ゼノギアス PS one Books (詳細)
スクウェア
「思い出しました☆」「好きな人には‥」「ゲーム史上最高傑作の1つです。」「ありがとうゼノギアス」「哲学的なストーリーが素晴らしい。」
カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608)) (詳細)
福本 伸行(著)
「じゃんけんをここまで掘り下げた著者に脱帽」「この漫画は凄い。」「福本伸行の才能を知らしめた作品」「手に汗握る展開の連続。読み出したら止まりません。」「人生の裏表」
銀河英雄伝説 DVD-BOX SET1 (詳細)
堀川亮(俳優), 富山敬(俳優), 広中雅志(俳優), 佐々木望(俳優), 森功至(俳優), 若本規夫(俳優), 榊原良子(俳優), キートン山田(俳優), 田中芳樹(原著)
「10代~70代に薦められる懐の広さ(星5以上)」「星五つ以上の作品!」「私の人生のバイブルです。」「最高です。」「若い人に観てもらいたい作品です」
攻殻機動隊 (1) KCデラックス (詳細)
士郎 正宗(著)
「時間をかけてじっくり読みたい漫画」「すごい。」「世界設定を読む本」「情報の海へ」「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作」
七人の侍(2枚組)<普及版> (詳細)
黒澤明(監督), 三船敏郎;志村喬;稲葉義男;宮口精二;千秋実(俳優)
「世界映画史上に残る傑作がこの値段で買えるなら」「大切な日本語字幕」「字幕をONに」「七人の侍それぞれの個性があざやかに描かれているなあ」「米、クライテリオン版」
黒澤明 : THE MASTERWORKS 2 DVD BOXSET (詳細)
黒澤明(監督), 志村喬(俳優), 原節子(俳優), 三船敏郎(俳優), 仲代達矢(俳優), 田中邦衛(俳優), 杉村春子(俳優), 山田五十鈴(俳優), 藤田進(俳優)
「酔いどれ天使」「これも・・買うのか!」「怒涛の名作集」「椿三十朗」「泣く子も黙る黒澤作品群Ⅱ」
グッドフェローズ(1枚組) (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), ロバート・デ・ニーロ(俳優), レイ・リオッタ(俳優), ジョー・ペシ(俳優), ニコラス・ピレッジ(原著)
「デ・ニーロ主演マフィア映画としては最高傑作!」「慣れという恐ろしさ」「ギャング映画史上最高傑作中の大傑作!!!」
グレイテスト・ヒッツ (詳細)
シンディ・ローパー(アーティスト)
「あのすごすぎる高音の声がたまらない!!!」「かけがえのない作品です!」「★☆キラキラ・ベスト!」「シンディがグレーテストです!」「これも捨てがたい」
伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 (詳細)
塩屋翼(俳優), 田中秀幸(俳優), 白石冬美(俳優), 井上瑤(俳優), 戸田恵子(俳優), 矢立肇(原著), 富野由悠季(原著)
「富野アニメの最高峰!」「荒削りながらも至高の野心作」「やっと・・・・」「うかつに見るべからず、比類無きSFアニメ。」「紛れも無く、映画界の至宝」
機動戦士Zガンダム Part I ― メモリアルボックス版 (詳細)
富野由悠季(監督), 松岡美幸(俳優), 岡本麻弥(俳優), 島津冴子(俳優), 飛田展男(俳優), 古谷徹(俳優), 池田秀一(俳優)
「このシリアスさが好きです」「おもしろさが先に出てくる」「ガンダム 良いです」「アムロやシャアのカッコ悪さがまたたまんない。(笑)」「最高傑作。」
ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) (詳細)
ダン シモンズ(著), Dan Simmons(原著), 酒井 昭伸(翻訳)
「究極の傑作」「未来のカンタベリ物語みたい」「Multiple」「今世紀最高の傑作4部作」「まるで最上のコニャックのようなSF」
外交〈上〉 (詳細)
ヘンリー・A. キッシンジャー(著), Henry A. Kissinger(原著)
「20世紀米国外交の最高傑作」「比較の妙」「アメリカの優れた戦略家の歴史的思考を追う」「勢力均衡論のテキストとして」「歴史の推移への分析と共に政治哲学の書」
スプリガン (1) (小学館文庫 (みD-1)) (詳細)
たかしげ 宙, 皆川 亮二
「動き」
ろくでなしBLUES (Vol.42) (ジャンプ・コミックス) (詳細)
森田 まさのり(著)
「男らしさってこんなんかもしれないですね?」「完結」「感動のラスト!」「心に残る1冊です」「最終回なんて嫌!」
リマスター版 トップをねらえ! 《1年間期間限定商品》 (詳細)
窪岡俊之(監督), 森山雄治(監督), 大畑晃一(俳優), 田中公平(アーティスト), 日高のり子(出演・声の出演), 佐久間レイ(出演・声の出演), 若本規夫(出演・声の出演), 渕崎ゆり子(出演・声の出演), 勝生真沙子(出演・声の出演), 川村万梨阿(出演・声の出演), 大木民夫(出演・声の出演)
「青春が甦る」「これがあるからガイナックスがある」「何度観ても感動する。」「20世紀SFアニメの縮図」「奇跡は起きます…起こしてみせます!」
オセロ (角川文庫クラシックス) (詳細)
ウィリアム シェイクスピア(著), William Shakespeare(原著), 三神 勲(翻訳)
「人間の弱さを思い知らされる作品」
ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック (詳細)
ゲーム・ミュージック(アーティスト), ジョアンヌ・ホッグ(アーティスト), グレート・ボイセス・オブ・ブルガリア(アーティスト)
「時代を超えて愛され続ける作品です。」「語りつくせません!」「文句なしの名盤です」「いいね」「素晴らしいです」
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 (詳細)
ジャレド ダイアモンド(著), Jared Diamond(原著), 倉骨 彰(翻訳)
「もっと早く読めばよかった・・・」「圧倒される知の冒険」「文明発展の背景を解き明かす力作」「科学的な視点から」「すごい本」
ゴルゴ13 (1) (SPコミックス) (詳細)
さいとう たかを(著)
「全ての始まりはここにあります。」「若いG13」
博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (詳細)
スタンリー・キューブリック(監督), ピーター・セラーズ(俳優), ジョージ・C・スコット(俳優), スターリング・ヘイドン(俳優), キーナン・ウィン(俳優), スリム・ピケンズ(俳優)
「滑稽なのに、ゾッとしてしまいます!!」「キューブリックの最高傑作」「P.セラーズが喜劇俳優以上の実力を発揮した名作」「最高傑作」「このタイトルが映画の中身と微妙にずれている気がするが」
地獄の黙示録 特別完全版 (詳細)
フランシス・F・コッポラ(監督), マーロン・ブランド(俳優), マーティン・シーン(俳優), ハリソン・フォード(俳優), デニス・ホッパー(俳優)
「混乱と狂気のドキュメンタリー」「狂気の美しさ」「フランシス・F・コッポラ、巨匠の貫禄」「一番好きな戦争映画」「20年来の謎がエンターテイメントで解き明かされる!」
タクシードライバー スペシャル・エディション(2枚組) (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), ロバート・デ・ニーロ.シビル・シェパード.ジョディ・フォスター(俳優)
「この映画は私にとって、永遠不滅の一本です」「トラヴィスの孤独感」「オールタイムベスト。1年早かったパンク。」「日本語吹替え!」「これはコメヂィーなのかもしれない、、、」
花の慶次―雲のかなたに (第15巻) (Tokuma comics) (詳細)
隆 慶一郎, 原 哲夫
「慶次、最後の大傾き!」
● お勧め!漫画
● 試し漫画3
● 明治を考える
● CDっていうお宝
● 医学史
● 今一度手にすることで、得ることの叶う感動があるかもしれない...。 【The Greatest Games 2000】
● 好きなゲーム
・「思い出しました☆」
ゼノギアス…小学生だった私がPSを買ってから初めてやったRPGでした。周りの友達といつも誰が一番早く全クリするか当時は競ってたんですが、私以外みんな途中で話がよくわからないって理由でやめてました(笑)今考えれば、小学生なので当然かもしれません。しかし、他の方々も書いていらっしゃいますが、この作品はストーリーと音楽が本当にいい!2周目にやっといろいろ理解できるようになり、小学生は感動しました(笑)昔ほど今はゲームをしませんが、数あるゲームの中でこれを超えるほどおもしろいと感じたものはありません。
・「好きな人には‥」
一生心に残るゲームだと思います。知れば知るほど奥深いストーリーにのめり込んで行くこと間違いなしの作品。それにプラスして楽しい戦闘、すばらしい音楽、ストーリーにも関係してくるサブイベントなど個人的には悪い要素がまったくない作品でした。ディスク2の構成が気に入らないと言う方もいますが、私はディスク1の伏線を回収していく形の一つだと解釈したのでまったく気になりませんでした。これからもプレイした方々の心に残っていく作品だと思います。
・「ゲーム史上最高傑作の1つです。」
練りこまれた壮大なストーリー、魅力的なキャラクター、荘厳で美しい音楽。ゲーム中にセーブに関することまで物語の一つにまでしてしまう作りは圧巻です。操作性、Disc2枚組みで2枚目冒頭など問題は多々ありますが、それを補って余りある内容だと思います。ゲーム終了後、問題点で多少憤慨しますが、数日経ちBGMだけ聞くだけで再感動できます。
・「ありがとうゼノギアス」
一言で言えば「今後二度と現れないであろう最高の神ゲー」。特筆すべきはシナリオ。ずば抜けている。伏線を回収するテクニックが秀逸。このゲームはよくDISC2がやりだまにあげられるがDISC2はむしろ余計な部分を削り取ってこのゲームの最高の長所であるシナリオを見せることだけに特化したという点で私はむしろ評価している。他にも魅力あるキャラクター。一風変わった戦闘システムなどいい点を上げればきりがない。
私の人生の中では間違いなく最高の作品です。プレイしたことない方は是非!
ありがとうゼノギアス。
・「哲学的なストーリーが素晴らしい。」
いかにもアニメチックな画像で拒否反応を起こす人もいると思うが、凄い作品です。自分が何者なのかというアイデンティティ探求の話だが、全体的にやや暗めの非常にミステリアスな雰囲気の中でストーリーが進行し、終盤に至ってほとんど哲学的なまでの展開を見せる。あまりの物凄さに、最後まで終わった後も作中世界から抜けだせず、しばらくぼうっとしていた。ストーリーだけでいうと、今までやったRPGの中で間違いなく最高傑作。
・「じゃんけんをここまで掘り下げた著者に脱帽」
清涼院流水氏の「全日本じゃんけんトーナメント」の後書きで始めて知って読み始めた作品。しかしこれがまた面白い「じゃんけん」で ここまで話がかけて、かつ盛り上げる事が可能だったとは・・・主人公のカイジはギャンブルが止められず、多大な借金を抱えているダメ人間極限状態に追い込まれた彼が一世一代のギャンブル勝負を始める・・・って感じのスタートですが主催者側や他の参加者との様々な駆け引きまた次々と出される特殊ルールのギャンブルと見所は多い。
・「この漫画は凄い。」
1〜5巻が最初の物語。ギャンブルを題材にした漫画だが、普通のギャンブル漫画では決してない。この漫画は人生そのものを描いている。既存のギャンブルではないというところが面白い。ルールの曖昧さがいろんな知略を挟む余地を残している。ずる賢い人間にとっては願ったり叶ったり。現実社会も公平というのはあくまで建前で、資本主義の社会ではずる賢い人間が勝ち残っている。ある分野では、このずる賢さが「工夫」とか「努力」とか呼ばれ、もてはやされている。勝つためには人を出し抜かなければならない。勝つためには仲間を作ることが重要。仲間の結束力は一人では不可能なことを可能にし、戦略の可能性を広げる。しかし時には自分が助かるために仲間さえ騙すのだ。本当に生死がかかった時、信頼というやつがいかに虚しい希望か思い知らされる。利害の一致のみが信頼に足る唯一の根拠。感謝や情なんてものは自らの生死が迫った時には最初に切り捨てられる。しかし一時の利益を優先して仲間を裏切れば最低限の信用すら得られなくなる。仲間になってくれるものはいなくなり、カモる側からカモられる側になる。騙された者は相手を「卑怯」となじり、騙した者は「負け犬の遠吠え」と一蹴する。さっきまで「負け犬の遠吠え」と言っていた者が、立場が違えば「卑怯」と宣う(のたまう)。騙され続けた者は、疑心暗鬼にかられ、騙すのが困難になる。更に騙すためにはより巧妙なトリックを使い、安心させてから地獄に突き落とさなければならない。騙し合いの世界では、相手の考えをコントロールした者が勝つ。騙そうと企む者も、その騙そうという意図がバレた時点で騙される側の人間になる。未知の人物こそ一番厄介な相手。騙し合いの世界では、情報が武器となり、軽率な行動が命取りになる。しかし死を恐れて一歩を踏み出せないものは結局は死ぬ。何度希望が失望に変わっても絶望の淵に追い込まれても一縷の望みにかける勇気が活路を見出す。ここまでの絶望はあるかというほど主人公を徹底的に絶望の底まで追い込んで...。この漫画は凄い。
・「福本伸行の才能を知らしめた作品」
今まで質の高いギャンブル漫画を多く描いてきた著者だが、麻雀を取り扱ったものが多く今ひとつマイナーな印象を捨て切れなかったように思う。しかしこの「カイジ」は違う。のっけからテーマが「ジャンケン」である。誰もが経験してきた普遍的なテーマに、福本氏の持ち味である先の先を見越した、読者の一歩も二歩も先を行く設定が合わさり、とんでもなく奥の深い「ジャンケン」が生まれている。こんなものをテーマにしてよくここまでのストーリーを描けるなと思う。1000万を賭けたジャンケン勝負は福本氏お得意の人間の欲望、騙し合いをあらわにする事により独特の空気感を持って進んでいく。伏線の張り方も見事で、この「限定ジャンケン」編だけは悔しいがケチのつけようがない。そりゃあ人気も出るさ。
・「手に汗握る展開の連続。読み出したら止まりません。」
ギリギリの状況下での戦い、そこから突破口を見出す奇抜な発想、絶妙な駆け引き、予期せぬアクシデント…これらの連続で心臓に悪いくらい読んでいてハラハラします。それを更に盛り上げるのが、作者の卓越した心理描写力。人間の本性なるものを見事に表現しています。漫画史に名を刻むべき傑作です。
・「人生の裏表」
伊藤開司、彼は友人の借金の連帯保証責任を問われていた。しかし貧乏な彼にそんな金を払えるはずもなく、勝てば借金を帳消しにしてくれるというギャンブルに挑むため、彼の運命を握る「希望の船」に乗り込んで行く。そしてそこで彼を待ち受けていたものとは、、、。人間の本質的要素、心の光と影、人間関係の軟弱性など人間の心を正面から描き出した傑作。心に響く作品である。
・「10代~70代に薦められる懐の広さ(星5以上)」
この「銀河英雄伝説」は、10代の子供が見ても自然だし、70代のお年寄りがみても全く不思議は無いと思う。40~70代の人で、吉川栄治や司馬遼太郎の作品が大好きという人は非常に多い。たとえば、吉川栄治の「三国志」は600万部以上売れた、おそらくは東洋最高ともいえる古典文学だと思うのですが、銀河英雄伝説の世界設定(歴史設定も含めた)は三国志に引けをとらない。むしろ、その創造性の豊かさは遥かに勝るといえます。私自身、日本文学や西洋文学、漫画も大好きで、読書総数5000冊は下りませんが、他を凌駕圧倒しています。
私自身は20代ですが、これほどの圧倒的スケールの大長編を国内外を問わず、知りません。まさに皆さんが「スペース・オペラ」というとおりだと思います。アニメとしても、「ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」といった国民的アニメの純粋な「手に汗握る面白さ」も兼ね備えています。まして、人にもよりますが、芸術としてみた場合、「スターウォーズ」など比肩も出来ないと思ってしまう。民主主義の脆さも胸に響くものがあった。
人類のうち人口比400億対90万人になっても民主共和制の旗を降ろさず、宇宙の一隅で自由惑星同盟の国歌を楽しげに斉唱する姿は、選挙民である大人であるからこそ、泣けます。そして、最高の独裁国家と最悪の民主国家のどちらが優れているか?その答えは、「主演」が最後に遺した一言に込められていると思う。
BGMはクラシックが殆どで、この重厚精緻な内容に華を添える。おそらく、クラシックでなければこの内容に歯が立たず、興を殺ぐだけの無用の長物に成り果てたと思います。
このとおり、歴史小説として、また、「アニメ」として、スペースオペラ的芸術として、年代を問わず楽しめる最高傑作として一点の曇りなく購入をお奨めできます。この壮大な人類未来史を見られることこそ、自由民主主義世界の特権かもしれません。
・「星五つ以上の作品!」
まさに大河ドラマといえましょう。この作品に共鳴する点は、まず「人の営みは変わらない」ということでしょう。それは端的に表現すれば、「戦争」「信頼」「祖国」「自由」などでしょうか。また、大人の我々がついはまってしまうテーマとして「腐敗した民主政治」「清廉潔白な独裁政治」が見事に描かれています。そのなかで、個々のヒーローがおり、その生き方や信条などが見る人を引き付けているとおもいます。そのなかには「キルヒアイス」が生きていれば・・・とか、「ヤン・ウエンリーがラインハルトの旗艦:ブリュンヒルトに最後の砲撃をしていれば・・・」等、よもやま話の話題はつきません。個人的には「鉄壁ミューラー」や「シュワルツ・ランツェンレイター」ビッテンフェルトの帝国軍に肩入れしてしまいますが、銀河は統一できず、「自由の惑星」イゼルローン要塞が残ったことは自由の為に戦った人々の勝利として大変共感しました。全ての巻を買い、おそらく生涯手放さず見ていく作品と断言できます。老後の楽しみにもなるでしょう。
・「私の人生のバイブルです。」
銀河英雄伝説は、私の人生のバイブルです。多くの方がレビューで書かれていますが、この作品は、アニメDVDを見る前に、小説を読まれることをお勧めします。新書版10巻にわたるこのスペースオペラは、䊊一言では、語りつくせない多くのものが描かれています。非常に多くの視点・観点からこの物語を感じ取ることができるのです。
数多く登場する人物、一人ひとりの生い立ちや考え方、生き方に共感するもよし。腐敗した民主政治と清潔な独裁政治という政治的の観点からみるもよし。戦略・戦術・戦闘の場面におけるヤンやラインハルトの考え方を、論理学的手法で思考するもよし。
そして、この作品の登場人物やエピソード、この作品に流れるテーマの中から、
自分の人生を歩むためのエキスを搾り取ることができるのです。
私は、この小説を、10回以上読みましたがビデオは、5回以上最後まで視聴しました。そして、日々の生活や、仕事、人との関わりに生かしています。
DVDは、じっくりと噛みしめるように、仕事のない休日にみています。幸せな日々です。
・「最高です。」
やはりこのシリーズは何度みても最高です。政治や思想、欲望や策略、戦争、戦略、知略、大人も楽しめる奥深さがなんとも言えません。自由惑星同盟と銀河帝国のそれぞれにそれぞれの特徴ある登場人物の人間臭さが他のアニメにはないと思いますし、参加されている声優さんの数も他に類をみない声優さんの人数になっています。私はビデオは全シリーズ既に7回位見ていますが、画質が次第に劣化していくのがなんとも悲しかったのですが、今回はビデオで発売された時の背景や細部がレタッチされており、更に綺麗な世界を満喫できます。DVDでの発売は夢の様な話でした。物語の奥深さに加え、DVDでの高画質、高音質は保存用としてもビデオとは段違いです。更に罰当たりな欲を出せばもう少し安価だと助かるな~と思います。
・「若い人に観てもらいたい作品です」
活字嫌いだった高校時代、(授業中にひっそり)何の苦労もなく読破できた、まさに「青春の書」でした。(大好きなキャラクターの相次ぐ壮絶な最期に(教室で)涙してしまい、周囲に驚かれたことも。。。)他の宇宙戦闘アニメにはない、緻密なキャラクター構成の把握がアニメを一層楽しめる要素となりますので、まずは小説を読破することをお勧めします。
この作品を観ると、「選挙の投票には必ず行かなくては」という気になってきます。将来の日本に不安を持っている若い人に是非観てもらいたい作品ですね。
・「時間をかけてじっくり読みたい漫画」
映画になった、功殻機動隊 GHOST IN THE SHELL、イノセンス、の原作となった漫画です。欄外に注記が満載されていて、ちょっと読みづらく感じますが、非常に読み応えのある漫画です。最近の漫画は、絵の占める割合が非常に多く、10分ほどで単行本1冊読めてしまうことも多いですが、この本は結構長い時間楽しめます。読み終わった後に、感慨にふけってしまうこともあります。 難解な漫画という評価を受けることが多いですが、それは10年以上前の話で、現在ならばさほど難解とは感じないのではないでしょうか。世の中がやっと士郎正宗氏の感覚を理解できるようになってきたということなのかもしれません。SFが好きな方ならば、楽しめると思います。 話が少し脱線しますが、映画をご覧になった方は、きっと映画は、漫画のこの部分を使ったんだなどと気づく点も多いと思います。個人的な意見ですが、映画を楽しむつもりなら、この原作は映画鑑賞後に読むことをお勧めします。映画のオチがわかってしまうので映画の楽しみが減少します。私は、映画(イノセンス)のはじめの方にオチがわかってしまい、映画が今ひとつと感じてしまいました。
・「すごい。」
映像化によって有名になりましたが、作者の描く緻密で綿密な世界観は他に類を見ません。それでいてエンターテイメント性を失っていないのはやはり驚嘆です。 こった漫画を読んでみたいという方、そしてもちろん映像で存在をしった9課のファンの方、必読です。
・「世界設定を読む本」
犯罪を取り締まる公安9課の活躍を描いた漫画。サイバーパンク・サイボーグ活劇といった感じです。
漫画の内容と脚注、最低2回は読まないと完全に理解できません。内容もさることながら、その世界観は圧巻です。緻密な近未来世界の設定は、何年たっても新鮮です。
映画やアニメがありますが、まずは漫画を一読することをオススメします。
・「情報の海へ」
ご存知、押井守監督作品「GHOST IN THE SHELL」の原作。
こちらのほうがアニメーション作品よりも明るいノリです。私はどちらかというと原作ファンです。
脳と脊髄以外は全身サイボーグ化した女性、草薙素子(クサナギ・モトコ)の活躍を描くアクション&サイバー漫画。コンピュータ技術が高度に発達した未来の日本を舞台に、犯罪の芽を潰すべく、素子とその仲間たちが電脳ネットワークを駆使して戦います。
やがて凄腕ハッカー、「人形使い」(字が違ったかナ?)が素子の前に現れます。元々はAIというか人間にプログラムされた存在なのですが、なんと「彼」は、自分を「情報の海で生まれた生命体」であると主張します。一度は姿を消した人形使い。しかし彼はあるとき再び素子の前に現れ、ある申し出をします。その申し出とは・・・?
高性能サイボーグであり、高度な情報ネットワークと戦闘能力を持つプロフェッショナルである素子。しかし自信の一方では、アイデンティティの揺らぎを感じることもある彼女。人形使いとの接触は、彼女を新たなるステージへと導きます。
そのうち続編も出版されるようです(時期未定)。ちなみに同じく士郎正宗の代表作「アップルシード」は、時代的には、この「攻殻機動隊」のさらに未来のお話になります。
士郎正宗さんの漫画はウンチクがいっぱい・説明もいっぱい。ガン&アクションの痛快マンガである一方、けっこう社会派だったりもします。読み込むほどに理解の深まる、一粒で何度も美味しい世界!
男性諸氏には、魅力的な女性キャラも嬉しいところでしょう。
・「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作」
本作は士郎正宗の代表作の一つですが、テレビアニメシリーズのスタンド・アローン・コンプレックスから攻殻世界に入った人にとってはかなり戸惑うであろう内容でもあります。少佐の「やなこった へへーん」なんて言う80年代的なヒロイン像はアニメ版の少佐とはもはや別人とさえ言えます。(ただしこういったヒロインが士郎作品の特徴でもあるのですが)
しかし、この作品で本当に特筆されるべきはその独特の世界観(宇宙観)でしょう。ネットワークが普遍的になった世界における自我や自己の存在といったテーマはサイバーパンク系にはありがちですが、攻殻においては「ゴースト」という「ケストラー思想 + ある種のオカルティズム」といったまさに士郎節全開の独特の解釈をしています。この生命(開放系)の熱力学に抗う性質や下の階層の量子的揺らぎが上位の動脈硬化を防ぐといった考えは決して科学ではなく、むしろオカルトや疑似科学といったものに近いのですがこれこそこの漫画の肝というべきものです。
この設定を色濃く残し映像化したのが押井監督の劇場版、この設定を薄くして刑事ドラマ色を強めたのが神山監督のテレビシリーズです。
なおこの漫画は非常に解りにくいので、他の方も書かれている様に最低2度は読むことをお勧めします。
・「世界映画史上に残る傑作がこの値段で買えるなら」
絶対に買いです。私は以前の8400円のDVDを買いましたが後悔はしていません。それよりも世界中の映画人が教科書と崇めているこの傑作が5000円前後で買えるようになったことで多くの人たちに見てもらえることが単純に嬉しい。邦画のDVDの価格を下げるのは難しいと思うが、2枚組みでこの値段なら通常の新作を2本我慢すれば買えてしまいます。買って見ていただければ面白さは保証付きです。七人の侍や四人の百姓の性格の描き方、侍集めのエピソード、後半の大迫力の合戦シーン。このような優れたオリジナル脚本を書ける映画人は残念なことに今や皆無になってしまっている。製作費を何十億費やそうとも、スター俳優を集めようとも、こんな映画は二度と出来まい。
・「大切な日本語字幕」
初めて映画を観ました。というか、かなり昔テレビで観ましたが、カットされていたと思いますので全編ノーカットで観たのは初めてと言っていいでしょう。凄かったですねぇこれは。あんな画面を作れる人はもう現存していないでしょうね。俳優も凄いわ。こういう映画を観たら今の映画やTVドラマなんて学芸会の域を超えていないとはっきり判ってしまうでしょう。買って良かったなぁ。 ただ、かなり音が劣化しているので、「設定」画面で日本語字幕を選択して観たほうが農民や野武士達のセリフも判って良いと思います。これがあるだけで、かなり初めて観る方には(私も含めて)物語が詳しく理解できる大きな特典だと思います。僕なんか1枚目見終わった時点でようやく気が付いてしまって・・・改めて見直しちゃいました。 後、7人の侍のうち4人が亡くなりますが、全員鉄砲(種子島)であっけなく撃たれてしまうということは何か意味があるのでしょうかね。何か黒澤監督の拘りがあるようで・・・。次の「用心棒」でもピストルが出てくるし・・・。刀対拳銃も描きたかった?まさかなぁ。
・「字幕をONに」
古い日本映画でも、特に「七人の侍」は音声の劣化が激しく、はっきり喋る志村喬などはいいのですが野武士の親玉なんか何言ってるか全然わからないので、「七人の侍」という映画はそれだけが唯一の問題で、劇場やTV放送で見るとどーしようもない(とまではいかないか)のですが、DVDには日本語字幕が表示できるという機能がついていまして、この機能がある日本語映画DVDの中でも最もそれが役立つ作品がこの「七人の侍」だと思いますので、私はTV放送を録画したビデオはありましたが数年前に八千四百円のDVDを買っていますけれど、それを持っていない方は、普及版が出たということで、レンタルでもいいですが絶対また見たくなるでしょうから、買うべきDVDですよね☆
・「七人の侍それぞれの個性があざやかに描かれているなあ」
疾風迅雷、ダイナミックな画面の強さもさることながら、七人の侍のキャラが立っていて、それぞれの個性があざやかに描かれていたところがよかった。 志村 喬の勘兵衛、三船敏郎の菊千代、木村 功の勝四郎、宮口精二の久蔵、千秋 実の平八、稲葉義男の五郎兵衛、加東大介の七郎次。 勘兵衛が、風を切るように家の中に走り込むシーン。悪酔いした菊千代が、偽の家系図を追って宿場の中を駆け巡るシーン。久蔵が、一騎打ちの決闘で相手を斬るシーン。七郎次が、勘兵衛の良き女房役として繕い物をするシーン。などなど、彼ら七人の侍たちそれぞれのエピソードが、とても魅力的なんですね。 なかでも好きなキャラは、菊千代と久蔵のふたり。無鉄砲でやんちゃな菊千代の「動」と、剣に生きる男・久蔵の「静」。三船敏郎、宮口精二の演技が、実に見ごたえがありました。
・「米、クライテリオン版」
実は、日本版DVDは所蔵していません。アメリカのクライテリオン社発行の「SEVEN SAMURAI」を購入してみています。残念ながら、この日本版には以前からかなり不満がありました。それは10数年前にLDを購入した時から疑問に思っていたものです。HDマスターで可能な限り高品位の映像と謳っていましたが、その画質はいかにもビデオ映画の映像で、私が映画館で観た「七人の侍」とは明らかな別物に思えたからです。 以降、米国クライテリオン社製のLDのCAV版、DVD版、DVDリマスター版と購入してきましたが、現行で考えられる最高の画質でこの傑作を楽しめます。確かにオリジナルのネガの状態は良いとはいえませんが、それは日本版も同じ。しかし、そこに映し出される映像は紛れも無く映画「七人の侍」そのものです。 これからもし、Blu−ray版を出すのであれば、東宝さんはクライテリオン版のマスターを購入してください。ぜひお願いします。
●黒澤明 : THE MASTERWORKS 2 DVD BOXSET
・「酔いどれ天使」
何といっても『酔いどれ天使』がいいですね。最初は黒澤・三船コンビの初の作品ということで観てみたのですが、いざ観おわってみると志村さんが演じていた真田に強く惹かれるものがありました。いい台詞も沢山言ってるし呑んだくれで口も悪いんだけど根はとても良い人なんですよね。好きなシーンを挙げると松永のために新鮮な卵を買う所です。真田の優しさが垣間見えるいいシーンですよね。後は最後辺りに言う台詞も良かったなぁ。何か心にぐっと来るものが有りましたしね。黒澤監督の作品でこの作品を越えるものは自分の中では正直無いです。それ位好きな作品です。皆さんも是非一度観てみてください。
・「これも・・買うのか!」
BOX1、BOX3に次いで個人的には優先度3番目の本BOXですが、でも買うことになりそうです。用心棒、椿三十郎という何度見ても興奮の傑作2本に加え、影武者の特典映像などちょっと気になっています。勝新もクロサワもなくなったことだし、ちょっとでいいから勝新の武田信玄の演技が見てみたい・・・。関連映像、入ってないかなぁ。(勝新がやったらほんとにすごい映画になった気がするんだけど、どうでしょう?しかし信玄が勝新で勝頼がショーケンとは、なんという不良父子!!!)
・「怒涛の名作集」
いまさら黒澤作品の凄さを語る必要はないでしょうが、このBox2は中でも期待大です!。
まさにエンターテイメントと様式美が一体となった「三十朗シリーズ」は、「モノクロで古臭そう」と敬遠しがちな若い世代の人達(自分もその内の様に思ってますが)にこそ、是非、観て頂きたいです!。
この強烈な面白さ、豪快さ、美しさは、ハリウッド映画に浸った今でも、永遠に色褪せません!。
そして、戦後間もなくに創られた「野良犬」の極上の出来映え!。
かのヴァーホーヴェン監督が「トータルリコール」で実現した「ワンシーン・ワンシチュエーション(シーン毎にセットや舞台が違う)」は、この「野良犬」へのオマージュ、と言われています。圧倒的な素材量(Film量はハンパじゃなかったでしょう)!支えられ、強烈なサスペンスが展開される、その妙技!
犯人を割り出し追い詰めるラストの怒涛の緊迫感!戦後日本の荒涼感と復興の兆しを伝える記録映画的な役割もあると思います。
三船のギラギラした強烈な存在感にして、黒澤監督が「これぞ俺の写真だ!」と言わしめた「酔いどれ天使」など、その他も素晴らしいこのBoxセット。ファンだけでなく、絶対のお勧めです。
・「椿三十朗」
私にとって黒澤の最高傑作は「椿三十朗」である。それがようやくDVDとして発売され、喜ばしい限りだ。
ストーリー展開、自然で迫力のある殺陣、三船のかっこよさ。そして衝撃の・・・。あえて内容にはふれない。ふれてもこの面白さは伝わらない。
この作品を見ないことは罪である。
初めてみる人は字幕を入れることをお勧めする。
昔の映画ゆえ、音声が聞き取りにくい上に「八州回り」など聞き慣れない言葉もでてくるからだ。
とにかくベストな状態で楽しんで欲しい珠玉の一本である。
・「泣く子も黙る黒澤作品群Ⅱ」
特質すべきは『用心棒』と『椿三十郎』。黒澤作品唯一の連作(しかし話は独立したもの)。とにかく、面白い。脂の乗った時期の娯楽傑作。その他、ヒューマン作品が連なっているが『どですかでん』は後期の異色作。人間のエゴを巧みに描いて秀晩。『影武者』は色々あったけどプロデューサーがコッポラとルーカス!!
・「デ・ニーロ主演マフィア映画としては最高傑作!」
誰よりもニューヨークを愛すデ・ニーロの魅力たっぷりの今作ですが、監督はイタリア人。キャスト陣の多くもイタリア系アメリカ人ということで、ニューヨーク出身が多いですね。その中でも、デ・ニーロのマフィア映画にこの人ありといわれているジョン・ぺシが特に良かったです。デ・ニーロと同い年で大の仲良しである2人は、10年前の1980年リリース「レイジング・ブル」で共演し、この時はデ・ニーロが初めて主演男優として初めてオスカーを受賞したんですが、助演男優賞にノミネートされたジョン・ぺシの名演技がデ・ニーロを盛り立てたことは言うまでもありません。
そして、今作ではジョン・ペシがアカデミー助演男優賞に輝き、それに対してデ・ニーロが自分のことのように喜んだのは記憶に新しい。ファンであれば、2人の共演をまた観たいですよね。
音楽もトニー・ベネット、ディーン・マーチンといったデ・ニーロお気に入りの歌がテンコ盛りです。
レイ・オッタは個性があっていい役者だと思うのですが、その後もイマイチパッとしないね。
マフィア、ニューヨーク、デ・ニーロと並んだキーワードで選ぶなら、この作品が最高でしょう。
・「慣れという恐ろしさ」
暴力ふるいながらにやついているジョー・ぺシ それを見ながら笑っているレイ・リオッタが怖かった。そしてなにより、最初は結婚してレイ・リオッタの職業に抵抗的だった妻役のロレイン・ブラッコが映画に進むにつれて、一緒になって麻薬などの犯罪に手を染めている姿もある意味怖かったです。慣れるというのは怖いと改めて感じました。
・「ギャング映画史上最高傑作中の大傑作!!!」
間違いなくマーティン・スコセッシ監督作品の中でもダントツNo.1、傑作中の傑作です!
デ・ニーロ、ジョー・ペシ、レイ・リオッタ、ポール・ソルヴィノ、フランク・ヴィンセントといったキャスティングも然ることながら劇中に流れる数々のベストマッチな選曲は追い打ちを掛けるようにこのタイミングしかない!といった具合に流れてくる。
さらに、一つ一つの細部にまでこだわったカットも、それだけで映画というのはものすごく細かいところにまで神経を注ぐことによって名作か否かの分かれ道になるといったお手本のような映画。『マトリックス・シリーズ』の監督・ウォシャウスキー兄弟もこの映画に多大なる影響を受け、そしてフランク・ダラボン監督も『ショーシャンクの空に』を撮影中に何度もこの映画を観て感情を高めたそうです。
これに比べれば他のギャングやマフィアといった映画はオレには「???」です(笑)まだ観ていない方は是非ご覧くださいませ。
・「あのすごすぎる高音の声がたまらない!!!」
まず、シンディはデビューの頃からの大ファンです(^-^)中学・高校の頃すごく好きでいつも聞いていました♪夜中にやっている某番組を目をこすりつつ観ていたのを、今でも覚えています。。。。あのカラフルな服装・・・プロモーションビデオもめちゃ面白かった。。。。30歳代の方なら、あの金切り声は忘れられないはず?!けれど、なぜか、懐かしいというよりも、心地よい声に聞こえるのは、年を重ねた証拠なのかもしれません。。。。ベスト版なので、初期の頃の声と、大人っぽくなっていくシンディの高音の声を、是非聞き比べていただきたいです♪ポップな曲が多いので、楽しい気分でノリノリ★になること間違いなしの太鼓判!です(^-^)
・「かけがえのない作品です!」
シンディの抜群の歌唱力と多彩な表現力が見事に集約された、最高の作品です!「Time After Time」や「True Colors」は今でも色あせることのない名曲です。「Girls Just Wanna Have Fun」は2バージョンあり、彼女の表現の多様性に驚かされます。他の曲も全てが心に響くと思います。初めて聴いた時は、1曲目の「I'm Gonna Be Strong」からいきなり鳥肌が立ち、涙があふれそうになりました。私事ですが、このCDが発売されたのは私の大学受験時代で、受験勉強しながら一年間ずーっとひたすらこのCDを聴いていました。多分1000回以上聴いたと思います。それでも飽きるどころかいつも励まされました。特に日本版の本作品には、あの無邪気な笑顔の裏にある苦悩や勇気を教えてくれる解説も収められており、彼女をより良く知る一助となると思います。あまりに何度も聴いたり解説や歌詞を読んだりしてぼろぼろになったため、保存用にもう一枚買ったりもしました。友人へのプレゼントにしたこともあります。それくらい私にとってかけがえのない作品なので、一人でも多くの方にお勧めしたいです。
・「★☆キラキラ・ベスト!」
80年代を代表する女性シンガー、シンディ・ローパーのベスト・アルバム。本当に素晴らしく、そして彼女らしい曲ばかりでとても心に響くものがあります。
#2や#13、#15のような可愛らしいアップ・テンポな曲も、#4や#6、#8のような美しいバラードまでシンディ色にしてしまう彼女の歌唱力はさすがです。
さまざまな苦難を乗り越えてきたシンディの書く曲と詞に、勇気をもらうはずです。スピーカーの向こうから『元気を出して』と歌いかけてくれる彼女、この1枚にはそんなシンディの魅力がたくさん詰め込まれています。
・「シンディがグレーテストです!」
シンディのベスト盤です。特に聴きものは、ヘイナウではないでしょうか。この曲はガールズジャストワナハヴファンのレゲエヴァージョンです。オリジナルはもちろん最高に楽しい曲なのですが、このレゲエヴァージョンもゆったりしたなかにうねりを感じる楽しい曲だと思います。その他にもオリジナルアルバム未収録の曲が入っているので、オリジナルアルバムを全て持っていても買う価値は十分にあると思います。
・「これも捨てがたい」
個人的にはベスト盤というものは好きでないのでありますが、「She's So Unusual」プラスアルファの魅力がこれには詰まっております。「She's So Unusual」が異常にいい出来に仕上がってしまったのでその後続が苦戦しましたが、「She's So Unusual」のエッセンスにその後続の中から珠玉の名作を追加したものと考えれば、それはもうなかなかのものに違いないのは説明するまでもないでしょう。この人の魅力は何といっても高音のシンディ・ヴォイス・ワールドがなんともいえませんわ。
・「富野アニメの最高峰!」
これは「人の業」を描いた物語です。
・「荒削りながらも至高の野心作」
「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督がガンダム続いて放ったTVアニメ「伝説巨人イデオン」の真の完結篇を描いたのが本作。
TV版ガンダムに続いて打ち切りで終わってしまった無念を晴らすが如くキャラクターデザイン湖川友謙氏がほとんどの原画を担当したという入魂の作画、豪快な演出、丁寧な撮影による鮮やかな映像、「ドラゴンクエスト」でもおなじみすぎやまこういち氏作曲の壮大なオーケストラ曲に乗せてイデオン&ソロシップvs何十万機というバッフクラン艦隊との最後の殲滅戦が幕を開けます。
完結編の『発動篇』が劇場版でリリースという稀な形になったため、作品紹介を兼ねて新作カットを多数追加した総集編の『接触篇』も同時公開されましたが、展開が速すぎてダイジェスト程度にしか感じられません。やはり、この作品はイデオンの完結編のためTVシリーズ全39話視聴が必須になると思います。
分かり合えない人の業の有様をアニメという媒体で惜しげもなく描いた点は早すぎた傑作と言えるでしょう。アニメーションの作画自体がやや古めかしい印象は拭えませんが、女、子どもまでも区別無く、戦場を舞台に次々と倒れていく壮絶な修羅場の勢いと生き様は当時の『たかがアニメ』という印象を完全に粉砕してくれます。
人の業を超えうる善き魂への輪廻を壮大なスケールで描いた本作はまさに必見。ニュータイプ論に始まった富野思想の核心を伝える荒削りの野心作に乾杯!
・「やっと・・・・」
やっと、買える時が来ました。この作品とガンダムT、U、V(無論オリジナル音源)のDVDが発売されれば、10年前のLDとおさらば出来ます。発動篇のキャラたちの数々の名台詞、死と混乱へと向かう人たちの憎しみの描写、そしてあっけなく死んで行くシェリル、カララ、ハタリら主要人物たち(特にアーシュラの最後には衝撃的)。未だこの作品のダイナミックさを超えた作品は存在してないと断言します。「みんな星になってしまえ!」「やってみなければわからんよ。我々はまだ存在しているのだからな!!」「私はお前を女として育てた覚えはない!!」「巨人めー!!死なば諸共!!」「馬鹿な・・・、俺はまだ何もやっちゃいないんだぞ・・・」等の印象的なセリフ。メカ描写も半端じゃ有りません。荷粒子砲そのもののガンドロワ、半分消し飛んでも大丈夫なバイラル・ジン、異質文化の象徴の重機動メカ(特にザンザ・ルブやバルメ・ブラムザンは劇場オリジナルですが最高にカックイイ!!)、そしてやっぱしイデオンの全方位ミサイル。昭和40年代生まれの現在のアダルトチルドレンに、以後のアニメをガンダムかイデオンのどちらかとしか比較出来ない様にした名作です!!
・「うかつに見るべからず、比類無きSFアニメ。」
ガンダムで養われたリアル志向では到底理解できない、スポンサーの期待を裏切るネガティブパワー全開、富野監督渾身の超ハードアニメ。 湖川氏のキャラクターも、視聴者の感情移入を自ら避けているとしか思えないアメリカンコミック風。 「接触篇」がTV版の代わりのように扱われているが信用してはいけない。 放送が打ち切りに成る程に難解な物語が、更に説明不足を増加している。 初めて見る者には、善悪も、たぶん誰が主人公なのかも解らない。 しかし、TV版を完全マスターした者にとっての「発動篇」は、驚愕の世界。 緊張感の途切れぬ演出は泣く暇を与えず、彫刻的作画は史上最高の美麗さ。 正にアニメーターの無限エネルギー暴走状態で、カララ、ハルルの姉妹がどんどん美しく変貌していく。 旧タツノコ系リアル描写を越える、力強い線画とベタな彩色に圧倒される。 100Mを越える巨神に対抗するのは、2人乗りの軽量白兵戦メカという対比が絶妙! TV版では空回り気味だったすぎやまこういち氏の音楽も、鋭く昇華されて興奮度絶大!! 非常に手間のかかる作品だが、人類を試す「イデの発動」の驚異を体験して欲しい。 そして劇場版を堪能した後で、再度TV版を観る。 ファーストガンダム直後の、冴え渡る富野演出に感動すること間違い無し!!。
・「紛れも無く、映画界の至宝」
恒星間飛行を実現させた人類が発見した異星人の遺跡「イデオン」。そのイデオンがもたらす、無限の力「イデ」と、それを巡る、もう一つの異星人「バッフ・クラン」との果てしない戦い描いた、SF大河作品。 些細なことから、争いが始まり、大きな戦争となる。愚かとは知りながら、戦いを止める術を知らぬ人類の業を描ききった見事な作品だ。 「伝説巨神イデオン」は、当初TVアニメシリーズとして放映されるも、最終4話を残して打ち切りとなり、その後、TVシリーズの再編集版(接触篇)と、それに続く幻の最終4話(発動篇)が劇場版として同時公開された。このDVDは、その劇場版2作品を2枚のDVDとして収録している。 アニメ界といわず、邦画界、映画界に燦然と名を残すべき、傑作中の傑作であるはずなのだが、その評価は高いとはいえない。 もし、それが、「イデオン」の姿があまりにもチープな箱型の合体ロボットとして描かれているせいであるとするならば、残念でならない。 願わくば、この傑作を後世に残すために、「イデオン」が「イデ」の化身としてふさわしい姿で描かれたリメイク版の製作を望みたい。
●機動戦士Zガンダム Part I ― メモリアルボックス版
・「このシリアスさが好きです」
最近のガンダムワールドでは到底味わえない、物語のディテールのリアリティに圧倒される正真正銘の「ガンダム」のパート2。 そのリアリティゆえ、かつてのキャラクターたち(ホワイトベースの面々)がその能力を恐れる連邦に閑職に追いやられている点が妙に生々しく、放映当時は少なからずショックを受けました。対照的にクワトロ大尉こと、シャア大佐が、精力的に活動しているところが魅力的でしたね。前半は彼が物語を牽引して、見るものをストーリーに引き込んでくれました。 またこのシリーズの登場人物は印象に残る人物が多かったですね。名前あげればきりが無いほどです(笑)。 それにしてもガンダム史上、おそらく最強であろうニュータイプ、カミーユ・ビダンは強烈ですね。その外見からは想像もつかない激情タイプ。とにかく頭に血が上るのが早い!(笑) さらにアムロの上を行く、ひねくれ者。人間として不出来なところが逆に面白く感じ、人間らしさを感じます。仕方ないよね、まだ子供ですもの。 さてこのBOXは1話から18話まで、フォウ・ムラサメ編の香港シティでの攻防までのストーリーが収録。個人的に一番好きなMSギャプランが登場するところがお気に入りです。このシリーズのもう一つの魅力は、登場するMSやMAが異様にかっこいいところ。前半ではリック・ディアス、ガルバルディ、マラサイ、アッシマー、百式、メッサーラと登場。中盤から後半にかけてはまだまだかっこいいメカが出てきます。 最近のへんなストーリーになっているガンダムシリーズはとてもファーストガンダムファンの鑑賞には堪えられないものばかり、ガンダム第一世代のファンが楽しめるのは「Z」「ZZ」「逆襲のシャア」まででしょう。
・「おもしろさが先に出てくる」
自分は第1期平成ガンダム世代(V、G、W、X)であり、それゆえにいわゆる『富野ガンダム』にはあまり縁がなかった。映画化に際し、再び話題になっているZガンダム、果たしていかなるものなのかと見てみると…見事にノックアウトされてしまった。登場キャラクターは数多く、それぞれが見事な描き分けにより、濃厚なドラマが展開され、あっという間に世界に入り込む。そして対立構造の分かりづらい、混沌とした暗いストーリー。MSの統一感の無いデザインと相まって、まさにカオスを感じさせる圧倒的な重厚さ。これぞまさに富野マジックとでも言おうか。昨今のふざけた同人ガンダムなどとはもはや比べるのもおこがましい、クオリティの差。80年代中期の制作で、今見るとやや粗さも見受けられるものの、それをまったく感じさせない面白さ! 富野由悠季という人物が、時代を越えた天才クリエイターであることを、まざまざと見せつけられる傑作アニメだ。
・「ガンダム 良いです」
自分は 初代ガンダムはテレビ放送のリアルタイムに見て非常に楽しい作品で その続編Zガンダム は2006年に初めて見ました とてつもなく時間が空きましたが Zガンダムは とても良いお話だと 思います ガンダムは大変マニアの方が沢山いらっしゃるので 今更私みたいな老いぼれが 感想を書いても 当てには成りませんが このZガンダムは 主人公は決まっていると思いますが 出てくるキャラ一人一人にドラマが有り 敵 味方関係なく 全てのキャラが主人公の様な 作品でした 最近 劇場版が出て 様々に賛否が 出ている見たいですね おじさんの私には 細かい事は よく解りませんが 初代ガンダムと同じ様にテレビ版のZガンダム も面白い作品でしたし メモリアルボックス版を三巻まとめて買ってまとめて見ましたが 50話連続で見ても 時間を忘れる位 おじさん自身は楽しかったです
・「アムロやシャアのカッコ悪さがまたたまんない。(笑)」
一気に見て、長いこと寝かせておくとまたある日一気に見たくなる…そういう作品だと思います。まさにDVD向け♪。どのキャラもセコい一面や身勝手な一面、臆病な一面や陰険な一面を見せて来るのが面白いですね。ヘンにリアルです。良い面やカッコイイ面ももちろんちゃんと描かれているワケですがそれらは常に淡々と描写されているので
イヤな面だけが印象に残ってしまい、嫌悪感を抱いてしまう人も多い様です。
シャアと今作の主人公カミーユが事ある毎にお守り役、お守られ役をめまぐるしくチェンジさせつつ(笑)前へ進んで行く姿は本作品一番の見所かと。シャアにとってのカミーユは何だかんだでアムロ以上に近しい存在だったはず。
笑いかけているワケでも無く、尊敬の目を向けて!いるワケでも無いOP映像での2人のショットがそのまま本編での距離感となっているのもグーですね。(その後に制作された映画「逆襲のシャア」で一切触れられていないのが残念ですが、カミーユと離れたことも結果的にシャアの暴走の一因となったのは間違いない・・・・・はずです。)
女性でありながら軍人をやっているレコアとエマの生き様、そしてその2人を見つめるヒロインの姿も印象深いですね。
・「最高傑作。」
初めて見たのは小学生の頃。再放送していたのを偶然見て幼心に衝撃を受け、成人になった今でも大切な作品となっています。Zはキャラクターの言動が恐ろしく人間くさい。リアルです。故に、いわゆる勧善懲悪にあるようなハッピーエンドはなく、どこまでも悲劇的。Zを苦手とする人はどうやらその部分でひっかかるようですが、私は人間の愚さが招く悲しみを当時のアニメでこれ程までに表現したことに感動です。そして作画、戦闘シーンの迫力も時代ゆえの荒さはありますが、とてもレベルが高いです。今見ても全然イケる!(これは贔屓目?)決して万人受けする作品ではないと思いますが、少しでも興味が湧いた方は、まずレンタルでチェックしてみてください。もしそれで合う様なら、このBOXは決して高い買い物ではないと思います。
・「究極の傑作」
SFが好きでない人も、本の分厚さにためらう人も、本代がもったいない人も絶対にはまる作品です。作者の圧倒的な筆力に驚嘆。長大な抒情詩でありながら各人物が語る物語は傑作短編小説を凝縮したよう。蟻地獄のように引きずり込まれ、謎が解明されないまま続きは、次作へと、、。始めから下巻も頼まなければ後悔します。本当は「ハイペリオンの没落」も、ついでに頼んだほうが、、、。充実感まちがいなし。
・「未来のカンタベリ物語みたい」
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・「Multiple」
I've read this book many times over the years. It's always fascinated me because it accomplishes the story from many characters, a feat I haven't seen so effectively done in any other book. They're a likable lot as well. The story itself is nifty, with SF treats here and there, and the feel of the Shrike is unlike other alien lifeforms I've read about (though, I must say that in the later works development of this creature really detracts from it).
・「今世紀最高の傑作4部作」
最高のsfロマンスです。sf小道具も何でもあり。原作で最低5回は読みました。ようやく翻訳の文庫本を手に入れ、ほかのsfを読むのが億劫になりそうです。覚悟してしっかり最後のエンディミオンの覚醒まで読み通してください。決して後悔はしません。
・「まるで最上のコニャックのようなSF」
自他ともに認める活字中毒の私が、無人島に流されるときに持ってゆきたい本は迷わずこれ、ハイペリオン。50年に一度の傑作です。領事が宇宙船の漆黒のバルコニーでラフマニノフを演奏する冒頭から、ダン・シモンズの巧みな語り口に乗せられ、気づいたら7人の巡礼とともに恐るべきシュライクの待つ惑星ハイペリオンの「時間の墓標」へと旅立っていきます。千の刃が人の形を取った怪物、空間と時間を超越する「シュライク」とは? そして「時間の墓標」で彼らを待つものは?わくわくしませんか?じっくりと味わってください。
・「20世紀米国外交の最高傑作」
本著は20世紀米国外交に関する最高傑作。
上下巻にわかれており、ボリュームを多く、それなりの価格となっておりますが本著を通じ、20世紀の米国外交を知ることは大変重要であることは周知の事実であります。
本著のような文献が広く読まれていくことを願ってやみません
・「比較の妙」
外交を論ずるにあたって、歴史を通じた比較はすこぶる有用である。キッシンジャーには19世紀の勢力均衡を扱った著書もあるし、1970年代に自分で国際政治の舞台を回した経験もある。本書でも、19世紀のウィーン体制を論じていても、ヴェルサイユ体制や冷戦との比較が随所にあらわれ、しかも大小いろいろなレベルで比較されている。はじめて読んだとき、私は知識に乏しく、はっきりは理解できなかったが、あらためて読み返してみると、少しついていけるようになった。何回も何回も読みたい本である。
・「アメリカの優れた戦略家の歴史的思考を追う」
現代アメリカ国際政治学の巨匠を挙げよと言われれば、多くの人がハンティントンか、このキッシンジャーかを挙げるであろう。 彼がその博士課程において記した『回復された世界平和』は「力の均衡」と「価値観の共有」という二つの原理こそ世界秩序の安定に必要であると高らかに主張し、彼の名は一躍全世界に知られることになった。
彼がその生涯の総決算として著したのが『外交』である。これは、自らが発見した上記の二つの原理を分析の軸に置き、17世紀における近代国際政治の誕生から冷戦終焉までの「歴史」を描いた超大作である。
ただ私はこの本を単純に歴史の本として読むことはお勧め出来ない。キッシンジャーの知識は我々の想像の範囲を超えて重厚であり、その表現は微に入り細に入り、内容は難解である。はっきり言って国際政治の素人に読みこなせるものではない。
ただ主張は非常に明確である。彼の主張は、歴史を通してそれに「反抗」し続けた、アメリカおよびアメリカ国民に対して向けられている。そして今現在、その主張は世界秩序の安定を担おうとするアメリカに受け容れられ始めているようにも見える。
最後に述べておきたいことは、キッシンジャーが、私たちが通常イメージする純然たる歴史家や政治学者と言うよりも、ハンティントンと同様に、アメリカの偉大なる戦略思想家と呼ぶに相応しいということである。彼の明晰な思考の過程を追うことが、これからアメリカが、そして世界がどう動いていくのかを知ろうとする方に、大きな道標を与えてくれるに違いない。
・「勢力均衡論のテキストとして」
「現実主義」(勢力均衡論)のテキストとして読むと学ぶことが結構あります。米国の外交史ではT・ルーズベルトとニクソンだけが勢力均衡を考えていたという指摘は参考になりました。たしかに今日のイラクでの泥沼も現実主義ではなく理想主義を掲げて始めてしまったと言えるでしょう。味方(ソビエト連邦)が敵に変わってしまい、敵(ドイツ・日本)を味方にするという第二次大戦のチグハグパターンを米国は繰り返しているようです。勢力均衡論は国際関係論ではすでに古典のように扱われ多くの批判もありますが、今ユーラシアで起こっている事件はやはり米国、ロシア、中国、EU、イスラームなどのパワーのバランスを巡って展開していることが見えてきます。勢力均衡を忘れても、勢力均衡は地球を手放していないようです。
・「歴史の推移への分析と共に政治哲学の書」
歴史の流れは必然である、という考えがある。一方、歴史を作るのは人間の力である、という考え方もある。本書では、どのような理由により歴史が動いたか、という問いに対し、それぞれの時代の客観的な状況と共に、それぞれの時代の国や人間が、どういった内在的な性格を持ち、世界をどう認識し、あるいはどう誤解し、どう行動したか/しなかったか、それにより歴史がどう動いたのか、バランスオブパワーというコンセプトのもと、緻密かつ冷徹に-数学的に-解説している。もし、リシュリューが、ドイツの解体を図らなければ、その後のルイ14世、ナポレオンの活躍はなかったであろうし、ビスマルクが現れなければ、ドイツ帝国の統一も、両世界大戦はなかったであろうし、逆にビスマルク亡き後、過剰に強大なドイツが欧州の秩序を打倒しようと試みるのは必然だったとしている。ベルサイユ条約の出来の悪さから考えれば第二次大戦が必然であったこと、もし、ヒトラーが大西洋を支配するのを座視すれば、その後のアメリカの平和は保たれなかったであろうこと、を解説している。しかし、マキャベリの君主論同様、冷徹な分析の裏には、極めて情熱的な主張が存在する。国際政治に責任をもつ者は、責任をもつからこそ、定義のできない正義や情緒的な道徳と戦い、科学的な判断に基き、長期的な国益を実現する政策を実行すべきだと述べている。歴史のなかで、指導者がおろかであったり臆病であった結果どのような結果を招いたか、かなり厳しく批判すると共に、責任ある指導者のどの行動がどのように国益と国際平和を守ったか分析している。本書は、ヨーロッパ近代外交史、現代史について、歴史がどのような要因により動いたかを、突き詰めて論じると共に、それらを題材にして、国際政治に責任をもつ人間に対する哲学を論じているように思う。
・「動き」
心技体全ての面での人間の成長を描いている。特に皆川氏の描く人間の「動き」が大好きだ。マーシャルアーツを良く研究なせれているのだろう。
その迫力を味わう為に文庫版よりも、2001年版のB5版をお勧めしたい。最終巻に書き下ろしのエピローグも収録されてる。
●ろくでなしBLUES (Vol.42) (ジャンプ・コミックス)
・「男らしさってこんなんかもしれないですね?」
ジャンプ黄金時代を築いた作品の一つです。たまにマヌケなこともやらかすけれど、決める時はビシッと決める主人公。周りの仲間や、彼女(かどうかは後半まで微妙)の千秋、ケンカの中で分かり合っていったライバル(こういう風に書くとチープな感じになってしまう・・・)。
筋の通った、後腐れないケンカしてるからこそ、そういうもと敵キャラが出てきても嫌な感じがしないんだと思います。
言葉で説明するより、まず読むべしです!
・「完結」
「ろくでなしBLUES」は1988年から週刊少年ジャンプに掲載された学園ドラマ漫画。学園ドラマといってもそのほとんどが喧嘩喧嘩喧嘩の漫画。喧嘩はメッポウ強いが、頭と恋愛に関してはちょっと弱い前田太尊が主役。問題行動を繰り返す太尊と、舎弟の米示と勝嗣だったが、太尊の人柄にまわりがどんどん惹かれて次第に仲間があつまってくる、その友情関係や、千秋との微妙な恋愛関係が面白い。なんといってもこの漫画のよさは喧嘩の描写力。雑な画で迫力を出そうとする漫画は多いが、この漫画は緻密で繊細、それでいてスピード感と迫力があるという具合。はじめてこの漫画でソバットを見た時は正直驚いた程。また井の頭線沿線の町や浅草、池袋など実際の町を舞台にしていてその風景の描写も驚くほど正直に!描かれている。たまに登場する地方の風景も実際の風景がそのまま背景に描かれているので驚く。その本巻、サリーは白井? 白井に騙されていた事を知り怒る太尊。千秋を人質にされ呼び出された太尊は、ついに拳を振るう。太尊は千秋を取り戻せるか? そしてライセンスの行方は?ろくでなし堂々完結
・「感動のラスト!」
ろくでなしBLUESの完結の作品。根っからの悪、サリーとの闘いに堂々とボクシングの技術だけで勝ち、横浜との抗争に終止符を打つ。その後は、一気に感動の完結までの展開が。
太尊、勝嗣、米示、大橋、武藤、ジョー、小兵二…ついに卒業です!最後の最後までドラマがあります!残されたヒロト、海老原、松村、石松との別れのシーンは、自分の高校時代も思い出し、本当に感動的でした。
ろくでなしBLUESがまた描かれ、その後の展開が見れることを願っています。
・「心に残る1冊です」
私は女です。最初、家にこのマンガ本があったときにヒマだったのでよんだたんです。お兄ちゃんがもってて・・・。だけどだんだんハマっていっちゃって。私が男物のマンガでこんなにハマったのは初めてです。恋もアリでwwなにより感動するのは友情です。太尊はマジでかっこいいです。誰もが憧れる存在です。
だからこれ読んで友情の大切さとかすっごくわかりました。
・「最終回なんて嫌!」
最終回がこなければいーのに(:_;)って読み終えたのを今でも覚えてるなぁ・・・。けど一巻に比べると千秋が別人。絵が慣れていき顔が変わるというのはよくありますが千秋ちゃん・・・最初は気が強かったしよく話すのねぇ。そこを踏まえて星一つ減点しましたー。
・「青春が甦る」
初期に発売されたLDで持っておりましたが今回リマスター版DVDを買いました。6話のノートリミング版も良かったです。またディスク4の特典映像集についてもリマスター版を買った甲斐がありました。アニメビジョン"収録映像集は当時VHDディスクのみだったので見ることが出来なかったのです。ガンバスターの話題で盛り上がった学生時代から16年経つんですね。私も10代後半が30代に..私も年取った...
・「これがあるからガイナックスがある」
「王立宇宙軍」でこけたガイナックスをある意味救った作品。「庵野秀明初監督作品」ということで有名だが、忘れてはならないのが、この作品の原案・脚本として参加したオタキングこと岡田斗司夫の存在。今でこそ他人の作品について語るしゃべり手(というか評論家?)となっている岡田氏だが、この作品では「作り手(送り手)」として立派な仕事をしている。岡田氏がいたからエヴァと違いこのアニメはとても綺麗に完結しているのだ。確かにアニメ後半部のハイテンションな演出は庵野監督の手腕以外のなにものでも無い。しかし作品全般にながれる科学考証やオタク心をくすぐる美少女など「つぼを突く」要素は、この時弱冠30歳足らずの庵野岡田のタッグがあったからこそだ。岡田氏にはもう一度作り手にもどってきてもらって、なにかデカいものを創ってもらいたいものだ。
・「何度観ても感動する。」
LDも持っていますが、今回リマスター版と言う事で購入しました。以前観て、内容は知っている筈なのに、全ての話が新鮮に感じ、感動しました。最近のアニメには欠けている「何か」が、この「トップをねらえ!」には有ります。
・「20世紀SFアニメの縮図」
初代LD版(バラ売り)から約15年ぶりに買い換えました。リマスター化により画質はきっと良くなっているのでしょうけど、なんせ元々が古いのでそれ自体の感動はありません。ただ、これだけは、常に手元に見える状態で置いておかなくては、と思って購入しました。
数え切れないくらい繰り返し見ていますが(わずか6話で3時間ですから)、見れば見るほど演出や、インターフェイスデザインの巧みさに感心します。そして、同じところでシビれ、鳥肌を立て、泣いてます。
ブルーレイ、あるいはHD-DVD版のリマスターが出るまでは、大事にして、何度も見たいなと思っています。
・「奇跡は起きます…起こしてみせます!」
この商品で初めて本作品を観たので、そこらへんの比較(リマスターによる改善点など)は他のレビュアーの方々にお任せしたい。ただ気付いたこととしては、特典映像の一部でちらちらしていたゴミやチリ(昔の映画でよくあるような)が本編では一切みられないということ。これがリマスター化による恩恵ならばその意義は十分にあるように思う。画がやや古いのは仕方ないが、綺麗であるのに越したことはないでしょう。
肝心の内容だがかなり面白かった。笑いあり感動あり…などと陳腐な言葉しか浮かんでこないのだが、実際にそういう作品なのだ。庵野監督といえば「エヴァンゲリオン」のイメージが俺の中で先行してしまうのだけれど、この「トップをねらえ!」にはエヴァで表現されるような陰(暗さを感じさせる部分)がなく、ある意味では身構えることなく最後まで安心して鑑賞できる。主人公の葛藤だとか苦悩といった描写もあるが、それはあくまで“スポ根”にみられるような成長を促す前向きな意味合いのもの。努力だ根性だなんて今頃流行らないノリに、ちょっとした滑稽さと暖かさを感じてしまうロボットアニメ。また物語を演出する田中公平の音楽も素晴らしい。けっこうな存在感があり話を盛り上げるのに大いに貢献している。
ただコンセプトがパロディなのでそこを不快に思ってしまう人にはツライかな。劇中の表現にパクリがちらほら…。あと全六話と短いためにストーリー展開が急で、ご都合主義が幅を利かせるひねりのない構成が難点か。とはいえ興味がある人なら問題なく楽しめるであろう快作。直球勝負も悪くないよ。
・「人間の弱さを思い知らされる作品」
お互いに絶対の愛情を持っていたはずの、オセロとデズデモーナは、イアーゴの策略により、いとも簡単に騙されてしまう。オセロは、立派な武人として確固たる地位を持ち、白人の美しいデズデモーナという娘を恋愛結婚で嫁にもらった。何の欠点も引け目もないようなオセロの、自分では気づいていないかもしれない「有色人種」であるという引け目をうまく探り出し、突っつくイアーゴの口のうまさには驚きでした。オセロはデズデモーナの浮気現場を見たわけでもないのに、イアーゴにすっかり騙され、彼自身だけではなく、周りの人間すべてに悲劇をもたらす。一方、悪役のイアーゴのことをただの悪役とくくれない様な描き方をできるシェイクスピアの才能にはまさに脱帽です。
・「時代を超えて愛され続ける作品です。」
このサントラの一番の魅力は、すべての曲に世界を感じることだと思います。
普通、ゲームのサントラの場合、戦闘の曲は割合よく聞くのですが、イベントシーンなどの落ち着いた曲は飛ばすこともしばしばあります。
しかし、ゼノギアスのサントラは、落ち着いたテンポの曲であっても飛ばそうなどという気は微塵も起きません。
なぜなら、すべての曲に固有の世界を感じるからです。
それは、私自身がゼノギアスのファンであるという理由もありますが、それ以上に、芸術として高い完成度を誇る作品であるということが一番大きいです。
時代が変わっても色あせない、そんな魅力に満ちた作品だと思います。
・「語りつくせません!」
文句のつけどころがありません。私はゼノギアスで光田氏のファンになりました。このCDを買ったのは7年位前で、ゲームを少しやったあと、直ぐにCD屋に走りました。ゲームの世界観と物凄くマッチしています。ゲーム抜きでも素晴らしいですがやはり世界観を知っているともっと楽しめます。このCD発売以降も光田氏の音楽というとゲームをやらずとも買っていましたが未だにこのゼノギアスが一番だと思っています。壮大さ、美しさ、豪華さ、素朴さ、熱さ、威圧感、その全てがそろっています。一枚のCDに色んな要素がつまっていて、一曲一曲が他の素晴らしい曲を裏切る事がありません。こんなに満足させてくれるCDは今でもこれ以外にありません。歌入りもとても素晴らしいですし、語りつくせないくらい好きです。
・「文句なしの名盤です」
他のレビュアーの方も皆さん揃って絶賛されてますが、ここまで★5つが揃うのも当然。文句なしの名盤です。
光田氏の楽曲世界はゲームミュージックの枠を超え、万人の胸を揺さぶる、極めて上質な芸術作品です。ある曲はその雄大さで、ある曲はその切なさで…何度聴いても心を動かされます。そしてどの曲もあたたかい。優しい。どこか懐かしい。
さきほど久々に(5年ぶりぐらい?)聴き返してみて、ゲームの方ももう一度やりたくなりました。でもダメだなぁ、やり直したら数週間ゼノワールドへ行ったまま日常世界に戻りたくなくなっちゃいそうだなぁ。ゼノの世界観は光田氏の楽曲で完成しており、送であるがゆえに社会人である私にとっては麻薬のように危険なものでもあります。うーん。
・「いいね」
いいね。だだのゲームのBGMとしてではなくひとつの名曲として聞けます。
・「素晴らしいです」
クロス・トリガー以外の光田音楽を聴いてみたくてこれを購入しました。ゲームの内容がわからなくてもこれは一つの音楽として楽しめると思います。(実際私がそうでした) 美しい音色の曲が多くあり、なかにはカッコイイのもあります。ジョアンナ・ホッグの歌は二曲とも気に入りました。個人的にDISC2のほうが良い曲が多く入っていると思います、実際何回鳥肌たったことか・・・
・「もっと早く読めばよかった・・・」
アステカやインカ帝国がヨーロッパ人に征服されたという歴史的な事実は有名だけれども、なぜその逆では無かったのか、と考えた人はあんまりいないと思う。 つまり、なぜインカ帝国の方がヨーロッパを征服することにならなかったのか、ということ。
人種間に生物学的な差異があるから(ヨーロッパ人の方が優れていたから)、ヨーロッパ人の方が征服できたのだという考え方は、簡単の答えが出るのかもしれないが、やはりどう考えても愚かでしかないし、もちろんこの本の著者ジャレド・ダイアモンドもそんなことは言わない。著者自身が本書を次のように要約している。
「歴史は、異なる人びとによって異なる経路をたどったが、それは、人びとのおかれた環境の差異によるものであって、人びとの生物学的な差異によるものではない。」
また、タイトルである「銃・病原菌・鉄」はヨーロッパ人が他の大陸を征服できた直接の要因を凝縮して表現したものであるが、著者の考察はそれだけではなく、なぜそれらを持つ者と持たざる者に分かれたのか(なぜ大陸間でこれほど不均衡があるのか)まで示し、そのことが直接的な要因である「銃・病原菌・鉄」とどのような関係にあるのか、までも示している。
扱う内容が歴史なので、著者も歴史家とかなのかというとそうではなく、理系も理系。 歴史と科学が結びつくと、こんなにも面白いのかと思わせられる。どこを読んでも面白いことばーーーーーっかり書いてある。ライオンの肉はおいしいらしい・・・
いきなりアステカやインカの話から始まるのではなく、1万3000年前の話から詳しくしてくれるので、学校の歴史の時間に習ったことを忘れている人でも大丈夫(笑) と、言うよりも、学校の歴史の時間をつまらないと感じた人ほど読んでみて欲しいなあと思う。
人種間に知的能力の差異があると信じていたり、IQが高ければ頭が良いんだと思い込んでいたりする人は、是非一度読んで欲しい。
☆200個つけても足りない・・・
・「圧倒される知の冒険」
高校時代に学んだ世界史の教科書の冒頭には必ず「四大文明は全て大河のそばで発展した。これは治水灌漑が大規模な土木工事を必要とし、それには複雑な政治形態を持つ大集団がなければならなかったから」といった説明がなされていたように思う。またヨーロッパ人がなぜ他の世界を支配するようになったか?という問いには「科学技術の進歩、特に銃火器の大量生産」が挙げられていた。その裏には「だから日本人は他のアジア人に先駆けて豊かな社会を築きあげることができた」という優越感と、西欧崇拝主義が見え隠れしていたように思う。
本書は生理学・生物学をベースとしながらも文化人類学のフィールドワークを豊富に行う、正に学際的な知の巨人といえる、ダイアモンド博士の手による「理科系の理論で再構築した人類史」である。先の四大文明の起源についても、別の観点から説き起こし、野生種の植物を栽培でき、大型哺乳類を家畜化できる環境にあった地域で人口の稠密(ちゅうみつ)化が起こり、人口爆発が起こったゆえ社会集団が複雑な政治制度を持つにいたったという見方を示す。また南北のアメリカ先住民はヨーロッパ人の持つ銃によって滅ぼされたとか、白人を神と勘違いしたという説が今まで素朴に信じられてきたが、実は武器よりも(ヨーロッパ人が抗体を持っていた)病原菌によって亡くなった先住民の方が多かったという例も挙げている。 アジアの中でいち早く西洋文明を取り入れた日本人は、今まで「白人優越主義」に捕らわれがちだった。しかし、本書冒頭で博士は、「平均的ニューギニア人は、平均的白人より優秀」と言う。なぜなら厳しい環境の中で生きのびていく知恵を身につけているから。そして「人種的優越」の愚かさを証明していく。西欧の優勢は長い人類史の中ではわずかな割合でしかない。
本書の説もまたひとつの仮説ではあるが、圧倒的な実例に基づく理論は非常に説得力を持つ。上下巻の大著だが知的興奮を約束する良書。
・「文明発展の背景を解き明かす力作」
インカ皇帝は何故ピサロ率いるたった168人のスペイン部隊に敗れてしまったのか。また、そもそも何故、アメリカ大陸を征服したのは旧大陸(ユーラシア大陸)のヨーロッパ人で、その逆ではなかったのか。オーストラリア原住民のアボリジニは何故石器時代から抜け出せなかったのか。アフリカは人類発祥の地であるにも関わらず何故暗黒大陸に陥ってしまったのか。
これらは歴史を勉強した人は誰でも感じたことがある疑問だろう。そして一般的な結論は白色人種がその他の人種より優秀だからといった人種間の優位性に落ち着くことが多い。正直言って自分の中にもモンゴロイドは手先が器用で頭もいいといった先入観があるのは事実だ。
しかしながら本書では文明発展の決定要素は人種ではなく環境だと結論付ける。文明が最も発展したユーラシア大陸とその他の3大陸における、人間の食料となる植物、家畜となる大型動物の分布状況の差と、東西に広がるユーラシア大陸と南北に広がるアフリカ・アメリカ大陸の地相が、文明の発展にいかに決定的な影響を与えたのかを、豊富な事例を用いて判りやすく説明してくれる。
約400頁の本書には人類の歴史に関して、中学・高校の教科書では習った記憶ことがない情報がこれでもかと詰め込まれている。例えばタイトルのGERMS(病原菌)とは何を意味するのかと疑問であったが、文明の発展と病原菌が密接に関係していると知って驚いた。
普段はこの手のアカデミックな本は滅多に読まないが、本書に関しては読後に知識欲が満たされた充実感があり、大ヒットな一冊であった。
・「科学的な視点から」
今まで読んだノンフィクション本の中でも、最高の本だった。歴史の積み重ねとして生まれた現在を、今度は逆にさかのぼっていき、歴史の根源を探っている。この本以外にも、Third Chimpanzeeなど、非常に面白い本を書いているが、翻訳版はでているのだろうか。
科学的な説明だけで終始しているわけでなく、歴史的な場面を読者の頭の中に描き出し、そこから生まれてくる疑問点に対し、一つ一つ丁寧に解答を与えていく。読んでいて楽しいのはもちろん、読み終わった後に、ひとつ賢くなった、と満足感を覚える本だった。
・「すごい本」
世界の富が今のように偏って存在するようになったのはなぜか?支配する人と支配される人にわかれてしまった原因はなんなのか?そのような壮大な問いに答えを提供しようとしている、すごい本だ。
かといって小難しい話ばかりが続くのではなく、豊富な実例や統計を元にした、一般の読者にもわかりやすくてなるほどと思わせるような語り口なんである。
タイトルの3つは、スペイン人がインカ帝国を征服できた直接の原因を凝縮してあらわしたものだ。
ヨーロッパ人がインカ帝国を征服できた直接の要因は銃や病原菌や鉄ということになっているが、ではなぜヨーロッパの人間が他の大陸の人間より先にそれらを手に入れられたのか?その究極の要因を、ミステリーの謎解きをするように、丹念に解き明かしていく様にはかなり興奮させられます。
この問いに対する著者の答えを要約すると「人種的・生物学的な違いが要因なのではなく、気候や、栽培化・家畜化可能な動植物の分布や、大陸の広がる方向などによる、環境の違いがもたらしたものである。」というもの。
これを読んだからといって、現実の地域格差をなくすヒントが得られるわけではないかもしれない。この本の主張も著者による仮説であって、非常に説得力はあるけど丸呑みして信じてしまうのもどうかとは思う。ただ、人種差別的な考え方を知らずのうちにしてしまっている時にこの本の主張を思い出せるのは、精神衛生上非常によいことのような気がする。
まあそういうことを抜きにしても、とにかくこの本を読んでいると楽しい。
「おれはすごいことを知ってしまった・・・!」
みたいな錯覚(?)が味わえます(笑)
おすすめです。
・「全ての始まりはここにあります。」
Gシリーズ第1巻。意外と読んでいない方が多いようですね。最近のGとの決定的な違いは「口数が多い」点です。ことあるごとに喋っています。自分の感情をわざわざ伝えてくれているのは、やはり若さなのでしょうか・・・Gを知ることは己を客観的に見られることにつながります。お勧めです。全巻揃えましょう〜〜
・「若いG13」
G13シリーズ第1作として、マスコットネームG13の由来、アーマライトM16の使用、後ろに立たれることを嫌がる等、G13の特徴付けがなされています。 G13の顔が、現在に比べ若く、生意気盛りのギャングと言った感じです(渋さがない)。
●博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
・「滑稽なのに、ゾッとしてしまいます!!」
たった一人の狂った男の判断によって、世界が核で崩壊してしまう様子を描いたブラック・コメディーです。
精神に異常をきたしたアメリカ空軍の司令官が、ソビエトに核攻撃するよう発令してしまいます。そして水爆をのせた爆撃機が、刻一刻とソビエトへと近づいていきます。アメリカ大統領は幹部を招集し、緊急会議を開くのですが、そこに集まった人々もどこかイカレた人たちばかり。おまけにソビエトでは、核攻撃を受けた場合に、自動的に全世界の生物を絶滅させるシステムが作動するようになっていたのです・・・。
「間違えってそっちに爆撃機が行ってしまった」とアメリカ大統領がソビエト首相に電話する場面の馬鹿馬鹿しさ。自分たちが決めたはずの軍事システムを止められない滑稽さ。間違った命令であることも知らず、懸命に任務を果たそうとする爆撃機の乗組員のなんとも言えない悲壮感。その爆撃機をソビエトも母国アメリカも撃ち落とそうする皮肉。そしてヒトラー崇拝を感じさせるストレンジラブ博士の狂った思想。そして「また会いましょう」の歌・・・・・。それらすべてがブラックなジョークでありながら、底はかとない恐怖と悲しみを感じさせるのです。
今では核の恐怖をテーマにした映画はあまり見られなくなり、荒唐無稽なSFの設定に使われることのほうが多くなった気もするのですが、改めて今なお人類がその恐怖から逃れられず、世界の精神に大きく影響を及ぼしているのだと痛感させられる映画です。人類を滅ぼすことのできる兵器を持ってしまったことの恐ろしさ、それを一部の人間の判断で実行できてしまうことの異常さをひしひしと感じます。
1964年の作品なのですが、ちょうどベトナム戦争の最中であるのと同時に、キューバ危機の二年後という時代背景も頭に入れて鑑賞されると良いのではないでしょうか。
・「キューブリックの最高傑作」
キューブリック監督は、この作品以後はカラーになり、ビジュアル的な要素が大きな比重を占めるようになります。それでも傑作揃いですが、この作品では脚本や俳優の演技も優れており、映画としての完成度はこの「博士の異常な愛情」がもっとも高いと思います。 ジョージ・C・スコット、スターリング・ヘイドン、スリム・ピッケンズ、キーナン・ウィンなどの名優たちの中で、ピーター・セラーズの1人3役は最高でした。特にストレンジラブ博士が傑作で、義手が勝手に動いて自分の首を絞めたり、ナチの敬礼をしたりするのを必死になって止めようと奮闘する姿は大爆笑です。これでアカデミー賞を獲れなかったのが不思議なぐらいの名演です。 ブラック・ユーモアの作品としてはこの作品と、同じテリー・サザーンが脚本に参加した「ラブド・ワン」が双璧でしょう。難解なことが多いキューブリック作品の中ですが。この映画は誰が見てもわかりやすく、面白いと思います。
・「P.セラーズが喜劇俳優以上の実力を発揮した名作」
余りにも有名ですがやはりP.セラーズが識者の大統領、そそっかしいが憎めない英国将校、そして極めつけのどこか狂った科学者の3役を見事に演じ分け、ブラックユーモアな題材すら喰ってしまうような巧さとパワーに喜劇俳優以上の実力が充分感じられる作品と感じました。
・「最高傑作」
中学の時に友達に薦められて名画座で観て、映画にのめり込むキッカケとなった作品です。このブラックな味わいは何度観ても楽しめて、DVDで所有するのにふさわしい素晴らしさで、キノコ雲に「また会いましょう」の流れるラストは未だに震えがくるほど最高です!
一人四役のピーターセラーズはじめジョージCスコットなど出演者のノリノリの演技も素晴らしく、タイトル文字(「ストップメイキングセンス」がパクッたと思われる)や予告篇などのグラフィカルなセンスも最高。
・「このタイトルが映画の中身と微妙にずれている気がするが」
映画は1964年1月30日リリース。アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞にノミネートされた。ピーター・セラーズが大統領とマンドレイク大佐とストレンジラヴ博士の、1人3役を見事にこなしていて拍手喝采ものだ。ぼくは特にストレンジラヴ博士が大統領を総統と言い間違えるのと、右手が挙がりそうになるのを懸命に押さえ込む演技に加点したい。
キューブリックの他の作品もそうだが徹底して『主張』がある。そして徹底的に『意地悪な視線』で組み立てられている。基本的にコメディだが、奥深く根強くブラックである。『こいつらなんて所詮こんなもの』と思っているキューブリックがここにいる。
題名が映画のストーリーと微妙にミスマッチな気がする。実際はストレンジラヴ博士は脇役ではないだろうか、この映画。決して主役ではない気がするがぼくの錯覚か。