「Sing」「青い」「淡々とした・・・」「刹那」「歌い方が変わってきた」
Moralist S.S. (詳細)
Lillies and Remains(アーティスト), KENT(その他), Bryan MacLean(その他)
「うおお」「日本からthese new puritansへの返答」「Answer from Japan to Britain」「なんだと」
Syrup16g (詳細)
Syrup16g(アーティスト), Takashi Igarashi(その他)
「フレンドリー」「終焉」「本当に終われるのか」「You know We're all right」「別れのアルバム」
runova×handover (詳細)
NICO Touches the Walls(アーティスト), Tatsuya Mitsumura(その他)
「1stに比べ」「ついにきました!」「ロック。」
アルファベータ vs. ラムダ (詳細)
OGRE YOU ASSHOLE(アーティスト)
「上り調子の勢い、そのままに」「中毒」「異形の才覚ほとばしる。」「ヘッドフォンで聴いてほしい」「世界の解体と新解釈がオルタナティブだ」
THE BACK HORN (詳細)
THE BACK HORN(アーティスト), 松田晋二(その他), 菅波栄純(その他), 山田将司(その他), 岡峰光舟(その他), 林慶一(その他)
「これからのBACK HORN」「the back horn.」「FuzzからOverdriveへ」「バックホーンが映す世界」「四人の音」
The Lie Lay Land (詳細)
world’s end girlfriend(アーティスト)
「相変わらずだけど…」「死への憧れ、生への意志」「現在の世界を描く」「end of the world」「涙流れる」
「こんなバンドが日本にいたなんて・・・」「さすがダウニー、完璧な一枚だ!!」「今までのアルバムで1番好きかも」「爆音で聴いて死ね!」「★か五つじゃ足りない。」
Inspiration is DEAD (詳細)
凛として時雨(アーティスト)
「待望の新作」「どこにも属さないロックンロール」「音が突き刺さるとか、そういうレベルじゃない衝撃体験を是非!」「衝撃」「ポップ万歳」
●Sing
・「Sing」
待ちに待ったアルバム、一通り聴いてみました。印象としては『AnotherSky』に近い、前作を更に大人しくしたような感じで全体的にスロー、ミディアムなナンバーが多いです。演奏もシンプルな構成のものが多く、バインらしいナンバー『フラニーと同意』もロックではありますがやはりシンプルな構成です。個人的に『Glare』『また始まるために』がとても気に入りました。正直な所、物足りなさも感じます、(最後が『wants』で終わり『あれっ?』て思いました)ですが、聴きやすいアルバムなので買って聞いてみてください!
・「青い」
今回のアルバムを一言で表せばよく出来たフランス映画、という感じ。窓から指す陽をカーテンで遮って、薄暗い部屋を映し出すあのじめじめした感じ。そんなイメージを発起させるようにアルバム用に製作された曲はシングルカットされた曲を引き立てる小粋なものが多いように感じます。『Glare』や『Two』、『鏡』などはそのいい例でアルバムの雰囲気を作り出すアクセントになっています。
所感としてはアルバム全体を通して聞く『超える』がとても清清しく、最後にぽつんと置かれた『Wants』が締めとしてとても心地よいかつ不穏な余韻を残してくれる。バイン史上とても起承転結の整ったアルバムだと思います。
・「淡々とした・・・」
無駄に洒落た歌詞やアレンジがまったくない淡々とした日常を切り取ったようなアルバム。生々しさもちょっとありつつ。過剰に音を重ねるようなことはなくシンプルなアレンジだけど曲自体はすごく懐の深いものになっている。同時に買ったCDはSpecial others [Quest]アジカン [未だ見ぬ明日に]バンプ [present from you]ogre you asshole [アルファベータ vs ラムダ]LITE [Phantasia]ジャンルも色々だけどこのアルバムとオーガのアルバムばっかり聞いてしまう。結局は好みの問題なのでしょうが。自分が大人になったんだなぁとシミジミしてしまう感じもあるかな。
・「刹那」
あまり派手な曲がなく、ゆったりと聴けます。しみじみと、あぁいいなぁと思えるアルバム。
・「歌い方が変わってきた」
田中さんの、声の出し方が年々変わってきていると思っていたのですが、このアルバムで決定的に違う、と感じました。喉よりも奥の深いところから出ている感じです。好みはあると思いますが、私は好きです。また、コーラスの入れ方なども、今までと違うタイプの曲があり、非常に面白いです。
楽曲は、シンプルな入りからカオスへ、という構成が多く、これは前作From a smalltown(初回限定盤)(DVD付) [Limited Edition]でいうと『ママ』なんかと近い雰囲気です。
前作の延長上にあるような、更に発展したようなアルバムで、他の方のレビューにもあるとおり、落ち着いて聴けると思います。そんな中でも、新人のような瑞々しさは失っておらず、特に亀井さんの作曲力に驚かされます。
・「うおお」
やられたね、こりゃ。こんな音が日本で生まれるとはね。最近こればっか聴いてるもん。
感情を押し殺したハスキーなボーカルに絡む鋭利な刃物のようなギター・リフ、一切の無駄がない絶妙なアレンジ、昨今の邦楽の飽和状態を完膚なきまでに打ち砕くストイックなオーラは間違いなく世界標準。
ポストパンクを上手く再構築した彼らの音は、まるで醒めながらも情熱的な青い炎のようにリスナーの耳を襲う。本人たちも語るように、「日本のポップ・シーンを再定義する」存在になると僕は確信している。いや、ほんとに驚いた。
・「日本からthese new puritansへの返答」
いいんじゃないのー?いいんじゃないのー??日本のjoy division,cureベースラインがいい、萌えー
・「Answer from Japan to Britain」
These New Puritansよ、これを聴いて腰抜かせ
日本にもこんな音があるんだぜ
・「なんだと」
lillies and remainsのデビューミニアルバム。
甘ったれた日本の音楽シーンを変えてくれそう。冷たいグルーヴと機械的なギターがたまらないです。
一言で表すなら天才。日本でここまでセンスがあるバンドは稀でしょう。外国でウケそうです。
・「フレンドリー」
普遍的な名盤であると思います。
道行く人たち100人に聞かせれば、そのうち98人位は「いいですねこれ」「いいバンドだ」といってくれそうな。「このバンド知らないけど、買ってみようかな」という人もいるでしょう。しかし街中の100人の中には、例えば俺みたいなひねくれたシロップのファンも1人か2人いたりして、そういった人はこの作品に難色を示すかもしれない。例えばそれは以前と比してあまりにも洗練されすぎた音像であったり、刺激の少なくなった歌詞であったり。何よりこのアルバムの「普遍性」が気に入らないんだ、というのもあるでしょう。シロップってこんなんだったっけ?と。
この作品を以ってsyrup16gはその活動を終えるわけですが、この作品は過去のどの作品の系譜にも置けないと思います。以前の代表作にはどんな静かな曲でも、裏にひそむ独特の捻れた高揚感があった。それは日本の音楽シーンに唯一無二のフィールドを培ってきたシロップだからこその持ち味であり、ファンが惚れたのもそこなのでしょう。しかしコレを聴いて俺が思うのは、そのシロップの軌跡そのものが、果たして五十嵐さんの意図したものだったのかな、という事です。以前どこぞのインタビューで、「自分は別に暗い人間ではない」という趣旨の発言していたを見て苦笑したものですが、今となっては真剣に考え込んでしまう。五十嵐隆という人間はとにかく曲が書けるし、万人に通用するポップセンスを持ち併せている。その人間性ばかりがフォーカスされる中で、彼が純粋に音楽に生き、音楽を愛しているという点をリスナーはどの程度受け入れていたんだろう。自らの作り上げたイメージに縛られて、自由に音を作れなくなっていたのではないか。だとすれば悲しい事です。
この作品には純粋な音楽の喜びが溢れている。これだけは確実にいえる事です。確かに以前のようなバンドとしての生々しい主張は感じないし、歌詞もそのオリジナリティーは幾らか後退しています。今のバンド(ではないのかな、もう)の状態を考えれば当然の成り行きでしょう。しかしそういった点も含め、この作品を最後にシロップの歴史を終える、という事実に臨むにあたり、誰もが安心してそれを見送る事が出来るのではないのでしょうか。引かれ気味のファンの後ろ髪をバッサリと断ち切ってくれるような達観、清清しささえ感じます。最後にこんな作品を出す五十嵐さんはやっぱりシニカルだし、優しい人であると思いました。バンドという形態を必要としなくなったシロップ。バンドではないシロップ。今作を言い表すのならそんな感じでしょうか。キタダさんや中畑さんと袂を分ち、これから彼がどうするのかは(多分本人にも)分からないけど、好きにやって欲しいな。音楽を辞めてしまってもいい。人前に一切出なくなるようでも構わない。嫌というほど、人生を生きる上での闇について思考してきた彼だからこそ、個人の幸せを追い求めて欲しいと思う。おこがましいですけどね。
最後に。シロップ第二期唯一の作品は名作でした。ありがとう。
3/1追記:バイトをしながら、今日のライブのことをずっと考えてました。私は行けませんでしたが、見た人すべての善い思い出となることを祈ります。行きたかった・・
8/25追記:ソロ活動開始との朗報を受けました。やはり彼にとっての幸せは音楽だったようです。分かってはいたけど、上のレビューでは随分強がった物言いをしてますね、自分。ホントはこの知らせを心待ちにしてました。五十嵐さんとの音楽を通じての対話はまだ終わらない。まずそれが何より嬉しいです。とりあえずライブを見に行くことを決めました。924に行く人、よろしく。
・「終焉」
今回のアルバムがシロップ16gにとって最後のアルバムになる。シロップ16gというのはとても独特な佇まいを持っていた。あのなんとも言えない退廃的で刹那的な世界観に惹かれ、共感していた人も多いことだろう。
新しい音源としては3年ぶりだが、これだけ多くの人が待っていたということがその証左だ。言い換えれば、彼ら以外にこのポジションに居るバンドはどこにも居ないということだろう。故に、その解散を惜しむ声は今も絶えない。
そんな中でリリースされる今作だが、先行視聴やライブでの演奏を聴く限り、かなりソリッドだ。しかし、重いというわけではない。以前にあったようなメランコリックさからより飾り気の無く、骨のある音へと変化している。ディレイ・コーラスのかかったギターや切ないメロディは健在だが、妙に達観を感じる。解散という事が影響したのかもしれない、それは歌詞にも表れている。解散というと妙に感傷的になりがちだが、このアルバムで聞くかぎり、そうした要素はなく、むしろ力強ささえ感じる。
ソングライターである五十嵐氏がどういう心境でこのアルバムを作成したかは私には分からないが、最もシロップ16gで力強くタフなアルバムだと感じた。
最後に五十嵐氏のアルバムに対するコメントを載せておこう「要するに俺にとってバンドというのは青春みたいなものだった。いや青春は終わってたんだけど、バンドをやることでその終わった青春を取り返してたのかもしれない。でも、それに別れを告げる時が来た。だから、以前のような感情の哀しさを出すというより、色んな人に終わりを伝える作品にしようと思った。少し線が太いように聞こえるのは、その辺りが影響したのかもしれないね。」
3月1日、シロップ16gは終わりを迎える。
・「本当に終われるのか」
シロップ最後の作品。シロップは、僕が現在の日本の音楽シーンで、唯一共感できるバンドだった。。。残念という一言ではかたずけられない想いだ。今後、シロップの様なバンドが、現れるとは到底思えない。「天才」を始めて聞いたときの衝撃は、洋楽とか邦楽とか、そんな括りを無意味にさせる力を持っていたし、自分自身が求めている究極の音をストレートに突き刺されたような衝撃だった。この音源は持っておかなければいけないものだし、今の自分に絶対に必要なものだ。最後に、この場を借りて申し訳ないが、五十嵐さんへ・・・「あなたの作る音楽はバンドであれソロであれ、求めている人が必ずいることを忘れないでほしい」 1/31楽しみに待っています。
・「You know We're all right」
俺は今までこのバンドが好きで、アルバムは全て持っていますが、解散発表を知っても「あぁ、邦楽で聴くバンドが減るなぁ…」程度のリスナーでした。実際発売から一週間以上経ってから買いました。
…でも、このアルバムを聴いてボロボロに泣きました。 25歳♂にも関わらず(笑)
色々なメディアでレビューを見る限り、このアルバムに対して「毒が少なくなり、重さがない」と言う見方が多数のようですが、むしろ自分の意見は逆に「ここまでむき出しのシロップは初めて聴いた」です。
今まで五十嵐さんの曲から感じていたのは、全てをぶちまけたいけれど、それができないから毒を吐く「もどかしさ」のようなものでした。
正に「青春映画」のような。
だけどこのアルバムは違いました。 ひねくれたコード進行や変拍子、奇を衒った言葉は影を潜め、あるのは美メロと裸の言葉。 そして自分の苛立ちと優しさをしっかり見据えた大人。
「青春は終わったんだよ。でも迷いまくって大人になったのは間違いじゃないんだよ」と少し哀しそうに笑う五十嵐さんがここにいます。
このアルバムを聴いて、泣いて、初めてこのバンドのファンだったと自覚しました。
長文申し訳ありませんでした。
いつか、大人になった五十嵐さんにまた会えますように。
・「別れのアルバム」
このアルバムを聴いてまず、今までとは違うな。と感じた。それは何をとっても明らかだと思う。まず、詩にもメロディーにも、今までになかったほどの希望が存在しているし、特に、メロディーがストレートである。
今までの曲達のメロディーは、それぞれに癖があって、それ故に独特の雰囲気や、匂いまでもが伝わってきた。しかし今作には、その癖がない。素直な、というか、良くも悪くもまっすぐなメロディーである。曲としては、すばらしい12曲だと思った。しかし同時にそんな、希望に溢れ、いままでとは違う感情を見せるsyrupに私は、取り残された寂しさのようなものを感じていた。だが、そんな感情はどうやら不要だったらしいと気づかされた。このアルバムは、善し悪しを安易に決め付けていいものではないし、そんな基準から脱したところにあると思う。初めて聴いたときから頭の片隅にあった、違和感。始めはそれを、その明るさ故の戸惑いだと思っていた。だが、その違和感は、syrupの曲と聴き手との関係が今までとは違うというところからきていたらしい。
このアルバムは、syrupとしてのバンド活動の最後を飾るものであり、実にラストらしいアルバムである。今までは、あくまでも五十嵐さんの作った曲と、聴き手との対話だったと思う。五十嵐さん自身も、曲として感情を吐き出しているという印象を受けてきた。だが、今作はそれとは違うのだ。五十嵐さんは、聴き手である私達に、直接語りかけている。さよならを告げている。それが一番しっくりくる。このアルバムは、五十嵐さんから私達に向けられた、長い長いバンド活動の最後を告げる別れ際の贈り物なのだ。そんな作品を、どうしてファンである私達が嫌いになれるだろう。
そして、だからこそsyrupをまだ聴いたことのない人には、このアルバムを初めに聴くことはお勧めしない。まず他のCDで、syrupに出会ってから、このアルバムを聴いて欲しい。それでこそ意味があると思うから。
バンドと同名のタイトルを与えられた、「syrup16g」。暗いわけではない。むしろ、ささやかで美しい希望さえも存在しているのに、わけもなく涙が止まらない。syrup最後の傑作です。
syrup16gという存在は、私にとってとても大きなものだったし、それはこれからも変わらない。私の中で、今後syrupに匹敵し得るほどのバンドが現れることは無いでしょう。
長い間、お世話になりました。感謝しても仕切れないほど、たくさんのものを貰いました。どうか幸せになってください。
・「1stに比べ」
1stは「只管突き進む」といった感じだったのですが、2ndはめりはりもあって、より聞きやすくなりました。
何度も繰り返し聴くうちに、何時の間にか馴染んでるといった感じです。
どの曲も良いのですが、最後の「僕がいなくても地球はまわってる」はNICO Touches the Wallsの新境地にして名曲、そんな感じがしました。
是非聴いてみて下さい。
・「ついにきました!」
アボガドはかなり前のLIVEで聞いて以来ずっとCDがほしかったんですが、今回のこのアルバムでついに収録されました!
3年目の頭痛薬も好きでずっとほしかったので、私的には最高の一枚になりました。NICOファンにはたまらない一枚になっているかと思います(^ω^ )
・「ロック。」
アボガドをきちんとしたCD音源で聴きたくて購入しました。デザイン・歌詞カードともに赤に統一されていて格好よく、鑑賞用にも優れています。世間を皮肉ったような、まさに「ロック!」という印象を受けたのですが、それだけでなく、「梨の花」のような音の綺麗なバラードもあって、基本スタンスを貫きながらも幅広い楽曲を聴かせてくれるバンドだなと思いました。他の曲は聴きこんでいないので、またレビュー追加するかもしれません。
・「上り調子の勢い、そのままに」
フェス、イベントに出てよりスキルアップし、海外公演も終え、最高の状態でドロップされた今作。OGREはいわゆる近頃の若手ロックバンドの中でも独自の色合いを持つバンドだと思います。
USインディロックに影響を受けたであろう特異なギターロック。ニューウェーブとオルタナを一緒くたにしたようなあの感覚。モデスト・マウス、フガジなどに影響を受けたと公言してるように今回でもあの音が聞こえます。ただ、前回よりも音が太くなり、メロの幅もかなり広がった感じ。何より歌がインディっぽい感じではなく、歌心がある歌へ変化をしてます。
多分、今までで一番完成度が高く、広がりのある作品です。にしても最近いい若手ロックバンドが多いなー。
・「中毒」
これは一度聴いて好きになったら中毒になってしまう類の音楽だ。若手にしてこれほどの個性を持つバンドはなかなかいないだろう。個人的にはゆらゆら帝国に通ずるエッセンスを感じる。
まずボーカルの声がいい。いいというか、個性的であり鋭くもあり儚げでもあるという唯一無二なボーカルの存在だけで成り立てると思えるほど個性がある。1stに「ユーレイ」という曲が入っていたが正に幽霊に近い(と書くと失礼か・・・)。
更にそのボーカルの持ち味を際立てているのがこれまた個性的な詞のセンス。しかもこのアルバムでは過去の作品よりも鋭さと皮肉っぽさが増してると感じられた。「マスク」の詞なんか特にそうだと思う。異議申し立てみたいな精神を感じた。
曲調も、かなりいい。アレンジも非常にシンプルかつ抜けのいい仕上がりになっておりかなり気持ちよく聴けるスッキリしたロックアルバムになってると思う。ただ、アレンジはシンプルだが曲調に関しては彼ら流のひねくれ具合が発揮されててその妥協のなさにも実に頼もしさを感じる。 曲と詞が完全にリンクしてるというか。
前作のアルバムや去年のミニアルバムよりもキャッチーになってて聴きやすい。いうなればコアな部分とポップな部分が同居してるような。個人的にはOGREの金字塔にして入門にもバッチリな作品になったかと。実際もう何回も繰り返し聞いてる。正に中毒性たっぷりの圧倒的な個性、だと思う。
特に「コインランドリー」は超名曲!
・「異形の才覚ほとばしる。」
一音一音目が離せない幾何学のように複雑で巧みなギターロック。しかしキモはダンス!ダンス!の先にヤラレル奇天烈なギターのつまびき。そんでもって有り得ないのは中村一義ばりの歌唱方を体得しまくってるVo出戸の、伸びやかでしたたかな声!叫び!バラード!日本語なのに英語リンキング。どこか別の世界に誘われるいびつなロック。とんでもなく巧みなバンドアンサンブル。この異形は、昔のインディーズが最強だった時代を末恐ろしいクオリティとエネルギーで完全に新記録更新を打ち立てているだろう。さあ、このギターロックで踊れ!
・「ヘッドフォンで聴いてほしい」
独特なリズム、共鳴し合うギター、存在感のあるベース、高らかに響く歌声。それらが絶妙に融合した楽曲の数々に私はハマりました。「コインランドリー」「フラッグ」「ラムダ・ラムダ・ラムダ」が特におすすめです。
このCDは1度や2度聴いただけではわからない奥深さがあります。是非静かな場所でヘッドフォンで聴いてほしいです。
・「世界の解体と新解釈がオルタナティブだ」
ミドルテンポからアップテンポの軽快なロック・チューン。だが、ドラムは変則的な叩き方をし、ギターは意表をつくフレーズを紛れ込ます。そしてVo.は、マイクから一歩下がったような不明瞭な声で、こちらを不安にさせるような歌い方をする。歌詞は、いくらにでも解釈できるような抽象的な内容で、確かに見える世の中を不定形におとしめる。 ベルベット・アンダーグラウンドやソニック・ユースの流れにのった系列の音だ。こんな本格的なオルタナティブ・ロックに日本語の歌詞が載るなんて、今までなかなか無かった。Vo.のへろへろな歌い方は、トーキング・ヘッズやカーズにも一脈通じるところがある。 いいわー。
・「これからのBACK HORN」
従来の作品を「鋭いナイフ」とすると、この作品は「良くしなるムチ」であるように感じました。歌詞は分かり易く、一つ一つの楽曲の世界観を伝える事に徹していると思います。サウンドは、太陽の中の生活ではいまいち抜け切らなさを感じたのですが、このアルバムには確固たるグルーヴがあり、これからのBACKHORNサウンドを確立したといってもいいと思います。60分を超える大作なのですが、非常にバラエティに富み、かつ絶妙なバランスで長さを感じさせずに聴くことができます。(シングルをはじめ敗者の刑、ハロー、フリージア、虹の彼方へ、枝など個人的に名曲揃いでもあります)
昔のカオティックな面はありませんが、より日常レベルで共に生きてくれるタフさがこのアルバムにはあります。これから長い付き合いになりそうな1枚です。
・「the back horn.」
バックホーンの新作を聞く度に、正直、戸惑いと、どこかがっかりしたような気持ちになる。けれど、新作が出て、前作をふと聴き返したときに、違和感なく聴いていることに気付く。スッと体に馴染んでくる。それは彼らの歩みがそうさせているのだと思う。これからは安心して新作を待ちたい。そしてそれを聞いたときに、曲のひとつひとつが、いつか確かな道しるべになるということを、信じている。
・「FuzzからOverdriveへ」
複雑な心境です。初期の狂気は時間と共に薄れつつありますが、バンドとしてのグルーヴ感は強まっているような印象です
美しい名前、声、とシングルで出された曲です。そして舞姫と虹の彼方へはそのカップリングtr1の敗者の刑はダークで激しいtr2のハロー、tr11の理想は完全に爽やかです。どこのバンドかと思いました。tr5、tr6のフリージア、航海。前者はミステリアスな曲ですが、後者はタイトルのまま海を彷彿とさせるような曲tr8シアターはのほほんとした曲調tr9負うべき傷、THE BACK HORNにあまり見ないスラップが特徴ですtr12の枝は歌詞が良いです。寝る前に聴きたいような感じ
個人的にはシングル曲と舞姫、理想、負うべき傷が良いですが、初期の泥臭さが欲しいなら買うべきではないと思います
・「バックホーンが映す世界」
力強いサウンドとエモーショナルなメロディーに乗っかって放たれる「声」や、命の儚さやその悲しく切ない思いを叫ぶように歌う「美しい名前」はもちろん、どの曲もメッセージ性やストーリー性が強く、聞く者を当事者として巻き込む力を持っている。
忘れていたキラキラした思い、胸をぐっと締め付ける悲しい出来事、心に溜めた気持ちを何処にもぶつけることのできない虚しさ・・・。
そんな一瞬目を逸らしたくなるような思いを、間違いなく自分の目から見える景色として映してくれる。凄まじい力を持つバックホーンの世界観が、それをよりリアルにするんだと思う。
・「四人の音」
一通り聴いて、THE BACK HORNはドラムが松田晋二、ギターが菅波栄純、ボーカルが山田将司、ベースが岡峰光舟、この四人の音でなければ成り立たないということを改めて感じました。本当に四人それぞれの音が好きです。あと、聴く者を選ばない音楽になってきているというか、意外性のある曲さえもTHE BACK HORNの音楽として聴こえるというのは、THE BACK HORNというバンドを確立させたということなんだなと、凄いことだなと思います。個人的に『舞姫』でシビれて、『枝』でグッときました。
・「相変わらずだけど…」
「dream’s end come true」は電子音がこれでもかってくらいに激しくいびつに、複雑に絡み合う快(怪)作でした。物憂げな美メロにノイズの毒を被せていく美学。壮大でかっちょえかった。
そして近作は?というと、その美学は保たれてた。いつもどうり尺も長くて壮大。変わったのは、毒と音。毒のほうはピー!ガー!ドオンッ!というのが抑え気味に。突発的ではなくて徐々に被せていく感じ。音のほうは「生」っぽさが増した。ホーン・ストリングスはモチ、アコギや打楽器etc。といっても、勿論ピーガーいっとります。安心を。
んで結局、美メロ・ノイズは健在。緩急つけてきますよ。今回は。繊細でスリリング。狂気とメランコリー。
聴き終わると、やっぱ天才。それに尽きる。
・「死への憧れ、生への意志」
不気味なノイズ、無機的な喧騒、緊張感を煽るダークなメロディラインが織り成す終末絵巻。音楽が始まった途端、聴き手の心は純粋で甘美な死への欲望のうねりに流され続ける。そこに聞こえる無垢なあの子の笑い声。はたしてこれは死への誘いか、それとも生きる意志への助けの手か。破滅が限り無く近づく世界を好きな少女と二人だけでさまようような錯覚をモロに頭に浮かばせる妄想誘発力の凄さといったらない。バンド名とジャケットのコラボレーションもこの妄想に拍車をかける。生(性)と死(志)がこれほど無垢さを含んで表裏一体のものとして表現出来ている作品は音楽史上でも数える程なのではないだろうか。ため息が出るような淫猥さとストイックな美しさに溢れた1枚。
・「現在の世界を描く」
わたしは音楽には、ジャンルを問わず、どれだけ現在の世界を描いているかをもとめます。今年、monoとのジョイントライブで、World`s end girlfriendをみました。既発のアルバム曲を再構成して、エレキ・ギターを弾く本人とフリースタイルのドラマーが音をのせていくという方法でしたが、このライブでつくりだされた音楽はまさにわたしのもとめるものそのものでした。クラブ・ミュージック以降エレクトロニカと親和性の高い子どもの世界、童話の世界が、無機的なビートと亀裂でバラバラになっていくのを見せつけられたからです。静かとはいえない演奏が終わったあと、会場が波を打ったように静まりかえったのが印象的でした。この緻密で大胆なつくりのうつくしいアルバムは、そのライブで感じ取ったものを一番よくつたえてくれています。godspeed!youと並ぶ、芸術家としての才能をもった現代音楽家だと思います。
・「end of the world」
彼の音楽は 聴覚を通してこの世の果てまで私たちを引っ張っていってくれるような感じがします。 ずっと探し続けていたような音楽であり、ずっと前から既に知っていたような音楽。。 world's end girlfriendはどこか寂しく 悲しく きれいな音のなかに なぜか幸福感をも与えてくれ、感じさせてくれます。 彼の音の向こうには心があり、いつもそこには ”愛”を感じます。おそらく歴史上最高の音楽家の一人..音で物語を描くような、絵を描いているような 深い音楽。。。このアルバムでは 暗闇の中を彷徨っているような 模索しているような 悲しみの果てのような、だれもの人間の心の中にある孤独。。そんなものがよく描かれています。
・「涙流れる」
今日絶望の淵に立たされた。でもなんとなくだけど、行く先には光があるって思えた。確かに感じ取れたあの希望は何だったんだろう。また深い悲しみに溺れてしまった。一瞬にして沸いてきたこの怒りをぶつけてやろう激しく狂った暴れ馬の様になってしまいそうそして孤独、恐怖、両方に抱かれた
そんなアルバム。
●無題
・「こんなバンドが日本にいたなんて・・・」
僕がdowny知った時、既に彼らはその活動を停止していた。不覚としか言いようがない。ちょっと聴いただけでは何を言ってるのか全くわからない謎めいたボーカルに、ヘヴィな音を纏わせるリズム隊。異様な音の塊が全速力で突撃してくるかのような、圧倒的な迫力を持つ一曲目だけで衝撃を受けた。「サンキュー来春」は意外とポップだが、全編に渡って流れる妙な浮遊感が非常に心地よい。
モグワイ、マイブラ(ちょっと違う気がしないでもないけど)が好きな人は迷わず聴く価値あり。これだけの独自の創造力を持っているバンドが活動停止しているとは本当にもったいないとしか言いようがない、
・「さすがダウニー、完璧な一枚だ!!」
前作のテクノ~エレクトロニカ風味とは打って変わって、ダブ~ブレイクビーツ+ジャズ的なアプローチで攻めてきたdownyの4thアルバム。ここ数作は静かで幻想的な楽曲の印象が強かった彼等だが、本作では一変してダークでヘヴィな曲調が楽曲の大半を占めていて個人的にはツボである。途中まんまブ○ブ○サテライツみたいな曲もあって度肝を抜かれたが、やっぱり格好良いバンドは何やったって格好良いのである。昨今の若手バンドの中ではズバ抜けたクオリティを誇っていると思うのだが、何故かメディアへの露出が少なく雑誌に取り上げられてる所も殆ど見た事が無い。彼等ほどの逸材がここまで世間に認知されていないというのも実に勿体無い話である。アジカンなんざ表紙にしてる場合じゃねぇぞ!
・「今までのアルバムで1番好きかも」
新作の音源は先日行ったライブで数曲聴いていたもののここまでの出来とは・・・。まだ数回しか通して聴いてませんがアルバムの雰囲気は今までの作品とは一味違った感じがします。downy独特の不思議なギターの音色が色濃くでた曲もありますが、前作などに比べるともっと生々しい感じがします。ドラム、ベースが生み出すグルーブ感も今までになく荒々しい感じ。課と思えば意外とポップ(?)な触感の曲も。初めての人も一聴の価値ありです!
・「爆音で聴いて死ね!」
そう思わせる様な轟音が流れ、一気に異世界へと飛ばされてしまう。
曲の一曲一曲に全く隙がない。どれも洗練された音と不確かなリズム隊がガッチリと固めて最高の仕上がりになっている
四枚出されたdownyの中でも一番音にパワーがあって名曲揃いの最高のアルバムだと思う
これは爆音で聴くしかない
・「★か五つじゃ足りない。」
他にレビューを書いてる方が過大評価しているんだと思っていた。
・「待望の新作」
埼玉で結成された3ピースバンドの、約2年ぶりにリリースされたフルアルバム。
TKこと北嶋徹(Vo&Gt)の高速アルペジオとピエール中野(Dr)の変態ドラムテクは今回も健在。それに加え345こと中村美代子(Vo&Ba)のベースプレイが前作に比べ格段にレベルアップしており、3ピースバンドとは思えない音圧を繰り出しています。
独特の疾走感で始まる#1「nakano kill you」、#3「DISCO FLIGHT」では高速ディレイギターとディスコビートが絡み合い、1フレーズしか歌詞の無い#5「am3:45」はそれを感じさせない怒涛のプログレ的展開が素晴らしく、「らしくない」イントロの#9「夕景の記憶」の攻撃的でありながらどこか優しい"夕暮れ感"は、凛として時雨の新しい可能性を感じさせる、そんな作品に仕上がっています。
前作「#4」に比べ楽曲の構成がスッキリして、展開がスムーズになり聴きやすくなっている印象を受けました。今後の活躍に期待を込めて星5つ、オススメの1枚です。
・「どこにも属さないロックンロール」
メタリックなリフに、叩きつけるようなベースライン、とにかく全編ソロかよって暴れまくるドラムス。近年の日本のロックバンドで、こんな音楽やってるのは彼らぐらいでしょう。
下北系とかそういう潮流にいないバンドです。かなり孤高で独特。ポップよりもバンドのダイナミズムで押し捲るという感じ。ポストロックに影響を受けたのか、メロサビみたいな構成ではなく、とにかくフリースタイルでかっこいいです。でも、それがきちんとバンドサウンドになってる。
近頃の9mm、ミドリ、オーガとか若手のロックバンドは一時期のバンドバブルと違ってポップでいかにもギターロックな音じゃなく、孤高感で押し切ってるますね。その中でも特にアクが強いですが、はまったら抜け出せません。
・「音が突き刺さるとか、そういうレベルじゃない衝撃体験を是非!」
「凛として時雨」がバンド名である時点で聞く事を避けていた。まずこれが間違いの一歩だった、と言わざるを得ない。
たまたま試聴して、あまりの衝撃に現在買えるCDを全て購入した。それで思った事は、今作は全ての楽曲がその場所にある理由を理解できる、そんな作品になっている。
展開は曲によっても、曲の内部でも、かなり違う。それは以前も同じだと思う。前であれば、それで置いていかれる印象の部分もあった。音に襲い掛かられて、悶絶してしまう。そして気絶。そんな感じ。
でも今回は、全ての音に説得力を持ってやってくる。限りない衝撃はあるが、気絶する事はない。正気を保てる。だからこちらにも、考える余裕ができ、音を聞き込んでいける。
音にスキと妥協は一切ないが、リスナーの考えるスキマは作られたような印象。どちらにしろ、あなたの音楽史に衝撃を与える事は間違いありません。
・「衝撃」
公式サイトで「DISCO FLIGHT」を試曲した。
凛として時雨を真面目に聞いたことはあまりなかったのだが、
久しぶりに鳥肌がたった。 気付いたときにはもう買っていた。
凛として時雨を買おうか迷っている人、
是非。
・「ポップ万歳」
過去の作品より幾分ポップになった凛として時雨の2ndフルアルバム。全体を通して思ったのは、勢いが半端じゃないこと。ポップなのに変則的な展開にニヤリ。歌が上手い下手以前に魂で伝えてくるバンドじゃないかと。期待の新人9mm、チョモランマトマト好きからナンバガ、ルナシー好きにもオススメ。
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