Hold Your Horse Is (詳細)
Hella(アーティスト)
「算数ロック!」「阿呆が道を切り開くのか。」
Total Bugs Bunny on Wild Bass (詳細)
Hella(アーティスト)
「打ち込みを導入した問題作」
Dead Mountain Mouth (詳細)
Genghis Tron(アーティスト)
「最高のカオス」
Asristir Vieldriox (詳細)
Orthrelm(アーティスト)
Nano-Nucleonic Cyborg Summoning (詳細)
Behold... The Arctopus(アーティスト)
「インスト・ハチャメチャ・プログメタルをライヴで再現。」
We Are the Lazer Viking (詳細)
An Albatross(アーティスト)
Barriers and Passages (詳細)
Dysrhythmia(アーティスト)
ハイパーマジック・マウンテン (詳細)
ライトニング・ボルト(アーティスト)
「ぶっ飛びサイケ天国」「これぞロック!」「ヘビーだが、疾走感があって聴き易い」「虹の先に見える光景」「アヴァンギャルド!?」
The Mechanical Hand (詳細)
Horse the Band(アーティスト)
「NINTENDO」
Cheval de Frise (詳細)
Cheval de Frise(アーティスト)
アストロロジカル・ストレイツ (詳細)
ザック・ヒル(アーティスト)
Infection and Decline (詳細)
The Flying Luttenbachers(アーティスト)
・「算数ロック!」
人がやっているとは思えないほどのドラムの手数の多さは圧巻。テクニカルな技術が要求される演奏なので、一部のヘヴィメタルなどのように様式美に陥りがちな危険性を持つ側面もありますが、本作はそのような危険性を回避し、メタルのようなテクニカルな側面と同時に、ポストロック・エモ的な実験性を打ちだしてします。
・「阿呆が道を切り開くのか。」
一聴するとCD早送り再生と勘違いするほどの激速セッション。初めはそのインパクトに脱帽する。相当のテクニックがなければ土台不可能なことだが、そんなテクニックの使い方がこれなんだから、もう阿呆万歳ですよ。こんなこと考えて、思いついてもやんないだろ。そういう意味で偉大な阿呆。でも、ちゃんと聴くと、実は綿密に計算してんのかな〜って部分が聴こえだして、ただの阿呆でもないことが分かるからかなり恐ろしい。こりゃ類型がないな〜。ただし、ここで作られた型が、ひとつのフォームとなりマンネリ化してしまうことを危惧し、星は4つ。既に若干曲は似通いつつあるし。ここからどう展開していくのかが非常に気になる存在ですな。
●Total Bugs Bunny on Wild Bass
・「打ち込みを導入した問題作」
間を埋め尽くすような壮絶(悶絶?)なドラミングの上に、ブルースハークみたいな(ファミコンみたいな?)電子音がかぶさる。チープな電子音と悶絶ドラムの温度差がおもしろいです!パソコンで見れる動画(かっこいい)付きなので、これは1stと一緒に買いです!
(ポップな1stも良いし、アコースティック版のアホなコンセプトの演奏もいいです。これは特に、ファミコン好きスペンサー・セイムの性格が滲み出た名作です。)
・「最高のカオス」
サイバーグラインド/カオティックコアと呼ばれるマイナージャンルでも一際際立つ存在。簡単に言うと変態である。Convageやbetween the buried and me等の重々しいカオティックコアにエレクトロニカを融合させており、一見全く合いそうにも無い2つを上手く取り入れている。2曲目のChapelsは五月蝿い曲が好みの方ならば、聴いていて損は無いと思う。
●Nano-Nucleonic Cyborg Summoning
・「インスト・ハチャメチャ・プログメタルをライヴで再現。」
アメリカNY出身、G,DS,WARR GUITARの3人によるインスト,ハチャメチャプログメタル。見てのとおり9曲入りですが、4曲はライヴテイクとしてダブっているのでミニアルバムです。損だと思う人には"Skullgrid"のほうを先にお勧めします。
ただダブっている4曲の両ヴァージョンを聴き比べるという楽しみ方もできると思います。何せどの曲も”これどうやってライヴでやるの?”と思うものばかり。
さて音楽スタイルですがジャケットのステッカーには“過激で実験的なインストゥルメンタル・テクメタル、”Necrophagist”または”Psyopus”が”Naked city”とかけ合わさったと考えてみて”とあります。
音作りはメタルそのものです。激しく、けたたましく、テクニカルです。ただ一曲につき、20〜30曲のメタルの曲をぶつ切りにしてくっ付けたような忙しい作りです。非常に頻繁にリズム、メロディチェンジを繰り返します。”Avant-garde metal”と評す人もいるので、メロディ重視の人にはおすすめできません。それにしてもこういった曲をライヴで完璧に演奏できるこの三人は宇宙人です。
そこにはドラマーであるチャーリー・ゼレニーの貢献が多分にあると思います。凄いドラマーです。彼はこの後ロン・ジャーゾンベクが”Cannibal corpse”のアレックス・ウェブスターと組んだプロジェクト”Blotted science”に参加しています。デレク・ロディーとクリス・アドラーが不参加となった穴を見事に埋めてくれました。こちらも全編インスト。デスメタルの、地獄の”Spastic ink”(笑)といった感じなので、もっと幅広く受け入れられると思います。インストプログメタルの最高傑作です。このジャンルが好きな方はぜひ聴いてみてください。
・「ぶっ飛びサイケ天国」
前作はまだゴリゴリに押していく感じだったけど今回はアルバムトータルで完成度がぐっと高まっている。まず一曲目冒頭のメロに度肝を抜かれ、ゴリッとした骨太な曲になったかと思うと何時の間にかジャケのようなドロドロのサイケ天国に立ち尽くしている事に気付く。最高
・「これぞロック!」
何でドラムとベースだけでこんな凄い音が出せるんでしょうか?アルバム冒頭の第一音を聴いただけで、この人たちの“音”に対する狂信的なまでのこだわりを感じました。歌らしい歌や、旋律らしい旋律なんてほとんど皆無ですが、それでも彼らが発するメッセージや主張を感じ取ることが出来るし、(まるで逆説的ですが)よくよく聴くと“歌心”すら感じ取れてしまいます。単純なようで深い、そんな彼らの音を分析するなんておこがましいですが、とにかくこの圧倒的な音圧がなければ“反体制”としてのロックなど成り立たないんだ〜!という強い意気込みが全面に感じられ、“脱構築”あるいは“ポストロック”という意匠を借りながらも、実はそんじょそこらの誰よりも“ロック”たろうとしているバンドであると思います。だからこそ最近の、パンク的な装いを施した“ロックもどき”のバンドの何百倍も強く共感できるのでしょう。彼らの音こそが、すでに何年も前にカリカチュアされて形骸化した言葉としてではなく、本質的な意味においての“オルタナティヴ・ミュージック”と呼ぶにふさわしい音楽だと思います。そして“オルタナティヴ”な価値観を提示できる音楽こそが“ロック”なのであり、だからこそライトニング・ボルトは“ロック”なのです。
・「ヘビーだが、疾走感があって聴き易い」
独自のグルーヴ感を追求しているバンドだと思う。ベース&ドラムの二人組みだが、FUZZのギンギンに利いた音での早弾きもあり、退屈さは感じさせない。パンク的な雰囲気だが、技術は相当に高く、独特の複雑な曲でも、高尚さや難しさは全くない。テクノ等の打ち込みを通過した世代のドラミングでロックファンに限らず誰が聴いてもハイになれるようなリズム。映像を見ると、本来ライブバンドなのではないかとも思ったがスタジオアルバムの完成度も相当なもので、衝動的なつくりのようだが、新しい領域を開拓しているような印象も受ける。
・「虹の先に見える光景」
前作「wonderful rainbow」は正に極限まで高まり飽和したテンションの爆発する恐るべき作品でした。正直あそこでストップかな、と思ってたのですが彼らを侮っていたようです。この「hypermagic mountain」は前作より一歩後に下がり、広大な視野を得た印象を受けます。前々作の直線的な乗りと前作で生まれたポップな枠組みが融合した集大成的作品で、今までで一番聴きやすいです。嬉しさ、悲しみ、怒りといった感情は全く付随せず、「勢い」そのものが音で表現されたという感じ。ハイライトとなる7曲目は鳥肌立ちます。芸術にとって最も大事なものは論理では説明の付かぬ未知数の存在だと思います。子供の無邪気さや冷たく澄んだ空気を胸一杯吸い込んだ様な清涼感、それでいて「垂れ流し的」でなく定まった視線。他の轟音系バンドとはおよそ一線も二線も画しているこのバンドは、そういう意味では芸術の体現者と言える存在だと思います。最も彼らには「そんな大袈裟なもんじゃねえよ」と言われそうですが。ともかく、21世紀のエクストリーム・ミュージックの一つの到達点が収められた作品であることは間違いありません。
・「アヴァンギャルド!?」
メタル!?ハードコア!?ベース、ドラムの二人組。前作『Wonderful Rainbow 』から2年半ぶり!LIGHTNING BOLTの4枚目となるニューアルバム『Hypermagic Mountain』がいよいよ発売されました。ガリガリと通常ありえない奏法でのベース、さらにぶったたきまくりのドラムにかなりびっくりします。地獄の騒音ですねこれは。前作よりさらに革新的です。たまには雑音の海に飛び込んでみるのはいかがですか?僕は快感でした。初めてこのバンドを聴くならこのアルバムがいいかと思われます
・「NINTENDO」
ファミコンのようなピコピコキーボードとカオティックハードコアやスクリーモ、エモを混ぜた「ニンテンドーコア」の変態バンドHorse the Bandのファーストです。これは聴いてみないとわからないと思いますが、これが想像以上にマッチしています。部分的ですが、M12からM13の流れが特にかっこいいと思います。
ただの色物と思うことなかれ。KARATE HIGH SCHOOLという似たバンドも出てきています。新しいサウンドを聴いてみては。
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