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▼狂気が際立つフィルム・ノワール8本:セレクト商品

サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディションサンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション (詳細)
ビリー・ワイルダー(監督), ウィリアム・ホールデン(俳優), グロリア・スワンソン(俳優), エリッヒ・フォン・シュトロハイム(俳優), ナンシー・オルソン(俳優), チャールズ・ブラケット(脚本), D.M.マシューマン・Jr(脚本)

「かつてのスターの影」「A movie for lover of movies」「凄絶な名脚本と凄絶な名演で描き出す芸能界の内幕物は、映画史上に燦然と輝く名作中の名作」「サスペンススリラーの名手としての、ビリー・ワイルダーの演出を堪能しよう。」「特典映像に幻の冒頭シーンが入っていないのが残念!」


黒い罠黒い罠 (詳細)
オーソン・ウェルズ(監督), チャールトン・ヘストン(俳優), ジャネット・リー(俳優)

「容姿は変わってもウェルズの才能は変わらない」


白熱 特別版白熱 特別版 (詳細)
ラオール・ウォルシュ(監督), ジェームズ・キャグニー(俳優), ヴァージニア・メイヨ(俳優), スティーヴ・コクラン(俳優), エドモンド・オブライエン(俳優), アイヴァン・ゴッフ(脚本), ベン・ロバーツ(脚本)

「こんな傑作ギャング・アクションは滅多にお目にかかれない」「期待はずれかな?」


見知らぬ乗客 特別版見知らぬ乗客 特別版 (詳細)
アルフレッド・ヒッチコック(監督), ファーリー・グレンジャー(俳優), ルース・ローマン(俳優), ロバート・ウォーカー(俳優), パトリシア・ハイスミス(原著), ディミトリ・ティオムキン(その他)

「オープニングが傑作」「名作です」


孤独な場所で孤独な場所で (詳細)
ニコラス・レイ(監督), ハンフリー・ボガート(俳優), グロリア・グラハム(俳優), アート・スミス(俳優)

「あれほどまでに愛し合った二人に「宿業」の如く訪れる破局 男と女が帰って行く場所、それは孤独な魂 A Lonely Place」「愛と破局の不安定なノワール。」「ストーリーと役者の力演、演出で怖さを表現したサスペンスの佳作」「良い」


世界名作映画全集 深夜の告白世界名作映画全集 深夜の告白 (詳細)
ビリー・ワイルダー(監督), フレッド・マクマレイ.エドワード・G・ロビンソン(俳優)

「ビリー・ワイルダーはフィルム・ノワールにこそ力を発揮する」「いいですよぉ〜〜」


ローラ殺人事件 <特別編>ローラ殺人事件 <特別編> (詳細)
オットー・プレミンジャー(監督), ジーン・ティアニー(俳優), ダナ・アンドリュース(俳優), クリフトン・ウェブ(俳優), ビンセント・プライス(俳優)

「「恋愛とは妄執である」 そしてあなたもローラに心奪われていく」「スムーズでロマンティックなフィルム・ノワール。」


失われた週末失われた週末 (詳細)
ビリー・ワイルダー(監督), レイ・ミランド(俳優), ジェーン・ワイマン(俳優), フィリップ・テリー(俳優), ドリス・ダウリング(俳優)

「レイ・ミランドの迫真の演技」


▼クチコミ情報

サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション

・「かつてのスターの影
主人公のモノローグで始まる冒頭から、一気に引き込まれました。朽ち果てた豪邸に打算的な気持ちでお世話になる脚本家と、過去の栄光に執着し続けるかつての大女優。そして何もかも理解したうえで女優に付き合う執事。主な登場人物はたった3人だけど、人間の内に潜む醜さや愚かしさ、弱さなどをおもいっきり浮き彫りにしているような、そんな物語でした。また、女優や執事を演じたグロリア・スワンソンやエリッヒ・フォン・シュトロハイムが、自分たちこそかつてのスター、監督だったというのがスゴイ。「よくOKしてくれたなぁ」としみじみ思わされるキャスティングです。女優は自分をスターだと思っているせいで尊大だけど、まだどこか女としての一途さ、可愛らしさも残しているし、脚本家もまだ仕事や恋への情熱を捨てたわけじゃない。3人の主要人物の表も裏もしっかり描かれているおかげで、1人1人に思いきり感情移入してしまいました。ビリー・ワイルダーというと、しゃれたセリフや面白おかしいコメディというイメージがあったけれど、この作品を観て一気に先入観が崩れ落ちました。華やかなハリウッドの影を見事に描ききった名作だと思います。

・「A movie for lover of movies
“Life which can be so minuscule had taken pity on Norma Desmond. The dream she had clung to so desperately had enfolded her.”

Movie script writer Joe Gillis found him self in the sunset of his career. While escaping auto preprocessors, by accident or fait he turns into a driveway on Sunset Boulevard and begins a new chapter with a mysterious actress who is in the sunset of her career.

This play in three acts is packed with stars of the time. Many of the Stars and the writer reflect their real lives in the story. I am not going to bring up a list because they are fun to discover as they show up on the screen.

Even though the movie can hold its own and is worth re-watching, be sure to get a DVD with the audio commentary. The commentary helps you see what you are watching; it also covers the original beginning of the movie.

I have been tented before viewing this movie by watching then Carol Burnet version.

・「凄絶な名脚本と凄絶な名演で描き出す芸能界の内幕物は、映画史上に燦然と輝く名作中の名作
私は、このDVDを買ったまま、半年以上、たなざらしにしていたのだが、1か月ほど前の新聞記事で、この作品が、米脚本家組合の「歴代の優れた映画脚本ベスト101」の第7位に入っていることを知り、どんな映画なのかと興味を掻き立てられ、ようやく観てみる気になったのである。  結論からいうと、この映画は、本当に凄い!!全米のプロの脚本家約9,500人が認めただけあって、私の予想をはるかに上回る、凄絶な脚本であり、作品であるのだ。映画オリジナルの脚本で、これだけの作品を書き上げたビリー・ワイルダー外2名の共同執筆家陣には、どれだけの称賛を与えても、称賛し過ぎということはないだろう。 

ちなみに、同じ1950年に公開された、同じ芸能界の内幕物である「イヴの総て」がその上の第5位に入っており、特典映像の「メイキング」によると、アカデミー賞争いでも、本作のテーマがハリウッドの反感を買って冷遇され、作品賞と監督賞は「イヴの総て」に競り負けているのだが、率直にいって、この「サンセット大通り」の凄絶な作品を目の当たりにしてしまうと、傑作であるはずの「イヴの総て」が、生温く、軽い作品に見えてしまうのだ。また、第1位には「カサブランカ」が入っているのだが、そのシリアスで深い内容において、明らかに、それをも上回っていると断言しておきたい。 

これだけの作品については、その真価は自分で確認してもらった方がいいと思うので、あらすじについては触れないが、脚本もさることながら、往年の大女優を演じる主演のグロリア・スワンソンの、これ以上はないと思えるほどの圧倒的な名演技については、声を大にして、絶賛しておきたい。この作品がハリウッドに正当に評価されていたのなら、疑いなく、アカデミー賞主演女優賞だろう。特に、ラスト数分間の、鬼気迫る凄絶な名演技は、映画史上に燦然と輝く名場面とともに、永遠に語り継がれていくに違いない。 

・「サスペンススリラーの名手としての、ビリー・ワイルダーの演出を堪能しよう。
 ビリー・ワイルダー作品と言うと、皆さんはどの映画を思い出されるのであろうか?やっぱり、シチュエーションコメディの傑作「お熱いのがお好き」「アパートの鍵貨します」「七年目の浮気」か、ヘップバーンの魅力を余すことなく活写させた「昼下がりの情事」「麗しのサブリナ」か、ヒューマンタッチの「翼よ!あれが巴里の灯だ」「失われた週末」か、いずれにしても、ウエルメイドで粋な作品群を連想してしまう事が多いが、一方で、ワイルダーは、ゲーム性の強いミステリー劇の名作「情婦」や、ファム・ファタールものの傑作「深夜の告白」といったサスペンス映画の名手でもあった。ハリウッドのスター伝説の虚飾を冷徹に描いた今作は、フィルム・ノワールの変型とも言え、過剰な悪趣味と辛辣さを併せ持った、ぞっとする恐怖映画のような趣も充満しているが、改めて再見してみると、過去の栄光に耽溺し、老醜でひっそりと朽ち果てていく事への畏怖が妄想と狂気に没していく辺りの苛酷さが憐憫に感じてしまうのは、自分自身も年を取った所為なのか(笑)。召使役のE.F.シュトロハイムは、劇中語られていた通り、かって、実際にグロリア・スワンソン主演の映画を撮ったキャリアを持つ映画監督であったり(召使が実はファンレターを書いていたとの設定をワイルダーに進言したのは彼だと言う)、巨匠セシル.B.デミルが本人として登場してきたり、デズモンド邸でポーカーに興ずるサイレント映画時代の過去のスターのひとりとしてB.キートンが一瞬顔を見せたりと、楽屋落ち的要素も多い。鬼気迫るとの形容が見事にハマるグロリア・スワンソンは、語り草のラスト・シーンと共に、正に、この作品でハリウッド映画史に永遠に残る“伝説”を作った。

・「特典映像に幻の冒頭シーンが入っていないのが残念!
アカデミー脚本賞を受賞したこの作品は、プールに浮かんだウィリアム・ホールデンの死体が語り出す冒頭シーンが有名ですが、特典映像のメイキングを見たら、当初は遺体安置所に運び込まれた主人公の死体が隣の死体と話し出す冒頭シーンが作られたそうです。但し、試写会でこのシーンが笑いを誘ったので、それを嫌ったワイルダー監督が作り直したそうです。このDVDには、その幻の冒頭シーンの脚本が冊子として付いていますが、やはり映像で見たかったですね!

サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション (詳細)

黒い罠

・「容姿は変わってもウェルズの才能は変わらない
オーソン・ウェルズ1958年の監督・主演作品。フィルム・ノワールの最後を飾ったサスペンス。映画は映像がすべて。これぞ映画!というくらい魅力たっぷりの映像が見たい、と思われる方はこの作品の冒頭に注目すべし!映画を知り尽くしたウェルズが画面に映るもの全てを操って生み出した名場面。画面構成、カメラ操作、音楽、効果音、タイミング・・全てが素晴らしい。

オーソン・ウェルズが、名作『市民ケーン』で鮮烈な映画デビューを果たしたのは1941年。本人が「キャリアの頂点から出発して後は下る一方だった・・・」と語っているように、結局、処女作『市民ケーン』を超える作品を世に出すことは出来ませんでした。しかし、この『黒い罠』に溢れる"異様”な雰囲気(登場するウェルズの容姿も異様ですが・・)”は、映像の隅々までこだわるウェルズの独特の感性が生み出しているものに間違いありません。ウェルズは、やはり天才だったと改めて思い知らされる傑作でした。

黒い罠 (詳細)

白熱 特別版

・「こんな傑作ギャング・アクションは滅多にお目にかかれない
 とうとう出ました。ワーナーの財産、1930~40年代の犯罪アクション映画群。中でも凄いですよこの映画は。ギャング映画の傑作は幾多ありますが、その中でも選りすぐりの一品です。スピーディーでキレのある展開。完全にぶち切れているJ.キャグニーのピカレスクな魅力(改悛の「か」の字も見せずに疾走し続けて華々しく散っていくのが痛快!)。さりげなくもリアルな裏社会の手練手管。モノクロであることを全く感じさせない見事な画面構成…。とてもじゃないけれど現代の凡百ギャング映画が逆立ちしてもかなわない大傑作が1949年に既に出来ていたのです。この時代にこんな先進的な材料を使っていたのか、という驚嘆の連発請け合いです。 徹頭徹尾バイオレンスを体現しているコーディーがトラウマからくる病気を持っている(J.キャグニーが「バーカー一家のイカレ息子みたいにした方が良い」と提案してこのキャラが出来たというのは有名です)のも凄い設定ですが、彼の母がギャングとしての貫禄・知謀・経験どれをとっても満点だというのにもしびれます。最近亡くなったV.メイヨ演じる妻は見事な「性悪」でかえって清々しいですが、面白いことにいがみ合っていた母親を騙し討ちで殺した後、一転してコーディーへ本当の愛情を示していたりするのです。単なるB級アクションではありません。目立たないけれど人物造形が深いのです。コーディーがおとり捜査員と知らずにハンクへ自分の孤独を告白するシーンにぐっとくる人は少なくないはずです。他にも蒸気で顔がただれた部下の痛々しさと、それを放置して凍死させるという残酷リアリズム。脱獄してライバルを殺し妻バーナの前に現れたコーディーの迫力。全編これ面白さがみなぎっています。 R.ウォルシュ監督の名匠ぶり紹介はまたの機会にしますね。「とにかく」面白い映画を望んでいる人は「とにかく」見て下さい。見ないのは人生の損。「とにかく」DVDを手に。

・「期待はずれかな?
名作の誉れ高い作品なので楽しみにして観たけど・・・。

ギャングのボスがマザコンという設定も、そんなに面白くもなかった。

「殺しの烙印」の、ワルらしくないワル(=炊飯器マニアの殺し屋)が最後にガッツポーズで滅びていくところとか、この映画をお手本にしたのか?日活時代の清順のなかでは、カルトとされる「烙印」だけが、どうも私にとって面白くない。そういや、ニコラス・レイの「大砂塵」も、西部劇らしくない西部劇ということで持ち上げられているが、これもそれほどいいと思えなかった。予定調和のハズシが巧いってことが必要以上に評価されすぎたのではないだろうか?

潜入捜査官の存在感が薄くて、この設定から期待されるスリルとサスペンスも感じられなかった。まさか、これも「予定調和ハズシ」?そうは思えなかったなあ。

白熱 特別版 (詳細)

見知らぬ乗客 特別版

・「オープニングが傑作
サスペンスなので内容は書きませんが、オープニングが素晴らしい。ラストが有名な映画は数多くあれど、オープニングで思い出すのがこの映画。数々の小道具の使い方の巧さも、さすがヒッチコック。

・「名作です
ストーキングと偏執の異色系、サイコよりのヒッチコック。面白いです!テンポ最高、展開最高です。犯人でストーカー役の俳優の役作り誰かにそっくりと思いきやレクター博士。アンソニーホプキンズ絶対参考にしたのではと推測。"

見知らぬ乗客 特別版 (詳細)

孤独な場所で

・「あれほどまでに愛し合った二人に「宿業」の如く訪れる破局 男と女が帰って行く場所、それは孤独な魂 A Lonely Place
 スミザリーンズ&スザンヌ・ベガに同タイトルの名曲があって、ブロードキャスターのP.バラカンが紹介してくれたのが本作を知った端緒です。まだ見ぬ名作としてずっと心に留まっていたのですが、10年前に突然WOWOWで放映。その「ため」のある素晴らしい画面。さりげなくも深遠な含みを持つ一瞬のシークェンスの数々(例えば二人の睦まじい姿を見せながら“I Hadn`t Enyone Till You”が奏でられるシーンはなぜか分からないけれども「ぞわっとするような」凄みに満ちています)。あれから山ほど映画を見てきましたが、間違いなく生涯5本の指に入る傑作です。 ローレルの女友達が彼女にマッサージを施しながら「この恋をやめるように」と忠告する印象深いシーンがありますが、『セルロイド・クローゼット』でも指摘された如く、二人は同性愛の関係にある様な含みがあります。今はアル中で常軌を逸してしまった元シェイクスピア劇の名優(J.バリモアを意識?)、「原作通りか?」と念を押しに来る飄々としたマネージャー… 1950年は『イヴの全て』や『サンセット大通』の様にハリウッドがハリウッド自身を揶揄した辛辣な内幕物的傑作が輩出した年でもありますが、本編サブエピソードの不思議な説得力はきっとN.レイ達が生身で見据えてきた映画界の群像故なのでは。 そして我が身潰えるまでに献身する女。芸術家肌で自らの仕事に妥協なきこだわりを持ちながら認められず、他者に尖りきった態度を取る男。孤独な魂を寄り添い合わせ、本当に睦まじく暮らした二人。しかし二人はどうしようもなく破局に突き進み、そして再び“In A Lonely Place”=孤独な魂の中へ戻っていくその哀切。男と女がお互いに否応なく持たざるを得ない悲しき業…。その切なくもハードボイルドな恋愛の姿に総毛立つような感銘を覚えます。それは私にとってまさしく「恋愛の神髄」を描いたものに他なりませんでした。震えが止まらなくなるような傑作です。

・「愛と破局の不安定なノワール。
『夜の人々』、『危険な場所で』そして本編と、鬼才ニコラス・レイ監督はやはりフィルム・ノワールに力量を発揮するようです。

本編はハンフリー・ボガートのもう一つの側面、すなわち後年『ケイン号の反乱』や『必死の逃亡者』でみせたような不安定で危ういキャラクターを前面に押し出し、全体的に緊迫感に満ちた不安定さが漂います。そんな不安定さに強弱が巧みにつけられていて、弱いところはあくまでも甘美に、強いところは衝撃的に感じられるところが絶妙です。これは人間の暗黒部分をまざまざと見せつける映像ジャンルであるフィルム・ノワールにこそ似つかわしい特徴で、レイ監督はよくそのツボを心得ています。

ボガートの相手役に、これもまたフィルム・ノワールの女神ともおぼしきグロリア・グレアムが扮しています。けだるく退廃的な印象を数々のフィルムで残している彼女ですが、その中にもどこか女性らしい愛らしさを持つ不思議な魅力の人です。ここでは彼女にこそ似つかわしい破滅を予感しながらも愛に生きようとするヒロインを堂々と演じています。そこはやはりグレアム。運命に翻弄される女の複雑な心情を見事に表しています。そしてその意味でこれは、彼女の最高傑作。

切れるボギー、心さいなまれるグロリア。愛と破局の不安定なフィルム・ノワールこそ異端児ニコラス・レイの愛した刺激的な題材だったのであり、本編はそれをあまねく表現しきった傑作であるといえるでしょう。

・「ストーリーと役者の力演、演出で怖さを表現したサスペンスの佳作
ヒッチコックの「断崖」を彷彿させるサスペンスの佳作。主演がH.ボガートだけあって、重い感じがあり人間の奥底を恐ろしいまでに描ききりサスペンスのテンションを維持することに貢献しています。近年のサスペンスは映像的なホラー色や猟奇表現で怖さというより気持ち悪さを強調していることに対し、本作はストーリーと役者の力演、演出で怖さを表現し、観るものにとっては一層印象的で、ラストのはかなさも印象的でした。

・「良い
音楽、ストーリー、役者、すべてが揃っている映画です 映画史上最も孤独な主人公がどうなるか そのラストシーンが素晴らしいです

孤独な場所で (詳細)

世界名作映画全集 深夜の告白

・「ビリー・ワイルダーはフィルム・ノワールにこそ力を発揮する
白いバックに松葉杖をついた男のシルエット。男が杖をつきながらこちらに歩いてくる映像にのせてオープニングクレジット・・・冒頭からゾクっときます。深夜のオフィスで瀕死の重症を負いながら主人公ネフ(フレッド・マクマレイ)が事件の真相を告白する回想形式のストーリー展開。利己的で冷血で、にもかかわらず、えも言えぬ魅力を湛えるバーバラ・スタンウィックのファム・ファタールぶり。成功したかと見えたところから一転してたどる破滅のプロセス。これこそフィルム・ノワール。名優エドワード・G・ロビンソンが演じる保健調査員キーズがまた素晴らしい。ネフとキーズが会うシーンはかならず”ハロー、キーズ”からはじまって、いつもタバコをくわえてから火のないことに気づくキーズにネフが火をつけてやって終わる。実はそれは伏線になっていて、ラストでは逆にキーズがネフに火をつけてやるんですね。紆余曲折の事件の末に、ラストでネフに火をつけてやるキーズの心情が胸にグッと染み込んできます。フィルム・ノワールは理屈ではなくムードで観るものですが、いかにもノワールらしい香しさを漂わせる傑作中の傑作。

・「いいですよぉ〜〜
脚本にチャンドラーが参加しているので、こうれはまさにニチャンドラーというサスペンス

監督がワイルダーなので、完成度は言わずもがな!

ウディアレンなども、この映画のワンシーンを流用お手本したりと

現在の名監督も、この映画の構成を参考にしたりと、かなりいい映画です

殺しに関しては、じゃっかんの甘さを感じるのだが

ここではバーバラ・スタンウィックの悪女ぶり、それに人生を破滅させられたマクマレー

の哀れな姿を楽しむ映画ですから!

見事なほどの演技で引き込まれるよ

見所多し!

保険金詐欺は、会社が妥協せずに調査するので、やめようというメッセージです!

金が欲しいからと、軽くやっても向こうは支払わないですから!

勧誘は甘く支払いはシビアという、銀行と並んで金融界のタコですよ!(誌ね!!

世界名作映画全集 深夜の告白 (詳細)

ローラ殺人事件 <特別編>

・「「恋愛とは妄執である」 そしてあなたもローラに心奪われていく
初めて見てからもう十数年経ったでしょうか。しびれるような、そして情感をかき立てる見事な映画です。88分と短い中に様々な要素が凝縮され、珠玉の一品に仕上がりました。ニューロティック・サスペンスの名品です。廉価になってもなお素晴らしい特典ディスクが付いてきてこれは絶対に買いです。 今この映画を改めて振り返ると、他の映画でも見事な存在感を果たした名優が勢揃いしていたんですね。1人だけ例をあげると、ヒッチコックの『レベッカ』で壮絶な迫力を示したダンヴァース婦人=J.アンダーソンがここでも実に物語を引き締め、味わい深いものにしています。その様に他作とのダブル・イメージで物語の世界観を輻輳していくという楽しさもあります。 そして何といっても魅惑的なのは、ローラを愛する三人の男達の妄執と業とその行く末です。自らが育て上げたローラに逆に虜となってしまうピグマリオンのようなウォルド、打算と口八丁手八丁でローラに接近するシェルビー、そしてもはや帰らぬローラに恋心を抱き、肖像画の彼女に焦がれるマーク(これはあたかもネクロファリアの趣さえ感じます)…。果たして生身の彼女を愛していたのは一体誰なのか、恋愛というものは相手への「自己イメージ」を愛しているのに過ぎないのではないか、等々。ストーカー映画の最も早い例であるとも考え得るこの映画、語り尽くせぬほどの含み・哲学的設定がちりばめられていて、いにしえのハリウッドの底力の凄さに感嘆するのです。 本当はもっと作品のテーマについてレビューしたいのですが、もうそうなるとネタばらしというこの映画に対しての最大の冒涜を犯してしまうことになります。この辺りがギリギリの線でしょう。有名なテーマ曲とともに、夢幻的でほろ苦く切ない愛のサスペンスを鑑賞してください。そしてあなたもローラに心奪われ、物語に巻き込まれていくのです。

・「スムーズでロマンティックなフィルム・ノワール。
俳優に対してすごく厳しいといわれたオットー・プレミンジャー監督作品です。もし、それが本当ならばこの映画の中の俳優さんたちの寸部の狂いも無い演技と表現力も監督の指導の賜物なのでしょうか。ぶっきらぼうながら優しさを垣間見せる刑事役のダナ・アンドリュース、美しくも野心に満ちたタイトルロールのローラに扮したジーン・ティアニー、紳士然とした誇り高き放送作家を演じたクリフトン・ウェブら主演陣の仕事は素晴らしいの一言です。言ってみればビロードのように滑らかな場面展開、流れるような台詞まわしと総てに意味がこめられた沈黙の間合いが、効果的に散りばめられたムーディーな主題曲と溶け合って極めてロマンティックな雰囲気を全体に渡ってかもし出しています。推理ドラマのかたちをとったグランド・ホテル形式の人間ドラマを、プレミンジャー監督は室内の空間構成から登場人物の立ち位置にいたるまでのディテールにこだわって見事に表現しています。こうした洗練された手腕のおかげで、少し間違えばどろどろした愛憎劇になりがちなプロットが上品な魅惑にあふれる極上のフィルム・ノワールに料理されているところが大いに評価できます。怪奇映画の大スター、ビンセント・プライスも偽りに塗り固められた紳士をうまく表現して心に残ります。

ローラ殺人事件 <特別編> (詳細)

失われた週末

・「レイ・ミランドの迫真の演技
ビリー・ワイルダーの、「非コメディ」路線の傑作の一つ。なんといっても、レイ・ミランドのアル中演技が凄すぎる・・・。これを観た後しばらくは、お酒は飲めません^^;

失われた週末 (詳細)
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