ジャガーノート (詳細)
リチャード・レスター(監督), リチャード・ハリス(俳優)
「プロフェッショナルたちによるプロフェッショナルなドラマ!」「プロフェッショナルの矜持が光る、英国映画の秀作」「祝、再販!!!」「名作の再販は非常に嬉しい」「英国版DVDはタイトルが変わっていますが、」
激突! スペシャル・エディション (詳細)
スティーブン・スピルバーグ(監督), デニス・ウィーバー(俳優), リチャード・マシスン(原著)
「超道路交通法的暴力的執着」「懐かしさで…」「本編ももちろん監督本人による解説が面白い」「若きスピルバーグの大傑作!近作「宇宙戦争」の原点。」「追悼 デニス・ウィーバー」
続・激突!カージャック (詳細)
スティーブン・スピルバーグ(監督), ゴールディ・ホーン(俳優), ベン・ジョンソン(俳優), ウィリアム・アザートン(俳優), ハル・バーウッド(脚本), マシュー・ロビンス(脚本)
「今観ても新鮮!!」「スピルバーグの傑作人間ドラマ!」「コールディ・ホーンの不良ママ」「スピルバーグさんのサイコー傑作」「良作だけど時代を感じてしまう」
ダーティ・メリー クレイジー・ラリー (詳細)
ジョン・ホッフ(監督), ピーター・フォンダ(俳優), スーザン・ジョージ(俳優), アダム・ローク(俳優)
「カーチェイス映画の傑作」「当時のアメリカ好きにはたまらない映画だ」「待ってました」「超B級魂! 」「探していた作品が見つかった!」
バニシング・ポイント (詳細)
リチャード・C・サラフィアン(監督), バリー・ニューマン(俳優)
「ニューシネマのカルト的傑作」「男ならわかるコワルスキーの気持ち」「コワルスキーはいったいどこへ行ったのか」「ベトナム後のアメリカには死に場所を探すしかなかったのか?アメリカン・ニューシネマのもうひとつの傑作」「素晴らしきアメリカン・ニューシネマ」
ジャッカルの日 (詳細)
フレッド・ジンネマン(監督), エドワード・フォックス(俳優), ミシェル・ロンスデール(俳優)
「筋が判っていても、繰り返して観てしまうことがあります…」「フレッド・ジンネマンの実力!!」「このフィクションを超える作品はない。」「原作に応えた最高作品」「淡々とした描写が生きてる」
「知的なホラー映画」「最高の幽霊屋敷ホラー。」
エクソシスト (詳細)
ウィリアム・フリードキン(監督), エレン・バースティン(俳優), リンダ・ブレア(俳優), ジェーソン・ミラー(俳優), マックス・フォン・シドー(俳優)
オーメン (特別編) (詳細)
リチャード・ドナー(監督), グレゴリー・ペック(俳優), リー・レミック(俳優), デビッド・ワーナー(俳優), デビッド・セルツァー(脚本)
「オカルト映画の傑作」「ヨハネ黙示録」「謎を秘めているからこわい」
スコルピオ (詳細)
マイケル・ウィナー(監督), バート・ランカスター(俳優)
「さすらいの狼」「WOWOWで放映される事を知って、慌ててDVD棚から取り出して封を開けました。」
明日に向って撃て! (特別編) (ベストヒット・セレクション) (詳細)
ジョージ・ロイ・ヒル(監督), ポール・ニューマン(俳優)
「名作です」
スティング (詳細)
ジョージ・ロイ・ヒル(監督), ポール・ニューマン(俳優), ロバート・レッドフォード(俳優), ロバート・ショウ(俳優)
「粋で、洒落てて、面白い!」「ひさびさにいい映画を見たという感じ」「明日に向かって撃て の3人が再結集した傑作」「素直におもしろかった!」「愉快に騙す!」
タワーリング・インフェルノ (詳細)
ジョン・ギラーミン(監督), スティーブ・マックィーン(俳優), ポール・ニューマン(俳優), ウィリアム・ホールデン(俳優), フェイ・ダナウェイ(俳優), フレッド・アステア(俳優), スターリング・シリファント(脚本)
「今でも古さを感じさせないパニック映画の最高峰」「人類の思い上がりの象徴」「超大作の頂点。」「仕様など工夫をして販売を・・・」
パピヨン-製作30周年記念特別版- (詳細)
フランクリン・J・シャフナー(監督), スティーブ・マックィーン(俳優), ダスティン・ホフマン(俳優), ロバート・デマン(俳優), ドルトン・トランポ(脚本), ロレンゾ・センプル・ジュニア(脚本)
「何度見てもすごい映画です。とにかく、・・・・すごい。」「D、ホフマンの演技に注目」「人生を無為に過ごした罪」「もうひと踏ん張り欲しい画質」「マックィーンのもっとも優れた演技」
ブラック・サンデー (詳細)
ジョン・フランケンハイマー(監督), ロバート・ショウ(俳優), ブルース・ダーン(俳優), マルト・ケラー(俳優), フリッツ・ウィーヴァー(俳優), トマス・ハリス(原著), ラリー・G・スパングラー(プロデュース)
「手に汗握るスリラー・サスペンス映画の傑作」「兎に角何も言わず、鑑賞すべき映画の一本」「満点!」「フランケンハイマー最後の傑作」「人間がよく描けている秀作。」
大空港 (詳細)
ジョージ・シートン(監督), バート・ランカスター(俳優), ディーン・マーティン(俳優)
「NO.131「た」のつく元気になった洋画2」
エアポート'75 (詳細)
ジャック・スマイト(監督), チャールトン・ヘストン(俳優), カレン・ブラック(俳優), ジョージ・ケネディ(俳優)
「航空パニック映画の傑作」「空中衝突したのに無事着陸?やっぱり映画だね!!」「第1作ほどの秀逸な人間ドラマにはならなかったのが残念」
遠すぎた橋 (詳細)
リチャード・アッテンボロー(監督), ロバート・レッドフォード(俳優)
空軍大戦略 (詳細)
ガイ・ハミルトン(監督), サー・ローレンス・オリビエ(俳優)
「迫力ある空中戦」
エマニエル夫人 無修正版 (詳細)
ジュスト・ジャカン(監督), シルヴィア・クリステル(俳優), クリスチーヌ・ボワッソン(俳優), アラン・キュニー(俳優), エマニュエル・アルサン(原著)
「女性必見!!」「女性の性の開花」「物語の序章。」「金髪の寅次郎」「きれいなポルノ」
小さな恋のメロディ (詳細)
ワリス・フセイン(監督), マーク・レスター(俳優), トレーシ-・ハイド(俳優), ジャック・ワイルド(俳優), アラン・パーカー(原著)
「やっとDVD化されましたね。」「初めて観る方へ」「待ってました!感激!!」「小さな恋のメロディ」「大人になる前に」
ある愛の詩 (詳細)
アーサー・ヒラー(監督), アリ・マックグロー(俳優), ライアン・オニール(俳優)
「パナマウント映画不調に現れた孝行映画」「1日の終わり、雰囲気に浸りたいときに良い。」「瑞々しい!」「有名なセリフ」「愛とは決して後悔しないこと。」
ハリーとトント (詳細)
ポール・マザースキー(監督), アート・カーニー(俳優)
「静かな感動が胸にせまる」「静かな感動が胸にせまる」
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション (詳細)
ジョージ・ルーカス(監督), マーク・ハミル(俳優), ハリソン・フォード(俳優), キャリー・フィッシャー(俳優), アレック・ギネス(俳優)
「新三部作には無い活きた映像」「祝!劇場初公開版」「やはり劇場初公開時の「音声」「字幕」は最高!」「30年前からすごいです!」「これが本物だ」
栄光のル・マン (詳細)
リー・H・カッツィン(監督), スティーヴ・マックィーン(俳優), ヘルガ・アンデルセン(俳優), ジークフリート・ラウヒ(俳優), ハリー・クライナー(脚本)
「エルガのトレンチコート」「敗者の美学。」「んー、やっぱり凄いね」
● ホラー映画名作集
● 赤川次郎の映画館2(三毛猫ホームズの映画館ではありません。)
● まだまだ挙げたい!最もエキサイティングな70年代外国映画PART2
● 良かった映画
・「プロフェッショナルたちによるプロフェッショナルなドラマ!」
70年代半ば、ハリウッドの娯楽映画の主流はオカルト映画とデザスター(パニック)映画であった。今作もその流れを受け製作され、「ポセイドン・アドベンチャー」の延長上の作品として宣伝されたが、実は、“プロ”と“プロ”が互いの技量を認め合いつつ、己のメンツと意地を以って、知力と気力を振り絞って命を張って闘う“静かなる冒険映画”の傑作だ。爆弾が破裂したり、嵐の中での爆弾処理班がパラシュート降下で客船に乗り込むといった視覚的にスペクタクルな場面もあるが、一番の見せ場が、犯人が仕掛けたドラム缶爆弾の処理を、自己の知識と技術と経験から黙々と行うリチャード・ハリスら処理班の“仕事ぶり”であるのがそそられる。1本また1本と導線を切っていくハリスの顔を、ドラム缶内部からアップで捉えた構図が素晴らしい。ピンと糸が張られた様な緊迫感の合間に描かれるウイットでシニカルな人間ドラマも面白く、旅客係のロニイ・キニアも、市長役のクリフトン・ジェームズも、有閑マダム役のシャーリー・ナイトも、ユーモラスな中にも見せ場が用意されているが、船長役のオマー・シャリフだけは見かけ倒しの情けなさ。さすがはリチャード・レスター、サスペンスを撮っても一筋縄ではいかない(笑)。ロシア船を2週間借りきり、豪華客船に見立て、得意の早撮りで撮影、先方が断固拒否していた船内の爆破シーンを撮了日にちゃっかり誤魔化して撮ってしまった辺り、彼もまた紛れもなくプロフェッショナルである。とにかく、「サブウェイ・パニック」と並ぶ“裏パニック映画”の逸品だし、購入の価値ありだが、残念なのは、再販版にも拘らず決して廉価版とは言えないその値段。これって随分、中途半端な価格設定じゃありません?
・「プロフェッショナルの矜持が光る、英国映画の秀作」
大型客船に仕掛けられた時限爆弾を取り除くべく、船内に派遣された処理チームのリーダーのプロフェッショナルな心意気、矜持がいい。演じたリチャード・ハリスのいぶし銀の名演技も光る。 さらに、時々刻々、爆発のタイム・リミットが迫ってくるスリリングな緊張感の中で、乗客と乗務員クルーたちとの心の交流が生まれていくところもいい。一見平和な日常風景が描かれていくその下で、死と隣り合わせのもっとも危険なゲームが展開されている。その辺の映像は地味ながらも心に食い込んでくるインパクトがあって、見ごたえ十分。 1974年のイギリス映画。監督は、リチャード・レスター。見終えて、映画好きのあの人この人に、「これ、見ました? いいですよお」とおすすめしたくなる、掘り出し物の逸品。
・「祝、再販!!!」
最近の目まぐるしい展開のサスペンスアクションに比べたら確かに地味。しかし、名作は時間がたっても色あせないものです。 ストーリーはいたってシンプル。豪華客船に仕掛けられた爆弾をめぐっての攻防戦。しかしこの緊迫感は凄いです。とくに中盤以降の爆弾処理シーンの緊迫感は昨今の映画も打ち負かすくらいのものです。ファロン(往年の名優リチャード・ハリス)の愛弟子のチャーリーがねじを緩めるシーンで手を滑らしてしまうシーンは見ているこちらも飛び上がるくらいにびっくりしました。それくらい画面に引き込まれていました。後半はもうそういったシーンの連続。まさに目が離せない展開です。 最近の映画はストーリーにばかりこだわっていて、こういった見ているものを取り込むパワーはちょと欠けていますね。こういう作品を見ると、やっぱり映画って面白いなあと、改めて思います。
・「名作の再販は非常に嬉しい」
ストーリーは、他を参照頂くとして、本作が注目を受けたのが「交渉人・真下正義」で取り上げられたからではないかと、時期が遅いものの思っている。是非、両作を見比べてもらって、本作の素晴らしさを知ってもらいたい。
俗にいう「赤か青か」のシーンについては、ネタバレにもなるので詳細は省かざるえないが、バックランドの心情を読み切ったファロンの悲哀を感じて欲しい。「青を切れば、俺のようにまだまだ現役でやれるのにリストラをくらった自分や手を貸した仲間のような思いをしなくても清む」という、爆弾解体のプロという「歪んだ異常者」とまで言われる職業からの解放させてやる、これまた歪んだ師弟への感情である。
その点、直前で信頼する弟子のチャーリーを亡くしているファロンにとっては、バックランドの言葉は悪魔の誘惑であることに気付く。『死』に対する恐怖に負けてはいけない、逃げてはいけない、賭けに克つものでなくてはいけないという、誰にも褒められることがなくなった孤独なチャンピオンという自覚が勝った瞬間は、映画史上に残る名場面だと思う。
・「英国版DVDはタイトルが変わっていますが、」
1974年作品。最初に観たのはTVの洋画劇場。まだ、小学生だったかもしれない。しかし、その後はTVで放映されるたびに、ビデオが出てきてからは録画をして何回観たかわからない。で、ついにDVDを買ってしまった。公開から30年以上が経った古い作品ではあるが、プロの仕事人としての命掛けの対決、船上と陸上、乗客と爆弾解体現場といったドラマを同時進行させ時に対比させながらもラストに向かって張り詰めていく緊張感は何度観ても惹きこまれるものがある。主要な俳優陣も名優が固めており、英国映画の秀作。
・「超道路交通法的暴力的執着」
友人から借りて観た。「激突」・・なんだ、アクション物かよ、しかも何て直情的なタイトル・・・どうせ脳味噌筋肉系だろ・・かと思いきや・・・
「弱者=普通乗用車」が、「強者=超大型トラック」、を何気なく追い越したとたん起こる日常でなさそうでありそうな喜劇とも言える「悲劇」。「道路」という恐ろしく閉塞された環境で、「主人公の運転手=弱者」が、取らざるを得ない行動と、「超大型トラックの運転手(正体不明)=強者」の取る傍若無人で偏執狂とも言える主人公への超道路交通法的暴力的執着(笑)・・。
主人公は、周りに助けを求めるも何も、逆に彼は神経症的な「狂人」と見なされ、周りからは全く見向きもされません。(何しろ証拠が無いし、大前提として、走りっぱなしなわけで・・・) 法も、世間も、家族も味方にできない極限まで追い込まれたスピードの果てに主人公が選択したものとは・・・ああ、私の口からいうのはもったいない・・・。
しかしまあ、「道路」と「車」と「俳優」、こんだけの必要最低限の要素でよくここまで人を惹きつける作品がつくれるものです。 スピルバーグ25歳当時の作品らしいですね。(恐ろしい。)「映画」とは、「才能とアイデア」だという見本のような作品です。
・「懐かしさで…」
昔はこの映画も年に1度くらいは地上波テレビで放映されていましたが最近は…それで今回こちらで検索したらDVDソフトとして発売されている事を知り購入した次第です。昔はスピルバーグ監督の作品とは知らずにテレビで観ていましたが、それを抜きにしても個人的には楽しめる映画であることに変わりありません。私のように30代後半の同じ世代の方で昔テレビでこの映画に衝撃を受けた方にはお薦めの商品です。スピルバーグ監督や他のスタッフのインタビュー、他の特典映像付きでこの価格で買えるのはお得だと思います。
・「本編ももちろん監督本人による解説が面白い」
めちゃくちゃに面白い。スピルバーグはこの若さにしてこんなにもすごい映画表現を創ってしまったがために、以後、政治的テーマを扱うことに突っ走ってしまったんじゃないか、、、、なんて思うくらい、完成度高すぎ。高校生の時、この映画をビデオでみて撮影の上手い監督とはこうひとなんだなとおもいました。今回、DVDを買ったんですが、スピルバーグ本人の映画解説がかなりのボリュームで入っています。おすすめ!!!
・「若きスピルバーグの大傑作!近作「宇宙戦争」の原点。」
ある男がドライバーが見えない巨大タンクローリーにどこまでも追いかけられるこの作品は、 近作の「宇宙戦争」に通じている素晴らしい傑作です。 元々音声がモノラルであったが、DVDになってサラウンド化されたことにより恐怖感が倍増、より作品の質を高めています。例えば、男が電話ボックス内で話しているシーンは、迫り来るタンクローリーのエンジン音が距離感をもって再現されています。また、DTS音声によるタンクローリーのエンジン音、線路を走る機関車の音など迫力満点です。 観た人もそうでない人もこの作品は必見です。
・「追悼 デニス・ウィーバー」
24日コロラド州の自宅でガンにより死亡。享年81歳でした。僕にとってとても残念な記事でした。
この映画における彼の演技は「最高!」の一言に尽きます。顔の見えないトラック運転手に追いかけられ、殺されかけるなどとても不幸な男の人を見事に演じきっています。しかし、この映画は、スピルバーグが世の中に対する不安や怒りを込めて作った作品です。しかしながら彼の演技により、見事にそんな事を忘れさせてくれます。それほど彼はこの映画にとって重要なのです。ぜひとも彼の死を偲んでもう一度観て見ようと思いました。
・「今観ても新鮮!!」
今回、DVDで久しぶりに観たのですが、大昔にテレビでスピルバーグの名前も知らずに観たときと同じに主役3人に感情移入して映画に引き込まれてしまったのにちょっとびっくり。ニューシネマの匂いのする映画って、後から観ると独りよがりだったりしてなんか過去のものになってしまうことが多いが、これは違う。きっと人間がきっちり描けているからでしょう。子供を取り戻すためにパトカージャックする夫婦を演じるゴールディ・ホーンとウィリアム・アザートンの良い人たちなんだけれど微妙にイカれた感じを出した演技が素晴らしく、多分この二人の魅力が感情移入させてしまうのだと思う。二人と心を通わせる警官役のM・サックスもイイ感じ。彼も二人の魅力に引き込まれたのか、哀れみなからなのか、仲良くなっていくところがすごく自然に描けている。若者三人に対する、警部ベン・ジョンソンは貫禄で人間味もありながら非情にもなる人物を好演している。きっとスピルバーグは、この登場人物たちに凄く思い入れがあったのでは。今のスピルバーグがテクニックとエンタテインメントと引き換えに失ってしまったものがここにある。(この作品にもテクとエンタはあるのですが、人間がメインにある)G・ホーンがキュートで演技的にも最高!!今観ても新鮮な傑作です。PS.ドライブインシアターの映画を二人が観るシーンが切なく、忘れられない・・・。
・「スピルバーグの傑作人間ドラマ!」
続とありますが「激突」の続編ではありません。原題はシュガーランドエクスプレス。「激突」のあとに公開されたのでこういったタイトルがつけられたと聞きました。シュガーランドは地名です。邦題のことはさておき、傑作です!映画を趣味で勉強しているのですが、この作品で視覚的な(映像的)演出とはどういうことなのかわかったような気がします。妻が夫に刑務所からの脱走を勧めるトイレの場面。妻は夫に甘えるようにキスの雨を降らせ、夫はキスを受けながらも迷います。ついに、夫は妻の提案を振り切るように妻を跳ね飛ばすと、壁に打ち付けられた妻の顔は冷たい表情に豹変している。こういった演出は非凡なものです!その他のシーンにもスピルバーグの感性が満載されています。
・「コールディ・ホーンの不良ママ」
親として失格の烙印を押された夫婦が里親から我が子を誘拐、逃避行する映画。エンディングはもの悲しく印象的です。実はスピルバーグの映画の中では一番好きです。タイトルがどうしてこんなものになってしまったのかは謎ですが映画はなんというかニューシネマって感じです。正直な所、ニューシネマってあまり理解してませんが・・・。
・「スピルバーグさんのサイコー傑作」
スピルバーグさんを語る上で、劇場デビュー作程度にしか紹介されない本作ですが、私にとってはサイコー傑作!「ジョーズ」や「未知との遭遇」だってもちろん良いですが、そこは好みの問題ということで・・・。ラストが良いです。夕日に輝く川のほとり、スレイド巡査の一言が余韻を残し、ハーモニカの音色がそれに続きます。残念なのは「彼には不要でした」という対訳、これだけが残念。たしかLDでは「でも彼は使わなかった」だったと思います。LDの対訳の方がはるかに良かった。
・「良作だけど時代を感じてしまう」
久々に観て、確かに面白かったけど、現代の感覚からすればなんとものんびりかつ甘ちゃんな内容の映画でした。多くのアメリカン・ニューシネマを現代の感覚で観ると、いずれも同様の感想を持ってしまいます。映画も時代と共に感覚が変化したり、時代の社会のスピードや社会そのものの感覚が変化したりするから、きっとそうなのでしょう。
・「カーチェイス映画の傑作」
私が子供の頃は洋画劇場の定番といえる作品で、放送される度に見ていた大好きな映画です。最近はほとんど放送される事もなく、このDVDは迷わず購入しました。やはり本物の迫力はいいですね。昨今のCGでは、この味は到底出せないでしょう。久し振りに見て大満足です。最後に不満点を。海外版にあった特典をごっそりカットして、この価格は少々高いのでは?それと、ラストの事故死の前のスーザン・ジョージの台詞が誤訳ではないでしょうか。過去の洋画劇場では『もう車を降りたい』と一言漏らす彼女が印象的だったのですが、DVDでは『私、あなたたちについていくわ』という字幕になっています。英語で『unload』と彼女は言っているので、やはり『降りたい』という意味だと思いますが。
・「当時のアメリカ好きにはたまらない映画だ」
アカデミー賞2度ノミネートされている名優ピーター・フォンダの傑作です。しかし、彼ほどの男優でもオスカーを一度も手にしていなかったのですね。
ピーターといえば、1969年リリース『イージー・ライダー』があまりにも衝撃的な作品だけに『ダーティー・メリークレージー・ラリー』はどうしてもその次という位置に置かれれている作品になってしまっている。どちらにしても、アメリカでは教育関係機関には不評とされている作品だけに不良グループには絶賛されたのは日本でも同じでした。
アメリカ映画の醍醐味でもあるカーチェースは、現在では様々な高級車(日欧メーカー)を使用しているが、当時はスポーツカーといえばトランザム、カマロ、そしてダッジ・チャージャーが当たり前でしたね。エンジンをかける時の吹き上がり音がたまらなく好きでした。
現在は世界規模での排ガス規制のため、映画であっても環境にやさしいエコ車を導入しなくてはいけないご時勢ですが、60〜70年代のアメリカはベトナム戦争と対比するかのように国内では若者の暴走が激化した時代でした。
・「待ってました」
過去にTVでもさんざん放映されているのでご存知の方も多いと思いますが、アメリカン・ニュー・シネマの大傑作の一つでしょう。私のようなオールド・ファンのみならず、ロブ・ゾンビ監督の「デビルズ・リジェクト」が気に入った若い人にもお勧めです。カー・アクションはもちろん見所の一つですが、若き日のスーザン・ジョージの可愛らしさ、カントリー風主題歌もイイですよ。そして、何といっても、「ブリット」でもおなじみの、ダッヂ・チャージャーのカッコよさにホレボレです。
・「超B級魂! 」
原作者がいて、脚本家も2人いるということが信じられないものすごくシンプルなストーリー!強盗がでっかいアメ車でひたすらパトカーをふりきって逃げるだけ!それだけ!もう最高です!パトカーもどっかんどっかんクラッシュしまくりです!最高!ヘリコプターとのチェイスシーンなんてすごい迫力!本物の迫力!やっぱりCGでは絶対に出せない迫力!B級映画あなどれません!リアルタイムで見ていた我々世代には、P・フォンダとS・ジョージという配役もたまらないものがあります。(とすると今の若い映画ファンには星4つか?)やっとDVDでのリリースです!嬉しい!このシンプルな題名もいいですよね!(でもデュークはどうした?3人組なのに・・・)ただこの脚本家が2人もいるってのは、きっと主人公達が交すユーモアあふれるこじゃれた会話をねりにねるためだと勝手に思っているのですが、字幕の翻訳が全然面白みのない意訳ばかりでこれはガッカリでした。
・「探していた作品が見つかった!」
子供の頃TVで1度だけ見たことがある映画で、DVDが発売されているのを見つけてすぐに買いました。
・「ニューシネマのカルト的傑作」
プライマルスクリームのアルバムのコンセプトになったことでも有名なアメリカンニューシネマの隠れた傑作。ひたすらカーチェイスに徹したシンプルな構成が素晴らしい。イージーライダーなんかより今見ればこちらの方が数段楽しめる。印象的なラストも含めてどこか寓話的な雰囲気が漂い、見終わった後、押し付けがましいメッセージが皆無なこともあって返っていろいろと解釈できる不思議な感覚の映画である。これと世紀の駄作SF、クライシス2050の監督が同じなのはどういうことだ?!
・「男ならわかるコワルスキーの気持ち」
男なら、コワルスキー(バリー・ニューマン)の気持ちはわかると思う。
男が持つプライド、見栄、こだわりは、 性欲と同じように女性の数十倍の強さがある。
だから、男はプライドを守ったり、こだわりを貫く為に、自分の命を捨てることさえある。たとえそれが、傍から見て、くだらんこだわりでも・・・
映画の最後、コワルスキーの微笑みと、 見物を見終え、帰宅する地元住民たちの空虚な表情を比べて欲しい。
男なら、あのコワルスキーの微笑みに共感できると思う。
・「コワルスキーはいったいどこへ行ったのか」
アメリカンニューシネマと呼ばれるジャンルの映画で,音楽の使い方が印象的な作品は少なくありません.例えば「明日に向かって撃て」や「真夜中のカーボーイ」など,単なる主題歌や効果音の一種としてでないメッセージの伝え手として音楽を使っているように思えます.「イージーライダー」と「バニシングポイント」の2作品はさらに積極的ですが,前者ではやや主従が逆転して,音楽のバックグラウンドに映像がかぶるPV的な部分も見られるのに対して,バニシングポイントではあくまでもストーリーや映像が主役.全曲,映画のためにオリジナルで制作されたということで,そんな違いがでたのかもしれません.監督も俳優もAクラスとは言えませんが,制作配給は一流なのでこうした部分はしっかりしています.スタッフのその後の作品から考えると,おさえたトーンの演出や,引き込まれるストーリー展開はもしかしたら偶然できあがったものかもしれませんね. 特筆すべきはカーアクション部分.時代的にCGなしは当然としても,70年代カーアクションにありがちなジャンプ台や片輪走行といったギミックを一切使わず,実際の走行ならものすごくアブないこと(反対車線走行や,高速での狭路走行,段差の斜め越えなど)をやっています.ブリットを元祖とすればダーティーメリー・クレージーラリーあたりまでがこの作品に近い迫力をだしていますが,その後は見た目の派手さに走って,ありえないようなスタントばかりになってしまったハリウッドのカーアクション.サントラ3曲目のWhere do we go from here?という題名が,未来を皮肉っているように思えてしまいます.
・「ベトナム後のアメリカには死に場所を探すしかなかったのか?アメリカン・ニューシネマのもうひとつの傑作」
「Vanishing Point」つまり「消え去る場所」。彼は、ひたすら死に場所をさがしていたのだろうか。ベトナム戦争で名誉をもらって帰ってきたアメリカには、彼の住む場所はなかった。ランボーは、これに銃で反乱を起こしたが、コワルスキーは、70年型スーパーチャージャー付きダッジ・チャレンジャーでひたすらぶっ飛ばすことで、小さな反乱をおこした。 アメリカの体制が信じられなくなってきた人々に対して、警察権力をものともせず、ひたすら走り続けるコワルスキーに、ヒッピーたちや、黒人たちや、蛇売りの老人、みんなが同情をよせる。当時見ていたアメリカ人も同じ気持ちで映画館で時間を過ごしたことだろう。 たんなるB級レーシング映画ではない、アメリカン・ニューシネマの醍醐味が味わえる傑作だ。
・「素晴らしきアメリカン・ニューシネマ」
ただ、白いアメ車が走っているだけの映画ですが、素晴らしいです。広大な道をパトカーとカーチェイスしながら、車をぶつけようが、家を壊そうがひた走る。ただ、それだけの映画です。でも、心の中にくすぶっている何かを揺さぶってきます。
今、そんな映画を作ろうと思ったらクエンティン・タランティーノが監督をしない限り許されません。そんな映画が許された70年代が素晴らしい。
ただ、男の映画なので女性の扱い方が良くないのも時代を感じます。
・「筋が判っていても、繰り返して観てしまうことがあります…」
映画の画を観ているように言葉を綴っても小説は出来ず、小説に書いてある言葉のとおりに画を創ろうとしても映画は出来ないと思うことが多々ある…評判の小説を原作にして制作される映画というものも、話題の映画を小説として仕上げるものも存在する。そして各々に良さも悪さもある…何時もそういうことを考えるのだが、フレデリック・フォーサイスの小説『ジャッカルの日』と、1973年に世に問われたこの映画に関しては、「両者共に良い!!」と強調してみたい気がする…そして、過去に「原作小説読了後に映画を観る」ということをして、多少肩を落としたことが何度もあるだけに、この映画については「原作小説を知っている、知らない、読んだ、読んでいないを問わず面白い!!」とも強調しておきたい…
映画は淡々としていながらも、思わず引き込まれる、“再現ドラマ”的な仕上がりになっている。もの凄く著名な俳優が名演技を披露しているという訳でもないのだが、得体の知れない容疑者を探す捜査陣の苦労ぶりや、あらゆる事態を想定しているような“ジャッカル”のプロぶりなど、時間が経つのを忘れる…そして、未見の方のために敢えてこれ以上は語らないが、一度観て筋書きを分かっていても、「にも拘らず」観てしまうようなものがある…
・「フレッド・ジンネマンの実力!!」
Fジンネマンの作品はあまりハズレがない。『真昼の決闘』も『わが命つきるとも』も『ジュリア』も私が中学、高校時代に初見し、どれも面白くて感動した作品ばかり。なかでも本作品は中学のころ母親が「とても面白いから!」と絶賛するのでTVの映画劇場で初めてみたのでした。夢中になりました。フォーサイスの原作はいうにおよばず、『オデッサファイル』等のほかの原作や映画にもはまりました。本作がなにより素晴らしいのは、ドキュメンタリ手法をふんだんにとりいれ解放記念日の臨場感をリアルなものに仕上げたこと。凝ったクレーンワークもなく、殆どがカメラ据え置きのカットの積み重ねといった地味な手法なのですが、それが品を与えています。無名のEフォックスも秀逸ですが、ルベル警部役のM・ロンスデールやナンパされる有閑マダムのD・セイリグなど脇役も素晴らしいです。D・セイリグはレネ『去年マリエンバードで』での神秘的な雰囲気とはまた異なる色気を漂わせています。暗殺用ライフルのデザインも美しく、スコープの中で着弾が路面に弾け飛ぶショットは、とても衝撃的で画期的に感じられました。カメラは激しく動く必要なし、事実やその関係の中に真の迫力が存在する。それを作品の中で証明し続けた監督だと思います。
・「このフィクションを超える作品はない。」
最近では9.11の怪。1941年の真珠湾の真実。1963年ケネディ暗殺の真相。
あなたは歴史の真実をどれほど理解しているのか。
ジャッカル。ドゴール暗殺未遂の実話。これほどまでに緊迫と超怒級の迫力で、フィクションとノンフィクションの壁を意識させない映画は、50年来の映画ファンだったが、振り返ると未だにない。
故フレッド・ジンネマンの静かなる才能に改めて敬服。
このインテリジェンスあふれる映画を見ずして、君死にたもうなかれ。
・「原作に応えた最高作品」
あまりに偉大な原作をもってした映画はなぜかほとんどが駄作だ。しかし「ジャッカルの日」は違う。
映画はほとんど原作をなぞった内容だ。しかしながら原作に忠実だということは逆に監督、脚本家、演技者にとっては負担だろう。原作のすばらしさに見事応えたか、または裏切ったかが明確すぎる。そしてそれは顕著に評価に表れるからだ。しかしこの映画は見事それに応えた。
史実的にもドゴール暗殺は失敗に終わると知っていながらも、最後はジャッカルの成功を願ってしまったのは私だけだろうか。
・「淡々とした描写が生きてる」
フォーサイスの原作に、かなり忠実に沿っていると思います。けれんもなく派手な演出もありませんが、緻密に捜査を進めていく男たちと、巧みにその網をかいくぐっていくジャッカルの、表面に現れない静かで激しい闘いは一見の価値があります。最近の派手なアクション映画に慣れてしまった人には物足りないかもしれませんが、頭のいい男たちが好きな人にはお勧め。
・「知的なホラー映画」
1970年代のオカルト映画の中では「エクソシスト」や「オーメン」の影に隠れて地味な印象の本作ですが、内容では負けていません。首が360度回転したり、ガラスによる首切断などといった派手なシーンはありませんが、話が謎解き風になっており、知的なホラーとして楽しめます。ほんのちょっとだけエロチックな場面もあったり、冒頭の秀逸な音楽や、オーソドックスだけど手堅い演出、俳優陣の好演もあってホラー映画の傑作のひとつだと思います。
・「最高の幽霊屋敷ホラー。」
1974年オカルトブームの真っ只中に公開された本作ですがロデイマクドウオールの好演とあいまってエクソシストより面白かった印象があります。幽霊屋敷モノでは今なお最高峰に位置していて不動の座は当分揺るがないでしょう。
・「オカルト映画の傑作」
日本では「エクソシスト」のヒット以降、いくつものオカルト映画が公開されましたが、リチャード・ドナー監督の本作はこうしたオカルト映画の中でも「正統派オカルト」として傑出した映画しょう。この手の作品では、よく奇抜な画面転換や音声で観客を恐がらせるものですが。ここでは物語が緻密に構成されていることで非常に緊迫感のある映画に仕上がっています。
そもそも、ここに出てくる悪魔の数字とされている666とは、新約聖書のヨハネ黙示録の記述によるもの。そして、死産だった赤ちゃんと同じ日、同じ時刻に生まれ、引き取られてきた別の赤ちゃんがこの数字を背負うことになり、この物語は進行していきます。当然ながら‘オカルト特有の場面’はあるのですが、徐々に関係者が追い詰められていくスタイルが却って恐怖感を募っていきます。途中に出てくる、ある「動物」の恐いことと言ったら・・・。この映画ではその後、続編、続々編、そしてリメイク編と作られていきますが、やはり本作がダントツにいいですね。
このように映画としては非常に面白く、そして恐怖感・スリル感は十分ある仕上がりなのですが。ひとつだけ言わせていただければ、大使夫妻が乳母の異常行動に気付くのがいささか遅すぎるように感じます。私だったら、あんな乳母、即刻クビにしますけどね。そのあたりだけは観ていてイライラさせられました。
・「ヨハネ黙示録」
この映画のおかげで新約聖書最後の「ヨハネ黙示録」が日本人になじみのあるものとなりました。聖書に題材を取っているのが珍しかった頃です。
リメイクなどありますが、最初にこの作品を観た衝撃には、なかなか及びません。
映像もこれくらいの時期のものの方が雰囲気が出ている気がします。
観た事のない方は是非!
・「謎を秘めているからこわい」
怖い場面がいろいろあった。にぎやかなパーティの会場でお手伝いの若い女が首を吊る。なんとも不気味な墓場に鉄柵をこえて、しかも深夜に入っていく。ロットワイラー種の猛犬。地獄の使者にふさわしい家政婦の目つき。僧院で真相があきらかになる場面等々。赤ん坊が死産だったと告げられる病院の雰囲気からして不安感がただよってくる。 謎が次第に深まっていくストーリーと怖い場面がリンクして、それが恐怖感を増していく。グレゴリー・ペックとリー・レミックが名のある外交官夫妻であるという設定と俳優としての格のちがいがいっそう悲劇性を際立たせている。 子どもが三輪車で走りまわる場面は、なにかよくないことが起きそうで、不吉を予感させる。子どもの三輪車はその後の「シャイニング」でも再現される。「シャイニング」では迷宮のようなホテルの廊下を、子どもが三輪車を走らせていくと、眼の前に死んだ女の子が静かに立っている。背中が寒くなる場面だ。
・「さすらいの狼」
アランドロンお気にいりのガン・・・コルト45-M1911A1!通称ガバメントを分解するシーンがある。とにかく主演映画でこの銃を使い続けガンマニアの方々に「ガバ使い」と言われている伝説の映画スターなのだ。「さすらいの狼」では逆に組み立てるシーンがあり他に「ビックガン」でも見事なガバ操作をみせてくれる。
・「WOWOWで放映される事を知って、慌ててDVD棚から取り出して封を開けました。」
「狼よさらば」の英国人監督マイケル・ウィナーにアラン・ドロン、バート・ランカスター主演とくれば、きっと面白いはずだと思って、このDVDを買うのは40代も後半の方たちでしょう。勿論、私もその口で、DVDの再発を知るや即注文しました。キネマ旬報の別冊でもまずまずの評価を与えられていた記憶があるので、外れる事は無いと確信していましたが。しかし、購入して1年以上も放っておいたと言うことは、メチャクチャ観たかった作品でもないとの証明ですが。
さて、その内容や如何に。結論から言うと、期待通りの出来。ドロンはCoolでカッコいい(この頃のドロンは同姓が観ても惚れ惚れする)し、バート・ランカスターも相変わらず渋くてGoodなんですが、ウィナー監督の才気溢れる演出が物語の緊迫感を高め、観る者をグイグイと引き込んでいきます。この方の作品は英国人だからなのか、常にHumorや明るさというものとは無縁です(唯一「名犬ウォン・トン・トン」だけは別)。ところが、ジメッとした感覚ではなく、カラッとした陰というか暗さを感じさせます。そういう意味ではドロン&ウィナーのCombiってピッタリなのかもしれません。
Spy SuspenceですからStoryについての詳細はReviewしません。SpyがSpyを追う、題材としては最近のSuspence物には観られなくなった内容ですが、決して古臭くはありません。Actionも程々に、ランカスターも頑張ってますし、無駄なEpisodeも無いので、Lastまで退屈しませんね。特に、ドロン他一名がウィーンの街でランカスターを追いかえる約10分強のAction Sceneでは、2人ともよっぽど危険なScene以外は本人たちが体を張ってActionしているので、見応えあります。ランカスターは撮影当時60歳のはずですから『よー、頑張っとるなぁ』と思います。
「メカニック」と「シンジケート」、そして何と言っても「センチネル」。これらのウィナー作品のDVD化を切に希望します。
●明日に向って撃て! (特別編) (ベストヒット・セレクション)
・「名作です」
もうお決まりの名作 名作と呼ぶにふさわしい傑作ですブッチとサンダースこの二人の逃走劇ですね二人は旅しながらあらゆることにぶつかっても 折れず立ち向かってゆくその姿その勇気みなぎるラストシーン ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードこの二人の名演は映画史に残ります 忘れられない名作です。
・「粋で、洒落てて、面白い!」
殺された同志の仇を討つために、イカサマ師たちが集まる物語ですが、これがなんといっても面白い!みんなちょっと年季の入ったおじさんなのに、まるでいたずらっ子のように目を輝かせて大いなるイカサマ計画を進めていく様子は、本当にわくわくします。大きな計画の前に、チラッ、チラッと小さなイカサマを何度も見せてくれる当たりも、楽しいです。イカサマ計画を進めていくプロセスを一緒になって見ている「共犯者」であるはずの私たち観客も、いつの間にか騙される側になって彼らの手口に驚くことしかりでした。こういうからくりのある映画は、一度見てしまえば次から見ても面白さが半減してしまったりするのですが、この『スティング』はホントに別格!何度見ても新たな伏線を見つけてしまったり、作品の魅力にうっとりしたり、観る度にますます「面白い」と感じさせてくれる素敵な作品なのです。 全編に流れるラグタイムのBGMも、劇中のファッションも、仕事師同士たちの合図も、何もかもが一言でいえば「洒落て」います。彼らの粋な仕事っぷり、ぜひぜひご覧下さい!
・「ひさびさにいい映画を見たという感じ」
ストーリーのテンポが良く、みどころが次から次へと展開するするので、ついていくのがちょっと大変でした。その分、何度見ても新たな発見があり繰り返し見れる本当にいい作品だと思いました。古い作品は、どうしても年代や古さを感じてしまいますが、この作品は、その世界にどっぷりと引き込まれていくので古さはまったく感じませんでした。それどころかレトロな雰囲気に浸ってしまったという感じです。とにかくおしゃれな作品。ビジュアルも会話も登場自分物の生き方も。映画好きの人でもし見てない人がいたら、絶対に見ておくべ作品だと思いました。
・「明日に向かって撃て の3人が再結集した傑作」
ジョージ・ロイ・ヒル監督、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが再結集。明日に向かって撃て も傑作だったが、この作品も傑作。
マービン・ハムリッシュ編曲の音楽に乗って、テンポ良く話が進んでいく。ポール・ニューマン演ずる老練な詐欺師とロバート・ショウとのやりとりが面白い。
何度見ても面白い作品です。
・「素直におもしろかった!」
ギャングの映画なのに銃撃戦が殆どないというところが面白かったです。最後のオチは必見です。クラシックな映画ですが、現代人でも十分楽しめるくらいストーリーが充実した作品だと思います。
・「愉快に騙す!」
46回アカデミー賞で監督,作品賞をはじめ7部門を獲得した名作。原題の「Sting」は「騙す、ぼったくる」等という意味。76年作品なので若き日のロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、そして故ロバート・ショーを観るのが楽しい。この映画のストーリーの面白さは格段だが、映画に大いに彩りを加えているのは全編に流れるスコット・ジョプリンの軽快な音楽。ストーリーにはネタバレがあるので1回観てしまうと2回目以降の楽しみはなくなるが、今ではよくある観客さえ騙す手法の映画は当時ではなかった。ラストに謎解きをもってくる映画の元祖といえる。因みに詐欺師達の手法は、言語学者であるデヴィッド・W・モラーの「詐欺師入門―騙しの天才たち:その華麗なる手口」を元にしているのでリアリティは抜群。
・「今でも古さを感じさせないパニック映画の最高峰」
製作当時、FOXとワーナーがそれぞれ同じ企画を進めていたらしい。 そこで2社がそれぞれの原案をプラスして完成させた超大作。 アカデミー賞の撮影賞と歌曲賞を受賞しています。 スティーヴ・マックィーン、ポール・ニューマンのビッグ俳優だけではなく、 かなりの豪華演技陣が名前を連ねています。 監督、音楽も一流で素晴らしい大作に仕上がっています。 CGという技法のない時代ですから、ミニチュアとか合成による撮影が行われていますが、 昨今の映画になんら負けていません。 消防隊長を演ずるスティーヴ・マックィーンが最後にポールニューマンに話すセリフは、 他よりも少しでも高いビルを建て続ける建築競争に対し警鐘として心に残る名セリフです。 一言、「俺にビルの建て方を....」と。
・「人類の思い上がりの象徴」
超高層ビル火災とそれに捲き込まれた人々の人間模様と、命懸けで敢然と立ち向かう消防士たちの活躍を、壮大なスケールで描いたデザスター・ムービーの代表的作品です。
時の大スター、スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンを始めウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、スーザン・ブレークリー、O・J・シンプソン、リチャード・チェンバレン、ロバート・ボーン、ロバート・ワグナー等映画・TVの枠を超えた豪華な面々が非常に濃い人間ドラマを見せてくれます。
サンフランシスコのファイナンシャル・ディストリクトに聳え立つ地上138階の世界一の超高層ビル、グラス・タワー。 落成式典と記念パーティーを控え、着々と準備が進んでいましたが、地下の発電機故障をきっかけにヒューズが指定の規格よりも安い物が使用されている事が発覚・・・、その後まもなく81階の倉庫で配電盤がショートし火が燃え移っていきます。 そうした事態を知る由も無く、各界の著名人が次々にグラス・タワーにやって来ます。 しかし、知らず知らずのうちに遂に各階で火災が発生し取り返しの付かない状況に発展してしまいます・・・。
ひたすら消火と救助活動に励むマックィーンや、不正を見逃してしまった責任を痛感し知恵を絞って消防隊に協力するニューマンなどとは対照的に、ただ自分の身の保障しか頭に無い自己中心的な男も配置し、極限状況下の人間の心理を良くも悪くも繊細に表現しています。 破壊された非常階段からの脱出、エレベーター・シャフト内をロープ降下、吊り篭で隣のビルへ脱出、停止した屋外エレベーターごと地上へ救出、またラストの消火作戦もとてもダイナミックです。
あれから34年が経過、ブルジュ・ドバイが間もなく竣工しようやくグラス・タワーを抜くほどの高さを誇る世界一のビルが現実に誕生しますが、最新の設備を兼ね備えているからと高を括らず、間違っても人災などを起こさないよう切に願うばかりです。
あと、DVDに関しては出来れば「ゴールデン洋画劇場」版の吹き替えで観たい気もします・・・。
・「超大作の頂点。」
当時これほど盛り上がったオールスター映画はないでしょう。マックイーンとニューマンという2大スターの共演は言わずもがなフレッドアステアやジェニファージョーンズといった往年のスターまで集めた当時のハリウッドはすごかったです。今これを、リメイクしたらどうなるのでしょう。
・「仕様など工夫をして販売を・・・」
毎年低価格帯での販売をするのはいいが、ただ安く発売すればいいとメーカーは思っているのだろうか?音声をドルビー5.1ch化やDTS化するとか、HDリマスターにするとか、ドルビー5.1ch日本語音声を追加するとかの工夫は出来ないのかと、発売するたびに思う。この作品に限らないが、ユーザーの求める仕様とメーカーの思惑が合っていない。ぜひ今後日本での販売には、ブルーレイや音声、画質のブラッシュアップを望みたい。作品としては☆5つだが、メーカーの販売方法に問題があるので☆3つにします。
・「何度見てもすごい映画です。とにかく、・・・・すごい。」
名前だけで客を呼ぶための豪華キャスティング、退屈させないためだけのジェットコースター的ストーリー、そしてあげくはお子様向けのてんこもりCG………。そんな糞みたいなものと無縁だった頃の、そう映画が映画らしくあった時代の、男が男らしくあった時代の呆れかえるような大傑作。残念ながら私が初めてこの映画を見たのは確かテレビの洋画劇場でしたが、以来劇場でビデオで何度も繰り返し見ています。堕落しきった昨今の映画の製作者たちは、月にいっぺんこの映画を見てそのたびに自分たちの志の低さを悔い改めるべきだと思います。ほんと。
・「D、ホフマンの演技に注目」
何故、それほどまでに脱走を企てるのか? 終身刑になった者でないとわからない。
最後は絶海の孤島での自給自足の生活。考えようによってはある程度の自由とも言える。 ホフマンとマックインの対照的な役柄に、終始くぎ付けになった。この映画を劇場で観た時、ホフマンの演技に脱帽したものだ。
それにしても、この映画が教えてくれたのは「最後まであきらめるな!」だった。それが囚人であっても、信念を貫くマックインの最後の脱出には誰もが「やった!」という気持ちになったものだった。
ただ、実話では彼がその後どうなったかがわからず、少しモヤモヤしたものが残ってしまった。
・「人生を無為に過ごした罪」
「人生を無為に過ごした罪により、有罪...」 パピヨンの夢に出てきた挿話にこの映画のメッセージがこめられている。 独房監獄の所長。所長はパピヨンが5年間の独房生活から出てきた後も、全く変わらない風体で出てくる。パピヨンは5年間という時間をまったく無為にすごしたように見えるが、脱獄の夢に人生を燃やしている。所長はといえば、役目を几帳面にこなすことでやっと人生を支えている。どちらが悲惨なのだろう。 囚人でなくても、つねに自由を渇望していない限り、自由人に見えるその人生もその日常もこの囚人たちと同じく悲惨なのではないか? しかし、平凡な人生とはそういうもの。所長の実直な様や、最後に描かれたドガの羨望と諦念は、大多数の人々がもつ重く平凡な人生感そのものである。
・「もうひと踏ん張り欲しい画質」
確かに精細さは多少、向上してはいるが、色調、フィルムの傷等がワイド版LDと変わらないのは使用したマテリアルが同じであることを物語っているのではないか。これでニューマスターというのはいかがなものか。もうちょっと頑張ってもらいたかった。これではどこまでも見渡す限りの大海原と青空の哀しさが、劇場公開当時のままには胸に迫ってこない(ただし最近、ワイドサイズにてBSで放送されたというものと比べると遙かに高画質です==DVD録画した人のものを借りてしっかり見比べさせていただきました)。人権を踏みにじる権力に対しての憎悪が画面からほとばしっているのは闘士ダルトン・トランボ(「黒い牡牛」「スパルタカス」「ジョニーは戦場へ行った」等)の執念に満ちたシナリオに依るところが大きい。巨額の制作費でこんな映画を作ることができたのは、反権力の風潮が西側世界で力を増した70年代初頭だからこそだったろう。
・「マックィーンのもっとも優れた演技」
マックィーンの人気がピークの頃(この前が「ゲッタウエイ」、この後が「タワーリング・インフェルノ」ですから)の作品で、アクションのみならず演技力もかなりのものです。マックィーンのような俳優は今はいませんね。今の映画界のスーパースターと呼ばれている人達ははギャラが高くても、なんか軽くて、マックィーンのような重量感や男くささを感じる俳優は皆無だと思います。 原作は読むのがヘトヘトになるぐらい脱走の繰り返しで、映画ではいくつかのエピソードにしぼっています。それでも内容的にはてんこ盛りといった感じで、次から次へと見せ場が続きます。画面や設定、ロケなどは作り物くさいところがなく、リアリティを重視しています。マックィーンと対照的なキャラクターのダスティン・ホフマンも名演で、この頃は凝った扮装やメークをしても今ほど演技が臭く感じませんでした。
・「手に汗握るスリラー・サスペンス映画の傑作」
冒頭、テロリスト・グループ「黒い9月」のベイルートのアジト襲撃のシーンから、1月9日、スーパーボウルのスタジアムの追跡劇まで、これはもう、手に汗握るしかないスリラー・サスペンス映画の傑作。 前述した冒頭のシーンから始まる、カバコフ少佐(ロバート・ショウ)とテロリスト・グループのふたり(ブルース・ダーンと、マルト・ケラー)の死闘には、1月9日のデッド・ラインに向かっていくつものエピソードを積み重ねていくスリリングな面白さが背景にあって、実に興奮させられるストーリー展開でした。さらに、『ジョーズ』を彷彿させるジョン・ウィリアムズの不気味な音楽が、サスペンスの盛り上がりという点で、バツグンの効果を発揮していましたね。 キャストでは、まず、テロリストの一味として飛行船の機長を演じたブルース・ダーンが印象に残ります。ベトナム戦争の後遺症で精神状態が不安定な元軍人役を、気合いのこもった熱演で見せてくれました。もうひとり、イスラエルの特殊部隊員を演じたロバート・ショウの存在感もいいですねぇ。『スティング』『サブウェイ・パニック』『ジョーズ』『ブラック・サンデー』(1977)と、1970年代のロバート・ショウは本当に素晴らしかった。 それにしても、満員のスーパーボウル・スタジアムに向かって空中を並走する(?)シーンは、何度見てもドキドキするなあ。飛行船がスタジアムに静かに迫っていくシーンと、2001年9月11日の同時多発テロで旅客機が貿易センター・ビルに突っ込む映像とが、頭の中でオーバーラップしました。
・「兎に角何も言わず、鑑賞すべき映画の一本」
おそらく、このDVDを買うべきかどうか悩んでいる人がこのReviewをご覧になるのでしょうが、定価¥1,500なら黙って買うべきです。PlayerにDiskを入れ、Play Buttonを押してから、2時間23分の上映時間があっという間に過ぎてしまう事でしょう。
ど素人が評論家気取りのReviewをしたところで、この作品の良さは伝わらない事でしょう。「百聞は一見にしかず」という諺通り、兎に角、鑑賞する事です。77年当時、Paramount作品を日本で配給していたCinema International Corporationが臆病風に吹かれて、この作品を上映中止とした愚行が未だ、洋画Funにとって恨めしい出来事として語られている事実をDVDを鑑賞する事によって理解するでしょう。Storyを詳細に語る事はこの作品を観ようとしている方たちに対し、失礼に当るので控えさせていただきます。
監督が「フレンチコネクション2」のジョン・フランケンハイマー、Producerが「ゴッドファーザー」「ロンゲスト・ヤード」のロバート・エヴァンス。やや地味ながらロバート・ショウ、ブルース・ダーン、マルト・ケラー、私の好きなベキーム・フェーミュ、フリッツ・ウィーヴァーなど、通好みのCastingです。そして特筆すべきなのは原作者があのグロ映画の代表作とも言える「ハンニバル」などハンニバル・レクターSeriesのトマス・ハリスだという点です。「羊たちの沈黙」と「ブラック・サンデー」が同じ原作者の作品だとは、ちょっと驚かされますよ。
それにしても昨年8月に税込¥4,179で販売されたDVDが一年も経たないうちに半額以下になってReissueされるとは...発売元もちょっと考えて欲しいものだ!
・「満点!」
今、アメリカ映画でもCGを使わず、これだけ面白いアクション映画は作れないだろう!「大列車作戦」も含め、全て本物を使う監督のこだわりには、脱帽。ラストに追い込む迄の駆け引きは、脚本力の素晴らしさ。今のCG大国日本映画、見習え!この映画をつまらないと言う人は、CGに頭侵され麻痺しているのだろう。
・「フランケンハイマー最後の傑作」
トマス・ハリスの小説の中で、唯一レクター博士の出てこない原作をジョン・フランケンハイマーが監督した傑作。60年代後半から徐々にスランプに陥っていたフランケンハイマー監督の後期作品群の中でも「フレンチ・コネクション2」とならぶ70年代中期の傑作。 ロバート・ショーVSブルース・ダーンの対決は「ジャッカルの日」のジャッカルVSルベルのような手に汗握る展開。ラストの大アクションも原作とはやや異なるもののフランケンハイマーらしい骨太な演出で社会的な問題で上映中止になっていますが、是非とも見て欲しい一本です。
・「人間がよく描けている秀作。」
ドキドキのパニック映画として楽しめます。アメリカ人のもっとも幸福な瞬間、日曜のスーパーボウルが狙われます。テロリスト側とFBI・モサドの攻防が緊張感たっぷりに描かれます。また単純な勧善懲悪ではなく、テロリスト側の心理もきちんと描いていて好感が持てます。ベトナム戦争で傷ついた帰還兵、家族を殺され陵辱された女テロリストの悲しみと憎しみもよく表現されています。エジプト人外交官がモサド工作員に言い放つセリフ、「君らが彼女をそうさせたのだ」は名言だと思います。
●大空港
・「NO.131「た」のつく元気になった洋画2」
<元気コメント> 自然の猛威と人間の作った巨大な機構の狭間に呑み込まれそうになりながらも、システムには置き換えることができない人と人の情が支えていく。
・「航空パニック映画の傑作」
世間での評価は、前作の「大空港(Airport)」の方が上ですが、私自身はこちらの方が、緊迫感があって、断然面白かった。
大空港はパニック映画というよりは、いろいろな夫婦の虚像と実像を描いたもので、それはそれでよくできているのですが、肝心のアクシデントの描写が「いまいち」でした。こちらは、本物のジャンボ機を超低空で飛ばして見せるのですが、雪山とぶつかりそうに飛ぶところはなかなか迫力がありました。カレン・ブラックのスチュワーデス役が絶品でしたね。地上からの無線の指示でパイロットのいなくなったジャンボ機を代理で操縦するのですが、確かに自分がやるとなるとこんなふうにパニック寸前になるのでしょう。無線が使えなくなって、あわや高山に激突というところで、重傷の機長から機首をあげる方法を聞き出すのですが、ここの描写は極めてリアルにみえました。「救助」に飛び立ったベテラン操縦士が「ナンシー(スチュワーデス)が自分で操縦している!」と叫ぶところは、正直感動しました。この手の映画で「感動すること」などそうはありません。
近頃、CGに頼りきったパニック映画が多くて、正直言って「またか」と思っています。映画制作者はぜひこの作品をみて「原点」にかえってほしいものです。
・「空中衝突したのに無事着陸?やっぱり映画だね!!」
1971年の航空機事故の中でも全日空機と自衛隊機が起こした「全日空雫石衝突事故」はまさかと思うような航空機事故史の中でもかなり記憶に残っている大惨事でしたね。少なくとも、この「エアポート75」を製作するにあたり、この事故が多少でも参考になったことは言うまでもありません。
・「第1作ほどの秀逸な人間ドラマにはならなかったのが残念」
実際にジャンボ機に、セスナ機が衝突したらあの程度の被害ですむものなのだろうか。前作の「大空港」でも思ったけど、機体に穴が開いても無事に生還できるのでボーイング社が実物の飛行機の撮影に協力するのでしょうね。同じ時期に日本で「新幹線大爆破」という映画があって、結局最後は新幹線は無事なんですけど、当時の国鉄の協力が一切得られなかったことがあったのを思い出しました。 映画の内容はパニック映画の王道を行くオール(ド)スターキャストでグランドホテル形式という展開で機内の人間模様が描かれています。前作「大空港」ほどのしっかりした人間ドラマにはなりえませんでしたが、善戦しているほうです。 チャールトン・ヘストンとジョージ・ケネディの「大地震」コンビの活躍は安心して見てられますが、カレン・ブラックは顔が怖すぎです。70年代を代表するニュー・シネマの女優なんですが、こういう娯楽映画には向かないのではないでしょうか。公開当時に劇場で見ましたが、彼女が思いっきり引きつった表情で金切り声で絶叫すると観客は皆引いていましたね。終わった後も映画館のロビーで「あの女優さんの顔が怖くて」っていう会話が聞こえましたから。
・「迫力ある空中戦」
第二次大戦当時、圧倒的に不利だった英国空軍がドイツ空軍相手に戦った英国の戦いの映画化です。多くのオールスター戦争映画が陸上戦であるのに対して珍しく空中戦を描いています。迫力ある映像と当時のイギリスのオールスター総出演で、「史上最大の作戦」とほとんど出演者がかぶっていないのもよかった。(ケネス・モアとクルト・ユルゲンスは両作品に出演) とにかく全編にわたって展開する空中戦の場面が迫力があって素晴らしい。地上戦の映画と違って人物の顔があまり見えないのが難点ですが、当時の戦争映画の流行で両国を公平に描いているため、ドイツ空軍の描写にも手抜きがなく、敵もあっぱれなところも良かった。 最後が爽快感がないのがいまひとつですが、この作品がアメリカ映画でなくヨーロッパの映画だからでしょうか。
・「女性必見!!」
もう今から30年も前の作品。自国フランスで公開禁止処分を受けたというのもうなずけます。しかしプロデューサーのロアールが当時の大統領ジスカールデスタンに作品を見せ直訴、ポルノ解禁の記念碑的作品となったという。ポルノは男達が楽しむものとういそれまでの風潮が変わり、女性もこれを観に劇場に行くという社会現象が起きた。日本でもそうでした。この作品が海外でも上映されるようになったとき、フランス経済に大いに貢献したとの事。大統領ジスカールデスタンも自分の判断は正しかったと胸をなでおろしたのみならず、国益に貢献したこの作品を誇らしくも思ったでしょう。このての作品を敬遠してきた女性に是非お勧めしたい。
・「女性の性の開花」
パリにいる時は、1度だけ浮気したという、新婚の妻エマニエル。男女関係が進んだフランスでは、浮気が1度だけなんてありえないことだ。
その清楚で美しいエマニエルが、夫の赴任地タイに赴く。同じフランス人が性の自由を謳歌しているが、とてもついていけないエマニエル。
でも、女性同士の愛から、だんだんと彼女の体が開花していく。
性に長けた、しかし老いて自分ではできない老人の導きにより、エマニエルは、現地のタイ人キックボクサーと交わり、快感を覚える。
最初は抵抗を覚えていた黄色人種とのSEXも、老人の導きにより、女としての喜びを覚えるようになる。
最後に、化粧台の前で化粧するエマニエル。登場の時より大人の女になっている。
・「物語の序章。」
期待と不安を抱いて入学してきた新入生のように、好奇心と恐れをもって初々しいエマニエルが登場する。 性体験も少なく、生真面目なタイプの彼女は、自由奔放に快楽を享受する夫やそのとりまき達の間で翻弄され、彼女なりに背伸びを試みるが、殻を破りきれない。しかし、性の道に長けた老齢の紳士の手ほどきで、ついに心の中にあった枠から解き放たれ、淫蕩の世界へと入り込んでゆく・・・。 青く、清楚なシルビア・クリステルの存在がこの映画の命。もともと色気ムンムンの女優が主演であったら、単なるB級官能ムービーに成り下がっていた可能性もある。彼女の凛とした純粋さが芸術性と永遠性とを作品に与えている。
・「金髪の寅次郎」
オリジナル1974年 月刊ロードショーやスクリーンの表紙にエマニエル夫人と載っているだけで、当時の小学生はどんなに心をときめかしたか。 現代のアダルト映像に慣れている方々が見れば肩透かしであろうが、ただあの当時、エマニエルという”名詞”だけでも少年たちの心は揺れ動いたのだ。
ところが、このレビューを書くためエマニエルで検索したら、なんと次々と出てくるではないか! ・エマニエル夫人 密かなる妄想の日々 ・エマニエルX レッスン1 ・エマニエル-官能の柔肌 ・エマニエル ‾カリブの熱い夜‾ ・エマニエル ‾パリの熱い夜‾ ・エマニエル夫人 愛と背徳の肖像 ・エマニエル-魔性の館- ・エマニエル夫人-異常なる愛の快楽- ・エマニエル-裸体の誘惑- ・エマニエル-快楽の女神- ・エマニエル-背徳の罠- めんどうだぁ やめた45もある。
まだ半分も転記していない。いったいどうしたんだ。少年たちを大人の甘美な世界へ誘惑しようとしていたエマニエルは、知らない間に、パリやカリブに行ったり、罠をしかけ女神になり快楽におぼれ・・・挙句の果て、Xとなりレッスンだって、まるで仮面ライダーではないか。 勉強になった。我々の知らないところでしっかりと承継されてきたのだ。これを現代エマニエルの法則と名づけよう。あるいは、金髪 車寅吉と呼んであげる。
・「きれいなポルノ」
一世を風靡したこのポルノ映画は社会現象にまでなった。ストーリーには特別に語るべきものがあるとはいえないので三つ星にしたが、巷にあふれているいわゆるアダルト物と比べてみればはるかに上等で、バンコックのエロチックショウのシーン等々ら本気度がたかいのではないか。 ただただ行為だけを写しただけだったり、縛ったりなぶったりと、日本のアダルト作品は情感がなく安っぽく、どうしようもなく暗く下卑ている。それに比べればエマニエルが評判になるのも尤もな理由がある。ラストのエマニエルの化粧には、ちょっと大げさかもしれないが、戦慄をおぼえた。この種の映画の日本への上陸はこれきりで、エマニエル後の話題作にはずっとご無沙汰だ。外国には芸術的?なのがもっとあるだろう。ずっと以前のことだが、劇場公開でエマニエル以上ではないかと思うのを何回か見た記憶がある。
・「やっとDVD化されましたね。」
34年前、この映画の主人公達と年代も同じだった私は、当時学校をサボって一週間連続、映画館に通った記憶がハッキリと想いだされます。それ以来この映画は私の唯一の心残る想いで深い映画となってしまいました。それから何年か越しにビデオを手に入れ、以後年に1回は気分が落ち込んだ時や、すっかり子供心を忘れた嫌な大人になってしまった今の自分を見た時には、この映画を必ず鑑賞して当時を振り返ったりします。だからこれまでこの映画のDVD化を随分と待ちわびておりましたし、是非今の子供たちにも一度は観ていただきたい映画だと思います。
・「初めて観る方へ」
とても多くのおじさんやおばさんが、「自分こそは、この世の中で、この映画のことが一番好きな人間である」と思っている。そんな映画です。
・「待ってました!感激!!」
待ちに待ったDVD化!これまで何度も観ているけど、あらためて観なおして、また感動!さすが私のベスト3作品です。 とにかくメロディとダニエルだけでなく、先生も生徒も両親も一人一人のキャラクターがとても魅力的です。子供は子供らしく、子供を叱る大人も愛情に満ちています。メロディもダニエルもお母さん、お父さんを愛していて、愛されている。なんて素晴らしい時代なんでしょう。 今こんな時代だからこそ、この作品の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。また、こんな時代が来ることを願います。ビージーズとCSN&Yの音楽もこの作品とともに永遠に色褪せることはないでしょう。
・「小さな恋のメロディ」
初恋の頃の思い出の映画。何度見ても感激です。是非、DVDをお願い致します。
・「大人になる前に」
中学一年生のとき、学校の体育館で見せられて、超感動。それ以来リバイバルも見に行き、原作も探して読みました。どうしてこんなに子供の心がわかるんだろうって、子供ながらに映画製作者に対して感心したものでした。これは一度必ず子供の時に、しかも多感な青春時代に見るべき映画。音楽も映画もこの作品が僕の原体験となっている。自分が青春まっただなかにいることを実感させてくれる映画です。
・「パナマウント映画不調に現れた孝行映画」
最初に公開された時に「愛とは決して後悔しない事」というせりふ、はやりました。脚本と同時進行のエリック・シーガルの小説もベストセラー!すぐ買っちゃいました。フランシス・レイのサントラはアカデミー賞で大ヒット、「メロディーが少ないのは作曲じゃない」他の作曲家のやっかみが入った等エピソードに欠きません。
当時パナマウント映画は経営不振で、制作費も少なく、あけてみたら会社最大のヒットとなりました。
白血病というと、今ではベタな話ですが、当時は何も考えずただ涙を流しました。ライアン・オニールとアリ・マッグローは1夜ににして大スターに。今や恋愛映画のバイブルですね
・「1日の終わり、雰囲気に浸りたいときに良い。」
頭が冴えてるときは、可もなく不可もなくって感じ。ライアンオニール演ずる主人公が、「僕はお坊ちゃんじゃない」と言動で主張している様が、いかにもお坊ちゃん風で良い演出。
久しぶりに観て驚いたのは、アリ・マクグローが美しく見えた事。優しく、知的で、そしてなによりもライオンオニールに受容的である事が、印象的。
・「瑞々しい!」
有名な映画だから。当時高校生だった僕は、たったそれだけの理由で自分が生まれるよりも前にできたこの映画を観ました。そして観終わった後、僕は何にも覚えていません。ただ、「ふ〜ん、こういう映画だったんだ…」とだけ思いましたね。僕にとっては、この映画は何の印象もない、ただそれだけの映画でした。
それが先日、何の理由もなく、ただちょっと観たくなってDVDを購入しました。一度観た、ストーリーはわかってる、でも印象に残ってない、そんな映画を何の期待もしないで観てみました。が…すごく鮮烈でした。驚きました。引き込まれました。ストーリーは、今となってはよくある内容だし、すでに知っていたし…。なのに、一番印象に残ったのは、主演の2人の演ずるカップルの瑞々しさでした。観ているこっちまでもが恋をしたくなる、そんな気持ちにさせられました。シンプルで素朴、だからこそ気持ちのいい映画。あの当時売れたのも、人気が出たのも、今ではいい年齢のオジサン・オバサン達が若かりし頃夢中になったのも(笑)わかる気がするなあ。やっぱり名作って、いつの時代に見ても名作なんですね。
て言うか…高校生だったあの頃の僕には、これを観てもこういったことが理解できなかったこと(笑)?まだまだ幼い、かわいい男の子だったんだなあ(笑)。
・「有名なセリフ」
昔、アインシュタインが「愛はその人間の我の大きさによって、形や大きさも変わる」と言ったと聞きます。
「愛とは決して後悔しない事」これって、そう思えた人は……分かる人は「本当に人を愛せた」人の証明だと思う。
「憧れ」「うそ」「見栄」「妥協」「打算」そのどんな愛でもないと思う。これは単に年齢だけで決まるものでもないし、やはりアインシュタインの言った「我」の在り方にあるのではないだろうかと思えてくる。
二人の関係性だからこそ「成り立つ」、精神性を感じさせる会話もあります。出来れば「日本語吹き替え」も入っていた方が、初めて観る人には分かり易かったのではないだろうかと思います。
・「愛とは決して後悔しないこと。」
映画は、印象的なピアノの調べとともに、バレットのこんな言葉から始まります。
What can you say about a 25-year-old girl who died?That she was beautiful and brilliant?That she loved Mozart and Bach?The Beatles?And me?
25歳で死んでしまった彼女のことをどう話そうか。美しく総明であり、モーツァルトとバッハを愛し、ビートルズと、そして私を愛した・・・
そして物語りも中盤、彼女との結婚のことで仲違いしている彼と彼の父とのことで気を病み、家を飛び出したジェニファー。彼女を捜し求めるバレット。日も暮れてアパートに戻ってみると、玄関の外の階段に、寒さに震えながら彼女が座っている。
(Jenny)I forgot my key.(Oliver)Jenny,I'm sorry.(Jenny)Don't.Love means never having to say you're sorry.
そうです、かの有名な、「愛とは決して、ゴメンナサイと言わないこと」
最近のこの手の、どっちか若死に物語と違うのは、オリバーがただ一人その事実を知っている時間が結構あること。ただのお涙ちょうだいではないのです。そして、ことさらに臨終シーンとか見せない。最後はあっけらかんと終わります。かの言葉だけを残して・・・。
Love means never having to say you're sorry.
韓国も日本も、ちょっと見習って欲しいですねぇ〜。ただの悲哀映画と馬鹿にせずに・・・。
それにしても、エリック・シーガルのこの言葉、深いです。そう思いませんか?わたしなんか、「ゴメンナサイ」「ゴメンナサイ」の毎日ですから・・・。
・「静かな感動が胸にせまる」
この映画が、映画デビュー作だというアート・カーニーの演じる老人は、凛として、常に流されることなく、信じる道を歩いていきます。アートの淡々としてそれでいて品のよい老人は、アカデミー主演男優賞にまさにふさわしい演技です。アメリカの膿んだ部分(いまも変わらない)をとりあげながら、その澱みに染まることなく、生きていく老人の姿は、ああいう老後を送りたいと思わせます。相棒のトント(猫)の演技も素晴らしいです。猫好きはそれだけでもたまらないでしょう。あの余韻の残るラストシーンの光景を思い出すと、胸がせつなさできゅんとします。どの年代のひとが見ても楽しめる、考えさせられる名作です。
・「静かな感動が胸にせまる」
この映画が、映画デビュー作だというアート・カーニーの演じる老人は、凛として、常に流されることなく、信じる道を歩いていきます。アートの淡々としてそれでいて品のよい老人は、アカデミー主演男優賞にまさにふさわしい演技です。アメリカの膿んだ部分(いまも変わらない)をとりあげながら、その澱みに染まることなく、生きていく老人の姿は、ああいう老後を送りたいと思わせます。相棒のトント(猫)の演技も素晴らしいです。猫好きはそれだけでもたまらないでしょう。あの余韻の残るラストシーンの光景を思い出すと、胸がせつなさできゅんとします。どの年代のひとが見ても楽しめる、考えさせられる名作です。
●スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション
・「新三部作には無い活きた映像」
確かに特撮だけで観るとCGを駆使した新三部作には劣りますが、当時最高の手造りと役者の生きた演技の妙味、ダイナミックな音楽、「正義は勝つ」という単純明快なstoryの各々が見事にマッチした面白さがあると思います。特に今でこそ有名だが当時無名なH.フォードを含んで主役がフレッシュな新人を英国の名優2人が脇を固める図式が物語に重厚さを加えてかつ新人を盛り立てて良かったことを思い出します。P.カッシングのデススターでどっしりと構える無表情だが神経質そうな演技とA.ギネスの優しさを醸す演技が対照的で両優ともいい味をだし、両優のブリティッシュな英語も印象的で新三部作にはないものを感じました。
・「祝!劇場初公開版」
ファンなら誰もが待ち望んだ「劇場初公開版」がとうとうリリースされるという事で…嬉しい限りです!しかも字幕は当時の岡枝慎二さんが翻訳した物!泣けます(笑)この字幕がまた良いんだ、これが。当時はフォースが「理力」、ライトセーバーが「光線剣」だったりクラシックじみてて笑えるんですが、岡枝さんの字幕の良いところは読んでいて不自然ではないこと。もちろん新三部作を翻訳された戸田奈津子さんの字幕も分かりやすくて良いんですが、オールドファンには岡枝さんのものがしっくり来ますね。自宅にも旧三部作の劇場初公開版はビデオであるのですが、それが低価格・高画質で見られるなんて…絶対買いです!!
・「やはり劇場初公開時の「音声」「字幕」は最高!」
長い間、聞きたかったルークの奥田瑛二とソロの森本レオの吹替えが聞けて大感激でした!(ソロのベランメェ調が・・・また・・・笑)何回も何回も何回も見た作品ですがこの吹き替えと当時の字幕付きで見たら、再び新鮮な感覚で楽しめました!ルークとレイアがデス・スター内でターザンする時のキスのセリフの訳も、この初公開時のが一番好きなので・・・SWのビデオとDVDは全て持っていますが買って良かったです。
・「30年前からすごいです!」
エピソード1〜3まで持っていて、公開当時の映像があるので、4〜6全部買いました。平成生まれの僕にとって、劇場公開の映像は一生お目にかかれないと思っていました。30年前、CGがそんなに発達していない時代に、あんな映像を作れるなんて、ジョージ・ルーカス監督と、スタッフに感謝です。テレビであるのは、特別編だけなので、スターウォーズ好きの若い人は、好きじゃなくても、見るべきです!
・「これが本物だ」
やっと出た。当たり前だ。コレが何より先に出なければおかしい。追加CGの挿入は、「帝国の逆襲」程度は許されるかもしれないが、オリジナルの世界観を破壊した「新たなる希望」の改変版など「映画」そのものへの冒涜と言えよう。映画とは制作時の技術、予算、社会状況までも含めてが作品だ。寂れたタトゥーインは制作者の意図とは別に一つの世界観として成り立っていた。その風景にいらぬCGを追加してどうしようというのか。また、「ただの模型」をカット割りと効果音で宇宙船にしか見えなくしてしまう当時の映像手法は驚嘆すべきものであり、そこにはそれまで制作された数々のアナログ特撮への愛とオマージュが詰まっていた。その技術と努力の結晶であるシーンをカットすることは当時の技術スタッフのみならず、「映画史そのものへの侮辱」に他ならない(「ジェダイ」のラストシーンの改変など、愚劣すぎてコメントする気にもならない)。妄信、盲従するファンがいるからだろうが、ルーカスにはそろそろ目を覚ましてもらいたいものだ。作品は制作者だけのものではないのだから。
・「エルガのトレンチコート」
私もこの映画は中学生の時分に映画館で観たひとり。劇場は今は無き「テアトル東京」で、スクリーンが湾曲していた(マシンも歪んで映し出された)のを懐かしく思い出す。 マックイーンのファンにはあまり重視されない作品だが、私にはこの映画の彼は絶品に思える。極端に少ないセリフと、美女を前にした時の木訥な男っぷりは、名作「ブリット」よりもさらに魅力的だ。 自らプロダクションを設立して臨んだ本作は、無名の監督の起用など、事実上マックイーンが「制作総指揮」を務めたと見て良い。自らレーシングマシンのステアリングも握った彼が本作で目指したのは、すべてのレーサーに対するリスペクトの表現だったのだろう。 余談だが本作の元ネタはルルーシュ監督の「男と女」だと思う。また作中に登場するマシンは基本的に全て本物、ただし現実のレースでフェラーリ512Pはポルシェ917にまったく歯が立たなかった。またクラッシュシーンで潰されるマシンは「ローラT70」にフェラーリやポルシェの皮を被せたものだそうだ。
・「敗者の美学。」
1973年。はじめてのリバイバル公開(初公開からたった2年で)でテアトル東京で観ました。当時から日本ではすごい人気の映画で家電メーカーの広告にポスターが使われていたほどでした。映画はドキュメンタリータッチで淡々と進み何より子供心に驚いたのはマックイーンが優勝しないということでした。敗者の美学。マックイーン完璧です。
・「んー、やっぱり凄いね」
大昔に小さいテレビで観たおぼろげな記憶しかなかったので買ってみた。50インチ以上の画面でギリギリ近めに座ってヘッドホン大音量で観るべし!ちょっとしたトリップ!917vs512の対立構図がバッチリ描かれていて大迫力!!今思えば、この年に制作したのは大正解でしたね。'70年前後のマシンが一番輝いていた気がする。今年のル・マン クラシックを観に行きたくなった。
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