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▼レンタル半額の時に借りよう3(邦画編):セレクト商品

ホールドアップダウン 初回限定版ホールドアップダウン 初回限定版 (詳細)
SABU(監督), V6(俳優), 香椎由宇(俳優), 伊藤歩(俳優), 古田新太(俳優), 森本レオ(俳優), 宮崎吐夢(俳優), 伊武雅刀(俳優), 高橋ひとみ(俳優)

「何度も観たい!」「発売が楽しみです!」「V6……おもろいやないかい。」「あけてびっくりSABUマジック」「なかなかです。」


MOON CHILD 初回生産限定版MOON CHILD 初回生産限定版 (詳細)
瀬々敬久(監督), Gackt(俳優), HYDE(俳優), ワン・リーホン(俳優), ゼニー・クォック(俳優), 山本太郎(俳優), 豊川悦司(俳優), 石橋凌(俳優)

「Gackt&HYDEカッコ良すぎ!!」「ホントに最高!!」「1度見てください」「最高~!!!」「はまりました。。」


ジュブナイルジュブナイル (詳細)
香取慎吾(俳優), 酒井美紀(出演・声の出演), 山崎貴(俳優), 吉岡秀隆(俳優)

「わくわくする映画!」「夏の思い出」「子供も大人も十二分に楽しめます!」「見る価値有り」「懐かしい気持ち。」


日本のいちばん長い日日本のいちばん長い日 (詳細)
岡本喜八(監督), 三船敏郎(俳優), 加山雄三(俳優), 黒沢年男(俳優), 小林桂樹(俳優), 橋本忍(脚本)

「決起工作に奔走する、青年将校たちの熱意と狂気を描く傑作!!」「見事な演出と演技陣」「すさまじいド迫力」「毎年8月にはテレビ放送するべき作品」「(玉音盤)終戦放送阻止に暗躍した陸軍の行動」


魔界転生魔界転生 (詳細)
深作欣二(監督), 千葉真一(俳優), 沢田研二(俳優), 緒形拳(俳優), 佳那晃子(俳優), 山田風太郎(原著)

「ダークな世界観!」「とにかく妖艶」「綺麗! 妖艶! 」「パーフェクト」「チャンバラ万歳」


恋人はスナイパー 劇場版恋人はスナイパー 劇場版 (詳細)
六車俊治(監督), 内村光良(俳優), 水野美紀(俳優), 田辺誠一(俳優), 中村獅童(俳優), 阿部寛(俳優), 竹中直人(俳優), いかりや長介(俳優), 君塚良一(脚本)

「泣きました…」「買って正解!!」「めっちゃいい!!」「盛りだくさん」「特典も盛りだくさん」


激動の1750日激動の1750日 (詳細)
中島貞夫(監督), 中井貴一(俳優), 中条きよし(俳優), 岡田茉莉子(俳優), 萩原健一(俳優)

「極道映画トップレベルの作品」「やはりかっこいい」「ショーケン。」「中井が渋い」「首領を継ぐのは俺だ!」


汚れた英雄汚れた英雄 (詳細)
草刈正雄(俳優)

「二度と出ません!」「走行シーンの映像が良い」「骨太の原作だからこそ楽しめる脚本そして苦労がうかがえる撮影技術」


冬の華冬の華 (詳細)
高倉健(俳優), 北大路欣也(俳優)

「健さんは勿論いいが、池部良に痺れた。」「耐える健さんの姿に感動します」「耐える健さんの姿に感動します」「これだけ渋い映画も無いです」「悲しいが美しい」


LIMIT OF LOVE 海猿 プレミアム・エディションLIMIT OF LOVE 海猿 プレミアム・エディション (詳細)
羽住英一郎(監督), 伊藤英明(俳優), 加藤あい(俳優), 佐藤隆太(俳優), 大塚寧々(俳優), 吹越満(俳優), 時任三郎(俳優)

「特典DISKが最高!」「娯楽映画のツボを抑えた快作!!」「錦江湾の海猿」「ハリウッド?いえいえ、超えたかも〜!」「爽やか」


初恋 プレミアム・エディション初恋 プレミアム・エディション (詳細)
中原みすず(俳優), 塙幸成(俳優), 宮崎あおい(俳優), 小出恵介(俳優), 宮崎将(俳優), 小嶺麗奈(俳優), 柄本佑(俳優), 青木崇高(俳優), 松浦祐也(俳優), 藤村俊二(俳優)

「静かに感動し、泣けました。」「1968年 18歳」「久々の“銀幕女優”…」「三億円事件の真相」「せつない恋物語」


デス・トランス プレミアム・エディションデス・トランス プレミアム・エディション (詳細)
下村勇二(監督), 坂口拓(俳優), 須賀貴匡(俳優), 剣太郎セガール(俳優), 竹内ゆう紀(俳優), 藤田陽子(俳優)

「面白かったス!」「カタルシス!」「ストレス解消!!」「最高!!!」「すごくいいんだけれど・・・」


ムルデカ 17805 スペシャル・エディションムルデカ 17805 スペシャル・エディション (詳細)
藤由紀夫(監督), 保坂尚輝(俳優), 山田純大(俳優), 榎木孝明(俳優), 津川雅彦(俳優), 藤谷美紀(俳優)

「当時のPETA教官と一緒に見た映画。」「ムルデカ・・・聞き慣れない言葉・・・」「ローレライとは比べものにならない?」「大東亜戦争とは」「是非見て下さい。」


下妻物語 スタンダード・エディション下妻物語 スタンダード・エディション (詳細)
中島哲也(監督), 深田恭子(俳優), 土屋アンナ(俳優), 宮迫博之(俳優), 篠原涼子(俳優), 樹木希林(俳優), 阿部サダヲ(俳優), 岡田義徳(俳優), 嶽本野ばら(原著)

「ポップ!!!」「ロココ時代、最高!!!(爆笑です)」「異色の大傑作。」「観終った後にまた観たくなる、色々詰まった贅沢な映画」「エンタテインメント!」


バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディションバブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション (詳細)
馬場康夫(監督)

「バブル最高!」「人々の頭の中の「バブル」がはじけた今の日本は、東京湾の開発は進んでいないけどなかなかの世の中ですよ。」「2027年に2007年を舞台にした映画が出来たとしたら?」「快作!」「日本映画の実力もなかなかのものです」


アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー (詳細)
中村義洋(監督), 濱田岳(俳優), 瑛太(俳優), 関めぐみ(俳優), 田村圭生(俳優), 関暁夫(俳優), キムラ緑子(俳優), なぎら健壱(俳優), 松田龍平(俳優), 大塚寧々(俳優)

「観る毎に心揺さぶられる快作。」「原作の洒落たセンスがよく生きている」「心にくる映画です…」「気紛れで見たけど最高の映画でした!」「完璧な映像化、見事です」


夕凪の街 桜の国夕凪の街 桜の国 (詳細)
佐々部清(監督), 田中麗奈(俳優), 藤村志保(俳優), 伊崎充則(俳優), 麻生久美子(俳優), 堺正章(俳優), 吉沢悠(俳優), 中越典子(俳優)

「「反核」をこれ以上訴える作品があるだろうか?」「「これほどまでに・・・」「原爆を知らない私たちのために。」「映像がきれい」「7回も繰り返し観たDVDは初めてです。」


Little DJ 小さな恋の物語Little DJ 小さな恋の物語 (詳細)
永田琴(監督), 神木隆之介(俳優), 福田麻由子(俳優), 広末涼子(俳優), 佐藤重幸(俳優), 村川絵梨(俳優), 松重豊(俳優), 光石研(俳優), 小林克也(俳優)

「思いを伝えること」「1977年。こんな恋はなかったけど、太郎はまるでオレのようだった(外見は別)。」「命の灯火」「温かくなれる映画です」「これからもずっと好きです。」


スマイル 聖夜の奇跡スマイル 聖夜の奇跡 (詳細)
陣内孝則(監督), 森山未來(俳優), 加藤ローサ(俳優), 田中好子(俳優), 谷啓(俳優), 坂口憲二(俳優), 高樹沙耶(俳優), レミオロメン(その他), 金子茂樹(脚本)

「聖夜の奇跡は、"ホントの"一番最後にやってくる!幸せ気分になれる感動作です」「"アヒル"は文句なく超えました!」「スマイル 楽しく嬉しく悲しく」「実在の人は自分の先生でした」「これぞ映画!陣内監督会心の傑作!!」


エレファント デラックス版エレファント デラックス版 (詳細)
ガス・ヴァン・サント(監督), ジョン・ロビンソン(俳優), アレックス・フロスト(俳優), エリック・デューレン(俳優)

「リアルでとても深い余韻を残す作品です。」「時代を背負ってすっくりと立つ映画」「物悲しい」「高校生に見て欲しい」「傑作」


虹の女神 Rainbow Song虹の女神 Rainbow Song (詳細)
熊澤尚人(監督), 市原隼人(俳優), 上野樹里(俳優), 蒼井優(俳優), 佐々木蔵之介(俳優), 相田翔子(俳優), 酒井若菜(俳優), 小日向文世(俳優), 桜井亜美(脚本), 齊藤美如(脚本)

「こんなに不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい“愛の告白”は滅多にない。秀作。」「確かに虹の女神がそこにいた」「もう一度あなたに会いたい」「悲しいまでの繊細さで丁寧に作りこまれた名作」「映画を愛するひとのための映画。。。秀作です」


ニライカナイからの手紙ニライカナイからの手紙 (詳細)
熊澤尚人(監督), 蒼井優(俳優), 平良進(俳優), 南果歩(俳優), 金井勇太(俳優), かわい瞳(俳優), 比嘉愛未(俳優), 中村愛美(俳優), 斎藤歩(俳優), 前田吟(俳優)

「本当に素敵な作品です」「こころが疲れたときに観てください」「娘を思う母の気持ちに泣かされます」「竹富島の『うつぐみの精神』に感動です」「竹富島に行きたくなった〜」


花とアリス 特別版花とアリス 特別版 (詳細)
岩井俊二(監督), 鈴木杏(俳優), 蒼井優(俳優), 郭智博(俳優), 相田翔子(俳優), 阿部寛(俳優)

「若いっていいなと思った。」「00年代の岩井俊二は、日本のエリック・ロメールだと思う。」「存在が物語を凌駕する」「不器用な少女たち」「会話が自然な映画」


Love LetterLove Letter (詳細)
岩井俊二(監督), 中山美穂(俳優), 豊川悦司(俳優), 柏原崇(俳優), 加賀まりこ(俳優)

「少年の伝えられなかった想いが今・・・」「遠いあの日を思い出す」「涙なしでは見れません」「パーフェクト」「恐らく“純愛”をテーマにしたあらゆる映画の中でもベストと言って相応しい傑作。」


打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (詳細)
REMEDIOS(アーティスト), 奥菜恵(出演・声の出演), 山崎裕太(出演・声の出演), 反田孝幸(出演・声の出演), 小橋賢児(出演・声の出演), 岩井俊二(その他), 金谷宏二(その他)

「瑞々しい感性キラリ」「さよなら追憶の日々」「とにかく良い!」「さわやかな初恋のイメージ」「岩井俊二の最高傑作!」


▼クチコミ情報

ホールドアップダウン 初回限定版

・「何度も観たい!
映画館でこの映画は3度ほど観ましたが何度観ても大爆笑。そして、予想できない展開にハラハラしました。後半のアクションシーンは圧巻!V6が出てるからただのアイドル映画だという偏見なしに、むしろV6に全く興味のない人に観てもらいたいです。国内B級映画好きなら、大満足ですよ。なので、わたしの評価は星5つです。

・「発売が楽しみです!
映画館で見ました。前作「ハードラックヒーロー」はあまり面白くなかったので、DVD買っていませんが、これは楽しいです!!発売されると聞いて、すぐに予約しました。

みんな個性的な役で、ちょっとありえねーとも、思える部分はありますが、十分楽しめます。

岡田君ファンの私としては、出が少ないのが寂しいですが。

・「V6……おもろいやないかい。
正直、前回のハードラックヒーローを見た時はイマイチやと思ってました。意味が分からん。と思ってしまったんです。

けど、今回は大きくそれを裏切られ(笑)映画館であんなに笑ったのは初めてでした。V6はもうアイドルグループというよりも立派な役者集団やったんやなぁと…。役柄それぞれは本人さん達にイメージが近いものだったり、そうじゃなかったり。

6人が無数に絡み合って築き上げられていくありえねぇ展開にはもう笑うしかありません!他の共演者の方達との絡みも(私が好きなのは電車カップルです)十分に笑えます。でも挿入歌でもある岡田君のソロ「ユメニアイニ」はしっとりとしていて、この映画のお笑いっぷりに違ったエッセンス(笑)として心に残り。

星4つなのは、次回を期待してってことで。

・「あけてびっくりSABUマジック
前回「ハードラックヒーロー」に続くSABUxV6作品第2弾。正直似たようなものかなとあまり期待していなかったのですが…これがあけてびっくり。カップリングも変わって(一部は同じですが、これもまたスケールアップしているのでよし)めまぐるしい展開に飽きを感じることなく気持ちよく小ネタの応酬に「くだらねえ」と叫びながら見ることができました。脇を固める役者さんも十分に見ごたえがあり、こちらだけでも十分楽しめます。ただ、最後の「見所」的なシーンへのつながりがイマイチ分からなかったので☆1つマイナスで。

・「なかなかです。
前作は期待させた割にイマイチ…と思いましたが、これは面白い!とは言っても、途中首を傾げてしまう話の繋がり方も無きにしも非ずですが。私はどちらかと言うと本編よりも特典ディスクにお金出すつもりで買ってもいいかもしれないとも思います。

ホールドアップダウン 初回限定版 (詳細)

MOON CHILD 初回生産限定版

・「Gackt&HYDEカッコ良すぎ!!
とにかくカッコいい!!キレのあるアクション!泣かせる友情!笑えるシーンもたくさんあります。ヴァンパイア・ケイ(ハイド)と無法地帯に生きるショウ(ガクト)の友情には泣きます。笑えるアクションはやっぱりGacktさんのこだわりでしょうか。ケイ&ショウの息の合ったアクションシーンはかなり見ごたえがあります。未来のアジアの移民地帯という設定も現実味があって、シリアスシーンにはかなり切なくなりました。Gackt・HYDEが歌う「オレンジの太陽」も是非聴いてみてください!

・「ホントに最高!!
私はGacktさんとHYDEさんのファンなのでこの映画は大満足です。ファンは絶対観るべきです!!2人とも俳優が本業ではないので演技に関しては「あれれ…」なところがありますが、ストーリーは切なくって最後は感動して涙してしまうほどです(>_<,)アクションは本当にカッコイイです☆☆銃の使いがうますぎッて感じ!!2人のカッコよさが存分に出されています。途中に笑える場面もあるし、私はこの作品をとっても気に入りました★★

・「1度見てください
 私は主演二人のファンなので購入したのですが、見るまでは「所詮、アーティストが出演するのだから、独特の世界に突っ走った作品だろ」と少し甘く見ていました。しかし、音楽・映像共にクオリティが高く、青春友情モノっぽいストーリーの背景に深く考えさせられるテーマがあり、想像を越える作品でした。

 周りに勧めても「オタクっぽいから絶対に見ない」といわれますが、主演二人のファンということを抜きにしても、見る価値のある作品だと言えます。 偏見を取払って一度見てください。脇役陣の演技も素晴らしいです。

・「最高~!!!
これを見にいって、すごく綺麗な映画だと感じました。ラストのシーンでは、感動して泣いてしまいました・・・私は映画を1回しか見てないので、DVDがでたら必ず買おうと思っています!てゆーか、絶対でてほしいです!!HYDE&Gacktファンの人も、でたら絶対に買うべきですよ~!!!

・「はまりました。。
今頃ですが、まずレンタルで見て、DVDも買いました。音楽と映像がよかったです。HYDEとGacktがデュエットする「オレンジの太陽」はもう名曲だし、リーホンの「Last Night」もいい!すごく効果的に使われているし、せつな美しい。

前半はアクションと青春!文句なく楽しめました。ただ、後半はどうも納得できませんでした。なぜショウは。。。

ぜひ続編を作って、そのへんを解き明かしてほしいですね~

MOON CHILD 初回生産限定版 (詳細)

ジュブナイル

・「わくわくする映画!
 子供たちの夏休みには、いろんなロマンとかドラマとかミステリーとか、なにかしら面白いことがあって、それがいい思い出になったりするんだよなー。この映画を見てて、そんなことを思ってしまった。

 まー、この映画みたいなことは起こるわけないけど、でも子供時代の夏休みのわくわく感がすごく伝わってきて、それが何より良かった。

 とにかく何も余計なことを考えず物語にのめりこんで、感動させてくれる。

 絶対おすすめの一本です!!

・「夏の思い出
ああいう夏が本当にあったらいいなあと思わせるいい作品だと思います。CGもとてもすごいです。山下達郎さんの曲もいいですよね。

・「子供も大人も十二分に楽しめます!
子供向けの夏休み映画と思いきや、なんの、大人もメチャクチャ感情移入してしまう映画!「スタンドバイミー」が感傷的に迫ってくるのに対して、こちらはあっけらかんと、でも子供心の切ないものを伝えてきます。

SFだけど、少年友情物で、こんな邦画は今まで見たことがない!SFXも高いレベルだが、よくあるようなSFX技術に溺れるような愚を犯していない。これは傑作です。

・「見る価値有り
香取慎吾のファンなのでそれが目的で見たのだけど、はっきり言って香取慎吾の出番はそんなに多くはない。でもそれ以上に内容は良くできている。子供の頃の一生懸命だった気分も味わえるし、映像や作りも凄くしっかりしていて見応え有ります。

・「懐かしい気持ち。
私が日本映画で一番好きな作品。

大人が見たら懐かしい気持ちになり子供の頃を思い浮かべそうな作品です。

なんといってもCG!!迫力もあってすごいカッコいい!!

ロボットのテトラもすごい可愛いです(>_<)

ジュブナイル (詳細)

日本のいちばん長い日

・「決起工作に奔走する、青年将校たちの熱意と狂気を描く傑作!!
 近衛師団長惨殺シーン、三船敏郎演じる阿南陸相の自決シーンは目をそむけたくなるほどの迫力がある。この作品が白黒で良かったと思う。

 決起工作に奔走する青年将校たちの軍服の、脇から背中を黒く染める汗の描写。額に光る玉の汗。参謀飾緒をはねあげながら、長い坂道を自転車で駆け上がる彼らの異様なエネルギー。おそらく実戦経験がなく、目の前に広がる本土空襲の災禍も国民の窮状も理解しようとしない彼らが、なお、国家のためと終戦阻止の決起に情熱をかける。ここには「敵を知らず、己を知らず」自分の都合のままに主観的感情的な戦争指導に暴走した昭和の陸軍軍人の典型が浮かび上がる。目をむいて、激情のままに行動する畑中少佐を黒沢年男が力演。「貴様の純粋な心には感銘する」と不本意ながら決起工作に協力する井田中佐の言葉は、畑中少佐ら決起派将校の心情を解く「鍵」となっている。彼らの決起工作は「こうなるであろう」「こうあらねばならない」という主観に立って構成され、国を思う我々の工作が成功しないはずがない、という自己陶酔に支えられている。名作である。

・「見事な演出と演技陣
終戦前夜から当日の軍内部の姿を描いた超大作。東宝の8.15シリーズ最初の作品であり、大宅壮一の同名小説を岡本喜八監督が見事に描いている。主演は当時の東宝オールキャスト総出演で三船敏郎と黒沢年男2人の真剣な演技に当時の軍内部の葛藤が見事に再現されている。あえてモノクロ作品で撮ったことにより、出演者の表情が鋭く描かれています。岡本喜八の才能に脱帽します。長い長い1日であったろう時の流れが、我々見る側も手に汗を握って同時進行します。最後に流れる天皇陛下の玉音放送の中、悲しい結末を迎え長い1日が終わります。

・「すさまじいド迫力
 東宝俳優のすさまじいド迫力、圧倒的な存在感にただただ脱帽。何なんでしょうね、この緊張感は。この当時の日本映画は本当にすごいですね。とにかく感想にならないくらいに圧倒されました。ドキュメンタリータッチで玉音放送までの1日を描いているのですが、戦闘シーンなどがほとんどある訳でもないのに引き込まれていきます。監督の手腕・名優の演技・脚本等全てがすばらしい(黒澤年男の演技がちょっとおおげさ?)。現在の日本の映画界ではリメイクしても、ここまでの作品には仕上がらないでしょう。テーマもはっきりしていますしね、必見です。

・「毎年8月にはテレビ放送するべき作品
内容の素晴らしさについては既に皆さんレビュー済みなのでトリビアを、

「一死以テ大罪ニ謝シ奉ル、神州不滅ヲ確信シテ」と書かれた阿南陸相の遺書は劇中にあるように割腹の際、血に染まった、遺書と自決に使われた短刀「靖憲」はその後靖国神社に奉納され、現在は境内の博物館「遊就館」に展示されています、目立つ形の展示方法ではないので行かれる方は終戦時展示室ではよく観察してください、なお陸相の書体は実に見事なものです、

天本英世演じる過激将校は戦後ずっと逃亡を続け時効後に鈴木亭に謝りにいったと伝えられています、

陸軍が主張していた本土決戦で一度は敵に損害を与えた上での講和には一理あります、すでにアメリカ国内では米兵の損害累増に厭戦気分が高まっており、もし本土決戦が行われれば万単位のアメリカ兵の戦死・戦傷は必定だったわけで(もちろんそれに倍する以上の損害を日本は受けたでしょう)、もし昭和20年秋まで戦争が長引けばポツダム宣言以上に譲歩した講和条件を連合国側が提示した可能性はとても高い、もっともその時には3発目4発目の原爆、そして北海道は完全にソ連が占領する形になったでしょうからプラス・マイナスを考慮すれば8月15日は遅すぎたとはいえ時期としては的を得ていたと考えます、

・「(玉音盤)終戦放送阻止に暗躍した陸軍の行動
かつて、東宝が8.15シリーズとして毎年夏に公開していたシリーズの第一作目。以降のシリーズより、最も重圧でリアリティーのある展開で進展していく。昭和の日本の夏を描かせたら、天下一品の岡本喜八監督の演出は、ここでも十分生かされてます。娯楽重視の邦画全盛の公開当時は、「内容墳珍」などと言われたそうですが、ありのままの完璧なドキュメント作品として、申し分ないくらいの仕上がりだと思います。現在では到底、作れそうにない演技陣たちの緊迫した表情や鬼気迫る陸軍兵たちの動き。ここへ出てくる黒沢年男、等の演技はアカデミー男優賞なみであります。

再度、終戦放送にまつわる真実を、この作品でご覧頂きたいと思います。真相に衝撃をうけることマチガイなし。

日本のいちばん長い日 (詳細)

魔界転生

・「ダークな世界観!
若山富三郎、沢田研二をはじめとした豪華キャストは当然、見応えありますが特筆すべきは、映画全体に立ち込める何ともいえない妖気漂う陰惨でダークな世界観と映像!タイトルのとおり魔界という世界観を豪華キャストに異様なメイクを施し、見事な照明でとても巧く再現していると思います。数ある邦画でこれほど見事な世界観とダークな映像美は少ないと思える程の傑作です。

・「とにかく妖艶
天草四郎(沢田研二)と細川ガラシャ(佳那晃子)の壮絶な程の妖艶な美しさに絶句。忍者役の若かりし真田広之もまたしかり。あまりの美しさゆえ、男同士のキスシーンもほとんど芸術的。その他の配役・俳優陣も演技派主役級の人達がたくさん出ていて、映画自体がとても引き締まっています。原作よりすっきりまとめてありますが、ストーリーはしっかりしています。まずはレンタルでもいいので一度見てみて頂きたい傑作だと思います。燃えさかる炎の中、一人佇む柳生十兵衛(千葉真一)を映し出すラストシーンに流れる音楽も非常に印象深いです。

・「綺麗! 妖艶! 
この映画が公開されたのが昭和53年。私は昭和52年生まれでこの映画を知りませんでした(当たり前だけど)だけど沢田研二が自分の頭を持つシーンは何かのテレビで何度か拝見しました。ずっとなんの映画か知らなくて最近魔界転生だってことを知りました。

実際はリメイクも公開され、深作作品ということもあって大して期待しないで見たんですけどとにかく驚きました。話の内容もそうですが、演出が凄いんですよね。ラストの炎の中のシーンは必見。殺陣も今の時代劇の殺陣と違い迫力満点!

この映画のもうひとつの見所はやっぱり『エロス』でしょうね。

佳那晃子エロティックなしぐさや眼差し、そして肌。惜しみなく見せていて素晴らしいです。今まで沢田研二のことをあまり知らなかったんですが、こんなに綺麗な男の人を私は初めて見ました。どこか中性的で妖艶。こんなに艶っぽい男性いたんですね。

時代劇が苦手な人でも楽しめると思います。実際私は時代劇が苦手でしたから。

・「パーフェクト
私が学生時代に観に行った映画です。ストーリーも、キャスティングも完璧な作品だと思います。武蔵やガラシャなど生き返らせ、それぞれの果たせなかった夢や怨念を叶えていく所などは夢があって楽しい。キャスティングも皆適役で、最高です。当時の角川さんのこぼれ話で、監督にこの映画をやりたいと持ちかけたとき

監督と角川さんは「主役は沢田研二でいきたい!!」と同じ考えだったそうです。私も天草四郎は、沢田研二じゃなければ、全く違うイメージ(幼稚)な感じの映画になっていた気がします。当時歌を唄っている時も、普通にしているより奇抜な方が、似合っていた。オープニングの熱演と、途中途中の「ニヤリ」と笑うカメラ目線は見ものです。

・「チャンバラ万歳
とにかく・・・。若山富三郎のチャンバラがカッコ良くてしかたがない!ややめちゃくちゃだが『日本の俳優はチャンバラができない奴は駄目だ』と云いたくなる程だ。勿論、千葉真一と緒形拳の波打ち際での決闘もタマラナイのは云うまでもない。

魔界転生 (詳細)

恋人はスナイパー 劇場版

・「泣きました…
私は映画で既に見ましたが、久々に泣いてしまいました…。公開期間が短く(私の住む地域では)、1回しか見られなかったのですが、ぜひもう一度、家でじっくり「恋スナ劇場版」を見たいです。できればテレビシリーズからの全3作、ぜひDVDにして再発売して頂きたいです!ラストは本当に泣いてしまいます…。

いかりやさんの最後の作品になってしまったのが本当に残念ですが、ぜひたくさんの人に見て頂きたいです。

・「買って正解!!
購入してから、毎日見ないと寝られなくなってしまいました。特典の25分にもわたるインタビューも良いですし、33DAYSを見ると、いかに沢山のスタッフに支えられて映画が出来上がったのかが分かって、感動しました。コメンタリーも良いですね。私は初めてでしたので、解説を聞きながら本編を見るといろいろな視点から見ることが出来て本当に面白いです。この内容で、このお値段は安いですよね。

・「めっちゃいい!!
特に最後、めっちゃ号泣してしまいました。。王凱歌っていうか、ウッチャンかっこいい~。絶対観るべきです!!

・「盛りだくさん
シリーズを見ていなくても十分に楽しめますが、シリーズを見ているとよりいっそう楽しめる内容です。

撮影場所などスタッフの裏話やウッチャンのインタビューなど盛りだくさんで出演者やスタッフの思い入れがわかるDVDだと思います。

前半はらはらして後半は痛々しい思いやりなど2時間なのにギュッと詰まってます。

いかりや長介さんの遺作で注目を集めたこの作品ですが、それ以外にも見る価値があり!!

・「特典も盛りだくさん
劇場でも見たのですが、やはりどうしてもDVDが欲しいと思い、購入しました。買ってよかったです。とても大満足です。特典も沢山あり、インタビューなんかも嬉しい。あと、コメンタリーが収録されていて、本編とは別にかなり楽しめます。

恋人はスナイパー 劇場版 (詳細)

激動の1750日

・「極道映画トップレベルの作品
中井貴一主役の当作品は実録極道映画ではトップレベルの仕上がりだと思う。中条きよしとのコンビで組織の旧体制を打破すべく戦う姿は本当に惚れ惚れするものがある。最近中井氏は極道映画に出ることが少なくなったが、再び極道映画で主演して欲しい。

・「やはりかっこいい
 一言でいうと、やはりかっこいい。実在の組織と物語をフィクション化したものですが、現代的な仕上がりです。 東映は、深作欣二監督の「仁義なき闘い」シリーズがありますから、その物語の延長と考えて観てしまいました。 昭和59年から始まる抗争は、当時マスコミで報道されていましたね。組織構図や戦闘状況なども、雑誌などに特集化されていたことを思い出します。 出演者も今見ると、皆さん若いですね。若さが熱気となって、映画に迫力を与えているような感じがします。 昔、任侠映画を観て映画館から出てきた人たちは、肩で風を切って帰って行ったといいますが、この作品を観ると自分が主役にでもなったような感じがします。

・「ショーケン。
やはり脇ながら光ってしまうショーケンの存在感でしょう。南へ走れ海の道をでもわずかの出番ながら主役の岩城氏を完全に食ってました。

・「中井が渋い
主人公役の中井がいい味出してます。中条きよし・三上真一郎などと脇を固める役者も最高ですねぇ。抗争当時の背景や内情が忠実に描かれているとおもいます。一見の価値ありです。

・「首領を継ぐのは俺だ!
当初は“首領を継ぐのは俺だ”のタイトルだったのが、公開直前に急遽、タイトルを改名した作品。原作・志茂田景樹、中島貞夫監督の“制覇”からその後の流れを組んだ“激動の1750日”は東映久々の実録ヤクザ映画。一見の価値はあります。

激動の1750日 (詳細)

汚れた英雄

・「二度と出ません!
久々に見て、昔と同じ、いやそれ以上の鳥肌が立ちました。この手の映画を作るのは相当大変だと思いますが、詳細までこだわったレースシーン、これは二輪のレース経験者でも楽しめる優れものです。ストーリー的にも、20年前に見た時はもっと大味かと思ってましたが、意外によく出来ており、奥田英二、浅野温子、勝野洋と、俳優も豪華。自分もそうですが、この映画を見て二輪が好きになった人、そしてレースに出た人は絶対見るべきです! 100%お勧めですね。 俳優、そしてレースシーンを演じた平忠彦、木下恵司など、本当に贅沢で今では絶対に作れない映画です!全面協力のヤマハ発動機にも感謝!

・「走行シーンの映像が良い
内容的にはクサイかもしれないが、レーサーの走行シーンを、ここまで詳細に収録したものは、無いのではなかろうか?

・「骨太の原作だからこそ楽しめる脚本そして苦労がうかがえる撮影技術
原作本を読んだのは20年前のことかと思うが今さらながら映画DVDを鑑賞した。ずっと興味はあったのだが映画を観るのは消極的だった。原作本に抱くイメージと映画とのギャップを受け入れられないかもしれないという自分の器の小ささを認識するのを恐れていたのかもしれない。何を今さらと思われるかと思われるかも知れないが驚いたのはオンボード映像の新鮮さだ。今でさえバイクのオンボード映像を撮影するのは試練の技を思われるのに,よくまぁ撮りやがったと感慨を受けた。もちろんブレやボケはある。でも当時としては画期的な撮影技術を使ったのではないかと思われる。評価としては20年の年月が俺の器を大きくしてくれた。許容範囲というか十二分に楽しめた。すなわち骨太の原作だからだと思うがよく脚本されたのだと思った。無駄に金の掛かった演出や不思議な編集についてはどうかと思う点を感じずにはいられなかったが当時の角川監督に楯突くモノなどいなかったと思うので致し方ないのだろう。

汚れた英雄 (詳細)

冬の華

・「健さんは勿論いいが、池部良に痺れた。
健さんのために書かれた脚本、ヤクザ映画がすたれたのち生まれた優れたヤクザ映画の一本。倉本総の脚本がいい。全編に哀感と悲しみが溢れていますが、あえて男とはいわず、日本人の美学や倫理観のようなものが描かれており、私たちのような世代はいつまでも共感を覚えます。健さんがかっこいいのは言うまでもありません。それはもう語りつくされているといってもよく、私はその他の出演者の魅力を書きたいと思います。まず、なんといっても池部良です。映画の冒頭シーン、暗い海辺、兄貴分の池部良を健さんが組織の命に従って殺すシーン。短い出演時間でした。「なんとかならねか。見逃しちゃくれねーか」無理を知りながら健さんに頼む池部良。娘がいるのです。黙って聞いていた健さんが、ブスっと刺します。たったこれだけのシーンですが、池部良のヤクザは絶品です。東宝の二枚目だった池部良をヤクザに最初に起用したのは松竹の篠田正浩だったと記憶してますが、これが素晴らしかった。この映画でも、このシーンは名シーンと思います。そして、今は亡き小池昭雄の親分が、悪事を働いた後、健さんに殺られる際、同じように「子供がいるんだ。見逃しちゃーけれねえか」と懇願するのですが、ここでも健さんは無言で一気に刺します。このシーンもよかった。懐かしい名画です。これからも見るでしょう。

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ストーリーは単純なのですが、義理やしがらみや人情に逆らえない不器用なハマのヤクザである健さんが、自分が背負ったものに耐えている姿に感動しました。私のナンバー1のお薦めです。余談ですが、現在の駅ビルになる前の横浜駅の貴重な姿を見ることもできます。

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不器用な生き方しかできない、ハマのヤクザである健さんが、かつて組のために殺した人の娘の面倒をみながら、ようやく出所し、その娘に会おうとするが、やがて関西の組との抗争が再燃し、義理のために再びドスを握る。ストーリーは単純なのですが、耐える健さんの姿に感動します。

・「これだけ渋い映画も無いです
なぜに高倉健さんは出たり入ったり刑務所の設定が多いのでしょう。この映画の健さんはホント台詞が少ないですが過去に自分が殺めたあいての娘さんとの出会いの場面では見ているこっちはホントに歯がゆい感じがして最後まで自分の素性を明かせないまま義理をつらぬいてドスを抜いてしまう・・なにか悲しいですね。ヤクザ映画と呼べるのか判りませんがこの役を出来る人もなかなかいないでしょう、いい映画です。

・「悲しいが美しい
 不器用にしか生きられない任侠の男の姿を淡々と美しく描いた映画です。

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LIMIT OF LOVE 海猿 プレミアム・エディション

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『リミ猿』買うならぜひ『プレミアム・エディション』を!特典DISKが最高です。

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初恋 プレミアム・エディション

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素晴らしい日本映画だと思います。

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最後に、純情きらりでも名演技を見せた宮崎あおいさんの心の微妙な揺れを演じた姿は正に秀逸です。

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昭和40年代と平成も2桁の高校生。「人を恋ふる気持ち」は時代背景が変わっても変わらない。。。。

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どの時代にも、陰は存在したんだという当たり前のことを、改めて確認する。

笑顔がほとんど載っていないパンフレット。

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「恋の成就」の意味が「二人がお互いを愛しく思う」という意味である限り。

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一見、このタイトルと三億円事件が無関係で何の接点もないようだが、この事件をおこした動機がこのタイトルになっている。事件の犯人が、誰が女だと想像しただろう?想像しえなかった犯人像と事件の真相を知りたい人にとっては、これが本当なのかも、と思わされる。最後の日記は、感動した。

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タイトルからも分かるように、本作は、「三億円事件」の謎解き映画ではありません。その裏に隠された、若き男女の淡く儚い恋模様を描いた純愛ストーリーです。1960年代後半は、学生運動がヒートアップし、アングラ文化が花開いた時代。九州の町でロケしたそうですが、妖しい光を放つ新宿の情景など、怪しくもリアル。その熱を帯びた空気感が、見事に描き出されています。みすずと岸には、犯罪に対するスリルや罪悪感は皆無と言っていい。ただ一緒にいられることだけが、言葉にはできない幸せへと昇華していく。そんな共犯関係が、美しい“初恋”として観客の心に染み入るのは、何より、宮アあおいと、岸を演じた小出恵介の瑞々しさ...。特に、言葉少なに、初恋の切なさ、苦しさ、やるせなさを体現した宮アあおいの存在感。それから、みすずの兄役は、『ユリイカ』でも共演した実兄の宮ア将が演じています。彼やユカを演じた小嶺麗奈、タケシ役の柄本佑ら脇の役者の好演によって、荒ぶる若者たちの末路を描く、ビターな青春群像劇としても観ることができます。

ジャズ喫茶『B』に集まる若者の反抗は、親たちに向けられている。リーダー格の亮は母親との関係に苦しんでいる。岸は父親と折り合いが悪い。ユカも実家とのしがらみを断ち切れない。彼らは、世間や大人たちに反抗して彼らも、結局は親の影響下から脱しきれないのだ。そんな中でみすずだけは、親との関係を最初から持っていない。「三億円事件」という通過儀礼を経て、「大人になんて成りたくない!」と言っていた彼女が大人へと変身するのは、なんとも皮肉。ラストは本当に切なかった。元ちとせの歌う「青のレクイエム」がまた切なく哀しい...。

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デス・トランス プレミアム・エディション

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「DIR EN GREY」の曲が作中で使用されてるとのことで購入しましたが、かなり引き込まれました!(DIRの曲に非常にマッチ!)賛否が分かれてるのは予想通りですが、「あのラスト」が最高!「あのラスト」が斬新で良かったんです。「地獄甲子園」はイマイチでしたが大きく進歩しましたね!

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おそらく邦画アクションで現在、この映画を超える作品はないだろうと思います。そりゃヴァーサスのコンビが組んでますから…。

坂口さんのハイスピードな「マジ当て」拳は大迫力です!さすがスピードマスター。死霊との戦闘は長いものの、そこは坂口さん。刀・拳・銃と使い分けて飽きさせません。むしろ観てて気持ちいいです。

須賀さん、剣太郎さん、竹内さん、藤田さん。それぞれが演じるキャラにも個性が存在し、世界観がキチンと出来ているので、ヴァーサスよりも話が掴みやすい点も魅力です。

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かつての邦画にありそうでなかった作品ではないでしょうか。未見の方はぜひ、爽快感120%のカタルシス・アクションに酔いしれてみてください!!

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全体的にはすごくいいんだけど、やっぱり終り方がなぁ・・・。拓ちゃん好きにはたまらないと思う。アクションもすごい迫力だし、マジ当てしてるし、拓ちゃんのアドリブかな?ってところも結構ある。セガールさんの大阪弁とか笑える要素もあり。作品としてすごくいいから、ラストシーンは目をつぶれるかな。続編に期待だね。

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ムルデカ 17805 スペシャル・エディション

・「当時のPETA教官と一緒に見た映画。
映画の軍事訓練を実際に行ったかつての教官と見た。日本国旗とメラ・プティが並んでいるところを「これはうそ。日本の国旗しかなかった」という突っ込みを聞きながら見た。主人公は実在の3人の日本人を一人にして描いたものだが、実際の史実に近い。「日本軍は苛烈な軍事訓練をしたっていうけどな。わしらは一年間でそれを仕込まれ、次の年からインドネシアの若者を鍛えなきゃいけなかったんだ。あいつらはいいよ。泣き言いえたから。わしらはいえなかったよ。」俺は22歳の時にそんなこと出来ません。

独立戦争を戦った彼らはいまや75近くのおじいちゃん。それでも当時の信頼関係を未だに維持している。最敬礼の熱い眼差しで86歳のかつての教官に「sampai mati!!」といってる姿は今でも忘れない。戦争もいらないしアジアが平和に発展すればいいと思う。しかしそのためにも、60年経っても変わらないような絶対的信頼関係を構築したいものだ。それが我々世代が受け継ぐべきものだと思う。戦争責任を果たすために、アジアの未来のために黙々と働いたことが彼らにとっての「日本の良心」だと思う。

・「ムルデカ・・・聞き慣れない言葉・・・
敗戦後、インドネシア独立のために戦った元日本兵たちを描いたドラマ。大東亜共栄圏という幻想が崩れたあとも、義理を欠くことなくかの国の土になった元日本兵たちに敬意を表します。だいたい、映画の上映に抗議するとかそういう人は、憲法で保障された「表現の自由」の重大な侵害をしている意識がないのか?この映画の上映反対運動をやっている貧相な思考の人は、自分たちの歴史観に基づき、興行収入を上げられるような映画を作ればいいと思います。

・「ローレライとは比べものにならない?
この手の日本映画には必ずある「あらら・・」が無かった。というより、あまり期待もしていなかったが最後までしっかり見れた。これほどの作品を今まで見ていなかった事が悔やまれる位に、勇気を持って創られた作品だった。こんな作品を創れない、創ろうともしない無能な監督達や映画会社。また、この作品の上映禁止運動をするような輩は勇気のない臆病者なのだろう。戦闘シーンがチャチだと言われるが、恐らく限られた予算で創らされたであろうことを考えれば、全く見ごたえがあって満足できる。あえて一言いうなれば、共に戦ったその他の二千人といわれる日本兵達に、もっとクローズアップしてもらいたかった。しかしこれは素晴らしい勇気だ!

・「大東亜戦争とは
 インドネシアの独立のために戦った約二千人の日本人兵士達。その軌跡と、結果としてのインドネシアの独立をこの映画は、見事に描いている。我々日本人は、この映画を通じて、先の戦争の意味をもう一度深く考えてみるべきである。靖国問題や、戦後補償問題についても、この映画は、日本人に再考を促す、良い教材足りうるのではないだろうか。日本人ならば、この映画を見た後に、南方戦線に散った若き兵士達に、哀悼と尊敬の念を抱かずにはいられないはずだ。 あらゆる世代の日本人、特に若い世代に是非見てほしい一本である。

・「是非見て下さい。
ストーリーは史実をかなりアレンジしたものですが、インドネシアの独立戦争に命をかけて日本人が参戦したのも、独立宣言が日本の皇紀により出されたのも事実であり、自然体で昔の日本軍人を描き、当時の事情を彷彿とさせる力作です。もっと別のアプローチもあり得るとは思いますが未踏のテーマに取り組んだ意味で星5つです。深い感動を持って見終わると同時に、現在我々が眉をひそめて見るテロリストやゲリラの中にも大義を持ちながら悪者として死んでいく人たちが大勢いるかも知れない、強者の論理には常に注意しておかなければならないと思いました。

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下妻物語 スタンダード・エディション

・「ポップ!!!
 茨城の片田舎でレディースにわが身を捧げるイチゴ(土屋アンナ)。ジャージが普段着で正装でもある尼崎生まれながらロココ調ファッションに魅入られた桃子(深田恭子)。それぞれ自分のスタイルに並々ならぬこだわりを持っていることは同じ。だけど、ヤンキーとロリータというまったく相いれないタイプの女の子2人をめぐる、出会いと別れ、そして成長、はたまた絆の深まりを、異端が普通で、普通が異端、そういうアンビバレントな視点で描いた、愉快・痛快・“嬉々怪々”、笑って泣けるポップな映画だ。

 すでにキャスティングの時点でこの映画は勝利しているのだが、天然マイペース深キョンとヤンキーを地でいく土屋アンナの熱演をはじめ、宮迫博之・篠原涼子・阿部サダヲ(1人2役)・岡田義徳・荒川良々・小池栄子・生瀬勝久・樹木希林などなど、キャスト全員が弾けている。個人的には、本人とはわからないほどデフォルメした生瀬勝久の演技に爆笑。

 さすが加藤茶と三浦友和のサントリー冷撰洋酒や、豊川悦司と山崎努のサッポロ黒ラベルなどを手がけたCMディレクター中島哲也の脚本・監督だけあって、エンタテインメント画素数の濃さは、15秒CMの集積を見るようだ。ド派手にカスタマイズされた原チャリ、牛久の大仏像、ジャスコをこよなく愛す下妻住民など、随所に散りばめられた笑いのネタも的確で効果的。

 ストーリー自体がこの上なく面白いうえに、ギャグとマジを絶妙にブレンドしながら、人生へのメッセージも放ちつつ、実にテンポよく話がすすんでいく。ここ数年では、★10個あげたいくらい、出色の出来映え。邦画は情緒ばかりに頼って物足りないと嘆いている人に、ぜひ、おすすめ!

・「ロココ時代、最高!!!(爆笑です)
 この映画を外側のみてくれの外見だけで判断していると、せっかくの傑作を見逃すことになります。私もその一人でした。 なんか評判がよく、常時レンタル中、なんとなく気になったので購入して鑑賞しました。 あっという間の102分でした。ほんとにあっという間です。これほどの面白い日本映画は久々です。爆笑に次ぐ爆笑に、ラストはお約束の大感動に、ビシッと締めた、典型的なパターン映画ですが、なにせ映像と演出のパワーが桁違いにぶっ飛んでいて、めちゃ面白い。いいのかこれと言う表現も多々ありますが、超ブラックユーモアとして楽しみましょう。 キリン・ラガーのCMで有名な中島哲也さんの才能はブラフではないとわかる快作です。 役者も曲者ぞろい。主役二人の圧倒的な存在感はもう語るまでも無く、それを固める脇役も個性派ぞろい。個人的には本田博太郎さんが何故か妙におかしく、笑わしてもらえました。 意外なとこで、いま「エンタ」でブレイクしかけている魔邪(当時はまちゃまちゃという名前です)が出てますよ。まったく変わらない外見に知ってる人はすぐにわかるはずです。見た目どおりの役柄なのですぐにわかりますから、探してみてください。 またこのDVDはスタンダート版だというのに特典がやけに豪華。とにかく音声が凄い。DD5.1、dts5.1、2.0ステレオと再生環境問わず楽しめるのは立派。コメンタリーもスタッフ版と深田恭子&土屋アンナ&中島監督、3人版と超豪華な仕様。作品も傑作。DVDの作りも傑作。これはまさに買いの一本ですよ。 鑑賞後は間違いなく元気が出ます。ロリロリファッションと、ヤンキー娘の画で疑っている人は、だまされたと思って一度見て下さい。決して後悔はしないと思いますよ。

・「異色の大傑作。
たいへんな力作です。最近の邦画の中では群を抜く出来の良さです。

良いと思えるところはたくさんありますが、何といってもギャグが秀逸です。海外のコメディ映画にも全く負けないくらい、とにかく笑えます。10~20代の方なら、まず間違いなくこの笑いを楽しめるでしょう。監督のギャグセンスの素晴らしさを感じます。

この監督のセンスの良さは、笑いだけでなくキャスティングにも現われています。主人公の桃子の役に深田恭子を当てたのは、まさに正解だったと思います。幼い顔立ちにロリータファッション、マイペースでおっとりした性格のイメージ。この上なく役柄にぴったりでした。一方で土屋アンナも熱いヤンキーを無理のない自然な感じで演じていて、不器用さ(頭の悪さ?)をもろに出しながらも、とてもかっこいい。結果として、性格も価値観の全く対照的な2人が見事にできあがっています。

この2人以外にも、希木樹林や阿部サダヲ、宮迫博之といったマニアックな顔ぶれが揃い、彼らの強烈な個性も遺憾なく発揮されています。不気味なくらい面白いキャスティングです。

しかしそれ以上に素晴らしいのは、個人主義の浸透しきった現代に生きる思春期の若者の心の動きが、それなりに丁寧に描かれていることにあります。つまずきや悩み、何かに向かって熱くさせる若さのエネルギー、性格や価値観の違いを超えて互いを理解し、関わりあってゆく姿。本当に良質な青春映画だと思います。単なるお笑い映画で終わらないこの点が、もっとも評価できるところです。

100分ちょっとの長さなのにストーリーは濃く、クライマックスの盛り上がりなどの作りも本当によくできています。設定上これはありえないんじゃないの?って思う瞬間もありましたが、コメディドラマであることを考えれば許せるでしょう。文句なしの5つ星作品です。

・「観終った後にまた観たくなる、色々詰まった贅沢な映画
予備知識としては、ロリータ深田恭子とヤンキー土屋アンナの友情物語、という程度でした。内容はなくとも、とりあえず笑える映画ではあるのかなぁ、と。

実際観終った感想として、笑える点は予想を裏切りませんでした。映像などの技術も相まって、とても「アホな」(最高の褒め言葉です)内容でした。

でも、単に面白いだけでなく、感動しやすい人なら思わずぐっと来てしまう要素もあったと思います。構成も適当な訳でもなく、100分程度の中でも、いくつかストーリーもできてて筋が通っていると思いました。

キャスティングもとてもツボをついてます。もともと濃いキャラが集まってますが、みんながみんなハマリ役なので、そこら辺が観ててすっと映画に入れる要因でもあるのだと思います。

全体として観終った後とても爽快な気持ちになれるし、また観たいと思えるいい映画だったと思います。

個人的には、テーマソングの「Hey my friend」(Tommy heavenly6)がとてもよく映画に合っていたように思いました。歌詞の内容もちょっと切ない感じのメロディも、観終った後だと思わず納得です。

・「エンタテインメント!
文句無く楽しめました。 映画館で予告を観たときには、正直「くだらない映画だろうな〜」と思ってそれっきりになってました。いやいや観てびっくり。映画館で観るべきだったとかなり後悔。

いやー、中島監督。失礼しました。理窟ぬきで楽しめる娯楽映画でありながらちょっぴり切なくもある青春映画。

土屋アンナの演技、良いです。そして、深キョンはこれ以上無いハマリ役。ついつい、昨年公開前後の盛り上がりの様子を知りたくなって、公式ホームページまで訪問してしまいました。

菅野よう子の音楽もいいし、トミヘブのテーマソングも良い。何回も観たくなる映画ですね。

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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション

・「バブル最高!
随分と安いので驚きです。映画館へ行かれなかったので購入しました。当時の六本木の街並みがリアルに再現されていたのでビックリした。あの時代を思い返せば確かに狂った時代だった。その教訓が今日の日本経済を物語っているのだが、本当にドラム式タイムマシンがあったら自分はいつの時代へ遡るだろうか?と考えてしまった。このようなパロディー作品は何回再生しても面白い。価格的に買っても損はしないDVDだ。

・「人々の頭の中の「バブル」がはじけた今の日本は、東京湾の開発は進んでいないけどなかなかの世の中ですよ。
これは面白かったですよ。随所に気が利いていてしかもピリリと辛い部分もあり、そして全体に前向きな明るさがあってコメディとはこういうものを指すのだと満足したのです。ちょっと大根気味な広末の現代風20代の様相も良いですが、やっぱり阿部寛の下川路が最高です。「このケダモノ!」バキッ!「効くねえ」ですよ。時代間ギャップのディテールも見事。思えばこの10数年、世紀は変わり、ノストラダムスの大予言の1999年も過ぎ去ったんですねえ。そんな今でもエンディングに使われた“君の瞳に恋してる”がクラブの定番曲だというのも凄い話ですが。 この作品はタイムトラベルをネタにしたコメディではありますが、そこでは「家族と日本の再生物語」が基盤となっています。バブルは経済だけの現象ではありませんでした。人々の頭の中も、日本人の生活そのものもバブルだったのです。そしてこの映画の素晴らしい所は「あの時こうしておけば良かった」という明確な答えを出している点です。1つ目にあの好景気は深刻な影響が出ないようにクールダウンさせていくのがベストであったということ、2つ目にしっかり働いた後家族と一緒にいることが一番豊かな生活のモデルたるべきだったということ、そして最後に次世代により良いものを残すという使命感を持った政治家が日本をリードしていくべきであったということです。 しかしまあこういう映画が公開され、娯楽作として楽しめるようになったというのは、平成の複合不況も回復して「あの頃」を無い物ねだりではなくて冷静に客観視できるようになったという証拠ですね。平成大不況を経た今、人々の頭の中の「バブル」もすっかり払拭されたようです。私もバブル期よりも今の方が良い時代だと胸をはって言えます。だからまた私は帰省時に友人と会ったら“君の瞳に恋してる”じゃなくて“Eyes On You”を一緒に唄って盛り上がることにします。

・「2027年に2007年を舞台にした映画が出来たとしたら?
 機内で観たが面白かった。

 僕自身が1987年に就職したバブル世代である。この映画を観ていて「そうそう そうだった」と膝を叩くこと しばしばである。

 しかし 笑っている内に ある意味笑えなくなった。僕らが20歳台を過ごした あの時期が 既に現在では「戯画」足りえる昔になったことを段々思いしらされたからである。もう20年近い昔になってしまったわけだ。 あの1980年代末初頭は 「右肩上がり」という言葉を素直に信じていた。「将来 日本長期信用銀行と日本債券信用銀行が潰れる」とでも予想したら 周りにいくらでも馬鹿にされたろう。インターネットという言葉は誰の辞書にも乗っていなかった。本は本屋で買うものだと思っていた。 そんな「常識」は 軽々とひっくり返ってしまったわけだ。

 怖いのは「今」である。20年後の2027年に 2007年を舞台としたコメディー映画が出来ているかもしれない。 その時 「今」の「何」を 観客は笑っているのだろうか?

・「快作!
フライトの中で4回は見た。面白い。ただ、この時代を同時に生きてきていないと、この面白さには入れないかもしれない。そのため、40歳前後あたりが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ目かもしれない。バブル崩壊前の、不安定で危ういけど懐かしい世界を映画で垣間見て、タイムトリップを味わうのは実は広末ではなく、観る側だろう。懐かしいが帰ってこないであろう時代を思い出すための道具としてのDVDだ。いまや、民間から国に負債が移転され、この作品中で指摘されているように、800兆(1000兆=一人当たり850万円程度、が正しいとも言われているが)の財政赤字を抱え、高齢化+人口は減少傾向という厳しい現実がある。作品のようにリセットしたら本当にどうだったのか非常に興味あるところだ。ただ、ここで指摘されているように、実際にその当時の現実を民間側から知っている立場からも、確かにアレは最大の転換点を生んでしまった、ということには強く同意せざるを得ない。過去を振り返るときには、人はいつも何かにつけて、”あれが違っていたら。。。”と感じてしまうものだが、影響の大きさから考えても、この取り上げられている件は誰もがそう感じるかもしれない。結論:一定年齢以上にはお勧め。共感と懐かしさと、ストーリーのスムースさ、主役の阿部と広末も、そつなく大変好感が持てる演技だ。PS 何年か後に続編の”デフレにGO”が出るような経済環境になればよいのであるが。

・「日本映画の実力もなかなかのものです
タイムスリップやタイムトリップをネタにする映画も増えてきましたが、 本作は、私にとって「戦国自衛隊」「サマータイムマシン・ブルース」と合わせて 3本の指に入る傑作だと思っています。 見事な伏線と当時のリアルな再現、そして随所でニヤッとさせられる豪華共演陣。 再現された街並みはセットであることも忘れさせるぐらいに良く出来ています。 日本のVFX技術、なかなかあなどれませんよ。 繊細な動き・再現についてはハリウッドを凌ぐかと思います。 サントリーや日立、日産などのメーカーも真剣に?取り組んでくれた共同作品でもあるでしょう。 この映画は、肩に力を入れずにまずは見て大笑いしたり、じっくり考えたりして下さい。 DVDが発売されたら、見落としていた画面の隅々までじっくり見て新たな発見もしたい。

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アヒルと鴨のコインロッカー

・「観る毎に心揺さぶられる快作。
東京から仙台の大学に進学した学生が、下宿先の隣人から、遠い異国から来た外国人のために「広辞苑」を書店から盗み取ってくると言う、些細なしかし突拍子もない企みに誘われる事から始まる今作は、伊坂幸太郎の原作に忠実でありながら、小説世界でこそ実現可能と思えたミス・ディレクションなトリックを見事に映画的技巧を以って描き、しかも全編映画ならではのエモーショナルさを発散させる快作だ。ここで描かれているのは、青春期における友情であったり、悪い事から目を背けない勇気、意思表示(行動)の重要性であったり、コミュニーケーションを取り合う事の難しさともどかしさであったり、そしてもちろん恋であったりする。ミステリーの要素が魅力的なため、触れられないのが口惜しいのだけれど、劇中、前半と後半の二度に渡り反復される“回想”シーンの何と哀切に満ちた事か。あたり前の事だけど、人間はひとりでは生きていけない。繰り返し繰り返し流れる、ボブ・ディランの「風に吹かれて」が見事に作品世界にマッチしているし、アジアの小国から来た若者の視線を通じて、我々日本人が忘れつつある他者への信頼と熱いハートを思い出させてくれる。主役2人のナチュラルな存在感(なんか言い回しがヘンだけど)が素晴らしい。私はまず小説を読んで好感を持ち、劇場で観てその演出ぶりに感動し、更にDVDにて再見し、そして最も心揺さぶられた。いい年をしてなんだけど、ボクはこの映画が大好きだ。

・「原作の洒落たセンスがよく生きている
 伊坂幸太郎の原作のミステリアスな話の面白さ、小粋なセンスがよく生きていて楽しめた映画。 初めのうちは訳分かんなかったストーリーが、後半、するすると事の真相が明らかにされて、序盤の映像につながるところ。原作もそうだったけれど、話のつながり方、編集の仕方が実に巧みであるなあと、そこに一番の妙味を感じました。

 全編を貫いて流れていたのが、ボブ・ディランの「風に吹かれて」の曲。雰囲気のあるその曲の生かし方も上手かったですね。なかでも、越してきたアパートの部屋の前で椎名がこの歌を口ずさむシーンと、コインロッカーの中で曲が鳴っているシーン。そこがナイスだなあ、素敵だなあと、印象に残りました。

 キャストでは、椎名の隣の103号室の住人を演じた瑛太と、ペットショップの店員・琴美を演じた関めぐみのふたりが魅力的だったな。ハマり役であるなあと思いましたよ。

 すごく感動するといった類の映画ではなかったけれど、110分、全く飽きずに、いいテンポで観ることができました。原作を面白く読んだ方なら、この映画はきっと楽しめると思う。

・「心にくる映画です…
この映画の予告編を見ていて欲しくなって購入した者の一人です。原作は読んでません。ですからストーリーの展開に驚きを隠せないでいます。激しい映像やCGがあるわけでもないのにする思わず笑い、映画にひきこまれ結末に心がせつなくなるはずです。脚本もホントに最高なんですが濱田岳くんや瑛太くんといった素晴らしい俳優さんたちが映画の魅力をよりいっそう深めています。一緒についてくるメイキング映像のDVDを見てより一層この映画を好きになるはずです。2007年で一番の作品だと思います。ぜひお金に余裕がある人は…ではなくお金に余裕がなくても手元に置いておいてください。

・「気紛れで見たけど最高の映画でした!
原作も宣伝もまったく知らずに見た映画でしたが、椎名が新幹線の中で「風に吹かれて」を口ずさむシーンから傑作の予感!ラストまで釘づけになりました。素朴で周囲に振り回されてしまう椎名と瑛太さんの怪し気でせつなく味のある演技も素晴らしく、後半登場する松田龍平さんの存在感にも…ラストまでやられっぱなしの作品でした。DVDを何度見ても好きなシーンだらけです。久々に素敵な作品に出会えて嬉しかったです。

・「完璧な映像化、見事です
これはもう完璧な映像化でしょう。あの原作がもつ大小様々な伏線がどんどん繋がっていく緻密さ、二つの時間軸を実に自然にまとめあげていく展開、そして何よりもその果てに待っている何ともはかない結末・・・どうみても映像化は”不可能、こける”という観る前からのあきらめをものの見事にくつがえします。原作を読んでいる人にとってはこのオープニングは脱帽でしょう。素晴らしい原作を丁寧に気持ちをこめて映画にしていただいた監督、キャスト、スタッフに敬意を表したいと思います。

アヒルと鴨のコインロッカー (詳細)

夕凪の街 桜の国

・「「反核」をこれ以上訴える作品があるだろうか?
とりあえず出てくる感想は 「すごい」 の一言である。 賞賛以外でてこない。

原作のマンガが非常に独特の雰囲気を持った作品で 好きな作品であるが故に 映画化されていたのはもちろん知っていたが なかなか見る気にならなかった作品であった。 が、今は劇場へ見に行かなかったのを後悔している。

「反戦」をテーマにした映画は世界各国でいろいろと作られているが、「反核」を訴えるのはやはり日本からでないといけないと非常に強く感じた作品である。

物語が、終戦から13年たった広島から始まるということで直接的な、「惨状」が描かれることはほとんど無いが、逆にそれが「核」の恐ろしさを強く感じさせる事になっている。

原作のマンガが短編であるため、内容的に削ることはまったく無く、逆に構成を変え、膨らませている。 ただ前述した「独特の雰囲気」は出ていない。これを求めるのは酷であろう。マンガだからこそ出来る演出だとおもう。逆にそれを切り捨て、映画としての完成度を上げたのではないかと思う。

ストーリーについて、あれこれ言うつもりにはまったくならない。ともかく日本人なら見るべき作品であると言い切ってしまいたい作品である。

ちなみに私の中の「映画で号泣ランキング」が塗り替えられた。これをこえる作品は出ないのではと思う。

・「「これほどまでに・・・
謙虚」ってタイトルにしたかったんだけど、あたらないな。私たちを殺そうと思って、原爆を落としたのだから=生きていてもいいのかな ってものすごく悲しい発想。私を殺せてうれしいと思ってくれるかな ってこんなせつない表現、思いもつかなかった。だけどこれって究極の怒りなのかもしれない。作品全体は時間と想いのつむぎあい。人は未来に向かってつながっていく。だからこの二人を選んで生まれてこようと決めたのだ。という言葉も確かな救いとなってくる。

・「原爆を知らない私たちのために。
劇場に2回観にいきましたが、悲しいやら、悔しいやら、切ないやらでいろんな感情がこみ上げては涙しました。自分の原爆に対する知識のなさに反省させられた作品です。

・「映像がきれい
映像がとても綺麗な映画です。それに反して描かれている物語の内容は壮絶で深い意味を持つ物語です。そのギャップが一層、物語の悲惨さと切なさを際だたせます。

役者さんの台詞一言一言が非常に印象深く残るのもこの映画の特徴じゃないでしょうか。

・「7回も繰り返し観たDVDは初めてです。
麻生久美子の演技が素敵でした。もはや戦後ではないと言われましたが、被爆者にとってはまだまだ戦争は終わっていないという事を改めて感じました。「原爆は落ちたんじゃない。落とされたんだ。」という皆実の言葉が重く伝わってきました。不幸なはずなのに幸せだったと言って死んでいった皆実・・・確かに、麻生久美子の演技を観ていると、素朴で質素な幸せがじわじわと伝わってきます。モノに溢れた現代、もう一度本当の幸せとは何かを考えてみたくなる作品でした。

夕凪の街 桜の国 (詳細)

Little DJ 小さな恋の物語

・「思いを伝えること
この冬に感動を呼んだ映画がはやくもDVD化され、はやく欲しいと思っていたのですごく嬉しいです。人に思いを伝えること、人に喜びを教えてくれる映画で、一つ一つを考えながらみれる映画です。

・「1977年。こんな恋はなかったけど、太郎はまるでオレのようだった(外見は別)。
公開当時から「韓流っぽい」だの「セカチューくさい」だの、まぁいろいろ言われていたようですが、劇場で観たオレは、別にそんなことを思うこともなく、この物語の世界へと素直に入り込むことができました。いくら言葉をつくしても、この映画の魅力は語りきれない気がします。ひとつだけ言わせてもらうと、キャンディーズは“反則”だろう、と。でもそれは、実に素晴らしい“反則”でした。「DVDが出たら、絶対買おう!」と思わせるほどに。

それはともかく、なんといっても“1977(昭和52)年、中1だった”といえば、それはまさにオレ。もちろんこの映画の主人公・太郎とは、違うことだらけだったけど(好きだったラジオも、鶴光オールナイトとかで…)、それでもいろんなところが、あの頃のオレといっしょだったんですよ、太郎は。そんな《普通の男の子》が、いっしょうけんめいに生きようとしたその姿を、どうか観てやってほしいと思います。きっとあなたの胸に、忘れられない“なにか”を残してくれることでしょう。

パッケージ的には、トールケースの色が普通の黒だったのが残念(なんとなくクリア、それも水色のイメージだったので…)。映像特典の分量は少ないけれど、それなりに楽しめます(神木君がメインですが、若先生役の佐藤重幸[現・戸次重幸]さんのファンの方も一見の価値あり)。

・「命の灯火
難病に侵されながらもDJとしてラジオ放送を続ける男の子の物語。

神木隆之介、福田麻由子。主演両名の魅力が凄い!少年期という宝石のような煌めきがある時間に生きている人間の魅力を余すところなくフィルムに焼き付けるような作品でした。

自らに残された時間のタイムリミットを感じている主人公が病院抜けだし愛しのあの子と一日デート。命がけで気持ちを伝えようと頑張るがやっぱりウジウジしてしまうという思春期病も併発と「お前命賭けてんだろ!?」とツッコまざるえないところも微笑ましい。予想以上に良い作品でした。

時折見せる二人の大人のような表情にもドキドキ。本当にこの時でしか撮れない作品だよな〜と思います。

また主人公の親たちも良い味出してます。身代わりになってでも救いたい母親と、死にゆく息子を理解しようと努める父親。

命を全うさせてやりたいとラジカセを送るご両親には、子供を失うと静かに腹を括ったような凄味さえ感じ涙を我慢できませんでした。

誰かと死別を経験し、命を全うすることを一度でも考えた方々にはかなり見応えある作品に仕上がっていると思います。

おすすめです。

・「温かくなれる映画です
淡い恋の物語…

初恋のドキドキ感がブラン管を通して伝わってくる、そんな映画です。

映画の内容はもちろん、この映画の中に映画の中で流れてくる音楽最高です。聞いた事のある人、ない人…心動かされます。聞いた事のある人は、懐かしく思うし・改めて良さを感じ…知らない人は、昔の曲を聞いてみたくなると思います。

ぜひお勧めなので観て下さい!!

・「これからもずっと好きです。
セカチューって感じのお涙頂戴の難病物かと思って見始めたのですが、両親役の石黒賢さん西田尚美さん、入院患者役の松重豊さん光石研さんらが見事に脇を固めていて、ストーリーも伏線がしっかりしててとてもよかったです。

Little DJ 小さな恋の物語 (詳細)

スマイル 聖夜の奇跡

・「聖夜の奇跡は、"ホントの"一番最後にやってくる!幸せ気分になれる感動作です
爽快度バツグン。快作です。クリスマス時期でなくてもおススメ!見終わった瞬間、感動が胸を打ち、熱いものがこみあげてきた。うちは親子3人でみて、みんなでじーんときて、そろって星5つ!こんな映画は久しぶりです。

アイスホッケー未経験だが少年チームを優勝させた名監督をモデルに、森山未來さんが「夢をあきらめちゃダメなんだ!」と弱小チームを熱血指導。そのエースの少年と、難病のフィギュア少女のせつない初恋。彼女のため、監督の恋のため、そして少年たち自身のために、彼らはすべてを燃やし全道大会で奇跡を起こし続け、そしてその結末は。。。

コミカルな展開に笑ってるうち、ぐいぐい引き込まれる。スピード感溢れるアイスホッケーシーン、美しい雪景色と氷上のロマンス、リンクでのクリスマスソングの大熱唱、そして公開時のコピー”本当の奇跡は一番最後にやってくる”の意味が、大会シーンの終了後の、映画のホントのオールラストでわかるしかけなのだが。。。「聖夜の奇跡」の意味が、はじめて静かに、じ〜んとしみてきて、胸の深くになんともあたたかな余韻が残ります。

スポーツものでは近年の最高水準作ではないか。監督と、演技はシロウトの実在アイスホッケー少年たちに拍手してあげたい。笑って、泣けて、そしてしみじみと感動できる、素晴らしい作品とおもいます。ぜひ、多くのかたにみていただきたいです。

・「"アヒル"は文句なく超えました!
陣内監督の「アイスホッケー」への愛情が伝わってきます.ご子息の応援によく苫小牧まで来られていた熱意,それがそのまま画になったような.ホッケー好きとしては,もうこれだけで☆5つを付けずにはいられません.

・「スマイル 楽しく嬉しく悲しく
楽しく嬉しく悲しい物語です。子供たちの表情が生き生きと描かれています。ホッケーシーンは迫力満点です。こどもたち各々の思いが深みを与えていきます。音楽(名曲ぞろい)も映画の各シーンにあっています。映画で見逃した方は是非!!とても、楽しく嬉しく悲しく・・・思い出深い作品となると思います。

・「実在の人は自分の先生でした
実在の人物を元に描いた作品。この実在の人物は小学生の時自分がホッケー部キャプテンの時の先生です。まさかあの先生の話が作品になったとは公開直前まで知りませんで。見る予定もなかったのですがもちろん行きました。ちょっと違いますね。実在の人物を知ってるだけに。笑ただいい話なので見る価値ありです

・「これぞ映画!陣内監督会心の傑作!!
観る前はプロット的に「飛べないアヒル」かなって思った。滑り出しもそんな感じで「いま流行りのスポ根ものだな」と解釈したものが一転、すぐに夢中になり最後には泣いている自分がいた。特に冒頭の森山未来のダンス、これがどういう意味を持つのかがわかってくる中盤以降はもう釘付けである。スポ根にラブストーリーと涙、ここまでの作品は過去いくつか観たことがあったが、本作はこれにタップダンスが加わる。ダンスが加わるとこんなにも飛躍感が出るものなのか、と本当にビックリである。これは何だろう?と考えてみると、ジーン・ケリーではないか!劇中、急に踊り出すミュージカルに嫌悪感を持つ人もいるようだが、G・ケリーは別格だ。とにかくフィジカルで魅せるダンスだからだろう。この名優と森山を重ねるようなムリはしないが、それでも森山はそこを目指せるくらいのレベルで頑張っていた。またゲストも豪華。垢抜けない玉木宏や正直どこに出ていたかわからない塚本高史(笑)、相変わらず佇まいの抜群な佐藤浩市、優しい警備員の寺島進など出番は一瞬でもさすがに舞台をさらう。またヒロインの岡本杏里の魅力も捨てがたい。これから化けるかもしれないなあ。それと北海道の情景。加藤ローサが出ているとどうしても「シムソンズ」を連想してしまうが、今度はだいぶ都市に出てきて(笑)札幌中心でのロケである。陣内監督は恐らく映画が大好きなのだろう。映画好きが観て、映画的カタルシスを味わえる作品は「本物」である。岡本杏里演じるレナが戦う病気「白血病」に、過去長澤まさみを奪われた森山が、今回は打ち勝つことができるのか?そんなことも考えてしまったが(笑)、とにかく面白いのでみんなにおススメします!

スマイル 聖夜の奇跡 (詳細)

エレファント デラックス版

・「リアルでとても深い余韻を残す作品です。
コロンバイン高校の銃撃事件をモチーフにした作品。登場人物ごとに独特のカメラワークで、ごく普通の高校生の日常を映し出し、それが登場人物をとてもリアルに感じさせてくれる。この作品では事件の「理由」は示されない。ただ、起こったことを淡々と登場人物それぞれの視点から描いているだけ。だからこそ、今まで味わったことのないような不思議な感覚に陥り、かつ深い余韻を残す。そして、誰だって彼らになりうるという少しの恐怖感も味わった。この事件が起こったときはマリリン・マンソンとかが槍玉にあげられたわけだけどそれはメディアが「理由」を追い求めて、そこに押し付けてしまっただけで、「答え」はそこにはない。あと、劇中で流れる「月光のソナタ」とラストの「エリーゼのために」がとても印象的だった。こんなに心に響いてくる「月光のソナタ」と「エリーゼのために」はここでしか聴けないと思う。

ちなみにタイトルの「エレファント」とは「皆が見て見ぬフリをする」ということを表す「リビング・ルームにいる象」という英語の言い回しからきているそうです。

・「時代を背負ってすっくりと立つ映画
ガス・ヴァン・サントの作品を見るたびに、いつも思春期への憧憬とか青臭さへの渇望みたいなものを感じます。それが彼の映画に何ともいえない瑞々しさをもたらしているのかもしれませんが、この映画も凄惨な銃撃事件が主題になっているにもかかわらず、見終えたあとに残る印象はホロ苦い青春映画でも見たかのような、すがすがしいとまでいえる不思議な後味です。社会性の強いテーマを出来るだけ社会性を排除しながら、映画的な語り口のみで撮ろうとした彼の行為は、とても勇気あることのような気がします。社会的な事件を題材にする場合、何らかのメッセージ性が入り込むのは自然で、むしろそのほうが安易に映画が成立すると思うのですが、『エレファント』は無色透明なところが素晴らしい。そしてその無色透明さが放つ輝きは、銃社会反対というメッセージなど陳腐に見えてしまうぐらい圧倒的で、人を感動させるのだと思いました。映像はシンボリックな要素を随所に散りばめ(といってもシンボルに意味は含ませていません)、とてもテクニカルなのですが、その手法がわざとらしく嫌味になっていないのは、この監督のセンスの良さでしょう。最近の3部作のガス・ヴァン・サントはどれもエクスペリメンタルでいいですが、中でもこの『エレファント』はすべてにおいて最高の出来映えです。

・「物悲しい
全体をつつみ込む静けさ。美しい映像。ともすればパニック映画かイカレた高校生の醜悪なバカ騒ぎ犯罪劇になるところを、極力効果音を無くし、各自のストーリを無くし、建物内を歩く生徒たちの後姿をふんだんに入れ、平凡な日常生活を感じさせる。見事な技量です。

そしてこの事件の根本には密室で行われ なかなか表に出てくることのない「いじめ」がある。「いじめ」がどういった性格のものかといえば、「他人に見えないところで、外には届かない叫びをあげさせること」です。

犯人のやったことは何かといえば、校舎内にいるものを殺していく。彼らは外に向かって銃は撃たない。校舎の内側に内側に逃げていく生徒を追いつめていく。

生徒達の暗い瞳が物語ります。台詞を話す大人の存在感は消えている。

怖くて胸のつまる映画です。

・「高校生に見て欲しい
美しくて悲しくなるほどの映像を見ながら、ひたすらいろんなことを考えていました。映画に登場する高校生や、高校という場所のこと。それから、自分のこと、自分の高校のこと。何故2人があんな事件を起こしたのか、という私なりの答えは正直見つからなかったけれど、高校とはある人にとっては楽しい所で、ある人にとっては地獄のような所だという事実が悲しかった。あと2年間通う高校に希望も何も沸かなくなりそうでした。それでもこの映画が嫌いになれないのは、これが高校という所の真実だと思うから。最後の空の映像は私たちが今歩いている世界を象徴しているような気がしました。ぜひ、私と同じたくさんの高校生に見て欲しいです。

・「傑作
本作は、1999年にコロラド州のコロンバイン高校で起こった乱射事件がモデルになっています。しかし、この映画は、ドキュメンタリーとはいえず、かといって物語的にも収まらない特異的な部分がいくつかあり、それが一般受けしない所以かもしれません。しかし、疑いなく知的な作品です。いくつかの相互に密接に関連のある特徴を列挙して説明しましょう。1)俯瞰的な視点がないこと。まず、中心人物たるものがいません。強いて言えば、乱射事件を計画したアレックスなのでしょうが、彼の「視点」から物語が構成されているわけでは全くなく、寧ろ、どこにでもあるハイスクールの日常的光景を、様々な登場人物の視点から立体鏡的に構成したものであるといえるでしょう。2)物語性の否定。台詞の大部分がアドリブで構成されたという創作過程からも判るように、いわゆる「物語性」が否定されています。つまり、ある種の伏線を張って、それがその後起きる出来事に密接に関わってくる、あるいはそれを「説明」するような仕方で映画が構成されているわけではありません。その点において下手なドキュメンタリーよりも自然でリアルですが、同時に物語性を求めてしまう人にとっては退屈かもしれません。3)主観性。統一的な方向づけを持たないということは、必然的に「諸部分」が1つの統一的な全体から抜け落ちてしまうということを伴いますが、これは徹頭徹尾、登場人物の心の動き、感覚的経験などの主観的要素に定位してなされています。歩いているとき友達の声の裏で聞こえる時空が捻じ曲がった感じの音響効果、特に印象的な場面でもないのに唐突に挿入されるスローモーション、中心が存在しないピンボケ映像、などによって諸個人がもっている不安定な心の動きを、比喩的に捉えることに成功しています。そして、事件も突然起こる。かなり非標準的な映画作りですが、色彩、構図などの技術面でも文句がつけ難く、ポートランドの高校生で構成された登場人物も皆、肩の力が抜けた素晴らしい演技を披露しています。そして、何よりも押し付けがましくない。監督は、付録のインタビューでは、「伝えたいメッセージは何か」という野暮な質問を受けていますが、そのような「何か」で総括できる「何か」を目指していたならば、会話の大部分をアドリブで構成するということはありえなかったでしょう。まさに物語性の否定に、この映画の魅力があるのですから。これと似た方向性をもつ映画はあるのですが、あまり成功している例がなく、私にとってこの映画は久々の収穫でした。

エレファント デラックス版 (詳細)

虹の女神 Rainbow Song

・「こんなに不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい“愛の告白”は滅多にない。秀作。
いいなぁ、この映画。観終った後、こんなに余韻を残す恋愛映画は久しぶりだ。 透明感ある繊細さと脆弱さと沈痛さに溢れていながら、それでいて、何ともユーモラスなリズムと、妙に日常的でリアルなセリフ廻しの見事な融合。文学的なチャプターで綴られた中、明らかに意識しているであろう岩井俊二「LOVE LETTER」への類似性と思い入れの深さ。“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーンや、屋根の上でふたりがただ佇むシーン等での、まるで映画青年が撮ったかのような良い意味で気恥ずかしくなる映画愛に溢れた映像テクニックの懐かしさ。上野樹里&市原隼人の主演ふたりの、出会いと再会から始まる各パートでの思わず微笑んでしまいたくなるようなその掛け合いの楽しさと、出番は少ないものの、蒼井優の相変わらずのその演技の暖かさ。どれも魅力的だ。そして、映画の中盤「失恋」のチャプターで語られる智也とあおいの“互いの気持ちを素直に出せない”ふたりの“愛”の告白と言ったら、、、。本当に、こんなにも不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい告白シーンは滅多にない。他のレビュアーの方も述べられている通り、主演ふたりの名演と共に、もっと話題、評価されて良い秀作。

・「確かに虹の女神がそこにいた
久しぶりにDVDで観ましたが、映画館で感じたあの感情が色あせることなくよみがえってきました。『好き』と言うたった2文字を言いだせない、あおいの不器用さ。『本当に大切な存在』が誰か気付けない、智也の若さゆえの鈍さや弱さ。…でも、もしかしてなんとなく気付いても二人共 近くなりすぎて今の関係を壊したくないと思ってしまう、そんな気持ちもすごく分かる。そんな二人の姿は、観ていてはがゆく、いじらしくして。そして、あおいをとても愛しく感じました。ひたむきに生きるあおいを演じた上野樹里さん。確かにこの作品の中で『佐藤あおい』が存在していました。上野さんとあおいが同化している、と思えるほど。智也演じる市原隼人さんは『受け』の芝居を好演してくれたと思います。(この智也の役は実はすごく難しいと思います)小日向さん蒼井優さん佐々木蔵之介さんら脇役の皆さんもあおいや智也とのつながり、絆を演技でしっかり表現してくれています。主人公達と同世代の方にはもちろんおすすめの作品だと思いますが、学生時代が少し昔になってしまって、あの頃の感情を忘れてしまって、あくせくと仕事をしている世代の方にも観てほしい作品。仕事で疲れきった心にしみます。心にしみわたったあと、虹を観たときのような透き通った気持ちになります。大切にしたい作品の一つです。

・「もう一度あなたに会いたい
予告で流れる智也のセリフ、「もう一度あなたに会いたい。」よく聞くセリフですが本編を見終わったあと見たらこのセリフに込められてる思いが溢れてきました。切ない、苦いそんな映画です。

あ、終わった。そう思った直後流れるエンディング。本編では涙が目に溜まるくらいでしたがエンドロールで涙がポロポロでました。見終わったあと何か足りないような焦燥感。きっとこの気持ちは智也が感じてる気持ちなのかなと思いました。

お互い不器用ですれ違っていた二人。お祭りのときからあおいの気持ちを読み取っていた妹、かな。見終わってからもう一度見るとあのときのセリフはこういう意味だったんだと分かります。何度も見て一本の線が繋がります。

主演の市原隼人、上野樹里の演技力だからこそ良い映画ができたのだと思います。妹役の蒼井優さんの演技も素晴らしかったです。また、相田翔子さんの登場によりこの物語に深みがでてきています。予測不可能の雰囲気がとても良いです。



この映画は賛否両論だと思います。伝わってくるものがある人もいれば何も感じず終わる人もいると思います。

ぜひ地上波でやって欲しいです。

・「悲しいまでの繊細さで丁寧に作りこまれた名作
昨年見た映画のなかでは最高の一篇だったと思います。単純といえば単純な物語なのに、多くのことを考えたり、妙なところで自分自身と心通わせるものに驚かされたりして、ついつい四回も映画館へ足を運んでしまいました。なんといっても上野樹里さんの演技が素晴らしい。このヒロインの素直な映画にかける夢と情熱、「大人」としての「夢」への不安。身近なところにいる智也との、微妙な距離感を乗り越えられない不器用さともどかしさ。そんな複雑で繊細、そして「あおい」という一人のヒロインの切なく、多層的な感情をほんとうに丁寧に作り込んで、静かな感動を与える力量の凄さにはただただ脱帽!そんなすべてが「夢に向かって進む」などという陳腐な言葉には言い尽くせない深くて、豊かなニュアンスを醸し出しています。とくに、智也と取材で言ったクイックデート・カフェからの帰り道、智也の鈍感なうえにも、これまた不器用で偽悪的で気まぐれ、且つ間の悪いプロポーズの言葉に激しく泣き出して感情を爆発させるシーンの悲しさ、それに続く会社の屋上での二人のやりとりのやりきれない切なさなど、ほんとうに引き込まれてしまいました。二十歳にして、天真爛漫で破天荒な「のだめ」から、このしっとりして神経の行き届いた繊細な大人の演技まで、幅広く役柄をこなす上野樹里さんの努力と才能にはひたらすら頭が下がるとしか言えません。多くの方にご覧頂きたい、お勧めの一篇です

・「映画を愛するひとのための映画。。。秀作です
ていねいに、本当に、ていねいに作られた映画です。懐かしいような大学のキャンパスの光景、映画研究部の部室、ど