「聴く価値あり」「デビューにしてすでに怪物。」「最初にしてこの完成度」「イエス風サイケ・ポップ?は失礼か・・・」
Time and a Word (詳細)
Yes(アーティスト)
「タイトル曲は名曲」
The Yes Album (詳細)
Yes(アーティスト)
「YES、ついに確立」「Yes、そのスタイルの確立」「メタモルフォーゼ、そして飛翔するイエスサウンド」「イエスサウンドの完成。」「大成の予感」
「うなるイエス」「リマスター効果抜群」「Rhinoからのリマスター版CD」「名盤のリマスター盤しかもボーナストラック付き」「完成されたアルバム」
Close to the Edge (詳細)
Yes(アーティスト)
「究極音質のリマスター版。買い替え必須」「イエスミュージックの聴き方(初心者向け)」「買って損なし!!!」「これぞプログレッシヴロック」「リマスター最高」
Tales from Topographic Oceans (詳細)
Yes(アーティスト)
「今更、買ってしまいました」「ロジャー・ディーンのジャケットここに極まる」「最もYESな時間の作品」「”たら”、”れば”は禁句」「2003年度リマスターで生まれ変わった」
「日本盤を買うよりこの輸入盤を...!」「危機と並ぶ名盤」「飽きが来ない名盤」「リマスターはいまいちですがボーナストラックだけで買いです」「ハイテンションの「演奏」重視の傑作」
Going for the One (詳細)
Yes(アーティスト)
「Yes(プログレ)の最後の輝き。」「駄曲なしの傑作」「聴きどころはHoweのスライド・ギター」「こんな録音あったの?」「美しいイエス」
「一般的な評価は低いが実は隠れた傑作」「数あるイエスの作品で最もポップでシンプルな作品」「試行錯誤」「ヒプノシスの誘惑」
「一回限りの傑作アルバム!」「もっと評価されていい一枚」「捨て曲なし!の傑作」「イエス自身によるシュミレーション・アルバム」「いいスピーカで、音を大きくして聴いて下さい!」
「イエスの傑作の一つ」「80年代のベスト5に入るアルバム」「高度なテクニックにポップ感覚が加わった80年代のイエス・サウンド!」「4度でハーモナイズされた印象的なギター」「リズムの巧さに惹かれます。」
Big Generator (詳細)
Yes(アーティスト)
「トレバーラビンの貢献大、そしてトレバーの才能全開アルバム」「デジタルポップ路線のイエス」「POP ROCK」「80年代版ビートルズか。」「7年遅れの「時へのロマン」」
「そして、90125イエスが残った・・・。」「隠れた名盤」「『The Calling』がなかなかの出来映え」「快作!!」
●Yes
・「聴く価値あり」
イエスと言えば、「危機」、「こわれもの」、「ザ・イエス・アルバム」などがマスターピースとして世間では評価されています。しかし、これらの作品群に比べ、評価の低いこのイエスのファーストアルバムもひそかに素晴らしい出来なのです。確かにこの作品にはイエス独特の複雑な曲の構成はあまり見られません。しかし、タイトル曲を始めとして美しい曲がいい意味で原石のまま、コーラスや前奏などを効果的に取り入れてアルバムに収められています。一度は聴いてみる価値が十分あります。
・「デビューにしてすでに怪物。」
60年代後半の甘いサイケ・ロック・ポップって感じで、YES的なプログレ作品ではありません。それゆえ、メロディの素晴らしさが前面に出ています。オルガンがフューチャーされている曲が多く、キラキラしたサウンドが特徴です。全曲佳曲ぞろいで、ワクワクするようなハッピーな曲ばかり。特に、7曲目のSweetnessはYESの中でも名曲の一曲だと思います。教会風なオルガンからスタートし、ベースのやさしいグルーヴ、天使のようなアンダーソンの高い声が聴こえてきて、ドラムのエイトビートと続く流れが気持ちいい。思わず、胸が高揚し涙がでてしまいそうな最後のサビ。何もいうことありません。感動する音楽の代表曲ではないでしょうか。YESというとプログレってくくられますが、どうして、どうして、デビューにして最高の名曲を作っているではないですか!
・「最初にしてこの完成度」
ブラボー!このリマスターは大正解!なんかいままでトレブル目一杯あげてもちゃんとききとれなかった、ドラムのゴーストノートまでもビンビンとくるこの快感。ヘッドフォンできき込みたい。このバンド、最初からテクニシャンによるテクニシャンのためのバンドというか、カリカリしたギターもメンバーが代ろうが同じ。歌も同じ。ベースもそう。なんていうとマンネリか?と思われそうですが、叙情的なソフトな曲もあってそのバランスが絶妙。今の彼等とは少々手触りの違う、この作品の頃の彼等の決定盤、ういういしくって最高!
・「イエス風サイケ・ポップ?は失礼か・・・」
69年発表の1st。6.はビートルズ、2.がバーズのカヴァーと何となく初期ディープ・パープルの作品とイメージが被る内容。CSN直系のコーラスとハードなギターを生かしたサイケ・ポップよりのサウンドを聞かせている。言うまでもなく本作には後に発揮されるプログレとしての魅力は薄い。しかしながら演奏、曲などは他の凡庸なサイケ系のグループとは一線を画しており、イエスと思わなければかなり楽しめる内容だと思う。1.は前述のようにモロにCSN風。2.ではピーターのジャズっぽいギターとブラフォードのドラムスがなかなか聞かせる。3.はメランコリックなメロディが美しいフォーク作。シンプルなアレンジが素晴しく、初期の名曲と言っても良いだろう。4.はトニーのオルガンが大活躍する従来のイエスに近い曲。6.はピーターのハードなギターとブラフォードの激しいドラミングからトニーのオルガンへ移行するドラマティックなアレンジがされているが、ヴォーカルが入るといたって普通。7.は美しいメロディとコーラスが聞かれるサイケ・フォークの佳曲。こういう曲が入っているからこの作品は無視できないのだ。
・「タイトル曲は名曲」
YESと言うと、感動的な構成力とすごい演奏のプログレバンド印象のですが、初期のこのアルバムはそんな騒がしくありません。ギターもキーボードも有名な人(ハウ&ウェイクマン)になる前です。
タイトル曲とSWEET DERAMはメロディーが印象的な名曲です。私は一年に数回どうしても聞きたくなるので、CDを買ってしまいました。この2曲はお勧めです。
また、この2曲で十分もとの取れる価格ですが、リマスター(確かに・・)でボーナストラック、解説書つきとお得な気分です。
・「YES、ついに確立」
ギターが、ピーター・バンクスからスティーヴ・ハウに交代した3rd。言っておくと、このアルバムに収録されている曲は、ライブでも演奏され続けている曲ばかりだ。
目立つのは、ハウの才能面。作曲に参加し、ギターも弾きまくる。彼の影響か前作よりも曲にメリハリがきき、長尺曲も難なく聴かせる。かつ、各楽器が様々な役割をし、ソロで各人が魅せる。これら、いわば「YESサウンド」が確立されたのがこのアルバム。トニー・ケイのKeyだけちょっと弱めか・・・?
間違いなく聴いておかなければならない1枚。
・「Yes、そのスタイルの確立」
1970年秋ロンドンのアドヴィジョン・スタジオにて録音。ブラッド・メルドーの生まれた年だ。もう前のアルバムである。Yesのスタイルが確立したのがYes3枚目のアルバムである本作だ僕は思う。特にスティーヴ・ハウの加入が彼等のサウンドを完璧にした。ハウの驚異的なギター・テクニック、本作で言えば2の『The Clap』に顕著だが、疲れを知らないでっかい手で繰り出す独特のリフに多くのギター小僧はしびれた。本作ではまだ粗削りさを残していて、それがまたいい味になっている。次作『こわれもの』から加入するリック・ウェイクマンとの超絶技巧な掛け合いの片鱗は随所に見れる。ジョン・アンダーソンの高い声、スティーヴ・ハウの骨太超絶技巧、クリス・スクワイアの理論的リッケンバッカー、そしてスココン・スネア満載のビル・ブラッフォードのドラムと満開寸前の桜の花を見るような傑作である。
・「メタモルフォーゼ、そして飛翔するイエスサウンド」
Yesの商業的な成功と名声は一般的にヒット曲”Roundabout”を含む次作”Fragile”と言われていますが、成功の核になる部分は既に本作に出現しています。すなわちスティーブ・ハウの加入です。次作以降もボーカルと共にバンドの声として活躍するハウですが、本作では特にその才能をしゃぶり尽すかのように彼のギターが華々しいデビューを飾っています。花が開くように華麗なギターワークは弦のベンドを肝とするグルーミーなブルース系のそれではなく、クラシック・ジャズ・カントリー系の音を融合したまさしくフュージョンというべきもので、1、2、4などでは独壇場といった感がある。
また、ハウの数多い所有ギターの中でも別格の扱いを受けている愛器”Gibson ES-175”の音色も素晴らしい。ビートクラブの映像でも観られるように複雑で多様な音色が披露される”Yours Is No Disgrace”はライブではこのギターだけで表現されているのだから凄いとしかいいようがない(スタジオ版はアコギのダブ有)。その他、クリスのプレイは前作まではリズミックなギターと拮抗してギスギスした感があったが、ハウの軽く華やかなギターのおかげで攻撃的な音ながら、ほどよく調和して生き生きと際立っているのがよくわかる。これもハウの加入がもたらした重要な恩恵と言えるだろう。諸事情はともかく、タイトルが示す通り”The Yes Album”こそ、Yesのメタモルフォーゼでありシーンへの高らかな飛翔宣言と言える作品だ。
・「イエスサウンドの完成。」
多種多様のギター類を弾きまくる才人、スティーブ・ハウが加入し、ついにイエスサウンドが完成する。次作以降の黄金期のアルバムがまるでクラシックのようにスコアの完璧な再現を目指すのと比較すると、本作ではときおり即興も交えているのが興味深い。これはやはりクラシックの素養を持つリック・ウェイクマンの加入が大きかったのだと考えさせられる。とはいえ楽曲は粒揃いで、後のライブで取り上げられる曲のオンパレード。「Yours Is No Disgrace」や、「Starship Trooper」等の長尺曲も出現し、いよいよという感じだ。とはいえ、次作以降の圧倒的な作品群と比較した上で星4つ。
・「大成の予感」
イエスの最高傑作「こわれもの」、「危機」への正に橋渡し的な作品。kbはまだウェイクマンじゃないけど、T.ケイのハモンド・オルガンは聴かせます。後のライブでもこのアルバムから多くの曲が取り上げられており、屈指の名作と言っても過言ではありません。
・「うなるイエス」
ああ、また再発かあ、とおもいきや、今回は気合い入ってる!凄いぞライノ!よくあるリマスター再発だけど、これは大成功と思います。こうなるとアナログ時代のしかも再発盤から始めた私のフラジャイル歴もこれで終着かも。リアルだなあ、このベースのガリガリ感とモタったブラッフォードのドラムのタイム感。変な組み合わせなんだけど、いい味のワン・アンド・オンリーを作り出してる。プログレ入門盤に最適ですね、これは。当初から散漫という評価でしたが、現在の耳には、それがいい方向に作用している気がします。ボーナス・トラックはマニア以外あんまし効き目、ないかな。
・「リマスター効果抜群」
1971年リリースの中期「YES」の大きな転機になった傑作。彼らの最初の黄金期を飾るメンバーは、ご存知Chris Squire、Jon Anderson、Steve Howe、Bill Bruford、Rick Wakeman。特にキーボードがトニー・ケイからウェイクマンにチェンジしたことによって楽曲全体がよりシンフォニックによりテクニカルになったことが特筆されます。
恥かしながらこれまで旧規格のCDを聴いていた私の耳にとって、このリマスター盤から沸き出てくる音の洪水は大変新鮮で、大袈裟に表現すればまるで新譜を聴いているような思いです。音圧が上がりまた分離が明確になったことは当然ですが、やや高音を強調した感がします。旧規格ではうっかり聴き逃していた音まで耳に飛び込んできます。話題のボーナストラックは、S&Gの「America」と名曲「Roundabout」のアウトテイク。特に加工前といった感じの「Roundabout」は興味深いものがあります。ただこの2曲はあくまでも「おまけ」であって、やはり生まれ変わった本編に集中して耳を傾けてみてください。
アナログ時代からのファンはもちろん、旧規格で歯がゆい思いをしてきた人は、間違いなく「買い」です。またまだ「YES」を聴いたことがない若い世代にとって、1971年という時代に、こんな素晴らしい音楽をプレイしていた彼らに触れることができる「格好の入門編」としてお勧めします。豪華ブックレットも嬉しいプレゼントという感じですね。
・「Rhinoからのリマスター版CD」
日本国伝統の紙ジャケットとは異なるが三つ折りデジパック仕様。オリジナルブックレットの完全な再現に加えて、Bill Martinによるライナーノーツに歌詞付き。ロジャー・ディーンのアートワークも、このパッケージなら浮かばれようというもの。リマスタリングされた音は、70年代のバンドサウンドに相応しく、数値的な情報量よりもライブ感のある音像とざっくりした切れの良さを重視し、名より実質を取ったかのような手堅い出来のCDに仕上がっていると思う。ボーナストラックはファンにはすっかりおなじみの"America"に、スタジオライブ感覚で結構面白いラフミックス版の"Roundabout"。音楽的にはもう何も言うことはないが、久しぶりに聴いてみて、例えばオーケストラの弦のパートをエレピで置き換えたリック・ウェイクマンの"Cans and Brahms"のアレンジの巧みさに感心させられた(ストリングス系のシンセ音などにしてしまうと凡庸この上ないところである)。さすがだ。夢見るような生ギターソロの"Mood for a day"が終わり、突如炸裂する"Heart of the sunrise"のイントロ。その間隙に息づく一瞬の静寂に、このアルバムの語り得ない美しさが集約されているように思う。
・「名盤のリマスター盤しかもボーナストラック付き」
言わずと知れた、YESの最高傑作のひとつ。4thアルバムここからキーボードヒーロー、リック・ウエイクマンが鳴り物入りで加入し、一気にYES全盛に入る。楽曲が美しい音質によって冴える曲が多い為、リマスター盤は最高にお買い得。
このアルバム初体験の人には、もちろん超テクニカルギタリスト、スティーブ・ハウ(ギター)のカントリーフレーズとクラシックの融合した演奏を楽しんでもらいたいし、ジョン・アンダーソンの美しく天使の声のボーカル、クリス・スクワイアーのブイブイベース、天才ビル・ブラッドフォードのテクニカルドラムが最高の楽曲で聴けるので超お勧めです。
・「完成されたアルバム」
たぶんJON ANDERSONがKING CRIMSONのサードアルバム「LIZARD」にゲスト参加してから、かなり影響を受けたのかも知れないと勝手に思ったりもしてます。KING CRIMSONはアドリブ的アレンジなのに比べてYESの場合計算されたアレンジのようにも思えます。最強のメンバーになってメンバーそれぞれの良いところが全て出された傑作アルバムでしょう。この後にも「CLOSE TO THE EDGE」という素晴らしいアルバムがあります。プログレファン?ならこの2枚は買って損はないと思います。これらのアルバムも陶酔出来ます。
・「究極音質のリマスター版。買い替え必須」
アナログ版から数えて、本作を買い換えるのは4回目。1994年度のリマスター版もかなりいい音だったので、これ以上の改善は無理かと思いつつも、今回(2003年度)リマスターを聴いて驚き。音のクリアー感と広がり感が増し、イエスの演奏のすごさがさらに強烈になった。Close to the edgeのイントロの水の音、Siberianの出だしのギターの音を聞けば、いかにこのリマスター版の音がいいかが実感できます。
イエス・ファンで長年聞き込んでいる方も、今回のは買い替え必須です。
・「イエスミュージックの聴き方(初心者向け)」
片手にジャケットを持って、ジャケットを眺めながら聴くのがよいでしょう。間違っても、歌詞とにらめっこはしないこと。訳詞を読んでも意味不明ですし、歌の内容がわからなくても、イエスを聴く上でちっとも障害にはなりません。曲を演奏をサウンドを楽しむことが大事です。ジョン・アンダーソンの声もサウンドのひとつとして楽しむべきです。
・「買って損なし!!!」
この歴史的名盤の内容をとやかく言う必要はないだろう。要は既発盤を持ってる人が買い直す価値があるかだ。私が持っている日本盤(32XD-532)と聴き比べてみた。まず全体の音量は今回のリマスター盤の方がデカイ。導入部のせせらぎなど聞こえ始めるのがおよそ10秒も早かった(1万円以下のCDウォークマンで試聴)。その分、音の分離がはっきりしレンジも広くなった感がある。以前からこのアルバムでのビル・ブラフォードの音量の比率が他のパートに較べて抑えめにミックスされたように思っていた。今回もそれは変わらなかった。あくまで個人的印象だが、本来はもっと固い音で叩く人のように思う。どうだろう。ボーナストラックに関しては、サイモン&ガーファンクルのカバーなどシングル2曲に2,3のオルタネイト。6はジョン・アンダーソンの鼻風邪声バージョンとして聴くと面白い。また8分過ぎに入る逆回転のようなフレーズはかなり新鮮だった。未発表バージョンは、リック・ウェイクマンのキーボードがオリジナルに較べてかなりダサいのもまた一興。本編の完璧さ知るにはいいかもしれない。
・「これぞプログレッシヴロック」
この「危機」という作品を聴き終わった後の感動は、まるで山の頂上に到達し、素晴しい景色を見ているときのような感覚に似ている。 「プログレッシヴ・ロック」は、今となっては様々な形に変化し、拡散しているが、いつ聴いてもこのアルバムは、聴くごとに新しい発見を与え、いつまでも新鮮で飽きさせることがない。
この一枚で、他のプログレグループには無いわかりやすさと素晴しさで、プログレッシブ・ロックの素晴しさを教えてくれる。 このアルバムこそ、真の「プログレッシヴ・ロック」を歴史に築いた決定盤であることに相違はない。
・「リマスター最高」
危機はLP盤、初回CD盤、紙ジャケリマスター盤と買い続け今回が4回目の購入ですが、興味深い貴重なボーナストラックと、表題曲のSE部分や「同志」のスティールギターの最後のグリスアップまでクリアに聞こえる手をかけたリマスターなど、買って損のない内容です。私自身は大満足でした。Rhino万歳!
●Tales from Topographic Oceans
・「今更、買ってしまいました」
音が良くなっているとか、一曲目にイントロついたとか、皆さんの評論を見て、今更ながら買ってしまいました。買って後悔なし。前のCDは即売ってよし。です。
実は、私はYESと言えばこのアルバムの1枚目のLP(CDだと切れ方が違うけど・・)が一番好きです。穏やかな感じがとても好きです。何か、評判良くないので、一言書いてしまいました。危機の「AND YOU AND I」や、リレイヤーの「TO BE OVER」が好きな人はお勧めだと思うので、敬遠せずに聞いて下さい。
ちなみに1曲目と3曲目の別トラックがボーナスでついてます。
以上です。
・「ロジャー・ディーンのジャケットここに極まる」
大曲主義の頂点がこのアルバム。曲としては2番目のThe Remembering - High The Memoryが一番の出来。それにも増して推薦したいのはそのジャケット。ロジャー・ディーン作の中でも最高傑作だPhotoshopのプラグインで有名なカイ・クラウスの名著Photoshop Tips & Tricksの中でも取り上げられている。
・「最もYESな時間の作品」
思い出してみましょう20数年前・・・・当時の大きなコンポの前でこの素晴らしく美しい見開きジャケットを片手に小さな字の歌詞を一生懸命目で追いジョンに追いつこうとしながら一緒に歌う。時には斜め上を向いて手をひろげてみたり・・
間奏の時には歌詞の隙間に挟まれた数々のロジャーディーンの絵に見入ってイマジネーションの世界に浸る。メロトロンの音が広がった瞬間などは視聴覚がもたらす世界が見事にマッチして最高のバーチャル体験となる。
こういうことこそがYESな時間だったんだなぁ と暫く振りに本作を聴きながらしみじみ実感。
1曲に詰め込まれた緊張感と綿密に詰め込まれた情報量や構築美という基準ならもちろんこの前後の作品にはかないません。 がしかし
一曲20分前後が終わるとひと息ついてLPをひっくり返しまた次の世界へ・・これを4回それぞれ違った色の体験として繰り返せるというところが最大の魅力。他のフォーマットではこんな贅沢な時間は出来ないでしょう。
20年弱プログレから離れていましたが、多感な時期のこういう体験はやっぱり忘れられません。未体験の人には是非LPサイズでこれを味わって頂きたいものです。無理ならロジャーディーン作品集を入手しても良いくらいです。
それから蛇足ですが2曲目の中間部でアウェイクンの間奏と似たKeyのフレーズに続いてリレイヤーという歌詞が出てきたりするのも何か暗示のようで面白いですね。
・「”たら”、”れば”は禁句」
長い長いと世間では批判の的になっていますが、この長さだからこそこのアルバムの存在価値があるのではないでしょうか?LP1枚分になどとおっしゃる方もいるようですが、どこをカットしちゃうつもりなんでしょうね。ロジャー・ディーンのジャケットアートも他のアルバムより抜きん出て素晴しい作品となっており、なによりもアルバム全体のコンセプトがあったという事が大きなポイントだと思います。
・「2003年度リマスターで生まれ変わった」
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・「日本盤を買うよりこの輸入盤を...!」
文句無しの名盤に、ボーナス・トラック3曲が追加収録されています!特に⑥錯乱の扉(スタジオ・ラン・スルー)はオリジナルより音が生々しく最高です!!そして、購入を考えられている方は高価な日本盤よりこの輸入盤を購入した方が良いでしょう。日本盤は輸入盤を紙ケースで包み、帯と5Pの日本語ライナーを付けただけの輸入盤国内仕様です。英文解説翻訳がどうしても欲しい方以外は500円安いこの輸入盤の方がお薦め!?
・「危機と並ぶ名盤」
リックウェイクマンの代わりにパトリック・モラーツが参加し、危機と同じ構成に戻ったアルバム。でそのモラーツだが、2曲目「サウンド・チェイサー」を聴いていただけばわかる通り、ウェイクマン以上ではないかと思わせられるテクニックを持っており、実はこの時期のイエスの演奏水準は最も高かったのではないかと個人的には思っている。アラン・ホワイトもブラッフォードに比べ個性は薄いが、超絶的なプレイを披露している。そしてこのアルバムはなんと言ってもハウのギター!「錯乱の扉」での彼の演奏はとても真似できる代物ではなく、異常に高いテンションである。また既に言いつくされている通り、「スーン」部分はいつ聴いても鳥肌が立つ(特に最後)。イエスの曲の中でアンダーソンのヴォーカルの美しさが最も際立っている場面であろう。やはり彼なしのイエスなどありえないのだ。
・「飽きが来ない名盤」
私は多分熱心なYesファンではないのでしょう。Yesは25年前から聴き始め、こわれものから始まり危機、究極、サードアルバム、果ては当時の新譜であるビッグ・ジェネレイターまでそれはそれは聞き込んで、今でも一通りCDで購入しましたが、自分ではまずターン・テーブルに載せることはありません。近所のロックバーあたりで流れれば勿論楽しく聞けますが、それらのいわゆるYesの名盤を自発的に聴くことは無くなってしまいました。が、本作だけは別。Yesを聴きたくなったら本作を聴きます。
本作の一曲目は名曲「錯乱の扉」。パトリックのシンセに導かれて幕が開くと、アランの安定したビートの上を各メンバーが楽器をぶつけあう、ストラヴィンスキーあたりの影響も感じさせる、緊張感に満ちた楽曲になっています。派手な前任者のビル・ブラフォードに比べると評価が落ちるアランですが、本作を通して安定したビートで派手なドラミングを披露していて、決して実力的には劣らない、テクニシャンぶりを楽しめると思います。そのアランのドラミングの上でぶつかり合う音の壮観な様は見事の一言だと思います。後半、いわゆる"スーン"の部分は音が飽和した後の緊張の解けた、安らぎに満ちた世界が展開されます。一転して二曲目は各楽器のソロをフィーチャーした、すごいスピードで展開されるジャズロック。スティーヴのギターソロもパトリックのシンセソロも、ブリブリなクリスのベースも格好良い、音が凝縮されたような密度の濃い曲です。三曲目はスローなテンポの佳曲で、ちょっと凡長で構成をもう少し練れば良かったとも思いますが、メロディ自体はきれいでジョンの歌声を堪能することができます。
確かに初めて「Roundabout」を聴いたときにはその格好良さにびっくりしたし、一般的に評価が高い「危機」も聴くべきだとだと思いますが、飽きずに長く聴ける本作がYesでは一押しです。
・「リマスターはいまいちですがボーナストラックだけで買いです」
音質は残念ながら98年のリマスター版に劣ります。というより98年版が良過ぎます。このRHINO版もかなり頑張っていて、これまでに発売された「Relayer」の中では突出した音の良さなのですが、それでも98年版にベールを2枚くらい被せた音です。「Sound Chaser」の冒頭のドラムの乱れ打ちで比較するとよく分かります。98年版では音抜けが良いため一音一音のタッチの違いやドラムのヘッドの弾力の具合までもが分かりますが、このRHINO版では音がべったりとしており、そこまでのレベルには達していません。98年版はホワイトが目の前に見えるようですが、このRHINO版は細かい音の羅列でしかありません。RHINOの関係者は98年版および01年の再発版のどちらも聴いたことがないと思います。聴いていれば超えるものを作ろうとするはずです。名アルバムだけに残念です。98年版の再再発を強く希望します。
しかしこのRHINO版はボーナストラックだけで買いです。 他の方も書いていらっしゃいますが「錯乱の扉」Run-Throughの生々しさは、ファンであればある程、涎ものだと思います。 ミックスを重ねてないため音が良く、ボーカルは、アンダーソンと収録マイクとの距離の微妙な変化まで分かり、ドラムは、ホワイトの凡庸さ(ブラッフォード比)を際立たせる結果になっていますが本編以上に高解像度です。エンディングのアレンジも興味深いです。ファンにとっては贅沢過ぎるオマケだと思います。また、「Sound Chaser」のシングルB面用編集も、潔い編集(前半総カット)が意外にもかっこいいです。
・「ハイテンションの「演奏」重視の傑作」
コンセプト、パフォーマンスすべてにおいてロックの芸術性の頂点を極めたYESがスタイルを踏襲しつつも奔放な演奏力を発揮した作品です。リック・ウェイクマンの後任にテクニシャンのパトリック・モラーツを迎え巧みなアンサンブルに加えジャズ的な即興演奏の爆発力をも活かしています。
「危機」と同様のA面1曲B面2曲の構成ながらサウンドはやや異なり密度の高い、硬質なイメージが強いです。シングルカットされた1曲目の終盤「Soon」や3曲目のオープニングなどリリカルな場面もありますが全体としては息を呑むような演奏が主なように思います。特にスティーヴ・ハウはさえたフレージングと逞しいプレイで大活躍。
もうちょっとタガが外れたら飛び散ってしまいそうなギリギリ感がたまりません。
・「Yes(プログレ)の最後の輝き。」
パトリック・モラーツは自身のソロアルバムが好評だったことにより脱退、代わりにリック・ウェイクマンが復帰、再びシンフォニックな曲調を取り戻した傑作。70年代後半のプログレアルバムとしては出色の出来であり、Genesisの「静寂の嵐」、Renaissanceの「お伽話」、U.K.の1st等とともにプログレ最後の輝きの一つと言えるでしょう。1曲目「Going For The One」は後のポップ化を予感させ、2曲目「Turn Of The Century」ではハウが、3曲目「Parallels」ではウェイクマンが、4曲目「Wonderous Stories」ではアンダーソンがそれぞれ見せ場を作っています。しかし真に語られるべきは5曲目「Awaken」でしょう。アンダーソン自身が究極のYesと認める大曲で、その完成度の高さは「危機」「錯乱の扉」にも劣りません。ハウのギターソロやウェイクマンのパイプオルガンなど、今までの集大成のような一曲でこの一曲だけでお腹一杯になれるはずです。Yesファンだけでなく、全プログレファンにお薦めの一枚。
・「駄曲なしの傑作」
従来のYesに比べて美しいメロディー・ラインの曲が多いとともに、タイトなリズムが特徴的なアルバムである。このアルバムの凄いところは一曲として駄曲がないことである(Additional Trackはその限りではないので念のため)。このアルバムを聞いたとき、昔ながらのファンは一曲目のリズム・カウントとスライド・ギターに面食らいつつ、新しいリズム・フィギュアに驚き、2曲目以降の美しいメロディを聞いて安心し、最後の"Awaken"で感動のピークを迎えるはずである。緊張感という観点では"Close to the Edge"には及ばないが、Yesのキャリアの中でも優れた出来を示す傑作。
・「聴きどころはHoweのスライド・ギター」
なんといっても聴きどころは表題曲でのHoweのスライド・ギター。スライド・ギターと言ってもHoweの場合はハワイアン・ギターをスライドとして使っています。この曲とClose To The EdgeのAnd You And IのスライドはHoweのスライド・ギターのベストプレイだと思います。一曲も駄作なし。傑作。
・「こんな録音あったの?」
私は、今まで、いわゆる”リマスター版”という物を買った事がありませんでした。しかし、今回、初めてこのアルバム『究極』の2003年版リマスター盤を買って、とても良かったと思いました!イエスはとても好きなロック・グループなので他にも良いアルバムはいっぱいありますが、個人的には一番好きな1枚だったので、買おうという気持ちになったのですが、買おうと思った理由は、ボーナス・トラックに注目したからでした。そして、実際に買ってみて、とてもお買い得だなと思ったのは、①~⑤が今までの物より、音のメリハリが良くなっている様に思える点です。それから、ボーナス・トラックが貴重な録音だったからです。特に⑨~⑫のリハーサルという4曲の演奏が、通常版の①~⑤の荒削りな原形になっているというのは、聞いていてとても興味深く、イエス・ファンの方なら、絶対に買って損はないと思います。
・「美しいイエス」
「危機」「こわれもの」「サードアルバム」に次ぐ傑作がこの「究極」だと思う。従来の楽曲に比べ繊細な音が並ぶ。特に「不思議なお話しを」はジョンアンダーソンのエンジェル・ボイスが最大限生きていてとても切なく美しい。このリマスターによってさらに音が洗練されて、おすすめできます。
・「一般的な評価は低いが実は隠れた傑作」
リックウエークマンが復帰し、前作「究極」が大ヒットし、ワンダラスストーリーが全英1位を獲得するなど、前作の存在が大きすぎるために日陰に回ってしまった作品、大作が少なく、ポップな作風でこじんまりにまとめた曲でアルバムが作られたために「危機」のような大作を求めるファンからは軽視されてしまい、「UFOの到着」「鯨に愛を」という曲名にもスケールの狭さを感じてしまう。しかし僕は長めの曲が多い「究極」よりも1曲1曲を短めにまとめたこっちの方が好きで、フューチャータイムズ、マドリガル、サーカスオブヘブンなどの楽曲はやや当時の時代に迎合している感はあるものの、聞き応えのある聞き捨てられない曲だと思う。ラストの自由の翼も傑作で、クリスのエフェクトをかけたベースを中心に異様な雰囲気を作っている。この後でバンド結成10周年ツアーを敢行するが、リックとジョンが脱退し、バグルスの2人を補充して、「ドラマ」の制作に入ることになり、重厚な存在感のあるサウンドがさらに本作の軽いサウンドを存在感のないものにしてしまうのが残念だ。しかし本作はセールス的には成功し、プラチナディスクを獲得するほど売れており、馬鹿にできない作品だと思う。
・「数あるイエスの作品で最もポップでシンプルな作品」
78年発表の11作目。明るく爽やかな1.のイントロだけでこの作品の素晴しさは伝わる。78年頃と言えばパンク/ニューウェイヴの全盛期。イエスは彼らならではの手法で時代に合わせようとしていたことが良く分かる。シンプルでポップな曲の中にイエスのエッセンスをコンパクトに収録した充実の全8曲。プログレの大袈裟さをやや後退させ、その分、躍動感のあるロック的な演奏を強調したサウンドはエネルギッシュなパワーが漲っていて非常に若々しい。直線的なスピード感のある演奏は間違いなく狙ったものだろうが、モロにパンクな曲をやっていても大袈裟なリック・ウェイクマンのシンセが加わることによってどこをどう聞いてもイエスになっている。このサウンドがあの時代にどれくらい受け入れられたかは分からないが、今聞くと本当に魅力的なアルバムだと思う。ファンクやR&Bなどの従来のイエスにはないエッセンスもスパイスとして効いている。リック・ウェイクマンの鍵盤も非常にモダンで本作ではポリ・ムーグの分厚いサウンドが満喫出来る。ヒプノシスによるモダンなジャケットも素晴しく、イエスの中でも個人的には群を抜く最高のものだと思う。ただしジョンによる歌詞は少し病んでいるのでは?と思わせるほどの内容を持っており、非常に意欲的な作品ではあるものの、彼らの限界であったことも確かなのだろう。このメンバーにおける脱プログレ的な極限の作品とも言えるのだが、不思議なことに従来の作品と全く違和感はない。イエス・マジック。
・「試行錯誤」
1978年発表。ジャケットは前作『Going For The One』同様ヒプノシスが担当している。『Relayer』までの大作主義とロジャー・ディーンのコンセプトから抜け出し、新しいYESの音を模索している時期の作品である。具体的には曲をよりコンパクトにし、様々な音楽的方向に自慢の超絶技巧とアンサンブルをどう生かすべきかを模索している。スマッシュ・ヒットをメッセージ性に託した2『Don't Kill The Whale』やUFOにまでテーマの触手を伸ばした5『Arriving UFO』などが、その『悩み』の所産である。旧来からのYESファンにはやっぱり、1・2のような見事なアンサンブルが最も響く。『Future Time』から『Rejoice』の見事な曲想と演奏こそファンがYESに求めているものだ。このあと1979年にはジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマン脱退という最高の『危機』をYESは迎える。
・「ヒプノシスの誘惑」
ロジャー・ディーンからヒプノシスにジャケットデザインが変わって、彼らの曲調は変わりました。より親しみやすくなった中で、このアルバムは鯨問題を取り上げるなど、より現実的な話題を追求していました。トマトをつぶすジャケットデザインも衝撃的でしたが、日本に対する批判もショックが大きかった。
・「一回限りの傑作アルバム!」
イエスのメンバーチェンジの激しさも極まったか?と思えた顔ぶれで作られたアルバム。ジョン・アンダーソンがいなくなって、イエスと呼べるのか?という思いが交錯して、異質な感じのあるこの作品だが、正直、傑作と呼べる作品だと思う。
ベースのクリス・スクワイアが音作りをリードしたようでロック色の強い軽快な曲が多く、ジョンがいたがゆえに表に現われにくかったメンバーの個性が発揮されている。
その後ジョンが復帰し、元のイエスに納まってゆくことを考えれば、たった一回限りのイエスであり、時間が経つにつれ貴重な作品になってゆくと思う。イエス・ファンで敬遠されていた方には是非一度聞いてほしいと思う。
・「もっと評価されていい一枚」
イエスだと思って聴くと、ジョンの声がないので、評価は難しい…というか、評価不能、というのが正直なところです。「i know a lot of fans did not like drama.」と言われるのもむべなるかな。
バグルスがまるごと加入、というのも、考えてみればどえらい事なのですが、イエスファンからすると、「必死だな」「痛々しい」「ぶちこわしだ」としか思えず、宣伝効果としてはプラスにはたらいたとは言いづらい面があります。
しかし、改めてこのアルバムを聴いてみると、「なんだ、いいじゃないか。というか、傑作じゃないか」という感想しか生まれません。
ピザを食べに行って天ぷらうどんが出てきたら、客は「ふざけるな」と怒るでしょうが、その天ぷらうどんは、相当に出来が良かったのです。
「ドラマ」は、そんなアルバムです。そうですね。バンド名のほうを変えてれば、評価は一変していたでしょうね。
・「捨て曲なし!の傑作」
YESの顔ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの脱退で「YES解散?」と騒がれたけど、代わりに加入したトレバー・ホーンとジェフ・ダウンズが実にいい味を出している。特にトレバー・ホーンの声質はジョンと聞き間違えるほど似ているので、違和感なく聴ける。アルバムは1980年リリース。「リレイヤー」以降、試行錯誤を繰り返していた時期を超越し、全体的に緊張感溢れる作品で、捨て曲がぜんぜん無く一気に聴き終えることができる。「こういう音楽を待っていたんだ!」と叫びたくなる傑作。
特に1曲目の「Machine Messiah」は約10分の大作で、往時にYESを想起させる完璧な演奏。起承転結に富んだ曲運び。それから以降「Tempus Fugit」までの感動的展開は、何度繰り返し聴いても飽きが来ない。そんな傑作アルバムであるが、世間の評価は今ひとつなんだよね〜。
今からでも遅くないので、じっくり聴き入ってほしいな。
・「イエス自身によるシュミレーション・アルバム」
80年発表。ジョンとリック・ウェイクマンが抜けて抜け殻のようになった後にバグルスの2人を加えて製作された作品。邪魔者が消えたとばかりに大暴れするクリスのベースとコーラス (リード・ベースとも言えるこのアルバムでのプレイは必聴) 、新参2人の参加によって若返ったサウンドは彼らのたくさんの作品の中でも『ロンリー・ハート』に並んで新鮮。トレバーのヴォーカルは艶があってハモリもシャーブ、ジェフが導入したヴォコーダーなどは歴代のメンバーではありえないだけにおもしろいと思います。お薦めの一曲は レンズの中へ (Into The Lens)でこの曲はバグルスの2nd 用の曲としてレコーディングが終わっていたものを再アレンジしたもので、イエス・バージョンはバグルスのバージョンと比べるとかなり動的で聞き応えがあります。 このイエス、当然ツアーに出たわけですが、観客の反応は恐ろしいほど冷たく、ステージに物が飛んできたそうです。その憎しみの相手はジョンの代わりにボーカルをとるトレバーだったそうで、彼はそれがよほど辛かったのかイエス解散後、一切ステージに立っていません。一度解散している訳ですから他のメンバーも相当辛かったのでしょう。しかしながら決して劣った演奏をしてわけではなく、歴代のメンバーのライヴの中でも特におもしろいと思います。またトレバーの声と歌い方はジョンとそっくりで、素人には見分けがつかないほど。他のメンバーの演奏も若々しくテープの逆回転なども導入され、後のトレバーのアート・オブ・ノイズヘの布石を見ることができます。ライヴではGO TO THIS や WE CAN FLY FROM HERE といった新曲も披露され、すでに次のアルバムの準備もされていたと推測ができます。ツアーで物さえ飛んでこなければもう一枚、素晴しいアルバムが聴けたのになぁと思いつつ、貴重なイエス自身によるイエスのシュミレーション・バンドの作品を愛聴しています。
・「いいスピーカで、音を大きくして聴いて下さい!」
U.Kの「デンジャーマネー」といい、この Yesの「Drama」といい、80年代のプログレとしては、隠れた名盤ですね。
・「イエスの傑作の一つ」
高校生のときに『こわれもの』と一緒に、初めて買ったイエスのアルバム。イエスというバンドのことをあまり知らなかったため、サウンドの異なる二枚を同時に聴いて、多彩なことの出来るバンドだなあと感心して、ファンになりました。
いつの時代でもイエスのアルバムに共通しているのは、曲のメロディの素晴しさ、そして重厚なバックコーラスだと思う。そこが他のプログレと一線を画すところ。前年のエイジアの大ヒットの流れにうまく乗ったこともあり、①がイエス初の全米No.1ヒット(何年か前の日産のCMで流れてた)となり、80年代を代表するアルバムとなった。
とても聴きやすいポップなアルバムになっているので、イエス初心者には最適なアルバムかもしれない(って、友達にこのアルバムから聴かせてから、次に『こわれもの』や『危機』を貸すと、その変容ぶりにかなりビックリするみたい)。
・「80年代のベスト5に入るアルバム」
発表されたのは83年だけどちゃんとアルバムを通して聴いたのは90年。あまりの素晴らしさに言葉を失った。シングル「OWNER OF A LONELY HEART」や「LEAVE IT」はさすがに知っていた。この2曲もアルバムで聴くと気分が変わってくる。
しかしシングル以外の4)「CHANGES」の徐々にもり上がっていく所や7)「OUR SONG」のイントロのカッコいいピアノとあのボーカルの入るタイミングの間。8)「CITY OF LOVE」重厚なベースにあのドラムが絡む絶妙さ。とても日本人が真似できない・・というか血が違うんでしょ。既にプログレと言うよりポップスに近い。
2002年紙ジャケリマスター版が出て、音が良くなって、13年聴き続けている。何度聴いても飽きない。多分一生聴けるでしょ。
・「高度なテクニックにポップ感覚が加わった80年代のイエス・サウンド!」
70年代に頂点を極めたイエスが、80年代に入って再び放った傑作アルバム!初めて「ロンリー・ハート」を耳にした時の、感動が何度聞きなおしても甦ってくる。
技巧的で哲学的なサウンドにのめりこんでいったイエス。ついにはジョン・アンダーソンまでもが去っていった。
残されたクリス・スクワイア達が獲得したポップ・サウンド。そこに、再びジョン・アンダーソンとかつてのメンバーが還ってきた。
ジョン・アンダーソンは、元イエスのメンバーで、従来のサウンドのさらなる追求をおこなっていた。
サウンドの方向性を違えていたイエスのメンバーが再び個性をぶつけあって新たに獲得した新たなイエス・サウンドが、「ロンリー・ハート」に結実した。
80年代のイエス・サウンドは、高度なテクニックに裏打ちされた従来のスタイルにポップな感覚が加わって進化したものだった。イエス独特の”音”はいたるところに示され、長年のファンにとっても大満足の1枚。
ジョンは「ロンリー・ハート」を80年代の「ラウンドアバウト」とインタビューで語っている。傑作アルバムである!
・「4度でハーモナイズされた印象的なギター」
ほとんどバラバラだったこの頃のイエスをまとめ、『ロンリー・ハート』という YES最大のシングル・ヒットを生み出したのはトレヴァー・ラビンとプロデューサーのトレヴァー・ホーンだった。『ロンリー・ハート』で使われたオーケストラ・ヒットや4度でハーモナイズされたギター・ソロは全て両トレヴァーのアイデアだ。
もはやプログレの呪縛を離れ新しいYESになった記念碑的作品。
・「リズムの巧さに惹かれます。」
YES最大のヒット作。プログレの枠を越えてこのアルバムでYESは有名になりました。私もこのアルバムでYESを知りました。どうしても「ロンリーハート」に注目してしまいますが、私はアルバム全体を通してリズム構成の巧さ、複雑さ、かっこよさに惹かれました。"Hold on"の3連リズムの取り方、"Changes"の変拍子、"City of love"のヘヴィなグルーヴなど、ドラムをやっている私にとっては参考になるものばかりです。
・「トレバーラビンの貢献大、そしてトレバーの才能全開アルバム」
1987年秋リリース、制作当初の段階ではトレバーホーンが関わっていたが、ラビンと意見が衝突しホーンが降りてしまう。結果的には、ラビンがプロデュース、作曲、演奏などで好き放題したいことを自由にやらせてもらったアルバムに仕上げられた。クリスの厚い信頼を受けたラビンにとっては本当に楽しく制作できたに違いない。それに対してジョンは翌年にソロアルバムをリリースしていて、きっとジョンが作った新曲のほとんどがビッグジェネレーターに採用されず、ただ単にボーカリストとしてこの作品に参加したのではと思うほどフラストレーションのたまった作品だったのではないかと僕は推測する。この時期のライブではジョンが「危機」を演奏することを強く主張したが他のメンバーの同意を得られなかったというし、このアルバムがジョンの脱退とABWHの制作につながっていったのだろう。にしてもスティービーニックスに提供する予定だった「ラブウイルファインドアウエイ」(どう考えてもこの曲はニックスには合わないと思う)は名曲だし、「ファイナルアイズ」や「アイムラニング」のようにシングルにはならないが昔からのファンも納得させる長めの曲もよく出来ている。このアルバムは前作ほど話題にならず、更にピンクフロイドの「鬱」とリリース時期が重なり、フロイドの影に回ってしまった感があるが、80年代の傑作アルバムとして手放せない作品である.私事だが、生まれて初めて買ったCDがこれで、音質の良さに感激した思い出があります。
・「デジタルポップ路線のイエス」
美しい夜明けを迎えるかのようなコーラスで幕を明ける“Rhythm Of Love”が、「スティーヴィー・ニックスのために書いた」というのが想像できないほど、イエス的に仕上がっています。前作【90125】がクリスのイニシアチブにより制作され、トレバー・ラビンを右腕として起用した作品に対し、今作はイエスの中でも米国産のイエスを強く感じさせます。“Owner Of A Lonely Heart”がビルボードのシングルチャートで2週連続1位にランキングされちゃったため、というせいもありますが、前作、今作が最もデジタルポップなイエスを思わせます。いかにも80年代的なアプローチと言えるでしょう。ステージ、レコーディングともアンサンブル構成はさすが。
この後、残念なことに商業的にヒットしなかったこと、トレバーがスタジオ、ステージともに人気を博してしまったため、イエスの顔、ジョン・アンダーソンが2度目の脱退を犯します。
・「POP ROCK」
90125から4年間のブランクを経てリリースされたもの。前のアルバムが売れ過ぎたことから、相当のプレッシャーがあったであろう。でこのバンド体制はやはりTREVOR RABIN'S YESと言える。バンド内の政治的関係は売れたことで混乱したと思われる。バンドサウンドはやはりトレバーラビンのギターサウンドを中心とするポップロック路線だ。
でこのアルバムの前作との大きな違いとはやはりワンショット契約だったトレバーホーンの不在であろう。それと『OWNER...』を上回るソロシングルがでなかったこと。このアルバムからは最高位30位と40位しかでていないのだ。セールス面ではミリオンに達したものの、このアルバムがイエスにとって最後のメジャーヒットになってしまった。
バンド内では相当な混乱があったであろう、トレバーラビンのミュージシャンシップに依存してこれから進むのかまたは昔のイエスの方法論に回帰するべきなのか、路線を決定しかねているのがよくわかる。前作『9!0125』の焼き直し的なこのアルバム。明確な次のアルバムへの『ビジョン』が見えていないのがあぶない部分。トレバーのソロアルバムみたいになっているから。というわけでトレバーの才能に。 10点中8点
・「80年代版ビートルズか。」
3曲目から8曲目までは、ビートルズが存続していたなら、80年代にこういう音楽をつくっていただろうという感触(1、2曲目は流行に走り過ぎていてあまり好きではない。YESっぽくもなく、ビートルズっぽくもなく)。3曲目。静寂で思慮深いニュアンスがなんともYESらしい。ビートルズならば、「ディア・プルーデンス」か。4曲目。モータウン調の軽快なポップスだけど、高揚感の処理が巧みでプログレ・バンド最高峰のYESの特徴がよく出ている。6曲目。80年代版「同志」のような内容。牧歌的な雰囲気がよく出ている。ビートルズなら「マザー・ネイチャーズ・サン」か。7曲目。プログレ・バンドならでは。いろいろな音のコラージュの遊び心がありながら、80年代風に明るく突き抜けている。それでいて、どこかトリップ感があるのは、明るいサイケデリック音楽ということか。8曲目。ジョン・アンダーソンお得意の泣ける切ないメロディの曲。レノン・マッカートニーに負けず劣らずのハイ・クオリティ。
「ロンリー・ハート」や「TALK」、「結晶」とは違う、トレバー・ラビン在籍期間のYESで一番好きなアルバム。
・「7年遅れの「時へのロマン」」
3コードのシンプルなロックンロールが,プログレの登場で様式的ピークを迎えるまで,僅か10余年。その創造者としてロックのオプティミズムを支えていたバンドの1つがイエスである。強力なインストとヴォーカルの融合を旗印に,長大で起伏に富んだ曲想と,ハスキーなハイトーン・ヴォイスを兼ね備えた彼らは,『危機』と『こわれもの』の2枚でスターダムへのし上がる。高度な楽識とアイデアを詰め込んだ《作品》が,セールスの上でも正当に評価を受ける。反逆を気取る道化としてではなく,クラシックやジャズがその表現様式ゆえに超えられなかった限界を超える音楽として。ロックの可能性を誰もが信じられた,文字通りのピークだった。やがて押し寄せる商業化のなか,その多くは売り上げと音楽的良心の間で迷走を余儀なくされていく。イエスもまたそうだった。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった打ち込み屋トレヴァー・ホーンに意匠を丸投げした《90125》は,音の全能者たる彼らの,ある意味において悲劇的な降伏だったといえる。最早,過去へ戻るのはアナクロに過ぎず,大衆化は敗北を意味する。難しい立場にいた1980年代の彼らによる,極めてクレバーな解答が本盤だった。僅か8曲に絞られた楽曲は,劇的展開において往時の硬派な姿勢を彷彿させ,【もう一人のトレヴァー】トレヴァー・ラビンの若い感性に寄り掛かり,歪みギターへ依拠したゴリ感の濃い音は,やがて時代を席巻するグランジを予見したようにすら見える。自らの手で全てを練り上げ,粒揃いの楽曲と程良いポピュリズムを絶妙にバランスした本盤こそ,彼らにとっての『時へのロマン』だったのかも知れない。
●Talk
・「そして、90125イエスが残った・・・。」
過去に在籍した重要メンバーが集結した“union”を経て、結局90125メンバーだけが、イエスに残り、制作したアルバム。トレヴァー・ラビンが中心になって、制作されただけあって、1曲1曲の完成度が高い。90125イエス初の組曲も収録され、イエスの看板を汚さぬ配慮も心憎い。
以外に思うかもしれないが、イエスのアルバムの中でも3本の指に入る名盤だったりする。(個人的に・・・。)
・「隠れた名盤」
プロモーションに力を入れなかったレコード会社のせいで、この傑作にあまり注目が向けられませんでした。全体を通してクリアーな透明感は、まさにジャケットの純白を象徴するかのごとく、ピュアでデジタルな音。そしてコーラス。デジタルとは対極にある人間味。それがロジャー・ディーンのロゴではなく、ピーター・マックスの手書きで書かれたYESの文字を意味しているかのよう。このジャケットセンスも良いです。ちなみにピーター・マックスはビートルズのイエロー・サブマリンで有名ですね。
また、このアルバムは全曲をジョンとトレヴァーの共作で、イエス史上でも珍しい製作過程となっています。確執のあった二人だけに、このアルバム制作は特別な意味があったのでしょう。ヴィクトリー(レコード会社)が、しっかりとしたプロモートをしていれば、このコンビはもっと長生きしたかもしれません。この作品の完成度が高いだけに非常に残念です。
・「『The Calling』がなかなかの出来映え」
1994年発表。UNIONツアーでABWHとジョン抜き90125YESは合体(ああ、なんとまだるっこしいメンバー・チェンジの多いバンドなんだろう・・・(T.T))、トレヴァー・ラビン(トレヴァーが2人いるのも分かりにくいなぁ(T.T))とジョン・アンダーソンが協力して作ったのが本作。整頓してメンバーをあげないと分からなくなるので列記してみると、ジョン・アンダーソン(vo)、トレヴァー・ラビン(g)、クリス・スクワイア(b)、トニー・ケイ(key)、アラン・ホワイト(ds)となる。もう少し仲良くやって曲作りしたり演奏できないものかとも思うが、個性が強い人の集団と言うのはこういうものなのなのだろう。とどまるところを知らない。1の『The Calling』がなかなかの出来映えだ。あとは各メンバーがやりたい放題で、まとまりははっきりいってない。『こわれもの』や『危機』の頃を懐かしく感じるファンは僕だけではないでしょう。
・「快作!!」
前作『結晶』で、新旧メンバー8人という掟破りの大所帯で、メンバーの多さが祟ってか、散漫な出来となり、その後、メンバーの衝突、レコード会社移籍や契約上の問題等を経て、90125YESの5人編成に戻った94年のアルバム。80年代以降のイエスの立役者トレヴァー・ラビン在籍時最後(今のところ)のアルバム。結局このアルバムの売上不振でトレヴァーはジョン・アンダーソンに辞めさせられるわけだが、個人的にはかなりいい出来だと思う。オープニングの①The Callingもカッコいいし、⑤Wallsは傑作だと思うし、15分の大曲⑦Endless Dreamも素晴しい出来だと思う。ただ、時代はグランジ全盛期。時期が悪かった。
このアルバムの後、トレヴァー・ラビンが脱退(ジョンによる解雇?)して、ジョン、クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、スティーヴ・ハウ、そしてリック・ウェイクマンの全盛時のラインナップの再結成を果たすことになるが…。
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