの何が最高かと言えばジャケットである。これには想い出があって,自分が高校生の時にレコード屋でレコードを物色してた時に何気なく手に取ったのがこのアルバムで,パッと見た時「へぇ〜,こんなジャケットありなんだ?」って,何だか変わってるけどカッコ良いなぁ〜ってスゴイ印象に残ってた。(この時にはまだ,佐野元春の存在を自分は知らない状態だった・・・)何ヶ月か経って,印象に残ってたあのジャケットが佐野元春の「ハートビート」なんだって事が分かって,早速手に入れた次第である。(本当は買いたかったのですが,まだ高校生でお金が無かったので,その当時流行っていた貸しレコード屋でレンタルしてダビングした・・・佐野さんゴメンナサイ)ジャケットも最高ですが,もちろん内容の方も最高で,初期の代表作となる「ガラスのジェネレーション」,歌詞とサウンドが楽しい「ナイトライフ」,軽快なR&Rに,韻を踏んだ言葉遊びのような歌詞が気持ち良い「イッツ・オールライト」,静謐なピアノが印象的なバラード「彼女」,ライブのハイライトナンバーとなる「悲しきレイデォ」,そして大作「ハートビート」と,これまた充実の作品群が並んで,高校時代は本当に良く聴いていた。今回,紙ジャケでCDが再発されるということで購入したが,ジャケットはCDサイズになり小さくなってしまったけど,あの時聴いた時の感動は小さくなっていなかった。
・「ブレイク前の勢いがほとばしる力作!」
当時、私は17歳。雑誌の記事でこのアルバムを知り、レンタルで借りて聴いたのですが大変気に入り、結局その後LPで2回とCDで1回の計3枚を買うこととなりました。
デビュー作は荒さも目立つ(それも魅力です)がこの作品はまとまっていて、ポップ、ロック、バラードと多彩であり なおかつ勢いもある。
この後「ナイアガラ」と「SOMEDAY」で大きくブレイクするが、その前に知りえたことを幸運に思ったものです。狭い会場で見たツアーはまさにエキサイティングでした。
個々の曲に力があり、詞にメッセージもユーモアもあり、ほとばしるボーカルが聴けるこのアルバムがマイ・フェイバリットです。
I wanna be with you tonight!
・「アメリカ短編小説のような歌詞世界」
10代の多感な時期に元春さんに出会えたことが幸運!であり、彼の存在によって、その後の私の感性が決定づけられたとさえおもいます。当時のミュージシャンの中でも希有な、インテリっぽさを携えていたことも魅力。彼の描く歌詞は、まるでアメリカの短編小説のようでもあります。「SOMEDAY」も良いアルバムですが、研ぎ澄まされた感覚は「Heart Beat」の方に軍配が上がります。どの曲も好きだけど「君を探している(朝がくるまで)」とか「小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド」の中で Can you hear my heart heat? と唄う元春さんの、ビブラートする声に心を掴まれます。今でも素敵な風貌をなさっていて、うれしい限りです。
・「ロックンロールアルバム − 強力な疾走感」
佐野元春の初期3部作の2作目。ジャジーで、クロスオーヴァーなテイストの強い1st「Back to the street」、時代を大きく追い越した、偉大なPopアルバム「Someday」。本作は、他の2作と比して、シンプルなロックンロールアルバムだと思います。どんどん作風を変えていった佐野元春にとって、その後のキャリアの原点ともいうべき素直なロックロールアルバムです。したがって「ガラスのジェネレーション」「悲しきRadio」「ナイトライフ」など、アップテンポでR6Dテイストの強いロックナンバーに名曲がそろっています。初期の佐野元春の特徴である「街」を強く意識させる詩、そして強力な疾走感が本作の魅力です。60年代、70年代のアメリカンロックの影響が感じられる一作です。
個人的にはロマンティックな「バルセロナの夜」が好きです。
「つまらない大人にはなりたくない」と口ずさんでいた10代を思いだします。さて当時の10代は、自分も含めてどんな大人になったのだろうか。元春のメッセージはまだ心の中に生きているのだろうか。本作を聴くとそんな感慨を持ちます。
・「ロックンロール・ハート」
ロックという音楽がどういうものであるか、まだよくわからなかった頃その答えを示してくれた自分の中の「R&Rミュージックの原点」として不動の位置にある特別な作品。「悲しきRADIO」のなかで元春が次々と人名?のような単語を速射砲のように放つ部分で、これらが過去の偉大なるロッケンローラー達の名前だという事が判った時、無性に嬉しかったのを今でも憶えている。この頃私のロック音楽探訪の旅は始まった。16歳だった。
・「最後の聖子マジック。」
次作『WINDY SHADOW』がどことなく歌詞が生臭く、好きではなかったため、個人的には最後の聖子のアルバム。「いそしぎの島」では、吹いてくる南の島の夜風まで感じるのは、まさに聖子マジック。大人のFAIRY TALE。アイドルとしては過渡期の作品。
・「マイベスト・ファンタジーアルバム!!」
数ある聖子のアルバムでも、最高峰の完成度を誇る1枚です
歌で表現されたファンタジックワールド・・・峠、魔法、南の島、ジャングル、異世界、宇宙、童話・・・1曲聴くごとに心地よく異世界へといざなわれていきます
普通はどんなに好きな歌手のアルバムでも、大抵2回目以降は聴かずに飛ばしてしまう曲が何曲かはあるものですが、この「Tinker Bell」は全曲OK!・・・俺の経験でも数枚しかない貴重なアルバムです最初の「赤いロードスター」が気に入った人なら、残りの全曲大好きになるんじゃないかな。ちなみに俺は「密林少女」と「時間の国のアリス」がお気に入りです「Rock’n Rouge 」だけ少し雰囲気が違いますが、それが逆にアルバムのファンタジー感を高めて良い効果を生んでいるように思います
古いアルバムですが、少しでも興味を持たれたなら是非一度聴いてみてください。絶対に損はしないと思います(安いしね 笑)今とは全く違う聖子の魅力を発見できますよ
・「松田聖子さんしか描けない世界」
松田聖子さんでしか出せない、というより彼女でしか描けない世界を歌われたアルバム。今から数年前にシングルカットされた「STRAWBERRY TIME」に通ずる、ファンタジィー系の曲を中心に構成。編曲・アレンジなどが時代を感じる部分もあるが、今でもあまり違和感を感じることなく聴くことができる。
・「私にとっての最後のSEIKO」
この作品を最後に私は彼女のアルバムを手にすることはなくなりました。アイドルSEIKOから脱皮したのもこの頃からと思います。私にとってSEIKOはなんだかんだ言ってもアイドルSEIKOちゃんが好きだったのです。このあとの彼女の活躍は海外進出とか結婚とか野望に満ちていて好きになれませんでした。作品の中味についてはアーティストとしてしっかりとしたSEIKOが聴ける曲が詰まってます。どれも私にとってイイ曲ばかりです。
・「LPでも買った」
聖子ちゃんの声自体が、落ち着いてもきたこのころ。シングル曲はもちろんのこと、『密林少女』『いそしぎの島』『SLEEPING BEAUTY』は、私の中で今でも名曲です。CD化されてからもう一度買いました。手放せない一枚です。
●股旅
・「「音楽が好き」って雰囲気がたっぷり!」
軽やかで、ユーモアたっぷり。だらだら感を漂わせながらも、無駄なものはなく実にスマート。そして声がいい!ロックテーストを感じさせるのも、この声の奥深さがあるからだと思う。英語っぽく聴かせながらも実は日本語の「リー!リー!リー!」。そして、胸がぎゅっとくる「さすらい」「イージュー★ライダー」は必聴。素晴らしい名曲ぞろい。
・「車で聴いてるとスピードが遅くなる快作」
イージューライダーのスロウバージョンに代表されるような、まったりした美メロそして楽しくて良い歌詞、これが一番大好きという民生ファンもとても多いと思います(僕もです)。 またそれでいて、遺言、さすらい、恋のかけら、手紙、海猫、いろんな人に訊いても、みんなお気に入りの一曲が異なるバラエティもあります。何回聴いても楽しいです。車の中には基本在庫として入れておいてください。田舎をドライブしててこれ聴いてると知らん間に遅くなってるからこわいわ。またどっか行きたくなってきたぞ~。 てなわけでサラリーマンの現実逃避にもぴったり。生活のおともにおすすめします!!
・「いいですよ、これ。」
民生のアルバムは、いわゆる「全曲名曲の名盤」といった部類のものではない。大体息抜き的な小曲や、完成度が高いとは言えない曲も散見する。それでも本作が傑作たる所以は、その空気感にあると言える。
ジャケットからしていかにも田舎(ちなみにJR田沢湖線らしい)、気負いはまったく伝わってこない。内容もゆる〜い。かなりダラダラしている。しかしそれでこそ民生、それでこそロックである。しかしここに見事なまでの一貫性がある。アートワークまで含めたアルバム全体の統一感が完璧だ。
さらに、バックバンドに迎えたDr.Strange Love(及び斎藤有太)の演奏技術の高さ。中盤の小曲まで、かなりのグルーヴ感。もっとタイトに演奏することも可能なんだろうが、ちょっとゆるめの、絶妙な空気感を出すのに成功している。一方「あくまでドライブ」「手紙」で聴ける長いインスト部分は本当に素晴らしい。高揚感すら覚える。もともと曲作に関しては天才的な民生のユーモア感覚は冴えているし、まさに無敵。
コンパクトではないが、他のアルバムに比べ全体像が把握しやすいと思う。やはり収録曲が似た色調を帯びているからだろう。偶然の産物か、計算ずくの結果か、いずれにせよこれは傑作だ。
・「あの向こうの もと向こうへ」
元気がもらえる。と言ってもドンと背中を押してくれる訳ではない。傍にいてくれるだけで安心する感じ。
・「田舎をドライブしたくなる」
「イージュー☆ライダー」や「さすらい」が好きな人、またはそれらのシングルを買って気に入ったけど、どのアルバムを買おうか迷ってる人、そんな人にはこの股旅がお勧めです。アルバム全体を通してゆったりとした心地よい空気が流れていて、彼の名前を聞いて誰もが想像するであろう「奥田民生の歌」がここにあります。誰が聴いても捨て曲無し。アルバムタイトルにもある様に思わずふらりと旅に出たくなる、奥田民生入門に最適の一枚です。
・「なんじゃこりゃ→?」
これが10年も前のアルバムだとは知らずにホンダのCMにつられて買いました。
最初は、『日曜日よりの使者』を期待して買ったので、アルバムの他の曲とのギャップに、正直「なんじゃこりゃぁ、シングルにすればよかった…」とがっかり。しかし。くせでリピートで何回も聴いているうちに、だんだんとわかってしまうんです。歌詞がメチャクチャ?そんなことは洋楽を聴く時はほとんど気にしません。だからこそ、純粋に音楽として聴けたりします。私は聴く音楽99%くらい洋楽なので、そう開き直ったら、どんどん解ってくるんです。
ロックは、聴くものではなく、感じるものだった、と。
学生の頃聴いたキッスや昔のエアロスミスやチープ・トリックなんかも、翻訳をみても意味不明でしたが、それがロックに乗っかるともう世界共通言語としてズカーンときたものでした。久しぶりに純粋な音楽を思い出しました。
チャートに入ってるような、カラオケ用の歌いやすい歌詞や陳腐な愛のフレーズより、聴けば聴くほど脳天に染みるような気がする。こういう人たちはこの国では決して売れに売れたりはしませんが、確かにちゃんといてくれるんだなぁと安心しました。
あと、切り売りダウンロードなんて流行り出した昨今で、「曲はアルバム通して聴くもの」と思い出させてくれて、今更ですが、ありがとう。
・「ロックの名盤」
ハイロウズのデビューアルバムは、ジャパニーズロックンロールの決定版と言えるほどの名盤でした。ブルーハーツよりもメッセージ性は弱いけど、突き抜けるようなストレートな歌詞が最高です。ヒロトも「カッコいい!」と言うデビューシングル「ミサイルマン」、悩みなんか吹っ飛んでしまう「スーパーソニックジェットボーイ」、映画ゼブラーマンの主題歌「日曜日よりの使者」は名曲中の名曲です。ハイロウズの原点、悪ガキのロックンロール。僕はこのアルバムをハイロウズのベストに挙げます。
・「グッドバイ」
ヴォーカル甲本・ギターは真島というブルーハーツからのコンビでありながら、それまでの彼等とは違う作風を見せた1st。ギラついた真島のギターと太いリズム隊、キーボードがバンドの音をより分厚く感じさせる。意味を汲み難い歌詞もあるが、そんな事はお構いなしの勢いがある。ブルーハーツとの決別を表すかのような「グッドバイ」から「日曜日の使者」まで、ハイロウズが事実上解散した今こそもう1度聴いてみて欲しい。
・「THE HIGH LOWSの始まり」
THE HIGH LOWSの1stアルバム。期待しながらCDをかける。まず一曲目の「グットバイ」で、『今までありがとう もうこれでお別れですよ』と歌っている。ブルーハーツはもう終わりなんだ、もう関係ない。これから俺たちは『ハイロウズ』なんだ、という感じが伝わってくる。そういう意味で一曲目を「グットバイ」にしたんじゃないだろうか。
いきなり考えてしまった。そして全曲聴き終ったあとで改めて思った。これが「THE HIGH LOWS」の1stなんだ!と。
内容としては、ロック全開の爽快な感じ。シングル曲の「ミサイルマン」、「スーパーソニックジェットボーイ」この二曲がすごく気に入った。「BGN」なんかもいいと思う。ラストの「日曜日よりの使者」はホンダのCMに使われていたりして、
「あ~コレか!!聴いたことある。」となるだろう(笑)(自分はなった)現在何枚もアルバムがでているが、ハイロウズを聴くならこのアルバムは絶対はずせないと思う。
・「なんか笑えてくるほどのロックンロール」
陳腐な表現になるがロックンロールなのだ。アルバムをかけると一曲目。「さよならする、ばいばい・・・・・」て、今始まったばっかりだろ!つんざくようなギターリフ、かっこいい繰り返すフレーズ。甲本ヒロトの声は伸び伸びしていて、伸びすぎて、僕の心にまで刺さってしまう。ブルーハーツの解散は悲しすぎた。でもこれがやりたかったんだから、ドラムもベースも明らかにカッコイイ。僕の感傷は負けた。彼らはロックがやりたかったんだ。
「バンバンヤバンバン、うるせーじじい、くそじじい」「バンバンヤバンバン、うるせーばばあ、くそばばあ」
野蛮てわかってるならいうなよ。それもちょう一生懸命。歌って、叫んで、たたいて、かき鳴らす。僕は大爆笑。
いつのまにか泣い!!ていた。しびれていた。
ぜひ聞いてほしい。ブルーハーツのやさしさを好きになった人も、ノリのいいハイロウズのシングルで好きになった人も。
これがロックンロールだ、と思う。
・「「ペニーレインでバーボン」は未収録なのに、このアルバム・タイトルは・・・・」
「ペニーレインでバーボン」の歌詞の"ツ●ボ桟敷"の自主規制のためにアルバム『今はまだ人生を語らず』が生産中止になってもうどれ位になるのでしょう?このベスト盤のタイトルを見て、騙されて購入する人のないように敢えてレビューを書きました。
でも内容はいいですよ^^
・「酒飲んで聞くにはいいベストです。」
いろいろCDをTPOに分けて聞くのもありだと思います。このタイトルはPENNY LANEだけにちょっと人生の中で煮詰まったりへこんでる時に酒を飲んで聞くと癒される曲順だと思います。
・「拓郎をこれから聴いてみようという方へ」
拓郎ベストといえば、1000円台で買えるものから多数ありますが、ビギナ-の方、(私もその一人)や初めて聴いてみようという方は、大変オススメな2枚組ベストだと思います。Pure
Bestというアルバムは完全に網羅してますし、これまでのベスト盤に収録された主な代表曲も殆ど収録されています。何よりもこれをオススメしたい理由は、拓郎版、我が良き友よ、が収録されている事ですね。
・「拓郎入門に最適ですよ。」
発売されて、やや年月が経ちますが、初期の楽曲から新し目の楽曲まで収録されてますので、私としては、大変オススメです。
話は変わりますが、名盤、「今はまだ人生を語らず」が長らく廃盤状態になってます。インディーズからの発売など、何らかの方法はないものでしょうか?と、どなたか別のレビューで書かれていましたが、私も同様です。署名活動をどこかでしているのであれば、是非、署名したいですし、拓郎さんサイドと我々ファンが、交渉の席につけれる方法はないのでしょうか?ソニー側は一生、このアルバムを葬る気でいるのでしょうか?
問題の箇所については、但し書き等をすればよろしいのではないですか?
アルバムタイトルに因み意見を記入致しました。
また、フォーライフから発売された初のbestアルバム、「only you」、これは是非、復活させて欲しいです。
・「オールタイムベスト!」
’99年にレーベルの壁を乗り越えてリリースされた初のオールタイムベスト!このベスト盤まではソニー時代の単発もの、フォーライフ時代にソニー時代の楽曲をライブで補ったものしかありませんでした。(今はほかにも中途半端ながら色々出ていますが。)そういった意味でもエレック時代のイメージの詩から黄金のソニー時代そしてフォーライフ時代、当時の最新シングルであった心の破片まで網羅しています。なんせ29年分の楽曲がたった2枚のCDに収まるはずもなく、選曲にはみなさんそれぞれの思いがあるでしょう。ですがこれを入り口にしてそれぞれの時代のアルバムに遡るのも楽しいと思います。ちなみにエレック時代の楽曲がDISC 1= 1,2(本CDにはフォーライフ時代の再録VERを収録)7,8,9,11,18,DISC2=7の計8曲、黄金のソニー時代がDISC 1= 3(本CDにはアルバムVerを収録),4('97年のセルフカヴァー),10,12,13,14('97年のセルフカヴァー)15,16, DISC2=6,8,9,10,12 の計13曲、フォーライフ70年代が5,17,19 DISC2=1,2の5曲。フォーライフ80年代がDISC1 =6 DISC2 =3,11,13 の計4曲、フォーライフ90年代が DISC 2 4,5,14,15,16 の5曲となってます。年代別だと70年代が26曲となるのも仕方ないところ。ちなみにシングルA面楽曲はDISC1 =1,3,6,8,9,12,DISC2=1,2,4,5,7,8,11,14 の14曲、他の歌手への提供曲のシングル曲がDISC1= 4,14,19 DISC 2=9,12の5曲となっています。
・「魂の放射!」
最初「サンボマスター」というバンド名が気になって買った。 最初はさらっと聞いて「美しき人間の日々」の曲が気に入ってその曲だけを聴いていたのだが、最近NHK教育の「トップランナー」という番組で彼らのライブを見て、そして山口君の話を聞いてはまってしまいました。 番組を見てから改めてアルバムを聴いたら全曲「魂」が入ってる!。是非ともライブを見に行きたいと思いました。 35歳にして音楽に魂を揺さぶられるとは思わなかった。 番組で山口君が言ってた「魂の放射」という言葉がずっと心に残ってる。最近は仕事をしていても何をしていても「オレはいい加減に生きていないか?魂の放射はしてるか?」と心の中でつぶやくようになってる。
何かが変わった、何かが動いた。
・「時をかけて」
サンボを聴いて、聴く者が何を得るのかっていうのは自分自身が決めることだと思います。サンボマスターは、自分のロックを歌っているだけです。彼らが、聴く者に対して何かをしてくれるわけではありません。何かを与えてくれるわけではありません。そう思います。ちょっと微妙、なんて思う曲も、半年くらいたって真剣に聞いたらなんだかわからん涙が出た、なんてこともありました。『だんだん』なんかはそうでした。人それぞれ、今まで生きてきた中の経験と記憶が、今まで読んできた小説が、漫画が、ドラマが、映画が、アニメが、サンボマスターの曲を聴いて頭ん中を駆け巡った。何度も何度も聴いて、ヘッドホンをつけて口パクでもいいから歌って、時間をかけて愛したい。この最高に下品で、最高にロマンチックなロックンロールを。そう、思いませんか。
・「涙がでてしまったものですから」
ロックは、ふだん聴きません。今日、たまたまスペースシャワーTVでPVが流れてて、目にとまっただけでした。少年とか合唱とか、偽善くさいモチーフの映像に、いわゆる「青春」系の音作り。まったく好みではないんです。むしろ、趣味として許せない。
しかし、ボーカルの彼の顔を見ながら声を聞いてていたら、我知らず、涙が勝手にこぼれてしまって、びっくりしたのです。それでその足でCDを買ってきて、とにかくこの気持ちをどこかに表現したくてここにこうして書いています。ぼくの身体の直観はただしくて、このアルバムはまぎれもなく、日本語のうたの表現の歴史を多少なりとも左右する傑作だと、少なくとも今は確信しています。
ぼくはボーカルの正直な顔にだまされて涙が出たのかもしれないけど、彼の声の非凡さはまぎれもない。唸りとシャウトとビブラートとが、使い分けられるのでなく、ひとつの声のうちに共在して疾走する。その豊かな声の奔流に乗せられるのは、これ以上ないほどシンプルな、縦書きの日常語。シラブルと意味も完全に一致。情趣もサウンドもメッセージもすべてがこの声とことばに合流してダイレクトに入ってきます。ロックに日本語を乗せるための長い試行錯誤に対してほとんどコロンブスの卵のような答えを示したのだと、おおげさですけれど、ぼくは思うのです。涙の後付けですが。
想像するのですが、たとえばくるりを羨望するのとはまったく違うようにして、ひそかにサンボマスターを羨望するミュージシャンは数多いのではないでしょうか。
ロックにもバンドにも──いっそ音楽にも──興味がない人にも、とにかく必聴の一枚です。
・「人は何故サンボを聴いて泣くのか」
彼らのLIVEでは男女老若の別なく泣く人が多いと洩れ聞く。心掻き乱され、震え、気付くと涙が頬を伝っている。なんだろうこれは!?バラードじゃないのに。うるさいほど叫んでいるのに。なんなんだ、この摩訶不思議な感情は。その快感を知って以来、彼らから目が離せない。何故我々は泣いてしまうのか・・・という疑問符は、なかなか片が着かない。
山口隆は素っ裸で聴く者に向かって真っ直ぐに刀を抜く。どいつもこいつも斜に構えた、このご時世に、あんた本気ですか!?聴く者は、怖気づき、たじたじと後ずさりする。しかし、彼らの汗と魂の叫び、自分を斬りながら裸になりながら向かってくる男の格好悪いカッコ良さにヤラレ、いつの間にやら自分も裸になっている。「世ノ中コンナモンダ」なんてうそぶいていた我々の横っ面を山口氏の叫びが張り倒す。「あなたたちの汚れちまった悲しみのためにに歌ってよろしいですか!!」と。歌声に殴られた私は奥底の嘆きを噴出し「本気」を取り戻す。というような・・・そんなクドイまでの感動が、このアルバムにはフンダンに!爆音の1st以上に緊張と人生のリアルが満ち満ちております。ブラスの入った「夜が明けたら」もシビレル!買って損なし。
・「最高!!!」
ロックですね。これこそがまさしくロック。初めて聞いたのはCDショップの試聴でした。一発でしたね。聴いた瞬間に気がついたときにはCDを手にしてレジに向かっていました。あまりのよさに思わず衝動買いです。何がいいかっていうともちろん全部。でも俺は、音楽的にはもちろんのことだけど詞の紡ぎ方に猛烈に心ひかれました。詞というと、最近はヒップホップとかでリリックだとか言われてるけど、サンボマスターの歌詞は本当の日本語の美しさを持っていると思います。マジで純粋に歌詞だけを見ていても美しいしかっこいい。そこにロックが加わるんだから文句なしです。
●CUP NOODLE CM SONGS COLLECTION
・「浜省やミスチルはないが。」
ロブバードの「ボーンフリー・スピリット」が収録されているのが嬉しい!ロブバードは初のCD化か?ロブバードを知らない方はスミマセン。メインVo.の柴野繁幸さんはソロで現在活躍中です。大沢誉志幸さんはどうしてるんだろう?中村あゆみさんとか・・・?
・「買ってしまった」
こういうCDが出るのを、ずっと待ってました。特にロブバード。私がボーンフリー・スピリットを聴いたのは、今から25年ぐらい前だと思う。この曲は、初CD化ではないか?懐かしい!
・「いい!!とにかくいい!!」
懐かしい音楽で癒され、ジャケットや、CDのプリントまで凄く手が凝っている商品です。持っていて損はしませんよ。^^
・「一つの時代と文化…」
きっと、現在進行形なのだ。ここに収録されている楽曲は、カップ・ヌードルを食文化の表舞台に押し上げてきたと同時に、その時代の音楽文化の一端を確かに表していると感じる。
「ハッピーじゃないか」、「ボーンフリー・スピリット」で従来のインスタントラーメンとは異なるものとして「カップ・ヌードル」なる食品を認知させ、パリ・ダカール・ラリーの映像の向こうで「翼の折れたエンジェル」、「フォルティッシモ」、「ガラス越しに消えた夏」が続けざまにかかったとき、カップ・ヌードルとパリ・ダカール・ラリーとこのCFが、文化の一員として確固たる地位を得た時代が確かにあったような気がしている。
そしてそれは今も進行中。現在は宇多田の「This Is Love」であるが、他の方の挙げている名曲も然り、カップ・ヌードルは現在進行形であり、そのCF・CDもまた進行中なのだろう。
・「ステキな曲ばかりだけど…」
ステキな曲ばかりだけれど、何で浜田省吾さんの曲が入ってないの?私にとっては「カップヌードル」=「風を感じて」なんだけどなぁ…。それがとてもとてもとーーーーっても残念です。
・「始まりのとき。」
記念すべき1stアルバム。彼らは以前ロッテンハッツというバンドの一員だったのだが解散後に集まり、より自分達にとって正直な音楽を作り上げた。彼らが影響を受けた多種多様な音楽(このアルバムでは大半がソフトロックだが)と、あまりにも切ない歌詞がつきささる。良いメロディーは時を経ても色あせない、彼らはそう信じているし実際にそれが分かるアルバムである。
・「音に希望を!」
彼らの楽曲は美しいメロディに対する徹底した快楽主義に貫かれた作品が多いのだけれども、そうした美メロへの信仰の背景には「最早この世界には美メロ位しか僕らを裏切らないものは無いんだ」という絶望が見え隠れする。音に希望を託したGreat3の辛く長く美しい旅はこの一枚から出発した。
・「カラフルな表紙の日記帳に綴られた苦悩の日記」
~ Great3のデビューアルバム。片寄とショコラの結婚を最後に大人のバンドになってしまうが、「片寄の絶望との対峙+高桑白根のポップ感覚」が絶妙にからみあった初期3部作の1枚。 サウンド面では、プロデューサー長田進のおかげで「しなくても良いヒネリ」も加えず、素直なアレンジで曲やメロディーの良さが生きている。ドライヴ感あるガレージっぽいものから~~、狂おしく甘いポップ、シンプルなギターロックなど幅のある曲で楽しめる。 一方歌詩は、現実と愚直に対峙する片寄の苦悩が、深く心を刺し、感動的。 ぱっと聴くと、ただの良質なポップアルバムだが、聴けば聴くほど切なくなる。カラフルな表紙の日記帳に綴られた、苦悩の日記。全編捨て曲なしの濃い一枚。~
・「哀愁あふれる一枚」
前身バンドのロッテンハッツ分裂後の1stアルバム(95年)。
・「マスターピース!」
理性を無くしてしまう。何にも通らずに、ハートへ直結してくる音楽がここにはある。もちろん、学生の頃の思い出なんかが輪をかけている。だけど、それよりも濃い音楽がここにはある。
清志郎が吹き込んだテイクに、知らずにオーバーダブされていた。ストリングスが入っていた。ドラムが入っていた。だから、清志郎が目指した音楽じゃなかったのかもしれないけれど、アレンジャーの星勝さんが理解してくれていた。なんたってホーンは、たまたま来日していたタワー・オブ・パワー!「スローバラード」は、このアルバムの最終曲だとたまらなくいい。「甲州街道はもう秋なのさ」の次に聴くと、たまらない。
間違ってもフォークではないし、ロックでもない。ソウルミュージックでもない。清志郎が、RCサクセションが、濃すぎる。
最後に、リンコさんの弾くチェロ(ウッドベース)が大好きです。リンコさんがRCに深みを与えてます。
・「女に裏切られた(と思い込んでいる)男の激白集」
初期の「怒りの清志郎」集。激烈な歌詞。同じような体験を持つ人は当分どっぷり嵌まるかもしれません。 メロディーは情緒豊かで美しいので、何度か聴くうちに頭の中でリフレインすることになるでしょう。これなしではいられなくなるかもしれません。 当時ヒモ以下の生活を送っていた清志郎が起死回生を目論見、渾身の思いでレコーディングした曲群。生々しい歌声、凛とした演奏。しかし、全く売れず間もなく廃盤に。後々まで清志郎のトラウマになっていたとは本人の弁(某ロック評論誌20000字インタビューより)。 報われない男の恨み節が、とても美しいメロディーに載せて、満身の力を込めて絞り出すように歌われ、聴く側の心臓を抉ります。覚悟を決めてから再生ボタンを押してください。 アルバムジャケットは臨床心理学で精神分析に実際に使われていた物の1枚で、それを模した裏面は当時の彼らの生活をそのまま再現したもの(某ロック評論誌20000字インタビューより)。因みに歌の内容には全く関係ありません。
・「シングルマン再発委員会」
かつて音楽評論家吉見佑子さんが中心となってこのアルバム「シングルマン」を再発売する運動があったことを知る人はどのくらいいるだろうか。契約の関係で正式にはクレジットされてないがホーンセクションはタワーオブパワーが参加していたり、ストリングスをニューヨークフィルがやっているこのアルバムはRCの東芝からポリドールへの移籍第一弾であったが大いに失敗した。RCは長い沈黙を続ける。清志郎は井上陽水の化け物ヒットの「心もよう」のシングルB面に「帰れない二人」を提供したことで何とか印税で食いつないでいた時期である。吉見さんは甲斐よしひろがパーソナリティーをしていたNHKFMの「サウンドストリート」に出て「今流行っているサザンのいとしのエリーよりもスローバラードだ」と言っていたことが記憶に今も残っている。
・「甲州街道はもう秋なのさ」
この頃の清志郎氏の詞とヴォーカルは本当に純粋です。青いところを全く隠していない潔さが胸を打ちます。
「甲州街道」「秋」「ハンドル」の3語だけで、情景、ひいては心象風景を描写し、「ぼくもうまっぴらだよ」「うそばっかり」といったすごくストレートな拒絶の言葉が、悲痛な声で繰り返されます。
アレンジももの悲しい。アコースティックギターとウッドベースが舗装道路や街路樹だとすれば、重厚で寂しいストリングスはどんより曇った空と秋の冷たい空気なのでしょう。
・「初期RCの最高傑作!」
せつない名曲が満載である。なんといっても「夜の散歩をしないかね」「うわの空」「甲州街道はもう秋なのさ」「ヒッピーに捧ぐ」そして永遠の名曲「スローバラード」である。当時の清志郎の書くメロディーは独特なもので他のアルバムとも一線を画している気がする。また、他の邦楽ミュージシャンと違い日本語を日本語の発音(巻き舌ではない)のままロックやR&Bのリズムに完璧に乗せることに成功しており、後の爆発の基礎もしっかりこのアルバムでこなしている。「スローバラード」という名曲の歌詞をしっかり読んで欲しい。
昨日は車の中で寝た、あの娘と手を繋いで。
市営グランドの駐車場、二人で毛布にくるまって。
カーラジオから「スローバラード」夜露が窓を包んで。
悪い予感のかけらもないさ。
あの娘の寝言を聴いたよ、確かに聴いたんだ・・。
僕ら、夢を観たのさ・・とっても良く似た夢を。
こんなに良い歌詞が他にあるだろうか?他のラブソングといわれる曲の歌詞が酷く幼稚で文学性のカケラもなく感じる・・。
ちなみにRCのレコードにしては録音がいいです。しかも最新リマスターだしね!
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