のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス) (詳細)
二ノ宮 知子(著)
「22巻が待ちきれない!」「悲しみと嘆きの21巻」「のだめ、人生の大きな転機?」「のだめ挫折!? 」「のだめを読みながら・・・こんなにため息をつくなんて・・・」
ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1) (スピリッツとりあたまコミックス) (詳細)
西原 理恵子(著)
「生きるのはつらいけど、笑いたいヒトに」「生きていくのに必要なことは全部かいてある」「どうしようもない不条理」「西原理恵子は天才である」「傑作です」
あずみ 46 (46) (ビッグコミックス) (詳細)
小山 ゆう(著)
「いつまで続くのだろう、、、、」
寄生獣―完全版 (1) (アフタヌーンKCDX (1664)) (詳細)
岩明 均(著)
「岩明 均のマスターピース」「傑作!」「本当の意味での完全版」「人間の取り柄」「現代版のデビルマン」
MASTERキートン (1) (ビッグコミックス) (詳細)
勝鹿 北星, 浦沢 直樹
「漫画かそうでないかを抜きに楽しめます」「何度も読みたくなる」「Keaton万歳!」「すごいです・・」「何度読み返しても新しい発見と感動があります。」
Monster (1) (ビッグコミックス) (詳細)
浦沢 直樹(著)
「今一度この作品をとことん味わってみようという気になりました」「全てはここから!」「ことのはじまり。」「はたして謎はとけるのか?」「2巻まで読んで18巻まで全部ほしくなりました」
PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス) (詳細)
浦沢 直樹(著), 手塚 治虫(著)
「漫画を読まない人にも読んでほしい」「これは切ない(;ω;)」「いよいよ…深部に迫る!!」「プルートウの正体」「クライマックスに近づく!?」
DEATH NOTE デスノート(1) (詳細)
大場 つぐみ, 小畑 健
「今年度ジャンプ最注目作、遂に登場!」「ちょっと異色?」「覇王への道」「やはり少年誌以外でやって欲しかった」「かってよかった」
ヘルタースケルター (Feelコミックス) (詳細)
岡崎 京子(著)
「「絶望」のあとに残されたもの」「読まなきゃよかった」「待ちに待った一冊!」「誰もの心にも「りりこ」は住んでいる」「やっぱりすごい!」
大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「荒唐無稽な設定なはずが破綻なく、しかも美しく。」「荒唐無稽が真実へ近づく」「間違いない」「4巻まで待つのがつらい」「素直に面白い。」
フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「翔太パパ、尊敬します」「よしなが流学園もの。」「ひそかな名作です」「よしなが版「ちびまるこちゃん」!」「クラスメートになりたい~」
百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14) (詳細)
今 市子(著)
「三郎さんの変化」「開さんと律の漫才(笑)が見どころ」
羊のうた (第1巻) (バーズコミックス) (詳細)
冬目 景(著)
「シリアスだけど魅力あふれる漫画。」「景さんのひつじ」「かなり雰囲気でてます」「余韻が凄いです!」「導入篇」
ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」 (詳細)
宮崎 駿(著)
「映画「風の谷のナウシカ」の原作」「映画にはない深みに目をみはる」「映画とはまた違う良さがある!」「強いメッセージのある作品」「哲学としてのナウシカ」
山田太郎ものがたり (第1巻) (あすかコミックス) (詳細)
森永 あい(著)
「私のNO.1です!」「男だって読める少女マンガ」「貧乏暇なし!」「腹の底から笑って下さい。」「めっちゃ面白いっ☆」
デトロイト・メタル・シティ 6 (6) (ジェッツコミックス) (詳細)
若杉 公徳(著)
「く、くだらない・・・(笑)」「おっさんメタル」「社長かっけええええええ!!」「映画化オメ」「クラウザー U世……」
POPEE the ぱ フォーマー Vol.1 (詳細)
増田龍治(原著), 増田若子(原著)
「ブラックな笑いのオンパレード」「キッズステーション・オリジナルです。」「荒いレンダリングがかえってイイ」「有限の世界の妙」「損はないです!」
●のだめカンタービレ #21 (21) (講談社コミックスキス)
・「22巻が待ちきれない!」
大きな出来事が次々起こるワケじゃないのに、続きが気になってドキドキしながらページをめくってしまいました。相変わらず才能にあふれ、そして優しすぎる千秋。この人と出会ったことによって、Ruiは「解放」されていってますが、のだめはその逆。切っても切れない間柄なだけに、二人(のだめと千秋)の想いが切なくて、息苦しいほどです。そしてオクレール先生とシュトレーゼマンという二人の師が絡み、これからどういう展開になっていくのか…。とにかく気になって仕方ありません。もはや「明るく楽しいクラシック漫画」ではなく、単なる「ハッピーエンド」にはならないかもしれない。それでも、この愛すべき登場人物たちの幸せな「これから」を心から願わずにはいられません。
・「悲しみと嘆きの21巻」
追いかけても追いかけても、千秋は先に行ってしまう。そんなのだめの悲しみと嘆きが、読み手にもひしひしと伝わってきます。
アパルトマンの仲間やエリーゼ、はたまた夢クラの二人など、ピンポイントで笑いのパートや、懐かしい場面もあるものの、それらを遥かに凌駕して、全体を覆う、のだめの苦悩が暗い影を落としています。
先行者のレビューにもあるとおり、ファウストの一節が今後の展開を暗示しているようで、あまりにも気になります。この漫画でここまでドラマ性を楽しめるとは、読み始めた頃には思いもしませんでした。
・「のだめ、人生の大きな転機?」
日本編はギャグ満載のまさにコメディ漫画だったのだめ。
パリ編で作者はこの漫画を単なるコメディではなく、のだめ、千秋、二人の成長を地に足をつけた方法で描いていることを感じます。
それはまさに「この世界に生きている」二人の人生を責任を持って見守っているようにも思え、ただのご都合主義にはしたくないという強い意志さえ感じさせます。この巻では特にそのことを痛切に感じました。
読み終わってから見る表紙ののだめの歌う姿は、この巻ののだめのあせり・喜び・夢・あきらめなどいろいろな想いが感じられて胸を突き動かされます。
落ち込むのだめをシュトレーゼマンはすくいあげることができるのか、そして千秋は?これからも作者と一緒に登場人物たちを見守っていきたいと思います。
次巻が本当に楽しみな一冊です。
・「のだめ挫折!? 」
のだめってキャラとしては、明るい位置にいるけど、かなりかわいそうな立場ですね。三年間のあいだ一日も休まずに必死で勉強したのに、オクレール先生からコンクール出場の許可が下りず、自分の力をイマイチ知ることができない。 ラヴェルの曲がのだめにとって宝物になり、いつか千秋と一緒に演奏したいと思っていた矢先にRUIに弾かれてしまう。仕方ないと、のだめも分かってはいるけれども、ショックの色を隠しきれない。RUIのラヴェルを聴いて自分のやりたいと思っていた以上のことをやられ、ショックを受けるどころか、やる気さえ失ってしまう。自分は自分で頑張ればいいと分かってはいるが、どうしようもできない。これだけ悲しい事が起こったら、一時的に辞めたいと思いたくなりますね。それに 「結婚してくだサイ」と千秋になぜ言ったのか自分でも分からないと言っていたが、音楽を辞めるということは、パリにいる必要がなくなる。だけどのだめは千秋とずっと一緒にいたい、のだめは自分がパリにとどまる理由が欲しいため、千秋にプロポーズをしたんでしょうね。 かなりかわいそうな位置にいますね...。ぜひ次巻ではのだめが完全復活することを祈ります。 余談ですが、作者の二ノ宮さんが、妊娠中のため10月頃にのだめカンタービレを一時休止すると言ってました。ということは、コミックの発売が今までよりかなり遅くなるということですよね。かなりショックです。今までで、一番続きが気になった巻だったのに.....。
・「のだめを読みながら・・・こんなにため息をつくなんて・・・」
読み進めるのに、こんなに重苦しい「のだめ」は、初めてです。オクレール先生のこれまでの指導の理由が明らかになり…そして久しぶりに登場するミルヒー。楽しい音大物語で始まった「のだめ」も、パリに来て技術をつめばつむほど、音楽と真正面から向き合うことのつらさと楽しさを突きつけられて。のだめのお父さんが心配していたことを思い出し、まるでのだめが自分の妹のように思えて、読んでいてとても苦しかったです。
互いが互いに気遣い、多くを語らないことがあります。優しい言動が、相手にはつらく厳しく伝わる…残念だけど現実にそういうことってありますよね。のだめに出てくる人は、本当に優しくて暖かい人が多い。でも、うまく相手に伝えるのが、下手。
22巻が楽しみですが、ご無理のないように…。ファンとしては気長に、お待ちしたいなぁと思います。
●ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1) (スピリッツとりあたまコミックス)
・「生きるのはつらいけど、笑いたいヒトに」
サイバラ先生の代表作です。家庭が不幸だった子供時代を過ごしたヒトなら涙無しには読めない内容ですが、なぜか読後には、ふんわり柔らかな、温かい気持ちになれる本です。だれも信じられない、なんて寂しい気持ちになった時、心のお薬としてお勧めいたします。
・「生きていくのに必要なことは全部かいてある」
かわいい絵のほのぼの系漫画かと思うとショックを受けるかも。人間の醜さと美しさをさらりと描いています。こんな説明はあまりに陳腐で無粋なんですが。この本に出会って以来、「考えてもどうにもならないときは考えずに笑え!」という台詞は僕の座右の銘?になっています。どうにもならないことなど何もないんだ、ということが分かります。
それにしても第三巻は泣けます。
・「どうしようもない不条理」
確かに1巻は「いい話」です。幸せというものは物質的な豊かさではなく、大好きな人がいて、その人が自分の傍にいてくれて、その人が自分を抱きしめてくれるということ。そういうことがモラルを破壊した世界で描かれている。目から鱗が落ちるような衝撃があります。でも、2巻3巻と読んでいくと、ただただ哀しくなっていく。結局そこには幸せはないじゃないか。ただ家族で幸せになりたいだけなのに、決して幸せにはなれない。そういうどうしようもない不条理が描かれている。作者が笑いながらこの作品を描いているのか、泣きながら描いているのか、私には判らない。けれど、この作品はそんな「モラル」を飛び越えて深い作品です。
・「西原理恵子は天才である」
西原理恵子を最初に見たのは「恨ミシュラン」でした。あの画風、そして台詞。一人の「ギャグ漫画」の作者でした。「ぼくんち」を読んだ瞬間、西原理恵子は「ギャグ漫画」ではなく、オトナが読める「童話作家」へと変化しました。上手いとはいえない画ですが、童話であまり緻密な画はないですよね?コミック・・・というより、言葉でなく画を使った良質の小説です。ぼくんち、映画化されました。申し訳ありません、観ていません。この原作を壊したくないんで・・・。
・「傑作です」
西原さんの作品はどれも大好きですが、これも最高にすばらしいです。涙いっぱいです。現代の社会には見られることが少なくなったような情景ですが、とても「現実」で、きっと皆がどこかに懐かしさとか、きゅんとした切なさとかをいっぱい感じることでしょう。いやこれはもう「哲学」入ってます。本当に。もちろん最後の巻まで読んでほしいです。
・「いつまで続くのだろう、、、、」
新しい単行本がでると必ず買っています。新しいのを買うと、一つ前のを読み直して、新しい巻を読みます。連載は読んでいません。
つまり、読むのは買った時と、新しい巻を買ったときの2回くらいです。
しかし、1巻から買っていますが、46巻とは、長く続きすぎではないかなと、、、、確かに新しいのが出るたびに買って、読むと面白いのですが、どうにもエンドレスな感じで、さすがに何だかなあ、という感じになってきました。
とはいえ、新刊が出る限り、まだまだ買い続けると思います。ここまで買い続けてきたから、止めるのも何なんで。
●寄生獣―完全版 (1) (アフタヌーンKCDX (1664))
・「岩明 均のマスターピース」
先日久しぶりに読み直しましたが、一気に最後まで読んでしまった。おかげで寝不足だ。途中で読み終えられない。散々漫画なんて読み漁ってきた筈なのに、いい年をして目頭が熱くなる場面も幾つかありました。「人間とは、一つの生物として地球に生きるという事は何なのか」という、ともすれば大上段に振りかざして勢いだけで終わりがちなテーマを見事なまでに、ある意味完璧に描ききっており、同時に設定、演出、セリフ、ものものしさ、カッコよさ等全ての要素が見事な出来栄えで詰まった作品。作者の絵柄は好みが分かれる所かもしれないが、それを差し引いても万人に誇る事の出来る作品と言えると思います。おもしろい漫画はたくさんあるけど、鳥肌の立つ作品には中々出会えません。しかしこれは間違いなくその中の一つです。
出来る事なら、充分な時間と予算を掛けて是非映画化してほしいけど、無理かなあ。
・「傑作!」
はじめてこのコミックを手にしたのはもう10年近く前、中学生のときでした。そのときは友達に借りて読んだのですが、夢中になって読んだのを覚えています。この間古本屋を歩いていてふと思い出し、無性に読みたくなって一気に全巻を買って読み返してみました。
おもしろい!やはり傑作です。
中学当時に読んだときにはただただ寄生生物の迫力、残酷さに圧倒され、ドキドキしながら読み進んだのですが、改めて今読み返してみると、エンターテイメントとして優れた作品であるというだけでなく、人間の持つ矛盾や、自然との共生がテーマにあり、メッセージ性も併せ含んでいることがわかりました。
また、当時は「寄生獣」というのは寄生生物によって寄生され、凶暴化したもののことだと思っていましたが、勘違いであったこともわかりました(当時は無知なガキで疑問も生じなかった)。
何か面白いコミックはないかとをお探しの方だけでなく、当時のファンの方も完全版でもう一度感動を味わってみてはどうでしょう。夢中になること請け合いです。
・「本当の意味での完全版」
『他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。 高校生・新一と誤って彼の右手に寄生したミギーは、 互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物と戦い始めた。』(第一巻 帯より抜粋)
「寄生獣」をご存知無い方はもちろん、「寄生獣」をご存知の方も是非手にとって頂きたい1冊です。
過去に人気のあった漫画を少し大判にして「新装版」として販売することが流行っています。ですがその多くは「表紙が書き下ろし」程度の違いがあるに過ぎず、買って後悔した方も居るのではないでしょうか?実際、過去の読者が思い出にふけるだけの品物で終わっていることも、少なくないと思います。
ですが「これ」は違います。
本誌(アフタヌーン)連載時にカラー掲載された部分は、すべてカラー収録されており、連載時の「読者ページ」に使用された作者のメッセージまで収録しています。既にコミックを持っている方であっても、あらためて購入する価値は十分あると思います。
1巡目は第1話~第9話までが収録されています。
・「人間の取り柄」
大学生の時にこの漫画に出会い、それから10年近く経ちましたが未だにこの漫画を超えるような、深く考えさせられた漫画に出会えていません。
あの時から漫画に対する観念が変わりました。アフタヌーンに出会って、今まで自分の読んでいた漫画が急に幼く思えました。それまでの私が漫画に求めていたものは理想や憧れの世界で、現実とは違うものとして楽しむものだと思っていました。
だけど寄生獣は全然かわいくないのに、絵がきれいなわけでもないのに、セリフやストーリーがとても自然に頭に入ってきて本当に面白い漫画とはこういうものかとショックを受けました。作ったお話とは思えないほど、リアルで読者をシラけさせません。
漫画とは子供が読むためだけのものではなく漫画でしか表現できない人生観や宇宙観、哲学や人間の心の謎を描き問うこともできるのだと感じました。岩明先生は寄生獣の中でそれを具体的に訴えているわけではありませんが、読んだ人は必ず人間とは何であるかを考えさせられると思います。
そして化け物のミギーがかわいくて仕方なくなり、田宮良子の本心が気になって仕方なくなり、その時点で気が付きました。
人間だけが他の生物を気にかけるヒマな動物であり心に余裕があることが最大の取り柄なんですよね。ミギー。
・「現代版のデビルマン」
私が子供のときに読んだ漫画で私に最も衝撃を与えたと言ってもいい漫画に、デビルマンがあげられます。(もちろん原作版です)この寄生獣はどことなしかデビルマンと同じ衝撃を私に与えました。デビルマンと寄生獣、この2つの漫画で同じような表現をしている部分があります。『人間こそが悪魔ではないか』というような表現です。人間の他者を受け入れることを許さない心がとてもよく表現されていました。「私たちはこのままでいいのか?」という誰しも一度は思った疑問をもう一度改めて投げかけてくれた作品です。大人でも楽しめる一冊なので、ぜひ読んでみてもらいたいです。
・「漫画かそうでないかを抜きに楽しめます」
ストーリーを考える人と漫画を描く人が別担当なのが大きく成功していると思います。ストーリー展開やそのプロッティングは短編小説を読んでいるかのよう。漫画かそうでないかを抜きに楽しめます。日英のハーフで、考古学者にして保険調査員キートン・太一が主人公。ユーモアがあってクールなんだけどクールになりきれない主人公やその他の端役も魅力的な個性を持っていて楽しい。
・「何度も読みたくなる」
『マスターキートン』の良さの一つは、知識や言葉が押し付けがましくないところです。さまざまな専門知識が出てきますが決してウンチクや知識自慢にはならず、人生を語る言葉も説教臭くありません。優しくてどこかとぼけたキートンのキャラクターが、ここにも活きています。
このマンガの、謎解きやアクションの面白さはもちろんですが、私は「喜びの壁(4巻)」や「瑪瑙色の時間(7巻)」のような、登場人物が語り合うエピソードが特に好きです。(甘えのない)優しい雰囲気が漂っています。
・「Keaton万歳!」
主人公がバリバリのエリートかと思いきや、自分の本当にやりたいことと生活の間で迷いながら生きてるのに親しみを覚える。題材、緻密なプロット、人に向ける暖かい眼差し...これだけの内容をバランスよく、よくもまあこれだけ素晴らしいものに練り上げたものだと感心してしまう。さらっと扱う話題の広さ(時事、歴史、科学)も無理がなく、嫌味もない。Keatonが行く世界のいろいろな場所もよく調べ上げているようで、どこの国にいってもそれらしい名前、言いそうな言い回しが使われている。どの巻のどのページを開いても楽しめるが、ちゃらんぽらんなKeaton先生のようでいて一種の哲学みたいなものも感じられる。読んだ後世の中が明るく思えるような希望を与えてくれるのも良い。
・「すごいです・・」
面白すぎます。浦沢さんが好きなら見逃せない作品。ってかこの作品から浦沢さんに惚れました。ほとんどが一話完結で読みやすいし、ちょっと専門的なことも楽しく頭に入ってきます。
・「何度読み返しても新しい発見と感動があります。」
生きることの大変さと素晴らしさ、決して諦めないこと、いつでもどこでも学ぼうと思えば学べること。こんなメッセージが心にすんなり入ってきます。1-18巻をあっという間に読破。
・「今一度この作品をとことん味わってみようという気になりました」
1986年、西ドイツ、ドュッセルドルフ。私立病院の外科チーフである日本人医師テンマは、院長に目をかけられ、その娘エヴァとの結婚も間近という順風満帆の生活を送っていた。ある日、東ドイツから亡命してきた一家で殺人事件が発生。両親は死亡したが、テンマは瀕死の重傷の息子ヨハンを救う。そしてこれが長く苦しい悲劇の始まりだった…。
10年ほど前に本作品を連載誌上で読み始め、この物語の虜になったことがあります。複雑怪異なストーリー展開、冷戦構造の生み出した悲劇、仮借のない暴力描写、医療を巡る倫理の問題。大人が読むに十分値する作品であり、手塚治虫マンガの正統な後継者ともいえる浦沢直樹の眼力と筆力に圧倒されたものです。
などと考えていたら、浦沢直樹は最近、手塚アトムの本歌取りともいえる作品に取り組み始めたと聞きました。そこで今一度浦沢の代表作であるこの物語世界を、歯を食いしばりながら突っ走ってみようと思い立ちました。まずは第1巻「ヘルDr.テンマ」では、事件の発端や主要登場人物の背景を無駄なくスピード感溢れる筆致で描き切る技量に驚嘆します。
ドイツが舞台ですが、若い読者にはぜひ1980年代から90年代にかけてのドイツ現代史についてある程度の知識を持って読み進めてほしいと思います。次のことはこの第1巻を読む上で最低限知っておいてください。 ベルリンの壁が89年まで存在したこと。 戦後の西ドイツ社会では「Gastarbeiter(客人労働者)」と呼ばれる主にトルコからの出稼ぎ労働者が多数存在し、その多くが社会的差別の対象とされていたこと。 ルンゲ警部の所属する連邦刑事庁BKA(Bundeskriminalamt)は連邦域内のみならず他国との間でも犯罪捜査に関して協力体制を確立していること。つまり本作品が今後ドイツ国境を越える規模の壮大な物語へと発展する端緒が既に見て取れるということです。
・「全てはここから!」
もうホントに、言葉は要らないくらい面白いです。15巻まで徹夜で一気に読んでも読み足りないくらい、続きが3ヶ月後と知ると泣きたくなるくらい、面白いです。運命に巻き込まれるように次々と事件が起こるのですが、いつも冷静に、自分の力で最善を尽くそうとするテンマに心打たれます。絵も秀逸です。文句ナシにオススメします。
・「ことのはじまり。」
天才医と言われた日本人医師テンマ。今の自分自身の医療のありかたに疑問を抱きながらも万事上手くいっていたはずーある夜、「栄光」を手に入れられる市長の手術のかわりに名も知らない頭を撃たれた少年の命を救うことを選んだところまでは。
1巻はテンマとニナ、そしてヨハンの忌むべき出会いから青年になったヨハンとの忌むべき再会まで描かれいわば序章のようなものです。しかし誰がこれからテンマと周囲の人々におこるあのような日々を想像できるでしょうか?存在さえわからなくしてしまう「完璧」なヨハン。ほんとうに恐い。そんな相手にテンマはどう戦うのかー。
漫画だからこそモンスターのような作品が描ける。漫画だからこそテンマの苦しみや悩みが最大限にまで表現され、ヨハンの冷酷な策略が見事に描かれ私達に最大限の衝撃を与えられる。この作品が登場してくれたからこそ漫画は大人の読み物でもいけるというか大人のための漫画もあるのだと言っても過言ではないでしょうか。
さすがにドイツのアマゾンでも☆5つなだけあります。
・「はたして謎はとけるのか?」
天才外科医のテンマが救った少年は、悪魔だったのか? 東西の壁がまだあった時代、なにがいったい少年少女たちに行われていたのか。悪魔的に非凡な少年ヨハンは、何をしようとしているのか、すべてを捨てて追いかけるテンマはそれを止められるのか?
少し進んでは、また新たな謎が出て来るという、なぜ終わってから読まなかったのだろうと後悔するくらいのもどかしさはありますが、少し核心に近づいてきた気がします。現実にこんなことが行われていたのではないかと思えるほどのリアルな不気味さ。最終話を読み終えるまでは死ねません。
・「2巻まで読んで18巻まで全部ほしくなりました」
中3の娘が5巻まで頼んで買ったものでした。2巻まで読んだところで全部読みたくなりました。今、5巻まで読み終わったところ、残り18巻まで全部注文しました。物語は壮大で、1巻の「白い巨塔」のような医学もの?のような始まりからは、想像のつかない幅ひろい展開をしていきます。個性豊かな人たちの、人物描写もすばらしいです。
どんなものにも好き嫌いはあると思いますが、人気があるのはとても納得できました。
●PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)
・「漫画を読まない人にも読んでほしい」
鉄腕アトムは読んでませんし、PLUTOの連載も見てませんので純粋に単行本だけで物語を追ってます。さすがに今回はちょっとこたえましたねぇ。そうくるか...と。そうはならないでほしい、と思っていた展開。
このシリーズは是非、普段漫画を読まない人や漫画は好きじゃない、ってひとにも読んでほしいですね。実写のドラマではできない物語や世界背景を構築できるメディアとしての漫画を実感してもらえると思います。
・「これは切ない(;ω;)」
登場人物に肩入れしすぎていたせいか、この巻の展開はほんとうにショックで(って言っても、手塚作品の方を知ってれば当然の展開なんだけど)何度も読み返してしまった…。で、読み返せば読み返すほど、ささいに思えるエピソードがあまりに切ない。
1巻の「ノース2号」のときも思ったけど、いや、それ以外のロボットたちに対してもだけど、「どうにかして彼らの『魂』を救ってあげる事はできないだろうか?」と、本気で思っている自分がここにいる。…ああ、肩入れしすぎている。
浦沢作品は『MONSTER』以降からひととおり読んでるけど、これは、切なさでいったらずばぬけてる。自分、泣きすぎ。
・「いよいよ…深部に迫る!!」
これまでの5巻よりも、グッと話の展開のスピードが上がりました。一気に読ませるこのパワー…浦沢さん、すごすぎます。
こんな展開になるとは…プルートゥ最初から読んでて良かった!!でもこんな展開になるんだったら…豪華版でそろえるべきだったかも!!
・「プルートウの正体」
手塚版を読んでいた人は、予想通りだったと思いますが、プルートウはいわば被害者の側のロボットです。
そして、次々に倒されている最強のロボット・・。
おそらく、この戦いの影に隠れている「あの方」は、同士討ちをさせて自らが最強のロボットを作り上げ世界を征服しようとしているのでしょう・・・。
それを阻止できるのは、残った3体になるのか?プルートウは心を取り戻すのか?
非常に面白くなってきました。
・・・蛇足ながら、今回の表紙はお茶の水博士よりはあの人の奥さんの方がよかったような。
・「クライマックスに近づく!?」
プルートゥの謎が解明されて行き、クライマックスに近づいている感があります。一方、主人公であるゲジヒトは、感情や意思を持ち、行動しているように思えます。
ロボットへプログラミングで制御できるのは、どこまでで、記憶や感情はどのように制御できるのか...ベースとなるストーリーを手塚治虫氏が50年以上前に考えているとは、改めて凄い発想力であると感心します。
・「今年度ジャンプ最注目作、遂に登場!」
殺したい人間の名前を記入するだけでその通りになるノート「デスノート」。死神・リュークが人間界に落としたそれを偶然手に入れた夜神月(ライト)は「悪人と犯罪者のいない理想の世界」を実現する為、凶悪犯ばかりを対象とした連続殺人に手を染めていく。対するはFBIやインターポールすら動かせるが、誰もその正体を知らない伝説の探偵「L」。二人の選ばれし者がそれぞれの正義をかざし、推理と裏の掻き合いで互いを追い詰めていくスリリングな推理コミックの単行本が満を持して刊行された。
自分の理想の実現の為には殺人をも厭わず、天才的な思考で「デスノート」の制約を最大限利用して冷徹に犯行を重ねていく主人公・夜神月。従来にない斬新な設定と主人公像は原作の大場つぐみの面目躍如である。そして魅力的なストーリーに絵を付けているのはベテラン・小畑健である。彼の実力は「ヒカルの碁」で周知のとおりであるが、独特のすっきりとした丁寧な絵は今回も冴え渡り、作品全体としての完成度を弥増している。
誌上連載時は徐々に明らかにされる「デスノート」の「ルール」が読者に常に新鮮な緊張感を与え、ストーリー展開を臨場感溢れる物にしていたが、一方毎号ジャンプを読み捨てている読者には「ルール」が整理しきれなくなってきていたのも事実だ。その点、この単行本は各話の間に「How to use」として直近の話に出てくる「ルール」をまとめており、読みやすく、また理解しやすい親切設計になっている。未読の方はもちろんの事、ジャンプで既読の読者もこの機会に単行本を手に取ってみてはいかがであろうか。
・「ちょっと異色?」
正直、体と体でぶつかり合うような漫画に食傷気味で、新しい漫画に期待しているときに始まった作品。これの連載前に前後編でやってた『DEATH NOTE』があって、その時から目をつけていましたが、関連性はあるものの、登場するキャラクターは、殆ど前後編のものとは関係ありませんので、これが初めてでも楽しんで読めます。
模試で全国1位の高校生、夜神月(やがみライト)はある日学校で「デスノート」を拾います。タイトルを見ていぶかしみ開いてみると、「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」などとノートの使い方が書いてあります。
いたずらにしては手が込んでいるな、と思いながらも、ライトは試しにノートに名前を書いてみます。ニュースでリアルタイムに放送されていた、人質を取って保育園に立て篭もっている通り魔の名を。外に出たとき女性にしつこく付きまとっていた男の名を。
その結果、二人を殺してしまったライトは、罪悪感に苛まされながらも、こう考えて自己を正当化してしまいます。「世の中は腐っている。腐っているやつは死んだ方がいい」と。そう考えたライトは、世界を変えるために、世界中の犯罪者の名をノートに書き記していきます。そんな彼の前に、「デスノート」を落したリュ―クが現れて…。
ライトの極端な考えは、そうでもしなきゃ気が狂いそうだったという理由があったものの、そう至ったことは異常です。ただ、彼は頭がよかった。だから、自分なら悪のない理想の世界を作れるかもしれないと思ってしまった。
しかし、世界から見れば、殺人鬼であることには変わりがなく、犯罪者が数日間で異様に死んでいったことから、どんな事件でも必ず解決してしまうという正体不明のLが、事件解決のために登場してきます。
どちらかといえば頭脳の戦いなこのお話。ライトとLの戦いは、今後どう転ぶのか楽しみで仕方ありません。
・「覇王への道」
今までにこれ程の知略を描いたマンガは恐らくなかった、、、はず。リアルタイムで見てこれなかったのが悔まれる。くう~。その存在は知ってはいたが(二部の出だしは今見ています)。このマンガに関してはもはや少年マンガとか青年マンガとかの区別はないですね。そんなものは超越してます。久々にジャンプが釣り上げた超大作か。天才はいろんなマンガに出てくるが、自ずから破綻してゆくケースも珍しくない。近年では「ガッシュ」の清麿の設定に無理があり過ぎ、既に天才としての風格はなく、一キャラになってしまった(予測はできたが)。最高の頭脳であれしかできないのであればちと困ります。その分、成長、情という視点とサイドストーリーで見せようとしているのだろうが。ライト、Lにはそうした足跡を辿って欲しくはない。 死神の落としたノート「DEATH NOTE」とはよく考えついたものだ。ルールを複数加えて複雑化している分、大きく逸脱すること(破綻してゆくこと、、、例えば何でもありのような)はないだろう。犠牲を払ってでも「世界を変える」というライトの意思を貫徹するのであれば、ある意味で人間を捨てなければできない(精神領域を超越する)。一方を追うL。彼もまた最善を尽くすためには代償をも辞さない。互いに何も知らない相手、見つかればノックアウト。このスリルは他のマンガにはない。互いのプライドをかけた勝負とも言える。今後どうなってゆくか見守りたい。小畑健の絵が絶妙にマッチしている。マンガ界で十年にあるかないかの超大作の幕開けか。この眼鏡は5つ星(5+)と見た。あ痛たた、眼鏡が。早く眼鏡をシンチョウして続きを読まねば、、、。眼鏡のまとめ買い。きっつ~。この水準を維持できるのか、どうか。その道程は遠いが、きっと覇王への道を歩むだろう。ご両人、期待してます。
・「やはり少年誌以外でやって欲しかった」
原作終了と映画化で話題につき読んで見ました。(俗っぽいと思われるでしょうが少年ジャンプ自体、もうずっと読んでなかったので)ホントに面白い、そしても勿体無い。Lとキラ(月)が互いの姿を知らぬまま宣戦布告をする場面はゾクゾクしました。その後も、その知略だけでなく、無駄なリスクはさけるが目的のためには敢えてリスクを背負い互いの価値観をかけて挑んでいく姿勢に引き込まれました。ただ多くの方が仰っているように小中学生辺りに読ませるには刺激が強すぎると思うしそういった読者にヒットしたゆえに引き伸ばしでダレた展開になってしまったのが残念です。作画担当の小畑氏は、これまでも少年ジャンプで活動されてますので他誌に移り難い事情があったのかも知れませんが青年向けの準メジャー雑誌ぐらいで掲載してくれれば、この初期のテンションを保って上手く纏められたかも。一巻に関しては星5つで。
・「かってよかった」
小畑健が描かれるということで、かなり興味があったんですが、買ってよかったです。ノートに名前を書くことで、他人を殺すことが出来るデスノート。この巻は、このデスノートの使い方が中心になってるかなぁと思ったりもしましたが、これからのLと月(主人公)の展開が楽しみです。なんだか、Lが主人公だったとしても
いいよなぁっておもっちゃいました。
・「「絶望」のあとに残されたもの」
手塚治虫賞を受賞した本作は、岡崎京子の最高傑作であると評してよい。本作は『リバーズ・エッジ』と世界が地続きになっており、両作品を併せて読むことにより、初めて岡崎の視点の冷徹さが浮かび上がる仕組みになっている。
岡崎の作品の主人公は何かを欲望している。ただ、その「何か」が判らない。本作の主人公、りりこと最も深い地点で結びついているのは『東京ガールズ・ブラボー』の主人公、金田サカエである。サカエには「陽」のイメージがあり、一見して「陰」の位置に存するりりことは無縁に思えるが、彼女たちは自己の「欲望」に果てしなく衝き動かされる点で共通している。
ただ、りりこがサカエと異なるのは、りりこの欲望が事務所の社長の「反復」であるということに、りりこ自身が気付いているという点だ。それだけでなく、りりこは自己の欲望がつねにすでに他者の欲望であることを知っている(インタビューでの受答のシーンなどは象徴的である)。岡崎は、その事実を知ることにより訪れる「絶望」を、極めて冷徹な視線の下に描きだした。しかし、最後のシーンでりりこは奇妙な形での復活を遂げる。私はここに岡崎自身の「希望」を読み取る。また、吉川こずえというキャラクターも、岡崎の一縷の「希望」を託された存在であるといえる。
「みんな何でもどんどん忘れてゆき ただ欲望だけが変わらずあり、そこを通り過ぎる名前だけが変わっていった」という台詞が本作にはある。岡崎は、この「絶望」のなかに潜む「希望」を微かに示している。だが、それが果たして「希望」なのかという疑問は、未だわたしたちに残されたままである。私にはシリーズの完結を望むことしかできない。
・「読まなきゃよかった」
整形手術、というよりはほとんど改造手術によって、地位、名誉、全てを手に入れた女性。が、ムリをさせすぎた体は少しずつ崩壊が。それとともに、人生も転落しはじめる。
悲惨で切ない物語。ヘタに救いや慰めを与えていないことで、より凄みが増している。読まなきゃよかったと思うほど。読んでいる間もそう思うのですが、途中でページをめくる手を止められないのは、作者の力量と、他人の不幸は見ないではいられないゲスな人間の性のせいか。とにかく傑作、こんな駄文や多言は必要なし。読んで戦慄すべし。
・「待ちに待った一冊!」
ついに幻の連載『ヘルター・スケルター』が単行本化。圧倒的な画力と想像力、そしてストーリーテリングで、一度読み始めたら止まらないジェットコースター並みの速力でグイグイ物語へ引き釣り込んでいく。美の権化「りりこ」を中心として、周りともども巻き込んで行くどろどろの展開は、もう目を見張るばかり。キャッチコピーでもある「最初に一言 笑いと叫びはよく似ている」と言うのが秀逸。一気に読んでしまうこと請け合い。鳥肌と涙が出ました。
・「誰もの心にも「りりこ」は住んでいる」
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・「やっぱりすごい!」
漫画にしては値段が高いけど、その価値は十分あった。
普通の整形ストーリーはブスな子が整形をして美人になる過程が描かれるが、ここでは主人公はすでに美しく、人気の絶頂にある。(ブスだった頃の顔が一コマも出てこないのには感心した)確かに、美人になってめでたしめでたし、というおとぎ話には私たちは何の説得力も感じない。そこからどう生きるか、により関心がある。
主人公のりりこは美しくなるために体に極限まで負担をかけているため、精神と肉体がゆっくりと、しまいには加速をつけて崩壊していく。しかし、私は他の人が言うように、彼女は精神的に空っぽの存在ではないと思う。りりこは恐ろしいほどに本当のことがわかっている。自分の栄華が長続きしないこと、自分を欲する大衆が飽きっぽいことなどを十分に認識している。その恐怖に対して死に物狂いで挑む様に私は惹きつけられた。
敵役の検事が評するように、りりこほどタフな女はいないだろう。彼女の生き方は鮮やかな花火のようだ。そして、自分の欲望に忠実で、しかし本当に欲しいものは得られない悲惨な存在でもある。彼女は自分が孤独な存在であることもよくわきまえてそれで弱さも見せるが、絶対に屈服しない。「びしょぬれの同情なんかいらないだとしたら無視されるか笑いものになった方がまし」という言葉はほんとうにすごい。
・「荒唐無稽な設定なはずが破綻なく、しかも美しく。」
「大きな嘘を突き通すためには、小さな事実を織り込むこと」とは、J.アーチャーの言葉だったと思いますが、この物語はそれを全く当たり前のごとく紡ぎ上げ、読者に破綻を感じさせるどころか「もう一つの江戸時代」を史実のように見せつけてくれております。なにが圧巻かといえば、鎖国の完成あたりから、武家諸法度や田畑永代売買禁止令などの「小さな事実」を混ぜながら、男女のジェンダー逆転の要因を「あるもの」に求め、結果としてここに描かれている状況を必然として描ききっていることです。読んでいて、よくぞここまでと感嘆のため息ひとつです。
そしてそのバックボーンをしっかり立てているから、主題である愛憎劇が素晴らしく際だつわけで、レビュアーが取り上げているように、「1巻で引きつけ、2巻で仕切り直し、3巻で綺麗に纏めた」( いめ "ラリー" 氏)というレビューに強くうなずく次第です。しかも恐ろしいというか嬉しいことに、4巻は更に物語の重厚さが増すであろうとはっきり予感できる最終頁の1枚ゴマに、「次巻は来年末だけど、待つぜ」と読み手に確信させてしまうあたりに作者の力量を感じてやみません。
でも、そんな枠組みの重厚さ云々以上に、登場する人物の哀歓が一本の線として流れているから、読み終わってため息のひとつでもつかねば収まらない気分になるのでしょう。軽く「愛」などという言葉では片付けられない物語。もう目が離せません。必読です。
・「荒唐無稽が真実へ近づく」
多くのレビュアーの方が、語っている事が非常に的を得ているので、これ以上書く事はないのだが、レビューに魅かれて、この本を購入した身として、少し私もレビューを。男が世の中からいなくなる、そんなSFめいた設定が、江戸を舞台として進んでいく、そのディテールが非常に興味深い。家の家督を継ぐべき男子は死に果て、男装をした女子が、家をつぶさんとして家督を継いで行く。そんな家の数が増え、隠し切れなくなっていく。大八車を引くのも女なら、片肌脱いで魚を売るのも女。吉原は子を持ちたい女が男を買いに行く場所であり、子種をもらう為、女は男に寄っていく。「もしかすると、これでもいいのかもしれない」そんな、気持ちがふっと湧く。この世界で何がいけない?子供を持つ為だけに男が存在し、女が社会を動かしていく、それは問題なのだろうか?第4巻がどう進んでいくかわからないが、歴史を用いて、特殊な可能性を物語にしたこの本の今後がさらに楽しみ。
・「間違いない」
本当に凄い。一巻の意外性で引き付け、もっとと期待させて二巻で再出発、そして三巻で綺麗にまとめたと思う。しかもキャラクターの魅力はさらに磨かれてるし、話も深まった。江戸時代の大奥を巡る思惑や、御家事情、政略などもリアリティーを出すのにうまく利用してるし、さすがとしか言えない。四巻が読みたい!
・「4巻まで待つのがつらい」
待ちわびていた大奥 第3巻。長かった・・・お陰で、もう一度1巻から読み直すという楽しみが(笑
怒涛の1巻、2巻とは違い、なんというか落ち着いたせつなさが満ち溢れております。
すんごいありえない設定なのに、素直に読めるのは、やはり作者の力量でしょうね。
嫌な女と思っていた春日も、なんか好きになっちゃったし、また、4巻まで待つのがつらいです。
・「素直に面白い。」
実際にこんな事があってもおかしくなかったのかもしれないと、思わせられるほど面白い。
軸がしっかりしているから、読者に安直に突っ込みを入れられるような隙が感じられません。
淡々と、しっかりと、じっくりと。そんな作者の意図が見受けられるいい作品だと思います。
思わず史実を振り返りたくなるような作品です。
●フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics)
・「翔太パパ、尊敬します」
「いや 玄関先で 二人で しゃべった方が いいんだよね 翔太。 そうだよね?」…春太郎が翔太君のうちに来たとき「あら上がってもらったら?」という翔太ママを制して。
いやぁ、こういうセリフはなかなか言えませんぜ。さりげなく、かつ奥が深い、思いやり。
私は45歳・高1の娘持ちの父親ですが、ほとんど打ちのめされました。言えねぇ。まわりの「大人」を見回しても、こんなセリフが言えるヤツ、いやしねぇ。
翔太パパ、出世すると思います。というか、こんな人がいたら、私、ついていきたい。翔太パパと一緒に仕事してみたいなぁ。
・「よしなが流学園もの。」
学園ものです。高校生もの。でも安っぽい恋愛ものではありません。登場人物がバラエティー豊か。
白血病だったため1年1ヶ月遅れで入学してきた花園春太郎(病気だったのかと疑うほど元気、金髪、そして超ストレートな性格。おとこ気好き)ぷっくり、ぬいぐるみのようなかわいさを持つ三国君。アニメ漫画萌え系キャラ大好きオタクなでかい高校生、真島。
女だけどオカマキャラな担任教師 斉藤滋。そして、その担任の不倫相手の数学教師 小柳。その他にも女だけど漢だぜ・・なクラス委員の山根さんや、チンピラみたいな外見だけど職業はひよこ鑑別師の春太郎の父親などなどみんな個性的で楽しい。
ストーリーは1話完結で、学校生活の些細な出来事に乗せて深いテーマが描かれていると思う。例えば、いじめ問題。露骨な暴力などではなく、ちょっとふざけてウソつかれたとか、やってる側はもちろん冗談だけど、された側は「これっていたずら?それとも軽いいじめ?」と思っちゃうみたいなこと。こういうこと学生時代、いや社会に出ても経験した人多いと思う。そういう微妙な人の感情をよしながさんは実にさらりと描けてしまう。もちろん笑いも忘れていません。最後におまけとして夏コミに参加するおたくについて真島を使って描いてあるけど、こんな所でもよしながさんの人間洞察力にうなってしまった。
・「ひそかな名作です」
病気で1年遅れで高校に入ってきた主人公と、その周りの人々を巡る、約1年間の学園生活のお話。先生と生徒との恋愛関係などもあり。でも、設定自体はそれほど個性的、というわけでもない。
それでも、本書は単なる学園モノというにはもったいないくらい、よくできている。文句なしに名作だ。
その最大の魅力は、主人公だけでなく、彼の友人などあらゆるキャラクターの心情を事細かに描けていること。だから、あらゆる人に感情移入してしまうのだ。
しかも生徒だけでなく、主人公の姉や両親、主人公たちがマンガを持ち込む担当編集者など、ほんのちょっと出てくるだけのキャラクターも丁寧に描いている。個人的には、明るくて美人だけど実は引きこもりで不安定な主人公のお姉さんにかなり、はまってしまった。正直、読んでいるとかなり、胸が痛くなる。
もっとも、本書のキャラの一人である「真島」だけは少々異質の存在。彼の存在を許せるかどうかで、この作品の評価は変わってくるかも・・・。
・「よしなが版「ちびまるこちゃん」!」
こんなに爽やかな学園モノを読んだのはかなり久しぶりな気がします。学園モノというともっぱら女の子の視点OR男子の視点のどちらか極端な視点で描かれることが多いのですが、よしながさんの作品というだけあって、やっぱり中立的な視点で描かれていますね~
主人公・春太郎を始めとする個性的なクラスメイトたちは「ちびまるこちゃん」を彷彿とさせます。この作品に出てくるクラスメイトって必ず、クラスに一人はいたような人たちばかりで、その辺がリアル。クラスメイトたちの会話といい、学校でなら必ずありそうな出来事までもがリアル。
でも、それでいてよしながさんらしく、物語は意外な展開をしていきます。そして、この展開の仕方が実に上手い!これは二巻が楽しみです。
・「クラスメートになりたい~」
学園ものです。主人公の花園春太郎は白血病を患い休んでいたので、みんなより1コ年上。でも、持ち前の明るさですぐにクラスに馴染んでしまいます。実はみんなが気を使ってるだけだったりするのですが…。個性的な面々と共に引き起こす騒動の数々に泣いたり笑ったり。親友の翔太の可愛らしさと純粋さに癒され、漫研部長の真島のオタクっぷりに引きまくりますが、シリアスとギャグが見事に調和しており、最高におもしろい作品です。ぜひ読んでみてください。
●百鬼夜行抄 10 (ソノラマコミック文庫 い 65-14)
・「三郎さんの変化」
大学生・律は、妖魔を見る力を持つ。亡くなった祖父は、律のために守護の妖魔・青嵐をつけてくれた。律の従姉たちや叔父も、近い力を持つが。。恐ろしくもおもしろい、妖魔と人間の家族のお話。
・「開さんと律の漫才(笑)が見どころ」
相変わらず、お話としてはちょっとごちゃごちゃしている。一読では「?」という感じは否めない。ちょっとだらだらしてきた気もする。 今回は、ちゃんと特技を生かして就職した(笑)開さんから律が受ける迷惑が見どころ。両方とも「飯嶋さんの息子さん」なところで混乱が起こるのだ。開さんが式神を使うたびに数を数える律と、「数えるなっ」と怒る開さんが可笑しい。お母さんの絹さんも、いい味を出している。実はこの親子、どちらもひそかにマンション暮らしに憧れているのだ。 三郎さんの箱庭にも変化が起こる。これにはさすがに、ちょっとしんみりとさせられた。やっぱり何でも終わりは来るんだよね。で、彼が何に姿を変えて飯嶋家で暮らすことにしたか、それは読んでみてください。私だったら猫にするけどなー。膝に乗っても不自然じゃないし。
・「シリアスだけど魅力あふれる漫画。」
血が欲しくなるとゆう奇病を患った姉弟を中心にストーリーが展開していきます。この作品の良い所は、姉弟の心の動き・感情の機微の描写がうまく、ストーリに引き込まれてしまいます。重いテーマを扱ったものですが、作者の書く絵・世界観は独特の物があります。1度読んでみてください、はまるかもしれませんよ。
・「景さんのひつじ」
他人の血が欲しくなる遺伝性の血液病という重たいテーマを独特の世界観で描いている作品です。ストーリー、登場人物とも魅力的で、この巻を読めばきっと羊のうたの世界から抜け出せなくなることでしょう。
・「かなり雰囲気でてます」
実写映画化もされたこの作品。初めラジオドラマでこの作品を知って、なんともいえない暗い感じが気に入りコミックを買いました。主人公一砂は生き別れになっていた姉千砂と再会し自分が血を求める一族に生まれたことを知るという西洋的な設定なのにかかわらず純和風な作品に仕上がっています。姉千砂の弟一砂に対する思いやりもこの作品の見所です。
・「余韻が凄いです!」
読んだ後に余韻がとても残ります。どこまで残るか試してみたら3日は持ちました(笑血を吸いたくなる奇病が伝染する家系の高城家の話です。姉弟愛、父娘愛、普通の愛と様々な形があります。メインは主人公の一砂と姉の千砂です。1巻はまだ出だしなので、一気に最初から最後までを2回読むのをオススメします。ドンドン深いところにハマっていきます。OVAと実写映画にもなっています。原作の漫画がオススメ!
・「導入篇」
第1巻という事で物語的には然したる進行は見られず、導入篇の様な内容となっています。導入部ながら一砂、千砂、八重樫の主要3人の人物関係、想いの程が理解出来る上、千砂の様子、話し方等から今作の世界観も観て取れる、最良の形式の第1巻であると言えます。連載初期の為デッサンが安定しませんが、当初の千砂の気持ちを考えれば寧ろこの描写は自然であるようにすら感じます。最後の千砂が自らの血を一砂に捧げようとするシーンは必見ですね。
●ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」
・「映画「風の谷のナウシカ」の原作」
全部で約1100ページ。その中の約220ページが、映画の部分に当たる。単純に約4倍の続きがあるとも書ける。
●本は26×20cmの大きさ。迫力がある。紙の質はわら半紙風。(長く保存したい場合は、別に愛蔵版の漫画本がある。)●1巻には、40×60cmの水彩画ポスターが付属。●1〜6巻までは、20×30cmのとじ込み水彩画ポスターが付属。ナウシカ単独、または脇役との構図でどれも味わい深い。(ポスター/4巻:王蟲とナウシカ。6巻:巨神兵とナウシカ。)
漫画としては、今のコミック単行本とくらべて「コマ割り」が小さい。手描き風で独特。映画の内容とは微妙に異なり、より深く大きな主題に迫っていく大文学作品に仕上がっている。
試しに読みたい場合は、1巻と2巻を集めれば、映画の内容とのちがいが理解できる。映画を観てからはもっと理解したいと思っている場合は、全巻揃えるといいかもしれない。
誉めすぎかもしれないが、この漫画はゲーテ、ファウストといった海外の文学作品と肩を並べるくらいだとも思う。逆にいえば、長編の小説などを読まない人にとっては、それだけ読みづらいものだとも思う。
芸術的な文学作品の漫画。芸術的な大衆娯楽作品としての映画。その両方を製作した宮崎駿さんの実力。誇り高く日本の芸術性を広く世界に認知させたその功績に、ただただ驚愕した。栄誉の人だと思った。
手塚治虫さんは現在主流の漫画の偉大な礎であり根源といえる。宮崎駿さんは書籍「出発点」のなかで、手塚治虫さんに強いライバル心を向けている。それは目を疑う程あからさまで「手塚さんのアニメで、アニメ業界は仕事を安く請け負うようなことになった」というような内容を含んでいる。もしかしたら、手塚漫画に対する、挑戦的な漫画でもあるのかな、とも感じた。大きな流れに感動した。
・「映画にはない深みに目をみはる」
土鬼(ドルク)の聖都シュワの墓所には、どのような秘密が隠されているのか。腐海(ふかい)が生まれた真の理由は何なのか。そして、封印されていた世界の秘密の意味するところを理解した時、ナウシカはどの道を選ぶのか。
生命の存在、生命の慈しみ、光と闇の邂逅など、いくつものテーマがからまり合い、収斂していく物語の面白さ。巨神兵の扱いや、クシャナと父王との因縁の決着など、シリーズ終盤の話の展開には、正直、拍子抜けしたところもありました。でも、この世界を構築した設定の深さには、目をみはるものがありましたね。ナウシカと王蟲との心の交流、クシャナのキャラの転調、そしてある人物の最期など、心に深く響いたそれら話の琴線が忘れられません。
映画は確かに面白かった。しかし、このコミック版は、ほとんど別の物語と言っていいでしょう。腐海を中心にした世界、王蟲の存在感、主要なキャラたちの性格設定の深みという点で、コミック版は映画にはない深みがありましたから。
それと、この【アニメージュ・コミックス・ワイド版】の7巻セットのボックスには、商品案内に記載されている「トルメキア戦役バージョン」の言葉は見当たりません。第3巻ならびに第4巻のカラー口絵に、「トルメキア戦役戦線地図」の言葉はあるけれど。 ボックスの裏に、「NAUSICAA」(最後のAの文字の上部に、マル点ふたつ)、次の行に、「OF THE VALLEY OF WIND」と記されています。
・「映画とはまた違う良さがある!」
【風の谷のナウシカ 全7巻 トルメキア戦役バージョン BOXセット】
映画化されたのは第2巻くらいまでになります。その後、ナウシカは王蟲や腐海の謎を解くために、自らの意志で風の谷を離れ南の森を目指し旅立ちます。やがて彼女は腐海の意味を知ることに...。
7巻まで一気に読んでしまいました。読んで行くうちにぐいぐい引き込まれ、不思議な世界に魅了されてしまいます。秩序と混沌、人間の愚かさ、美しさや残酷さなどが描かれていて、人間の在り方を考えさせられる作品だと思いました。
映画とコミックスでは微妙にストーリーが違う部分があるのでそれを発見するのもまたひとつの楽しみでしょう。コミックスでは映画には登場しない人物がいっぱい出てきますし、クシャナ、クロトワ、ユパのことをもっと知ることができます。
映画は万人向けですが、コミックスのほうは奥が深く複雑なのでどちらかといえば大人向けかもしれません。 トルメキア戦役バージョンのBOXも素敵ですよ。
ただ、少し残念に思ったのが、後半かなり駆け足気味になってしまって、全体的にストーリーをもっと掘り下げることができなかったように感じられたこと。10数年かけて連載されていたので、思想や心境の変化があったのか、それとも忙しくてお時間がなかったのかは分かりませんが、7巻だけじゃ足りないように思いました。
それから、これは作品とは関係なく出版上の問題ですが、紙質があまり良くなくて一部シワになってよれてしまった箇所がいくつかありました。長期保存には不向きなので、もう少し紙質にも配慮して欲しかったです。
・「強いメッセージのある作品」
正直、劇場版とは違うものだと思ってよい作品だと思います。劇場版と違い、宗教国のドルクや森の人などがでてきたり、劇場版ではお姫様していたナウシカがとても力強くたくましい少女に描かれていたりします(私はそう感じました)。私はこの原作版のほうが好きです。そして、もう1人の姫様のクシャナにまつわるエピソードや生き方は、ナウシカと同じくらい惹かれます。7巻の内容の濃さは、凄まじいです。物語が一気に終末に向かいます。最後のナウシカのセリフは、とても力強いメッセージだと思います(セルムとかわす最後のセリフです)。説明はいりません。買って読んでください。CD1枚買うよりは、絶対に価値があります。読み終わった後、必ず「何か」が心に残ります。
・「哲学としてのナウシカ」
『アニメージュ』の連載第一回を読んだ時の衝撃は、未だに忘れることができません。腐海、蟲、メーヴェなどいままで聞いたことのない音の響き、独特のエンピツ画など、これはとんでもない物語が始まろうとしている、と背筋がぞくぞくしました。トルメキア戦役に否応なく巻き込まれていく風の谷の人々とナウシカ、巨神兵をめぐるトルメキアとドルクの暗躍、両国の存亡をかけた戦争、重い責任を自ら背負うクシャナや僧正、この世界の存在そのものの残酷さに深く傷つくナウシカ、そしてラストでの本当に力強い、人間のそれぞれのかたちでの救いと世界の癒し・・・。こんな壮大な物語は他の大抵の作家は冗長になって訳がわからなくなってしまうか筆を折ってしまうものなのに、宮崎さんは見事に完成させた。人間は、腐海の瘴気に蝕まれ続けても「血を吐きつつくり返しくり返しその朝をこえてとぶ鳥だ!!」とナウシカが言い放つ場面(最終7巻)に、宮崎さんの世界観、哲学が集約されています。アニメーションでの評価ももちろん正当なものだけれど、このマンガ版ナウシカによってこそ宮崎駿さんという稀有な作家の評価をしなければならないと、心から思っています。☆10こぐらいつけたいくらいです。
連載当時(高校生時)は早く次が読みたくて仕方ありませんでしたが、宮崎さんがアニメをつくる度に長期休載で、ついにアニメージュを買うことをやめてしまいましたが、徳間書店からセットで出してくれていることを知ったときは「なんて太っ腹!」と思ったものです。しかもこの値段で入手できるのは、信じられないくらい幸福でした。
・「私のNO.1です!」
【内容】山田太郎、私立一ノ宮高校一年(特待生)成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能・・そんな彼の唯一の欠点は・・・貧乏なことである。弟妹たちの給食費をかけて頑張る太郎!あなたの心をわしづかみにする至福のビンボーストーリーv
『山田太郎ものがたり』シリーズは本当に本当におもしろいです♪
この第一巻は、そんなにでもないですが、巻が増すにつれておもしろさもUP!していきますvv私の母も笑いながらこのシリーズを読み、「久しぶりに漫画を読んで笑った・・・♪」と言っていマシタ(^^ゞ14巻で終わってしまったのは本当に残念です。。ずーっと続いてほしかったっっ!!「あ・・・いいかも♪」って思った方!!
ぜひぜひ読んでみてください!あなたも山田ワールドにはまっちゃうこと、まちがいなし!ですvv
・「男だって読める少女マンガ」
これ少女マンガというより単なるギャグマンガではなかろうか(そりゃ少女マンガっぽいとこもありますが)。主人公山田太郎(ド○ベンにあらず)は高校生で成績優秀、スポーツ万能、ものすごくかっこいいのだが、唯一の弱点は家が超貧乏なことだった。
放浪癖の父と元金持ちで病弱で子供を産んでばかりいる母の代わりに家を全部任されているすごい高校生でもあります。
そんな太郎を知らない女の子たちは太郎に寄ってくるのですが…。貧乏と誤解と根性のギャグ本。ああ、おもしろい。
全14巻(だっけ)で、14巻は番外編なので、結果的には13巻までです。全体評価星5つ。期待を裏切らない話に脱帽。
・「貧乏暇なし!」
眉目秀麗・成績優秀、唯一の欠点は超貧乏な事!そんな主人公、山田太郎の日々を描いたギャグマンガです♪
2007年夏の実写ドラマ化では、家族愛や友情がテーマになるらしいですが…この作品の一番のポイントは、やっぱり貧乏ゆえのギャグだと思います!節約の為なら割と何でもする太郎と、そんな太郎を表情に出さず心で大笑いする御村が笑えます。あとポイントはいろんな所で芽生えていく恋ですね…(どれも前途多難)。
全14巻ですが、この1巻だけ少し趣が違う気が。イマイチと感じた方も2巻では笑えるかも。まずは1巻、読んで見てください☆
・「腹の底から笑って下さい。」
超ビンボーな太郎(向かって左)と彼を取り巻く人々のお話。これは絶対に電車に乗りながら読んではいけません。思わず吹き出し、一躍「怪しい人」になってしまいます。もちろん授業中にコッソリと読むなど論外!吹き出した途端、クラス中の視線を独り占めし、先生のお叱りが飛んできます。
それくらい笑えます。何度読んでも笑える『山田太郎ものがたり』ですが、初めて読んだ時は、笑いすぎて死ぬかと思いました。太郎の隣にいる、超お金持ちの御村との対比がまた面白いです。 【全14巻】
・「めっちゃ面白いっ☆」
大好きな嵐のニノと櫻井君主演でドラマ化するという事で、一気に購入し読みました。元々漫画が好きな私は、ドラマ化に関係なく普通に楽しめました。もっと早くに出逢っていたかったくらいです(笑)この作品はギャグ漫画です。とことん笑える。寝っころがりながらゆる〜い気持ちで読める・・そんな漫画です☆時には家族愛に感動であろう場面でも、山田太郎ものがたりでは爆笑に変えてくれる!!私的には、杉浦先輩が大好きです(笑)ホントに最後の最後まで笑わせてくれた〜裏切らなかった!もう、私の中では主人公です(笑)あ、ちなみに1巻ではまだ出てこないんですが・・。他の方も言われてたように1巻だけ少し感じが違いますが、2巻辺りからどんどん面白くなっていくと思うんで、「ん?いまいちかな?」って思ってもそのまま読み進めて下さい!そのうちどんどんハマっていくと思います。私もその1人なので(笑)ただし、恋愛の話を期待する人には向かないと思います!これはとことんギャグ漫画なので!
●デトロイト・メタル・シティ 6 (6) (ジェッツコミックス)
・「く、くだらない・・・(笑)」
やはり1話ものの方が個人的には好きですね。淫獣伝最高(笑)後半はクラウザー1世の話がメインなのでクラウザーさんの出番が少ないけど、社長が超カッコイイから良し(笑)
・「おっさんメタル」
前巻ではパワーダウンした感じがあるんですけど、出てくるキャラが半端なく濃くて、今回もクラウザー T世にはかなり笑わせてくれました。ものすごくギャップが大きくて、キャラが濃いなと思いました。この漫画はストーリーよりもキャラ先行なんですね。
・「社長かっけええええええ!!」
とうとう出てきたクラウザー一世様ですが普段の姿は・・・。どんどんと追い込まれていく根岸くん。このままじゃアンハッピーなラストしか見えない!!ギャグよりも自虐的なイメージが強い展開です。名づけて自ギャグ・・・お粗末。体を傷つけて、心も傷つけてどこへ行く!?
クラウザー一世の思い出話は必見。無茶苦茶カッコイイ社長の若かりし姿が見れます!!本当にいかした美人だぜ!!こっちも○○○てきやがった!!
・「映画化オメ」
4〜5巻に比べて、面白くなってるし、内容が濃い\(^o^)/ ファンブックも合わせて買ってみましたが、まだまだイケます(^-^)/ 映画化オメデトウ☆
・「クラウザー U世……」
新曲の発表ありまた T世の真相も明らかにとにかく新キャラがたくさん登場します…また濡れてしまいました。7巻は、もっと濡れそうです!
・「ブラックな笑いのオンパレード」
セリフがまったくないので誰にでも理解できるのですが、誰にでも楽しめる内容ではありません。ブラックな笑いのオンパレードなので、小さいお子さんや心が弱っている人にはお勧めしません。
・「キッズステーション・オリジナルです。」
最初見たときは、『なんてブラックユーモァのある話なんだろう』って思い、『これは子供には見せられないな!』と思った矢先に、うちの3歳になった娘が大喜びで見ていました。一話が5分ほどのショート・ストーリーです。気楽に見られて、後味すっきり。まずは騙された!と思って見てみてください。きっとポピーやけだものが大好きになりますから。
・「荒いレンダリングがかえってイイ」
1→3巻まで引力に抵抗できず買いました(●^O^●)。荒めのレンダリングがむしろ良くて、今のきちっとしたレンダリングCGの「ガラクタ通りのステイン」よりいい味になっています。何しろ画面にくぎ付け無抵抗になるくらい面白いです。パピーが登場してからの作品の方が(2巻からだと思います)のほうがよりパワーアップしている気がしますね。
・「有限の世界の妙」
予算が限られたCGの世界という条件を巧みに使いこなした作品です。元々台詞も無い不条理ギャグの世界ですから、複雑なアイテムより、爆弾、ナイフ、フライドチキン・・・といった単純かつ符号化されたアイテムを繰り返し登場させる事で見る側の理解に負担をかけない作りになっています。
まぁ、堅苦しい事は抜きにして頭を空っぽにして楽しめる最高の浪費が出来る作品だと思います。3巻全て揃えましょう。
・「損はないです!」
初めて見た時から虜です…。これ以上に笑えるアニメは見たこと無い!絶対に買って損はしないと断言出来ます。ノリが良く、あっという間にポピーの世界に引き込まれました。OPも一度聞けば頭から抜けなくなりますよ。個人的にはケダモノが大好きですねv
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