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▼私的プログレのススメ:セレクト商品

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「永遠のプログレの教則」「オリジナル・マスター恐るべし!!!」「素晴らしきメロディ」「限定盤で無いことを祈る」「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1」


恐怖の頭脳改革(K2HD紙ジャケット仕様)恐怖の頭脳改革(K2HD紙ジャケット仕様) (詳細)
エマーソン・レイク&パーマー(アーティスト)

「やっとデタデタSACDマルチ」「買い直し」「3人が織り成す至高のサウンド」「これをたった3人の演奏だと思えるか?」「血管がブチ切れそうなテンションの高い演奏が魅力の名盤」


こわれものこわれもの (詳細)
イエス(アーティスト)

「YESミュージックの完成形」「「YES最高傑作」」「70年代プログレの最高傑作!」「「たられば」はないとしても…」「これを聴いてみましょう。」


狂気(SACD-Hybrid)狂気(SACD-Hybrid) (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)

「開放感」「かなり大きめのリアスピーカーが要ります」「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説」「スルメだね」「あらためて、すごかった」


スタンド・アップスタンド・アップ (詳細)
ジェスロ・タル(アーティスト)

「本領の片鱗」「時はニューロック時代。」


マークの幻想の旅マークの幻想の旅 (詳細)
ゴブリン(アーティスト)

「宝石のようにきらめくキーボード」「演奏は控えめ。しかし曲のクオリティが高く一番聞きやすいアルバム」


チューブラー・ベルズチューブラー・ベルズ (詳細)
マイク・オールドフィールド(アーティスト)

「SUPER AUDIO Tubular Bells!」「戦慄と狂気と美の世界」「20歳の「天才」」「精神への作用」「4人のピアニストによるTublar Bells Part 1の演奏」


FoxtrotFoxtrot (詳細)
Genesis(アーティスト)

「感涙のサパーズ・レディ」「やはり本作がピーター在籍時の最高傑作か?」「ガブリエル在籍時の代表作」「聴かずに死ねない1枚!,」「サパーズ・レディは永遠を奏でる」


パレポリ(紙)パレポリ(紙) (詳細)
オザンナ(アーティスト)

「これが「プログレ」だ!!」「イタリアンロック不朽の感動作」「マスト!!!」「期待はずれの傑作!」「メロスと並ぶ傑作」


閉ざされた町閉ざされた町 (詳細)
カルメン・マキ&OZ(アーティスト)

「日本が世界に誇るロックの超名盤!」「シゲのベース」「すごいわ、これ……。」「間違い無く最高傑作」「1980年当時、毎晩聴いていました。」


宇宙の血と砂宇宙の血と砂 (詳細)
カルメン(アーティスト)


IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージIT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ (詳細)
ザ・ピーナッツ(アーティスト)

「ピーナッツが好きな人、岸部シローが好きな人、プログレが好きな人にオススメの超名盤」「ザ・ピーナッツmeetsニューロック!」「IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ」「昭和30年代生まれは必携!」「プログレファンに聴いて欲しいエピタフ」


Mcdonald & Giles [HDCD]Mcdonald & Giles [HDCD] (詳細)
McDonald & Giles(アーティスト)

「一瞬の至福!」「一瞬の至福!」「『宮殿』からダイレクトに来ると少々困惑するかも?」「Mcdonald & Giles」「british folk rock の真骨頂」


一触即発(+2)(紙ジャケット仕様)一触即発(+2)(紙ジャケット仕様) (詳細)
四人囃子(アーティスト)

「デジタルリマスター」「日本のロックを代表する名盤がリーズナブルなお値段で再発!」「音がよくなってます」「演奏技術がスゴイ!」「70年代前半、すでにロックは完成していた。」


サトリサトリ (詳細)
フラワー・トラベリン・バンド(アーティスト)

「祝・再結成!」「Japanese stoner music」「これはお薦めします。」「日本ロック史の金字塔!」「ハイレベルなロック!!」


侍 (詳細)
ミッキー・カーティスと侍(アーティスト), ミッキー・カーティス(その他), Tetsu Yamauchi(その他), Mike Walker(その他), John Redfern(その他)

「いやーかっこいい!!!」


マジカル・パワー(紙ジャケット仕様)マジカル・パワー(紙ジャケット仕様) (詳細)
マジカル・パワー・マコ(アーティスト)


NipponjinNipponjin (詳細)
Far East Family Band(アーティスト)


▼クチコミ情報

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)

・「永遠のプログレの教則
有名無名に関わらず多くの先人の方から語り継がれてる今さら説明不要な名盤。個人的には洋楽はビートルズから聴き始めて雑誌等でプログレなる言葉を知り本格的にそのジャンルで初めて聴いたのが本作だった。不気味なSEからいきなりのハードなイントロとエフェクトがかかったVoの(1)に衝撃を受けた。当時('89)自分はヘヴィメタルも経験してはいたが、やはり(1)には驚かされた。一転し静寂の(2)、叙情と悲嘆の(3)、幽玄と耽美の(4)、そして神々しささえ感ずる荘厳な(5)と一部の隙もない構成に、ただただ圧倒されていた。様々な音楽的な要素が無理なく集約されていてしかも強烈な個性として確立している。何をもってプログレと呼ぶかは様々な議論があると思うが(古い時代の特定の作品群を先駆的、革新的という言葉でジャンル分けする矛盾等)、少なくともこの作品はロックの転換期の歴史的意義という重要性もありながら、プログレというジャンルを訪れる時は避けては通れない作品だろう。これからも新たに聴いた人達に衝撃を与え続けるのだろうから…

・「オリジナル・マスター恐るべし!!!
今更何を言う事もない、ロック史上の傑作である。

「アビイ・ロード」をチャートから引きずり降ろした事で有名なアルバムだが、ビートルズが拡大しきったロック・ミュージックにおいて、まだ創造すべき物がある事を示したディスクでもある。 そして、アートワークを含めて、ロック・ミュージックが芸術と成り得る事を証明した作品でもある。

オリジナル・マスターを使用したこのディスクでは、まず音質改善の素晴しさに驚愕した!!! スティックが触るタッチの違いまで聴こえてくるシンバル、マクドナルドのブレスまで聞こえニュアンス豊かに響き渡るウィンズ。

レンジが広くなり分離が良くなった事で、もやもやしたものが一切ない眼前に迫ってくる音像となっている。しかしデジタル的なピリピリしたものではなく暖かみがある。

久し振りに良い音でこの作品が聴けた。まさに30年前にLPで聴いた生々しさ、いや実際はそれ以上だろう。 凡百の新譜より遥かに素晴しい感動を体験できた。

30数年経てこれほどの物を聴けるとは・・・!オリジナル・マスター恐るべし!!!。

・「素晴らしきメロディ
#1の21世紀のスキッツォイドマンは言うまでもなく、良い作品だとして、他の4曲の評価をしてみようと思います。その4曲は全て静かな曲です。悲しく、切なく、哀愁漂うメロディたち。しかし、どこか迫力があり、どこか強みがあります。#1もすごい名曲なんですが、他の曲もひけをとらない、名曲揃いだと思います。

・「限定盤で無いことを祈る
内容については今更とやかく言うアルバムではありません。ここ何年か配給権が移ったりで、これほどのアルバムが普通に店頭に置かれていないのが非常にさびしい思いがします。前回のユニバーサル盤は限定紙ジャケットのみのリリースでした。今回も限定になってしまうんでしょうか?転売目的で買い占める人も多いようで、それはそれでレコード会社としては売れるから喜ばしいことなんでしょうが、プラケースでもいいから普通に流通させてくれることを祈ります。

・「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1
2004年に出たユニバーサル紙ジャケHDCD盤と当該2004年オリジナルマスターHDCD盤。本当に音質が違うか否か、何ら情報がなくなかなか手を出すことが出来ませんでしたが、いろんな雑誌でこれが良いと評価されているが故、確認してみました。当該当該2004年オリジナルマスターHDCD盤ですが、ユニバーサル紙ジャケHDCD盤に比較し、高域部分がさらにはっきりした感じに仕上がっています。聴感上、直ぐには分からないかもしれませんが、エピタフの立ち上がり部分を比較した際にはっきり分かりました。内容は言うに及ばずですね・・・。通常CD盤でのこれ以上の音質向上は困難かもしれませんが、SACD作成にとりかかっているようですので、将来、DualDisk(SACD層CD層)仕様でCD層にSACD用のDSD新Masterが使用されれば、更なるCD音質向上も期待できるかもしれません(SACD Player持ってる方は少数派・・・CD派にはDualDisk化を待つしかないですね)。それまではこれで我慢しましょう!

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様) (詳細)

恐怖の頭脳改革(K2HD紙ジャケット仕様)

・「やっとデタデタSACDマルチ
DVD−Aマルチの登場以降待ちに待っていたSACDマルチがついに登場。DVD−A衰退の現在、今後を考えるとSACDマルチでしょう。音質も良好SACDはハイブリッド仕様なので通常のCDプレーヤーでもCDとしてなら再生出来ます。ただ『Brain Salad Surgery』は、かなり以前から音質の良いリマスターが多々あるので音質に限って評価すれば、それほどのインパクトは無いと思います。

DVD−A版との大きな差は、冒頭Jerusalem がAlternate Mixで無いこと。このミックスは、ボーカルが全くの別テイクで荘厳な曲にマッチしたボーカルバージョンなのでボーナストラックとしてでも是非入れて欲しかった。

難点を云えば、他の方も言っていましたが、私もSACD探しました・・カバーも無しに詰め込んでしまうこの入れ方は無いと思う。本セット購入者にとってメインディスクなんだからね。

とはいえ、SACDを含む3枚でこの価格は大満足。

・「買い直し
4面見開きジャケットに3CD、ブックレット。DISK 1はオリジナル・アルバム, DISK 2は,アルバム未収録曲や別テイク、別MIXをたっぷり。DISK 3はハイブリットSACD。SACD層には2chと5.1MIXを収録。このサラウンドはいけてます。音もいいし、この値段なら買い!

・「3人が織り成す至高のサウンド
発表当時(私は大学生)は当然アルバムで、ジャケットの表(骸骨マーク)の両開きを開くと、そこにはメディウサが待っていて、あなたを石に変える...。そんな凝ったジャケットが違和感がない程、聴く者を異次元へと運んでくれる素晴らしいサウンドが詰まっている。

数種類のキーボード類を自由自在に操るK.エマーソンの超絶的なテクニック。ドラムス、パーカーションから果ては中国のドラまで叩きまくるK.パーマーの迫力。ヴェルベット・ボイスとベース・ラインの美しさが光るG.レイク。

この3人が織り成すサウンドが、予想も付かず息をもつかせない展開を見せて、聴く者に圧倒的な衝撃を与えてくれる。まさに「恐怖の頭脳改革」。アパートに住んでいた当時の友人は本作を自室で何度も聴いたため、隣人から変な目で見られたそうである。まさに、プログレッシブ・ロックを代表する記念碑的名作。

・「これをたった3人の演奏だと思えるか?
ELPのアルバムには捨て曲とまではいかないが、いわゆる「あんまり…」と言った感じの曲が一枚アルバムに一曲は入っていたりする(タルカスのB面とか…)。しかしこのアルバムと1stだけは特別。そういう曲が一曲も無い。教会の雰囲気っぽい「エルサレム」やパーカッシヴな「トッカータ」、アコースティックな「still‥」など小品の出来もさることながら、何と言ってもやはり「悪の教典」は圧倒的。いわゆる大作の中でもトップクラスの長さをほこる本作であるが、約30分もの間聴き手を全く飽きさせることなく最後まで突っ走る。そしてこの曲ではエマーソンがベースパートを弾き、レイクがエレキギターを弾くなど演奏力が向上している点も見逃せない。しかし何よりもたった3人でこのような分厚い音を出せたということに敬服である。キーボード奏者ならこのアルバムでのエマーソンの演奏は必聴であろう。

・「血管がブチ切れそうなテンションの高い演奏が魅力の名盤
73年発表の5作目。一般にEL&Pの最高傑作とされるアルバムであり、日本でも『恐怖の頭脳改革』の邦題で長年親しまれている。EL&Pはこのアルバムに先立って自らのレーベル、マンティコアを設立。様々な意味で絶好調だった頃の作品なだけに悪いはずもない。彼らの作品の中でも極めて美しいメロディを持った賛美歌のような1.や代表曲「悪の教典#9」は絶対に聞いておくべき。3.のバラードもグレックらしい美しい曲である。演奏のテンションが物凄く高く、アルバム全体から湯気のようなものが立ち上っている感じ。何度聞いても聞く方のこちら側にも力が入ってしまう作品というのも実はかなり珍しい。ムーグによるファンファーレやトリッキーなノイズなど、当時シンセをここまで動的に使いこなした人物はいないと思う。カール・パーマーもシンセ・パーカッションを導入している。とにかく彼ららしい作品ということなるとこのアルバムが最適。作詞にはピート・シンフィールドが参加している。

恐怖の頭脳改革(K2HD紙ジャケット仕様) (詳細)

こわれもの

・「YESミュージックの完成形
前作THE YES ALBUMで個性的なロックロールを確立したYESが次に挑んだのはロックンロールの解体とオーケストレーションによる再構築。 ロックという名前でイメージされるようなフォーマットを原型とする曲はなく、すべて一つの旋律から和声、リズムと丹念に積み上げて築き上げた作曲重視のアルバムです。

膨大な練習をこなすことによって譜面を体に叩き込みさらにエンタテインメントとしてのライブな躍動感を生み出そうとした彼らの驚異的な活動が目に浮かぶようです。 また大曲をソロ作品でつないでゆくアルバム構成もいかにもこの時代のプログレらしい斬新さです。 「ROUND ABOUT」のイントロダクションに感動しない人はきっといないはず。

・「「YES最高傑作」
’70年代のプログレ界を先導しつづけた、EL&P、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンと並ぶ大御所。技巧派ギタリストのスティーブ・ハウが前作「サード・アルバム」に加入してからそれまでは、ややロック寄りだったのだが、プログレと言う種をまき始め、このアルバムで、ついに花開く事になり、YES最大の大ヒットとなった。おそらく、日本語タイトルの「こわれもの」で、知ってる方もいるだろう。主に、スティーブのギターテクを中心とした曲作りではあるものの、個々のパートのバランス的な潜在能力が一気にスパークし、YESと言う名を世界中に浸透させた、貴重な一枚である。本来、このアルバムは2枚組になる予定だったのだが、あまりにも大作な為、1枚づつに分けて、その続編の「Close To The Edge(危機)」も大ヒットとなったのだが古くからのYESファンからはこの続編の方が、最高傑作だと言う意見も多い。私的に、当初の2枚組にする予定だったと言う事を考慮して、この2枚を聴いてこそ、ようやく1枚のアルバムとして確立しても良いのではないだろうかと思う。そこで、YESというバンドを、初めて聴いてみようと言う方は、まずこちらを聴いて次のアルバムに移行してみてはどうだろうか。プログレの大御所バンドの中では、まぁ、基本的に局部の構成は、こう言うジャンルらしく凝ってはいるもののそんな事は微塵も感じさせずに、案外さっぱりと聴けるはずだ。まぁ、このスティーブが後に「ASIA」と言うプログレハードポップロックバンドを結成する事になるのだがASIAを好きだと言う方は、迷わず聴いてみると良い。特に、オープニングの曲は、プログレというより、180度キャッチ―で必ず惹き込まれるであろうYESのNo,1な名曲でもある。それと、ラストの⑨の1フレーズに、日本のバラエティ番組にも使われている効果音的なものも聴けるのでよく注意して、聴いてみると良い。おまけに、この最後の曲は洋楽映画「バッファロー’66」の挿入歌としても使われている。

・「70年代プログレの最高傑作!
キング・クリムゾンと並ぶ英国プログレ界の大御所、YESによる傑作です。1971年リリース。メンバーはJon Anderson、Bill Bruford、Steve Howe、Chris Squire、Rick Wakemanといういわゆる「黄金期」のメンバーです。キーボード奏者が前任のトニー・ケイからウエイクマンに代わったことで、サウンド全体に奥行きと幅が加わり、さらにバンドの志向性がテクニック重視になったことが、この傑作が生まれた背景にあると言えます。

プログレの名曲中の名曲とも言える「Roundabout」から始まり、隠れた名曲「Five Per Cent For Nothing」、そして「Long Distance Runaround」から「The Fish」に移行するときのため息がでるような見事な展開。そして壮大な絵巻物を思わせるラストの「Heart Of The Sunrise」にいたるまで、一分の隙もない的確なテクニックと見事な表現力は、いま改めて聴き直しても色あせてはいません。小曲「Mood For A Day」でのハウのプレイは、多くのギターキッズの格好の教科書になりました。

このとき、最年長のジョン・アンダーソンは27歳。ブラフォードとウエイクマンは何と22歳。このアルバム発表後の彼らの大活躍ぶりは改めて触れるまでもありませんが、ほとばしる才能と完璧とも言えるテクニックと表現力は、時代を超えてゾクゾクとさせてくれるはずです。この稀代の傑作に☆で評価づけするのは、かなり酷な話です。

・「「たられば」はないとしても…
イエスの真の黄金の五人が揃って作られた二枚のアルバムのうちの一枚。「ラウンドアバウト」「南の空」「遥かなる旅路」「燃える朝焼け」などの名曲がズラリと揃っており、文句なく名盤と言えるだろう。問題なのは間に収録されたメンバーのソロ曲のパート。その中で新加入のリックウェイクマンの曲だけが契約の都合上、オリジナル曲の提供ができずブラームスの曲の多重録音となった。私はこの曲が邪魔だと思う。当初の予定通り「アラゴンのキャサリン」が収録されていれば、緊張感の途切れない名盤になったはず。ちなみに今日日「こわれもの」を買うなら、リマスタリングが素晴らしく、ボーナストラックがとても充実したライノ盤にするべきです。

・「これを聴いてみましょう。
 このバンドのCDは数枚持っていますが、詳しいことは知らないんです。 プログレって難しいイメージがありますが、まぁそこまで気合を入れて聴かなくてもいいんじゃないかと思います。長い曲と短い曲の9曲で構成されている、組曲のようなアルバム。プログレ系とは大体こんな傾向がありますね。

 一曲目はわかりやすい曲だと思います。いわゆるキャッチーなメロディーとリズム、リフでプログレ独特の不思議な作りこみは少ないと思います。しかし、楽曲の長さは8分とやや長めですね。2曲目はインストで、ピアノ小品って感じです。繰り返しの効果を最大限に活かした、不思議な曲が3曲目。4曲目はシリアスなギターリフとKeyのリフとユニゾンになるところも最高。変化も大きく幅の広い仕上がりか?

 6曲目は、シンプルな楽器を使用し、シンプルなリズムを複雑に組み合わせている感じだろうか?ベースの音に特徴を感じますね。そのまま7曲目に突入します。アコースティックに始まる、中世イスパニアの香りが味わえる、8曲目と転じて攻撃的なサウンドの9曲目が〆。

 全体的にヴァリエーションが豊富な楽曲で構成されているので、飽きにくいものだし、彼らのナンバー1アルバムであるだけに、素晴らしい内容でした。

こわれもの (詳細)

狂気(SACD-Hybrid)

・「開放感
心臓の鼓動の音から始まるあまりにも有名な、あまりにも売れたアルバムです。本来ポピュラー・ミュージックであるロックを、芸術作品と呼ぶことを可能にした作品だとも思います。

自分はThe Wallが一番好きな人間なんですが、やはりこのアルバムの凄さは語られている通り、もしくはそれ以上だと思います。

あまりに完成されたサウンド・プロダクションと、情緒的で優しいメロディは、壁も天井も地面も消えたように、現実に自分の居る空間から解放され、壮大な異空間、もしくは宇宙の中に解き放たれたような気分にさせてくれます。アルバムの流れも完璧に作られていて、本当の傑作とは何かを教えてくれます。

5.Moneyや8.Us And Themも好きですが、自分のこのアルバム内のベスト曲は4.Timeです。あまりにも王道だとは思いますが…時計の音のSEからのミステリアスで惹き込まれるようなイントロ、切ないメロディに絶妙の女性コーラス、そしてD・ギルモアの“鳴くギター”によるギターソロ…上に書いたように自分が現実の空間から解放されていくような気分になります。

あらゆるジャンルを超えて、音楽が好きな人ならば必ず聴いてみるべきアルバムだと思います。

・「かなり大きめのリアスピーカーが要ります
この5.1ch版狂気を実際に聴いて感じたのは、かなり高いスペックのサラウンドスピーカーが要るという事です。通常のドルビーサラウンド/DTS音声ソフトの場合、リア・スピーカーは、補助的にミックスされたサラウンド音声を受け持つ為のものなので、大きなスピーカーはそれほど必要ではありませんが、このソフトはリアスピーカーもメインスピーカー並みのスペックを必要とします。また、リアの音量や音質をかなりシビアに設定してバランスを整えないと、良さが生きてくれません。でも、うまく設定した時の音は圧巻です。個人的にはシンセ音が縦横無尽に飛び交う「望みの色を」が最もサラウンド向きだと思います。

・「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説
立川直樹はレコードの時代からPFのご意見番として専属ライター的な扱いで仕事をしているが、中身のない解説は不要。和久井光司もしかり。「クリストーマスにインタビューしたことがある」程度で誇らしげに書いている事は感想文。レコード会社のディレクター氏ももう少し考えて(ないのだろうな)人選するか、歌詞対訳のみか、レコーディングデータをもっと詳しく(音響が売りのSACDなんだからね)載せるとか商品価値、セールスポイントに沿った仕事をして欲しい。よくあるでしょう、試写会に呼ばれたタレントのコメントを載せた新作映画の広告を。あれ読むと観る気がしなくなるのと一緒です。

・「スルメだね
ディープパープルのライブインジャパンと言うお決まりのコースからすぐにこのアルバムに入り、以後ほぼ1年半このアルバムだけで過ごした高校浪人時代、一日三回はアナログで聞いていたと思う。お陰で全ての曲を歌詞カードなしで歌える様になってしまった。バックの話し声までコピーしようとしていた。筒井康隆が最初に傑作に出会う事程不幸なことはないと書いていたが正にその罠に嵌ってしまったのであった。このトラップから逃れるのにはクリムゾンキングの宮殿との出会いまで待つ必要があった。傑作には傑作で。この二作のお陰でこちんこちんのプログレ頭になって、この巨大な穴からはその後10年程抜け出る事が出来なかったのだ。それ位の傑作である。しかし、作りそのものはイージーリスニングと言っても良い程万人受けする作品である。

・「あらためて、すごかった
初めて「狂æ°-」ã‚'耳にã-た小学ç"Ÿã®é ƒã‹ã‚‰æ•°ãˆã€ä½•百回アルバムã‚'è'いてきた。

「神秘」~「エコーズ」~「クレイジー・ダイヤモンド」~「ドッグ」と流れる音楽推移(批判はあるだろうが)では大地の広がりのようなものã‚'感じたが、「狂æ°-」はそれとは種別ã‚'異にã-たè¿'未来的な感覚がする。

ã"のSACD版ã‚'è'き、メンバーの強い意欲が感じられた。エンジニアリングã‚'æ‹...å½"ã-たアラン・ãƒ'ーソンの才能もå"抜ã-たものだろうが、何といってもR・ウォーターズの詩とW・ライト、D・ギルモアの音楽性がマッチã-ている。ã"のï¼"人が噛み合わなくなってくる「アニマルズ」あたりから、本来のãƒ"ンク・フロイドからはずれていった。

緻密な計ç®-で作られたã"のアルバムは、より高å"è³ªãªï¼£ï¼¤ã§è'くのが一番だとï!¼³ï¼¡ï¼£ï¼¤ç‰ˆã§æ„Ÿã˜ãŸã€‚今まで以上にç'°ã‹ãªéŸ³ã®é...åˆ-が耳にå...¥ã£ã¦ãã‚‹ã€‚またDVDでç'¹ä»‹ã•れた女性コーラスの微妙なエコーがよくわかる。

ã-かã-LPであれば、「虚空のスキャット」の余韻ã‚'残ã-たままB面にレコードã‚'裏è¿"すという心地よい「é-"」があったのがCDだとすぐに「マネー」に遷るのが残念だ。面å€'くさくてもあの「é-"」が好きだったã‚"だã'ど。

狂気(SACD-Hybrid) (詳細)

スタンド・アップ

・「本領の片鱗
英国出身のプログレ・バンドの巨人の、’69年発表の2nd。ギタリストのMICK ABRAHAMSが脱退し、現在も共に活動を続けるMARTHIN BARREが加入しての初の作品となる。 同時にそれは、本作以降から現在に至るまでのバンドのキャラクターが形骸化される一歩となるべく内容となっている。 フルートをフィーチャーしたハードなブルーズ・ロックという、それだけでも十分に個性的なデビュー作を踏襲しつつ、なおかつバラエティに富ませている。 それは、ロック、ブルーズに加えフォーク、ジャズ、クラシックの要素を取り入れたということもあるが、それが成功した何よりの要因は、ポップで親しみやすい楽曲にある。現在でもライヴの定番となっている曲が複数収録されているのが、その証明だ。 それが、荒削りで破天荒な演奏とあいまって、その楽しさを倍増させている。 そして、このペーパー・スリーヴ。デビュー2作目で、ここまでユーモラスなアイデアと、凝りに凝った作りを具現化した実行力が凄い。 音楽に対する強い欲求が、自由な発想で表れ、後の本領の片鱗をチラつかせている、若さ溢れる意欲作だ。

・「時はニューロック時代。
`69年発表。時はニューロック時代。ロック、ブルース、ジャズ、クラシック色々な素養を身につけたミュージシャンが独自の個性の中に実験・租借を繰り返していた時代です。ジャンルや演奏のマニュアルが見えてしまった今とは 隔世の感があります。しかし、そんな時代でもそれらのジャンルを消化しきったグループは多くはありません。タルを一言でいえばジャズ的なリズムチェンジを繰り返す、へヴィーブルースロックをベースにクラシカルなフルートがリードをとったバンド、(というすいません、全然一言ではありませんが)です。イアンのヴォーカルも無茶苦茶カッコいいです。残念ながら、徐々にブルース色がなくなり、私の興味からは離れてしまいますが、逆にプログレ分野では初期とは別の根強いファンを獲得しています。もしブリティッシュロックといくくりであれば、初期2枚が圧倒的です。ストーンズのレットイット〜やベガーズ〜とも比較しうる傑作だと思います。いやそれら以上かも。

スタンド・アップ (詳細)

マークの幻想の旅

・「宝石のようにきらめくキーボード
 サントラ専門のバンドにしては珍しく、1978年にゴブリンは、オリジナルアルバム『マークの幻想の旅』を発表。全8曲中7曲がマッシモ・モランテのボーカル入りで、ゴブリンが従来のイメージチェンジを図ろうとした野心作である。

 だが、『マークの幻想の旅』はゴブリンにとって最大の商業的失敗作となった。音楽的には水準が高いが、最大の欠点は楽曲にマッシモ・モランテのボーカルが調和していないことだと多くの批評家は指摘する。 これ以降の作品ではマッシモ・モランテのボーカルは改善されていくが、このアルバムではうまくいっていない。

 アルバムのなかでは「ビリディアナの滝」と「夜」がの評価が高いが、いずれもインストルメンタルが中心の曲である。べースのファビオ・ピニャテッリがピータ・ガブリエルが歌うことを想定して、『マークの幻想の旅』の楽曲を作曲したという。宝石のようにきらめくキーボード。音楽的にはゴブリンの最高傑作といえる。

・「演奏は控えめ。しかし曲のクオリティが高く一番聞きやすいアルバム
ゴブリン関連7作品がデジタルリマスター、紙ジャケット仕様にて復刻。これは78年ゾンビのサントラと同じ年に製作されたサントラ物でないバンドアルバム(イタリア語ボーカル入り)としての作品です。流石リマスターだけに音が太くなり素晴らしい仕上がりです。特にドラムとベースの低音楽器はその恩恵をうけて細かい音までよく聞こえます。内容はそれまでのバンドアルバムと比べ音数の異常に多い超絶技巧は影をひそめ、演奏は曲を盛り上げる形に終止しています。またこのアルバムは曲の完成度が高く、シンセサイザーの伸びやかな音を効果的に使用する実に聞きやすい作品群になっていて、とてもあの気色悪い映画音楽をやってるバンドと思えないサウンドです。特に6曲目なんてまるでクイーンのようなとてもキャッチーで素晴らしい曲ですよ。これだけのクオリティがあるのにタイアップ物意外あまり評価されていないのは残念ではありますが・・しかしなんで最後の曲が2バスがドカスカ鳴り響くハードロック風なんだろ・・?しかもインストって・・やっぱし変なばんど・・

マークの幻想の旅 (詳細)

チューブラー・ベルズ

・「SUPER AUDIO Tubular Bells!
せっかくダウンロードした着メロを聴いてがっかりした経験は誰にでもあるのではないだろうか。音楽はメロディーとリズムだけで構成されているわけではない。トーン、プレゼンス、つまり音の感触が音楽の生命線になっていることを私たちは意外と意識していないことが多い。いきなり横道に逸れてしまったが、73年発表Mike Oldfieldデビュー作のSACDハイブリッド盤である。2chステレオは98年にSimon Heyworthによってリマスターされた25周年記念バージョン。サラウンドは75年4chSTEREO用にミックスされたものが採用されている。本作は、PINK FLOYDの「狂気」同様、過去何種類もの音質改善CDがリリースされてきたそうだが、私が持っている初期CDよりは遙かに、また本作自体のCD層と聞き較べても、SACDの音質は明らかによりダイナミックに温かい音で鳴ってくれる。ピアノやアコースティック楽器は勿論のこと、ファズベースなど今まで感じなかったニュアンスを発見できた気がした。ステレオ再生ヘッドフォンで聴いても殆どの人がその違いを聞き分けられるのでないだろうか。またマルチchの音源はSTEREO音源のものよりおよそ3分長いバージョンが使用されているのも本作の隠れた魅力でもある。英国の19歳の青年がほとんど一人で作りあげた奇妙な音楽。「映画エクソシストのテーマ」として知られる部分はごく触りの部分だけだ。壮大かつ密室的な全編をぜひ最高の音質で聴いていただきたい。

・「戦慄と狂気と美の世界
映画「エクソシスト」で使用された事でも有名な戦慄の組曲。全ての楽器をM.オールドフィールド一人で演奏している事でも有名。精緻な作業の積み重ねで産み出された傑作である。

静かな出だしから始まって、次第に音の重なりが増すに連れ、聴く者を襲う戦慄感。体に纏わり付くような粘着質の音楽は狂気じみているが美しい。使われている楽器は、むしろ教会音楽で使用される類のものなのだが、それが却って倒錯した悪魔的美を演出している。「エクソシスト」で使われたのもうなづける。

聴く者を妖しの世界に運ぶ、M.オールドフィールド一世一代の傑作。

・「20歳の「天才」
 最近はじめて聞きましたが、あのピアノが流れた次点で度肝を抜かれました。何なのでしょうかこの感覚。衝撃というありふれた言葉では形容できない。本当に、体が、心が震えました。 特にPart Oneがすごいです。最初のピアノのワンフレーズにマイクの奏でるさまざまな楽器が絡み合っていき、あの朝の日差しを感じるような神秘的なフレーズへ。その後はさまざまな楽器がひとつひとつのパートに絡み合う。特にギターパートはかっこいいです。そして最後はマイクが楽器の名前を次々に読み、それらがひとつひとつベースに絡み合う。そして最後は祝福の鐘、チューブラー・ベルズが高らかに鳴り響き、感動のフィナーレを迎える。ああ本当に素晴らしい。 こんな神秘的で感動的なアルバムは本当になかなかないですよ。弱冠20歳にしてこんな作品を作ってしまうとは本当に驚きです。彼こそ文字通りの「天才」に違いないでしょう!

・「精神への作用
~リチャード・ブランソン(ヴァージングループの創業者)の自伝に書かれていたが、創業当時からヴァージンレコードはこのアルバムに、すごく、すごく助けられていたようだ。ブランソンが気球で冒険旅行に出かけることができるのも、このアルバムのおかげ?~~私の知り合いのなかには、「この曲を聴くと、生理的な嫌悪を感じる」と言う人がいる。それだけ人間の精神の奥底に響くものがあるのだろう。~

・「4人のピアニストによるTublar Bells Part 1の演奏
タイトルの通り、2台のピアノと2台のシンセサイザーでの演奏と、4台のピアノでの演奏が入っています。Part 1のみで、Part 2は、このCDには収録されていません。続編を期待したいところです。

さすがに4台ものグランドピアノを並べた演奏は、大迫力です。こういう切り口もあるということで、一聴の価値はあると思います。

でも、ピアノで4台も同時に音を出すと、低音が濁り気味になりますね。ピアノだと連弾くらいが限界なのでしょうか。

チューブラー・ベルズ (詳細)

Foxtrot

・「感涙のサパーズ・レディ
重厚なキーボードによるウォッチャー・オブ・ザ・スカイズで始まるこのアルバムは、最後に23分に及ぶ大作サパーズ・レディにて頂点を極める。

サパーズ・レディは、曲こそ長いが、いくつかの断片に分けられる。ところが曲は、断片的ではなく、統一感と緊張感を最後まで保つ。ラザフォードの美しいギターと甘美なガブリエルの歌に酔う。

趣はイエス、ELP、フロイド、クリムゾンなどの奏でるプログレとは一線を画す。曲は身近で、手の届く場所にあり、旋律が自然に脳裏に焼き付けられる。哀愁を持って、リズミカルに、何より真摯に。

一般のプログレには、一面では音楽そのものを突き放した様な側面もあるが、ジェネシスのプログレ?は、我々に身近だ。

このアルバムと共に、激動の1970年代に想いを馳せる。

・「やはり本作がピーター在籍時の最高傑作か?
以前のレビューで「月影の騎士がピーガブ在籍時の最高傑作」と書きましたが、前言撤回。やはりこのアルバムが最高傑作ではないかと思い直しました。まずは1曲目「Watcher Of The Skys」。「プログレ」=メロトロンともいわれていますが、この曲ほどそれをあからさまにした曲も少ないのではないでしょうか。そのメロトロンの荘厳なオープニングに始まり、マイクのリズムギターとフィルの正確無比なドラムが刻むビートは強烈です。2曲目「Time Table」は美しいバラードですが、そこはさすがジェネシスといった感じで英国風の独特の湿り気混じったサウンドを聴かせてくれます。個人的にこの曲のピーターのヴォーカルがだいすきです。3曲目「Get 'Em Out By Friday」はピーターにしては珍しく日常的なことを詩にしています。オープニングから変拍子の炸裂する攻撃的な演奏も特徴です。相変わらずのピーター節も炸裂しています。イエスばりのテクニカルな演奏を繰り広げる「Can-Utility And The Coastliners」とハケットの美しいギターインスト「Horizons」をはさみ、いよいよハイライトである「Supper's Ready」が始まります。この曲にはピーター在籍時ジェネシスの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。ピーター節炸裂のヴォーカルとロックオペラ調のシアトリカルな歌詞に加え、起伏に富んだ展開、複雑な変拍子、感動的なエンディングと、23分にもわたるジェネシスワールドを堪能できます。ピーター在籍時の作品としては次作「月影の騎士」や「眩惑のブロードウェイ」とも甲乙つけがたいですが、僕は本作を最高傑作に推します。ただしとっかかりには「月影の騎士」をすすめます。

・「ガブリエル在籍時の代表作
1972年発表のジェネシス第4作。黄金期のメンバー5人になって2作目にしてすでにここまで完成度の高いものをつくってしまいました。1曲目の"Watcher of the Skies"から、最後の23分に及ぶ組曲"Supper's Ready"まで、密度の高い演奏が繰り広げられます。Peter Gabrielのボーカルは変幻自在で、Phil Collinsのドラムはあくまでタイトかつパワフルであり、Mike Rutherfordは12弦ギターとベースにベースペダルまで使ってサウンドを蔭で支え、Tony Banksはメロトロンやオルガンを使って多彩なイメージを描き、ギターのSteve Hackettは印象的なフレーズを次々と奏でていく。また静と動の対比も鮮やかです。これで悪い作品になるはずがありません。

・「聴かずに死ねない1枚!,
ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスの完成を見たアルバム。ジャケットのへたうまさのイメージも相まって『サパース・レディ』を聴かずに死ぬロック・ファンは可愛そうと思われる名盤。延々と繰り広げられるイマジネーションいっぱいの世界は25年たった今聴いても感動が薄れることがありません。ただし聴くのにエネルギーがいるかも。

・「サパーズ・レディは永遠を奏でる
ジェネシスのこのアルバムは、普遍性を持った傑作アルバム。スティーヴ・ハケットのホライズンズに導かれて始まる大曲「サパーズ・レディ」は、長さを感じさせないほど密度が濃い。

ゲイブリエルの七変化のヴォーカル、トニー・バンクスの肌理細かいキーボードなど聴き所は満載だ。宗教的な香りも漂うこの曲、このアルバムでジェネシスワールドにはまってください。

Foxtrot (詳細)

パレポリ(紙)

・「これが「プログレ」だ!!
間違いなくプログレ史上最高傑作の一つであると確信できます。↓の方が「わけのわからない感動」という言葉を使われていますが、私もまったく同感です!とにかく聴き終った後、「一体全体これは何の話だったんだ…でも凄すぎる!!」という感想を毎回毎回覚えてしまいます。全編これでもか!というくらいの究極まで練った曲構成、すべての楽器が爆発的な荒々しさで繰り広げる野蛮なアンサンブル(ジミヘンとハウ/フリップが合体したかのようなギター!唾飛ばしまくりの必死なフルート!突撃ドラム!)、これぞイタリア!決定版とも言うべき臭い哀愁全開のボーカル。そしてこの楽曲演奏の魅力を最大限引き出すことに成功した、アビーロードも真っ青のずば抜けて音が良く、大迫力なプロダクション!しかも音響効果は抜群にこりまくっていて、同時代の英国産3大プログレに引けを取るどころか、引き離さんばかりの勢いをこのバンドに与えることに成功しています。私はつい最近になってこのパレポリを初めて聴きましたが、もっと早く出会えなかったことを後悔するかのように毎日毎日聴き込んでいます。

この凄まじいまでの爆発的な勢い、ユーロプログレファンだけのものにするにはもったいなさ過ぎる名盤中の名盤です。全クラシックロックファン必聴です、是非チェックを!!

・「イタリアンロック不朽の感動作
かつてキングのヨーロピアンロックコレクションでトップクラスの売り上げを誇ったらしい人気作。私ももちろん買って,何度も聞き込んだアルバム。CDで買い直して聴き直しても,やはり,わけのわからない感動を呼ぶ名作だ。サントラである「ミラノカリブロ9」もなかなか良い曲をやっていて良いのだが(ミラノの方が好きという人も多いが),個性的である点で本作のほうが数段魅力的だ。キングクリムゾンの影響が大きいことは聴けばすぐ分かる。しかし,民族音楽を取り入れているだけでなく,演奏面でも個性的特徴がある。私の友人Y氏の意見では,「荒い」。演奏が下手という意味ではなく,独特の荒さがあるのだ。フルートもギターも,音が荒い。そして,ぶ厚いメロトロンに哀感のあるヴォーカル。なお,「わけのわからない感動」に至るためには,できるだけ大きな音で聴く必要がある。これはクリムゾンも同じだが,小音量ではダメである。近所に迷惑をかけたくない人はヘッドホンを使って,大きめの音で聴くこと。また,紙ジャケットはうれしいようでもあるが,収納には困る。変形ジャケではないので,プラケースでも良かった。

・「マスト!!!
OSANNAの最高傑作であり、プログレ系では個人的に一番好きな作品です。へヴィーなギターに絡むフルートがたまりません!!イタリア語で歌うVoも最高です。後期には英詩になっていくOSANNAですが、やっぱりイタリア語の独特の響きの方が熱いです。イタリアン・ロック史上に残る、まさに不朽の名作です!プログレ好きな方だけでなく、BLACK SABBATHあたりが好きな方にもおすすめです。

・「期待はずれの傑作!
かってキングのユーロロックシリーズの中に、「オザンナ」というバンド名があったのは覚えていたのですが、ユーロロックは当たり外れがあるからなあと敬遠していた所、しつこく「おすすめの音楽」に登場するため、購入したアルバムです。結果からいえば、良い意味の期待外れ。イタリアのバンドということでPFMに代表されるように、哀愁のある中でのカラッと感を想像していたのですが、攻撃的なギター、激しいサックス、吹きまくられるフルート、重いドラム、そして哀愁のメロトロン&ボーカル、複雑な楽曲が加わって、ヘヴィなプログレになっています。何に似ているか一言でといわれれば、その攻撃性からアースバウンド期のKCかと。もちろん、ユーロロックだけにボーカル等にクセがあり、ブリティッシュプログレのように多くの方に是非とはいえませんが、プログレ−とりわけ2期KCあたり−ファンであれば、試してみる価値のあるアルバムです。

・「メロスと並ぶ傑作
イタリアのプログレバンド、オザンナの3rd。1973作/紙ジャケリマスター盤70年代イタリアン・ヘヴィプログレの中でもCERVELLOの「MELOS」と並んで、もっとも幻想的であり、そして完成度の高いアルバムがこれだ。鈴の音とともに太古の儀式を思わせるような雰囲気から、フルートが鳴りだし、うねるようなギターとメロトロンが合わさって、祝祭めいたサウンドが作られるとやがて幻想都市パレアポリスが目に浮かぶ。イタリア語の歌声による叙情と、濃密な空気がかもしだす特有の迫力は、このバンドならではのものだ。吹き鳴らされるフルート、荒々しいギター、フェリーニの映画のような破天荒さと呪術的な幻想性…すべてにおいてイタリアからしか出て来得ない傑作だ。

パレポリ(紙) (詳細)

閉ざされた町

・「日本が世界に誇るロックの超名盤!
 世の中には、「ロックってどんな音楽?」という問いに明確に回答してくれるアルバムがいくつかありますが、これもそのひとつ言って良い作品かと思います。 カルメン・マキの上手さとパワーを兼ね備えたヴォーカルに春日博文のメロディックでエモーショナルなギター、そしてなんといっても印象的なのは、川上シゲさんのベースです。ティムボガートや、ジョンエントウィッスルもぶっとぶんでしまいそうなうなりをあげて歪みまくるベースサウンドは圧倒的。多くの目立ちたがりなロックのベース弾きに「ベースやってて良かった」と思わせてくれるとてもかっこいいベースプレイを聞かせてくれます。 楽曲もヘヴィでありながら疾走感もあるハードロックにメロウで美しいナンバー、そして初期ブラックサバスを彷彿とさせる陰鬱でヘヴィな雰囲気のハードロックがあったりと非常に充実しています。歌詞も深みがあってとても良いと思います。 まさに日本が世界に誇れる「ロックの超名盤」です。普段洋楽しか聴かないという人も是非最初から最後まで通して聴いてみてください。きっともう二度と手放せなくなるアルバムのひとつとなることでしょう。

・「シゲのベース
マキ&オズは1st.の評価が高いが、私にはこれが最高です。米国西海岸にスタッフを含め十数名が4ヶ月滞在し制作した結果がこれ。2nd.から加入したラッキー川崎のオルガンやソリーナ(ストリングスKb)で音に厚みが出たうえ、シゲの歪んだ(マエストロのブラスマスター+サンのアンプ?)重いベースが独特のヘヴィネスを出しています。一部クリムゾンっぽい部分が気になるが、アルバムとしてのトータルな完成度(吉田カツのジャケットを含めて)は彼等のオリジナルスタジオ版3枚の中で最高と思います(アナログ盤は見開きでないのに、内側にも絵が書いてありました)。高校生の時に電気ホールで解散前のステージを見て、シゲのフィードバックしたベースソロにぶっ飛んだのが昨日の様に思い出されるのです。

・「すごいわ、これ……。
最近初めて聴いたのだけれど、これは本当にすごいアルバムだと思う。聴けば聴くほどどんどんハマっていく。録音されてから30年近くが経過しているというのに古びた感じがほとんどない。ハード&ヘヴィな部分とフォーキーで静かな部分のバランスが非常に良いと思う。

・「間違い無く最高傑作
マキOZのみならず、70年代ジャパニーズロックの最高傑作といっても過言ではないと思います。メンバー全員の力量も如何なく発揮されています。また、当時(確か)かなりの月日を費やしてロスで録音されたものと記憶していますが、音の良さもまた特筆もの、OZのへビィなサウンドを堪能できます。

・「1980年当時、毎晩聴いていました。
僕は乗り遅れだったので、アルバムを購入した時にはもう既にOZは無くなっていたんです。1979年も終わりごろ、1st,2nd,3rdとまとめて購入しました。しばらくは「崩壊の前日」を収めている2枚目が1番好きでした。録音がロスアンゼルスということで音色が他の二枚と異なっているところも。

1st,3rdはへヴィなサウンドがあってもロックですが、2ndはハードロックです。2.はスピード感あります。1.と2.合わせて一曲です。後はバラードです。5.と6.は特に暗くハードロックしてます。

1980年当時、毎晩聴いていました。寝ながら聴いていました。1.Introductionから2.崩壊の前日へのながれが大好きです。「崩壊の前日」をコピーしているバンドは多かったけれど、Introductionをコピーしているバンドにはお目にかからなかったな。しかもみんなライブバージョン。ぼくは1.もコピーしましたよ。A A A A E E E E Em Em Em Em Bsus4 Bsus4 G GA A A A E E E E B B B B B B B B(1,2,3弦だけで)

加治木剛さんの歌詞がまたいいですね。加治木さんが東京おとぼけキャッツのリーダー・ダディ竹千代さんとは知ったのは1982年です。

今回、レビューを修正するに当たって改めて聴きました。全編無駄な曲はありません。しかし、毎日聞いているとそのうち疲れます。楽には聴けません。覚悟がいります。

歌詞カードは見開き・上下対称の印刷で底辺に曲名が逆さにあり、鏡に映すと読めます。残念ながら、1st,3rdと異なり、マキさんの手書き文字ではありません。

バンドメンバはマキと春日を除き一新、Bass川上茂幸・Key川上雅文・Dr工藤賢一

閉ざされた町 (詳細)

IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ

・「ピーナッツが好きな人、岸部シローが好きな人、プログレが好きな人にオススメの超名盤
まずザッピーナッツ好きの人には定番曲は短いながらもかなり入ってるしライブなのに音がすごくいいスタジオアルバムに思えるぐらいの音質、バランスのよさ

あと洋楽のカバーがとにかく選曲センスがよくユーライアヒープ、キャロルキング、キングクリムゾン、アイク&ティナターナー、定番アメリカンポップスゴッドファーザーのテーマと実に泣けます

それから岸部シローの司会が超おいしい岸部シロー節全開で「ぽっぷすぅたいむとんねーるー」ってすげ―です、貴重ですザピーナッツファンの方には不評なようですが岸部シロー好きにはたまりまへん

しかしザッピーナッツの何が一番魅力なのかと考えるとたしかに楽曲のよさもあるんですがやっぱり双子であるところですね最近ザピーナッツのカバーをしてる若い歌手がいましたがダメでした何故か同じ声質が二人いないからです普通まったく同じ声質のボーカルを重ねようと思ったらオーバーダビングしかない双子はそれをリアルタイムで可能にしてるんですよねそしてただ双子であればいいかというとそうでもない二人とも同じくらいの声量・技量がなくてはならないしそう考えると奇蹟的なすごいユニットだと思う今日この頃です

・「ザ・ピーナッツmeetsニューロック!
1972å¹'の東京æ°'音主催のリサイタルã‚'実況録音ã-たè²'重な記録の初CDåŒ-です。å½"時の渡辺ãƒ-ロはãƒ"ーナッツのライãƒ'版は極力出さないようにã-ようと言う戦略だったのか、正式にリリースされたライãƒ'アルバムは、ï¼"チャンネルステレオのデモンストレーションç"¨ã«è£½ä½œã•れたã"のアルバムと、引退記念å...¬æ¼"のライãƒ'盤ã-か残されていませã‚"。

ã-かã-、å†...容は濃密です。å½"然のã"とく音楽監督は宮川泰å...ˆç"Ÿã§ã™ã®ã§ã€ãŠãªã˜ã¿ã®ãƒ'ットメドレーも、また違ったå'³ã‚ã„ã‚'感じます。

そã-て、特筆すべきは、ユーライア・ãƒ'ーãƒ-の「対自核」、キング・クリムゾンの「エãƒ"タフ」、CCR(というかティナ・ターナーかな?)の「ãƒ-ラウド・メアリー」などのニューロックナンバーにも果敢にæŒ'戦。見事に自分たちのものã!«!ã-ているã"とです。それæ•...、多くの人にとって、ã"のアルバムのCDåŒ-はå¾...望とされていたものです。

MCの岸部四郎もいいå'³ã‚'出ã-ています。コレも聞き物です。そã-て、最後の「可愛い花」は、見事にï¼-0å¹'代風ãƒ"ューティフルサウンドに仕上がっており、「フィーリン・グッド!」「ä¸-界の女たち」とともに、DJニーズも高そうです。今の耳で聞くとæ-°ãŸãªç™ºè¦‹ãŒã"っそり出て来る、ç' æ™'らã-いライãƒ'です。

・「IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ
ピーナッツのファンならこのCDは貴重な一枚です。ピーナッツはライブ盤がなく、引退されるまではほとんど皆無に等しい。司会進行がいまいちですが、「エピタフ」がかもちだすステージならではの迫力、「かわいい花」も今までにないアレンジで、お勧めです。是非聞いて見てください。買ってよかった!・・と思います。

・「昭和30年代生まれは必携!
 これは!!。検索サーフィンしていて見つけました。そうそう自分にとってザ・ピーナッツは洋楽の楽しさを最初に教えてくれた貴重な存在だったんだと改めて思い直しました。どうして今まで購入していないのか・・・馬鹿だったなぁ。現存する(?)彼女達のCDを全て今回購入しましたが、これが一番良かった。全曲、録音状態も良くて素晴らしいですね。監獄ロックや洋楽ヒット曲の日本語訳は感動ですわ。今の人たちは皆英語で歌ってるけど、この頃はこれでなくてはいけなかったのかもしれませんね。さすがにエピタフは英語ですけれど・・・。よくやるよねぇ・・宮川泰のアレンジ、編曲というのは最高ですね。 彼女達、今はどうしているのでしょうか?

・「プログレファンに聴いて欲しいエピタフ
オーãƒ-ニングナンバーはユーライア・ãƒ'ーãƒ-の「対自核」「Look at Yourself」ã‚'無理やりæ-¥æœ¬èªžè¨³ã-て「対自核」。何だそりゃ?って感じですね。

おそらくã"のアルバムã‚'è³¼å...¥ã•れるæ-¹ã¯ã»ã¨ã‚"どã"存知ないでã-ょう、ユーライア・ãƒ'ーãƒ-。アレンジャーの宮川泰氏の選曲でã-ょうか。渋いですね。

丁度宇宙戦艦ヤマトなã‚"かの頃ですからね、油ä¹-ってまã-たね、宮川さã‚"。

で、そのä»-にも結構凄いæ'‹æ¥½ã®ã‚«ãƒ'ァーã‚'ã-ているã‚"ですが、圧巻は何と言ってもキング・クリムゾンの「エãƒ"タフ」。本家ã‚'凌ぐ物凄いボーカルです。

で、多分観客は「エãƒ"タフ」がどã‚"な曲であるかなã‚"てå...¨ç„¶çŸ¥ã‚‰ãªã„ã‚"でã-ょう。ひょっとã-たらãƒ"ーナッツさã‚"たちも「エãƒ"タフ」がどã‚"な曲であるかなã‚"てå...¨ç„¶çŸ¥ã‚‰ãªã„のかも知れない。そういう状況で、ã"ã"まで歌い込むというのは凄いです。

ãƒ-ログ!ãƒ!!¬ãƒ•ァンå¿...è'の一枚!!

もちろã‚"、持ち歌の「ウナセラディ東京」なã‚"かもイケてます。

MCに岸部シローが出てくるのが涙モノでもあります。

IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ (詳細)

Mcdonald & Giles [HDCD]

・「一瞬の至福!
 イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズが、「宮殿」一枚でキング・クリムズンを脱退後、1970年に制作した2人名義の最初で最後のアルバムである。主なメンバーは他にマイケルの弟であるピーター・ジャイルズやスティーヴ・ウィンウッドなど。ここにはメタリックなギター・リフは無い。あるのは、British folk/jazzをベースにした各メンバーの対話。しかしそれらは緻密に構成され、驚異的(でも嫌みのない)演奏力に裏打ちされている。ある時はリラックスして、ある時はユーモラスに、またある時は緊張感に満ちて。まったく、こんな音楽がやりたければクリムズンをさっさと脱退してしまうのも無理もない。クリムズン・ファンのみならず、すべての音楽ファンに聴いてもらいたいアルバムである。これで2人のコラボレーションが終わってしまったのも悔やまれてしかたがない。

・「一瞬の至福!
 イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズが、「宮殿」一枚でキング・クリムズンを脱退後、1970年に制作した2人名義の最初で最後のアルバムである。主なメンバーは他にマイケルの弟であるピーター・ジャイルズやスティーヴ・ウィンウッドなど。ここにはメタリックなギター・リフは無い。あるのは、British folk/jazzをベースにした各メンバーの対話。しかしそれらは緻密に構成され、驚異的(でも嫌みのない)演奏力に裏打ちされている。ある時はリラックスして、ある時はユーモラスに、またある時は緊張感に満ちて。まったく、こんな音楽がやりたければクリムズンをさっさと脱退してしまうのも無理もない。クリムズン・ファンのみならず、すべての音楽ファンに聴いてもらいたいアルバムである。これで2人のコラボレーションが終わってしまったのも悔やまれてしかたがない。 なお、本盤はHDCDプロセスでリマスタリングされ、弦楽器群はもちろん、特にドラムスとベースの臨場感が良くなったことを付け加えておく。既発CDをお持ちの方にも買い替えをお勧めしたい程である。

・「『宮殿』からダイレクトに来ると少々困惑するかも?
King Crimsonを支えた歴代の名プレーヤー達を挙げればキリが無い。それこそファミリーツリー全ての音楽を模索しだしたら気が遠くなるってものだ(笑)。奇跡の名盤『クリムゾン・キングの宮殿』で木琴やキーボード多彩な楽器で才能を光らせたイアン・マクドナルド、ロック界に衝撃を与えた芸術的ジャズ調ドラミングを聴かせたマイケル・ジャイルズも言わずもかな…

このマクドナルドとジャイルズ二人がCrimson2rd『ポセイドンのめざめ』制作前に脱退を表明し制作したアルバムとなればファンならずとも注目に値する。ましてや「『ポセイドン‥』より『宮殿』の正統な続編!」と評するCrimsonファンも少なくない本作。

しかしである。まだ歴の浅いファン(私も)がこのレビューを真に受け、『宮殿』からダイレクトに経由してこちのアルバムを手にしたならその雰囲気に困惑する人も多い事だろう。なぜならこのアルバムを一聴したなら『宮殿』の“狂気的”“緊張感”よりずいぶん明るく叙情的な印象を受けるはずだ。

もしもそれに戸惑を感じたなら少し寝かせ期間を置いてから聴いてみるのもいいだろう。回り道をして色々な音楽に触れてみるのもいい。『宮殿』の強烈なインパクトを引きずっていてはこのアルバムを正当に評価できない。これはブリティッシュ・フォークの傑作である。もちろんここで聴けるマクドナルドとジャイルズの名演は『宮殿』のそれだ。

HDCDリマスタリング仕様。ロック史にその名を残す名盤がこの値段である!即買いである。「あ~買って良かった♪」と思う日々である。中古で売っ払うなんてヤボな事をしちゃぁ損するぞ!

・「Mcdonald & Giles
ex-King Crimsonペアの1971年リリースアルバム。例の「宮殿」の続編のようなドラミング。細かく刻み、譜割を入れ替えるスネア連打。そんな緊張感をとてもリラックスして響かせるなんて、もしかしたら「宮殿」以上かも、、とさえ思ったけど、それは思い過ぎだ、、と。いや比較せずに普通に楽しめばいい。

どことなく楽園志向な楽想がこのアルバムの雰囲気を決定付けてる。何か時々物凄い技巧を響かせるけど、それはカンタベリー音楽家のようにサラっと流して、そんな事よりも楽想全体の雰囲気を大事に抱えたアルバム。5曲46分の大作志向さえも、それと感じさせないチカラの抜き具合。繰り返し聴くうちにどんどんハマるアルバム。

・「british folk rock の真骨頂
大衆音楽分類学上かつてfolk rockという分野があった。この mcdonald and giles の音楽はまさにこの範疇にぴたりと当てはまるものだろう。british folk の根っこを確固として持ちつつ、それを一体どのように表現したら自らのそして時代の聴衆の要求に叶うかを真剣に追究した結果が、このアルバムに収められた珠玉の楽曲群である。何と言ってもメンバ全員の演奏能力の卓越が驚異的、ian mcdonald のギターやリードは言う迄もなく、michael giles のドラムスはリズムのキープという領域を遥かに超えた凄みがあり、聴いていて戦慄を覚える程、楽曲は静かで叙情的な雰囲気を基本とし緻密に構成してある中、所々にびっくり箱が巧妙に散りばめてあって、5曲46分の間全く飽きることがない、極めて厳密な意味で british folk rock の真骨頂と言える誰もが聞くべき傑出した作品である。

Mcdonald & Giles [HDCD] (詳細)

一触即発(+2)(紙ジャケット仕様)

・「デジタルリマスター
なんと歴史的名盤が¥1500で紙ジャケ、デジタルリマスターで再発。音質は、94年のCD選書Q盤と比較をすると、ダイナミックレンジ、音の切れのよさとも比較にならないくらい格段に向上。すでに持っているものを買いなおしてもあまりある価値を手に入れることができた。ありがとうHAGAKUREさん。

・「日本のロックを代表する名盤がリーズナブルなお値段で再発!
いうまでもなく70年代の日本のロックシーンを語るうえで欠くことのできない四人囃子のデビュー作「一触即発」(1974年)がオリジナルのLPデザインを忠実に再現した紙ジャケットで再発されました。再プレスは今回が初めてではありませんし、前回の目玉的存在だった2曲のボーナストラックも嬉しいことに同様の扱いです。

改めて聴き直してみると「日本のピンク・フロイド」と呼ばれたのはあくまでもセールス上のことで、実際にはデビューアルバムにしてすでに確固たる音楽的オリジナリティーを構築してしまっている点にはただ驚くばかりです。さらに驚くことに彼らが20歳そこそこだったという事実です。

「おまつり」「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」などの一連の名曲を高音質で聴き直してみると、プレイヤーとしての卓越したテクニックはもちろん、コンポーザーとしての優れた能力も当時としては頭ひとつ以上抜き出た存在であったことが分かるはずです。若い世代にはピンとこないかもしれませんが「昭和の音楽なんて」と先入観を捨てて、ただ心を済まして彼らの音楽に触れていただきたいと思います。同時に俳優座でのライブ「’73四人囃子」と聴き比べると、さらに彼らを理解できると思います。

・「音がよくなってます
既にレビューしているのですが、このリマスター盤はあんまり音に気にしない無頓着な私にもよく分かるくらいうれしい驚きでして、是非もう一度聞いてください。皆さんお書きになっているし、僕も既に書いているのですが、すばらしい作品です。初めはパロディかなと思って聞いた記憶があるのですが、例のピンク・フロイドの「狂気」の例の一瞬が「おっと」と思わせるのですが、かえってあれがなんとも言えない魅力になってます。タイトルの「一触即発」だけでなく他の曲も素晴らしく、特にレコードの時はラストを飾っていた「ピンポン玉の嘆き」の叙情性はもうたまりません。この時の四人囃子は若いんですよ。

・「演奏技術がスゴイ!
とにかくアルバムの完成度が高い。その完成度を高めているのが、何といってもその演奏技術だ。70年代の日本にこれだけの演奏力を持ったバンドが存在していたこと自体「奇跡」だと思う。そして、このアルバムを作り上げた。 日本のミュージシャン達は、いつも尊敬するアーティストを聞かれた時、こぞって海外のミュージシャンを挙げる。僕はそれが納得いかない。四人囃子というバンドがいたという事実を日本のミュージシャン達は認めなければいけない。

・「70年代前半、すでにロックは完成していた。
70年代前半は、世界的に見てもロックの全盛期だった.数々の名盤が生まれている.四人囃子はピンクフロイドやディープパープルに影響をうけながらも、独自のジャパニーズ/プログレを展開した.この一触即発は彼らのデビュー作であり、最高傑作だ.独特の浮遊感と緊張感の共存した曲は、今聞いても色あせない.2作目以降は、ベースの中村が抜け、佐久間が加入、またギターの森園がフュージョン路線に傾倒したこともあり、急速に崩壊してゆく。2002の再結成ライブ版で「一触即発」を聞くことができるが、緊張感のない演奏にがっかりした。興味のあるかたはまずこれを聞くべき。ほかの作品は、四人囃子ではない。

一触即発(+2)(紙ジャケット仕様) (詳細)

サトリ

・「祝・再結成!
日本のロックの黎明期を代表する、不滅の金字塔。

サウンドを聴けば、彼らが主に、●ブラック・サバス●レッド・ツェッペリン●キング・クリムゾンに影響を受けているのは分かるが、そこにプラスαでのっけられた、アジアン・テイストがたまらない味わいを醸す。本作はオリジナル・リリースから40年近くになろうとしているが、この風変わりな唯一無二のオリジナル・テイストのおかげで、いまだ新鮮な空気感を保ち、(YouTubeにおけるFTB関連動画への海外のリスナーの反応に明らかだが)新たなファンを世界中で獲得できてもいる。

昔の日本のバンドが、ノスタルジー抜きで海外で支持されているってのは、本当に希有な例であろうね。

・「Japanese stoner music
Do you like Black Sabbath? Do you like Cathedral? Trouble? Kyuss?SUNN? So, why don't you take this? FTB was the REAL stoner rock band in Japan, and this is their masterpiece. When I first listened to this album, I tripped without drugs. I was knocked down. And now, I still keep on tripping in this fantastic musical world.

・「これはお薦めします。
これは凄い1枚だと今聞いても思う。あの時代によくぞこれを作ったものだと。ただ当時は、「やっぱりこういう感じのものしか海外には出れないのか」って自虐的に思ったことも正直ありましたけれど。そういう単純な批判を押しのける深みがこのアルバムにはあります。今となってはこういう音のフォロアーも出なかったことから孤高のバンドの輝く1枚でありますね。

・「日本ロック史の金字塔!
中学の頃ブリティッシュロックにかぶれ、日本のミュージシャンなんて見向きもしなかった私ですが、友人が持っていたこの「サトリ」聞いて、まるで爆弾に吹き飛ばされたような衝撃を受けたのを覚えています。レッドツェッペリンやディープパープル、イエスやピンクフロイドなどと比較しても、決してひけをとらないそのサウンドは、間違いなく世界に通じると思いました。しかも日本人の感性を心底感じることができ、日本のロック史における金字塔を築いたバンド、アルバムだと思います。おそらく一度聞けば忘れる事はないと思います。

・「ハイレベルなロック!!
この音楽に出逢って本当によかった。元ビーバーズの石間ヒデキのラーガ奏法のギターと、ジョー山中の迫力あるヴォーカル。そして、和田ジョージのドラム、上月ジュンのベースと最高のメンバーが揃っていた。皆、元GS出身という事だけあって、レベルが高く、独特の雰囲気が漂っている。このアルバムは、MAKEUPに続いてフラワー・トラヴェリン・バンドの最高傑作だと思います。

サトリ (詳細)

・「いやーかっこいい!!!
ミッキーカーティステレビで俳優としては見たことあるし名前もミュージシャンだってことも知ってたけど

まさか、こんなかっこいい音楽をやってたとは・・・とりあえずネイキッドシリーズの廉価アルバムは全部揃えちゃうよ、僕

帯に「イタリアでリリースされ現地の人間もぶっとんだ完成度」と書いてあるけどわかる!!!それくらいのクオリティー持ってる

ミッキーカーティスはジムモリソンっぽいちょっとダークな感じのボーカルでバックはギター・ベース・キーボード・フルート・琴・ハーモニカでブルースロックのようなジャズロックのようなプログレのような感じちゃんとジャパニーズ味もしっかりつけられててオリジナル性も抜群

こら世界のスタンダードにならなあかんアルバムやわ

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