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▼プログレッシヴロック、とりあえず、これだけ聴いとけば良い。:セレクト商品

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「永遠のプログレの教則」「オリジナル・マスター恐るべし!!!」「素晴らしきメロディ」「限定盤で無いことを祈る」「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1」


YessongsYessongs (詳細)
Yes(アーティスト)

「おクチあんぐりの3枚組みでした(当時)。」「最強のプログレ集団による最高の演奏」「もう、これは神がかってます」「ライブのほうが絶対良いと思われるトラック多い」「プログレ全盛期を知ることができるアルバムです」


セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンドセリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド (詳細)
ジェネシス(アーティスト)

「ギターが美しい「シネマ・ショー」」「私にとって一押し」「一連の傑作群のうちの一つ。」「パウンドでイングランドを切り売りしている」「プログレファン誰もが認める傑作」


ザ・スピリット・オブ・ELP~K2HDエマーソン、レイク&パーマー・ベスト・コレクションザ・スピリット・オブ・ELP~K2HDエマーソン、レイク&パーマー・ベスト・コレクション (詳細)
レイク&パーマー エマーソン(アーティスト)

「音質が一番良く推薦できる、メーカーの功績大」


The Dark Side of the MoonThe Dark Side of the Moon (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「決して難解などではない。」「音楽史上の名盤中の名盤」「するめ」「大傑作!」「もっともピンクフロイドらしいアルバム」


MirageMirage (詳細)
Camel(アーティスト)

「ジャケット通りの「熱い」サウンドが楽しめます。」「究極の泣きメロ」「感傷派+α」「プログレ領域を越える予感」「最高傑作その1」


Caravan & the New SymphoniaCaravan & the New Symphonia (詳細)
Caravan(アーティスト)

「傑作ライブ盤!」「オーケストラとの共演ライヴ」「なかなか」「見事な融合」「オケとの融合が見事」


U.K.U.K. (詳細)
U.K.(アーティスト)

「ブリティッシュロックの奥深さを伝える名盤!!」「正統派ブリティッシュプログレが聴ける傑作アルバムです」「非の打ち所のない“英国ロックアルバム”」「是非一度聴いてみて下さい!!」


ThirdThird (詳細)
Soft Machine(アーティスト)

「何回目の発売?」


Thick as a BrickThick as a Brick (詳細)
Jethro Tull(アーティスト)

「1曲44分間、中味は多彩、退屈するヒマはありません。」「素敵なメロディとテーマの素晴らしい展開を楽しむ!」「ロック史上最高の名盤!」「文句無く「ジェスロ・タル」の最高傑作!!(星5つでは足りない)」「凄まじい完成度に聴きやすさまで兼ね備えた大傑作。」


Ashes Are BurningAshes Are Burning (詳細)
Renaissance(アーティスト)

「大仰さが加わる前の純粋な美しさ」「Art-Rock,Prog-Rock」「彼女ららしい音楽性を確立した初期の代表作」「彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです」


Playing the FoolPlaying the Fool (詳細)
Gentle Giant(アーティスト)

「超絶な正規ライブアルバム」


OmmadawnOmmadawn (詳細)
Mike Oldfield(アーティスト)

「彼のベストアルバム」「人生の宝物」「これぞロックの名盤!」「脳内小宇宙(コスモ)」「なんという奥深さ」


幻の映像(K2HD/紙ジャケット仕様)幻の映像(K2HD/紙ジャケット仕様) (詳細)
P.F.M.(アーティスト)

「世界進出の先駆的作品」「プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ」「シンフォニックロックの真髄」「あまりに繊細で美しいクラシカルロック」「ただ1曲のためにだけ」


Concerto GrossoConcerto Grosso (詳細)
New Trolls(アーティスト)


MaxophoneMaxophone (詳細)
Maxophone(アーティスト)

「残念ながらこれ一作のみ」「美しく、爽やかなシンフォニック・ジャズ・ロック。」


Darwin!Darwin! (詳細)
Banco del Mutuo Soccorso(アーティスト)

「アヴァンギャルド&オペラティっク」


Forse le Lucciole Non Si Amano PiùForse le Lucciole Non Si Amano Più (詳細)
Locanda Delle Fate(アーティスト)

「幻想的な音楽とは」「哀愁のあるメロディに、ゴージャスなサウンドが乗るイタリアン・プログレ。」「加工物的なシンフォニックロックです」


Retrospective, Vol. 1-2Retrospective, Vol. 1-2 (詳細)
Magma(アーティスト)


サードサード (詳細)
アトール(アーティスト)

「バンドの完成形」


Pawn HeartsPawn Hearts (詳細)
Van der Graaf Generator(アーティスト)

「ロック史上最高傑作品」「壮大かつ濃密な傑作」「chilling vocal」


CiclosCiclos (詳細)
Canarios(アーティスト)

「帯より」


PhaedraPhaedra (詳細)
Tangerine Dream(アーティスト)

「小難しい解釈は無しに…」「クラウトロック史上に打ち立てられた金字塔」「無人島に一枚持っていくなら、これ..」「トランス系の先駆者」「今にしてこの注目度は驚き」


Hosianna MantraHosianna Mantra (詳細)
Popol Vuh(アーティスト)

「全ての音楽ファンに。」「ニューエイジっぽいけど違う」「ポポル ブーの最高作!」


ムーヴィング・ウェイヴス(K2HD/紙ジャケット仕様)ムーヴィング・ウェイヴス(K2HD/紙ジャケット仕様) (詳細)
フォーカス(アーティスト)

「聞くなら、この作品から」「ヤン・アッカ-マンの評価の低さに憤慨。」「西洋音楽のメイン・ストリームごった煮風」「ヨーデリングでロックンロール」「よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、ろっぽんポン♪」


▼クチコミ情報

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)

・「永遠のプログレの教則
有名無名に関わらず多くの先人の方から語り継がれてる今さら説明不要な名盤。個人的には洋楽はビートルズから聴き始めて雑誌等でプログレなる言葉を知り本格的にそのジャンルで初めて聴いたのが本作だった。不気味なSEからいきなりのハードなイントロとエフェクトがかかったVoの(1)に衝撃を受けた。当時('89)自分はヘヴィメタルも経験してはいたが、やはり(1)には驚かされた。一転し静寂の(2)、叙情と悲嘆の(3)、幽玄と耽美の(4)、そして神々しささえ感ずる荘厳な(5)と一部の隙もない構成に、ただただ圧倒されていた。様々な音楽的な要素が無理なく集約されていてしかも強烈な個性として確立している。何をもってプログレと呼ぶかは様々な議論があると思うが(古い時代の特定の作品群を先駆的、革新的という言葉でジャンル分けする矛盾等)、少なくともこの作品はロックの転換期の歴史的意義という重要性もありながら、プログレというジャンルを訪れる時は避けては通れない作品だろう。これからも新たに聴いた人達に衝撃を与え続けるのだろうから…

・「オリジナル・マスター恐るべし!!!
今更何を言う事もない、ロック史上の傑作である。

「アビイ・ロード」をチャートから引きずり降ろした事で有名なアルバムだが、ビートルズが拡大しきったロック・ミュージックにおいて、まだ創造すべき物がある事を示したディスクでもある。 そして、アートワークを含めて、ロック・ミュージックが芸術と成り得る事を証明した作品でもある。

オリジナル・マスターを使用したこのディスクでは、まず音質改善の素晴しさに驚愕した!!! スティックが触るタッチの違いまで聴こえてくるシンバル、マクドナルドのブレスまで聞こえニュアンス豊かに響き渡るウィンズ。

レンジが広くなり分離が良くなった事で、もやもやしたものが一切ない眼前に迫ってくる音像となっている。しかしデジタル的なピリピリしたものではなく暖かみがある。

久し振りに良い音でこの作品が聴けた。まさに30年前にLPで聴いた生々しさ、いや実際はそれ以上だろう。 凡百の新譜より遥かに素晴しい感動を体験できた。

30数年経てこれほどの物を聴けるとは・・・!オリジナル・マスター恐るべし!!!。

・「素晴らしきメロディ
#1の21世紀のスキッツォイドマンは言うまでもなく、良い作品だとして、他の4曲の評価をしてみようと思います。その4曲は全て静かな曲です。悲しく、切なく、哀愁漂うメロディたち。しかし、どこか迫力があり、どこか強みがあります。#1もすごい名曲なんですが、他の曲もひけをとらない、名曲揃いだと思います。

・「限定盤で無いことを祈る
内容については今更とやかく言うアルバムではありません。ここ何年か配給権が移ったりで、これほどのアルバムが普通に店頭に置かれていないのが非常にさびしい思いがします。前回のユニバーサル盤は限定紙ジャケットのみのリリースでした。今回も限定になってしまうんでしょうか?転売目的で買い占める人も多いようで、それはそれでレコード会社としては売れるから喜ばしいことなんでしょうが、プラケースでもいいから普通に流通させてくれることを祈ります。

・「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1
2004年に出たユニバーサル紙ジャケHDCD盤と当該2004年オリジナルマスターHDCD盤。本当に音質が違うか否か、何ら情報がなくなかなか手を出すことが出来ませんでしたが、いろんな雑誌でこれが良いと評価されているが故、確認してみました。当該当該2004年オリジナルマスターHDCD盤ですが、ユニバーサル紙ジャケHDCD盤に比較し、高域部分がさらにはっきりした感じに仕上がっています。聴感上、直ぐには分からないかもしれませんが、エピタフの立ち上がり部分を比較した際にはっきり分かりました。内容は言うに及ばずですね・・・。通常CD盤でのこれ以上の音質向上は困難かもしれませんが、SACD作成にとりかかっているようですので、将来、DualDisk(SACD層CD層)仕様でCD層にSACD用のDSD新Masterが使用されれば、更なるCD音質向上も期待できるかもしれません(SACD Player持ってる方は少数派・・・CD派にはDualDisk化を待つしかないですね)。それまではこれで我慢しましょう!

クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様) (詳細)

Yessongs

・「おクチあんぐりの3枚組みでした(当時)。
 1973年5月リリース まぁこれを聴いた時は魂消たね(文字通りタマゲましたよ)。「こわれもの」や「危機」も聴いていたけれど、「スタジオ盤でしょ?じっくり作ったんじゃないのぉ?」なんて呑気なことを言っていた矢先に発売されたのです。当時3枚組みというのは高校2年生の青年には非常に高価な買い物で、シカゴのカーネギーホール4枚組み以来の決死の覚悟だったのです(スカだったら悔しいからね)。

 期待の高まりを抑えられない「火の鳥」の長いオープニングの後、ドッカーンと1曲目が始まってからというもの兄貴と二人でお地蔵さん状態でスピーカーの前に釘付けになってしまった。「これライブ?」等とアホな会話をしつつ、空いた口が塞がらなかった。個人的にはクリス・スクワィァのベースに感激してしまった。当時ポールマッカートニーくらいしか弾いていなかったリッケンバッカーのベースがこんなに凄い音とは思いませんでした。アマバンドを組んで楽器を購入する時期でもあったので、欲しくて堪らなくなりましたが、50歳を越えた今でもまだ買ってません(やっぱ欲しいなぁ)。新加入のアラン・ホワイトが3日位で全曲覚えてツァーに出ていたなんて記事を読むと、生まれつきの才能っちゅうのは羨ましいもんだなぁと感じつつ、「いつか俺だって!」と17歳の青年は熱く自分の将来を夢見たものでした。(?)

 LPしか持っていなくて、今回始めてCDを買いました。音がどうのこうのなんて野暮なことは言いません。持ち運びが便利になって何処でも聴けるだけでも満足です。でも、結構凄い音になっているので、やっぱし堪んないっすね。

・「最強のプログレ集団による最高の演奏
演奏の内容といい量といい、全盛期のイエスにふさわしい、ライブ盤の傑作。音質やバランスはベストとはいえないがそれでもなお余りある素晴しい内容だ。ラウンドアバウトや燃える朝焼けなどはもとより、パペチュアル・チェンジなどは音に厚みがあって音色が多彩になり、オリジナルよりもいいのではないかとさえ思わせる。ビルブラッフォードのドラムソロも聴けるし。メンバーのソロパフォーマンスが一曲づつ収録されているが、特にクリス・スクワイアのベースがうなるthe fishや、リックウェイクマンが惜しげもなくテクニックを披露する〜ヘンリ8世と六人の妻より抜粋〜は圧巻である。yours is no disgraceやI've seen all good peopleなどは、非常にロックらしいノリに仕上がっている。イエスってこんなにライブ栄えするバンドだったのか。これはやはり新ドラマーのアラン・ホワイトによるところが大きい。ハイテンションでエネルギーあふれる快演奏。彼もまた一流のロックドラマーであることはこれを聴いていただければお分かりいただけるだろう。いろんな意味ですごいのはclose to the edge。賛否両論あるらしいけど、この曲をここまで再現しただけでも拍手を送りたい。

しかし、何度聴いても、starship trooperで締めくくられるラストには感極まるものがあるなあ。

長々と書いてしまったけれど、とにかくこのアルバムのすごさは一度聴いてもらえばわかると思う。

・「もう、これは神がかってます
30年以上前のハナシですよ。当時、彼らハタチそこそこですよ。まだ現役でやってる彼らもある意味スゴいが、本人たちもわかっているはず。「アレを超えるようなものはできないだろう」と。とくにスゴいのは、アラン・ホワイトが、このツアー直前に脱退したビル・ブラッフォードの代わりとして、半ば脅されるようにしてバンドに入れられた(らしい)が、3日間で全部曲を覚えて演奏したということ。イエスファンのあいだでは今でもブラッフォード支持が根強いが、74年頃、町の図書館でこのライヴ盤を何気なく借りて(!)聴いたが最後ブッ飛び、それからイエスにのめり込んだ私としては、ホワイトの評価がイエスファンのあいだでさえ不当に低いと思っている。

イエス時代のライブ音源の少ないブラッフォード在籍時の貴重な演奏(Perpetual Change, Long Distance - Fish)も収録されているし、他の方が書かれているように、Yours is no disgraceなどライヴならではのアドリブも満載で、初期の曲なのに古臭さを感じさせない。Close to the Edge, And You and I, Roundabout, Heart of the Sunrise ...いちいち語る必要なし。「9012ライブ」も「ハウス・オブ」も「シンフォニック・イエス」もそれなりに良いですよ。でも、生粋のイエスファンって、どうしてもこれと他のライブを比べてしまいますよね。好むと好まざるにかかわらず。否が応でも。しょうがないんです。

これは、あの頃、神がかっていたとしか思えない若き天才たちの記録である。

・「ライブのほうが絶対良いと思われるトラック多い
彼らが、ライブであの複雑な曲を再現するスパーテクなやつ、というのは間違い。スタジオ版でもライブを考えて作っているし、演奏できない曲はスタジオでも録音するのは難しい。うまいだけならほかにもいるかもしれないが、YESはそれだけではない。

聴き所:①シベリアンカートルそれにキーボードソロからペダルステイール、ギターに替えるスリル。メロトロン音程の不安定さが最高に良い。このころはポリシンセがないから、メロトロンと同じフレーズで最後のほうに少し出てくるモノシンセのポルタメントがそれはそれで隠れキャラのような。Studio版ではフェードアウトだが、ステイーブハウの珍しく歌っている(?)ソロをたっぷり入れて終わる完成されたエンデイング。

②The Fish:Fragile版ではモチーフをとりあえず録音しておいた予告編だ。Long Distance,,からギターのハーモニクスのシーケンスをはさんでメドレーになるのはスタジオ版と一緒だが、クリスのリッケンバッカーそれから大展開。このアルバムの中ではダイナミックレンジが一番大きい曲。これだけのために買っても良い。

③Close to the Edge:スタジオ版より自然で緊張感あるギターソロ、ハモンドソロ。コーラスもこちらのほうが良い。E.シタールもライブでやってなるほどという感じがする。

*Yours is No GraceはSteve Howeの指が切れるほど弾きまくるー!Roundaboutはオリジナルスタジオ版が好きでこちらは、特にジョン、Bメロは、、とまあ、人それぞれの楽しみが、発見が、たくさんあるはずです。それにアランホワイトもいいわ。

・「プログレ全盛期を知ることができるアルバムです
イエスの72年のコンサートツアーの様子を収録したライブアルバムです。LP当時は3枚組という超大作でもありましたが、ファンの関心は、アルバム「危機」収録曲に代表される複雑にして難解な曲を、ライブでも再現できるのかということ。しかし、72年当時といえば、イエスのみならず、プログレ全盛期でもあり、イエスからの回答は、難解な曲を見事に再現するだけでなく、ライブならではの演奏のドライブ感、そして観客の熱狂と共に返してくれる物でした。メンツ的にも、アンダーソン、ハウ、スクワイア、ウェイクマンの最強布陣にDrは、ブラッフォードとホワイトの両方を収録、曲も「危機」「ラウンドアバウト」、メンバーのソロ曲等々、まさにプログレ全盛期を知ることができる内容になっており、プログレのみならず多くのロックファンにお奨めのアルバムです。

Yessongs (詳細)

セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド

・「ギターが美しい「シネマ・ショー」
「シネマ・ショー」は約11分の曲だが、この中に多くのエッセンスが凝縮されている。ラザフォードのギターの美しさに魅了され、ガブリエルの甘美な歌に酔ったかと思うと、多彩なキーボードプレイが織り込まれ、後半はシンフォニックな印象になっている。シネマ・ショーはジェネシスの一つの頂点を示していると言える。

アルバムには、不思議な統一感がある。一つの理由は、印象的な短いパッセージが所々に顔を出し、全体を引き締めている。また、シンフォニックな雰囲気が目立つのと、ややポップになっている感がある。

後にヒットメーカーとなる、サビを中心とした明るい曲が特徴のコリンズ節も垣間見る。特に2曲目と3曲目にそれを感じる。

印象として、ガブリエルからコリンズに、バトンを渡しつつあるアルバムであり、その両方の魅力を堪能出来る。

アルバム全体としての、完成度の高い作品だ。

・「私にとって一押し
30年近く聞き込んでいます。73年の作品でしたがこの頃はロック全体に名版がゾロゾロ出ていた頃で、よき時代に育ったものだといまさらのように感じ入ってます。イエスの危機やフロイドの狂気、ELPの恐怖の頭脳改革のように、誰でも認める最高傑作が存在しないグループですね。侵入からトリックオブザテイルまで常に影の最高傑作といわれてきています。私は全作品好きなので・・・ちなみにこのアルバムはスティーブ・ハケット曰く最高に満足できた代表作とのことです。

・「一連の傑作群のうちの一つ。
このレビューに↑のようなタイトルを付けたのは、「Foxtrot」(人によっては「Nursery Cryme」)から「静寂の嵐」までの作品は全て紛うことなく傑作であるからです。すなわち、ジェネシスにはイエスでいう「危機」みたいな、誰もが納得して一つと決まるような、『最高傑作』は存在しません。

さて、この作品ですが、前々作や前作に比べて、

ピーターガブリエルが占める割合が減ったように感ぜられます。しかし、そうはいっても「The Battle Of Epping Forest」では例のピーター節が炸裂してますし、オープニングの「月影の騎士」及びラストの「Aisle Of Plenty」では健在ぶりを示しています。(「Cinema Show」から「Aisle~」でハッとさせられるんですよ)

また、一方ではメンバーの演奏技術が一段と向上しています。「月影の騎士」中間部におけるスティーブハケットやフィルコリンズのプレイ、そして「Cinema Show」後半のインスト部の、特にトニーバンクスのプレイは凝った工夫に満ちていて、素晴らしいものがあります。もちろんマイクラザフォードも全編にわたり活躍してます。

そして、なんといっても(これはジェネシスの作品全般に言えることですが)魅力なのはドラマティックかつメロディアスな曲の数々。「Firth Of Fifth」や「After The Ordeal」は感動ものです。シングルヒットした「I Know What I Like」も癖になる名曲でしょう。

・「パウンドでイングランドを切り売りしている
『Foxtrot』での大作主義から脱却。より個々の曲をロマンティックに仕上げ物語性が増したのが本作。一曲目の『Dancing With The Moonlit Knight』から美しいの一言である。おそらく女性のファンは本作をジェネシスで一番好きなアルバムにあげるのではないかと思う。

僕の人生の座右の銘『I know what I like and I like what I know』はこのアルバムの二曲目『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』の歌詞から頂いたものであります。

・「プログレファン誰もが認める傑作
Genesisがプロの演奏、プロダクションらしくなり、前作よりもスケールアップしているが、一度聞いてすぐに耳に残るというよりも後で気持ちよくなってくる音の為、ハードロック系のリスナーには地味な印象が残るかもしれない。確かにヒット曲のI Know What I Likeのような平凡な曲もあるが、ここに流れるロマンティシズムや美しさはPeter Gabriel脱退後のTrick Of The Tail、Wind And Wutheringやその後ソロに転向するSteve Hackettに通じる物があり、後にフォロワーを生む要素がたっぷり。聞き所としてはSantanaにも負けない泣きのFirth Of FifthのSteve Hackettのギターソロ、Peter Gabrielの演劇風ヴォーカルの面目躍如なThe Battle Of Epping Forest、超名曲Cinema Showなど、昨今のプログレバンドへの影響が大。次回作のThe Lamb Lies Down On BroadwayによってPeter Gabrielのコンプレックス大爆発によってこのアルバムのイメージが一瞬、ぼやけるが、はまると抜け出せない味がある事を保証します。

セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド (詳細)

ザ・スピリット・オブ・ELP~K2HDエマーソン、レイク&パーマー・ベスト・コレクション

・「音質が一番良く推薦できる、メーカーの功績大
ELPのCDは国内外問わず、ゴタゴタといろんな形で多くリリースされており混乱してしまう。そのほとんどが既発のマテリアルから使い回しで、全て追っかけるとすればELPの超マニアだけであろう。オリジナル、ライヴ、ベスト盤と発売レーベルが幾度か変わって出されたが、どれもあまり音質が向上してると感じなかった。自分自身はライノからのがいいかなと思っていた。

ザ・スピリット・オブ・ELP~K2HDエマーソン、レイク&パーマー・ベスト・コレクション (詳細)

The Dark Side of the Moon

・「決して難解などではない。
プログレのみならず、ロック史上に残る名盤。プログレ=難解とよく言われるが、決してそうではなく、このアルバムを聴いてみてほしい。意外と聴きやすいのだ。心臓の鼓動から始まり、一気にフロイドらしい幻想的なサウンドの一曲目、騒々しいチャイムの音で始まる3曲目、幻想的な世界へと連れて行かれる4曲目、ギルモアのギターが炸裂する5曲目、サビの盛り上がりがすごい6曲目、印象的な歌詞で終わるラストと全ての曲がつながっていながら一曲一曲自体の完成度も完璧で、あっという間に聴きとおせてしまう。このアルバムを当時のアメリカ人達はレコードが擦り切れるまで聴き、また買いなおすということを繰り返していたらしい。そんなこんなでこのアルバムは全世界で3000万枚を超すまさに「狂気」ともいえる売上を記録し、ピンク・フロイドは世界で最もレコードを売るグループになった。しかし、このアルバム以降メンバー間の亀裂も深まり、またこの驚異的な売上によっていろいろ悩むことになってしまう。皮肉にも彼らは聴き手ほどの幸せを得られなかったということだ。

・「音楽史上の名盤中の名盤
このピンクフロイドのアルバムが名盤中の名盤である ことに異議を唱える人はまずいないでしょう。アルバム全体でひとつの曲とも言えるし、独立した曲の集合体でもあります。CD時代になってLPのCD化が行われましたが、その時に真っ先にCD化されたのが本作品だったのです。当然と言えば当然なのですが、名盤の証と言えるでしょう。また、ピンクフロイドは、プログレッシヴロックの頂点にたつバンドのうちのひとつですが、決して難解なことはやっていません。むしろ取っ付きやすいほうではないかと思います。それゆえあのプログレ不毛の地アメリカでも絶大なる人気を誇っていたのです。このアルバムは、気に入った曲のみ聴くのもいいのですが、できれば通しで聴くのがベストな聴き方だと思います。ピンクフロイドの音世界にどっぷりつかって、時の経つのも忘れてしまうはずですよ!

・「するめ
 聞けば聞くほど味がでるのがこのアルバム。BGMとしてではなく、大きめのヘッドフォンやオーディオルームを使い、大音量でまっすぐ前を向いて聞いてください。1度2度3度4度と聞くたびに心にしみてきます。アルバムとして聞いてほしい。月の裏側が見えるかもしれない!

・「大傑作!
本作は、録音に九ヶ月もの長き時間を費やしたが為に、その完成度はハンパなものではなくなってしまい、結果フロイドの代表作と言うよりはロックの名盤としてのステイタスを与えられることとなりました。それはリリース後、1988年にチャート圏外になるまでに連続724週に亘ってビルボードのチャートトップ200に居座り続けるというモンスターセールを記録した点でも立証されていることでしょう。光の屈折を表現した神秘的なジャケットの中に広がるのはリスナーの想像力をあらゆる面において喚起する一大ロックスペクタクル。アルバム全体の完成度という点では、このアルバムを凌駕するものはこの世には出ていないと言えます。間違いなくロックの名盤です。

・「もっともピンクフロイドらしいアルバム
好みの問題を言えば、アニマル、あなたがここにいて欲しい、のどちらかをベストとするが、やはりアルバムとしての完成度、ほかに何も聴いたことの無い人にとってのインパクトを考慮すると、一番に来るピンクフロイド作品である。肩肘を張らず、なんとなく聞いていれば、突如涙がこぼれるときが来るだろう。これは、人間にやさしい作品である。これは、あなたの痛みを、隠された痛みを暴き出し、洗い出し、清め、癒す。あなたが英語がわからない人であるなら、彼らの音楽を聴くには幸せかもしれない。基本的に「音」に全てをこめる彼らの作品は歌詞を不必要とする部分が大きいからである。特に何かを意識する必要は無い。それこそ台所仕事や、休日の午前中のぼんやり時間のBGMに最適な、無意識に聞くための音楽である。そして、無意識に入り込み、無意識を解析し、無意識を洗う「フロイド」的なアルバムである。

The Dark Side of the Moon (詳細)

Mirage

・「ジャケット通りの「熱い」サウンドが楽しめます。
キャメルと言うとまずは「スノーグース」「ムーンマッドネス」が挙がるのでしょうが、サンタナやゲイリー・ムーアのファンにはむしろ本作を最初に聴いてもらいたいです。このアルバムは彼らの2ndアルバムで、次作以降と比べるとキーボードの存在感が若干弱く、そのせいもあってかサンタナばりの激情的でエモーショナルなギターの音色を聴くことができます。アルバムの内容はまさにジャケット通りといった感じで、熱い昼の砂漠をイメージさせるギターが泣きまくる曲と、涼しい夜の砂漠をイメージさせるキーボード、フルートを中心とした幽玄でミステリアスな曲とが交互に並びます。特に大作の2曲は素晴らしい仕上がりでラティマーのギターを存分に堪能できます。ラティマーは知名度は低いかもしれませんが、間違いなく70年代屈指の泣きのギタリストの一人です。プログレファンはもちろんのこと、ギターファンにもお薦めの名盤です。

・「究極の泣きメロ
「レディー・ファンタジー」の僅か4小節のテーマを、何度繰り返して聴いたことか。抒情の究極と言っていい、プログレ屈指の泣きメロだ。他のキャメルの名盤が色褪せてしまうほどの存在感を放つ、美麗な旋律に酔いしれて欲しい。ギターの音色も激しく(・∀・)イイ!

・「感傷派+α
感傷派の代表格キャメルの代表作。のめりこめるときには最高にのめりこめる。音作りは流麗そのもの。流れるようなギターとキーボードが心地よい。このアルバムの良いところは、同時に歯切れのよさも持っていること。この+αの部分がこのアルバムをキャメルのベストたら占めていると考える。

・「プログレ領域を越える予感
一連のプログレのお仲間と思って聴いて、何々このバンド、誰々このギター、と慄いたのがこのミラージュ。

1曲目から、いわゆるキャメル節のメロディなんだけど、このバンド、単にプログレ好きだけからすれば、こぼれる曲もあるわよね。プログレ領域を越える予感が、もうこのアルバムからあるわ。クラシックも好きでジャズフュージョンも好きというプログレファンは、間違いなくはまるわね。

・「最高傑作その1
イギリスのプログレバンド、キャメルの2nd。1974作CAMELの最高作を挙げるなら、ロックとしては本作、シンフォとしてなら次作だろう。ラティマーのメロディアスなギターが鳴り響く躍動的な1曲目は、ギター主導のプログレが好きな方ならにんまりだろうし、しっとりとしたフルートの美しい2曲目や、ファンタジックな大曲“Nimrodel”など聴き所は多いのだが、ラストには素晴らしき組曲“Lady Fantasy”が待ち構えている。たおやかなメロディアスさとロックとしての魅力が合わさった傑作である。ボーナスにはライブ音源3曲に、大曲“Lady Fantasy”のデモを収録。

Mirage (詳細)

Caravan & the New Symphonia

・「傑作ライブ盤!
収録時間は結構長いですが、飽かすことなく聞かせてくれる名ライブ盤です。このライブのために作った新曲もあり、さらに音質もよく演奏も安定しているのでとてもいい作品だと思います。キャラバンの魅力には、まずその聞きやすさが挙げられると思いますが、とてもメロディアスな曲も嫌味に聞こえないのは、やっぱり確かなテクニックに裏づけされた演奏力あってのことだと思います。いのししの館など、曲によってはインプロビゼーションが味わえるものがあるというのもこのバンドが好きな理由のひとつです。ライナーノーツ通り、1曲目はボーカルに不安定なところはありますが、それが逆に微笑ましいくらいです。個人的には『リチャードのために』が1番好きですが、ファーストアルバムと聞き比べると、テンポの速さが全然違うのが面白いです。オーケストラとの共演もすごくマッチしていて言うことないですね。個人的には、雨がぽつぽつ降るような、天気の曇った週末に郊外をドライブしながらこのアルバムを聞くのが好きです(レンタカーだけど)、キャラバン特有の、いい意味での田舎っぽさがとても合います。メロディアスで聞きやすいのに、しっかりとアドレナリンも分泌させてくれるお薦めの1枚です!

・「オーケストラとの共演ライヴ
73年発表の6作目。『夜ごとに太る女のために』期のキャラバンとニュー・シンフォニアとの共演ライヴ盤。録音場所はドゥルリー・レーンのシアター・ロイヤル。いわゆるロックとクラシックの共演アルバムのキャラバン盤として捕らえるべき作品であり、1.は、いかにもクラシックというイントロを付けた曲だが、途中から前作を彷佛とさせるギター・リフが登場してビオラのソロが絡む。2.はキャラバンらしい穏やかな曲であり、ソウルフルなバックコーラスが付く。3.はオーケストラが加わってドラマチックに激変した。なかなか見事な共演をしており、そのオーケストラをバックにデイヴのオルガン・ソロが流れる様は聞き応え十分。中盤のビオラのソロ、後半のギターのソロも素晴しく、このアルバムのハイライトの一つだろう。4.はハープやオーボエの音色が美しい。初期のキャラバンらしい雰囲気を持った佳曲。後半のデイヴのオルガン・ソロは絶品。5.は2ndからの曲。初期キャラバンの代表曲であり、ややオケがうるさいが、中盤〜後半ではデイヴの素晴しいオルガン・ソロが満喫出来る。この曲が入っているだけでもこのライヴ盤は価値をグッと上げていると言っても良いと思う。オーケストラとの共演盤という企画ものの中では、どちらかが押したり引いたりするといったこともなく、バンドとオケの演奏がかなり自然に溶け込んでいるため成功した部類に入ると思う。また各メンバー、特にデイヴのソロが満喫出来るのも嬉しい。曲数は少ないが、かなり贅沢なライヴ盤だと思う。

・「なかなか
キャラヴァンがオーケストラを従えて行った74年のライブ。彼らは超絶技巧で魅せるタイプのプログレではない{それでも十分上手いと思うが}。しつこくなく健康的ですっきりした印象の音だ。プログレならではのオーケストラとの共演により彼らの魅力が十分に引き出されていると思う。イエスやピンクフロイドあたりが好きで彼らを聞いた事がない人にはお勧めする。

・「見事な融合
キャラバンが、ニュー・シンフォニア・オーケストラと行ったライブレコーディング。キャラバンの音楽性とオーケストラ楽器との、本当に見事な融合。ロックやジャズでよく見られるオーケストラをバックにしてやっているものの一つではあるが、バンド、オケ、どちらも不自然に出しゃばることなくお互いを引き立て合っていて、キャラバン本来の音楽性である牧歌的かつドラマティック、それでいてジャジーな面が見事に表現されている。この時代にこれだけのことをやっていたミュージシャンがいたんだ、ということを知らしめてくれる一枚です。

・「オケとの融合が見事
キャラヴァンのオーケストラとの共演ライブ作。1974作1974年、ロンドンのシアター・ロイヤルでのステージを収録。時期的には傑作「夜ごとに太る女のために」が発表された直後で、まさに彼らの全盛期のライブ演奏が楽しめる。ジャズロック風味もある軽やかな楽曲に生のオーケストラが加わり、サウンドにはシンフォニックな味わいと適度な優雅さが感じられる。かといって、オケが前に出すぎることはなく、あくまでバンドの演奏がメインであるというバランスも見事。プログレの傑作ライブアルバムというのはもちろんのこと、オーケストラ入りのロックアルバムとして見渡しても間違いなく上位にくる出来だ。

Caravan & the New Symphonia (詳細)

U.K.

・「ブリティッシュロックの奥深さを伝える名盤!!
1978年発表のスーパーバンドU.K.のファーストにして名盤・・・プログレ/ジャズロックファンは必聴の1枚!!ジョンウェットン(b)・アランホールズワース(g)・ビルブルフォード(Dr)・エディジョブソン(key/Vln)によるテンション高いサウンドが堪能出来ます!!1曲目「インザデッドオブナイト」のかっこよさ、「アラスカ」から「タイムトゥキル」の流れの素晴らしさ、大好きです。アランとビルはBRUFORD結成の為、このアルバムで脱退しているので貴重です!!

・「正統派ブリティッシュプログレが聴ける傑作アルバムです
ウェットン、ジョブソン、ブラッフォード、ホールズワースというメンバーからなる私にとってはエイジア以上のスーパーグループです。当初はgのいないELP型トリオを志向したものの、ブラッフォードの強い奨めでホールズワースを加えた経緯があります。

サウンドは正統派ブリティッシュプログレですが、70年代後半の作品ということで、70年代前半のような大作やインタープレイの応酬はありませんが、楽曲の良さと抜群の演奏力で、非常に聴き応えのあるアルバムになっています。余談ですが、ELP型トリオを志向したせいか、ホールズワースではなくジョブソンのプレイが目立っているのも特徴でしょうか。

4人の名前に全く負けていない内容の濃いアルバムになっていますので、プログレファンには是非聴!いて欲しい1枚です。

・「非の打ち所のない“英国ロックアルバム”
パンクの台頭など、混迷を増すブリティッシュ・ロック界を憂い集うたスーパースター4人によるバンドが『UK』である。4人の個人的志向は異なっていたものの、ここは大同団結した観がある。ジョン・ウェットンのVoが出すぎることなくバンド・サウンドの“One of them”に納まっており、当時まだ無名だったアラン・ホールズワースのギターが静かに、しかし強烈に主張をしていて、耳を奪われる。またエディ・ジョブソンの存在が大事な部分を担っており、心憎い組み立てだ。アルバム自体、楽曲・構成とも申し分なく、さすが大物による1stアルバムであったが、次作から4人の志向が次第に浮き出でしまい、ジョンとエディがポップロックの“エイジア”へ、アランとビルがジャズ的な“ブラッフォード”へ袂を分かつ。

・「是非一度聴いてみて下さい!!
1977年から1978年という昔に、これだけの名演は凄い。特にアランホールズワースの超絶プレイは必聴の価値あり。1曲目のIn the dead of nightを聴けば、UKの虜になることは間違いなし。

U.K. (詳細)

Third

・「何回目の発売?
2〜3年前に出たばかりだと思ったらまた発売。そしてまた国内盤も紙ジャケで出たとか・・・・前回もリマスターだったと思いますが、今度はさらにオリジナル・マスターからのリマスターだとか。確かに音は良いのでしょうがこんなに頻繁に出されると買う方は混乱します。'60年代〜'70年代の名作といわれるものにこのパターンが多いですね。(何回も買ってる方も多いでしょう)なお2枚組で2枚目は全部BBCライブ、値段が安いので助かりますが・・・・

Third (詳細)

Thick as a Brick

・「1曲44分間、中味は多彩、退屈するヒマはありません。
"Aquqlung"でJ. Tullファンになった早々にこれを聴いた時は驚きでした。レコード1枚に1曲だけ。当時、半信半疑で買って聴いた時を思い出します。

スピーディーかつ多彩な展開、示唆に富んだ歌詞も面白い、何度も聴くうちにどんどん引き込まれ、これは凄い作品なんだと実感しました(そう、当時のジャケットは実物大の新聞仕様でTullのジョーク満載、クイズまであって、聴いてるのか読んでるのかわかんなくなることもしばしばでしたが)。

さりげない出だし、歯切れのいい音作りとともに進むストーリー展開、スリリングな場面作り、時折ほっとさせる牧歌的な柔らかなメロディーの挿入など、まさにしっかりした構成で展開されるドラマには圧倒されます。音的には生ギターとフルートを上手く使いながら、更にJohn Evanのピアノ、Martin Barreのシャープなギターを生かした70年代のTullの音そのものです。今にして思えば、その後のTullサウンドの様々な側面が全てこの時点で披露されているとも言えそうです。決して重たくも脂っこくもないサウンドながらズシンと記憶に残る英国の国民的Rock Band、Tullの傑作です。

(おまけ)今回はLive versionと彼等らしいinterviewのおまけつき。英語のヒアリング用にも好素材。

・「素敵なメロディとテーマの素晴らしい展開を楽しむ!
個人的にタルの黄金期メンバーによる傑作と言ってしまおう!一聴してタルとわかるメロディ・メーカーのイアンに惚れ込むともうすべてのアルバムを聴きたくなるのがファン心理ではあるが、このアルバムには相当な思い入れがあり、東京・大阪それぞれ一回きりのギグであった1972年7月の初来日公演(私は新宿厚生年金の方)でこのアルバムを1時間30分にわたり披露されました、もちろん寸劇付きで。私を含めあのステージを体験できた数少ない日本のファンにとってこのアルバムはバイブルと言っていいのでは!?今回のリマスターでアコースティックの響きも良くなり嬉しい限りです。

アルバムに1曲といってもコンセプト云々となりそうですが、イアンの“ジェラルド少年の詩に私が曲をつけたトータル・コンァ?プトアルバムです”というタル一流の皮肉とジョークを愉しみながら45分聴き通しても飽きないアレンジをじっくりと楽しむのが正しい聴き方だと思います。アコースティックで始まりイアンのフルートソロが出てくるあたりの前半山場は鳥肌もので何度聴いても興奮します。メンバーみんな凄腕なのですがそれを意識させずに曲に没頭させてしまう構成力は見事なまでの完成度です。ピアノにオルガンに隠れ職人的なジョン・エヴァンと一筋縄では括れないフレーズを醸し出すギターのマーティン・バレ、的確なリズムと適切なシーン・チェンジを演出するドラムのバリーモア・バーロウ、冷静かつ印象的にカットインしてくるベースのジェフリー・ハモンド・ハモンド...彼らのアンサンブルに乗って乱舞しながら歌いフルート㡊??吹くイアン・アンダーソン(このメンバーはタル以前の1966年頃からのバンド仲間だったというから気心しれたようなこのアンサンブルも納得ですよね)...もうたまりません。

・「ロック史上最高の名盤!
このトータル・コンセプトアルバムは凄すぎる!正に出来過ぎ!1972年発売された時は厚い新聞紙に包まれていて当時としては画期的なジャケットだった。ジェラルド・ボストック坊やの詩にイアン・アンダーソンが曲をつけたのだが、この詩は本当に写真に載っている坊やが書いたのか不思議に思ってしまう。人生の教訓みたいな事を平気で言っている。それにしてもイアンは天才だ!組曲として最高に仕上げている。いつものフルートもいいが、この曲ではアコースティックギターがとてもいい。イアンのセンスが随所に光る。またこのCDはボーナスとしてライブが収録されているのでお買い得である。

・「文句無く「ジェスロ・タル」の最高傑作!!(星5つでは足りない)
 私も「アクアラング」で興味を持ち、この作品で一気に彼等のファンとなりました。まず、全編で1曲のロックアルバムは前代未聞で、プログレとはいえ「インプロヴィゼーション」で攻めていくのでは無く、楽曲の構成でもって45分もの大作を完成させていく手法(もちろんメンバーの演奏テクニックも一流)で、紛れも無い「プログレ」のアルバムに仕上がっています。(この構成の完成度が非常に高く、1度聴き出すと45分はあっという間!)

 次作「パッション・プレイ」も同様のコンセプトアルバム(こちらもお奨め!)で、黄金期を築いております。以降の作品は曲が短くなっていきますが、それぞれの時代に応じて、魅力ある作品が多いのが「ジェスロ・タル」の人気のある所以のように感じます。

 大作アルバムはとっつき難い場合が多いですが、プログレファンで無くとも彼等の作品で1番最初に聴いても差し支えのない、そんなサウンドのアルバムです。

・「凄まじい完成度に聴きやすさまで兼ね備えた大傑作。
AB面計45分で一曲という究極の大作とも言える本作。全米2週連続1位!を記録。前作「Aqualung」で見せた文学性の高い歌詞、コンセプトに演劇性が加わり、べらぼうに高いメンバーの演奏力によって披露される一糸乱れぬアンサンブルは45分という長さを感じさせることは全くなく、この手の大作にありがちな聴き辛さもなく、最高傑作という形容にふさわしい作品です。新聞型のジャケットも有名。いまだに勘違いをしている人も多いようですが、ジェラルド・ボストック君が書いたと言われているこの詩ですが、全てイアン・アンダーソンの作り上げた「でっちあげ」です。よくジャケットの新聞のなかを見ると、ジェスロ・タル新作を発表といった感じの内容が書かれています。(当時は英国のメディアもすぐには気づかなかったとか。素晴らしい詩だ!とボストック君を賞賛したらしいですが。)しかし、彼らがここまで徹底してこのアルバムを作り上げたのは理由があり、前作を意図せずにコンセプトアルバム扱いされたことが気に入らなかったようです。(当時はプログレ隆盛時代ですので、コンセプトアルバムは「流行り」でした。)そのため一世一代のでっちあげで当時のロックシーンを皮肉ってみたのでしょう。

Thick as a Brick (詳細)

Ashes Are Burning

・「大仰さが加わる前の純粋な美しさ
 後にオーケストラが加わり、大仰な作風へとシフトしていきますが、この時点ではオーケストレーションは殆ど目立たず、シンプルな作りです。その分、アコースティックギターの音色とアニーの歌声に純粋に酔える作品ともいえます。 音の仕掛けは少なくとも、楽曲の質は歴代最高かもしれません。イングランドの深い森を思わせる芸術性に満ち溢れた名曲が6曲並びます。ラストを飾る“Ashes Are Burning”は、びゅうびゅうと冷たい風が吹き荒れるような景色の中、ひしひしと感じるのは、透き通った空気の美しさ、もしくは焚き火のささやかな温かさ、といった雰囲気を持った、歴代最高傑作です。

・「Art-Rock,Prog-Rock
英国プログレは70~75年に最盛期を迎えている。このアルバムもやはりそう。ロックがまだまだアートしていた時期。たしかにこのバンド、いろんなエレメントを消化して楽曲を組み上げている。ニューエイジでいまさかんなワールドミュージックを引き込むことである。そんな隠し味を持ちつつアルバムの完成度+楽曲の充実がここに提示された。これを聞くとのどかな田園風景を思い描いてしまう。ラナレーンだってやはりこれから影響されているはずだ。キーワードは『エレガンス+田園風景+プチノーブルな雰囲気』。10点中9点

・「彼女ららしい音楽性を確立した初期の代表作
73年発表の4作目。前作は名曲揃いだったが、オリジナル・ルネッサンスをなぞったかのような習作だった。本作では彼女ららしいポップな側面が開花しており、タイトル曲のようなグループの代表曲も生まれている。このアルバムでのメンバーはアニー・ハズラム(vo)、ジョン・タウト(k)、ジョン・キャンプ(b)、テレンス・サリヴァン(Dr)の4人となっており、大半の曲を作曲して、ギターで参加しているマイケル・ダンフォードは正式には加入していない。前作までは関与していたジム・マッカートニーも本作からは関わっていないようだ。従来通りのフォーク/クラシックを消化した素晴しい楽曲が並んでいるが、アニーの高音を活かした一際メロディアスな2.が光る。ちなみにタイトル曲のエンディングで素晴しいギターを聞かせるのはウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルである。全体的にはややあか抜けない雰囲気はあるものの、名盤としての貫禄は十分。初期の代表作としてお薦めしたい。

・「彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです
代表曲tr6を含み、彼らの最高傑作といわれることも多いアルバムです。それだけに、サウンド面は非常に充実しており、ジェネシスらにも通じる美しく、叙情的な曲調に乗せて、泣きのg、シンフォニックなkeyにタイトなリズムセクションが絡み、聴き応えがあります。ただ、このバンドの評価・好き嫌いが分かれるのは、このバンドの顔と言うべきアニーハズラムのvo。彼女のあまりにも澄んだvoを、このアルバムの美しさを増していると見るか、緊張感を減じていると見るかで評価が分かれると思います。個人的には、彼女のvoで、緊張感あるプログレが、美しいフォークミュージックになった感があるので、星4つ。ドラマチックで緊張感あるプログレサウンドをお好みの方にはあまりお奨めできないアルバムです。

Ashes Are Burning (詳細)

Playing the Fool

・「超絶な正規ライブアルバム
ジェントル・ジャイアントのライブアルバム。1977作/35周年リマスター盤1976年のヨーロッパツアーからの音源で、正規のライブ音源としては唯一の作品。多くのブートやレア音源などが発掘されているGGだが、まずはこの定番ライブ作を聴くべし。音質も良好で、スタジオ盤以上にダイレクトにそのテクニカルな演奏が伝わってくる。聴いていると、難解な楽曲をいとも簡単に…むしろ余裕をもってこなしており、やはり彼らの演奏力はただごとではないのだ…と再確認ができる。キャッチーなコーラスワークとどこかとぼけた軽やかな曲展開には、楽しみながらも唖然と出来ること請け合い。GG絶頂期の超絶なライブの記録である。なお、35周年バージョンはCD2枚組で、ボーナスに1974年のライブ映像が1曲収録されている。

Playing the Fool (詳細)

Ommadawn

・「彼のベストアルバム
数ある彼のアルバム中最高傑作だろう。何度も繰り返し聞き、聞くたびにそのよさを味わうことが出来る。彼の音楽はカテゴリーが難しいため、またその演奏時間と音楽性の関係から、日本では広く知られるに至っていないが、実際にはかなりの音楽家が彼の隠れファンなのではないかと思っている。映画音楽で有名な久石譲氏も、私見だがかなり影響を受けているように思う。そういう意味では、もっと広く普通の音楽ファンにも聴いて欲しい。

本作は、前2作より演奏時間が短いが、その分コンパクトにまとまっており、一般の人にも聞きやすい。ケルト音楽、ロック、クラシック、アフリカ音楽など、さまざまな音楽要素が渾然一体となって、全く新しい音楽を作り上げている様子はまさに奇蹟とよぶしかない。

世界で、まるで自分ひとりだけが孤立しているように感じるとき、他者とのかかわり会いに何の意味も感じられないとき、この音楽を聴きつつ、陽の沈んでいくさまをみる。同じことを感じている人が、少なくとももう一人いる。閉じた世界の中にもまた世界があり、それにもきっと価値がある。同じアルバムを買う、多数ではないが少数の人たちがいる。そう感じることで何度救われたことか。

・「人生の宝物
マイクの音楽でおそらく1番好きなアルバム。無駄な部分がどこにもなく全てが素晴らしく、心を揺さぶる。音楽的に非常に芸術性が高いのに、だからといって難しくはなく、とても素直・素朴で聞く人に感動を与えてくれる。そして1番牧歌的なアルバムだと思う。姉のサリーオールドフィールドのコーラスも素晴らしいし、マイクのエレキ、アコースティックのギターはもちろん、躍動感のあるアフリカンドラムやバグパイプの演奏(これはゲストミュージシャンらしい)も非の打ち所がない。パート1ではチューブラーベルズのように途中で開ける部分があるのだが、そのあとのアコギと絡む笛(?)の楽しそうなところが特にいい。また、後半のベースの盛り上がりとギターの絡みも素晴らしい。そしてパート2では、バグパイプの調べがゆったりと流れて心を癒してくれる。最近の安っぽい癒しブームとは一線を画しているのは聞いてみれば明らかだろう。ラストでは、on hosebackと言われるマイク自身が歌うところがあるのだが、子供の歌声も重なってきてここは泣きそうなくらいグッとくる。また、注意深く聞けば、ここの歌詞には2作目のタイトルであるハージェストリッジということばが出てくることがわかるが、やはりそちらも大したアルバムである。初期三部作は持ってて絶対損はしないと思う。安いしね(^^ヒットチャートのアルバム買うよりも初期三部作を買った方が絶対宝物になるよ!・・・と個人的には思います。音楽好きな人には絶対おすすめ。

・「これぞロックの名盤!
最初にこの音源を聴いた時、はっきり言ってどうしようもない感動を受け、暫くボーッとしていたのを今でも覚えている。楽曲のセンスもよく、ひとつのメロディを音を重ねる事で違った曲に聴かせる手法には驚かされた。特にパート1の最後の方に行くにしたがって音が厚みを帯び感動的になるのは凄い!ラストでのアフリカン・ドラムの効果も絶大だ。正にロックの名盤に入る1枚である。

・「脳内小宇宙(コスモ)
初期三部作+アマロックの中から、迷ったけどこれが一番好き。

ありとあらゆる楽器(楽器じゃないものもか?)を用い、音をリズムを組合せる。天才的この人の頭の中はどうなってるんだろう?音はどのようにイメージとして湧き上がるのだろう?この世界観はどうやって築かれるの?

旅先で聞けば、あなたが切なさ3割増になれます。

・「なんという奥深さ
ポップでもない・ロックでもない・プログレでもない・・。これまでのどの音楽ジャンルにはまりきらない奥深さ。叙情的でも哀愁でもない。これは、何の世界なのだろう。アフリカン・ドラムの醸し出すえもいわれぬ幻想か。そこには、サハラ砂漠があるとでもいうのだろうか。ともかく・・一度耳にして欲しい音楽であることに間違いない。

好き嫌いはその後のこと・・・。

Ommadawn (詳細)

幻の映像(K2HD/紙ジャケット仕様)

・「世界進出の先駆的作品
 イタリアを代表するプログレ・バンド、PFMの世界進出を狙った’73年発表の作品。 イタリア本国で既に発表されていた1st、2ndから曲をえり抜き、英語の歌詞をつけて(⑤はイタリア語)編集された内容となっている。 本作がヒットしたという事実は、これが安易な寄せ集め作品ではないことを立派に証明されたといえるだろう。

 確かな演奏技術は勿論、クラシック、ジャズに加え民族音楽的なバロック音楽のエッセンスをふんだんに取り入れ、静と動のコントラストが自然な形で、美しいメロディとなっている曲、その壮大なスケール感は全く否の打ち所がない。 世界進出に相応しい優れた作品は現在もなお、その魅力は輝いている。

・「プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ
タイトルに書いた名前が略さないP・F・Mです。知り合いのチョコレート屋の名前をもらった、という伝説がありますが本当かどうかは知りません。

 LPレコード時代はA面ばかり聴いていました。 1曲目から「セレブレイション」までは本当に名組曲。その後少しダレ気味になるからですが、そこらへんがちょっと惜しいと思います。 CDになってからは全曲通して聴きますが、LPレコード時代はひっくり返すのが面倒だったという理由もあったと思います。

 でもイタリアン・プログレッシブ・ロックの名盤であることに疑う余地は全くありません。転調や変拍子も多く使われていますが、そこに奇をてらったような感触が全く感じられないことに加えて、主旋律の美しい曲が多いことが現代まで名盤と言われ続けている理由の一つであると思います。

 なおその頃「イル・パエーゼ・ディ・パロッキ(子供達の国)」も良く聴きました。スタイルはちょっと違うけれどこちらも間違いなく名盤です。機会が有れば聴いてみて下さいね。

 

・「シンフォニックロックの真髄
最初の川が海に流れてくるような壮大なシンフォニーに度肝を抜かれます。そのあとののりのいいロックナンバーにもシンフォニーの要素が取り込まれています。それから素晴らしいのが三曲目のタイトル曲でこれはイタリアンなシンフォニック曲です。その後のインストゥルメンタル曲のオールドレインは部屋の雰囲気が変わるほど美しい・・・絶品です

・「あまりに繊細で美しいクラシカルロック
「こんなにも美しいロックがあるなんて!」最初聞いた時はかなりショックを受けた。イタリアを代表するプログレバンド、73年の世界デビュー作。EL&P、クリムゾン、ジェントルジャイアントなど英国プログレの影響をうけたサウンドにイタリアならではの叙情美を吹き込み、独特の優美でロマンチックな世界を形成。1stからの1曲と2ndにピートシンフィールドが英詩をつけたもの(1曲だけイタリア語のまま)に新曲を1曲加えた内容。イタリア盤の方が伊語独特の美しさがあったが、アレンジの点ではどちらかと言えば本作の方が私は好き。どちらにもそれぞれ違った良い所があるので優劣はつけられない。「人生は川のようなもの」は本当に、涙が出るほど美しい。クラシカルで寂しげなアコースティックギターで静かに始まり、フルート、オルガンなどだんだんと音が増えてきて、荘厳で悲劇的で激しいシンフォニックロックへとなだれ込むドラマチックな展開はいつ聞いても鳥肌立つ。「セレブレイション」は1stより短い曲構成。演奏の歯切れよさはこっちが上か。勢いある演奏から甘美な静寂に変化しフルートが踊る瞬間は相変わらずステキ!終わり方などは特にジェントルジャイアント。「幻の映像」は美しい夜の風景を連想させるような妖しい雰囲気で始まるが、複雑にして流麗な展開に翻弄される内に気付けば牧歌的でポップな空気に包まれる…あまりに鮮やか。新曲「オールドレイン」はクラシックの美しさとジャズのムーディーさが見事に溶け合うインスト。「晩餐会の3人の客」は伊語。端整なアコギ、フルートも絶妙。格調高いピアノソロが好き。「ミスター9〜5時」は元はインストだった「生誕」に英詩をつけた。テクニカルで奇抜。「プロムナードザパズル」は中盤、悲劇的なピアノ旋律をなぞり舞い上がるような美しさを見せるバイオリンに感動。

・「ただ1曲のためにだけ
 確か、ジャズ畑のある評論家先生(故油井正一先生だったか?)が書いておられたか、語っておられたか、その辺は定かではないのだが、「アルバムの中に1曲だけでも心ひかれる曲があるのなら、その1曲のためだけにそのアルバムを買うべし」という主旨の発言があったように思う。その教えを長年実践してきた自分にとって、このアルバムはまさにその好例である。個々の楽曲の質は非常に高いし、演奏技術も凄まじいものだが、ELP、イエス、キング・クリムゾンを聴き慣れてしまった耳には、まずまず標準的なプログレの音なのだ。1級品ではあるが、特級品かと言われると、思わず口ごもってしまう。 にもかかわらず、このアルバムを推す理由はただひとつ。冒頭を飾る1曲"River Of Life"の存在である。クラシックの室内楽を彷彿とさせる典雅なアンサンブルから始まり、予想外の展開を見せつつ(聴かせつつ?)、怒涛のロックサウンドになだれ込み、古き良きアナログシンセ+メロトロンの極上の響きで、いかにも日本人好みの涙腺ウルウル旋律をこれでもかこれでもかとばかりにたたみかけてくる。演歌とはほど遠い音でありながら、演歌に通ずるナニモノカを感じさせる、日本人の情感をくすぐってやまない名曲である。パッヘルベルのカノンや「メンコン」、あるいはフォーレのパヴァーヌなどを聴くたびに泣けて泣けて仕方がない、そんなセンチメンタルなあなたにぴったりの1曲。 くどいようだが、他の曲がショボいわけではない。1曲目が突出しているのだ。

幻の映像(K2HD/紙ジャケット仕様) (詳細)

Maxophone

・「残念ながらこれ一作のみ
イタリアのプログレバンド、Maxophone が残した唯一の作品。1975 年作。スタジオミュージシャンをしていたドラム、ベース、ギターの 3 人に、クラシック畑の 3 人を加えた 6 人編成。当時のイタリアのグループによくある初期のクリムゾンを思わせる技巧的なアンサンブルとハードなサウンドが基本だが、なんといっても多彩な管楽器群が効果的に使用されているのが特徴。フルート、サックスは当然として、クラリネットやフレンチホルンまで登場。特にフレンチホルンの効果は抜群で、目まぐるしく展開する緩急自在な楽曲の「静」の部分に、独特の古風な枯れた幻想味が生まれている。ムーグでも似たような質感の音色を使う場合があるが、やはり生音には及ばない。イタリアらしい情緒的な歌い口にも見事に調和していて、まったく貴重なサウンドだとしかいいようがない。隠れた名盤のひとつ。

・「美しく、爽やかなシンフォニック・ジャズ・ロック。
 イタリア出身のプログレ・バンドの‘75年発表の唯一のアルバム。本CDには、別に発表されたシングル曲2曲が追加収録されている。 6人編成という大所帯の上に3人のゲスト・プレイヤーも参加している。それがこのバンドの大きな特徴であり、フルート、サックス、クラリネット、トロンボーン、ヴィブラフォンといった管楽器と、ハープ、ヴァイオリン、チェロといった弦楽器も大々的にフィーチャーされている。 音楽性は、クラシカルでシンフォニックなメロディを、ジャズ・ロック的に演奏するPFMに通ずるタイプだが、親しみやすさという点では、よりポップなこちらの方が上にも思える。 演奏力は高いがテクニックを強調するような場面は無く、楽曲の魅力を引き出すのに徹した、とても聴きやすいもので、それにより、美しいコーラス・ハーモニーも実に気持ち良く聞こえる。 その辺りは、様々な楽器を効果的に配したアレンジの上手さが、大きくものを言っているのが明らかだ。 質が高い上に、管弦楽器という強力な個性を備えた、逸品のイタリアン・プログレだ。

Maxophone (詳細)

Darwin!

・「アヴァンギャルド&オペラティっク
 イタリアを代表するプログレ・バンドの’72年発表の2nd。 緩急のついたメロディックな曲を、ツイン・キーボードにより繰り出される、まるで獲物を狙う蛇がはいずりまわるかのような攻撃的な演奏が強烈で、正にアヴァンギャルド。 そこに挟まれる、ヴォーカリストのオペラのごとく朗々と歌い上げる熱唱は、爽快に聞こえる。

 とにかく全ての面で、ハードでへヴィでパワフル。聴くのに体力がいると言っても過言ではない作風だ。 しかし、ちゃんと繊細さの同居しているメリハリのついた構成で、決してただ聴きにくいだけの内容にしていないのが、本作が名作と言われる所以である。 かなり強い刺激が、心地良くも感じられる豪快な内容だ。

Darwin! (詳細)

Forse le Lucciole Non Si Amano Più

・「幻想的な音楽とは
的確なドラムのリズムと、ピアノのリリカルな響きが特に印象的であるが、時折効果的に演奏されるフルートの調べや、幻想的なロングトーンギター、ハモンド&ムーグサウンドとが相まって、最高の煌めきをみせている。ツイン・ギター、ツイン・キーボード、ベース、ドラム、ヴォーカルの7人編成から紬出されるメロディアスかつ華麗な楽曲は、イタリアンロックの良い部分のみを抽出・昇華させてつくった蒸留酒のようにエッセンスに満ち溢れている。

・「哀愁のあるメロディに、ゴージャスなサウンドが乗るイタリアン・プログレ。
 ‘77年発表の1st。’99年になって突如2ndが発表された。G、Keyを2名ずつ擁する7人編成の大所帯で、そこから連想される通りの、ゴージャスなサウンドで、テクニカルな演奏を披露している。

 しかし、よく練られたアレンジと、叙情的でシンフォニックな美しいメロディが、緻密に計算され、単純な大仰さではなく、効果的な演出を忠実に表現するこだわりが、はっきりと感じ取れる。 荒っぽく、チープなテノール風Voが好みを分けそうなところと、やや似たような曲が多いが、クオリティが高く、名盤に相応しい内容である。

・「加工物的なシンフォニックロックです
出来すぎである。プログレとはかくあるべきという方程式に則ったような作品。アルバムの導入部は、ルネッサンスの名盤「燃ゆる灰」の「Can You Understand」がモトネタではないかと思わせるほど酷似しているが、それでもやはり出来が良い。ぜひ演奏(アンサンブル)してみたいと思わせるくらい、かっこいい。

残念なのは、ヴォーカル曲が弱い点。全曲インスツルメンタルで通せば、キャメル「スノーグース」くらいの評価を受けていてもおかしくない作品。

Forse le Lucciole Non Si Amano Più (詳細)

サード

・「バンドの完成形
 フランス出身のプログレ・バンドの、’77年発表の3rd。 前作がテクニカルなアンサンブルに大きく比重を置いた内容であったが、本作ではまた若干作風を変えてきた。 引っ込めていたヴォーカルを前に出し、ヴォーカル・パートにも力を入れている。 その効果として、楽曲に親しみやすいメロディが生まれ、ロックとしての魅力も備えたプログレ作品に仕上がっている。 でも、前作の濃密なアンサンブルも健在で、演奏面ではその技量をしっかりと見せ付けており、その結果、全体的にメリハリがついている。 前作の長所に、新たな魅力を足し、はっきりと成長の跡が見て取れる本作こそ、このバンドの最高傑作かつ完成形だと思う。

サード (詳細)

Pawn Hearts

・「ロック史上最高傑作品
この作品を聞かずに何を聞く? というくらい最高の一枚です。最近、再結成し日本にも来ましたが、そのライブも衰える事なく素晴らしいの一言。

・「壮大かつ濃密な傑作
イギリスのプログレバンド、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターの4th。1971作一般的にVDGGの最高作とされるアルバム。どこかスペイシーなハモンドの音色に、ピーター・ハミルの個性的な歌声が響きわたり、不思議な壮大さが広がってゆく。サックスも入ってジャズロック的な要素もありながら、絡みつくような濃密さが音にあり、気持ち悪い一歩手前という雰囲気が、つまりはとても個性的でもある。KING CRIMSONにも匹敵する音の強度と、アヴァンギャルドな感覚を有してたたみかけるこの質感は、後のイタリアのヘヴィプログレなどにも影響を及ぼしたと思われる。全3曲という大作志向のアルバムで、とくに後半の23分の組曲が圧巻だ。2005年リマスター盤には、未発曲やバージョン違いなど5曲をボーナス追加。

・「chilling vocal
Peter Hammillのsoloはとても好きだったけど、Peter Hammillが並行してやってたこのバンドのアルバムは聴かず嫌いだった。Peter Hammillのアルバムにかなりハマっていた時には、これほどのsoloアルバムを作るという事は、余程バンドがつまらないなのか、、とさえ想像してた。いい曲はsolo用に温存して、、みたいな。実際、そういう時期もあったかもしれないけれど、少なくともこのアルバムはかなり充実してる。バンドの演奏は大仰だけれど、決して悪くはない。Peter Hammillは時々、物凄く力強く歌う。でも彼のchilling vocalは良い。大仰な演奏にもハマってる。

中間部のカオスがたまらなくカッコいい、A plague of lighthouse keepers。シンセのアルペジオ。構成は複雑というか、詰め込みというか、構築された感じではないような気がするけれど、そのほうがPeter Hammillのやや神経質な声には似合ってる。

Pawn Hearts (詳細)

Ciclos

・「帯より
スペイン・ロックシーンの夜明けを告げた、クラシックとロックの融合によるプログレッシヴ・ロックの一大傑作。'74年作品

Ciclos (詳細)

Phaedra

・「小難しい解釈は無しに…
シンセサイザー音楽の第一人者として、クラフトワーク並に有名なバンドの74年の作品です。初期~80年代までのシンセサイザーの音色を生かした想像力をかき立てる作品群の中でも、Rubyconなどと共に最高傑作と呼ばれてます。ちなみにタイトルのPhaedraとはギリシャ神話に登場する女性の名前です。

このバンドはかなり難解に考えられて、テーマやスタイル、思想などが語られることが多いですけど、個人的にあまり理論では考えず、想像力に身を任せて、不思議なシンセ音で構成された世界を楽しみたいです。楽器が異なったクラシックでも、プログレでもアンビエントでも枠組み出来ない、音を楽しむ純粋な「シンセサイザー音楽」というのが正にコレだと思います。

・「クラウトロック史上に打ち立てられた金字塔
Tangerine Dreamが作り出した最高傑作中の最高傑作です。個人的には他の作品はあまりパッとしない印象を受けますが、これは違います。縦横無尽に迫り来る70年代前半のアナログシンセ、その音の選択、音質、録音、パンニング、そして曲構成と、すべてに非の打ち所がありません。最初はテリー・ライリーに影響を受けたんだろうな、ぐらいしか思っていなかったのですが、完全に間違っていました。音楽にはドラマが必要だと考える方、この時代のアナログシンセが好きな方、「2001年宇宙の旅」の木星突入シーンが何よりも好きな方にはマスト中のマストです。「アナログシンセはこうやって使うんだ!」というくらいのまるでお手本みたいな、完璧な作品。是非チェックを!

・「無人島に一枚持っていくなら、これ..
初期のタンジェリンの傑作中の傑作。当時のアルバム解説に、エドガー・フローゼいわく、「そして僕らはついにシンセ・リズムというものを発見したんだ」クリス・フランケによるアナログシーケンサのリズム生成とミニマリズムというタンジェリンの世界が世に生まれた問題作です。

とにかく、これを聞きながら目を閉じると、トリップしてしまうのを避けられません。行き着くさきは天国か黄泉の国か、途中入るエドガーのベース、あとメロトロンも聴きもの。

・「トランス系の先駆者
1976年パンク勃発と同時にプログレ路線で売ってきたVirginがNWに方向転換。その時期以降、タンジェリンの様なアーティストは次第に時代の影に追いやられていった。当時、予備校生だった私もプログレを捨てNoNewYorkやDevoを聴きはじめていた。ともかく"幻想的な音楽性"というのは恥ずかしい時代だったのだ。しかしあれから約30年。このアナログ・シンセサイザーのリズムが実に新鮮。エレクトロニックだけど、未来派のような超モダニズムから派生したリズムと違うトランス感があって素敵。いまだったらクラフトワークより、ドラッグカルチャー系の音のほうに興味があるね。

・「今にしてこの注目度は驚き
何気なくプログレのCDでも買うかとこちらを眺めていたら、意外なものが売れているのを見つけ、非常に驚きました。私がタンジェリンドリームに出会ったのは、YMOブームの後のことですが、当時、周りのプログレファン、YMOファンはクラフトワークは知っていても、タンジェリンドリームはまず知らないというほど、超マイナーな存在でした。それが今にして売上げの結構上位に位置しているとは…本当に良いものはいつでも良いということでしょうか。私見では、この「フェードラ」は彼らの最高傑作であり、代表作といわれる「ルビコン」も遙かに超えていると思っています。とにかく、聴いていて妙に気持ち良くなる不思議な音楽です。

Phaedra (詳細)

Hosianna Mantra

・「全ての音楽ファンに。
ポポル・ヴーはけっこう聴いているつもりなのですが、なかなかこれと似たような音にめぐり合えずフラストレーションが溜まります。サントラ盤「Aguirre」や「Garden of Pharaohs」は案外に良かったけれども、この「Hosianna Mantra」の後に出た「Eins Jaergaer…」などはドラムスが入ってしまい、これ程の感動はありません。このアルバムを出しているのは、ジャーマン・ロックのファンなら知らない者はない程の名物レーベルらしいのですが、音楽で言えばこれはロックではありません。ただ「良いもの」。という感じです。内省的、瞑想的。意識的に耳を傾ける必要はありませんが、肌から染みとおって来ます。オーボエの音色と、バイオリン奏法を使ったエレキギターの官能的で柔らかな音が魅力です。ひとりでゆっくりしたい夜のための音楽ですね。お酒には合いません。気の利いたお香でも焚くといい感じでしょう(こういう聴き方をするから、他のアルバムがつまらなく思えるのだと思いますが…)。とにかく、ドイツロックのマニア諸子だけではなく、もっと広く聴かれてほしい音ですね。これまで人に聴かせた限りでは、みな口をそろえて称賛しています。

・「ニューエイジっぽいけど違う
シンセサイザーの元祖の方だったフリッケがアコースティックで演奏しています。

ピアノ・エレキギター・女性コーラス・オーボエなどで1聴、ニューエイジミュージックかなと思いますが、ウインダムヒルのように景色や季節は浮かびません。心の奥に入っていく感じです。ジャケットのように賛美歌ではありませんが、近いイメージです。後のアルバムも同じようなアプローチなのですが、このアルバムを超えてはいません。

このジャケットを見て、何か感じた方は買って損はないと思います。

・「ポポル ブーの最高作!
レコード原盤が昔6桁のプレミアムがついていたと言う曰くつきのアルバム!プレミアム=希少価値で内容が先行していない作品もあるが此アルバムが 「彼らの最高傑作!!」 と評価する人は後を絶たない彼らの音楽はサウンドトラックを除けば一貫して宗教色が濃いが音楽理論や 世間のしがらみにとらわれることのない真の自由な宗教音楽がPopol Vuhの 音楽といって差し支えないでしょう

とても "pureな音楽”です是非聴いてみてください

Hosianna Mantra (詳細)

ムーヴィング・ウェイヴス(K2HD/紙ジャケット仕様)

・「聞くなら、この作品から
なんといっても、この作品はフォーカスの代表曲である①の悪魔の呪文に尽きる!ヤンのギターが最初から吠えまくる。その中で心を和ましてくれる他の曲目もいいですね。ハードロックとクラッシックを持ち合わせた作品といえるでしょう!因みにベストアルバムの悪魔の呪文は短く編集してると思いますが?

・「ヤン・アッカ-マンの評価の低さに憤慨。
フォーカスの名を世界に知らしめた傑作であり出世作。クラシックとロックを融合させた独自のサウンドはキング・クリムゾンやピンク・フロイドの様にもっと評価されるべきだと思います。やイラプションのトミーをインストと言う理由だけで敬遠してしまうのはもったいないですよ!ヤン・アッカーマンのギターはもちろん素晴らしいのですが、タイス・ヴァン・リアのキーボード&フルートも印象的。とにかく、全ロック・ファン必聴の名盤であることは間違いありません!

・「西洋音楽のメイン・ストリームごった煮風
西洋音楽のメイン・ストリームと言えば諸説あるだろうが、少なくともロック・ジャズ・クラシックの三分野は含まれるだろう。そしてこれらの融合を目指したロック・バンドや作品は数知れずあるが、フォーカスのこの本作ほどそれをスマートかつ大胆にやってのけた作品は多くはないだろう。

冒頭の"Hocus pocus"からしてハード・ロックありジャズあり果てはヨーデルあり、しかもご機嫌でハードなノリの凄まじさはレッド・ツェッペリンも真っ青。その後もクラシックとジャズの和え物風の小作品が続いたかと思うと歌謡曲一歩手前のメロディアスな"Moving waves"で味付けが変わる。叙情性と多様性を兼ね備えた"Focus 2"はラスト組曲"Eruption"の布石のような趣き。

組曲"Eruption"に至ってはヤン・アッカーマンがジャズをバックにバリバリのロック・ギターを展開し、タイス・ヴァン・レアが格調高いクラシックとドライヴ感溢れるジャズを使い分け、ピエール・ヴァン・ダー・リンデンがジャズ丸出しの(と言ってもカール・パーマーほどではない)ドラム・ソロを叩き出し、シリル・ヘイヴァーマンズが自由自在なベースで他のメンバーの無茶なプレイを受け止める。西洋音楽のメイン・ストリームを一つの寸胴に叩き込んで一気に強火で煮立てたらこんな無茶で美しくてご機嫌なアルバムになっちゃいました。

かのミスター・シリウス(チルドレンでもジャイアンツでもないよ)が深く敬愛するバンドとしてこのフォーカスを挙げていたのでかつて私は意外に思っていたが、本作と"Hamburger concerto"を聴いてなんとなく納得できた。

・「ヨーデリングでロックンロール
「悪魔のささやき」というタイトルでインストルメンタルの曲としては異例なヒットとなった。オランダからのこのロックバンド、聞いて一番、歌がヨーデリングで聞いているものをバカにしているんじゃないかと思った。ところが、「ムービングウエイブス」を聞いて印象を改めた。

このバンド、ただキーボードとベースとギターとパーカッションだけやっているんじゃない。オランダ人(その背景のヨーロッパ)が小さいときから耳にしている音楽をロックンロールという世界中の若者が受け入れやすい音楽にアレンジして広めた。ヤンアッカーマンのギター(彼はソロアルバムでリュートも演奏している)の技術の高さにはギター愛好者として惚れ惚れしました。一度聞いたら頭の中で悪魔のささやきでなく、オルガンで踊っているオランダ人がいつまでもいることでしょう。

・「よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、ろっぽんポン♪
 プログレの名盤だと思います。①HOCUS POCUSと⑥ERUPTIONが聴きどころ。なんといっても①のヨーデルに圧倒?!されてしまうが(ここが評価の分かれ目?)、全体的にも叙情に満ちたサウンドかつ激しさも兼ね合わせたサウンドでプログレファンを満足させてくれます。⑥のERUPTIONは23分台の大作。この曲は、個人的には「カンサス」サウンドの原型のような気がします。(雰囲気が・・・)

 RUSHファンの私にとっては「MOVING WAVES」とはなんともいえないタイトルになっています。(もちろんこちらの方が先、1972年作)

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