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▼ギター・ファンに贈る、ギター・ヒーローたちの名盤:セレクト商品

イン・ロックイン・ロック (詳細)
ディープ・パープル(アーティスト)

「衝撃の出会い」「まさにDEEP PURPLEの傑作の一枚!」「衝撃」「ハードロック界の記念碑的アルバム」


レッド・ツェッペリンIIレッド・ツェッペリンII (詳細)
レッド・ツェッペリン(アーティスト)

「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・」「まずこれを聴きましょう!」「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」「ハードロックといえばこれでしょう。」「zepは全てが星5つ」


クリームの素晴らしき世界クリームの素晴らしき世界 (詳細)
クリーム(アーティスト)

「クリームの最高傑作」「クリームの実力を演奏、曲の両面から実感できる代表作」「スタジオとライブでのクリーム、その違いは・・・」「聴けっっ・・・・!(爆)」「古き良き時代のクラプトン」


スーパー・ジャイアンツスーパー・ジャイアンツ (詳細)
ブラインド・フェイス(アーティスト)

「スーパー・メンバーで結成された短期間のトラフィック」「1枚限りのスーパー・バンド」「良い感じです。」


ブロウ・バイ・ブロウブロウ・バイ・ブロウ (詳細)
ジェフ・ベック(アーティスト)

「やはり名作でしょうな」「ギターの教科書だ(ペイジ)」「溢れ出るグループ感」「ギター・フュージョンの大傑作」「聴きこめばよさが分かる」


ベック・ボガート&アピスベック・ボガート&アピス (詳細)
ベック・ボガート&アピス(アーティスト)

「買うなら今だ」「スーパー・トリオ・BBA」「やはり最高ですね。」「音質が悪くても、録音バランスが悪くてもいいじゃないですか!」「ハードロックトリオの頂点」


ライヴ・アット・ウッドストックライヴ・アット・ウッドストック (詳細)
ジミ・ヘンドリックス(アーティスト)

「時代を知るうえでは欠かせない1枚」「何故ラリー・リーを省く?」


ParanoidParanoid (詳細)
Black Sabbath(アーティスト)

「エポックメイキングであり、革新的。」「ヘヴィーメタルの帝王」「語りたい!でも語れない!」


天の守護神(紙ジャケット仕様)天の守護神(紙ジャケット仕様) (詳細)
サンタナ(アーティスト)

「素晴らしいマスタリング!」「文句なしの音質」「売り切れるとしたら本作から!?」「ワン・アンド・オンリー」


サンタナIII(紙ジャケット仕様)サンタナIII(紙ジャケット仕様) (詳細)
サンタナ(アーティスト)

「ニール・ショーンを加えて、さらにパワーアップ!」「サンタナ・ロック」「最高にカッコいいギター・アルバム」「過小評価・・・」「サンタナ ちゅうたらあんたこれですわいな。」


炎‾あなたがここにいてほしい‾炎‾あなたがここにいてほしい‾ (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)


Don't Look BackDon't Look Back (詳細)
Boston(アーティスト)

「ボストンといえば、ドント・ルック・バック!!」「これぞリマスター!」「前作以上の美しさとスケール」「異例のセカンドアルバム」「衝撃のリマインド・リマスターです!」


太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)太陽と戦慄(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「いや〜驚きました・・・」「“バイオレンス・クリムゾン”」「Larks' Tonguesは男性、Aspicは女性」「ゼリーの中の雲雀の舌」「70年代クリムゾンの金字塔」


闇夜のヘヴィ・ロック闇夜のヘヴィ・ロック (詳細)
エアロスミス(アーティスト)

「それでも名盤!」「傑作」「ROCK&ROLL!!」「タイトルトラックに痺れる」「エアロ版ポップアルバム」


ハイドラハイドラ (詳細)
TOTO(アーティスト)

「最高の音!」「 黒魔術的な蒼いイメージがアルバム全体を包み込む」「ルカサーの音、これが最高!!!」「スリリングなロック・アルバム」「“Hydra”=“ヒドラ”」


ファイアー・アンド・ウォーター+6ファイアー・アンド・ウォーター+6 (詳細)
フリー(アーティスト)

「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム」「フリーの最高傑作」


グランド・ファンク・レイルロード登場グランド・ファンク・レイルロード登場 (詳細)
グランド・ファンク・レイルロード(アーティスト)

「「激音3ピース」」「ブリティッシュロックを蹴っ飛ばせ」「やはり初期が最高」「グランド ファンク レイルロードの衝撃デビューアルバム!」「これぞアメリカン・ハードロック!」


Tattoo YouTattoo You (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)

「案外捨て曲なし」「刺青の男はA面とB面。」「アルバム後半のバラード攻勢に感動」「コンプリート!」「START ME UP」


ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様) (詳細)
ザ・ローリング・ストーンズ(アーティスト)

「反撃の狼煙」「いわずと知れたロックンロールの定番」「ルーツ回帰の1枚」「若いロックファンの方へ」


Appetite for DestructionAppetite for Destruction (詳細)
Guns N' Roses(アーティスト)

「世界最高最狂のロックアルバム」「飽きが来ない名盤」「そりゃ名盤認定されるよ」「これを聞かずにガンズは語れない」「なつかしのガンズ」


DestroyerDestroyer (詳細)
Kiss(アーティスト)

「人生を変えた一枚」「キッスといえばこれです。」「デトロイト・ロック・シティーは元気の源。」「路線変更第一弾!」「あのイントロ!あなたにはステージ両脇に上がる炎が見えるか」


ドゥービー天国ドゥービー天国 (詳細)
ドゥービー・ブラザーズ(アーティスト)

「隠れた名盤!」「MUST ITEMとは言えないかもしれないけれど」


スタンピードスタンピード (詳細)
ドゥービー・ブラザーズ(アーティスト)

「最もドゥービーらしい名作」「アルバム単位で聴くなら、これ!」


フィルモア・イースト・ライヴフィルモア・イースト・ライヴ (詳細)
オールマン・ブラザーズ・バンド(アーティスト)

「デュアンオールマンのスライドギターをライブで!」「完璧なライブ盤」「神がかり的なテクを持つバンドの全容」「慣れ親しんだ曲順」「デュアンとジミヘン」


炎の導火線炎の導火線 (詳細)
ヴァン・ヘイレン(アーティスト)

「大袈裟じゃない。その時、歴史が動いた!」「ヨーロッパ勢とアメリカ勢の微妙なバランス感覚」「超絶ギター炸裂!」「ファイアサウンド」「ナンジャこりゃ!」


▼クチコミ情報

イン・ロック

・「衝撃の出会い
高校1年の頃のある日、“最近洋楽に興味があるんだけど、何かオススメある?”と父に聞いたところ、“これ聴いてみろ”と薦められたのはディープ・パープルのベスト盤。その時はハード・ロックという言葉はもちろん、ディープ・パープルなんてバンドも全く知らない状態。

何気なく聴いてみたら、数曲目で全身に雷が落ちたかの様な衝撃が‥‥!!

忘れもしない、その曲名は「スピード・キング」。それまでJ−POPしか聴いたことのなかった私にとって、それはあまりにも衝撃的な出会いでした。圧倒的なインパクト、駆け抜けるような疾走感。“こんな凄い曲があったのか‥‥!!”。数年前の話です。

イントロから全開な衝撃的なナンバー「スピード・キング」。最後まで突っ走るのかと思いきや、一度トーン・ダウンしてソロ・パートへ。そこから徐々にテンションが上がっていき、ハードなリフに繋がっていきます。この展開が絶妙で、やっぱりシビレます。続く2曲目は、リッチーのリフがぐいぐい引っ張る「ブラッドサッカー」。この曲は交互に入れ替わるギター・ソロとキーボード・ソロのバトルも注目です。

静かな序盤から徐々に盛り上がっていき、イアン・ギランのボーカルが爆発するドラマティックな名曲「チャイルド・イン・タイム」。リッチーの速弾きソロも圧巻!ライバルであるツェッペリンの「天国への階段」に対抗するパープルの名曲です。ライヴでもお馴染みの「イントゥ・ザ・ファイア」はギターとキーボードの重なったリフがヘビーな名曲で、イアン・ギランのシャウトも最高です!

パープルの最高傑作というと、やはり『マシン・ヘッド』ということになりそうですが、全編通したテンションの高さや、ハードでギラギラしたリッチーのギターは本作の方が上だと思います。ギタリストのお手本アルバムとしてだけでなく、全ハード・ロック・ファン必聴のマスト・アイテムです。

・「まさにDEEP PURPLEの傑作の一枚!
 1970年代にブレイクしたハードロックバンドDEEP PURPLEの最高傑作といえば72年リリースの「マシンヘッド」である。その「マシンヘッド」に次ぐ傑作アルバムの一つとも言われているのが1970年にリリースされた4thアルバム、すなわち本作でもある「イン ロック」である、その当時、LED ZEPPELINの2thアルバムの成功のあおりでもあったのか、ハードロックと言うジャンルがブレイクしてた時期でもあったため、本作は英国チャート4位を記録し、しばらくの間トップ10にとどまると言う人気を誇った。

 ちなみにDEEP PURPLEのサウンドを完全に確立させた作品と言えば、紛れも無く本作であり、以前の3作は一般的に思い浮かぶDEEP PURPLEのサウンドとはかなり異なっていた。その点を考えると本作はDEEP PURPLEの方向性を決定付けた作品と言えるだろうし、本作がなければ恐らくDEEP PURPLEは大きな成功は収めてはいなかっただろう。そのことを考えると本作はDEEP PURPLEの傑作の一枚であることに納得できる。本作を一通り聴くと、当時としてはかなりインパクトがあるようなハード且つヘヴィなサウンドが響き渡り、そのサウンドにリッチー ブラックモアお得意のメロディックでテクニカルなギターサウンドが炸裂する。無論リッチーだけではなくジョン ロードのメロディックなキーボードサウンドや、イアン ギランのハイトーンなヴォーカルも聴き所だ。ちなみに本作には彼らの名曲中の名曲でもある(1)(3)が収録されているが、個人的にはボーナストラックでもいいから、本作と同時期にシングルでリリースされた、彼らの代表曲の一つでもある「BKACK NIGHT」を収録して欲しかった気もするが、ちょっとこれは贅沢な意見かもしれないが、そうした方が良かったかもしれない。だが全体的に聴き応えがあり、DEEP PURPLEの傑作の一枚であることに納得できる内容だ。しかも本作はDEEP PURPLEの名盤どころかハードロック史に輝く名盤と言えるので、ハードロックファンだったら一度は聴くべきかもしれない

・「衝撃
ハ-ドロックバンドとして変身した第2期Purpleの一枚目。これこそが「ハ-ドロック」というような教科書のような作品。バンドの勢い、テクニック、楽曲の良さ、どれをとっても一級品のレベルです。特に勢いという点ではPurpleの全アルバムのなかでも突出しています。安定とか成熟とか、そういうものの対極にある、ギザギザに尖った激しさがアルバム全体に満ちています。やはり、やる気をだした時のリッチ−は凄いというしかありません。それはテクニック云々とか、そういうことではなくて自分の向かう方向にバンドを持って行き、その上、各メンバ−の最良の状態を引き出している、という点です。その後、このような奇跡的な状況はこのバンドには起こりませんでした。リッチ−にとってもアルバムでは「RAINBOW RISING」でのコ−ジ−・パウエル、そしてロニ−・ディオとの激しいバトル以外には起こらなかった奇跡です。作為的にではなく、マジにぶち切れまくっているハ-ドロックのスタジオアルバムといったらこの「IN ROCK」とLED ZEPPELINの「1」、「2」くらいではないでしょうか?ライブでいったらCREAMはもちろん凄いけど、スタジオアルバムはそうでもないですからね。

もちろんこの時期のPurpleのライブは凄くて、全員が(特にリッチ−)暴走しているけどギリギリのところで曲になっているような感じを受けます。ライブアルバム「SCANDINAVIAN NIGHTS」、「IN CONCERT」でその壮絶なライブを聴くことができます。特に「SCANDINAVIAN NIGHTS」の一曲目「WRING THAT NECK」は32分間インプロヴィゼ−ションの応酬です。ジャズのように「テ−マ→ギタ−ソロ→オルガンソロ→テ−マ」って感じで演奏されています。

もちろんその後に発表された「MACHINE HEAD」アルバムは名盤だと思うけど、バンドの勢い、という点ではIN ROCKに比べるとかなり低下しているのがわかります。(もちろん曲、演奏とも一級品なのですが...)もしもDEEP PURPLEに興味があるという人がいたら、バンドの本質を表した「IN ROCK」をお薦めしたいです。

・「ハードロック界の記念碑的アルバム
イアン・ギランとロジャー・グローヴァーの加入により当時、サイケデリックサウンドを売りにしていたディープ・パープルがハードロックバンドに生まれ変わり、またリッチー・ブラックモアを現在の位置に押し上げ、『ハードロック御三家の一つ』とと詠われるようになった彼らの記念碑的アルバム。後に発表された『マシン・ヘッド』も大傑作であることに変わりはないが妙に大人びた感じのする『マシン〜』、バンドが本来持っていた荒々しさ、ハードロック然とした勢いという点では間違いなくこちらが上。1.“スピード・キング”の地を這うようなリフから始まり中盤からリスナーの耳になだれ込んでくる音の洪水に何とも思わなかったら、ディープ・パープルというバンドが合わないのか(そうでなければ)ロックを聴く資格がないのだろう。そう思わせてしまう程にこの曲には何か危険なものを感じる。グルーヴ感全快で聴き手に迫ってくる2.“ブラッドサッカー”、イアン・ギランの名を世界に知らしめかのロバート・プラントにも匹敵する歌い手であることを強烈に証明してみせた超名曲の3.“チャイルド・イン・タイム”は中間で聴かせるもう一つの見せ場、超絶ユニゾンプレイにも舌を巻くばかりだ。危険度MAXのA面とは打って変わって4.“フライト・オブ・ザ・ラット”ではポップで軽快な曲調の、バンドの違った側面を見せてくれる安心して聴ける曲だ。ラストのペイスのドラミングはパープルにはリッチーばかりではないという所を存分に見せつけてくれる、まさに圧巻の一言だ。G.とKey.の重なり合うリフが印象的で節目節目で飛び出すペイスのドラミングの絡まり具合も抜群である。7.“ハード・ラヴィン・マン”は軽快な3連符とKey.という飛び道具がマッチしていてB面を象徴するような曲でアルバムは終わる。それにしてもB面はそのポップな曲調とは裏腹にダークな歌詞が多いのは気のせいだろうか。

イン・ロック (詳細)

レッド・ツェッペリンII

・「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・
それまでの概念をぶち壊して、他に類をみないほどの前衛的・先進的なギターリフで溢れているがその中でもハートブレイカー・・・

偏屈なのに伸縮自在、硬質なのに柔軟こんなリフはほんとペイジしか作れないと思う。

そしてモビー・ディックでのボーナムの表現力・・・

叩き出されたビートの響きを通して空間全体を振動で満たしてくれる。時に精密、時に柔軟な表現力の高さには圧倒させられる。

・「まずこれを聴きましょう!
ベスト盤から聴くのもいいが、やはりこの2から聴いていただきたいですね。天国への階段やロックンロールなど有名な曲が多いため最初に4を聴く方が多いとは思いますが、勢いとパワーが感じられるこのアルバムを最初に聴くと、4から聴き始めた人に比べ、より深みにはまること請け合いです。このあと1から順番にどうぞ!

・「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚
1969年の秋、時は大阪の千里丘陵の世界万国博を目前に控えた数ヶ月前に発売されたこのLZの2枚目は、ひょっとしてビートルズを超えたのでは?と思わせるほどの衝撃を私に与えてくれました。「胸いっぱいの愛を」で始まってからあっという間の45分間です。「レモンソング」のギター、「ハートブレーカー」から「リビング・ラビング・メイド」へのつなぎの一瞬、最後の「ブリング・イット・オン・ホーム」まで、毎日毎日、繰り返し繰り返し聞いたものです。前作のブルースを下地とした構成から、オリジナリティが増したというかよりロックっぽくなり、トータルコンセプトアルバムというような明確な線を打ち出していなくても全体の構成が静と動が上手く組み合わされて実に良く練られたトータルアルバムという感じを与えます。これほど1枚のレコードが短く感じられたレコードはそれまでなかったと記憶しております。その時代に与えた影響度という意味ではまさしく超弩級の1枚です。

・「ハードロックといえばこれでしょう。
ZEPを文字どおりトップバンドにのし上げた2NDアルバムです。ZEPはプログレバンド以上に進化を繰り返し、しかもどのアルバムも完成度が高いことから、その人の趣味によってZEPの最高傑作は変わると思いますが、ハードロックファンならほとんどの人がこのアルバムを最高傑作に押すのではないでしょうか。

ベートーヴェンの運命の冒頭に匹敵するペイジのギター音に始まり、LASTまで一挙に聞かせてくれます。渋谷陽一も書いているように、バンドの才能や勢い等が重なって生まれた奇跡のアルバムだと思います。ロックファンだけでなく全ての音楽ファンに聴いて欲しいアルバムです。

・「zepは全てが星5つ
受験勉強してました、レコードを小さな音で聞きながら徹夜してました、頭の中がドロドロに溶けて勉強になりませんでした、気分転換にラジオに変えても…ヤッパリ[ZEP]がオンエアしてました。

レッド・ツェッペリンII (詳細)

クリームの素晴らしき世界

・「クリームの最高傑作
68年発表、クリームの3rdアルバムにして最高傑作『クリームの素晴らしき世界』。Disc.1がスタジオ収録、Disc.2がライヴ音源という変則的な内容の本作。名曲揃いで完成度の高いスタジオ収録曲もさることながら、目玉はライヴ音源。全てのロック・ファン必聴の名演です。

荘厳なイントロから始まる「ホワイト・ルーム」。ジャック・ブルースのソウルフルな歌声と、クラプトンの全力のソロが最大の聴き所です。ハードなギター・リフと、へヴィなベースがぶつかり合うブルージーなナンバー「トップ・オブ・ザ・ワールド」。ファンタジックな展開が面白い「時は過ぎて」。アコースティック・ギターが気持ちいい「おまえの言うように」。

圧巻と言うしか無いのがDisc.2の「クロスロード」と「スプーンフル」。ハードなギター・リフを弾きながらクラプトン自身がボーカルも務める「クロスロード」。流れるような美しさに加え、突き刺さるような鋭さも併せ持つギター・ソロはまさに不朽の名演。そして、「スプーンフル」。「クロスロード」がクラプトンの独壇場であるのに対し、この曲ではクリームという最強トリオの凄さを実感できます。ジャック・ブルースのソウルフルな歌声は全く軸がぶれず、ベースでもクラプトンの即興ギター・プレイに真っ向勝負を挑みます。ベイカーのドラムも、もはやリズム楽器の枠を越えた迫力あるプレイを見せます。曲を演奏しているというよりは完全即興のジャム・セッションといった印象の、16分にも及ぶ濃厚な演奏が楽しめます。

Disc.1はスタジオ最高傑作。Disc.2はロック史上に燦然と輝く名演。曲を楽しみたい方はDisc.1を、即興プレイで圧倒されたい方はDisc.2を。

最近のクラプトンを聴いて、なぜ彼がギタリストとして高い評価を受けているのか疑問に思っている方は是非とも本作を聴いていただきたい。ギターをやる方や、ギター・ファンの方なら「クロスロード」を一聴しただけでその理由がわかるはずです。

・「クリームの実力を演奏、曲の両面から実感できる代表作
68年発表の3rd。代表曲A−1.を含むスタジオ盤と、彼らの本領であったライヴ盤を2枚組にして発表された画期的な作品。発売時期から近年までのほとんど狂信的な絶賛があったためか、最近では却って酷評を付ける批評家も多いが、その批判は主にライヴの方が多く、「冗漫」という表現を散見する。しかしながらクリームのライヴ音源は出回っているもののほとんどが、当時としてはもちろんのこと現代の耳で聞いても十分に聞き応えがあり、本作においては彼らの本質であったインタープレイを十分に聞かせてくれる内容となっており、このライヴを聞かずして彼らの音楽性など分かるはずもない。彼らは数分のコマーシャルな楽曲という意味でも素晴しい成果を上げているが、それだけのグループではないのだ。クリームは後のジャズ・ロック系のグループの源流の一つという側面もあり、そこを見落としてはならないと思う。このライヴは大音量で楽しむべき。スタジオ作はクリームとしては最も充実した内容が揃っている。前作に見られた微妙な演奏の固さは完全になくなり、スムーズかつ自然になった。更に弦やアコギなどを導入した楽曲が目立ち、彼らの新生面も強調されている。オリジナル曲はジャック・ブルースとピート・ブラウンの共作と、ベイカーとミック・テイラーの共作となっており、特に名曲1.を手にしたブルースのソングライティングにはもう少し高い評価があって良いと思う。3.はグロッケン、ハーモニウム、弦が導入されたドリーミーな一曲。

・「スタジオとライブでのクリーム、その違いは・・・
このアルバムの見所はDisc2のライブ盤。ロックギターの聖書、クラプトンの最高のギタープレイの一つ「Crossroads」、10数分もの間スリリングなアドリブの応酬が続く「Spoonful」など、いかにクリームがスゴイかが分かるでしょう。ステージの上で繰り広げられる3人の自己主張とも言えるようなアドリブ。もうそれは音楽による喧嘩、戦争ともいえるでしょう。こんなライブをすることが出来るトリオバンドはクリームだけでしょう。もちろんスタジオ盤も「White Room」をはじめ傑作そろいです。スタジオ盤はライブの勢いをあえて押さえ数分以内にしていますが、その数分の間にも個々の主張は強烈だと感じられます。

・「聴けっっ・・・・!(爆)
二枚組みだけど、ライブ盤のほうがイイね。クリームはライブっしょ!なんだ!?あのジャック・ブルースのうねるラインは・・・・!ベースでありながらもベースでない・・・。そこがジャック・ブルースの特徴だね。クラプトンはあれこれ本で書かれてるからいいけど、忘れてならないのはジンジャー・ベイカー。4番の15分ソロは聴くべし!人間じゃないっ!!クリームなんて古いし、おじさんの音楽・・・って思ってる君!聴きなさい。

・「古き良き時代のクラプトン
クラプトンのファンはヤードバーズからクリーム、ブラインドフェイスを経てデレク・アンド・ドミノス、ソロとそれぞれにファンがおられると思います。もちろん好みの問題ですが、クリーム時代のクラプトンのパワーはすごいものがあります。昔、金盤、銀盤としてレコードも高値で取引されていたものですが、今ではこうしてCDで聴く事ができます。クラプトン、ベイカー、ブルースと3人の若者がお互いに全てをぶつけ合っている姿が想像できます。ホワイト・ルームは大ヒットしたし、ライブのクロスロードなども非常に高いテンションで演奏しています。今のクラプトンも素晴らしいですが、この頃があって今があると思います。

クリームの素晴らしき世界 (詳細)

スーパー・ジャイアンツ

・「スーパー・メンバーで結成された短期間のトラフィック
69年発表。解散したクリームからエリック・クラプトン(vo、g ) とジンジャー・ベイカー(Dr)、同じく解散したトラフィック (70年に再結成) からスティーヴ・ウィンウッド(vo、k、g)、ファミリーから移籍したリック・グレッチ(b、vln) の4人で結成されたグループだが、短期間で活動を終了した。クラプトンの重要なレパートリーとなる4.などもあるが、内容はスティーヴ・ウィンウッド色が強く、トラフィックの延長線上の音楽を聞かせていると言っても良いと思う。印象的なギターのフレーズが登場する1.からしてトラフィックの曲に聞こえてくるが、途中のインプロはクリーム風と彼らの音楽が好きな人は結構楽しめると思う。2.のアコギを中心にした曲もほぼトラフィックと同じタッチ。3.もウィンウッドのピアノとクラプトンのギターが素晴しいバッキングを聞かせる佳曲。4.は文句なしの名曲。微妙なカントリー/ブルース風味が後のデレク&ドミノスを思い出さずにいられない。5.ではグレッチの美しいヴァイオリン・ソロも聞かれ、各メンバーの見せ場を用意しているのが良く分かる。目立っているのは明らかにウィンウッド。メンバーこそ全く異なるが、このアルバムはトラフィックのアルバムに編入した方が良いのでは?と暴言を吐きたくなるような作品であり、それだけに名盤だと言い切れる。

・「1枚限りのスーパー・バンド
69年発表。奇跡のスーパー・バンド、ブラインド・フェイスの唯一の作品『スーパー・ジャイアンツ』。このバンドはエリック・クラプトンのバンドというイメージが強いですが、内容的には全曲ウィンウッドがボーカルを務めていることもあって、ウィンウッドが主役といった印象です。また、ドラムがジンジャー・ペイカーということで、クラプトン/ベイカーによるクリーム的なサウンドが聴けます。

リフで押しまくり、終盤はテンション溢れるギター・ソロが聴ける「泣きたい気持ち」で本作は幕を開け、つづくのはアコースティック・ナンバー「マイ・ウェイ・ホーム」です。この曲はクラプトンの『461オーシャン・ブールヴァード(デラックス・エディション)』にイヴォンヌ・エリマンがリード・ボーカルを取るライヴ・バージョンが収録されています。そちらも中々いい味出てるので、もし興味があれば聴いてみて下さい。

へヴィーなリフから美しいバイオリンへの展開が印象的な「歓喜の海」も秀逸。また、圧巻なのがラストの15分にも及ぶ大曲「君の好きなように」です。長尺のソロ・パートは曲というよりもジャム・セッションといった感じで、こういったスーパー・バンドらしいバトルが展開します。

クリームに近いサウンドですが、クリームほどハードではなく比較的聴きやすい作品だと思います。その分クリーム・ファンの方には若干物足りない印象を受けるかもしれませんが、最近では聴けないハードでアグレッシブなクラプトンが聴ける数少ない作品の一つなので、クラプトン・ファンは必聴です。アルバム全体としての評価は、「君の好きなように」が良い意味でも悪い意味でも気になるので、星4つです。また、当時物議を醸したというジャケットもいい感じです。

・「良い感じです。
今から20年前ぐらいにレコードでジャケ買いしたときは、まったりしていていまいちと感じていたのですが、最近CDで再購入して感じ方が違っていました。当時はクラプトンにクリームのようなギンギンソロを期待していたのが敗因だったんでしょうね。レイドバック、どっぷりブルースのECよりも適度に激しくそれでいて抑制されたところもあり個人的には良い感じです。勿論、ECだけでなく、メンバー各自の演奏や楽曲も良い感じです。40年以上生きていて良かったと思います。

スーパー・ジャイアンツ (詳細)

ブロウ・バイ・ブロウ

・「やはり名作でしょうな
私のギターの師匠は、リアルタイムでこれを聴いた時、「ギターだけでここまでできるんだ!」と衝撃だったそうです。

・「ギターの教科書だ(ペイジ)
ジェフベックによる初めてオールインストアルバム。いわゆる「ロック」というよりも「フュージョン」的。しかし、ジャンルうんぬんよりも「音楽」としての完成度が非常に高い。ベックの鋭角的で独創的なフレーズや多彩なトーンもアルバム全編で楽しめる。バックを固めるメンバーの力量も相当なもので、出るところは出て、引くところは引くツボを押さえた演奏。個人的には最後の曲「ダイヤモンドダスト」が一番のお気に入り。とても美しい。例えようが無く、切なさを感じるほど美しい。曲名そのものを音で表現しきっている。すばらしい。ちなみに有名な話だが、ジミーペイジがこのアルバムを「ギターの教科書のようだ」という内容で評したそうだ。まさにその通り。

・「溢れ出るグループ感
一介のギタリストとして遅ればせながら聴いてみた。

ギターのテクニック面の収穫を期待していたのだが、聴き終わってみるとドラムが強く印象に残った。 リチャード・ベイリーの叩くドラムはテクニカルであると同時に、最高にグループ感に溢れている。

これにジェフ・ベックの極上のトーンが絡むことで、独特の空気感が見事に構築されている。 素晴らしい。。。

超有名なジャケット共に一家に一枚、どうぞ!

・「ギター・フュージョンの大傑作
ジェフ・ベック・グループ、ベック・ボガート・アンド・アピス時代を経てソロ名義で発表されたアルバム。ロックというより先鋭的なギター・フュージョンの名作。プロデューサーのジョージ・マーチンの力か、サウンドに全く古さを感じさせない、そういう意味でも名盤です。リズム隊の心地よさ、高いテクを単に見せ付けるだけではないアンサンブルのすばらしさ。そして当然ベックのギター本来の音色を生かした程よい緊張感に溢れた演奏。レベルの高い作品、文句なし。

・「聴きこめばよさが分かる
ジェフベックの名盤です。スキャッターブレイン、哀しみの恋人達、フリーウェイジャム、ダイヤモンドダストなど名曲が目白押し!!私は初めて聴いたときはよさが全然解らなかったけど、聴きこめば聴きこむほどこのアルバムの凄さが分かってきました。現代の速弾きギタリストのインストもいいですが、このアルバムほどいいメロディーがたくさんあるアルバムはそうはありません。あとジェフベックをこのアルバムだけで評価するのは間違っています。最近のテクノ路線のアルバムにも、すごい表現力の曲がたくさんあるのでぜひ聴いてみてください。おすすめです。

ブロウ・バイ・ブロウ (詳細)

ベック・ボガート&アピス

・「買うなら今だ
このアルバムはずっと敷居が高かった。曲順が悪いとかミックスが悪いとか、大体ライブだから収録曲も他で聴けるものばかり、オマケに他のタイトルと違って値段が下がらない。そんな訳で僕は学生時代、LPの1枚もので済ませていたのだが、ずっと気になっていた。だが今回は紙ジャケで実質大幅値下げ、然かも新リマスターと、これ以上の好条件が揃うチャンスはそうは無いだろう。内容的には極上のハードロックで、コアなジェフ・ベック・ファン以外にもお勧め。

・「スーパー・トリオ・BBA
このライブ盤は、なかなかの出来で3ピースバンドとは思えない程、迫力のあるサウンドになっています。ベックのギターも見事です1曲目のイントロではトーキングボック使用している(人間がしゃべっている様な音)この時期は良く使っていました。名盤「ブロウ・バイ・ブロウ」ではシーズ・ア・ウーマンで使用しています。

ライブの方は、それぞれの役目を見せつけていますベース、ドラム、ギター共々素晴らしい演奏を聴かせてくれます、ただし昔からのオールドファンやジェフ・ベックを好きでないと音楽性が見えて来ないかも知れません。

一番の見せどころは『ジェフのブギー』でしょう!ヤードバーズ時代の曲で、このライブでは彼の特長である。ハーモニックスやプリング・オフやグリサンド等々のプレイが聴く事が出来ます。曲のエンティングではカントリー風のプレイも決まっています。

レコード同様仕様のCD(2枚組)はファンとって嬉しいです。

・「やはり最高ですね。
BBA結成。今から30年程前の興奮がまさによみがえります。スタジオ盤よりロックロックしている このライブ盤は強力プッシュです。たった3人されど3人のパワーを感じるアルバムです。 これで ワウワウって楽器が人々に知られるようになりました。

・「音質が悪くても、録音バランスが悪くてもいいじゃないですか!
わずか2年弱の活動期間ながら、クリームとジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスと並んでロックが生んだ「最高のトリオ」であるBB&Aの唯一のライブ作品です。1973年5月18日と19日、大阪厚生年金会館で行われた記念すべき初来日公演の模様を収めたもの。なぜか日本限定発売ということで、海外のベックファンにとって垂涎の的、プレミアがプレミアを呼ぶという傑作です。

多くの方が指摘するように、このアルバムはライブ作品としては決して完成度は高くありません。それは録音状態であったり、外しまくるティム・ボガートのベースであったり、なかなか合わないボガートとアピスのコーラスだったりと、いちいち指摘し出すと数えきれないほどの欠点を抱えています。ベックですら何度もミストーンを連発しています。確かに完成度の点で、日本限定発売になってしまった理由も分からないでもありません。しかし、そんな「いちゃもん」も、作品全体からあふれ出る強烈なエネルギーを前にしては、すべてが無力化してしまいます。圧倒的な音の圧力に触れてしまうと、たとえ音が外れようが、コーラスが合わなくても、すべてを許容させてしまう圧倒的なエナジーにあふれています。生々しい演奏からビンビンに伝わってくるほとばしるエネルギーに黙って身を委ねましょう。私はリアルタイムでその場に居合わせた人達がうらやましくてたまりません。特に「I'm so proud」から「Lady」に移行するあたりで聴かれるベックの激しいカッティングは、発売後30年以上経ったいまでも、聴く者をゾクゾクさせてくれます。

・「ハードロックトリオの頂点
JeffにとってBBAはあまり良い思いではないと思いますが、間違い無く最高のハードロックアルバムです。ティムボガードとカーマインアピスの重いリズムに乗って自由奔放に弾きまくるjeffのギターは、jeff Beckグループを含めてブルースを基調としたハードロックの集大成ともいう演奏です。黒のレスポールから掻きならされるトリッキーなサウンドはその後のストラトのそれとは異なり、より重く・攻撃的なもので、特にトーキングモジュレータを使った、黒猫の叫びからWhy should~Princeはジェットコースターのようなスリルがあります。 そもそもギターを弾きまくりたいJeffですが、誰でもよいのでちゃんとボーカルがいて、さあギターソロだと言うメリハリがあるほうが良いんじゃないかなーと思うのは私だけでしょうか?とにかくjeffのアルバムの中で一番好きなアルバムです。

ベック・ボガート&アピス (詳細)

ライヴ・アット・ウッドストック

・「時代を知るうえでは欠かせない1枚
あまりにも有名なウッドストック・セッションの模様を収めた1枚です。ウッドストックの音源に関しては、数年前にCD1枚にコンパクトに収められた音源とビデオがセットで発売されて、それなりに話題になりましたが、本作は恐らく(恐らくというのは、真偽のほどが誰にもわからないという意味です)、フルに近い形での収録と考えていいでしょう。 ご存知の方も多いと思いますが、この音源はかなり昔に「Woodstock Nation」というタイトルのブートレクで出回っていまして、いまとなっては特別に新味はありません。「Woodstock Nation」は海賊盤ということもありましたが、音質もコモリがちで構成も散漫で、ウッド・ストックに対する個人的な思いが一挙に冷めてしまった苦い思い出があります。また、ほぼ同時期の「バンド・オブ・ジプシーズ」に比べると、演奏自体のクオリティーはお世辞にも良好とは言えません。恐らく体調が良くなかったのでしょう。サワリだけを聴きたい人は1枚組みの「Woodstock」を聴けば十分だと思います。本作品は当日の全貌(恐らく)を時代を飾ったドキュメントとして所有したい人向けです。 といいつつも「星条旗よ永遠なれ」はいつの時代に聴いても衝撃的です。

・「何故ラリー・リーを省く?
歴史的なジミ・ヘンのウッドストック・コンサート。何回かいろんなパターンで発売された後、近年、かなりコンプリートに近い状態でCD化された。しかし、はっきりいって、まだ、不満である。本CDには、ジミの旧友で、セカンド・ギタリストだった、ラリー・リーがリード・ヴォーカルをとった「マスター・マインド」(リーのオリジナル)とインプレッションズの「ジプシー・ウーマン」がカットされているからだ。ジミ・ヘンのウッドストック・ライブは、本編を聞いてもらえれば判るが、当日のコンディションや新バンドのリハ不足などで、必ずしも演奏そのものは、ロック史上に残る名演、というわけではない。また、取り上げた曲もほとんどはエクスペリエンス時代からの定番曲が多く、代り映えしないし、いくつか輝きを放つ瞬間は訪れるが、全体として散漫だ。そんな中、上記2曲はこれ一回きりのパフォーマンスで、非常に新鮮であり、曲も良い。「マスター・マインド」なんて、下手なジミヘンのオリジナルより面白いのだ。CD収録時間はたっぷりあるのに、その2曲のみをわざわざ省いている。ラリー・リーはジミの旧友で、彼が望んでバンドに引き入れたんだよ!リーの演奏のみ省くと言うのは、ジミヘンに対する冒涜好意に他ならない。マスター・テープは残っている筈だから、次回は、本当の意味の「コンプリート」にして、最終版のリイシューを望みたい。5☆はそのときまでお預けです、レコード会社さん!!

ライヴ・アット・ウッドストック (詳細)

Paranoid

・「エポックメイキングであり、革新的。
名作であるし、絶対聴くべきだと思える作品でもある。ただ、black sabbathが好きな人は、アルバム「master of reality」を最高傑作に挙げるひとが多い。この作品はかなりポップであるし、毛嫌いする人も多いのか。表題作paranoidはheavy metalの始まりともいえるギターカッティングが登場する。また有名なiron manはかなり変な作品だ。一方でwar pigsはかなり重い。またluke's wallなどは、CDではwar pigsと同じ1曲目にasignされている。また最後の曲fairies wear bootsも前の曲jack the stripperと同じトラックとなっている。聴く人にすれば、どこが曲の途切れ目か、分からない。ただ、曲の途切れ目を意識するタイプの音楽では無いと言われればそうなのかもしれない。隠れた名曲としてplanet caravanがある。これがsabbathの曲であることは言われなければ分からない。スゴイ曲のバリエーションである。リフが重いelectric funeral、独自性が高いhand of doom、ドラムがすばらしく、独自の構成であるrat saladの流れは圧巻だ。曲の構成としては、長い曲が多いにも関わらず飽きさせないものが多い。しかも技術的というよりも独自の感覚がある。何か閉鎖的な感じを受けるが、一方で底なしに深い曲が多い。一度聴き入るとなかなか抜け出せない。かなり高い独自性がある。このアルバムは自分自身初めて聴いたblack sabbathであり、かなり重いアルバムでもある。ジャケットの意味は良く分からないが。付け加えるなら、この作品はsecondアルバムであり、firstアルバムと同年の作である。

・「ヘヴィーメタルの帝王
ブラックサバスの1970年発表のセカンドアルバムです。本作収録のパラノイドの大ヒットにより、サバスの名は一躍有名になりました。サバスの最大の特徴といえば、トニーアイオミのまるで死体をズルズルと引きずっているかのような重たいギターサウンドです。これは後のドゥームメタルのみならず、あらゆるメタルバンドに今なお影響を与え続けています。特にアイアンマンとウォーピッグスの二曲は、サバスの代表曲の中の代表曲です。

もしあなたがヘヴィーメタルのファンであるならば、ヘヴィーメタルの帝王ブラックサバスを聴かないわけにはいかないはずです。ただしサバスは中毒性があるので注意してくださいね!

・「語りたい!でも語れない!
ジャケ写が全てを物語っている、ということにしたいんです。独り街灯の無い真っ暗な夜道を歩いていたら、鬱蒼と茂った木々の奥からこんなカッコしたおっさんがいきなり飛び出してくるんです。その衝撃、恐怖、不条理、胡散臭さ、訳分からなさ、…走馬灯のように駆け巡る色んな感情がそのまま音になっている。初期サバスのアルバムには、リフとリフの行間から不気味な陽炎のような、もしくは磁場のような何かが発生しているような感じがしますね。

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天の守護神(紙ジャケット仕様)

・「素晴らしいマスタリング!
ダブル紙ジャケ仕様で復刻された、サンタナの最高傑作とも評価の高いアルバム。特筆すべきは06年に施されたデジタルリマスタリング処理。だいたいLPよりいい音のCDはないと思っていましたが(特に古いCDはひどいね)、これはいいぞ。抜けが断然違う。もちろん楽曲自体も代表作「ブラック・マジック・ウーマン」他トータルアルバムとしての完成度が高く、今なお新鮮。名盤の由。当時のLPそのままの帯、解説書や、ポスターもくすぐる。ぜいたくを言えばこの時代を感じさせるアートをデカジャケ仕様で出してくれればもっとよかったかな? とにかくエンジニアの仕事に脱帽。

・「文句なしの音質
このリマスタリングはすごいの一言。1曲目の高音でキラキラとなる音を聞けば、このCDのすごさはよく分かる。アナログに引けを取らない音質となっている。値段も非常に良心的に設定されていると思う。良心的よりもよくこの値段で出したというのが正直な感想。サンタナの数あるアルバムでも最高といわれる初期3部作の中で1枚目、3枚目よりもダントツに安定感のある曲が並んでいる。まったく何度聞いていても飽きが来ない。3枚目が最高という人も多いが、自分の中ではこの2枚目がサンタナの最高のアルバムだと思っている。損は絶対にない。

・「売り切れるとしたら本作から!?
70年発表、サンタナの代表作であり、歴史的名盤『天の守護神』。前作の躍動感はそのままに、全てにおいてパワー・アップしたサウンドは2ndにして早くも完成の域に達しているように思えます。カルロスの泣きのギターも本作ですでに完成されていて、彼の代表曲「ブラック・マジック・ウーマン」は今尚さまざまな所で耳にする名曲です。

最初のギターのトーンから、聴く者に本作への期待感を抱かせる「風は歌い、野獣は叫ぶ」。ノンストップで流れ込むのは「ブラック・マジック・ウーマン」!この曲は元々フリートウッド・マックのカバー曲なんですが、おそらくサンタナのオリジナルだと思っている人の方が多いのではないでしょうか。それくらいサンタナの代表曲として定着している曲です。他にも、ライヴでも定番の「僕のリズムを聞いとくれ」。アグレッシブな曲ながら最後は静かなボレロ風の展開でA面を締め括る「ネジャブールでのできごと」。ファンからの人気も高い「君に捧げるサンバ」等、まさに捨て曲無しの名盤です。

ボーナス・トラックも「ブラック・マジック・ウーマン」等のライヴなので、それだけでもそれなりに楽しめる内容です。紙ジャケはA式見開きジャケットで、内袋付きです。また、それ以上に注目なのはやはり2006年リマスターです。

ここで一つ注意点があります。今の所この最新リマスターは紙ジャケ盤のみとなっています。ソニーの紙ジャケは他のメーカーに比べると比較的生産量が少なく、発売後1年もせずに売り切れることが多々あります。その際、売り切れるのは大体人気の高い順なので(ビリー・ジョエルやTOTOの時はそうでした)、サンタナの場合は『キャラバン・サライ』か本作あたりから売り切れていくことが予想されます。私は過去に苦い経験があるので、発売後すぐに購入しました。今現在、店頭等でもまだ売り切れにはなっていないようですが、リマスター盤が欲しい方や紙ジャケに興味のある方は、念のため早めに買っておいた方がいいかもしれません。

・「ワン・アンド・オンリー
アナログ盤発売当時、まずそのジャケットに目が釘付けになったが、そのイメージ通りのサウンドにまた驚いた。マイルスの「ビッチェズ・ブリュー」も同じイラストレーターだが、感心せざるを得ない。このアルバムといえばお馴染みのブラック・マジック・ウーマンとオ・エ・コモ・バである。2曲ともオリジナル曲でないが、サンタナ流に見事にアレンジされていて、この辺が並々ならない力量を示している。1曲目から続く曲順はこれしかないという流れでコンセプトがしっかりなされている証拠だ。ある意味キワモノと思われていたサンタナが本物であることを如実に示したアルバムで、続くサードアルバムではサンタなのロゴさえジャケットに記していない。紙ジャケット盤で再発に当たってリマスターされ音質が数段グレードアップしているのも特筆される。

天の守護神(紙ジャケット仕様) (詳細)

サンタナIII(紙ジャケット仕様)

・「ニール・ショーンを加えて、さらにパワーアップ!
 前2作が大ヒットを飛ばしたサンタナの3作目は、ジャケットにタイトルもバンド名さえも無く、宇宙に妖怪(?)が浮かぶ不気味なものだ。すわ、ラテンロックからSFチックな音作りに方向転換か?と危惧する必要はなく、あくまでパーカッションはチャカポコ鳴り、ギターは鳴いていて、しっかりラテンしている。

 本作からニール・ショーンとのツインギター構成になっていて、ネットリとまとわりつく様なサンタナとシャープなショーンの2本のギターのコントラストはなかなか魅力的。 前の2作は共にカラッとした雰囲気を持っていたが、本作はブルースっぽさを全面に打ち出していて、派手さはないものの、独特の味わい深さを持った名作である。

・「サンタナ・ロック
 ラテン・ロックと呼ばれてデビューしたサンタナは二作目の「天の守護神」で大ブレークして世界中にその魅力を拡散して来た。その大ヒット作の陰で少し評価が地味になってしまったのが本作である。しかし、中身は初期サンタナのラテン・ロックの集大成的な内容を持ち、且つ各曲の出来栄えはかなりのレベルを持っている。アルバムとしての纏まりは「天の守護神」よりも充実している感がある。またロック色が前面に出たパワフルな曲が多く、サウンド的には彼等のアルバムの中でもヘヴィーな方に属すると言える。「グアヒーラ」「ディペンド・オン」等のラテン・ビートも絶好調で、ロック的な「ジャングル・ストラット」が好印象である。これらの音はこのアルバムまでがレコード・デビュー時のオリジナル・メンバー(N.ショーンが加わっただけ)で作った最後のアルバムである事にも起因しているように思える。つまり初期メンバー構成がかなりロック色の強い音を出せるバンドであったと言うことだったのだろう。これ以降、ややジャズ寄りになったり、宗教掛かって来るサンタナであるが、それもメンバーとの確執がもたらしたものだったのかもしれない。 現在に至るまで数多くの作品を作り続けてきたサンタナ、その最もエネルギッシュだった初期において一つの完成形を見たのが本作「サンタナ3」である。

・「最高にカッコいいギター・アルバム
71年発表、サンタナの3rdアルバム『サンタナIII』。後にジャーニーを結成するギタリスト、ニール・ショーンを迎えて作られた本作。前2作のようなパーカッションによる躍動感溢れるラテン・サウンドはそのままに、ニールとカルロスのスーパー・ギタリスト同士の白熱のギター・バトルが火花を散らし、全編にわたって独特の緊張感が漂う、ロック色の強い作品に仕上がっています。

ニール・ショーンが挨拶代わりと言わんばかりに早くも超絶ギター・テクニックを披露する「バトゥーカ」。ノンストップで流れ込むのはラテン色の強いサンタナらしいナンバー「孤独のリズム」。カルロスの泣きのギターが官能的なムードを引き立てる「タブー」。本作のハイライトとも言える名曲「祭典」では更に熱を帯びるカルロスとニールのギター・バトルにグレッグ・ロウリーのキーボードが加わり、三つ巴のバトルが展開します。ギターでもキーボードでもなく、ベースがメインの「ジャングル・ストラット」。タイトル通り情熱的なリズムでラストを飾る「情熱のルンバ」。

1stで聴ける荒々しいリズム感と、2ndのアルバム通した完成度。この両方を併せ持つ本作。流麗で伸びやかなカルロスのギターと、ナイフのように突き刺さるニールの鋭いギター。まさに互角と言える両者のバトルは聴く者全てを圧倒します。

本作はファンの間では最高傑作に挙げられることも多い名盤ですが、実際のところかなり過小評価されている作品です。代表作とされている『天の守護神』や『キャラバンサライ』だけ聴いて本作をスルーしてしまう方も多いように思えますが、個人的にはサンタナ作品で最も好きな作品です。特にギターがカッコイイ作品なので、ギター・ファンの方なら絶対に気に入ると断言できます。また、非常に完成度の高いアルバムなので、ギター・ファンならずとも是非聴いてもらいたい作品です。

・「過小評価・・・
ジャケットは常人には理解出来ないので、追求するのはやめましょう。「宇宙」だそうです(笑)。16そこそこの二ールをサイドに、弾きまくるポンセならぬカルロ。リマスタ版でのライヴがすべてで、この時期のカルロは「イってます」。ただ、曲的に秀作が多く「嵐の前の静けさ」ならぬ「崩壊前のラストスパート」が垣間見えます。この後、しだいに宗教色が強くなり特に若いメンバーは脱退していきます。バスケやらレストランのオーナーやら大変です・・・しかし、バットトリップを繰り返しながらも、演る事はヤッテますのでご安心を・・・特にリズム隊の奮闘が目立ちます。サンタナ・ビギナーの貴方にもお勧め!!(本当は最高作なのに・・・)

・「サンタナ ちゅうたらあんたこれですわいな。
 アブラクサスもキャラバンサライも凄いけど、私のサンタナはこれ。高校生の頃、某札幌市狸小路近くの地下喫茶店で何時も流していたこのアルバムを、煙草吸いながら良く聴いていました(^^;;。ジャケットも幻想的でアブラクサスに負けない出来ですが意味が判りません・・・「宇宙」だそうですが・・・。まだ餓鬼んちょの二ールショーンを脇に置いてフレーズが尽きるまで弾きまくる無我の境地カルロスサンタナ。ボーナスライブはオマケで宜しい。宗教がかったキャラバンサライに行ってしまう直前の「酒・女・薬」にどっぷり漬かっていたメンバー達の「トリップ状態」が垣間見えます。

 本当は最高傑作なんですが、そのようなダーティなイメージが付きまとう為に少数派の声でしかない「もったいない」熱狂アルバム。うーん万人が聴くべき音ですな。これはアフリカンでラテンロックじゃないとか今でも言っている一部熱狂的なアンチ派もいまして困ったもんです。アフリカンだとしたらそれはリズム(太鼓系)だけのこと。旋律はあくまでもラテンでしょ?最近のサンタナだったらいざ知らず、この頃の彼等は従来のロックカテゴリーでは片付けられなかっただけのことでしょう?たかが分類にガタガタ言うなってこと。

サンタナIII(紙ジャケット仕様) (詳細)

Don't Look Back

・「ボストンといえば、ドント・ルック・バック!!
世紀の名曲ドント・ルック・バックを初めて聴いたのは、中学3年生の時でした。 FMラジオから流れてきたそりゃもうカッコイイ音の洪水。 メロディアスな曲に絶妙のハーモニー。聴いたとたんにノックアウトでした!! 当時、ビートルズのLPレコードを買いあさっていたボクですが、 ビートルズを浮気して、このドント・ルック・バックLPを購入しました。 LPレコードジャケットからはみ出さんばかりの宇宙船ボストン号のイラスト。 これがまた魅力的でした。 二つ折りジャケットを広げると、大迫力のボストン号新惑星着陸の図が楽しめたもんです。 CDでは、当時のイラストの迫力は望めませんが、音質はかなりUPですね。 素晴らしいのひと言です!! ボクは、このセカンドアルバムが最初だったので、ボストンといえばドント・ルック・バックです。 洋楽ファンのコレクションマストアイテムです。 輸入盤、日本盤にかかわらず買っておいて間違いない作品ですよ!!

・「これぞリマスター!
真のリマスター盤とは正にこの事でしょう。楽曲については今さら言うまでも無いでしょうしボーナストラックも必要無いと思います。音の分離、定位、クリアー度等、28年も前のアルバムとは思えない仕上がりに本当に感動しました。特に4曲目のA Man I'll Never Beの臨場感はアナログレコードから聞いている方には驚きの一言ですよ!(ヘッドホンで聞いてみて下さい)。これほどの完成度に仕上げられるのもTom Scholzの技量とレコード会社に対する発言力が有ればこそ(多分)と感じます。今回の2枚のリマスターで全てのアルバムの音の時代差がほとんど無くなったようにも感じます。ちなみにU.S.盤のレビューです。Tom Scholz恐るべし!

・「前作以上の美しさとスケール
ボストンの2nd『ドント・ルック・バック』。デビュー作で空前の大ヒットを記録した彼らが2年ぶりに発表した、前作の続編といった印象の作品。

キャッチーなイントロの軽快なロック・ナンバー「Don't Look Back」、ギター・ソロが最高にカッコイイ「It's Easy」、その2曲を繋ぐプログレッシブなインスト曲「The Journey」も秀逸です。そして、本作のハイライト「A Man I'll Never Be」。この曲はトム・ショルツの華麗なギター・フレーズとブラッド・デルプの感情豊かなボーカルが見事な融合を果たしている名バラードです。旧B面も、サビのコーラスが美しい「Feelin' Satisfied」、いかにもアメリカン・ロックといった印象の「Party」など名曲揃いです。

全体的に前作の延長線上のものといった感じなので真新しさはありませんが、その分前作が気に入った方は絶対に気に入ると思います。個人的には1stよりも「A Man I'll Never Be」が収録されている本作の方が好きです。

尚、この輸入盤は紙ジャケット仕様ではありませんので、ご注意を。

・「異例のセカンドアルバム
大ヒットしたデビューアルバムからセカンドアルバムを出すまでに約二年間のブランクがあった'78年の作品です。普通新人バンドの場合、デビューアルバムがヒットしたなら、あまり間を置かずにセカンドアルバムをリリースするものですが、そんな常識ボストンには通用しません。どんなに待たされても、期待を裏切りませんからファンは離れないのです。このアルバムは前作の延長線上にあるもので、ファーストが気に入った人なら必ず気に入るはずです。これはちょっと・・・なんて曲はあろうはずがありません。クレジットにもあるように、シンセサイザーもコンピューターも使われていません。それでもこれだけのクォリティのアルバムを私達に提供してくれるのです。トムショルツという人は本当にアーティスティックな人なんだなと思います。

・「衝撃のリマインド・リマスターです!
「コンピュータ使用せず」「シンセサイザー使用せず」

この名ゼリフを生み出し、なお且つジャケットに初めて刻印された、記念碑的(?)なボストンの2ndアルバム。

1stアルバムの爆発的な大ヒットを受けて、その当時、オープン・ジャケットで発売されました。日本盤CDはそれを忠実に再現した紙ジャケなので、実はソチラの方がお奨めです。

トム・ショルツ本人による今回のリマスタリングは驚愕すべき出来の良さで、ちなみに1stアルバムは、SACD盤よりも高音質だと思います。

発売当時、初めてこのアルバムにレコード針を落とした時の衝撃はもの凄いものがありました。

1stアルバムが超名盤で、「これに匹敵するアルバムなど有り得ない」と思っていたのですが、2ndの1曲目「Don't Look Back」を聴いただけで「ぶっ飛んで」しまい、「人間として生きてきて良かった」などと、もはや訳の判らない境地に達してしまったものです(笑)。

分厚いのに透明感があり、重厚なのに耳ざわりが良く、壮大なのに繊細なボストン・サウンド。

今回のリマスター盤は、あの時レコード針を落とした時の衝撃を、思い出させてくれました。

「本当に人の心を打つ」モノというものは、安直な機械や、計算ばかりの電算機で創り出されるモノでは無い!、という事・・・「本気で人間が創りだした」モノというものは、いかに時代が経過しようとも、決して古くならない!、という事・・・

ロックを愛し、理解しようと思っていらっしゃる若い音楽ファンの方々に、もしこの機会にそれを感じて頂けたなら、古くからの一ファンとして、嬉しい限りです。

Don't Look Back (詳細)

太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)

・「いや〜驚きました・・・
キング・クリムゾンの曲が車のCMに使われるなんて・・・こんな選曲ができるCMプロデューサーは、きっと私と同年代で熱烈なクリムゾンファンに違いありません。多くのファンを驚かせたと同時に、King Crimson て何者・・・?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

1969年の衝撃的なデビュー以来、現在もアルバムがリリースされ過去の音源がいまだに若いファンを増やし続けているプログレッシヴ・ロックの筆頭で、ピンク・フロイドと並んで常に頂点に君臨する、まさにモンスターグループです。

CM曲になっている「イージー・マネー」が収録されているこのアルバムは1973年発表の6作目で、内容は作曲半分、即興半分の前衛的超テク頭脳派音楽共同体ロックといった感じでしょうか・・・。けれどロック好きなら難しく構えることはありません。

作品数も多く、メンバーも演奏もその時代によって違うのでどれから聴けば良いという答えもありません。

どうぞ気楽に、興味を持たれたこの作品からお試しください。そして、ショボいロックなんかひれ伏してしまうほどの圧倒的な音世界を体感してください。

・「“バイオレンス・クリムゾン”
デビュー作『クリムゾン・キングの宮殿』で世界中を驚かせたキング・クリムゾンは、2nd以降幾多のメンバー・チェンジを繰り返しながらアルバムを発表しては来たものの、1stのインパクトがあまりにも大きすぎたばかりにその呪縛から逃れられずにいた。しかしビル・ブラッフォード、ジョン・ウェットン、デビッド・クロス、ジェイミー・ミューアという個性の強いアーティストを集合させたロバート・フリップが、起死回生ともいうべき強烈な作品でその1stの亡霊を完全に払拭したのが通算6作目となったこのアルバムだった。優美でメランコリックな側面と暴力的とも言える側面を併せ持ったこの作品は、無駄な贅肉を削ぎ落とした強靭な肉体を連想させるくらいにゴツゴツした作風であり、これは後々のクリムゾンを形容した“メタリック・クリムゾン”の原型とも言うべきサウンド・コンセプトの上に成立している。特にビル・ブラッフォードとジェイミー・ミューアのパーカッションが暴風雨のように暴れまくる様は圧巻。その合間に登場するデビッド・クロスのバイオリンも、非常に高いテンションをキープしている。元UKのエディ・ジョブソンのバイオリンは華麗なイメージがあると思うが、デビッド・クロスのそれはもっと幅が広く重心が低い。天才的なプレイヤーだと感じる。この作品によってクリムゾンは、『宮殿』だけではない別な側面がある事を世界的に認知され、本当の意味でのビッグ・グループに昇格したとも言える。しかしながらジェイミー・ミューアは後のロンドン公演で負傷、脱退せざるを得なくなり、最強のメンバーを集めたこの布陣での活動は短命に終わってしまった。

・「Larks' Tonguesは男性、Aspicは女性
以下は筆者の解釈です。Larks' Tonguesはひばりの舌、硬いが、しかし実は繊細なものを、aspicはゼリー状の料理、暖かくて柔らかい包容力のあるものを、それぞれ表象しています。ジャケットは、太陽たる男性と月の女性を表象しています。Larks' Tongues in Aspic part1は、はっきりとしない、ためらいがちなスタートから、すこしづつ夢中になっていく様を、PART2は反復運動の後に絶頂へと達する様を表象しています。途中の4曲ですが、男性の感情・本性を表現しています。book of saturdayは表面的なやさしさを、EXILEは気障さと弱さを、EASY moneyはずるさを、talkingdrumは凶暴さをあらわしています。このアルバムはこういったことをものすごく高度なレベルで抽象化した、類まれな作品です。したがって毒蛇がどうとか、「太陽と戦慄」いう日本語題名は実はまったく関係ありません。もっともこの題名は有名になったという意味では大成功ですね。

・「ゼリーの中の雲雀の舌
このアルバムの頃のバンドの状態などは他の方々が書いているので、省略します。

長いヴァイオリンのイントロはこのアルバムを聴く度にワクワクさせてくれます。Larks' Tongues In Aspic ! なんて素晴らしい曲だ!パート1とパート2でサンドイッチ状態の他のタイトル曲以外のチューンも、ジョンの渋い声とビルの素晴らしいドラムとデビッドの綺麗に奏でるヴァイオリンとミューアの複雑怪奇なパーカッションが完璧なハーモニーを作り出しています。クリムゾンと言えば、1stのイメージが強いですが、このアルバムは全く違うバンドだと思って聴いてください。

このアルバムはタバコや麻薬のように、やめられなくなります。

・「70年代クリムゾンの金字塔
1stアルバム「クリムゾンキングの宮殿」以降のアルバムの中でも、特に完成度の高い作品。新たにバイオリンを導入し、ハード&メタルなサウンドに独特の哀愁感を漂わせている。ビル・ブラッフォードの小気味良いドラムスの「トーキング・ドラム」も聴き所。

Liveで必ずと言っていいほど演奏される、「太陽と戦慄part1、2」はクリムゾンの中でも名曲中の名曲。緊迫感満点の演奏とメロディラインにまさに「戦慄」させられる。「土曜日の本」「イージーマネー」など、Liveでもお馴染みのナンバーが目一杯つまっており、30年経過したとは思えない名盤である。

太陽を表現したシンプルかつ印象的なデザインの紙ジャケ仕様も、懐かしのLP時代を思い出させてくれてVeryGood!(もちろん大きさは全然違うけどww)

太陽と戦慄(紙ジャケット仕様) (詳細)

闇夜のヘヴィ・ロック

・「それでも名盤!
エアロの最高は、やはり「ロックス」ということになってしまうが、それでも本作は当然、「ロックス」とともに必携の名盤であることに変わりはない。ライヴでも定番で、他アーティストにカバーもされている超有名な 1.、4.、6.は当然のこと、「ロックス」の最後にも甘い系バラードが配置されていたことを考えると、この時点で次作のプロトタイプが出来上がっていたことを確信させる 9.、アメリカン・バンドらしい、ビッグ・バンド風アレンジにのせた5.他、アメリカン・ロックの名作にふさわしい充実した内容。「ロックス」のダークネスと比べると、なんかオープンで無邪気なかんじが強いところが対比的である。

・「傑作
エアロスミス大躍進のきっかけとなった、この作品にこそ『飛べエアロスミス』という邦題を付けてあげたい。前作までの泥臭さが薄まり、洗練されてきた。一曲目に飛び出すTOYS IN THE ATTICに驚いた人も多いはず。明らかに前作とは雰囲気が違います。そして、なんと言ってもWalk This Way と Sweet Emotion 。

ライブの定番曲となったこの曲を聴かずしてエアロスミスを語るなかれ。このオリジナリティこそ、現在もエアロスミスが最前線で活躍し続けている理由なのだ。個人的には、やはり次作『ロックス』が最高傑作なのだが、これを最高傑作と言われる方も少なくない。言い直します。このアルバムを聴かずしてエアロスミスを語るなかれ。

・「ROCK&ROLL!!
とにかくロックしている。ロックと一口に言っても幅が広いアルバムだ。1曲目はギターイントロからヘビーだ。疾走感もある。現在における新作(Honkin' On Bobo)に通じるトコロもある「BIG TEN INCH RECORD(イカした10インチレコード)」やライブでの定番ナンバーの「SWEET EMOTION(やりたい気持ち)」「WALK THIS WAY(お説教)」などは、このアルバム収録だ。

エアロのバラードとしては3本の指に入る名曲「YOU SEE ME CRYING(僕を泣かせないで)」もこのアルバムの最後に収められているのにも注目だ。これだけ名曲が揃っていて、またトータルクオリティーも高いアルバムは珍しい。お世辞抜きで捨て曲がない。曲順も良い。後作のロックスと比較が難しいほど、完成度の高いアルバムだ。

・「タイトルトラックに痺れる
私自身エアロの傑作は「ドローザライン」だと思っていて同じ5つ星でも本作やロックスのほうが劣ると感じているのだが、どうやら世間の評価は私とはだいぶ違ってロックス同様本作が最高傑作という評価。本作で感じるのは一曲ごとの出来がここまで違うか!という事。元々1,4,6,9は素晴らしい。1ほどライブのオープニングを飾るのに相応しい曲も珍しいほど華やかで一瞬でオーディエンスを惹き付け巻き込んでしまう。4は言わずもがな・・・ジョーの最高傑作と言って間違いない。ジャストプッシュプレイを書いたスティーブンがインタビューで「それでもあれにはかなわない、俺がウォークディスウェイを書けていたらなぁって心底思うんだ」って本気で羨ましがっていた 6はトムのベースラインが唸りをあげる名曲。演奏そのものが迫力の塊のようで聴いていても嬉々としてくる。9の美しさは素晴らしいの一言。ハードな声に綺麗なメロディラインは反則に近い。あれ?書いてたらやっぱりこのアルバムは凄いわって再認識させられたような・・・

・「エアロ版ポップアルバム
エアロのアルバムの中で一番ポップな色合いを持つアルバム。どの曲も他の曲とタイプが同じものはなく、これほどまでにバラエティーに富んだエアロのアルバムも無いのではないか?

ロック、ポップ、ラップ、バラード、ハードロック。さまざまな要素が注ぎ込まれている。このアルバムを期に一気に上昇気流に乗るエアロだが、その理由はこのアルバムを聴けばよく分かる。

とにかく楽しい。

闇夜のヘヴィ・ロック (詳細)

ハイドラ

・「最高の音!
 再発の紙ジャケ盤が入手困難状態になっているTOTOの初期4部作、その中でもおそらく一番聴いてないアルバムでしたが、このリマスター盤のお陰をもって認識がかなり変わりました。CDの'96リマスター盤と比べてみても、こんなに躍動感があったっけというのが初めの感想でした。とりわけ、『HYDRA』のくっきりしたベースラインとドラムのシンバルの音の残り方、『99』はメロディーの良さは以前から好きだったが、ベースのパンチがさらに抑揚をつけ、『LORRAINE』なんかは、静からアップテンポに変化する曲調がさらに強調され、静のペイチとアップのルカサーのボーカルがきまる、すごくいい曲だと再認識しました。このアルバムは、ベースラインが生命線であるにも関わらず、以前のCDやLPではくぐもった感じで勿体なかったなと感じてます。 躍動的で重厚な音作りでは、大傑作「聖なる剣」よりも遥かにいい。このアルバムが、ホームであるアメリカで評価されなかった事が、TOTOの苦難の道のりを暗示しているようで、今ではそれが非常に残念です。

・「 黒魔術的な蒼いイメージがアルバム全体を包み込む
 スパーグループ「TOTO]の2枚目のアルバム、前作が大ヒットしたので前作のイメージを崩さない2番煎じのようなアルバムが出ると多くの人が予想し、それを望んだと思うのだが、このような多くのファンの予想を裏切り、万人受けする作品とはいいがたい、暗めでやや難解な前作よりもとっつきにくいアルバムを出したのは勇気があると思う。ライナーを読むと「前作は忘れてくれ、これがトトの真の意味でのデビューアルバムだ」とメンバーが話しているので出来には満足していたようだが、セールス面では前作を超えられなかったようで、シングルも「99」が20位台まで上ったのみだった。しかし僕にはこのアルバムは前作よりも劣っているとは思えない。メンバー全員で作曲したタイトル曲はものすごい曲で、この曲の完成度は高く、トトの全ディスコグラフィーの中でも最高の部類に入る曲だと思う。ルカサーの歌う「99」はなぜ大ヒットしなかったと不思議に思うくらいに見事なバラード、他にも「ロレイン」や「シークレットラブ」ボビーのボーカルが見事な「ママ」など聴き応えのあるナンバーが収録されている。

・「ルカサーの音、これが最高!!!
VAN HALENの劇的な登場もあってルカサーを前面に出したセールス展開がなされた2枚目。ジャケットはルカサーだという話もあれば、一方でS.PORCAROだと一時物議がありましたが、そんなの関係ない!!未だにライブの定番である‘99’‘WHITE SISTER’(2曲とも当然だけどかなり盛り上がる)をはじめ、ルカサーがレス・ポールに凝ってた極めて限定された時期の作品であり、私が思う最高のアメリカで鳴らしたレス・ポールの音をメインとしていてグイグイです!(あとは、BOZの“MIDDLE MAN”全般とCHARの“U.S.J”に入ってる‘SMOKEY’での掛け合いのソロでレス・ポールのルカサーはキマリですな!!!)結局、1枚目や4枚目のようなのがTOTOのイメージだし実際よく売れたのですが、私は本作の「綺麗な音だけじゃないぜ、俺らロックバンドだぜ」とでも主張するようなパワーは侮れず、同様の理由でサウンド、曲としても次作“TURN BACK”も相当好きです。こうした方、結構多いのではないでしょうか。とはいえ、6枚目までは全部好きですが…。今となってはやはり“4”からスタートする方も多いのでしょうが、1枚目との間で、ある意味埋もれがちな本作、3枚目“TURN BACK”も絶対聴き逃せないマストアイテムとしていただきたいです。

・「スリリングなロック・アルバム
本当に念願だったリマスターは、日本仕様のみとはいえ、良く出来ています。そして、このクウォリティが日本からの発信となった事が、とても嬉しいです。

発売当時、何かで読んだ記憶なのですが、「ヴォーカル以外は一発録音」という事でした・・・本当ですか?ただ、その真偽は別としても、ははぁと、うなずけてしまう程のテクニックです。

TOTOは、その素晴らしいメロディー・ラインと、「超」が付く演奏テクニックが逆に災いして、時として「スリルが無いなぁ」などと思った瞬間もあったのですが、今、改めてこのリマスター盤を聴いてみると、とんでもなく良く出来ている事が判りました。

特にこの「ハイドラ」は、サウンドのエッジがキリッと効いていて、もの凄く高次元のロック・アルバムに仕上がっているんですねぇ・・・一曲一曲の出来が、旋律・アレンジ・演奏、どれを取っても最高です。

この当時のTOTOはそのテクニックゆえ、ライヴ・パフォーマンスは抜群で、それこそスリリングでした(今も上手いですが)。後のライヴ・アルバムでも、タイトル・チューン「ハイドラ」は1曲目に入っていて、彼らにとって特別なアルバムになっている様です。

折角の機会です。興味ある方々は勿論、往年のロック・ファンの方々も、是非、聴いて(或は聴き直して)下さい。

・「“Hydra”=“ヒドラ”
前作をさらにスケールアップさせたTOTOの2nd『ハイドラ』。“ハイドラ”というとピンとこないですが、“ヒドラ”といえばRPGをやる方はピンとくるでしょう。日本のやまたのおろちのような、ギリシャ神話に出てくるたくさんの首を持つ竜のことです。このタイトルから想像できるように、スリリングな名曲が多く、アルバム全体を通して非常に一体感のある作品です。

ハイドラ (詳細)

ファイアー・アンド・ウォーター+6

・「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム
70年発表の3rd。フリーの最高傑作であり、実際に一番売れたアルバムだが、現在ではロックの定番中の定番として愛され続けている作品だと思う。小生もこのアルバムはことがあるごとに必ず聴いている愛聴盤として別格の扱いをしている。決して渋すぎず、かと言って甘くもない。表情豊かなヴォーカルとそれをしっかりと支えるリズム隊、そして印象的なギターのトーンと決して変わったことをやっているわけではないはずなのに、そして派手な音楽をやっている分けではないのに華やかに聞こえるこのサウンド・・・一曲目のイントロを聴いただけで、このアルバムは違うな!と気が付くはず。全曲が研ぎすまされたかのような名曲揃いだけど代表曲の7.やフリー流のヘヴィネスを追求したかのような5.は一度聴いたら忘れられない傑作。これを聴かずしてロックなど分かるはずもないと思う。全音楽ファン必聴の名盤だと思います。

・「フリーの最高傑作
70年発表、ブルース・ロック・バンド、フリーの最高傑作『ファイアー・アンド・ウォーター』。本作から聴き始める方のために一応書いておくと、ジャケット写真左から順にアンディ・フレイザー、ポール・ロジャース、ポール・コゾフ、サイモン・カークです。ポール・ロジャースのソウルフルなボーカルと、ポール・コゾフのギター・リフから成るサウンドは、ハード・ロック的でもあります。コゾフの泣きのギターと、フレイザーのユニークなベース・ラインにも注目です。

ハードなギター・リフで幕を開ける「ファイアー・アンド・ウォーター」。切ない歌詞と感情豊かなボーカルが聴くものを惹きつける「オウ・アイ・ウェプト」。クリーム時代のクラプトンを彷彿させる、コゾフの優雅なソロが聴き物の「リメンバー」。ピアノが終始暗いムードを醸し出す「へヴィ・ロード」。80年代のバンド、MR.BIGがここからその名を取ったという「ミスター・ビッグ」。静かなトーンで、しっとりと歌いあげる「ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー」。そして、最後は金属的なギター・リフが印象的な大ヒット曲「オール・ライト・ナウ」。

今ではロック・ファンの定番アイテムとなっている本作ですが、当時まだ二十歳前後の4人が作りあげたとは思えないほど、ディープ且つクールなロック・アルバムです。2001年リマスターで音質もなかなか良いので、買おうかどうか迷っている方は、買って損の無い作品です。

ファイアー・アンド・ウォーター+6 (詳細)

グランド・ファンク・レイルロード登場

・「「激音3ピース」
ポリス、クリーム、ニルヴァ―ナ、などと同じ伝説の3ピースバンドで、69年のこのアルバムでデビューした当時は案外評価は低かったのだが、あのレッド・ツェッペリンの前座で演奏したのは良いが、そのあまりの衝撃にメインを食ってしまったほどの逸話があるほどなのだ。アメリカン・ハードロックの元祖とも言われていて、ハードロック+ファンク+ブルースを混ぜたような感じで、とても3ピースとは思えないほどの凄まじい破壊的な演奏力は圧巻だった。後に「荒削りな暴走列車」と言われるようになるだが、その荒削りな中にもしっかりとした、けれんみの無い演奏は徐々に聞く人の心を掴み取り、日本でも大ブレイクしたのだった。そして、71年の初来日公演でのどしゃ降りの雨の中で演奏した「伝説の後楽園公演」や、アルバム『We re an American Band』(74年)でついにハードロックの頂点に立ち、名実ともにトップスターに上り詰めたのだった。このアルバムには、①⑦のヒット曲もあるが、まだ初々しいほどの荒削り加減で、まるで原石のようだ。だが、宝石になる前のこのアルバムから聞いてもらっても遅くはないので是非。

・「ブリティッシュロックを蹴っ飛ばせ
アメリカのハードロックを語る上で欠かせないGFRの1stです。ブリティッシュとくにもレッドツェッペリンとの逸話はあまりにも有名。レッドツェッペリンの前座を務め圧倒的な演奏を見せつけさらにはツェッペリンUが出る前にこのレコードが正式に発売になりさらに立て続けにセカンドアルバムも出しています。ブリティッシュハードが最高と思っているあなた、69年にもう1st&2nd録音していたGFR彼らは間違いなくロックの先駆者です・・ブラックサバス1stもディープパープルインロックもまだ発売されていなかったのだから・・・

・「やはり初期が最高
基本的にブリディッシュロックが好きな私ですが、本作とセカンドそして2枚組のライブアルバムあたりは滅茶苦茶に盛り上がります。

久しぶりに又、聴いてみようと思います。

・「グランド ファンク レイルロードの衝撃デビューアルバム!
1970年代前半を中心に活躍したアメリカンハードロックバンドのグランド ファンク レイルロードのデビューアルバムが 本作でもある1969年リリースの「グランド ファンク レイルロード登場」である。本作は全米アルバムチャート最高位27位を記録し、当時の新人バンドとしてはかなり高い評価を得たようだ。アルバムリリース直後のあのレッド ツェッペリンの前座として出演し、ツェッペリンを凌ぐほどの盛り上がりを見せたエピソードはあまりにも有名であり、かれらにとって名誉ある出来事だ。ちなみにGRF (グランド ファンク レイルロードの略)は69年の1stから71年の5thの「戦争をやめよう」までが前期、72年の6thの「不死鳥」から76年の解散までが後期として分かれており、どちらかというと自分は後期派だが、本作は前期のアルバムの中では最高傑作だと思う。

グランド ファンク レイルロードのサウンドスタイルというとヘヴィ且つ豪快なハードロックサウンドといわれているが、本作でもあるデビューアルバムは全体的に実験的要素も見受けられる。だがその要素が本作の魅力なのかもしれないし、デビューアルバムにしては上出来だ。本作には初期のLIVEのオープニングでお馴染みの曲でも有名で、彼らの名曲のひとつでもある(1)をはじめ、デビューシングルとしても有名なブルース風ヘヴィロックナンバーの(3)や、彼らにとっては代表的なバラードナンバーの(7)などといった名曲が収録されており、バラードタッチのロックナンバーの(2)や、軽快且つヘヴィなロックンロールナンバーの(4)などといった聴き応えのある曲も数多く収録されていることを考えると、最高傑作のひとつに挙げるにふさわしい内容といえよう。だが全体的にGRFにしては単純な仕上がりというような印象もあるかもしれないが、そこが本作の良い点かもしれない。まさに本作は最高傑作までとはいかないかも知れないが、名盤というにはふさわしいないようだ!

・「これぞアメリカン・ハードロック!
元祖アメリカン・ハードロック・バンド、グランド・ファンク・レイルロードのデビュー作。

アメリカン・ハードというとエアロスミスやボン・ジョビ、キッス辺りが今でも有名ですが、やはり本当の意味でアメリカン・ハードロックを体現していた最初のバンドといえば、このグランド・ファンクです。ツェッペリン、パープルを筆頭としたイギリス勢のように、ギター・テクニックを見せつけたり、洗練された楽曲を聴かせたりするのではなく、ただひたすらパワーとテンションで豪快なロックを演奏し、“聴衆に聴いてもらう”のではなく“音をぶつける”とでも表現したらよさそうな、単純明快なロックを聴かせます。

ライヴでも定番の「アー・ユー・レディ」、へヴィーなリフとブルース的な曲調が印象的な「タイム・マシーン」、嵐のようなドラム・ソロが強烈な「T.N.U.C.」、グランド・ファンクの代表曲でもある最強のロック・バラード「ハートブレイカー」等、聴き所満載のデビュー・アルバムです。ボーナス・トラックの「ハートブレイカー(オリジナル・バージョン)」もイントロが少し長くていい感じです。

ハードロックは好きだけどまだグランド・ファンクは聴いたことがない、という若い世代の方に是非聴いてもらいたいアルバムです。また、リマスターにより音質・音圧が格段に向上しているので、往年のファンの方も買い替える価値ありです。

グランド・ファンク・レイルロード登場 (詳細)

Tattoo You

・「案外捨て曲なし
このアルバムはツアーにでるために前作からほとんど間をあけずに大急ぎで製作されたものです。ボツテイクを掘り起こしたものとなったのもそのため。Start me upがレゲエだったというのは有名ですが、以前ミックはインタビューで否定してました。キースみたいに適当にある事ない事を言う人ではないので本当かも。ボツテイク集といっても昔の音源をそのまま収録したわけではなく、ボブ・クリアマウンテンによって80年代初頭最新の音に生まれ変わっています。ネイバースでは、ドラムビートを強調するあまりハイハット(八分音符をきざむ)の音が消されており、妙に沈黙した間のある曲になっています。Start me upは言うまでも無い名曲ですが、スクールメイツが踊りそうな明るいポップなノリの2曲目や、珍しくロニーがクレジットされたブルージーな5曲目、さらに4曲目のキースは最高です。最近のライブでもこれをやってくれないかと期待しているのですがやってくれません。後半のバラードも「友を待つ」を筆頭に名曲ぞろいです。ライブ・リックスにWorried About You のライブテイクがありますが、還暦のミックがファルセットで「ベイベェー!」とシャウトするのを聴くとあらためて楽曲のすばらしさを感じます。ちなみに、黎明期MTV用に製作されたStart me upのビデオ冒頭で炸裂するミックの踊りのダサさは、ストーンズ史に残る素晴らしさなので一見の価値があります。

・「刺青の男はA面とB面。
ストーンズをリアルタイムで聴いた最初の作品という事もあり、思い入れがあるアルバムです。「スタート・ミー・アップ」がビルボードのチャートを駆け上がって、これはカッコイイ!買わなきゃと思い即買いしたんだけど、当時16歳の自分にはなかなか泥臭い(バタ臭い)感じがして最初は、あまり聴き込めなかった思い出があります。

聴き所としてはA面1曲目「スタートミーアップ」はもちろんですが、B面1曲目「ウォリットアバウトユー」から始まり「友を待つ」で終るB面の、ミデアムテンポのブルージーな流れがとても心地よい。A面のロック調の流れもいいんですが・・・・・。

アナログレコードで聴いていた頃は、A面、B面別物として割り切って聞いていましたが、CD時代になってA面、B面と関係なく全曲通しで聴いてみると、違和感があり何かまとまりがないような気がするのが残念。

・「アルバム後半のバラード攻勢に感動
彼らの長い活動の中でも代表曲①、 得意技のアップテンポ・ナンバー②、 ホーンの心地よい③、 最近のライヴでも定番です渇いたギター・リフ炸裂キース・ナンバー④(ミックのコーラスはやけっぱち?)、 軽妙なブルース⑤、 ミックのヴォーカルならでは⑥、 ここからスローにファルセットにギターが絡む⑦、 静かに上り詰める⑧、 天国へ⑨、 泣かないで!?⑩、 そして代表的バラード⑪。 アルバムを通して、時には踊って又ある時には恋人と寄り添って聴いてみて下さい。ストーンズ入門にも、ぜひどうぞ。

・「コンプリート!
全曲素晴らしい出来映えです。ストーンズの中でもっとも洗練されたアルバムではないでしょうか。このアルバムからストーンズを聴き始めると、他が荒っぽく感じてしまうかも知れませんが、その荒っぽさ、ルーズさもストーンズの大きな魅力に感じていただけるのでは。個人的にはこのTATTOO YOUとBLACK AND BLUEが全盛期のストーンズの中で対極をなす優れたアルバムだと思っています。

・「START ME UP
 非常にコンパクトにストーンズのワイルドさを納めたアルバム。「女たち」までの近寄り難い雰囲気から脱して、初めて大衆へ開かれた(?)レコードだ。「寄せ集め」のアルバムだがそう感じさせないMIXで、まさしくREMIXの妙、どんな音源でも「どうにでもなる」見本でもある。

 「START ME UP」の原曲は、おそらくこういう曲ではないハズで、もっとダラダラとしたものであったに違いない(何箇所も編集されている)。それをここまでの曲にしたミックの圧倒的ボーカルも凄いが、キースの分厚いカッティングがクリアに飛び出して来る。皆があの黒いテレキャスを買いに走ったはずだ。

 「HANG FIRE」「WAITING ON A FRIENDS」が秀晩。これだけ音質の統一に成功したボブ・クリアマウンテンは、やはり只者ではない。それにしてもこのアルバムの素材になったようなセッション・テープ、海賊盤を見るまでもないがた~くさんあるんだろうなぁ。

Tattoo You (詳細)

ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)

・「反撃の狼煙
前作「サタニック〜」でサイケデリック音楽をやって袋小路にはまったストーンズが、開き直って作ったアルバム。今からみると黄金時代の幕開け、その第一弾として語られることが多いけれど、このアルバムは数あるストーンズのアルバムの中では、ちょっと特異なアルバムである。「自分達のブルースを」と手探りで作った実験作ともいえる。ブライアンはスライドギターを2曲で披露してるくらいで、キースがほとんどのギターを弾いている。それもアコースティックギターを。そしてオープンチューニングにセットしてあるのだが、後にキースの代名詞となるオープンGではなく、オープンEなのだ。このアルバムと次作「ブリード」でキースはオープンEを多用しているが、ゲストの少ない今作ではそれが一層際立つ。

惜しくも、発売当初のゴタゴタで「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と「ホンキー・トンク・ウィメン」の2曲が削られて地味な手触りのアルバムになったが、このどっぷりとした泥臭さには、時代に決別しても時代を吸い寄せてしまう魅力とパワーがある。「放蕩むすこ(Prodigal Son)」の、シンプルな疾走感のかっこよさといったらない。ビルのベースも、アルバム全体を通して気合が入っている(リマスターで再確認)。

崖っぷちのストーンズが一丸となって作り上げた、魂の名盤である。

・「いわずと知れたロックンロールの定番
前作がコケたおかげで、頭の切り替えが早く出来たのがストーンズにとって幸運だった。サイケかぶれの音楽シーンに大ショックを与えたザ・バンドのデビュー盤に遅れることわずか4ヵ月にして、それに劣らない名盤を送りだし、白人ブルースロックの隆盛の中でパイオニアとしての面目を保つことが出来たわけである。

しかし名盤にあえてケチをつけると、生涯地を這う覚悟のザ・バンドに対して、ミックはどこか軽い、というかあざとい。歌詞や主題にはフランスの毛沢東ブームに簡単に乗った跡が残っている。この尻軽男が(10)で絞り出すような声で「重労働者諸君に乾杯」と歌ってるのにはちょっと苦笑してしまう。他方でミックのボーカルにデビュー当時の甘さ、学生臭さが完全に消えて、南部のディープな世界をこなす表現力が付いたことも確か。

このアルバムと次作「Let It Bleed」でのキースの南部フレイバーの吸収消化ぶりは素晴らしい。またギターソロがキンキンうるさい1曲目をのぞいて、全曲にわたる転がり感、ドライブ感は、ロックンロールの永遠の模範というべきものだと思う。「ロックンロール」という言葉で連想する第一のものが、僕の場合このアルバムである。

ブライアンは(2)でのボトルネックギターだけで、彼のセンスの凄さ、ブルース通の中のブルース通ぶりが十分伝わってくる。このプレイを聴くたび、彼の南部解釈を生前もっと開陳してほしかったという思いにかられる。

・「ルーツ回帰の1枚
とにかくストーンズのルーツであるブルース色が濃い1枚で一般的なヒット曲のようなキャッチーな曲は少ないと思います。私は初めてこのアルバムを買った時は、しばらくSympathy for the DevilとStreet Fighting Man以外あまり聴きませんでした(笑。でも聴けば聴くほどストーンズのブルースワールドに引き込まれることでしょう。Factory GirlとJigsaw Pazzleが好きです

・「若いロックファンの方へ
私自身まだ20代のロックファンなのですが、最初に買ったストーンズのCDがこれで、正直最初聴いたときは退屈なアルバムだなという印象でした。と言うのもこの作品はかなりブルース・カントリー色が濃くて、今のロックファンにとってのロックの音とはだいぶかけ離れていて、なんとなく田舎臭くてもっさりした感じしかしなかったんですよね。それで1年間くらいはほとんど聴いていませんでした。ところがその後、ベスト盤の『HOT ROCKS 1964-1971』を聴いたり、FREEやクラプトンのようなブルースロックに目覚めて、久しぶりに聴き返してみたらこれがすごくいい感じなんですよね。要するにある程度ストーンズの曲を聴いたことがあるか、ブルースの良さがわかってないと理解しづらい作品なんだと思います。そのかわり一回ハマるとどの曲もかっこよく聴こえてきます。なので、もし最初にストーンズのCDを買うのならベスト盤からの方が入りやすいと思いますし、もしこの作品を最初に聴いて退屈に感じたのなら、しばらく寝かせておいてから聴き返してみることをお勧めします。名盤であることは間違いなく、星5つ付けたいところなのですが、最初はちょっととっつきにくいということで星4つにさせていただきました。