ブラームス:VN協奏曲 (詳細)
ムローヴァ(ヴィクトリア)(アーティスト), バッハ(作曲), ブラームス(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「蘇る来日公演の感動」
Beethoven, Mendelssohn: Violin Concertos (詳細)
Ludwig van Beethoven(作曲), Felix Mendelssohn(作曲), John Eliot Gardiner(指揮), Orchestre Revolutionnaire et Romantique(オーケストラ), Viktoria Mullova(Violin)
「知的演奏」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), ショスタコーヴィチ(作曲), ウルフ(ヒュー)(指揮), ヤノフスキ(マレク)(指揮), オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「この年にしてこの境地」「完璧な技術、素直な表現力。」「ショスタコーヴィッチ!」「騙されたと思ってジャケ買いしましょう ^^)」「さすがにうまい!」
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), ブラームス(作曲), ストラヴィンスキー(作曲), マリナー(ネヴィル)(指揮), アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(演奏)
「ブラヴォー」「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」「清新にして切れ味の良い快演」「ヒラリー・ハーンに喝采」
シベリウス&シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), シェーンベルク(作曲), シベリウス(作曲), サロネン(エサ=ペッカ)(指揮), スウェーデン放送交響楽団(演奏)
「期待通り表現力の大きな演奏!」「厳しい諸相に満ちたシェーンベルクとシベリウス」「ハーンはやっぱり凄い!」「希有なバランス感覚」「シベリウスとシェーンベルクの抜けた部分」
Concertos & Romance (詳細)
Max Bruch(作曲), Felix Mendelssohn(作曲), Riccardo Chailly(指揮), Gewandhaus Orchestra(オーケストラ), Janine Jansen(Viola)
シベリウス & ウォルトン: ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), シベリウス(作曲), ウォルトン(作曲), オラモ(サカリ)(指揮), バーミンガム市交響楽団(演奏)
「気品あふれる一筆書きのシベリウス」「やはり素敵です!」「透明感のある素晴らしい演奏」「何だこれは!」「すごい!!!!」
メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), チャイコフスキー(作曲), アシュケナージ(ヴラディーミル)(指揮), チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「名演中の名演!」「すばらしい出来」「ひたすらに、美しい。」「大和撫子」「感動的そしてハートフル」
チャイコフスキー:VN協奏曲 (詳細)
チョン・キョンファ(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), シベリウス(作曲), プレヴィン(アンドレ)(指揮), ロンドン交響楽団(演奏)
「確かに衝撃」「語り継がれる名盤」「チャイコンのベスト!」「このCDもすばらしい。でも、もう一つのCDも併せて聴くべし!」「十分良い評価を受けるに値するが・・・」
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), バッハ(作曲), カヘイン(ジェフリー)(指揮), ヴォーゲル(アラン)(演奏), バーチャー(マーガレット)(演奏), ロサンゼルス室内管弦楽団(演奏)
「クール!聞きほれてしまう。」「衝撃を受けたCD」「あざやかなアンサンブル」「ハーンのバッハ」
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), バッハ(作曲), ヨーロッパ室内管弦楽団(演奏), シュトイデ(フォルクハルト)(演奏), ルルー(フランソワ)(演奏)
「地味ですが贅沢な感じです。」「力強く確信に満ちた響きに驚いた」「奥ゆかしさ漂う演奏」「心地よい緊張感を伝えるバッハ、すばらしい名演です。」「ゆったりとして、あたたかみのある音楽の対話が好ましい。バッハその人をを身近に感じる演奏です」
ヴィヴァルディ:協奏曲集 (詳細)
ヤンセン(ジャニーヌ)(アーティスト), ヴィヴァルディ(作曲), トンプソン(キャンディーダ)(演奏), ルービング(ヘンク)(演奏), ラクリン(ジュリアン)(演奏), ヤンセン(マールテン)(演奏), ワットン(ステイシー)(演奏), ケニー(エリザベス)(演奏)
「使用している楽器は現代楽器ですが、解釈は古楽風の演奏です。」
ベートーヴェン:VN協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), バーンスタイン(作曲), ジンマン(デイヴィッド)(指揮), ボルティモア交響楽団(演奏)
「この人の魅力はなにか」
メンデルスゾーン:VN協奏曲 (詳細)
金聖響&アンサンブル金沢 吉田恭子(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), サラサーテ(作曲), 金聖響(指揮), 吉田恭子(演奏), オーケストラ・アンサンブル金沢(演奏)
「優しく響くヴァイオリン」「ヴァイオリンの音色が良い」「優しいメンデルスゾーン」「フレッシュ!」
バッハ:インヴェンションとパルティータ (詳細)
ヤンセン(ジャニーヌ)(アーティスト), バッハ(作曲), リザノフ(マキシム)(演奏), テデーン(トルレーヴ)(演奏)
「気持ちいい弦楽版のインヴェンション」「原曲よりも好きになった」
バッハ:シャコンヌ (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), バッハ(作曲)
「全曲録音でないのが唯一の欠点」「無心で弾くバッハ」「「美しい」としか表現しようのないバッハ」「初心者にも聴きやすいCD」「ヒラリー・ハーンのデビュー盤」
Tchaikovsky: Violin Concerto (詳細)
Pyotr Il'yich Tchaikovsky(作曲), Daniel Harding(指揮), Mahler Chamber Orchestra(オーケストラ), Janine Jansen(Violin)
Sibelius, Lindberg: Violin Concertos (詳細)
Magnus Lindberg(作曲), Jean Sibelius(作曲), Sakari Oramo(指揮), Finnish Radio Symphony Orchestra(オーケストラ), Elisabeth Batiashvili(Violin)
Peter Ilyich Tchaikovsky: Violin Concerto in D, Op. 35 [Hybrid SACD] (詳細)
Pyotr Il'yich Tchaikovsky(作曲), Yakov Kreizberg(指揮), Russian National Orchestra(オーケストラ), Julia Fischer(Violin)
Beethoven: Violin Concerto & Tsintsadze (詳細)
Lisa Batiashvili(アーティスト)
Brahms: Violin Concerto; Double Concerto [Hybrid SACD] (詳細)
Daniel Müller-Schott(Cello), Johannes Brahms(作曲), Yakov Kreizberg(指揮), Netherlands Philharmonic Orchestra(オーケストラ), Julia Fischer(Violin)
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>ナ・ハ行の作曲家>ブラームス
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ベルリン・フィルハーモニー管弦楽
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ア行>ヴィクトリア
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ブラームス
Custom Stores>By Artists>クラシック>指揮者別>アバド
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>ナ・ハ行の作曲家>ベートーヴェン
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>メンデルスゾーン
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>ベートーヴェン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>マ行>メンデルスゾーン
Custom Stores>By Labels>クラシック>Philips
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>サ・タ行の作曲家>ショスタコーヴィチ
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>メンデルスゾーン
・「蘇る来日公演の感動」
ブラームスは、アバドが手兵ベルリンフィルを率いての初来日を果たした1992年のサントリーホールでの録音。ロシア出身らしい完璧なテクニックだけでなく、充分な歌心と繊細さを併せ持ったムローヴァの演奏には、心の底から驚嘆しました。その演奏会の模様はテレビでも放送されたので、彼女の端正な演奏の姿を憶えておられる方も多いのではないでしょうか。このCDは、その感動を充分な臨場感と共に再現してくれます。その後のムローヴァは古楽に傾倒し始めて、いわゆるロマン派の名曲をあまり録音しなくなったことが残念です。
●Beethoven, Mendelssohn: Violin Concertos
・「知的演奏」
ガーディナーの「ベートーヴェン作品61」は、楽器の発音のさせ方が素晴らしい。「デュナーミクが上手」とか「アーティキュレーションの表現が上手」という言い方は、この演奏については、有効なコメントになりにくいと思う。なぜなら、この演奏はピリオドオーケストラによる演奏であり「デュナーミク」「アーティキュレーション」は特殊、または(単純には言えないがモダンオケに比べ)不得手なオケによるものだからである。にもかかわらず、ガーディナーの「作品61」から「耳に心地のよいサウンド」が聴けるのは「楽器の発音のさせ方が上手いから」と、とらえるのが最も適当に思える。ガーディナーは、アゴーギクにもこだわっているのだろうし、演奏の流れにおいて、若干、間を入れたりもしているように聞こえるが、それらの小手先の技よりも、スコアに対する読みが適切であるという感じが強い。ただ、「スコアに対する読みが適切である」といっても、それだけなら、それは、その他の指揮者の演奏にも当てはまる。「流れが良い」という言い方も、ちょっと違うような気がする。ガーディナーとムローヴァの「作品61」の演奏を一言でいえば「知的」という表現が最も適切な形容かも知れない。それはカップリングされているメンデルスゾーンに、より明確に現れているかも知れない。
2002年録音
・「この年にしてこの境地」
ヒラリー・ハーンを初めて聴いたのは2000年のヤンソンス/BPOとのショスタコービッチのコンチェルトだった。この難曲を何の苦もなく弾きこなす抜群のテクニックもさることながら、曲の骨格をしっかりと描くスケールの大きい正統派の演奏に惚れてしまった。 彼女の良さは奇を衒わず曲の本質を見極めて表現しようとするところにある。素直な人なのだろう、聴衆に対する気配りもあり決して美形の範疇ではないが(失礼!)舞台の姿はたいへん美しい。彼女ならどんなオファーがきても先約をドタキャンするようなことはしないだろう(どんなにテクニックがあっても東響にあるまじきキャンセルをした庄司某は決してこのレベルには達しない)。4月の東フィル定期は残念ながら病気で来日できなかったが早いう!ちにまた実演を聴きたいものだ。 カップリングされた最もポピュラーな協奏曲の一つであるメンデルスゾーンも透明感のある演奏で20代前半の女性に期待する美しさを満喫できる。必聴の1枚である。
・「完璧な技術、素直な表現力。」
ショスタコーヴィチはこの曲のスタンダードにもなり得る名演。少しも熱演しているようには見えないのに、演奏のスピード感に手に汗を握ることになります。ハーンの音楽性はこの曲にあっています。メンデルスゾーンの方は、この曲には他にも名盤がたくさんありますが、この演奏はそれらに並び立つ名演だと思います。技術的には完璧で少しも感情的にならないメカニカルな演奏ですが、それによって曲の出来の良さが実感できます。バイオリニストの素直な表現力に好感が持てます。
・「ショスタコーヴィッチ!」
ショスタコーヴィッチ2楽章の猛烈なスピードとテンションは唖然としてしまうほど。この楽章だけでも買う価値ありです。もちろんメンデルスゾーンも美しい。
・「騙されたと思ってジャケ買いしましょう ^^)」
ジャケットが美しいので、ジャケ買いしても良い。(・・・やっぱり美人は特をする?!)私も最初買ったときはそんなもんだ ^^;)。CDショップの視聴機は粗悪なものが多いので、こういう音色や微妙なニュアンスに踏み込んだ演奏は判断が難しい時がある。最終的には自分の装置で聞くしかない-_- )。だが、聴いてみて、聴きなれているはずのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が久々に新鮮に聴こえてきた。ハーンの”節回し”の素晴らしさに感動した。私のこのレコードに対する評は以下である。
「ついにハイフェッツ盤と比肩するレコードが誕生した!」
素晴らしいレコードが誕生した。SACDをお持ちの方はSACD盤を購入した方が良いでしょう。
・「さすがにうまい!」
メンコンでは近代の最高傑作では無いだろうか?技巧と表現がとけあって一つになる。すばらしい演奏です。
・「ブラヴォー」
人間も年齢を重ねるにつれてブラームスの良さが心に染みるようになるようで、最近コンサートで感銘を受けてからHilary Hahnのブラームスのヴァイオリン協奏曲のCDをよく聴きます。
第1楽章ではテーマに付けられた独特のアゴーギグに少々抵抗感を覚えますが、決して技巧そのものを誇示していないのに難しいパッセージでの微塵の狂いも無い音程とリズムの切れ、重音を弾く時でも決して汚い音を出さないテクニックの冴えは素晴らしいです。
もちろん第2楽章のしみじみとした情感も後半の自然な盛り上げで聴かせますが、何と言っても圧巻はリズミックな第3楽章のテクニック冴えと、細かい音符が鮮やかに弾ききられたコーダの一糸乱れぬ追い込みは思わずブラヴォーです。
・「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」
ハーンのブラームスについては、個人的には、細かすぎるビブラート、それにフレーズの後ろの方につける独特なアゴーギグ、及び音の切り方が気になる(それは気に入らないという深刻な意味ではない)。第一楽章の猛烈な演奏スタイルは、大好きなシェリングのライブ録音(指揮:クーベリック)と似ているように聞こえ、親近感を抱く。
ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲については、ストラヴィンスキーと交流のあったミルスタインの自伝に、長々と書いてあったのでどんな曲なのか興味を持っていた。わたしは、ハーンの録音によって始めてこの曲を聴いた。わたしは所詮素人なので、ミルスタインが自伝で言及したような印象(「もっと素晴らしいものが書けたはずだ!」)は抱かなかった。いーじゃん、この曲。そんな感じ。
・「清新にして切れ味の良い快演」
現代的で美しい、少し温度の低い感じがまたたまらない魅力です。すっかりヒラリー・ファンになりました。
・「ヒラリー・ハーンに喝采」
ブラームスは交響曲2番をよく聴きますが、最近ヴァイオリン・コンチェルトが心に染みます。第1楽章では難しいパッセージでも乱れることなく、音程は正確無比、リズムもよいです。カデンツァではヴァイオリンを十分に歌わせています。第2楽章のオーボエのソロのあと、ヴァイオリンが同じメロディーで繰り返します。全体としてアダージョのしみじみとした情感で聴かせます。第3楽章では細かい音符が鮮やかに粒だって聞こえます。オーケストラとの相性もよいです。「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調」はアバド指揮(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)、ヴァイオリン・ミンツのも手許にありますが、このヒラリー・バージョンのほうが演奏は速いです。第1楽章ではヒラリー版は23分15秒、ミンツ版は23分32秒。第3楽章のアレグロではヒラリー版は7分43秒、ミンツ版は8分45秒ですから1分ぐらい高速です。ヒラリーさん、いい音楽をありがとう。
・「期待通り表現力の大きな演奏!」
ハーンのシェーンベルクはきっといいに違いない!とあるお店で目について買ってしまいました。(アマゾンさん、ごめんなさい。)それは、ストラビンスキーやエルガーの協奏曲が非常に説得力のある演奏だったからです。そしてこのCD、やはり期待通りの演奏でした。技巧もさることながら、ハーンの表現力の幅の広さには、本当に驚いてしまいます。聞き飽きているはずのシベリウスも一気に聞き通してしまいました。どちらの曲も一歩間違うときつい高い弦の音が耳につくものですが、(録音の素晴らしさもあり、)きつく聞こえる寸前で艶やかさを失わないヴィオリンの音色に存分浸れました。後方で鳴り響くオーケストラの前にポッと浮かび上げるハーンのヴィオリンの素晴らしさは、シェーンベルクで、より光っていました。彼女のレパートリーにあるのか分かりませんが、ベルクやブリテン、ニールセンそしてちょっと変わったところでハチャトウリャンなども聞いてみたいものです。
・「厳しい諸相に満ちたシェーンベルクとシベリウス」
続々と意欲的な録音を送り込んでくるヒラリー・ハーンの注目の録音。サロネンとの顔合わせでシェーンベルクとシベリウスというこれまた意趣性を感じさせる収録曲だ。名曲シベリウスではなく、シェーンベルクを頭に置いた収録順にもそれを感じる。
ところで、シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲というのを私はいままで聴いたことがなかった。同じ新ウィーン楽派のものでも、もちろんベルクの名曲はよく聴くのだが、シェーンベルクとなると、いったい??・・・シェーンベルクは後期ロマン派から12音音楽、いわゆる「アナトール」と呼ばれる無調性音楽を開拓した人物である。そしてヴァイオリン協奏曲はもうすっかりその作風が完成したころの作品だ。さて、私たちがこのような曲を聴く場合、どのような聴き方をするのか?私の場合、若干申し訳ないのですが、やはりそこに「ロマン派」の残り香のようなものを求め、それを「道しるべ」にしようと思うわけです。もちろん、新しい価値軸によって作られた音楽だというのはわかるのだけれど、それでもその価値軸が自分の中で十分に形成されていないわけで、そうなるとロマン派の「きれい」だとか「カッコイイ」といった音楽の一般的な情緒を探してしまう。そして多分演奏家だって同じなのでは?と思うのだが、このハーンのヴァイオリンはどうも違うような気がする。不用意にロマン派に寄り添わず、峻険に学究的にスコアと対峙し、そこに深く直進することで、音楽にしている、と思う・・いやそんな気がする(だって私には想像でしかわからない)。きわめてクールで鋭利だけど、厳しい諸相がそのまま伝わってくる無類の迫力がある。これは相当凄い演奏なのかもしれない(私には推測しかできないのですが・・・)
さて、シベリウスの名曲をいくぶんほっとしながら聴くと、これまた物凄い演奏なので圧倒される。その芯のある太い音色が、曲の最深部を明らかにしていく。第1楽章の暗い情熱を湛えながら、しかし厳かな歩みは確かにはるかな高みから語られる音楽の尊い言葉のようだ。中間部の長大なカデンツァで、基音と交互に奏でられる旋律は、まるで聴き手に重い問いかけを投げかけてくるようである。やや遅めのテンポ設定ながら弛緩するような部分は一瞬もない。凄まじい緊迫感だ。第2,3楽章では曲想もあってやや表情は和らぐが、それでも荘厳な雰囲気は全般を通じて圧巻の一語。「このシベリウスは凄い・・・」最後にそう感想を述べるのが精一杯です。
・「ハーンはやっぱり凄い!」
まだ6回しか通して聴いていないのだけれど,このシェーンベルクとシベリウスには感激している。特にシェーンベルクの演奏は凄い!
変なたとえだが,細身の均整のとれた若く美しい女性のヌードを思わせる演奏で,清潔感があり,気高ささえも漂う。シェーンベルクのこの曲は,ハーンが望むように,今後繰り返し聴く曲になるだろう。
エサ=ペッカ・サロネン指揮のスウェーデン放送交響楽団も実に見事!
録音がまた素晴らしい!実にすっきりとした濁りのない録音で,ハーンの美音が,そして静かで精妙なハーンの演奏がしっかりとらえられている。
・「希有なバランス感覚」
シベリウスは、魔法使いのような作曲家だ。一見つかみどころのない茫漠とした音世界のなかに、緻密な糸を張りめぐらせて、知らぬ間に伽藍のようなクライマックスを出現させる。聴く方はボーっとしていてもその意外性を楽しめるが、演奏する立場になると、雲海のような和声変化の波に呑み込まれてしまう危険をつねに味わうのではないだろうか。
ヒラリー・ハーンのすばらしさは、このCDの解説で彼女自身がつづったエピソードにも表れている。「子供の頃にこのシベリウスの協奏曲を聴いたときには、その奇妙な構造に混乱してしまった。ある形ができあがったかと思うと頂点で崩れ、すぐに関係のない楽想がわきあがる。けれども、それから何年かして、16歳のときにはじめてレッスンで楽譜を開いたとき、音楽はすっかり形を変えていた。独奏パートには意外な儚さが感じられ、心地よい秩序あるシンメトリーが立ちあらわれた。」ハーンが語った曲への印象は、この録音に如実に反映されている。彼女のシベリウスは、他のどんな演奏にもまして情緒と形式のバランスが取れており、楽想の展開の仕方にゆるぎない確信を感じさせる。とくに第3楽章の符点音符、16分音符、3連符が入り乱れる複雑きわまりないリズムの、一切迷いのない弾きっぷり!!聴き終えてしばらく動けなくなるほど、圧倒的な印象を受けた。
シェーンベルクもやはり構成の魔術師だが、彼の場合はより硬質な、徹底的な思弁の力を感じさせる。彼はあくなき思弁の果てに、調性という古来のレールを外れても統一を失わない方法、つまり12音のトーン・セリエルによる作曲法を編み出した。しかし、曲の形態がいかに論理的な構成を保っていても、それを再現する方はたまらない。この足場の不安定な高所を歩くような音の連なりに、どれほど多くのヴァイオリン弾きが苦しめられてきたことだろう?
しかし、ここでもヒラリーは難関を楽に超えてしまったようだ。「この協奏曲が伝説的な "超難曲" と言われているのを知ったけれども、私には親しみやすく、無限の解釈の可能性を秘めた曲に思えた。」結局のところ、彼女のすごさは、このように呼吸をするように音楽の構造を吸収してしまうところなのではないだろうか。しばしば取り沙汰されるテクニックの正確さも、脳内に像を結んだ曲の姿を再現するために「当然のように」身につけてしまったもののように思える。もっとも、ダブルストップをあたかも2人のアンサンブルみたいに聴かせてしまうテクニック自体も、やはり尋常ではないのだが。
最後になるが、サロネン/SRSO の正確ながら生き生きとした伴奏も秀逸。ときどき「ん?」と思うような変な指揮者(とくにジ◯マン)や伴奏者を選ぶヒラリーだが、今回がもっとも成功したカップリングではないだろうか。
・「シベリウスとシェーンベルクの抜けた部分」
シベリウスは5・6・7番の交響曲がお気に入りで冬によく聴いていますが、violin協奏曲は抜けていました。9月にクレーメルの来日があり曲のチェックで諏訪内盤と聴き比べに両方図書館でレンタルして傾聴いたしました。歌いかける情熱は諏訪内盤より遥かに激しくすばらしいです。こちらの演奏のほうで頭に浸み込んでいっています。チョン・キョンファ盤との聴き比べも予定しています。一方シェーンベルクは今年の3月ロックライブで上京当日に渋谷のタワレコでかかっている時に思わず衝動買いをしてしまいそうなくらい熱中して傾聴してしまいました。今は気分的にシベリウスに夢中ですが、どちらにしても年末のセールまでに買ってしまうことは間違いない名盤です。
・「気品あふれる一筆書きのシベリウス」
ã·ããªã¦ã¹ã¯ãç¬¬ä¸æ¥½ç« ã®ã½ãã»ã'ã¡ã¤ãªãªã³ç¬¬ä¸é³ãããèçãã¾ã¯ãªã¨ã-ã¦ä¸æ°-ã«é³æ¥½ã«å¼ãè¾¼ã¾ããæå¾ã¾ã§ãã£ã¨ããé-"ã«è'ãéã-ã¦ã-ã¾ãæ¼"å¥ã§ããè«è¨ªå...æ¶åã®ã'ã¡ã¤ãªãªã³ã¯ãååã®ãã£ã¤ã³ãã¹ãã¼ãã¡ã³ãã«ã¹ã¾ã¼ã³ã®ã³ã³ãã§ã«ãã«æ¯"ã¹ã¦ãããã«æ'-ç·'ãããåã¿ããã©ã¿ã¨ã¯ç¡ç¸ãªãããã§ãã¦ãä¸é³ä¸é³ã«æå'³ã®ã"ããããæ¼"å¥ãå±é-ããã¦ãã¾ããåæ§çã»ä¸»è¦³çãªå'³ä»ã'ã'æ'ã-ãªãããæ²ã®ãã¤æ ¹æºçãªåã'ã"ãã ã'表ç¾ã§ããã®ã¯é©ãã¹ãã"ã¨ã§ãããããè«è¨ªå...ãã¡ã³ã§ãªãã¨ããç¨æãªæè½ã'æãã-ãã'å¾-ã¾ãã"ãè¨ãã¾ã§ããªãé³è²ã¯çµå§ç¾ã-ãããããã§ãã¨ããã'ãããªã«ã·ã¼ã®ãã伸ã³ãããªé·é³ã«ã¯åº¦ã...ã¯ã©ã¯ã©ããããã¾ãã-ãç¬¬ä¸æ¥½ç« ã®éé³ã§ç'°ããåãé¨åãªã©ãé®®ããã¨ã!-!ãè¨ããããããã¾ãã"ã人ã«ãã£ã¦ã¯ãç¬¬ä¸æ¥½ç« ãç¬¬ä¸æ¥½ç« ã®çµçµé¨ãªã©ããã£ããå¼·å¼±ã®ã¢ã¯ã»ã³ããæ¬²ã-ãã¨æãããããã-ãã¾ãã"ããããã-ãå¤-é¢ä¸ã®å¹æã'çããã«ãã"ã"ã¾ã§åã®ããæ¼"å¥ãã§ããã"ã¨ã'ãã-ãè©ä¾¡ãã¹ãã§ã-ããã
ãªã¼ã±ã¹ãã©ããç"³ã-åãªããµãã¼ãã§ããã·ããªã¦ã¹ã«ãµããã-ã風éã-ã®ããé³è²ã§ãã½ãã¨ã®ãã©ã³ã¹ãç確ãããã«ãã¡ãªããªã®ãããã£ã³ã'ãã¼ãé'管ãè¦æè¦æã§è¯ã'æ·»ãã¦ãã¾ãã
å...¨ä½"ã¨ã-ã¦ãã"ãã¾ã§ã®è«è¨ªå...ã®é²é³ã«ããã¹ã¦å¤§ããé£èºã-ããè¦äºãªæ¼"å¥ã§ããã¾ããã½ãã¨ãªã¼ã±ã¹ãã©ã¨ã®å¯¾æ±ºã使²å®¶ã¨æ¼"å¥å®¶ã¨ã®å¯¾æ±ºãæ¼"å¥ã¨è'è¡ã¨ã®å¯¾æ±ºãã¨ãã£ããã®ã'è¶...è¶ã-ãã¨ã"ããããããã®ç¹ããå¾"æ¥ã®ä»-ã®æ¼"å¥å®¶ã®é²é³ã¨ã¯ç°è²ãªãç¬èªã®å¢å°ã'示ã-ã¦ãã!¾!ããããã'æ-¥æ¬çã¨å'¼ã¶ã"ã¨ãã§ããããã-ãã¾ãã"ããã¼ãã¼ã'ã§ã³ãã-ã©ã¼ã ã¹ã§ã¯ã¨ããããã"ã®ã·ããªã¦ã¹ã«ããã¦ã¯ãè«è¨ªå...ã®ããã-ã試ã¿ã¯æåã'åãã¦ãããä»å¾ã¯ã·ããªã¦ã¹ã®é²é³ã¨ã-ã¦ç¬¬ä¸ã«ãã'ããããã®ã«ãªãã§ã-ããã
・「やはり素敵です!」
諏訪内さんのCDはすべて持っています。いつも聞いたことのない曲も入っており新しい世界が広がります。このカップリングもウオルトンは初めて聞く曲です。こちらは少しなじみがないので感想が難しいですが、テンポが速くさすがの技巧を感じさせます。シベリウスは大好きなので、男性アーティストのものを持っていました。
その時は、厳しい北欧のイメージがありました。でも諏訪内さんのシベリウスは、繊細でクリスタルな高音を聞くたびに、なんて素敵な音なんだろう!とうっとりしてしまいます。バックのオーケストラの荘厳さとマッチしてすっごく素敵です!
・「透明感のある素晴らしい演奏」
もともとヴァイオリンという楽器は、あまり品の良いものではない、という偏見があるのですが、その楽器でこの透明感のある演奏ができる、というだけで大した「音楽的才能」だと思います。名前はあげませんが、他の著名な演奏者の同じ曲の演奏を聴いてみたのですが、そこにはこの演奏の持つ「透明感」はありませんでした。この演奏の指揮者にもこのCDで関心を持ち、バルトークを聞きましたが、共通のヒンヤリとした知性があって素敵でした。評者がみな褒めるべきだ、とは思いませんが、悪い評価には悪い評価の根拠があるべきだと思いますが、どうも変ですね。ともかく、冬に向かう秋の夕べに聞く音楽として、いいとおもうけどなあ。
・「何だこれは!」
冒頭から驚きと興奮の連続、感動と言うよりショック、もはや恐怖を覚える程の、魂を削るような鮮烈さ、私はかつてこのようなヴァイオリンの音を耳にした事が無い。
シベリウスが特に凄い、かつて聴いて来た同曲とは全くの別物と言える、それほど凄まじい共感を感じさせ、そのヴァイオリンの音は、まるで楽器の音とは違う、この世のモノと思えない生き物の様に身体を浸蝕し、うねり、聴く者の心をかきむしり、シベリウスが本来託した、そして恐らくそれ以上のテクスチャーをスピーカーの前に蘇らせる。
驚く程にクリアで、それで居ながらクラシカルな趣を損なわない録音も見事! 今、この時代に音楽を愛している事に、この上無い幸せを感じさせてくれる演奏、そしてCD!
疑い無く、歴史に残るヴァイオリンの名演である! ブラボー!
・「すごい!!!!」
諏訪内さんのCDを買ったのはこれが初めてです。クラシックは今までもちょくちょく聞いていたのですが、ヴァイオリン協奏曲というのはほとんどなじみが無くて、どんなものだろう、と買ってみました。
聴いてみれば、震えるような、そう、心を震わすような音。その熱っぽさ、繊細さに驚かされました。
●メンデルスゾーン : ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
・「名演中の名演!」
すばらしい演奏。この言葉に尽きる。 諏訪内晶子ファンだから言うのではない。客観的に聴いて、このチャイコフスキーは本当に鳥肌が立つ。 彼女には、チャイコフスキーコンクールのガラの演奏があり、これは廉価盤で入手できるが、この演奏との違いはどうだろう! あまりの成熟ぶりに驚いてしまう。
いや前のが悪いと言うのではない。あれはあれで若かりし彼女の力演だとは思う。だが、このアルバムは世界の最高レベルの演奏と比べても、全く遜色のない名演。
・「すばらしい出来」
諏訪内晶子のコンサートに行きそびれたので、チケット代で購入しました。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、私としては現在の女性ヴァイオリニストの演奏としては、最高のものだと思う。演奏を聞き終わったら起ちあがって拍手したい心境だった
・「ひたすらに、美しい。」
アシュケナージ、チェコフィルという重厚なオケとともに奏でるメンデルスゾーン、チャイコフスキーの定番。学究、技量の頂点とも言えるような、美しく華麗で荘厳な演奏。美の追求に厳格さが感じとれるのは、バッハを好まれる諏訪内さんの性格によるものなのでしょうか。将来どこかで、モーツアルトの曲集にも目を向けてくれるといいな、ぜひ聴いてみたいもの。
・「大和撫子」
自分はあまり日本人を評価しない人間だけど。諏訪内さんは日本人ソリストではだんとつに好きな人である。実力はもちろん言うことはない。
彼女の演奏はとても優雅で美しい、確か彼女のヴァイオリンはあのハイフェッツが使っていたものだったと思う。ハイフェッツといえば超人的なテクニックで有名だが。彼女はテクニックより感情たっぷりで演奏されている。メンデルスゾーンしてもチャイコフスキーにしてもそうだが「和」の心を曲に注入したようである。
大和撫子が奏でる2つの協奏曲はチャイコフスキーに関してはハイフェッツがいるが、メンデルスゾーンは自分が聞いた中では一番である。
・「感動的そしてハートフル」
メンデルスゾーンとチヤィコフスキーの2大名曲のカップリング。初めて諏訪内さんの演奏を聞いたが、本当に心にしみる演奏である。とりわけ心の中から演奏する、ハートフルな感じ漂う演奏がすばらしい。アシュケナージとチェコフィルの伴奏も見事で、作品全体の完成度もかなりよい。 偶然なのか、仙台フィルの定期演奏会(9月6日、7日)に初登場するとのことで早速チケットを購入した。演奏する曲はベルクの協奏曲ということで、古典的名曲から現代の曲まで幅広いレパートリーを演奏するそんな彼女にとても期待してしまう。
・「確かに衝撃」
背筋が凍る演奏とはチョンの弾きっぷりのことを言うのだろう。1楽章のソロの出だしのところが、あまりにも美しく、あまりにも寂しげで、まさに氷を連想させる。それにしても、この演奏がこの値段で聴けるとはお買い得。コストパフォーマンスも素晴らしいです。
・「語り継がれる名盤」
「これが本当にプロデビュー初のアルバムなのだろうか?」一番最初に浮かんだ感想はこれでした。
なんと澄み切った音色なのだろう。
とても深い感動を覚えました。このアルバムは今後もずっと語り継がれる名盤になるのだろう。今でもそうなっているとは思いますが。ぜひ、聴いてください。きっとあなたも感激することになりますよ。
・「チャイコンのベスト!」
チャイコンはありとあらゆる演奏家のを買ったけど、自分にとってはこれが決定盤です。
デュトワと共演しているディスクより、こちらの録音の方が彼女の直感的でひたむきな美しさがあると思います。バランスとか細部とかはデュトワとの録音の方がより成長を感じさせ良くできてるけど、こちらのデビュー盤の方が怖い物知らずな直球勝負で、とにかく情熱の固まりとなってチョンが挑む鬼気迫る迫力を感じます。その美しさといったら...
チャイコンと言えばやっぱりチョン・キョンファでしょうね。どんな人も一度は聴いておくべき名演奏家です。
シベリウスも白熱した演奏を聴かせ、ヴァイオリンを鳴らしきっていて美しいです。異様にテンションの高い、ありえない集中力。90年代以降の円熟したチョンよりは、デビュー〜80年代のキレまくってるチョンが好きですね。
・「このCDもすばらしい。でも、もう一つのCDも併せて聴くべし!」
この盤を買うまえに実はチャイコフスキーとメンデルスゾーンのカップリング(デュトワ指揮)が同じLONDON(DECCA)から出ています。私は1985年頃にこの盤を買ってからというもの、チョンキョンファのバイオリンの透明感に感動しまくっています。
この盤のチャイコフスキーはレコードデビューの盤であることもあり、若さが全面に出ていますが、この盤に満足することなく、是非メンデルスゾーンとのカップリング盤も「あわせて」聴いてみて下さい。きっと彼女の魅力が何なのかを理解することができるに違いありません。
・「十分良い評価を受けるに値するが・・・」
チャイコフスキーもシベリウスも、名演と言っていい演奏である。ただ、例えばサン=サーンスの1・3番を収めたCDの衝撃を期待していた人には物足りないだろう。ミニコンポ推奨盤。
・「クール!聞きほれてしまう。」
素晴らしいです。もう死んでしまった演奏家ばかりしか聞いてなかったんですが・・・よかった。スタイリッシュですが熱いです。ジャケットにまどわされず是非聞いてください(笑
ところで・・・ポリーニまがいの鬼テクピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァと共に2009年1月にジャパンツアー予定!と、リシッツァのHPに告知が出ていましたが、本当なら是非いかねば!リシッツァのCDも早く入手しやすくしてほしいです!!
・「衝撃を受けたCD」
日ごろシェリングのバッハばかり聴いている人間にとっては、ハーンのこのCDは衝撃的だった。ヴィブラートの感触が全く違う。現代的というんだろうか。ただ、デュナーミクのやり方は割と近いんじゃないか。
オーボエ協奏曲は、元の形がよく分からない復元曲であるため、ハ短調とニ短調の版の2種類が通用している。わたしの大好きなカントロフは1981年にニ短調で録音したが、最近はハ短調の版で弾く人が多い。ハーンもハ短調で引いている(ほぼ同じ時期に録音した諏訪内さんもハ短調)。調性にも流行があるのかなと思う。
最近は、バロック音楽の解釈が多様化してきたように思う。楽器ひとつにしても、ピリオド楽器対現代楽器の議論があるし、演奏についてもヴィブラートへの態度が奏者によって相当に異なる。ハーンは、現代楽器を使ってヴィブラートを存分に用いる解釈を展開した。「ヴァイオリンは歌う楽器なのだ!」という彼女の無言のメッセージが込められているように感じた。
・「あざやかなアンサンブル」
・曲目ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 10422つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
・演奏者ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)マーガレット・バーチャー Margaret Batjer(ヴァイオリン、BWV 1043)アラン・ヴォーゲル Allan Vogel(オーボエ、BWV 1060)ジェフリー・カヘイン Jeffrey Kahane 指揮ロサンゼルス室内管弦楽団2002年、2003年録音
CDジャケットおよびリーフレットには、英語で "Concerto for Violin, Strings and Continuo" あるいは "Concerto for 2 Violins, Strings and Continuo" あるいは "Concerto for Oboe, Violin, Strings and Continuo" と記されている。それらの表記は、それらの作品が、トリオ・ソナタの要素を持つことを示すかのようである。ハーンは、あたかもトリオ・ソナタの3パートを、指揮者のジェフリー・カヘイン、ヴァイオリニストのマーガレット・バーチャー、オーボエ奏者のアラン・ヴォーゲルと分かち合うことによって、バッハのヴァイオリン協奏曲という合奏形式の持つ面白さを表すことに成功した。
・「ハーンのバッハ」
デビュー盤シャコンヌのアルバムもすばらしいが、このCDはヴィブラートが美しく、迫力がある。バックのオーケストラが見事にそれを引き立てているのではないでしょうか?
・「地味ですが贅沢な感じです。」
殆どのCDがソロか大きなコンチェルトだった諏訪内さん。コンチェルトでは、繊細なもの凄く綺麗な高音の響きに感激していました。このバッハでは低音部が多いので、今までの感じとはかなり違いますが、これまた低音部を丁寧に響かせる演奏です。コンチェルトとはいえ短く室内楽なので、ぼーっと聴いていると、どれが諏訪内さんの音か分からなくなりますが(^o^;どれも聴いたことがある曲だと思います。(中学校の掃除開始の音楽とかで)3曲目はオーボエも主役の一つで、バイオリンと綺麗にマッチしています。冬の暖かい部屋で暖かい物を飲みながら本でも読みたい時にかけていたいCDです。
・「力強く確信に満ちた響きに驚いた」
9月に千住真理子が、そして今月、諏訪内晶子が同じバッハのヴァイオリン協奏曲を録音して発表するというバッハ・ファンには聴き逃せない発売ラッシュであるが、諏訪内初の弾き振りということで一抹の不安を抱えながらCDをプレーヤーにセットした。しかし、第1音から確信に満ちた芯のあるヴァイオリンの響きに圧倒されてしまった。オケの伴奏が腰抜けだったらどうしよう?とも思っていたのだが、それも杞憂に終わった。非常に腰の座ったメリハリのある伴奏で諏訪内の演奏を支えている。正直言って諏訪内晶子のヴァイオリンの響きってこんなに力強かったのか?と思わせるほどである。演奏は「2つのヴァイオリンのための協奏曲」より「ヴァイオリン協奏曲第2番」そして「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲」と演奏に厳しさと豊かさが増していく。フレーズ・フレーズごとの切れ味と豊かさが増していくように聴こえる。「ヴァイオリン協奏曲第1番」も芳醇かつ厳格な演奏で文句のつけようがない。バッハ独特の音楽構造を厳格に探求し見事に再現していると言える。諏訪内の自信と確信がバッハの音楽に力強さをもたらしていると思う。諏訪内の演奏と相性が悪い人には勧めないが、バッハ・ファンは一度は聴いて欲しい作品である。
・「奥ゆかしさ漂う演奏」
諏訪内晶子の演奏スタンスがよく表れている1枚である。控えめであり、けして押し付けがましくない…。これ見よがしなパフォーマンスは皆無。奥ゆかしさがある、と表現すべきか?!聞き終えた後、静かな感動が心に残る演奏である。BWV1043第3楽章カデンツアは異色で聴き応えありです!芸術の秋に相応しいアルバム。お薦めです♪
・「心地よい緊張感を伝えるバッハ、すばらしい名演です。」
ジャケットからは、優美でたおやかな美を感じとれますが、内容はすばらしく緊張感あふれるバッハ。このギャップはものすごいです。 沢山あるバッハの多くは、途中で目をとじたらそのままスヤスヤ、という事もあるのですが、諏訪内さんのこの演奏は、そうは問屋はおろさない。目を閉じて、耳を澄ませば、その躍動感、力強さ、繊細さがビシっと伝わってきて、背筋が伸びます。 バッハの威厳は尊重するが、堅苦しくなく、自由に解釈をふくらませてみて、演奏は楽しく軽やかに。そんな感じがします。すばらしい一枚に仕上がっているバッハ。ぜひ御聴きください。
・「ゆったりとして、あたたかみのある音楽の対話が好ましい。バッハその人をを身近に感じる演奏です」
血肉を備えた人間の温もりを持った演奏。あたたかみのあるバッハ(1685-1750)ですねぇ。近寄りがたいバッハ老御大ではなく、微笑み、時に寂しい表情を浮かべたりもするバッハ先生が、すぐ目の前を歩いている、そんな気持ちにもなりました。CDのライナーノートで諸石幸生が、<太陽の光を浴びて微笑むかのようなバッハの協奏曲集がここにある>と述べている、その言葉に共感です。
諏訪内晶子(1972- )と同世代の若き、優れた奏者を得たことも、このCDを魅力的なものにしていますね。『2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043』で共演したフォルクハルト・シュトイデ(1971- )、名門ウィーン・フィルのコンサートマスター。『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 BWV1060a』では、パリ・オペラ座管、バイエルン放送響の主席オーボエ奏者を歴任し、現在はヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者を務めているフランソワ・ルルー(1971- )。ふたりの、とりわけ、ルルーのオーボエの音色が素晴らしく、魅了されました。
一番印象に残ったのは、『2つのヴァイオリンのための協奏曲』の第3楽章「アレグロ」の中、ウィーン生まれのヨーゼフ・ヘルメスベルガー(1828-1893)の手になるカデンツァ。前の楽章のパッセージを再現するところ。古きよき思い出が脳裏を去来するバッハの姿が彷彿されて、何がなし、しんみりしましたです。
諏訪内晶子の弾き振りによる演奏。2005年8月8日〜10日にかけて、ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで録音。最初聴いた時は、さしたることもない演奏かなあと思ったけれど、繰り返し聴いて飽きがきませんね。自然体で、ゆったりとした音楽のテンポ、調和のとれた音楽の息遣いに惹かれる一枚。
・「使用している楽器は現代楽器ですが、解釈は古楽風の演奏です。」
通常この曲は弦楽オーケストラで演奏されますが、この演奏では1人1パートで構成されています。構成は、ソロ,1stバイオリン,2ndバイオリン,ビオラ,チェロ,コントラバス,テオルボ,オルガン&ハープシコードの8人編成です。1人1パートの構成で録音されたこの演奏は、音量変化などダイナミクスに対して柔軟であり、即興性があります。そしてアンサンブルにとても透明感があり、非常に美しい演奏になっています。四季以外の曲が入っていないのが惜しいですが、綺麗系の古楽解釈が好きな人なら一聴の価値ありだと思います。
・「この人の魅力はなにか」
もう、この人については多くのレビューが存在する。いろいろなレビューを拝見するうちにまだ書かれていないことがあるように思ったので、ここにこっそり書くことにする。 このヴァイオリニストの完璧な技術と白銀色で勁い音については、すでに皆が書いている。わたしもデビュー盤の「シャコンヌ」をきいて、強く惹き付けられたリスナーのひとりだ。だが、それからいろいろなディスクをききすすめていくうちに気づいたのは、この人のディスクはその1枚1枚が「最初からききはじめて最後で解決する」ように「プログラム」されているということだ。彼女ほどの技巧があれば因習的な演奏をしておれば充分食べてゆける。だが、彼女はそれを蹴って20歳になるやならずで「1枚のディスクで1回のコンサート」という行動に出た。 加えてその「コンサート」がいわゆる「ヒラリー・ハーン流」という発想では、くくれないのだ。それぞれの楽曲(の組み合わせ)において、彼女は徹底的にアナリーゼをして、常に新しい視点から万華鏡のように変化するディスクを出してきている。この人は入試の偏差値でいえば65を軽くクリアするほどの音楽的知性を持っている。それはCDについている解説に彼女が書いたライナーノーツを読んでも、わかる。こういう態度をとった演奏家というと、ピアニストならばグールド、指揮者ならブーレーズやシノーポリといった名前が思い出されるが、ヴァイオリニストには前例がない。わずかにギドン・クレーメルが似ているが、資質がまるでちがう。しかもこの人の文章に接するかぎり、天衣無縫な機智はあっても前述したピアニストや指揮者たちのとった「反逆児的な」態度は微塵もない。 だから、なにかしらヒラリー・ハーンのディスクで感銘をうけた方には、彼女の録音した協奏曲をなるべくたくさんきいていただきたい。それも彼女自身の文章を読む点から言って国内盤のほうが望ましい。英語に堪能な方は輸入盤でいいけれど(もしそういう方がおられたら、彼女の文章が知的階級のそれなのかどうかご教示くださると、ありがたい)。 この人はまだ30歳を前にしてこれだけのことをやってしまった。将棋で言うならばたてつづけに王手を指したわけだ。将棋の有段者は、詰むと読み切ったときか、さもなくばよほどの勝算があるときを除いてそういうことは、しない。漫然と指した王手はそのまま敗着になって自分に返ってくるからだ。ヒラリー・ハーンという天才は今後なにをやってくるのか。楽しみでもあれば怖い気もする。それは「40代になったら円熟して良い再録音をするだろう」などといった呑気なものではないのである。
・「優しく響くヴァイオリン」
クラッシックの演奏家にありがちな厳しくもストイックな感じをあまり受けない。そこがいい。ソロでの歌い方が優しく音を丁寧に紡いでいく感覚。吉田恭子さん、いいですね。他のも聴いてみたいしコンサートも行きたくなりました。また、このCDではオケも良い。金さん、良い仕事をしていると思います。ただ、部屋に流しておいてぼーっと聴く。それが良いです。
・「ヴァイオリンの音色が良い」
ヴァイオリンの音色が良い!ということに尽きます。他の数多くのメンコンを飽きるほど聴きましたが、私はこのメンコンが一番好きです。金聖響について、評価は賛否両論ですが、私は良いと思います。このアルバムを聴いて、吉田恭子を知りましたが、日本人で一番、綺麗な音を出すヴァイオリニストじゃないでしょうか?その後、吉田恭子全てのアルバムを購入しましたが、はずれはありません。一番新しいPASSIONは特に良い!
・「優しいメンデルスゾーン」
一聴後、「なんて優しいメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲なんだ!!」と感動しました。吉田恭子さんのヴァイオリンは低音部の安定感が抜群で、とても優しく暖かい音色を奏でています。金聖響さんの理性的な指揮ぶりも秀逸で、アンサンブル金沢のオケも志が高く、なかなか聴き応えのある録音です。クラシック初心者の方や、「もうメン・コンは飽きるほど聴いた!」とおっしゃるクラシック通の方にもお薦めです。こんなに優しいメン・コンは無い!。
・「フレッシュ!」
とても新鮮な野菜をくちいっぱいに頬張ったときのような、そのものの持つ、新しいエネルギーを感じます。
はつらつとしていて鮮やかな色が、目の前に広がっていきます。
・「気持ちいい弦楽版のインヴェンション」
すでにバッハの「ゴールトベルク変奏曲」を弦楽三重奏で演奏するというアルバムは複数枚ありますが、今回はオランダの女性ヴァイオリン奏者ヤンセンが、ヴィオラとチェロをともなって「二声のインヴェンション」と「三声のシンフォニア」に挑戦しました。
・「原曲よりも好きになった」
この世で一番多くトランスクリプションされている作曲家は、バッハ・・・と断言してもいいでしょうね? 極めて個性的で完成度が高いにもかかわらず、様々な編曲者の編曲を受け容れて新しい魅力をあらわにするバッハの曲はなんて不思議なのだろう、とかねがね思っていましたが、また新たな魅力をもったトランスクリプションが出てきました。インヴェンションは、他のバッハのキーボードの曲に比べれば、それほど好きではなかったのですが、このトランスクリプションを聴いてこんなにいい曲だったのかと驚いています。バイオリンとビオラとチェロの音が実に美しく絡み合って、何度聴いても飽きません。先日も平均律のオルガン版を聴いて、耳からうろこが落ちたとも言うべき魅力に陶酔したばかりなのに、またか、と驚く他ありません。バッハは汲めども尽きぬ泉で、時空を超えて我々の心を潤してくれていると思います。それと、ジャンセンの音は清潔感に溢れた美しい音ですね。有名なパルティータなど、これまで聴いてきた演奏は、名演ではあってもみなどこか苦しげなところ、無理をしているなと感じさせるところがあり(難曲なので当然かもしれませんが)、聴いていて苦しくなってくるのが常だったのですが、ジャンセンの演奏は実に自然で、楽々と呼吸をしているような感じがしてとても心地よいですね。どんどんバッハの録音をして欲しいと思います。
・「全曲録音でないのが唯一の欠点」
17歳のデビュー・アルバムでいきなりバッハの『無伴奏』などというと、『ゴールトベルク』でデビューしたあのグールドを思わせますが、このヒラリー・ハーンの演奏は、デビュー盤とか年齢といったことを抜きにして、古今の『無伴奏』の録音のなかでもトップクラスにランクされるべき一枚です。
「そんなに若いと、勢いだけの単調な演奏になっているのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、有名な「シャコンヌ」を聴いてみましょう。手元にあるCDで確認すると、シェリングは約14分30秒、古楽器演奏を代表するレイチェル・ポッジャーは約13分30秒で弾いていますが、ハーンはなんと17分52秒もかけています。しかしながら、遅いという印象はまったくありません。まず、リズム感が非常に正確であること、そして、こまかくていねいに表情を描くことにより、遅さではなく密度と強度の高さを感じさせるのです。ここまで雄弁な「シャコンヌ」というのも、なかなか聴けません。さらに特筆すべきは、ヴァイオリンの音がとにかく美しいことです。奏者によっては音がきつくなったり汚れてしまうことも少なくない『無伴奏』ですが、ハーンの演奏にはそのような部分がまったくありません。恐るべきコントロール力です。
唯一の欠点は、「デビュー盤だからって、なんで全曲録音にしなかったんだ!」ということです。演奏は満点ですが、レコード会社の弱気には星ひとつ減点したくなります。何年かしたら、ぜひ全曲録音に取り組んでほしいと強く願っています。
・「無心で弾くバッハ」
ハーンが17才の時の演奏。上手・下手とは違う次元で、無心で弾く演奏が心に響いてきます。それでいて、いい音が出ています。お気に入りはソナタ第3番、特にアダージョが美しく聴こえます。
・「「美しい」としか表現しようのないバッハ」
いまさらですが・・・無伴奏ヴァイオリンは、各奏者特有の「節回し」が正直苦手だったんですが、これはとても気にいっています。所謂「艶」はさすがにないですが、フレッシュな爽快感があります。ゆったりめテンポなんですが決して重くならないところがいい。空気を澄み渡らせるような音色とフレージングの「美しさ」。通勤の朝によく聞いてました。
・「初心者にも聴きやすいCD」
無伴奏のヴァイオリンCDを聴いたのは初めてでしたが、とても新鮮で気持ちの良い音です。バッハが好きなだけで専門的な知識はないのに、このCD1枚でたっぷり満足感を味わうことができました。この後に著名なヴァイオリニストの演奏も聴いてみましたが、だからといって見劣りすることなく今もお気に入りの1枚です。
・「ヒラリー・ハーンのデビュー盤」
ヒラリー・ハーンのデビュー盤。当時17歳だった彼女が完璧なまでに演奏しており、教科書といっていいほどの録音ですね。全曲録音されていないのが残念なところです。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。