鳥の歌-ホワイトハウス・コンサート (詳細)
カザルス(パブロ)(アーティスト), シューマン(作曲), メンデルスゾーン(作曲), クープラン(作曲), カザルス(その他), ホルショフスキー(ミエチスラフ)(演奏), シュナイダー(アレクサンダー)(演奏)
「平和への願いが込められた心にしみるライブ」「「鳥の歌」に込められたカザルスの深い悲しみが伝わってくる感動の演奏です」
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (詳細)
カザルス(パブロ)(アーティスト), バッハ(作曲)
「素朴であり、限りなく深い」「古き音の向こうから聞こえる命の鼓動」「至高の音楽」「ただ、感謝」「一挺のチェロが歌いあげる音楽の、なんて豊かなんだろう。人類の遺産というべき名盤」
パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫) (詳細)
ジュリアン・ロイド ウェッバー(編集), Julian Lloyd Webber(原著), 池田 香代子(翻訳)
「争いのただ中にあって平和を思う魂」「音楽・人類そして地球を愛するすべての人へ」
ジャクリーヌ・デュ・プレ~EMI完全録音集(17枚組) (詳細)
作曲者多数(作曲), ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)(演奏)
「この価格で・・・」「EMI よくやってくれた!」
風のジャクリーヌ〜ある真実の物語〜 (詳細)
ヒラリー デュ・プレ(著), ピアス デュ・プレ(著), 高月 園子(翻訳)
「天才の素顔の哀しさ」「映画とともに一読をお勧めします。」「ジャクリーヌ・デュ・プレの・・・」「姉・弟のデュ・プレへの愛憎とデュ・プレの人間の深み」「がんばりましょう>自分」
クラシックBOOK―この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる! (王様文庫) (詳細)
飯尾 洋一(著)
「お得。」「知らなかったエピソードも」「やさしい入門書」「こんなガイドブックを待っていた!」「特別付録CD、期待以上にクオリティー高いですね」
The Chopin Collection (詳細)
Frederic Chopin(作曲), Artur Rubinstein(Piano)
「ルービンシュタインが残した宝物」
モーツァルト:作品大全集(170枚組) (詳細)
モーツァルト(作曲), 指揮者多数(指揮), 演奏者多数(演奏)
「モーツアルト大全集の決定版!」「モーツァルト好きなら持ってて損なし。」
Mozart: Piano Sonatas (詳細)
Wolfgang Amadeus Mozart(作曲), Jean-Bernard Pommier(Piano)
「端正で好感のもてる全集」
モーツァルト (新潮文庫―カラー版作曲家の生涯) (詳細)
田辺 秀樹(著)
「モーツァルト カラー版作曲家の生涯」「図版が多くて結構楽しめます」「モーツァルトの苦悩」「写真でたどるモーツァルトの一生」
モーツァルト名盤大全―最新・完全版作品解説&名盤ガイド (ONTOMO MOOK) (詳細)
レコード芸術(著)
「究極の作品ガイド 初心者からマニアまで」「全作品のディスクガイドとして」「『モーツァルト名盤大全』という標題通り多くの楽曲を網羅」
Schubert: The Symphonies (Box Set) (詳細)
Franz Schubert(作曲), Yehudi Menuhin(指揮), Sinfonia Varsovia(オーケストラ)
「コスト・パフォーマンス最高!」
Gustav Leonhardt Jubilee Edition (詳細)
Harry van der Kamp(Bass), Anner Bylsma(Cello), Elias Nikolaus Ammerbach(作曲), Dublin Virginal Book Anonymous(作曲), Intabolatura Nova di Balli Anonymous(作曲), Carl Philipp Emanuel Bach(作曲), Johann Sebastian Bach(作曲), John Blitheman(作曲), Georg Bohm(作曲), Dietrich Buxtehude(作曲), Arcangelo Corelli(作曲), Louis Couperin(作曲), Jacques Duphly(作曲), Johann Caspar Ferdinand Fischer(作曲), Antoine Forqueray(作曲), Johann Jacob Froberger(作曲), Johann Kaspar Kerll(作曲), Marin Marais(作曲), Tarquinio Merula(作曲), Georg Muffat(作曲)
「チェンバロとオルガンの名曲集」「収録内容補足」
Beethoven: Complete Masterpieces [Germany] (詳細)
Beethoven(アーティスト)
「激安!これでベートーベン三昧」「60枚入りスペシャル価格?」
Complete Original Jacket Collection [Box Set] [Limited Edition] [United Kingdom] (詳細)
Glenn Gould(アーティスト)
「これだけで一生。。。」「音楽の森」「すべてのグールドファンへの宝物」「発売順に聴くということを追体験することが出来る」「購入を迷っていらっしゃる方へ」
Brahms: Complete Piano Music (詳細)
Johannes Brahms(作曲), Gerhard Oppitz(Piano)
「ああ、この演奏がこんなに廉価に。。。」「完全な「全集」ではないですが、ほぼ揃っています」
音楽遍歴 (日経プレミアシリーズ 1) (日経プレミアシリーズ (001)) (詳細)
小泉 純一郎(著)
「文人宰相の横顔」「小泉元首相が自由に語る音楽遍歴」「自由に音楽を楽しもう」「「指揮者と首相は似ていない。政界には野党もいるし、反対する人間もいる」」「音楽愛好者としての素直な思いの丈が語られた佳書」
心に効くクラシック (生活人新書) (詳細)
富田 隆(著), 山本 一太(著)
Collection 1: The Solo Piano Recordings (Box) (詳細)
Martha Argerich(アーティスト)
「8枚組の間違いでは?」
ラヴェル:ボレロ、他 (詳細)
クリュイタンス(アンドレ)(アーティスト), ラヴェル(作曲), パリ音楽院管弦楽団(演奏)
「その真価に改めて納得させられる、クリュイタンスのフランス音楽集」「リクツも歴史もやめましょう!」「全てにおいて、秀才的演奏」
教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術 (青春文庫 な- 12) (詳細)
中川 右介(著)
Faure: Complete Chamber Music (詳細)
Faure(アーティスト), Pierre Barbizet(アーティスト), Eric Heidsieck(アーティスト), Jean-Phillippe Collard(アーティスト), Quatuor Parrenin(アーティスト), Paul Tortelier(アーティスト), Christian Ferras(アーティスト), Michel Debost(アーティスト), Augustin Dumay(アーティスト)
「お薦めです!」
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番&第14番 (詳細)
アルバン・ベルク四重奏団(アーティスト), シューベルト(作曲)
「15番四重奏曲もオススメ」「シューベルトの名曲が名演で蘇ります」「このCDは名演奏のすべての条件を備えている。」「歌謡性とスケール感が際立つ名演奏」「名曲をアルバン・ベルクが至高の演奏。」
Johannes Brahms: Complete Works [Includes CD-ROM] [Box Set] (詳細)
Bo Skovhus(Baritone), Gunther Leib(Baritone), Michael Nagy(Baritone), Michael Volle(Baritone), Ken Gould(Bass), Alain Meunier(Cello), Herre-Jan Stegenga(Cello), Janos Starker(Cello), Koen Schouten(Cello), Moray Welsh(Cello), Sharon Robinson(Cello), Wolfgang Boettcher(Cello), Karl Leister(Clarinet), Karl Lesiter(Clarinet), Johannes Brahms(作曲), Spoken Word(作曲), Unspecified(作曲), Adrian Boult(指揮), Arpad Joo(指揮), Eduardo Marturet(指揮)
David Oistrakh: The Complete Recordings (詳細)
Joseph Stidel(Bassoon), Mstislav Rostropovich(Cello), Pierre Fournier(Cello), Svyatoslav Knushevitsky(Cello), Vladimir Sorokin(Clarinet), Ludwig van Beethoven(作曲), Johannes Brahms(作曲), Max Bruch(作曲), Claude Debussy(作曲), Manuel de Falla(作曲), Cesar Franck(作曲), Aram Khachaturian(作曲), Karen Khachaturian(作曲), Zoltan Kodaly(作曲), Edouard Lalo(作曲), Wolfgang Amadeus Mozart(作曲), Sergey Prokofiev(作曲), Franz Schubert(作曲), Dmitry Shostakovich(作曲), Jean Sibelius(作曲)
「20世紀を代表する巨匠ヴァイオリニスト、ダヴィド・オイストラフ」
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>サ行の作曲家>シューマン
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>メンデルスゾーン
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>演奏者別>カ行の演奏者>パブロ・カザルス
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Formats>LIVE盤>クラシック>器楽
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>カ行>クープラン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>サ行>シューマン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>マ行>メンデルスゾーン
・「平和への願いが込められた心にしみるライブ」
1961年にケネディ大統領の前で行われたコンサートのライブです。メンデルスゾーンやシューマンももちろん良いのですが、何と言っても「鳥の歌」がすばらしい。カタロニア民謡をカザルス自身が編曲したこの曲は、何の変哲もないシンプルな小品ですが、弾く者の思いが切々と伝わる名曲です。
カザルス曰わく。「カタロニアの小鳥たちは、ピース、ピースといって鳴く」のだそうです。
・「「鳥の歌」に込められたカザルスの深い悲しみが伝わってくる感動の演奏です」
1961年11月13日、パブロ・カザルスが、ケネディ大統領によってホワイトハウスに招かれた時の伝説の演奏です。ラストに演奏されたカタロニア民謡「鳥の歌」(カザルス編)に大変感銘を受けました。親友でピアノの大家であるホルショフスキーの前奏の後、カザルスのチェロの音色が響きます。ライヴ録音ですし、カザルスのうなり声も入っていますので、通常のスタジオ録音とは全く雰囲気が異なります。
なんて悲しいチェロの響きなのでしょうか。もともとモノラル録音ですので、音の状態はよくありません。また、84歳という年齢のせいなのでしょうか、音も少しかすれているように感じます。でも、それが一層すすり泣きのように聞えてきますので、カザルスの故郷に対する心情を表わしていると理解した方が良いのかもしれません。渾身の演奏といいますか、カザルスのパッションがチェロからほとばしるような演奏です。
ライナーノーツによりますと、カザルスはこの録音の10年後の1971年、国連において感動的なスピーチを残しています。「これから短いカタルーニャの民謡《鳥の歌》を弾きます。私の故郷のカタルーニャでは、鳥たちは平和(ピース)、平和(ピース)、平和(ピース)!と鳴きながら飛んでいるのです」というように、平和への切望を全世界に伝えています。
1939年5月、スペイン内戦がフランコ軍事政権の勝利に終ったため、カザルスはスペインから南フランスに亡命します。「自由な政府ができるまで、祖国に帰らない」と言ったカザルスは、第2次世界大戦後も二度とスペインには帰りませんでした。
このような平和主義者カザルスが、この「鳥の歌」の演奏に対して込められた思いは、とても複雑で重いものでした。20世紀を代表する名チェリストの魂の演奏に触れられただけでも幸せだと感じました。ゴールド・ディスク仕様プレミアム・パッケージ ですので、愛聴盤としてお聴き下さい。
・「素朴であり、限りなく深い」
カザルス:「(無伴奏チェロ)組曲はアカデミックな作品と考えられてきた。テクニック一辺倒の、機械的で温かみのないものだと。考えてごらんよ!広がりと詩情が一点の曇りもなく輝きあふれるあの曲が冷たいだなんて、だれがいえるだろう!あの作品はバッハの本質そのもので、バッハは音楽の本質そのものなのに。」 (J.L.ウェッバー著「パブロ・カザルス 鳥の歌」、『バッハ』の項より抜粋)
カザルスによるこの曲の演奏は、心の芯の、そのまた芯にまで響き渡る、全人類必聴の超名演です。カザルスの奏でる奥深いチェロの響きは、巷に溢れる耳触りの良い、聴き易い音楽を聴き慣れている耳には、ぎすぎすした重苦しい音色に聴こえるでしょう。ですが、それは当然というもの。本当の魂の音楽というものは、心の底からそれを欲する時にしか、その素晴らしさを味わうことが出来ないからです。
カザルスは、音楽家史上稀に見る高潔な人格をもつヒューマニストでした。暴力や戦争を心から憎み、人間の愛の可能性を強く信じていました。そんな彼の思想や人柄が反映されたこの演奏には、人間の心の中にある最も神聖な「なにか」に強く訴えかける力が満ち溢れています。仮に、世界中の全ての人がこの演奏を聴き感動したのなら、世界は、良い意味で、もっと違ったかたちになっていたことでしょう。あなたがこの演奏を聴いて感動した時はきっと、人間として忘れてはいけない感覚―幼い頃、母の腕に抱かれていた時のような、懐かしく、限りなく幸せだった時の気持ち―を思い出すはずです。
・「古き音の向こうから聞こえる命の鼓動」
チェロは人間の声の音に最も近いと言われる。そのため最も自然に人間の耳に入り、心地よく響く。しかし、その歴史はヴァイオリンよりも地味で古今東西のチェロの名曲と言えるものは多くはない。その中でバッハの無伴奏チェロ組曲は最高の曲である。この当時、近代的なチェロは存在せず、ヴィオラ・ダ・ガンバやバリトンと呼ばれる現在のチェロには到底及ばない楽器が用いられていた。そのため独奏楽器としてはほとんど用いられず、ただ合奏の低音部を担う程度の役割しか与えられていなかった。そのような時代にバッハが独奏チェロのための曲を作った事は彼のチェロへの関心とこの楽器の魅力に対する先見の明があったと言えるだろう。この組曲はヴァイオリンソナタのような厳格な形式に依らず標準的な古典組曲の形に則っているが、内容は深く、紛れもないバッハの音楽である。そしてカザルスのこの演奏は彼の最高傑作のみならず、人類最高の遺産である。20世紀という激動の時代に自らの信念を貫き、最高のチェリストのみならず、最大の人格を備えた芸術家であった彼は後世に多大な影響を与えた。そしてこの演奏からは彼の命の鼓動が聞こえてくる。彼はこの曲の自筆譜を若き頃古本屋で見つけ、熱心に研究したという。その努力があたかも立派な樹木が地の下の見えない所に深く根を張っているように、冒頭のプレリュードから肺腑をえぐられるように心に響いてくる。このような演奏を聴くと自分の愚かさを思い知らされるようである。今現在の日本で僅かのお金を出してこの録音を簡単に買う事ができる時代になったが、果たしてそれで良いのかと思ってしまう。命を懸けてこの曲に取り組んだカザルスの命の鼓動を聴く側が安直な態度では決していけないだろう。こちらも可能な限り全精力を傾けて聴き、ようやくそこから何か得る事があるだろう。古き音の向こうから聞こえる命の鼓動を魂で聴くことによって。
・「至高の音楽」
音の中に魂が融け込んでしまうような。そんな音楽/演奏は、あまりありません。目をつむれば、静かな森の木漏れ日の中にいるような感覚。心から好きな音楽/演奏は他にもありますが、何も考えたくない、何も感じたくない、何も聞きたくない、ただ休みたい、それほど疲れ切っているときに魂が受け付けることのできる、本当の疲れを癒してくれるのは、私にとって、カザルスのこの無伴奏組曲だけなのです。
・「ただ、感謝」
色々なチェロの音色を聴いて、私は結局、カザルスの音色に行き着いた。カザルスの奏でるチェロの音色には、「永遠と一日」を感じる。どこまでも心が、やすらいでゆく。
・「一挺のチェロが歌いあげる音楽の、なんて豊かなんだろう。人類の遺産というべき名盤」
樹齢千年を超える古木のたたずまいを見るような、どっしりとして雄勁な演奏。今から七十年以上も前の録音なんだけれど、一挺のチェロから繰り出されていく音の逞しさ、微塵も揺るがぬ気迫といった風韻に、心を揺さぶられましたね。「流石に、名盤として語り継がれてきただけのことはあるなあ」と、パブロ・カザルスが紡ぐチェロの音、バッハの楽の流れに、深々とした銘酒の味わいを感じました。
全6曲のなかでは、ハ長調の『第3番』と、ニ長調の『第6番』が、特によかったなあ。『第6番』の前奏曲やガヴォット1&2といった曲でのカザルスのチェロは、生き生きとしてダイナミック、おのずとにじみ出る風格と気品が漂っていて、本当に素晴らしかった!
バッハのこの曲を聴いてみる気になったのは、過日、文庫で読んだある話の中で、この曲が流れていたから。「優雅で、切なくて、そよ風とも嵐ともつかない曲。そんな気がしません?」なんて、登場人物がバッハのこの音楽のことを語っていましたっけ。伊坂幸太郎の『死神の精度』(文春文庫)。未読のかたは、ぜひ!
録音年月日は、次のとおり。■『第1番 ト長調』・・・・・・1938年6月2日■『第2番 ニ短調』『第3番 ハ長調』・・・・・・1936年11月25日■『第4番 変ホ長調』『第5番 ハ短調』・・・・・・1939年6月13〜16日■『第6番 ニ長調』・・・・・・1938年6月3日
・「争いのただ中にあって平和を思う魂」
~偉大なチェリスト、という使い古された形容詞では到底表現しえないほど深遠な音楽的洞察、精神の高貴さ、そして優しさとユーモア。それが巨匠自身の言葉、数々の有名人のコメントで断片的につづられている。たったそれだけの本なのだが、時に彼の慈愛に満ちた言葉に癒され、時に平和への切なる願いに涙無くしては読めない。「たった一つのフレーズに感動する~~ことが出来る。後は人の間違いをあげつらってばかりいる奴が取り沙汰すれば良い」とは辛辣ながら音楽の本質への愛を指した言葉。音楽ばかりでなく全てへの愛。決してパイプを手放さず、時には間抜けなどたばたをやらかす人間味あふれたエピソードの数々。音楽を愛する、愛していた、あるいはこれから愛する全ての人に読んで欲しい。陳腐な言い方ですが、きっ~~と癒されます。~
・「音楽・人類そして地球を愛するすべての人へ」
不朽の名チェリスト、パブロ・カザルスの語録、逸話、批評等々を集大成。世紀の巨匠の様々な素顔を見せてくれる。 忍耐強く努力を惜しまず、生涯を芸術の追及に捧げた大芸術家カザルス。批判や反発を受けようとも自分の信念を曲げず、チェロの奏法改革を成し遂げたマエストロ・カザルス。
しかし、彼はけして雲の上の人ではなく、冗談も言えばいたずらもし、緊張もすれば失敗もする。 また、祖国カタルーニャへの思いあふれる愛国者カザルス。スペイン内乱勃発の夜のくだりは、胸にしみる。 そして繰り返し叫ばれる〝芸術によって世界を一つに〟という願い…
この本は愛に満ちた人間カザルスと、彼を慕う人々―近親者を始め、著者・翻訳者ならびにこの本の制作に関わった全ての人々をも含めた―の愛の結晶である。 「チェロを愛するすべての人に」と扉にはあるが、音楽・人類そして地球を愛するすべての人に読んでほしい秀作だ。
・「この価格で・・・」
主にEMIを中心に録音していたデュ・プレですので、録音記録としては、ほぼ網羅していると言っていいでしょう。もちろんEMI以外に、BBC等にも優秀な録音が残っていますが。デュ・プレの演奏自体そのものもすばらしいものですが、このような形で録音集が出されるのは嬉しいものです。リハーサル録音のドンキホーテ(後にEMIから単独で1300シリーズで2007年に発売)も含まれています。リハーサルとはいえ仲間内で拍手が出るほどのできばえで、すばらしい演奏です。デュ・プレの演奏をそろえるには最適のCD集だと思います。
・「EMI よくやってくれた!」
伝説のチェリスト ジャクリーヌ・デュ・プレの作品集(17CD)がわずか7,000円程度で購入できるとは感激です。見た瞬間即買いました。コストパフォーマンス最高! これまで単品で一部の演奏は持っていましたが、EMI完全集が出るとは思いませんでした。一部で録音状態が良くないのもありますが、そんな事は言っていられません。待ち望んでいたファンも多いと思います。
チェロの音色は不思議と落ち着きます。とても好きなので愛聴版にします。
EMIもたまにはやってくれるなぁ。
・「天才の素顔の哀しさ」
デュ・プレのファンの方はご存知だろうが、この天才チェリストを描いた本は2冊ある。1冊が本書で映画の原作となったもの。もう1冊がキャロル・イーストンの書いた本である。当初キャロル・イーストンがデュ・プレの伝記を書かして欲しいとデュ・プレ亡き後遺族に頼みに行き後者を発刊したが、その内容に納得がいかなかった遺族がデュ・プレの生々しいほどに全てを出したのが本書だ。
天才は生きる事は上手くなかった。素顔は読めば読むほど哀しい。
こういう女性としての葛藤を内包した中で、あの演奏を残したのだなぁと感じるものがある。
ただデュ・プレの演奏を聴いただけでは彼女を語るに値しないと実感する作品。
・「映画とともに一読をお勧めします。」
本当のジャクリーヌ デュ プレを見た人には絶対読んで欲しい一冊。
”ジャクリーヌ デュ プレ”という希有のチェリストとしての姿ではなく人間ジャクリーヌの姿を家族としてみてきた姉と弟が演奏家ではない一人の人間としてのジャクリーヌの姿を知ってほしいと書いた本です。クラシック音楽を元々好きでデュ プレを知っていた曲を聴いていた人には複雑な気持ちになってしまう映画の原作本なのですが・・。
・「ジャクリーヌ・デュ・プレの・・・」
知られざる側面を知る、という意味でも勿論だが、そんなことよりも、文学として、これは傑作、である。何をしてそう言わざるを得ないか。この書の著者たる姉弟は、ジャクリーヌを心から愛し、大切な想い出としてこの本を書いたというように、極めて読者、及び彼らの知る知人たちに対し心の平静を装いながらも、実はいかにジャクリーヌ中心の生活に拭いがたいトラウマを持ち続けているかがあまりにも生々しく切々と伝わってくるからだ。これをもし、二人が子供の頃に書いていたら、とんでもない大批判&愚痴大会になっていたはずだ。人間の、自己愛と愛への渇望、醜い嫉妬心と虚栄心が浮き彫りとなり、決して「妹ジャクリーヌを愛していた」などと言った奇麗事では済まされない、断罪にも似た迫力がある。この本の言いたいこと、それは「妹は天才であったが、狂っていた。自分たちの人生の大部分はそれでスポイルされた。私たちは紛れも無い犠牲者なのだ」ということに他ならない。これを肉親の側である著者二人が記したこと、このような例がかつてあっただろうか。これを読み終わり、改めてこれがドキュメンタリーであることに立ち返った時、あまりにも見事な実存主義の完成形がここにある。
・「姉・弟のデュ・プレへの愛憎とデュ・プレの人間の深み」
天才チェリストのデュ・プレの姉と弟が思い出を綴った本書は、いやが応にも人間の深みを読者の心に知らしめます。姉と弟は自分達の心の整理を行う為に、愛し憎みやはり最も愛したデュ・プレとの思い出を包み隠さず本書で語り自分の子供達に捧げました。
村上春樹のノルウェイの森のセックス描写が小説の真に大切なものを表している訳ではないのと同様、以下の衝撃的な事実の奥にある何か、著者達が自分の子供たちに伝えようとした人間の醜くしかし崇高な深みのようなものをぜひご自身で読んで感じて頂ければと思います。
・8歳の時、大人になったら歩くことも体を動かすこともできなくなると姉に教えた・10代後半にピアニストと不倫していた・21歳の時、ロシアへ音楽留学中にレイプされたが、天才ピアニストであり指揮者だったダニエル・バレンボイムと出会って結婚しユダヤ教に改宗した・結婚後恐らく性的に夫に答えられないことが原因で、別居し激しい鬱病に苦しんだ・その間、姉の家族と同居し、姉は夫が極度の鬱病に苦しむデュ・プレと寝室を共にするのを認めた・終生父と母を独り占めしようと争った・その父は戦争中にMI5(イギリスの諜報機関)に所属し、大胆だった性格が一点心を病むようになった・死ぬまで病気のデュ・プレに尽くした夫のバレンボイムは実はパリでロシア人のピアニストと2重生活を行っていて二人の子供を儲けていた・28歳で多発性硬化症の為に引退を余儀なくされ、42歳でその短い生涯に幕を閉じた
私はヴァイオリニストの千住真理子さんが著書で「デュ・プレが演奏したCDを聴いた時に、体が震えるほど感動し、弦楽器のよさがその時はじめて分かったようなショックを受けました。彼女が最後に録音したCDの、特に一番最初の重音の弾き方が、まるで血を吐くような演奏だと思うのです」と語っていたので、デュ・プレのCD(EMIの全集等々)、DVDを拝聴した上で、本書を読みました。その辺の直木賞や芥川賞小説より余程深みのあるこの著書に出会えた意義は自分の人生でとても大きなことだと感じています。
・「がんばりましょう>自分」
不世出の天才チェリスト ジャクリーヌ・デュ・プレをその姉と弟が描いた作品。幼い頃からチェリストとして活躍し、病気のため28才で引退。42才で亡くなった。
天才を姉妹に持つ大変さが伝わってくる。ちょっと才能があっても天才の前にはかすんでしまう。家族の中心は天才になる。すべてが天才のためになってしまう。
家族はそれに嫉妬するのではなく率先して巻き込まれることになる。それが神から選ばれた天才と言うもの。しかし、私が読みたかったのは彼女の病気についてだ。病名は多発性硬化症。彼女は私の病気の先輩だ。だんだんと病気が進行し体の自由が利かなくなっていく。楽器が弾けなくなっていく。まわりには才能の枯渇と陰口を言われる。
症状が進行する中、病名がわかるまでの不安。追い打ちをかけるような、精神的なものとの誤診。診断が出てからも、引退してから死ぬまでの14年間はどんな思いだったか。姉弟ではなく、本人に聞かないと分からない。
●クラシックBOOK―この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる! (王様文庫)
・「お得。」
すごい気軽に読めるクスッと笑える本です。クラシックと一言で言っても範囲が広いですが、各作家を4ページずつ位でコンパクトにまとめていて読みやすいです。斬新です。ただ、あまりに噂話風に書かれているので(チャイコフスキーは同性愛者とか)、ちょっと偏見をもっちゃいそう(笑)
付録のCDはあまり期待していなかったのですが、とってもいい音源でした!
・「知らなかったエピソードも」
結構クラシックは聴いている方ですが、作曲者については以外と知らないことばかりでしたのでこの本は楽しめました。また途中で挟み込まれているコラムでは、コンサートでのマナー(あるいは対処方法)は納得のいくことばかりでした。拍手は周りの様子に合わせてなど(もしみんなが実行すれば、演奏後誰も拍手しないんだろうな・・・などと思いました)。CDもついてこの価格でしかも内容は濃く、多岐にわたっています。とても良い本&CDだと思います。
・「やさしい入門書」
飯尾さんの優しさが伝わる、易しいクラシック音楽の入門者です。 作曲家別の構成なので、辞書的にコンサートの曲に合わせて拾い読みすることもできます。 「演奏会では絶対にやってはいけないこと」には全く同感。このあたりも著者の気持ちが伝わります。 この価格で、CD付きもお得。王様文庫らしい、良心的な企画です。
・「こんなガイドブックを待っていた!」
『のだめカンタービレ』の著者・二ノ宮知子先生のイラスト&推薦文!&『のだめ』の音楽監修をされている「もぎぎ」こと、茂木大輔さんによる選曲CD付き!
のだめファンにはたまらない、夢のような豪華コラボレーションに、思わず購入してしまいました☆
内容は、世界の作曲家の人物像&エピソードや代表作品を紹介していくクラシック・ガイドブック。
ただ、そこらへんによくある教科書的な内容とは違って、クスッと笑えてタメになる情報も盛りだくさん♪
たとえば、バッハの『トッカータとフーガ二短調』の説明で、「近年、嘉門達夫が『鼻から牛乳』と詞をつけて歌っていることでも有名」とか書いてあってフツーに笑えて、頭の中に“バッハ×嘉門”の曲がかかりだす始末。おもしろすぎる!私の中でバッハの存在が、かなり身近になりました(笑)
もちろん、押さえるべきベーシックな情報もちゃんと載っているので、とても勉強になります。今は、コンサートに行きたいな〜って思ってマス。
特別付録の収録曲も、もぎぎ選曲だけあって、すごくいいですヨ!
絶対、買いの一冊☆
・「特別付録CD、期待以上にクオリティー高いですね」
N響首席オーボエ奏者で、『のだめ』音楽監修の茂木大輔氏が選曲されたCD付きということもあって、気になって買いました。
本の内容は、他の方がレビューで書いているとおり、今までにないユニークな切り口、かつ読みやすいポップな文体で書かれており、予想以上に面白かったです。入門者以外の方も楽しめる内容だと思います。
特別付録CDですが、“Love Classics〜愛のアルバム〜”というテーマのもと、エルガーの『愛の挨拶』、ショパンの『別れの曲』など有名な曲から茂木さんらしいオーボエの演奏が際立つ選曲もあり、かなりいいです。
また、「『これぞ!』という世界の名曲、名演奏を選び抜きました」と本書で謳っているとおり、この手の付録CDにしては、かなりクオリティーの高い演奏が詰まっています。レコード店でCD単品で売っても遜色はない素晴らしい内容だと思いました。
唯一難点は、ミニCDなので演奏時間が限られていること。せっかくの良いCDなので「もっと聴きたい」というのが正直な感想です。
まぁ、あくまでも付録CDですし、ガイドブック付きで、この価格であれば、かなりお買い得だと思います。お勧めです。
・「ルービンシュタインが残した宝物」
RCAにルービンシュタインが録音したものの集大成。かなり以前に、一枚でのショパン名曲集を購入して感動したが、これで彼のショパンの全貌が分かる。新旧再録音のものまで含まれ、聴き比べも出来、何だか得した気分。色んなピアニストがショパン作品を録音しているが、これはもちろん買いです!!!!
・「モーツアルト大全集の決定版!」
いくつかのレーベルから大全集が発売されていますが、ブリリアント版はコストパフォーマンスも高くモーツアルト250周年の目玉です。まだ交響曲・協奏曲・ディヴェルティメントしか聴いていませんが、標準以上の演奏だと思います。初期の交響曲を聴いただけで類まれない天才だったことが分かります。サイズが超コンパクトでCD-Rのテキスト(英語ですが)も付いており良心的です。このセットで1年間はモーツアルト三昧です。
・「モーツァルト好きなら持ってて損なし。」
1日1枚聴いても半年かかります。さすがに全部は聴いていませんが、ピアノ協奏曲、室内楽、ミサ曲をよく聴きます。この全集をまず買って、好きな曲を発見したら、名盤といわれているCDを個別に買うのもありかなと思います。反面、長年かけて少しずつコンプしていく楽しみはなくなりますが。
BOXの大きさは非常にコンパクト。最初、170枚入っているとはとても思えませんでしたが、確かに入っています。CDケースが薄い紙でできているから可能なのですが、雑誌の付録のような安っぽさが気になるかもしれません。まぁ、値段が値段ですし、厚手の紙だとここまで小さくできないのでトレードオフかと。中身はカテゴリー別に色分けされており、取り出し・収納が楽に行えるので実用的です。
モーツァルトが嫌いという人は別として、興味のある人からマニアな方まで幅広くおすすめできます。何より1枚あたりの単価が安い。値段は時期により異なるものの、輸入版のほうがさらに割安のようです。別途、本で出版されている"モーツァルト全作品事典"を買うとさらに理解が深まることでしょう。
・「端正で好感のもてる全集」
ピリスの若々しい初期の全集と並びベスト1です。ピリスにくらべテンポはややゆったり。演奏は端正で美しい。情感タップリの演奏になれた方には機械的?で物足りなさを感じるかもしれませんが押し付けがましさがないところがとても気に入っています。
・「モーツァルト カラー版作曲家の生涯」
この本は、カラーなので、写真や絵などがとても見やすいのが一番の特徴かなとおもいます。それと、章のくぎりなど、所々で色々な著名な方々のコメントや考えなどが2ページに渡って載っていて、とても参考になりました。私が思っていたモーツァルトは、神童と呼ばれ、演奏旅行をする華々しいイメージが強かったのですが、この本を読むと、実はお金に困ったり、いじめにあったりということを知り、なぜかとても悲しくなりました。最後の方に年表や曲目などが書いてあったので、とても参考になりました。
・「図版が多くて結構楽しめます」
モーツァルトの伝記を読もうとして、はたして何が適当なのかよくわかりませんでした。今更子ども向けでもあるまいし、あまり長いのも読みきれるかどうかわからないし。そんな中でこの本は、文庫であることや図版が多いことなどから手頃でした。途中に挟まれている各界の人のエッセイは、この本が刊行された当時にしか通用しない内容もありますが、それはそれとして、1日で知ることが出来るモーツァルトの生涯という感じで良かったと思います。
・「モーツァルトの苦悩」
「音楽の神童」といわれたモーツァルトの生涯を綴る。カラー写真が豊富で視覚的に理解できるところがよい。しかも廉価である。こういったシリーズ物がもっとあったらいいと思う。 父であり彼の音楽的才能の最大の理解者であったレオポルドとの旅の軌跡,故郷・ザルツブルグに対する複雑な思い,妻・コンスタンツェへの愛情・・・人懐っこい性格と言われているモーツァルトにも人知れぬ悩みが多かったことが知らされる。特に,晩年の貧困には並々ならぬ苦労があったようであり,同情を禁じえない。偉大なる音楽家の実像がつぶさにわかる。
・「写真でたどるモーツァルトの一生」
新潮文庫「カラー版作曲家の生涯」の一冊。著者は音楽史の専門家。モーツァルト関連の本も何冊か著している。 豊富なカラー写真・絵画を使いながらモーツァルトの生涯を概観したもの。手際よく、客観的にまとめられており、手頃な伝記といえるだろう。詳しい人には物足りない。 モーツァルトの住んだ家、自筆の楽譜、モーツァルトの肖像画などを見られるのが面白い。この部分だけでも価値があると思う。 巻末には年譜と作品一覧が収録されている。 また、海老沢敏、林光、徳永二男など音楽関係者12人がモーツァルトについて述べたエッセイも収められている。
●モーツァルト名盤大全―最新・完全版作品解説&名盤ガイド (ONTOMO MOOK)
・「究極の作品ガイド 初心者からマニアまで」
現在CDで入手可能なモーツァルト作品がすべて紹介されています。膨大な情報量です(なのに価格も安い!)モーツァルト初心者からマニアまで納得の1冊だと思います。
・「全作品のディスクガイドとして」
辞典に比べると1つ1つの情報量は少ないのでしょうが、全作品が網羅されているので手軽な資料になります。とはいっても、ムックにしては活字の量は多いです。全く知らない人には少々敷居が高いかもしれませんので、最初に簡単な伝記を読んでおくと、より理解が深まっておすすめです。
有名作品にはスペースを多くとっています。点数付けやランキング形式でないのも、先入観を持たないので好感が持てます。この本から気に入った曲が見つかったら、他の演奏家のCDも試してみるとよいでしょう。
・「『モーツァルト名盤大全』という標題通り多くの楽曲を網羅」
モーツァルトの様々な作品を演奏し、それ以上に多くの曲を実演やCDで聴いてきましたが、それでもその膨大な作曲数からみると少ししか聴いていないわけで、このようなムックの存在は知識の整理だけでなく、まだ聴いたことのない楽曲への誘いとなるものでした。
240頁という紙面の中で、今入手できるCDの曲を全て盛り込んでおり、モーツァルト事典のような使用も可能です。あまり聴くことのないマイナーな作品について触れられているのはありがたいですし、参考になりました。
一方、モーツァルトの特定の好きな作品を深く知ろうとすると少し当てが外れることになるでしょう。例えば、交響曲第40番も、歌劇『魔笛』や『ドン・ジョバンニ』も、そして畢竟の名曲『レクイエム』でも1頁の分量の中でまとめられています。その作品の成立に至った経緯や音楽史での位置付け、各楽章の細かい解説などを期待する向きにはものたりないと思いますが、それはまた別の本にあたれば良いわけで、使い分けが必要となりますね。
安田和信の巻頭言、オットー・ビーバの特別寄稿「モーツァルト今昔」、饗庭孝男の器楽曲序説「芸術家としての自負から生まれ、ピアノという楽器の本質をきわめた18曲のピアノ・ソナタ」、今谷和徳のオペラ序説「原点に戻ってモーツァルトの意図どおりの上演を」、田辺秀樹の特別寄稿「複雑で微妙な状況を見事なアリア・重唱に」、喜多尾道冬の歌曲序説「触れたものすべてが黄金に変わる生彩あふれるリートの輝き」など魅力的で示唆に富んだ文も掲載されていますので、解説書としての体裁も取れています。
巻末に「ケッヘル番号順索引」が付いています。つまりケッヘル番号で検索すると該当の頁をたどれるという工夫が為されていますので、『新モーツァルト全集』を見て実際のCDを入手する際には役に立つ工夫です。便利で貴重なムックでした。
●Schubert: The Symphonies (Box Set)
・「コスト・パフォーマンス最高!」
1997年録音、メニューイン指揮、ポーランドの楽団によるシューベルト交響曲全集、
収録内容は、CD1 第1番&第4番CD2 第2番&第6番CD3 第3番、第5番&第8番CD4 第9番CD5 第4番、第8番、第9番のメニューイン自身による解説(ドイツ語)、演奏抜粋を含む、
以上通常のプラケース入りCD5枚を厚紙製外箱に収納、各ディスクに24ページの解説ブックレット付属(英独仏語)、
シューベルトの交響曲はどの曲も奏者を選ばない、つまり誰が演奏してもそれなりの面白さを感じさせる曲として「新世界より」と双璧と考えていますが、本全集は全曲がじつに爽快な演奏集、第8番と第9番はより重々しい演奏を好む人も多いとおもうが、これはこれで実に颯爽かつ明快な印象が魅力です、
第3・5・8番を一枚に収録し「未完成」が最終楽章の長大な1曲の交響曲のようにも聴けるディスク3は今後、愛聴盤のひとつになりそう、あまり重くない第8番が逆に3番5番と連作のような良い印象を受けてとても面白い、たくさん発売されている第8番・第9番の順のカップリング盤ではこの面白みは味わえません、
ちなみに、「未完成」第1楽章は13分13秒、第2楽章は9分58秒!
価格を考慮すればファースト・チョイスにも最適と推薦します、
注:以上のレビュウはこのセットがコイン3枚で購入できたときのものです(2008/9/1追記)、
●Gustav Leonhardt Jubilee Edition
・「チェンバロとオルガンの名曲集」
グスタフ・レオンハルトは古楽界随一の巨匠となった感のある演奏者です。その80歳記念という形で、この様に廉価版で15枚組というものが出たのは嬉しく思います。「現代のバッハ」の名盤ぞろいといえます。お買い得なセットだと思います。バラで1枚ずつ買えば2〜3万円はかかるでしょうから^^;
・「収録内容補足」
発売年月:2008/6レーベル: SONY BMG (SONY/DHM/Vivrte/Seon)型番/JAN: 886973189726 (made in EU)厚紙BOX 本体407g
cem=グスタフ・レオンハルト
◎現代のバッハ:グスタフ・レオンハル(1928/5/30日生)80歳のお誕生日を記念した集大成BOX。ドイチェ・ハルモニア・ムンディ、セオン、ヴィヴァルテの録音が集結。SONYとBMG が経営統合したからこそできた豪華な内容。
★収録内容>
Disk1>J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988録音:1976/8 DHM
Disk2>J.S.バッハ:1. トッカータ ニ短調BWV9132. 愛しきイエスよ、我らはここに BWV7313. キリストは死のとリことなられても BWV7184. 我汝に別れを告げん BWV7365. キリスト者よ、汝らともに神を讃えよ BWV7326. キリエ、父なる神よ BWV6727. クリステ、世の人すべての慰めなるキリストよ BWV6738. キリエ、聖霊なる神よ BWV6749. いと高き神にのみ栄光あれ BWV67510.いと高き神にのみ栄光あれ BWV67911.これぞ聖なる十戒 BWV67912.我ら皆唯一の神を信ず BWV68113.天にましますわれらの父よ BWV68314.我らの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV68515.深き淵より、我汝に呼ばわる BWV68716.我らの救い主なるイエス・キリスト BWV68917.前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533録音:1988/5 DHM
Disk3>1. ニューマン:パヴァーヌ2. アンマーバッハ:娘がほしい人は3. テイラー:パヴァーヌとガリヤード4. ブリスマン:不滅の統治者よ5. 作曲者不詳:パヴァーヌとガリヤード6. 作曲者不詳:ガリヤード『カタッチョ』7. 作曲者不詳:ガリヤード『ロデサーナ』8. パッヘルベル:トッカータとフーガ変ロ長調9. パッヘルベル:コラール『人は皆死すべきさだめ』10.ケルル:不協和音と掛留によるトッカータ11.パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第5番ヘ長調12.メルーラ:クロマティコまたはカプリッチョ13.パスクィーニ:カンツォーネ・フランチェーゼ第7番14.パスクィーニ:リチェルカーレ第4番15.パッヘルベル:マニフィカト・フーガ第10番・第4番・第13番16.ツァッヒョウ:プレリュードとフーガ ト長調録音:1970-72 Seon
Disk4>1. ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ト短調 H 252. ヴェックマン:第2旋法のマニフィカト3. J.S.バッハ:神の小羊なるキリストよ BWV.6194. J.S.バッハ:いと高き所にいます神にのみ栄光あれ BWV.7115. J.S.バッハ:われらに幸いを与えたもうキリストは BWV.6206. シャイデマン:前奏曲第9番7. スウェールリンク:われ汝を呼ぶ、主イエス・キリスト(4つの変奏曲)8. シャイデマン:主よ、われ汝により頼む(コラール・ファンタジー第26番)9. ムファット:シャコンヌ(1670)10.フィッシャー:パッサカリア(『ウラニア』1738)録音:1983/4 Seon
Disk5>ヴェックマン:1. 組曲ロ短調2. トッカータ ホ短調3. トッカータ イ短調4. 組曲ニ短調5. 組曲ハ短調6. カンツォン ハ長調7. トッカータ ニ短調フローベルガー:8. ブランシュロシュ氏の死に寄せる追悼曲9. 組曲ホ短調10.カプリッチョ ハ長調11.リチェルカーレ ニ短調12.組曲イ長調録音:1996/6 Vivarte
Disk6>ゲルオク・ベーム:1. プレルディウム ト短調2. 組曲ハ短調3. カプリッチョ ニ長調4. コラール・パルティータ『ただ愛する神の統べたままに』による7つの変奏曲5. 組曲二長調『フランス風序曲』6. 組曲ヘ短調7. コラール・パルティータ『ああ,いかにはかなき,ああ,いかにむなしき』による8つの変奏曲8. 組曲変ホ長調録音:1992 Vivarte
Disk7>D.スカルラッティ:1. ソナタ イ短調 K.32. ソナタ ヘ短調 K.185/1843. ソナタ ロ短調 K.2274. ソナタ ヘ短調 K.238/2395. ソナタ ニ短調 K.526. ソナタ 変ホ長調 K.192/1937. ソナタ イ長調 K.208/2098. ソナタ 変ホ長調 K.252/2539. ソナタ ニ短調 K.191録音:1978年9月Seon
Disk8>L.クープラン:1. 組曲イ短調2. 組曲ハ長調3. パヴァーヌ嬰ヘ短調4. 組曲ヘ長調5. ブランクロシェ氏の死に寄せるトンボー録音:1979年 DHM
Disk9>ラモー:1. やさしい訴え2. いたずら好き3. ミューズたちの対話4. つむじ風5. メヌエット6. サラバンド7. エンハーモニックDHM 8. ・組曲ヘ長調ロワイエ:9. やさしい女10.威厳にみちた女11.繊細な女デュフリ:12.クーラント ハ短調『ブーコン』13.メヌエット ハ短調14.デュ・ビュック15.純真無垢な娘 (鳩)、ロンドー16.ドゥ・ヴァンカンソン17.ポトゥアン、ロンドー録音:1989年 DHM
Disk10>J.S.バッハ:1. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.10602. フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.10443. チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052コレギウム・アウレウム合奏団他録音:1965,1976 DHM
Disk11>J.S.バッハ:1. カンタータ第27番「たれぞ知らん、わが終りの近づけるを」 BWV.272. カンタータ第34番「おお永遠の火、おお愛の源よ」 BWV.343. カンタータ第41番「イエスよ、いま讃美を受けたまえ」 BWV.41テルツ少年合唱団他 録音:1995/6 Vivarte
Disk12> 1. J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 第1番ニ短調 BWV10522. ・C.P.E.バッハ:チェンバロ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ニ短調 Wq23レオンハルト・コンソート録音:1981/11 Seon
Disk13> コレッリ:ソナタ集 op.5(第7-12)bfl=フランス・ブリュッヘン vc=アンナー・ビルスマ 録音:1979-80年 Seon
Disk14> 1. マレ:「聖ジュヌヴィエーヴの丘」 教会の鐘2. ダングルベール:プレリュード・ノン・ムジュレ3. マレ:サント・コロンブ氏への追悼4. フォルクレ:組曲第5番ハ短調vn=シギスヴァルト・クイケン gamb=ヴィーラント・クイケン 録音:1970年 DHM
Disk15> テレマン:四重奏曲集(第1-6)fl=バルトルド・クイケン vn=シギスヴァルト・クイケン gamb=ヴィーラント・クイケン 録音:1996,97年 Vivarte
●Beethoven: Complete Masterpieces [Germany]
・「激安!これでベートーベン三昧」
60CDの全集が、信じられない激安価格で感動ものです。ジンマン/トーンハレ管の演奏が多く収録されています。総じてレベルは高く、コストパフォーマンスが非常に高い全集です。
個人的には、アレクサンダーSQの弦楽四重奏曲は以前から聴いてみたかったのでお買い得感が更に高まりました。ピアノソナタは主に横山幸雄さんが収録されてますが、横山氏の全集にして統一感を出して欲しかったです。
ボックスを開けると、左右に無駄なスペースがあり少しがっかりしました。工夫して、半分くらいのコンパクトボックスにすべきでしょう。
とはいえ、内容は素晴らしいので星5つとします。
・「60枚入りスペシャル価格?」
これは、凄い。60CDで、この値段???そういえば、福田新総理も、数あるクラシックで、一番好きな曲を「運命」といってました。お月見のこのタイミングなら「月光」をお勧めしますけれど、それにしても、安い。
●Complete Original Jacket Collection [Box Set] [Limited Edition] [United Kingdom]
・「これだけで一生。。。」
3万円以上のボックスセット。高い?まさか!?全80枚、1枚当たり400円もしない!3ヶ月弱、お昼の牛丼を我慢すれば一生の至福を得られる
少しずつ買い集めたグールドのソニー/ コロンビアのレコードやCDは30枚以上になっている(うち、ゴルドベルグ変奏曲の最終録音盤はなぜかCDで3枚ある。。。)が、それでもこのボックスを求めたのはバラ売りのバラ買いで、残りの50枚を買うと10万円を超えるからだ。グールドのCDが1枚400円?駅で売っているバッタもんのクラシックCDよりも安いぞ
250ページの解説書(一冊の本である)はもちろん英語だ。写真が多く、装丁もいい日本語で読みたいが日本版ボックスではこの価格は無理があるだろう。
グールドの音楽を語るのは気が引ける。それは賢明なる真の古典音楽愛好家にお任せする。ただ、これは80の音楽の魔物を入れた、それこそパンドラの箱にて、最後に残るのはグールドの音楽が後世に受け継がれるに違いないという「希望」だということで推薦の辞とさせてくださいな
僕は80枚全部とこのBOXに未収のグレン・グールド・エディションの数枚(傑作であるベートーヴェンのPastlasの全曲とか)をiPodの4GBにインポート。iPodが1機、丸々グールドです。かなり贅沢で楽しいiPodの使い方。延々と聴いていられます
<追記>すでに購入された方。DISC37にプレス時にノイズが入っているため、ソニークラシックスでDISC37のみ無料交換しています。詳しくはソニークラシックスのページでグレン・グールドを検索&チェックです(2009年3月末までの受付とか)
・「音楽の森」
まとまった量のCDを買うのはこれが初めてです。全集は音楽体験といえるだけのものを可能にしてくれると思います。ちまちまレンタルしているときとは聞く側も意識が違ってきます。もちろんこの全集にしても全クラッシクの一部分に過ぎません。しかし、80枚という結構な量をストックとして所有し、数日ごとに新しい録音を聞いていくというのは、何の気なしに音楽を聴くというのではなく、音楽を聴くために音楽を聴いていくという、別次元の行為のような気がしますし、それゆえにまた違った楽しみの次元を与えてくれているような気がします。「趣味は音楽鑑賞です」というのは、このような次元の楽しさを味わって初めて言えることではないでしょうか。生活の中にあるちょっとした音楽―そうではなく音楽をもっと存在感のあるものとして鑑賞したいなら全集がオススメです。
ピアニストの全集が作曲家の全集よりいいのは、曲が一人の作曲家に限定されないことです(逆に言えば、ピアノ曲に限定されるということでもあるが)。バッハとは全く異なった味のシェーンベルクを聞くこともできるのです。グールドの音粒をいろんな曲で堪能できます。
本コレクションの冊子は英語ですのでその点はご注意を。あと、紙ジャケットなのでCDが抜け落ちやすいです。私はジャケットをボックスに収納するときの方向を変えることで解決しました。
私が本当にクラシックを好むようになったきっかけは、81年のゴールドベルク変奏曲でした。すべてを超越しているとさえ思いました。今でもそう思っています(聴きすぎて多少刷り込みの可能性があるのは否定しませんが)。あれから5年ほど経ったでしょうか、やっとここまでたどり着きました。本当に買ってよかった。高い買い物でしたが後悔は全くありません。
・「すべてのグールドファンへの宝物」
グレン・グールドがわずか50歳の若さでこの世を去り、早くも25年が経った。本作は、グールドが1955年から約四半世紀にわたってコロンビア/CBSに録音したすべての正規盤を発売当時のオリジナルジャケットで復刻した全集である。グールドの音楽世界が、どのように変容したのかを、ジャケットやグールドの著作集や伝記を傍らに置きながら、1日1枚ずつ順番に聴き、没後25周年&生誕75周年という記念すべき年を静かに振り返る、そんな聴き方が似合う作品。すべてのグールドファンへの宝物である。
・「発売順に聴くということを追体験することが出来る」
グールドがソニー・コロンビアに録音したレコードをCD化してオリジナルジャケットでまとめたものです。私はほぼ全部持っていましたが発売順に聴くということを追体験することが出来るので改めて買いました。随分初期にベートーヴェンの30,31,32番のソナタを録音していたことや、バッハの平均律がまとめて出されたのではないことを認識しました。他のレーベルの制作した音源とLP時代に発売されていなかった音源は収録されていません。例えば田園交響曲ピアノ版全曲やアンチェルとの競演での「皇帝」などです。このセットにないものを探して追加で入手していく楽しみが残りました。ボックスの作りも質感のあるしっかりしたもので、ジャケットのデザインの芸術性とマッチした優れたものです。CDが抜け落ちやすい事は他のレビュアーさんもおっしゃっていますようにジャケットをボックスに収納するときの方向を変えることで簡単に解決できます。ドイツハルモニアムンディ50枚組と同じ入れ方ですね。
・「購入を迷っていらっしゃる方へ」
グールドの音楽に出会ったのは数年前、当初は、テクニックや曲の解釈に関心があったのですが、繰り返して聞くうちに、(素人なので上手く表現できませんが)彼の音楽性にすっかり引き込まれてしまいました。わたしは、CDを1枚1枚吟味して買うタイプで、持っているグールドのCDも数枚程度だったのですが、全集の存在を知り、無性に欲しくなりました。高い商品だし、大量に一度に購入するということで、本当にぎりぎりまで迷い、注文した後もドキドキしました。届いた商品を見て驚いたのが、予想以上にコンパクトだということ。全集のボックスケースは、ちょうど洋酒の化粧箱サイズのぐらいです。(CD80枚といっても紙ジャケットなのでプラスチックケースより薄手なのは当然ですが、私は、もっと大量の荷物が届くのかと思っていました。)なので、狭い私の部屋でも安心して置けるのでホッとしました。ケースも紙ジャケットもデザインが美しくて、付属の本も紙ジャケットと同サイズながらハードカバーで立派です(もっとも、紙製のボックスケースは厚手とはいえ、恐らく年月とともに傷みやすいと想像しますが。)。英語もわかりやすいし。自分の好みに合わせてCDを購入すると、どうしても傾向に偏りが出てしまいがちですが、この全集のおかげで、グールドのすべてに出会うことができます。今、ボックスケースを枕元において、一枚一枚楽しみに聴いています。購入を迷っていらっしゃる方へ、私のよりよっぽど素敵な内容のレビューを読んでも、おわかりでしょうが、グールドが大好きであれば絶対損は有りません。
・「ああ、この演奏がこんなに廉価に。。。」
オイロディスク原盤ですね、バラで集めました。と、言ってもCDですけど。素敵な演奏だったな。もう15年くらい前かしら。ブラームスのピアノ曲はグールドの間奏曲集くらいしか知らなかったのですが、この一連の演奏で魅力を知りました。オピッツは(当時)若いわりに妙に老成していて、もう少しハジけてくれても良いのに、と当時は思ってました。でも、何年か前に聞いたライヴは本当に素敵だったな。今は極めてwell-balancedだと思います。もう一度、全部じゃなくても良いから、録音してくれないかしら。もう一度この録音を聴きなおしてみようかな。
・「完全な「全集」ではないですが、ほぼ揃っています」
ゲルハルト・オピッツ(Gerhard Oppitz)によるブラ−ムスのピアノ独奏作品全集。録音は1989年に集中して行われている。
ブラームスの作曲家としての作品群はピアノ独奏曲、それも古典的な枠組みを持ったソナタから始まったといっても過言ではない。しかしソナタの作曲をわずか3年ほどで中止してしまう。交響曲の世界であれほどベートーヴェンの後継にこだわったブラームスがなぜ?と思うが、それはやはり自分の中から湧き出てくる音楽のインスピレーションがどうもこのジャンルに合致しなかったからではないだろうか。実際自分の楽想を楽曲にまとめる段階で、それに相応しい楽器や編成に随分悩んだらしく、交響曲が協奏曲になったり、協奏曲の独奏楽器が2個になったり、「クラリネット又はヴィオラソナタ」まで出現するが、ピアノソナタへの「見切り」は相当早かった。そしてその後は変奏曲と小品の世界へと移る。だからブラームスのオリジナルのピアノ独奏曲というのはそう多くはない。軸となるのは「変奏曲」と晩年の枯淡を示す小品だと思う。
オピッツの演奏は技巧が安定していて、風格豊かにブラームスを堂々と奏でている。ソナタでも恰幅のよい和音が十全に響いて心地よい。変奏曲などでは、もっと色鮮やかな面があってもいいと思うが、愚直といっては悪いが、素直でまじめにまっすぐにやり遂げている。私自身の好みから行くとやや違った肌合いを感じる部分もあるが、これはこれで、間違いなくドイツ音楽の本流を表現した肌身に感じる演奏なのだと思う。例えば3つの間奏曲の落ち着いた風情で奏でられる郷愁は、渋いロマンを湛えていて美しい。非常に説得力のある名演だ。
ただ、独奏曲全集と銘打ってあるが、ショパン、ウェーバー、バッハの主題に基づいた練習曲集やハンガリー舞曲集などが収録されておらず、その点がちょっと残念である。できれば可能な形で残りの楽曲を録音してほしいところだ。
●音楽遍歴 (日経プレミアシリーズ 1) (日経プレミアシリーズ (001))
・「文人宰相の横顔」
小学校二年生の娘に何気なく「あっ、ごめん。ソーリー。」と言ったら、にかっと笑って「アイムソーリー、ヒゲソーリー、小泉ソーリー!」と歌うように言った。小泉さんのあと、官邸の主はとっくに二人目になっているというのに!子どもにとっては依然として「総理」と言えば「小泉総理」なのだ。(一部の地域だけのことかもしれないが。)
その小泉「元」総理が縦横に音楽を語ったのが本書だ。申し訳ないが、評者はクラシックはさっぱり分からない。従って読み方も、「政治家」小泉純一を知るためという、いささか無粋な視点となる。だが、そうした視点で読んでも本書は実に面白いのだ。
「クラシックは何回も聴かないと、良さがわからない」と小泉さんは言う。事実、楽曲の紹介においても「聞き続けるうちに好きになった」というケースが頻出する。こういう凝り性というか、集中力は小泉政治のスタイルと通底していると感じる。
こんなふうに「音楽」という「自分の世界」を持っていたことが、政治家・小泉純一郎の強さだったのだなぁと思う。常人には耐えられない重責を担い、想像を絶する孤独に苛まれる「総理」という激職を支えたのは、間違いなく「音楽」だったのだろう。そんなことを考えさせてくれる本だ。聞き書きなので、文体がまるっきり「小泉節」なのも楽しい。
・「小泉元首相が自由に語る音楽遍歴」
元内閣総理大臣である小泉純一郎氏の、クラシックとの出会いに始まり、多くの気に入った楽曲にまつわるエピソードなど、興味深い話が多数収められている。クラシック初心者である私にも参考になる話が多かった。ドイツのシュレーダー首相からバイロイト音楽祭に招待された話なども面白かった。
巻末には取り上げられた主な作曲家とその作品が紹介されている。また、小泉氏が選曲をした二つのチャリティアルバムも紹介されている。「私の好きなエルヴィス」と「私の大好きなモリコーネ・ミュージック」
日本経済新聞記者を前にインタビュー形式でまとめられたもののようだ。文章は読みやすい。
・「自由に音楽を楽しもう」
当然、元人気(?)総理大臣ということは差っ引かなくてはいけないが、純粋に音楽を楽しもうというところが伺え、素人である私(と言っても、iTuneには7-80ぐらいのクラシックは入っているのですが)にはかなり参考になるところが多かった。
・「「指揮者と首相は似ていない。政界には野党もいるし、反対する人間もいる」」
版元の思惑はあとがきで《まだ「首相の舞台裏」を語るには記憶が生々し過ぎるのか、一切の回顧録を拒んでいる小泉さんも、音楽の話なら、いくらでも語って下さるのではないか》(p.196)とあけすけに綴られています。小泉回顧録狙いの布石ということで聞き語りが行われた、とんでしょう。小泉さんはヴァイオリン曲からクラシックに目覚めたんですねぇ。中学校のオーケストラでヴァイオリンを弾き、聴いて初めて好きになったのはメンコン。以降、とにかくヴァイオリン協奏曲を聴きまくり、好きな作品に出会ったら、その作曲家の他の作品も聴いてみる、という方法で耳を慣らしていったそうです。リピンスキ、ド・ベリオ、コルンゴルド、バーバーなども聴くというのだから大したもん。
郵政改革の時には、ミュージカル「ラ・マンチャの男」の「見果てぬ夢」を口ずさみながら抵抗勢力と戦ったというあたりは、お約束でしょうか。《総理大臣の職責から解放されて、もう数多(あまた)の敵と闘う必要はない。これからは埋もれている名曲や新しい名曲を求めて遍歴の旅に出かけようと思っている》という最後はカッコつけすぎだと思うけど…。
・「音楽愛好者としての素直な思いの丈が語られた佳書」
ひとくちに「音を楽しむ」と言っても、そこにはいろいろな接し方、感じ方があろう。とくに小泉氏の場合は、内閣総理大臣の激務から束の間解放され癒されるための“友”のような存在だったか。その一端は、発行されたメルマガでも触れられていた。それを今、あらためて一書に語りおろしたのが本書である。
クラシック談義が中心だが、洋楽ポップスなどへの造詣も深く、音楽全般を心から愛し楽しむ様子や姿勢が明快に伝わってくる。「あれもいい、これも好きだ」と持ち上げてばかりいる印象もあり、受け止めようによっては節操がないかもしれないが。
だが、氏が本書で簡明に示しているのは、「音楽の好みは押し付けるものではない」「好みは変わるもの」「好きな音楽を好きなときに楽しもう」「良いと感じたものから自然に接するがいい」と、あくまで自然体で、ということである。応用はいくらでも利く、まずは基本を大事にしよう、ということなのだ。
私自身、ジャンルも何も関係なく、耳に入ってきたものを雑多に好きになり、反面、好悪が非常に激しいため、それこそ節操なしと悪く言われることがある。だから、それでいいじゃないか、という氏の論調には大いに首肯させられた。
いち愛好者の素直な気持ちが存分に迸った佳書と思う。
●Collection 1: The Solo Piano Recordings (Box)
・「8枚組の間違いでは?」
カリスマ・ピアニストのマルタ・アリゲリッチが、DGに録音したアルバムを集大成する企画の第1弾。(協奏曲と室内楽の2タイトルが2009年に加わる予定です。)今回は、1960年のデビュー盤から、1983年に至るソロ演奏を年代順にすべて収録しています。これらのアルバムはいずれもベストセラーを記録した名盤ばかりですが、アルゲリッチ・ファンにとってなによりうれしいのは、発売時のLPジャケット・デザインがそのまま使用されている点。ライナーノートはジェド・リストナーによって新たに書かれ、1955年にグルダと一緒に写っているものなど、貴重な写真が含まれたブックレットも注目です。また、今回新たにリマスターされたことで音質も大幅に改善されているとのこと。
ちなみに私はHMVで6,529円円で入手しましたTT
・「その真価に改めて納得させられる、クリュイタンスのフランス音楽集」
現代のフランス音楽の第一人者はシャルル・デュトワだと思うが、一方では、40年以上経った今でも、「フランス音楽といえばクリュイタンス」、「クリュイタンスといえばフランス音楽」という評価に、いささかの揺るぎもない。これは、驚嘆すべきことだと思う。
・「リクツも歴史もやめましょう!」
ボレロといえば小学校の頃から町で学校でFMで人んちであるいはビジネス現場のプレゼンテーションの効果音としてもう山ほど耳にしてきたので、じつはもうキライになってました。
が、がですよ、、このクリュイタンスのボレロは「別物」です、絶品!
デュトア盤をまだ耳にしてないのですがミンシュが最高!というのは嘘です。あんな乾いたボレロ、人生に潤いもたらしませんて!
クリュイタンス最高!しっとり、しなやか、けどギザギザ太鼓刻みもある、自殺を止めるくらいの威力のある演奏です。
・「全てにおいて、秀才的演奏」
世評の高いクリュイタンスのラヴェルだが、個人的には退屈。オケのうまさは80点、ラヴェルのエスプリの表現も80点、テンポ設定も80点。要するに、全て想定範囲内。
この演奏にはアバドの熱さが欠けている、ブーレーズの透徹した怜悧な眼差しが欠けている、アンセルメの斜に構えた茶目っ気とセンスが欠けている、デュトワの豊穣な作りが欠けているなどなど。
一昔前の、ふくよかなふんわりとした印象派を聞きたいのならお勧めするが、新古典派的な演奏を求める者には全く向かない。絵で云えば、ルノワール(特に後期)が好きな方には勧めるが、マネやドガが好きな方には勧めない。
クリュイタンスはフランスものの大家と言われているが、ラヴェルにせよ、フォーレにせよ、本当に本人に向いていたのかと思うところ有り。星3つだが、個人的感想では、もっと低い。持ってても良いが、これもフォーレのレクイエムと同様にこれのみを持って他を聞かないというのは損です。
●Faure: Complete Chamber Music
・「お薦めです!」
フォレの室内楽というと、ユボーとヴィア・ノヴァSQが有名かつ確かに名演奏ですが、もうちょっと輪郭のはっきりした演奏をお好みの場合はこちらが良いかと思います。
といっても、演奏者がいろんな人がいるので、「全体としてこう」とは言いにくいですが・・・
曲目はCD1:Vnソナタ1&2、Vcのためのエレジー、Vcのためのセレナーデ、パピヨン、CD2:Vcソナタ1&2、弦楽四重奏曲、CD3:ピアノ四重奏曲1&2、CD4:ピアノ五重奏曲1&2、CD5:三重奏曲Op.120、Berceuse Op.16、Andante Op.75、Morceau de concours、Romance Op.28、Fantasie Op.79、Dolly、Intermede symphonic、Souvenir de Bayreuth、Allegro symphonique。
です。
・「15番四重奏曲もオススメ」
地元の有名弦楽四重奏団が地元の大作曲家を熱演したのだ。魂もこもると云うものだ。悪かろうはずも無い。何と言っても毎度の事ながら、この四重奏団のアンサンブルの技巧的な卓越性とリズム感の良さは、素晴しい限りである。私はこの録音が「死と乙女」四重奏曲の最高の名演だと思っているが、この録音が出る前に最も評判が良かったイタリアSQ盤が、ブレンデル=クリーブランドSQ員演奏の「ます」五重奏曲とカップリングされて売られているので、このアルバムと聴き比べて耳を肥やすのも参考になるし、決して損は無いだろう。猶、シューベルトの弦楽四重奏曲はこの二曲ばかりが有名だが、15番のト長調四重奏曲も捨てがたい魅力があり、アルバン・ベルクSQは同じEMIで名演を録音しているので、それも機会があったら聴くのが良いと薦めておく。「死と乙女」四重奏曲と弦楽五重奏曲との間に挟まれて知名度は今一つだが、シューベルト・ファンを名乗るには、決して無視は出来ない佳作であるからだ。
・「シューベルトの名曲が名演で蘇ります」
シューベルトの有名な弦楽四重奏曲「死と乙女」そして、こちらも名曲の誉れ高い「ロザムンデ」のカップリングです。名曲だけに、まずは、オーソドックスな名演で聞きたいもの。であれば、アルバンベルク四重奏団はいかがでしょうか。彼らの完璧と評されるアンサンブルはもちろんいつものアルバム通りですし、各楽器、とりわけ、ヴァイオリンの音色は、哀愁ある「死と乙女」にピッタリ。中でも、「死と乙女」の第二楽章で、ヴァイオリンが、高音で、有名なメロディをを奏でた時など、鳥肌が立つような、ゾクゾク感があります。シューベルトの哀愁ある弦楽四重奏の名曲を、豊穣な音色で再現したアルバムです。これから、弦楽四重奏を聴いてみたいと言う方にもお奨めのアルバムです。
・「このCDは名演奏のすべての条件を備えている。」
弦楽四重奏が好きですが、もっとも好きなクアルテットはアルバン・ベルク四重奏団。もう15年以上定点観測的に彼らのCDはすべて買ってきた。第一バイオリンをはじめ、音色とアンサンブルが素晴らしい。こういうのを「完璧」というのでしょう。好きな楽曲が沢山ありますが、まずシューベルトの「死と乙女」。楽曲自体も素晴らしい、激しく、純粋で、深い哀しみとそれと矛盾するかのような甘い雰囲気もある。緩急するどく変化し、名曲中の名曲といえよう。そして、この曲はアルバンベルクに合っていると思う。ほとんどの方はご存知と思うが、まだ聴いてない方、聴いてみてください。クラシックが苦手という方も是非。バーンスタインが言ったようにこの世には「いい音楽とつまらない音楽の二種類しかない」のですから。
・「歌謡性とスケール感が際立つ名演奏」
これは弦楽四重奏という編成の、表現力賛歌のような演奏だ。刻み付けられるリズムの深さ、クリアな強奏の鋭さ、変幻する色彩の豊かさ、ウィーン生粋の歌謡性、4本の弦楽器が立体的に混じる音色の奥行き、細かな音符の粒立ち。弦楽四重奏なのにこの表現力、という言い方はどうも間違いのようだ。弦楽四重奏だからこそ、為しえる演奏があるということらしい。
・「名曲をアルバン・ベルクが至高の演奏。」
弦楽四重奏が好きですが、もっとも好きなクアルテットはアルバンベルク四重奏団。もう15年以上定点観測的に彼らのCDはすべて買ってきた。第一バイオリンをはじめ、音色とアンサンブルが素晴らしい。こういうのを「完璧」というのでしょう。好きな楽曲沢山ありますが、まずシューベルトの「死と乙女」。楽曲自体も素晴らしい、激しく、純粋で、深い哀しみとそれと矛盾するかのような甘い雰囲気もある。緩急するどく変化し、名曲中の名曲といえよう。そして、この曲はアルバンベルクに合っていると思う。ほとんどの方はご存知と思うが、まだ聞いてない方、聴いてみてください。クラシックが苦手という方も是非。バーンスタインが言ったようにこの世には「いい音楽とつまらない音楽の二種類しかない」のですから。
●David Oistrakh: The Complete Recordings
・「20世紀を代表する巨匠ヴァイオリニスト、ダヴィド・オイストラフ」
クリュイタンス、クレンペラー、セルとの協奏曲録音、ヴァイオリン曲、室内楽と幅広く彼の得意のレパートリーが含まれた、いずれも名演のほまれ高い演奏をまとめた17CDです。
CD1・ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56 レフ・オボーリン(ピアノ) スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ) フィルハーモニア管弦楽団 マルコム・サージェント(指揮) 1958年録音(ステレオ)
・ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97『大公』 レフ・オボーリン(ピアノ) スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ) 1958年録音(ステレオ)
CD2・ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 1969年録音(ステレオ)
・ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) クリーヴランド管弦楽団 ジョージ・セル(指揮) 1969年録音(ステレオ) CD3(新リマスター)・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47 ストックホルム・フェスティヴァル管弦楽団 シクステン・エールリンク(指揮) 1954年録音(モノラル)
CD4(新リマスター)ベートーヴェン:・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 フランス放送国立管弦楽団 アンドレ・クリュイタンス(指揮) 1958年録音(ステレオ)
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47『クロイツェル』 レフ・オボーリン(ピアノ) 1953年録音(モノラル) CD5(新リマスター)・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調K.454 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音(モノラル)
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音(モノラル)
CD6ブラームス:・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 フランス放送国立管弦楽団 オットー・クレンペラー(指揮) 1960年録音(ステレオ)
・二重協奏曲イ短調Op.102 ピエール・フルニエス(チェロ) フィルハーモニア管弦楽団 アルチェオ・ガリエラ(指揮) 1956年録音(ステレオ)
CD7・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1971年録音(ステレオ)
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 クリーヴランド管弦楽団 ジョージ・セル(指揮) 1969年録音(ステレオ)
CD8プロコフィエフ:・ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19 ロンドン交響楽団 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮) 1954年録音(モノラル)
・ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63 フィルハーモニア管弦楽団 アルチェオ・ガリエラ(指揮) 1958年録音(ステレオ)
・ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音(モノラル)
CD9モーツァルト:・ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207・ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1971年録音(ステレオ)
・協奏交響曲変ホ長調K.364 イーゴリ・オイストラフ(ヴィオラ) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1972年録音(ステレオ)
CD10モーツァルト:・ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218・ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調『トルコ風』K.219 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1970年録音(ステレオ)
・アダージョ ホ長調K.261・ロンド 変ロ長調K.269・ロンド ハ長調K.373 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1971年録音(ステレオ)
CD11モーツァルト:・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216 フィルハーモニア管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1958年録音(ステレオ)
・2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190 イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ダヴィド・オイストラフ(指揮−弾き振り) 1972年録音(ステレオ)
CD12(新リマスター)・ラロ:スペイン交響曲Op.23 フィルハーモニア管弦楽団 ジャン・マルティノン(指揮) 1954年録音(モノラル)
・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ロンドン交響楽団 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮) 1954年録音(モノラル)
CD13・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮) 1972年録音(ステレオ)
・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1940) フィルハーモニア管弦楽団 アラム・ハチャトゥリアン(指揮) 1954年録音(モノラル)
CD14(新リマスター)・タニェエフ:協奏的組曲Op.28 フィルハーモニア管弦楽団 ニコライ・マルコ(指揮) 1956年録音(ステレオ)
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1954年録音(モノラル)
CD15(新リマスター)・シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1954年録音(モノラル)
・スーク:『愛の歌』-6つの小品Op.7-1・コダーイ:3つのハンガリア民謡・ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17・ザルジツキ:マズルカ ト長調Op.26・ドビュッシー/プーランク編:『月の光』〜ベルガマスク組曲・ファリャ:『ホタ』〜スペイン民謡組曲・チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォOp.34・イザイ:恍惚Op.21 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音
CD16(新リマスター)・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898 レフ・オボーリン(ピアノ) スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ) 1958年録音(ステレオ) ・カレン・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン・ソナタOp.1 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1955年録音
・タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト長調『悪魔のトリル』 ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ) 1956年録音
CD17(新リマスター)・シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803 ペーテル・ボンダレンコ(ヴァイオリン) ミハイル・テーリアン(ヴィオラ) スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ) ヴラディーミル・ソロキン(クラリネット) ヨシフ・ゲルトヴィチ(コントラバス) ヨシフ・シュティーデル(ファゴット) ヤコフ・シャピロ(ホルン) 1955年録音(モノラル)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
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