細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付) (詳細)
オムニバス(アーティスト), 鈴木慶一(アーティスト), HANNO + FUMIYA + AOKI(アーティスト), セニョール・ココナッツ(アーティスト), ハース・マルティネス with ヴァン・ダイク・パークス(アーティスト), 大貫妙子(アーティスト), キセル(アーティスト), ドクター・ジョン(アーティスト), 鈴木茂 + 青山陽一(アーティスト), 林立夫 + ハミングキッチン(アーティスト), 小平市立上宿小学校 音楽委員会・音楽クラブ(演奏)
「こころぉはニルヴァ〜ナよ!」「ふたつのナウシカ」「大盛りホソノさん」
細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono- (詳細)
オムニバス(アーティスト), □□□(クチロロ)(アーティスト), ワールドスタンダード+小池光子(アーティスト), 細野晴臣(アーティスト), ヴァン・ダイク・パークス(アーティスト), 坂本龍一+嶺川貴子(アーティスト), コシミハル(アーティスト), リトル・クリーチャーズ(アーティスト), 高野寛+原田郁子(アーティスト), 東京スカパラダイスオーケストラ(演奏), miroque(演奏)
「細野さんへの敬意と、音楽への愛情が伝わってくる、傑作アルバム」「珠玉の皿たち」「素晴らしい!!!」「食指が動いた。」「タワーレコードの視聴機で聴いて泣きそうになってしまいました。」
ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977 (詳細)
細野晴臣(アーティスト), ティン・パン・アレー(アーティスト), 馬場こずえ(アーティスト)
「既存盤のカブり < 初出の音源・映像・超充実ブックレットの魅力」「ティンパン系マニアはマスト」「細野さん本人によるリマスター盤」「中華街ライブだけでも買い!」「余裕があった時代」
細野晴臣 アーカイヴス vol.1 (詳細)
細野晴臣(アーティスト)
「細野さんの懐の深さ」「癒される」「こんなの聞きたかった」
デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 青柳拓次(アーティスト), TIN PAN(アーティスト), 細野晴臣(アーティスト), キセル(アーティスト), 細野晴臣&ワールド・シャイネス(アーティスト), THE BEAU HUNKS SAXOPHONE SOCTETTE(演奏), コシミハル(演奏), ヴァガボンド c.p.a.&ハリー細野Jr.(演奏), ワールドスタンダード(演奏), ハリー・ブリュアー(演奏)
「収録内容」「よかった」
Live YoLeYoLe~KaNeYoLe~ (詳細)
YoLe YoLe(アーティスト)
PRETAPORTER (詳細)
大橋トリオ(アーティスト)
「癒されました。」「雨の土曜の午後に聞くと元気になります」「尖った気持ちも優しくなります。」「やさしい気持ちになれました。」「穏やかに気持ちいい」
THIS IS MUSIC (詳細)
大橋トリオ(アーティスト)
「素晴らしい」
yanokami (詳細)
yanokami(アーティスト)
「不思議な浮遊感に包まれるサウンド」「レイ・ハラカミはマーカス・ミラーだ」「今年の宝物のひとつです」「今から楽しみです」「シンプル、そしてちょっとかわいい。」
テイク・ア・リトル・タイム (詳細)
パット・ディー(アーティスト)
カインド・オブ・ピース (詳細)
パット・D&レディー・パラドックス(アーティスト)
「2007年最高のピアノ・ヒップ・ホップ!!!」「ハイセンスなメロウ系hiphop2」
クラン・ドゥイユ (詳細)
ジャズ・リベレーターズ(アーティスト), ラーシャン・アーマッド(アーティスト), バックショット(アーティスト), J・ライブ(アーティスト), リズ・フィールズ(アーティスト), ソウル・クラン(アーティスト), トレ・ハードソン(アーティスト), アシェル(アーティスト), J・サンズ(アーティスト), ファット・リップ(アーティスト), タブリーク(アーティスト)
「ジャケ写真ではよくわからないが、ジャズヒップホップの最高峰。これ以上極太洗練大人男アルバムは知らない!」
メロウ・ビーツ・スピリッツ&フリーダム (詳細)
オムニバス(アーティスト), ルイス・ロジック(アーティスト), サウンド・プロバイダーズ・フィーチャリング・ウィー・ビー・フーリッシュ(アーティスト), ニアメイジ(アーティスト), G・フリークエンシー feat.タブリーク(アーティスト), ジョン・ロビンソン(アーティスト), パラノーマル(アーティスト), アトモスフィア(アーティスト), サーリアル feat.DJバランス(アーティスト), フリー・ザ・ロボッツ(演奏), ノサージ・シング(演奏)
「トータル78分…お腹いっぱいです(笑)」「じっくり聴きこめるアルバム。」
SUPER FOLK SONG (詳細)
矢野顕子(アーティスト)
「ピアニストとしても偉大」「オリジナルの名曲でさえ、矢野顕子さんの手にかかると・・・」「あるだけでうれしい」「歌と演奏のパワーが凄い」「祈りの歌」
Piano Nightly (詳細)
矢野顕子(アーティスト), 細野晴臣(その他), JAMES TAYLOR(その他), 安井かずみ(その他), 大貫妙子(その他), 高野寛(その他), 宮沢和史(その他), 鈴木祥子(その他), 松本隆(その他), 友部正人(その他), 島崎藤村(その他)
「癒しなんかよりもっと強いもの。」「限りなくやさしい一枚」「音楽にかける生き様を感じる最高傑作」「狭い空間で聴くべし。」「夜にひとりで」
「やっと詳細が掲載されたので」「安心して聴けます。」「私信だと思いましょう」「母のやさしさ」「アン・サリーの優しい声に包まれながら穏やかな気分に浸っています」
Unfairground (詳細)
Kevin Ayers(アーティスト)
「本当にこれが最後なの?」「時代が彼に追いついた。」
Youth Novels (詳細)
Lykke Li(アーティスト)
SOTOKOTO (ソトコト) 2008年 07月号 [雑誌] (詳細)
木楽舎
Spritual Jazz (詳細)
Various Artists(アーティスト)
Away With Melancholy (詳細)
Natural Yogurt Band(アーティスト)
Euphoriam (詳細)
kazumasa hashimoto(アーティスト)
「はれ、くもり、あめ」「重層的な音と渋い声が織り出す名品」
● 2008/11
● Best Performance @ Fuji Rock '08
● はっぴいえんど(細野晴臣、松本隆、大滝詠一、鈴木茂)とその後
● 気になる本と映画
● ボレロ
● 細野晴臣関連商品
●細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)
・「こころぉはニルヴァ〜ナよ!」
私は細野晴臣氏のことを、いつのまにか勝手に「オルタナ」に分類してしまっている。
ニール・ヤングや、バッファローズ・スプリングフィールドから始まる音楽性。ビートニクや、ネイティブ・アメリカンの思想に根ざす反文明、自然主義的な態度、そしてオカルト的な視点。ワールドミュージックや、エロクトロを経てなおも探し続けるネクスト・ステージ。Alternative.まさにその言葉の通り、次の、代わりとなる新しいシーンを常に求め続けているのだ。
このトリビュートを聴くと、さらにその思いを強めた。サーストン・ムーアや、バッファロー・ドーター、ドクター・ジョンという人達が、まさに細野氏の「オルタナな」精神性を引き継いで、その楽曲を楽しげにぶっ壊しにかかっている。
以前のトリビュートに比べ、このアルバムの参加メンバーはさらに多彩!冒頭の小平市立上宿小学校のみなさんをはじめ、古くから親交のある、鈴木慶一、鈴木茂、久保田真琴、吉田美奈子といった人々をはじめ、エロクトロから田中フミヤ、それからさきに述べたオルタナ勢に、聞いたこともない若い?バンド。みんなそれぞれに、自分の個性で、楽しげに演奏し、オリジナルの楽曲に忠実なものはひとつもない!といっても過言ではない。そのなかで、坂本龍一が、リスペクトをこめて、細野氏がわざわざ自分の曲調(ピアノの指運びまで、)真似て作曲している「ノルマンディア」を演奏しているのがおもしろい。むかしのラジオ番組で、この曲を聞いた坂本氏が笑い出し、最後には絶句したことを覚えている。
全体的な印象として極楽、涅槃、あの世、はらいそ(パラダイス)。まさに究極なネクスト・ステージを感じさせる一枚です。
・「ふたつのナウシカ」
トリビュート第一弾と第二弾との間で重複している曲が(勘違いでなければ)3曲ある.トリビュートゆえにまったく違う作品と捉えられるが,これらはつまるところ細野さんの代表的な曲と言っていいのだろう.「ろっかばいまいべいびい」,「風をあつめて」,そして「風の谷のナウシカ」である.
・「大盛りホソノさん」
ジャケットの絵がほんとうにしっくりとくる一枚です。参加している人たちが、みんな楽しく心地よく演奏しているようで、聴いているこちらも楽しく心地よいです。
現時点での個人的お気に入りは、キセル「四面道歌」:キセル特有のほにゃほにゃした音と歌詞が、絶妙のまざりぐあい。鈴木慶一「東京シャイネス・ボーイ」:シャイネスボーイ本人による、まさにシャイネスな仕上がり。
しかしながらボリューム満点の作品なので、今後また違った発見が続出しそうでわくわくします。
●細野晴臣トリビュートアルバム-Tribute to Haruomi Hosono-
・「細野さんへの敬意と、音楽への愛情が伝わってくる、傑作アルバム」
いずれの収録曲も、細野さんへの敬意と、演奏者の個性と音楽への愛情が感じられます。「ズズーザザザズー」の唄が楽しいヴァン・ダイク・パークスさん。繊細なメロディをいまの空気感とともに表現した坂本龍一さん+嶺川貴子さん。小池光子さんの唄は初めて聴きましたが、その暖かみがあまりによくて、彼女のアルバムも手に入れました。テイ・トウワさんの唄声も独特で、心地よく耳に残ります。また唄ってほしいものです。高橋幸宏さんの演奏は、最近作の『Blue moom blue』でつかんだテイストが感じられ、おそろしくカッコイイです。こういった参加者の才能を引き出した細野さんの音楽の度量がいかに大きいかを感じ、トリビュートアルバムならではの面白さを味わえます。また、1曲目の『ろっかぱいまいべいびい』の細野さんの歌声とメロディに、瑞々しい天才ぶりを感じました。聴く者の気分を楽しくする...音楽の根源的なちから、創造することの素晴らしさを感じるアルバムです。
・「珠玉の皿たち」
良いですね。
明け方に聞く「イエロー・マジック・カーニバル(ヴァン・ダイク・パークスの極上スキャット)」「ナウシカ(なんと坂本龍一アレンジ、嶺川貴子ボーカル)」「ハイスクール・ララバイ(リトル・クリーチャーズ)」「ハニー・ムーン(テイ・トウワ+ナチュラル・カラミティ)」…etc.
相当良いですねこれは。フォーク、テクノ、ジャズ…境界を軽々と「翔び超え」る細野さんの楽曲を、気鋭のミュージャンたちが新たな解釈・味わいで見事に調理した名盤です。
一聴、ピースフル。で、聴けば聴くほど下ごしらえと隠し味の調味料の妙あり…そして細野さんへの敬愛の念が見事な調和をみせる珠玉の皿が続く。全てがメインディッシュ!!
・「素晴らしい!!!」
何て素晴らしいアルバムなんでしょう!大袈裟かも知れませんが全世界の人に聞いてもらいたい位に素晴らしいアルバムです。
細野晴臣さんの音楽の幅がいかに広いかはこのアルバムに参加してる個性溢れるアーティスト達を見れば分かると思いますが、その各アーティストのアレンジ、演奏などのクオリティーの高さと言ったらも〜。きっと敬意の表れなんでしょうね。手抜きなしと表現すればいいのでしょうか…坂本龍一さんが普段なら1〜2日で仕上げる所を1週間掛けたと言う話をしておられました。ん〜納得!2枚組ですが、自分は時間を忘れてヘビーローテーション中ですョ。それと、トリビュート2も制作中との事で、自身のソロアルバムも合わせてとても期待しています。
・「食指が動いた。」
何の予備知識もなく聴き(買い)ました。 私的に数多くの発見がありました。 「風の谷のナウシカ」「ハイスクール・ララバイ」って、細野氏の作品だったのか・・・。 何故に”ヴァン・ダイク・パークス””ジョン・セバスチャン”が・・・そして”バツク・ミュージシャン”では、リーランド・スクラー、ガース・ハドソン、ジェフ・マルダーetc... コシミハルの名前も嬉しいです。 是非、お聴きください。
・「タワーレコードの視聴機で聴いて泣きそうになってしまいました。」
往年の名曲「恋は桃色」をヤノカミ(矢野顕子&レイ・ハラカミ)がカヴァーしている。これがすこぶるよい。「恋は桃色」はとても胸キュンな曲です。これをピュアネスぎゅうぎゅうでヤノカミが美しくカヴァーしている。イヤホンで聴くと、はっと息を呑み、身体が震え、涙が出そうになる。とても美しい曲。この曲1曲でも3400円払う価値がある。細野晴臣周辺アーティストが好きな方はマストです。
・「既存盤のカブり < 初出の音源・映像・超充実ブックレットの魅力」
オリジナルアルバム2枚は既に持っていたのですが、『中華街ライブ』の音源と映像がどうしても欲しくて、あまり迷わずに購入。まずお目当ての "中華街ライブ"。音質的には(ノイズもあり)決して良くはないのですが、今となっては体験のできないトロピカル・シリーズ当時のリアルタイムな空気が思いっきり感じられ大満足。メンバー紹介で(この時初対面だったという)矢野顕子と坂本龍一が続けてコールされるところなんかは、ちょっとドキドキもの。こうして見るとトロピカル三部作の中でも(既に心はYMOに向かっている『はらいそ』以前の)本BOX収録の2枚のLPとの組み合わせは(クラウンというレーベルの括りだけでなく音楽観的にも)理にかなったセットであると感じられてきます。もう一つDVDの映像で興味深かったのが鈴木茂がコンマスのリハーサル風景。当時の様子が垣間見えるドキュメント映像は思わず食い入るように見ちゃいました。若き日の矢野顕子が新鮮!ブックレットも充実で、特に当時のスタッフのインタビューではその時の様子が生き生きと語られており、これも非常に面白い。
このようなBOXは既存ファンには決して有難くはないのですが、逆にそのアーティストを知らない新しいファンにとってはまさに決定版的な入門セットと言えるわけで、一概に批判はできないと思う。これは一般論として。で、このセットについて言うと、既存盤のカブりへの不満よりも初出の音源・映像・超充実ブックレットの魅力の方が大きく上回っており、個人的には満足度の高い内容でした。
・「ティンパン系マニアはマスト」
日本の音楽史に残る二枚のオリジナル盤に関しては今更コメントの必要は無い。また「中華街ライブ」はその昔、FMでオンエアされていたし、「ホソノボックス」にもほぼ収録されていたのでオールドファンにはさほどレアーと感じられなかったはず。欲を言えば当日演奏されたと言われる鈴木茂のボサノバ風「砂の女」を是非聴いてみたかった。細野ファンより寧ろ茂ファンが狂喜するだろうDVDは見所満載だ。ツアーのリハーサルシーンとは言え、創造心に満ち溢れた蒼き鈴木茂の勇姿は涙物だ。そしてボーナス映像として収められた「ハリケーンドロシー」での吉田美奈子と小坂忠のバックコーラスのカッコ良さ!本曲は歌詞違いの別バージョンであり貴重だ。さあ次は当時UHFで毎週放送されていた音楽映像番組「ポップスインピクチャー」で放映された、ティンパンのファースト&ラストツアーの映像を乞う発掘商品化!
・「細野さん本人によるリマスター盤」
細野さんのラジオで発売直前特集を組んでて何曲か掛けてましたが、明らかに音が良いです。細野さん曰く「最後のリマスター盤」扱いらしいので、既にお持ちの方でもこのBOXは買いじゃないでしょうか。
・「中華街ライブだけでも買い!」
オリジナルアルバム「トロピカルダンディ」「泰安洋行」のレビューは他でも見れるということで省略。どっちも名盤です。
今回のBOXのキモはなんといっても「中華街ライヴ」全収録!以前HOSONO BOXにその一部は収録されてましたが、今回は全曲収録に加えて、音が確実に良くなってます。この1枚だけの発売でも良かったのでは?という疑問は、しかし愛情ある作りのBOXと内容充実のブックレットで帳消しでしょう。当時を振り返る細野さんのインタビューや、中華街ライブの立役者、長門さんのインタビューなどが掲載されてます。
DVDには中華街ライヴについては「北京ダック」「香港ブルース」「蝶々さん」の3曲が収録、音源だけでは伝わりきらない会場のムード、そしてなによりバンドの楽しげに演奏する雰囲気を感じることができます。リハ風景の映像ではこの時代のミュージシャンのやりとりを垣間見ることができるのもいいですね。
それにしても…「蝶々さん」の音源がCD音源と違う!のはなぜでしょう。ライブ自体は1度きりのはずなので、おそらくリハテイクなのでは?と想像しますが…。そういった意味では憤慨するよりむしろ貴重!と喜ぶべきですね。音源では微笑ましい「歌詞間違い」があったので、テレビ放送に向けてそれを隠すための差し替え?この疑問に答えてくれるかた、レビューお願いします…。
このBOXセットは細野さんの何度も訪れているピーク時の空気を楽しめる作品であり、将来「細野さん入門はどれが?」という問いにこのBOXを薦めたい、そういうモノだと思います。
・「余裕があった時代」
アルバム2枚に追加されている音源はあくまでオマケとして捉えた方がいいでしょう。中華街ライブの映像はフィルム撮影の質感と相俟って面白いくらいに無国籍感を醸し出していて面白い。これは歴史的必然とはいえ現代のデジタル撮影では絶対出せない。音声はモノラル、しかもフィルムノイズが如何しても入ってしまうという点は現代の綺麗な映像に慣れてしまっている人には難点になってしまうでしょうが、敢えて言えばその難点が逆に魅力として転化出来ているのは、この音楽自体が持っている普遍的な力があるからに他ならない。
但し星5つではありますがそれはあくまで音源に対してであり、販売方法については些か不満があります。同じアルバム何枚も買わせるな!!!
・「細野さんの懐の深さ」
なんか細野晴臣アーカイブスなんて銘打って未公開音源を披露していくそうでかつてのコインシデンタルミュージックやモナド観光音楽とかミニマル系にまた還っていくのかなあ、なんて少しいやな予感しましたけどそんな懸念は1曲目の Roochoo Divineを聴いて吹っ飛びました。細野氏の僧侶の読経のような呻くようなボーカル、素晴らしい。紛れも無く最近の氏の活動のテクノ〜カントリーの流れの中にある音楽であり、密室ミニマルではありませんでした。他の曲も同様、何かの媒体に使用した曲とはいえ、新たに手が加えられており氏の待望のニューアルバムといっても過言ではない丁寧な造りになっています。
・「癒される」
細野さんが長年あちこちに提供した音の断片たちです。とても不思議な音楽で、癒されました。
・「こんなの聞きたかった」
アンビエント・インストルメンタルのオリジナルアルバムとしたら、「メディスン・コンピレーション」以来なんですよね。イベント等へ提供した楽曲を編集したもので、正確にはオリジナルアルバムとは言えないかも知れませんが、リミックスもなされ、わりと完成度が高く満足できる内容です。
個人的には80年代終わりから90年代にかけての細野さんのアルバムがいちばん好きです。本人も「作家性がいちばん高かった。」というように、オリジナルティにあふれています。こころ落ち着かせる、ゆれ、トランス、リズムによるおだやかなグルーブ。アンビエントというジャンルを借りた独特の世界です。
このアルバム、細野さんの歌がいいんです。数曲しかないけど、結構のりのりのボーカルがアクセントになっています。
・「収録内容」
1.ミニット・メレンゲ / ハリー・ブリュアー2.タイプライター / コシミハル 3.パワーハウス / ボー・ハンクス・セクステット4.エーデルワイス(Japanese Demo Ver.)/ ビューティフルハミングバード5.チャンネル銀河 / テイ・トウワ 6.帰り道 / 高田漣 7.ガイア・メッセージ/ ジェームズ・ラヴロック8.ロワイヤル・エプロン / コシミハル9.パノラマの丘 / ハミングキッチン10.今日が終わるころに / 青柳拓次 11.コント:ポンポン蒸気 12.トイ・トランペット/ ボー・ハンクス・サクソフォン・ソクテット 13.カフェ・デュ・カルフール / コシミハル14.オールド・ミュージック・マスター/ ヴァガボンド c.p.a. & ハリー細野Jr. 15.夢〜それはドリーム / 甘噛み蛙 細野晴臣〜レヴ / コシミハル16.星空のストラット / TIN PAN 17.アレグリア・ボリキュア・シンフォニー/ ワールドスタンダード18.グレイト・シップ・ウェント・ダウン/ 細野晴臣 19.君の犬 / キセル 20.コント:エレベーター 21.香港ブルース/ 細野晴臣&ワールドシャイネス22.デイジーお味噌汁 / 星野源
http://columbia.jp/artist-info/hosono/COCP-35067.html
・「よかった」
ゆる〜い感じで、でも厳選された音。いいです、とっても。こういうアルバムって、なかなか無いです。「甘噛み」は、思わず吹きました。
・「癒されました。」
ジャズ、ソウル、フォーク、ロック、ポップス、AOR、ボサノバ・・・すべてをブレンドした心地よい曲。まさに触込みどおりでした。どの曲も手抜きのない、作曲者のアコースティックのこだわりが伝わってくるようで、何度聞いても飽きないです。優しい声に癒されました。
・「雨の土曜の午後に聞くと元気になります」
1960年代後半、突如、登場したハッピーエンド。そしてティンパンアレー。明らかにフォークともロックとも違い、そのサウンドに妙なカルチュアショックを受けたのを覚えている。音楽的に未熟だった僕はそのサウンドの正体が何なのかが理解できなかった。しかし、それは耳に残り、その音跡が確かに僕の脳に刻まれていた。大橋トリオのサウンドを耳にしてそれは蘇った。遠くに汽笛を聞いたような感じ。空耳かも知れない。そんな心地よい懐かしさが僕の官能を刺激した。なんてモダンなんだ。今ならなぜ大橋サウンドがモダンなのかを理解できる。いろんな音楽を聴いてきたからだ。少年のような大人の音楽という表現が一番わかり易いと思う。
・「尖った気持ちも優しくなります。」
ラジオで聞いた曲「BAUMKUCHEN」が忘れられず、購入しました。私はジャンルや技巧的なことはよくわかりません。ただ深く優しく響く声、どこか懐かしいコトバたちに包まれて穏やかな気持ちになります。屋根裏で見つけた、黄ばんだ日記のような、宝箱ような。遠い日の雨のにおいをふと思い出した時のような。そんな、気持ちがちょっと振れる感じの曲で溢れています。こんなに気に入った1枚はありません。喫茶店でゆっくり本を読むのにも、イイかもしれませんね。エンドレスでかけ続けています。
・「やさしい気持ちになれました。」
友達のおすすめで買ったのですが、本当に日々の忙しさから解放してくれる音楽です。日頃、自分のペースをくずしかけている方には、本当にお薦めです。
・「穏やかに気持ちいい」
ゆったりとした曲調、無駄のない音使いにソフトな歌声が合わさって、とても贅沢な気分にさせてくれる一枚です。いわゆるヒットチャートを賑わすようなタイプのユニットではありませんが、こういう落ち着いた音楽を聴くとホッとします。
洗練された音楽技巧で耳を楽しませてくれる一方、歌詞がやや凡庸なのが気になりましたが、こういった音楽では歌詞はあまり前に出ないほうがかえっていいのかもしれませんね。
・「素晴らしい」
大橋トリオという人を人をまったく知りませんでしたが、今や大ファンです。
ジャンルの特定は難しいですが、アルバム全体の纏りがとても良く聴いていると心穏やかになります。ゆったりしたいときに聴くことをお勧めします。個人的には 7曲目『Things Have Changed』が一番好きです。
・「不思議な浮遊感に包まれるサウンド」
yanokamiはまったく新しいバンドだ。yanokamiは矢野顕子の延長でもなく、レイハラカミの延長でもない。このグループは音楽的に共鳴し新しい音を作りたいのでアルバムを作ってみました、という表層的なレベルだけではない。曲はでき次第、yanokamiサイトとmyspaceでアップし、発売前のプロモーションでは全曲、フルコーラスをインターネット経由で自由に聞けるようにしていた。音楽配信会社やあるいはレコード会社中心のプロモーションではなく、それがyanokami自身のバンド活動のスタイルなのである。ベテランと新進気鋭のミュージシャンがそれをやってしまうすごさ。インターネットを敵視するJAS○A○のような近視眼的で前近代的なシステムを鼻でフフンと笑っているようにも思える。そう、yanokamiはインターネット時代における音楽の在り方を実践するための新しいバンドなのだと愚考するのであった。矢野顕子の以前のアルバム「ホントの気持ち」にあったレイハラカミとのコラボ曲の雰囲気を前面に押し出した内容である。選曲はデビュー当時から現在に至るまで幅広く選択し、それをレイハラカミサウンドに仕上げている。レイハラカミの不思議に癒されるサウンドに矢野顕子の声が浮遊感を与える。たとえるなら夏の夜、満天の星空の下、一人プールに浮かんで漂いながら空を眺めるといった感じかな。(筆者は矢野顕子のデビュー以来のファン)
・「レイ・ハラカミはマーカス・ミラーだ」
私は矢野ファンなので、まずは矢野側からのアプローチ。ハモンズでの経験から(それを言うならYMO時代から)こういう実験的なエレクトロニカと矢野は非常に合うのは頭では分かっていた。しかし過去の経緯もあるから、ついそれ以上を求めてしまう嫌いがある。それはYMO(今はHASYMOか)でもそう。だが考えてみれば今挙げた人達は皆50代になってしまった。一方でイノヴェーションはやはり若い頭脳から出てくるものだという気持ちがないでもない。だから余り期待し過ぎも禁物だ。 おそるおそる聴いたYanokamiは、しかし驚くほど「自然」。「あれ?今までこういうのはなかったんだっけ?」という位スムーズに入ってくる。この要因はつまり、レイ・ハラカミの作り出すトラックにある。一番いいのは「無理をし過ぎない」事だった。あまり「テクノ!」でない所がポイント高い。聴けば機材はローランドのシンセ1台位しか使っておらず、音もせいぜい8チャンネル位のようだ。このシンプルさが良い。分析できそうで、できない寸止めの所がこの人の技なのだと分かった。レイ・ハラカミ恐るべし。 似たケースはマイルス・デイヴィスの『TUTU』だ。これはマーカス・ミラーがほとんど一人でオケを作ってしまっているが、しかしマーカスも難しい音は避け、マイルスに寄り添う音だった。共通するのはシンプルさ、だ。大御所相手の正しい戦略だ。 最後に矢野。矢野はどーぉんと、拡げた新聞の上で寝そべる猫だ。やはり存在感が凄い。「おおきいあい」は久々に傑出したものではないか。「La La means I love you」はヤマタツのヴァージョンが頭にあったので楽しく聴けた。このユニットの解散を厳禁する。
・「今年の宝物のひとつです」
両者の過去の作品のほとんどすべてを知る者としてはいろんな感慨があるのですが、この計算式(足し算)はもともと相性が良いこともあり、非常に完成度が高いアルバムとなっています。何はともあれ「無駄なやりすぎがひとつも無い」ところがイイ。
音的には本当に単純な足し算です。でも無駄が無い、邪魔が無いので、そこがベストな状態に感じられます。両者共にかけた部分のない「1.00」な人なのできちんと「2.00」になっている今の状況がうれしい。誰が聞いても矢野顕子とレイハラカミです。
本当はアッコちゃんの新作をたっぷり聴きたいという気持ちもありますが中途半端なものになるのならまずは今回の方法論で正解だと思います。でも次回は新作メインがイイナ。
ところでこれは(先入観の無い)海外の人が聞く場合どのような評価なんだろう、と思いました。どうなんだろう?少なくともこの組み合わせのような音を出してるグループって今の地球には他にないですよね。
・「今から楽しみです」
以前さとがえるコンサートで矢野顕子がレイハラカミを起用して披露された『終りの季節』『David』『気球に乗って』そして他に『おおきいあい』『TooGoodToBeTrue』『NightTrainHome』など収録予定とのことで楽しみです。
・「シンプル、そしてちょっとかわいい。」
面としての絵(レイハラカミ)の中に求心的な点(矢野顕子)が生まれ、それが勢いよく動き出したり、或は矢野顕子の空間色(背景色)を変えて奥行きや動きをつけることで、絵のヒロインがどんな新しい表情を見せるのか、こうした様々に変化する両者の相対速度がどのように影響しあうのか、矢野顕子+レイハラカミという天才同士の組み合わせだからその聴き所が多数存在する作品です。
ハラカミ氏は歌ものへ取り組む際、主題の邪魔になるようなドラマチックな展開は打たないそうです。今作も歌や主旋律を活かしつつ、音響で新しい見え方にすることを意識されたよう。しかもシンプルにです(音源はRolandのSC-88Proだけ等、極めて素朴な環境だとか)。でもこのシンプルさのなかに何か久遠の深みや凝縮された行間を覚える気がして、氏の世界を感じてしまいます。風景に動きをつけるに、大袈裟なことをせず、主題に沿いつつ原曲から更に拡がる宇宙をつくってみせる。そのシンプルさって凄く美しいと思います。因みに昔矢野氏は自身のピアノプレイに関して「歌の邪魔をするものを弾きたくない」と述べていますが、ハラカミ氏の音ってこれに徹しながら自身の色もイーヴンに出しているのが凄いです。
そんな慎ましさを知るのが背景なら、ヒロインの動きもそれにあわせてしなやかです。矢野氏の声質そのものにあるガーリーな部分(まるで齢を感じさせませんね)や、歌唱方法としてもハラカミ氏の空間を意識し、そこへ溶け込まそうとする歌い方(ハミングや軽い音の乗せ方)で、調和を図っているのがわかります。作品を通して決して彼女だけ奔放ということがないんです。「彼がそうくるなら私はこう歌う」と。ここがヤノカミだと思いました。勿論第二の歌声であるピアノの重ね方も然りです。今作の音作りの基軸となったという「恋は桃色」では当に両者の息がぴったり。背景と歌声が織り成す色彩の綺麗さは、桃色というタイトルのように、音の花で染まる感覚の美しさがありました。
・「2007年最高のピアノ・ヒップ・ホップ!!!」
私は普段ヒップ・ホップをあまり聴きません。でも、このアルバムを聴いてもっとヒップ・ホップを聴いてみようかな..なんて思っています。だって、こんなに美しいピアノのメロディー、聴いたことがなかった!!ラップってなんか暴力的で男性的なイメージだったけれど、レディー・パラドックスのラップはなんかジャズのフェイクを聴いているみたいなスムースな感じ。可愛らしい声ですんなりと耳に入ってきます。歌詞対訳を読んでみると、私となにもかわらない恋愛の葛藤の歌だったり、等身大の悩みを抱える同年代の女性として共感できるし(ちなみに私は22才、レディー・Pは20才だそうです。若い!)、彼女のライムには感動します。3.「Step Off」、5.「Tick Of Time」、それからボーナス・トラックの15. 「Summertime(Think Twice Remix)」は特にオススメの曲です。そして、Summertimeの歌詞って前向きで、希望に満ちていてとっても好き。なんかいろんなところで評判いいみたいだけど(私も友達のススメで購入)、このアルバムほんとにオススメです!ヌジャベス以来の私のベスト・ヒップ・ホップ・アルバム!!
・「ハイセンスなメロウ系hiphop2」
冬に、お洒落なカフェとかで聴こえてきそうな感じ。全体的にクールで上品な感じに統一されているが、平坦にならぬよう間奏が入っていて、どこかドラマチックで暖かい印象をうける。リラックスしたい時に最適の一枚。個人的には、この音の湿り具合とか、MCのアクセントとか好きだなあ。
・「ジャケ写真ではよくわからないが、ジャズヒップホップの最高峰。これ以上極太洗練大人男アルバムは知らない!」
ジャケットを見ると、ブラジルかどこかの路地裏で少年がサッカーかなにかの練習をしている写真で、これを見て、中身のサウンドが想像できる人は誰もいないと思う。いったいなんでこんな写真を使っているのか、僕の音楽センスがまだまだなのだろうか。
ヒップホップジャズ(ジャズヒップホップ?)は、Madlibくらいしか知らないが、これは、あらゆる音楽ジャンルを飛び越えて、ひさしぶりに「スゴイ」と思ったアルバムだ。なにせこれを聞いてしまうと、普段聞いているハウスが、女どものチャラチャラしたフヌケの音楽に思え、ラップが、ストリートの悪ガキの強がりに見えてしまう。それほど、「大人の男らしさ」を感じさせる極太でなおかつものすごい洗練されている。
途中でセリフが入っていて、「Jazzは歴史に残る音楽ジャンルを開拓した。ヒップホップも同じだ。でもラップは違う。ヒップホップは、親父から伝わり、子供達につたわる。しかしラップはどうではない」なんてことを言っているのが面白い。別にラップを否定しなくても、十分カッコいいのに。
解説を読んだわけではないがどうやら、エリカ・バドゥーがさりげなく出ていてソウルな味付けもされている。Madlibよりもヒップホップの要素が強いような気がするが、とにかくこれ以上かっこいいアルバムはいまのところない!と言えるほどスゴイです。
・「トータル78分…お腹いっぱいです(笑)」
「メロウ・ビーツ」シリーズの中で私が、買った初めてのアルバムでした。
少し話は、変わりますが、R.E.M.を尊敬する村上春樹氏が次の様に述べてます。「彼らの音楽(R.E.M.)の音楽を聴き終えると、”何かしっかりしたものを食べたな”という ような不思議な感覚になる」
と述べてましたが、その感覚にちょっと近い感覚になります!というか、メロウ・ビーツシリーズを聴き終えると、超お腹いっぱいになります(笑)
個人的には、6曲目過ぎた辺りからが好きです。個人的には、10曲目の「idiot gear」という曲が1番好きです★頭から「ポン♪ポン♪」って音が離れない(笑)
完成度は、かなり高いアルバムです!
・「じっくり聴きこめるアルバム。」
ゆーたろ "u2(うーつー)"さんと同じく、『メロウ・ビーツ』シリーズで、初めて買ったアルバムです。全体的に、完成度高くて、自然と入り込めるグルーブ感が気に入ってます!!
1、9、10、16曲目いいですねー!ワクワクさせてくれる、テンションあがる楽曲、すごく耳に残って、何度も聴きたくなっちゃいます。17、18、19曲目の夕日が沈むような、ゆっくりとした曲もあり、メリハリあって良◎
機会があれば、他のシリーズ作品も聴いてみたいです。
・「ピアニストとしても偉大」
25年位前、ラジオでピアノ弾き語りのスタジオライブを聞いて以来、ずーーーっとこういうアルバムが出るのを待ってました。初めて聴いた時も、そして今でも、聴き終わったあとに大きな愛情に包まれた様な感覚になります。
それから僕はギター弾きですが、矢野顕子大先生のピアノ大好きです。たとえばビル・エバンスもグレン・グールドも偉大なピアニストですが、ピアニスト矢野顕子も偉大です。
世界に誇る、日本のアーティストです。
・「オリジナルの名曲でさえ、矢野顕子さんの手にかかると・・・」
ずばり、素晴らしい。誰も真似出来ない矢野ワールド。当時世間を轟かせた"SOME DAY"の情熱的な佐野元春のサウンドが、ピアノと矢野さんのボーカルで、こんなにしっとりとしたバラードになってしまう。"HOW CAN I BE SURE"を歌い上げる情熱的な声は圧巻。私はこのCDで曲を知ってからオリジナルを知る場合が殆どだったが、オリジナルの曲は全て名曲であった。眠れない時のバックミュージックにしようものなら、ずっと聴き惚れて眠れない。矢野さんの選曲の良さ、アレンジの良さ、その全てが矢野サイズに収まってしまう。静かな、おっとりとした、時に力強い名曲の数々。本当に素敵なCDです。
・「あるだけでうれしい」
矢野さんのピアノは本当に印象的で「弾く」←→「弾む」だなぁといつも感じています。僕は「home girl journey」からさかのぼって買ってきましたがこのアルバムも本当に味わい深く、聴いた後にスーッと気分を弾ませてくれる僕にとっては数少ない一枚です。
・「歌と演奏のパワーが凄い」
ピアノの弾き語りが故、声だけでなくピアノも歌っています。歌、演奏ともにその曲に対する想いがもの凄く感じられます。すべて名曲ばかりで、本当に聴き入ってしまう、身体全体で聴ける一枚です。
・「祈りの歌」
■普通音楽って、日本のものなら言葉の意味がわかるので、まず歌詞の意味が頭に入って来て、印象としては強いと思います。(だからリラックスさせるために、お店のBGMなんかでは日本語の曲を避けるところもあるのかも) その点、洋楽なら歌詞の意味がわからない分、音楽全体として聴きやすいということはあるかもしれない。(もちろん後から歌詞の意味がわかればもっと楽しみは深まるのだけど)でも優れた音楽というのは、一つ一つの要素がすばらしいのはもちろんだけど、それが全体としてどれだけ溶け合っているかということなんじゃないかと思います。■矢野顕子の音楽がすばらしいのは、全体が塊のように、波のように心に迫ってくるからだと思う。(特にこの弾き語りというスタイルにおいては)言葉のもつ意味を理解し、そこにそれぞれの人の共感や思い出を重ねて感動するというような通常のロジックをショートカットして、その声や演奏が心の奥の秘められた部屋というか、コアみたいなものにストレートに届くからだと思います。このアルバムの収録過程を撮った映画「ピアノが愛した女」は凄い映画です。彼女の瞬間にかける激しさは想像を絶します。(でも同時にとてもかわいい人でもあるんですけど) 初めに映画を見て「塀の上で」を聴いたとき、涙が流れました。泣く事が感動を表現する唯一の方法ではないけれど、それは通常のロジックを飛び越えて不意に訪れる波なのです。何か悲しみや喜びや祈りみたいなもののベクトルが同じなのでしょうね。波長が合うといってもいい。■そんなわけでこのアルバムは僕にとってとても大切なものなのでどの曲が好きか?といわれると困るんだけど、あえて3)の「サムデイ」を挙げておきます。佐野元春のものとはまったく違う、矢野顕子の「サムデイ」。ゴスペルのようなエンディングのこの曲は、本当の意味でのソウル・ミュージックかもしれません。■余談ですが、同じピアノ弾き語りアルバム「ピアノ・ナイトリイ」に収められている「愛について」もすばらしい曲です。少し悲しげに彼女は歌います。宇宙の中に一人たたずむ惑星のような孤独と、絆とかつながりや愛のことを。 矢野顕子の音楽って、多分祈りの歌ですね。
・「癒しなんかよりもっと強いもの。」
矢野顕子さんのアルバムを聞くのはコレが初めてだったのだけれど、よかった・・・です。
カバーと、オリジナル1曲ですが、大貫妙子さんの「星のお王子様」、宮沢正史さんの「虹が出たなら」、
細野晴臣さんの「恋は桃色」、そして「愛について」を聞いただけでも、このCDを買った意味がアルと思いました。あまりにやさしくて、ポロポロと泣いてしまいました。
なんというか、ピアノが嬉しそうな、矢野さんのひくピアノを聞いていると、ポーンと弾かれた一つの音と音が、本当に心に染みます。それで、矢野さんの、ためた声というか・・・。
本当にありがとう。矢野さんと言う感じです。
矢野さんの、全曲解説みたいなものもついていて、とても良かったです。
・「限りなくやさしい一枚」
これは本当に素敵な一枚!どの曲をとっても心からやさしくなれるようなものばかり。他のミュージシャンの曲をここまで自分のものにし、しかもそのミュージシャンへの愛情が一杯に詰まっているのが伝わってきます。それも彼女、矢野顕子だからこそできることなのかもしれません。すごく嬉しいことがあったとき、耐えられないほど寂しい気持ちになったとき、ひとりでゆっくり聴いていたい1枚です。
・「音楽にかける生き様を感じる最高傑作」
ピアノ弾き語りのカバーアルバムとしては2枚目の作品。前作「Super Folk Song」は、その制作風景はドキュメンタリー化され、DVDにもなった。そのドキュメンタリーを見ると、矢野顕子がどれだけ彼女の命を音楽にかけ、どれだけ自分の命を音楽に込めることができる才能の持ち主であるかを感じることが出来る。
その前作の弾き語りアルバムから3年、音楽への凄まじいまでの姿勢はそのままに、演奏にはさらに磨きがかかっている。歌詞が胸の底まで染み渡る「虹が出たなら」から始まり、ブラジル音楽の匂いがする強烈なリズムの6曲目「フロッタージュ氏の怪物狩り」、大人の恋愛をしっとりと歌い上げる13曲目「突然の贈り物」、不思議な色彩を放つ自作曲の15曲目「NEW SONG」などなど、全ての曲がそれぞれ違った感動を運んでくれる。
電車の中で聴いていても、人目を憚らず泣き崩れてしまいそうになるくらい、生きるということの喜びや悲しみ、人間の強さと弱さ、愛の深さや儚さを感じさせてくれる最高の一枚です。
・「狭い空間で聴くべし。」
優しく、切なく、寂しい一枚。だけど、明日もがんばろうって思える。
どうしようもなく落ち込んだとき、車の中でこのアルバムを聴きます。「虹が出たなら」、「愛について」、「恋は桃色」、こんな曲たちに追い打ちをかけられて、そしてどん底から引きあげてもらって、顔を出したところにアッコちゃんのほほえみが待っている、そんなアルバムです。(よくわかんないよね、すみません)
・「夜にひとりで」
題名の通り、夜にひとり部屋の中や車の中で聴くことが多いです。矢野さんの歌う”虹が出たなら”とても優しく、”愛について”は聴いていると少しほろ苦く透明な気持ちになります。このCDを聴きながら過ごすひとりの時間は私にとってはとても心地よい時間です。
・「やっと詳細が掲載されたので」
以前、一心寺シアターのLIVEでも聴けたミルトンナシメントの「トラヴェジア」やみんなのうたで放映中のあの曲も収録された待望のNEW ALBUMである。人気の高い日本語詞の歌も交えまた一枚、確かな足跡を残してくれたのが嬉しい。同時代を生きる者の空気感みたいなものを踏まえつつ、生きる喜びや哀しみを昇華して歌に込めたかのような各楽曲に聞き入るのみ。心無いレヴューを他のサイトで目にしたりもしたが、こんなに大切にいろんな歌を歌える人を少なくとも私は他に知らない。是非、耳を傾けてみて頂きたいと思う。ちょうどお二人目のお嬢さんもご生誕の由。また記念すべき作品となることだろう。
・「安心して聴けます。」
赤ちゃんの声(一曲の中に、くどいくらいに収録されています。)など、個人的な喜びが大きく伝わってきます。アーチストからの私信と考えれば腹も立ちません。(笑)
相変わらず録音も最良に近い状態です。スチールドラムの音はANDY Narellの「The Passage」よりも日本人向きで非常に魅力的な音色ではありますが多用しすぎの感もあります。
日本語の美しさを改めて認識させてくれるところも変わっていません。歌とはこういうものだと改めて教えられます。CDを購入しても絶対損はさせない貴重な「ボーカリスト」のひとりです。
・「私信だと思いましょう」
どなたかもかかれていますが、個人的な喜びを伝えるように歌われている曲が多いです。そのため、好き嫌いが分かれると思います。私はちょっといまいちでした。
子どもはみんなのうたでもやっていた4.が大好きで何回も何回も聞いています。
・「母のやさしさ」
結婚を間近に控えた私に、涙が出そうな気持ちを催させたのは、「お前が生まれた日」です。自分は、子どもがいませんから、子どもの立場からこの曲を聴きます。それでも、私自身が生まれた日の、父や母のあつい思いを間近に聞かされたような気持ちになって、感動しました。
結婚式の、花嫁の手紙シーンや、花束贈呈シーンで敢えて流したい曲だなあ、とすごく感じました。短い、同じような曲調が続く曲だけれど、とても静かに、心に響く言葉をのせて、私に感動をくれました。それだけでこのアルバムは買いでした。
・「アン・サリーの優しい声に包まれながら穏やかな気分に浸っています」
ジャズ・シンガーであり、心臓内科医であり、二児の母という色々な顔を持っていますが、本アルバムでは、特に母性の優しさが強く感じられました。彼女のオリジナル曲から醸し出される優しさと温かさは、アン・サリーの目指す歌の世界なのでしょう。紙製CDケースの内側にあるアン・サリーと赤ちゃんの写真に込められたメッセージは、収録曲にも色濃く表れています。
奈良県在住の18歳の青年、加藤勇喜さん(知的障害者)の作詞による「のびろのびろだいすきな木」がいいですね。作曲したアン・サリーの言葉によりますと「愛すると同時に憎んだり争ったり、人間の一生の中にある喜怒哀楽の慌しさを、言葉を語ること見守り続けている木を描いた詩にハッとした」そうです。これは第12回NHKハート展テーマソングですが、彼女の感性によって素敵な歌に仕上がっています。
冒頭の「虹の彼方」もいいですね。どこか南国の雰囲気を醸し出すスティールパンの軽やかな音色にのせて、伸びやかに歌われています。彼女の声に含まれているあたかも睡眠導入剤のようなリスナーを夢の世界へといざなう魅力が、ファンのひかれる要素の一つなのでしょうか。
島崎藤村作詞、山田耕筰作曲の「椰子の実」、武満徹作詞・作曲の「翼」と日本語の美しさを見事に表現した二つの佳曲が続けて歌われています。透明な麻のカーテンのような肌触りのような声で、虚飾を排除した素朴な感覚を伝わってくる所が愛される所以でしょうか。スロー・バラードは得意でしょうが、9曲目のデューク・エリントンの「プレリュード・トゥ・ア・キス」でのアップ・テンポの歌唱も切れ味良く聴かせてもらいました。爽快な気分をもたらす曲でした。
・「本当にこれが最後なの?」
数年前から制作中と伝えられていた「最後の作品」がついに出た。本当にこれを最後に引退しちゃうのかな。っていままでもすでに半分隠居してたみたいな人だから、また気が変わって新作を作ってくれるかなとも期待してしまうけど。作品は、これで終わりするにはもったいないほど、生き生きしたいい歌が詰まっている。すてきなジャケットが満喫できる紙ジャケの日本盤を買いました。ボーナスはないけど、歌詞対訳と解説も充実していました。参加ゲストもオジリナルのジャケットには各曲別の表記がないのだけど、解説に詳しく書かれています。最高の作品です。
・「時代が彼に追いついた。」
カンタベリー系の中でも極めて異端で、そのルーズで虚脱しつつ、人間性の深遠を突く視線、それらが唯一無比の存在感を醸してきたケヴィン。しかし全く音沙汰のなかった中に突然届けられた本作は、その出来が、まさに現役そのもので驚いた。
ロック色濃かった「フォーリン・アップ」ギタ中心のストイックさが際立った「スティル・ライフ・ウィズ・ギター」とは質感が異なり、のどかなホーンや繊細なストリングスが効果的に配置され、サウンドが豊潤になった。そこに太くノンビリした歌声が重なる様は、ビーチボーイズの「フレンズ」に似た展開をかもし出す。
そこにTrk3、Trk6あたりのポップな展開あり、Trk8のミニマルなシンセの輪廻がプログレッシブさあり、途中に不吉なメリーゴーラウンド音が重なるTrk9の実験性あり、とまさしくケヴィンの持ち味が遺憾なく発揮されている。
遂に、彼の独自の個性に時代が追いついたのではないか。秋ののどかな昼下がりにじんわり聴きたい作品だ。
・「はれ、くもり、あめ」
タイトル通り幸せな気分になれます。
はれ、くもり、あめ、その時の気分によって印象や浮かんでくる情景が全く違う。
5-ロンドが一番好きです。おとぎ話のような世界観。この曲はあめですね。
ぽや〜っとしながら聞くもよし、掃除しながら聞くもよし、通勤・通学中に聞くもよし、授業中は聞いちゃダメです。
・「重層的な音と渋い声が織り出す名品」
青山のスパイラルのCD屋さんで買った。試聴して即決。あの店ではこれまでも、素晴らしいCDと出会っている。
これもその一つになるだろう。特に最後のGoobye Miss Wiggieはよい。
アジアの緑のなかを、鳥と川に囲まれて歩いている感じ。心にしみる。
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